JPH08818B2 - ピロン−3−カルボキサミド誘導体の製法 - Google Patents

ピロン−3−カルボキサミド誘導体の製法

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JPH08818B2
JPH08818B2 JP61209656A JP20965686A JPH08818B2 JP H08818 B2 JPH08818 B2 JP H08818B2 JP 61209656 A JP61209656 A JP 61209656A JP 20965686 A JP20965686 A JP 20965686A JP H08818 B2 JPH08818 B2 JP H08818B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサ
ミド化合物の新規な製造法に関するものである。この発
明によって得られる化合物は医薬、農薬あるいはそれら
の合成中間体として有用である。
(従来技術) 4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド化合物
を製造する方法としては、従来いくつかの方法が報告さ
れている。
そのうち、ジケテンをイソシアナート類あるいは第1
級アミンまたはそのアセトアセチル体または、β−アミ
ノクロトン酸アミド誘導体と反応させて、4−オキソ−
4H−ピラン−3−カルボキサミド化合物を得ている報告
例として、特公昭45−31663号;薬学雑誌,87,1212(19
67):ケミカル・ファーマス−ティカル・ビュレチン
(Chem.Pharm.Bull.)19,1477(1971);同誌20,133(1
972);同誌28,2129(1980);薬学雑誌,101,40(198
1)等がある。しかしながら、これらの方法は、得られ
る4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド化合物
が、ピラン環の2位および6位が共にメチル基であり、
かつ5位が水素原子である化合物に限定されるため、こ
の発明の化合物を製造することはできない。
また、β−ケトアミド誘導体の2量化によって、4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド化合物を得る
方法も知られている(ジャナル・オーガニック・ケミス
トリー(J.Org.Chem.,29,3548および3555(1964)ケミ
カルアブストラクツ88,225655g及び同誌94,191177m)。
これらの方法で得られる化合物は、ピラン環の2位およ
び6位の置換基がともに等しいものに限られ、かつ5位
が水素原子である化合物に限定されるため、この発明の
化合物を製造することはできない。
以上のように、従来、この発明に含まれる4−オキソ
−4H−ピラン−3−カルボキサミド化合物の一般的な製
造法は知られていない。
(発明の構成) この発明は、下記式(IV) R2−COCH2CONHR1 (IV) [式中、R1は置換基を有していてもよいアリール基また
は異項環基であり、R2はC1〜C11のアルキル基、低級ア
ルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基、低
級アルコキシアルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基、置換されていてもよいアラルキル基、ハロゲン化
アルキル基、または5もしくは6員の異項環基である]
で表わされる化合物と、下記式(V) R3R3′NH (V) [式中、R3,R3′は水素原子、アルキル基、アラルキル
基、シクロアルキル基、アリール基又は異項環基を示
し、R3とR3′はそれらが結合する窒素原子と共に異項
環基を形成してもよい]で表わされる化合物との反応に
より生成する下記一般式(I): [式中、R1,R2,R3及びR3′は上記に同じ]で表わされ
る化合物と、一般式(II): [式中、R4,R5は水素原子、アルキル基あるいはアリー
ル基を示し、R4,R5が共にアルキル基のときシクロアル
キル基を形成してもよい。R6はC1〜C11のアルキル基、
低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル
基、低級アルコキシアルキル基、置換されていてもよい
アリール基、置換されていてもよいアラルキル基、ハロ
ゲン化アルキル基または5もしくは6員の異項環基を示
し、R7は水素原子、C1〜C11のアルキル基、低級アルケ
ニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基、低級ア
ルコキシアルキル基、置換されていてもよいアリール
基、置換されていてもよいアラルキル基またはハロゲン
化アルキル基を示し、R6およびR7は一緒になって−(CH
2−(mは3又は4である)を形成してもよい]で
表わされる化合物とを、第3級有機塩基の非存在下で反
応させて、一般式(III): [式中、R1,R2,R6,R7は上記に同じ]で表される化合物
を得ることを特徴とする4−オキソ−4H−ピラン−3−
カルボキサミド化合物の製造法を要旨する。
一般式(I),(III)および(IV)の中のR1は、置
換基を有していてもよいアリール基または異項環基を表
わす。アリール基としてはフェニル基またはナフチル基
が含まれる。異項環基としては、窒素原子、硫黄原子、
酸素原子から選ばれた1〜3個の異原子を含有する5員
環または6員環の異項環基が含まれ、ことにフリル、テ
トラヒドロフリル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾ
リル、オキサゾリル、イソオキゾリル、ピラゾリルのよ
うな5員環の基、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニ
ル、ピリダジニルのような6員環の基が挙げられる。
置換基は、この発明の反応に不活性な基であれば特に
限定されない。置換基の具体例としては、塩素原子、臭
素原子、フッ素原子のようなハロゲン原子;メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチルのようなアルキ
ル基;メトキシ、エトキシ、プロポキシのようなアルコ
キシ基;メトキシカルボニル、エトキシカルボニルのよ
うなアルコキシカルボニル基;シアノ基、ニトロ基、ト
リフルオロメチル基などが挙げられる。
この発明は、前述のように反応自体に特徴を有するも
のであるが、R1は最終目的物(たとえば植物の成長抑制
作用を示す農薬、または抗炎症作用を示す医薬)として
有用な観点から選択するのが望ましい。
一般式(I),(III)および(IV)中のR2はC1〜C11
のアルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、
シクロアルキル基、低級アルコキシアルキル基、置換さ
れてもよいアリール基、置換されてもよいアラルキル
基、ハロゲン化アルキル基、5もしくは6員の異項環基
を表わす。
低級アルケニル基及び低級アルキニル基には、ビニ
ル、アリル、イソプロペニル、2−ブテニル1,3−ブタ
ジエニル、2−ペンテニル、1,4−ペンタジエニル,1,6
−ヘプタジエニル、1−ヘキセニル、エチニル、2−プ
ロピニルなどが含まれる。
シクロアルキル基には、シクロプロピル、シクロペン
チルまたはシクロヘキシル基などが含まれる。
ハロゲン化アルキル基には、トリフルオロメチル、ク
ロルメチル基などが含まれる。
低級アルコキシアルキル基には、メトキシメチル、エ
トキシメチル、プロポキシメチル、ブトキシメチル基な
どが含まれる。
アラルキル基には、ベンジル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル基などが含まれる。
5もしくは6員の異項環基には、窒素原子、酸素原
子、硫黄原子から選択されたヘテロ原子を1〜3個含有
する5もしくは6員の異項環基が含まれる。たとえば、
フリル、テトラヒドロフリル、チエニル、チアゾリル、
イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピ
ラゾリルなどの5員環の基;ピリジル、ピリミジニル、
ピラジニル、ピリダジニルなどの6員環の基が挙げられ
る。これらの基は、メチルまたはエチルのようなアルキ
ル基、ハロゲン原子またはフェニル基で置換されてもよ
い。フェニル基で置換された場合、環内の2つの炭素原
子と結合して縮合環を形成してもよい。縮合環を形成し
た場合の例としては、ベンゾチアゾリル、ベンゾフリ
ル、キナゾリニル、キノキサリニル基などが挙げられ
る。
置換されていてもよいアリールもしくはアラルキル基
とは、フェニル基、ナフチル基、ベンジル、3−フェニ
ルプロピルなどの非置換のアリールもしくはアラルキル
基、並びにこれらの基のアリール部分がハロゲン原子、
低級アルキル基、低級アルコキシ基およびシアノ基など
この反応に不活性な基の1〜3個で置換されたものが含
まれる。
一般式(I)および(V)におけるR3又はR3′のアル
キル基としては、炭素数1〜11のアルキル基、アラルキ
ル基としてはベンジル基、2−フエニルエチル基など、
シクロアルキル基としては炭素数3〜7のシクロアルキ
ル基が含まれ、またアリール基または異項環基にはR1
おける例示と同じものが含まれる。またR3およびR3′が
共にアルキル基の場合は、それらが結合するアミノ基の
窒素原子及び場合により他の異原子と共に、異項環基を
形成してもよい。この様な異項環基の具体例としては、
ピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリ
ン環などが挙げられる。
一般式(II)で表わされる1,3−ジオキシン−4−オ
ン化合物は、従来既知の方法で製造することができる
〔ケミカル・ファーマス−ティカル・ビュレチン(Che
m,Pharm.Bull.)31,1896(1983)参照〕。
一般式(II)におけるR4とR5は水素原子、アルキル基
あるいはアリール基を意味し、またはR4とR5が共にアル
キル基のとき両者が結合してシクロアルキル基を形成し
ていてもよい。これらのR4とR5は、目的物に導入されな
い基であり、入手容易で安価なものを選択利用するのが
望ましい。R4、R5として、メチル基またはエチル基が好
ましい。
一般式(II)および(III)におけるR6は、水素原子
又はC1〜C11のアルキル基、低級アルケニル基、低級ア
ルキニル基、シクロアルキル基、低級アルコキシアルキ
ル基、置換されていてもよいアリール基、置換されてい
てもよいアラルキル基、またはハロゲン化アルキル基を
表わし、低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロ
アルキル基、低級アルコキシアルキル基、ハロゲン化ア
ルキル基、置換されてもよいアリール基または置換され
ていてもよいアラルキル基にはR2における例示と同じも
のが含まれる。
一般式(II)および(III)におけるR7は、水素原
子、C1〜C11のアルキル基、低級アルケニル基、低級ア
ルキニル基、シクロアルキル基、低級アルコキシアルキ
ル基、置換されていてもよいアリール基、置換されてい
てもよいアラルキル基またはハロゲン化アルキル基を表
わす。R6及びR7は一緒になって−(CH2−(mは3
又は4である)を形成してもよい。低級アルケニル基、
低級アルキニル基、シクロアルキル基、低級アルコキシ
アルキル基、アラルキル基、ハロゲン化アルキル基、置
換されていてもよいアリール基または置換されていても
よいアラルキル基にはR2における例示と同じものが含ま
れる。
一般式(I)で表わされる化合物と一般式(II)で表
わされる化合物との反応は、第3級有機塩基を用いるこ
となく、無溶媒下または不活性溶剤中で行うことができ
る。好ましい不活性溶剤の例として、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メシチレン、テトラリン、デカリン、ジ
フェニルエーテルなどが挙げられる。反応温度として
は、一般式(II)で表わされる化合物の熱分解温度を目
安として、約100℃から200℃程度の温度が用いられる。
また一般式(II)で表わされる化合物の使用量は、一
般式(I)で表わされる化合物に対して1当量以上用い
ることは当然であるが、好ましくは1.2〜3.0当量の範囲
で好結果が得られる。
この発明において、熱分解生成物として式(VI)で表
わされるカルボニル化合物が反応系中に発生する。この
化合物の沸点が反応設定温度より低い場合には、 反応中、必要ならば使用溶媒の一部と共に系外に留去し
ながら反応を行なうことが有利である。
(実施例) 以下実施例によって、この発明をさらに具体的に説明
する。
実施例1 N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−2,5,6−
トリメチル−4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサ
ミド N−(4−ブロモ−2,6−ジエチルフェニル)−3−
オキソ酪酸アミド3,12g(10mmol)、ブチルアミン0.73g
(10mmol)およびトルエン20mlの混合物に酢酸1滴を加
え、90℃で1時間加熱攪拌した後、1時間後還流下に保
ち、その間に生成した水をトルエン約12mlと共に留去
し、さらに減圧下ロータリーエバポレーターを用いて乾
固まで溶媒を除去した。得られた残渣に2,2,5,6−テト
ラメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン3.44g(22mm
ol)およびメチレン10mlを加え、生成するアセトンを系
外に除去しながら1.5時間穏やかに加熱還流させた。反
応混合物から溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣をシ
リカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーによって処
理し、さらに酢酸エチルから晶析させることによって題
記化合物2.22g(収率57%)を得た。
融点:137−139.5℃ IR(KBrディスク):1657,1680cm-1 NMR(CDCl3)δ値: 1.16(t,6H),1.99(s,3H),2.33(s,3H),2.57(q,4
H),2.78(s,3H),7.18(s,2H),11.25(br,1H) 実施例2 5−エチル−N−(2,6−ジエチルフェニル)−6−
メチル−4−オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−3−
カルボキサミド 出発原料としてN−(2,6−ジエチルフェニル)−3
−オキソ−ヘキサン酸アミドを、1,3−ジオキシン−4
−オン化合物として、5−エチル−2,2,6−トリメチル
−4H−1,3−ジオキシン−4−オンを用いた以外は、実
施例と同様に反応を行った後、シリカゲルを用いたカラ
ムクロマトグラフィーによって精製することにより題記
化合物を収率65%で得た。
IR(neat):1650,1680cm-1 NMR(CDCl3)δ値: 0.96(t,3H),1.09(t,3H),1.16(t,6H),1.73(six,2
H)2.31(s,3H),2.49(q,2H),2.61(q,4H),3.17(t,
2H),7.04(s,3H),11.14(br,1H) 実施例3 2−ブチル−5,6−ジメチル−N−(2,3−ジメチルフ
ェニル)−4−オキソ−4H−ピラン−カルボキサミド N−(2,3−ジメチルフェニル)−3−オキソ−ヘプ
タン酸アミド2.47g(10mmol)、ベンジルアミン1.07g
(10mmol)およびトルエン20mlの混合物を1時間還流下
に保ち、その間に生成した水をトルエン約12mlと共に留
去し、さらに減圧下ロータリーエバポレーターを用いて
乾固まで溶媒除去した。得られた残渣に残渣に2,2,5,6
−テトラメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン3.44g
(22mmol)およびメシチレン10mlを加え、生成するアセ
トンを系外に除去しながら1.5時間穏やかに加熱還流さ
せた。反応混合物から溶媒を減圧下に留去して得られた
残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに
よって処理し得られた結晶性残渣をエーテルとヘキサン
との混合物から再結晶して題記化合物2.09g(収率64
%)を得た。
融点:98−99.5℃ IR(KBrディスク):1605,1645,1693cm-1 NMR(CDCl3)δ値: 0.65〜2.00(m,7H),1.98(s,3H),2.26(s,9H),3.27
(t,2H),6.70〜7.80(m,3H),11.80(br,1H) 実施例4 2−(3−クロロフェニル)−5,6−ジメチル−4−
オキソ−N−フェニル−4H−ピラン−3−カルボキサミ
ド 出発原料として3−(3−クロロフェニル)−3−オ
キソ−N−フェニルプロピオン酸アミドを用いた以外
は、実施例3と同様に反応及びカラムクロマト処理を行
い、得られた結晶性残渣を酢酸エチルから再結晶して題
記化合物を収率53%で得た。
融点:173.5−175℃ IR(KBrディスク):1645,1695cm-1 NMR(CDCl3)δ値: 2.06(s,3H),2.39(s,3H),7.00〜7.10(m,9H),11.40
(br,1H) 実施例5 N−(2,6−ジエチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ−2−メチル−4−オキソ−4H−クロメン−3−カ
ルボキサミド N−(2,6−ジエチルフェニル)−3−オキソ−酪酸
アミド2.33g(10mmol)、40%メチルアミン水溶液1.56g
(22mmol)およびトルエン20mlの混合物に酢酸を1滴加
え、室温で8時間攪拌した後、反応混合物を加熱して、
未反応のメチルアミンおよび水をトルエン約12mlと共に
留去し、さらに減圧下ロータリーエバポレーターを用い
て乾固まで溶媒を除去した。得られた残渣に、2,2−ジ
メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−1,3−ベンゾジオ
キシン−4−オン4.01g(22mmol)およびメシチレン20m
lを加え、生成するアセトンを系外に除去しながら、1.5
時間穏やかに加熱乾流させた。反応混合物から、溶媒を
減圧下に留去し、得られた残渣をシリカゲルを用いたカ
ラムクロマトグラフィーによって処理し、さらにヘキサ
ンから晶析させることによって題記化合物2.07g(収率6
1%)を得た。
融点:115−117℃ IR(KBrディスク:1655,1677cm-1 NMR(CDCl3)δ値: 1.16(t,6H),1.40〜2.85(m,8H),2.59(q,4H),2.76
(s,3H),7.01(s,3H),11.23(br,1H) 実施例6 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4
−オキソ−5−フェニルメチル−4H−ピラン−3−カル
ボキサミド N−(2,6−ジエチルフェニル)−3−オキソ−酪酸
アミド2.33g(10mmol)、ブチルアミン0.73g(10mmol)
およびトルエン20mlの混合物に酢酸1滴を加え、80℃で
1時間加熱撹拌した後、1時間還流下に保ち、その間に
生成した水をトルエン約12mlと共に留去し、さらに減圧
下、ロータリーエバポレーターを用いて乾固まで溶媒を
除去した。得られた残渣に2,2,6−トリメチル−5−フ
ェニルメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン5.11g
(22mmol)、およびメシチレン20mlを加え、生成するア
セトンを系外に除去しながら、1.5時間穏やかに加熱還
流させた。反応混合物から溶媒を減圧下に留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマドグラフィ
ーによって処理し、さらにヘキサンから晶析させること
によって、題記化合物2.34g(収率60%)を得た。
融点95−96℃ IR(KBrディスク):1640,1717cm-1 NMR(CDCl3)δ値: 1.13(t,6H),2.25(s,3H), 2.60(q,4H),2.73(s,3H), 3.81(s,2H),7.05(s,3H), 7.15(s,5H),11.25(br,1H) 実施例7 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4
−オキソ−5−フェニルメチル−4H−ピラン−3−カル
ボキサミド ブチルアミンのかわりにピロリジンを用いた以外は実
施例6と同様に反応、精製を行うことにより題記化合物
を収率55%で得た。
融点95−96℃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(IV) R2−COCH2CONHR1 (IV) [式中、R1は置換基を有していてもよいアリール基また
    は異項環基であり、R2はC1〜C11のアルキル基、低級ア
    ルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基、低
    級アルコキシアルキル基、置換されていてもよいアリー
    ル基、置換されていてもよいアラルキル基、ハロゲン化
    アルキル基、または5もしくは6員の異項環基である]
    で表わされる化合物と、下記式(V) R3R3′NH (V) [式中、R3,R3′は水素原子、アルキル基、アラルキル
    基、シクロアルキル基、アリール基又は異項環基を示
    し、R3とR3′はそれらが結合する窒素原子と共に異項
    環基を形成してもよい]で表わされる化合物との反応に
    より生成する下記一般式(I): [式中、R1,R2,R3及びR3′は上記に同じ]で表わされ
    る化合物と、一般式(II): [式中、R4,R5は水素原子、アルキル基あるいはアリー
    ル基を示し、R4,R5が共にアルキル基のときシクロアル
    キル基を形成してもよい。R6はC1〜C11のアルキル基、
    低級アルケニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル
    基、低級アルコキシアルキル基、置換されていてもよい
    アリール基、置換されていてもよいアラルキル基、ハロ
    ゲン化アルキル基または5もしくは6員の異項環基を示
    し、R7は水素原子、C1〜C11のアルキル基、低級アルケ
    ニル基、低級アルキニル基、シクロアルキル基、低級ア
    ルコキシアルキル基、置換されていてもよいアリール
    基、置換されていてもよいアラルキル基またはハロゲン
    化アルキル基を示し、R6およびR7は一緒になって−(CH
    2−(mは3又は4である)を形成してもよい]で
    表わされる化合物とを、第3級有機塩基の非存在下で反
    応させて、一般式(III): [式中、R1,R2,R6,R7は上記に同じ]で表される化合物
    を得ることを特徴とする4−オキソ−4H−ピラン−3−
    カルボキサミド化合物の製造法。
  2. 【請求項2】式(II)のR4、R5がメチル基またはエチル
    基である特許請求の範囲第1項に記載の製造法。
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