JPH0848687A - ジオキサジン化合物の製造方法、着色材料及び板状結晶 - Google Patents

ジオキサジン化合物の製造方法、着色材料及び板状結晶

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JPH0848687A
JPH0848687A JP7152755A JP15275595A JPH0848687A JP H0848687 A JPH0848687 A JP H0848687A JP 7152755 A JP7152755 A JP 7152755A JP 15275595 A JP15275595 A JP 15275595A JP H0848687 A JPH0848687 A JP H0848687A
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JP7152755A
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Masaaki Ikeda
征明 池田
Junko Yoshioka
純子 吉岡
Masao Onishi
正男 大西
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】式(3)のジオキサジン誘導体の存在下、式
(2)で表される化合物を閉環して式(1)で表される
ジオキサジン化合物を得る。 【化1】 (式中RおよびR′はそれぞれ独立に水素原子または炭
素数1〜8のアルキル基を示す。XおよびまたはYは置
換基を表す。iおよびjはそれぞれ独立に0〜6の整数
を示す。ただしi+jは1〜6の数を示す。Z1
2 ,Z3 ,Z4 はそれぞれ独立にハロゲン原子または
水素原子を表す。) 【効果】本発明方法により得られる顔料クルードは従来
法に比べて非常に顔料化が容易で顔料化後の諸堅牢度、
流動性、光沢、着色力などに優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は顔料として有用なジオキ
サジン化合物の製造方法、着色材料及び板状結晶に関す
る。
【0002】
【従来の技術】後記式(1)の化合物を製造するには、
後記式(5)で示される3−アミノ−9−アルキルカル
バゾールとクロラニルを不活性溶媒中、酸結合剤の存在
下、縮合させて後記式(2)で示される化合物を得、つ
いでこの化合物を閉環剤を用いて閉環する方法が知られ
ている(PBレポート65657,特公昭60−119
86等)。さらに上記の方法で得た顔料クルードを顔料
化する方法として特開昭54−56630号公報,特開
昭58−120673号公報記載の方法等が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの顔料クルー
ドは分散化が困難で、非常に強力な分散を行う必要があ
り、生産効率が劣り、高品位の顔料は得にくい。また分
散化には界面活性剤や色素誘導体と共に粉砕することも
提案されているが(特開平2−102272,特開平2
−102273,US5275653等)、生産効率が
劣り、微細化も不十分であり、分散の安定性が劣る、な
ど多くの欠点が残されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の欠点
を解決するために鋭意検討した結果、後記式(3)で示
されるジオキサジン化合物の誘導体類の存在下に閉環反
応を行うことにより優れた顔料クルードが得られること
を見いだした。すなわち本発明は、 (1)式(3)
【0005】
【化4】
【0006】(式中R′は水素原子または炭素数1〜8
のアルキル基を示し、Z3 ,Z4 はそれぞれ独立に水素
原子またはハロゲン原子を示し、XおよびYはそれぞれ
独立に置換基を示し、iは0〜6の数、jは0〜6の数
を示す。但、i+jは1〜6の数である。)で表される
化合物の存在下、式(2)
【0007】
【化5】
【0008】(式中Rは水素原子または炭素数1〜8の
アルキル基を示し、Z1 ,Z2 はそれぞれ独立に水素原
子またはハロゲン原子を示す。)で表される化合物を閉
環することを特徴とする、式(1)
【0009】
【化6】
【0010】(式中R、Z1 ,Z2 は前記と同じ。)で
示されるジオキサジン化合物の製造方法、(2)式
(3)におけるXが−A−(CH2 l −B、Yが−
A′−(CH2 n −B′(ここで、AおよびA′は直
接結合または−SO2 −,−CO−,−S−,−CH2
NHCO−,−O−,−CR1 2 −,−CONR
3 −,−SO2NR4 −,−NR5 −(ここで、R1
2 ,R3 ,R4 ,R5 はそれぞれ独立に水素原子、飽
和及び不飽和の脂肪族または芳香族の基(これらの基は
カルコゲン原子、窒素原子及び/又はハロゲン原子を含
んでも良い)を示す。)から選択される二価の結合基を
示し、BおよびB′はそれぞれ独立に水素原子または−
OR6 (ここでR6 は水素原子、金属原子、飽和及び不
飽和の脂肪族または芳香族の基(これらの基はカルコゲ
ン原子、窒素原子及び/又はハロゲン原子を含んでも良
い)を示す。),−NR7 8 ,−R9 から選択される
結合基を示し(ここで、R7 ,R8 ,R9 はそれぞれ独
立に水素原子、飽和及び不飽和の脂肪族または芳香族の
基(これらの基はカルコゲン原子、窒素原子及び/又は
ハロゲン原子を含んでも良い)を示す。)、nおよびl
はそれぞれ独立に0〜8の数を示す。))であり、iは
0〜6の数であり、jは0〜6の数である(1)のジオ
キサジン化合物の製造方法、(3)Aが、−SO2 −,
−SO2 NR4 −であり、lが0〜8の整数であり、B
が−OR6 ,−NR7 8 ,−R9 であり、A′が−S
2 −であり、nが0であり、B′が−OR6 であり、
iは1〜6の数であり、jは0〜5の数である(2)の
ジオキサジン化合物の製造方法、
【0011】(4)Aが、−O−,−CR1 2 −,−
CH2 NHCO−,−CONR3 −であり、lが0〜8
の整数であり、Bが水素原子または−OR6 ,−NR7
8 ,−R9 から選択される結合基であり、iは1〜6
の数であり、jは0である(2)のジオキサジン化合物
の製造方法、(5)式(3)の化合物が式(1)の化合
物のスルホン酸誘導体、スルホンアミド誘導体(アミノ
スルホニル誘導体)、アルキルエーテル誘導体、アルキ
ルアミド誘導体(カルボン酸アミドアルキル誘導体)ま
たはカルボンアミド誘導体(アミノカルボニル誘導体)
である(1)のジオキサジン化合物の製造方法、(6)
スルホン酸誘導体が式(1)の化合物に−SO3 M(こ
こでMは水素原子または金属原子示す。)が結合した化
合物であり、スルホンアミド誘導体が式(1)の化合物
にアミノスルホニル基、ヒドラジノスルホニル基、アル
キルアミノスルホニル基、アミノアルキルアミノスルホ
ニル基、アルキルアミノアルキルアミノスルホニル基ま
たは式−SO2 N(R112 (ここでR11は(CH2
2O)n H(ここでn は1〜30の整数を示す。)を
示す。)で示される基が結合した化合物であり、アルキ
ルエーテル誘導体が式(1)の化合物に炭素数1〜8の
アルコキシ基が結合した化合物であり、アルキルアミド
誘導体が式(1)の化合物にフタルイミドアルキル基、
オニウムアルキルカルボニルアミノアルキル基、オニウ
ムカルボニルアミノアルキル基、アルキルカルボニルア
ミノアルキル基、アミノアルキルカルボニルアミノアル
キル基またはアルキルアミノアルキルカルボニルアミノ
アルキル基が結合した化合物であり、カルボンアミド誘
導体が式(1)の化合物にカルバモイル基、アルキルア
ミノカルボニル基、アミノアルキルアミノカルボニル基
またはアルキルアミノアルキルアミノカルボニル基が結
合した化合物である(5)のジオキサジン化合物の製造
方法、(7)式(3)の化合物が式(1)の化合物のス
ルホン酸誘導体である(1)のジオキサジン化合物の製
造方法、(8)スルホン酸誘導体が、式(1)の化合物
に、置換基として、スルホン酸が1〜6個結合し、その
一部または全部が塩になっている化合物である(7)の
ジオキサジン化合物の製造方法、
【0012】(9)式(3)の化合物が式(1)の化合
物のスルホンアミド誘導体である(1)のジオキサジン
化合物の製造方法、(10)スルホンアミド誘導体が、
式(1)の化合物に、置換基として、アルキルアミノス
ルホニル基、アルキルアミノアルキルアミノスルホニル
基または式−SO2 N(R112 (ここでR11は(CH
2 CH2 O)n H(ここでn は1〜30の整数を示
す。)を示す。)で示される基が1〜5個、スルホン酸
基またはその塩が0〜3個結合した化合物(置換基の総
数は1〜6個)である(9)のジオキサジン化合物の製
造方法、(11)式(3)の化合物が式(1)の化合物
のアルキルアミド誘導体である(1)のジオキサジン化
合物の製造方法。(12)アルキルアミド誘導体が、式
(1)の化合物に、置換基として、オニウムアルキルカ
ルボニルアミノアルキル基が1〜5個、スルホン酸基ま
たはその塩が0〜3個結合した化合物(置換基の総数は
1〜6個)である(11)のジオキサジン化合物の製造
方法、(13)オニウムアルキルカルボニルアミノアル
キル基がピリジニウムアルキルカルボニルアミノアルキ
ル基であり、その対イオンが塩素イオン、乳酸イオンま
たはメチル硫酸イオンである(12)のジオキサジン化
合物の製造方法、(14)塩がアルカリ金属塩である
(8)、(10)または(12)のジオキサジン化合物
の製造方法、(15)式(3)で示される化合物の使用
量が、式(2)で示される化合物1重量部に対し、0.
005〜0.3重量部である(1)のジオキサジン化合
物の製造方法、(16)閉環反応が、式(2)で示され
る化合物1重量部に対し、式(3)で示される化合物
0.005〜0.3重量部および閉環剤の存在下、10
0〜200℃に加熱して行われる(1)、(5)、
(7)、(9)または(11)のジオキサジン化合物の
製造方法、(17)閉環剤の使用量が、式(2)で示さ
れる化合物1モルに対し、0.1〜5倍モルである(1
6)のジオキサジン化合物の製造方法、(18)(1)
記載の方法で合成された式(1)の化合物を含有する着
色材料、(19)(1)記載の反応によって得られる反
応生成物を含有する着色材料、(20)(1)記載の式
(1)で表されたジオキサジン化合物の板状結晶、(2
1)(1)記載の反応によって得られる、板状結晶状の
反応生成物、に関する。
【0013】本発明においては、式(2)の化合物の閉
環反応を、式(3)の化合物の存在下に行う。前記式
(3)において、R′は水素原子または炭素数1〜8の
アルキル基である。この炭素数1〜8のアルキル基とし
ては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基等が挙げられるが、好ましくはメチル基、エチル基、
n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基である。i、jは、i+jが1
〜6の数であることを条件として、0〜6の数でZ3
4 はそれぞれ独立に水素原子またはハロゲン原子であ
る。このハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素
原子等が挙げられるが、塩素原子が好ましい。
【0014】X、Yは置換基である。Xは、例えば−A
−(CH2 l −B、Yは、例えば−A′−(CH2
n −B′(ここで、AおよびA′は直接結合または−S
2−,−CO−,−S−,−CH2 NHCO−,−O
−,−CR1 2 −,−CONR3 −,−SO2 NR4
−,−NR5 −(ここで、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R
5 はそれぞれ独立に水素原子、飽和及び不飽和の脂肪族
または芳香族の基(これらの基はカルコゲン原子、窒素
原子及び/又はハロゲン原子を含んでも良い)を示
す。)から選択される二価の結合基を示し、Bおよび
B′はそれぞれ独立に水素原子または−OR6 (ここで
6 は水素原子、金属原子、飽和及び不飽和の脂肪族ま
たは芳香族の基(これらの基はカルコゲン原子、窒素原
子及び/又はハロゲン原子を含んでも良い)を示
す。),−NR7 8 ,−R9 から選択される結合基を
示し(ここで、R7 ,R8 ,R9 はそれぞれ独立に水素
原子、飽和及び不飽和の脂肪族または芳香族の基(これ
らの基はカルコゲン原子、窒素原子及び/又はハロゲン
原子を含んでも良い)を示す。)と表される。ここで、
金属原子としては、例えばリチウム、ナトリウム、カリ
ウム等のアルカリ金属が好ましく、カルコゲン原子とし
ては酸素原子、硫黄原子等が好ましい。カルコゲン原
子、窒素原子及び/又はハロゲン原子を含んでも良い飽
和及び不飽和の脂肪族または芳香族の基としては、例え
ばメチル基、クロルメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t
−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基等のアルキル基(好ましくは炭素数1〜8、さ
らに好ましくは炭素数1〜5)、エテニル基、プロペニ
ル基、ブテニル基、ペンテニル基等のアルケニル基(好
ましくは炭素数2〜8、さらに好ましくは炭素数2〜
5)、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基等のシクロアルキル基(好ましくは炭素数3〜1
0、さらに好ましくは炭素数4〜8)、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
ニル基等のエステル基、メトキシ基、エトキシ基、フェ
ノキシ基等のエーテル基、アセチル基、プロピオニル基
等のアシル基、フェニル基、クロルフェニル基等のアリ
ール基、ピリジニウム基、クロルピリジニウム基、ピリ
ジル基、ピリドニル基、ピペリドニル基、モルホリノ
基、フリル基、オキサゾリル基、チエニル基、クロルベ
ンジル基、ニトロベンジル基等があげられる。
【0015】このX、Yとしては、例えば−SO3
(ここでMは水素原子または金属原子示す。)、アルキ
ルアミノスルホニル基、アルキルアミノアルキルアミノ
スルホニル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、フタルイ
ミドアルキル基、オニウムアルキルカルボニルアミノア
ルキル基、アルキルカルボニルアミノアルキル基、アル
キルアミノアルキルカルボニルアミノアルキル基、−S
2 N(R112 (ここでR11は(CH2 CH2 O)n
H(ここでn は1〜30の整数を示す。)を示す。)、
アルキルアミノカルボニル基、アルキルアミノアルキル
アミノカルボニル基等があげられる。
【0016】−SO3 MのMとしては、例えば水素原
子、リチゥム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
原子、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属
原子等の金属原子があげられるが、好ましくは水素原子
やアルカリ金属原子、より好ましくは水素原子やナトリ
ウム、カリウムがあげられる。−SO3 Mとしては、例
えばスルホン酸、スルホン酸リチゥム、スルホン酸ナト
リウム、スルホン酸カリウム、スルホン酸マグネシウ
ム、スルホン酸カルシウム等があげられる。
【0017】アルキルアミノスルホニル基としては、例
えばN−メチルアミノスルホニル基、N−エチルアミノ
スルホニル基等の(C1 〜C4 )アルキルアミノスルホ
ニル基、N−エチル−N−メチルアミノスルホニル基、
ジメチルアミノスルホニル基、ジプロピルアミノスルホ
ニル基等のジ(C1 〜C4 )アルキルアミノスルホニル
基があげられる。アルキルアミノアルキルアミノスルホ
ニル基としては、例えばN−メチルアミノプロピルアミ
ノスルホニル基、N−エチルアミノプロピルアミノスル
ホニル基等の(C1 〜C4 )アルキルアミノ(C1 〜C
4 )アルキルアミノスルホニル基、ジメチルアミノプロ
ピルアミノスルホニル基、ジエチルアミノプロピルアミ
ノスルホニル基、ジメチルアミノメチルアミノスルホニ
ル基、ジエチルアミノメチルアミノスルホニル基、ジエ
チルアミノエチルアミノスルホニル基、ジ(n−プロピ
ル)アミノメチルアミノスルホニル基、ジ(n−プロピ
ル)アミノエチルアミノスルホニル基、ジ(n−プロピ
ル)アミノプロピルアミノスルホニル基、ジ(イソプロ
ピル)アミノメチルアミノスルホニル基、ジ(イソプロ
ピル)アミノエチルアミノスルホニル基、ジ(イソプロ
ピル)アミノプロピルアミノスルホニル基、ジブチルア
ミノプロピルアミノスルホニル基、N−エチル−N−メ
チルアミノプロピルアミノスルホニル基等のジ(C1
4 )アルキルアミノ(C1 〜C4 )アルキルアミノス
ルホニル基があげられる。
【0018】炭素数1〜8のアルコキシ基としては、例
えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソ
プロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、
t−ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ
基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基等があげられ
る。フタルイミドアルキル基としては、例えばフタルイ
ミドメチル基、ニトロフタルイミドメチル基、モノクロ
ルフタルイミドメチル基、ジクロルフタルイミドメチル
基等のフタルイミド(C1 〜C4 )アルキル基等があげ
られる。オニウムアルキルカルボニルアミノアルキル基
としては、例えばピリジニウムアルキルカルボニルアミ
ノアルキル基やテトラアルキルアンモニウムアルキルカ
ルボニルアミノアルキル基等があげられる。ここでピリ
ジニウムアルキルカルボニルアミノアルキル基として
は、例えばピリジニウムメチルカルボニルアミノメチル
基等のピリジニウム(C1 〜C4 )アルキルカルボニル
アミノ(C1 〜C4 )アルキル基等があげられる。ま
た、テトラアルキルアンモニウムアルキルカルボニルア
ミノアルキル基としては、例えばテトラメチルアンモニ
ウムメチルカルボニルアミノメチル基等のテトラ(C1
〜C4 )アルキルアンモニウム(C1 〜C4 )アルキル
カルボニルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基等があげら
れる。オニウムの対イオンとしては非発色性のイオン、
例えばフッ素イオン、塩素イオン、臭素イオン、沃素イ
オン等のハロゲンイオン、硫酸イオン、メチル硫酸イオ
ン、ベンゼンスルホン酸イオン、メタンスルホン酸イオ
ン等のスルホン酸イオン、酢酸イオン等の脂肪酸イオ
ン、乳酸イオン等のオキシ酸イオン、安息香酸イオン等
があげられる。−SO2 N(R112 としては、例えば
ジエタノールアミノスルホニル基、ジ(ポリエチレング
リコール)アミノスルホニル基等があげられる。ポリエ
チレングリコールの重合度は1〜30、好ましくは20
〜30程度である。アルキルカルボニルアミノアルキル
基としては、例えばメチルカルボニルアミノプロピル
基、エチルカルボニルアミノブチル基等等の(C1 〜C
4 )アルキルカルボニルアミノ(C1 〜C4 )アルキル
基等があげられる。アルキルアミノアルキルカルボニル
アミノアルキル基としては、例えばジメチルアミノプロ
ピルカルボニルアミノプロピル基、エチルアミノメチル
カルボニルアミノブチル基等の(C1 〜C4 )アルキル
カルボニルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基等があげら
れる。ジアルキルアミノアルキルアミノカルボニル基と
しては、例えばジメチルアミノプロピルアミノカルボニ
ル基、ジエチルアミノプロピルアミノカルボニル基、N
−メチル−N−プロピルアミノプロピルアミノカルボニ
ル基等があげられる。
【0019】以上に述べた式(3)におけるR′、
3 、Z4 、X、Yの好ましい組み合わせとしては、例
えばR′がメチル基、エチル基、プロピル基、Z3 が水
素原子か塩素原子、Z4 が水素原子か塩素原子、Xがス
ルホン酸基の塩、アルキルアミノアルキルアミノスルホ
ニル基またはオニウムアルキルカルボニルアミノアルキ
ル基、Yがスルホン酸基である。また、iとjはiが1
〜5の数、jが0〜5の数であり、かつi+jが1〜6
の数である。
【0020】前記式(3)の化合物は、例えば次のよう
な化合物ということもできる。即ち、式(3)の化合物
としては、例えば式(1)の化合物のスルホン酸誘導
体、スルホンアミド誘導体(アミノスルホニル誘導
体)、アルキルエーテル誘導体、アルキルアミド誘導体
(カルボン酸アミドアルキル誘導体)またはカルボンア
ミド誘導体(アミノカルボニル誘導体)である化合物が
あげられる。スルホン酸誘導体としては、例えば式
(1)の化合物に置換基として、−SO3 M(ここでM
は水素原子または金属原子示す。)が結合した化合物が
あげられ、スルホンアミド誘導体(アミノスルホニル誘
導体)としては、例えば式(1)の化合物に置換基とし
て、アミノスルホニル基、ヒドラジノスルホニル基、ア
ルキルアミノスルホニル基(例えば、上記参照)、アミ
ノアルキルアミノスルホニル基(例えば、アミノメチル
アミノスルホニル基、アミノブチルアミノスルホニル基
等のアミノ(C1 〜C4 )アルキルアミノスルホニル
基)、アルキルアミノアルキルアミノスルホニル基(例
えば、上記参照)または式−SO2 N(R112 (ここ
でR11は(CH2 CH2 O)n H(ここでn は1〜30
の整数を示す。)を示す。)で示される基が結合した化
合物があげられ、アルキルエーテル誘導体としては、例
えば式(1)の化合物に置換基として、炭素数1〜8の
アルコキシ基(例えば、上記参照)が結合した化合物が
あげられ、アルキルアミド誘導体(カルボン酸アミドア
ルキル誘導体)としては、例えば式(1)の化合物に置
換基として、フタルイミドアルキル基(例えば、上記参
照)、オニウムアルキルカルボニルアミノアルキル基
(例えば、上記参照)、オニウムカルボニルアミノアル
キル基(例えば、オニウムカルボニルアミノメチル基、
オニウムカルボニルアミノブチル基等のオニウムカルボ
ニルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基)、アルキルカル
ボニルアミノアルキル基(例えば、上記参照)、アミノ
アルキルカルボニルアミノアルキル基(例えば、アミノ
メチルカルボニルアミノメチル基、アミノブチルカルボ
ニルアミノメチル基等のアミノ(C1 〜C4 )アルキル
カルボニルアミノ(C1 〜C4 )アルキル基)またはア
ルキルアミノアルキルカルボニルアミノアルキル基(例
えば、上記参照)が結合した化合物があげられ、カルボ
ンアミド誘導体(アミノカルボニル誘導体)としては、
例えば式(1)の化合物に置換基として、カルバモイル
基、アルキルアミノカルボニル基(例えば、上記参
照)、アミノアルキルアミノカルボニル基(例えば、ア
ミノメチルアミノカルボニル基、アミノブチルアミノカ
ルボニル基等のアミノ(C1 〜C4 )アルキルアミノカ
ルボニル)またはアルキルアミノアルキルアミノカルボ
ニル基(例えば、上記参照)が結合した化合物があげら
れる。これらの各置換基の具体例としては、上記したよ
うな基があげられる。
【0021】これらの式(3)の化合物のうち、好まし
いものとしては、例えば式(1)の化合物のスルホン酸
誘導体、スルホンアミド誘導体(アミノスルホニル誘導
体)やアルキルアミド誘導体(カルボン酸アミドアルキ
ル誘導体)があげられる。スルホン酸誘導体としては、
例えば式(1)の化合物に、置換基として、スルホン酸
が1〜6個結合し、その一部または全部が塩になってい
る化合物があげられる。式(1)の化合物のスルホンア
ミド誘導体(アミノスルホニル誘導体)としては、例え
ば式(1)の化合物に、置換基として、アルキルアミノ
スルホニル基、アルキルアミノアルキルアミノスルホニ
ル基または式−SO2 N(R112 (ここでR11は(C
2 CH2 O)n H(ここでn は1〜30の整数を示
す。)を示す。)で示される基が1〜5個、スルホン酸
基またはその塩が0〜3個結合した化合物(置換基の総
数は1〜6個)、好ましくはアルキルアミノアルキルア
ミノスルホニル基が1〜5個、スルホン酸基またはその
塩が0〜3個結合した化合物(置換基の総数は1〜6
個)があげられる。式(1)の化合物のアルキルアミド
誘導体(カルボン酸アミドアルキル誘導体)としては、
例えば式(1)の化合物に、置換基として、オニウムア
ルキルカルボニルアミノアルキル基が1〜5個、スルホ
ン酸基またはその塩が0〜3個結合した化合物(置換基
の総数は1〜6個)、好ましくはピリジニウムアルキル
カルボニルアミノアルキル基が1〜5個、スルホン酸基
またはその塩が0〜3個結合した化合物(置換基の総数
は1〜6個)があげられる。この場合の対イオンとして
は、例えば塩素イオン、メチル硫酸イオン、酢酸イオ
ン、乳酸イオン等が好ましい。
【0022】前記式(3)の化合物のうち、代表的なも
のの例を次に示す。
【0023】
【化7】
【0024】
【化8】
【0025】
【化9】
【0026】
【化10】
【0027】
【化11】
【0028】
【化12】
【0029】本発明においては、式(2)の化合物が原
料であり、式(1)の化合物が目的物である。前記式
(1)、式(2)において、Rは水素原子または炭素数
1〜8のアルキル基である。炭素数1〜8のアルキル基
としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t
−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基等が挙げられる。Z1 ,Z2 は水素原子または
ハロゲン原子である。ハロゲン原子としては、例えば塩
素原子、臭素原子等が挙げられるが、塩素原子が好まし
い。
【0030】本発明の方法により得られる易分散性ジオ
キサジン化合物(1)は、前記式(3)で示される化合
物の存在下、必要に応じ閉環剤を添加した、不活性有機
溶媒中で前記式(2)で示される化合物を高温で閉環反
応を行うことにより得ることができる。閉環反応の時、
減圧しながら加熱することもできる。式(3)で示され
る化合物の添加量は、式(2)で示される化合物1重量
部に対し、好ましくは0.005〜0.3重量部、より
好ましくは0.01〜0.2重量部程度である。式
(3)で示される化合物は置換基の数や種類が異なる化
合物の混合物でも良く、形態は、粉末または例えば水、
有機酸、有機溶媒などの溶液やウェットケーキの状態で
も良い。
【0031】閉環反応時間は好ましくは0.5〜6時
間、より好ましくは1〜5時間である。反応温度は好ま
しくは100〜200℃、より好ましくは150〜18
0℃である。反応に使用する不活性溶媒としてはクロロ
ベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、ブ
ロモベンゼン、ジブロモベンゼン、クロロナフタレンお
よびクロロトルエン、ジクロロトルエン、ブロモトルエ
ンなどのハロゲン化芳香族系溶媒、トルエン、キシレ
ン、メシチレン、エチルベンゼン、ジエチルベンゼンな
どのアルキルベンゼンおよびメチルナフタレンなどのア
ルキル化芳香族系溶媒、またニトロベンゼンなどやデカ
ン、ドデカン、デケン、ドデケンなどのアルカン、アル
ケン類などが挙げらる。これらは単独あるいは混合して
用いることができる。この溶剤の使用量は、前記式
(2)の化合物1重量部に対し、好ましくは3〜20重
量部、より好ましくは5〜15重量部程度である。
【0032】閉環剤としては例えばベンゼンスルホニル
クロリド、トルエンスルホニルクロリド、クロロベンゼ
ンスルホニルクロリド、ニトロベンゼンスルホニルクロ
リドなどのスルホン酸ハライド、塩化ベンゾイルなどの
酸ハライド、クロラニル、ジクロロナフトキノンなどの
ハロゲン化物があげられ、特にベンゼンスルホニルクロ
リド、p−トルエンスルホニルクロリド、m−ニトロベ
ンゼンスルホニルクロリド、クロロベンゼンスルホニル
クロリドなどが好ましい。閉環剤を使用する場合、その
使用量は前記式(2)の化合物に対して好ましくは0.
1〜5モル比、より好ましくは0.5〜3モル比程度で
ある。
【0033】反応完結後、ジオキサジン化合物を含む溶
液のろ過を行い目的物を分離する。その後必要により、
得られた結晶を溶剤等で洗浄を行えばよい。尚、本発明
の製造方法は、式(2)の化合物を出発原料とする他、
式(5)
【0034】
【化13】
【0035】(式中Rは前記と同じ。)とクロラニルを
前述の不活性溶媒中、酸結合剤の存在下、約0〜80℃
で縮合することにより式(2)の化合物を得、この化合
物を分離することなく本発明の製造方法に適用すること
を妨げない。酸結合剤としては、有機もしくは無機のア
ルカリ、例えば炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等の弱
酸のアルカリ金属塩、トリメチルアミン、トリエチルア
ミン等のトリアルキルアミン等があげられる。なお、式
(3)で示される化合物の添加は式(5)で示される化
合物とクロラニルとの縮合反応前でも良い。
【0036】本発明のジオキサジン化合物の板状結晶
は、結晶の大きさの平均として、縦と横の比が1:1〜
1:5、好ましくは1:1〜1:4程度のものであり、
また図1の電子顕微鏡写真から明らかなように厚みの薄
い板状の結晶である。従来法で得られる結晶は、図2の
電子顕微鏡写真から明らかなように針状結晶もしくは柱
状結晶であり、本発明の板状結晶とは明らかに異なる。
この板状結晶は、特に下記に示すスルホン基を持つジオ
キサジン化合物誘導体(6)(式(3)においてXがS
3 HまたはSO3 Na等のスルホン基、Z3 、Z4
それぞれ独立に水素原子またはハロゲン原子、iが1〜
6、jが0である化合物)の存在下、前記式(2)で示
される化合物の閉環反応を行うことにより得ることがで
きる。
【0037】
【化14】
【0038】本発明における着色材料としては、例えば
インキ、塗料、合成樹脂フィルム、合成樹脂板、合成樹
脂製のマスターバッチ、繊維、ゴム、顔料捺染糊、顔料
捺染分散液等の、本発明の方法により得られる式(1)
の化合物で着色された各種材料があげられる。本発明の
方法により得られる式(1)のジオキサジン化合物(顔
料クルード)は顔料用色素として、特に高分子材料の着
色用顔料として非常に好適である。即ち、本発明の方法
により得られる顔料クルードを常法で顔料化し、イン
キ、塗料、樹脂の着色あるいは顔料捺染に使用した場
合、耐光、耐熱、耐マイグレーション性などの諸堅牢性
が良好で、また顔料の流動性や光沢に優れ、高い着色力
を持ち、さらに分散安定性が高く、再凝集を起こしにく
いなどの優れた性質を有している。
【0039】なお、前記式(3)で示される化合物は、
公知の常法によって製造することが出来る。すなわち代
表的な例を示すと、上記式(1)で示されるジオキサジ
ン化合物を発煙硫酸でスルホン化する方法、上記式
(1)で示されるジオキサジン化合物をクロルスルホン
化し、次いでアミン化合物を反応させる方法、上記式
(1)で示されるジオキサジン化合物をクロルメチル化
し、次いでアミン化合物を反応させる方法(特開平1−
217078等)、上記式(1)で示されるジオキサジ
ン化合物をクロロアセトアミノメチル化し、次いでアミ
ンと反応させる方法、上記式(1)で示されるジオキサ
ジン化合物にポリリン酸中、N−メチロールフタルイミ
ドを反応させる方法(特開平4−246469等)、な
どが挙げられる。
【0040】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に具体的に
説明するが、本発明がこれらの実施例のみに限定される
ものではない。実施例中、%及び部はすべて重量%及び
重量部を示す。
【0041】実施例1 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、さらに前記式
(7)の化合物(式(6)において、R′がエチル基、
3 、Z4 が塩素原子、Mがナトリウム、iが2である
化合物)0.5部を添加し、減圧で140〜150℃に
昇温し、同温度でp−トルエンスルホニルクロリド8部
を添加し165〜175℃で5時間撹拌する。反応終了
後、冷却し得られた結晶をろ過しo−ジクロロベンゼ
ン、メタノールついで水で洗浄、乾燥し17.5部のジ
オキサジン化合物(式(1)において、Rがエチル基、
1 、Z2 が塩素原子である化合物)の板状結晶を得
た。
【0042】実施例2 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル7部、炭酸ナトリウム4部、o−ジクロロベンゼン1
00部を混合し、30〜65℃で撹拌する。縮合反応が
終了したら、前記式(7)の化合物1.5部を添加し、
引き続き減圧下、140〜150℃に昇温し、同温度で
p−トルエンスルホニルクロリド7部を添加し165〜
175℃で5時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られ
た結晶をろ過しo−ジクロロベンゼン、メタノールつい
で水で洗浄、乾燥し12.8部のジオキサジン化合物
(式(1)において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素
原子である化合物)の板状結晶を得た。
【0043】実施例3 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、さらに前記式
(8)の化合物(式(6)において、R′がエチル基、
3 、Z4 が塩素原子、Mがナトリウム、iが1である
である化合物)2部とp−トルエンスルホニルクロリド
8部を添加し165〜175℃で5時間撹拌する。反応
終了後、冷却し得られた結晶をろ過しo−ジクロロベン
ゼン、メタノールついで水で洗浄、乾燥し17.3部の
ジオキサジン化合物(式(1)においてRがエチル基、
1、Z2 が塩素原子である化合物)を得た。
【0044】実施例4 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル8部、炭酸ナトリウム3部、o−ジクロロベンゼン1
00部を混合し、25〜60℃で撹拌する。縮合反応が
終了したら、前記式(8)の化合物2部とp−トルエン
スルホニルクロリド6部を添加し165〜175℃で5
時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ過
しo−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗浄、
乾燥し13.2部のジオキサジン化合物(式(1)にお
いて、Rがエチル基、Z1 、Z2が塩素原子である化合
物)を得た。
【0045】実施例5 3−アミノ−9−オクチルカルバゾール14部とクロラ
ニル8部、炭酸ナトリウム3部、o−ジクロロベンゼン
100部を混合し、25〜60℃で撹拌する。縮合反応
が終了したら、前記式(7)の化合物0.3部を添加
し、140〜150℃に昇温した後にベンゼンスルホニ
ルクロリド6部を添加し165〜175℃で5時間撹拌
する。反応終了後、冷却し、析出した結晶をろ過しo−
ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗浄、乾燥し
14.2部のジオキサジン化合物(式(1)において、
Rがオクチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である化合物)
の板状結晶を得た。
【0046】実施例6 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル8部、炭酸ナトリウム3部、前記式(7)2部のウエ
ットケーキとo−ジクロロベンゼン100部を混合し、
25〜60℃で撹拌する。縮合反応が終了したら140
℃に昇温し、p−トルエンスルホニルクロリド6部を添
加し165〜175℃で3時間撹拌する。反応終了後、
冷却し得られた結晶をろ過しo−ジクロロベンゼン、メ
タノールついで水で洗浄、乾燥し12.8部のジオキサ
ジン化合物(式(1)において、Rがエチル基、Z1
2 が塩素原子である化合物)の板状結晶を得た。
【0047】実施例7 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、さらに前記式
(7)の化合物0.1部と前記式(9)の化合物(式
(6)において、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩素原
子、Mがナトリウム、iが3である化合物)0.5部の
混合物の水溶液を添加し、減圧で140〜150℃に徐
々に昇温する。同温度でp−トルエンスルホニルクロリ
ド8部を添加し165〜175℃で5時間撹拌する。反
応終了後、冷却し得られた結晶をろ過しo−ジクロロベ
ンゼン、メタノールついで水で洗浄、乾燥し17.5部
のジオキサジン化合物(式(1)において、Rがエチル
基、Z1 、Z2 が塩素原子である化合物)の板状結晶を
得た。
【0048】実施例8 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル6.5部、炭酸ナトリウム3部、および前記式(7)
の化合物0.1部、前記式(9)の化合物0.7部、前
記式(10)の化合物(式(6)において、R′がエチ
ル基、Z3 、Z4 が塩素原子、Mがナトリウム、iが4
である化合物)0.2部、前記式(11)の化合物(式
(6)において、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩素原
子、Mがナトリウム、iが5である化合物)0.1部の
混合物の水溶液とo−ジクロロベンゼン100部を混合
し、30〜65℃で撹拌する。縮合反応が終了したら減
圧下、140〜150℃に昇温し、同温度でp−トルエ
ンスルホニルクロリド6部を添加し165〜175℃で
2時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ
過しo−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗
浄、乾燥し12.6部のジオキサジン化合物(式(1)
において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である
化合物)の板状結晶を得た。
【0049】実施例9 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、さらに前記式
(12)の化合物(式(3)において、R′がエチル
基、Z3 、Z4 が塩素原子、XがSO2 NH(CH 2 ) 3 N(CH
3 ) 2 、iが3、jが0である化合物)0.8部の酢酸
溶液を添加し、減圧で140〜150℃に昇温し、同温
度でp−トルエンスルホニルクロリド8部を添加し16
5〜175℃で3時間撹拌する。反応終了後、冷却し得
られた結晶をろ過しo−ジクロロベンゼン、メタノール
ついで水で洗浄、乾燥し17.4部のジオキサジン化合
物(式(1)において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩
素原子である化合物)を得た。
【0050】実施例10 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル7部、炭酸ナトリウム2.8部、o−ジクロロベンゼ
ン100部を混合し、30〜65℃で撹拌する。縮合反
応が終了したら、前記式(13)の化合物(式(3)に
おいて、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩素原子、Xが
SO2 NH(CH 2 ) 3 N(C 2 H 5 ) 2 、iが3、jが0であ
る化合物)1.5部のウエットケーキを添加し、引き続
き減圧下、140〜150℃に昇温し、同温度でベンゼ
ンスルホニルクロリド6部を添加し165〜175℃で
5時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ
過しo−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗
浄、乾燥し12.4部のジオキサジン化合物(式(1)
において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である
化合物)を得た。
【0051】実施例11 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、さらに前記式
(7)の化合物0.2部と前記式(9)の化合物0.4
部、前記式(14)の化合物(式(3)において、R′
がエチル基、Z3 、Z4 が塩素原子、XがSO2 NH(CH
2 ) 3 N(CH3 ) 2 、iが4、jが0である化合物)
0.5部の混合物の水溶液を添加し、減圧で140〜1
50℃に昇温し、同温度でp−トルエンスルホニルクロ
リド8部を添加し165〜175℃で5時間撹拌する。
反応終了後、冷却し得られた結晶をろ過しo−ジクロロ
ベンゼン、メタノールついで水で洗浄、乾燥し17.5
部のジオキサジン化合物(式(1)において、Rがエチ
ル基、Z1 、Z2 が塩素原子である化合物)を得た。
【0052】実施例12 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル7部、炭酸ナトリウム3部、o−ジクロロベンゼン1
00部を混合し、30〜65℃で撹拌する。縮合反応が
終了したら、前記式(15)の化合物(式(3)におい
て、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩素原子、XがSO2
NH(CH 2 ) 3 N(CH3 ) 2 、iが3、YがSO3 H 、jが1
である化合物)1.0部の酢酸溶液を添加し、引き続き
減圧下、140〜150℃に昇温し、同温度でp−トル
エンスルホニルクロリド7部を添加し165〜175℃
で2時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶を
ろ過しo−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗
浄、乾燥し12.6部のジオキサジン化合物(式(1)
において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である
化合物)を得た。
【0053】実施例13 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル6部、炭酸ナトリウム4部、前記式(16)の化合物
(式(3)において、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩
素原子、XがSO2 NH(CH 2 ) 3 N(CH3 ) 2 、iが2、Y
がSO3 H 、jが2である化合物)0.5部のウェットケ
ーキ、o−ジクロロベンゼン100部を混合し、30〜
65℃で撹拌する。縮合反応が終了したら、引き続き減
圧下、140〜150℃に昇温し、同温度でp−トルエ
ンスルホニルクロリド7部を添加し165〜175℃で
5時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ
過しo−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗
浄、乾燥し12.3部のジオキサジン化合物(式(1)
において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である
化合物)を得た。
【0054】実施例14 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル7部、炭酸ナトリウム3部、前記式(17)の化合物
(式(3)において、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩
素原子、XがOC8 H 17、iが2、jが0である化合物)
1.5部、o−ジクロロベンゼン100部を混合し、3
0〜65℃で撹拌する。縮合反応が終了したら、引き続
き減圧下、140〜150℃に昇温し、同温度でベンゼ
ンスルホニルクロリド6部を添加し165〜175℃で
5時間撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ
過しo−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗
浄、乾燥し12.2部のジオキサジン化合物(式(1)
において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である
化合物)を得た。
【0055】実施例15 3−アミノ−9−エチルカルバゾール10部とクロラニ
ル7部、炭酸ナトリウム4部、前記式(18)の化合物
(式(3)において、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩
素原子、Xがフタルイミドメチル基、iが2、jが0で
ある化合物)2部、o−ジクロロベンゼン100部を混
合し、30〜65℃で撹拌する。縮合反応が終了した
ら、引き続き減圧下、140〜150℃に昇温し、同温
度でp−トルエンスルホニルクロリド7部を添加し16
5〜175℃で5時間撹拌する。反応終了後、冷却し得
られた結晶をろ過しo−ジクロロベンゼン、メタノール
ついで水で洗浄、乾燥し12.3部のジオキサジン化合
物(式(1)において、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩
素原子である化合物)を得た。
【0056】実施例16 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、さらに前記式
(7)の化合物0.2部、前記式(19)の化合物(式
(3)において、R′がエチル基、Z3 、Z4 が塩素原
子、XがCH2 NHCOCH2 -Py 乳酸塩、iが4、jが0であ
る化合物)0.8部の混合物の水溶液を添加し、減圧で
140〜150℃に昇温し、同温度でp−トルエンスル
ホニルクロリド7部を添加し165〜175℃で5時間
撹拌する。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ過しo
−ジクロロベンゼン、メタノールついで水で洗浄、乾燥
し17.0部のジオキサジン化合物(式(1)におい
て、Rがエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である化合
物)を得た。
【0057】比較例1 2,5−ジクロロ−3,6−ビス(9−エチル−3−カ
ルバゾリルアミノ)−1,4−ベンゾキノン20部、o
−ジクロロベンゼン120部を混合し、減圧で140〜
150℃に昇温し、同温度でp−トルエンスルホニルク
ロリド8部を添加し165〜175℃で5時間撹拌す
る。反応終了後、冷却し得られた結晶をろ過しo−ジク
ロロベンゼン、メタノールついで水で洗浄、乾燥し1
6.7部のジオキサジン化合物(式(1)において、R
がエチル基、Z1 、Z2 が塩素原子である化合物)の針
状結晶を得た。
【0058】実施例17 実施例1で得られたジオキサジン化合物22部にエチレ
ングリコール33部、粉砕食塩150部を加えて、ニー
ダーで7時間分散顔料化を行った。得られた顔料をイン
キ用ワニスとペイントシェーカーで撹拌混合しインキ化
すると、光沢、着色力などに優れていた。またアルキッ
ド樹脂での塗料試験を行うと、分散性に優れるため色相
が早く赤味となり、着色力が大きく鮮明であった。
【0059】実施例18〜19 実施例17に準じ、実施例1で得られたジオキサジン化
合物の代わりにそれぞれ実施例8、9で得られたジオキ
サジン化合物を使用し、ニーダーで7時間分散顔料化を
行った。
【0060】比較例2 実施例17に準じて、実施例1で得られたジオキサジン
化合物の代わりに比較例1で得られたジオキサジン化合
物を使用し、ニーダーで7時間分散顔料化を行った。
【0061】比較例3 実施例17に準じて、実施例1で得られたジオキサジン
化合物22部の代わりに比較例1で得られたジオキサジ
ン化合物21部及び前記式(7)で示される化合物1部
を使用し、ニーダーで7時間分散顔料化を行った。
【0062】上記ニーダーで分散顔料化した化合物を、
それぞれ塗料用アルキッド樹脂ワニスを用いて濃色エナ
メルの塗料を調製した。また濃色エナメルと酸化チタン
塗料と混合して淡色エナメルを調製した。以上について
色相、濃度、光沢の比較を行った。その結果を表1に示
す。
【0063】
【表1】 表1 実施例 使用したジオキサジン化合物 色相 濃度 光沢 17 実施例1 赤味 110 良い 18 実施例8 赤味 120 良い 19 実施例9 赤味 115 非常に良い 比較例2 比較例1 標準 標準(100) 標準 比較例3 比較例1+化合物7 青味 95 同等
【0064】色相及び濃度は得られた顔料の淡色エナメ
ルをアート紙上に塗布し、比較例2のサンプルを標準と
して目視判定した。濃度は、標準サンプルの種々の含量
のインク濃度と、標準サンプルの標準量と同一の量のサ
ンプルのはいったインクの濃度とを比較し、標準量の標
準サンプルのインク濃度を100として判定した。光沢
は濃色エナメルをアート紙上に塗布し、目視で判定を行
った。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば容易に高品質の顔料クル
ードが得られ、これを用いて作った顔料は、塗料、樹脂
の着色あるいは顔料捺染に使用した場合、耐光、耐熱、
耐マイグレーション性など諸堅牢性が良好で、流動性や
光沢に優れ、高い着色力を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の方法で製造したジオキサジン結晶の
電子顕微鏡写真(3000倍)である。
【図2】比較例1の方法で製造したジオキサジン結晶の
電子顕微鏡写真(3000倍)である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(3) 【化1】 (式中R′は水素原子または炭素数1〜8のアルキル基
    を示し、Z3 ,Z4 はそれぞれ独立に水素原子またはハ
    ロゲン原子を示し、XおよびYはそれぞれ独立に置換基
    を示し、iは0〜6の数、jは0〜6の数を示す。但、
    i+jは1〜6の数である。)で表される化合物の存在
    下、式(2) 【化2】 (式中Rは水素原子または炭素数1〜8のアルキル基を
    示し、Z1 ,Z2 はそれぞれ独立に水素原子またはハロ
    ゲン原子を示す。)で表される化合物を閉環することを
    特徴とする、式(1) 【化3】 (式中R、Z1 ,Z2 は前記と同じ。)で示されるジオ
    キサジン化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】式(3)におけるXが−A−(CH2 l
    −B、Yが−A′−(CH2 n −B′(ここで、Aお
    よびA′は直接結合または−SO2 −,−CO−,−S
    −,−CH2 NHCO−,−O−,−CR1 2 −,−
    CONR3 −,−SO2 NR4 −,−NR5 −(ここ
    で、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 はそれぞれ独立に水
    素原子、飽和及び不飽和の脂肪族または芳香族の基(こ
    れらの基はカルコゲン原子、窒素原子及び/又はハロゲ
    ン原子を含んでも良い)を示す。)から選択される二価
    の結合基を示し、BおよびB′はそれぞれ独立に水素原
    子または−OR6 (ここでR6 は水素原子、金属原子、
    飽和及び不飽和の脂肪族または芳香族の基(これらの基
    はカルコゲン原子、窒素原子及び/又はハロゲン原子を
    含んでも良い)を示す。),−NR7 8 ,−R9 から
    選択される結合基を示し(ここで、R7 ,R8 ,R9
    それぞれ独立に水素原子、飽和及び不飽和の脂肪族また
    は芳香族の基(これらの基はカルコゲン原子、窒素原子
    及び/又はハロゲン原子を含んでも良い)を示す。)、
    nおよびlはそれぞれ独立に0〜8の数を示す。))で
    あり、iは0〜6の数であり、jは0〜6の数である請
    求項1のジオキサジン化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】Aが、−SO2 −,−SO2 NR4 −であ
    り、lが0〜8の整数であり、Bが−OR6 ,−NR7
    8 ,−R9 であり、A′が−SO2 −であり、nが0
    であり、B′が−OR6 であり、iは1〜6の数であ
    り、jは0〜5の数である請求項2のジオキサジン化合
    物の製造方法。
  4. 【請求項4】Aが、−O−,−CR1 2 −,−CH2
    NHCO−,−CONR3 −であり、lが0〜8の整数
    であり、Bが水素原子または−OR6 ,−NR78
    −R9 から選択される結合基であり、iは1〜6の数で
    あり、jは0である請求項2のジオキサジン化合物の製
    造方法。,
  5. 【請求項5】式(3)の化合物が式(1)の化合物のス
    ルホン酸誘導体、スルホンアミド誘導体、アルキルエー
    テル誘導体、アルキルアミド誘導体またはカルボンアミ
    ド誘導体である請求項1のジオキサジン化合物の製造方
    法。
  6. 【請求項6】スルホン酸誘導体が式(1)の化合物に−
    SO3 M(ここでMは水素原子または金属原子示す。)
    が結合した化合物であり、スルホンアミド誘導体が式
    (1)の化合物にアミノスルホニル基、ヒドラジノスル
    ホニル基、アルキルアミノスルホニル基、アミノアルキ
    ルアミノスルホニル基、アルキルアミノアルキルアミノ
    スルホニル基または式−SO2 N(R112 (ここでR
    11は(CH2CH2 O)n H(ここでn は1〜30の整
    数を示す。)を示す。)で示される基が結合した化合物
    であり、アルキルエーテル誘導体が式(1)の化合物に
    炭素数1〜8のアルコキシ基が結合した化合物であり、
    アルキルアミド誘導体が式(1)の化合物にフタルイミ
    ドアルキル基、オニウムアルキルカルボニルアミノアル
    キル基、オニウムカルボニルアミノアルキル基、アルキ
    ルカルボニルアミノアルキル基、アミノアルキルカルボ
    ニルアミノアルキル基またはアルキルアミノアルキルカ
    ルボニルアミノアルキル基が結合した化合物であり、カ
    ルボンアミド誘導体が式(1)の化合物にカルバモイル
    基、アルキルアミノカルボニル基、アミノアルキルアミ
    ノカルボニル基またはアルキルアミノアルキルアミノカ
    ルボニル基が結合した化合物である請求項5のジオキサ
    ジン化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】式(3)の化合物が式(1)の化合物のス
    ルホン酸誘導体である請求項1のジオキサジン化合物の
    製造方法。
  8. 【請求項8】スルホン酸誘導体が、式(1)の化合物
    に、置換基として、スルホン酸が1〜6個結合し、その
    一部または全部が塩になっている化合物である請求項7
    のジオキサジン化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】式(3)の化合物が式(1)の化合物のス
    ルホンアミド誘導体である請求項1のジオキサジン化合
    物の製造方法。
  10. 【請求項10】スルホンアミド誘導体が、式(1)の化
    合物に、置換基として、アルキルアミノスルホニル基、
    アルキルアミノアルキルアミノスルホニル基または式−
    SO2 N(R112 (ここでR11は(CH2 CH2 O)
    n H(ここでn は1〜30の整数を示す。)を示す。)
    で示される基が1〜5個、スルホン酸基またはその塩が
    0〜3個結合した化合物(置換基の総数は1〜6個)で
    ある請求項9のジオキサジン化合物の製造方法。
  11. 【請求項11】式(3)の化合物が式(1)の化合物の
    アルキルアミド誘導体である請求項1のジオキサジン化
    合物の製造方法。
  12. 【請求項12】アルキルアミド誘導体が、式(1)の化
    合物に、置換基として、オニウムアルキルカルボニルア
    ミノアルキル基が1〜5個、スルホン酸基またはその塩
    が0〜3個結合した化合物(置換基の総数は1〜6個)
    である請求項11のジオキサジン化合物の製造方法。
  13. 【請求項13】オニウムアルキルカルボニルアミノアル
    キル基がピリジニウムアルキルカルボニルアミノアルキ
    ル基であり、その対イオンが塩素イオン、乳酸イオンま
    たはメチル硫酸イオンである請求項12のジオキサジン
    化合物の製造方法。
  14. 【請求項14】塩がアルカリ金属塩である請求項8、1
    0または12のジオキサジン化合物の製造方法。
  15. 【請求項15】式(3)で示される化合物の使用量が、
    式(2)で示される化合物1重量部に対し、0.005
    〜0.3重量部である請求項1のジオキサジン化合物の
    製造方法。
  16. 【請求項16】閉環反応が、式(2)で示される化合物
    1重量部に対し、式(3)で示される化合物0.005
    〜0.3重量部および閉環剤の存在下、100〜200
    ℃に加熱して行われる請求項1、5、7、9または11
    のジオキサジン化合物の製造方法。
  17. 【請求項17】閉環剤の使用量が、式(2)で示される
    化合物1モルに対し、0.1〜5倍モルである請求項1
    6のジオキサジン化合物の製造方法。
  18. 【請求項18】請求項1記載の方法で合成される式
    (1)の化合物を含有する着色材料。
  19. 【請求項19】請求項1記載の方法によって得られる反
    応生成物を含有する着色材料。
  20. 【請求項20】請求項1記載の式(1)で表されるジオ
    キサジン化合物の板状結晶。
  21. 【請求項21】請求項1記載の反応によって得られる、
    板状結晶状の反応生成物。
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