JPH0433995B2 - - Google Patents
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- JPH0433995B2 JPH0433995B2 JP63089676A JP8967688A JPH0433995B2 JP H0433995 B2 JPH0433995 B2 JP H0433995B2 JP 63089676 A JP63089676 A JP 63089676A JP 8967688 A JP8967688 A JP 8967688A JP H0433995 B2 JPH0433995 B2 JP H0433995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- notch
- rotational direction
- control member
- refrigerant gas
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 62
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 62
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 54
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
- F04C28/10—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
- F04C28/14—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using rotating valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、圧縮開始時期を制御して吐出容量を
可変制御し得る可変容量型圧縮機、特に一部稼動
時におけるロータの回転に対する抵抗を低減した
可変容量型圧縮機に関する。
可変制御し得る可変容量型圧縮機、特に一部稼動
時におけるロータの回転に対する抵抗を低減した
可変容量型圧縮機に関する。
(従来の技術)
従来、このような可変容量型圧縮機としては、
例えば、特願昭62−239268号の技術が本出願人に
より提案されている。この技術は、外周縁部に吸
入口から吸入された冷媒ガスを低圧側へリークさ
せるための切欠部を有する制御板を備え、該制御
板を正逆回動して切欠部の位置を変化させること
により、圧縮開始時期を変化させて吐出容量を可
変制御するタイプのもので、制御板の切欠部に第
1部分と第2部分とを設け、該第2部分のロータ
回転方向後側端部を、吐出容量最小運転時に吸入
口のロータ回転方向前側端よりロータ回転方向後
側に位置させることにより、吐出容量最小運転時
における余分な圧縮作用を削除してロータの回転
に対する抵抗を除去し得るようにしたものであ
る。
例えば、特願昭62−239268号の技術が本出願人に
より提案されている。この技術は、外周縁部に吸
入口から吸入された冷媒ガスを低圧側へリークさ
せるための切欠部を有する制御板を備え、該制御
板を正逆回動して切欠部の位置を変化させること
により、圧縮開始時期を変化させて吐出容量を可
変制御するタイプのもので、制御板の切欠部に第
1部分と第2部分とを設け、該第2部分のロータ
回転方向後側端部を、吐出容量最小運転時に吸入
口のロータ回転方向前側端よりロータ回転方向後
側に位置させることにより、吐出容量最小運転時
における余分な圧縮作用を削除してロータの回転
に対する抵抗を除去し得るようにしたものであ
る。
一方、上記従来技術とはタイプの異なる可変容
量型圧縮機であつて、上記2段の切欠部が設けら
れた制御板を用いた可変容量型圧縮機の技術が、
本出願人により提案されている(特願昭62−
193274号)。すなわち、この技術は、第13図及
び第14図に示すように、両側がサイドブロツク
で閉塞されたカムリング100の楕円形内周面1
00aと該カムリング100内で回転するロータ
101の外周面との間に画成される圧縮室102
と、ロータ101に放射方向に出没自在に嵌装さ
れたベーン1031〜1035と、一方のサイドブ
ロツクのロータ側端面の環状凹部104内で、全
稼動位置と一部稼動位置との間で回動して圧縮開
始時期を制御する制御部材105とを備え、該制
御部材105の外周に、前記一方のサイドブロツ
クに設けられた吸入ポート106からの冷媒ガス
を制御部材105の全回転範囲に亘つて圧縮室内
102に導入するべく周方向に延びた切欠部10
7が形成され、該切欠部107は、圧縮開始時期
を決定するそのロータ回転方向前側端部107a
からその中間付近まで延び且つその外径寸法がロ
ータ101の外周面に略等しい第1切欠部107
1と、該第1切欠部1071に連続してロータ回転
方向後側端部107bまで延び且つその外径がロ
ータ101の外周面より所定寸法だけ大きい第2
切欠部1072とから成るものである。
量型圧縮機であつて、上記2段の切欠部が設けら
れた制御板を用いた可変容量型圧縮機の技術が、
本出願人により提案されている(特願昭62−
193274号)。すなわち、この技術は、第13図及
び第14図に示すように、両側がサイドブロツク
で閉塞されたカムリング100の楕円形内周面1
00aと該カムリング100内で回転するロータ
101の外周面との間に画成される圧縮室102
と、ロータ101に放射方向に出没自在に嵌装さ
れたベーン1031〜1035と、一方のサイドブ
ロツクのロータ側端面の環状凹部104内で、全
稼動位置と一部稼動位置との間で回動して圧縮開
始時期を制御する制御部材105とを備え、該制
御部材105の外周に、前記一方のサイドブロツ
クに設けられた吸入ポート106からの冷媒ガス
を制御部材105の全回転範囲に亘つて圧縮室内
102に導入するべく周方向に延びた切欠部10
7が形成され、該切欠部107は、圧縮開始時期
を決定するそのロータ回転方向前側端部107a
からその中間付近まで延び且つその外径寸法がロ
ータ101の外周面に略等しい第1切欠部107
1と、該第1切欠部1071に連続してロータ回転
方向後側端部107bまで延び且つその外径がロ
ータ101の外周面より所定寸法だけ大きい第2
切欠部1072とから成るものである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記特願昭62−193274号の技術
では、制御板105が第14図に示す一部稼動位
置にあるとき、吸入行程が開始されたベーン10
32,1033間の圧縮室Aについては、該圧縮室
Aより先に吸入行程に入つているベーン1031,
1032間の圧縮室Bからの冷媒ガスが、第2切
欠部1072に沿つてベーン1032の側方を通
り、ベーン1032、後側端部107b及び内周
面100aによつて画成される第15図の斜線で
示す小さな隙間Xから圧縮室A内に導入される。
従つて、吸入行程が開始された圧縮室A内に十分
な冷媒ガスが吸入されないので、圧縮室A内の負
圧が大きくなり、ロータ101の回転方向とは逆
向きにベーン1032に作用するトルクYが増大
してしまうという問題点があつた。
では、制御板105が第14図に示す一部稼動位
置にあるとき、吸入行程が開始されたベーン10
32,1033間の圧縮室Aについては、該圧縮室
Aより先に吸入行程に入つているベーン1031,
1032間の圧縮室Bからの冷媒ガスが、第2切
欠部1072に沿つてベーン1032の側方を通
り、ベーン1032、後側端部107b及び内周
面100aによつて画成される第15図の斜線で
示す小さな隙間Xから圧縮室A内に導入される。
従つて、吸入行程が開始された圧縮室A内に十分
な冷媒ガスが吸入されないので、圧縮室A内の負
圧が大きくなり、ロータ101の回転方向とは逆
向きにベーン1032に作用するトルクYが増大
してしまうという問題点があつた。
本発明は、このような従来の問題点に着目して
為されたもので、一部稼動時において圧縮行程が
開始されてベーン間の圧縮室内に十分な冷媒ガス
を供給することにより、一部稼動時におけるロー
タの回転に対する抵抗の抵減を図つた可変容量型
圧縮機を提供することを目的としている。
為されたもので、一部稼動時において圧縮行程が
開始されてベーン間の圧縮室内に十分な冷媒ガス
を供給することにより、一部稼動時におけるロー
タの回転に対する抵抗の抵減を図つた可変容量型
圧縮機を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
かかる目的を達成するために、本発明に係る可
変容量型圧縮機は、両側がサイドブロツクで閉塞
されたカムリングの楕円形内周面と該カムリング
内で回転するロータの外周面との間に画成される
圧縮室と、該ロータに放射方向に出没自在に嵌装
された複数のベーンと、一方のサイドブロツクの
ロータ側端面の環状凹部内で、全稼動位置と一部
稼動位置との間で正逆回転して圧縮開始時期を制
御する制御部材とを備え、該制御部材の外周に、
前記一方のサイドブロツクに設けられた吸入ポー
トからの冷媒ガスを該制御部材の全回転範囲に亘
つて前記圧縮室内に導入するべく周方向に延びた
切欠部が形成され、該切欠部は、圧縮開始時期を
決定するそのロータ回転方向前側端部からその中
間付近まで延び且つその外径寸法が前記ロータの
外周面に略等しい第1切欠部と、該第1切欠部に
連続してロータ回転方向後側端部まで延び且つそ
の外径が前記ロータの外周面より所定寸法だけ大
きい第2切欠部とから成る可変容量型圧縮機にお
いて、前記カムリングの制御部材側端面に、その
内周面に沿つて吸入行程開始位置付近からロータ
回転方向前側に延びた冷媒ガス導入用面取り部を
設け、前記制御部材が一部稼動位置にあるとき、
前記面取り部のロータ回転方向前側端部が前記切
欠部のロータ回転方向後側部より回転方向前側に
位置するようにしたものであり、更にまた、上記
可変容量型圧縮機において、カムリングの制御部
材側端面に、その内周面に沿つて吸入行程開始位
置付近からロータ回転方向前側に延びた冷媒ガス
導入用面取り部を設け、制御部材が一部稼動位置
にあるとき、前記面取り部のロータ回転方向前側
端部が前記切欠部のロータ回転方向後側端部より
回転方向前側に位置するようにし、且つ前記切欠
部に、前記第2切欠部に連続してロータ回転方向
後側に延びた第3切欠部を設けたものである。
変容量型圧縮機は、両側がサイドブロツクで閉塞
されたカムリングの楕円形内周面と該カムリング
内で回転するロータの外周面との間に画成される
圧縮室と、該ロータに放射方向に出没自在に嵌装
された複数のベーンと、一方のサイドブロツクの
ロータ側端面の環状凹部内で、全稼動位置と一部
稼動位置との間で正逆回転して圧縮開始時期を制
御する制御部材とを備え、該制御部材の外周に、
前記一方のサイドブロツクに設けられた吸入ポー
トからの冷媒ガスを該制御部材の全回転範囲に亘
つて前記圧縮室内に導入するべく周方向に延びた
切欠部が形成され、該切欠部は、圧縮開始時期を
決定するそのロータ回転方向前側端部からその中
間付近まで延び且つその外径寸法が前記ロータの
外周面に略等しい第1切欠部と、該第1切欠部に
連続してロータ回転方向後側端部まで延び且つそ
の外径が前記ロータの外周面より所定寸法だけ大
きい第2切欠部とから成る可変容量型圧縮機にお
いて、前記カムリングの制御部材側端面に、その
内周面に沿つて吸入行程開始位置付近からロータ
回転方向前側に延びた冷媒ガス導入用面取り部を
設け、前記制御部材が一部稼動位置にあるとき、
前記面取り部のロータ回転方向前側端部が前記切
欠部のロータ回転方向後側部より回転方向前側に
位置するようにしたものであり、更にまた、上記
可変容量型圧縮機において、カムリングの制御部
材側端面に、その内周面に沿つて吸入行程開始位
置付近からロータ回転方向前側に延びた冷媒ガス
導入用面取り部を設け、制御部材が一部稼動位置
にあるとき、前記面取り部のロータ回転方向前側
端部が前記切欠部のロータ回転方向後側端部より
回転方向前側に位置するようにし、且つ前記切欠
部に、前記第2切欠部に連続してロータ回転方向
後側に延びた第3切欠部を設けたものである。
(作用)
そして、冷媒ガス導入用面取り部を設けた上記
可変容量型圧縮機では、制御部材が一部稼動位置
にあるとき、吸入行程が開始されたベーン間の圧
縮室内には、先に吸入行程が開始されたベーン
間の圧縮室からの冷媒ガスが、ベーン先端側と冷
媒ガス導入用面取り部との間に形成される隙間を
通る通路、及び切欠部に導入された冷媒ガス
が、ベーン、切欠部のロータ回転方向後側端部及
び冷媒ガス導入用面取り部の間に形成される隙間
を通る通路で夫々導入される。
可変容量型圧縮機では、制御部材が一部稼動位置
にあるとき、吸入行程が開始されたベーン間の圧
縮室内には、先に吸入行程が開始されたベーン
間の圧縮室からの冷媒ガスが、ベーン先端側と冷
媒ガス導入用面取り部との間に形成される隙間を
通る通路、及び切欠部に導入された冷媒ガス
が、ベーン、切欠部のロータ回転方向後側端部及
び冷媒ガス導入用面取り部の間に形成される隙間
を通る通路で夫々導入される。
また、冷媒ガス導入用面取り部を設けると共
に、切欠部に第3切欠部を設けた上記可変容量型
圧縮機では、制御部材が一部稼動位置にあると
き、吸入行程が開始されたベーン間の圧縮室内に
は、前記及びの通路の他に、切欠部に導入さ
れた冷媒ガスが、第3切欠部と冷媒ガス導入用面
取り部との間に形成される隙間を通る通路で導入
される。
に、切欠部に第3切欠部を設けた上記可変容量型
圧縮機では、制御部材が一部稼動位置にあると
き、吸入行程が開始されたベーン間の圧縮室内に
は、前記及びの通路の他に、切欠部に導入さ
れた冷媒ガスが、第3切欠部と冷媒ガス導入用面
取り部との間に形成される隙間を通る通路で導入
される。
(実施例)
以下、本発明の各実施例を添付図面に基づき説
明する。なお、各実施例の説明において同様の部
位には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。
明する。なお、各実施例の説明において同様の部
位には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。
第1図から第8図は本発明の第1実施例に係る
可変容量型ベーン型圧縮機を示しており、第1図
はこのベーン型圧縮機を軸心を通る45度の角度で
切つた縦断面図である。
可変容量型ベーン型圧縮機を示しており、第1図
はこのベーン型圧縮機を軸心を通る45度の角度で
切つた縦断面図である。
第1図及び第7図に示すように、可変容量型ベ
ーン型圧縮機は、略楕円形の内周面1aを有する
カムリング1と、該カムリング1内に回転自在に
収納された円筒状のロータ2と、カムリング1の
両側端を閉塞する如く該両側端に夫々固定された
フロントサイドブロツク3及びリヤサイドブロツ
ク4と、該両サイドブロツク3,4の外側端に
夫々固定されたフロントヘツド5,リヤヘツド6
と、ロータ2の回転軸7とを主要構成要素として
おり、回転軸7は両サイドブロツク3,4に夫々
設けた軸受8,9に回転可能に支持されている。
ーン型圧縮機は、略楕円形の内周面1aを有する
カムリング1と、該カムリング1内に回転自在に
収納された円筒状のロータ2と、カムリング1の
両側端を閉塞する如く該両側端に夫々固定された
フロントサイドブロツク3及びリヤサイドブロツ
ク4と、該両サイドブロツク3,4の外側端に
夫々固定されたフロントヘツド5,リヤヘツド6
と、ロータ2の回転軸7とを主要構成要素として
おり、回転軸7は両サイドブロツク3,4に夫々
設けた軸受8,9に回転可能に支持されている。
フロントヘツド5の上面には冷媒ガスの吐出口
5aが、リヤヘツド6の上面には冷媒ガスの吸入
口6aが夫々形成されている。吐出口5aはフロ
ントヘツド5とフロントサイドブロツク3とによ
り画成される吐出室10に、吸入口6aはリヤヘ
ツド6とリヤサイドブロツク4とにより画成され
る吸入室11に夫々連通している。カムリング1
の内周面1aとロータ2の外周面との間に、周方
向に180度偏位して対称的に2つの圧縮室12が
画成されている。ロータ2にはその径方向に沿う
ベーン溝13が周方向に等間隔を存して複数(例
えば5個)設けられており、これらのベーン溝1
3内にベーン141〜145が夫々放射方向に沿つ
て出没自在に嵌装されている。
5aが、リヤヘツド6の上面には冷媒ガスの吸入
口6aが夫々形成されている。吐出口5aはフロ
ントヘツド5とフロントサイドブロツク3とによ
り画成される吐出室10に、吸入口6aはリヤヘ
ツド6とリヤサイドブロツク4とにより画成され
る吸入室11に夫々連通している。カムリング1
の内周面1aとロータ2の外周面との間に、周方
向に180度偏位して対称的に2つの圧縮室12が
画成されている。ロータ2にはその径方向に沿う
ベーン溝13が周方向に等間隔を存して複数(例
えば5個)設けられており、これらのベーン溝1
3内にベーン141〜145が夫々放射方向に沿つ
て出没自在に嵌装されている。
リヤサイドブロツク4には、第1図及び第2図
に示すように、周方向に180度偏位して対称的に
吸入ポート15,15が設けられている(第1図
は軸心を通る45度の角度で切つた断面図であるの
で、同図では一方の吸入ポート15のみが見えて
いる)。該各吸入ポート15はリヤサイドブロツ
ク4の厚さ方向に貫通しており、各吸入ポート1
5を介して吸入室11と圧縮室12とが夫々連通
している。
に示すように、周方向に180度偏位して対称的に
吸入ポート15,15が設けられている(第1図
は軸心を通る45度の角度で切つた断面図であるの
で、同図では一方の吸入ポート15のみが見えて
いる)。該各吸入ポート15はリヤサイドブロツ
ク4の厚さ方向に貫通しており、各吸入ポート1
5を介して吸入室11と圧縮室12とが夫々連通
している。
カムリング1の外周壁には、第1図に示す吐出
ポート16が周方向に180度偏位して対称的に複
数個ずつ、例えば2個ずつ穿設されている(第1
図では一方の出ポート16のみが見えている)。
該吐出ポート16のあるカムリング1の外周壁に
は、弁止め部17aを有する吐出弁カバー17が
固定されている。カムリング1の外周壁と弁止め
部17aとの間には、吐出弁カバー17側に保持
された吐出弁18が介装され、該各吐出弁18は
吐出圧を受けたときに開弁して各吐出ポート16
を夫々開口するように成つている。さらに、カム
リング1には、各吐出弁18の開弁時に各吐出ポ
ート16に夫々連通する連通路19と、フロント
サイドブロツク3には該連通路19に連通する連
通路20とが夫々周方向に180度偏位したほぼ対
称な位置に形成されている。そして、各吐出ポー
ト16が開口したときには、圧縮室12内の圧縮
された冷媒ガスは吐出ポート16、連通路19,
20、吐出室10及び吐出口5aを順次介して吐
出されるように成つている。
ポート16が周方向に180度偏位して対称的に複
数個ずつ、例えば2個ずつ穿設されている(第1
図では一方の出ポート16のみが見えている)。
該吐出ポート16のあるカムリング1の外周壁に
は、弁止め部17aを有する吐出弁カバー17が
固定されている。カムリング1の外周壁と弁止め
部17aとの間には、吐出弁カバー17側に保持
された吐出弁18が介装され、該各吐出弁18は
吐出圧を受けたときに開弁して各吐出ポート16
を夫々開口するように成つている。さらに、カム
リング1には、各吐出弁18の開弁時に各吐出ポ
ート16に夫々連通する連通路19と、フロント
サイドブロツク3には該連通路19に連通する連
通路20とが夫々周方向に180度偏位したほぼ対
称な位置に形成されている。そして、各吐出ポー
ト16が開口したときには、圧縮室12内の圧縮
された冷媒ガスは吐出ポート16、連通路19,
20、吐出室10及び吐出口5aを順次介して吐
出されるように成つている。
第2図に示すように、リヤサイドブロツク4に
は、そのロータ2側端面に環状凹部21が設けら
れており、該環状凹部21内には2つの圧力作動
室22が周方向に180度偏位してほぼ対称的に設
けられている。環状凹部21内には、第4図及び
第5図に示すリング状の制御部材23が正逆回転
可能に嵌装されている。
は、そのロータ2側端面に環状凹部21が設けら
れており、該環状凹部21内には2つの圧力作動
室22が周方向に180度偏位してほぼ対称的に設
けられている。環状凹部21内には、第4図及び
第5図に示すリング状の制御部材23が正逆回転
可能に嵌装されている。
該制御部材23は環状凹部21内で正逆回転し
て圧縮開始時期を制御するもので、その外周に
は、吸入ポート15からの冷媒ガスを該制御部材
の全回転範囲に亘つて圧縮室12内に導入するべ
く周方向に延びた切欠部24が周方向に180度偏
位した対称な位置に形成されている。該切欠部2
4は、圧縮開始時期を決定するそのロータ回転方
向(第7図の反時計方向)前側端部24aからそ
の中間付近まで延び且つその外径寸法がロータ2
の外周面に略等しい第1切欠部241と、該第1
切欠部241に連続してロータ回転方向後側端部
24bまで延び且つその外径がロータ2の外周面
より所定寸法だけ大きい第2切欠部242とから
成つている。なお、第2切欠部242の外径をロ
ータ2の外周面より所定寸法だけ大きくしている
のは、制御部材23が第8図の全稼動位置にある
とき、第2切欠部242の外周面がカムリング1
の内周面1aに近すぎると、吐出ガスが漏れてし
まうので、これを防止するためである。さらに、
制御部材23の一側面には周方向に180度偏位し
て対称な位置に受圧部25が一体的に突設されて
いる。
て圧縮開始時期を制御するもので、その外周に
は、吸入ポート15からの冷媒ガスを該制御部材
の全回転範囲に亘つて圧縮室12内に導入するべ
く周方向に延びた切欠部24が周方向に180度偏
位した対称な位置に形成されている。該切欠部2
4は、圧縮開始時期を決定するそのロータ回転方
向(第7図の反時計方向)前側端部24aからそ
の中間付近まで延び且つその外径寸法がロータ2
の外周面に略等しい第1切欠部241と、該第1
切欠部241に連続してロータ回転方向後側端部
24bまで延び且つその外径がロータ2の外周面
より所定寸法だけ大きい第2切欠部242とから
成つている。なお、第2切欠部242の外径をロ
ータ2の外周面より所定寸法だけ大きくしている
のは、制御部材23が第8図の全稼動位置にある
とき、第2切欠部242の外周面がカムリング1
の内周面1aに近すぎると、吐出ガスが漏れてし
まうので、これを防止するためである。さらに、
制御部材23の一側面には周方向に180度偏位し
て対称な位置に受圧部25が一体的に突設されて
いる。
第6図に示すように、制御部材23の受圧部2
5はリヤサイドブロツク4の圧力作動室22内に
夫々スライド可能に嵌装されている。各圧力作動
室22内は各受圧部25により低圧室221と高
圧室222とに夫々2分され、各低圧室221は各
吸入ポート15を介して吸入室11と連通し、該
各低圧室221内には低圧である吸入圧Psが導入
される。一方、高圧室222,222の一方は、リ
ヤサイドブロツク4に夫々設けられたオリフイス
26及び連通路27と、カムリング1に設けられ
た制御圧供給ポート28とを介して連通路20に
連通している。また、各高圧室222,222は、
リヤヘツド6に設けられた連通路29を介して互
いに連通している。従つて、各吐出ポート16が
開口したときには、圧縮室12から吐出された高
圧の冷媒ガスが吐出ポート16、連通路19、制
御圧供給ポート28、連通路27及びオリフイス
26を介して一方の高圧室222内に導入される
と共に、連通路29を介して他方の高圧室222
にも導入され、各高圧室222,222内に制御圧
Pcが形成される。
5はリヤサイドブロツク4の圧力作動室22内に
夫々スライド可能に嵌装されている。各圧力作動
室22内は各受圧部25により低圧室221と高
圧室222とに夫々2分され、各低圧室221は各
吸入ポート15を介して吸入室11と連通し、該
各低圧室221内には低圧である吸入圧Psが導入
される。一方、高圧室222,222の一方は、リ
ヤサイドブロツク4に夫々設けられたオリフイス
26及び連通路27と、カムリング1に設けられ
た制御圧供給ポート28とを介して連通路20に
連通している。また、各高圧室222,222は、
リヤヘツド6に設けられた連通路29を介して互
いに連通している。従つて、各吐出ポート16が
開口したときには、圧縮室12から吐出された高
圧の冷媒ガスが吐出ポート16、連通路19、制
御圧供給ポート28、連通路27及びオリフイス
26を介して一方の高圧室222内に導入される
と共に、連通路29を介して他方の高圧室222
にも導入され、各高圧室222,222内に制御圧
Pcが形成される。
さらに、高圧室222,222の一方は、第1図
に示すように、リヤサイドブロツク4の内部に設
けられた連通路30及び開閉弁機構31を介して
吸入室11に連通可能である。該開閉弁機構31
は、吸入室11内の加入圧Psに応動して開閉作
動することにより高圧室262内の制御圧Pcを制
御するもので、吸入圧Psが所定値以上の時に閉
弁して制御圧Pcを高圧に保持し、吸入圧Psが所
定値以下の時に開弁して制御圧Pcを吸入室11
側にリークさせるように成つている。
に示すように、リヤサイドブロツク4の内部に設
けられた連通路30及び開閉弁機構31を介して
吸入室11に連通可能である。該開閉弁機構31
は、吸入室11内の加入圧Psに応動して開閉作
動することにより高圧室262内の制御圧Pcを制
御するもので、吸入圧Psが所定値以上の時に閉
弁して制御圧Pcを高圧に保持し、吸入圧Psが所
定値以下の時に開弁して制御圧Pcを吸入室11
側にリークさせるように成つている。
また、制御部材23はねじりコイルばね32に
より第6図中時計方向に付勢されている。そし
て、制御部材23は、低圧室221内に導入され
た吸入圧Psとねじりコイルばね32の付勢力と
の合力と、高圧室222内の制御圧Pcとの差によ
り正逆回転する。すなわち、吸入圧Psが所定値
となるように高圧室262内の制御圧Pcが開閉弁
機構31により制御されることにより、制御部材
23が第8図で示す最大の吐出容量が得られる全
稼働位置と、第7図で示す最小の吐出容量が得ら
れる一部稼働位置との間で正逆回転するように成
つている。
より第6図中時計方向に付勢されている。そし
て、制御部材23は、低圧室221内に導入され
た吸入圧Psとねじりコイルばね32の付勢力と
の合力と、高圧室222内の制御圧Pcとの差によ
り正逆回転する。すなわち、吸入圧Psが所定値
となるように高圧室262内の制御圧Pcが開閉弁
機構31により制御されることにより、制御部材
23が第8図で示す最大の吐出容量が得られる全
稼働位置と、第7図で示す最小の吐出容量が得ら
れる一部稼働位置との間で正逆回転するように成
つている。
また、カムリング1の制御部材側端面1bに
は、第1図及び第3図に示すように、その内周面
1aに沿つて吸入行程開始位置付近からロータ回
転方向前側に延びた冷媒ガス導入用面取り部33
が周方向に180度偏位した対称な位置に設けられ
ている。そして、制御部材23が第7図に示す一
部稼動位置にあるとき、前記面取り部33のロー
タ回転方向前側端部33aが切欠部24のロータ
回転方向後側端部24bより回転方向前側に位置
するようにしてある。
は、第1図及び第3図に示すように、その内周面
1aに沿つて吸入行程開始位置付近からロータ回
転方向前側に延びた冷媒ガス導入用面取り部33
が周方向に180度偏位した対称な位置に設けられ
ている。そして、制御部材23が第7図に示す一
部稼動位置にあるとき、前記面取り部33のロー
タ回転方向前側端部33aが切欠部24のロータ
回転方向後側端部24bより回転方向前側に位置
するようにしてある。
次に上記構成を有する可変容量型ベーン型圧縮
機の作動を説明する。
機の作動を説明する。
各圧縮室12において、吸入行程にある相前後
する2つのベーン、例えばベーン141,142間
の圧縮室12内に冷媒ガスが吸入室11から吸入
ポート15及び切欠部24を介して夫々吸入さ
れ、該2つのベーン141,142のロータ回転方
向後側ベーン142が切欠部24の前側端部24
aを通過し、これによつて2つのベーン141,
142間の圧縮室12と吸入ポート15との連通
が断たれた時点で圧縮行程が開始される。この圧
縮開始時期は、制御部材23が第8図の全稼動位
置から第7図の一部稼動位置側に回転するにつれ
遅くなり、これによつて吐出容量が連続的に減少
する。すなわち、制御部材23が一部稼働位置に
あるときには、制御部材23の各切欠部24の前
側端部24aはロータ回転方向における最も前側
の位置にあつて圧縮開始時期が最も遅く、相前後
する2つのベーン間に閉じ込められる冷媒ガスの
体積が最小となつて吐出容量が最小となる。一
方、制御部材23が全稼働位置にあるときには、
切欠部24の前側端部24aはロータ回転方向に
おける最も後側の位置にあつて圧縮開始時期が最
も早く、相前後する2つのベーン間に閉じ込めら
れる冷媒ガスの体積が最大となつて吐出容量が最
大となる。
する2つのベーン、例えばベーン141,142間
の圧縮室12内に冷媒ガスが吸入室11から吸入
ポート15及び切欠部24を介して夫々吸入さ
れ、該2つのベーン141,142のロータ回転方
向後側ベーン142が切欠部24の前側端部24
aを通過し、これによつて2つのベーン141,
142間の圧縮室12と吸入ポート15との連通
が断たれた時点で圧縮行程が開始される。この圧
縮開始時期は、制御部材23が第8図の全稼動位
置から第7図の一部稼動位置側に回転するにつれ
遅くなり、これによつて吐出容量が連続的に減少
する。すなわち、制御部材23が一部稼働位置に
あるときには、制御部材23の各切欠部24の前
側端部24aはロータ回転方向における最も前側
の位置にあつて圧縮開始時期が最も遅く、相前後
する2つのベーン間に閉じ込められる冷媒ガスの
体積が最小となつて吐出容量が最小となる。一
方、制御部材23が全稼働位置にあるときには、
切欠部24の前側端部24aはロータ回転方向に
おける最も後側の位置にあつて圧縮開始時期が最
も早く、相前後する2つのベーン間に閉じ込めら
れる冷媒ガスの体積が最大となつて吐出容量が最
大となる。
そして、制御部材23は、上述したように吸入
圧Psが所定値となるように、低圧室221内に導
入された吸入圧Psとねじりコイルばね32の付
勢力との合力と、高圧室222内の制御圧Pcとの
差により正逆回転する。
圧Psが所定値となるように、低圧室221内に導
入された吸入圧Psとねじりコイルばね32の付
勢力との合力と、高圧室222内の制御圧Pcとの
差により正逆回転する。
次に、吸入行程が開始されたベーン間の圧縮室
内に冷媒ガスが供給される点について説明する。
内に冷媒ガスが供給される点について説明する。
制御部材が第7図の一部稼動位置にあるときに
は、吸入行程が開始されたベーン、例えばベーン
142,143間の圧縮室A内には、先に吸入行程
が開始されたベーン141142間の圧縮室Bから
の冷媒ガスが、ベーン142の先端側と冷媒ガス
導入用面取り部33との間に形成される隙間を通
る通路、及び切欠部24に導入された冷媒ガス
が、ベーン142、切欠部24のロータ回転方向
後側端部24b及び冷媒ガス導入用面取り部33
の間に形成される隙間を通る通路で夫々導入さ
れ。これによつて、前記圧縮室A内に十分な冷媒
ガスが供給され、該圧縮室A内が負圧になるのが
防止され、ロータ2の回転方向とは逆向きにベー
ン142に作用すトルクが低減され、ロータ2の
回転に対する抵抗が低減される。
は、吸入行程が開始されたベーン、例えばベーン
142,143間の圧縮室A内には、先に吸入行程
が開始されたベーン141142間の圧縮室Bから
の冷媒ガスが、ベーン142の先端側と冷媒ガス
導入用面取り部33との間に形成される隙間を通
る通路、及び切欠部24に導入された冷媒ガス
が、ベーン142、切欠部24のロータ回転方向
後側端部24b及び冷媒ガス導入用面取り部33
の間に形成される隙間を通る通路で夫々導入さ
れ。これによつて、前記圧縮室A内に十分な冷媒
ガスが供給され、該圧縮室A内が負圧になるのが
防止され、ロータ2の回転方向とは逆向きにベー
ン142に作用すトルクが低減され、ロータ2の
回転に対する抵抗が低減される。
次に、第9図乃至第12図に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。
第2実施例を説明する。
この第2実施例は、前記制御部材23の切欠部
24に、その第2切欠部242に連続してロータ
回転方向後側に延びた第3切欠部243を設けた
もので、その他の構成は上記第1実施例と同様で
ある。この第3切欠部243は、第2切欠部242
より外周寄りの位置で、例えば2mm程度の深さで
溝状に切り欠いたものである。
24に、その第2切欠部242に連続してロータ
回転方向後側に延びた第3切欠部243を設けた
もので、その他の構成は上記第1実施例と同様で
ある。この第3切欠部243は、第2切欠部242
より外周寄りの位置で、例えば2mm程度の深さで
溝状に切り欠いたものである。
この第2実施例では、制御部材23が第11図
の一部稼動位置にあるときには、吸入行程が開始
されたベーン、例えばベーン142、143間の圧
縮室A内には、冷媒ガスが上記通路及びで導
入される他に、切欠部24に導入された冷媒ガス
が、第3切欠部243と冷媒ガス導入用面取り部
33との間に形成される隙間を通る通路で導入
される。従つて、この第2実施例では、上記第1
実施例の通路及びの他に前記通路を設け、
且つ第3切欠部243は第2切欠部242より外周
寄りの位置にある為に通路はベーンの移動によ
る断面積の変化を受けない確定した通路であるの
で、前記圧縮室A内に上記第1実施例よりも多く
の冷媒ガスが供給され、これによつて圧縮室A内
が負圧になるのがより一層効果的に防止され、ロ
ータ2の回転方向とは逆向きにベーン142に作
用するトルクがより一層低減されてロータ2の回
転に対する抵抗が低減される。
の一部稼動位置にあるときには、吸入行程が開始
されたベーン、例えばベーン142、143間の圧
縮室A内には、冷媒ガスが上記通路及びで導
入される他に、切欠部24に導入された冷媒ガス
が、第3切欠部243と冷媒ガス導入用面取り部
33との間に形成される隙間を通る通路で導入
される。従つて、この第2実施例では、上記第1
実施例の通路及びの他に前記通路を設け、
且つ第3切欠部243は第2切欠部242より外周
寄りの位置にある為に通路はベーンの移動によ
る断面積の変化を受けない確定した通路であるの
で、前記圧縮室A内に上記第1実施例よりも多く
の冷媒ガスが供給され、これによつて圧縮室A内
が負圧になるのがより一層効果的に防止され、ロ
ータ2の回転方向とは逆向きにベーン142に作
用するトルクがより一層低減されてロータ2の回
転に対する抵抗が低減される。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明に係る可変容量型
圧縮機によれば、両側がサイドブロツクで閉塞さ
れたカムリングの楕円形内周面と該カムリング内
で回転するロータの外周面との間に画成される圧
縮室と、該ロータに放射方向に出没自在に嵌装さ
れた複数のベーンと、一方のサイドブロツクのロ
ータ側端面の環状凹部内で、全稼動位置と一部稼
動位置との間で正逆回転して圧縮開始時期を制御
する制御部材とを備え、該制御部材の外周に、前
記一方のサイドブロツクに設けられた吸入ポート
からの冷媒ガスを該制御部材の全回転範囲に亘つ
て前記圧縮室内に導入するべく周方向に延びた切
欠部部が形成され、該切欠部は、圧縮開始時期を
決定するそのロータ回転方向前側端部からその中
間付近まで延び且つその外径寸法が前記ロータの
外周面に略等しい第1切欠部と、該第1切欠部に
連続してロータ回転方向後側端部まで延び且つそ
の外径が前記ロータの外周面より所定寸法だけ大
きい第2切欠部とから成る可変容量型圧縮機にお
いて、前記カムリングの制御部材側端面に、その
内周面に沿つて吸入行程開始位置付近からロータ
回転方向前側に延びた冷媒ガス導入用面取り部を
設け、前記制御部材が一部稼動位置にあるとき、
前記面取り部のロータ回転方向前側端部が前記切
欠部のロータ回転方向後側端部より回転方向前側
に位置するようにした構成により、制御部材が一
部稼動位置にあるとき、吸入行程が開始されたベ
ーン間の圧縮室内には、先に吸入行程が開始さ
れたベーンの間の圧縮室からの冷媒ガスが、ベー
ン先端側と冷媒ガス導入用面取り部との間に形成
される隙間を通る通路、及び切欠部に導入され
た冷媒ガスが、ベーン、切欠部のロータ回転方向
後側端部及び冷媒ガス導入用面取り部の間に形成
される隙間を通る通路で夫々導入される。従つ
て、吸入行程が開始されたベーン間の圧縮室内に
十分な冷媒ガスが供給され、該圧縮室内が負圧に
なるが防止され、これによつてロータの回転方向
とは逆向きにベーンに作用するトルクを低減し、
ロータの回転に対する抵抗を低減することができ
る。
圧縮機によれば、両側がサイドブロツクで閉塞さ
れたカムリングの楕円形内周面と該カムリング内
で回転するロータの外周面との間に画成される圧
縮室と、該ロータに放射方向に出没自在に嵌装さ
れた複数のベーンと、一方のサイドブロツクのロ
ータ側端面の環状凹部内で、全稼動位置と一部稼
動位置との間で正逆回転して圧縮開始時期を制御
する制御部材とを備え、該制御部材の外周に、前
記一方のサイドブロツクに設けられた吸入ポート
からの冷媒ガスを該制御部材の全回転範囲に亘つ
て前記圧縮室内に導入するべく周方向に延びた切
欠部部が形成され、該切欠部は、圧縮開始時期を
決定するそのロータ回転方向前側端部からその中
間付近まで延び且つその外径寸法が前記ロータの
外周面に略等しい第1切欠部と、該第1切欠部に
連続してロータ回転方向後側端部まで延び且つそ
の外径が前記ロータの外周面より所定寸法だけ大
きい第2切欠部とから成る可変容量型圧縮機にお
いて、前記カムリングの制御部材側端面に、その
内周面に沿つて吸入行程開始位置付近からロータ
回転方向前側に延びた冷媒ガス導入用面取り部を
設け、前記制御部材が一部稼動位置にあるとき、
前記面取り部のロータ回転方向前側端部が前記切
欠部のロータ回転方向後側端部より回転方向前側
に位置するようにした構成により、制御部材が一
部稼動位置にあるとき、吸入行程が開始されたベ
ーン間の圧縮室内には、先に吸入行程が開始さ
れたベーンの間の圧縮室からの冷媒ガスが、ベー
ン先端側と冷媒ガス導入用面取り部との間に形成
される隙間を通る通路、及び切欠部に導入され
た冷媒ガスが、ベーン、切欠部のロータ回転方向
後側端部及び冷媒ガス導入用面取り部の間に形成
される隙間を通る通路で夫々導入される。従つ
て、吸入行程が開始されたベーン間の圧縮室内に
十分な冷媒ガスが供給され、該圧縮室内が負圧に
なるが防止され、これによつてロータの回転方向
とは逆向きにベーンに作用するトルクを低減し、
ロータの回転に対する抵抗を低減することができ
る。
また、上記可変容量型圧縮機において、カムリ
ングの制御部材側端面に、その内周面に沿つて吸
入行程開始位置付近からロータ回転方向前側に延
びた冷媒ガス導入用面取り部を設け、制御部材が
一部稼動位置にあるとき、前記面取り部のロータ
回転方向前側端部が前記切欠部のロータ回転方向
後側端部より回動方向前側に位置すようにし、且
つ前記切欠部に、前記第2切欠部に連続してロー
タ回転方向後側に延びた第3切欠部を設けた構成
により、制御部材が一部稼動位置にあるとき、吸
入行程が開始されたベーン間の圧縮室内には、前
記及びの通路の他に、切欠部に導入された冷
媒ガスが、第3切欠部と冷媒ガス導入用面取り部
との間に形成される隙間を通る通路で導入され
る。従つて、吸入行程が開始されたベーン間の圧
縮室内により多くの冷媒ガスが供給され、圧縮室
内が負圧になるのがより一層効果的に防止され、
これによつてロータの回転方向とは逆向きにベー
ンに作用するトルクをより一層低減し、ロータの
回転に対する抵抗を低減することができる。
ングの制御部材側端面に、その内周面に沿つて吸
入行程開始位置付近からロータ回転方向前側に延
びた冷媒ガス導入用面取り部を設け、制御部材が
一部稼動位置にあるとき、前記面取り部のロータ
回転方向前側端部が前記切欠部のロータ回転方向
後側端部より回動方向前側に位置すようにし、且
つ前記切欠部に、前記第2切欠部に連続してロー
タ回転方向後側に延びた第3切欠部を設けた構成
により、制御部材が一部稼動位置にあるとき、吸
入行程が開始されたベーン間の圧縮室内には、前
記及びの通路の他に、切欠部に導入された冷
媒ガスが、第3切欠部と冷媒ガス導入用面取り部
との間に形成される隙間を通る通路で導入され
る。従つて、吸入行程が開始されたベーン間の圧
縮室内により多くの冷媒ガスが供給され、圧縮室
内が負圧になるのがより一層効果的に防止され、
これによつてロータの回転方向とは逆向きにベー
ンに作用するトルクをより一層低減し、ロータの
回転に対する抵抗を低減することができる。
第1図乃至第8図は本発明の第1実施例を示
し、第1図は可変容量型ベーン型圧縮機を軸心を
通る45度の角度で切つた縦断面図、第2図はリヤ
サイドブロツクの平面図、第3図はカムリングの
平面図、第4図は制御部材の平面図、第5図は制
御部材の裏面図、第6図は第1図の−線断面
図、第7図は制御部材が一部稼動位置にあるとき
の作用説明図、第8図は制御部材が全稼動位置に
あるときの作用説明図、第9図乃至第12図は本
発明の第2実施例を示し、第9図は制御部材の裏
面図、第10図は第9図のX−X線断面図、第1
1図は制御部材が一部稼動位置にあるときの作用
説明図、第12図は制御部材が全稼動位置にある
ときの作用説明図、第13図乃至第15図は従来
例を示し、第13図は制御部材の裏面図、第14
図は制御部材が一部稼動位置にあるときの作用説
明図、及び第15図は第14図の一部拡大図であ
る。 1…カムリング、1a…内周面、2…ロータ、
3,4…サイドブロツク、12…圧縮室、141
〜145…ベーン、15…吸入ポート、21…環
状凹部、23…制御部材、24…切欠部、241
…第1切欠部、242…第2切欠部、243…第3
切欠部、24a…切欠部のロータ回転方向前側端
部、24b…切欠部のロータ回転方向後側端部、
33…冷媒ガス導入用面取り部、33a…冷媒ガ
ス導入用面取り部のロータ回転方向前側端部。
し、第1図は可変容量型ベーン型圧縮機を軸心を
通る45度の角度で切つた縦断面図、第2図はリヤ
サイドブロツクの平面図、第3図はカムリングの
平面図、第4図は制御部材の平面図、第5図は制
御部材の裏面図、第6図は第1図の−線断面
図、第7図は制御部材が一部稼動位置にあるとき
の作用説明図、第8図は制御部材が全稼動位置に
あるときの作用説明図、第9図乃至第12図は本
発明の第2実施例を示し、第9図は制御部材の裏
面図、第10図は第9図のX−X線断面図、第1
1図は制御部材が一部稼動位置にあるときの作用
説明図、第12図は制御部材が全稼動位置にある
ときの作用説明図、第13図乃至第15図は従来
例を示し、第13図は制御部材の裏面図、第14
図は制御部材が一部稼動位置にあるときの作用説
明図、及び第15図は第14図の一部拡大図であ
る。 1…カムリング、1a…内周面、2…ロータ、
3,4…サイドブロツク、12…圧縮室、141
〜145…ベーン、15…吸入ポート、21…環
状凹部、23…制御部材、24…切欠部、241
…第1切欠部、242…第2切欠部、243…第3
切欠部、24a…切欠部のロータ回転方向前側端
部、24b…切欠部のロータ回転方向後側端部、
33…冷媒ガス導入用面取り部、33a…冷媒ガ
ス導入用面取り部のロータ回転方向前側端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両側がサイドブロツクで閉塞されたカムリン
グの楕円形内周面と該カムリング内で回転するロ
ータの外周面との間に画成される圧縮室と、該ロ
ータに放射方向に出没自在に嵌装された複数のベ
ーンと、一方のサイドブロツクのロータ側端面の
環状凹部内で、全稼動位置と一部稼動位置との間
で正逆回転して圧縮開始時期を制御する制御部材
とを備え、該制御部材の外周に、前記一方のサイ
ドブロツクに設けられた吸入ポートからの冷媒ガ
スを該制御部材の全回転範囲に亘つて前記圧縮室
内に導入するべく周方向に延びた切欠部が形成さ
れ、該切欠部は、圧縮開始時期を決定するそのロ
ータ回転方向前側端部からその中間付近まで延び
且つその外径寸法が前記ロータの外周面に略等し
い第1切欠部と、該第1切欠部に連続してロータ
回転方向後側端部まで延び且つその外径が前記ロ
ータの外周面より所定寸法だけ大きい第2切欠部
とから成る可変容量型圧縮機において、前記カム
リングの制御部材側端面に、その内周面に沿つて
吸入行程開始位置付近からロータ回転方向前側に
延びた冷媒ガス導入用面取り部を設け、前記制御
部材が一部稼動位置にあるとき、前記面取り部の
ロータ回転方向前側端部が前記切欠部のロータ回
転方向後側端部より回転方向前側に位置するよう
にしたことを特徴とする可変容量型圧縮機。 2 両側がサイドブロツクで閉塞されたカムリン
グの楕円形内周面と該カムリング内で回転するロ
ータの外周面との間に画成される圧縮室と、該ロ
ータに放射方向に出没自在に嵌装された複数のベ
ーンと、一方のサイドブロツクのロータ側端面の
環状凹部内で、全稼動位置と一部稼動位置との間
で正逆回転して圧縮開始時期を制御する制御部材
とを備え、該制御部材の外周に、前記一方のサイ
ドブロツクに設けられた吸入ポートからの冷媒ガ
スを該制御部材の全回転範囲に亘つて前記圧縮室
内に導入する周方向に延びた切欠部が形成され、
該切欠部は、圧縮開始時期を決定するそのロータ
回転方向前側端部からその中間付近まで延び且つ
その外径寸法が前記ロータの外周面に略等しい第
1切欠部と、該第1切欠部に連続してロータ回転
方向後側端部まで延び且つその外径が前記ロータ
の外周面より所定寸法だけ大きい第2切欠部とか
ら成る可変容量型圧縮機において、前記カムリン
グの制御部材側端面に、その内周面に沿つて吸入
行程開始位置付近からロータ回転方向前側に延び
た冷媒ガス導入用面取り部を設け、前記制御部材
が一部稼動位置にあるとき、前記面取り部のロー
タ回転方向前側端部が前記切欠部のロータ回転方
向後側端部より回転方向前側に位置するように
し、且つ前記切欠部に、前記第2切欠部に連続し
てロータ回転方向後側に延びた第3切欠部を設け
たことを特徴とする可変容量型圧縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63089676A JPH01262394A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 可変容量型圧縮機 |
| US07/309,618 US4861235A (en) | 1988-04-12 | 1989-02-10 | Variable capacity type compressor |
| DE3910659A DE3910659A1 (de) | 1988-04-12 | 1989-04-03 | Fluegelzellenverdichter mit variabler foerdermenge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63089676A JPH01262394A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 可変容量型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01262394A JPH01262394A (ja) | 1989-10-19 |
| JPH0433995B2 true JPH0433995B2 (ja) | 1992-06-04 |
Family
ID=13977356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63089676A Granted JPH01262394A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 可変容量型圧縮機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4861235A (ja) |
| JP (1) | JPH01262394A (ja) |
| DE (1) | DE3910659A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0414785U (ja) * | 1990-05-24 | 1992-02-06 | ||
| KR100348481B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2002-08-13 | 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 | 차량용 진공펌프 |
| EP2112379B2 (en) * | 2008-04-25 | 2022-01-19 | Magna Powertrain Inc. | Variable displacement vane pump with enhanced discharge port |
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| JP5475701B2 (ja) * | 2011-02-07 | 2014-04-16 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ベーンポンプ |
| EP3394395B1 (en) * | 2015-12-21 | 2024-04-24 | Mathers Hydraulics Technologies Pty Ltd | Hydraulic machine with chamfered ring |
| CN110382822B (zh) | 2017-03-06 | 2022-04-12 | 马瑟斯液压技术有限公司 | 包括具有启动马达功能的液压机械的具有台阶式辊叶片和流体动力系统的液压机械 |
| EP4375498A3 (en) | 2022-11-07 | 2024-10-16 | Mathers Hydraulics Technologies Pty Ltd | Power amplification, storage and regeneration system and method using tides, waves and/or wind |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1988
- 1988-04-12 JP JP63089676A patent/JPH01262394A/ja active Granted
-
1989
- 1989-02-10 US US07/309,618 patent/US4861235A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-04-03 DE DE3910659A patent/DE3910659A1/de active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01262394A (ja) | 1989-10-19 |
| US4861235A (en) | 1989-08-29 |
| DE3910659A1 (de) | 1989-10-26 |
| DE3910659C2 (ja) | 1991-01-10 |
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