JPH087117Y2 - 可変容量型圧縮機の容量可変装置 - Google Patents
可変容量型圧縮機の容量可変装置Info
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- JPH087117Y2 JPH087117Y2 JP10298990U JP10298990U JPH087117Y2 JP H087117 Y2 JPH087117 Y2 JP H087117Y2 JP 10298990 U JP10298990 U JP 10298990U JP 10298990 U JP10298990 U JP 10298990U JP H087117 Y2 JPH087117 Y2 JP H087117Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両用空調装置の冷媒圧縮機等として用
いる可変容量型圧縮機の容量可変装置に関する。
いる可変容量型圧縮機の容量可変装置に関する。
(従来の技術) この種の可変容量型圧縮機の容量可変装置として、低
圧作動室内に導入される吸入圧及び付勢力の合力により
一部稼動位置側に且つ高圧作動室内に形成される制御圧
により全稼動位置側に夫々付勢され、該両位置間で正逆
回動して圧縮開始時期を制御する制御部材と、前記高圧
作動室と吸入室との連通を開閉制御し、開弁時に高圧作
動室内の制御圧を吸入室側にリークさせる開閉弁機構と
を備えた可変容量式ベーン型圧縮機において、前記開閉
弁機構を、前記高圧作動室と吸入室とを連通させる開弁
位置と該連通を断つ閉弁位置との間で変位可能で且つ閉
弁位置側に付勢されたスプール弁体を有するスプール弁
と、外部からの制御信号により電磁力を発生して該電磁
力により前記スプール弁体を前記開弁位置側に変位させ
る電磁アクチュエータとから成るスプール弁式電磁弁と
したものがある(実願平2-49277号)。
圧作動室内に導入される吸入圧及び付勢力の合力により
一部稼動位置側に且つ高圧作動室内に形成される制御圧
により全稼動位置側に夫々付勢され、該両位置間で正逆
回動して圧縮開始時期を制御する制御部材と、前記高圧
作動室と吸入室との連通を開閉制御し、開弁時に高圧作
動室内の制御圧を吸入室側にリークさせる開閉弁機構と
を備えた可変容量式ベーン型圧縮機において、前記開閉
弁機構を、前記高圧作動室と吸入室とを連通させる開弁
位置と該連通を断つ閉弁位置との間で変位可能で且つ閉
弁位置側に付勢されたスプール弁体を有するスプール弁
と、外部からの制御信号により電磁力を発生して該電磁
力により前記スプール弁体を前記開弁位置側に変位させ
る電磁アクチュエータとから成るスプール弁式電磁弁と
したものがある(実願平2-49277号)。
この可変容量型ベーン型圧縮機では、電磁アクチュエ
ータに制御信号としてのオン信号が入力されたとき、ス
プール弁体は電磁アクチュエータが発生する電磁力によ
り開弁位置側に変位して高圧作動室内の制御圧が吸入室
側にリークして低下し、オフ信号が入力されたとき、ス
プール弁体は付勢力により閉弁位置に保持されて高圧室
内の制御圧が上昇する。即ち、制御圧はオフ信号の間で
上昇すると共にオン信号の間で低下するので、制御圧が
制御信号に応じた圧力に制御され、この制御圧に応じて
制御部材が回動して吐出容量が制御される。
ータに制御信号としてのオン信号が入力されたとき、ス
プール弁体は電磁アクチュエータが発生する電磁力によ
り開弁位置側に変位して高圧作動室内の制御圧が吸入室
側にリークして低下し、オフ信号が入力されたとき、ス
プール弁体は付勢力により閉弁位置に保持されて高圧室
内の制御圧が上昇する。即ち、制御圧はオフ信号の間で
上昇すると共にオン信号の間で低下するので、制御圧が
制御信号に応じた圧力に制御され、この制御圧に応じて
制御部材が回動して吐出容量が制御される。
(考案が解決しようとする課題) ところが、スプール弁を用いて吸入室側へ制御圧を逃
がす方式であるから、制御圧の洩れを防ぐため高い気密
性が要求され、そのためスプール弁の長いストロークが
必要になる。その結果、電磁アクチュエータの大型化、
ひいては圧縮機が全体として大型化すると同時に、消費
電力も多くなり、また応答性が悪いという問題がある。
がす方式であるから、制御圧の洩れを防ぐため高い気密
性が要求され、そのためスプール弁の長いストロークが
必要になる。その結果、電磁アクチュエータの大型化、
ひいては圧縮機が全体として大型化すると同時に、消費
電力も多くなり、また応答性が悪いという問題がある。
この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、
その課題は可変容量型圧縮機の大型化を防ぐことができ
る容量可変装置を提供することである。
その課題は可変容量型圧縮機の大型化を防ぐことができ
る容量可変装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するためこの考案は、高圧作動室か
ら吸入室に通じる連通路を開閉する弁体と、この弁体を
プランジャを介して閉弁方向に付勢するばねと、熱負荷
が小さいとき前記ばねの付勢力に抗して前記プランジャ
を開弁方向に吸引する電磁アクチュエータとを備えた可
変容量型圧縮機の容量可変装置において、前記高圧作動
室の圧力を、前記弁体の一端に開弁方向に加えると同時
に、前記弁体の他端に閉弁方向に加えたことを特徴とす
る。
ら吸入室に通じる連通路を開閉する弁体と、この弁体を
プランジャを介して閉弁方向に付勢するばねと、熱負荷
が小さいとき前記ばねの付勢力に抗して前記プランジャ
を開弁方向に吸引する電磁アクチュエータとを備えた可
変容量型圧縮機の容量可変装置において、前記高圧作動
室の圧力を、前記弁体の一端に開弁方向に加えると同時
に、前記弁体の他端に閉弁方向に加えたことを特徴とす
る。
(作用) 前述のように前記高圧作動室の圧力を、前記弁体の一
端に開弁方向に加えると同時に、前記弁体の他端に閉弁
方向に加えたので、弁体を開弁方向に押す力が打ち消さ
れ、そのためばねのセット力を小さくでき、小さな駆動
力で弁体を開くことができる。
端に開弁方向に加えると同時に、前記弁体の他端に閉弁
方向に加えたので、弁体を開弁方向に押す力が打ち消さ
れ、そのためばねのセット力を小さくでき、小さな駆動
力で弁体を開くことができる。
(実施例) 以下、図面に基づいてこの考案の一実施例を説明す
る。
る。
第2図乃至第4図に示すように、可変容量型ベーン型
圧縮機は、略楕円形の内周面1aを有するカムリング1
と、カムリング1の両側端面を閉塞する如くこれら両側
端面に夫々固定されたフロントサイドブロック3及びリ
ヤサイドブロック4とから成るシリンダと、該シリンダ
内に回転自在に収納された円筒状のロータ2と、これら
両サイドブロック3,4の外側端面に夫々固定されたフロ
ントヘッド5,リヤヘッド6と、ロータ2の回転軸7とを
主要構成要素としており、回転軸7は両サイドブロック
3,4に夫々設けた軸受8,9に回転可能に支持されている。
圧縮機は、略楕円形の内周面1aを有するカムリング1
と、カムリング1の両側端面を閉塞する如くこれら両側
端面に夫々固定されたフロントサイドブロック3及びリ
ヤサイドブロック4とから成るシリンダと、該シリンダ
内に回転自在に収納された円筒状のロータ2と、これら
両サイドブロック3,4の外側端面に夫々固定されたフロ
ントヘッド5,リヤヘッド6と、ロータ2の回転軸7とを
主要構成要素としており、回転軸7は両サイドブロック
3,4に夫々設けた軸受8,9に回転可能に支持されている。
フロントヘッド5の上面には熱媒体である冷媒ガスの
吐出口5aが、リヤヘッド6の上部後端面には冷媒ガスの
吸入口6aが夫々形成されている。吐出口5aはフロントヘ
ッド5とフロントサイドブロック3とにより画成される
吐出室10に、吸入口6aはリヤヘッド6とリヤサイドブロ
ック4とにより画成される吸入室11に夫々連通してい
る。
吐出口5aが、リヤヘッド6の上部後端面には冷媒ガスの
吸入口6aが夫々形成されている。吐出口5aはフロントヘ
ッド5とフロントサイドブロック3とにより画成される
吐出室10に、吸入口6aはリヤヘッド6とリヤサイドブロ
ック4とにより画成される吸入室11に夫々連通してい
る。
前記シリンダの内面とロータ2の外周面との間に、周
方向に180度偏位して対称的に2つの圧縮室12,12が画成
されている。前記ロータ2にはその径方向に沿うベーン
溝13が周方向に等間隔を存して複数設けてあり、これら
のベーン溝13内にベーン14が夫々放射方向に沿って出没
自在に嵌装されている。
方向に180度偏位して対称的に2つの圧縮室12,12が画成
されている。前記ロータ2にはその径方向に沿うベーン
溝13が周方向に等間隔を存して複数設けてあり、これら
のベーン溝13内にベーン14が夫々放射方向に沿って出没
自在に嵌装されている。
前記リヤサイドブロック4には、第2図に示す吸入ポ
ート15が周方向に180度偏位して対称的に設けてある
(第2図は軸芯を通る略90度の角度で切った縦断面図で
あるので、同図中には片方の吸入ポート15のみが見えて
いる)。各吸入ポート15はリヤサイドブロック4の厚さ
方向に貫通しており、各吸入ポート15を介して吸入室11
と圧縮室12,12とが夫々連通している。
ート15が周方向に180度偏位して対称的に設けてある
(第2図は軸芯を通る略90度の角度で切った縦断面図で
あるので、同図中には片方の吸入ポート15のみが見えて
いる)。各吸入ポート15はリヤサイドブロック4の厚さ
方向に貫通しており、各吸入ポート15を介して吸入室11
と圧縮室12,12とが夫々連通している。
前記カムリング1の外周壁には第2図乃至第4図に示
すように、吐出ポート16,16が周方向の対称な位置に設
けてある(第2図では、上記吸入ポート15と同様の理由
により片方の吐出ポート16のみが見えている)。また、
カムリング1の外周壁には、弁止め部17aを有する吐出
弁カバー17がボルト18により固定されており、カムリン
グ1の外周壁と弁止め部17aとの間には、吐出弁カバー1
7側に保持された吐出弁19が介装してある。各吐出弁19
の開弁時に各吐出ポート16に夫々連通する連通路20がカ
ムリング1と吐出弁カバー17とにより画成され、フロン
トサイドブロック3には各連通路20に夫々連通する連通
路21が夫々周方向の対称な位置に形成してある。そし
て、各吐出ポート16が開口したときには、圧縮室12内の
圧縮された冷媒ガスは吐出ポート16、連通路20,21、吐
出室10及び吐出口5aを順次介して吐出されるように成っ
ている。
すように、吐出ポート16,16が周方向の対称な位置に設
けてある(第2図では、上記吸入ポート15と同様の理由
により片方の吐出ポート16のみが見えている)。また、
カムリング1の外周壁には、弁止め部17aを有する吐出
弁カバー17がボルト18により固定されており、カムリン
グ1の外周壁と弁止め部17aとの間には、吐出弁カバー1
7側に保持された吐出弁19が介装してある。各吐出弁19
の開弁時に各吐出ポート16に夫々連通する連通路20がカ
ムリング1と吐出弁カバー17とにより画成され、フロン
トサイドブロック3には各連通路20に夫々連通する連通
路21が夫々周方向の対称な位置に形成してある。そし
て、各吐出ポート16が開口したときには、圧縮室12内の
圧縮された冷媒ガスは吐出ポート16、連通路20,21、吐
出室10及び吐出口5aを順次介して吐出されるように成っ
ている。
第1図及び第5図に示すように、リヤサイドブロック
4には、そのロータ2側端面に環状凹部22が設けられて
おり、該環状凹部22内には2つの圧力作動室23,23が周
方向に180度偏位して対称的に設けられている。環状凹
部22内にはリング状の制御部材24が正逆回転可能に嵌装
されている。該制御部材24は各圧縮室12内での圧縮開始
時期を制御するためのもので、その外周縁には周方向の
対称な位置に円弧状の切欠部24a,24a(第4図及び第5
図を参照)が設けられていると共に、その一側面には周
方向の対称な位置に突片状の受圧部24b,24b(第5図を
参照)が一体的に突設されている。これら受圧部24b,24
bは、圧力作動室23,23内に夫々スライド可能に嵌挿され
ている。各圧力作動室23内は各受圧部24bにより低圧作
動室231と高圧作動室232とに2分されている。各低圧作
動室231は各吸入ポート15を介して吸入室11と連通し、
該各低圧作動室231内には低圧である吸入圧PSが導入さ
れる。一方、高圧作動室232の一方はオリフィス25を介
して前記連通路20に連通すると共に、各高圧作動室2
32,232は連通路26を介して互いに連通し、これによっ
て各高圧作動室232内には高圧である吐出圧Pdが導入さ
れて制御圧Pcが形成される。また、高圧作動室232,232
の一方は、第1図及び第5図に示すように、リヤサイド
ブロック4の内部に設けられた連通路27及び開閉弁機構
30を介して吸入室11と連通可能である。
4には、そのロータ2側端面に環状凹部22が設けられて
おり、該環状凹部22内には2つの圧力作動室23,23が周
方向に180度偏位して対称的に設けられている。環状凹
部22内にはリング状の制御部材24が正逆回転可能に嵌装
されている。該制御部材24は各圧縮室12内での圧縮開始
時期を制御するためのもので、その外周縁には周方向の
対称な位置に円弧状の切欠部24a,24a(第4図及び第5
図を参照)が設けられていると共に、その一側面には周
方向の対称な位置に突片状の受圧部24b,24b(第5図を
参照)が一体的に突設されている。これら受圧部24b,24
bは、圧力作動室23,23内に夫々スライド可能に嵌挿され
ている。各圧力作動室23内は各受圧部24bにより低圧作
動室231と高圧作動室232とに2分されている。各低圧作
動室231は各吸入ポート15を介して吸入室11と連通し、
該各低圧作動室231内には低圧である吸入圧PSが導入さ
れる。一方、高圧作動室232の一方はオリフィス25を介
して前記連通路20に連通すると共に、各高圧作動室2
32,232は連通路26を介して互いに連通し、これによっ
て各高圧作動室232内には高圧である吐出圧Pdが導入さ
れて制御圧Pcが形成される。また、高圧作動室232,232
の一方は、第1図及び第5図に示すように、リヤサイド
ブロック4の内部に設けられた連通路27及び開閉弁機構
30を介して吸入室11と連通可能である。
前記制御部材24は、ねじりコイルばね28により第4図
で示す圧縮開始時期の最も遅い一部稼動位置側に付勢さ
れ、吸入圧Psとねじりコイルばね28の付勢力との合力
と、制御圧Pcとの差により第3図で示す圧縮開始時期の
最も早い全稼動位置と第4図で示す一部稼動位置との間
で正逆回動して圧縮開始時期を制御するように成ってい
る。
で示す圧縮開始時期の最も遅い一部稼動位置側に付勢さ
れ、吸入圧Psとねじりコイルばね28の付勢力との合力
と、制御圧Pcとの差により第3図で示す圧縮開始時期の
最も早い全稼動位置と第4図で示す一部稼動位置との間
で正逆回動して圧縮開始時期を制御するように成ってい
る。
ねじりコイルばね28は、第2図に示すように、制御部
材24の係止穴24cに一端28aが係止され、リヤサイドブロ
ック4の反ロータ側側面に突設されたボス部4aの端面に
形成された保持溝4bに他端28bが係止されている。
材24の係止穴24cに一端28aが係止され、リヤサイドブロ
ック4の反ロータ側側面に突設されたボス部4aの端面に
形成された保持溝4bに他端28bが係止されている。
第1図に示すように、容量可変装置は、高圧作動室23
2から吸入室11に通じる連通路27を開閉するボール弁31
と、軸方向に摺動可能なプランジャ32と、このプランジ
ャ32を介して前記ボール弁31を閉弁方向に付勢するコイ
ルばね(ばね)33と、通電時前記プランジャ32をコイル
ばね収縮方向に吸引する電磁アクチュエータ34と、前記
プランジャ32の軸線上にボール弁31を介して配置された
ロッド35と、このロッド35を摺動自在に保持する筒状の
ホルダ36とを備えている。
2から吸入室11に通じる連通路27を開閉するボール弁31
と、軸方向に摺動可能なプランジャ32と、このプランジ
ャ32を介して前記ボール弁31を閉弁方向に付勢するコイ
ルばね(ばね)33と、通電時前記プランジャ32をコイル
ばね収縮方向に吸引する電磁アクチュエータ34と、前記
プランジャ32の軸線上にボール弁31を介して配置された
ロッド35と、このロッド35を摺動自在に保持する筒状の
ホルダ36とを備えている。
前記ホルダ36はリヤサイドブロック4の嵌装孔37内に
装着され、そのホルダ36の小径孔36aにロッド35が摺動
自在に挿入されている。ロッド35のボール弁31側の端部
は径が小さくなる2段のロッドになっている。ホルダ36
の大径孔36bは小径孔31aに連通し、その大径孔36bには
プランジャ32の一端部がボール弁31を介して挿入されて
いる。ホルダ36と嵌装孔37との間には連通路27の一部を
構成する空間38が画成される。また、ホルダ36には、小
径孔36aと吸入室11とを連通する連通路36cが設けられて
いるとともに、空間38と大径孔36bとを連通する連通路3
6dが設けられている。前記プランジャ32にはばね収容穴
32aが設けてあり、そのばね収容穴32a内には前記コイル
ばね33が収容されている。
装着され、そのホルダ36の小径孔36aにロッド35が摺動
自在に挿入されている。ロッド35のボール弁31側の端部
は径が小さくなる2段のロッドになっている。ホルダ36
の大径孔36bは小径孔31aに連通し、その大径孔36bには
プランジャ32の一端部がボール弁31を介して挿入されて
いる。ホルダ36と嵌装孔37との間には連通路27の一部を
構成する空間38が画成される。また、ホルダ36には、小
径孔36aと吸入室11とを連通する連通路36cが設けられて
いるとともに、空間38と大径孔36bとを連通する連通路3
6dが設けられている。前記プランジャ32にはばね収容穴
32aが設けてあり、そのばね収容穴32a内には前記コイル
ばね33が収容されている。
前記電磁アクチュエータ34は、リヤヘッド6に固定し
た磁性体のコア34aとこのコア34aの軸部に装着された電
磁コイル部34bとから構成されている。前記コイルばね3
3の一端はコア34aの軸部の端面に当接しており、ばね33
の弾性によりプランジャ32は小径孔36a側に付勢され、
ボール弁31は小径孔36aの開口縁に圧接されて、閉弁す
る。
た磁性体のコア34aとこのコア34aの軸部に装着された電
磁コイル部34bとから構成されている。前記コイルばね3
3の一端はコア34aの軸部の端面に当接しており、ばね33
の弾性によりプランジャ32は小径孔36a側に付勢され、
ボール弁31は小径孔36aの開口縁に圧接されて、閉弁す
る。
次に、このベーン型圧縮機の容量可変装置の作動を説
明する。
明する。
電磁アクチュエータ34のコイル部34bが非通電状態の
とき(第1図)、コイルばね33の付勢力によりプランジ
ャ32を介してボール弁31が小径孔36aの開口縁に当接
し、閉弁位置が保たれる。この閉弁位置では、ホルダ36
の小径孔36aと大径孔36bとの連通が断たれ、高圧作動室
232内の制御圧Pcは上昇する。その結果、第5図(a)
に示すように、制御部材24は全稼動位置を保つ。
とき(第1図)、コイルばね33の付勢力によりプランジ
ャ32を介してボール弁31が小径孔36aの開口縁に当接
し、閉弁位置が保たれる。この閉弁位置では、ホルダ36
の小径孔36aと大径孔36bとの連通が断たれ、高圧作動室
232内の制御圧Pcは上昇する。その結果、第5図(a)
に示すように、制御部材24は全稼動位置を保つ。
シート断面積;S1、ロッド35の受圧面積;S2、コイル
ばね33のセット力;FSPとすると、閉弁時、 Pc・S1+FSP>Pc・S2+Psmax・S2となり、S1=S2とす
れば、Pcに関する項が打ち消されて、次式のようにな
る。
ばね33のセット力;FSPとすると、閉弁時、 Pc・S1+FSP>Pc・S2+Psmax・S2となり、S1=S2とす
れば、Pcに関する項が打ち消されて、次式のようにな
る。
FSP>Psmax・S1 式 つまり、Pcがロッド35の一端面に加わるとともに、空
間38から連通路36を通じてボール弁31を介してロッド35
の他端にも加わるので、ロッド35に加わる開弁方向のPc
は相殺される。これにより、コイルばね33のセット力を
大きくする必要がなくなる。
間38から連通路36を通じてボール弁31を介してロッド35
の他端にも加わるので、ロッド35に加わる開弁方向のPc
は相殺される。これにより、コイルばね33のセット力を
大きくする必要がなくなる。
電磁アクチュエータ34のコイル部34bが通電状態のと
き、電磁力によりブランジャ32がコイルばね33の付勢力
に抗して反ロッド側に吸引され、ボール弁31が開く(第
5図(b))。
き、電磁力によりブランジャ32がコイルばね33の付勢力
に抗して反ロッド側に吸引され、ボール弁31が開く(第
5図(b))。
電磁弁吸引力をFSVとすれば、開弁時、 FSP<Psmin・S1+FSV 式 となる。
したがって、小さな駆動力でボール弁31を開くことが
できるので、電磁アクチュエータ34の小型化を図ること
ができる。
できるので、電磁アクチュエータ34の小型化を図ること
ができる。
また、第6図に示すように、本実施例のような容量可
変装置を用いない従来のものに較べ、本実施例のもの
は、負荷圧力の変動によって容量制御の応答時間が変化
することがなく、負荷圧力に関係なく一定である。
変装置を用いない従来のものに較べ、本実施例のもの
は、負荷圧力の変動によって容量制御の応答時間が変化
することがなく、負荷圧力に関係なく一定である。
(考案の効果) 以上のようにこの考案の可変容量型圧縮機の容量可変
装置によれば、高圧作動室から吸入室に通じる連通路を
開閉する弁体と、この弁体をプランジャを介して閉弁方
向に付勢するばねと、熱負荷が小さいとき前記ばねの付
勢力に抗して前記プランジャを開弁方向に吸引する電磁
アクチュエータとを備えた可変容量型圧縮機の容量可変
装置において、前記高圧作動室の圧力を、前記弁体の一
端に開弁方向に加えると同時に、前記弁体の他端に閉弁
方向に加えたので、弁体を開弁方向に押す力が打ち消さ
れ、そのためばねのセット力を小さくでき、弁体を開く
ために大きな駆動力が要求されない。したがって、小容
量の電磁アクチュエータによって弁体の開閉が可能にな
り、圧縮機の小型化を図ることができ、また応答性の良
いきめ細い制御が可能になる。
装置によれば、高圧作動室から吸入室に通じる連通路を
開閉する弁体と、この弁体をプランジャを介して閉弁方
向に付勢するばねと、熱負荷が小さいとき前記ばねの付
勢力に抗して前記プランジャを開弁方向に吸引する電磁
アクチュエータとを備えた可変容量型圧縮機の容量可変
装置において、前記高圧作動室の圧力を、前記弁体の一
端に開弁方向に加えると同時に、前記弁体の他端に閉弁
方向に加えたので、弁体を開弁方向に押す力が打ち消さ
れ、そのためばねのセット力を小さくでき、弁体を開く
ために大きな駆動力が要求されない。したがって、小容
量の電磁アクチュエータによって弁体の開閉が可能にな
り、圧縮機の小型化を図ることができ、また応答性の良
いきめ細い制御が可能になる。
第1図から第6図はこの考案の一実施例を示し、第1図
は容量可変装置を示す拡大縦断面図、第2図はその容量
可変装置を備えた可変容量型ベーン型圧縮機を示す縦断
面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う断面図で、制
御部材が全稼動位置にあるときの図、第4図は第3図と
同様の断面図で、制御部材が一部稼動位置にあるときの
図、第5図は容量可変装置の作動を説明するための概念
図であり、同図(a)は全稼動位置にあるときの図、同
図(b)は一部稼動位置にあるときの図、第6図は容量
可変装置の動作特性を示す曲線図である。 1……吸入室、232……高圧作動室、27……連通路、31
……ボール弁、32……プランジャ、35……ロッド。
は容量可変装置を示す拡大縦断面図、第2図はその容量
可変装置を備えた可変容量型ベーン型圧縮機を示す縦断
面図、第3図は第2図のIII-III線に沿う断面図で、制
御部材が全稼動位置にあるときの図、第4図は第3図と
同様の断面図で、制御部材が一部稼動位置にあるときの
図、第5図は容量可変装置の作動を説明するための概念
図であり、同図(a)は全稼動位置にあるときの図、同
図(b)は一部稼動位置にあるときの図、第6図は容量
可変装置の動作特性を示す曲線図である。 1……吸入室、232……高圧作動室、27……連通路、31
……ボール弁、32……プランジャ、35……ロッド。
Claims (1)
- 【請求項1】高圧作動室から吸入室に通じる連通路を開
閉する弁体と、この弁体をプランジャを介して閉弁方向
に付勢するばねと、熱負荷が小さいとき前記ばねの付勢
力に抗して前記プランジャを開弁方向に吸引する電磁ア
クチュエータとを備えた可変容量型圧縮機の容量可変装
置において、前記高圧作動室の圧力を、前記弁体の一端
に閉弁方向に加えると同時に、前記弁体の他端に閉弁方
向に加えたことを特徴とする可変容量型圧縮機の容量可
変装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298990U JPH087117Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 可変容量型圧縮機の容量可変装置 |
| US07/723,470 US5199855A (en) | 1990-09-27 | 1991-06-27 | Variable capacity compressor having a capacity control system using an electromagnetic valve |
| KR1019910013302A KR920006644A (ko) | 1990-09-27 | 1991-08-01 | 전자밸브를 사용하는 용량제어장치를 구비한 가변용량형 압축기 |
| DE4125640A DE4125640C2 (de) | 1990-09-27 | 1991-08-02 | Verdichter mit Fördermengenregelung mittels eines elektromagnetischen Ventils |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298990U JPH087117Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 可変容量型圧縮機の容量可変装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0462390U JPH0462390U (ja) | 1992-05-28 |
| JPH087117Y2 true JPH087117Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31847689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10298990U Expired - Lifetime JPH087117Y2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-29 | 可変容量型圧縮機の容量可変装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087117Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP10298990U patent/JPH087117Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0462390U (ja) | 1992-05-28 |
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