JPH086222B2 - ポリエステル斑糸およびその製造方法 - Google Patents
ポリエステル斑糸およびその製造方法Info
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- JPH086222B2 JPH086222B2 JP17118488A JP17118488A JPH086222B2 JP H086222 B2 JPH086222 B2 JP H086222B2 JP 17118488 A JP17118488 A JP 17118488A JP 17118488 A JP17118488 A JP 17118488A JP H086222 B2 JPH086222 B2 JP H086222B2
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- Japan
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- yarn
- fluff
- polyester
- loop
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G1/00—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
- D02G1/20—Combinations of two or more of the above-mentioned operations or devices; After-treatments for fixing crimp or curl
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/34—Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,長手方向に毛羽形態と染色性が異なった部
分をランダムに有し,布帛に自然な形態斑,色調斑,お
よびふくらみのある風合を付与することができるポリエ
ステル斑糸およびその製造方法に関するものである。
分をランダムに有し,布帛に自然な形態斑,色調斑,お
よびふくらみのある風合を付与することができるポリエ
ステル斑糸およびその製造方法に関するものである。
従来,糸条に流体撹乱処理を施すことによって意匠糸
を製造する方法は数多く紹介されている(例えば,特公
昭63−14102号公報,特公昭63−16490号公報など)。し
かしながらこれらの意匠糸は,いずれもエアージエツト
ノズルへ供給する糸条のオーバーフイード率を間歇的に
急激に増大させて局部的に繊度が大きな太糸部を形成
し,いわゆるスラブ糸となすものであり,その目的は極
端な表面効果を狙ったものであって,本発明が指向する
自然な斑を表現することはできないものであった。
を製造する方法は数多く紹介されている(例えば,特公
昭63−14102号公報,特公昭63−16490号公報など)。し
かしながらこれらの意匠糸は,いずれもエアージエツト
ノズルへ供給する糸条のオーバーフイード率を間歇的に
急激に増大させて局部的に繊度が大きな太糸部を形成
し,いわゆるスラブ糸となすものであり,その目的は極
端な表面効果を狙ったものであって,本発明が指向する
自然な斑を表現することはできないものであった。
また,特開昭57−191334号公報には,未延伸糸に間歇
的に水を付与した後,流体噴射処理し,ついで延伸仮撚
することにより,特殊捲縮糸を製造する方法が開示され
ている。しかしながらこの方法も,水付部と非水付部の
交絡性を変化させて太細のあるスラブ糸を得るものであ
り,上記の意匠糸と同様に自然な斑を表現することはで
きないものであった。
的に水を付与した後,流体噴射処理し,ついで延伸仮撚
することにより,特殊捲縮糸を製造する方法が開示され
ている。しかしながらこの方法も,水付部と非水付部の
交絡性を変化させて太細のあるスラブ糸を得るものであ
り,上記の意匠糸と同様に自然な斑を表現することはで
きないものであった。
一方,染色性を長手方向に変化させた意匠糸について
も数多く紹介されてきた(例えば,特開昭57−199829号
公報,特開昭59−137531号公報)。しかしながらこれら
の意匠糸は,いずれも濃淡染色性差のみを有する仮撚加
工糸であって,凹凸の立体感がなく,また毛羽もないた
めふくらみのあるスパンライクな風合を得ることができ
ないものであった。
も数多く紹介されてきた(例えば,特開昭57−199829号
公報,特開昭59−137531号公報)。しかしながらこれら
の意匠糸は,いずれも濃淡染色性差のみを有する仮撚加
工糸であって,凹凸の立体感がなく,また毛羽もないた
めふくらみのあるスパンライクな風合を得ることができ
ないものであった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は,上記のような極端な太細を有する,いわゆ
るスラブ糸ではなく,また単純な濃淡染色性差を有する
捲縮糸でもなく,濃淡染色性差とループ毛羽を有し,布
帛にかすかな凹凸による格調の高い斑糸感とスパンライ
クな風合を付与することのできるポリエステル斑糸およ
びその製造方法を提供することを技術的な課題とするも
のである。
るスラブ糸ではなく,また単純な濃淡染色性差を有する
捲縮糸でもなく,濃淡染色性差とループ毛羽を有し,布
帛にかすかな凹凸による格調の高い斑糸感とスパンライ
クな風合を付与することのできるポリエステル斑糸およ
びその製造方法を提供することを技術的な課題とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の課題を達成するために,次の構成を有
する。
する。
(1)構成フイラメントの断面が偏平化した淡染色性を
示す糸条部分Aと,濃染色性を示す糸条部分Bとが長手
方向に交互に存在するループ毛羽ヤーンであって,Aのル
ープ毛羽数がBより少ないことを特徴とするポリエステ
ル斑糸。
示す糸条部分Aと,濃染色性を示す糸条部分Bとが長手
方向に交互に存在するループ毛羽ヤーンであって,Aのル
ープ毛羽数がBより少ないことを特徴とするポリエステ
ル斑糸。
(2)ポリエステル高配向未延伸マルチフイラメント糸
を延伸同時仮撚加工するに際し,長手方向に二重撚部と
一重撚部を交互に形成させながら仮撚加工し,次いで流
体撹乱処理を施すことを特徴とするポリエステル斑糸の
製造方法。
を延伸同時仮撚加工するに際し,長手方向に二重撚部と
一重撚部を交互に形成させながら仮撚加工し,次いで流
体撹乱処理を施すことを特徴とするポリエステル斑糸の
製造方法。
以下,本発明を詳細に説明する。
本発明のポリエステル斑糸は,ポリエステルマルチフ
イラメントからなる空気交酪糸であって,淡染色性を示
す糸条部分Aと,濃染色性を示す糸条部分Bと長手方向
に交互に有している。
イラメントからなる空気交酪糸であって,淡染色性を示
す糸条部分Aと,濃染色性を示す糸条部分Bと長手方向
に交互に有している。
淡染色性を示す糸条部分Aは,フイラメントの断面が
著しく偏平化しており,フイラメントの交絡程度が低
く,ループ毛羽数はBより少ない。
著しく偏平化しており,フイラメントの交絡程度が低
く,ループ毛羽数はBより少ない。
このように,Aを構成するフイラメントの断面が偏平化
しているため,光反射による光沢が強く,しかもループ
毛羽がBより少ないため,本発明のポリエステル斑糸
は,糸条の段階では光沢差とループ毛羽数差が相俟って
Aの存在が際立って見える。
しているため,光反射による光沢が強く,しかもループ
毛羽がBより少ないため,本発明のポリエステル斑糸
は,糸条の段階では光沢差とループ毛羽数差が相俟って
Aの存在が際立って見える。
一方,濃染性を示す糸条部分Bは,フイラメントの断
面の偏平化が殆んどなく,仮撚加工によっていわゆる正
多角形的に変形されており,交絡程度が高く,Aよりルー
プ毛羽を多数有している。このため,Bは光反射による光
沢が少なく,前述のAとは対照的な相違を示す。
面の偏平化が殆んどなく,仮撚加工によっていわゆる正
多角形的に変形されており,交絡程度が高く,Aよりルー
プ毛羽を多数有している。このため,Bは光反射による光
沢が少なく,前述のAとは対照的な相違を示す。
上述したように,本発明のポリエステル斑糸は,AとB
とがループ毛羽数の程度に著しい差を有するため,布帛
にするとAが凹部となり,Bが凸部となって斑感が増大
し,布帛にスパンライクな感触を付与することができ
る。また,布帛にすると,Aの柄がBの毛羽を通して透け
て見えるようになり,糸条の段階では際立った強烈な斑
感が,布帛になると緩和された奥ゆかしさをかもしだ
し,格調の高い表面効果を付与することができる。
とがループ毛羽数の程度に著しい差を有するため,布帛
にするとAが凹部となり,Bが凸部となって斑感が増大
し,布帛にスパンライクな感触を付与することができ
る。また,布帛にすると,Aの柄がBの毛羽を通して透け
て見えるようになり,糸条の段階では際立った強烈な斑
感が,布帛になると緩和された奥ゆかしさをかもしだ
し,格調の高い表面効果を付与することができる。
次に,本発明のポリエステル斑糸の一実施態様を図面
により説明する。
により説明する。
第1図において,Bは濃染色性を示す糸条部分であり,
その構成フイラメントの断面は,第2図のように,いわ
ゆる正多角形態に変形されており,断面の偏平化は殆ん
どない。また,Bでは,糸条は強い交絡を有し,かつ多数
のループ毛羽を有している。
その構成フイラメントの断面は,第2図のように,いわ
ゆる正多角形態に変形されており,断面の偏平化は殆ん
どない。また,Bでは,糸条は強い交絡を有し,かつ多数
のループ毛羽を有している。
一方,Aは淡染色性を示す糸条部分であり,その構成フ
イラメントの断面は,第3図のように著しく偏平化して
おり,また交絡及びループ毛羽はほとんどない。
イラメントの断面は,第3図のように著しく偏平化して
おり,また交絡及びループ毛羽はほとんどない。
なお,単フイラメント断面の偏平化とは,第3図のよ
うに,肉眼判定で明瞭に偏平化が判断できる程度の変形
をいい,一般的には,フイラメント断面の中心点を通り
直交する長短2本の直線の長さの比の最大値が2以上の
ものをいう。
うに,肉眼判定で明瞭に偏平化が判断できる程度の変形
をいい,一般的には,フイラメント断面の中心点を通り
直交する長短2本の直線の長さの比の最大値が2以上の
ものをいう。
また,BとAとの染色性差は,JIS L−0804変退色用グレ
ースケールにおいて,中染色で(色差2階級)程度以
上あることが好ましい。
ースケールにおいて,中染色で(色差2階級)程度以
上あることが好ましい。
本発明でいうループ毛羽とは,顕微鏡下で視認できる
程度のものをいい,Aのループ毛羽数がBより少ないと
は,次のようにして評価する。
程度のものをいい,Aのループ毛羽数がBより少ないと
は,次のようにして評価する。
まず,顕微鏡下でAの任意の数個所から1m相当の部分
のループ毛羽数を顕微鏡下で目視して計測する。同様に
してBのループ毛羽数を計測し,BとAとのループ毛羽数
の差が50個/m以上あれば,Aのループ毛羽数がBより少な
いという。
のループ毛羽数を顕微鏡下で目視して計測する。同様に
してBのループ毛羽数を計測し,BとAとのループ毛羽数
の差が50個/m以上あれば,Aのループ毛羽数がBより少な
いという。
次に,本発明のポリエステル斑糸の製造方法について
説明する。
説明する。
ポリエステルを高速紡糸して得られる,好ましくは複
屈折率が20〜80×10-3の高配向未延伸糸を延伸同時仮撚
加工するに際し,長手方向に二重撚部と一重撚部を交互
に形成させながら仮撚加工を行う。ポリエステル高配向
未延伸マルチフイラメント糸を供給糸とし,糸条の長手
方向に二重撚部と一重撚部を交互に形成させながら仮撚
加工を行うと,二重撚部を形成させた部分は延伸と二重
撚によりフイラメントの断面が著しく偏平化し,淡染色
性を示す。一方,一重撚部の断面は偏平化せず,偏平断
面部に比べて濃染色性を示す。
屈折率が20〜80×10-3の高配向未延伸糸を延伸同時仮撚
加工するに際し,長手方向に二重撚部と一重撚部を交互
に形成させながら仮撚加工を行う。ポリエステル高配向
未延伸マルチフイラメント糸を供給糸とし,糸条の長手
方向に二重撚部と一重撚部を交互に形成させながら仮撚
加工を行うと,二重撚部を形成させた部分は延伸と二重
撚によりフイラメントの断面が著しく偏平化し,淡染色
性を示す。一方,一重撚部の断面は偏平化せず,偏平断
面部に比べて濃染色性を示す。
糸条の長手方向に二重撚部と一重撚部を交互に形成さ
せる手段は,何れの方法を採用してもよいが,例えば,
次の方法を用いることができる。
せる手段は,何れの方法を採用してもよいが,例えば,
次の方法を用いることができる。
すなわち,走行する糸条の長手方向に沿って間歇的に
遮熱効果のある液体を付着させ,延伸することなく連続
的に,好ましくは150〜250℃で熱処理することにより,
遮熱した部分は熱処理以前の糸質物性を保ちつつ,遮熱
しない部分のみ熱処理による糸質物性の変化を与え,次
いで糸質物性を間歇的に変化させた糸条に延伸仮撚加工
を施す。延伸仮撚加工において,液体を付着させた個所
は二重撚を形成して熱固定され,液体を付着させない個
所は一重撚を形成して熱固定され,ついでこれらは解撚
される。
遮熱効果のある液体を付着させ,延伸することなく連続
的に,好ましくは150〜250℃で熱処理することにより,
遮熱した部分は熱処理以前の糸質物性を保ちつつ,遮熱
しない部分のみ熱処理による糸質物性の変化を与え,次
いで糸質物性を間歇的に変化させた糸条に延伸仮撚加工
を施す。延伸仮撚加工において,液体を付着させた個所
は二重撚を形成して熱固定され,液体を付着させない個
所は一重撚を形成して熱固定され,ついでこれらは解撚
される。
延伸同時仮撚加工時の条件は,特に限定されるもので
はないが,好ましくは延伸倍率1.1〜1.5,仮撚数 (Dは仮撚後の糸条デニールである。)(T/M),温度1
50〜220℃の条件を採用するとよい。
はないが,好ましくは延伸倍率1.1〜1.5,仮撚数 (Dは仮撚後の糸条デニールである。)(T/M),温度1
50〜220℃の条件を採用するとよい。
このようにして長手方向に断面形状を異ならせた仮撚
加工糸を得た後,流体撹乱処理を施して,フイラメント
の交絡及びループ毛羽を形成させ,本発明のポリエステ
ル斑糸を得る。
加工糸を得た後,流体撹乱処理を施して,フイラメント
の交絡及びループ毛羽を形成させ,本発明のポリエステ
ル斑糸を得る。
長手方向に断面形状を異ならせた仮撚加工糸は,偏平
化した部分の交絡能が低く,このため流体撹乱処理によ
って,偏平化した部分と偏平化していない部分とで著し
く交絡及びループ毛羽数の程度を異ならせることができ
る。
化した部分の交絡能が低く,このため流体撹乱処理によ
って,偏平化した部分と偏平化していない部分とで著し
く交絡及びループ毛羽数の程度を異ならせることができ
る。
断面形状が偏平化しているか否かでループ毛羽形成の
程度が異なる理由は明らかであないが,偏平化したフイ
ラメントの場合,フイラメント断面の長径側が噴流に垂
直に当る場合と,短径側が垂直に当る場合で撹乱作用が
異なり,撹乱作用が不均一になる分だけ交絡能及びルー
プ毛羽形成能が低下するものと考えられる。
程度が異なる理由は明らかであないが,偏平化したフイ
ラメントの場合,フイラメント断面の長径側が噴流に垂
直に当る場合と,短径側が垂直に当る場合で撹乱作用が
異なり,撹乱作用が不均一になる分だけ交絡能及びルー
プ毛羽形成能が低下するものと考えられる。
流体撹乱処理に使用する流体噴射ノズルとしては,イ
ンターレース系又はタスラン系のいずれでもよいが,ル
ープ形成能の点からタスラン系ノズルの方が好ましい。
ンターレース系又はタスラン系のいずれでもよいが,ル
ープ形成能の点からタスラン系ノズルの方が好ましい。
次に,本発明のポリエステル斑糸の製造方法を第4図
により説明する。
により説明する。
第4図において,供給糸条(1)は,フイードローラ
(2)によって間歇水付域に供給される。間歇水付装置
は,パルスモータの往復運動により駆動する糸振巾ガイ
ド(3),水付用回転ローラ(4)及び水槽(5)から
なっており,供給糸条は,ローラ(4)に接した部分が
Aとなり,接しない部分がBとなる。
(2)によって間歇水付域に供給される。間歇水付装置
は,パルスモータの往復運動により駆動する糸振巾ガイ
ド(3),水付用回転ローラ(4)及び水槽(5)から
なっており,供給糸条は,ローラ(4)に接した部分が
Aとなり,接しない部分がBとなる。
間歇水付域で間歇的に水を付与された供給糸条(1)
は,支点ガイド(6)を経て第1ヒータ(7)で加熱処
理され,第1デリベリローラ(8)を経て延伸仮撚域へ
入る。延伸仮撚域では,第1デリベリローラ(8)と第
2デリベリローラ(11)の間で延伸されつつ二重撚部と
一重撚部を交互に形成しながら,この間にある第2ヒー
タ(9),仮撚スピンドル(10)を通過し,フイラメン
ト断面が著しく偏平化したAと,フイラメント断面が偏
平化しないBとを交互に有する加工糸となる。次いで,
第2デリベリローラ(11)を経て,流体噴射ノズル(1
2)により流体撹乱処理が施され,第3デリベリローラ
(13)を経て,捲取ローラ(14)により捲取チーズ(1
5)として捲取られる。
は,支点ガイド(6)を経て第1ヒータ(7)で加熱処
理され,第1デリベリローラ(8)を経て延伸仮撚域へ
入る。延伸仮撚域では,第1デリベリローラ(8)と第
2デリベリローラ(11)の間で延伸されつつ二重撚部と
一重撚部を交互に形成しながら,この間にある第2ヒー
タ(9),仮撚スピンドル(10)を通過し,フイラメン
ト断面が著しく偏平化したAと,フイラメント断面が偏
平化しないBとを交互に有する加工糸となる。次いで,
第2デリベリローラ(11)を経て,流体噴射ノズル(1
2)により流体撹乱処理が施され,第3デリベリローラ
(13)を経て,捲取ローラ(14)により捲取チーズ(1
5)として捲取られる。
(実施例) 次に,本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 高速紡糸して得たポリエステル高配向未延伸マルチフ
イラメント230d/48f(複屈折率48×10-3)を,第4図に
示す工程においてフイードローラに供給し,マイクロコ
ンピユータとランダムパルス発生装置を併用して糸条の
長手方向に沿って水付着部分が12.5%となるように間歇
的に水を付着し,第1ヒータ温度200℃,オーバーフイ
ード率0%で熱処理を施した後,第2ヒータ温度200
℃,スピンドル回転数30×104rpm,仮撚数2750T/M,延伸
倍率1.4で延伸仮撚加工を行った。なお,仮撚加撚中の
糸条を採取したところ,水付部は2重撚を形成し,非水
付部は1重撚となっていた。
イラメント230d/48f(複屈折率48×10-3)を,第4図に
示す工程においてフイードローラに供給し,マイクロコ
ンピユータとランダムパルス発生装置を併用して糸条の
長手方向に沿って水付着部分が12.5%となるように間歇
的に水を付着し,第1ヒータ温度200℃,オーバーフイ
ード率0%で熱処理を施した後,第2ヒータ温度200
℃,スピンドル回転数30×104rpm,仮撚数2750T/M,延伸
倍率1.4で延伸仮撚加工を行った。なお,仮撚加撚中の
糸条を採取したところ,水付部は2重撚を形成し,非水
付部は1重撚となっていた。
次いで,この糸条を空気噴射ノズルに導入し,オーバ
ーフイード率15%,空気圧力7kg/cm2で流体撹乱処理を
施した。得られたポリエステル斑糸の水付部は,第3図
に示す様にフイラメントの断面が著しい偏平形状を示し
ており,ループ毛羽は8個/mしか形成されていなかっ
た。一方,非水付部のフイラメントの断面は第2図に示
すように偏平化されておらず,ループ毛羽が多数形成さ
れており,350個/mのループ毛羽が存在していた。
ーフイード率15%,空気圧力7kg/cm2で流体撹乱処理を
施した。得られたポリエステル斑糸の水付部は,第3図
に示す様にフイラメントの断面が著しい偏平形状を示し
ており,ループ毛羽は8個/mしか形成されていなかっ
た。一方,非水付部のフイラメントの断面は第2図に示
すように偏平化されておらず,ループ毛羽が多数形成さ
れており,350個/mのループ毛羽が存在していた。
得られた糸条を用いて,経糸密度72本/2.54cm,緯糸密
度66本/2.54cmで平組織に織成し,分散染料で染色し
た。得られた織物は,断面が偏平化した部分が淡染して
凹部となり,一方,断面が偏平化していない部分が濃染
して凸部となっていた。また,淡染部の強い光沢は濃染
部のループ毛羽にさえぎられて格調の高い斑感が得ら
れ,また手触りはあたかも天然紡績糸使いの織物のよう
であった。
度66本/2.54cmで平組織に織成し,分散染料で染色し
た。得られた織物は,断面が偏平化した部分が淡染して
凹部となり,一方,断面が偏平化していない部分が濃染
して凸部となっていた。また,淡染部の強い光沢は濃染
部のループ毛羽にさえぎられて格調の高い斑感が得ら
れ,また手触りはあたかも天然紡績糸使いの織物のよう
であった。
(発明の効果) 本発明のポリエステル斑糸は上述した構成を有するの
で,ループ毛羽の存在による凹凸と濃淡染色性差によ
り,布帛に格調の高い斑糸様の柄効果とスパンライク風
合を付与することができる。
で,ループ毛羽の存在による凹凸と濃淡染色性差によ
り,布帛に格調の高い斑糸様の柄効果とスパンライク風
合を付与することができる。
また本発明の製造方法によれば,上記の利点を有する
ポリエステル斑糸を容易に安定して製造することができ
るものである。
ポリエステル斑糸を容易に安定して製造することができ
るものである。
第1図は本発明のポリエステル斑糸の概略説明図、第2,
3図はそれぞれ第1図のX−X断面図,Y−Y断面図であ
り,第4図は本発明のポリエステル斑糸の製造方法の一
実施態様を示す概略工程図である。 (3):糸振巾ガイド (4):水付用回転ローラ (7):第1ヒータ (9):第2ヒータ (10):仮撚スピンドル (12):流体噴射ノズル
3図はそれぞれ第1図のX−X断面図,Y−Y断面図であ
り,第4図は本発明のポリエステル斑糸の製造方法の一
実施態様を示す概略工程図である。 (3):糸振巾ガイド (4):水付用回転ローラ (7):第1ヒータ (9):第2ヒータ (10):仮撚スピンドル (12):流体噴射ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】構成フイラメントの断面が偏平化した淡染
色性を示す糸条部分Aと,濃染色性を示す糸条部分Bと
が長手方向に交互に存在するループ毛羽ヤーンであっ
て,Aのループ毛羽数がBより少ないことを特徴とするポ
リエステル斑糸。 - 【請求項2】ポリエステル高配向未延伸マルチフイラメ
ント糸を延伸同時仮撚加工するに際し,長手方向に二重
撚部と一重撚部を交互に形成させながら仮撚加工し,次
いで流体撹乱処理を施すことを特徴とするポリエステル
斑糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17118488A JPH086222B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | ポリエステル斑糸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17118488A JPH086222B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | ポリエステル斑糸およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0219530A JPH0219530A (ja) | 1990-01-23 |
| JPH086222B2 true JPH086222B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=15918563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17118488A Expired - Lifetime JPH086222B2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | ポリエステル斑糸およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086222B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP17118488A patent/JPH086222B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0219530A (ja) | 1990-01-23 |
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