JPH089912B2 - 模様形成法およびそれに用いる化粧型枠 - Google Patents

模様形成法およびそれに用いる化粧型枠

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JPH089912B2
JPH089912B2 JP33965290A JP33965290A JPH089912B2 JP H089912 B2 JPH089912 B2 JP H089912B2 JP 33965290 A JP33965290 A JP 33965290A JP 33965290 A JP33965290 A JP 33965290A JP H089912 B2 JPH089912 B2 JP H089912B2
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宣夫 岩谷
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Tokai Rubber Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート表面に大模様を転写形成する
模様形成法およびそれに用いる化粧型枠に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、コンクリート表面に大模様を施す場合に化粧型
枠を利用する方法がある。この方法では、上記化粧型枠
として、第8図(a)〜(f)に示すように、大小各種
の化粧型枠41a〜41fが用いられる。すなわち、これら大
小各種の化粧型枠41a〜41fは基板上に、発泡樹脂製の凹
凸模様層を形成したもので構成されており、これらを平
面的に組んで(第9図参照)大形の型枠を形成し、第10
図に示すように、この大形の型枠42と横側型枠46とを、
正面対設状態で配置し、側方の開口と底部開口を板材等
で塞ぎ、上部開口からコンクリート材料を流し込むこと
が行われる。43は基板、44は発泡樹脂製の凹凸模様層、
47は板材である。ついで、上記コンクリート材料を硬化
させる。これにより、上記大形の化粧型枠42の表面に形
成された凹凸模様がコンクリート45表面に転写される。
この方法では、各化粧型枠41a〜41fの大きさを異ならし
めることにより、各化粧型枠41a〜41fを組む時にずれ防
止をする。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、大小各種の化粧型枠41a〜41fを隙間な
く正確に組んで、しかも、一つの連続した模様にする作
業は煩雑で、また、組み付け方を間違えばやり直さなけ
ればならず、施工時のロスも多くなる。さらに、化粧型
枠41a〜41fの種類が多く、各種化粧型枠41a〜41fの必要
枚数もそれぞれ異なるため、化粧型枠の保管管理が難し
くなる。このような問題は、上記大形の型枠の面積が大
きくなるほど、大きくなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、組
み付け作業が簡単で施工時のロスが少なく、しかも化粧
型枠の保管管理が容易な模様形成法およびそれに用いる
化粧型枠の提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、表面に凹凸模
様が形成され、少なくとも相対向する一端縁および他端
縁に、隣接する化粧型枠の端縁の凹凸状嵌合部と直接に
もしくは嵌合部材を介して嵌合する凹凸状嵌合部が設け
られている実質的に同寸法・同形状の化粧型枠を複数枚
用い、ある化粧型枠と、それに隣接する化粧型枠とを、
それぞれの凹凸状嵌合部同士を直接にもしくは嵌合部材
を介して嵌合させるということを繰返すことにより複数
の化粧型を平面的に組んで大形の型枠を形成し、この大
形の型枠の表面をコンクリート表面に対する接触面にし
てコンクリート材料を打設し、上記大形の型枠の表面に
表現された凹凸模様をコンクリート表面に転写する模様
形成法を第1の要旨とし、表面に凹凸模様が形成され、
少なくとも相対向する一端縁および他端縁に、隣接する
化粧型枠の端縁の凹凸状嵌合部と嵌合する凹凸状嵌合部
が設けられている化粧型枠を第2の要旨とし、表面に凹
凸模様が形成され、少なくとも相対向する一端縁および
他端縁の中央に嵌合部材嵌挿用の凹部が形成されている
化粧型枠を第3の要旨とする。
〔作用〕
すなわち、本発明は、ある化粧型枠とそれに隣接する
化粧型枠とを、それぞれの端縁の凹凸状嵌合部同士を直
接にもしくは嵌合部材を介して嵌合させるということを
繰返すことにより複数の化粧型枠を平面的に組んで大形
の型枠を形成する。この場合、各化粧型枠は実質的に同
寸法・同形状になつていることにより、組み合わせ時の
組み間違い等が生じず、また保管管理等も容易となる。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例1〕 第1図(a),(b)は本発明の一実施例の化粧型枠
を示し、第2図(a),(b),(c),(d)はそれ
を組み合わせるときに用いる嵌合部材を示している。上
記化粧型枠1,2は木質系の合板(図示せず)の上に発泡
樹脂製の凹凸模様層1′,2′を形成したものであり、両
化粧型枠1,2の形状寸法は同じに形成されている。両化
粧型枠1,2の形状寸法を詳しく説明する。両化粧型枠1,2
はともに、略正方形の化粧型枠の各辺(各端縁)の中央
部に凹部11,12,13,14を形成し、その四隅15を斜めに切
り取つた形状になつている。そして、上記凹部11,12,1
3,14は全て、その幅が同じ長さであり、その深さは、隣
接する端縁の凹部11と12、および凹部13と14で同じであ
り、凹部11(12)よりも凹部13(14)の方が深く形成さ
れている。また、両化粧型枠1,2の四隅15は、切り取ら
れ部分の形状が全て同じ二等辺三角形になつている。つ
ぎに、嵌合部材3a,3b,3cは、その幅が凹部11,12,13,14
の幅と同じである。また、嵌合部材3aの長さは凹部13
(14)の深さの2倍に相当し、嵌合部材3bの長さは凹部
11(12)の深さと凹部13(14)の深さを合計した値に相
当し、嵌合部材3cの長さは凹部11(12)の深さの2倍に
相当する。また、嵌合部材3dは正方形であり、化粧型枠
1,2の隅15の上記切り取り部分を4つ合わせて形成され
る大きさになつている。
上記の化粧型枠1,2と嵌合部材3a〜3dを用いて、大形
の型枠を作製する場合には、第3図に示すように、上記
化粧型枠1,2を交互に、かつ並列状に組み合わせ、隣接
する化粧型枠1,2同士間にできた隙間(2つの凹部同士
で形成される隙間、および四隅で形成される隙間)に上
記嵌合部材3a〜3dを嵌挿する。すなわち、化粧型枠1の
端縁1aまたは1bと化粧型枠2の端縁2aまたは2bとが隣接
する場合には、この隣接端縁に形成される隙間に嵌合部
材3cが嵌挿され、化粧型枠1の端縁1cまたは1dと化粧型
枠2の端縁2cまたは2dとが隣接する場合には、この隣接
端縁に形成される隙間に嵌合部材3aが嵌挿され、化粧型
枠1の端縁1aまたは1bと化粧型枠2の端縁2cまたは2dと
が隣接する場合、および化粧型枠1の端縁1cまたは1dと
化粧型枠2の端縁2aまたは2bとが隣接する場合には、こ
の隣接端縁に形成される隙間に嵌合部材3bが嵌挿され
る。また、4枚の化粧型枠1,2の四隅15に形成される隙
間には、嵌合部材3dが嵌挿される。このようにして、複
数枚の化粧型枠1,2と嵌合部材3a〜3dを組み合わせて、
大形の型枠を形成したのち、従来公知の方法によりコン
クリート材料を打設して、コンクリート表面に大模様を
形成する。
この実施例1では、同形状で凹凸模様の異なる1種類
の化粧型枠1,2と4枚の嵌合部材3a〜3dを用いて、大形
の型枠を形成することができ、この組み合わせ作業が簡
単で、施工時のロスも少ない。しかも、化粧型枠1,2等
の種類が少なく、その保管管理がしやすい。
〔実施例2〕 第4図は本発明の他の実施例の化粧型枠を示してい
る。この化粧型枠21には、対向する2組の辺(21aと21
c,21bと21d)同士に、凹部と凸部が丁度逆になつている
凹凸状嵌合部(22aと22c,22bと22d)が形成されてお
り、上記凹凸状嵌合部22aと22cとを嵌合させること、ま
た、凹凸状嵌合部22bと22dとを嵌合させることができる
ようになつている。このような化粧型枠21を複数枚用い
て、第5図に示すように組み合わせる。それ以外の部分
は、上記実施例1と同様であり、その説明を省略する。
この実施例2では、実施例1と同様の効果を奏するう
え、1種類の化粧型枠21で大形の型枠を作製することが
でき、しかも、縦方向および横方向のどちら方向に対し
ても簡単に組み合わせることができ、組み合わせ作業が
非常に容易になる。さらに、この実施例2では、化粧型
枠21を組んだ状態でつなぎラインが一直線にならないと
いう優れた効果もある。
〔実施例3〕 第6図は、さらに本発明の他の実施例の化粧型枠を示
している。この化粧型枠31には、対向する1組の辺(31
bと31d)を直線(32bと32d)に形成し、他の1組の辺
(31aと31c)に、凹部と凸部が丁度逆になつている凹凸
状嵌合部(32aと32c)が形成されており、上記凹凸状嵌
合部32aと32cとを嵌合させることができるようになつて
いる。このような化粧型枠31を複数枚用いて、第7図
(a)〜(c)に示すように組み合わせる。それ以外の
部分は、上記実施例1と同様であり、その説明を省略す
る。
この実施例3では、実施例1と同様の効果を奏するう
え、1種類の化粧型枠31で大きな型枠を作製することが
でき、しかも、化粧型枠31を180゜ひつくり返しても、
組み合わせることができるという優れた効果もある。な
お、第7図(b),(c)において、矢印↓を付した化
粧型枠31は、矢印↑を付した化粧型枠31を180゜ひつく
り返したものである。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、ある化粧型枠と、それに隣
接する化粧型枠とを、それぞれの端縁の凹凸状嵌合部同
士を直接にもしくは嵌合部材を介して嵌合させることを
繰返すことにより複数の化粧型枠を平面的に組んで大形
の型枠を形成するものであり、各化粧型枠は実質的に同
寸法・同形状になつているため、組み付け作業が簡単で
施工時のロスが少なく、しかも化粧型枠の保管管理等も
容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の一実施例の化粧型枠の
説明図、第2図(a),(b),(c),(d)は嵌合
部材の説明図、第3図は上記化粧型枠と嵌合部材を組み
合わせた状態を示す説明図、第4図は本発明の他の実施
例の化粧型枠の説明図、第5図はこの化粧型枠を組み合
わせた状態を示す説明図、第6図は本発明のさらに他の
実施例の化粧型枠の説明図、第7図(a),(b),
(c)はこの化粧型枠を組み合わせた状態を示す説明
図、第8図(a),(b),(c),(d),(e),
(f)は従来の化粧型枠の説明図、第9図はこの化粧型
枠を組み合わせた状態を示す説明図、第10図はコンクリ
ートの打設方法を示す説明図である。 1,2,21,31……化粧型枠、3a,3b,3c,3d……嵌合部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に凹凸模様が形成され、少なくとも相
    対向する一端縁および他端縁に、隣接する化粧型枠の端
    縁の凹凸状嵌合部と直接にもしくは嵌合部材を介して嵌
    合する凹凸状嵌合部が設けられている実質的に同寸法・
    同形状の化粧型枠を複数枚用い、ある化粧型枠と、それ
    に隣接する化粧型枠とを、それぞれの凹凸状嵌合部同士
    を直接にもしくは嵌合部材を介して嵌合させるというこ
    とを繰返すことにより複数の化粧型枠を平面的に組んで
    大形の型枠を形成し、この大形の型枠の表面をコンクリ
    ート表面に対する接触面にしてコンクリート材料を打設
    し、上記大形の型枠の表面に表現された凹凸模様をコン
    クリート表面に転写するようにしたことを特徴とする模
    様形成法。
  2. 【請求項2】表面に凹凸模様が形成され、少なくとも相
    対向する一端縁および他端縁に、隣接する化粧型枠の端
    縁の凹凸状嵌合部と嵌合する凹凸状嵌合部が設けられて
    いることを特徴とする化粧型枠。
  3. 【請求項3】表面に凹凸模様が形成され、少なくとも相
    対向する一端縁および他端縁の中央に嵌合部材嵌挿用の
    凹部が形成されていることを特徴とする化粧型枠。
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