JPH0912617A - 新規重合開始剤組成物 - Google Patents
新規重合開始剤組成物Info
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- JPH0912617A JPH0912617A JP8096039A JP9603996A JPH0912617A JP H0912617 A JPH0912617 A JP H0912617A JP 8096039 A JP8096039 A JP 8096039A JP 9603996 A JP9603996 A JP 9603996A JP H0912617 A JPH0912617 A JP H0912617A
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- JP
- Japan
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- polymerization
- vinyl chloride
- polymerization initiator
- cumylperoxy
- initiator composition
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塩化ビニル系単量体を重合するに際し、速効
性重合開始剤と遅効性重合開始剤との組合せおよびその
使用量の調節によって重合サイクルの短縮がなされてい
るのであるが、前記、速効性重合開始剤ではその低温活
性の程度が未だ充分ではなく、併用による重合サイクル
の短縮の効果は小さかった。 しかも重合温度別に組合
せおよびその使用量を様々に調整する必要があった。 【解決手段】 一般式化1に示される過酸エステル
(A)と(B)とが(A)/(B)=70/30〜90
/10の重量比で混合されたものを有効成分とする事を
特徴とする塩化ビニル系単量体の重合開始剤組成物を用
いる。 【化1】
性重合開始剤と遅効性重合開始剤との組合せおよびその
使用量の調節によって重合サイクルの短縮がなされてい
るのであるが、前記、速効性重合開始剤ではその低温活
性の程度が未だ充分ではなく、併用による重合サイクル
の短縮の効果は小さかった。 しかも重合温度別に組合
せおよびその使用量を様々に調整する必要があった。 【解決手段】 一般式化1に示される過酸エステル
(A)と(B)とが(A)/(B)=70/30〜90
/10の重量比で混合されたものを有効成分とする事を
特徴とする塩化ビニル系単量体の重合開始剤組成物を用
いる。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な過酸エステルより
なるビニル系単量体の重合開始剤組成物に関するもの
で、特に塩化ビニル単量体又は塩化ビニル単量体と共重
合可能な単量体(以下塩化ビニル系単量体と略記する)
の重合開始剤組成物に関するものである。
なるビニル系単量体の重合開始剤組成物に関するもの
で、特に塩化ビニル単量体又は塩化ビニル単量体と共重
合可能な単量体(以下塩化ビニル系単量体と略記する)
の重合開始剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系単量体を重合するに際し、
重合開始剤としてタ−シャリ−ブチルペルオキシピバレ
−ト、タ−シャリ−ブチルペルオキシネオデカノア−
ト、ジ−2−エチルヘキシルペルオキシジカ−ボネ−ト
等が用いられていることはすでに公知である。これら重
合開始剤の10時間半減期温度(ベンゼン中で0.1モ
ル濃度液が10時間で濃度が半分になる温度)は40〜
60℃の範囲に入るものである。 昨今、塩化ビニル樹
脂メ−カ−各社は製造の合理化をはかるため、重合時間
の短縮を積極的に行っている。これらの要求を満たすた
めには、前述の10時間半減期温度が40〜60℃の重
合開始剤では、その使用量をかなり多くしなければなら
ない。しかし使用量を多くした場合、得られた重合体の
熱安定性は悪くなり、しかも経済的にも問題があった。
重合開始剤としてタ−シャリ−ブチルペルオキシピバレ
−ト、タ−シャリ−ブチルペルオキシネオデカノア−
ト、ジ−2−エチルヘキシルペルオキシジカ−ボネ−ト
等が用いられていることはすでに公知である。これら重
合開始剤の10時間半減期温度(ベンゼン中で0.1モ
ル濃度液が10時間で濃度が半分になる温度)は40〜
60℃の範囲に入るものである。 昨今、塩化ビニル樹
脂メ−カ−各社は製造の合理化をはかるため、重合時間
の短縮を積極的に行っている。これらの要求を満たすた
めには、前述の10時間半減期温度が40〜60℃の重
合開始剤では、その使用量をかなり多くしなければなら
ない。しかし使用量を多くした場合、得られた重合体の
熱安定性は悪くなり、しかも経済的にも問題があった。
【0003】かかる問題点を解決し、あわせて重合サイ
クルを短縮して生産性を高めるために10時間半減期温
度が40℃以下のより低温活性な重合開始剤が開発さ
れ、一般に、従来の開始剤と併用して用いられている。
即ち、10時間半減期温度が40℃以下のより低温活性
の重合開始剤を重合の初期に大きい反応速度を示す速効
性重合開始剤とし、さらに従来の重合開始剤を重合の後
期に大きい反応速度を示す遅効性重合開始剤として併用
し、重合サイクルの短縮をはかっている。
クルを短縮して生産性を高めるために10時間半減期温
度が40℃以下のより低温活性な重合開始剤が開発さ
れ、一般に、従来の開始剤と併用して用いられている。
即ち、10時間半減期温度が40℃以下のより低温活性
の重合開始剤を重合の初期に大きい反応速度を示す速効
性重合開始剤とし、さらに従来の重合開始剤を重合の後
期に大きい反応速度を示す遅効性重合開始剤として併用
し、重合サイクルの短縮をはかっている。
【0004】10時間半減期温度が40℃以下の重合開
始剤としては、ジイソブチリルペルオキシド(以下IB
Oと略記する)、アセチルシクロヘキシルスルホニルペ
ルオキシド(以下ACSPと略記する)、α−クミルペ
ルオキシネオデカノア−ト(以下CNDと略称する)等
がある。
始剤としては、ジイソブチリルペルオキシド(以下IB
Oと略記する)、アセチルシクロヘキシルスルホニルペ
ルオキシド(以下ACSPと略記する)、α−クミルペ
ルオキシネオデカノア−ト(以下CNDと略称する)等
がある。
【0005】従来から用いられている遅効性重合開始剤
としては、t−オクチルペルオキシネオデカノア−ト、
t−ヘキシルペルオキシネオデカノア−ト、t−ブチル
ペルオキシネオデカノア−ト(ND)、t−ブチルペル
オキシピバレ−ト(TBPP)、ジ−2−エチルヘキシ
ルペルオキシジカ−ボネ−ト(OPD)等がある。
としては、t−オクチルペルオキシネオデカノア−ト、
t−ヘキシルペルオキシネオデカノア−ト、t−ブチル
ペルオキシネオデカノア−ト(ND)、t−ブチルペル
オキシピバレ−ト(TBPP)、ジ−2−エチルヘキシ
ルペルオキシジカ−ボネ−ト(OPD)等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記、速効性重合開始
剤と遅効性重合開始剤との組合せおよびその使用量の調
節によって重合サイクルの短縮がなされているのである
が、前記、速効性重合開始剤ではその低温活性の程度が
未だ充分ではなく、併用による重合サイクルの短縮の効
果は小さかった。 しかも重合温度別に組合せおよびそ
の使用量を様々に調整する必要があった。
剤と遅効性重合開始剤との組合せおよびその使用量の調
節によって重合サイクルの短縮がなされているのである
が、前記、速効性重合開始剤ではその低温活性の程度が
未だ充分ではなく、併用による重合サイクルの短縮の効
果は小さかった。 しかも重合温度別に組合せおよびそ
の使用量を様々に調整する必要があった。
【0007】また、最近はこのような生産性の向上とと
もに、重合体の品質も重視され、重合活性だけでなく、
重合体の品質を向上させるような重合開始剤が望まれて
いる。
もに、重合体の品質も重視され、重合活性だけでなく、
重合体の品質を向上させるような重合開始剤が望まれて
いる。
【0008】例えばIBOを用いた場合、重合で得られ
る重合体は、軟質系樹脂成形品とした場合にフィッシュ
アイが多数発生する。 またACSPでは重合体の熱安
定性が悪く着色する。
る重合体は、軟質系樹脂成形品とした場合にフィッシュ
アイが多数発生する。 またACSPでは重合体の熱安
定性が悪く着色する。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは上記課題
を解決するために、鋭意検討した結果、特定の構造を持
つ過酸エステルを特定の割合で混合した場合において、
上記問題点が解決されることを見出し、本発明を完成す
るに至った。即ち、(A)一般式化3で示される過酸エ
ステルと(B)一般式化4で示される過酸エステルとが
(A)/(B)=70/30〜90/10の重量比で混
合されたものを有効成分とする事を特徴とする塩化ビニ
ル系単量体の重合開始剤組成物。
を解決するために、鋭意検討した結果、特定の構造を持
つ過酸エステルを特定の割合で混合した場合において、
上記問題点が解決されることを見出し、本発明を完成す
るに至った。即ち、(A)一般式化3で示される過酸エ
ステルと(B)一般式化4で示される過酸エステルとが
(A)/(B)=70/30〜90/10の重量比で混
合されたものを有効成分とする事を特徴とする塩化ビニ
ル系単量体の重合開始剤組成物。
【化3】
【化4】
【0010】(A)一般式化3で示される過酸エステル
と(B)一般式化4で示される過酸エステルとの混合比
において(A)/(B)の重量比が90/10より大き
くなった場合には重合初期における重合活性が充分に得
られず、また(A)/(B)の重量比が70/30より
小さくなった場合には重合後期において重合活性持続し
ない。
と(B)一般式化4で示される過酸エステルとの混合比
において(A)/(B)の重量比が90/10より大き
くなった場合には重合初期における重合活性が充分に得
られず、また(A)/(B)の重量比が70/30より
小さくなった場合には重合後期において重合活性持続し
ない。
【0011】本発明の重合開始剤組成物は(A)一般式
化5で示される過酸エステルと(B)一般式化6で示さ
れる過酸エステルとが(A)/(B)=70/30〜9
0/10の重量比で混合されたものを有効成分とする事
を特徴とする塩化ビニル系単量体の重合開始剤組成物で
ある。
化5で示される過酸エステルと(B)一般式化6で示さ
れる過酸エステルとが(A)/(B)=70/30〜9
0/10の重量比で混合されたものを有効成分とする事
を特徴とする塩化ビニル系単量体の重合開始剤組成物で
ある。
【化5】
【化6】
【0012】一般式化5で示される、過酸エステルの具
体的な例としては、クミルペルオキシ−2,2,3,ト
リメチルヘキサノア−ト、クミルペルオキシ−2,2,
4,4−テトラメチルペンタノア−ト、クミルペルオキ
シ−2,2,4−トリメチルヘキサノア−ト、クミルペ
ルオキシ−2−エチル−2,4−ジメチルペンタノア−
ト、クミルペルオキシ−2,2−ジメチルヘプタノア−
ト、クミルペルオキシ−2−メチル−2−n−プロピル
ペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2,2,3,4−
テトラメチルペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2−
エチル−2,3,3−トリメチルブタノア−ト、クミル
ペルオキシ−2−イソプロピル−2,3−ジメチルブタ
ノア−ト、クミルペルオキシ−2−エチル−2,3−ジ
メチルペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2−エチル
−2−メチルヘキサノア−ト、クミルペルオキシ−2,
2−ジエチルペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2,
2,3,3−テトラメチルペンタノア−ト等が挙げら
れ、一般式化6で示される、過酸エステルの具体的な例
としては、クミルペルオキシ−2,2,8,8−テトラ
メチルノナノア−ト、クミルペルオキシ−2−イソプロ
ピル−2,2,6−トリメチルヘプタノア−ト、クミル
ペルオキシ−2−エチル−2,7,7−トリメチルオク
タノア−ト、等が挙げられる。
体的な例としては、クミルペルオキシ−2,2,3,ト
リメチルヘキサノア−ト、クミルペルオキシ−2,2,
4,4−テトラメチルペンタノア−ト、クミルペルオキ
シ−2,2,4−トリメチルヘキサノア−ト、クミルペ
ルオキシ−2−エチル−2,4−ジメチルペンタノア−
ト、クミルペルオキシ−2,2−ジメチルヘプタノア−
ト、クミルペルオキシ−2−メチル−2−n−プロピル
ペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2,2,3,4−
テトラメチルペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2−
エチル−2,3,3−トリメチルブタノア−ト、クミル
ペルオキシ−2−イソプロピル−2,3−ジメチルブタ
ノア−ト、クミルペルオキシ−2−エチル−2,3−ジ
メチルペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2−エチル
−2−メチルヘキサノア−ト、クミルペルオキシ−2,
2−ジエチルペンタノア−ト、クミルペルオキシ−2,
2,3,3−テトラメチルペンタノア−ト等が挙げら
れ、一般式化6で示される、過酸エステルの具体的な例
としては、クミルペルオキシ−2,2,8,8−テトラ
メチルノナノア−ト、クミルペルオキシ−2−イソプロ
ピル−2,2,6−トリメチルヘプタノア−ト、クミル
ペルオキシ−2−エチル−2,7,7−トリメチルオク
タノア−ト、等が挙げられる。
【0013】本発明の過酸エステルは次の様に合成され
る。即ち、それぞれに対応する酸の酸クロリドを各々単
独もしくはそれらの混合物とクミルヒドロペルオキシド
とを水酸化ナトリウムか水酸化カリウムを触媒として、
通常の過酸エステルと同様の反応条件下で反応して得ら
れる。又、芳香族系炭化水素(例えばトルエン、エチル
ベンゼン)又は脂肪族系炭化水素(例えばヘキサン、オ
クタン、ミネラルスピリット、イソパラフィン等)の希
釈剤を使用して合成するか、もしくは合成後希釈して用
いることが出来る。
る。即ち、それぞれに対応する酸の酸クロリドを各々単
独もしくはそれらの混合物とクミルヒドロペルオキシド
とを水酸化ナトリウムか水酸化カリウムを触媒として、
通常の過酸エステルと同様の反応条件下で反応して得ら
れる。又、芳香族系炭化水素(例えばトルエン、エチル
ベンゼン)又は脂肪族系炭化水素(例えばヘキサン、オ
クタン、ミネラルスピリット、イソパラフィン等)の希
釈剤を使用して合成するか、もしくは合成後希釈して用
いることが出来る。
【0014】本発明で使用される酸クロリドはそれぞれ
に対応する酸各々単独もしくは混合物に三塩化燐、オキ
シ塩化燐、チオニルクロリド及びホスゲン等の塩素化剤
を加え反応した後、反応混合物から酸クロリド生成物を
単離させてつくることが出来る。
に対応する酸各々単独もしくは混合物に三塩化燐、オキ
シ塩化燐、チオニルクロリド及びホスゲン等の塩素化剤
を加え反応した後、反応混合物から酸クロリド生成物を
単離させてつくることが出来る。
【0015】本発明の過酸エステルを含む重合開始剤組
成物は主に塩化ビニル系単量体の重合に使用されるが、
塩化ビニル単量体と共重合可能な他のビニル単量体とし
ては、エチレン、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、スチレ
ン、アクリル酸エステル類、メタアクリル酸エステル類
等が挙げられる。
成物は主に塩化ビニル系単量体の重合に使用されるが、
塩化ビニル単量体と共重合可能な他のビニル単量体とし
ては、エチレン、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、スチレ
ン、アクリル酸エステル類、メタアクリル酸エステル類
等が挙げられる。
【0016】又、本発明の過酸エステルを含む重合開始
剤組成物は他の有機過酸化物系重合開始剤、例えばタ−
シャブチルペルオキシネオデカノア−ト、タ−シャリ−
アミルペルオキシピバレ−ト、タ−シャリ−アミルペル
オキシネオデカノア−ト、タ−シャリ−ヘキシルペルオ
キシピバレ−ト、タ−シャリ−ヘキシルペルオキシネオ
デカノア−ト、タ−シャリ−オクチルペルオキシピバレ
−ト、タ−シャリ−オクチルペルオキシネオデカノア−
ト等の過酸エステル類、ジ−2−エチルヘキシルペルオ
キシジカ−ボネ−ト、ジ−1−メチルヘプチルペルオキ
シジカ−ボネ−ト等のペルオキシジカ−ボネ−ト類、ジ
オクタノイルペルオキシド、ジイソノナノイルペルオキ
シド、ジラウロイルペルオキシド等のジアシルペルオキ
シド類と混合して使用することも出来る。
剤組成物は他の有機過酸化物系重合開始剤、例えばタ−
シャブチルペルオキシネオデカノア−ト、タ−シャリ−
アミルペルオキシピバレ−ト、タ−シャリ−アミルペル
オキシネオデカノア−ト、タ−シャリ−ヘキシルペルオ
キシピバレ−ト、タ−シャリ−ヘキシルペルオキシネオ
デカノア−ト、タ−シャリ−オクチルペルオキシピバレ
−ト、タ−シャリ−オクチルペルオキシネオデカノア−
ト等の過酸エステル類、ジ−2−エチルヘキシルペルオ
キシジカ−ボネ−ト、ジ−1−メチルヘプチルペルオキ
シジカ−ボネ−ト等のペルオキシジカ−ボネ−ト類、ジ
オクタノイルペルオキシド、ジイソノナノイルペルオキ
シド、ジラウロイルペルオキシド等のジアシルペルオキ
シド類と混合して使用することも出来る。
【0017】
【発明の効果】特定の重合開始剤組成物を用いる本発明
は、以下に述べる特徴を有している。即ち重合開始剤併
用系における従来法に比べ、収率よく重合体が得られ、
且つ得られた重合体の物性が良好である。
は、以下に述べる特徴を有している。即ち重合開始剤併
用系における従来法に比べ、収率よく重合体が得られ、
且つ得られた重合体の物性が良好である。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが本発明はこれに限定されるものではない。
るが本発明はこれに限定されるものではない。
【0019】
【実施例1】 合成例1 (ネオノナン酸クロリドの合成)温度計及び乾燥管付き
冷却管を備えた500ml4つ口フラスコにネオノナン
酸(エクソン社のネオノナン酸を使用)158gを入れ
攪拌下、室温でチオニルクロリド143gを加え、液温
を60℃に加温し反応を4時間続けた。その後減圧下で
未反応のチオニルクロリドを留去し、ネオノナン酸クロ
リド171gを得た。 このものの塩素含有量は20.
0%であり、計算により純度は99.5%であった。こ
のものを以下の過酸エステルの合成に用いる。
冷却管を備えた500ml4つ口フラスコにネオノナン
酸(エクソン社のネオノナン酸を使用)158gを入れ
攪拌下、室温でチオニルクロリド143gを加え、液温
を60℃に加温し反応を4時間続けた。その後減圧下で
未反応のチオニルクロリドを留去し、ネオノナン酸クロ
リド171gを得た。 このものの塩素含有量は20.
0%であり、計算により純度は99.5%であった。こ
のものを以下の過酸エステルの合成に用いる。
【0020】合成例2 (ネオトリデカン酸クロリドの合成)合成例1のネオノ
ナン酸158gをネオトリデカン酸214g(出光石油
化学のエクアシッド13を使用)に代え、他は合成例1
と同様に行いネオトリデカン酸クロリド231gを得
た。 このものの塩素含有量は15.2%であり、計算
により純度は99.8%であった。このものを以下の過
酸エステルの合成に用いる。
ナン酸158gをネオトリデカン酸214g(出光石油
化学のエクアシッド13を使用)に代え、他は合成例1
と同様に行いネオトリデカン酸クロリド231gを得
た。 このものの塩素含有量は15.2%であり、計算
により純度は99.8%であった。このものを以下の過
酸エステルの合成に用いる。
【0021】合成例3 (ネオノナン酸とネオトリデカン酸の混合酸クロリドの
合成)合成例1のネオノナン酸158gを(エクソン社
のネオ酸913)158gに代え、他は合成例1と同様
に行った。 尚、エクソン社のネオ酸913はネオノナ
ン酸85%及びネオトリデカン酸12%の混合酸として
市販されている。 ネオノナン酸とネオトリデカン酸の
混合酸クロリド(以下913酸クロリドと略記する)1
72gを得た。 この913酸クロリドのネオノナン酸
成分とネオトリデカン酸成分の比率が原料酸と同じであ
る事はガスクロマトグラフにより確認した。
合成)合成例1のネオノナン酸158gを(エクソン社
のネオ酸913)158gに代え、他は合成例1と同様
に行った。 尚、エクソン社のネオ酸913はネオノナ
ン酸85%及びネオトリデカン酸12%の混合酸として
市販されている。 ネオノナン酸とネオトリデカン酸の
混合酸クロリド(以下913酸クロリドと略記する)1
72gを得た。 この913酸クロリドのネオノナン酸
成分とネオトリデカン酸成分の比率が原料酸と同じであ
る事はガスクロマトグラフにより確認した。
【0022】合成例4 (クミルペルキオシネオノナノア−トの合成)攪拌機を
備えた200ml4つ口フラスコに35%水酸化水溶液
41.7gを入れ攪拌下液温を15℃に保ちながら80
%クミルヒドロペルオキシド41.8gを添加する。
さらに液温を15℃に保ちながら合成例1で得たネオノ
ナン酸クロリド35.3gを滴下する。 さらに15℃
で3時間反応を続けた後、冷水50ml加え静置分液を
行う。油層を5%水酸化ナトリウム水溶液70gで洗浄
した後、水洗を3回行う。得られた油層に無水硫酸マグ
ネシュウムを加え、攪拌、乾燥した後、濾過を行い、淡
横色透明液体55.0のをクミルペルオキシネオノナノ
ア−ト(CNN)を得た。 活性酸素量は4.65%で
純度は85%、収率は80%であった。
備えた200ml4つ口フラスコに35%水酸化水溶液
41.7gを入れ攪拌下液温を15℃に保ちながら80
%クミルヒドロペルオキシド41.8gを添加する。
さらに液温を15℃に保ちながら合成例1で得たネオノ
ナン酸クロリド35.3gを滴下する。 さらに15℃
で3時間反応を続けた後、冷水50ml加え静置分液を
行う。油層を5%水酸化ナトリウム水溶液70gで洗浄
した後、水洗を3回行う。得られた油層に無水硫酸マグ
ネシュウムを加え、攪拌、乾燥した後、濾過を行い、淡
横色透明液体55.0のをクミルペルオキシネオノナノ
ア−ト(CNN)を得た。 活性酸素量は4.65%で
純度は85%、収率は80%であった。
【0023】合成例5 (クミルペルオキシネオトリデカノア−トの合成)合成
例4のネオノナン酸クロリド35.3gをネオトリデカ
ン酸クロリド46.7gに代え、他は合成例4と同様に
行ない、クミルペルオキシネオトリデカノア−ト(CN
T)60.8gを得た。 活性酸素量は3.95%で純
度は83%、収率は75%であった。
例4のネオノナン酸クロリド35.3gをネオトリデカ
ン酸クロリド46.7gに代え、他は合成例4と同様に
行ない、クミルペルオキシネオトリデカノア−ト(CN
T)60.8gを得た。 活性酸素量は3.95%で純
度は83%、収率は75%であった。
【0024】合成例6 (ネオノナン酸とネオトリデカン酸の混合ペルオキシエ
ステルの合成)合成例4のネオノナン酸クロリド35.
3gを913酸クロリド36.3gに代え、他は合成例
4と同様に行ない、混合ペルオキシエステル(CNM)
54.6gを得た。 混合ペルオキシエステル中のネオ
ノナン酸ペルオキシエステルとネオトリデカン酸ペルオ
キシエステルの重量比は(ネオノナン酸ペルオキシエス
テル/ネオトリデカン酸ペルオキシエステル)=(89
/11)であった。また活性酸素量は4.52%で純度
は85%、収率は77%であった。
ステルの合成)合成例4のネオノナン酸クロリド35.
3gを913酸クロリド36.3gに代え、他は合成例
4と同様に行ない、混合ペルオキシエステル(CNM)
54.6gを得た。 混合ペルオキシエステル中のネオ
ノナン酸ペルオキシエステルとネオトリデカン酸ペルオ
キシエステルの重量比は(ネオノナン酸ペルオキシエス
テル/ネオトリデカン酸ペルオキシエステル)=(89
/11)であった。また活性酸素量は4.52%で純度
は85%、収率は77%であった。
【0025】[重合例1]攪拌機を備えた5lのステン
レス製オ−トクレ−ブ中に部分鹸化ポリビニルアルコ−
ルを1gとイオン交換水3000gを仕込攪拌し溶解す
る。 次にCNM1.0g(純品換算量)と1500g
の塩化ビニル単量体を仕込み、攪拌しながら、内温45
℃で5時間重合を行った。重合スラリ−を取り出し、濾
過、乾燥を行った。重合率は85%であった。
レス製オ−トクレ−ブ中に部分鹸化ポリビニルアルコ−
ルを1gとイオン交換水3000gを仕込攪拌し溶解す
る。 次にCNM1.0g(純品換算量)と1500g
の塩化ビニル単量体を仕込み、攪拌しながら、内温45
℃で5時間重合を行った。重合スラリ−を取り出し、濾
過、乾燥を行った。重合率は85%であった。
【0026】[重合例2]重合例1での重合時の内温を
52℃に代え、他は重合例1と同様に重合を行った。
重合率は87%であった。
52℃に代え、他は重合例1と同様に重合を行った。
重合率は87%であった。
【0027】[重合例3]重合例1のCNM1.0g
(純品換算量)をCNM0.8g(純品換算量)とクミ
ルペルオキシネオトリデカノア−ト(CNT)0.2g
(純品換算量)に代え、他は重合例1と同様に重合を行
った。 重合率は84%であった。
(純品換算量)をCNM0.8g(純品換算量)とクミ
ルペルオキシネオトリデカノア−ト(CNT)0.2g
(純品換算量)に代え、他は重合例1と同様に重合を行
った。 重合率は84%であった。
【0028】[重合例4]重合例2のCNM1.0g
(純品換算量)をCNM0.8g(純品換算量)とクミ
ルペルオキシネオトリデカノア−ト(CNT)0.2g
(純品換算量)に代え、他は重合例2と同様に重合を行
った。 重合率は87%であった。
(純品換算量)をCNM0.8g(純品換算量)とクミ
ルペルオキシネオトリデカノア−ト(CNT)0.2g
(純品換算量)に代え、他は重合例2と同様に重合を行
った。 重合率は87%であった。
【0029】
【比較例1】重合例1のCNM1.0g(純品換算量)
をクミルペルキオシネオノナノア−ト(CNN)1.0
g(純品換算量)に代え、他は重合例1と同様に重合を
行った。 重合率は74%であった。
をクミルペルキオシネオノナノア−ト(CNN)1.0
g(純品換算量)に代え、他は重合例1と同様に重合を
行った。 重合率は74%であった。
【0030】
【比較例2】重合例1のCNM1.0gをクミルペルオ
キシネオトリデカノア−ト(CNT)1.0g(純品換
算量)に、内温45℃を52℃に代え、他は重合例1と
同様に重合を行った。 重合率は75%であった。
キシネオトリデカノア−ト(CNT)1.0g(純品換
算量)に、内温45℃を52℃に代え、他は重合例1と
同様に重合を行った。 重合率は75%であった。
【0031】
【比較例3】重合例1のCNM1.0g(純品換算量)
をクミルペルキオシネオノナノア−ト(CNN)0.7
g(純品換算量)とt−ブチルペルオキシネオデカノア
−ト(ND)0.3g(純品換算量)に代え、他は重合
例1と同様に重合を行った。重合率は73%であった。
上記結果からわかるとおりCNNとNDの組合わせで
は本願発明の目的を達成することはできない。
をクミルペルキオシネオノナノア−ト(CNN)0.7
g(純品換算量)とt−ブチルペルオキシネオデカノア
−ト(ND)0.3g(純品換算量)に代え、他は重合
例1と同様に重合を行った。重合率は73%であった。
上記結果からわかるとおりCNNとNDの組合わせで
は本願発明の目的を達成することはできない。
【0032】
【比較例4】重合例2のCNM1.0g(純品換算量)
をクミルペルキオシネオトリデカノア−ト(CNT)
0.7g(純品換算量)とt−ブチルペルオキシネオデ
カノア−ト(ND)0.3g(純品換算量)に代え、他
は重合例1と同様に重合を行った。 重合率は76%で
あった。 上記結果からわかるとおりCNTとNDの組
合わせでは本願発明の目的を達成することはできない。
をクミルペルキオシネオトリデカノア−ト(CNT)
0.7g(純品換算量)とt−ブチルペルオキシネオデ
カノア−ト(ND)0.3g(純品換算量)に代え、他
は重合例1と同様に重合を行った。 重合率は76%で
あった。 上記結果からわかるとおりCNTとNDの組
合わせでは本願発明の目的を達成することはできない。
【0033】
【比較例5】重合例1のCNM1.0g(純品換算量)
を従来の重合開始剤であるt−ブチルペルオキシネオデ
カノア−ト(ND)0.5g(純品換算量)とACSP
0.5g(純品換算量)に代え、他は重合例1と同様に
重合を行った。重合率は75%であった。
を従来の重合開始剤であるt−ブチルペルオキシネオデ
カノア−ト(ND)0.5g(純品換算量)とACSP
0.5g(純品換算量)に代え、他は重合例1と同様に
重合を行った。重合率は75%であった。
【0034】
【比較例6】重合例1のCNM1.0gを従来の重合開
始剤であるt−ブチルペルオキシネオデカノア−ト(N
D)0.7g(純品換算量)とACSP0.3g(純品
換算量)に代え、他は重合例2と同様に重合を行った。
重合率は73%であった。
始剤であるt−ブチルペルオキシネオデカノア−ト(N
D)0.7g(純品換算量)とACSP0.3g(純品
換算量)に代え、他は重合例2と同様に重合を行った。
重合率は73%であった。
【0035】[着色性試験]塩化ビニル重合体100
g、ジブチル錫マレ−ト2.5g、ジオクチルフタレ−
ト50gを混合し、160℃7分間ロ−ルで混練し、シ
−トの着色具合を目視で観察した。試験結果を表1に示
す
g、ジブチル錫マレ−ト2.5g、ジオクチルフタレ−
ト50gを混合し、160℃7分間ロ−ルで混練し、シ
−トの着色具合を目視で観察した。試験結果を表1に示
す
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤川 英治 兵庫県加古郡播磨町宮西2丁目10番6号 三建化工株式会社研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】(A)一般式化1で示される過酸エステル
と(B)一般式化2で示される過酸エステルとが(A)
/(B)=70/30〜90/10の重量比で混合され
たものを有効成分とする事を特徴とする塩化ビニル系単
量体の重合開始剤組成物。 【化1】 【化2】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096039A JPH0912617A (ja) | 1995-04-25 | 1996-03-25 | 新規重合開始剤組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-125833 | 1995-04-25 | ||
| JP12583395 | 1995-04-25 | ||
| JP8096039A JPH0912617A (ja) | 1995-04-25 | 1996-03-25 | 新規重合開始剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0912617A true JPH0912617A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=26437288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8096039A Pending JPH0912617A (ja) | 1995-04-25 | 1996-03-25 | 新規重合開始剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0912617A (ja) |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP8096039A patent/JPH0912617A/ja active Pending
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