JPH09226573A - 車輌用扉開閉装置 - Google Patents

車輌用扉開閉装置

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JPH09226573A
JPH09226573A JP8043624A JP4362496A JPH09226573A JP H09226573 A JPH09226573 A JP H09226573A JP 8043624 A JP8043624 A JP 8043624A JP 4362496 A JP4362496 A JP 4362496A JP H09226573 A JPH09226573 A JP H09226573A
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JP
Japan
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door opening
closing
vehicle
signal
door
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JP8043624A
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English (en)
Inventor
Hideaki Chikamatsu
秀明 近松
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤った開扉操作によっては、扉が開くことの
ない安全性の高い車輌用扉開閉装置を提供する。 【請求項1】 扉開閉指令回路1は、扉開閉スイッチS
W1の操作により、扉開閉指令信号S1を出力する。扉
開閉制御回路2は、扉開閉指令信号S1と、車輌の走行
速度を示す速度信号S2と、車輌の駅進入の際に得られ
る地点検知信号S3とを入力信号とする。そして、速度
信号S2の示す走行速度が定められた速度以上となった
ときに扉開閉指令信号S1を遮断すると共に、その遮断
状態を保持する。また、速度信号S2の示す走行速度が
定められた速度未満となり、かつ、地点検知信号S3が
入力されたことを条件に、遮断状態を解除し、扉開閉指
令信号S1を通過させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌用扉開閉装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車輌用扉開閉装置の多くは、車輌
の速度が所定の速度以上のときに扉開指令信号を遮断
し、走行中に扉が開くのを禁止するように構成されてい
る。扉開指令信号は、車掌または運転士が扉開閉スイッ
チを扉開側に操作することにより得られる。
【0003】しかし、車輌が駅間で停止した場合には、
扉開指令信号の遮断が解除されるので、車掌または運転
士が誤って扉開閉スイッチを扉開側に操作すると、扉が
開いてしまい、乗客の転落事故を招く危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、誤っ
た開扉操作によっては、扉が開くことのない安全性の高
い車輌用扉開閉装置を提供することである。
【0005】本発明のもう一つの課題は、自動運転装置
等と共に用いて好適な車輌用扉開閉装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明に係る車輌用扉開閉装置は、扉開閉指令回路
と、扉開閉制御回路とを含む。前記扉開閉指令回路は、
扉開閉スイッチを含み、前記扉開閉スイッチの操作によ
り、扉開閉指令信号を出力する。前記扉開閉制御回路
は、前記扉開閉指令信号と、車輌の走行速度を示す速度
信号と、車輌の駅進入の際に得られる地点検知信号とを
入力信号とする。そして、前記速度信号の示す走行速度
が定められた速度以上となったときに前記扉開閉指令信
号を遮断すると共に、その遮断状態を保持する。前記扉
開閉制御回路は、また、前記速度信号の示す走行速度が
前記定められた速度未満となり、かつ、前記地点検知信
号が入力されたことを条件に、前記遮断状態を解除し、
前記扉開閉指令信号を通過させる。
【0007】上述したように、扉開閉制御回路は、速度
信号の示す走行速度が定められた速度以上となったとき
に、扉開閉指令回路から与えられる扉開閉指令信号を遮
断すると共に、その遮断状態を保持する。走行中は、走
行速度が、定められた速度以上であるから、扉開閉指令
信号が遮断され、その遮断状態が保持される。このた
め、走行中に、誤った開扉操作がなされたために、扉開
閉指令回路から扉開指令信号が出力されたとしても、扉
が開くことはない。これにより、車輌走行中の乗客の転
落事故が防止される。
【0008】車輌が駅間で停車した場合は、地点検知信
号が得られていないから、前記遮断状態を解除して、扉
開閉指令信号を通過させるための前記条件が成立しな
い。従って、車輌が駅間に停車している場合において、
仮に、誤って、開扉操作がなされ、扉開閉指令回路から
扉開指令信号が出力されたとしても、扉開閉制御回路は
扉開指令信号を遮断し続ける。このことは、車輌が駅間
に停車している場合には、扉開閉指令回路を構成する扉
開閉スイッチが操作されても、扉が開かないことを意味
する。これにより、車輌が駅間で停車した場合の乗客の
転落事故が防止される。
【0009】扉開閉制御回路は、速度信号の示す走行速
度が定められた速度以下となり、かつ、地点検知信号が
入力されたことを条件に、遮断状態を解除し、扉開閉指
令信号を通過させる。車輌が駅に停車しようとしている
場合は、速度信号及び地点検知信号に関わる上記2つの
条件が満たされる。従って、車輌が駅に停車した場合、
扉開指令信号に対応して扉を開けることができる。
【0010】本発明の他の特徴及びそれによる作用効果
は、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る車輌用扉開閉
装置の構成を示すブロック図である。本発明に係る車輌
用扉開閉装置は、扉開閉指令回路1と、扉開閉制御回路
2とを含む。図において、参照符号3は扉開閉駆動部で
ある。
【0012】扉開閉指令回路1は、扉3を開閉する指令
となる扉開閉指令信号S1を出力する。扉開閉指令信号
S1は、例えば、扉開閉スイッチSW1の接点出力で与え
られる。ワンマン運転車輌の場合は、扉開閉スイッチSW
1は、運転士席に設けられた運転士スイッチで構成され
る。扉開指令は、例えば、運転士スイッチSW1の接点を
閉成することにより与えられ、扉閉指令は、運転士スイ
ッチSW1の接点を開成することにより与えられる。
【0013】扉開閉制御回路2は、扉開閉指令信号S1
と、車輌の走行速度を示す速度信号S2と、車輌の駅進
入の際に得られる地点検知信号S3とを入力信号とす
る。そして、速度信号S2の示す走行速度が定められた
速度以上、例えば5km/h以上となったときに扉開閉指令
信号S1を遮断し、その遮断状態を保持する。また、速
度信号S2の示す走行速度が定められた速度未満、例え
ば5km/h未満となり、かつ、地点検知信号S3が入力さ
れたことを条件に、遮断状態を解除し、扉開閉指令信号
S1を通過させる。速度信号S2は、例えば、車輪の回
転数を検出するタコジェネレータ4によって与えられ
る。地点検知信号S3は、例えば、車上子52が特定の
地点に設けられた地上子53と結合したことにより与え
られる。自動運転の場合、一般的に、停止直前の駅構内
停止目標まで10m程度の距離を残して、停止位置に最
も近い位置に地上子が設定されるので、地上子53とし
て、この地上子を利用することができる。
【0014】扉開閉制御回路2は、具体的には、速度検
知リレーDSRと、地点検知リレーP3Rと、扉開禁止リレー
SIDRとを含んで構成される。速度検知リレーDSRは、速
度信号S2の示す走行速度が5km/h以上のときに励磁さ
れ、その扛上接点DSR1が閉成し、その落下接点DSR2が開
成する。
【0015】地点検知リレーP3Rは、地点検知信号S3
が入力されたときに励磁され、その落下接点P3R1が開成
する。落下接点P3R1は、地点検知信号S3が入力されな
いときは閉成している。速度検知リレーDSR及び地点検
知リレーP3Rを駆動する具体的な回路は周知であるの
で、省略してある。参照符号Bは正極性の電源端子、C
は負極性の電源端子である。
【0016】開扉禁止リレーSIDRには、扛上接点DSR1
と、落下接点P3R1及び扛上接点SIDR1の直列回路とが、
並列に接続されている。速度信号S2の示す走行速度が
5km/h以上となり、速度検知リレーDSRが励磁され、そ
れによって扛上接点DSR1が閉成すると、開扉禁止リレー
SIDRが励磁され、その扛上接点SIDR1が閉成する。地点
検知信号S3が入力されなければ、地点検知リレーP3R
の落下接点P3R1は閉成しているので、扛上接点SIDR1が
閉成した場合、開扉禁止リレーSIDRは、落下接点P3R1及
び扛上SIDR1の直列回路によっても励磁される。これに
より、開扉禁止リレーSIDRが自己保持される。
【0017】開扉禁止リレーSIDRが自己保持されている
間は、落下接点SIDR2が開成し続ける。落下接点SIDR2
は、運転士スイッチSW1に直列に接続されている。従っ
て、速度信号S2の示す走行速度が5km/h以上となった
後、開扉禁止リレーSIDRが自己保持されている間は、運
転スイッチSW1を閉成しても、その扉開閉指令信号S1
が開扉禁止リレーSIDRの落下接点SIDR2によって遮断さ
れる。このことは、走行中に、仮に、運転士スイッチSW
1の操作によって扉開指令信号S1を生じさせたとして
も、扉が開かれることはないことを意味する。これによ
り、車輌走行中の乗客の転落事故が防止される。
【0018】開扉禁止リレーSIDRの自己保持が解除され
るのは、速度信号S2の示す走行速度が5km/h未満とな
り、速度検知リレーDSRの扛上接点DSR1が開成し、か
つ、地点検知リレーP3Rが励磁され、落下接点P3R1が開
成したときである。速度信号S2の示す走行速度が5km
/h未満となり、速度検知リレーDSRの扛上接点DSR1が開
成したとしても、地点検知リレーP3Rの落下接点P3R1が
開成しない限り、自己保持は解除されない。このこと
は、車輌が駅間に停車している場合において、仮に、誤
って、運転士スイッチSW1が操作され、扉開指令信号S
1が生じた場合であっても、扉開指令信号S1が落下接
点SIDR2の開成によって遮断され続け、扉が開かないこ
とを意味する。これにより、車輌が駅間で停車した場合
の乗客の転落事故が防止される。
【0019】車輌が停止駅に近づき、速度信号S2の示
す走行速度が5km/h未満となり、速度検知リレーDSRの
扛上接点DSR1が開成し、かつ、地点検知リレーP3Rの落
下接点P3R1が開成すると、運転士スイッチSW1の操作に
よって得られた扉開閉指令信号S1が開扉禁止リレーSI
DRの落下接点SIDR2を通って、扉開閉駆動部3に供給さ
れる。従って、車輌が駅に停車した場合、扉開指令信号
S4に対応して扉を開けることができる。
【0020】次に、図2を参照して、図1に示した車輌
用扉開閉装置の動作を更に詳しく説明する。図2は図1
に示した車輌用扉開閉装置の動作を示すタイムチャート
である。図はA駅を出発してからB駅に到着するまでの
動作を想定して示してある。図2において、閉扉指令は
論理値1で示し、開扉指令は論理値0で示してある(図
2(a)参照)。地点検知信号なしは論理値1で示し、地
点検知信号ありは論理値0で示してある(図2(c)参
照)。接点の開成は論理値1で示し、接点の閉成は論理
値0で示してある(図2(d)、(e)、(g)、(h)参照)、リレ
ーの励磁は論理値1で示し、無励磁は論理値0で示して
ある(図2(f)参照)。扉閉は論理値1で示し、扉開は
論理値0で示してある(図2(i)参照)。
【0021】時刻t1において、運転士が扉開閉指令回
路1を構成する運転士スイッチSW1を扉閉側に操作する
と、運転士スイッチSW1の接点が開成し、閉扉指令とな
る論理値1の扉開閉指令信号S1が出力される(図2
(a)参照)。この場合、速度信号S2の示す走行速度
は、5km/h未満である(図2(b)参照)から、速度検知
リレーDSRは励磁されず、扛上接点DSR1は、開成(図2
(e)参照)している。
【0022】扛上接点DSR1が開成している場合、開扉禁
止リレーSIDRは励磁されず、扛上接点SIDR1が開成し、
落下接点SIDR2が閉成している(図2(g)、(h)参照)。落
下接点SIDR2が閉成しているから、運転士スイッチSW1を
扉閉側に操作して得られた扉開閉指令信号S1は、落下
接点SIDR2を通って、扉開閉駆動部3に供給される。
【0023】時刻t1では、地点検知地信号S3は地点
検知なしの信号となっている(図2(c)参照)から、地
点検知リレーP3Rは励磁されず、落下接点P3R1は閉成し
ている(図2(d)参照)。
【0024】時刻t11において、扉は閉扉する(図2
(i)参照)。時刻t12において、車輌がA駅を出発する
(図2(b)参照)。
【0025】次に、時刻t2において、速度信号S2の
示す走行速度が5km/h以上となる(図2(b)参照)と、
速度検知リレーDSRが励磁され、時刻t21に、扛上接点D
SR1が閉成する(図2(e)参照)。
【0026】扛上接点DSR1の閉成により、時刻t21に、
開扉禁止リレーSIDRが励磁され(図2(f)参照)、時刻
t22において、扛上接点SIDR1 が閉成(図2(g)参照)
し、落下接点SIDR2 が開成する(図2(h)参照)。
【0027】前述したように、落下接点P3R1は閉成して
いるから、扛上接点SIDR1の閉成により、落下接点P3R1
及び扛上接点SIDR1 の直列回路が形成され、開扉禁止リ
レーSIDRがこの直列回路を通して自己保持される。
【0028】開扉禁止リレーSIDRが自己保持されている
間は、落下接点SIDR2が開成し続ける。落下接点SIDR2
は、運転士スイッチSW1に直列に接続されている。従っ
て、速度信号S2の示す走行速度が5km/h以上となった
後、開扉禁止リレーSIDRが自己保持されている間は、運
転士スイッチSW1を閉成しても、その扉開閉指令信号S
1が開扉禁止リレーSIDRの落下接点SIDR2によって遮断
される。このことは、走行中に、仮に、運転士スイッチ
SW1の操作によって扉開指令信号S1を生じさせたとし
ても、扉開閉駆動部3によって扉が開かれることはない
ことを意味する。これにより、車輌走行中の乗客の転落
事故が防止される。
【0029】次に、時刻t3において、減速指令等によ
って、速度信号S2の示す走行速度が5km/h未満となる
(図2(b)参照)と、速度検知リレーDSRは無励磁とな
る。そして、時刻t31において、扛上接点DSR1が開成す
る(図2(e)参照)。この時点では、未だ、地点検知地
信号S3は生じていない(図2(c)参照)から、地点検
知リレーP3Rは励磁されず、落下接点P3R1は閉成してい
る(図2(d)参照)。従って、落下接点P3R1及び扛上接
点SIDR1の直列回路は、依然として、導通回路を構成し
ており、開扉禁止リレーSIDRは、この直列回路によって
自己保持を維持する。
【0030】時刻t32において、地点検知に対応する地
点検知信号S3が入力され(図2(c)参照)、地点検知
リレーP3Rが励磁され、時刻t33において、落下接点P3R
1が開成する(図2(d))。落下接点P3R1の開成により開
扉禁止リレーSIDRは、自己保持が解除され、無励磁とな
る(図2(f)参照)。
【0031】時刻t34において、扛上接点SIDR1が開成
し(図2(g))、落下接点SIDR2 が閉成する(図2
(h))。落下接点SIDR2の閉成により、扉開閉指令信号S
1に対する遮断作用が解除される。従って、運転スイッ
チSW1を操作することによって、扉開閉を実行できるよ
うになる。
【0032】時刻t35を過ぎた後は、地点検知ありの地
点検知信号S3が消滅する。時刻t36において、落下接
点P3R1が閉成する。
【0033】時刻t4において、車輌がB駅に到着す
る。時刻t41において、運転士が運転士スイッチSW1を
扉開側に操作する。扉開閉指令回路1は、運転士スイッ
チSW1の接点が閉成し、扉開指令に対応した扉開閉指令
信号S1を出力する(図2(a)参照)。扉開閉指令信号
S1は扉開閉駆動部3に供給され、時刻t42において、
扉が開扉する(図2(i)参照)。
【0034】上述のように、扉開閉制御回路2は、速度
信号S2の示す走行速度が5km/h未満となり、かつ、地
点検知信号S3が入力されたときには、車輌が所定の停
止位置で停車するものとして扉開指令信号S1を通過さ
せる。このため、車輌用扉開閉装置は、車輌が駅等の所
定の停止位置に停車した場合において、扉開指令信号S
1に対応して扉を開けることができる。
【0035】図3は本発明に係る車輌用扉開閉装置の別
の動作を示すタイムチャートである。図はA駅を出発し
てからB駅に到着する前に途中で停車した場合の動作を
想定して示してある。
【0036】時刻t1から時刻t22までの動作は、図2
に示す場合の動作と同一である。車輌が駅間を走行して
いる時刻t50において、車輌が減速を開始し、時刻t5
1において、車輌の走行速度が5km/h未満となる(図3
(b)参照)。そして、時刻t52において、速度検知リレ
ーDSRが無励磁となり、扛上接点DSR1が開成する(図3
(e)参照)。時刻t53において、車輌が駅間に停車す
る。車輌はB駅の手前で停車しているから、地点検知地
信号S3は生じることがなく(図3(c)参照)、地点検
知リレーP3Rは励磁されず、落下接点P3R1は閉成してい
る(図3(d)参照)。従って、落下接点P3R1及び扛上接
点SIDR1の直列回路は、依然として、導通回路を構成し
ており、開扉禁止リレーSIDRは、この直列回路によって
自己保持を維持する(図3(f)参照)。このため、その
落下接点SIDR2は開成し続ける。よって、運転士スイッ
チSW1が時刻t54において閉成されても、開扉指令信号
S1は、落下接点SIDR2によって遮断される。このこと
は、駅間停車中に、仮に、運転士スイッチSW1の操作に
よって扉開指令信号S1を生じさせたとしても、扉開閉
駆動部3によって扉が開かれることはないことを意味す
る。これにより、駅間停車中の乗客の転落事故が防止さ
れる。
【0037】再び、図1を参照して説明する。図1に示
す車輌用扉開閉装置は、車上装置を構成する車上子が、
地上側に設けられた地上子と、結合したとき、地点検知
信号S3を生じる。図示の例では、自動列車運転装置
(ATO装置)の送受信装置51が発生した電力波W1
を車上子52を介して無電源地上子(トランスポンダ)
53に伝送する。無電源地上子53は、電力波W1によ
り起動し、自己の所有する制御情報W2を車上子52を
介して送受信装置51に伝送する。送受信装置51は、
制御情報W2を受信することにより、地点検知信号S3
を出力する。この構成によれば、制御情報W2を受信し
たことを地点検知信号S3として使用することができ、
自動運転装置等と共に用いて好適な車輌用扉開閉装置を
得ることができる。
【0038】図示はしないが、自動列車停止装置(AT
S装置)において使用される変周式発振回路が、常時発
振周波数が赤現示に対応する周波数に変周されたとき
に、地点検知信号S3を出力するように構成することも
できる。
【0039】図1に示す車輌用扉開閉装置は、更に、ス
イッチSW2を有し、スイッチSW2が速度検知リレーDSRの
落下接点DSR2に直列接続される。スイッチSW2と落下接
点DSR2の直列回路は、運転士スイッチSW1と落下接点SID
R2の直列回路に並列接続される。この構成によれば、車
輌が停止しているときは、落下接点DSR2が閉成するの
で、車輌が火災等の発生により駅間で非常停止したよう
な場合に、スイッチSW2を扉開側に操作(接点閉成)す
ることにより扉を開くことができる。
【0040】図4は本発明に係る車輌用扉開閉装置の具
体的な使用状態を説明する図である。図において、図1
と同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。参
照符号Aは、本発明に係る車輌用扉開閉装置である。
【0041】トランスポンダ531〜533は、停止位置P0
で車輌6を停止させるための停止パターンTPを制御情
報W2として車上側に伝送する。トランスポンダ531〜5
33の配置位置P1〜P3は、停止パターンTP、車輌の
ブレーキ性能等を考慮して決定される。一例を示すと、
トランスポンダ531〜533のそれぞれの配置位置P1〜P
3は、一般的に停止位置P0から110m、10m、2
m程度の位置に設けられる。地点検知信号S3は、車上
子52がトランスポンダ533と電磁結合し、制御情報W
2を受信したことにより与えられる。この構成によれ
ば、車輌6が駅の停止位置P0に停止した場合にのみ扉
を開くようになるので、高い安全性を確保することがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、以
下のような効果が得られる。 (a)誤った開扉操作によっては、扉が開くことのない
安全性の高い車輌用扉開閉装置を提供できる。 (b)自動運転装置等と共に用いて好適な車輌用扉開閉
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌用扉開閉装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る車輌用扉開閉装置の動作を示すタ
イムチャートである。
【図3】本発明に係る車輌用扉開閉装置の別の動作を示
すタイムチャートである。
【図4】本発明に係る車輌用扉開閉装置の具体的な使用
状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 扉開閉指令回路 2 扉開閉制御回路 3 扉 S1 扉開閉指令信号 S2 速度信号 S3 地点検知信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉開閉指令回路と、扉開閉制御回路とを
    含む車輌用扉開閉装置であって、 前記扉開閉指令回路は、扉開閉スイッチを含み、前記扉
    開閉スイッチの操作により、扉開閉指令信号を出力する
    ものであり、 前記扉開閉制御回路は、前記扉開閉指令信号と、車輌の
    走行速度を示す速度信号と、車輌の駅進入の際に得られ
    る地点検知信号とを入力信号とし、前記速度信号の示す
    走行速度が定められた速度以上となったときに前記扉開
    閉指令信号を遮断すると共に、その遮断状態を保持し、
    前記速度信号の示す走行速度が前記定められた速度未満
    となり、かつ、前記地点検知信号が入力されたことを条
    件に、前記遮断状態を解除し、前記扉開閉指令信号を通
    過させる車輌用扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車輌用扉開閉装置
    であって、 前記地点検知信号は、車上装置に備えられた車上子が、
    地上側に設けられた地上子と結合したとき、前記車上装
    置から与えられる車輌用扉開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された車輌用扉開閉装置
    であって、 前記地点検知信号は、前記車上子が、車輌の進行方向に
    沿って設けられた複数の地上子の内、停止位置に最も近
    い地上子と結合したとき、与えられる車輌用扉開閉装
    置。
JP8043624A 1996-02-29 1996-02-29 車輌用扉開閉装置 Pending JPH09226573A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002321618A (ja) * 2001-02-23 2002-11-05 Nippon Signal Co Ltd:The 開扉可否判別システム
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