JPH08874B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH08874B2 JPH08874B2 JP59100109A JP10010984A JPH08874B2 JP H08874 B2 JPH08874 B2 JP H08874B2 JP 59100109 A JP59100109 A JP 59100109A JP 10010984 A JP10010984 A JP 10010984A JP H08874 B2 JPH08874 B2 JP H08874B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08L51/00—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L51/04—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to rubbers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L25/00—Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L25/02—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
- C08L25/16—Homopolymers or copolymers of alkyl-substituted styrenes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2205/00—Polymer mixtures characterised by other features
- C08L2205/02—Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L55/00—Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
- C08L55/02—ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、成形性が良好で、かつ耐熱性、耐衝撃性の
バランスに優れた熱可塑性樹脂組成物を提供するもので
ある。
バランスに優れた熱可塑性樹脂組成物を提供するもので
ある。
一般に、ABS樹脂の耐熱性を向上させるために、ABS樹
脂にα−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体を
ブレンドすることは、良く知られている。
脂にα−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体を
ブレンドすることは、良く知られている。
しかしながら、α−メチルスチレン−アクリロニトリ
ル共重合体は、熱変形温度が高い反面、溶融粘度が高
く、この共重合体とABS樹脂からなる耐熱性の良好な熱
可塑性樹脂組成物は、一般のABS樹脂に比較して成形性
が大幅に低下している。従来の耐熱性の良好な熱可塑性
樹脂において、成形性を改良するには、α−メチルスチ
レン−アクリロニトリル共重合体の分子量を低下させる
のが有効であるが、耐衝撃性並びに耐熱性が指数関数的
に低下する。又、滑剤の添加によつても成形性、耐衝撃
性は増加するが、耐熱性の低下をもたらしめる。従がつ
て、耐熱性の良好な熱可塑性樹脂組成物の設計において
は、耐熱性、成形性、耐衝撃性の三つの因子をバランス
させることは、最も重要な課題であつた。
ル共重合体は、熱変形温度が高い反面、溶融粘度が高
く、この共重合体とABS樹脂からなる耐熱性の良好な熱
可塑性樹脂組成物は、一般のABS樹脂に比較して成形性
が大幅に低下している。従来の耐熱性の良好な熱可塑性
樹脂において、成形性を改良するには、α−メチルスチ
レン−アクリロニトリル共重合体の分子量を低下させる
のが有効であるが、耐衝撃性並びに耐熱性が指数関数的
に低下する。又、滑剤の添加によつても成形性、耐衝撃
性は増加するが、耐熱性の低下をもたらしめる。従がつ
て、耐熱性の良好な熱可塑性樹脂組成物の設計において
は、耐熱性、成形性、耐衝撃性の三つの因子をバランス
させることは、最も重要な課題であつた。
本発明者は、これらのことを鑑み、成形性が良好で、
かつ耐熱性、耐衝撃性のバランスに優れた熱可塑性樹脂
組成物を得るべく、鋭意研究を行なつた結果、ポリスチ
レンを基準とした数平均連鎖長(n)が800〜1600Å
の範囲にあり、かつ重量平均連鎖長(W)と数平均連
鎖長との比W/Nが1.5〜3.0の範囲にあるα−メチル
スチレン65〜75重量%とアクリロニトリル25〜35重量%
からなるランダム共重合体(A)50〜90重量部、分子量
が200〜500の範囲のα−メチルスチレンとアクリロニト
リルからなる共重合体低分子量物(B)がランダム共重
合体100重量部に対し0.2〜1.0重量部およびジエン系ゴ
ム重合体40〜75重量%の存在下に芳香族ビニルとシアン
化ビニルの単量体混合物25〜60重量%をグラフト共重合
せしめて得たグラフト共重合体(C)10〜50重量部とか
らなり、ランダム共重合体(A)とグラフト共重合体
(C)の量が和が100重量部である熱可塑性樹脂組成物
が成形性が良好で、かつ耐熱性、耐衝撃性のバランスに
おいても、従来の耐熱性の良好な熱可塑性樹脂に比較し
てはるかに優れていることを見出し、本発明を完成させ
るに至つた。
かつ耐熱性、耐衝撃性のバランスに優れた熱可塑性樹脂
組成物を得るべく、鋭意研究を行なつた結果、ポリスチ
レンを基準とした数平均連鎖長(n)が800〜1600Å
の範囲にあり、かつ重量平均連鎖長(W)と数平均連
鎖長との比W/Nが1.5〜3.0の範囲にあるα−メチル
スチレン65〜75重量%とアクリロニトリル25〜35重量%
からなるランダム共重合体(A)50〜90重量部、分子量
が200〜500の範囲のα−メチルスチレンとアクリロニト
リルからなる共重合体低分子量物(B)がランダム共重
合体100重量部に対し0.2〜1.0重量部およびジエン系ゴ
ム重合体40〜75重量%の存在下に芳香族ビニルとシアン
化ビニルの単量体混合物25〜60重量%をグラフト共重合
せしめて得たグラフト共重合体(C)10〜50重量部とか
らなり、ランダム共重合体(A)とグラフト共重合体
(C)の量が和が100重量部である熱可塑性樹脂組成物
が成形性が良好で、かつ耐熱性、耐衝撃性のバランスに
おいても、従来の耐熱性の良好な熱可塑性樹脂に比較し
てはるかに優れていることを見出し、本発明を完成させ
るに至つた。
以下本発明を更に具体的に説明する。
(A)成分であるα−メチルスチレン−アクリロニト
リル共重合体の分子量は、ポリスチレンを基準とした数
平均連鎖長が800〜1600Åの範囲である。数平均連鎖長
が800Åより短い共重合体を用いると、成形性は向上す
るが耐衝撃性や耐熱性が低下し、又、数平均連鎖長が16
00Åより長い共重合体を用いると、成形性が著しく低下
し、さらには、実際に成形した成形品の残留歪が大きく
なり成形品の耐熱性の低下をもたらす結果となり、本発
明の目的を達することができない。
リル共重合体の分子量は、ポリスチレンを基準とした数
平均連鎖長が800〜1600Åの範囲である。数平均連鎖長
が800Åより短い共重合体を用いると、成形性は向上す
るが耐衝撃性や耐熱性が低下し、又、数平均連鎖長が16
00Åより長い共重合体を用いると、成形性が著しく低下
し、さらには、実際に成形した成形品の残留歪が大きく
なり成形品の耐熱性の低下をもたらす結果となり、本発
明の目的を達することができない。
又α−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体の
重量平均連鎖長(W)と数平均連鎖長(N)の比
(W/N)は1.5〜3.0の範囲である。W/Nが1.5
より小さくても又3.0より大きくても、耐熱性と成形性
の両方に優れた性質を有せしめることができない。α−
メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体の組成は、
αメチルスチレン65〜75重量%、アクリロニトリル25〜
35重量%であり、α−メチルスチレンの量が65重量%未
満では、耐熱性を向上させることは困難であり、又通常
の重合方法では75重量%を超えるとα−メチルスチレン
の未反応残存量が増加し好ましくない。
重量平均連鎖長(W)と数平均連鎖長(N)の比
(W/N)は1.5〜3.0の範囲である。W/Nが1.5
より小さくても又3.0より大きくても、耐熱性と成形性
の両方に優れた性質を有せしめることができない。α−
メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体の組成は、
αメチルスチレン65〜75重量%、アクリロニトリル25〜
35重量%であり、α−メチルスチレンの量が65重量%未
満では、耐熱性を向上させることは困難であり、又通常
の重合方法では75重量%を超えるとα−メチルスチレン
の未反応残存量が増加し好ましくない。
一方、アクリロニトリルの量が25重量%未満では共重
合が困難となり、満足な収率で共重合体を得ることが出
来ないし、35重量%を超えると著しい耐熱性の低下と色
調の悪化をまねき好ましくない。
合が困難となり、満足な収率で共重合体を得ることが出
来ないし、35重量%を超えると著しい耐熱性の低下と色
調の悪化をまねき好ましくない。
(B)成分であるα−メチルスチレンとアクリロニト
リルよりなる低分子量物は分子量が200〜500の範囲であ
る。分子量が500より大きいα−メチルスチレン−アク
リロニトリル共重合物では成形性を向上させることが出
来ない。α−メチルスチレンとアクリロニトリルよりな
る低分子量物は、(A)成分のランダム共重合体100重
量部に対し0.2〜1.0重量部にあることが好ましく、0.2
重量部未満では、成形性を改善する事が難しく、1.0重
量部より多いと成形性は向上するも耐熱性の低下をまね
く。また該低分子量物は特公昭45-1825号公報に開示さ
れる方法でも副成するが生成量が多く、比較例に示され
る様に耐熱性の低下をもたらす。(C)成分であるグラ
フト共重合体は、ジエン系ゴム重合体40〜75重量%の存
在下に、芳香族ビニル及びシアン化ビニルの単量体混合
物25〜60重量%を公知の方法によりグラフト共重合して
得られる。(C)成分における、ジエン系合成ゴム重合
体とは、ポリブタジエン系ゴム状重合体、アクリル酸ブ
チル等のアクリル酸系ゴム状重合体、もしくはエチレン
−プロピレン−ジエン共重合体ゴム状重合体である。又
芳香族ビニル単量体としては、スチレン,P−メチルスチ
レン,P−tert−ブチルスチレン,クロルスチレン等が挙
げられ、これらを単独または2種以上混合して用いるこ
とが出来る。シアン化ビニル単量体としては、アクリロ
ニトリル,メタアクリロニトリル等を用いることができ
る。
リルよりなる低分子量物は分子量が200〜500の範囲であ
る。分子量が500より大きいα−メチルスチレン−アク
リロニトリル共重合物では成形性を向上させることが出
来ない。α−メチルスチレンとアクリロニトリルよりな
る低分子量物は、(A)成分のランダム共重合体100重
量部に対し0.2〜1.0重量部にあることが好ましく、0.2
重量部未満では、成形性を改善する事が難しく、1.0重
量部より多いと成形性は向上するも耐熱性の低下をまね
く。また該低分子量物は特公昭45-1825号公報に開示さ
れる方法でも副成するが生成量が多く、比較例に示され
る様に耐熱性の低下をもたらす。(C)成分であるグラ
フト共重合体は、ジエン系ゴム重合体40〜75重量%の存
在下に、芳香族ビニル及びシアン化ビニルの単量体混合
物25〜60重量%を公知の方法によりグラフト共重合して
得られる。(C)成分における、ジエン系合成ゴム重合
体とは、ポリブタジエン系ゴム状重合体、アクリル酸ブ
チル等のアクリル酸系ゴム状重合体、もしくはエチレン
−プロピレン−ジエン共重合体ゴム状重合体である。又
芳香族ビニル単量体としては、スチレン,P−メチルスチ
レン,P−tert−ブチルスチレン,クロルスチレン等が挙
げられ、これらを単独または2種以上混合して用いるこ
とが出来る。シアン化ビニル単量体としては、アクリロ
ニトリル,メタアクリロニトリル等を用いることができ
る。
芳香族ビニルとシアン化ビニル単量体の割合は、芳香
族ビニル65〜85重量%とシアン化ビニル単量体20〜35重
量%が好ましい。
族ビニル65〜85重量%とシアン化ビニル単量体20〜35重
量%が好ましい。
本発明の樹脂組成物においては、ランダム共重合体
(A)とグラフト共重合体(C)の和を100重量部とす
ると、ランダム共重合体50〜90重量部とグラフト共重合
体(C)10〜50重量部が含まれる。
(A)とグラフト共重合体(C)の和を100重量部とす
ると、ランダム共重合体50〜90重量部とグラフト共重合
体(C)10〜50重量部が含まれる。
本発明において、(A)成分であるα−メチルスチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、(B)成分であるα−
メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体低分子量物
および(C)成分であるグラフト共重合体の混合は、ヘ
ンシエルミキサー等の一般の粉末混合機によつて達成さ
れる。又(A)成分であるα−メチルスチレン−アクリ
ロニトリル共重合体と(B)成分であるα−メチルスチ
レン−アクリロニトリル共重合体低分子量物を、懸濁重
合等の通常の重合方法により同時に製造し、(C)成分
であるグラフト共重合体と混合することによつても、効
率的に製造することが可能である。
ン−アクリロニトリル共重合体、(B)成分であるα−
メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体低分子量物
および(C)成分であるグラフト共重合体の混合は、ヘ
ンシエルミキサー等の一般の粉末混合機によつて達成さ
れる。又(A)成分であるα−メチルスチレン−アクリ
ロニトリル共重合体と(B)成分であるα−メチルスチ
レン−アクリロニトリル共重合体低分子量物を、懸濁重
合等の通常の重合方法により同時に製造し、(C)成分
であるグラフト共重合体と混合することによつても、効
率的に製造することが可能である。
また、本発明の熱可塑性樹脂組成物に通常使用される
添加剤例えば可塑剤、安定剤、着色剤等を添加してもさ
しつかえない。
添加剤例えば可塑剤、安定剤、着色剤等を添加してもさ
しつかえない。
以下、実施例にて本発明を説明するが、本発明はその
要旨を超えない限り、以下の例に限定されるものではな
い。
要旨を超えない限り、以下の例に限定されるものではな
い。
実施例 α−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体の製
造(1) 撹拌機付き5リツトルのオートクレーブに純水2kgと
第三リン酸カルシウム20gを添加し、窒素ガスを吹き込
みながら充分撹拌した。次にα−メチルスチレン1.4k
g、アクリロニトリル0.6kgおよび過硫酸カリウム0.2gと
表1及び表2に示した開始剤を添加した後、系内を窒素
ガス雰囲気とした。オートクレーブを加熱し、内容物を
表1に示した温度まで昇温し、15時間重合反応を行い重
合を完結した。この様にして得られたスラリー液を15%
の塩酸にて中和、脱水した後、80℃にて乾燥し粒状重合
物A、B、C及びD、E、Fを得た。
造(1) 撹拌機付き5リツトルのオートクレーブに純水2kgと
第三リン酸カルシウム20gを添加し、窒素ガスを吹き込
みながら充分撹拌した。次にα−メチルスチレン1.4k
g、アクリロニトリル0.6kgおよび過硫酸カリウム0.2gと
表1及び表2に示した開始剤を添加した後、系内を窒素
ガス雰囲気とした。オートクレーブを加熱し、内容物を
表1に示した温度まで昇温し、15時間重合反応を行い重
合を完結した。この様にして得られたスラリー液を15%
の塩酸にて中和、脱水した後、80℃にて乾燥し粒状重合
物A、B、C及びD、E、Fを得た。
α−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体の製
造(2) 撹拌機付きオートクレーブに純水3kgとドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ225gを添加し窒素ガスを吹き込み
ながら充分撹拌した。次にα−メチルスチレン1.4kg、
アクリロニトリル0.6kg、t−ドデシルメルカプタン14g
と過硫酸カリウム1.2g添加した後系内を窒素雰囲気とし
た。オートクレーブを加熱し、内容物を70℃まで昇温
し、8時間重合を行い重合を完結した。この様にして得
られたα−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体
ラテツクスを塩化マグネシウムにより凝固させ洗浄脱水
し乾燥させた後白色粉末状の重合体Gを得た。
造(2) 撹拌機付きオートクレーブに純水3kgとドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ225gを添加し窒素ガスを吹き込み
ながら充分撹拌した。次にα−メチルスチレン1.4kg、
アクリロニトリル0.6kg、t−ドデシルメルカプタン14g
と過硫酸カリウム1.2g添加した後系内を窒素雰囲気とし
た。オートクレーブを加熱し、内容物を70℃まで昇温
し、8時間重合を行い重合を完結した。この様にして得
られたα−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体
ラテツクスを塩化マグネシウムにより凝固させ洗浄脱水
し乾燥させた後白色粉末状の重合体Gを得た。
α−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体の連
鎖長とα−メチルスチレン−アクリロニトリル低分子量
物の分子量測定 上記方法にて製造された粒状重合物をメチルエチルケ
トンにて溶解し、メタノール析出を行った。メタノール
濾液を蒸発乾固させ、ペースト状物質を得た。このペー
スト状物質を0.1重量%テトラヒドロフラン(THF)溶液
とした後、GPCにて分析した。GPCはウオーターズ社製60
00A、カラムは日本分光GSP−101を使用した。GPCは2成
分のピークを示し、各成分を分取し、高分子量側はGPC
測定による数平均連鎖長1120〜1260Åを低分子量側は日
本電子製FDMS測定により分子量224を示した。これらの
結果を表1に示した。
鎖長とα−メチルスチレン−アクリロニトリル低分子量
物の分子量測定 上記方法にて製造された粒状重合物をメチルエチルケ
トンにて溶解し、メタノール析出を行った。メタノール
濾液を蒸発乾固させ、ペースト状物質を得た。このペー
スト状物質を0.1重量%テトラヒドロフラン(THF)溶液
とした後、GPCにて分析した。GPCはウオーターズ社製60
00A、カラムは日本分光GSP−101を使用した。GPCは2成
分のピークを示し、各成分を分取し、高分子量側はGPC
測定による数平均連鎖長1120〜1260Åを低分子量側は日
本電子製FDMS測定により分子量224を示した。これらの
結果を表1に示した。
グラフト共重合体の製造 撹拌機付きの5リツトルのオートクレーブに窒素ガス
を吹き込みながら平均粒径0.35μ、濃度32%のポリブタ
ジエンラテツクス2.5kg、純水1.5kg及びナトリウムホル
ムアルデヒドキシレート1.6g、硫酸第一鉄0.027g、エチ
レンジアミン四酢酸四ナトリウム0.054gからなるレドツ
クス系触媒の水溶液100gを仕込み、撹拌しながら50℃に
昇温した。内温が50℃に達した時、スチレン336g、アク
リロニトリル144g、t−ドデシルメルカプタン1.92g及
びジイソピルベンゼンハイドロパーオキサイド0.96gの
単量体混合物を逐次または連続添加を開始し、5時間を
要して添加を終了した。
を吹き込みながら平均粒径0.35μ、濃度32%のポリブタ
ジエンラテツクス2.5kg、純水1.5kg及びナトリウムホル
ムアルデヒドキシレート1.6g、硫酸第一鉄0.027g、エチ
レンジアミン四酢酸四ナトリウム0.054gからなるレドツ
クス系触媒の水溶液100gを仕込み、撹拌しながら50℃に
昇温した。内温が50℃に達した時、スチレン336g、アク
リロニトリル144g、t−ドデシルメルカプタン1.92g及
びジイソピルベンゼンハイドロパーオキサイド0.96gの
単量体混合物を逐次または連続添加を開始し、5時間を
要して添加を終了した。
単量体混合物の添加終了後、オートクレーブの内温を70
℃に上げさらに2時間重合反応を継続し重合を完結し
た。この様にして得られたグラフト重合体ラテツクスを
塩化マグネシウムにより凝固させ洗浄脱水し乾燥させた
後白色粉末状のグラフト共重合体を得た。
℃に上げさらに2時間重合反応を継続し重合を完結し
た。この様にして得られたグラフト重合体ラテツクスを
塩化マグネシウムにより凝固させ洗浄脱水し乾燥させた
後白色粉末状のグラフト共重合体を得た。
実施例1〜3及び比較例1〜4 熱可塑性樹脂組成物の製造及び評価 B成分であるα−メチルスチレン−アクリロニトリル
共重合体低分子物を含有するA成分であるα−メチルス
チレン−アクリロニトリル共重合体1.4kgとC成分であ
るグラフト共重合体0.6kgをヘンシエル・ミキサーにて
充分混合の後、押出機により溶融混練してペレツトし
た。
共重合体低分子物を含有するA成分であるα−メチルス
チレン−アクリロニトリル共重合体1.4kgとC成分であ
るグラフト共重合体0.6kgをヘンシエル・ミキサーにて
充分混合の後、押出機により溶融混練してペレツトし
た。
この様にして得られた熱可塑性樹脂組成物を射出成形
によりサンプル片を作製しビカツト軟化点、およびアイ
ゾツト衝撃強度試験に供した。また、ペレツト状の樹脂
組成物の成形性はスパイラルフロー試験のスパイラルフ
ロー長にて評価した。
によりサンプル片を作製しビカツト軟化点、およびアイ
ゾツト衝撃強度試験に供した。また、ペレツト状の樹脂
組成物の成形性はスパイラルフロー試験のスパイラルフ
ロー長にて評価した。
測定は、ビカツト軟化点、アイゾツト衝撃強度は下記
するJIS法に準拠した。
するJIS法に準拠した。
1)ビカツト軟化点 JIS K6870 2)アイゾツト衝撃強度 JIS K6871 3)スパイラルフロー試験は下記条件にて行った。
イ)成形機:川口鉄工(株)製チヤーチル1040S ロ)射出圧:50kgG/cm2 ハ)シリンダー温度:280℃ ニ)金型温度:40℃ これらの結果と樹脂組成を表3に示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−44643(JP,A) 特開 昭57−80446(JP,A) 特開 昭57−31946(JP,A) 特公 昭53−4862(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】下記の(A)成分、(B)成分及び(C)
成分からなり、各成分の割合は(A)成分と(C)成分
の量の和が100重量部で、かつ(A)成分は50〜90重量
部及び(C)成分は10〜50重量部からなり、更に(B)
成分は(A)成分100重量部に対し0.2〜1.0重量部であ
ることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 (A)成分:ポリスチレンを基準とした数平均連鎖長
(▲▼)が800〜1600Åの範囲にあり、かつ重量平
均連鎖長(▲▼)との比▲▼/▲▼が1.5
〜3.0の範囲にあるα−メチルスチレン65〜75重量%と
アクリロニトリル25〜35重量%からなるランダム共重合
体、 (B)成分:分子量が200〜500の範囲のα−メチルスチ
レンとアクリロニトリルからなる共重合体低分子量物、 (C)成分:ジエン系ゴム重合体40〜75重量%の存在下
に芳香族ビニルとシアン化ビニルの単量体混合物25〜60
重量%をグラフトさせたグラフト共重合体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59100109A JPH08874B2 (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 熱可塑性樹脂組成物 |
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