JPH088247Y2 - オイルクーラ取付構造 - Google Patents

オイルクーラ取付構造

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JPH088247Y2
JPH088247Y2 JP1989145643U JP14564389U JPH088247Y2 JP H088247 Y2 JPH088247 Y2 JP H088247Y2 JP 1989145643 U JP1989145643 U JP 1989145643U JP 14564389 U JP14564389 U JP 14564389U JP H088247 Y2 JPH088247 Y2 JP H088247Y2
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JP
Japan
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tank
connector
nut
oil cooler
screw portion
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良司 福澤
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カルソニック株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オイルクーラ取付構造に係わり、特に、ラ
ジエータの金属製タンクに、金属製ナットを使用して螺
着した後、ろう付けしてオイルクーラを取り付けるオイ
ルクーラ取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、オイルクーラは、ラジエータ用のタンク内に収
容されており、タンク内を流通する冷却水により熱交換
が行なわれている。
そして、このようなオイルクーラは、従来、オイルク
ーラに固定された銅系統の材料からなるコネクタがラジ
エータの銅系統の材料からなるタンクを挿通しており、
このコネクタにナットを螺合した後、タンク,コネク
タ,ナットを相互にろう付けすることにより、タンク内
に固着されている。
このようなオイルクーラのラジエータ用タンクへの取
付構造としては、例えば、実開昭58-96011号公報等に開
示されるようなものが知られている。
第6図および第7図は、このようなオイルクーラ取付
構造を示すもので、第6図において、符号11は、車両に
搭載されるラジエータを示している。
このラジエータ11は、コア部13の上下に銅系統の材料
からなるタンク15を配置して構成されている。
そして、下側のタンク15内には、オイルクーラ17が収
容されている。
このオイルクーラ17は、第7図に示すように、銅系統
の材料からなるオイルクーラ本体19と、このオイルクー
ラ本体19に所定間隔を置いて2個固定された銅系統の材
料からなるコネクタ21とから構成されている。
コネクタ21は、座部23と、この座部23に形成された外
周に螺子が形成された雄螺子部25とから構成されてい
る。コネクタ21は、その内部をオイルが流通可能とされ
ており、その先端にはオイルの流通管27が固定されてい
る。
また、タンク15には所定間隔を置いて2個の取付孔29
が形成されており、これらの取付孔29に、コネクタ21の
雄螺子部25がタンク15の内側からそれぞれ挿入され、雄
螺子部21がタンク15から外部に突出されている。
そして、タンク15から外部に突出した雄螺子部25に
は、金属製のナット31が螺合されている。
また、タンク15に形成された取付孔29からの冷却水の
漏出を防止するため、タンク15,コネクタ21,ナット31
は、相互にろう付けされており、このろう付け作業は、
タンク15の内部と外部とで別個に行なわれる。
このようなオイルクーラ取付構造では、コネクタ21に
ナット31を螺合し、タンク15,コネクタ21,ナット31を相
互にろう付けすることにより、オイルクーラ17をタンク
15内に固着することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようなオイルクーラ取付構造で
は、タンク15の内部と外部のろう付けを別個に行なって
いたため、ろう付け作業を2回行なう必要があり、2度
手間になるという問題があった。
また、一方のろう付けの後に他方のろう付けを行なう
際には、一方のろう付け後に他方の部分を加熱する必要
があり、この場合には、一方のろう付け部分が溶融して
流れ落ちるという問題があった。このため、流れ落ちた
ろうの処理に手間がかかるとともに、ろう付けが不完全
となる虞れがあり、ラジエータ11内部の冷却水が漏出す
るという問題があった。
本考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、請求項1記載のオイルクーラ取付構造は、タ
ンクの内部と外部のろう付けを一度の作業で完了するこ
とができ、これにより、ろう付けに要する手間を削減す
ることができるとともに、ろうの流れ落ちをなくしてろ
う付けを完全に行なうことができるオイルクーラ取付構
造を提供することを目的とし、請求項2記載のオイルク
ーラ取付構造は、タンク,コネクタ,ナットの相互間に
容易にろうを流し込むことができ、これにより、ろう付
けに要する手間をさらに削減することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載のオイルクーラ取付構造は、銅系統の材
料からなるラジエータのタンクと、このタンク内に収容
されるオイルクーラ本体と、このオイルクーラ本体に取
り付けられ前記タンクに形成される取付孔に前記タンク
の内側から挿入される、オイルが流通する銅系統の材料
からなるコネクタと、前記タンクの外部でこのコネクタ
の雄螺子部に雌螺子部を螺合する金属製のナットとを備
え、前記タンク,前記コネクタ,前記ナットを相互にろ
う付けしてなるオイルクーラ取付構造において、前記ナ
ットの雌螺子部または前記コネクタの雄螺子部に、ろう
が前記タンク側に流れ込む流れ込み溝を前記ナットの高
さ方向に形成してなるものである。
請求項2記載のオイルクーラ取付構造は、請求項1記
載のオイルクーラ取付構造において、コネクタの雄螺子
部を、その先端がナットの外側面よりも低くなるように
タンクから外部に突出してなるものである。
〔作用〕
請求項1記載のオイルクーラ取付構造では、ナットの
雌螺子部または前記コネクタの雄螺子部に、ろうがタン
ク側に流れ込む流れ込み溝をナットの高さ方向に形成し
たので、オイルクーラ本体のコネクタを、タンクに形成
された取付孔にタンクの内側から挿入し、さらに、タン
クから外部に突出したコネクタの雄螺子部に金属製のナ
ットの雌螺子部を螺合し、この状態でコネクタが上部に
位置するようにタンクを固定し、コネクタおよびこの近
傍を加熱し、ナットの雌螺子部または前記コネクタの雄
螺子部の流れ込み溝にろうを当てることにより、ろうが
溶融して流れ込み溝のタンク側に流れ込み、ろうが流れ
込み溝から周囲の隙間に流れ込み、タンク,コネクタ,
ナットが相互にろう付けされる。
請求項2記載のオイルクーラ取付構造は、請求項1記
載のオイルクーラ取付構造において、コネクタの雄螺子
部を、その先端がナットの外側面よりも低くなるように
タンクから外部に突出したので、コネクタが上部に位置
するようにタンクを固定し、コネクタおよびこの近傍を
加熱し、コネクタの雄螺子部の先端にろうを当てること
により、ろうが溶融して雄螺子部先端の上部に溜まり、
それから、流れ込み溝のタンク側に流れ込み、ろうが流
れ込み溝から周囲の隙間に流れ込み、タンク,コネク
タ,ナットが相互にろう付けされる。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説
明する。
第1図は、本考案のオイルクーラ取付構造の一実施例
を示すもので、図において、符号35は、ラジエータの銅
系統の材料からなるタンクを示している。
このタンク35内には、オイルクーラ37が収容されてい
る。
このオイルクーラ37は、銅系統の材料からなるオイル
クーラ本体39と、このオイルクーラ本体39に所定間隔を
置いて2個固定された銅系統の材料からなるコネクタ41
とから構成されている。
これらのコネクタ41は、座部43と、この座部43に形成
され外周に螺子が形成された雄螺子部45とから構成され
ている。コネクタ41は、その内部をオイルが流通可能と
されており、その先端にはオイルの流通管47が固定され
ている。
また、タンク35には所定間隔を置いて2個の取付孔49
が形成されており、これらの取付孔49に、コネクタ41の
雄螺子部45がタンク35の内側からそれぞれ挿入され、雄
螺子部45がタンク35から外部に突出されている。
そして、タンク35から外部に突出した雄螺子部45に
は、例えば、鉄製ナット51が螺合されている。
このナット51には螺子孔が形成されており、この螺子
孔の内面が雌螺子部53とされている。この雌螺子部53に
は、第2図乃至第4図に示すように、ろうがタンク35側
に流れ込む流れ込み溝55がナット51の長さ方向に2条形
成されている。この流れ込み溝55は断面が半円状に形成
されており、その直径は、例えば、雌螺子部53の螺子山
高さの2倍から3倍の長さとされている。
また、コネクタ41の雄螺子部45は、その先端がナット
51の外側面57よりも低くなるようにタンク35から外部に
突出されており、コネクタ41が上部に位置するようにタ
ンク35を固定すると、第1図に示したように、雄螺子部
45の先端とナット51の外側面57により、ろう溜まり凹部
59が形成されている。
以上のように構成されたオイルクーラ取付構造では、
コネクタ41にナット51を螺合し、タンク35,コネクタ41,
ナット51を相互にろう付けすることにより、オイルクー
ラ37をタンク35内に固着することができる。
そして、以上のように構成されたオイルクーラ取付構
造では、第5図に示すように、オイルクーラ本体39のコ
ネクタ41を、タンク35に形成される取付孔49にタンク35
の内側から挿入し、さらに、タンク35から外部に突出し
たコネクタ41の雄螺子部45にナット51の雌螺子部53を螺
合し、この状態でコネクタ41が上部に位置するようにタ
ンク35を固定し、コネクタ41およびこの近傍を加熱し、
コネクタ41の雄螺子部45の先端にろう61を当てることに
より、ろう61が溶融してろう溜まり凹部59に溜まり、そ
れから、ろう61が流れ込み溝55のタンク35側に流れ込
み、流れ込み溝55から周囲の隙間に流れ込む。
しかして、以上のように構成されたオイルクーラ取付
構造では、ナット51の雌螺子部53に、ろう61がタンク35
側に流れ込む流れ込み溝55をナット51の高さ方向に形成
し、コネクタ41の雄螺子部45を、その先端がナット51の
外側面57よりも低くなるようにタンク35から外部に突出
したので、オイルクーラ本体39のコネクタ41を、タンク
35の取付孔49に内側から挿入し、タンク35から外部に突
出したコネクタ41の雄螺子部45にナット51の雌螺子部53
を螺合し、この状態でコネクタ41が上部に位置するよう
にタンク35を固定した後、コネクタ41およびこの近傍を
加熱し、コネクタ41の雄螺子部45の先端にろう61を当て
ることにより、ろう61が溶融してろう溜まり凹部59に溜
まり、それから、ろう61が流れ込み溝55のタンク35側に
流れ込み、流れ込み溝55から周囲の隙間に流れ込み、タ
ンク35,コネクタ41,ナット51が相互にろう付けされ、タ
ンク35の内部と外部のろう付けを一度の作業で完了する
ことができ、ろう付けに要する手間を削減することがで
きる。
また、一方のろう付けの後に他方のろう付けを行なう
必要がないため、ろう61の流れ落ちをなくしてろう付け
を完全に行なうことができ、これにより、タンク35内の
冷却水の漏出を確実に防止することができ、さらに、半
田が流れ落ちた不良品が発生することを確実に防止する
ことができるとともに、流れ落ちたろう61の処理を行な
う必要がない。
また、コネクタ41の雄螺子部45を、その先端がナット
51の外側面57よりも低くなるようにタンク35から外部に
突出したので、ナット51の外側面57と雄螺子部45先端の
上部により、ろう溜まり凹部59が形成され、コネクタ41
およびこの近傍を加熱し、コネクタ41の雄螺子部45の先
端にろう61を当てることにより、ろう61が溶融してろう
溜まり凹部59に溜まり、それから、ろう61が流れ込み溝
55のタンク35側に流れ込み、その周囲の隙間に流れ込
み、タンク35,コネクタ41,ナット51の相互間に容易にろ
う61を流し込むことができ、これにより、ろう付けに要
する手間をさらに削減することができる。
尚、上記実施例では、ろう61がタンク35側に流れ込む
流れ込み溝55を、雌螺子部53に2条形成した例について
説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、流れ込み溝を雌螺子部に1条形成しても良く、ま
た、3条以上形成しても良いことは勿論である。この場
合に、ナットの強度に注意して流れ込み溝の数を決定す
る必要がある。
また、上記実施例では、コネクタ41の雄螺子部45を、
その先端がナット51の外側面57よりも低くなるようにタ
ンク35から外部に突出した例について説明したが、本考
案は上記実施例に限定されるものではなく、雄螺子部の
先端とナットの外側面とをほぼ同様の高さとしても、上
記実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。そし
て、この場合には、コネクタおよびその近傍を加熱した
後、雌螺子部の流れ込み溝にろうを当てることが必要で
ある。
さらに、上記実施例では、ナット51の雌螺子部53に流
れ込み溝55を形成した例について説明したが、本考案は
上記実施例に限定されるものではなく、コネクタの雄螺
子部に流れ込み溝を形成しても、上記実施例とほぼ同様
の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
請求項1記載のオイルクーラ取付構造は、ナットの雌
螺子部または前記コネクタの雄螺子部に、ろうがタンク
側に流れ込む流れ込み溝をナットの高さ方向に形成した
ので、オイルクーラ本体のコネクタを、タンクに形成さ
れた取付孔にタンクの内側から挿入し、さらに、タンク
から外部に突出したコネクタの雄螺子部に金属製ナット
の雌螺子部を螺合し、この状態でコネクタが上部に位置
するようにタンクを固定し、コネクタおよびこの近傍を
加熱し、ナットの雌螺子部または前記コネクタの雄螺子
部の流れ込み溝にろうを当てることにより、ろうが溶融
して流れ込み溝のタンク側に流れ込み、ろうが流れ込み
溝から周囲の隙間に流れ込み、タンク,コネクタ,ナッ
トが相互にろう付けされ、タンクの内部と外部のろう付
けを一度の作業で完了すことができ、これにより、ろう
付けに要する手間を削減することができるとともに、ろ
うの流れ落ちをなくしてろう付けを完全に行なうことが
できる。
請求項2記載のオイルクーラ取付構造は、請求項1記
載のオイルクーラ取付構造において、コネクタの雄螺子
部を、その先端がナットの外側面よりも低くなるように
タンクから外部に突出したので、コネクタが上部に位置
するようにタンクを固定し、コネクタおよびこの近傍を
加熱し、コネクタの雄螺子部の先端にろうを当てること
により、ろうが溶融して雄螺子部先端の上部に溜まり、
それから、ろうが流れ込み溝のタンク側に流れ込み、そ
の周囲の隙間に流れ込み、タンク,コネクタ,ナットが
相互にろう付けされ、タンクの内部と外部のろう付けを
一度の作業で完了することができるとともに、タンク,
コネクタ,ナットの相互間に容易にろうを流し込むこと
ができ、これにり、ろう付けに要する手間をさらに削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のオイルクーラ取付構造の一実施例を示
す縦断面図である。 第2図は第1図のナットを示す平面図である。 第3図は第2図のIII-III線に沿う縦断面図である。 第4図は第2図のIV-IV線に沿う縦断面図である。 第5図はコネクタの雄螺子部の先端にろうを当てる状態
を示す縦断面図である。 第6図は従来のオイルクーラが取り付けられたラジエー
タを示す側面図である。 第7図は従来のオイルクーラ取付構造を示す縦断面図で
ある。 〔主要な部分の符号の説明〕 35……タンク 37……オイルクーラ 39……オイルクーラ本体 41……コネクタ 45……雄螺子部 49……取付孔 51……ナット 53……雌螺子部 55……流れ込み溝 57……外側面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】銅系統の材料からなるラジエータのタンク
    (35)と、 このタンク(35)内に収容されるオイルクーラ本体(3
    9)と、 このオイルクーラ本体(39)に取り付けられ前記タンク
    (35)に形成される取付孔(49)に前記タンク(35)の
    内側から挿入される、オイルが流通する銅系統の材料か
    らなるコネクタ(41)と、 前記タンク(35)の外部でこのコネクタ(41)の雄螺子
    部(45)に雌螺子部(53)を螺合する金属製のナット
    (51)とを備え、 前記タンク(35),前記コネクタ(41),前記ナット
    (51)を相互にろう付けしてなるオイルクーラ取付構造
    において、 前記ナット(51)の雌螺子部(53)または前記コネクタ
    (41)の雄螺子部(45)に、ろう付け時のろうが前記タ
    ンク(35)側に流れ込む流れ込み溝(55)を前記ナット
    (51)の高さ方向に形成してなる ことを特徴とするオイルクーラ取付構造。
  2. 【請求項2】コネクタ(41)の雄螺子部(45)は、その
    先端がナット(51)の外側面より低くなるようにタンク
    (35)から外部に突出されている請求項1記載のオイル
    クーラ取付構造。
JP1989145643U 1989-12-18 1989-12-18 オイルクーラ取付構造 Expired - Lifetime JPH088247Y2 (ja)

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JPH0383326U JPH0383326U (ja) 1991-08-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855328Y2 (ja) * 1978-04-28 1983-12-17 カルソニックカンセイ株式会社 小型熱交換器を内蔵する内燃機関用放熱器
JPH01159122U (ja) * 1988-04-25 1989-11-02

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JPH0383326U (ja) 1991-08-23

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