JPH09123197A - 積層板の製造方法 - Google Patents

積層板の製造方法

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JPH09123197A
JPH09123197A JP27944595A JP27944595A JPH09123197A JP H09123197 A JPH09123197 A JP H09123197A JP 27944595 A JP27944595 A JP 27944595A JP 27944595 A JP27944595 A JP 27944595A JP H09123197 A JPH09123197 A JP H09123197A
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JP
Japan
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plate
metal
molding
metal foil
foil
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JP27944595A
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English (en)
Inventor
Hironobu Mori
裕信 森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層板に大きな反りを発生させないようにす
る。 【解決手段】 プリプレグ1と回路形成用金属箔2を重
ねて形成される被成形物3を金属プレート4と成形用金
属箔5を介して複数個配置し、加熱加圧して積層板を製
造する方法に関する。金属プレート4の熱膨張係数を
A、成形用金属箔5の熱膨張係数をBとすると、A=B
或いは、A>Bの時に(A−B)/B×100≦40の
関係を、A<Bの時に(B−A)/A×100≦40の
関係を満たす金属プレート4と成形用金属箔5を用い
る。金属プレート4と成形用金属箔5の熱よる膨張の差
を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板等
に使用される積層板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように一般的にプリント配線
板等に使用される積層板を製造するにあたっては、ガラ
ス布やガラス不織布等の基材にエポキシ樹脂等の樹脂を
含浸させてプリプレグ1を形成し、このプリプレグ1と
回路形成用の金属箔2とを所定の枚数ずつ重ねて被成形
物3を形成し、厚みが0.5mm以上の一対の金属プレ
ート(鏡板)4と上記被成形物3とを交互に積み重ねる
と共に一対の熱板6で最外の金属プレート4a、4bを
介して各被積層物3を加熱加圧してプリプレグ1と回路
形成用金属箔2を一体化するようにして多数個の積層板
を一度に製造するようにしている。
【0003】しかしこの積層板の製造方法では、被成形
物3の間に厚い金属プレート4を介在させて一対の熱板
6の間に多数枚の金属プレート4を配置してあるので、
金属プレート4による熱損失が大きくなり熱効率の低下
をまねくという問題があった。そこで特公平7−169
63号公報では図4に示すように、上記被成形物3と厚
さ30〜500μmの成形用金属箔5とを交互に積み重
ねると共に最上の被成形物3の上側と最下の被成形物3
の下側に上記と同様の金属プレート4をそれぞれ配置
し、一対の熱板6で金属プレート4を介して各被積層物
3を加熱加圧してプリプレグ1と回路形成用金属箔2を
一体化するようにして積層板を製造するようにしてい
る。
【0004】この公報では、被成形物3の間に金属プレ
ート4よりも薄い成形用金属箔5を介在させてあるの
で、金属プレート4よりも熱損失の小さい成形用金属箔
5を用いることによって、上記一般的な方法よりも熱効
率を高くすることができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報の積層
板の製造方法では、金属プレート4をステンレス(SU
S材)で、成形用金属箔5をアルミニウムでそれぞれ形
成してあるので、被積層物3を加熱加圧する際の熱によ
る金属プレート4と成形用金属箔5の膨張の差が大きく
なってしまい、この金属プレート4と成形用金属箔5の
膨張の差により、特に薄物の積層板に大きな反りが発生
するという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、積層板に大きな反りを発生させないようにするこ
とができる積層板の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、プリプレグ1と回路形成用金属箔2を重ねて
形成される被成形物3を金属プレート4と成形用金属箔
5を介して複数個配置し、加熱加圧して積層板を製造す
る方法において、金属プレート4の熱膨張係数をA、成
形用金属箔5の熱膨張係数をBとすると、A=B或い
は、A>Bの時に(A−B)/B×100≦40の関係
を、A<Bの時に(B−A)/A×100≦40の関係
を満たす金属プレート4と成形用金属箔5を用いること
を特徴とするものである。
【0008】本発明にあって、厚みが0.5mm以上の
金属プレート4と、厚みが0.02〜0.5mmの成形
用金属箔5を用いることができる。また本発明にあっ
て、金属プレート4と成形用金属箔5を同じ金属材料で
形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。金属プレート4はステンレスやアルミニウムなど
任意の金属材料で形成することができ、厚み0.5mm
〜15mmのものを用いることができる。金属プレート
4の厚みが0.5mm未満であれば、金属プレート4の
剛性が低くなって被成形物3を加熱加圧する際の圧力で
積層板に歪みが発生する恐れがあり、金属プレート4の
厚みが15mmを超えると、金属プレート4による熱損
失が大きくなって被成形物3を十分に加熱することがで
きない恐れがある。
【0010】成形用金属箔5はステンレスや銅やアルミ
ニウム、及びこれらの合金などの金属材料で、上記金属
プレート4の金属材料との熱膨張係数の差が40%以内
の金属材料で形成してある。つまり金属プレート4の熱
膨張係数をA、成形用金属箔5の熱膨張係数をBとする
と、A>Bの時に(A−B)/B×100≦40の関係
を、A<Bの時に(B−A)/A×100≦40の関係
を満たす金属プレート4と成形用金属箔5を用いること
ができる。金属プレート4と成形用金属箔5の熱膨張係
数の差が40%を超えると、金属プレート4と成形用金
属箔5の膨張の差が大きくなってしまい、この金属プレ
ート4と成形用金属箔5の膨張の差によって積層板に大
きな反りが発生するものである。
【0011】また上記金属プレート4と成形用金属箔5
を同じ金属材料で形成するのが好ましい。つまり金属プ
レート4との熱膨張係数の差が0%(すなわちA=B)
の成形用金属箔5を用いるのが好ましく、このことで金
属プレート4と成形用金属箔5に熱よる膨張の差を発生
させないようにすることができ、積層板の反りをより一
層低減することができる。
【0012】また成形用金属箔5は厚みを0.02〜
0.5mmに形成するのが好ましく、厚みが0.02m
m未満であれば、成形用金属箔5の剛性が低くなって被
成形物3を加熱加圧する際の圧力で積層板に歪みが発生
する恐れがあり、成形用金属箔5の厚みが0.5mmを
超えると、成形用金属箔5による熱損失が大きくなって
被成形物3を十分に加熱することができない恐れがあ
る。
【0013】上記金属プレート4と成形用金属箔5を用
いて積層板を製造するにあたっては、ガラス布やガラス
不織布等の基材にエポキシ樹脂などの樹脂を含浸させて
プリプレグ1を形成し、このプリプレグ1と銅箔等で形
成される回路形成用の金属箔2を所望の枚数ずつ重ねて
被成形物3を形成し、この被成形物3を上記金属プレー
ト4と成形用金属箔5を介して複数個積み重ねると共に
最上と最下の被成形物3の上下に上記金属プレート4
a、4bをそれぞれ配置し、各金属プレート4a、4b
の外側に設けた熱板6で金属プレート4a、4bを介し
て被成形物3を挟んで加熱加圧してプリプレグ1と回路
形成用金属箔2を一体化するようにしておこなうことが
できる。
【0014】上記積層板の製造方法において、プリプレ
グ1や回路形成用金属箔2の種類、及びそれらの積層枚
数、及びそれらの積層順序などは目的とする積層板の種
類によって適宜設定することができる。また最上の金属
プレート4aから最下の金属プレート4bまでの間に配
置することができる(一度に成形することができる)被
成形物3の個数は任意に設定することができるが、生産
効率や熱板6からの熱や圧力の伝わり方などに影響され
たり、成形する積層板の厚さにより異なるが、金属プレ
ート4aから金属プレート4までの間と、金属プレート
4から金属プレート4までの間と、金属プレート4から
金属プレート4bまでの間にそれぞれ2〜10個の被成
形物3を配置することが好ましい。また上記金属プレー
ト4と成形用金属箔5と被成形物3の積み重ねの順序は
任意に設定することができる。
【0015】上記本発明の実施の形態では、金属プレー
ト4の金属材料との熱膨張係数の差が40%以内の金属
材料で形成される成形用金属箔5を用いているので、金
属プレート4と成形用金属箔5の熱よる膨張の差を小さ
くすることができ、積層板の反りを小さくすることがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例1)プリプレグ1としては、ガラス布(日東紡
績社製:106)にレジンコンテント68%になるよう
にエポキシ樹脂を含浸させたもので、厚み0.04mm
のFR−4に相当するものを使用した。回路形成用金属
箔2としては厚み18μmの銅箔を使用した。金属プレ
ート4としては厚み1mmのステンレス板を使用した。
成形用金属箔5としては厚み0.3mmのステンレス箔
を使用した。尚、ステンレスの熱膨張係数は17.0×
10-6である。
【0017】図1に示すように一枚の上記プリプレグ1
の上下に上記回路形成用金属箔2を積層して被成形物3
を形成し、上から金属プレート4、被成形物3、成形用
金属箔5、被成形物3、金属プレート4の順で積層して
金属プレート4、4間に2個の被成形物3を配置し、最
上の金属プレート4aの上側と最下の金属プレート4b
の下側に設けた熱板6で被成形物3を挟んで加熱加圧し
て、成形サイズ340×510mmの両面銅張積層板
(CCL)を形成した。この時の熱板6の温度は180
℃、熱板6の成形圧力は30kg/cm2 、成形時間は
60秒であった。
【0018】(実施例2)成形用金属箔5として厚み
0.105mmの銅箔を使用した以外は、上記実施例1
と同様にして両面銅張積層板を形成した。尚、銅の熱膨
張係数は16.7×10-6である。 (実施例3)金属プレート4として厚み1mmの鉄板を
使用した以外は、上記実施例2と同様にして両面銅張積
層板を形成した。尚、鉄の熱膨張係数は12.1×10
-6である。
【0019】(実施例4)金属プレート4として厚み1
mmのアルミニウム板を使用し、成形用金属箔5として
厚み0.15mmのアルミニウム箔を使用した以外は、
上記実施例1と同様にして両面銅張積層板を形成した。
尚、アルミニウムの熱膨張係数は25.5×10-6であ
る。
【0020】(比較例1)成形用金属箔5として厚み
0.15mmのアルミニウム箔を使用した以外は、上記
実施例1と同様にして両面銅張積層板を形成した。 (比較例2)成形用金属箔5として厚み0.03mmの
アルミニウム箔を使用した以外は、上記実施例1と同様
にして両面銅張積層板を形成した。
【0021】上記実施例1乃至4及び比較例1、2で形
成された積層板について反りの測定をおこなった。測定
方法は図2に示すように、平坦なテーブル8の上面に実
施例1乃至4及び比較例1、2の積層板を置き、テーブ
ル8の上面から積層板7の端部までの最大寸法(反り
量)Hを測定した。結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1において実施例1乃至4と比較例1、
2のものを対比すると、実施例1乃至4の方が比較例
1、2よりも積層板の反りを小さくすることができるこ
とが判り、特に金属プレート4を成形用金属箔5を同じ
金属材料で形成すると、反りを一層小さくすることがで
きることが判る。
【0024】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、金属プレートの熱膨張係数をA、成形用金属箔
の熱膨張係数をBとすると、A=B或いは、A>Bの時
に(A−B)/B×100≦40の関係を、A<Bの時
に(B−A)/A×100≦40の関係を満たす金属プ
レートと成形用金属箔を用いたので、金属プレートと成
形用金属箔の熱よる膨張の差を小さくすることができ、
積層板に大きな反りを発生させないようにすることがで
きるものである。
【0025】また本発明の請求項2に記載の発明は、厚
みが0.5mm以上の金属プレートと、厚みが0.02
〜0.5mmの成形用金属箔を用いたので、金属プレー
トや成形用金属箔の厚みを薄過ぎないようにして積層板
に歪みを発生させないようにすることができると共に、
金属プレートや成形用金属箔の厚みが厚過ぎないように
して熱損失を大きくならないようにすることができ、生
産性を低下させることなく品質の高い積層板を製造する
ことができるものである。
【0026】また本発明の請求項3に記載の発明は、金
属プレートと成形用金属箔を同じ金属材料で形成したの
で、金属プレートと成形用金属箔に熱よる膨張の差を発
生させないようにすることができ、積層板の反りをより
一層小さくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】積層板の反りの測定方法を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【図4】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 プリプレグ 2 回路形成用金属箔 3 被成形物 4 金属プレート 5 成形用金属箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 1/03 630 7511−4E H05K 1/03 630H 3/46 3/46 G T S // B29K 105:08 B29L 31:34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリプレグと回路形成用金属箔を重ねて
    形成される被成形物を金属プレートと成形用金属箔を介
    して複数個配置し、加熱加圧して積層板を製造する方法
    において、金属プレートの熱膨張係数をA、成形用金属
    箔の熱膨張係数をBとすると、A=B或いは、A>Bの
    時に(A−B)/B×100≦40の関係を、A<Bの
    時に(B−A)/A×100≦40の関係を満たす金属
    プレートと成形用金属箔を用いることを特徴とする積層
    板の製造方法。
  2. 【請求項2】 厚みが0.5mm以上の金属プレート
    と、厚みが0.02〜0.5mmの成形用金属箔を用い
    ることを特徴とする請求項1に記載の積層板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 金属プレートと成形用金属箔を同じ金属
    材料で形成することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の積層板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208892A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Sumitomo Chemical Co Ltd 金属ベース基板及びその製造方法

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Effective date: 20040217