JPH0843940A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JPH0843940A JPH0843940A JP6175287A JP17528794A JPH0843940A JP H0843940 A JPH0843940 A JP H0843940A JP 6175287 A JP6175287 A JP 6175287A JP 17528794 A JP17528794 A JP 17528794A JP H0843940 A JPH0843940 A JP H0843940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aperture
- photosensitive member
- camera
- diaphragm
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空間光変調素子をシャッター機構
に用いたカメラに関し、遮光対策を施しつつ、構造を単
純化できるカメラを提供することを目的とする。 【構成】 被写体の光学像を結像する撮影レンズ31
と、撮影レンズ31の光軸上に配置されて入射光束を反
射し、かつ反射光束の方向が第1の方向とその他の方向
とに変更可能な空間光変調素子と、第1の方向に配置さ
れた感光部材33と、撮影レンズ31と感光部材33と
の間の光路上に配置され、かつ光束が通過する開口部が
開閉可能な絞り35と、空間光変調素子の反射光束を、
感光部材33の露光期間のみ前記第1の方向に向け、か
つ露光期間以外にはその他の方向に向ける駆動手段34
と、露光期間を含む所定期間は、絞り35の開口部を予
め定められた絞り値に開き、その所定期間以外は、絞り
35の開口部を閉じて通過光束を遮光する絞り駆動手段
35aとを備えて構成される。
に用いたカメラに関し、遮光対策を施しつつ、構造を単
純化できるカメラを提供することを目的とする。 【構成】 被写体の光学像を結像する撮影レンズ31
と、撮影レンズ31の光軸上に配置されて入射光束を反
射し、かつ反射光束の方向が第1の方向とその他の方向
とに変更可能な空間光変調素子と、第1の方向に配置さ
れた感光部材33と、撮影レンズ31と感光部材33と
の間の光路上に配置され、かつ光束が通過する開口部が
開閉可能な絞り35と、空間光変調素子の反射光束を、
感光部材33の露光期間のみ前記第1の方向に向け、か
つ露光期間以外にはその他の方向に向ける駆動手段34
と、露光期間を含む所定期間は、絞り35の開口部を予
め定められた絞り値に開き、その所定期間以外は、絞り
35の開口部を閉じて通過光束を遮光する絞り駆動手段
35aとを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射光束の向きを変更
する空間光変調素子をシャッター機構に用いたカメラに
関する。
する空間光変調素子をシャッター機構に用いたカメラに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、動きの速い被写体の撮影には、
被写体振れを防止するため、高速のシャッタースピード
が必要になる。
被写体振れを防止するため、高速のシャッタースピード
が必要になる。
【0003】また、レンズの絞りを開放して背景をぼか
す撮影手法があるが、このような撮影では、例えば晴天
時のような被写体輝度の高い状態で適正露出を保つた
め、高速のシャッタースピードが必要になる。
す撮影手法があるが、このような撮影では、例えば晴天
時のような被写体輝度の高い状態で適正露出を保つた
め、高速のシャッタースピードが必要になる。
【0004】このような高速シャッターとして、従来、
フォーカルプレンシャッターが知られている。図5は、
フォーカルプレンシャッターを用いたカメラを示す図で
ある。
フォーカルプレンシャッターが知られている。図5は、
フォーカルプレンシャッターを用いたカメラを示す図で
ある。
【0005】図において、撮影レンズ1の結像面に感光
部材2が配置され、感光部材2の直前には、前幕4aと
後幕4bとからなるフォーカルプレンシャッター4が配
置される。
部材2が配置され、感光部材2の直前には、前幕4aと
後幕4bとからなるフォーカルプレンシャッター4が配
置される。
【0006】また、フォーカルプレンシャッター4には
シャッター駆動機構5が接続され、シャッター駆動機構
5にはシャッター釦5aが接続される。一方、撮影レン
ズ1に近接した位置には絞り6が配置され、また、絞り
6の開閉を行う絞り駆動機構6aが配置される。さら
に、撮影レンズ1の光学系と独立して、ファインダ9が
設けられる。
シャッター駆動機構5が接続され、シャッター駆動機構
5にはシャッター釦5aが接続される。一方、撮影レン
ズ1に近接した位置には絞り6が配置され、また、絞り
6の開閉を行う絞り駆動機構6aが配置される。さら
に、撮影レンズ1の光学系と独立して、ファインダ9が
設けられる。
【0007】このような構成のカメラでは、撮影者は、
ファインダ9を覗いて、被写体を決定する。その被写体
からの光は、撮影レンズ1および絞り6を通過して、フ
ォーカルプレンシャッター4に到達する。
ファインダ9を覗いて、被写体を決定する。その被写体
からの光は、撮影レンズ1および絞り6を通過して、フ
ォーカルプレンシャッター4に到達する。
【0008】ここでシャッター釦5aが押されると、前
幕4aおよび後幕4bが時間差をおいて横方向に移動す
る。入射光束は、前幕4aおよび後幕4bの間(以下、
「スリット」と言う。)を通過して、感光部材2を露光
する。
幕4aおよび後幕4bが時間差をおいて横方向に移動す
る。入射光束は、前幕4aおよび後幕4bの間(以下、
「スリット」と言う。)を通過して、感光部材2を露光
する。
【0009】このときの露光期間Tは、スリットの間隔
Sおよび幕速Vにより、 T=S/V となる。
Sおよび幕速Vにより、 T=S/V となる。
【0010】しかし、このようなカメラでは、スリット
の間隔Sを狭くすると、幕速Vの速度むらにより感光部
材2に露光むらが生じる。そのため、スリットの間隔S
を無制限に狭くできなかった。
の間隔Sを狭くすると、幕速Vの速度むらにより感光部
材2に露光むらが生じる。そのため、スリットの間隔S
を無制限に狭くできなかった。
【0011】また、前幕4aや後幕4bその他の可動部
分の質量が大きいために、幕速Vを高速化することは、
困難であった。このような制約により、現在のシャッタ
ースピードの上限値は1/4000秒〜1/12000
秒程度であり、より早いシャッタースピードを実現する
シャッター機構が要望されていた。
分の質量が大きいために、幕速Vを高速化することは、
困難であった。このような制約により、現在のシャッタ
ースピードの上限値は1/4000秒〜1/12000
秒程度であり、より早いシャッタースピードを実現する
シャッター機構が要望されていた。
【0012】また、このようなカメラでは、前幕4a、
後幕4bその他の可動部分の質量が大きいために、これ
らの起動時および制動時に生じる振動が大きく、カメラ
振れの大きな原因となっていた。このようなカメラ振れ
は写真の鮮鋭感を著しく損ねるために、その改善が要望
されていた。
後幕4bその他の可動部分の質量が大きいために、これ
らの起動時および制動時に生じる振動が大きく、カメラ
振れの大きな原因となっていた。このようなカメラ振れ
は写真の鮮鋭感を著しく損ねるために、その改善が要望
されていた。
【0013】また、スリットは1/300秒程度で感光
部材2の直前を横断する。そのため、写真の両端におい
て、撮影される時間にずれが生じる。したがって、被写
体が高速で移動すると、歪んだ像が撮影されてしまうと
いう問題点があった。例えば、スリットの移動方向に走
る車は、車体を引き延ばされて撮影される。
部材2の直前を横断する。そのため、写真の両端におい
て、撮影される時間にずれが生じる。したがって、被写
体が高速で移動すると、歪んだ像が撮影されてしまうと
いう問題点があった。例えば、スリットの移動方向に走
る車は、車体を引き延ばされて撮影される。
【0014】そこで、本発明者は、以上の課題を全て解
決するカメラとして、先にディジタルマイクロミラー素
子を使用したカメラ(以下、「DMDカメラ」という)
を発明し、特願平6─126165号として出願した。
決するカメラとして、先にディジタルマイクロミラー素
子を使用したカメラ(以下、「DMDカメラ」という)
を発明し、特願平6─126165号として出願した。
【0015】図6は、このDMDカメラの一例を示す図
である。図において、撮影レンズ11の光軸上に、ディ
ジタルマイクロミラー素子12が傾斜して配置される。
である。図において、撮影レンズ11の光軸上に、ディ
ジタルマイクロミラー素子12が傾斜して配置される。
【0016】ディジタルマイクロミラー素子12の基板
12aの上面に対して、撮影レンズ11の光軸を幾何学
的に正反射させた方向に感光部材13が配置される。デ
ィジタルマイクロミラー素子12には駆動回路14が接
続され、駆動回路14にはシャッター釦14aが接続さ
れる。
12aの上面に対して、撮影レンズ11の光軸を幾何学
的に正反射させた方向に感光部材13が配置される。デ
ィジタルマイクロミラー素子12には駆動回路14が接
続され、駆動回路14にはシャッター釦14aが接続さ
れる。
【0017】また、撮影レンズ11と近接して絞り15
が配置され、この絞り15を開閉する絞り駆動機構15
aが、シャッター釦14aに接続される。さらに、感光
部材13は開閉可能な遮光部材16で覆われ、遮光部材
16には遮光部材駆動機構17が接続される。遮光部材
駆動機構17にはシャッター釦14aが接続される。
が配置され、この絞り15を開閉する絞り駆動機構15
aが、シャッター釦14aに接続される。さらに、感光
部材13は開閉可能な遮光部材16で覆われ、遮光部材
16には遮光部材駆動機構17が接続される。遮光部材
駆動機構17にはシャッター釦14aが接続される。
【0018】なお、感光部材13から逸れた光束が照射
される位置には光吸収板18が配置され、撮影レンズ1
1の光学系と独立してファインダ19が配置される。図
7は、上述したディジタルマイクロミラー素子12の一
例を示す図である。
される位置には光吸収板18が配置され、撮影レンズ1
1の光学系と独立してファインダ19が配置される。図
7は、上述したディジタルマイクロミラー素子12の一
例を示す図である。
【0019】このディジタルマイクロミラー素子12
は、「日経エレクトロニクス1993.6─21号」
(第65頁、日経BP社発行。)に記載された公知の素
子である。
は、「日経エレクトロニクス1993.6─21号」
(第65頁、日経BP社発行。)に記載された公知の素
子である。
【0020】図7(a)は、素子の上面図である。基板
12aの表面に、一辺が約17μmの微小なアルミ鏡2
1が、例えば、640×480画素程度に敷設されてい
る。
12aの表面に、一辺が約17μmの微小なアルミ鏡2
1が、例えば、640×480画素程度に敷設されてい
る。
【0021】図7(b)〜(d)は、アルミ鏡21の対
角線方向(A−A′)の断面図である。基板12aには
支柱22a,22bが突設され、支柱22a,22bに
はアルミ鏡21の対角が個別に支持される。アルミ鏡2
1の他方の対角と対向して、基板12aの上に電極2
3,24が配設される。
角線方向(A−A′)の断面図である。基板12aには
支柱22a,22bが突設され、支柱22a,22bに
はアルミ鏡21の対角が個別に支持される。アルミ鏡2
1の他方の対角と対向して、基板12aの上に電極2
3,24が配設される。
【0022】まず、ディジタルマイクロミラー素子12
の動作を先に説明する。このような構成のディジタルマ
イクロミラー素子では、支柱22a,22bと電極2
3,24とを同電位にすると、アルミ鏡21は基板12
aと平行する(図2(b))。
の動作を先に説明する。このような構成のディジタルマ
イクロミラー素子では、支柱22a,22bと電極2
3,24とを同電位にすると、アルミ鏡21は基板12
aと平行する(図2(b))。
【0023】また、支柱22a,22bと電極23との
間に電位差(例えば5ボルト)を印加すると、クーロン
引力により、アルミ鏡21は電極23側に傾斜する(図
2(c))。
間に電位差(例えば5ボルト)を印加すると、クーロン
引力により、アルミ鏡21は電極23側に傾斜する(図
2(c))。
【0024】一方、支柱22a,22bと電極24との
間に電位差を印加すると、アルミ鏡21は電極24側に
傾斜する(図2(d))。このように電極23,24に
印加する電圧により、個々のアルミ鏡21を傾斜させ、
入射光の反射方向を変更できる。
間に電位差を印加すると、アルミ鏡21は電極24側に
傾斜する(図2(d))。このように電極23,24に
印加する電圧により、個々のアルミ鏡21を傾斜させ、
入射光の反射方向を変更できる。
【0025】なお、アルミ鏡21の質量は小さく、かつ
変位も小さいので、傾斜に要する時間は10μ秒程度と
短く、充分に無視できる。また、このようなアルミ鏡2
1の反射効率は高いので、液晶に比べて、光の利用効率
は高くなる。
変位も小さいので、傾斜に要する時間は10μ秒程度と
短く、充分に無視できる。また、このようなアルミ鏡2
1の反射効率は高いので、液晶に比べて、光の利用効率
は高くなる。
【0026】以下、図6および図7を用いて、DMDカ
メラの動作を説明する。まず、シャッター釦14aが押
されていない状態では、駆動回路14は、ディジタルマ
イクロミラー素子12の一方の電極23に電圧を印加し
て、基板12aの上の微小なアルミ鏡21を個々に傾斜
させる。
メラの動作を説明する。まず、シャッター釦14aが押
されていない状態では、駆動回路14は、ディジタルマ
イクロミラー素子12の一方の電極23に電圧を印加し
て、基板12aの上の微小なアルミ鏡21を個々に傾斜
させる。
【0027】そのため、撮影レンズ11から入射した光
束は、感光部材13から逸れて、光吸収板18に吸収さ
れる。また、遮光部材駆動手段17は、遮光部材16を
閉じた状態に保ち、感光部材13が、迷光により長時間
露光される現象を防止する。
束は、感光部材13から逸れて、光吸収板18に吸収さ
れる。また、遮光部材駆動手段17は、遮光部材16を
閉じた状態に保ち、感光部材13が、迷光により長時間
露光される現象を防止する。
【0028】次に、シャッター釦14aが半押し状態に
されると、遮光部材駆動手段17は、遮光部材16を開
くことにより、感光部材13を露光するための準備が行
われる。
されると、遮光部材駆動手段17は、遮光部材16を開
くことにより、感光部材13を露光するための準備が行
われる。
【0029】さらに続いて、シャッター釦14aが全押
し状態にされると、駆動手段14は、ディジタルマイク
ロミラー素子12の電極23,24を同電位にして、微
小なアルミ鏡21をそれぞれ基板12aと平行にする。
し状態にされると、駆動手段14は、ディジタルマイク
ロミラー素子12の電極23,24を同電位にして、微
小なアルミ鏡21をそれぞれ基板12aと平行にする。
【0030】そのため、撮影レンズ11から入射した光
束は、基板12aと平行したアルミ鏡21に反射され
て、感光部材13に照射される。駆動手段14は、予め
設定された露光期間の経過を検出すると、ディジタルマ
イクロミラー素子12の電極23に電圧を再び印加し
て、アルミ鏡21を傾斜させる。したがって、光束は、
感光部材13を逸れる。
束は、基板12aと平行したアルミ鏡21に反射され
て、感光部材13に照射される。駆動手段14は、予め
設定された露光期間の経過を検出すると、ディジタルマ
イクロミラー素子12の電極23に電圧を再び印加し
て、アルミ鏡21を傾斜させる。したがって、光束は、
感光部材13を逸れる。
【0031】ここで、遮光部材駆動手段17は、遮光部
材16を再び閉じて、迷光を遮断する。このようにし
て、予め設定した露光期間だけ、感光部材13を露光す
るシャッターが実現される。したがって、上述の露光期
間の設定により、シャッタースピードの設定が任意に行
え、高速のシャッタースピードが実現できる。例えば、
露光期間を1/20000秒に設定すれば、1/200
00秒のシャッタースピードとなる。
材16を再び閉じて、迷光を遮断する。このようにし
て、予め設定した露光期間だけ、感光部材13を露光す
るシャッターが実現される。したがって、上述の露光期
間の設定により、シャッタースピードの設定が任意に行
え、高速のシャッタースピードが実現できる。例えば、
露光期間を1/20000秒に設定すれば、1/200
00秒のシャッタースピードとなる。
【0032】さらに、アルミ鏡21からなる可動部の質
量は小さく、かつ変位が小さいので、シャッターの起動
時および制動時に生じる振動は格別に微小であり、カメ
ラ振れは殆ど生じない。
量は小さく、かつ変位が小さいので、シャッターの起動
時および制動時に生じる振動は格別に微小であり、カメ
ラ振れは殆ど生じない。
【0033】また、感光部材13の全面は同時刻に露光
されるので、高速に移動する物体を歪まずに撮影するこ
とができる。以上のように、本発明者が発明したDMD
カメラでは、高速のシャッタースピードが実現でき、か
つ、カメラ振れが大幅に軽減でき、さらに、高速度に動
く被写体を歪まずに撮影することができる。
されるので、高速に移動する物体を歪まずに撮影するこ
とができる。以上のように、本発明者が発明したDMD
カメラでは、高速のシャッタースピードが実現でき、か
つ、カメラ振れが大幅に軽減でき、さらに、高速度に動
く被写体を歪まずに撮影することができる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなDMDカメラでは、遮光部材16と遮光部材駆動機
構17などを設けることにより、感光部材13の遮光対
策を厳重に行う必要があるという問題点があった。
うなDMDカメラでは、遮光部材16と遮光部材駆動機
構17などを設けることにより、感光部材13の遮光対
策を厳重に行う必要があるという問題点があった。
【0035】すなわち、DMDカメラでは、感光部材1
3から光束を逸らすことにより、シャッター機能を実現
しているため、光束を完全に遮蔽する従来のシャッター
とは異なり、感光部材を完全に遮光することが困難であ
り、カメラ内部で乱反射された微弱な迷光によって、感
光部材13が長時間にわたって感光されるおそれがあっ
た。
3から光束を逸らすことにより、シャッター機能を実現
しているため、光束を完全に遮蔽する従来のシャッター
とは異なり、感光部材を完全に遮光することが困難であ
り、カメラ内部で乱反射された微弱な迷光によって、感
光部材13が長時間にわたって感光されるおそれがあっ
た。
【0036】そして、このような迷光を遮光するため
に、遮光部材16および遮光部材駆動機構17を設ける
と、DMDカメラの構造が複雑になり、かつコストが高
くなり、さらにカメラが大型化するという問題点があっ
た。
に、遮光部材16および遮光部材駆動機構17を設ける
と、DMDカメラの構造が複雑になり、かつコストが高
くなり、さらにカメラが大型化するという問題点があっ
た。
【0037】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、感光部材に照射される迷光を遮光しつつ、
構造を単純化できるカメラを提供することを目的とす
る。
れたもので、感光部材に照射される迷光を遮光しつつ、
構造を単純化できるカメラを提供することを目的とす
る。
【0038】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、被写体の光学像を結像する撮影レンズと、その撮影
レンズの光軸上に配置され、撮影レンズからの入射光束
を反射して、反射光束の方向が第1の方向とその他の方
向とに変更可能な空間光変調素子と、第1の方向に配置
された感光部材と、撮影レンズと感光部材との間の光路
上に配置されて光束が通過する開口部が開閉可能な絞り
と、上記の反射面による反射光束を、感光部材の露光期
間のみ第1の方向に向け、かつ露光期間以外にはその他
の方向に向ける空間光変調素子の駆動手段と、露光期間
を含む所定期間は、絞りの開口部を予め定められた絞り
値に開き、その所定期間以外は、絞りの開口部を閉じて
通過光束を遮光する絞り駆動手段とを備えたことを特徴
とする。
は、被写体の光学像を結像する撮影レンズと、その撮影
レンズの光軸上に配置され、撮影レンズからの入射光束
を反射して、反射光束の方向が第1の方向とその他の方
向とに変更可能な空間光変調素子と、第1の方向に配置
された感光部材と、撮影レンズと感光部材との間の光路
上に配置されて光束が通過する開口部が開閉可能な絞り
と、上記の反射面による反射光束を、感光部材の露光期
間のみ第1の方向に向け、かつ露光期間以外にはその他
の方向に向ける空間光変調素子の駆動手段と、露光期間
を含む所定期間は、絞りの開口部を予め定められた絞り
値に開き、その所定期間以外は、絞りの開口部を閉じて
通過光束を遮光する絞り駆動手段とを備えたことを特徴
とする。
【0039】請求項2に記載した発明は、請求項1のカ
メラにおいて、上述の空間光変調素子が、基板の面上に
複数の反射ミラーを傾斜可変に配置したディジタルマイ
クロミラー素子であることを特徴とする。
メラにおいて、上述の空間光変調素子が、基板の面上に
複数の反射ミラーを傾斜可変に配置したディジタルマイ
クロミラー素子であることを特徴とする。
【0040】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は2のカメラにおいて、上記の絞り駆動手段は、シャッ
ター釦が半押しにされると、絞りの開口部を予め定めら
れた絞り値に開き、上記の露光期間の終了後にその開口
部を閉じて通過光束を遮光することを特徴とする。
は2のカメラにおいて、上記の絞り駆動手段は、シャッ
ター釦が半押しにされると、絞りの開口部を予め定めら
れた絞り値に開き、上記の露光期間の終了後にその開口
部を閉じて通過光束を遮光することを特徴とする。
【0041】
【作用】請求項1のカメラでは、露光期間を含む所定期
間以外に、絞り駆動手段は絞りを閉じて、迷光を遮断す
る。このように、感光部材を遮光する手段として絞りを
使用することにより、感光部材が迷光に長時間露光され
る現象を防ぐことができる。
間以外に、絞り駆動手段は絞りを閉じて、迷光を遮断す
る。このように、感光部材を遮光する手段として絞りを
使用することにより、感光部材が迷光に長時間露光され
る現象を防ぐことができる。
【0042】一方、露光期間を含む所定期間に、絞り駆
動手段は、絞りを予め定められた絞り値まで開口する。
したがって、撮影レンズから入射した光束は、絞りによ
って光量を適宜に制限され、空間光変調素子の反射面に
到達する。
動手段は、絞りを予め定められた絞り値まで開口する。
したがって、撮影レンズから入射した光束は、絞りによ
って光量を適宜に制限され、空間光変調素子の反射面に
到達する。
【0043】シャッター釦などの操作により露光期間が
開始すると、駆動手段は空間光変調素子の反射方向を第
1の方向に変更し、反射光束は第1の方向の感光部材に
照射される。
開始すると、駆動手段は空間光変調素子の反射方向を第
1の方向に変更し、反射光束は第1の方向の感光部材に
照射される。
【0044】この露光期間が終了すると、駆動手段は空
間光変調素子の反射方向をその他の方向に変更して、感
光部材から光束を逸らす。このように、絞りは、所定期
間内に通過光量を調節する手段として機能し、所定期間
以外では、撮影レンズからの入射光束を遮る遮光手段と
して機能する。
間光変調素子の反射方向をその他の方向に変更して、感
光部材から光束を逸らす。このように、絞りは、所定期
間内に通過光量を調節する手段として機能し、所定期間
以外では、撮影レンズからの入射光束を遮る遮光手段と
して機能する。
【0045】請求項2のカメラでは、空間光変調素子と
して、基板上に複数の反射ミラーを傾斜可変に配置した
ディジタルマイクロミラー素子を使用する。したがっ
て、反射ミラーの傾斜角を変更することにより、反射光
束の方向を変更できる。
して、基板上に複数の反射ミラーを傾斜可変に配置した
ディジタルマイクロミラー素子を使用する。したがっ
て、反射ミラーの傾斜角を変更することにより、反射光
束の方向を変更できる。
【0046】請求項3のカメラでは、シャッター釦が半
押しにされるまで、絞り駆動手段は、絞りを閉じて、迷
光を遮断する。シャッター釦が半押しにされると、絞り
駆動手段は、絞りを予め定められた絞り値まで開き、露
光期間の終了後に絞りを閉じて、再び遮光する。
押しにされるまで、絞り駆動手段は、絞りを閉じて、迷
光を遮断する。シャッター釦が半押しにされると、絞り
駆動手段は、絞りを予め定められた絞り値まで開き、露
光期間の終了後に絞りを閉じて、再び遮光する。
【0047】このように、シャッター釦の半押しによ
り、撮影開始の直前に遮光が解除されるので、感光部材
が迷光に晒される期間を短くすることができる。
り、撮影開始の直前に遮光が解除されるので、感光部材
が迷光に晒される期間を短くすることができる。
【0048】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す図で
ある。
に説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す図で
ある。
【0049】図において、撮影レンズ31の光軸上に、
ディジタルマイクロミラー素子12が傾斜して配置さ
れ、ディジタルマイクロミラー素子12の基板12aの
上面に対して撮影レンズ31の光軸を幾何学的に正反射
させた方向に、感光部材33が配置される。
ディジタルマイクロミラー素子12が傾斜して配置さ
れ、ディジタルマイクロミラー素子12の基板12aの
上面に対して撮影レンズ31の光軸を幾何学的に正反射
させた方向に、感光部材33が配置される。
【0050】ディジタルマイクロミラー素子12には、
アルミ鏡21(図7)を駆動する駆動手段34が接続さ
れ、駆動手段34にはシャッター釦34aが接続され
る。また、撮影レンズ31に近接して全閉絞り35が配
置され、この全閉絞り35を開閉する全閉絞り駆動機構
35aがシャッター釦34aに接続される。
アルミ鏡21(図7)を駆動する駆動手段34が接続さ
れ、駆動手段34にはシャッター釦34aが接続され
る。また、撮影レンズ31に近接して全閉絞り35が配
置され、この全閉絞り35を開閉する全閉絞り駆動機構
35aがシャッター釦34aに接続される。
【0051】さらに、感光部材33から逸れた光束が照
射される位置には光吸収板38が配置され、撮影レンズ
31からなる光学系と独立した位置にファインダ39が
配置される。
射される位置には光吸収板38が配置され、撮影レンズ
31からなる光学系と独立した位置にファインダ39が
配置される。
【0052】図2は、第1の実施例の動作を示す流れ図
である。以下、図1,図2および図7を用いて本実施例
の動作を説明する。シャッター釦14aが押されていな
い状態では、全閉絞り駆動機構35aは、全閉絞り35
を閉じて、撮影レンズ31からの入射光束を遮光する
(ステップS1)。
である。以下、図1,図2および図7を用いて本実施例
の動作を説明する。シャッター釦14aが押されていな
い状態では、全閉絞り駆動機構35aは、全閉絞り35
を閉じて、撮影レンズ31からの入射光束を遮光する
(ステップS1)。
【0053】このように入射光束を遮ることにより、感
光部材33が迷光に長時間露光される現象が防止され
る。また、駆動手段14は、ディジタルマイクロミラー
素子12の一方の電極23に電圧を印加して、基板12
aの上の微小なアルミ鏡21を電極23側に傾斜させ
る。
光部材33が迷光に長時間露光される現象が防止され
る。また、駆動手段14は、ディジタルマイクロミラー
素子12の一方の電極23に電圧を印加して、基板12
aの上の微小なアルミ鏡21を電極23側に傾斜させ
る。
【0054】ここで、シャッター釦14aが半押し状態
にされると(ステップS2)、全閉絞り駆動機構35a
は、全閉絞り35を所定の絞り値に開くことにより、感
光部材33を露光するための準備が行われる(ステップ
S3)。
にされると(ステップS2)、全閉絞り駆動機構35a
は、全閉絞り35を所定の絞り値に開くことにより、感
光部材33を露光するための準備が行われる(ステップ
S3)。
【0055】この状態では、撮影レンズ31から入射し
た光束は、ディジタルマイクロミラー素子12の傾斜し
たアルミ鏡21に反射され、感光部材33を逸れて、光
吸収板38に吸収される。
た光束は、ディジタルマイクロミラー素子12の傾斜し
たアルミ鏡21に反射され、感光部材33を逸れて、光
吸収板38に吸収される。
【0056】さらに、シャッター釦34aが全押し状態
にされると(ステップS4)、駆動手段34は、ディジ
タルマイクロミラー素子12の電極23、24を同電位
にして、微小なアルミ鏡21をそれぞれ基板12aと平
行にする。
にされると(ステップS4)、駆動手段34は、ディジ
タルマイクロミラー素子12の電極23、24を同電位
にして、微小なアルミ鏡21をそれぞれ基板12aと平
行にする。
【0057】そのため、撮影レンズ31から入射した光
束は、基板12aと平行したアルミ鏡21に反射され
て、感光部材33を露光する(ステップS5)。駆動手
段34は、予め設定された露光期間の経過を検出すると
(ステップS6)、ディジタルマイクロミラー素子12
の電極23に電圧を再び印加して、アルミ鏡21を電極
23側に傾斜させる。したがって、光束は、感光部材3
3を逸れる(ステップS7)。
束は、基板12aと平行したアルミ鏡21に反射され
て、感光部材33を露光する(ステップS5)。駆動手
段34は、予め設定された露光期間の経過を検出すると
(ステップS6)、ディジタルマイクロミラー素子12
の電極23に電圧を再び印加して、アルミ鏡21を電極
23側に傾斜させる。したがって、光束は、感光部材3
3を逸れる(ステップS7)。
【0058】このようにして、感光部材33の露光が終
了すると、全閉絞り駆動機構35aは、全閉絞り35を
再び閉じて(ステップS8)、撮影レンズ31から入射
する光束を遮光する。
了すると、全閉絞り駆動機構35aは、全閉絞り35を
再び閉じて(ステップS8)、撮影レンズ31から入射
する光束を遮光する。
【0059】このように、全閉絞り35は、撮影者がシ
ャッター釦34aに触れない状態では、遮光部材として
働き、撮影者がシャッター釦34aに触れると、開口し
て絞りとして働く。
ャッター釦34aに触れない状態では、遮光部材として
働き、撮影者がシャッター釦34aに触れると、開口し
て絞りとして働く。
【0060】したがって、遮光部材やその駆動手段を別
途に設ける必要がなく、構造を単純にすることができ
る。また、これらの機構が省かれることにより、カメラ
の低コスト化と小型化とを図ることができる。
途に設ける必要がなく、構造を単純にすることができ
る。また、これらの機構が省かれることにより、カメラ
の低コスト化と小型化とを図ることができる。
【0061】図3は、本発明の第2の実施例を示す図で
ある。図において、撮影レンズ31の結像面上にディジ
タルマイクロミラー素子12の基板12aが配置され
る。
ある。図において、撮影レンズ31の結像面上にディジ
タルマイクロミラー素子12の基板12aが配置され
る。
【0062】ディジタルマイクロミラー素子12には駆
動手段34が接続され、駆動手段34にはシャッター釦
34aが接続される。ディジタルマイクロミラー素子1
2による第1の反射方向には感光部材側レンズ33aが
基板12aに平行して配置され、さらに延長上の結像位
置に感光部材33が配置される。
動手段34が接続され、駆動手段34にはシャッター釦
34aが接続される。ディジタルマイクロミラー素子1
2による第1の反射方向には感光部材側レンズ33aが
基板12aに平行して配置され、さらに延長上の結像位
置に感光部材33が配置される。
【0063】また、撮影レンズ31に近接して全閉絞り
35が配置され、全閉絞り35を開閉する全閉絞り駆動
機構35aがシャッター釦34aに接続される。さら
に、ディジタルマイクロミラー素子12によるその他の
反射方向には光吸収板38が配置され、撮影レンズ31
からなる光学系と独立してファインダ39が配置され
る。
35が配置され、全閉絞り35を開閉する全閉絞り駆動
機構35aがシャッター釦34aに接続される。さら
に、ディジタルマイクロミラー素子12によるその他の
反射方向には光吸収板38が配置され、撮影レンズ31
からなる光学系と独立してファインダ39が配置され
る。
【0064】図4は、第2の実施例の動作を示す流れ図
である。以下、図3,図4および図7を用いて本実施例
の動作を説明する。シャッター釦34aが押されていな
い状態では、全閉絞り駆動機構35aは、全閉絞り35
を閉じて、撮影レンズ31から入射する光束を遮光する
(ステップS1)。
である。以下、図3,図4および図7を用いて本実施例
の動作を説明する。シャッター釦34aが押されていな
い状態では、全閉絞り駆動機構35aは、全閉絞り35
を閉じて、撮影レンズ31から入射する光束を遮光する
(ステップS1)。
【0065】また、駆動手段14は、ディジタルマイク
ロミラー素子12の一方の電極23に電圧を印加して、
アルミ鏡21を電極23側に傾斜させる。この状態で、
シャッター釦34aが半押しにされると(ステップS
2)、全閉絞り駆動機構35aは全閉絞り35を所定の
絞り値に開き(ステップS3)、感光部材13を露光す
るための準備を行う。
ロミラー素子12の一方の電極23に電圧を印加して、
アルミ鏡21を電極23側に傾斜させる。この状態で、
シャッター釦34aが半押しにされると(ステップS
2)、全閉絞り駆動機構35aは全閉絞り35を所定の
絞り値に開き(ステップS3)、感光部材13を露光す
るための準備を行う。
【0066】そのため、撮影レンズ31から入射した光
束は、全閉絞り35によって光量を適宜に制限され、デ
ィジタルマイクロミラー素子12に到達し、電極23側
に傾斜したアルミ鏡21に反射されて、光吸収板38に
照射される。
束は、全閉絞り35によって光量を適宜に制限され、デ
ィジタルマイクロミラー素子12に到達し、電極23側
に傾斜したアルミ鏡21に反射されて、光吸収板38に
照射される。
【0067】ここで、シャッター釦34aが全押しにさ
れると(ステップS4)、駆動手段34は、ディジタル
マイクロミラー素子12の電極23と支柱22a,22
bとを同電位にして、かつ他方の電極24に電圧を印加
して、撮影レンズ31から入射した光束を第1の反射方
向に反射させる(ステップS5)。
れると(ステップS4)、駆動手段34は、ディジタル
マイクロミラー素子12の電極23と支柱22a,22
bとを同電位にして、かつ他方の電極24に電圧を印加
して、撮影レンズ31から入射した光束を第1の反射方
向に反射させる(ステップS5)。
【0068】このような反射光束は、感光部材側レンズ
33aを介して感光部材33に光学像を結像する。予め
設定された露光期間を経過すると(ステップS6)、駆
動手段34は、ディジタルマイクロミラー素子12の一
方の電極23に電圧を印加し、他方の電極24と支柱2
2a,22bとを同電位にして、アルミ鏡21を電極2
4側に傾斜させる。したがって、撮影レンズ31から入
射した光束はその他の反射方向に反射され、感光部材3
3から逸れる(ステップS7)。
33aを介して感光部材33に光学像を結像する。予め
設定された露光期間を経過すると(ステップS6)、駆
動手段34は、ディジタルマイクロミラー素子12の一
方の電極23に電圧を印加し、他方の電極24と支柱2
2a,22bとを同電位にして、アルミ鏡21を電極2
4側に傾斜させる。したがって、撮影レンズ31から入
射した光束はその他の反射方向に反射され、感光部材3
3から逸れる(ステップS7)。
【0069】この状態で、全閉絞り駆動機構35aは全
閉絞り35を閉じて、撮影レンズ31から入射する光束
を再び遮光する(ステップS8)。このように、本実施
例では、撮影者がシャッター釦34aに触れない状態で
は、全閉絞り35が遮光部材として働き、撮影者がシャ
ッター釦34aに触れると、全閉絞り35が絞りとして
働く。
閉絞り35を閉じて、撮影レンズ31から入射する光束
を再び遮光する(ステップS8)。このように、本実施
例では、撮影者がシャッター釦34aに触れない状態で
は、全閉絞り35が遮光部材として働き、撮影者がシャ
ッター釦34aに触れると、全閉絞り35が絞りとして
働く。
【0070】したがって、遮光部材やその駆動手段を別
途に設ける必要がなく、構造を単純にすることができ
る。また、これらの機構が省かれることにより、カメラ
の低コスト化と小型化とを図ることができる。
途に設ける必要がなく、構造を単純にすることができ
る。また、これらの機構が省かれることにより、カメラ
の低コスト化と小型化とを図ることができる。
【0071】さらに、第2の実施例では、アルミ鏡21
の傾斜角を電極23側および電極24側の双方向に切り
換えることにより、感光部材33と光吸収板38との距
離が離れるので、光吸収板38の近傍で発生した迷光が
感光部材33まで到達するおそれが少なくなり、感光部
材33が迷光によって感光される現象を、さらに防ぐこ
とができる。
の傾斜角を電極23側および電極24側の双方向に切り
換えることにより、感光部材33と光吸収板38との距
離が離れるので、光吸収板38の近傍で発生した迷光が
感光部材33まで到達するおそれが少なくなり、感光部
材33が迷光によって感光される現象を、さらに防ぐこ
とができる。
【0072】なお、上述の実施例において、撮影レンズ
11、感光部材側レンズ24およびファインダ側レンズ
25aは、複合レンズでも良いし、光学系の途中に反射
鏡またはプリズムその他の光学要素を配置することによ
り、光路を曲げたり、像の上下左右または大小を変更し
ても良い。
11、感光部材側レンズ24およびファインダ側レンズ
25aは、複合レンズでも良いし、光学系の途中に反射
鏡またはプリズムその他の光学要素を配置することによ
り、光路を曲げたり、像の上下左右または大小を変更し
ても良い。
【0073】また、上述の実施例の全閉絞り35は、従
来のレンズシャッター等とは異なり、低速度で開閉すれ
ば良いので、安価かつ簡易な機構で実現できる。
来のレンズシャッター等とは異なり、低速度で開閉すれ
ば良いので、安価かつ簡易な機構で実現できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のカメラ
では、露光期間を含む所定期間以外に、撮影レンズから
の入射光束が絞りによって遮光されるので、感光部材が
長時間にわたり、迷光に露光される現象を防ぐことがで
きる。
では、露光期間を含む所定期間以外に、撮影レンズから
の入射光束が絞りによって遮光されるので、感光部材が
長時間にわたり、迷光に露光される現象を防ぐことがで
きる。
【0075】また、絞りが迷光を遮断する手段を兼ねる
ので、カメラの構造が単純化でき、さらに、カメラの低
コスト化と小型化とを図ることができる。請求項2のカ
メラは、空間光変調素子にディジタルマイクロミラー素
子を使用したことにより、反射面が複数の反射ミラーに
分割されるので、反射ミラー単体の質量が小さく、かつ
変位が小さくなり、シャッタースピードを高速化するこ
とができる。
ので、カメラの構造が単純化でき、さらに、カメラの低
コスト化と小型化とを図ることができる。請求項2のカ
メラは、空間光変調素子にディジタルマイクロミラー素
子を使用したことにより、反射面が複数の反射ミラーに
分割されるので、反射ミラー単体の質量が小さく、かつ
変位が小さくなり、シャッタースピードを高速化するこ
とができる。
【0076】また、反射ミラーの起動時および制動時の
振動も小さいので、カメラ振れを防止し、鮮鋭感の高い
写真を撮影できる。請求項3のカメラは、撮影者がシャ
ッター釦を半押しにするまで絞りを閉じるので、撮影直
前まで迷光が遮断され、感光部材が迷光に晒される期間
を短くすることができる。
振動も小さいので、カメラ振れを防止し、鮮鋭感の高い
写真を撮影できる。請求項3のカメラは、撮影者がシャ
ッター釦を半押しにするまで絞りを閉じるので、撮影直
前まで迷光が遮断され、感光部材が迷光に晒される期間
を短くすることができる。
【0077】以上のように、本発明を適用したカメラで
は、感光部材に照射される迷光を遮光しつつ、カメラの
構造を単純にすることができるので、カメラの低コスト
化および小型化を図ることができる。
は、感光部材に照射される迷光を遮光しつつ、カメラの
構造を単純にすることができるので、カメラの低コスト
化および小型化を図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例の動作を示す流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】第2の実施例の動作を示す流れ図である。
【図5】フォーカルプレンシャッターを用いたカメラを
示す図である。
示す図である。
【図6】ディジタルマイクロミラー素子を用いたカメラ
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
【図7】ディジタルマイクロミラー素子の一例を示す図
である。
である。
12 ディジタルマイクロミラー素子 12a 基板 21 アルミ鏡 22a,22b 支柱 23,24 電極 31 撮影レンズ 33 感光部材 33a 感光部材側レンズ 34 駆動手段 34a シャッター釦 35 全閉絞り 35a 全閉絞り駆動機構 38 光吸収板 39 ファインダ
Claims (3)
- 【請求項1】 被写体の光学像を結像する撮影レンズ
(31)と、 前記撮影レンズ(31)の光軸上に配置され、撮影レン
ズ(31)からの入射光束を反射し、かつ反射光束の方
向が第1の方向とその他の方向とに変更可能な空間光変
調素子と、 前記第1の方向に配置された感光部材(33)と、 前記撮影レンズ(31)と前記感光部材(33)との間
の光路上に配置され、かつ光束が通過する開口部が開閉
可能な絞り(35)と、 前記反射光束を、前記感光部材(33)の露光期間のみ
前記第1の方向に向け、かつ露光期間以外にはその他の
方向に向ける前記空間光変調素子の駆動手段(34)
と、 前記露光期間を含む所定期間は、前記絞り(35)の開
口部を予め定められた絞り値に開き、前記所定期間以外
は、前記絞り(35)の開口部を閉じて通過光束を遮光
する絞り駆動手段(35a)と、 を備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記空間光変調素子は、基板(12a)
の面上に複数の反射ミラー(21)を傾斜可変に配置し
たディジタルマイクロミラー素子(12)であることを
特徴とする請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項3】 前記絞り駆動手段(35a)は、シャッ
ター釦が半押しにされると、前記絞り(35)の開口部
を予め定められた絞り値に開き、前記露光期間の終了後
に該開口部を閉じて通過光束を遮光することを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175287A JPH0843940A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175287A JPH0843940A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843940A true JPH0843940A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=15993486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6175287A Pending JPH0843940A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843940A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007506994A (ja) * | 2003-09-26 | 2007-03-22 | タイダール フォトニクス,インク. | 照射露光精密制御装置並びに方法 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175287A patent/JPH0843940A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007506994A (ja) * | 2003-09-26 | 2007-03-22 | タイダール フォトニクス,インク. | 照射露光精密制御装置並びに方法 |
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