JPH09246478A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置およびその製造方法Info
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- JPH09246478A JPH09246478A JP8045234A JP4523496A JPH09246478A JP H09246478 A JPH09246478 A JP H09246478A JP 8045234 A JP8045234 A JP 8045234A JP 4523496 A JP4523496 A JP 4523496A JP H09246478 A JPH09246478 A JP H09246478A
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 MISFETにおいて、寄生接合容量の低減
による動作速度の高速化とラッチアップ耐性の向上によ
る高信頼度化を実現する。 【解決手段】 浅いp型ウエル7,12および浅いn型
ウエル9は、半導体基板1の表面近くに位置する不純物
濃度の低い不純物領域と半導体基板1の内部に位置する
不純物濃度の高い不純物領域によって構成されているの
で、半導体基板1の表面近傍に形成されるnチャネル型
MISFETの高濃度ソース、ドレイン領域19nとウ
エル領域間およびpチャネル型MISFETの高濃度ソ
ース、ドレイン領域19pとウエル領域間の寄生接合容
量は低減され、さらに、半導体基板1の内部の抵抗が低
くなり、ラッチップ耐性が向上する。
による動作速度の高速化とラッチアップ耐性の向上によ
る高信頼度化を実現する。 【解決手段】 浅いp型ウエル7,12および浅いn型
ウエル9は、半導体基板1の表面近くに位置する不純物
濃度の低い不純物領域と半導体基板1の内部に位置する
不純物濃度の高い不純物領域によって構成されているの
で、半導体基板1の表面近傍に形成されるnチャネル型
MISFETの高濃度ソース、ドレイン領域19nとウ
エル領域間およびpチャネル型MISFETの高濃度ソ
ース、ドレイン領域19pとウエル領域間の寄生接合容
量は低減され、さらに、半導体基板1の内部の抵抗が低
くなり、ラッチップ耐性が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、半導体集積回路
装置およびその製造方法に関し、特に、MISFET
(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Trans
istor )を有する半導体集積回路装置に適用して有効な
技術に関するものである。
装置およびその製造方法に関し、特に、MISFET
(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Trans
istor )を有する半導体集積回路装置に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置においては、チップ
外部の電源からチップ内部の入出力部の半導体素子に電
気信号が入力され、この電気信号を受けて内部回路の半
導体素子を動作させている。
外部の電源からチップ内部の入出力部の半導体素子に電
気信号が入力され、この電気信号を受けて内部回路の半
導体素子を動作させている。
【0003】しかしながら、チップ外部における電源電
圧の過度変動やリンキングなどの過度雑音による電圧
が、チップ内部の入出力部の半導体素子に印加される
と、この電圧が半導体基板を通して内部回路の半導体素
子に伝わり、半導体集積回路装置の誤動作を引き起こ
す。
圧の過度変動やリンキングなどの過度雑音による電圧
が、チップ内部の入出力部の半導体素子に印加される
と、この電圧が半導体基板を通して内部回路の半導体素
子に伝わり、半導体集積回路装置の誤動作を引き起こ
す。
【0004】この誤動作を防止する方法としては、半導
体のダイオード特性を利用して、入出力部の半導体素子
と内部回路の半導体素子を電気的に分離し、過度雑音が
入出力部の半導体素子から内部回路の半導体素子へ伝達
するのを防ぐ3重ウエルがある。
体のダイオード特性を利用して、入出力部の半導体素子
と内部回路の半導体素子を電気的に分離し、過度雑音が
入出力部の半導体素子から内部回路の半導体素子へ伝達
するのを防ぐ3重ウエルがある。
【0005】3重ウエルは、半導体基板の表面から所定
の深さにかけて設けられた半導体基板と反対の導電型の
深いフラットウエルと、この深いフラットウエル内に形
成される深いフラットウエルとは反対の導電型の浅いフ
ラットウエルから構成される。
の深さにかけて設けられた半導体基板と反対の導電型の
深いフラットウエルと、この深いフラットウエル内に形
成される深いフラットウエルとは反対の導電型の浅いフ
ラットウエルから構成される。
【0006】以下に、本発明者により検討された、フラ
ットウエルによって構成されるウエル領域の製造工程を
示す。まず、図8に示すように、p型の半導体基板1の
表面に熱酸化処理によって酸化シリコン膜22を形成す
る。次に、パターニングされたフォトレジスト(図示せ
ず)をマスクにして、半導体基板1にリン(P)イオン
をイオン打ち込みによって注入した後、前記フォトレジ
ストを除去し、次いで、高温で1回目の長時間の熱拡散
を行ない、半導体基板1の表面から所定の深さにかけ
て、入出力部の半導体基板1に深いn型フラットウエル
23を形成する。
ットウエルによって構成されるウエル領域の製造工程を
示す。まず、図8に示すように、p型の半導体基板1の
表面に熱酸化処理によって酸化シリコン膜22を形成す
る。次に、パターニングされたフォトレジスト(図示せ
ず)をマスクにして、半導体基板1にリン(P)イオン
をイオン打ち込みによって注入した後、前記フォトレジ
ストを除去し、次いで、高温で1回目の長時間の熱拡散
を行ない、半導体基板1の表面から所定の深さにかけ
て、入出力部の半導体基板1に深いn型フラットウエル
23を形成する。
【0007】次に、図9に示すように、窒化シリコン膜
24を半導体基板1上に堆積した後、パターニングされ
たフォトレジスト25をマスクにして窒化シリコン膜2
4をエッチングし、次いで、内部回路の半導体基板1に
浅いn型フラットウエル26を形成するためのPイオン
を導入する。
24を半導体基板1上に堆積した後、パターニングされ
たフォトレジスト25をマスクにして窒化シリコン膜2
4をエッチングし、次いで、内部回路の半導体基板1に
浅いn型フラットウエル26を形成するためのPイオン
を導入する。
【0008】次に、図10に示すように、フォトレジス
ト25を除去した後、選沢酸化を行ない、半導体基板1
上に厚い酸化シリコン膜27を形成する。次いで、窒化
シリコン膜24を除去した後、厚い酸化シリコン膜27
を貫通しないエネルギーで、内部回路の半導体基板1お
よび入出力部の深いn型フラットウエル23に、浅いp
型フラットウエル28を形成するためのボロン(B)イ
オンを導入する。
ト25を除去した後、選沢酸化を行ない、半導体基板1
上に厚い酸化シリコン膜27を形成する。次いで、窒化
シリコン膜24を除去した後、厚い酸化シリコン膜27
を貫通しないエネルギーで、内部回路の半導体基板1お
よび入出力部の深いn型フラットウエル23に、浅いp
型フラットウエル28を形成するためのボロン(B)イ
オンを導入する。
【0009】続いて、高温で2回目の長時間の熱拡散を
行ない、内部回路の半導体基板1に浅いn型フラットウ
エル26を、内部回路の半導体基板1と入出力部の深い
n型フラットウエル23の内側に浅いp型フラットウエ
ル28をそれぞれ形成して、入出力部にフラットウエル
からなる3重ウエル、内部回路にはフラットウエルから
なる浅いp型2重ウエルおよび浅いn型2重ウエルを設
ける。
行ない、内部回路の半導体基板1に浅いn型フラットウ
エル26を、内部回路の半導体基板1と入出力部の深い
n型フラットウエル23の内側に浅いp型フラットウエ
ル28をそれぞれ形成して、入出力部にフラットウエル
からなる3重ウエル、内部回路にはフラットウエルから
なる浅いp型2重ウエルおよび浅いn型2重ウエルを設
ける。
【0010】次に、図11に示すように、半導体基板1
の表面を洗浄して、酸化シリコン膜22および厚い酸化
シリコン膜27を除去した後、半導体基板1の表面に酸
化シリコン膜29および窒化シリコン膜30を順次形成
する。次いで、パターンニングされたフォトレジスト
(図示せず)をマスクにして、後にLOCOS(LocalO
xidation of Silicon)酸化膜4が形成される領域の窒
化シリコン膜30をエッチングした後、選沢酸化を行な
い、半導体基板1の主面上にLOCOS酸化膜4を形成
する。
の表面を洗浄して、酸化シリコン膜22および厚い酸化
シリコン膜27を除去した後、半導体基板1の表面に酸
化シリコン膜29および窒化シリコン膜30を順次形成
する。次いで、パターンニングされたフォトレジスト
(図示せず)をマスクにして、後にLOCOS(LocalO
xidation of Silicon)酸化膜4が形成される領域の窒
化シリコン膜30をエッチングした後、選沢酸化を行な
い、半導体基板1の主面上にLOCOS酸化膜4を形成
する。
【0011】なお、フラットウエルの形成方法に関して
は、特開昭56−043756号公報に記載されてい
る。
は、特開昭56−043756号公報に記載されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
トウエルで構成される入出力部の3重ウエルでは、以下
の問題点があることを本発明者は見いだした。
トウエルで構成される入出力部の3重ウエルでは、以下
の問題点があることを本発明者は見いだした。
【0013】すなわち、フラットウエルで構成される3
重ウエルの不純物濃度は、図12に示すように、半導体
基板の表面近傍で最も高くなる。このため、入出力部の
半導体基板の表面近傍に半導体素子であるMISFET
を形成すると、MISFETのソース、ドレイン領域と
3重ウエル間の寄生容量が大きくなり、MISFETの
動作速度が遅くなる。
重ウエルの不純物濃度は、図12に示すように、半導体
基板の表面近傍で最も高くなる。このため、入出力部の
半導体基板の表面近傍に半導体素子であるMISFET
を形成すると、MISFETのソース、ドレイン領域と
3重ウエル間の寄生容量が大きくなり、MISFETの
動作速度が遅くなる。
【0014】さらに、寄生バイポーラによるラッチアッ
プを抑制するために、3重ウエルの不純物濃度を高くす
ると、寄生容量はウエル濃度の1/2乗に比例すること
から、MISFETのソース、ドレイン領域と3重ウエ
ル間の寄生容量の増加がより顕著となる。
プを抑制するために、3重ウエルの不純物濃度を高くす
ると、寄生容量はウエル濃度の1/2乗に比例すること
から、MISFETのソース、ドレイン領域と3重ウエ
ル間の寄生容量の増加がより顕著となる。
【0015】また、3重ウエルを形成するためには、深
いフラットウエルおよび浅いフラットウエルを形成する
ための2回の長時間の熱拡散工程が必要であり、ウエル
領域を形成する形成工程の処理時間が長くなるという問
題がある。
いフラットウエルおよび浅いフラットウエルを形成する
ための2回の長時間の熱拡散工程が必要であり、ウエル
領域を形成する形成工程の処理時間が長くなるという問
題がある。
【0016】また、フラットウエルを形成するための長
時間の熱拡散を行うと、半導体基板に導入された不純物
イオンが半導体基板の深さ方向だけでなく横方向へも拡
散するので、3重ウエルにおいて深いフラットウエルの
内側に浅いフラットウエルを確実に形成するためには、
深いフラットウエルと浅いフラットウエルの合わせ余裕
を大きくとることが必要であり、3重ウエルの面積を縮
小させることが難しい。
時間の熱拡散を行うと、半導体基板に導入された不純物
イオンが半導体基板の深さ方向だけでなく横方向へも拡
散するので、3重ウエルにおいて深いフラットウエルの
内側に浅いフラットウエルを確実に形成するためには、
深いフラットウエルと浅いフラットウエルの合わせ余裕
を大きくとることが必要であり、3重ウエルの面積を縮
小させることが難しい。
【0017】本発明の目的は、ソース、ドレイン領域と
ウエル領域間の寄生容量を低減することによるMISF
ETの動作速度の高速化と、ラッチアップ耐性を向上す
ることによるMISFETの高信頼度化が可能なウエル
領域を実現することのできる技術を提供することにあ
る。
ウエル領域間の寄生容量を低減することによるMISF
ETの動作速度の高速化と、ラッチアップ耐性を向上す
ることによるMISFETの高信頼度化が可能なウエル
領域を実現することのできる技術を提供することにあ
る。
【0018】本発明の他の目的は、ウエル領域の形成工
程におけるスループットを向上することのできる技術を
提供することにある。
程におけるスループットを向上することのできる技術を
提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、ウエル領域の微細化
を実現することのできる技術を提供することにある。
を実現することのできる技術を提供することにある。
【0020】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、半導体基板と反
対の導電型である深いウエルおよび前記深いウエルの内
側に形成された前記深いウエルと反対の導電型である浅
いウエルによって構成されるウエル領域を有しており、
前記深いウエルの不純物濃度の最大値は前記浅いウエル
よりも深い位置に設けられ、前記半導体基板の表面近傍
に位置する前記浅いウエルの不純物濃度が前記半導体基
板の不純物濃度と同等またはそれ以下であり、前記浅い
ウエルは前記半導体基板の深さ方向に位置する複数の不
純物領域によって構成されている。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、半導体基板と反
対の導電型である深いウエルおよび前記深いウエルの内
側に形成された前記深いウエルと反対の導電型である浅
いウエルによって構成されるウエル領域を有しており、
前記深いウエルの不純物濃度の最大値は前記浅いウエル
よりも深い位置に設けられ、前記半導体基板の表面近傍
に位置する前記浅いウエルの不純物濃度が前記半導体基
板の不純物濃度と同等またはそれ以下であり、前記浅い
ウエルは前記半導体基板の深さ方向に位置する複数の不
純物領域によって構成されている。
【0022】(2)また、本発明の半導体集積回路装置
は、前記(1)の半導体集積回路装置において、前記浅
いウエルを構成する前記複数の不純物領域のうち、MI
SFETのソース、ドレイン領域が形成される領域に位
置する不純物領域の不純物濃度が、前記深いウエルの不
純物濃度、および前記浅いウエルを構成し前記MISF
ETのソース、ドレイン領域が形成される領域よりも深
くに位置する不純物領域の不純物濃度よりも低く設けら
れている。
は、前記(1)の半導体集積回路装置において、前記浅
いウエルを構成する前記複数の不純物領域のうち、MI
SFETのソース、ドレイン領域が形成される領域に位
置する不純物領域の不純物濃度が、前記深いウエルの不
純物濃度、および前記浅いウエルを構成し前記MISF
ETのソース、ドレイン領域が形成される領域よりも深
くに位置する不純物領域の不純物濃度よりも低く設けら
れている。
【0023】(3)また、本発明の半導体集積回路装置
の製造方法は、前記(1)の半導体集積回路装置の製造
方法において、前記半導体基板に前記半導体基板と反対
の導電型である第1の不純物イオンを高エネルギーで打
ち込むことによって前記深いウエルを形成した後、前記
半導体基板に前記深いウエルと反対の導電型である第2
の不純物イオンを異なるエネルギーで複数回打ち込むこ
とによって前記浅いウエルを構成する前記複数の不純物
領域を形成するものである。
の製造方法は、前記(1)の半導体集積回路装置の製造
方法において、前記半導体基板に前記半導体基板と反対
の導電型である第1の不純物イオンを高エネルギーで打
ち込むことによって前記深いウエルを形成した後、前記
半導体基板に前記深いウエルと反対の導電型である第2
の不純物イオンを異なるエネルギーで複数回打ち込むこ
とによって前記浅いウエルを構成する前記複数の不純物
領域を形成するものである。
【0024】(4)また、本発明の半導体集積回路装置
の製造方法は、前記(3)の半導体集積回路装置の製造
方法において、前記深いウエルを形成するための前記第
1の不純物イオンの打ち込みに用いられるマスクと前記
浅いウエルを形成するための前記第2の不純物イオンの
打ち込みに用いられるマスクは同一であり、前記深いウ
エルは前記半導体基板の表面に対して斜めに前記第1の
不純物イオンを注入することによって形成されるもので
ある。
の製造方法は、前記(3)の半導体集積回路装置の製造
方法において、前記深いウエルを形成するための前記第
1の不純物イオンの打ち込みに用いられるマスクと前記
浅いウエルを形成するための前記第2の不純物イオンの
打ち込みに用いられるマスクは同一であり、前記深いウ
エルは前記半導体基板の表面に対して斜めに前記第1の
不純物イオンを注入することによって形成されるもので
ある。
【0025】上記した手段(1)、(2)および(3)
によれば、浅いウエルの一部を構成しMISFETのソ
ース、ドレイン領域が位置する不純物領域の不純物濃度
が低く設定されるので、MISFETのソース、ドレイ
ン領域とウエル領域間の寄生容量が低減できる。さら
に、深いウエルの不純物濃度および浅いウエルの他の一
部を構成しMISFETのソース、ドレイン領域よりも
深くに位置する不純物領域の不純物濃度は、MISFE
Tのソース、ドレイン領域が位置する不純物領域の不純
物濃度よりも高く設定されるので、半導体基板の所定の
深さの領域で不純物濃度が高いウエル領域が得られて、
MISFETのラッチアップ耐性を向上することができ
る。
によれば、浅いウエルの一部を構成しMISFETのソ
ース、ドレイン領域が位置する不純物領域の不純物濃度
が低く設定されるので、MISFETのソース、ドレイ
ン領域とウエル領域間の寄生容量が低減できる。さら
に、深いウエルの不純物濃度および浅いウエルの他の一
部を構成しMISFETのソース、ドレイン領域よりも
深くに位置する不純物領域の不純物濃度は、MISFE
Tのソース、ドレイン領域が位置する不純物領域の不純
物濃度よりも高く設定されるので、半導体基板の所定の
深さの領域で不純物濃度が高いウエル領域が得られて、
MISFETのラッチアップ耐性を向上することができ
る。
【0026】また、上記した手段(3)によれば、深い
フラットウエルおよび浅いフラットウエルからなる従来
のウエル領域を形成する際に2回必要であった熱拡散処
理を施さなくても、不純物イオンの打ち込みのみによっ
て半導体基板の深くに高濃度の不純物イオンを注入して
ウエル領域を形成することができる。
フラットウエルおよび浅いフラットウエルからなる従来
のウエル領域を形成する際に2回必要であった熱拡散処
理を施さなくても、不純物イオンの打ち込みのみによっ
て半導体基板の深くに高濃度の不純物イオンを注入して
ウエル領域を形成することができる。
【0027】また、上記した手段(4)によれば、半導
体基板の表面に対して斜めに不純物イオンを打ち込んで
深いウエルを形成した後、深いウエルを形成する際の不
純物イオンの打ち込みに用いたマスクを再び用いて、半
導体基板の表面に対して不純物イオンをほぼ垂直に打ち
込むことにより深いウエルの内側に浅いウエルを自己整
合で形成することができる。
体基板の表面に対して斜めに不純物イオンを打ち込んで
深いウエルを形成した後、深いウエルを形成する際の不
純物イオンの打ち込みに用いたマスクを再び用いて、半
導体基板の表面に対して不純物イオンをほぼ垂直に打ち
込むことにより深いウエルの内側に浅いウエルを自己整
合で形成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0029】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。
【0030】図1は、本発明の一実施の形態によるCM
OSFET(Complementary MetalOxide Semiconductor
FET :相補型MOSFET)の要部断面図を示してい
る。入出力部の深いn型ウエル6は、半導体基板1の内
部の深い領域における不純物濃度が最も高くなるように
高エネルギーのイオン打ち込みで注入されたn型不純物
によって構成されている。
OSFET(Complementary MetalOxide Semiconductor
FET :相補型MOSFET)の要部断面図を示してい
る。入出力部の深いn型ウエル6は、半導体基板1の内
部の深い領域における不純物濃度が最も高くなるように
高エネルギーのイオン打ち込みで注入されたn型不純物
によって構成されている。
【0031】入出力部の浅いp型ウエル7および内部回
路の浅いp型ウエル12は、図13に示すように、2回
のイオン打ち込みで注入されたp型不純物からなり、半
導体基板1の表面近くに位置する第2のp型不純物領
域、およびこの第2のp型不純物領域よりも深い領域に
位置する第1のp型不純物領域によって構成されてい
る。
路の浅いp型ウエル12は、図13に示すように、2回
のイオン打ち込みで注入されたp型不純物からなり、半
導体基板1の表面近くに位置する第2のp型不純物領
域、およびこの第2のp型不純物領域よりも深い領域に
位置する第1のp型不純物領域によって構成されてい
る。
【0032】半導体基板1の表面近傍に位置する第2の
p型不純物領域の不純物濃度は、半導体基板1の不純物
濃度と同等またはそれ以下であり、さらに、第2のp型
不純物領域の不純物濃度の最大値は、第1のp型不純物
領域の不純物濃度の最大値よりも小さく設けられてい
る。
p型不純物領域の不純物濃度は、半導体基板1の不純物
濃度と同等またはそれ以下であり、さらに、第2のp型
不純物領域の不純物濃度の最大値は、第1のp型不純物
領域の不純物濃度の最大値よりも小さく設けられてい
る。
【0033】また、入出力部の深いn型ウエルの引き出
し領域10および内部回路の浅いn型ウエル9も浅いp
型ウエル7,12と同様に、2回のイオン打ち込みで注
入されたn型不純物からなり、半導体基板1の表面近く
の領域に位置する第2のn型不純物領域、およびこの第
2のn型不純物領域よりも深い領域に位置する第1のn
型不純物領域によって構成されている。
し領域10および内部回路の浅いn型ウエル9も浅いp
型ウエル7,12と同様に、2回のイオン打ち込みで注
入されたn型不純物からなり、半導体基板1の表面近く
の領域に位置する第2のn型不純物領域、およびこの第
2のn型不純物領域よりも深い領域に位置する第1のn
型不純物領域によって構成されている。
【0034】半導体基板1の表面近傍に位置する第2の
n型不純物領域の不純物濃度は、半導体基板1の不純物
濃度と同等またはそれ以下であり、さらに、第2のn型
不純物領域の不純物濃度の最大値は、第1のn型不純物
領域の不純物濃度の最大値よりも小さく設けられてい
る。
n型不純物領域の不純物濃度は、半導体基板1の不純物
濃度と同等またはそれ以下であり、さらに、第2のn型
不純物領域の不純物濃度の最大値は、第1のn型不純物
領域の不純物濃度の最大値よりも小さく設けられてい
る。
【0035】次に、本発明の一実施の形態であるCMO
SFETの製造方法を図2〜図5を用いて説明する。
SFETの製造方法を図2〜図5を用いて説明する。
【0036】まず、図2に示すように、p型の半導体基
板1の表面に熱酸化処理によって酸化シリコン膜2を形
成し、続いて、半導体基板1上に窒化シリコン膜3をC
VD(Chemical Vapor Deposition )法で堆積する。次
に、パターニングされたフォトレジスト(図示せず)を
マスクにして窒化シリコン膜3をエッチングし、フォト
レジストを除去した後、選沢酸化により約400nmの
厚さのLOCOS酸化膜4を半導体基板1の主面上に形
成する。
板1の表面に熱酸化処理によって酸化シリコン膜2を形
成し、続いて、半導体基板1上に窒化シリコン膜3をC
VD(Chemical Vapor Deposition )法で堆積する。次
に、パターニングされたフォトレジスト(図示せず)を
マスクにして窒化シリコン膜3をエッチングし、フォト
レジストを除去した後、選沢酸化により約400nmの
厚さのLOCOS酸化膜4を半導体基板1の主面上に形
成する。
【0037】次に、図3に示すように、窒化シリコン膜
3を除去した後、パターニングされた厚い(例えば2〜
5μm)フォトレジスト5をマスクとして、n型不純物
(例えば、P)を例えばエネルギー1300keV、ド
ーズ量3×1013/cm2 の条件で、半導体基板1の表
面に対して例えば30°の角度でイオン打ち込みによっ
て注入し、入出力部の深いn型ウエル6を形成する。
3を除去した後、パターニングされた厚い(例えば2〜
5μm)フォトレジスト5をマスクとして、n型不純物
(例えば、P)を例えばエネルギー1300keV、ド
ーズ量3×1013/cm2 の条件で、半導体基板1の表
面に対して例えば30°の角度でイオン打ち込みによっ
て注入し、入出力部の深いn型ウエル6を形成する。
【0038】次いで、図4に示すように、フォトレジス
ト5をマスクとしてp型不純物(例えば、B)を例えば
エネルギー380keV、ドーズ量3×1013/cm2
の条件で、半導体基板1の表面に対してほぼ垂直にイオ
ン打ち込みによって注入し、入出力部の深いn型ウエル
6の内側に形成される浅いp型ウエル7の一部を構成す
る第1のp型不純物領域(図示せず)を形成する。
ト5をマスクとしてp型不純物(例えば、B)を例えば
エネルギー380keV、ドーズ量3×1013/cm2
の条件で、半導体基板1の表面に対してほぼ垂直にイオ
ン打ち込みによって注入し、入出力部の深いn型ウエル
6の内側に形成される浅いp型ウエル7の一部を構成す
る第1のp型不純物領域(図示せず)を形成する。
【0039】続いて、フォトレジスト5をマスクとして
p型不純物(例えば、B)を例えばエネルギー70ke
V、ドーズ量3×1012/cm2 の条件で、半導体基板
1の表面に対してほぼ垂直にイオン打ち込みによって注
入し、入出力部の深いn型ウエル6の内側に形成される
浅いp型ウエル7の他の一部を構成する第2のp型不純
物領域(図示せず)を形成する。
p型不純物(例えば、B)を例えばエネルギー70ke
V、ドーズ量3×1012/cm2 の条件で、半導体基板
1の表面に対してほぼ垂直にイオン打ち込みによって注
入し、入出力部の深いn型ウエル6の内側に形成される
浅いp型ウエル7の他の一部を構成する第2のp型不純
物領域(図示せず)を形成する。
【0040】次に、図5に示すように、フォトレジスト
5を除去した後、パターニングされた厚い(例えば、2
〜5μm)フォトレジスト8をマスクとして、n型不純
物(例えば、P)を例えばエネルギー600keV、ド
ーズ量3×1013/cm2 の条件でイオン打ち込みによ
って半導体基板1に注入する。これにより、内部回路の
浅いn型ウエル9の一部および入出力部の深いn型ウエ
ルの引き出し領域10の一部を構成する第1のn型不純
物領域(図示せず)を形成する。
5を除去した後、パターニングされた厚い(例えば、2
〜5μm)フォトレジスト8をマスクとして、n型不純
物(例えば、P)を例えばエネルギー600keV、ド
ーズ量3×1013/cm2 の条件でイオン打ち込みによ
って半導体基板1に注入する。これにより、内部回路の
浅いn型ウエル9の一部および入出力部の深いn型ウエ
ルの引き出し領域10の一部を構成する第1のn型不純
物領域(図示せず)を形成する。
【0041】続いて、フォトレジスト8をマスクとして
n型不純物(例えば、P)を例えばエネルギー160k
eV、ドーズ量3×1012/cm2 の条件でイオン打ち
込みによって半導体基板1に注入する。これにより、内
部回路の浅いn型ウエル9の他の一部および入出力部の
深いn型ウエルの引き出し領域10の他の一部を構成す
る第2のn型不純物領域(図示せず)を形成する。
n型不純物(例えば、P)を例えばエネルギー160k
eV、ドーズ量3×1012/cm2 の条件でイオン打ち
込みによって半導体基板1に注入する。これにより、内
部回路の浅いn型ウエル9の他の一部および入出力部の
深いn型ウエルの引き出し領域10の他の一部を構成す
る第2のn型不純物領域(図示せず)を形成する。
【0042】次に、図6に示すように、フォトレジスト
8を除去した後、パターニングされた厚い(例えば、2
〜5μm)フォトレジスト11をマスクとして、p型不
純物(例えば、B)を例えばエネルギー380keV、
ドーズ量3×1013/cm2の条件でイオン打ち込みに
よって半導体基板1に注入し、内部回路の浅いp型ウエ
ル12の一部を構成する第1のp型不純物領域(図示せ
ず)を形成する。
8を除去した後、パターニングされた厚い(例えば、2
〜5μm)フォトレジスト11をマスクとして、p型不
純物(例えば、B)を例えばエネルギー380keV、
ドーズ量3×1013/cm2の条件でイオン打ち込みに
よって半導体基板1に注入し、内部回路の浅いp型ウエ
ル12の一部を構成する第1のp型不純物領域(図示せ
ず)を形成する。
【0043】続いて、フォトレジスト11をマスクとし
てp型不純物(例えば、B)を例えばエネルギー70k
eV、ドーズ量3×1012/cm2 の条件でイオン打ち
込みによって半導体基板1に注入し、内部回路の浅いp
型ウエル12の他の一部を構成する第2のp型不純物領
域(図示せず)を形成する。
てp型不純物(例えば、B)を例えばエネルギー70k
eV、ドーズ量3×1012/cm2 の条件でイオン打ち
込みによって半導体基板1に注入し、内部回路の浅いp
型ウエル12の他の一部を構成する第2のp型不純物領
域(図示せず)を形成する。
【0044】次に、図7に示すように、フォトレジスト
11を除去した後、浅いn型ウエル9および深いn型ウ
エルの引き出し領域10のLOCOS酸化膜4の直下近
傍にn型不純物を導入してn型チャネルストッパ領域1
3を形成し、浅いp型ウエル7,12のLOCOS酸化
膜4の直下近傍にp型不純物を導入してp型チャネルス
トッパ領域14を形成する。
11を除去した後、浅いn型ウエル9および深いn型ウ
エルの引き出し領域10のLOCOS酸化膜4の直下近
傍にn型不純物を導入してn型チャネルストッパ領域1
3を形成し、浅いp型ウエル7,12のLOCOS酸化
膜4の直下近傍にp型不純物を導入してp型チャネルス
トッパ領域14を形成する。
【0045】次いで、酸化シリコン膜2を除去した後、
熱酸化処理により、半導体基板1の表面にゲート絶縁膜
15を形成する。その後、従来の製造方法に従って、ゲ
ート電極16、nチェネル型MISFETとpチャネル
型MISFETの低濃度ソース、ドレイン領域17n,
17p、サイドウォールスペーサ18、nチェネル型M
ISFETとpチャネル型MISFETの高濃度ソー
ス、ドレイン領域19n,19p、層間絶縁膜20およ
び金属配線21を形成することにより、図1に示す本実
施の形態のCMOSFETが完成する。
熱酸化処理により、半導体基板1の表面にゲート絶縁膜
15を形成する。その後、従来の製造方法に従って、ゲ
ート電極16、nチェネル型MISFETとpチャネル
型MISFETの低濃度ソース、ドレイン領域17n,
17p、サイドウォールスペーサ18、nチェネル型M
ISFETとpチャネル型MISFETの高濃度ソー
ス、ドレイン領域19n,19p、層間絶縁膜20およ
び金属配線21を形成することにより、図1に示す本実
施の形態のCMOSFETが完成する。
【0046】このように、本実施の形態によれば、浅い
n型ウエル9は、半導体基板1の表面近くに位置する第
2のn型不純物領域および第2のn型不純物領域の下に
位置する第1のn型不純物領域によって構成され、浅い
p型ウエル7,12は、半導体基板1の表面近くに位置
する第2のp型不純物領域および第2のp型不純物領域
の下に位置する第1のp型不純物領域によって構成され
ている。
n型ウエル9は、半導体基板1の表面近くに位置する第
2のn型不純物領域および第2のn型不純物領域の下に
位置する第1のn型不純物領域によって構成され、浅い
p型ウエル7,12は、半導体基板1の表面近くに位置
する第2のp型不純物領域および第2のp型不純物領域
の下に位置する第1のp型不純物領域によって構成され
ている。
【0047】すなわち、浅いn型ウエル9の一部を構成
しpチャネル型MISFETの高濃度ソース、ドレイン
領域19pが形成される第2のn型不純物領域の不純物
濃度を低く設定する一方で、浅いn型ウエル9の他の一
部を構成しpチャネル型MISFETの高濃度ソース、
ドレイン領域19pよりも深くに位置する第1のn型不
純物領域の不純物濃度を高く設定することができる。同
様に、浅いp型ウエル7,12の一部を構成しnチャネ
ル型MISFETの高濃度ソース、ドレイン領域19n
が形成される第2のp型不純物領域の不純物濃度を低く
設定する一方で、浅いp型ウエル7,12の他の一部を
構成しnチャネル型MISFETの高濃度ソース、ドレ
イン領域19nよりも深くに位置する第1のp型不純物
領域の不純物濃度を高く設定することができる。
しpチャネル型MISFETの高濃度ソース、ドレイン
領域19pが形成される第2のn型不純物領域の不純物
濃度を低く設定する一方で、浅いn型ウエル9の他の一
部を構成しpチャネル型MISFETの高濃度ソース、
ドレイン領域19pよりも深くに位置する第1のn型不
純物領域の不純物濃度を高く設定することができる。同
様に、浅いp型ウエル7,12の一部を構成しnチャネ
ル型MISFETの高濃度ソース、ドレイン領域19n
が形成される第2のp型不純物領域の不純物濃度を低く
設定する一方で、浅いp型ウエル7,12の他の一部を
構成しnチャネル型MISFETの高濃度ソース、ドレ
イン領域19nよりも深くに位置する第1のp型不純物
領域の不純物濃度を高く設定することができる。
【0048】従って、CMOSFETのソース、ドレイ
ン領域とウエル領域間の寄生容量が低減でき、同時に、
半導体基板1の内部の抵抗が下がり、CMOSFETの
ラッチアップ耐性を向上することができる。
ン領域とウエル領域間の寄生容量が低減でき、同時に、
半導体基板1の内部の抵抗が下がり、CMOSFETの
ラッチアップ耐性を向上することができる。
【0049】さらに、深いn型ウエル6の不純物濃度の
最大値を浅いp型ウエル7の下に設けることによって、
半導体基板1の内部の抵抗が下がり、また、深いn型ウ
エルの引き出し領域10を不純物濃度の高い第1のn型
不純物領域を含む浅いn型ウエル9で構成しているの
で、深いn型ウエル6および深いn型ウエルの引き出し
領域10の低抵抗化によってもラッチアップ耐性の向上
を図ることができる。
最大値を浅いp型ウエル7の下に設けることによって、
半導体基板1の内部の抵抗が下がり、また、深いn型ウ
エルの引き出し領域10を不純物濃度の高い第1のn型
不純物領域を含む浅いn型ウエル9で構成しているの
で、深いn型ウエル6および深いn型ウエルの引き出し
領域10の低抵抗化によってもラッチアップ耐性の向上
を図ることができる。
【0050】また、長時間の熱拡散処理を行わず、不純
物イオンのイオン打ち込みのみによって、入出力部の3
重ウエルおよび内部回路の2重ウエルを形成することが
できるので、ウエル領域の形成工程のスループットが向
上する。
物イオンのイオン打ち込みのみによって、入出力部の3
重ウエルおよび内部回路の2重ウエルを形成することが
できるので、ウエル領域の形成工程のスループットが向
上する。
【0051】また、入出力部の3重ウエルにおいては、
半導体基板1の表面に対して30°の角度でn型の不純
物イオンを打ち込むことによって深いn型ウエル6を形
成し、その後、深いn型ウエル6を形成する際のイオン
打ち込みのマスクとして用いたフォトレジスト5を再び
マスクに用いて、半導体基板1の表面に対してほぼ垂直
にp型の不純物イオンを打ち込むことによって浅いp型
ウエル7を形成しているので、深いn型ウエル6の内側
に浅いp型ウエル7を自己整合で形成することができ
る。
半導体基板1の表面に対して30°の角度でn型の不純
物イオンを打ち込むことによって深いn型ウエル6を形
成し、その後、深いn型ウエル6を形成する際のイオン
打ち込みのマスクとして用いたフォトレジスト5を再び
マスクに用いて、半導体基板1の表面に対してほぼ垂直
にp型の不純物イオンを打ち込むことによって浅いp型
ウエル7を形成しているので、深いn型ウエル6の内側
に浅いp型ウエル7を自己整合で形成することができ
る。
【0052】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0053】例えば、前記実施の形態では、浅いn型ウ
エルおよび浅いp型ウエルは2つの不純物領域によって
構成されているが、3つ以上の複数個の不純物領域によ
って構成してもよい。
エルおよび浅いp型ウエルは2つの不純物領域によって
構成されているが、3つ以上の複数個の不純物領域によ
って構成してもよい。
【0054】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0055】本発明によれば、半導体基板の表面近くの
不純物濃度が低く、半導体基板の内部の不純物濃度が高
いウエル領域を形成することができるので、ソース、ド
レイン領域とウエル領域間の寄生容量の低減によるMI
SFETの動作速度の高速化と、ラッチアップ耐性の向
上によるMISFETの高信頼度化を実現することがで
きる。
不純物濃度が低く、半導体基板の内部の不純物濃度が高
いウエル領域を形成することができるので、ソース、ド
レイン領域とウエル領域間の寄生容量の低減によるMI
SFETの動作速度の高速化と、ラッチアップ耐性の向
上によるMISFETの高信頼度化を実現することがで
きる。
【0056】また、本発明によれば、ウエル領域は熱拡
散処理を行わずイオン打ち込みのみによって形成される
ので、ウエル領域の形成工程のスループットを向上する
ことができる。
散処理を行わずイオン打ち込みのみによって形成される
ので、ウエル領域の形成工程のスループットを向上する
ことができる。
【0057】また、本発明によれば、ウエル領域は熱拡
散処理を行わずイオン打ち込みのみによって形成される
ので、ウエル領域の横方向の広がりが抑えられ、さら
に、浅いウエルおよび深いウエルによって構成される3
重ウエル構造のウエル領域では、浅いウエルを深いウエ
ルに対して自己整合で形成することができるので、浅い
ウエルと深いウエルの合わせ余裕を大きくとる必要がな
く、ウエル領域の微細化が可能となる。
散処理を行わずイオン打ち込みのみによって形成される
ので、ウエル領域の横方向の広がりが抑えられ、さら
に、浅いウエルおよび深いウエルによって構成される3
重ウエル構造のウエル領域では、浅いウエルを深いウエ
ルに対して自己整合で形成することができるので、浅い
ウエルと深いウエルの合わせ余裕を大きくとる必要がな
く、ウエル領域の微細化が可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置を示す半導体基板の要部断面図である。
置を示す半導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態である半導体集積回路装
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
置の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図8】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製造
方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
【図9】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製造
方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
【図10】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製
造方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
造方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
【図11】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製
造方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
造方法の一例を示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】フラットウエルによって形成される3重ウエ
ルの不純物濃度分布の概略図である。
ルの不純物濃度分布の概略図である。
【図13】本発明の一実施の形態によって形成される3
重ウエルの不純物濃度分布の概略図である。
重ウエルの不純物濃度分布の概略図である。
1 半導体基板(p型) 2 酸化シリコン膜 3 窒化シリコン膜 4 LOCOS酸化膜 5 フォトレジスト 6 深いn型ウエル(入出力部) 7 浅いp型ウエル(入出力部) 8 フォトレジスト 9 浅いn型ウエル(内部回路) 10 深いn型ウエルの引き出し領域(入出力部) 11 フォトレジスト 12 浅いp型ウエル(内部回路) 13 n型チャネルストッパ領域 14 p型チャネルストッパ領域 15 ゲート絶縁膜 16 ゲート電極 17n 低濃度ソース、ドレイン領域(nチャネル型M
ISFET) 17p 低濃度ソース、ドレイン領域(pチャネル型M
ISFET) 18 サイドウォールスペーサ 19n 高濃度ソース、ドレイン領域(nチャネル型M
ISFET) 19p 高濃度ソース、ドレイン領域(pチャネル型M
ISFET) 20 層間絶縁膜 21 金属配線 22 酸化シリコン膜 23 深いn型フラットウエル 24 窒化シリコン膜 25 フォトレジスト 26 浅いn型フラットウエル 27 厚い酸化シリコン膜 28 浅いp型フラットウエル 29 酸化シリコン膜 30 窒化シリコン膜
ISFET) 17p 低濃度ソース、ドレイン領域(pチャネル型M
ISFET) 18 サイドウォールスペーサ 19n 高濃度ソース、ドレイン領域(nチャネル型M
ISFET) 19p 高濃度ソース、ドレイン領域(pチャネル型M
ISFET) 20 層間絶縁膜 21 金属配線 22 酸化シリコン膜 23 深いn型フラットウエル 24 窒化シリコン膜 25 フォトレジスト 26 浅いn型フラットウエル 27 厚い酸化シリコン膜 28 浅いp型フラットウエル 29 酸化シリコン膜 30 窒化シリコン膜
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板に形成されたウエル領域を有
する半導体集積回路装置であって、前記半導体基板の表
面近傍に位置する前記ウエル領域の不純物濃度が前記半
導体基板の不純物濃度と同等またはそれ以下であり、前
記ウエル領域は前記半導体基板の深さ方向に位置する複
数の不純物領域によって構成されていることを特徴とす
る半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 半導体基板と反対の導電型である第1の
ウエルおよび前記第1のウエルの内側に形成された前記
第1のウエルと反対の導電型である第2のウエルによっ
て構成されるウエル領域を有する半導体集積回路装置で
あって、前記第1のウエルの不純物濃度の最大値は前記
第2のウエルよりも深くに位置し、前記半導体基板の表
面近傍に位置する前記第2のウエルの不純物濃度が前記
半導体基板の不純物濃度と同等またはそれ以下であり、
前記第2のウエルは前記半導体基板の深さ方向に位置す
る複数の不純物領域によって構成されていることを特徴
とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 半導体基板と反対の導電型である第1の
ウエルおよび前記第1のウエルの内側に形成された前記
第1のウエルと反対の導電型である第2のウエルによっ
て構成されるウエル領域、ならびに前記第1のウエルと
同じ導電型である第3のウエルによって構成される前記
第1のウエルの前記半導体基板の表面への引き出し領域
を有する半導体集積回路装置であって、前記第1のウエ
ルの不純物濃度の最大値は前記第2のウエルよりも深く
に位置し、前記半導体基板の表面近傍に位置する前記第
2のウエルの不純物濃度が前記半導体基板の不純物濃度
と同等またはそれ以下であり、前記第2のウエルは前記
半導体基板の深さ方向に位置する複数の不純物領域によ
って構成され、前記半導体基板の表面近傍に位置する前
記第3のウエルの不純物濃度が前記半導体基板の不純物
濃度と同等またはそれ以下であり、前記第3のウエルは
前記半導体基板の深さ方向に位置する複数の不純物領域
によって構成されていることを特徴とする半導体集積回
路装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置であ
って、前記ウエル領域を構成する前記複数の不純物領域
のうち、MISFETのソース、ドレイン領域が形成さ
れる領域に位置する不純物領域の不純物濃度が、前記M
ISFETのソース、ドレイン領域が形成される領域よ
りも深くに位置する不純物領域の不純物濃度よりも低い
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 請求項2または3記載の半導体集積回路
装置であって、前記第2のウエルを構成する前記複数の
不純物領域のうち、MISFETのソース、ドレイン領
域が形成される領域に位置する不純物領域の不純物濃度
が、前記第1のウエルの不純物濃度、および前記第2の
ウエルを構成し前記MISFETのソース、ドレイン領
域が形成される領域よりも深くに位置する不純物領域の
不純物濃度よりも低いことを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
造方法であって、前記ウエル領域を構成する前記複数の
不純物領域は、前記半導体基板に不純物イオンを異なる
エネルギーで複数回打ち込むことによって形成されるこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項2記載の半導体集積回路装置の製
造方法であって、前記半導体基板に前記半導体基板と反
対の導電型である第1の不純物イオンを高エネルギーで
打ち込むことによって前記第1のウエルを形成する工
程、前記半導体基板に前記第1のウエルと反対の導電型
である第2の不純物イオンを異なるエネルギーで複数回
打ち込むことによって前記第2のウエルを構成する前記
複数の不純物領域を形成する工程を有することを特徴と
する半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項3記載の半導体集積回路装置の製
造方法であって、前記半導体基板に前記半導体基板と反
対の導電型である第1の不純物イオンを高エネルギーで
打ち込むことによって前記第1のウエルを形成する工
程、前記半導体基板に前記第1のウエルと反対の導電型
である第2の不純物イオンを異なるエネルギーで複数回
打ち込むことによって前記第2のウエルを構成する前記
複数の不純物領域を形成する工程、前記半導体基板に前
記第1のウエルと同じ導電型である第3の不純物イオン
を異なるエネルギーで複数回打ち込むことによって前記
第3のウエルを構成する前記複数の不純物領域を形成す
る工程を有することを特徴とする半導体集積回路装置の
製造方法。 - 【請求項9】 請求項7または8記載の半導体集積回路
装置の製造方法であって、前記第1のウエルを形成する
ための前記第1の不純物イオンの打ち込みに用いられる
マスクと前記第2のウエルを形成するための前記第2の
不純物イオンの打ち込みに用いられるマスクは同一であ
り、前記第1の不純物イオンは前記半導体基板の表面に
対して斜めに注入されることを特徴とする半導体集積回
路装置の製造方法。 - 【請求項10】 請求項7または8記載の半導体集積回
路装置の製造方法であって、前記第1のウエルを形成す
るための前記第1の不純物イオンの打ち込みにおいて、
前記第1の不純物イオンは1000〜1500keVの
高エネルギーで前記半導体基板に注入されることを特徴
とする半導体集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8045234A JPH09246478A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8045234A JPH09246478A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09246478A true JPH09246478A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12713577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8045234A Pending JPH09246478A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09246478A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002222869A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-09 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
| CN116564962A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-08 | 江苏游隼微电子有限公司 | 一种集成双向tvs的cmos器件及其制备方法 |
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1996
- 1996-03-01 JP JP8045234A patent/JPH09246478A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2002222869A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-08-09 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
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| CN116564962B (zh) * | 2023-07-04 | 2023-09-08 | 江苏游隼微电子有限公司 | 一种集成双向tvs的cmos器件及其制备方法 |
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