JPH09189995A - 感光性組成物 - Google Patents
感光性組成物Info
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- JPH09189995A JPH09189995A JP187696A JP187696A JPH09189995A JP H09189995 A JPH09189995 A JP H09189995A JP 187696 A JP187696 A JP 187696A JP 187696 A JP187696 A JP 187696A JP H09189995 A JPH09189995 A JP H09189995A
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Abstract
UVインキ印刷でも優れた耐刷性を有し、また、現像能
力が低下した現像液で現像する場合のようなアンダー現
像においても、汚れの少ない感光性印刷版に適する感光
性組成物を提供することにある。 【解決手段】 キノンジアジド化合物とアルカリ可溶性
共重合体を主剤として成る感光性組成物において、上記
アルカリ可溶性共重合体が、N−(p−ヒドロキシフェ
ニル)マレイミド又はN−(p−カルボキシフェニル)
マレイミド30〜60重量%、アクリロニトリル10〜
50重量%、N−(p−アミノスルホニルフェニル)マ
レイミドおよび/又はN−(p−アミノスルホニルフェ
ニル)メタクリルアミド1〜40重量%の範囲内で共重
合した共重体であることを特徴とする感光性組成物を提
供するものである。
Description
版に適する感光性組成物に関し、更に詳しくは、高耐刷
性でしかも耐薬品性に優れ、かつ現象許容性が改善され
たポジ型感光性印刷版に適する感光性組成物に関するも
のである。
は、キノンジアジド化合物とノボラック樹脂からなる組
成物が用いられている。しかし、主体として用いられて
いるノボラック樹脂は、皮膜が脆く、耐衝撃性が乏し
く、支持体に対する密着性も悪いため、耐刷力が十分で
ないという問題がある。さらに、印刷の際に使用される
種々の処理薬品、例えば湿し水に含まれるイソプロピル
アルコール、あるいはプレートクリーナーやインキ洗浄
液などによって侵されやすく、特にUVインキを使用す
ると耐刷力が極めて不十分であるなどの問題がある。
ック樹脂に代わる種々の高分子重合体が検討されてい
る。例えば、特開昭62−279327号では、フェノ
ール性水酸基を有するビニル系重合体、あるいは特開平
2−866号では、スルホンアミド基を有するアルカリ
可溶性高分子化合物などが提案されている。しかし、こ
れらの高分子重合体を用いた感光性印刷版においても、
UVインキを使用する場合の耐刷性を十分に満足するこ
とができず、また、感度が低く、適性な現象条件の範囲
も狭いというような問題があった。
は、先に特開平5−88369号あるいは特開平7−1
3329号において、N−(p−ヒドロキシフェニル)
マレイミドやN−(p−カルボキシフェノル)マレイミ
ドを主体とする共重合体を提案したが、これらを用いた
感光性印刷版は、耐溶剤性あるいは耐刷性において、今
一つ満足できるものではなかった。
は、キノンジアジド化合物と特定の共重合体を用いるこ
とにより、薬品性、特に耐溶剤性が極めて良好であり、
UVインキ印刷でも優れた耐刷性を有し、また、現像能
力が低下した現像液で現像する場合のようなアンダー現
像においても、汚れの少ない感光性印刷版に適する感光
性組成物を提供することにある。
ンジアジド化合物とアルカリ可溶性共重合体を主剤とし
て成る感光性組成物において、上記アルカリ可溶性共重
合体が、N−(p−ヒドロキシフェニル)マレイミド又
はN−(p−カルボキシフェニル)マレイミド30〜6
0重量%、アクリロニトリル10〜50重量%、N−
(p−アミノスルホニルフェニル)マレイミドおよび/
又はN−(p−アミノスルホニルフェニル)メタクリル
アミド1〜40重量%の範囲内で共重合した共重体であ
ることを特徴とする感光性組成物を提供するものであ
る。
合物としては、たとえば、ナフトキノン−1,2−ジア
ジド−5−スルホニルクロライドまたはナフトキノン−
1,2−ジアジド−4−スルホニルクロライドとフェノ
ール性水酸基を有する化合物とのエステル化合物が挙げ
られる。
しては、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、p−t−ブチルフェノール、カテ
コール、レゾルシノール、ハイドロキノン、ピロガロー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールS、(多価)ヒ
ドロキシベンゾフェノン、またはこれらのフェノール類
とアルデヒドもしくはケトンとの重縮合樹脂などを用い
ることができる。
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂、o−クレゾール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、p−クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、t−
ブチルフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、ビスフェノ
ールA・ホルムアルデヒド樹脂、ビスフェノールS・ホ
ルムアルデヒド樹脂、ピロガロール・ホルムアルデヒド
樹脂、ピロガロール・アセトン樹脂、(多価)ヒドロキ
シベンゾフェノン・ホルムアルデヒド樹脂など挙げられ
る。
性水酸基を有する化合物とのエステル化合物、すなわち
本発明で用いるキノンジアジド化合物は、従来公知の合
成方法により合成することができる。例えば、溶媒とし
て、ジオキサン、アセトンなどを用い、これにナフトキ
ノンジアジドスルホニルクロライドとフェノール性水酸
基を有する化合物を投入し、炭酸ソーダ、炭酸水素ナト
リウム、トリエチルアミンなどのアルカリを当量点まで
滴下し、エステル化することにより合成できる。
に、本発明で用いるキノンジアジド化合物の感光層中の
含有量は、10〜60重量%であり、好ましくは15〜
50重量%である。10重量%未満では、現像中、画像
が消滅するなど現像ラチチュード(現像幅)が悪くな
り、60重量%をこえると感度が遅くなるので好ましく
ない。
共重合体は、N−(p−ヒドロキシフェニル)マレイミ
ドまたはN−(p−カルボキシフェニル)マレイミド、
アクリロニトリル、N−(p−アミノスルホニルフェニ
ル)マレイミドおよび/またはN−(p−アミノスルホ
ニルフェニル)メタクリルアミドなどのモノマーを共重
合して得られる共重体であり、これらの成分に必要に応
じて重合可能な不飽和結合基を有する他のモノマーを少
量加え、公知の重合開始剤を用いて適当な溶媒中で重合
することによって得られる。
フェニル)マレイミド又はN−(p−カルボキシフェニ
ル)マレイミドの配合割合は、30〜60重量%であ
り、好ましくは35〜55重量%である。30重量%未
満では感度が遅くなり、現像液として用いるアルカリ水
溶液に溶解しにくくなる。60重量%をこえると、逆
に、アルカリ水溶液(現像液)に過剰に溶けやすくな
り、良好な画像が得られにくくなる。
0重量%、好ましくは15〜45重量%である。10重
量%未満では耐溶剤性が悪くなり、50重量%をこえる
とアルカリ現像液に溶けずらくなる。
レイミドおよび/又はN−(p−アミノスルホニルフェ
ニル)メタクリルアミドの配合割合は、1〜40重量
%、好ましくは3〜30重量%である。1重量%未満で
は耐溶剤性が悪くなり、40重量%をこえるとアルカリ
現像液に過剰に溶けやすくなり、良好な画像が得られず
らくなる。
飽和結合基を有する他のモノマーを加えることができ
る。添加量としては、1〜40重量%である。これらの
モノマーを加えることにより、現像ラチチュードが向上
する等の効果を得られる。必要に応じて加えられる共重
合可能な他のモノマーとしては、芳香族水酸基を有する
モノマー、脂肪族水酸基を有するモノマー、α,β−不
飽和カルボン酸、(置換)アルキルアクリレート、(置
換)アルキルメタクリレート、アクリルアミドまたはメ
タクリルアミド類等が挙げられる。芳香族水酸基を有す
るモノマーとしては、N−(p−ヒドロキシフェニル)
アクリルアミド、N−(p−ヒドロキシフェニル)メタ
クリルアミド、p−イソプロペニルフェノール、o−ヒ
ドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒド
ロキシスチレン、o−ヒドロキシフェニルアクリレー
ト、m−ヒドロキシフェニルアクリレート、p−ヒドロ
キシフェニルアクリレート、o−ヒドロキシフェニルメ
タクリレート、m−ヒドロキシフェニルメタクリレー
ト、p−ヒドロキシフェニルメタクリレートなどが挙げ
られる。脂肪族水酸基を有するモノマーとしては、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロ
ピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプ
ロピルメタクリレートなどが挙げられる。α,β−不飽
和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、無
水マレイン酸などがある。(置換)アルキルアクリレー
トとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、グリシジルアクリレート、ベンジルアク
リレートなどがある。(置換)アルキルメタクリレート
としては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、
アミルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、フェ
ニルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、
グリシジルメタクリレートなどがある。アクリルアミド
またはメタクリルアミド類としては、アクリルアミド、
メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N
−メチロールメタクリルアミド、N−エチルアクリルア
ミド、N−ヘキシルメタクリルアミド、N−シクロヘキ
シルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルア
ミド、N−フェニルアクリルアミドなどがある。さら
に、スチレン、クロロメチルスチレン、N−ビニルピロ
リドン、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルピリジ
ン、メタクリロニトリルなどが挙げられる。
に、本発明で用いるアルカリ可溶性共重合体の含有量
は、20〜80重量%であり、好ましくは30〜70重
量%である。20重量%未満では耐刷性が悪くなり、8
0重量%をこえると現像性が悪くなる。
ビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカル
ボニトリル、過酸化ベンゾイルなどが挙げられる。添加
量としては、モノマーの全量に対して0.1〜1.0重
量%である。
る溶媒としては、メチルセロソルブ、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジオキサン、メチルエチルケ
トン、N,N−ジメチルホルムアミド等が挙げられる。
ジド化合物と上記アルカリ可溶性共重合体を含有するも
のであるが、その他の成分として高分子化合物、染料、
光酸発生剤、可塑剤、界面活性剤などを必要に応じて含
有することもできる。
ェノール・ホルムアルデヒド樹脂、o−クレゾール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、p−クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂などの
ノボラック樹脂、t−ブチルフェノール・ホルムアルデ
ヒド樹脂、ポリビニルフェノール樹脂、t−ブチル置換
ポリビニルフェノール樹脂、アルカリ可溶性ポリウレタ
ン樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン−無水マレイン酸樹
脂、アクリル樹脂などが挙げられる。これらの高分子化
合物を添加することにより、耐刷性や画像再現性が良く
なる等の効果が得られる。これら高分子化合物の感光層
中における含有量は、好ましくは0〜50重量%であ
る。50重量%をこえると耐溶剤性などが悪くなる。
添加する好適な染料としては、油溶性染料および塩基性
染料がある。具体的には、クリスタルバイオレット、マ
ラカイドグリーン、ビクトリアブルー、メチレンブル
ー、エチルバイオレット、ローダミンB、ビクトリアピ
ュアーブルーBOH(保土ヶ谷化学工業社製)、オイル
ブルー613(オリエント化学工業社製)、オイルグリ
ーンなどを挙げることができる。これら染料の感光性層
中における含有量は、0.1〜5.0重量%であり、好
ましくは0.5〜4.0重量%である。0.1重量%未
満であると、感光層の着色が不十分で画像が見ずらくな
り、5.0重量%をこえると、非画像部に染料の残さが
残りやすくなるので好ましくない。
られるようにするために、光酸発生剤を加えることもで
きる。かかる光酸発生剤としては、1,2−ナフトキノ
ンジアジド−4−スルホニルクロライド、2,4,6−
トリ(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−フェ
ニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリア
ジン、2−(4−メトキシフェニル)−4,6−ビス
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メ
トキシナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)
−s−トリアジン、9,10−ジメトキシアントラセン
−2−スルホン酸ヨードニウム塩、8−アニリノナフタ
レン−1−スルホン酸ヨードニウム塩などを挙げること
ができる。これらの光酸発生剤の感光層中における含有
量は、0.05〜5.0重量%であり、好ましくは0.
1〜4.0重量%である。0.05重量%未満である
と、可視像が明確に得られずらくなり、5.0重量%を
こえると、感光液中で析出しやすくなるので好ましくな
い。
して可塑剤、界面活性剤などを必要に応じて含有するこ
ともできる。
持体上に塗布することにより、感光性印刷版を得ること
ができる。この時用いる溶媒としては、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール、イソブタノール、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、メチルセロソルブアセ
テート、エチルセロソルブアセテート、ジエチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレン
グリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコール
モノエチルエーテルアセテート、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、ジアセトンアルコール、γ−ブチロラクトン等が
挙げられ、これらは単独あるいは混合して使用すること
ができる。
ィルム、あるいは銅、亜鉛、アルミニウム、ステンレス
などの金属板、これら金属の多層板などが挙げられ、こ
れらのうち特にアルミニウムおよびアルミニウム被覆し
た複合支持体が好ましい。
感光層との密着性を向上させる目的で粗面化処理されて
いることが望ましい。
研磨、ボール研磨、電解エッチング、化学エッチング、
液体ホーニング、サンドブラストなどの方法およびこれ
らの組み合わせが挙げられ、好ましくは、ブラシ研磨、
電解エッチング、化学エッチングを組み合わせた粗面化
方法が好ましい。
しては、酸、アルカリまたはそれらの塩を含む水溶液が
用いられ、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれら
の塩を含む電解液が好ましい。さらに粗面化処理された
アルミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリの水
溶液にてデスマット処理される。
酸化処理されることが望ましく、特に硫酸またはリン酸
を含む浴で処理する方法が好ましい。また、さらに必要
に応じて封孔処理、下引液の被覆あるいはアルカリ金属
ケイ酸水溶液への浸漬などによる表面処理を行うことが
できる。
るための光源としては、カーボンアーク灯、水銀灯、メ
タルハライドランプ、キセノンランプ、ケミカルラン
プ、アルゴンレーザー、ヘリウム・カドミウムレーザ
ー、エキシマレーザーなどを用いることができる。本発
明の感光性組成物を支持体上に塗布したのち、上記のよ
うな活性光線で照射し、アルカリ水溶液で現像すること
により、ポジのレリーフ像が得られる。このとき現像液
として用いるアルカリ水溶液としては、 (1)水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、 (2)弱酸の金属塩;例えばケイ酸、メタケイ酸、オル
トケイ酸、リン酸、ピロリン酸、メタリン酸、ヘキサメ
タリン酸、炭酸、酒石酸、ホウ酸、オクタン酸などのナ
トリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などの金属塩、 (3)アンモニウムおよびその誘導体;例えばアルキル
アミン類(例えばモノメチル、ジメチル、トリメチル、
モノエチル、ジエチル、トリエチルなどのアミン化合
物)、アルカノールアミン類(例えばモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジ
イソプロパノールアミン)、またはテトラメチルアンモ
ニウムハイドロオキサイド、 などのアルカリ性化合物の水溶液が挙げられる。
剤としては、例えばp−ジアジゾフェニルアミンとホル
ムアルデヒドとの縮合物の有機塩あるいは無機塩で代表
されるジアゾ樹脂を用いることによりネガ型感光性組成
物を作ることができ、また、電子写真感光層用のバイン
ダー樹脂としても使用することができる。
細に説明するが、本発明はこれに限定するものではな
い。 アルカリ可溶性共重合体(a)〜(f)の合成:攪拌
機、冷却管を備えた1Lの四ツ口フラスコに反応溶媒と
してN,N−ジメチルホルムアミド200gと下記表1
に示される各構成単位の混合物を加えた。フラスコ内を
90℃に加温してから、アゾビスイソブチロニトリル
0.4gを加えて、窒素ガス置換したのち90℃で5時
間攪拌した。反応終了後、反応混合物を水10Lに投入
したのち、濾過、乾燥した。
レイミド ASPMA:N−(p−アミノスルホニルフェニル)メ
タクリルアミド MMA:メチルメタクリレート BZ:ベンジルメタクリレート
ち、ナイロンブラシとパーミストンの水懸濁液を用い、
その表面を砂目立てした後、よく水で洗浄した。次い
で、水酸化ナトリウム水溶液で表面をエッチングしたの
ち、流水で水洗し、1N%塩酸浴中で200クーロン/
dm2 で電解研磨し、水洗した。その後、水酸化ナトリ
ウム水溶液で表面を再度エッチングし、水洗を行ったの
ち、硫酸水溶液に浸漬して、デスマットした。ひきつづ
いて10%硫酸水溶液中で陽極酸化処理を行って、2.
3g/m2 の酸化皮膜を形成させた。
体の種類を変えて、5種類の感光液〔A〕−1〜〔A〕
−5を調製した。さらに、下記感光液〔B〕を、本発明
の共重合体(f)を用いて調製した。これらの感光液を
上記アルミニウム板上に塗布し、80℃で30分乾燥し
てそれぞれの感光性平版印刷版〔A〕−1〜〔A〕−5
および〔B〕を作成した。この時の塗布量は2.0g/
m2 であった。なお、感光液〔A〕−1〜〔A〕−5に
用いた本発明の共重合体は表2に示した。
感光液〔A〕および〔B〕と同様に塗布し、感光性平版
印刷版〔C〕を作製した。乾燥後の塗布重量は2.0g
/m 2 であった。 感光液〔C〕 ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホニルクロライドと ピロガロール・アセトン樹脂とのエステル化合物 3.0g m−クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂 4.5g 2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)− s−トリアジン 0.1g オイルブルー613(オリエント化学工業社製) 0.2g メチルセロソルブアセテート 50g N,N−ジメチルホルムアミド 50g
および〔C〕の感光層上にコダックスケールタブレット
No.2と線画および網点画像からなるポジフィルムを
密着させ、3KWの水銀灯で焼付けた後、シルバンポジ
用現像液No.4(岡本化学工業社製、主成分として、
水酸化カリウムとケイ酸ナトリウムおよび水からなる現
像液)の10倍希釈水溶液で25℃で30秒間浸漬現像
した。
〔B〕および〔C〕を用いて市販の通常のオフセットイ
ンキ(大日本インキ化学工業社製、Fグロス墨85)お
よびUVインキ(東洋インキ製造社製、フラッシュドラ
イ墨APN)を用いて上質紙に印刷した。平版印刷版
〔A〕−1〜5、〔B〕および〔C〕の最終印刷枚数を
調べたところ表2に示す通りであった。
を用いた平版印刷版〔A〕−1〜5、〔B〕(実施例1
〜6)は、比較例の〔C〕と比べて通常のオフセットイ
ンキおよびUVインキのどちらかを用いた場合において
も印刷枚数が多く耐刷性が優れていることが分かる。
5、〔B〕および〔C〕につき、耐溶剤性ならびにアン
ダー現像における現像許容性を以下の方法により評価し
た。 耐溶剤性の評価 UVインキ洗浄液ダイキュア洗油A(大日本インキ化学
工業社製)原液に浸漬し、画像部が侵され、溶け出すま
での時間を比較する。現像許容性の評価 実施例1〜6および比較例1において使用した現像液
を、さらに水で倍に希釈して、現像処理能力を低下させ
た現像液にて現像したのち、版の印刷での汚れの有無を
調べる。以上の試験結果を表3に示す。
を用いた平版印刷版〔A〕−1〜5、〔B〕は、比較例
の〔C〕と比べて耐溶剤性ならびにアンダー現像におけ
る現像許容性において優れていることがわかる。
版印刷版は、耐溶剤性に優れ、通常のインキを用いた場
合はもちろんUVインキを用いた場合でも高耐刷性が望
められ、良好な印刷物が多数得られる。さらに、処理能
力が低下したような現像液でも汚れのない印刷版を得る
ことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 キノンジアジド化合物とアルカリ可溶性
共重合体を主剤として成る感光性組成物において、上記
アルカリ可溶性共重合体が、N−(p−ヒドロキシフェ
ニル)マレイミドまたはN−(p−カルボキシフェニ
ル)マレイミド30〜60重量%、アクリロニトリル1
0〜50重量%、N−(p−アミノスルホニルフェニ
ル)マレイミドおよび/またはN−(p−アミノスルホ
ニルフェニル)メタクリルアミド1〜40重量%の範囲
内で共重合した共重合体であることを特徴とする感光性
組成物。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP187696A JP3662061B2 (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 感光性組成物 |
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|---|---|
| JPH09189995A true JPH09189995A (ja) | 1997-07-22 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005022267A1 (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-10 | Think Laboratory Co., Ltd. | ポジ型感光性組成物用現像液 |
| CN116082558A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-05-09 | 乐凯华光印刷科技有限公司 | 一种丙烯酸类耐溶剂树脂及其应用 |
| CN116217788A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-06-06 | 乐凯华光印刷科技有限公司 | 一种抗溶剂型乙烯基聚合物及其合成方法及其应用 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP187696A patent/JP3662061B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN116082558A (zh) * | 2022-12-31 | 2023-05-09 | 乐凯华光印刷科技有限公司 | 一种丙烯酸类耐溶剂树脂及其应用 |
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| JP3662061B2 (ja) | 2005-06-22 |
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