JPH0846195A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0846195A JPH0846195A JP19465494A JP19465494A JPH0846195A JP H0846195 A JPH0846195 A JP H0846195A JP 19465494 A JP19465494 A JP 19465494A JP 19465494 A JP19465494 A JP 19465494A JP H0846195 A JPH0846195 A JP H0846195A
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- polycrystalline silicon
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体装置の製造方法に関し、低温CVD法
によって堆積した多結晶シリコン層、タングステンシリ
サイド層に熱処理を加える場合に、多結晶シリコン層中
からのシリコンの消失を抑え、配線層やゲート電極の信
頼性を防ぐ手段を提供する。 【構成】 シリコン基板1の上に、LOCOS酸化膜2
を形成して素子形成領域を画定し、素子形成領域にゲー
ト酸化膜3を形成し、その上に、低温CVD法によって
多結晶シリコン層4を形成し、その上に低温CVD法に
よってタングステンシリサイド層5を形成し、これらの
層をレジスト膜6をマスクにして選択的に除去して、配
線層やゲート電極7の形状にパターニングした後、酸素
を含む雰囲気中で870℃乃至930℃の温度で、18
分乃至14分の時間熱処理することによって、シリコン
基板1の露出した表面に犠牲酸化膜8を形成する。
によって堆積した多結晶シリコン層、タングステンシリ
サイド層に熱処理を加える場合に、多結晶シリコン層中
からのシリコンの消失を抑え、配線層やゲート電極の信
頼性を防ぐ手段を提供する。 【構成】 シリコン基板1の上に、LOCOS酸化膜2
を形成して素子形成領域を画定し、素子形成領域にゲー
ト酸化膜3を形成し、その上に、低温CVD法によって
多結晶シリコン層4を形成し、その上に低温CVD法に
よってタングステンシリサイド層5を形成し、これらの
層をレジスト膜6をマスクにして選択的に除去して、配
線層やゲート電極7の形状にパターニングした後、酸素
を含む雰囲気中で870℃乃至930℃の温度で、18
分乃至14分の時間熱処理することによって、シリコン
基板1の露出した表面に犠牲酸化膜8を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線層あるいはゲート
電極の形成方法に特徴を有する半導体装置の製造方法に
関するものである。近年、半導体装置の微細化、高速化
に伴い、ゲート電極を含む配線層を低抵抗化することが
要求され、多結晶シリコン層と低抵抗のタングステンシ
リサイド層からなる2層構造を用いることが多くなって
いる。
電極の形成方法に特徴を有する半導体装置の製造方法に
関するものである。近年、半導体装置の微細化、高速化
に伴い、ゲート電極を含む配線層を低抵抗化することが
要求され、多結晶シリコン層と低抵抗のタングステンシ
リサイド層からなる2層構造を用いることが多くなって
いる。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の半導体装置の製造工程説
明図であり、(A)〜(E)は各工程を示している。こ
の図の11はシリコン基板、12はLOCOS酸化膜、
13はゲート酸化膜、14は多結晶シリコン層、15は
タングステンシリサイド層、16はレジスト膜、17は
ゲート電極、18は犠牲酸化膜、19はソース領域、2
0はドレイン領域である。
明図であり、(A)〜(E)は各工程を示している。こ
の図の11はシリコン基板、12はLOCOS酸化膜、
13はゲート酸化膜、14は多結晶シリコン層、15は
タングステンシリサイド層、16はレジスト膜、17は
ゲート電極、18は犠牲酸化膜、19はソース領域、2
0はドレイン領域である。
【0003】第1工程(図3(A)参照) シリコン基板11の上を選択的に熱酸化することによっ
てLOCOS酸化膜12を形成して素子形成領域を画定
する。
てLOCOS酸化膜12を形成して素子形成領域を画定
する。
【0004】第2工程(図3(B)参照) シリコン基板11のLOCOS酸化膜12によって画定
された素子形成領域に厚さ10nm〜30nmのゲート
酸化膜13を形成する。
された素子形成領域に厚さ10nm〜30nmのゲート
酸化膜13を形成する。
【0005】第3工程(図3(C)参照) LOCOS酸化膜12とゲート酸化膜13の上に、ゲー
ト電極、配線層を形成するために、400℃乃至650
℃の温度の低温CVD法によって厚さ50〜200nm
の多結晶シリコン層14を堆積し、その上に330℃乃
至390℃の温度の低温CVD法によって厚さ100n
m〜300nmのタングステンシリサイド層15を堆積
する。その上にフォトレジストを塗布し、露光、現像す
ることによってゲート電極を形成する領域にレジスト膜
16を形成する。
ト電極、配線層を形成するために、400℃乃至650
℃の温度の低温CVD法によって厚さ50〜200nm
の多結晶シリコン層14を堆積し、その上に330℃乃
至390℃の温度の低温CVD法によって厚さ100n
m〜300nmのタングステンシリサイド層15を堆積
する。その上にフォトレジストを塗布し、露光、現像す
ることによってゲート電極を形成する領域にレジスト膜
16を形成する。
【0006】第4工程(図3(D)参照) このレジスト膜16をマスクにして、タングステンシリ
サイド層15と多結晶シリコン層14を選択的にエッチ
ングすることによって、ゲート電極17を形成する。
サイド層15と多結晶シリコン層14を選択的にエッチ
ングすることによって、ゲート電極17を形成する。
【0007】第5工程(図3(E)参照) 酸素雰囲気中で850℃の熱処理を加えることによっ
て、多結晶シリコン層14とタングステンシリサイド層
15をシリサイド化すると共に、ゲート電極17とLO
COS酸化膜12の間のシリコン基板11の表面に、不
純物をイオン注入する際にシリコン基板11の表面の損
傷を防ぎ、不純物を注入する深さを調節する厚さ10n
mの犠牲酸化膜18を形成する。犠牲酸化膜18を通し
てAsからなる不純物をイオン注入してソース領域19
とドレイン領域20を形成する。
て、多結晶シリコン層14とタングステンシリサイド層
15をシリサイド化すると共に、ゲート電極17とLO
COS酸化膜12の間のシリコン基板11の表面に、不
純物をイオン注入する際にシリコン基板11の表面の損
傷を防ぎ、不純物を注入する深さを調節する厚さ10n
mの犠牲酸化膜18を形成する。犠牲酸化膜18を通し
てAsからなる不純物をイオン注入してソース領域19
とドレイン領域20を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
半導体装置の製造方法によると、ゲート電極17を形成
した後に犠牲酸化膜18を形成する熱酸化工程は、ゲー
トバーズビークを抑えてMOSトランジスタの能力を上
げるため100Å程度の酸化膜を形成する。その後、熱
処理温度を酸化膜厚の制御性をよくするため850℃程
度の温度で酸化していたため、犠牲酸化膜を形成するた
めに要する時間が50分程度と長くなっていた。
半導体装置の製造方法によると、ゲート電極17を形成
した後に犠牲酸化膜18を形成する熱酸化工程は、ゲー
トバーズビークを抑えてMOSトランジスタの能力を上
げるため100Å程度の酸化膜を形成する。その後、熱
処理温度を酸化膜厚の制御性をよくするため850℃程
度の温度で酸化していたため、犠牲酸化膜を形成するた
めに要する時間が50分程度と長くなっていた。
【0009】従って、低温で成長したため、アモルファ
ス状であって結晶化していない多結晶シリコン層14と
タングステンシリサイド層15中のシリコンの拡散速度
が、多結晶シリコン層14とタングステンシリサイド層
15のシリサイド化速度より速く、シリサイド化が進行
する間に、多結晶シリコン層14中のシリコンが拡散、
消失して多結晶シリコン層14の膜厚が薄くなり、タン
グステンシリサイド層15がゲート酸化膜13に接触し
てメタル汚染を生じてゲート酸化膜13の耐圧を劣化さ
せるという問題があった。
ス状であって結晶化していない多結晶シリコン層14と
タングステンシリサイド層15中のシリコンの拡散速度
が、多結晶シリコン層14とタングステンシリサイド層
15のシリサイド化速度より速く、シリサイド化が進行
する間に、多結晶シリコン層14中のシリコンが拡散、
消失して多結晶シリコン層14の膜厚が薄くなり、タン
グステンシリサイド層15がゲート酸化膜13に接触し
てメタル汚染を生じてゲート酸化膜13の耐圧を劣化さ
せるという問題があった。
【0010】また、この多結晶シリコン層14とタング
ステンシリサイド層15の2層構造によって配線層を形
成する場合には、配線と半導体基板11との耐圧が劣化
し、あるいは配線とシリコン基板11の間の容量が増大
するという問題があった。
ステンシリサイド層15の2層構造によって配線層を形
成する場合には、配線と半導体基板11との耐圧が劣化
し、あるいは配線とシリコン基板11の間の容量が増大
するという問題があった。
【0011】図4は、従来の半導体装置の製造方法によ
って製造した半導体装置の結晶構造の写真である。この
写真は、MOSトランジスタの断面を示すSEM写真
で、台形の部分がシリコン基板であり、台形の部分の斜
面を覆う黒い部分が不純物をイオン注入したソース領域
とドレイン領域であり、その上の水平に延びる層がゲー
ト酸化膜であり、このゲート酸化膜を介して台形の部分
の上に見えるのが、多結晶シリコン層とタングステンシ
リサイド層からなるゲート電極であり、その上を覆って
いるのが層間絶縁膜である。
って製造した半導体装置の結晶構造の写真である。この
写真は、MOSトランジスタの断面を示すSEM写真
で、台形の部分がシリコン基板であり、台形の部分の斜
面を覆う黒い部分が不純物をイオン注入したソース領域
とドレイン領域であり、その上の水平に延びる層がゲー
ト酸化膜であり、このゲート酸化膜を介して台形の部分
の上に見えるのが、多結晶シリコン層とタングステンシ
リサイド層からなるゲート電極であり、その上を覆って
いるのが層間絶縁膜である。
【0012】この写真から観察されるように、ゲート電
極を構成する筈の黒い多結晶シリコン層が極度に薄くな
り、その一部では消失して、白いタングステンシリサイ
ド層がゲート酸化膜に接触している。
極を構成する筈の黒い多結晶シリコン層が極度に薄くな
り、その一部では消失して、白いタングステンシリサイ
ド層がゲート酸化膜に接触している。
【0013】本発明は、低温CVD法によって堆積した
多結晶シリコン層、タングステンシリサイド層に熱処理
を加える場合に、多結晶シリコン層中からのシリコンの
消失を抑え、配線層やゲート電極の信頼性の劣化を防ぐ
手段を提供することを目的とする。
多結晶シリコン層、タングステンシリサイド層に熱処理
を加える場合に、多結晶シリコン層中からのシリコンの
消失を抑え、配線層やゲート電極の信頼性の劣化を防ぐ
手段を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる半導体装
置の製造方法においては、シリコン基板の上に低温CV
D法によって多結晶シリコン層を堆積する工程と、その
上に低温CVD法によってタングステンシリサイド層を
堆積する工程と、該多結晶シリコン層とタングステンシ
リサイド層を選択的に除去する工程と、酸素雰囲気中で
870℃乃至930℃の温度で、例えば18分乃至14
分の時間熱処理することによって、該シリコン基板の露
出した表面に酸化膜を形成する工程を採用した。
置の製造方法においては、シリコン基板の上に低温CV
D法によって多結晶シリコン層を堆積する工程と、その
上に低温CVD法によってタングステンシリサイド層を
堆積する工程と、該多結晶シリコン層とタングステンシ
リサイド層を選択的に除去する工程と、酸素雰囲気中で
870℃乃至930℃の温度で、例えば18分乃至14
分の時間熱処理することによって、該シリコン基板の露
出した表面に酸化膜を形成する工程を採用した。
【0015】この場合、多結晶シリコン層とタングステ
ンシリサイド層を絶縁体膜を介して半導体基板中の電流
を制御するゲート電極とすることができる。
ンシリサイド層を絶縁体膜を介して半導体基板中の電流
を制御するゲート電極とすることができる。
【0016】
【作用】この発明のように、シリコン基板の上に低温C
VD法によって多結晶シリコン層を堆積し、その上に低
温CVD法によってタングステンシリサイド層を堆積
し、多結晶シリコン層とタングステンシリサイド層を選
択的に除去した後に、酸素雰囲気中で870℃乃至93
0℃の温度で、例えば、18分乃至14分の時間熱処理
することによってシリコン基板の露出した表面に酸化膜
を形成すると、従来の工程よりシリコン基板表面の酸化
時間を短縮することができるため、多結晶シリコン層中
のシリコンの拡散、消失を低減することができ、多結晶
シリコン層とタングステンシリサイド層からなる配線層
やゲート電極の信頼性を向上することができる。
VD法によって多結晶シリコン層を堆積し、その上に低
温CVD法によってタングステンシリサイド層を堆積
し、多結晶シリコン層とタングステンシリサイド層を選
択的に除去した後に、酸素雰囲気中で870℃乃至93
0℃の温度で、例えば、18分乃至14分の時間熱処理
することによってシリコン基板の露出した表面に酸化膜
を形成すると、従来の工程よりシリコン基板表面の酸化
時間を短縮することができるため、多結晶シリコン層中
のシリコンの拡散、消失を低減することができ、多結晶
シリコン層とタングステンシリサイド層からなる配線層
やゲート電極の信頼性を向上することができる。
【0017】なお、酸素雰囲気中で930℃より高い温
度で熱処理することによってシリコン基板の表面を酸化
すると、100nmの熱酸化を行うための時間が2.4
分程度と短くなり、酸化速度が速すぎて、酸化膜の膜厚
の制御が困難になるため望ましくない。
度で熱処理することによってシリコン基板の表面を酸化
すると、100nmの熱酸化を行うための時間が2.4
分程度と短くなり、酸化速度が速すぎて、酸化膜の膜厚
の制御が困難になるため望ましくない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例の半導体装置の製造工程説明図であ
り、(A)〜(E)は各工程を示している。この図の1
はシリコン基板、2はLOCOS酸化膜、3はゲート酸
化膜、4は多結晶シリコン層、5はタングステンシリサ
イド層、6はレジスト膜、7はゲート電極、8は犠牲酸
化膜、9はソース領域、10はドレイン領域である。
本発明の一実施例の半導体装置の製造工程説明図であ
り、(A)〜(E)は各工程を示している。この図の1
はシリコン基板、2はLOCOS酸化膜、3はゲート酸
化膜、4は多結晶シリコン層、5はタングステンシリサ
イド層、6はレジスト膜、7はゲート電極、8は犠牲酸
化膜、9はソース領域、10はドレイン領域である。
【0019】第1工程(図1(A)参照) シリコン基板1の上に選択的に熱酸化することによって
LOCOS酸化膜2を形成してMOS等の素子形成領域
を画定する。
LOCOS酸化膜2を形成してMOS等の素子形成領域
を画定する。
【0020】第2工程(図1(B)参照) シリコン基板1のLOCOS酸化膜2によって画定した
素子形成領域に厚さ10nm〜30nmのゲート酸化膜
3を形成する。
素子形成領域に厚さ10nm〜30nmのゲート酸化膜
3を形成する。
【0021】第3工程(図1(C)参照) LOCOS酸化膜2とゲート酸化膜3の上に、ゲート電
極、配線層を形成するために、400℃乃至650℃の
温度の低温CVD法によって厚さ80〜120nmの多
結晶シリコン層4を堆積し、その上に330℃乃至39
0℃の温度の低温CVD法によって厚さ150nm〜2
50nmのタングステンシリサイド層5を堆積する。そ
の上にフォトレジストを塗布し、露光現像することによ
ってゲート電極を形成する領域にレジスト膜6を形成す
る。
極、配線層を形成するために、400℃乃至650℃の
温度の低温CVD法によって厚さ80〜120nmの多
結晶シリコン層4を堆積し、その上に330℃乃至39
0℃の温度の低温CVD法によって厚さ150nm〜2
50nmのタングステンシリサイド層5を堆積する。そ
の上にフォトレジストを塗布し、露光現像することによ
ってゲート電極を形成する領域にレジスト膜6を形成す
る。
【0022】第4工程(図1(D)参照) このレジスト膜6をマスクにして、タングステンシリサ
イド層5と多結晶シリコン層4を選択的にエッチングす
ることによって、ゲート電極7を形成する。
イド層5と多結晶シリコン層4を選択的にエッチングす
ることによって、ゲート電極7を形成する。
【0023】第5工程(図1(E)参照) 酸素雰囲気中で900℃の熱処理を10分間加えること
によって、多結晶シリコン層4とタングステンシリサイ
ド層5をシリサイド化すると共に、ゲート電極7とLO
COS酸化膜2の間のシリコン基板1の表面に、不純物
をイオン注入する際にシリコン基板1の表面に生じる損
傷を防ぎ、不純物を注入する深さを調節するための厚さ
10nmの犠牲酸化膜8を形成する。
によって、多結晶シリコン層4とタングステンシリサイ
ド層5をシリサイド化すると共に、ゲート電極7とLO
COS酸化膜2の間のシリコン基板1の表面に、不純物
をイオン注入する際にシリコン基板1の表面に生じる損
傷を防ぎ、不純物を注入する深さを調節するための厚さ
10nmの犠牲酸化膜8を形成する。
【0024】犠牲酸化膜8を通してAsからなる不純物
をイオン注入してソース領域9とドレイン領域10を形
成する。なお、上記と同様の工程を、熱処理の温度を8
70℃から920℃までの範囲で変えて厚さ10nmの
熱酸化膜を形成したところ、18分から14分までの範
囲の時間を要し、多結晶シリコン層4中のシリコンの拡
散を支障を生じない程度に抑えることができた。
をイオン注入してソース領域9とドレイン領域10を形
成する。なお、上記と同様の工程を、熱処理の温度を8
70℃から920℃までの範囲で変えて厚さ10nmの
熱酸化膜を形成したところ、18分から14分までの範
囲の時間を要し、多結晶シリコン層4中のシリコンの拡
散を支障を生じない程度に抑えることができた。
【0025】図2は、本発明の一実施例の半導体装置の
製造方法によって製造した半導体装置の結晶構造の写真
である。この写真は、MOSトランジスタの断面を示す
SEM写真で、台形の部分がシリコン基板であり、台形
の部分の斜面を覆う黒い部分が不純物をイオン注入した
ソース領域とドレイン領域であり、その上の水平に延び
る層がゲート酸化膜であり、このゲート酸化膜を介して
台形の部分の上に見えるのが、多結晶シリコン層とタン
グステンシリサイド層からなるゲート電極であり、その
上を覆っているのが層間絶縁膜である。
製造方法によって製造した半導体装置の結晶構造の写真
である。この写真は、MOSトランジスタの断面を示す
SEM写真で、台形の部分がシリコン基板であり、台形
の部分の斜面を覆う黒い部分が不純物をイオン注入した
ソース領域とドレイン領域であり、その上の水平に延び
る層がゲート酸化膜であり、このゲート酸化膜を介して
台形の部分の上に見えるのが、多結晶シリコン層とタン
グステンシリサイド層からなるゲート電極であり、その
上を覆っているのが層間絶縁膜である。
【0026】この写真から観察されるように、ゲート電
極を構成する黒い多結晶シリコン層が残存し、白いタン
グステンシリサイド層がゲート酸化膜に接触するという
従来の半導体装置の製造方法の問題が解消されているこ
とがわかる。
極を構成する黒い多結晶シリコン層が残存し、白いタン
グステンシリサイド層がゲート酸化膜に接触するという
従来の半導体装置の製造方法の問題が解消されているこ
とがわかる。
【0027】図5は、本発明と従来の半導体装置の製造
方法による特性の比較説明図であり、(A)はnCH
Trサチュレーション電流を示し、(B)はpCH T
rサチュレーション電流を示している。
方法による特性の比較説明図であり、(A)はnCH
Trサチュレーション電流を示し、(B)はpCH T
rサチュレーション電流を示している。
【0028】nCH Trサチュレーション電流(図5
(A)参照)をみると、厚さ10nmの酸化膜を形成す
る場合、従来の技術によって850℃で熱処理を加える
場合は平均で5.5218であったサチュレーション電
流が、本発明によって900℃で熱処理を加える場合は
平均で5.5242となり、僅かながら改善されている
ことがわかる。
(A)参照)をみると、厚さ10nmの酸化膜を形成す
る場合、従来の技術によって850℃で熱処理を加える
場合は平均で5.5218であったサチュレーション電
流が、本発明によって900℃で熱処理を加える場合は
平均で5.5242となり、僅かながら改善されている
ことがわかる。
【0029】また、pCH Trサチュレーション電流
(図5(B)参照)をみると、同じ厚さ10nmの酸化
膜を形成する場合、従来の技術によって850℃で熱処
理を加える場合は平均で2.3394であったサチュレ
ーション電流が、本発明によって900℃で熱処理を加
える場合は平均で2.3592となり、僅かながら改善
されていることがわかる。
(図5(B)参照)をみると、同じ厚さ10nmの酸化
膜を形成する場合、従来の技術によって850℃で熱処
理を加える場合は平均で2.3394であったサチュレ
ーション電流が、本発明によって900℃で熱処理を加
える場合は平均で2.3592となり、僅かながら改善
されていることがわかる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置の製造方法によると、シリコン基板の上に低温CVD
法によって多結晶シリコン層を堆積し、その上に低温C
VD法によってタングステンシリサイド層を堆積し、そ
の後熱処理を加える必要がある場合に、多結晶シリコン
層中のシリコンの消失を低減することによって配線層や
ゲート電極の信頼性を向上することができ、半導体装置
に関する技術分野において寄与するところが大きい。
置の製造方法によると、シリコン基板の上に低温CVD
法によって多結晶シリコン層を堆積し、その上に低温C
VD法によってタングステンシリサイド層を堆積し、そ
の後熱処理を加える必要がある場合に、多結晶シリコン
層中のシリコンの消失を低減することによって配線層や
ゲート電極の信頼性を向上することができ、半導体装置
に関する技術分野において寄与するところが大きい。
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の製造工程説明
図であり、(A)〜(E)は各工程を示している。
図であり、(A)〜(E)は各工程を示している。
【図2】本発明の一実施例の半導体装置の製造方法によ
って製造した半導体装置の結晶構造の写真である。
って製造した半導体装置の結晶構造の写真である。
【図3】従来の半導体装置の製造工程説明図であり、
(A)〜(E)は各工程を示している。
(A)〜(E)は各工程を示している。
【図4】従来の半導体装置の製造方法によって製造した
半導体装置の結晶構造の写真である。
半導体装置の結晶構造の写真である。
【図5】本発明と従来の半導体装置の製造方法による特
性の比較説明図であり、(A)はnCH Trサチュレ
ーション電流を示し、(B)はpCH Trサチュレー
ション電流を示している。
性の比較説明図であり、(A)はnCH Trサチュレ
ーション電流を示し、(B)はpCH Trサチュレー
ション電流を示している。
1 シリコン基板 2 LOCOS酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 多結晶シリコン層 5 タングステンシリサイド層 6 レジスト膜 7 ゲート電極 8 犠牲酸化膜 9 ソース領域 10 ドレイン領域
Claims (3)
- 【請求項1】 シリコン基板の上に低温CVD法によっ
て多結晶シリコン層を堆積する工程と、その上に低温C
VD法によってタングステンシリサイド層を堆積する工
程と、該多結晶シリコン層とタングステンシリサイド層
を選択的に除去する工程と、酸素雰囲気中で870℃乃
至930℃の温度で時間熱処理することによって、該シ
リコン基板の露出した表面に酸化膜を形成する工程を含
むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 多結晶シリコン層とタングステンシリサ
イド層を選択的に除去した後に、酸素雰囲気中で18分
乃至14分の時間熱処理することを特徴とする請求項1
に記載された半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 多結晶シリコン層とタングステンシリサ
イド層が、絶縁体膜を介して半導体基板中の電流を制御
するゲート電極であることを特徴とする請求項1に記載
された半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19465494A JPH0846195A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19465494A JPH0846195A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846195A true JPH0846195A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16328108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19465494A Withdrawn JPH0846195A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846195A (ja) |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP19465494A patent/JPH0846195A/ja not_active Withdrawn
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|---|---|---|---|
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