JPH0872289A - 画像形成装置用電極体 - Google Patents

画像形成装置用電極体

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JPH0872289A
JPH0872289A JP21124094A JP21124094A JPH0872289A JP H0872289 A JPH0872289 A JP H0872289A JP 21124094 A JP21124094 A JP 21124094A JP 21124094 A JP21124094 A JP 21124094A JP H0872289 A JPH0872289 A JP H0872289A
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JP
Japan
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toner
chip
electrode body
aperture
image forming
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JP21124094A
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Inventor
Osamu Takagi
修 高木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICチップの配線部が断線しにくい画像形成
装置用電極体を提供する。 【構成】 本画像形成装置のアパチャ電極体1は、絶縁
シート2上にアパチャ6を一列に配置し、各アパチャ6
ごとに制御電極4を設けている。この制御電極4は、I
Cチップ3により独立してスイッチングされ、トナー供
給装置が搬送するトナーを選択的にアパチャ6から飛翔
させて、画像記録媒体上に画像を形成する。アパチャ電
極体1の固定部材5は、ICチップ3の実装された絶縁
シート2の裏側まで延長されて接着してあり、ICチッ
プ3の周辺をしっかりと保持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置用
電極体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の小さな孔(以下、アパチャと称する)を有したアパチ
ャ電極体に画像信号による駆動信号を印加することによ
り、トナー粒子のアパチャ通過を制御し、通過したトナ
ー粒子により画像記録媒体(印字用紙等)上に画像を得
る画像形成装置が特開平6−155798号公報等で開
示されている。
【0003】このような画像形成装置100は、図3に
示すように、アパチャ電極体101を挟んで、担持ロー
ラ114と画像記録媒体120とを対向させ、さらに、
画像記録媒体120の背面に背面電極122を設けた構
成となっている。また、この画像形成装置100に用い
られるアパチャ電極体101には、厚さ25μポリイミ
ド製の絶縁シート102に直径100μmの孔である複
数のアパチャ106が、アパチャ電極体101の長手方
向に一列に形成され、当該アパチャ106の周囲に厚さ
1μm、幅20μmの銅箔からなる制御電極104が各
々形成されている。さらに、このアパチャ電極体101
は、制御電極104が設けられている面を画像記録媒体
120に対向して配置されている。
【0004】この画像形成装置100では、制御電極1
04に制御電圧印加回路108から画像信号に応じた制
御電圧を印加すると、制御電極104と帯電したトナー
116を担持している担持ローラ114との間に電界が
形成され、制御電極104と担持ローラ114との間に
トナー流が発生する。そして、担持ローラ114上のト
ナー116はアパチャ106を通過して、画像記録媒体
120上に画像を形成する。
【0005】ここで、上述したような画像形成装置10
0では、アパチャ電極体101を担持ローラ114にト
ナー層を介して均一に接するように固定する必要がある
が、そのためのアパチャ電極体が、本出願人の出願にか
かる特願平6−195515号の明細書において開示さ
れている。
【0006】このアパチャ電極体101は、図4に示す
ように、絶縁体からなる厚さ25μmの絶縁シート10
2上に、それぞれ独立した複数の制御電極104と、複
数のアパチャ106とを設けており、制御電極104
は、絶縁シート102の片面のみに設けられている。ま
た、各制御電極104は各アパチャ106の周囲を囲む
ように配設され、アパチャ106から絶縁シート102
の一端部に設けられたICチップ103へと配線部が延
びており、ICチップ103の各端子と制御電極104
の配線部は図示しないワイヤーボンディングによって接
続されている。
【0007】ここで、絶縁シート102はICチップ1
03の外側で固定部材105a、105bにより両面か
ら挟み込む様にネジ止めされ、さらに、引きバネ107
によって図示しないフレーム方向に牽引されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
画像形成装置用電極体の場合には、ICチップ103
は、非常に薄い絶縁シート102上に配設されているた
め、ICチップ103の周辺の絶縁シート102は屈曲
しやすく、また、引きバネ107による張力が絶縁シー
ト102に直接加えられるので、絶縁シート102が変
形することがあった。ここで、ICチップ103の背面
部の絶縁シートが変形すると、ICチップ103の端子
と前記制御電極104の配線部との間のワイヤーボンデ
ィング部に歪が生じ、ワイヤーボンディング部が断線す
ることがあった。
【0009】ワイヤーボンディング部が断線すると、該
当する制御電極104に制御電圧の印加ができなくなる
ので、アパチャ106への電界の制御が不能になる。従
って、トナー流のオン、オフができず、画素の欠落やト
ナーのかぶりを生じる原因となっていた。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、容易に断線しない画像形成装置
用電極体を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置用電極体は、帯電したトナー
を通過させる複数の開口部が形成され、かつ、前記各開
口部がそれぞれトナーの通過を制御する制御電極を有す
る絶縁部材と、前記絶縁部材の各制御電極と接続され
て、前記絶縁部材上に設けられたICチップと、前記絶
縁部材の前記ICチップを設けていない側の面に固着さ
れ、かつ、前記ICチップの裏面位置まで延びている固
定部材とを備えている。
【0012】また、前記固定部材は、弾性体によって牽
引されるようにしてもよい。
【0013】さらに、前記固定部材は、前記絶縁部材と
熱膨張率が同一又は近似した部材により構成されるよう
にしてもよい。
【0014】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置用電
極体では、開口部と制御電極及びICチップを備えた絶
縁部材は、固定部材によって、画像形成装置に固定され
る。このとき、固定部材は、ICチップが設けられてい
る絶縁部材の裏面まで延びて、絶縁部材に固着されてお
り、ICチップの背面部では、固定部材と絶縁部材は一
体となっている。従って、ICチップの背面部の絶縁部
材の強度が向上し、ICチップ周辺での絶縁部材の屈曲
や変形が生じることがなく、ICチップと制御電極との
接続部が断線することがない。
【0015】また、前記固定部材を、弾性体によって牽
引する場合には、前記絶縁体に張力が付加されるが、こ
の場合でも、ICチップの背面部では、固定部材と絶縁
部材は一体となっているため、ICチップの背面部の絶
縁部材の強度が向上し、絶縁部材に変形が生じない。
【0016】さらに、前記固定部材を、前記絶縁部材と
熱膨張率が同一又は近似した部材により構成する場合に
は、固着した固定部材と絶縁部材の間に熱膨張率の差に
よって歪を生じることがなく、絶縁部材に変形が生じな
い。従って、ICチップと制御電極の接続部に断線を生
じることがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0018】先ず、図1を参照して本発明の一実施例で
あるアパチャ電極体1について説明する。
【0019】アパチャ電極体1は、図1に示すように厚
さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径100
μmの孔である複数のアパチャ6が1列に形成され、且
つ絶縁シート2の上面に厚さ1μmの銅箔による制御電
極4が各アパチャ6毎に形成されている。また、制御電
極4は、絶縁シート2の一端部に配設されたICチップ
3へ向かって配線されており、複数のICチップ3は接
続コード9を通じて図2に示す制御電圧印加回路8へ接
続されている。なお、ICチップ3と制御電極4の間は
ワイヤボンディングで接続されている。
【0020】ここで、前記ICチップ3の実装された絶
縁シート2の裏側には、図1に示すように固定部材5が
接着してあり、ワイヤーボンディングが施されているI
Cチップ3の周辺の絶縁部材と一体となって、ICチッ
プ3を保持している。
【0021】この固定部材5の材質は、樹脂、金属等各
種のものを用いることができるが、例えば、ベークライ
トを用いれば、耐熱性及び絶縁性に優れる。また、絶縁
シート2を構成しているポリイミドにより固定部材5を
形成すれば、熱膨張率が絶縁シート2と同じなので、熱
膨張率の差により、絶縁シート2と固定部材5の間に歪
を生じることがない。さらに、他の樹脂では、石炭酸−
ホルマリン樹脂成形品やメラミン樹脂のアスベスト充填
品やジアリルフタレート成形品が熱膨張率がポリイミド
に近く、金属では、ジュラルミンや黄銅が熱膨張率がポ
リイミドに近いので、熱膨張による歪防止の観点から固
定部材5の材質として適している。
【0022】ここで、固定部材5は複数の引きバネ7に
よって牽引され、図示しない画像形成装置のフレームに
前記バネ7の他の一端が固定されている。また、絶縁シ
ート2のICチップ3を設けない方の端部は、図2に示
すようにトナーケース11に固定されている。
【0023】次に、上記のように構成されるアパチャ電
極体1が使用される画像形成装置50の構成について説
明する。
【0024】図2は、本発明の画像形成装置50の構成
を示す図であり、当該画像形成装置50の中央部には、
トナー流を制御するために前述したアパチャ電極体1が
設けられ、そのアパチャ電極体1の左方には、アパチャ
電極体1と1mmの間隙を保持して、背面電極板22が
図示しないシャーシに配設されている。また、アパチャ
電極体1の右方には、トナー供給装置10が配設されて
いる。さらに、前記アパチャ電極体1と背面電極板22
との間隙には、矢印A方向に搬送され画像が記録される
画像記録媒体20が挿入搬送される。また、画像記録媒
体20の搬送方向上流側には、搬送ローラ119a、1
19bが図示しないシャーシに軸支されている。画像記
録媒体20の搬送方向下流側には、画像記録媒体20に
トナー像を定着させる定着装置26が図示しないシャー
シ上に設けられている。
【0025】次に、上記の画像形成装置50のトナー供
給装置10の構造について図2を参照して説明する。前
記トナー供給装置10には、トナー供給装置10全体の
ハウジングを兼ねるトナーケース11が設けられ、その
トナーケース11内の右部には、トナー16が蓄えられ
ているトナー溜21が設けられている。また、トナー溜
21には、未使用のトナー16及び回収したトナー16
を混合して攪拌するために、2枚の羽根17aを有する
アジテータ17が、トナーケース11に軸支されてい
る。
【0026】アジテータ17の左斜め上方には、アジテ
ータにより攪拌されたトナー16を後述する担持ローラ
14に搬送する供給ローラ12がトナーケース11に軸
支されている。また、アジテータ17の左斜め下方に
は、トナー16をトナー溜21に回収するための回収ロ
ーラ15がトナーケース11に軸支されている。
【0027】トナーケース11内の左部には、トナー1
6を担持して前記アパチャ電極体1に搬送する円筒形の
担持ローラ14がトナーケース11内に軸支されてい
る。また、担持ローラ14と前記供給ローラ12は、互
いに平行に配設され、担持ローラ14上に担持されるト
ナー層を介して接している。さらに、担持ローラ14、
アジテータ17、回収ローラ15及び供給ローラ12
は、各々回転軸を平行にしてトナーケース11に軸支さ
れている。
【0028】また、図2に示すようにトナーケース11
内において前記担持ローラ14の上方には、担持ローラ
14により担持されるトナー16の量を担持ローラ14
のローラ面上で均一になるように調整するとともに、そ
のトナー16を均一に帯電させるためのトナー層規制ブ
レード18が設けられ、当該トナー層規制ブレード18
は担持ローラ14にその一端を圧接している。
【0029】さらに、トナーケース11内でアジテータ
17の羽根17aの先端部と回収ローラ15のナイロン
ブラシ15bの先端部が接する部分には、回収ローラ1
5により回収されたトナー16をトナー溜21に案内す
るための回収ブレード19が設けられている。この回収
ブレード19はその先端部分が回収ローラ15のナイロ
ンブラシ15bの先端部と接するようにしてトナーケー
ス11に固定されている。
【0030】ここで、固定部材5が引きばね7によって
牽引されているので、前記アパチャ電極体1は、図2に
示すように担持ローラ14に対して、アパチャ6を中心
として上下で同じ角度だけたわむように圧接されてい
る。これにより、アパチャ電極体1と担持ローラ14と
の接触面積を大きくすることができるとともに、アパチ
ャ6と担持ローラ14とを均一に圧接することができる
ため、トナーの濃度むらが発生することを極力抑えるこ
とができる。
【0031】次に、制御電極4及び背面電極板22の制
御装置について説明する。図2に示すように、制御電極
4とトナー担持ローラ14の間には、スイッチイング用
のICチップ3を介して、制御電圧印加回路8が接続さ
れている。この制御電圧印加回路8は、図示しない画像
信号受信手段から送られてくる画像信号に基いて、制御
電極4に対して+50Vの電圧を印加するように構成さ
れている。尚、図示しない画像信号受信手段は、外部の
コンピュータや画像読取装置や画像通信装置等に接続さ
れている。
【0032】また、前記背面電極板22とトナー担持ロ
ーラ14との間には、図2に示すように、直流電源24
が接続されており、この直流電源24は前記背面電極板
22に対して+1kVの電圧を印加し得るようになって
いる。
【0033】次に、上述のように構成される画像形成装
置50の画像形成動作及びそのときのアパチャ電極体1
の動作について説明する。
【0034】まず始めに、図示しない駆動モータの回動
によってアジテータ17は矢印B方向へ回動され、トナ
ー溜21のトナー16は攪拌されて、供給ローラ12に
搬送され、供給ローラ12に付着する。次いで、図示し
ない駆動モータの回動により供給ローラ12は矢印C方
向へ回動され、供給ローラ12に付着したトナー16は
担持ローラ14に擦りつけられ、担持ローラ14上に担
持される。担持ローラ14に担持されたトナー16は、
トナー層規制ブレード18によって薄層化されるととも
にマイナスに帯電させられた後、図示しない駆動モータ
の回動により担持ローラ14が矢印D方向へ回動される
ことによって、アパチャ電極体1に向かって搬送され
る。そして、担持ローラ14上のトナー16はアパチャ
電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に
供給される。
【0035】このとき、アパチャ電極体1は、引きばね
7によって図示しないフレーム方向に牽引されているの
で、アパチャ電極体1のアパチャ6の設けられている部
分は、担持ローラ14にトナー16の層を介して均一な
圧力で密着されている。また、担持ローラ14の回動に
よって、アパチャ電極体1に予期しない力が加わって
も、固定部材5をアパチャ電極体1上のICチップ3の
背面部分まで延長して接着しているので、ICチップ3
を載置する部分の絶縁シート2の強度が向上し、絶縁シ
ート2の屈曲や変形を防止でき、ICチップ3の配線部
分に断線を生じることがない。
【0036】次に、図示しない画像信号受信手段から制
御電圧印加回路8に画像信号が送られてくると、その画
像信号に応じて、画像部分に対応する制御電極4には、
制御電圧印加回路8から絶縁シート2上のIC3を介し
て+50Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に
対応するアパチャ6の近傍には、制御電極4と担持ロー
ラ14の間の電位差により、制御電極4より担持ローラ
14に向かう電気力線が形成される。従って、マイナス
に帯電されたトナー16は電位の高い方向に静電力を受
け、担持ローラ14上からアパチャ6を通過して制御電
極4側に引き出される。引き出されたトナー16は、さ
らに、背面電極板22に印加されている+1kVの電圧
によって画像記録媒体20とアパチャ電極体1との間に
形成される電界により、画像記録媒体20に向かって飛
翔し、画像記録媒体20上に堆積して画素を形成する。
【0037】また、非画像部分に対応する制御電極4
は、制御電圧印加回路8によって0Vの電圧に維持され
る。その結果、担持ローラ14と制御電極4との間には
電界が形成されないことになり、担持ローラ14上のト
ナー16は静電力を受けないためアパチャ6を通過しな
い。
【0038】ここで、画像記録媒体20は、その面上に
トナー16により1列の画素が形成されると、搬送ロー
ラ119a,119bにより、矢印A方向に1画素分搬
送される。そして、上記の画像形成のプロセスを繰り返
すことにより画像記録媒体20の全面にトナー像が形成
される。その後、形成されたトナー像は、搬送ローラ1
19a,119b及び図示しない搬送ローラによって定
着装置26に搬送され、定着装置26によって画像記録
媒体20上に定着される。尚、この定着装置26は定着
ローラ26b内にヒータを内蔵し、加熱定着を行うもの
であるが、この加熱定着に限らず、定着ローラ26bと
従動ローラ26aとの圧力により定着する加圧定着方式
でもよい。
【0039】次いで、アパチャ6を通過せず担持ローラ
14に残留したトナー16は、担持ローラ14の矢印D
方向への回動と共に、回収ローラ15の方向に搬送さ
れ、回収ローラ15のナイロンブラシ15bに接する
と、回収ローラ15の矢印E方向への回動によりナイロ
ンブラシ15bに掻き取られて、これに付着する。そし
て、ナイロンブラシ15bに付着したトナー16は回収
ブレード19で剥ぎ取られてトナー溜21に回収され
る。トナー溜21に回収されたトナー16はアジテータ
17の回転により未使用のトナーと混合、攪拌され、そ
の一部は、また供給ローラ12に付着して担持ローラ1
4に搬送される。
【0040】上述したように、本実施例のアパチャ電極
体1は、ICチップ3の実装された絶縁シート2の裏側
まで固定部材5が接着してあり、ICチップ3の実装さ
れた部分の絶縁シート2は固定部材5と一体となってワ
イヤーボンディングが施されているICチップ3の周辺
をしっかりと保持している。
【0041】従って、ICチップ3の実装された部分の
絶縁シート2の強度が向上し、引きばね7による張力が
加えられても、絶縁シート2が変形することがない。ま
た、画像形成装置50の画像形成動作中において、担持
ローラ14の回動によりアパチャ電極体1が予期しない
力を受けた場合でも、ICチップ3の実装された部分の
絶縁シート2の強度が向上しているので、絶縁シート2
の屈曲や変形を防止できる。
【0042】よって、絶縁シート2の屈曲や変形による
ICチップ3のワイヤーボンディング等の配線部の断線
を防止することが可能となる。
【0043】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0044】例えば、本実施例の画像形成装置50で
は、前記の固定部材5に引きばね7を引っかけて図示し
ないフレーム方向に牽引しているが、この牽引手段は、
引きばねに限られるものではなく、弾性を有する部材で
あれば足り、例えば、ゴムや樹脂であってもよい。ま
た、引きばね7を用いず、固定部材5を直接フレーム等
にねじ止めしても良い。
【0045】さらに、本実施例では、アパチャ電極体1
の一端部のみを引きばねで牽引しているが、アパチャ電
極体1の両端部ともに引きばねで牽引するものでもよ
い。
【0046】また、本実施例では固定部材5は、絶縁シ
ート2のICチップ3を設けていない側の面に接着して
いるが、これは、ねじ止めにより固着してもよい。
【0047】さらに、本実施例では、ICチップ3は、
アパチャ電極体1の一端部に一列に配設されているが、
ICチップ3をアパチャ電極体1の両端部にそれぞれ配
列する場合でも、固定部材5をアパチャ電極体1の各々
両端部に上述のように設けることによって、ICチップ
3の配線部の断線等を防止することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置用電極体では、ICチップの実装さ
れた絶縁部材の裏側まで固定部材が固着されており、絶
縁部材と固定部材が一体となって、ICチップを保持す
ることができる。
【0049】従って、ICチップを載置する部分の絶縁
部材の強度が向上し、絶縁部材の変形が防止され、IC
チップと制御電極間の断線を防止することが可能とな
る。
【0050】また、弾性部材により絶縁部材が牽引され
る場合では、ICチップを載置する絶縁部材の部分で
は、絶縁部材と固定部材が一体となっているので、強度
が向上し、張力が絶縁部材に加わっても、絶縁部材の変
形を防止できる。従って、弾性部材の張力により生じる
絶縁部材の変形によるICチップと制御電極間の断線を
防止することが可能となる。
【0051】さらに、前記固定部材を、前記絶縁部材と
熱膨張率が同一又は近似した部材により構成する場合に
は、固着した固定部材と絶縁部材の熱膨張率の差によっ
て生じる絶縁部材の歪を防止することができ、ICチッ
プと制御電極の接続部の断線を防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるアパチャ電極体の構成
を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例であるアパチャ電極体が用い
られる画像形成装置の構成を示す図である。
【図3】従来技術の画像形成装置の構成の一例を示す正
面図である。
【図4】従来技術のアパチャ電極体の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁シート 3 ICチップ 4 制御電極 5 固定部材 6 アパチャ 7 引きばね 8 制御電圧印加回路 9 接続ケーブル 10 トナー供給装置 11 トナーケース 12 供給ローラ 14 担持ローラ 15 回収ローラ 16 トナー 17 アジテータ 18 トナー層規制ブレード 20 画像記録媒体 22 背面電極板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナーを通過させる複数の開口
    部が形成され、かつ、前記各開口部がそれぞれトナーの
    通過を制御する制御電極を有する絶縁部材と、 前記制御電極と接続され、前記絶縁部材上に設けられた
    ICチップと、 前記絶縁部材の前記ICチップを設けていない側の面に
    固着され、かつ、前記ICチップの裏面位置まで延びて
    いる固定部材とを備えたことを特徴とする画像形成装置
    用電極体。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、弾性体によって牽引さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置用電極体。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記絶縁部材と熱膨張
    率が同一又は近似した部材により構成されていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置
    用電極体。
JP21124094A 1994-09-05 1994-09-05 画像形成装置用電極体 Pending JPH0872289A (ja)

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JP21124094A Pending JPH0872289A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 画像形成装置用電極体

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JP (1) JPH0872289A (ja)

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