JPH09198312A - 半導体メモリシステム - Google Patents

半導体メモリシステム

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JPH09198312A
JPH09198312A JP8005420A JP542096A JPH09198312A JP H09198312 A JPH09198312 A JP H09198312A JP 8005420 A JP8005420 A JP 8005420A JP 542096 A JP542096 A JP 542096A JP H09198312 A JPH09198312 A JP H09198312A
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memory
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data
cache
cache memory
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JP8005420A
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Hiroaki Nanbu
博昭 南部
Katsutaka Kimura
勝高 木村
Takeshi Sakata
健 阪田
Takayuki Kawahara
尊之 河原
Tomonori Sekiguchi
知紀 関口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャッシュメモリのデータをメインメモリに書
き戻す時間を短縮し、半導体メモリシステムの高速化を
実現すること及び不測の事故で電源が遮断した時等にキ
ャッシュメモリのデータの消失を完全に防止する。 【解決手段】メインメモリとキャッシュメモリとを含ん
で構成される階層形半導体メモリシステムにおいて、メ
インメモリのあるアドレスに記憶されているデータと、
キャッシュメモリのアドレスに記憶されているデータと
が異なる場合に、そのアドレスを記憶するためのダーテ
ィテーブルメモリを付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリは、読み出し速度が速く、記憶容
量が大きいものが望ましい。しかし、経済的,技術的な
理由により、一般には高速なものは小容量であり、大容
量のものは低速である。このため、現在の種々のプロセ
ッサのメモリシステムでは、高速小容量のメモリ(キャ
ッシュメモリ)を頂点とし、低速大容量のメモリ(メイ
ンメモリ)を底辺とする階層記憶方式が採用されてい
る。この階層記憶方式は、あるプログラムの必要とする
情報が、特定の情報に片寄っている、すなわち、あるプ
ログラムを実行させた時、演算処理装置(以下MPU)
が呼び出すデータが、ある限られたメモリ領域内に存在
する確率が高いことを利用している。すなわち、メイン
メモリ内で使用頻度の高い領域のデータを、キャッシュ
メモリに移しておけば、見かけ上、読み出し速度はキャ
ッシュメモリに近くなり、記憶容量はメインメモリと同
じになる。
【0003】以下では、この階層記憶方式の原理を簡単
な例で説明する。図2は2階層のメモリシステムを示す
図である。以下では、図2に示すようなメインメモリの
記憶容量が32kバイト(2の15乗バイト、以下これ
を2^15バイトとも書き表す),キャッシュメモリの
記憶容量が512バイト(2^9バイト)である2階層
のメモリシステムを考える。
【0004】メインメモリの記憶容量が32kバイト
(2^15バイト)なので、あるプログラムがある1バ
イトのデータを必要とする時、MPUは15ビットのア
ドレスでそのデータにアクセスすることになる。以下、
この15ビットのアドレスをMPUアドレスと呼ぶ。こ
こで、15ビットのMPUアドレスを二つに分割する。
すなわち、下位9ビットをインデックスアドレス,残り
の上位6ビットをタグアドレスとする。メインメモリに
アクセスするには、インデックスアドレスとタグアドレ
スの両方が必要である。一方、インデックスアドレスの
ビット数(9ビット)は、キャッシュメモリ(2^9バ
イト)にアクセスするのに必要なアドレスのビット数に
一致している。一般に、メインメモリの記憶容量が2^
nバイト,キャッシュメモリの記憶容量が2^kバイト
である場合は、nビットのMPUアドレスを、kビット
のインデックスアドレスと、n−kビットのタグアドレ
スに分割する。そして、メインメモリにアクセスするに
はnビットのアドレスを、キャッシュメモリにアクセス
するにはkビットのインデックスアドレスを使用する。
【0005】図3に、メインメモリ,キャッシュメモリ
の構成及びメインメモリとキャッシュメモリのアドレス
対応を記憶するテーブルメモリの構成を示す。新しいデ
ータをメインメモリからキャッシュメモリに移す場合、
MPUアドレスでメインメモリをアクセスし、データを
読み出し、インデックスアドレスでキャッシュメモリを
アクセスしデータを書き込むと同時に、ダーティビット
をクリアする。ここで、上記ダーティビットは、後述す
るように、同じアドレスに対応するメインメモリのデー
タとキャッシュメモリのデータが一致しているかどう
か、すなわち、キャッシュが更新されているかいないか
を示すためのビットである。これは、メインメモリのデ
ータをキャッシュメモリに書き込む時クリアされる。ま
た、インデックスアドレスでテーブルメモリをアクセス
しタグアドレスを書き込む。
【0006】MPUがデータを読み出す場合は、インデ
ックスアドレスでキャッシュメモリをアクセスし、デー
タを読み出すと同時にインデックスアドレスでテーブル
メモリをアクセスし、タグアドレスを読み出す。このタ
グアドレスとMPUアドレスのタグ領域を比較し、もし
二つのタグアドレスが一致すればヒットしたことにな
り、キャッシュメモリから読み出したデータが所望のデ
ータとなる。もし二つのタグアドレスが一致しなければ
ミスしたことになり、メインメモリからデータを呼び出
すことになる。この時、ミスしたデータをキャッシュか
ら削除することになるが、もしダーティビットに更新情
報(例えば1)が書き込まれている場合は、まずこのデ
ータをメインメモリの方に書き戻す。その後、所望のメ
インメモリのデータをキャッシュに書き込み、ダーティ
ビットをクリアし、さらにテーブルメモリに新しいタグ
アドレスを書き込む。
【0007】MPUがデータを書き込む場合は、インデ
ックスアドレスでテーブルメモリをアクセスしタグアド
レスを読み出す。このタグアドレスとMPUアドレスの
タグ領域を比較し、もし二つのタグアドレスが一致すれ
ばヒットしたことになり、インデックスアドレスでキャ
ッシュメモリをアクセスしデータを書き込むと同時に、
ダーティビットに更新情報(例えば1)を書き込む。も
し二つのタグアドレスが一致しなければミスしたことに
なり、メインメモリからキャッシュメモリにデータを移
した後に、上記と同様な方法でデータを書き込む。
【0008】本方式で、もし同じインデックスアドレス
で異なるタグアドレスのデータを交互にアクセスする
と、ヒット率が低下する。しかし、このように離れたメ
モリ領域を(本例では、アドレスのハミング距離が51
2となる。)交互にアクセスする確率は極めて小さい。
【0009】以下では、上述した階層記憶方式の具体例
を図3を用いて示す。今、キャッシュメモリの123番
地には、メインメモリの00123番地(インデックス
アドレス=123,タグアドレス=00)のデータBが
記憶されており、これに対応し、テーブルメモリの12
3番地にタグアドレス00が記憶されている。ここで、
MPUがMPUアドレス00123番地のデータの読み
出しを要求すると、インデックスアドレス123でキャ
ッシュメモリをアクセスしデータBを読み出すと同時
に、インデックスアドレス123でテーブルメモリをア
クセスしタグアドレス00を読み出す。このタグアドレ
ス00とMPUアドレスのタグ領域00とは一致するの
で(ヒット)、キャッシュメモリから読み出したデータ
Bが所望のデータとなる。
【0010】次に、MPUがMPUアドレス00123
番地にデータB′の書き込みを要求すると、インデック
スアドレス123でテーブルメモリをアクセスしタグア
ドレス00を読み出す。このタグアドレス00とMPU
アドレスのタグ領域00とは一致するので(ヒット)、
インデックスアドレス123でキャッシュメモリをアク
セスしデータB′を書き込むと同時にダーティビットに
更新情報(例えば1)を書き込む。
【0011】次にMPUがMPUアドレス01123番
地のデータの読み出しを要求すると、インデックスアド
レス123でキャッシュメモリをアクセスしデータB′
を読み出すと同時に、インデックスアドレス123でテ
ーブルメモリをアクセスしタグアドレス00を読み出
す。このタグアドレス00とMPUアドレスのタグ領域
01とは一致しないので(ミス)、メインメモリからデ
ータEを呼び出すことになる。この時、ミスしたデータ
B′をキャッシュから削除することになるが、ダーティ
ビットに更新情報(この場合1)が書き込まれているの
で、まずこのデータをメインメモリの方に書き戻す。そ
の後、所望のデータEをキャッシュの123番地に書き
込み、ダーティビットをクリアする(この場合0を書き
込む)。また、テーブルメモリに新しいタグアドレス0
1を書き込む。
【0012】以上述べてきた、キャッシュメモリとテー
ブルメモリを半導体メモリで構成した例としては、例え
ば特開平5−73407号公報に開示されている。この従来例
を図4に示す。本図でCMAがキャッシュメモリセルア
レーであり、TMAがテーブルメモリセルアレーであ
り、DBがダーティビットである。また、IA,TAは
それぞれインデックスアドレス,タグアドレスであり、
IB1,IB2は入力バッファ、DEC1はデコーダ、
S1,S2はセンス回路、CMPは比較回路、OB1,
OB2は出力バッファである。また、DATAはデータ
出力、HITはヒットしたかミスしたかを示す信号であ
る。
【0013】今、MPUがデータを呼び出すために、キ
ャッシュメモリにインデックスアドレスIAを入力する
と、IAは入力バッファIB1を経て、デコーダDEC
1でデコードされ、キャッシュメモリセルアレーCMA
内のセル及びテーブルメモリセルアレーTMA内のセル
及びダーティビットを同時に選択する。選択されたキャ
ッシュメモリセルの記憶データはセンス回路S1で検出
され、出力バッファOB1を経てチップの外へDATA
として出力される。また、選択されたテーブルメモリセ
ルに記憶されているタグアドレスはセンス回路S2で検
出される。ここで比較回路CMPは、センス回路S2で
検出されたタグアドレスとMPUから入力されたタグア
ドレスTAを比較し、その比較結果を出力バッファOB
2を経てチップの外へHIT信号として出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図5は、発明者等が本
発明に先立って検討した例を示す図であり、図4に示し
たキャッシュメモリとテーブルメモリ(以下、二つをま
とめてキャッシュメモリと呼ぶ)を、メインメモリとキ
ャッシュメモリとを含んで構成される階層形半導体メモ
リシステムに適用した例を示している。本図でCMがキ
ャッシュメモリ,MMがメインメモリである。また、本
図には演算処理装置MPUも併記してある。
【0015】前述したように、従来はミスしたデータを
キャッシュから削除する時、もしダーティビットに更新
情報(例えば1)が書き込まれている場合は、まずこの
データをメインメモリの方に書き戻していた。
【0016】ところで、最近では、一つのメインメモリ
を複数のプロセッサが共有するマルチプロセッサ方式が
採用されるようになってきており、キャッシュメモリの
データとメインメモリのデータを常に一致させること
(コヒーレンシの確保)が必要になってきた。このため
最近、ミスしたデータをキャッシュから削除する時だけ
でなく、ある一定の時間毎に、キャッシュメモリのデー
タをメインメモリに書き戻すように処理するのが一般化
しつつある。
【0017】しかし、図5の構成では、書き戻し処理を
行う度に、キャッシュメモリのあるアドレスのデータを
メインメモリに書き戻す必要があるかどうかを判断する
ために、インデックスアドレスIAをスキャンし、ダー
ティビットに更新情報(例えば1)が書き込まれている
かどうかをチェックする必要があった。このため、書き
戻し処理を行うのに要する時間が極めて大きくなり、こ
れが半導体メモリシステムの高速化を妨げていた。
【0018】本発明の第1の目的は、キャッシュメモリ
のデータをメインメモリに書き戻す時間を短縮し、半導
体メモリシステムの高速化を実現することにある。
【0019】一方最近、メモリセルを強誘電体材料を用
いて構成する強誘電体メモリが提案されている。強誘電
体メモリの構成及び動作に関しては、例えば特開平7−9
3978号に記載されている。この強誘電体メモリは、不揮
発、及び書き込み時間が短いという特長を有している。
従って、この強誘電体メモリをメインメモリに適用する
と、不測の事故で電源が遮断した時等、キャッシュメモ
リのデータを強誘電体メモリのメインメモリに高速に書
き戻すことにより、キャッシュメモリのデータの消失を
防止することが可能となる。しかしこの場合も、図5の
構成では、書き戻し処理を行う度にインデックスアドレ
スIAをスキャンし、ダーティビットに更新情報(例え
ば1)が書き込まれているかどうかをチェックする必要
がある。このため、書き戻し処理を行うのに要する時間
が極めて大きくなり、キャッシュメモリのデータの消失
を完全には防止できなくなる。
【0020】本発明の第2の目的は、キャッシュメモリ
のデータをメインメモリに書き戻す時間を短縮し、不測
の事故で電源が遮断した時等にキャッシュメモリのデー
タの消失を完全に防止することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明が採用した手段は、メインメモリとメインメ
モリが記憶しているデータの一部を記憶しているキャッ
シュメモリとを含んで構成される階層形半導体メモリシ
ステムにおいて、メインメモリのあるアドレスに記憶さ
れているデータと、キャッシュメモリの上記アドレスに
記憶されているデータとが異なる場合に、そのアドレス
を記憶するためのメモリ(ダーティテーブルメモリ)を
付加する手段である。
【0022】上記手段を用いると、書き戻し処理時に、
ダーティテーブルメモリに記憶されているアドレスのデ
ータのみを書き戻せばよく、従来のように書き戻し処理
を行う度にインデックスアドレスIAをスキャンし、ダ
ーティビットに更新情報が書き込まれているかどうかを
チェックする必要がなくなる。従って、書き戻す時間を
短縮でき、半導体メモリシステムの高速化を実現でき
る。また、不測の事故で電源が遮断した時等にもキャッ
シュメモリのデータの消失を完全に防止することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例を示
し、メインメモリとキャッシュメモリとを含んで構成さ
れる階層形半導体メモリシステムの構成例を示してい
る。本図でCMがキャッシュメモリ、MMがメインメモ
リである。また、本図には演算処理装置MPUも併記し
てある。また、CMAはキャッシュメモリセルアレー、
TMAはテーブルメモリセルアレー、DBはダーティビ
ットである。IA,TAはそれぞれインデックスアドレ
ス,タグアドレスであり、IB1,IB2は入力バッフ
ァ、DEC1はデコーダ、S1,S2はセンス回路、C
MPは比較回路、OB1,OB2は出力バッファであ
る。また、DATAはデータ出力、HITはヒットした
かミスしたかを示す信号である。
【0024】今、MPUがデータを呼び出すために、キ
ャッシュメモリにインデックスアドレスIAを入力する
と、IAは入力バッファIB1を経て、デコーダDEC
1でデコードされ、キャッシュメモリセルアレーCMA
内のセル及びテーブルメモリセルアレーTMA内のセル
及びダーティビットを同時に選択する。選択されたキャ
ッシュメモリセルの記憶データはセンス回路S1で検出
され、出力バッファOB1を経てチップの外へDATA
として出力される。また、選択されたテーブルメモリセ
ルに記憶されているタグアドレスはセンス回路S2で検
出される。ここで比較回路CMPは、センス回路S2で
検出されたタグアドレスとMPUから入力されたタグア
ドレスTAを比較し、その比較結果を出力バッファOB
2を経てチップの外へHIT信号として出力する。
【0025】さて、本例では、本発明に従い、メインメ
モリとメインメモリが記憶しているデータの一部を記憶
しているキャッシュメモリとを含んで構成される階層形
半導体メモリシステムにおいて、メインメモリのあるア
ドレスに記憶されているデータと、キャッシュメモリの
上記アドレスに記憶されているデータとが異なる場合
に、そのアドレスを記憶するためのメモリ(ダーティテ
ーブルメモリDT)を付加している。このようにダーテ
ィテーブルメモリDTを付加すると、書き戻し処理時
に、ダーティテーブルメモリに記憶されているアドレス
のデータのみを書き戻せばよく、従来のように書き戻し
処理を行う度にインデックスアドレスIAをスキャン
し、ダーティビットに更新情報が書き込まれているかど
うかをチェックする必要がなくなる。従って、書き戻す
時間を短縮でき、半導体メモリシステムの高速化を実現
できる。また、メインメモリに強誘電体メモリを適用す
ると、不測の事故で電源が遮断した時等にキャッシュメ
モリのデータの消失を完全に防止することができる。
【0026】図6は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、ダーティテーブルメモリDTの構成例を示してい
る。本図でCNTRはカウンタ、ABはアドレス・バッ
ファ、DECはデコーダ/ドライバ、AAは更新された
キャッシュのアドレスを記憶するメモリセルアレーであ
る。また、DRはキャッシュデータ更新信号であり、キ
ャッシュデータが更新される毎に、ダーティテーブルメ
モリのアドレスを発生するカウンタCNTRの出力をカ
ウントアップするための信号であり、RSはカウンタC
NTRをリセットするための信号である。
【0027】図7は本発明の第3の実施例を示す図であ
り、カウンタCNTRの構成例を示している。本図のカ
ウンタ(CNTR)はJKフリップ・フロップ(FF1
〜FF4)で構成されており、キャッシュデータ更新信
号DRに同期して、図6のアドレス・バッファABに入
力するアドレスQ1〜Q4を順次出力する。図8にDR
及びQ1〜Q4のタイミング・チャートを示す。
【0028】図9は本発明の第4の実施例を示す図であ
り、カウンタCNTRの他の構成例を示している。本例
では本発明に従い、カウンタ(CNTR)を4ビットの
グレーコード(交番2進コード)を発生するカウンタに
している。このカウンタ(CNTR)はJKフリップ・
フロップ(FF1〜FF4)及びExclusive−ORゲート
(G1〜G3)で構成されており、キャッシュデータ更
新信号DRに同期して、4ビットのグレーコードを順次
O1〜O4に出力する。
【0029】図10に、JKフリップ・フロップFF1
〜FF4の出力Q1〜Q4と、カウンタCNTRの出力
データO1〜O4のタイミング・チャートを示す。この
タイミング・チャートに示されるようにカウンタ(CN
TR)は出力データO1〜O4が決して同時に切り換わ
らず、あるタイミングで切り換わる出力データO1〜O
4は常に1個である4ビットのグレーコードを発生して
いる。そのため、グレーコードを発生するカウンタを用
いると、ダーティテーブルメモリのアドレスを順次カウ
ント・アップする時、あるタイミングで切り換わるアド
レス・バッファ,デコーダ/ドライバを常に1組にでき
るため、アドレス・バッファ、デコーダ/ドライバの切
り換わり時に消費される電力を常に1組分にでき、その
分、ダーティテーブルメモリの消費電力を低減できる。
【0030】図11は本発明の第5の実施例を示す図で
あり、CNTR(カウンタ)の他の構成例を示してい
る。本例でも本発明に従い、CNTRを4ビットのグレ
ーコードを発生するカウンタにしている。本例が図9に
示した第4の実施例と異なるのは、CNTRをJKフリ
ップ・フロップ(FF1〜FF4及びDフリップ・フロ
ップ(FF5〜FF13)で構成している点のみであ
り、キャッシュデータ更新信号DRに同期して、4ビッ
トのグレーコードを順次出力する点は全く同様である。
【0031】図12にJKフリップ・フロップFF1〜
FF4の出力Q1〜Q4と、CNTRの出力データO1〜O
4のタイミング・チャートを示す。ここで、出力データ
O1〜O4は決して同時に切り換わることはなく、図9
に示した第4の実施例と同様の議論が成立する。よっ
て、本実施例でも、ダーティテーブルメモリのアドレス
を順次カウント・アップする時、あるタイミングで切り
換わるアドレス・バッファ,デコーダ/ドライバを常に
1組にできるため、アドレス・バッファ,デコーダ/ド
ライバの切り換わり時に消費される電力を常に1組分に
でき、その分、ダーティテーブルメモリの消費電力を低
減できる。
【0032】
【発明の効果】本発明を用いると、書き戻し処理時にダ
ーティテーブルメモリに記憶されているアドレスのデー
タのみを書き戻せばよく、従来のように書き戻し処理を
行う度にインデックスアドレスIAをスキャンし、ダー
ティビットに更新情報が書き込まれているかどうかをチ
ェックする必要がなくなる。従って、書き戻す時間を短
縮でき、半導体メモリシステムの高速化を実現できる。
【0033】また、メインメモリに強誘電体メモリを適
用すると、不測の事故で電源が遮断した時等にキャッシ
ュメモリのデータの消失を完全に防止することができ
る。
【0034】また、ダーティテーブルメモリのアドレス
を発生するカウンタをグレーコードを発生するカウンタ
にすると、ダーティテーブルメモリのアドレスを順次カ
ウント・アップする時、あるタイミングで切り換わるア
ドレス・バッファ,デコーダ/ドライバを常に1組にで
きるため、アドレス・バッファ,デコーダ/ドライバの
切り換わり時に消費される電力を常に1組分にでき、そ
の分、ダーティテーブルメモリの低消費電力化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図。
【図2】2階層のメモリシステムを示す説明図。
【図3】メインメモリ,キャッシュメモリ及びテーブル
メモリの構成を示す説明図。
【図4】従来例を示すブロック図。
【図5】本発明に先立って検討した例を示すブロック
図。
【図6】本発明の第2の実施例を示すブロック図。
【図7】本発明の第3の実施例を示すブロック図。
【図8】図7のタイミングチャート。
【図9】本発明の第4の実施例を示すブロック図。
【図10】図9のタイミングチャート。
【図11】本発明の第5の実施例を示すブロック図。
【図12】図11のタイミングチャート。
【符号の説明】
CM…キャッシュメモリ、MM…メインメモリ、MPU
…演算処理装置、CMA…キャッシュメモリセルアレー、
TMA…テーブルメモリセルアレー、DB…ダーティビ
ット、DT…ダーティテーブルメモリ、IA…インデッ
クスアドレス、TA…タグアドレス、IB1,IB2…
入力バッファ、DEC1…デコーダ、AA…メモリセル
アレー、S1,S2…センス回路、CMP…比較回路、
OB1,OB2…出力バッファ、DATA…データ出
力、HIT…信号。
フロントページの続き (72)発明者 河原 尊之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 関口 知紀 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインメモリと上記メインメモリが記憶し
    ているデータの一部を記憶しているキャッシュメモリと
    を含んで構成される階層形半導体メモリシステムにおい
    て、上記メインメモリのあるアドレスに記憶されている
    データと、上記キャッシュメモリの上記アドレスに記憶
    されているデータとが異なる場合にそのアドレスを記憶
    するためのメモリを付加したことを特徴とする半導体メ
    モリシステム。
  2. 【請求項2】上記メインメモリを構成するメモリセル
    は、強誘電体材料を使用して構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体メモリシステム。
  3. 【請求項3】上記アドレスを記憶するためのメモリは、
    p(pは正の整数)個のアドレス入力端子を有するメモ
    リであり、上記端子に入力するq(qはq≦pを満たす
    正の整数)ビットのアドレス入力データを発生するカウ
    ンタを有しており、上記カウンタはqビットのグレーコ
    ードを発生するカウンタである請求項1に記載の半導体
    メモリシステム。
JP8005420A 1996-01-17 1996-01-17 半導体メモリシステム Pending JPH09198312A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10320274A (ja) * 1997-03-19 1998-12-04 Toshiba Corp キャッシュフラッシュ装置及び同装置を備えた計算機システム、記録媒体
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