JPH088941Y2 - チルトステアリングの跳上ロック解除機構 - Google Patents
チルトステアリングの跳上ロック解除機構Info
- Publication number
- JPH088941Y2 JPH088941Y2 JP9725189U JP9725189U JPH088941Y2 JP H088941 Y2 JPH088941 Y2 JP H088941Y2 JP 9725189 U JP9725189 U JP 9725189U JP 9725189 U JP9725189 U JP 9725189U JP H088941 Y2 JPH088941 Y2 JP H088941Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- spring
- lock member
- steering wheel
- release
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Steering Controls (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のチルトステアリング、特にステアリ
ングホイールを上方に跳ね上げて最大傾斜位置に退避さ
せる機構(チルトアウェイ機構)を備えてなるチルトス
テアリングに適用し得る跳上ロック解除機構に関する。
ングホイールを上方に跳ね上げて最大傾斜位置に退避さ
せる機構(チルトアウェイ機構)を備えてなるチルトス
テアリングに適用し得る跳上ロック解除機構に関する。
ステアリングホイールを上方に跳ね上げて最大傾斜位
置に退避させる機構を備えてなるチルトステアリング
は、例えば実開昭58−20965号公報にて提案されてい
る。しかして、この公報にて提案されているチルトステ
アリングにおいては、最大傾斜位置に退避したステアリ
ングホイールをその位置にて傾動不能に固定するロック
機構及びその解除機構(すなわち、跳上ロック解除機
構)を備えていない。
置に退避させる機構を備えてなるチルトステアリング
は、例えば実開昭58−20965号公報にて提案されてい
る。しかして、この公報にて提案されているチルトステ
アリングにおいては、最大傾斜位置に退避したステアリ
ングホイールをその位置にて傾動不能に固定するロック
機構及びその解除機構(すなわち、跳上ロック解除機
構)を備えていない。
このため、上記した従来の装置においては、最大傾斜
位置に退避したステアリングホイールを不用意に下方へ
傾動させると、ステアリングホイールが元の状態に復帰
してしまうため、乗降に際してステアリングホイールに
手を掛けることができず、ステアリングホイールを退避
状態にさせる効果が半減してしまう。
位置に退避したステアリングホイールを不用意に下方へ
傾動させると、ステアリングホイールが元の状態に復帰
してしまうため、乗降に際してステアリングホイールに
手を掛けることができず、ステアリングホイールを退避
状態にさせる効果が半減してしまう。
かかる実状に鑑み、本願出題人は、実願昭63−19106
号出願にて、最大傾斜位置に退避したステアリングホイ
ールをその位置にて傾動不能に固定する跳上ロック解除
機構を提案した。
号出願にて、最大傾斜位置に退避したステアリングホイ
ールをその位置にて傾動不能に固定する跳上ロック解除
機構を提案した。
しかして、実願昭63−19106号出願にて提案した跳上
ロック解除機構は、ロックスプリングにより係合方向に
付勢されてステアリングホイールが最大傾斜位置に退避
したときロックピンと係合してステアリングホイールを
最大傾斜位置にて傾動不能に固定するロックプレート
と、解除作動により回動されて前記ロックプレートを直
接回動しロックピンとの係合を解除する解除レバーを主
要構成部材としていて、解除レバーの解除作動時にステ
アリングホイールに人が手を掛けたり体重を掛けている
と、ロックプレート,ロックピン等ロック部材間の係合
部に大きな摩擦力が生じていて、小さな解除作動力で
はロックの解除ができない。大きな解除作動力で無理
にロックを解除すると、不意にロックが解除されてステ
アリングホイールがチルトダウンしてフィーリングが悪
い。等の問題がある。
ロック解除機構は、ロックスプリングにより係合方向に
付勢されてステアリングホイールが最大傾斜位置に退避
したときロックピンと係合してステアリングホイールを
最大傾斜位置にて傾動不能に固定するロックプレート
と、解除作動により回動されて前記ロックプレートを直
接回動しロックピンとの係合を解除する解除レバーを主
要構成部材としていて、解除レバーの解除作動時にステ
アリングホイールに人が手を掛けたり体重を掛けている
と、ロックプレート,ロックピン等ロック部材間の係合
部に大きな摩擦力が生じていて、小さな解除作動力で
はロックの解除ができない。大きな解除作動力で無理
にロックを解除すると、不意にロックが解除されてステ
アリングホイールがチルトダウンしてフィーリングが悪
い。等の問題がある。
本考案は、かかる問題に対処すべくなされたものであ
り、如何なる状態(例えば、ステアリングホイールに人
が手を掛けたり体重を掛けている状態)でも小さな解除
作動力で解除レバーを解除作動させることができ、かつ
ロック部材間の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小
さいときにロックの解除がなされるチルトステアリング
の跳上ロック解除機構を提供することを目的としてい
る。
り、如何なる状態(例えば、ステアリングホイールに人
が手を掛けたり体重を掛けている状態)でも小さな解除
作動力で解除レバーを解除作動させることができ、かつ
ロック部材間の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小
さいときにロックの解除がなされるチルトステアリング
の跳上ロック解除機構を提供することを目的としてい
る。
上記した目的を達成するために、本考案においては、
ステアリングホイールを上方に跳ね上げて最大傾斜位置
に退避させる機構を備えてなるチルトステアリングに、
ロックスプリングにより係合方向に付勢されて前記ステ
アリングホイールが最大傾斜位置に退避したとき第1ロ
ック部材と係合して前記ステアリングホイールを最大傾
斜位置にて傾動不能に固定する第2ロック部材を設ける
とともに、解除作動により回動される解除レバーと前記
第2ロック部材間に介装されて、前記第1ロック部材と
前記第2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が所定値を
越える状態では、前記解除レバーの解除作動時に弾性変
形して前記ロックスプリングのばね力より大きいばね力
を貯え、また前記第1ロック部材と前記第2ロック部材
の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の状態では、前記
解除レバーの解除作動時に前記第2ロック部材を前記ロ
ックスプリングに抗して移動させて前記第1ロック部材
との係合を解除させる解除スプリングを設けて、チルト
ステアリングの跳上ロック解除機構を構成した。
ステアリングホイールを上方に跳ね上げて最大傾斜位置
に退避させる機構を備えてなるチルトステアリングに、
ロックスプリングにより係合方向に付勢されて前記ステ
アリングホイールが最大傾斜位置に退避したとき第1ロ
ック部材と係合して前記ステアリングホイールを最大傾
斜位置にて傾動不能に固定する第2ロック部材を設ける
とともに、解除作動により回動される解除レバーと前記
第2ロック部材間に介装されて、前記第1ロック部材と
前記第2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が所定値を
越える状態では、前記解除レバーの解除作動時に弾性変
形して前記ロックスプリングのばね力より大きいばね力
を貯え、また前記第1ロック部材と前記第2ロック部材
の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の状態では、前記
解除レバーの解除作動時に前記第2ロック部材を前記ロ
ックスプリングに抗して移動させて前記第1ロック部材
との係合を解除させる解除スプリングを設けて、チルト
ステアリングの跳上ロック解除機構を構成した。
本考案によるチルトステアリングの跳上ロック解除機
構においては、ステアリングホイールがその最大傾斜位
置に傾動すると、第2ロック部材がロックスプリングの
作用により第1ロック部材に自動的に係合してステアリ
ングホイールを最大傾斜位置にて傾動不能に固定する。
構においては、ステアリングホイールがその最大傾斜位
置に傾動すると、第2ロック部材がロックスプリングの
作用により第1ロック部材に自動的に係合してステアリ
ングホイールを最大傾斜位置にて傾動不能に固定する。
また、かかる状態(跳ね上げロック状態)にて解除レ
バーを解除作動させると、ステアリングホイールに人が
手を掛けたり体重を掛けていて第1ロック部材と第2ロ
ック部材の係合部に生じる摩擦力が大きくて所定値を越
える状態では、解除レバーの解除作動によって解除スプ
リングが弾性変形してロックスプリングのばね力より大
きいばね力を貯えるものの、この解除スプリングのばね
力では上記した大きな摩擦力により第2ロック部材を解
除作動させることができず、解除レバーを解除作動した
状態に保持すると、解除スプリングは弾性変形した状態
(ロックスプリングのばね力より大きいばね力を貯えた
状態)に保持される。
バーを解除作動させると、ステアリングホイールに人が
手を掛けたり体重を掛けていて第1ロック部材と第2ロ
ック部材の係合部に生じる摩擦力が大きくて所定値を越
える状態では、解除レバーの解除作動によって解除スプ
リングが弾性変形してロックスプリングのばね力より大
きいばね力を貯えるものの、この解除スプリングのばね
力では上記した大きな摩擦力により第2ロック部材を解
除作動させることができず、解除レバーを解除作動した
状態に保持すると、解除スプリングは弾性変形した状態
(ロックスプリングのばね力より大きいばね力を貯えた
状態)に保持される。
ところで、この保持状態にてステアリングホイールか
ら手,体重が除去されて第1ロック部材と第2ロック部
材の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小さな値とな
れば、解除スプリングのばね力により第2ロック部材が
ロックスプリングのばね力に抗して解除作動して第1ロ
ック部材との係合を解除される。このため、その後にお
いては最大傾斜位置のステアリングホイールを下方へ傾
動することができる。
ら手,体重が除去されて第1ロック部材と第2ロック部
材の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小さな値とな
れば、解除スプリングのばね力により第2ロック部材が
ロックスプリングのばね力に抗して解除作動して第1ロ
ック部材との係合を解除される。このため、その後にお
いては最大傾斜位置のステアリングホイールを下方へ傾
動することができる。
一方、上記した跳ね上げロック状態にて解除レバーを
解除作動させるときに、ステアリングホイールに人が
手,体重を掛けておらず第1ロック部材と第2ロック部
材の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小さな値であ
れば、解除レバーの解除作動によって解除スプリングが
弾性変形し、そのばね力にて第2ロック部材をロックス
プリングのばね力に抗して解除作動させ第1ロック部材
との係合を解除させる。このため、その後においては最
大傾斜位置のステアリングホイールを下方へ傾動するこ
とができる。
解除作動させるときに、ステアリングホイールに人が
手,体重を掛けておらず第1ロック部材と第2ロック部
材の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小さな値であ
れば、解除レバーの解除作動によって解除スプリングが
弾性変形し、そのばね力にて第2ロック部材をロックス
プリングのばね力に抗して解除作動させ第1ロック部材
との係合を解除させる。このため、その後においては最
大傾斜位置のステアリングホイールを下方へ傾動するこ
とができる。
本考案によるチルトステアリングの跳上ロック解除機
構においては、上述したように第2ロック部材が第1ロ
ック部材に係合している状態(跳ね上げロック状態)で
は、第1ロック部材と第2ロック部材の係合が如何なる
状態であっても、解除スプリングの弾性変形によって解
除レバーの解除作動が許容されていて、ステアリングホ
イールに人が手を掛けたり体重を掛けていて第1ロック
部材と第2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が大きく
て所定値を越える状態でも、小さな解除作動力で解除レ
バーを解除動作させることができる。
構においては、上述したように第2ロック部材が第1ロ
ック部材に係合している状態(跳ね上げロック状態)で
は、第1ロック部材と第2ロック部材の係合が如何なる
状態であっても、解除スプリングの弾性変形によって解
除レバーの解除作動が許容されていて、ステアリングホ
イールに人が手を掛けたり体重を掛けていて第1ロック
部材と第2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が大きく
て所定値を越える状態でも、小さな解除作動力で解除レ
バーを解除動作させることができる。
また、上述した跳ね上げロック状態にてステアリング
ホイールに人が手を掛けたり体重を掛けていて第1ロッ
ク部材と第2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が大き
くて所定値を越えている場合には、解除レバーが解除動
作されて保持されることにより、解除スプリングが弾性
変形してそのばね力を貯えロックスプリングのばね力以
上に高めた状態に保持されていて、ステアリングホイー
ルから手,体重が除去されて両ロック部材間に生じる摩
擦力が所定値以下の小さな値となるまで第2ロック部材
が第1ロック部材との係合を解除されないようになって
いるため、不意にロックが解除されることはなく、不意
にステアリングホイールがチルトダウンすることがなく
てフィーリングを損なうことはない。
ホイールに人が手を掛けたり体重を掛けていて第1ロッ
ク部材と第2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が大き
くて所定値を越えている場合には、解除レバーが解除動
作されて保持されることにより、解除スプリングが弾性
変形してそのばね力を貯えロックスプリングのばね力以
上に高めた状態に保持されていて、ステアリングホイー
ルから手,体重が除去されて両ロック部材間に生じる摩
擦力が所定値以下の小さな値となるまで第2ロック部材
が第1ロック部材との係合を解除されないようになって
いるため、不意にロックが解除されることはなく、不意
にステアリングホイールがチルトダウンすることがなく
てフィーリングを損なうことはない。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本考案による跳上ロック解除機構及
び傾斜角調整装置を備えた車両用チルトステアリングを
示していて、このチルトステアリングにおいては、コラ
ムチューブ10の上端にロアブラケット11が固着され、こ
のロアブラケット11に支持軸12A,12Bを介してアッパブ
ラケット13が上下方向へ傾動可能に組付けられている。
またアッパブラケット13には上端にステアリングホイー
ル14を一体的に備えたアッパシャフト15が回転自在に組
付けられており、このアッパシャフト15はその下端にて
メインシャフト(図示せず)の上端に自在継手(図示せ
ず)を介して連結されている。なお、自在継手は支持軸
12A,12Bと同軸的に配置されていて、コラムチューブ10
及びロアブラケット11に対してアッパブラケット13,ス
テアリングホイール14及びアッパシャフト15が上下方向
へ傾動可能となっている。
び傾斜角調整装置を備えた車両用チルトステアリングを
示していて、このチルトステアリングにおいては、コラ
ムチューブ10の上端にロアブラケット11が固着され、こ
のロアブラケット11に支持軸12A,12Bを介してアッパブ
ラケット13が上下方向へ傾動可能に組付けられている。
またアッパブラケット13には上端にステアリングホイー
ル14を一体的に備えたアッパシャフト15が回転自在に組
付けられており、このアッパシャフト15はその下端にて
メインシャフト(図示せず)の上端に自在継手(図示せ
ず)を介して連結されている。なお、自在継手は支持軸
12A,12Bと同軸的に配置されていて、コラムチューブ10
及びロアブラケット11に対してアッパブラケット13,ス
テアリングホイール14及びアッパシャフト15が上下方向
へ傾動可能となっている。
傾斜角調整装置は、上記した両ブラケット11,13の他
に、両ブラケット11,13間に介装されてステアリングホ
イール14が第1図及び第3図の仮想線にて示した最大傾
斜位置に移動すべく付勢する圧縮コイルスプリングS1
と、ロアブラケット11に対するアッパブラケット13の傾
動を許容又は阻止するための左右一対のラチェット17,1
8、ポール20,21及びカムプレート22,23を備えている。
各ラチェット17,18はロアブラケット11の左右両側にそ
れぞれ一体的に形成されていて、支持軸12A,12Bを中心
とする円弧状の歯部を有している。
に、両ブラケット11,13間に介装されてステアリングホ
イール14が第1図及び第3図の仮想線にて示した最大傾
斜位置に移動すべく付勢する圧縮コイルスプリングS1
と、ロアブラケット11に対するアッパブラケット13の傾
動を許容又は阻止するための左右一対のラチェット17,1
8、ポール20,21及びカムプレート22,23を備えている。
各ラチェット17,18はロアブラケット11の左右両側にそ
れぞれ一体的に形成されていて、支持軸12A,12Bを中心
とする円弧状の歯部を有している。
各ポール20,21は、アッパブラケット13にボルト19Aと
ナット19Bを用いて回動可能に組付けられていて、各ラ
チェット17,18に噛合する歯部20a,21aを有している。ま
た各ポール20,21にはピン20b,21bが固着されている。
ナット19Bを用いて回動可能に組付けられていて、各ラ
チェット17,18に噛合する歯部20a,21aを有している。ま
た各ポール20,21にはピン20b,21bが固着されている。
各カムプレート22,23は、アッパブラケット13に連結
シャフト24を用いて組付けられていて、連結シャフト24
を介して一体回転可能に連結されている。一方のカムプ
レート22は、第3図にて示したように、ポール20のピン
20bにおける内側大径部が嵌合し同ピン20bとによりポー
ル20を回動させるカム手段を構成するカム長孔22aを有
しており、外側にはストッパ25が設けられている。スト
ッパ25は、カムプレート22に設けた通孔(図示省略)を
貫通するピン25aを有していて、連結シャフト24に一体
回転可能に嵌合されており、引張コイルスプリングS2
(第2図参照)により第3図反時計方向に付勢されてい
る。このストッパ25は、ポール20とラチェット17の噛合
時にポール20の背面に当接してポール20とラチェット17
の噛合を保持する機能を有していて、第3図に示したカ
ムプレート22の図示時計方向への回動初期においてポー
ル20の背面から外れるようになっている。
シャフト24を用いて組付けられていて、連結シャフト24
を介して一体回転可能に連結されている。一方のカムプ
レート22は、第3図にて示したように、ポール20のピン
20bにおける内側大径部が嵌合し同ピン20bとによりポー
ル20を回動させるカム手段を構成するカム長孔22aを有
しており、外側にはストッパ25が設けられている。スト
ッパ25は、カムプレート22に設けた通孔(図示省略)を
貫通するピン25aを有していて、連結シャフト24に一体
回転可能に嵌合されており、引張コイルスプリングS2
(第2図参照)により第3図反時計方向に付勢されてい
る。このストッパ25は、ポール20とラチェット17の噛合
時にポール20の背面に当接してポール20とラチェット17
の噛合を保持する機能を有していて、第3図に示したカ
ムプレート22の図示時計方向への回動初期においてポー
ル20の背面から外れるようになっている。
他方のカムプレート23は、第1図にて示したように、
ポール21のピン21bが嵌合し同ピン21bとによりポール21
を回動させるカム手段を構成するカム長孔23aを有して
おり、外側にはストッパ26が設けられている。ストッパ
26は、外側に突出するピン26aを有していて、連結シャ
フト24に一体回転可能に嵌合されており、引張コイルス
プリングS3(ロックスプリング)により第1図時計方向
に付勢されている。このストッパ26は、ポール21とラチ
ェット18の噛合時にポール21の背面に当接してポール21
とラチェット18の噛合を保持する機能を有していて、第
1図に示したカムプレート23の図示反時計方向への回動
初期においてポール21の背面から外れるようになってい
る。
ポール21のピン21bが嵌合し同ピン21bとによりポール21
を回動させるカム手段を構成するカム長孔23aを有して
おり、外側にはストッパ26が設けられている。ストッパ
26は、外側に突出するピン26aを有していて、連結シャ
フト24に一体回転可能に嵌合されており、引張コイルス
プリングS3(ロックスプリング)により第1図時計方向
に付勢されている。このストッパ26は、ポール21とラチ
ェット18の噛合時にポール21の背面に当接してポール21
とラチェット18の噛合を保持する機能を有していて、第
1図に示したカムプレート23の図示反時計方向への回動
初期においてポール21の背面から外れるようになってい
る。
なお、カムプレート22のカム長孔22aとカムプレート2
3のカム長孔23aは、共に連結シャフト24を中心とする円
弧部分と連結シャフト24に近づく円弧部分によって構成
されている。
3のカム長孔23aは、共に連結シャフト24を中心とする円
弧部分と連結シャフト24に近づく円弧部分によって構成
されている。
しかして、本実施例においては、右側、すなわち第3
図に示した側に、ポール20の回動を制御するための第1
メモリープレート31と第2メモリープレート32が組付け
られている。第1メモリープレート31は、ロアブラケッ
ト11の右側に一対のストッパピン33,34を用いて組付け
られていて、支持軸12Aを中心とする円弧状の調整歯部3
1aを有している。第2メモリープレート32は、長円形取
付孔32aにて支持軸12Aに回動可能かつ径方向へ移動可能
に組付けられていて、第1メモリープレート31の調整歯
部31aの一つと選択的に係合する係止爪32bと、ポール20
に固着したピン20bの外側小径部が嵌合するT字状のカ
ム長孔32cを有しており、引張コイルスプリングS4によ
り係止爪32bが調整歯部31aに係合するように付勢されて
いる。カム長孔32cは、ポール20のピン20bとにより第2
のカム手段を構成するものであり、ポール20の回動中心
を中心とする円弧状に形成されてラチェット17とポール
20の噛合及び解離を許容する第1領域32c1と、これに連
続して支持軸12Aを中心とする円弧状に形成されラチェ
ット17とポール20の解離状態を保持する第2領域32c2
と、第1領域32c1に連続して形成され調整歯部31aと係
止爪32bの係合を解き回動状態にあるカムプレート22に
対してポール20と第2メモリープレート32を固定する第
3領域32c3によって構成されている。
図に示した側に、ポール20の回動を制御するための第1
メモリープレート31と第2メモリープレート32が組付け
られている。第1メモリープレート31は、ロアブラケッ
ト11の右側に一対のストッパピン33,34を用いて組付け
られていて、支持軸12Aを中心とする円弧状の調整歯部3
1aを有している。第2メモリープレート32は、長円形取
付孔32aにて支持軸12Aに回動可能かつ径方向へ移動可能
に組付けられていて、第1メモリープレート31の調整歯
部31aの一つと選択的に係合する係止爪32bと、ポール20
に固着したピン20bの外側小径部が嵌合するT字状のカ
ム長孔32cを有しており、引張コイルスプリングS4によ
り係止爪32bが調整歯部31aに係合するように付勢されて
いる。カム長孔32cは、ポール20のピン20bとにより第2
のカム手段を構成するものであり、ポール20の回動中心
を中心とする円弧状に形成されてラチェット17とポール
20の噛合及び解離を許容する第1領域32c1と、これに連
続して支持軸12Aを中心とする円弧状に形成されラチェ
ット17とポール20の解離状態を保持する第2領域32c2
と、第1領域32c1に連続して形成され調整歯部31aと係
止爪32bの係合を解き回動状態にあるカムプレート22に
対してポール20と第2メモリープレート32を固定する第
3領域32c3によって構成されている。
また、本実施例においては、左側、すなわち第1図に
示した側に、解除レバー41がカムプレート23及びストッ
パ26と同軸的に組付けられるとともに、ロックプレート
42とロックピン43がロアブラケット11にそれぞれ回転可
能に組付けられていて、解除レバー41とロックピン43は
先端に解除ピン44及び解除スプリング45を組付けたリン
ク46を介して連結されている。
示した側に、解除レバー41がカムプレート23及びストッ
パ26と同軸的に組付けられるとともに、ロックプレート
42とロックピン43がロアブラケット11にそれぞれ回転可
能に組付けられていて、解除レバー41とロックピン43は
先端に解除ピン44及び解除スプリング45を組付けたリン
ク46を介して連結されている。
解除レバー41は、第1図及び第2図にて示したよう
に、外側に突出するピン41aと内側に突出するピン41bを
有していて、連結シャフト24に回転可能に嵌合されてお
り、第1図反時計方向への回動時にピン41aにてカムプ
レート23と係合してカムプレート23を回動させるように
なっている。また、解除レバー41は、ピン41bにて図示
を省略した電動モータ,減速機及びねじ送り機構等から
なる電動駆動手段或いは手により回動操作されるように
構成されている。
に、外側に突出するピン41aと内側に突出するピン41bを
有していて、連結シャフト24に回転可能に嵌合されてお
り、第1図反時計方向への回動時にピン41aにてカムプ
レート23と係合してカムプレート23を回動させるように
なっている。また、解除レバー41は、ピン41bにて図示
を省略した電動モータ,減速機及びねじ送り機構等から
なる電動駆動手段或いは手により回動操作されるように
構成されている。
ロックプレート42は、先端下部すなわちロックピン43
に対応する部分に係合段部42aを有していて、支持軸12B
に回転可能に嵌合されまたボルト19Aと連結シャフト24
に嵌合されてアッパブラケット13に一体的に固定されて
おり、アッパブラケット13と一体的に傾動するようにな
っている。
に対応する部分に係合段部42aを有していて、支持軸12B
に回転可能に嵌合されまたボルト19Aと連結シャフト24
に嵌合されてアッパブラケット13に一体的に固定されて
おり、アッパブラケット13と一体的に傾動するようにな
っている。
ロックピン43は、回動軸部に略半円形の凹所43aを有
していて、上端に設けた内側に突出するピン43bにてリ
ンク46の長孔46a内に摺動可能に嵌合され、またロック
スプリングS3により第1図反時計方向に付勢されてお
り、図示状態においては凹所43a内を係合段部42aが通過
可能となっている。
していて、上端に設けた内側に突出するピン43bにてリ
ンク46の長孔46a内に摺動可能に嵌合され、またロック
スプリングS3により第1図反時計方向に付勢されてお
り、図示状態においては凹所43a内を係合段部42aが通過
可能となっている。
解除ピン44は、第1図及び第4図にて示したように、
リンク46の先端に固着したピンガイド46bに摺動可能に
組付けられていて、解除スプリング45によりロックピン
43のピン43bに向けて付勢されかつストッパ44aにて図示
位置に位置決めされている。
リンク46の先端に固着したピンガイド46bに摺動可能に
組付けられていて、解除スプリング45によりロックピン
43のピン43bに向けて付勢されかつストッパ44aにて図示
位置に位置決めされている。
解除スプリング45は、リンク46の先端と解除ピン44の
頸部間に介装した圧縮コイルスプリングであり、圧縮弾
性変形時(第8図参照)にはロックスプリングS3のばね
力より大きいばね力を貯えるようになっている。
頸部間に介装した圧縮コイルスプリングであり、圧縮弾
性変形時(第8図参照)にはロックスプリングS3のばね
力より大きいばね力を貯えるようになっている。
リンク46は、ロックプレート42の内側にて前後方向に
配設されていて、後端にて解除レバー42におけるピン41
aの先端に回動可能に連結されている。
配設されていて、後端にて解除レバー42におけるピン41
aの先端に回動可能に連結されている。
上記のように構成した本実施例においては、電動駆動
手段或いは手によって回動操作される解除レバー41が第
1図の図示状態にあって引張コイルスプリングS2及びS3
の作用によりカムプレート22及びストッパ25が第3図図
示位置(元位置)にありまたカムプレート23及びストッ
パ26が第1図図示位置(元位置)にあれば、カムプレー
ト22によりピン20bを介してポール20が第3図図示位置
に保持され、ポール20の歯部20aとラチェット17は噛合
状態に保持されるとともに、カムプレート23によりピン
21bを介してポール21が第1図図示位置に保持され、ポ
ール21の歯部21aとラチェット18も噛合状態に保持され
る。なお、各ポール20,21の歯部20a,21aと各ラチェット
17,18の噛合状態は各ストッパ25,26によって確実に保持
される。したがって、ロアブラケット11に対してアッパ
ブラケット13が確実に固定され、ステアリングホイール
14等が所定の位置に固定保持される。
手段或いは手によって回動操作される解除レバー41が第
1図の図示状態にあって引張コイルスプリングS2及びS3
の作用によりカムプレート22及びストッパ25が第3図図
示位置(元位置)にありまたカムプレート23及びストッ
パ26が第1図図示位置(元位置)にあれば、カムプレー
ト22によりピン20bを介してポール20が第3図図示位置
に保持され、ポール20の歯部20aとラチェット17は噛合
状態に保持されるとともに、カムプレート23によりピン
21bを介してポール21が第1図図示位置に保持され、ポ
ール21の歯部21aとラチェット18も噛合状態に保持され
る。なお、各ポール20,21の歯部20a,21aと各ラチェット
17,18の噛合状態は各ストッパ25,26によって確実に保持
される。したがって、ロアブラケット11に対してアッパ
ブラケット13が確実に固定され、ステアリングホイール
14等が所定の位置に固定保持される。
しかして、上述したようにしてステアリングホイール
14等が所定の位置に固定保持されている状態(元の状
態)において、電動駆動手段或いは手によって解除レバ
ー41を第1図反時計方向へ第1設定位置まで回動操作す
ると、解除レバー41のピン41aによりカムプレート23が
第1図反時計方向へ所定量回動されて連結シャフト24が
同方向に回転され、ストッパ26,カムプレート22及びス
トッパ25がスプリングS2,S3に抗して連結シャフト24と
一体的に回動する。
14等が所定の位置に固定保持されている状態(元の状
態)において、電動駆動手段或いは手によって解除レバ
ー41を第1図反時計方向へ第1設定位置まで回動操作す
ると、解除レバー41のピン41aによりカムプレート23が
第1図反時計方向へ所定量回動されて連結シャフト24が
同方向に回転され、ストッパ26,カムプレート22及びス
トッパ25がスプリングS2,S3に抗して連結シャフト24と
一体的に回動する。
このため、カムプレート22側において、第5図にて示
したように、カムプレート22によりピン20bを介してポ
ール20が図示時計方向へ回動され、ポール20の歯部20a
がラチェット17から噛合を解かれて解離するとともに、
カムプレート23側においてカムプレート23によりピン21
bを介してポール21が第1図反時計方向へ回動され、ポ
ール21の歯部21aがラチェット18から噛合を解かれて解
離し、また第5図に示したようにピン20bがカム長孔32c
の第1領域32c1を移動して第2領域32c2へ移動可能とな
り、ステアリングホイール14等がスプリングS1によりそ
の最大傾斜位置に向けて傾動される(所謂、チルトアウ
ェイされる)。なお、上記作動中にはピン20bによって
第2メモリープレート32が動かされないため、第2メモ
リープレート32はスプリングS4により第5図図示状態に
保持される。
したように、カムプレート22によりピン20bを介してポ
ール20が図示時計方向へ回動され、ポール20の歯部20a
がラチェット17から噛合を解かれて解離するとともに、
カムプレート23側においてカムプレート23によりピン21
bを介してポール21が第1図反時計方向へ回動され、ポ
ール21の歯部21aがラチェット18から噛合を解かれて解
離し、また第5図に示したようにピン20bがカム長孔32c
の第1領域32c1を移動して第2領域32c2へ移動可能とな
り、ステアリングホイール14等がスプリングS1によりそ
の最大傾斜位置に向けて傾動される(所謂、チルトアウ
ェイされる)。なお、上記作動中にはピン20bによって
第2メモリープレート32が動かされないため、第2メモ
リープレート32はスプリングS4により第5図図示状態に
保持される。
かくして、ステアリングホイール14等がその最大傾斜
位置に傾動すると、カムプレート22側において、第6図
にて示したようにピン20aがカム長孔32cにおける第2領
域32c2を上方に移動し、またカムプレート23側におい
て、第7図(ピン21b及びカムプレート23が省略してあ
る)にて示したようにロックピン43がロックスプリング
S3により引張られて回動しロックプレート42の係合段部
42aと係合可能となり、アッパブラケット13等のスプリ
ングS1に抗した下方への回動を阻止する。したがって、
ステアリングホイール14等が最大傾斜位置にて傾動不能
に固定される。
位置に傾動すると、カムプレート22側において、第6図
にて示したようにピン20aがカム長孔32cにおける第2領
域32c2を上方に移動し、またカムプレート23側におい
て、第7図(ピン21b及びカムプレート23が省略してあ
る)にて示したようにロックピン43がロックスプリング
S3により引張られて回動しロックプレート42の係合段部
42aと係合可能となり、アッパブラケット13等のスプリ
ングS1に抗した下方への回動を阻止する。したがって、
ステアリングホイール14等が最大傾斜位置にて傾動不能
に固定される。
また、上述したようにして最大傾斜位置に退避して固
定されているステアリングホイール14を元の状態に戻す
戻す場合には、ステアリングホイール14に人が手や体重
を掛けていない状態で、先ず電動駆動手段或いは手によ
って解除レバー41を第7図時計方向へ回動させ、リンク
46を後方へ移動させて解除ピン44及び解除スプリング45
を介してロックピン43をロックスプリングS3に抗して図
示時計方向へ回動させ、ロックピン43がロックプレート
42の係合段部42aと係合しない状態(第9図の状態)に
て、ステアリングホイール14を元の状態に向けて下方へ
傾動し、その後に解除レバー41を第1図の実線の位置に
戻せば、カムプレート22側においてピン20aがカム長孔3
2cにガイドされて第2領域32c2から第1領域32c1に移行
するのに伴ってスプリングS2,S3の作用によりカムプレ
ート22及びストッパ25が第3図の状態に戻ってポール20
の歯部20aがラチエット17に噛合するとともにカムプレ
ート23及びストッパ26が第1図の状態に戻ってポール21
の歯部21aがラチエット18に噛合し、ステアリングホイ
ール14が退避前の元の状態に復帰して固定される。
定されているステアリングホイール14を元の状態に戻す
戻す場合には、ステアリングホイール14に人が手や体重
を掛けていない状態で、先ず電動駆動手段或いは手によ
って解除レバー41を第7図時計方向へ回動させ、リンク
46を後方へ移動させて解除ピン44及び解除スプリング45
を介してロックピン43をロックスプリングS3に抗して図
示時計方向へ回動させ、ロックピン43がロックプレート
42の係合段部42aと係合しない状態(第9図の状態)に
て、ステアリングホイール14を元の状態に向けて下方へ
傾動し、その後に解除レバー41を第1図の実線の位置に
戻せば、カムプレート22側においてピン20aがカム長孔3
2cにガイドされて第2領域32c2から第1領域32c1に移行
するのに伴ってスプリングS2,S3の作用によりカムプレ
ート22及びストッパ25が第3図の状態に戻ってポール20
の歯部20aがラチエット17に噛合するとともにカムプレ
ート23及びストッパ26が第1図の状態に戻ってポール21
の歯部21aがラチエット18に噛合し、ステアリングホイ
ール14が退避前の元の状態に復帰して固定される。
ところで、上記したステアリングホイール14の元位置
復帰動作時において、ステアリングホイール14に人が手
を掛けたり体重を掛けていてロックプレート42の係合段
部42aとロックピン43の当接係合部に生じる摩擦力が大
きくて所定値を越える状態では、電動駆動手段或いは手
による解除レバー41の第7図時計方向への回動時に解除
スプリング45が図8に示したように弾性変形してロック
スプリングS3のばね力より大きいばね力を貯えるもの
の、この解除スプリング45のばね力では上記した大きな
摩擦力によりロックピン43を回動させることができず、
解除レバー41を回動した状態に保持すると、解除スプリ
ング45は弾性変形した状態(ロックスプリングS3のばね
力より大きいばね力を貯えた状態)に保持される。
復帰動作時において、ステアリングホイール14に人が手
を掛けたり体重を掛けていてロックプレート42の係合段
部42aとロックピン43の当接係合部に生じる摩擦力が大
きくて所定値を越える状態では、電動駆動手段或いは手
による解除レバー41の第7図時計方向への回動時に解除
スプリング45が図8に示したように弾性変形してロック
スプリングS3のばね力より大きいばね力を貯えるもの
の、この解除スプリング45のばね力では上記した大きな
摩擦力によりロックピン43を回動させることができず、
解除レバー41を回動した状態に保持すると、解除スプリ
ング45は弾性変形した状態(ロックスプリングS3のばね
力より大きいばね力を貯えた状態)に保持される。
したがって、この保持状態にてステアリングホイール
14から手,体重が除去されて係合段部42aとロックピン4
3の当接係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小さな値
となれば、解除スプリング45のばね力(第8図の状態に
おいてロックスプリングS3のばね力より大きくされてい
る)によりロックピン43が解除ピン44を介してロックス
プリングS3のばね力に抗して回動され第9図に示したよ
うにロックプレート42の係合段部42aとの係合を解除さ
れる。このため、その後においては最大傾斜位置のステ
アリングホイール14を下方へ傾動することができる。
14から手,体重が除去されて係合段部42aとロックピン4
3の当接係合部に生じる摩擦力が所定値以下の小さな値
となれば、解除スプリング45のばね力(第8図の状態に
おいてロックスプリングS3のばね力より大きくされてい
る)によりロックピン43が解除ピン44を介してロックス
プリングS3のばね力に抗して回動され第9図に示したよ
うにロックプレート42の係合段部42aとの係合を解除さ
れる。このため、その後においては最大傾斜位置のステ
アリングホイール14を下方へ傾動することができる。
一方、所定の位置に固定されているステアリングホイ
ール14の傾斜角を調整したい場合には、ステアリングホ
イール14を調整前の位置に保持した状態で、先ず電動駆
動手段或いは手によって解除レバー41を第1図の反時計
方向へ第2設定位置(第1設定位置より回動量は大き
い)まで回動操作すると、カムプレート23側において上
述したティルトアウェイ時と同様にしてポール21の歯部
21aがラチェット18から噛合を解かれて解離するととも
に、カムプレート22側において第10図にて示したよう
に、上述したティルトアウェイ時と同様にしてポール20
の歯部20aがラチェット17から噛合を解かれて解離し、
かつピン20bが第3領域32c3に移行して第2メモリープ
レート32がスプリングS4に抗して引張られ係止爪32bが
調整歯部31aから係合を解かれて回動状態にあるカムプ
レート22に対してポール20と第2メモリープレート32が
固定される。
ール14の傾斜角を調整したい場合には、ステアリングホ
イール14を調整前の位置に保持した状態で、先ず電動駆
動手段或いは手によって解除レバー41を第1図の反時計
方向へ第2設定位置(第1設定位置より回動量は大き
い)まで回動操作すると、カムプレート23側において上
述したティルトアウェイ時と同様にしてポール21の歯部
21aがラチェット18から噛合を解かれて解離するととも
に、カムプレート22側において第10図にて示したよう
に、上述したティルトアウェイ時と同様にしてポール20
の歯部20aがラチェット17から噛合を解かれて解離し、
かつピン20bが第3領域32c3に移行して第2メモリープ
レート32がスプリングS4に抗して引張られ係止爪32bが
調整歯部31aから係合を解かれて回動状態にあるカムプ
レート22に対してポール20と第2メモリープレート32が
固定される。
このため、かかる状態においてステアリングホイール
14を所望の位置に傾動すれば、ポール20と第2メモリー
プレート32はカムプレート22とともにアッパブラケット
13と一体的に回動する。したがって、ステアリングホイ
ール14を所望の位置で止めて解除レバー41を第1図の実
線の位置に戻せば、第2メモリープレート32がスプリン
グS4により第3図に示した状態に戻る(但し、係止爪32
bの調整歯部31aとの係合位置は変る)とともに、両カム
プレート22,23等がスプリングS2,S3により第1図及び第
3図に示した状態に戻って各ポール20,21の歯部が各ラ
チェット17,18に噛合してステアリングホイール14を傾
動不能とし、調整が完了する。
14を所望の位置に傾動すれば、ポール20と第2メモリー
プレート32はカムプレート22とともにアッパブラケット
13と一体的に回動する。したがって、ステアリングホイ
ール14を所望の位置で止めて解除レバー41を第1図の実
線の位置に戻せば、第2メモリープレート32がスプリン
グS4により第3図に示した状態に戻る(但し、係止爪32
bの調整歯部31aとの係合位置は変る)とともに、両カム
プレート22,23等がスプリングS2,S3により第1図及び第
3図に示した状態に戻って各ポール20,21の歯部が各ラ
チェット17,18に噛合してステアリングホイール14を傾
動不能とし、調整が完了する。
上記実施例においては、解除レバー41とロックピン43
を解除ピン44,解除スプリング45及びリンク46を介して
連結して本考案を実施したが、解除レバー41とロックピ
ン43を引張コイルスプリングからなる解除スプリングの
みを介して連結して本考案を実施することも可能であ
る。また本考案は、実願昭63−19106号出願におけるロ
ックプレートと解除レバー(動作プレート)間に解除ス
プリングを介装して実施することも可能である。
を解除ピン44,解除スプリング45及びリンク46を介して
連結して本考案を実施したが、解除レバー41とロックピ
ン43を引張コイルスプリングからなる解除スプリングの
みを介して連結して本考案を実施することも可能であ
る。また本考案は、実願昭63−19106号出願におけるロ
ックプレートと解除レバー(動作プレート)間に解除ス
プリングを介装して実施することも可能である。
第1図は本考案の一実施例を示す左側面図、第2図は同
正面図、第3図は同右側面図、第4図は第1図の部分拡
大図、第5図〜第10図は作動説明図である。 符号の説明 14……ステアリングホイール、S3……ロックスプリン
グ、41……解除レバー、42……ロックプレート(第1ロ
ック部材)、43……ロックピン(第2ロック部材)、45
……解除スプリング。
正面図、第3図は同右側面図、第4図は第1図の部分拡
大図、第5図〜第10図は作動説明図である。 符号の説明 14……ステアリングホイール、S3……ロックスプリン
グ、41……解除レバー、42……ロックプレート(第1ロ
ック部材)、43……ロックピン(第2ロック部材)、45
……解除スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリングホイールを上方に跳ね上げて
最大傾斜位置に退避させる機構を備えてなるチルトステ
アリングに、ロックスプリングにより係合方向に付勢さ
れて前記ステアリングホイールが最大傾斜位置に退避し
たとき第1ロック部材と係合して前記ステアリングホイ
ールを最大傾斜位置にて傾動不能に固定する第2ロック
部材を設けるとともに、解除作動により回動される解除
レバーと前記第2ロック部材間に介装されて、前記第1
ロック部材と前記第2ロック部材の係合部に生じる摩擦
力が所定値を越える状態では、前記解除レバーの解除作
動時に弾性変形して前記ロックスプリングのばね力より
大きいばね力を貯え、また前記第1ロック部材と前記第
2ロック部材の係合部に生じる摩擦力が所定値以下の状
態では、前記解除レバーの解除作動時に前記第2ロック
部材を前記ロックスプリングに抗して移動させて前記第
1ロック部材との係合を解除させる解除スプリングを設
けて構成したチルトステアリングの跳上ロック解除機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9725189U JPH088941Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | チルトステアリングの跳上ロック解除機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9725189U JPH088941Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | チルトステアリングの跳上ロック解除機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0340164U JPH0340164U (ja) | 1991-04-17 |
| JPH088941Y2 true JPH088941Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31646399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9725189U Expired - Lifetime JPH088941Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | チルトステアリングの跳上ロック解除機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088941Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP9725189U patent/JPH088941Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0340164U (ja) | 1991-04-17 |
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