JPH09148527A - 半導体装置の入力保護回路 - Google Patents

半導体装置の入力保護回路

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JPH09148527A
JPH09148527A JP7307591A JP30759195A JPH09148527A JP H09148527 A JPH09148527 A JP H09148527A JP 7307591 A JP7307591 A JP 7307591A JP 30759195 A JP30759195 A JP 30759195A JP H09148527 A JPH09148527 A JP H09148527A
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D89/00—Aspects of integrated devices not covered by groups H10D84/00 - H10D88/00
    • H10D89/60—Integrated devices comprising arrangements for electrical or thermal protection, e.g. protection circuits against electrostatic discharge [ESD]

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低占有面積でサージ耐性に優れた入力保護回
路を実現する。 【解決手段】 外部電源線(102)と内部降圧回路
(105)からの内部電源電位が伝達される内部電源線
(106)との間にこの外部電源線(102)に過渡高
電圧サージ発生時に導通して外部電源線(102)と内
部電源線(106)とを電気的に接続する高電圧導通機
構(110)が設けられる。接地線と外部電源線とが平
行して配設されていない場合においても、長距離にわた
って幅の広いフィールドトランジスタまたは絶縁ゲート
型電界効果トランジスタで構成される高電圧導通機構を
形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の電
源入力端子および信号入出力端子に外部から印加される
過渡的高電圧サージから内部回路を保護する入力保護回
路に関し、特に、半導体集積回路の電源入力端子に印加
される高電圧サージから内部回路を保護するための構成
に関する。
【0002】
【従来の技術】図26は、従来のたとえばダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリである半導体装置の電源
入力部のレイアウトおよび断面構造を示す図である。図
26(A)において、たとえばアルミニウム(Al)で
構成される電源入力パッド1に対し、図示しない外部ピ
ン端子を介して外部から電源電圧Vccが印加される。
この電源入力パッド1に、比較的幅の広いたとえばアル
ミニウムで構成される電源線2が接続され、内部回路へ
外部から与えられる電源電位Vccを伝達する。この電
源線2と平行して比較的幅の広い、たとえばアルミニウ
ムで構成される接地電位GNDを伝達するための接地線
3が配設される。この接地線3は、図示しない接地電位
入力パッドに接続される。
【0003】この電源線2および接地線3が互いに隣接
してかつ平行して配置される領域において、これらの電
源線2および接地線3下に、高濃度不純物領域で構成さ
れるフィールド領域4および5が形成される。このフィ
ールド領域4および5は、それぞれコンタクト孔(また
はバイヤホール)4aおよび5aを介して接続される。
図26(A)においては、フィールド領域4および5
は、N型不純物領域で構成されるように示される。
【0004】図26(B)において、フィールド領域4
および5は、P型半導体基板6の表面上に互いに間をお
いて形成される。このフィールド領域4および5の間に
は、素子分離用の、フィールド絶縁膜7aが形成され
る。このフィールド絶縁膜7aは、通常、LOCOS
(シリコン局所酸化膜)で形成される。フィールド領域
4および5外部に、他の領域と分離するためのLOCO
S分離酸化膜7bが形成される。
【0005】このフィールド領域4および5ならびにフ
ィールド絶縁膜7aは、通常フィールドトランジスタと
称される素子を構成する。このフィールド絶縁膜7a上
にゲート電極層が形成されて、このゲート電極層がフィ
ールド領域5に電気的に接続されてもよい。フィールド
領域4は、ノード4bを介して外部から与えられる電源
電位Vccを受けるように接続され、またフィールド領
域5は、ノード5bを介して接地電位GNDを受けるよ
うに接続される。ノード4bは、図26(A)に示す電
源線2および電源入力パッド1のいずれかのノードであ
る。また、このノード4bは外部電源端子であってもよ
い。同様、接地電位GNDを受けるノード5bは、接地
線3上のいずれかのノードまたは接地入力パッドまたは
外部接地入力端子である。
【0006】フィールド領域4および5ならびにフィー
ルド絶縁膜7aが電源入力パッド1またはノード4bへ
与えられる過渡的高電圧サージに対する入力保護回路を
形成する。次に、この入力保護回路の動作について簡単
に説明する。
【0007】電源入力パッド1またはノード4b上に過
渡的高電圧サージが印加された場合、フィールド領域4
の電位が高くなり、フィールド領域4と基板6の間の接
合面に逆バイアスが印加される。このフィールド領域4
へ印加される高電圧により、空乏層が広がり、フィール
ド領域4、基板6およびフィールド領域5を、それぞれ
コネクタ、ベースおよびエミッタとするnpn構造ラト
ラル寄生バイポーラトランジスタがパンチスルー現象を
起こして導通し、この電源入力パッド1またはノード4
bへ印加された高電圧サージがフィールド領域4、基板
領域6およびフィールド領域5を介してノード5bへ伝
達され、次いでこのノード5bから接地線3へ送電さ
れ、高電圧サージが吸収される。この寄生バイポーラト
ランジスタ導通時、また、フィールド領域4と基板6の
間の接合に降伏現象を生じ、このフィールド領域4から
基板6へ電流が流れ、ノード4bまたは電源入力パッド
1へ印加された高電圧サージが基板6を介して吸収され
る(ここで、基板6は、接地電位または電圧Vbbなど
の所定電位レベルにバイアスされている)。
【0008】上述のような、入力保護回路を電源入力パ
ッドに対し設けることにより、この電源入力パッド1に
印加される電源電位Vccを使用する回路に高電圧が印
加されるのを防止し、この電源電圧Vccを使用する内
部回路の破壊を防止することが図られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】過渡的高電圧サージが
印加されたとき、高速でこの高電圧サージを吸収する必
要がある。この電源線2から接地線3へ高速で高電圧サ
ージを放電するために、このフィールドトランジスタの
チャネル幅(図26(A)におけるフィールド領域4お
よび5が互いに対向する部分の長さ)を十分に大きくす
る必要がある。このため、入力保護回路に対して、大き
なレイアウト面積が必要とされる。このフィールドトラ
ンジスタは、電源線2および接地線3が互いに隣接しか
つ対向して配置される部分を利用して形成される。しか
しながら、一般に、このような電源線2および接地線3
が互いに対向してかつ隣接して配置されるような領域を
確保するのが困難であり、特に高集積化された半導体集
積回路においては、このような電源線2および接地線3
を互いに対向してかつ隣接して配置させる領域を確保す
るのが困難であり、このフィールドトランジスタのチャ
ネル幅を十分大きくすることができず、十分なサージ吸
収力を有する保護回路を設けるのが困難となるという問
題が生じる。
【0010】最近の半導体記憶装置においては、図27
に示すように、電源入力パッド1へ与えられる外部電源
電位Vccを内部降圧回路8で変換して内部電源電位V
intを生成して内部電源線9上に伝達することが行な
われる。この内部電源線9上の内部電源電位Vintを
用いて内部回路を動作させる。半導体記憶装置の低消費
電力化および高速動作化を図り、かつ外部装置の動作電
源電位との互換性および従来の半導体記憶装置との互換
性を維持するためである。
【0011】また内部回路の動作を安定化するために、
図28に示すように、半導体記憶装置の回路部をグルー
プ化し、各グループに対しそれぞれ電源入力パッドを別
々に設けることが行なわれる。
【0012】図28において、半導体記憶装置(ダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリ)は、電源入力パ
ッド1aへ外部から与えられる電源電位Vccを電源線
2aを介して受けて動作する内部回路11と、電源入力
パッド1bへ外部から与えられる電源電位Vccを電源
線2bを介して受けて動作し、図示しない経路を介して
与えられる内部データから外部読出データを生成してデ
ータ出力パッド13へ読出データQを出力するデータ出
力回路12を含む。
【0013】このデータ出力回路12は、データ出力パ
ッド13に接続する外部回路および外部配線などの大き
な負荷を高速で駆動するために、大きな電流駆動力が必
要とされ、より大きな電流を消費する。このデータ出力
回路12のデータ出力動作による電源線2b上の電源電
位Vcc(VQcc)の変動が、内部回路11の動作に
対し悪影響を及ぼさないように、電源入力パッド1aお
よび1bが別々に設けられる。
【0014】この図27および図28に示すような構成
の場合、それぞれ必要とされる回路近傍に電源入力パッ
ド1、1aおよび1bが設けられ、応じて外部電源電位
VccおよびVQccを伝達する電源線2、2aおよび
2bも長さが短くされる。また、1つの電源入力パッド
から半導体記憶装置10内部の回路すべてへ電源電位V
ccを供給する構成に比べ、これらが対象とする回路は
限られており、電源線2、2aおよび2bも、少し小さ
くされる。このような場合、電源線2、2aおよび2b
の配線浮遊容量は小さくなる。
【0015】高電圧サージが入力される場合、そのサー
ジ印加期間は比較的短時間であり、その短時間内に大量
の電荷が供給される。このような電源線2、2aおよび
2bの配線浮遊容量が小さい場合に一定電荷がサージと
して供給された場合、V=Q/Cの関係から、浮遊容量
Cの値が小さくなるため、Qの値が一定であり、配線に
大きな電圧Vが印加され、電源線2、2aおよび2bの
破壊が生じ、応じてサージ耐性が弱くなるという問題が
生じる。
【0016】また、この図27および図28に示すよう
に、電源線2、2aおよび2bの長さが短くされるた
め、図26に示すようなフィールドトランジスタを配置
する領域も応じて狭くなり、十分なレイアウト面積を有
するフィールドトランジスタまたは入力保護回路を配置
することができなくなるという問題が生じる。この入力
保護回路のレイアウト面積が小さくなる場合、このチャ
ネル幅が小さくなり、大電流を供給することができず、
高速で高電圧サージを放電することができず、図26
(B)に示すフィールド領域4と基板6の間の接合に対
し大きな逆バイアス電圧が印加され、この接合が破壊さ
れ、サージ耐性が低下するという問題があった。
【0017】それゆえ、この発明の目的は、チップサイ
ズを増加させることなく容易に外部端子、特に電源入力
端子のサージ耐性を大幅に改善することのできる入力保
護回路を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る入力保護
回路は、外部から与えられる電源電位を受けて内部へ供
給する外部電源ノードと、この外部電源ノードから供給
される外部電源電位を変換して内部電源電位を内部電源
ノード上に発生する内部電源電位発生手段と、この外部
電源ノードに結合される第1のノードと、内部電源ノー
ドに結合される第2のノードとを有し、第1のノードへ
の外部電源電位の通常時の電圧よりも高い電圧の印加時
に導通して第1および第2のノードを電気的に接続する
高電圧導通機構を備える。
【0019】請求項2に係る入力保護回路は、外部から
各々に電源電位が印加される複数の外部電源供給パッド
と、これら複数の外部電源供給パッドのうちの第1のパ
ッドに結合される第1のノードと、これら複数の外部電
源供給パッドのうちの第1のパッドと異なる第2のパッ
ドに結合される第2のノードとを有し、第1のノードへ
の外部電源電位の通常時の電圧レベルよりも高い電圧の
印加時に導通して第1および第2のノードを電気的に結
合する高電圧導通機構を備える。
【0020】請求項3に係る入力保護回路は、請求項1
または2の回路において、高電圧導通機構が、半導体基
板領域表面上に形成される第1のノードに接続される第
1の不純物領域と、この半導体基板領域表面上に第1の
不純物領域と隣接してかつ離れて配置され、第2のノー
ドに接続される第2の不純物領域とを備える。
【0021】請求項4に係る入力保護回路は、請求項3
の高電圧導通機構が、さらに、第1および第2の不純物
領域の間に形成される素子分離用のフィールド絶縁膜を
備える。
【0022】請求項5に係る入力保護回路は、請求項3
の高電圧導通機構が、さらに、第1および第2の不純物
領域の間の基板領域上に絶縁膜を介して形成されかつ第
1および第2のノードの一方に接続されるゲート電極層
を備える。
【0023】請求項6に係る入力保護回路は、請求項3
の高電圧導通機構が、さらに、第1のノードと第1の不
純物領域との間に設けられ、この第1のノードおよび第
1の不純物領域とを電気的に接続する導電配線と、この
第1の不純物領域外部に接してかつ少なくともこの第1
の不純物領域と導電配線とのコンタクト部下部の領域に
形成される第1の不純物領域よりも不純物濃度が低くか
つこの第1の不純物領域と同一導電型を有する島状不純
物領域を備える。
【0024】請求項7の入力保護回路は、請求項3の回
路において、第1および第2の不純物領域が第1導電型
を有しかつ半導体基板領域が第2導電型を有する。
【0025】請求項8に係る入力保護回路は、請求項3
の回路において、第1の不純物領域が第1の導電型を有
しかつ第2の不純物領域および半導体基板領域が第1の
導電型と異なる第2の導電型を有する。
【0026】請求項9に係る入力保護回路は、請求項2
の回路が、さらに、第1のパッドに与えられる外部電源
電位を一方動作電源電位として動作し、装置外部へデー
タを出力するデータ出力回路をさらに備える。
【0027】請求項10に係る入力保護回路は、請求項
2の回路が、さらに、各々がデータを記憶する複数のメ
モリセルと、活性化時、これら複数のメモリセルの選択
されたメモリセルの記憶データを検知し増幅するセンス
アンプと、センス活性化信号に応答して、第1のパッド
へ印加された外部電源電位をセンスアンプへ伝達するセ
ンス活性化手段を備える。
【0028】請求項11に係る入力保護回路は、請求項
2の回路が、さらに、第2のパッドに与えられる外部電
源電位を一方動作電源電位として動作し、装置外部へデ
ータを出力するデータ出力回路をさらに備える。
【0029】請求項12に係る入力保護回路は、請求項
2の回路が、さらに、各々がデータを記憶する複数のメ
モリセルと、活性化時、これら複数のメモリセルの選択
されたメモリセルの記憶データを検知し増幅するセンス
アンプと、センス活性化信号に応答して、第2のパッド
へ印加された外部電源電位をセンスアンプへ伝達してセ
ンスアンプを活性化するセンス活性化手段を備える。
【0030】請求項13の入力保護回路は、外部電源電
位が供給される外部電源パッドと、この外部電源パッド
に結合される第1のノードと、半導体基板に接続される
第2のノードとを有し、この第1のノードへ外部電源電
位の通常時の電位よりも高い電位が印加されたとき導通
して第1および第2のノードを電気的に接続する高電圧
導通機構を備える。
【0031】請求項14に係る入力保護回路は、請求項
13の回路の高電圧導通機構が、半導体基板上に形成さ
れかつ半導体基板と異なる導電型を有する第1の不純物
領域と、この第1の不純物領域と隣接してかつ離れて配
置される、半導体基板と同一導電型を有する第2の不純
物領域を備える。
【0032】請求項15に係る入力保護回路は、請求項
13の高電圧導通機構が、第1のノードと第2のノード
に接続される半導体基板との間に形成される複数の、導
電型が異なる領域で形成される複数の接合面を有する。
【0033】請求項16に係る入力保護回路は、請求項
13の高電圧導通機構が、第1のノードに接続される第
1導電型の第1の不純物領域と、この第1の不純物領域
の下部に形成される、第1の不純物領域の不純物濃度よ
りも低い不純物濃度を有する第1導電型の第2の不純物
領域と、これら第1および第2の不純物領域下部にそれ
ら第1および第2の不純物領域を囲むように半導体基板
上に形成される第2導電型の第3の不純物領域とを備え
る。半導体基板は第1導電型を有する。
【0034】請求項17に係る入力保護回路は、第1の
ノードに接続されかつ外部電源電位を使用する回路素子
が形成される第1の基板領域と、この基板領域と平面レ
イアウトにおいて隣接しかつ間をおいて配置される、第
2のノードに接続される不純物領域とを備える。
【0035】請求項18に係る入力保護回路は、請求項
17の回路において、基板領域に形成される回路素子
は、外部電源電位から内部電源電位を生成する内部電源
電位発生手段を含み、不純物領域は、この内部電源電位
発生手段からの内部電源電位を利用する内部回路が形成
される領域と電気的に接続される。
【0036】請求項19に係る入力保護回路は、請求項
17または18の不純物領域が、基板領域を取り囲むよ
うに形成される。
【0037】請求項20に係る入力保護回路は、請求項
17または18の不純物領域が、この基板領域内に形成
される。
【0038】請求項21に係る入力保護回路は、外部か
ら与えられる電源電位を受けて内部へ伝達する外部電源
パッドと、この外部電源パッドに結合される第1のノー
ドと、第2のノードとを有し、この第1のノードへの外
部電源電位の通常時の電圧よりも高い電圧の印加時に導
通してこれら第1および第2のノードを電気的に接続す
る高電圧導通手段を備える。第2のノードは、この半導
体装置が形成される半導体チップを構成する接地電位と
異なる電位にバイアスされる半導体基板に接続される。
【0039】請求項22に係る入力保護回路は、外部か
ら与えられる電源電位を受ける外部電源パッドと、半導
体装置が形成される半導体チップ外周に沿ってこのチッ
プ上に配置されかつこの半導体チップを構成する半導体
基板に電気的に接続される導電配線と、外部電源パッド
と導電配線との間に配置され、この外部電源パッドへ外
部電源電位の通常時の電位レベルよりも高い電位レベル
印加時に導通してこの外部電源パッドと導電配線とを電
気的に接続する高電圧導通手段を備える。
【0040】外部からの電源電位が印加されるノードに
対し、この外部電源線近傍に平行して配置される固定電
位が供給される導電線を利用することにより、従来と異
なり、電源線と接地線とが並設される部分にのみ入力保
護回路を設ける必要がなく、容易に必要な面積を確保す
ることができ、応じてサージ耐性に優れた入力保護回路
を実現することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う半導体装置の全体の構成を概略的に示す図である。図
1において、半導体装置100は、外部から与えられる
外部電源電位Vccを外部電源端子101を介して受け
て内部へ伝達する外部電源線102と、外部から与えら
れる接地電位GNDを外部接地端子103を介して受け
て内部へ伝達する接地線104と、外部電源線102お
よび接地線104上の電位を両動作電源電位として動作
し、その外部電源線102上の外部電源電位Vccを変
換して内部電源線106上に内部電源電位Vintを発
生する内部降圧回路105と、内部電源線106上の内
部電源電位Vintと接地線104上の接地電位GND
とを両動作電源電位として動作して所定の機能を実現す
る内部電源使用回路107と、外部電源線102上の外
部電源電位Vccおよび接地線104上の接地電位GN
Dを両動作電源電位として動作し、内部電源使用回路1
07と装置外部(外部端子109)との間で信号の入出
力を行なう外部電源使用回路108を含む。外部電源使
用回路108は、この半導体装置100が半導体記憶装
置の場合、データの入出力を行なうデータ入出力回路な
らびに制御信号およびアドレス信号を入力する入力バッ
ファ回路を含む。これらのデータ入出力回路および入力
バッファ回路の装置外部とのインタフェースとなる部分
が外部電源電位Vccを使用する。内部電源使用回路1
07は、この半導体装置100が半導体記憶装置の場
合、メモリセルアレイを駆動する回路部分を含む。メモ
リセルアレイの周辺に設けられる周辺回路(デコーダ
等)が内部電源電位を使用するか、または外部電源電位
を使用するかは、この適用される半導体記憶装置の構成
により決定される。
【0042】半導体装置100は、さらに、外部電源線
102と内部電源線106の間に配置される高電圧導通
機構110を含む。この高電圧導通機構110は、外部
電源線102に結合される一方導通ノード(第1のノー
ド)と、内部電源線106に結合される他方導通ノード
(第2のノード)とを有し、外部電源線102に高電圧
サージが印加されると導通し、この外部電源線102と
内部電源線106とを電気的に接続する。外部電源線1
02と内部電源線106とは、通常、図1に示すよう
に、長距離にわたって互いに平行して配置されることが
多い(電源線レイアウトの容易化のため)。
【0043】したがって、接地線104と外部電源線1
02とが離れて配置され、これらが互いに平行して配置
される領域を確保することができない場合においても、
高電圧導通機構110は、十分なレイアウト面積を有す
ることができる。外部電源線102に過渡的高電圧サー
ジが印加されて、この高電圧サージが内部電源線106
へ放電されても、内部電源線106には、それ自身の大
きな浮遊容量および内部電源使用回路107の有する寄
生容量が存在するため、この内部電源線106は、大き
な負容量を有しており、十分にこの過渡高電圧サージを
吸収することができる。
【0044】図2は、図1に示す内部降圧回路105の
詳細構成を示す図である。図2において、内部降圧回路
105は、内部電源線106上の内部電源電位Vint
とたとえば2.5Vである基準電位Vrefとを比較す
る比較器105aと、外部電源線102と内部電源線1
06との間に接続されかつそのゲートに比較器105a
の出力信号を受けるpチャネルMOSトランジスタ(絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ)で構成されるドライ
ブトランジスタ105bとを含む。比較器105aは、
内部電源線106上の内部電源電位Vintが基準電位
Vrefよりも高いときには、Hレベルの信号を出力
し、ドライブトランジスタ105bをオフ状態とし、一
方、内部電源電位Vintの基準電位Vrefよりも低
い場合には、比較器105aはその出力信号をLレベル
として、ドライブトランジスタ105bのコンダクタン
スを大きくする。これによりドライブトランジスタ10
5bが外部電源線102から内部電源線106へ電流を
供給して、内部電源電位Vintの電位レベルを上昇さ
せる。したがって、内部電源電位Vintは、基準電位
Vrefと同じ電位レベルに保持される。この基準電位
Vrefは、通常、外部電源電位Vccから生成され
る。
【0045】外部電源線102に、この外部電源電位V
ccの通常の電位レベル(たとえば3.3V)よりも高
い電圧レベルの過渡高電圧サージ(パルス状の高電圧ノ
イズであり、KVオーダを有する)が印加されると、高
電圧導通機構110が導通し、この外部電源線102と
内部電源線106とを電気的に接続する。内部電源線1
06には、内部電源使用回路107等により与えられる
浮遊容量Cpが存在し、この過渡高電圧サージにより与
えられる電荷qが、浮遊容量Cpに吸収される。浮遊容
量Cpは十分な大きさを有しているため、内部電源線1
06上の内部電源電位Vintの電位レベルに悪影響を
及ぼすことなくこの高電圧サージを吸収することがで
き、図1に示す内部電源使用回路107および外部電源
使用回路108がこの過渡高電圧サージにより破壊され
るのを防止することができる。
【0046】図3は、図1および図2に示す高電圧導通
機構の構成をより詳細に示す図である。図3(A)にお
いて、外部電源線102は、たとえばアルミニウム(A
l)で構成され、図1に示す外部電源端子101に接続
される電源入力パッド101aに、たとえばアルミニウ
ム配線で構成される導電層102aを介して接続されて
この電源入力パッド101aから外部電源電位Vccを
受けて内部へ伝達する。この外部電源線102と平行
に、たとえばアルミニウムで形成される内部電源線10
6が配設される。
【0047】高電圧導通機構110は、この外部電源線
102にコンタクト孔(またはバイヤ孔)120aを介
して電気的に接続されるフィールド領域120と、内部
電源線106に、コンタクト孔(またはバイヤ孔)12
2aを介して電気的に接続されるフィールド領域122
を含む。このフィールド領域120および122は、互
いに平行にかつ間をおいて配置される。このフィールド
領域120および122の間隔は、約3μm以下とされ
る(高電圧印加時パンチスルーが生じ、これらのフィー
ルド領域120および122が電気的に接続されやすく
するためである)。
【0048】図3(B)は、図3(A)に示すラインA
−A′に沿った断面構造を示す図である。図3(B)に
おいて、フィールド領域120および122は、p型半
導体基板112表面上に、間をおいて形成される高濃度
n型不純物領域で形成される。フィールド領域120は
第1のノード121を介して電源入力パッド101aに
与えられた外部電源電位Vccを受ける。フィールド領
域122は、第2のノード123を介して内部電源電位
Vintを受けるように接続される。この第1および第
2のノード121および123は、それぞれ、電源線1
02および106上のノードを示す。
【0049】フィールド領域120および122の間の
半導体基板112表面上に、たとえば熱酸化法を用いて
形成されるフィールド絶縁膜124が形成される。この
フィールド絶縁膜124上にゲート電極層が形成されて
いてもよい。このフィールド領域120および122外
部に、LOCOS酸化膜126aおよび126bが形成
される。フィールド領域120、半導体基板112およ
びフィールド領域122により、ラテラルnpn寄生バ
イポーラトランジスタが形成される。第1のノード12
1に、過渡高電圧サージが印加されてその電圧レベルが
上昇したとき、フィールド領域120の電位が上昇して
空乏層が広がり、フィールド領域120および122が
電気的に導通するいわゆるパンチスルー現象が生じ、こ
の第1のノードに生じた高電圧サージが、フィールド領
域122を介して第2のノード123へ伝達され、内部
電源線106により吸収される。この過渡高電圧サージ
が高い場合には、フィールド領域120とp型半導体基
板112との間に形成されるn+/p接合の降伏現象が
生じ、フィールド領域120から半導体基板112へ電
荷が供給されて、この半導体基板112により吸収され
る。ここで、半導体基板112は、図示しないが、たと
えば接地電位GNDまたは負電位Vbbなどの所定電位
レベルにバイアスされている。
【0050】図3(A)に示すように、外部電源線10
2と内部電源線106とは、長距離にわたって互いに隣
接して配置される。したがって、このフィールド領域1
20および122も、長距離にわたって互いに隣接して
かつ対向して配置することができ、十分な大きさの幅を
持つことができ、応じてフィールド領域120からフィ
ールド領域122へ高速で大きな電流(電荷量)を流す
ことができ、安定に過渡高電圧サージを吸収することが
できる。外部電源線102も長距離にわたって延在する
ため、その寄生容量も大きく、過渡高電圧サージが印加
されても、この電荷を吸収して電圧レベルの上昇を抑制
することができ(V=q/C)、この外部電源線102
のサージ耐性を改善することができる。これは、内部電
源線106においても、同様である。なお、フィールド
領域120も、その幅を十分大きくとることができ、応
じて接合容量も大きくなり、過渡高電圧サージ印加時に
おいても、そのフィールド領域120の電圧レベルの上
昇を抑制することができ、フィールド領域120と半導
体基板112との間に形成される接合がサージ印加時破
壊されるのを防止することができ、サージ耐性が改善さ
れる。
【0051】なお、この実施の形態1において、外部電
源線102と、接地線104が隣接してかつ平行に配置
される領域において、従来と同様の入力保護回路が設け
られていてもよい。
【0052】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、外部電源線と内部電源線とをこの外部電源線へ
の過渡高電圧印加時に電気的に接続するように構成した
ため、外部電源線および内部電源線が長距離にわたって
平行に配設されるため、十分な幅を有するフィールド領
域を容易に形成することができ、サージ耐性に優れかつ
確実に過渡高電圧サージを吸収することのできる入力保
護回路を得ることができる。
【0053】[実施の形態2]図4(A)および(B)
は、この発明の実施の形態2に従う入力保護回路部分の
平面レイアウトおよび断面構造を示す図である。図4
(A)において、高電圧導電機構110は、外部電源線
102下に、これと平行して形成されるフィールド領域
120と、この外部電源線102と平行してかつ隣接し
て配置される内部電源線106下にこの内部電源線10
6と平行に形成されるフィールド領域122と、フィー
ルド領域120および122の間に形成されるたとえば
第1層ポリシリコンで形成されるゲート電極層126を
含む。このゲート電極層126はバイヤホール124a
を介して内部電源線106に接続される。フィールド領
域120および122の間の距離は約3μm以下とされ
る。これは、以下の実施形態においても同様である。
【0054】フィールド領域120および122は、そ
れぞれコンタクト孔(またはワイヤ孔)120aおよび
122aを介して外部電源線102および内部電源線1
06にそれぞれ接続される。したがって、このゲート電
極層126は、ワイヤ孔124a、内部電源線106、
コンタクト孔122aを介してフィールド領域122に
電気的に接続される。
【0055】図4(B)は、図4(A)に示すラインA
−A′に沿った断面構造を示す図である。図4(B)に
おいて、実施の形態1と同様p型半導体基板112表面
上に、高濃度n型不純物領域で形成されるフィールド領
域120および122が間をおいて形成される。このフ
ィールド領域120および122の間の半導体基板11
2表面上に、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート
電極層126が形成される。このゲート電極層126
は、第2のノード123に接続される。他の構成は、実
施の形態1と同じであり、対応する部分には同一の参照
番号を付す。
【0056】この図4(A)および(B)に示す構成に
おいても、第1のノードに過渡高電圧サージが発生した
場合、ゲート電極層126下の短チャネル領域にパンチ
スルーが生じ、このフィールド領域120および122
が電気的に接続され、高電圧サージがフィールド領域1
20および基板領域112を介してフィールド領域12
2へ伝達されて、続いて第1のノード121を介して内
部電源線106に伝達されてそこで吸収される。この第
1のノード121へ印加される過渡高電圧サージが高い
場合、フィールド領域120と半導体基板112より形
成されるn+/p接合の降伏現象が生じ、実施の形態1
と同様、所定電位レベルにバイアスされた半導体基板1
12により吸収される。
【0057】この図4(A)および(B)に示すよう
に、高電圧導通機構として短チャネルの、通常のMOS
トランジスタ(ゲート絶縁膜は比較的厚くして、その耐
圧特性を保持する必要がある)を用いても、実施の形態
1と同様、第1のノードに発生した過渡高電圧サージ
は、寄生バイポーラトランジスタの導通(空乏層の広が
りによるパンチスルー)により、第2のノード123を
介して内部電源線106に吸収される。このMOSトラ
ンジスタのチャネル幅は十分広く確保することができる
ため、サージ耐性に優れた、かつ高速で過渡高電圧サー
ジを吸収することのできる入力保護回路を実現すること
ができる。なお、フィールド領域120,122をp+
型領域とし、基板112がn型基板(Vccバイアス)
とし、かつゲートがノード121に接続されても同様の
効果が得られる。
【0058】[変更例1]図5は、この発明の実施の形
態2の第1の変更例の構成を示す図である。図5におい
て、高電圧導通機構110は、n型半導体基板114表
面上に形成される低不純物濃度の島状不純物領域(以
下、ウェル領域と称す)116と、このウェル領域11
6表面に形成される高濃度n型不純物領域で形成される
フィールド領域120と、高濃度p型不純物領域で構成
されるフィールド領域128と、フィールド領域120
および128の間に形成されるフィールド絶縁膜124
を含む。フィールド領域120および128の外側に
は、LOCOS酸化膜126aおよび126bが形成さ
れる。フィールド領域120は、第1のノード121に
接続され、フィールド領域128は、第2のノード12
3に接続される。この図5に示す構成において、第1の
ノードに過渡高電圧サージが印加されると、フィールド
領域120とウェル領域116の間のn+/p接合に降
伏現象が生じ、そのフィールド領域120からウェル領
域116に電流が流れ込み、このウェル領域116に流
れ込んだ電流は、フィールド領域128を介して第2の
ノート123へ伝達される。この第2のノード123
は、内部電源線106に接続されており、第1のノード
121上に発生した過渡高電圧サージは、内部電源線1
06により吸収される。
【0059】このとき、またフィールド領域120、ウ
ェル領域116および半導体基板114により、バーチ
カルnpn寄生バイポーラトランジスタが形成されてお
り、ウェル領域116の電位が上昇すると、この寄生バ
イポーラトランジスタが導通し、フィールド領域120
からウェル領域116を介して半導体基板114へ電流
が流れる。これにより、過渡高電圧サージの高い場合に
おいても、確実にこのサージを吸収することができる。
なお、図5においては、この高電圧導通機構の平面レイ
アウトは示していないが、フィールド領域120および
128は、それぞれ外部電源線および内部電源線に平行
して十分な幅を有するように形成される。
【0060】[変更例2]図6は、この発明の実施の形
態2の第2の変形例の構成を示す図である。図6に示す
構成において、フィールド領域120および122の間
のp型半導体基板112表面のチャネル領域125に、
高濃度にp型不純物が注入される。チャネル領域125
上に、図示しない十分厚いゲート絶縁膜を介してゲート
電極層136が形成され、このゲート電極層136は、
第1のノード121に接続される。
【0061】チャネル領域125への高濃度のp型不純
物イオン注入により、厚いゲート絶縁膜の効果に加えて
このMOSトランジスタのしきい値電圧は十分高くされ
る。この第1のノード121に過渡高電圧サージが発生
した場合、第1のノード121と第2のノード123の
電位差が、このMOSトランジスタのしきい値電圧より
も高くなると、このMOSトランジスタが導通し、第1
のノード121から第2のノード123へ電流が流れ、
第2のノード123を介して内部電源線106へ電荷が
伝達され、サージが吸収される。この図6に示すよう
な、十分に高いしきい値電圧を有するMOSトランジス
タを用いても、同様の効果を得ることができる。
【0062】このチャネル領域125においては、図示
のようにゲート絶縁膜に代えて、図5に示すフィールド
絶縁膜124が形成されてもよい。なおこの図6に示す
構成においても、第1のノードに過渡高電圧サージが発
生し、フィールド領域120と半導体基板112の間の
n+/p接合に降伏現象が生じた場合、フィールド領域
120から半導体基板112へ電流が流れ、同様、サー
ジがこの半導体基板112により吸収される。
【0063】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、フィールドトランジスタに代えて、MOSトラ
ンジスタまたはn+/p接合を用いて入力保護機構を構
成しているため、過渡高電圧サージ発生時、MOSトラ
ンジスタのパンチスルー現象(寄生バイポーラトランジ
スタのオン状態)またはn/p接合の降伏現象により、
この過渡高電圧サージを吸収することができ、内部回路
を確実に保護することができる。
【0064】[実施の形態3]図7(A)は、この発明
の実施の形態3に従う入力保護回路の平面レイアウトを
示し、図7(B)は、図7(A)のラインA−A′に沿
った断面構造を示す図である。
【0065】図7(A)において、高電圧導通機構は、
電源入力パッド101aに導電配線102aを介して接
続される外部電源線102と、この外部電源線102と
平行してかつ間をおいて配置される一定の電位を伝達す
る導電配線140と、この外部電源線102に、コンタ
クト孔142aを介して接続されるフィールド領域14
2と、導電配線140にコンタクト孔144aを介して
接続さるフィールド領域144を含む。このフィールド
領域142および144は、それぞれ、外部電源線10
2および導電配線140と平行にかつそれらの下部に形
成される。フィールド領域142および144は、それ
ぞれ十分な幅を有するように形成される。
【0066】図7(B)において、フィールド領域14
2および144は、それぞれ、高濃度n型不純物領域で
構成される。フィールド領域142は、コンタクト孔1
42aに形成されたコンタクト142bを介して外部電
源線102に接続される。このコンタクトとフィールド
領域142との接触部の下部に、このフィールド領域1
42外部にかつフィールド領域142と接して低不純物
濃度のn型不純物領域(下部ウェルと以下称す)145
が形成される。フィールド領域144は、コンタクト孔
144aに形成されたコンタクト144bを介して導電
配線140に接続される。フィールド領域144とコン
タクト144bとの接触部の下部のフィールド領域14
4の外部に、このフィールド領域144と接して下部ウ
ェル146が形成される。これらの下部ウェル145お
よび146ならびにフィールド領域142および144
は、p型半導体基板112表面に形成される。
【0067】導電配線140は、実施の形態1または実
施の形態2の内部電源線であってもよく、また別系統の
外部電源線が設けられている場合、この別系統の外部電
源線であってもよい。または、この導電配線140は、
接地電位を伝達する接地線であってもよい。
【0068】外部電源線102に過渡高電圧サージが発
生した場合、このフィールド領域142に対し、コンタ
クト142bを介して大電流が流れる。この大電流によ
り、フィールド領域142の電位が上昇したとき、フィ
ールド領域142と基板112との間に高電界が生じ
る。しかしながら、下部ウェル145を設けることによ
り、このフィールド領域142と基板112との間の不
純物濃度勾配が緩やかとなり、高電界が発生しやすい部
分において、この不純物濃度の勾配により、空乏層が狭
くなるのを防止することができ、p/n+接合面に高電
界が印加されるのを防止することができ、接合耐圧を改
善することができる。これにより、サージ印加時におけ
る接合破壊を防止することができる。また、コンタクト
142bに大電流が流れ、このコンタクト142bを構
成する金属が溶融してフィールド領域142で拡散して
も、この溶融金属は下部ウェル145にまで拡散するだ
けであり、この溶融金属によるコンタクト142bと基
板112との短絡を防止することができる(突き抜け現
象の防止)。これにより、サージ発生時におけるフィー
ルド領域142における接合破壊を防止することがで
き、サージ耐性を増加させることができる。
【0069】また、サージ発生時において、フィールド
領域142から基板112を介して大電流が流れ込むと
き、フィールド領域144に大電流が流れ、同様高電界
が発生する可能性があるもの、この下部ウェル146を
設けることにより、フィールド領域144における高電
界の発生を抑制することができ、また大電流によるコン
タクト144b溶融時においても、その溶融金属の拡散
を下部ウェル146内で停止させることができ、コンタ
クト144bと基板112との短絡を防止することでき
る。
【0070】また、この導電配線140に対しても、下
部ウェル146を設けておくことにより、たとえば導電
配線140が別系統の動作電源配線または接地線の場
合、この導電配線140において発生した過渡高電圧サ
ージを、安定に外部電源線102で吸収することがで
き、外部電源線102および導電配線140いずれにお
いて過渡高電圧サージが発生した場合においても、確実
にこのサージを吸収することができる。
【0071】[変更例1]図8は、この発明の実施の形
態3の第1の変更例の構成を示す図である。図8に示す
構成においては、フィールドトランジスタに代えて、M
OSトランジスタが用いられる。すなわち、フィールド
領域142および144間の半導体基板112表面上
に、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電極層1
47が形成される。このゲート電極層147は、導電配
線140に接続される。他の構成は、図7(B)に示す
構成と同じであり、対応する部分には同一の参照番号を
付す。
【0072】この図8に示す構成においては、外部電源
配線102において過渡高電圧サージが発生した場合、
大電流がコンタクト142bを介して流れても、このコ
ンタクト142bの溶融金属の半導体基板112への拡
散を防止することができ、またこのフィールド領域14
2の接合界面における電界集中を緩和することができ、
接合破壊を防止することができる。したがってこの図8
に示す構成においても、先の図7(B)に示す構成と同
様、安定にサージを吸収することができる。
【0073】なお、この図8に示す構成において、下部
ウェル145は、ゲート電極層147下部にまで形成さ
れ、いわゆるLDD(ライトリードープトドレイン)構
造と同様の構成がとられてもよい。これはフィールド領
域142においても同様である。
【0074】[変更例2]図9は、この発明の実施の形
態3の第2の変更例の構成を示す図である。図9に示す
構成においては、n型半導体基板114表面に、低不純
物濃度のp型ウェル領域116が形成される。このウェ
ル領域116表面に、間をおいて高濃度n型不純物領域
で構成されるフィールド領域142と、高濃度p型不純
物領域で形成されるフィールド領域149が形成され
る。フィールド領域142は、コンタクト142bを介
して外部電源線102に接続され、フィールド領域14
9は、コンタクト144bを介して導電配線140に接
続される。フィールド領域142および149の間のウ
ェル領域116表面に、フィールド絶縁膜124が形成
される。この図9に示す構成は、p/n接合ダイオード
を用いて、外部電源線102に発生した高電圧サージを
導電配線140により吸収している。フィールド領域1
49は、ウェル領域116と電気的に接続されており、
したがってこのウェル領域116とフィールド領域14
9の間の接合(p+/p接合)においては、何ら高電界
は印加されない。したがって、このフィールド領域14
9においては下部ウェルは設けられていない。一方、フ
ィールド領域142においては、このフィールド領域1
42はn型不純物領域で構成されているため、高電圧サ
ージが外部電源線102において発生したときに生じる
n+/p接合面における高電界集中を下部ウェル145
により緩和する。また、この下部ウェル145により、
コンタクト142bの溶融金属のウェル116への拡散
を防止し、フィールド領域142に対する金属突き抜け
現象を防止する。これにより、安定に外部電源線102
において発生した過渡高電圧サージを吸収することがで
きる。
【0075】またこの図9に示す構成においては、下部
ウェル145を設けることにより、下部ウェル145と
n型半導体基板114との間の距離が短くなる。したが
って、フィールド領域142および下部ウェル145を
コレクタとし、pウェル領域116をベースとし、n型
半導体基板114をエミッタとするバーティカル寄生バ
イポーラトランジスタのベース領域の長さが短くされ、
このバーティカル寄生バイポーラトランジスタの電流増
幅率が高くされ、フィールド領域142からウェル領域
116へ電流が流れ込んだとき、この寄生バイポーラト
ランジスタが高速でオン状態とされ、ウェル領域116
から半導体基板114へ電流を流すことにより、サージ
を、導電配線140および半導体基板114両者で吸収
することができ、高速かつ確実に過渡高電圧サージを吸
収することができる。
【0076】[変更例3]図10は、この発明の実施の
形態3の第3の変更例の構成を示す図である。図10に
おいて、n型半導体基板114表面に高濃度p型不純物
領域で形成されるフィールド領域152および154が
形成される。このフィールド領域152および154
は、それぞれ、コンタクト152bおよび154bを介
して接地線150および導電配線140に接続される。
コンタクト152bとフィールド領域152との接触部
下部に、低不純物濃度のp型不純物領域(下部ウェル)
155が形成され、またコンタクト154bとフィール
ド領域154bの接触部下部にこのフィールド領域15
4と接して下部ウェル156が形成される。フィールド
領域152および154間の半導体基板114の表面上
に、図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極層15
7が形成される。このゲート電極層157は、接地線1
50に接続される。p型基板114は、導電配線140
に伝達される電圧と同程度の電圧レベルのバイアス電位
Vbにバイアスされる。
【0077】この図10に示す構成の場合、接地線15
0において負の高電圧サージが発生した場合、フィール
ド領域152と半導体基板114間の接合が降伏して、
基板114からフィールド領域152、コンタクト15
2bを介して接地線150に電流が流れる。このときま
た、フィールド領域152および154の間がパンチス
ルー状態となり(ラテラル寄生バイポーラトランジスタ
がオン状態とされる)、導電配線140からフィールド
領域124、を介してフィールド領域152へ電流が供
給され、この接地線150上に発生した負の高電圧サー
ジを吸収することができる。
【0078】この図10に示す構成においても、大電流
が流れて、コンタクトが溶融しても、この溶融金属が半
導体基板114へ拡散するのを防止することができ、接
合破壊を確実に防止することができる。また、大電流が
生じても下部ウェル155および156により、大電流
が発生する領域、すなわち高電界が発生する可能性が最
も高い領域において下部ウェルを設けているため、この
高電界を緩和することができ、フィールド領域152お
よび154の接合破壊を防止することができる。
【0079】なお、この図10に示す構成においても、
下部ウェル155および156は、ゲート電極層157
下部にまで形成されてもよい。
【0080】以上のように、この実施の形態3に従え
ば、電源線とコンタクトを介して接続されるフィールド
領域のコンタクト下部に、低不純物濃度のウェル領域
(不純物領域)を設けたため、過渡高電圧サージにより
大電流が生じた場合においても、このフィールド領域の
接合破壊を防止することができ、サージ耐性の高い入力
保護回路を得ることができる。
【0081】[実施の形態4]図11は、この発明の実
施の形態4に従う半導体装置の構成を概略的に示す図で
ある。図11(A)において、半導体装置200は、メ
モリセルアレイおよびその周辺回路を含むアレイ内部回
路210と、このアレイ内部回路210により処理され
るデータを外部と授受するためのデータ入出力回路21
5を含む。
【0082】このアレイ内部回路210に対しては、専
用の外部電源端子201および接地端子203が設けら
れ、またデータ入出力回路215に対しては専用の外部
電源端子202および接地端子204が設けられる。外
部電源端子202の電源電位には、データを入出力する
ために用いられることを示すために、外部電源電位Vc
cQという符号を用いる。このアレイ内部回路210お
よびデータ入出力回路215に対する電源配線(電源線
および接地線両者を含む)を別々に設けることにより、
大きな電力を消費するデータ入出力回路215の動作時
における電源電位の変動(電源バンプ)の影響がアレイ
内部回路210の動作に及ぼされるのを防止し、アレイ
内部回路210を安定に動作させるとともに、データ入
出力回路215に対し安定に電源電位VccQおよび接
地電位GNDを供給する。
【0083】図11(B)において、半導体装置内部の
電源パッドの配置が示される。この図11(B)におい
ては、いわゆるLOC(リード・オン・チップ)構造の
パッド配置が一例として示される。外部電源電位Vcc
を受けるパッド201aと、外部電源電位VccQを受
ける電源パッド202aが隣接して配置されるように示
される。この電源パッド201aから電源線222が延
在し、アレイ内部回路210に含まれるセンスアンプお
よびデコーダなどのアレイ周辺回路210aへ電源電位
が供給される。一方、電源パッド202aに対し、この
電源線222と平行に電源線224が配設され、データ
入出力回路215に対し電源電位VccQを供給する。
ここで図11(B)において、接地線は示していない。
また電源パッド201aから内部降圧回路を介して電源
線222に内部電源電位Vintが供給されてもよく、
また外部電源電位Vccが電源線222にそのまま供給
されてもよい(内部降圧回路が設けられていない場
合)。
【0084】図11(B)に示すように、このような電
源線222および224が別々に設けられている場合に
おいても、長距離にわたってこれらの電源線222およ
び224が平行に配設される。したがって、図12に示
すようにこれらの電源線222および224を用いて容
易に十分なレイアウト面積を有する入力保護回路を形成
することができる。
【0085】図12において、データ入出力回路215
に対し外部からの電源電位VccQを伝達する外部電源
配線224と電源線222の間に、入力保護回路(高電
圧導通機構)225が設けられる。この電源線222は
外部電源端子201に電気的に結合される。
【0086】データ入出力回路215は、図12におい
ては、出力部が外部電源電位VccQを受ける。大きな
負荷を高速で駆動するため、データ出力部が最も消費電
流が大きいためである。データ入出力回路215は、内
部から読出されたデータを増幅する(レベル変換機能を
有してもよい)インバータ回路215aと、電源線22
4とデータ出力端子215dの間に接続されかつそのゲ
ートにインバータ回路215aの出力信号を受けるnチ
ャネルMOSトランジスタ215bと、データ出力端子
215dと接地端子(接地線,接地ノード)204との
間に接続されかつそのゲートにインバータ回路215a
の出力信号を受けるnチャネルMOSトランジスタ21
5cを含む。データ出力端子215dには、したがって
電源電位VccQレベルのデータまたは接地電位GND
レベルのデータが出力される。データ入出力端子215
dに現われるデータ信号の振幅を外部電源電位VccQ
(=Vcc)レベルとすることにより、外部に設けられ
た装置との互換性を保持する。
【0087】入力保護回路225は、図12において
は、寄生npnバイポーラトランジスタで構成されるよ
うに示される。電源線224上に過渡高電圧サージが発
生したとき、この入力保護回路225に含まれるバイポ
ーラトランジスタが導通し、電源線222上へこの過渡
高電圧サージによる電流(電荷)を放電し、この電源線
222により高電圧サージを吸収する。電源線222に
は多くの回路が接続されており、電源線222は大きな
浮遊容量を有しており、安定にこの過渡高電圧サージに
より生じた電荷を吸収することができる。
【0088】図13(A)および(B)は、図12に示
す入力保護回路の平面レイアウトおよび断面構造を示す
図である。図13(A)において、外部電源電位Vcc
Qを受ける電源入力パッド202aが、導電配線224
aを介して電源線224に接続される。この電源線22
4と隣接してかつ平行して別の電源線222が配置され
る。電源線224下部にこの電源線224と平行してフ
ィールド領域234が形成され、また電源線222下部
にこの電源線222と平行してフィールド領域232が
形成される。フィールド領域232および234は、そ
れぞれコンタクト孔232aおよび234aを介して電
源線222および224にそれぞれ接続される。電源線
222および224が比較的長距離にわたって平行して
配線されているため、フィールド領域232および23
4の対向する部分の長さを十分に大きくとることができ
る。これにより、先の実施の形態1ないし3と同様、サ
ージ耐性に優れかつ高速でサージ電流を吸収することの
できる入力保護回路を得ることができる。
【0089】図13(B)は、図13(A)のラインA
−A′に沿った断面構造を概略的に示す図である。フィ
ールド領域232は、高濃度n型不純物領域により構成
され、フィールド領域234は、高濃度n型不純物領域
により構成される。これらのフィールド領域232およ
び234は、p型半導体基板112表面に形成される。
フィールド領域232および234の間の基板112の
表面上にフィールド絶縁膜239が形成される。フィー
ルド領域234は、第1のノード237に接続されかつ
フィールド領域232は、第2のノード238に接続さ
れる。これらのノード237および238にはそれぞれ
電源電位VccQおよびVccが印加される。この図1
3(A)および(B)の入力保護回路の構成は、先の実
施の形態1ないし3に示す高電圧導通機構と同じであ
り、第1のノード237に電源電位VccQの通常動作
時に与えられる電圧レベルよりも高い過渡高電圧サージ
が印加されたとき、このフィールド領域234、半導体
基板112およびフィールド領域232により形成され
る寄生npnバイポーラトランジスタが導通し(フィー
ルド領域234および232のパンチスルーおよびフィ
ールド領域234の接合の降伏)、高電圧サージがフィ
ールド領域232を介して第2のノード238へ伝達さ
れ、また基板112へ伝達されてこの高電圧サージが吸
収される。
【0090】この電源線222は、外部電源電位Vcc
が伝達される電源線ではなく、内部電源電位Vintが
伝達される内部電源線であってもよく、また接地電位G
ND(出力回路用のGNDQ)が伝達される接地線であ
ってもよい。
【0091】図14は、図11(B)に示すアレイ周辺
回路210aの具体的構成の一例を示す図である。図1
4において、アレイ周辺回路は、ビット線対BLおよび
ZBLに対して設けられ、このビット線BLおよびZB
Lの電位を差動的に増幅するセンスアンプSAと、電源
線222a上の外部電源電位Vccを一方動作電源電位
として動作し、センスアンプSAを活性化するセンス活
性化信号φSPおよびφSNを出力するセンス活性化回
路260を含む。ビット線対BLおよびZBLと交差す
る方向にワード線WLが配置される。ワード線WLとビ
ット線対BLおよびZBLの交差部に対してメモリセル
MCが配置される。図14においては、ビット線BLと
ワード線WLの交差部に配置されるメモリセルMCを代
表的に示す。メモリセルMCが行および列のマトリクス
状に配設され、メモリセルの各行に対応してワード線W
Lが配置され、メモリセルの各列に対応してビット線対
BLおよびZBLが配置される。メモリセルMCは、情
報を格納するキャパシタCMと、ワード線WL上の信号
電位に応答して導通してキャパシタCMをビット線BL
に電気的に接続するアクセストランジスタMTを含む。
【0092】センスアンプSAは、ビット線対BLおよ
びZBLの間に交差結合された1対のnチャネルMOS
トランジスタNQと、ビット線対BLおよびZBLの間
に互いに交差結合される1対のpチャネルMOSトラン
ジスタPQを含む。このセンスアンプSAに対し、セン
ス活性化回路260からのセンス活性化信号φSPに応
答して導通し、電源線222a上の電源電位Vccをp
チャネルMOSトランジスタPQの接続部へ伝達する活
性化トランジスタPTと、センス活性化回路260から
のセンス活性化信号φSNに応答して導通して、接地電
位GNDを1対のnチャネルMOSトランジスタの接続
部へ供給する活性化トランジスタNTを含む。この電源
線222aは、ノード201aに接続される。このノー
ド201aは電源パッドであってもよく、また外部ピン
端子であってもよい。
【0093】この図14に示す構成において、センスア
ンプSAの活性化時、すなわち活性化トランジスタPT
およびNTの導通時、pチャネルMOSトランジスタP
Qがビット線BLおよびZBLの高電位のビット線を電
源電位Vccレベルにまで上昇させ、一方nチャネルM
OSトランジスタNQが、低電位のビット線を接地電位
GNDレベルにまで放電する。この図14に示す構成に
おいては、ビット線BLおよびZBLの電位振幅は、電
源電位Vccレベルとされる。したがってこの図14に
示す半導体装置の場合、内部降圧回路は設けられておら
ず、外部から与えられる電源電位が内部動作電源電位と
して利用される。センスアンプSAは、ビット線対BL
およびZBLそれぞれに対して設けられる。したがっ
て、センスアンプSAの動作時、多くのビット線BLお
よびZBLの充放電が行なわれるため、電源線222a
の消費電流は大きくなる。電源線222aの専用の電源
ピン端子からノード201aを介して電源電位を供給す
ることにより、安定にセンス動作を行なうことができ
る。この場合、多くのセンスアンプを駆動するため電源
線222aの幅および寄生容量は大きく、サージ吸収用
の電源線として用いられても、安定に過渡高電圧サージ
を吸収することができる。
【0094】以上のように、この実施の形態4に従え
ば、外部電源配線と別の一定電位が供給される導電配線
との間に高電圧導通機構を設けたため、これらの電源線
および導電配線が長距離にわたって平行して並設される
ため、容易に高電圧導通機構を配設するための必要十分
な面積を確保することができ、何ら占有面積を増加させ
ることなく確実にサージ吸収用の入力保護回路を実現す
ることができる。
【0095】[実施の形態5]図15(A)および
(B)は、この発明の実施の形態5に従う入力保護回路
部分の平面レイアウトおよび断面構造を示す図である。
図15(A)において、高電圧導通機構は、電源入力パ
ッド300に導電配線302aを介して接続される電源
線302と、この電源線302下部に、電源線302と
平行に形成されるフィールド領域312と、フィールド
領域312と平行に配設されるフィールド領域314を
含む。このフィールド領域314は半導体基板304に
電気的に接続される。フィールド領域312は、コンタ
クト孔312aを介して電源線302に電気的に接続さ
れ、またフィールド領域314は、コンタクト孔316
aを介してゲート電極層316に接続される。このゲー
ト電極層316は、フィールド領域312および314
間の領域にこれらのフィールド領域312および314
と平行にかつ電源線302および304より下層に配設
される。
【0096】図15(B)は、図15(A)のラインA
−A′に沿った断面構造を示す図である。図15(B)
において、p型半導体基板304表面上に、高濃度n型
不純物領域で構成されるフィールド領域312と、高濃
度p型不純物領域で構成されるフィールド領域314が
配設される。これらのフィールド領域312および31
4の間の基板304表面上に、図示しないゲート絶縁膜
を介してゲート電極層316が配設される。このゲート
電極層316は、フィールド領域314と電気的に接続
される。フィールド領域314および半導体基板304
は同じ導電型であり、フィールド領域314は、半導体
基板304よりも高不純物濃度を有しており、フィール
ド領域314は、半導体基板304と電気的に接続され
る。フィールド領域312は、第1のノード301に電
気的に接続される。第1のノード301は、電源入力パ
ッド300または外部電源端子であってもよく、また導
電配線302aまたは電源線302の任意の場所であっ
てもよい。半導体基板304は、一定のバイアス電位
(接地電位または負電位)Vbを受ける。
【0097】第1のノード301に過渡高電圧サージが
発生した場合、このフィールド領域312のn+/p接
合が降伏現象を起こし、半導体基板304表面に沿っ
て、フィールド領域312から、フィールド領域314
へ電荷が流れ、このフィールド領域314へ流れ込んだ
電荷が、半導体基板304により吸収される。第1のノ
ード301に与えられた高電圧サージが大きいとき、ま
た、このフィールド領域312と半導体基板304の間
の接合の降伏現象が生じ、フィールド領域312から基
板304へ直接電流が流れる。
【0098】図15(A)および(B)に示す構成の場
合、高電圧導通機構は、その第2のノードが、半導体基
板に電気的に接続されている。したがって、電源線30
2と平行に配設される導電配線(接地線、内部電源線ま
たは基準電源線)が存在しない場合においても、この電
源線302下部に形成されたフィールド領域312と平
行に対向してフィールド領域314を半導体基板304
表面に形成することにより、十分な幅を有する高電圧導
通機構を実現することができる。したがって、必要とさ
れる配線が存在しない場合においても、容易に必要とさ
れる面積を有する高電圧導通機構を実現することができ
る。
【0099】半導体基板304は、十分大きな容量を有
しているため、安定に高電圧サージを吸収することがで
きる。またこの電源線302は、任意の形状をとること
ができるため(第2のノードに接続される導電配線が存
在しないため)、必要とされる幅方向の長さをフィール
ド領域312はとることができ、応じて、電源線302
の浮遊容量を十分に大きくすることができ、サージ耐性
に優れた入力保護回路を実現することができる。
【0100】[変更例]図16は、この発明の実施の形
態5の変更例を示す図である。図16に示す構成におい
て、図15(B)に示す構成と異なり、フィールド領域
312および314の間の半導体基板304表面に、フ
ィールド絶縁膜317が形成される。このフィールド領
域312および314外周にLOCOS膜315aおよ
び315bが形成される。フィールド領域314に、基
板バイアス電位Vd(接地電位または負電位)が印加さ
れる。この図16に示す構成においても、第1のノード
301に過渡高電圧サージが発生した場合、このフィー
ルド領域312、半導体基板304およびフィールド領
域314で形成されるn+/p/p+ダイオードが導通
し、第1のノード301に発生した過渡高電圧サージを
半導体基板304で吸収することができる。
【0101】なお、この実施の形態5において、第1の
ノード301を、p型の不純物領域からなるフィールド
領域へ接続し、半導体基板をn型として、このフィール
ド領域312をn型高濃度不純物領域より形成すること
により、この高電圧サージを吸収する保護回路を実現す
ることができる。
【0102】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、過渡高電圧サージを半導体基板で吸収するよう
に構成したため、電源配線と導電配線が平行して配置さ
れていない領域においても、この電源線を一方ノードと
した高電圧導通機構を基板上空き領域を利用して形成す
ることができ、何ら面積増加を伴うことなく必要とされ
る面積を有する入力保護回路(高電圧導通機構)を実現
することができる。
【0103】[実施の形態6]図17(A)は、この発
明の実施の形態6に従う入力保護回路の要部の構成を示
す平面レイアウト図であり、図17(B)は、図17
(A)のラインA−A′に沿った断面構造を示す図であ
る。図17(A)において、入力保護回路は、外部から
与えられる電源電位Vccを受ける電源入力パッド40
0と、この電源入力パッド400に導電配線401を介
して接続され、外部電源電位Vccを内部へ伝達する外
部電源線402と、この外部電源線402と平行してか
つ隣接して延在して配置される導電配線404とを含
む。この導電配線404は、先の実施の形態4または5
と同様、別に設けられた外部電源線、接地線、内部電源
線、データ出力部に対して設けられた接地線のいずれで
あってもよい。動作電源電位としての接地電位GNDま
たは電源電位VccまたはVintを伝達する導電配線
であればよい。
【0104】高電圧導通機構は、この電源線402下部
に、この電源線402と平行して形成されかつこの電源
線402にコンタクト孔(またはバイア孔)414bを
介して接続されるフィールド領域412と、導電配線4
04と平行してこの導電配線404下部に、フィールド
領域412と狭い間(約3μm以下)をおいて配置され
るフィールド領域414を含む。このフィールド領域4
14は、コンタクト孔(またはバイア孔)414aを介
して導電配線404に接続される。
【0105】図17(B)において、フィールド領域4
12および414は、低濃度p型不純物領域で構成され
るウェル領域420に形成される。このフィールド領域
412および414間のウェル領域420表面に、フィ
ールド絶縁膜417が形成される。フィールド領域41
2は、高濃度n型不純物領域で構成され、フィールド領
域414は、高濃度p型不純物領域で構成される。フィ
ールド領域412は、コンタクト孔414bに形成され
たコンタクト402aを介して電源線402に接続され
る。フィールド領域414は、コンタクト孔414aに
形成されたコンタクト404aにより導電線404に接
続される。フィールド領域412のコンタクト402a
との接触部の下部に、このフィールド領域412と接し
て低濃度n型不純物領域で構成される下部ウェル415
が形成される。ウェル領域420は、n型半導体基板4
22表面に形成される。このウェル領域420は、LO
COS膜419aおよび419bにより他の回路部分か
ら分離される。半導体基板422は、外部電源電位Vc
cまたは接地電位レベルのバイアス電位Vbに固定され
る。
【0106】この図17(A)および(B)に示す構成
においても、電源線402において過渡高電圧サージが
発生した場合、このフィールド領域412とウェル領域
420との間の接合の降伏現象(またはフィールド領域
間パンチスルー)が生じ、フィールド領域412からウ
ェル領域420を介してフィールド領域414へ電流が
流れ、この高電圧サージにより生じた電流が導電配線4
04により吸収される。またこのとき、フィールド領域
412、下部ウェル415、ウェル領域420および半
導体基板422により形成されるラテラルnpnバイポ
ーラトランジスタが導通し、この下部ウェル415か
ら、ウェル領域420を介して基板422へ電流が流
れ、この高電圧サージが半導体基板422により吸収さ
れる。図17(B)においては、下部ウェル415が、
寄生バイポーラトランジスタのエミッタ領域を構成する
ように示される。しかしながら、この寄生バイポーラト
ランジスタは、過渡高電圧サージ発生時に導通するた
め、下部ウェル415は、この寄生バイポーラトランジ
スタのコレクタ領域を形成してもよい。この寄生バイポ
ーラトランジスタのベース領域は、下部ウェル415が
設けられているため、その長さが小さくされ、電流増幅
率が大きくなり、より多くの電流を、高速で半導体基板
422へ流すことができ、高速で高電圧サージを吸収す
ることができる。
【0107】なお、図17(B)において、示される導
電型をすべて逆とすれば、電源線202に代えて、接地
線に対する負の高電圧サージに対する保護回路を実現す
ることができる。
【0108】[変更例]図18は、この発明の実施の形
態6の変更例の構成を示す図である。図18に示す構成
においては、フィールド領域414に代えて高濃度n型
不純物領域で形成されるフィールド領域424が用いら
れ、このフィールド領域424とコンタクト404aと
の接触部の下部にこのフィールド領域424と接して、
低濃度n型不純物領域で構成される下部ウェル422が
形成される。すなわち、この図18に示す構成において
は、図17に示すn+/pダイオードに代えて、フィー
ルドトランジスタ(ゲート電極はあってもなくてもよ
い)が高電圧導通機構として用いられる。他の構成は、
図17(B)に示す構成と同じである、対応する部分に
は同一参照番号を付す。
【0109】この図18に示す構成においては、電源線
402において過渡高電圧サージが発生した場合、フィ
ールドトランジスタのパンチスルー現象(寄生バイポー
ラトランジスタの導通)により、導電配線404により
過渡高電圧サージが吸収される。このとき、また下部ウ
ェル415、およびフィールド領域424に対する下部
ウェル422を設けることにより、コンタクト404a
に対して集中して流れる電流によるフィールド領域42
4の電界集中およびコンタクト404aの溶融金属の接
合の突き抜けをを防止することができ、サージ耐性に優
れた入力保護機構を実現することができる。
【0110】なお、この図18に示す構成においても、
寄生バイポーラトランジスタとしては、下部ウェル41
5および422が、コレクタとして作用しかつ半導体基
板422のエミッタとして作用する寄生バイポーラトラ
ンジスタが形成されてもよい。また、示される導電型を
すべて逆とし、基板バイアス電位を接地電位または負電
位とすることにより、接地線に対する負の高電圧サージ
を吸収する入力保護回路を実現することができる。
【0111】以上のように、この実施の形態6に従え
ば、いわゆるトリプルウェル構造を用いて、高電圧サー
ジを半導体基板またはウェル領域で吸収するように構成
しているため、ウェル領域および半導体基板の大きな寄
生容量に、安定に過渡高電圧サージによる電荷を吸収す
ることができ、サージ耐性に優れた入力保護回路を実現
することができる。
【0112】なお、この実施の形態6においても、フィ
ールドトランジスタに代えてMOSトランジスタが用い
られても同様の効果を奏することができる。
【0113】[実施の形態7]図19(A)は、この発
明の実施の形態7の入力保護回路部分の平面レイアウト
を概略的に示す図であり、図19(B)は、図19
(A)に示すラインB−B′に沿った断面構造を概略的
に示す図である。図19(A)において、外部電源電位
Vccを第1のノード504を介して受ける不純物領域
500と、この不純物領域500と所定の間隔(約3μ
m以下)をおいてこの不純物領域500を取り囲むよう
に形成される不純物領域502とが設けられる。この不
純物領域500は、高濃度不純物領域(拡散領域)また
は低濃度不純物領域(ウェル領域)のいずれでもよい。
以下の説明においては、不純物領域は、この高濃度不純
物領域(拡散領域)および低濃度不純物領域(ウェル領
域)両者を示すものとして用いる。
【0114】不純物領域502は、第2のノード506
を介して内部電源電位または接地電位であるバイアス電
位Vbに固定される。
【0115】図19(B)において、不純物領域500
が、p型半導体基板512の表面に形成される。この不
純物領域500は、n型の導電型を有する。この不純物
領域500の両側に、フィールド絶縁膜510aおよび
510bを間においてn型不純物領域502aおよび5
02bが形成される。この不純物領域502aおよび5
02bは連続的に形成されて、バイアス電位Vbをそれ
ぞれノード506aおよび506bを介して受ける。な
お、不純物領域500がウェル領域で構成される場合、
第1のノード504に接続する部分は、高濃度不純物領
域(拡散領域)で形成される。また、不純物領域502
aおよび502bが、ウェル領域で構成される場合、バ
イアス電位Vbに接続される部分は、高濃度不純物領域
(拡散領域)で形成される。
【0116】この不純物領域502aおよび502bの
外周に、LOCOS膜509aおよび509bが形成さ
れる。この図19(A)および(B)に示す構成におい
ても、第1のノード504において過渡高電圧サージが
発生した場合、フィールド絶縁膜510aおよび510
bの下の領域を介して不純物領域500と不純物領域5
02aおよび502bとの間にパンチスルー現象(不純
物領域500と基板512との間の接合の降伏(ブレー
クスルー))が生じ、不純物領域500と不純物領域5
02aおよび502bとが電気的に接続し、過渡高電圧
サージが、第2のノード506aを介して吸収される。
【0117】この図19(A)および(B)に示す構成
の場合、何ら電源線および導電配線を互いに平行して配
設する必要はなく、半導体基板表面に形成された不純物
領域を用いて入力保護回路を形成することができる。ま
た不純物領域500の外周に沿って、不純物領域502
が形成されるため、この過渡高電圧サージ電流が流れる
領域の幅を十分大きくとることができ、半導体基板表面
の、任意の領域において、小占有面積で大きなチャネル
幅を有するフィールドトランジスタを等価的に形成する
ことができ、応じて小占有面積でサージ耐性の高い入力
保護回路を実現することができる。
【0118】[変更例1]図20は、この発明の実施の
形態7の変更例1の構成を示す図である。図20におい
ては、断面構造のみが示される。図20においては、不
純物領域500の外周に沿って、フィールド絶縁膜51
0aおよび510bを間において、高濃度p型不純物領
域522aおよび522bが形成される。この高濃度p
型不純物領域522aおよび522bは、不純物領域5
00を取り囲むように形成され、したがってその平面レ
イアウトは図19(A)に示すものと同じとなる。他の
構成は、図19(B)に示すものと同じであり、対応す
る部分には同一の参照番号を付す。
【0119】この図20に示す構成の場合、不純物領域
522aおよび522bは、p型半導体基板512に電
気的に接続される。したがって、第1のノード504に
おいて過渡高電圧サージが発生した場合、この不純物領
域500と不純物領域522aおよび522bの間で接
合の降伏現象(またはパンチスルー)が生じて過渡高電
圧サージによる電流が不純物領域500から半導体基板
512ならびに不純物領域522aおよび522bへ流
れかつこれらの不純物領域522aおよび522bから
半導体基板512へサージ電流が流れてこの基板512
によりサージ電流が吸収される。したがってこの場合に
おいても、半導体基板512は、大きな浮遊容量を有し
ており、この過渡高電圧サージを安定に吸収することが
できる。この半導体基板512は、接地電位または負電
位または内部電源電位の一定電位にバイアスされていて
もよい。
【0120】[変更例2]図21(A)は、実施の形態
7の変更例2の平面レイアウトを示し、図21(B)
は、図21(A)のラインB−B′に沿った断面構造を
示す図である。図21(A)において、外部電源電位V
ccを第1のノード551を介して受ける不純物領域5
50の内側に、一定のバイアス電位Vbを第1のノード
551を介して受ける不純物領域555が設けられる。
すなわち、この変更例2の構成においては、負電位また
は接地電位または内部電源電位または外部電源電位であ
るバイアス電位Vbを受ける不純物領域555の外周に
沿って、狭い間隔をおいてこの不純物領域555を取り
囲むように、外部電源電位Vccを受ける不純物領域5
50が形成される。
【0121】図21(B)において、不純物領域555
の外側に、フィールド絶縁膜557aおよび557bを
間において、不純物領域550aおよび550bが形成
される。不純物領域555と不純物領域550aおよび
550bの導電型式は、同じであってもよく、また異な
っていてもよい。この変更例2の構成においても、第1
のノード551において過渡高電圧が発生した場合、パ
ンチスルー現象(または降伏現象)により、不純物領域
555および第2のノード556を介して過渡高電圧サ
ージが吸収される。したがって、先の実施の形態7およ
びその変更例1と同様の小占有面積でサージ耐性に優れ
た入力保護回路を実現することができる。
【0122】図22は、この図21(A)の平面レイア
ウトを実現する部分の具体的構成を示す図である。図2
2において、不純物領域550は、外部電源電位Vcc
を使用する回路部分が形成されるVcc使用回路形成領
域550cと、このVcc使用回路形成領域550cの
外部電源電位Vcc印加領域(拡散領域またはウェル領
域)と電気的に接続される不純物領域550dにより、
不純物領域550が形成される。この不純物領域550
dには、内部回路要素は形成されていなくてもよい。さ
らに、Vcc使用回路形成領域550cも、外部電源電
位Vcc印加領域と電気的に接続されていればよく、し
たがって、不純物領域550aは、拡散領域であっても
よく、またウェル領域であってもよい。この場合、不純
物領域555にはバイアス電位Vbが印加され、この領
域において別の内部回路構成要素が形成されていてもよ
い。この場合、回路構成要素形成領域に沿って、入力保
護回路を形成することができて何ら占有面積を増加させ
ることなく、また、レイアウトの変更を生じることな
く、容易に十分なレイアウト面積を有する入力保護回路
を形成することができ、サージ耐性に優れた入力保護回
路を実現することができる。
【0123】以上のように、この実施の形態7に従え
ば、外部電源電位が印加される領域と、これと過渡高電
圧サージ吸収部に電気的に接続される領域とを設けか
つ、一方が他方を取り囲むように構成したため、少ない
占有面積でかつ電源配線の配設されていない領域におい
ても、容易に十分なレイアウト面積を有する入力保護回
路を形成することができ、サージ耐性に優れた入力保護
回路を実現することができる。
【0124】[実施の形態8]図23(A)は、この発
明の実施の形態8に従う半導体装置のチップレイアウト
を示す図であり、図23(B)は、図23(A)のライ
ンA−A′に沿った断面構造を概略的に示す図であり、
図23(C)は、図23(A)のラインB−B′に沿っ
た断面構造を概略的に示す図である。
【0125】図23(A)において、半導体装置が形成
されるチップ600外周に沿って、導電配線602が配
設される。この導電配線602は、後に説明するよう
に、このチップ600の構成する半導体基板と電気的に
接続される。半導体基板は、基準電位発生手段からの基
準電位を受ける。この基準電位発生手段は、半導体基板
が、p型基板の場合には、負電位Vbbを発生する負電
位発生回路かまたは、接地電位GNDを供給する接地線
である。
【0126】この導電配線602は、外部からの電源電
位が印加される電源パッド604に入力保護回路606
を介して結合される。この入力保護回路606の具体的
構成は、実施の形態1ないし7のいずれであってもよ
い。
【0127】図23(B)において、半導体チップ60
0を構成するp型半導体基板605の表面に、高濃度p
型不純物領域606が形成される。この不純物領域60
6は、コンタクト607を介して導電配線602に接続
される。不純物領域606は、半導体基板605と同じ
導電型であり、したがってこの不純物領域606と半導
体基板605とは電気的に接続される。したがって、導
電配線602は、この不純物領域606を介して半導体
基板605に電気的に接続される。
【0128】図23(C)において、入力保護回路60
6は、電源パッド604に接続される導電配線(第1の
ノード)619と、半導体基板605表面に形成され、
かつコンタクト617を介して導電配線619に接続さ
れる高濃度n型不純物領域611と、この高濃度n型不
純物領域611とコンタクト617との接触部の下部
に、この不純物領域611に接して形成される低濃度n
型不純物領域(下部ウェル)612と、半導体基板60
5表面に形成されかつコンタクト618を介して導電配
線602に接続される高濃度n型不純物領域614を含
む。これらの不純物領域611および614、すなわち
フィールド領域611および614の間に、フィールド
絶縁膜616が形成される。フィールド領域611およ
び614の幅は、十分大きくかつ両者間の距離は十分小
さくされる。
【0129】導電配線602は、半導体基板605表面
に形成された高濃度p型不純物領域606にコンタクト
619を介して接続される。このフィールド(不純物)
領域614と高濃度不純物領域606の間に、LOCO
S膜615が形成される。
【0130】チップ600の外周に沿って配設される導
電配線602は、十分な長さおよび幅を有している。し
たがってこの導電配線602の浮遊容量は十分大きく、
ノード619において発生した過渡高電圧サージを、確
実に吸収することができる。また、この導電配線602
は、一定電位に固定された半導体基板605に不純物領
域606を介して接続されているため、この導電配線6
02上に生じた電荷は、半導体基板605により吸収さ
れ、導電配線602の電位の変動は確実に防止すること
ができる。
【0131】なお、この実施の形態8において、フィー
ルド領域611は、高濃度不純物領域でなく、外部電源
電位Vccが印加されるウェル領域であってもよい。ま
た、不純物領域606は、チップ外周部全体に沿って形
成される必要はなく、チップ600の適当な箇所におい
て導電配線602と接続されていればよい。
【0132】この実施の形態8の構成に従えば、不純物
領域611および612の上部に両領域611および6
12と平行して電源線または導電配線を配設する必要は
ない。過渡高電圧サージを瞬時に吸収することのできる
幅(図23(C)の紙面垂直方向)を、不純物領域61
1および614ならびに不純物領域614上に形成され
かつ導電配線602に接続される配線部分が有していれ
ばよい。何ら占有面積を増加せずチップ外周部の空き領
域において、外部電源電位が供給される領域近傍に入力
保護回路を配設することができ、小占有面積かつサージ
耐性に優れた入力保護回路を実現することができる。
【0133】[実施の形態9]図24(A)は、この発
明の実施の形態9の入力保護回路の平面レイアウトを示
し、図24(B)は、図24(A)のラインA−A′に
沿った断面構造を概略的に示す図である。図24(A)
において、高電圧導通機構は、外部の電源電位Vccを
第1のノード701を介して受ける不純物領域702
と、この不純物領域702に隣接してかつ間をおいて配
置される不純物領域703とを含む。不純物領域702
は、外部電源電位Vccを使用する回路要素が形成され
る領域の拡散領域またはウェル領域である。不純物領域
703は、内部電源電位Vint、接地電位などを使用
する回路要素の形成される拡散領域またはウェル領域で
ある。この不純物領域702および703の境界部に高
電圧印加時に導通する部分が形成される。
【0134】図24(B)において、不純物領域702
は、高濃度n型不純物領域で形成されかつコンタクト7
05を介して外部電源電位Vccを受ける第1のノード
となる導電配線701に接続される。この不純物領域7
02下部に、低濃度n型不純物領域で形成される下部ウ
ェル704が形成される。この下部ウェル704は、少
なくともコンタクト705と不純物領域702との接触
部下部に形成される。不純物領域703は、p型半導体
基板700表面に形成される低濃度n型ウェル領域70
6と、このウェル領域706表面に形成される高濃度n
型不純物領域707を含む。高濃度不純物領域707
は、コンタクト708を介して、内部電源Vintなど
の固定電位を伝達する導電配線709に接続される。不
純物領域702とウェル領域706の間は十分小さくさ
れ、過渡高電圧サージ発生時においてこの不純物領域7
02とウェル領域706との間でパンチスルーが生じる
ようにされる。不純物領域702とウェル領域706の
間にLOCOS酸化膜710bが形成され、不純物領域
702および707外周部に沿ってLOCOS膜710
aおよび710cが形成される。
【0135】nウェル領域706は、不純物領域707
と電気的に接続されており、導電線(第2のノード)7
09を介して与えられる内部電源電位Vintまたは接
地電位である固定電位に固定される。このウェル領域7
06内に、内部電源電位Vintなどの固定電位を使用
する回路が形成される。第1のノード701において過
渡高電圧サージが発生した場合、不純物領域702とウ
ェル領域706の間でパンチスルー現象が生じ、この過
渡高電圧サージは、不純物領域702からウェル領域7
06へ流れ、次いで不純物領域707を介して第2のノ
ード709へ流れて、この第2のノード709に接続さ
れる固定電位発生手段により吸収される。したがってこ
の実施の形態9の構成においても、確実に過渡高電圧サ
ージを吸収することができる。また、外部電源配線およ
び内部電源配線などの電源電位を伝達する導電配線を互
いに平行して長距離にわたって配設する必要がなく、回
路レイアウトの自由度が増加する。また、不純物領域7
02および703が長距離にわたって平行して配設され
ているため、この高電圧導通機構のチャネル幅(ライン
A−A′の直角方向)は十分大きくでき、応じてサージ
耐性に優れた入力保護回路を実現することができる。
【0136】図25は、不純物領域702および703
に形成される回路構成要素の具体例を示す図である。図
25において、第2のノード721に与えられる外部電
源電位Vccを変換して内部電源電位Vintを生成す
る内部降圧回路の形成領域720と、これと隣接して、
この内部電源電位Vintを内部電源線723を介して
受けて動作するVint使用回路の形成領域725とが
設けられる。内部降圧回路形成領域720においては、
先に図2において示したように、ドライブトランジスタ
は、pチャネルMOSトランジスタで構成される。ま
た、比較回路105も、カレントミラー型回路の場合、
カレントミラー回路はpチャネルMOSトランジスタで
構成される。このようなpチャネルMOSトランジスタ
が外部電源電位Vccを一方導通ノードに受けるため、
このpチャネルMOSトランジスタが形成されるn型ウ
ェル領域が、外部電源電位Vccにバイアスされる。し
たがってこのウェル領域を図24(A)に示す不純物領
域702として用いる。内部電源電位Vint使用回路
は、これを内部電源電位Vintを使用して動作する。
この場合、pチャネルMOSトランジスタが形成される
領域が、同様、n型ウェル領域である。このn型ウェル
領域は、したがって内部電源電位Vintにバイアスさ
れる。これらのウェル領域を、図24(A)に示す不純
物領域702および703として使用することにより、
図25において斜線部で示す高電圧導通機構を容易に実
現することができる。
【0137】なお、領域720が、データ出力回路形成
領域であり、また領域725は、内部読出データを増幅
してデータ出力回路へ与えるプリアンプなどの内部デー
タ読出回路の形成領域であってもよい。
【0138】以上のように、この実施の形態9に従え
ば、外部電源電位を使用する領域に隣接して内部電源電
位等の固定電位を使用する回路領域を配置し、これらの
境界領域を高電圧導通機構として利用したため、十分な
幅を有する高電圧導通機構を形成することができ、小占
有面積で、サージ耐性に優れた入力保護回路を実現する
ことができる。また、単に回路構成要素形成領域を利用
しているため、入力保護機構のための専用の領域を設け
る必要がなく、レイアウトが容易となる。
【0139】なお、実施の形態1ないし9において、不
純物領域の導電型を逆とすれば、外部電源電位に代えて
接地電位に対する負の高電圧サージを吸収する機構を実
現することができる。
【0140】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、サー
ジ吸収のための高電圧導通機構として、固定電位伝達線
または回路形成領域を利用しているため、何ら入力保護
機構のための専用の領域を設ける必要がなく、小占有面
積でかつサージ耐性に優れた入力保護回路を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の半導体装置の全体
の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す内部降圧回路の構成の一例を示す
図である。
【図3】 (A)は、図1に示す高電圧導通機構の平面
レイアウトを示し、(B)は、(A)のラインA−A′
に沿った断面構造を概略的に示す図である。
【図4】 (A)は、実施の形態2の平面レイアウトを
示し、(B)は、(A)のラインA−A′に沿った断面
構造を概略的に示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の変更例1の構成を
示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の変更例2の構成を
示す図である。
【図7】 (A)は、この発明の実施の形態3の入力保
護回路の平面レイアウトを示し、(B)は、(A)のラ
インA−A′に沿った断面構造を概略的に示す図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態3の変更例1の構成を
概略的に示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3の変更例2の構成を
概略的に示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態3の変更例3の構成
を概略的に示す図である。
【図11】 (A)は、この発明の実施の形態4に従う
半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示し、(B)
は、(A)に示す配置における電源線のレイアウトを示
す図である。
【図12】 この発明の実施の形態3に従う入力保護回
路の構成を具体的に示す図である。
【図13】 図12に示す高電圧導通機構の平面レイア
ウトおよび断面構造を概略的に示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態3の変更例の構成を
示す図である。
【図15】 (A)は、この発明の実施の形態4に従う
入力保護回路の平面レイアウトを示し、(B)は、
(A)のラインA−A′に沿った断面構造を概略的に示
す図である。
【図16】 この発明の実施の形態5の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図17】 (A)は、この発明の実施の形態6に従う
入力保護回路の平面レイアウトを概略的に示し、(B)
は、(A)のラインA−A′に沿った断面構造を概略的
に示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態6の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図19】 (A)は、この発明の実施の形態7の入力
保護回路の平面レイアウトを示し、(B)は、(A)の
ラインB−B′に沿った断面構造を概略的に示す図であ
る。
【図20】 この発明の実施の形態7の変更例1の構成
を概略的に示す図である。
【図21】 (A)は、この発明の実施の形態7の変更
例1の平面レイアウトを示し、(B)は、(A)のライ
ンB−B′に沿った断面構造を概略的に示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態7の変更例2の構成
を概略的に示す図である。
【図23】 (A)は、この発明の実施の形態8に従う
入力保護回路のチップレイアウトを示し、(B)は、
(A)のラインA−A′に沿った断面構造を示し、
(C)は、ラインB−B′に沿った断面構造を概略的に
示す図である。
【図24】 (A)は、この発明の実施の形態9に従う
入力保護回路の平面レイアウトを示し、(B)は、
(A)のラインA−A′に沿った断面構造を概略的に示
す図である。
【図25】 図24に示される不純物領域が形成される
回路の具体例を示す図である。
【図26】 (A)は、従来の入力保護回路の平面レイ
アウトを示し、(B)は、(A)のラインA−A′に沿
った断面構造を概略的に示す図である。
【図27】 従来の外部電源線と内部電源線のレイアウ
トを概略的に示す図である。
【図28】 従来の半導体記憶装置における電源線のレ
イアウトを概略的に示す図である。
【符号の説明】
101 外部電源端子、102 外部電源線、105
内部降圧回路、106内部電源線、110 高電圧導通
機構、120,122 フィールド領域、126 ゲー
ト電極層、124 フィールド絶縁膜、142,144
フィールド領域(不純物領域)、145,146 下
部ウェル、112 半導体基板、147 ゲート電極
層、152,154 フィールド領域(不純物領域)、
155,156 下部ウェル、114 半導体基板、1
16 ウェル領域、201 外部電源端子、202 デ
ータ出力用電源端子、215 データ入出力回路、22
2内部回路用電源線、224 データ出力用電源線、2
25 入力保護回路、232,234 フィールド領
域、260 センス活性化回路、302 外部電源線、
304 導電配線、312,314 フィールド領域、
304 半導体基板、317 フィールド絶縁膜、40
2 外部電源線、404 導電配線、412,414
フィールド領域、420 ウェル領域、415 下部ウ
ェル、422半導体基板、423 下部ウェル、500
外部電源電位印加領域、502固定電位印加領域、5
00,502a,502b 不純物領域、510a,5
10b フィールド絶縁膜、512 半導体基板、52
2a,522b 不純物領域、550 外部電源電位印
加領域、555 固定電位印加領域、550c、外部電
源電位使用回路形成領域、550d 不純物領域、60
0 半導体チップ、601 高電圧導通機構、602
導電配線、605 半導体基板、606 不純物領域、
611,614 不純物領域、612 下部ウェル、7
02 外部電源電位印加領域、703 固定電位印加領
域、706 ウェル領域、700 半導体基板、720
内部降圧回路形成領域、725 内部電源電位使用回
路形成領域。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される電源電位を受けて内
    部へ伝達するための外部電源ノード、 前記外部電源ノードから供給される外部電源電位を変換
    して内部電源ノード上に内部電源電位を発生する内部電
    源電位発生手段、および前記外部電源ノードに結合され
    る第1のノードと、前記内部電源ノードに結合される第
    2のノードとを有し、前記第1のノードへの前記外部電
    源電位の通常時の電圧よりも高い電圧の印加時に導通し
    て前記第1のノードと前記第2のノードとを電気的に接
    続する高電圧導通機構を備える、半導体装置の入力保護
    回路。
  2. 【請求項2】 外部から各々に電源電位が印加される複
    数の外部電源供給パッド、および前記複数の外部電源供
    給パッドのうちの第1のパッドに結合される第1のノー
    ドと、前記複数の外部電源供給パッドのうちの前記第1
    のパッドと異なる第2のパッドに結合される第2のノー
    ドとを有し、前記第1のノードへの前記外部電源電位の
    通常時の電圧よりも高い電圧の印加時に導通し、前記第
    1のノードと前記第2のノードとを電気的に結合する高
    電圧導通機構を備える、半導体装置の入力保護回路。
  3. 【請求項3】 前記高電圧導通機構は、 半導体基板領域表面上に形成されかつ前記第1のノード
    に接続される第1の不純物領域と、 前記半導体基板領域表面上に前記第1の不純物領域と隣
    接してかつ間をおいて配置され、かつさらに前記第2の
    ノードに電気的に接続される第2の不純物領域とを備え
    る、請求項1または2記載の半導体装置の入力保護回
    路。
  4. 【請求項4】 前記高電圧導通機構は、さらに、 前記第1および第2の不純物領域の間に形成される素子
    分離用のフィールド絶縁膜を備える、請求項3記載の半
    導体装置の入力保護回路。
  5. 【請求項5】 前記高電圧導通機構は、さらに、 前記第1および第2の不純物領域の間の前記半導体基板
    領域上に絶縁膜を介して形成されかつ前記第1および第
    2のノードの一方に接続されるゲート電極層を備える、
    請求項3記載の半導体装置の入力保護回路。
  6. 【請求項6】 前記高電圧導通機構は、さらに、 前記第1のノードと前記第1の不純物領域との間に設け
    られ、前記第1のノードと前記第1の不純物領域とを電
    気的に接続する導電配線と、 前記第1の不純物領域内部にかつ前記第1の不純物領域
    と接してかつさらに少なくとも前記第1の不純物領域と
    前記導電配線とのコンタクト部下部の領域に形成され
    る、前記第1の不純物領域よりも不純物濃度の低いかつ
    前記第1の不純物領域と同一導電型を有する島状不純物
    領域を備える、請求項3記載の半導体装置の入力保護回
    路。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の不純物領域は、第
    1導電型を有しかつ前記半導体基板領域は前記第1導電
    型と異なる第2導電型を有する、請求項3記載の半導体
    装置の入力保護回路。
  8. 【請求項8】 前記第1の不純物領域は第1導電型を有
    しかつ前記第2の不純物領域および前記半導体基板領域
    は前記第1導電型と異なる第2の導電型を有する、請求
    項3記載の半導体装置の入力保護回路。
  9. 【請求項9】 前記第1のパッドに与えられる外部電源
    電位を一方動作電源電圧として動作し、外部へデータを
    出力するデータ出力回路をさらに備える、請求項2記載
    の半導体装置の入力保護回路。
  10. 【請求項10】 各々がデータを記憶する複数のメモリ
    セル、 活性化時前記複数のメモリセルのうちの選択されたメモ
    リセルの記憶データを検知し増幅するセンスアンプ、お
    よびセンス活性化信号に応答して、前記第1のパッドへ
    印加された外部電源電位を前記センスアンプへ伝達する
    センス活性化手段をさらに備える、請求項2記載の半導
    体装置の入力保護回路。
  11. 【請求項11】 前記第2のパッドに与えられる外部電
    源電位を一方動作電源電位として動作し、外部へデータ
    を出力するデータ出力回路をさらに備える、請求項2記
    載の半導体装置の入力保護回路。
  12. 【請求項12】 各々がデータを記憶する複数のメモリ
    セル、 活性化時、前記複数のメモリセルの選択されたメモリセ
    ルの記憶データを検知し増幅するセンスアンプ、および
    センス活性化信号に応答して、前記第2のパッドへ印加
    された外部電源電位を前記センスアンプへ伝達するセン
    ス活性化手段をさらに備える、請求項2記載の半導体装
    置の入力保護回路。
  13. 【請求項13】 外部電源電位が供給される外部電源パ
    ッド、 前記外部電源パッドに接続される第1のノードと、半導
    体基板に接続される第2のノードとを有し、前記第1の
    ノードへの前記外部電源電位の通常時の電位よりも高い
    電位の印加時に導通して前記第1および第2のノードを
    電気的に接続する高電圧導通手段を備える、半導体装置
    の入力保護回路。
  14. 【請求項14】 前記高電圧導通手段は、 前記半導体基板表面に形成されかつ前記第2のノードに
    接続される前記基板と異なる導電型の第1の不純物領域
    と、 前記第1の不純物領域と隣接してかつ離れて配置され
    る、前記基板と同一の導電型の第2の不純物領域とを備
    える、請求項13記載の半導体装置の入力保護回路。
  15. 【請求項15】 前記高電圧導通手段は、 前記第1のノードと前記第2のノードに接続される半導
    体基板との間に形成される異なる導電型領域で形成され
    る接合面を複数個有する、請求項13記載の半導体装置
    の入力保護回路。
  16. 【請求項16】 前記高電圧導通手段は、 前記第1のノードに接続される、第1導電型の第1の不
    純物領域と、 前記第1の不純物領域の下部に接して形成される、前記
    第1の不純物領域よりも低不純物濃度の第1導電型の第
    2の不純物領域と、 前記第1および第2の不純物領域下部に前記第1および
    第2の不純物領域を囲むように前記半導体基板上に形成
    される第2導電型の第3の不純物領域を備え、前記半導
    体基板は第1導電型を有する、請求項13記載の半導体
    装置の入力保護回路。
  17. 【請求項17】 前記高電圧導通手段は、 前記第1のノードに接続されかつ前記外部電源電位を使
    用する回路素子が形成される第1の基板領域と、 前記基板領域と平面レイアウトにおいて隣接しかつ間を
    おいて配置される、前記第2のノードに接続される拡散
    領域とを備える、請求項1記載の半導体装置の入力保護
    回路。
  18. 【請求項18】 前記基板領域に形成される回路素子
    は、前記内部電源電圧を生成する内部電源電位発生手段
    を含み、 前記拡散領域は前記内部電源電位を利用する内部回路が
    形成される領域と電気的に接続される、請求項17記載
    の半導体装置の入力保護回路。
  19. 【請求項19】 前記拡散領域は前記基板領域を取り囲
    むように形成される、請求項17または18記載の半導
    体装置の入力保護回路。
  20. 【請求項20】 前記拡散領域は、前記基板領域内に形
    成される、請求項17または18記載の半導体装置の入
    力保護回路。
  21. 【請求項21】 半導体チップ上に形成される半導体装
    置の入力保護回路であって、 外部から与えられる電源電位を受ける外部電源パッド、 前記外部電源パッドに結合される第1のノードと、前記
    半導体チップを構成する、接地電位と異なる電位にバイ
    アスされる半導体基板に接続される第2のノードとを有
    し、前記第1のノードへの前記外部電源電位の通常時の
    電位レベルよりも高い電圧印加時に導通して前記第1お
    よび第2のノードを電気的に接続する高電圧導通手段を
    備える、半導体装置の入力保護回路。
  22. 【請求項22】 半導体チップ上に形成される半導体装
    置の入力保護回路であって、 外部から与えられる電源電位を受けて内部へ供給する外
    部電源パッド、 前記半導体チップ外周に沿って前記チップ上に配置され
    かつ前記半導体チップを構成する基板に電気的に接続さ
    れる導電配線、および前記外部電源パッドに接続される
    第1のノードと、前記導電配線に接続される第2のノー
    ドとを有し、前記第1のノードへの前記外部電源電位の
    通常時の電位レベルよりも高い電位印加時に導通して前
    記第1のノードと前記第2のノードとを電気的に接続す
    る高電圧導通手段を備える、半導体装置の入力保護回
    路。
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