JPH084593Y2 - 検体用攪拌装置 - Google Patents

検体用攪拌装置

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JPH084593Y2
JPH084593Y2 JP1990110518U JP11051890U JPH084593Y2 JP H084593 Y2 JPH084593 Y2 JP H084593Y2 JP 1990110518 U JP1990110518 U JP 1990110518U JP 11051890 U JP11051890 U JP 11051890U JP H084593 Y2 JPH084593 Y2 JP H084593Y2
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holding
diluter
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belt
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徹二 鈴木
清 前島
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株式会社中西歯科器械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、血液等の検体を攪拌するための検体用攪拌
装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、血液等の検体を研究開発あるいは治療行為のた
めに攪拌する検体用攪拌装置は既に良く知られている。
例えば、実公昭57−6996号公報には、その代表的な装
置が開示されており、この装置は左右には把手部を有す
る枠主体とこの枠主体の前面に設けた複数の溝に1個ず
つ嵌挿したダイリュータを揺動自在に保持する保持機構
とこの保持機構によって保持しつつ、保持機構の一部を
ダイリュータがその軸の回りに左右回転させるように駆
動させる駆動機構とを備える。保持機構は1本のダイリ
ュータに対して掛止する上下一組のフック形状をした挾
持体とこれらの挾持体の中間位置にて全てのダイリュー
タに対し連続して押え付ける押え具とからなり、この押
え具は前記駆動機構によってダイリュータの接線方向に
進退運動を繰り返し、ダイリュータは溝の中で上下の挾
持体及び進退運動する押え具によって保持されつつ、そ
の軸の回りに左右回転する。また、この押え具は枠主体
に取付けられたバネによって、常時ダイリュータ方向に
付勢されており、故にこのバネの弾性力によって押え具
は上下の挾持体のフック部にダイリュータを押付けなが
ら保持するが、このバネの弾性力に抗する方向に押え具
を押し戻す解除レバーの操作によってダイリュータの保
持解除を行なう。
しかしながら、以上説明した装置ではダイリュータを
溝に対して押え具の付勢方向に抗し、挾持体のフック部
分に嵌まり込むまで1本ずつ押し込まなければならない
という手間がかかる。また、取外し時には解除レバーで
押え具を押し戻しておき、軸方向に一本ずつ抜き取らな
ければならないという手間もある。
また、ダイリュータの保持はダイリュータ1本に対し
て上下一組の挾持体とダイリュータ全てに対して1個の
押え具とからのみなるので、ダイリュータに対する保持
面積が少なく、確実に保持できないという欠点も有す
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、上記手間及び欠点を解消すべくなされたも
ので、その目的はダイリュータを容易に取付け及び取外
しでき、かつ確実に保持できる検体用攪拌装置を提供す
ることにある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記目的に鑑みてなされたもので、その要旨
は、ダイリュータを嵌挿するための多数の溝を少なくと
も1個の面に備えた函体と、該函体の面に開閉自在に取
付けた蓋体とからなり、前記函体は前記溝に嵌挿した各
ダイリュータの全てが接触する第1の挾持ベルトと該第
1の挾持ベルトを往復運動可能に架設した第1の回転支
持軸と、該回転支持軸を左右回転させる駆動手段とを備
え、前記蓋体内には閉蓋時に前記第1の挾持ベルトと対
峙して、前記各ダイリュータの全てに接触する第2の挾
持ベルトと、該第2の挾持ベルトを往復運動可能に架設
した第2の回転支持軸とを備え、前記第1の回転支持軸
の左右回転を前記第2の回転支持軸に伝達する駆動伝達
手段を設けたことを特徴とする検体用攪拌装置にある。
〈作用〉 本考案の検体用攪拌装置は枠本体前面に設けた複数の
溝に1個ずつ嵌挿したダイリュータを第1及び第2の挾
持ベルトにて挾持し、これらの挾持ベルトを互いに反対
方向に往復運動させ、ダイリュータをその軸の回りに左
右回転させるようにしている。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案の検体用攪拌装置1を概略的に示す
斜視図である。この図に示すように装置1は、前面に開
口2を有し、かつこの開口2の上縁及び下縁には複数の
ダイリュータを各々嵌挿するための複数の溝3を設けた
函体4と、この函体4の前面の一端に後述する上下の連
結具6,6′によって開閉自在に取付けた蓋体5とからな
り、函体4及び蓋体5の他端に設けた係止具21によって
この蓋体5は函体4に閉じられ係止される。この係止具
21は容易にかつ確実に係止できれば特に限定されない
が、一例として函体4側に設けた係止穴を設けた係止板
21aと蓋体5側において係止棒を貫通状態に固定して設
けた係止板21bと係止棒を挿入したスプリング(図示せ
ず)とから構成し、係止棒を係止穴に挿入した後、スプ
リング弾性力に抗して押圧していき、ある程度スプリン
グが縮んだ位置にて係止棒が係止穴に係止状態となり、
函体4に蓋体5がしっかり閉じられ、さらに係止棒を押
圧することにより係止棒は係止穴から縮んだスプリング
によって離脱し、函体4から蓋体5が開く構造にすると
よい。
函体4内部には各溝3に嵌挿したダイリュータの全て
に接触する第1の挾持ベルト8とこの挾持ベルト8に適
度のテンションを与え、かつ往復運動可能に巻張した2
個の回転支持軸7,7′と挾持ベルト8をガイドするため
に各溝3の間に設けたガイドローラ(図示せず)と回転
支持軸7′を左右回転させる駆動機構9とを備える。第
1の挾持ベルト8はゴム等の軟らかく伸縮性があり、か
つある程度の接触摩擦の大きい材料よりなり、各溝3に
ダイリュータが嵌挿された時、開口2を横切るダイリュ
ータ表面の片面に接触するよう各溝3より開口面側でガ
イドローラ(図示せず)上に配設される。回転支持軸7
は函体4の他端付近に設けた溝3より側方に設けられて
おり、開口2の上縁及び下縁に沿って移動自在に固定で
きる芯棒7aとこの芯棒7a上に回動自在に取付けた回転ド
ラム7bとからなり、芯棒7aを移動して挾持ベルト8のテ
ンションを調節する。一方、回転軸7′は函体4の連結
板6付近の溝3より側方において函体4に対して貫通状
態で、かつ回動自在に設けた芯棒7′aとこの芯棒7′
a上でその中間部に設けた回転ドラム7′b、上方部に
設けた上方プーリー7′c及び下方部に設けた下方プー
リー7′dとからなる。駆動機構9は下方プーリー7′
dへ伝達ベルト10を介して回転力を伝達する下方ピニオ
ン11とこの下方ピニオン11に連動して回転するピニオン
軸13とこのピニオン軸13上に設けた上方ピニオン12とこ
の上方ピニオン12に当接して摩擦により上方ピニオン12
を左右回転させる板状のラック14とこのラック14の側方
端部に連結したカム軸15とこのカム軸15を取付けたカム
円盤16とこのカム円盤16の中心軸である回転軸17とから
なる。この回転軸17は函体4の上面に設けた取っ手4a内
に減速機構(図示せず)と接続したモーター18に連結さ
れる。
蓋体5は函体4の開口2に対応する面に開口5aを有
し、その内部にはダイリュータと接触し、かつダイリュ
ータを左右回転させる第2の挾持ベルト19とこの挾持ベ
ルト19に適度のテンションを与え、かつ往復運動可能に
巻張した2個の回転支持軸20,20′とを備える。第2の
挾持ベルト19は第1の挾持ベルト8と同様の材料よりな
り、蓋体5の開口5aより外部にでるよう配設されてお
り、蓋体5が函体4に閉じられ、係止具21によって係止
された時、各溝2に嵌挿されたダイリュータを第1の挾
持ベルト8と第2の挾持ベルト19とによって適度な力で
挾持する。回転支持軸20は回転支持軸7と同様の構成よ
りなる。一方、回転支持軸20′も回転支持軸7′とは下
方プーリーを必要としないこと以外は同様の構成であ
り、芯棒20′a、回転ドラム20′b及びプーリー20′c
からなり、この芯棒20′aと芯棒7′aとはその各芯棒
の上下端において上側及び下側連結具6,6′により函体
4と蓋体5とを芯棒7′a,20′aに対して互いに回動自
在に連結する。また、プーリー7′c及び20′cはゴム
等の弾性材料製のプーリーベルト22を介して連結され、
このプーリーベルト22は駆動機構9によって与えられる
プーリー7′cの左右回転力を逆方向の回転力としてプ
ーリー20′cに伝達する。
次に、この装置1の動作を説明すると、モーター18の
スイッチ(図示せず)を投入すると、回転軸17を中心軸
とするカム円盤16が回転し、回転軸17からある距離離隔
してカム円盤16に取付けたカム軸15はこの距離の2倍を
直径とする円運動を繰り返す。この円運動をするカム軸
15はラック14を前後及び左右の往復運動をさせるが、こ
のラック14は常時上方ピニオン12に接触するよう適宜手
段にて付勢されており、ラック14の往復運動を上方ピニ
オン12によって上記距離の2倍の左右回転運動に変換す
る。この左右回転運動を繰り返すことによって、下方ピ
ニオン12も同様の回転運動を繰り返し、この運動は伝達
ベルト10を介して下方プーリー7′dへ、そして下方プ
ーリー7′dの運動は芯棒を介して回転ドラム7′bへ
と伝達され、第1の挾持ベルト8を往復運動させる。一
方、下方プーリー7′dの回転運動は上方プーリー7′
cへも伝達され、上方プーリー7′cは下方プーリー
7′dと同様の回転運動を行い、下方プーリー7′dの
回転運動と同方向の回転運動がプーリーベルト22を介し
てプーリー20′cに伝達され、プーリー20′cの回転運
動は芯棒20′aを介して回転ドラム20′bに伝達され、
第2の挾持ベルト19を第1の挾持ベルト8の往復運動と
は逆方向に往復運動させる。
最後に一例としてこの装置1の使用方法を説明する
と、使用者はモーター18及びこのモーター18に連結した
減速機構(図示せず)を内蔵した取っ手4aを片手で把持
して開口2を上に向け、もう一方の片手で係止具21を解
除して蓋体5を開いた後、この一方の片手でダイリュー
タ25をその所望の長さ位置にて各溝3に載置し、再び蓋
体5を閉めて係止具21によって函体3に係止する。その
後、第3図に示すように、この装置1を滴定プレート23
の各検体攪拌希釈用小穴24に各ダイリュータ25の検体保
持部26が挿入されるよう使用者自身が保持固定するか、
あるいは適宜手段にて固定しておき、装置1のスイッチ
(図示せず)を投入して、上述の動作を第1及び第2の
挾持ベルト8,19にさせ、各ダイリュータ25を左右回転運
動させて各検体攪拌希釈用小穴24の検体を攪拌する。
ここで、本実施例では駆動機構にモーターを使用した
が、取っ手を函体に対して回転可能に取付け手動にて動
作させることもできる。また、この取っ手を設けず、モ
ーター等を函体に内蔵してもよい。さらに、モーターの
電源は電池等の内蔵型でもよいし、外部電源を用いても
よい。函体及び蓋体は木材、プラスチック等の軽い材料
からなることが好ましいが、丈夫であれば鉄板等の金属
製でもよく、特に限定されない。また、第1及び第2の
挾持ベルトには、ダイリュータの保持能力を高めるため
に、突条や凹凸等を設けることもできる。
〈考案の効果〉 本考案の検体用攪拌装置は、第1及び第2の挾持ベル
トにてダイリュータのベルト幅の表面を挾持するので確
実にダイリュータを保持することができ、しかもこの装
置は第1及び第2の挾持ベルトを互いに反対方向に往復
運動させる駆動伝達手段を備えるので、確実にダイリュ
ータをその軸回りに左右回転させ、検体を滴定プレート
上にて十分攪拌することができる。
また、本考案の検体用攪拌装置は、函体とこの函体に
対して開閉自在に設けた蓋体とから構成したので、函体
の溝を有する面が上に向けた状態にして蓋体を開け、ダ
イリュータをこの溝内に載置した後、蓋体を閉じて、ダ
イリュータを保持することやこの逆の操作にてダイリュ
ータの解除をすることができ、片手でも容易に使用でき
る。
さらに、本考案の検体用攪拌装置は、構造が容易なの
で小型化が容易であり、携帯に適しかつ安価な装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の検体用攪拌装置を概略的に示す斜視
図、第2図は本考案の検体用攪拌装置の動作原理を示す
説明図、第3図は本考案の検体用攪拌装置の使用状態図
である。 1……検体用攪拌装置、2……面(開口)、3……溝、
4……函体、5……蓋体、7,7′……第1の回転支持
軸、20,20′……第2の回転支持軸、8……第1の挾持
ベルト、9……駆動手段(駆動機構)、20,20′……第
2の回転支持軸、22……駆動伝達手段(プーリーベル
ト)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイリュータを嵌挿するための多数の溝を
    少なくとも1個の面に備えた函体と、該函体の面に開閉
    自在に取付けた蓋体とからなり、前記函体は前記溝に嵌
    挿した各ダイリュータの全てが接触する第1の挾持ベル
    トと該第1の挾持ベルトを往復運動可能に架設した第1
    の回転支持軸と、該回転支持軸を左右回転させる駆動手
    段とを備え、前記蓋体内には閉蓋時に前記第1の挾持ベ
    ルトと対峙して、前記各ダイリュータの全てに接触する
    第2の挾持ベルトと、該第2の挾持ベルトを往復運動可
    能に架設した第2の回転支持軸とを備え、前記第1の回
    転支持軸の左右回転を前記第2の回転支持軸に伝達する
    駆動伝達手段を設けたことを特徴とする検体用攪拌装
    置。
JP1990110518U 1990-10-24 1990-10-24 検体用攪拌装置 Expired - Fee Related JPH084593Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576996U (ja) * 1980-06-16 1982-01-13
JPS6325368U (ja) * 1986-07-31 1988-02-19
JPH0350452Y2 (ja) * 1987-12-04 1991-10-28

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