JPH09268267A - 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 - Google Patents
記録用水性インク及びインクジェット記録方法Info
- Publication number
- JPH09268267A JPH09268267A JP7887596A JP7887596A JPH09268267A JP H09268267 A JPH09268267 A JP H09268267A JP 7887596 A JP7887596 A JP 7887596A JP 7887596 A JP7887596 A JP 7887596A JP H09268267 A JPH09268267 A JP H09268267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- weight
- ink composition
- parts
- propanediol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 析出を生じにくく、液安定性に優れた記録用
水性インク、及び長期安定性及び吐出安定性に優れ、吐
出応答性が良好であるインクジェット記録方法を提供す
ること。 【解決手段】 純水(72.92重量部)に2−アミノ
メチル−1,3−プロパンジオール(0.08重量
部)、黄色染料(2重量部)、ジエチレングリコール
(25重量部)を添加し、30分間攪拌した後に孔径
0.7μmのメンブランフィルターにて濾過し、イエロ
ーインク組成物を得た。このインク組成物のpHを測定
したところ、8.6であった。このインク組成物をイン
クジェットヘッドを用いて印字したところ、吐出安定
性、吐出応答性は良好であり、インク組成物を−30℃
及び60℃で6ヶ月間保存したところ、不溶分の析出は
見られず、色調もほとんど変化がなかった。
水性インク、及び長期安定性及び吐出安定性に優れ、吐
出応答性が良好であるインクジェット記録方法を提供す
ること。 【解決手段】 純水(72.92重量部)に2−アミノ
メチル−1,3−プロパンジオール(0.08重量
部)、黄色染料(2重量部)、ジエチレングリコール
(25重量部)を添加し、30分間攪拌した後に孔径
0.7μmのメンブランフィルターにて濾過し、イエロ
ーインク組成物を得た。このインク組成物のpHを測定
したところ、8.6であった。このインク組成物をイン
クジェットヘッドを用いて印字したところ、吐出安定
性、吐出応答性は良好であり、インク組成物を−30℃
及び60℃で6ヶ月間保存したところ、不溶分の析出は
見られず、色調もほとんど変化がなかった。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用水性インク
及びインクジェット記録方法に関するものである。
及びインクジェット記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々のイン
ク吐出方法(例えば静電吸引方式、圧電素子を用いてイ
ンクに機械的振動または変位を与える方式、インクを加
熱することにより気泡を発生させ、その時に発生する圧
力を利用する方式等)により、インク小滴を形成し、そ
れらの一部もしくは全部を紙等の被記録材に付着させて
記録を行うものである。
ク吐出方法(例えば静電吸引方式、圧電素子を用いてイ
ンクに機械的振動または変位を与える方式、インクを加
熱することにより気泡を発生させ、その時に発生する圧
力を利用する方式等)により、インク小滴を形成し、そ
れらの一部もしくは全部を紙等の被記録材に付着させて
記録を行うものである。
【0003】このようなインクジェット記録方式に使用
するインク組成物としては、各種の水溶性の染料又は顔
料を、水又は水と水溶性有機溶剤からなる液媒体に溶解
又は分散させたものが知られ、且つ使用されている。そ
してそのようなインク組成物は、その目的のために最適
の性能特性を有することが要求される。例えば長期間使
用されなくても沈澱や凝集が生じることがなく、インク
ジェットプリンターのヘッドの先端部及びインク流路内
で目詰まりすることがなく、印字品質が良好なこと等で
ある。中でも最も要求される性能は、インク組成物を用
いて記録を行っている際、更に長期間記録が行われなか
ったときにおけるインクジェットプリンターのヘッドの
先端部及びインク流路内での目詰まり及び沈澱物が発生
しないという液安定性である。
するインク組成物としては、各種の水溶性の染料又は顔
料を、水又は水と水溶性有機溶剤からなる液媒体に溶解
又は分散させたものが知られ、且つ使用されている。そ
してそのようなインク組成物は、その目的のために最適
の性能特性を有することが要求される。例えば長期間使
用されなくても沈澱や凝集が生じることがなく、インク
ジェットプリンターのヘッドの先端部及びインク流路内
で目詰まりすることがなく、印字品質が良好なこと等で
ある。中でも最も要求される性能は、インク組成物を用
いて記録を行っている際、更に長期間記録が行われなか
ったときにおけるインクジェットプリンターのヘッドの
先端部及びインク流路内での目詰まり及び沈澱物が発生
しないという液安定性である。
【0004】また染料と顔料を比較すると、顔料はイン
ク媒体中に溶解せずに分散しているが、染料はインク媒
体中に完全に溶解するため、染料インク組成物は顔料イ
ンク組成物と比べてインクジェットプリンターのヘッド
の先端部やインク流路内で目詰まりしにくく、液安定性
もはるかに優れている。そのためインクジェットプリン
ター用インクは染料インク組成物が多い。この様な染料
インク組成物の中では水に染料を溶解させた水性染料イ
ンク組成物が主流を占めている。そのような水性染料イ
ンク組成物は、様々な化学構造を持つ水溶性染料を水及
びまたは水溶性有機溶剤の混合溶媒に溶解しており、必
要に応じて各種添加物が添加されたものが現在主として
用いられている。特に前述の最適の性能特性を得るた
め、強塩基であるKOHやNaOHなどの無機塩を添加
したり、緩衝作用を有する無機塩成分を添加してpHを
調整することが多い。
ク媒体中に溶解せずに分散しているが、染料はインク媒
体中に完全に溶解するため、染料インク組成物は顔料イ
ンク組成物と比べてインクジェットプリンターのヘッド
の先端部やインク流路内で目詰まりしにくく、液安定性
もはるかに優れている。そのためインクジェットプリン
ター用インクは染料インク組成物が多い。この様な染料
インク組成物の中では水に染料を溶解させた水性染料イ
ンク組成物が主流を占めている。そのような水性染料イ
ンク組成物は、様々な化学構造を持つ水溶性染料を水及
びまたは水溶性有機溶剤の混合溶媒に溶解しており、必
要に応じて各種添加物が添加されたものが現在主として
用いられている。特に前述の最適の性能特性を得るた
め、強塩基であるKOHやNaOHなどの無機塩を添加
したり、緩衝作用を有する無機塩成分を添加してpHを
調整することが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな水性染料インク組成物では、無機塩成分がインクジ
ェットプリンターのヘッドの先端部で析出し易く、目詰
まりの原因となる。また長期にわたりインクを使用した
場合は液安定性が悪く、固形分が析出し、インクジェッ
トプリンターのヘッドの先端部やインク流路内での目詰
まりの原因となり、インクジェット用のインクとしての
使用に十分耐えられない。またインクの液性が強アルカ
リ性であると、インクジェット記録装置に使用されてい
る部材、特に有機材料が用いられている部材が変形した
り、部材からインクに対して溶出が起こる等の不具合が
生じ好ましくない。
うな水性染料インク組成物では、無機塩成分がインクジ
ェットプリンターのヘッドの先端部で析出し易く、目詰
まりの原因となる。また長期にわたりインクを使用した
場合は液安定性が悪く、固形分が析出し、インクジェッ
トプリンターのヘッドの先端部やインク流路内での目詰
まりの原因となり、インクジェット用のインクとしての
使用に十分耐えられない。またインクの液性が強アルカ
リ性であると、インクジェット記録装置に使用されてい
る部材、特に有機材料が用いられている部材が変形した
り、部材からインクに対して溶出が起こる等の不具合が
生じ好ましくない。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、液安定性に優れる記録用水性イ
ンク、及び、目詰まり等の問題を起こすことのないイン
クジェット記録方法を提供することを目的とする。
になされたものであり、液安定性に優れる記録用水性イ
ンク、及び、目詰まり等の問題を起こすことのないイン
クジェット記録方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の記録用水性インクは、染料と、多価
アルコール及び、または多価アルコールのアルキルエー
テルと、有機性弱塩基化合物とを含有し、pHが8〜1
0に調整されていることを特徴とする。このように構成
することによって、析出物が生じにくい。
に、請求項1記載の記録用水性インクは、染料と、多価
アルコール及び、または多価アルコールのアルキルエー
テルと、有機性弱塩基化合物とを含有し、pHが8〜1
0に調整されていることを特徴とする。このように構成
することによって、析出物が生じにくい。
【0008】また、請求項2記載の記録用水性インク
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−プロ
パンジオール誘導体であることを特徴とする。このよう
に構成することによって、適量の添加でpH8〜10に
調整することが容易になり、揮発性が小さく、長期保存
によってもpH変化は最小限に抑えられ、析出物を生じ
にくい。
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−プロ
パンジオール誘導体であることを特徴とする。このよう
に構成することによって、適量の添加でpH8〜10に
調整することが容易になり、揮発性が小さく、長期保存
によってもpH変化は最小限に抑えられ、析出物を生じ
にくい。
【0009】また、請求項3記載の記録用水性インク
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒドロキシ
メチル−1,3−プロパンジオールであることを特徴と
する。このように構成することによって、適量の添加で
pH8〜10に調整することが容易になり、析出物がき
わめて生じにくい。
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒドロキシ
メチル−1,3−プロパンジオールであることを特徴と
する。このように構成することによって、適量の添加で
pH8〜10に調整することが容易になり、析出物がき
わめて生じにくい。
【0010】また、請求項4記載のインクジェット記録
方法は、染料と、多価アルコール及び、または多価アル
コールのアルキルエーテルと、有機性弱塩基化合物とを
含有し、pHが8〜10に調整されている記録用水性イ
ンクを使用することを特徴とする。前記記録用水性イン
クを用いたインクジェット記録方法では、インクジェッ
トプリンターのヘッド先端部やインク流路内で目詰まり
が起こりにくくなり、また、インクジェット記録装置に
使用されている部材、特に有機材料が侵食されない。
方法は、染料と、多価アルコール及び、または多価アル
コールのアルキルエーテルと、有機性弱塩基化合物とを
含有し、pHが8〜10に調整されている記録用水性イ
ンクを使用することを特徴とする。前記記録用水性イン
クを用いたインクジェット記録方法では、インクジェッ
トプリンターのヘッド先端部やインク流路内で目詰まり
が起こりにくくなり、また、インクジェット記録装置に
使用されている部材、特に有機材料が侵食されない。
【0011】また、請求項5記載のインクジェット記録
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−
プロパンジオール誘導体であることを特徴とする。前記
記録用水性インクを用いたインクジェット記録方法で
は、インクジェットプリンターのヘッド先端部やインク
流路内で目詰まりが起こりにくくなり、特に長期保存に
よっても目詰まりしない。また、インクジェット記録装
置に使用されている部材、特に有機材料が侵食されな
い。
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−
プロパンジオール誘導体であることを特徴とする。前記
記録用水性インクを用いたインクジェット記録方法で
は、インクジェットプリンターのヘッド先端部やインク
流路内で目詰まりが起こりにくくなり、特に長期保存に
よっても目詰まりしない。また、インクジェット記録装
置に使用されている部材、特に有機材料が侵食されな
い。
【0012】また、請求項6記載のインクジェット記録
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−
1,3−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒド
ロキシメチル−1,3−プロパンジオールであることを
特徴とする。前記記録用水性インクを用いたインクジェ
ット記録方法では、インクジェットプリンターのヘッド
先端部やインク流路内できわめて目詰まりが起こりにく
くなり、また、インクジェット記録装置に使用されてい
る部材、特に有機材料が侵食されない。
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−
1,3−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒド
ロキシメチル−1,3−プロパンジオールであることを
特徴とする。前記記録用水性インクを用いたインクジェ
ット記録方法では、インクジェットプリンターのヘッド
先端部やインク流路内できわめて目詰まりが起こりにく
くなり、また、インクジェット記録装置に使用されてい
る部材、特に有機材料が侵食されない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0014】本発明において使用される染料としては、
直接染料、酸性染料、反応性染料等に代表される水溶性
染料が使用できる。特にインクジェット記録方式のイン
クとして好適で、鮮明性、水溶性、安定性、耐光性その
他の要求される性能を満たすものとしては、例えば、
C.I.ダイレクトブラック17、19、32、51、
71、108、146、154、168;C.I.ダイ
レクトブルー6、22、25、71、86、90、10
6、199;C.I.ダイレクトレッド1、4、17、
28、83、227;C.I.ダイレクトイエロー1
2、24、26、86、98、132、142;C.
I.ダイレクトオレンジ34、39、44、46、6
0;C.I.ダイレクトバイオレット47、48;C.
I.ダイレクトブラウン109;C.I.ダイレクトグ
リーン59;C.I.アシッドブラック2、7、24、
26、31、52、63、112、118;C.I.ア
シッドブルー9、22、40、59、93、102、1
04、117、120、167、229、234;C.
I.アシッドレッド1、6、32、37、51、52、
80、85、87、92、94、115、180、24
9、256、289、315、317;C.I.アシッ
ドイエロー11、17、23、25、29、42、6
1、71;C.I.アシッドオレンジ7、19;C.
I.アシッドバイオレット49;C.I.フードブラッ
ク1、2等が挙げられる。上記の染料は本発明の記録方
法に適用できるインク組成物に対して特に好ましいもの
であるが、本発明ではこれらの染料に限定されるもので
はない。
直接染料、酸性染料、反応性染料等に代表される水溶性
染料が使用できる。特にインクジェット記録方式のイン
クとして好適で、鮮明性、水溶性、安定性、耐光性その
他の要求される性能を満たすものとしては、例えば、
C.I.ダイレクトブラック17、19、32、51、
71、108、146、154、168;C.I.ダイ
レクトブルー6、22、25、71、86、90、10
6、199;C.I.ダイレクトレッド1、4、17、
28、83、227;C.I.ダイレクトイエロー1
2、24、26、86、98、132、142;C.
I.ダイレクトオレンジ34、39、44、46、6
0;C.I.ダイレクトバイオレット47、48;C.
I.ダイレクトブラウン109;C.I.ダイレクトグ
リーン59;C.I.アシッドブラック2、7、24、
26、31、52、63、112、118;C.I.ア
シッドブルー9、22、40、59、93、102、1
04、117、120、167、229、234;C.
I.アシッドレッド1、6、32、37、51、52、
80、85、87、92、94、115、180、24
9、256、289、315、317;C.I.アシッ
ドイエロー11、17、23、25、29、42、6
1、71;C.I.アシッドオレンジ7、19;C.
I.アシッドバイオレット49;C.I.フードブラッ
ク1、2等が挙げられる。上記の染料は本発明の記録方
法に適用できるインク組成物に対して特に好ましいもの
であるが、本発明ではこれらの染料に限定されるもので
はない。
【0015】このような水溶性染料は、従来のインク組
成物中において一般的には約0.1〜10重量%を占め
る割合で利用されているが、本発明においては、上記の
範囲で使用されることは勿論であると共に、従来の使用
量以上の使用量でもインク組成物の安定性を示し、且つ
沈澱物を生じないものである。
成物中において一般的には約0.1〜10重量%を占め
る割合で利用されているが、本発明においては、上記の
範囲で使用されることは勿論であると共に、従来の使用
量以上の使用量でもインク組成物の安定性を示し、且つ
沈澱物を生じないものである。
【0016】本発明において使用される溶媒は、水と多
価アルコール及びまたは多価アルコールのアルキルエー
テルとの混合溶媒である。このうち、多価アルコール及
びまたは多価アルコールのアルキルエーテルは主として
インクの乾燥防止効果を有するものである。また水とし
ては、種々のイオンを含有する一般の水ではなく、脱イ
オン水を使用することが望ましい。
価アルコール及びまたは多価アルコールのアルキルエー
テルとの混合溶媒である。このうち、多価アルコール及
びまたは多価アルコールのアルキルエーテルは主として
インクの乾燥防止効果を有するものである。また水とし
ては、種々のイオンを含有する一般の水ではなく、脱イ
オン水を使用することが望ましい。
【0017】前記多価アルコール及び多価アルコールの
アルキルエーテルは、インクの乾燥防止(湿潤)効果を
有することによりインクの液安定性を向上させ得るもの
が好適に使用される。
アルキルエーテルは、インクの乾燥防止(湿潤)効果を
有することによりインクの液安定性を向上させ得るもの
が好適に使用される。
【0018】例えば、多価アルコールの具体例として
は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチ
レングリコール、トリプロピレングリコール、1,2,
6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、1,3−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ヘキシレ
ングリコール等のアルキレングリコール類;グリセリン
等が挙げられる。
は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチ
レングリコール、トリプロピレングリコール、1,2,
6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、1,3−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、ヘキシレ
ングリコール等のアルキレングリコール類;グリセリン
等が挙げられる。
【0019】また、多価アルコールのアルキルエーテル
の具体例としては、例えば、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレング
リコールモノイソプロピルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、等
が挙げられる。
の具体例としては、例えば、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、
ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレング
リコールモノイソプロピルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、等
が挙げられる。
【0020】また、上記多価アルコールと、上記多価ア
ルコールのアルキルエーテルを適宜併用することによ
り、乾燥防止効果のみならず、記録紙への適切な浸透速
度を制御することができ、より良好な印字品質を得るこ
とが可能である。
ルコールのアルキルエーテルを適宜併用することによ
り、乾燥防止効果のみならず、記録紙への適切な浸透速
度を制御することができ、より良好な印字品質を得るこ
とが可能である。
【0021】インク組成物中の多価アルコール及びまた
は多価アルコールのアルキルエーテルの含有量は、一般
的にはインクの全重量に対して重量%で0〜95重量
%、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは10
〜50重量%の範囲である。この時の水の含有量は、上
記溶剤成分の種類、その組成、あるいは所望されるイン
クの特性に依存して広い範囲で決定されるが、インクの
全重量に対して一般に10〜95重量%の範囲である。
は多価アルコールのアルキルエーテルの含有量は、一般
的にはインクの全重量に対して重量%で0〜95重量
%、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは10
〜50重量%の範囲である。この時の水の含有量は、上
記溶剤成分の種類、その組成、あるいは所望されるイン
クの特性に依存して広い範囲で決定されるが、インクの
全重量に対して一般に10〜95重量%の範囲である。
【0022】本発明において使用されるpH調整剤は有
機性弱塩基化合物である。該有機性弱塩基化合物は、他
の一般的にpH調整剤として用いられる無機塩とは異な
り、それ自体がインクジェットプリンターのヘッドの先
端部で固化したりすることなく、目詰まりしにくいとい
う優れた効果が発揮される。
機性弱塩基化合物である。該有機性弱塩基化合物は、他
の一般的にpH調整剤として用いられる無機塩とは異な
り、それ自体がインクジェットプリンターのヘッドの先
端部で固化したりすることなく、目詰まりしにくいとい
う優れた効果が発揮される。
【0023】上記有機性弱塩基化合物としては、望まし
くは2−アミノ−1,3−プロパンジオール誘導体であ
る。2−アミノ−1,3−プロパンジオール誘導体は適
量の添加でpHを8〜10の範囲に調整することが容易
に可能であり、揮発性が小さく、長期保存によってもp
H変化は最小限に抑えられ、析出を起こしにくい。
くは2−アミノ−1,3−プロパンジオール誘導体であ
る。2−アミノ−1,3−プロパンジオール誘導体は適
量の添加でpHを8〜10の範囲に調整することが容易
に可能であり、揮発性が小さく、長期保存によってもp
H変化は最小限に抑えられ、析出を起こしにくい。
【0024】該有機性弱塩基化合物として、さらに望ま
しくは2−アミノメチル−1,3−プロパンジオールま
たは2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロ
パンジオールである。該2−アミノメチル−1,3−プ
ロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒドロキシメチ
ル−1,3−プロパンジオールは、適量の添加でpHを
8〜10の範囲に調整することが容易に可能であり、き
わめて析出を起こしにくい。
しくは2−アミノメチル−1,3−プロパンジオールま
たは2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロ
パンジオールである。該2−アミノメチル−1,3−プ
ロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒドロキシメチ
ル−1,3−プロパンジオールは、適量の添加でpHを
8〜10の範囲に調整することが容易に可能であり、き
わめて析出を起こしにくい。
【0025】本発明においてはインクのpHは8〜10
に限定される。インクのpHが8以下である場合にはイ
ンクを長期保存した場合に染料が析出し易く、インクジ
ェットプリンターのヘッドの先端部やインク流路内での
目詰まりの原因となり、またインクのpHが10以上で
ある場合には、インクジェット記録装置に使用されてい
る部材、特に有機材料が用いられている部材が変形した
り、部材からインクに対して溶出が起こったり、あるい
は、強アルカリであるため人体等への安全上好ましくな
いからである。上記有機性弱塩基化合物の添加量は使用
する染料の酸性度によって適宜決定される。
に限定される。インクのpHが8以下である場合にはイ
ンクを長期保存した場合に染料が析出し易く、インクジ
ェットプリンターのヘッドの先端部やインク流路内での
目詰まりの原因となり、またインクのpHが10以上で
ある場合には、インクジェット記録装置に使用されてい
る部材、特に有機材料が用いられている部材が変形した
り、部材からインクに対して溶出が起こったり、あるい
は、強アルカリであるため人体等への安全上好ましくな
いからである。上記有機性弱塩基化合物の添加量は使用
する染料の酸性度によって適宜決定される。
【0026】本発明におけるインク組成物の基本組成は
以上の通りであるが、その他従来公知の各種添加剤、す
なわち界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、防黴
剤等を必要に応じて添加することができる。例えばポリ
ビニルアルコール、セルロース類、水溶性樹脂等の粘度
調整剤、カチオン、アニオン、ノニオン系の各種界面活
性剤等である。また記録液を帯電するタイプのインクジ
ェット記録方法に使用されるインク組成物を調合する場
合には、塩化アンモニウム等の無機塩類等の比抵抗調整
剤が添加される。
以上の通りであるが、その他従来公知の各種添加剤、す
なわち界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、防黴
剤等を必要に応じて添加することができる。例えばポリ
ビニルアルコール、セルロース類、水溶性樹脂等の粘度
調整剤、カチオン、アニオン、ノニオン系の各種界面活
性剤等である。また記録液を帯電するタイプのインクジ
ェット記録方法に使用されるインク組成物を調合する場
合には、塩化アンモニウム等の無機塩類等の比抵抗調整
剤が添加される。
【0027】次に本発明の実施例及び比較例を説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0028】実施例1 純水(72.92重量部)に2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオール(0.08重量部)、黄色染料「ダ
イワ IJ YELLOW 205H」(ダイワ化成社
製、2重量部)、ジエチレングリコール(25重量部)
を添加し、30分間攪拌した後に孔径0.7μmのメン
ブランフィルターにて濾過し、イエローインク組成物を
得た。このインク組成物のpHを測定したところ、8.
6であった。
−プロパンジオール(0.08重量部)、黄色染料「ダ
イワ IJ YELLOW 205H」(ダイワ化成社
製、2重量部)、ジエチレングリコール(25重量部)
を添加し、30分間攪拌した後に孔径0.7μmのメン
ブランフィルターにて濾過し、イエローインク組成物を
得た。このインク組成物のpHを測定したところ、8.
6であった。
【0029】このインク組成物について以下の(1)〜
(3)の検討を行ったところ、いずれにおいても良好な
結果を得た。
(3)の検討を行ったところ、いずれにおいても良好な
結果を得た。
【0030】(1)長期安定性;インク組成物を耐熱ガ
ラス瓶に密閉し、−30℃と60℃で6ヶ月間保存した
後でも不溶分の析出は見られず、色調もほとんど変化が
なかった。また液の物性はpHは−30゜C、60゜C
ともやや低下したが、いずれも8〜8.5の範囲内であ
り、粘度、表面張力、導電率、密度等はほとんど変化は
なかった。
ラス瓶に密閉し、−30℃と60℃で6ヶ月間保存した
後でも不溶分の析出は見られず、色調もほとんど変化が
なかった。また液の物性はpHは−30゜C、60゜C
ともやや低下したが、いずれも8〜8.5の範囲内であ
り、粘度、表面張力、導電率、密度等はほとんど変化は
なかった。
【0031】(2)吐出安定性;特開平2−15035
5号公報に開示されているせん断モード型のインクジェ
ットヘッドを用いて5℃、20℃、40℃の各雰囲気温
度でそれぞれ24時間の連続吐出を行ったが、いずれの
条件においても終始安定した高品質の記録が行えた。
5号公報に開示されているせん断モード型のインクジェ
ットヘッドを用いて5℃、20℃、40℃の各雰囲気温
度でそれぞれ24時間の連続吐出を行ったが、いずれの
条件においても終始安定した高品質の記録が行えた。
【0032】(3)吐出応答性;特開平2−15035
5号公報に開示されているせん断モード型のインクジェ
ットヘッドを用いて1分間の間欠吐出と2ヶ月間放置後
の吐出について調べたが、いずれの場合もインクジェッ
トプリンターのヘッドの先端部やインク流路内で目詰ま
りすることなく、安定且つ均一に記録された。
5号公報に開示されているせん断モード型のインクジェ
ットヘッドを用いて1分間の間欠吐出と2ヶ月間放置後
の吐出について調べたが、いずれの場合もインクジェッ
トプリンターのヘッドの先端部やインク流路内で目詰ま
りすることなく、安定且つ均一に記録された。
【0033】実施例2 純水(85.96重量部)に2−アミノ−2−ヒドロキ
シメチル−1,3−プロパンジオール(0.04重量
部)、黄色染料「ダイワ IJ YELLOW205
H」(ダイワ化成社製、2重量部)、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル(12重量部)を添加し、同
様にイエローインク組成物を得た。このインク組成物の
pHを測定したところ、8.3であった。
シメチル−1,3−プロパンジオール(0.04重量
部)、黄色染料「ダイワ IJ YELLOW205
H」(ダイワ化成社製、2重量部)、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル(12重量部)を添加し、同
様にイエローインク組成物を得た。このインク組成物の
pHを測定したところ、8.3であった。
【0034】このインク組成物について実施例1と同様
な検討を行ったところ、実施例1と同様に良好な結果が
得られた。また、(1)の長期安定性評価におけるpH
は−30゜C、60゜Cとも8〜8.2の範囲に保たれ
ていた。
な検討を行ったところ、実施例1と同様に良好な結果が
得られた。また、(1)の長期安定性評価におけるpH
は−30゜C、60゜Cとも8〜8.2の範囲に保たれ
ていた。
【0035】実施例3 純水(55.88重量部)に2−アミノ−2−ヒドロキ
シメチル−1,3−プロパンジオール(0.12重量
部)、シアン染料「ダイワ IJ BLUE 319
H」(ダイワ化成社製、2重量部)、ポリエチレングリ
コール(平均分子量200)(30重量部)、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル(12重量部)を添加
し、同様にシアンインク組成物を得た。このインク組成
物のpHを測定したところ、9.5であった。
シメチル−1,3−プロパンジオール(0.12重量
部)、シアン染料「ダイワ IJ BLUE 319
H」(ダイワ化成社製、2重量部)、ポリエチレングリ
コール(平均分子量200)(30重量部)、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル(12重量部)を添加
し、同様にシアンインク組成物を得た。このインク組成
物のpHを測定したところ、9.5であった。
【0036】このインク組成物について実施例1と同様
な検討を行ったところ、実施例1と同様に良好な結果が
得られた。また、(1)の長期安定性評価におけるpH
は−30゜C、60゜Cともに9〜9.3の範囲に保た
れていた。
な検討を行ったところ、実施例1と同様に良好な結果が
得られた。また、(1)の長期安定性評価におけるpH
は−30゜C、60゜Cともに9〜9.3の範囲に保た
れていた。
【0037】比較例1 純水(77.99重量部)に2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオール(0.01重量部)、黄色染料「ダ
イワ IJ YELLOW 205H」(ダイワ化成社
製、2重量部)、ジエチレングリコール(20重量部)
を添加し、同様にイエローインク組成物を得た。このイ
ンク組成物のpHを測定したところ、7.8であった。
−プロパンジオール(0.01重量部)、黄色染料「ダ
イワ IJ YELLOW 205H」(ダイワ化成社
製、2重量部)、ジエチレングリコール(20重量部)
を添加し、同様にイエローインク組成物を得た。このイ
ンク組成物のpHを測定したところ、7.8であった。
【0038】このインク組成物について実施例1と同様
な検討を行ったところ、(1)において、−30℃、6
0℃ともに固形分の析出が見られた。また(3)におい
てしばしばインクの不吐出が見られた。インクジェット
プリンターのヘッドの先端部を光学顕微鏡で観察する
と、固形分が付着していた。
な検討を行ったところ、(1)において、−30℃、6
0℃ともに固形分の析出が見られた。また(3)におい
てしばしばインクの不吐出が見られた。インクジェット
プリンターのヘッドの先端部を光学顕微鏡で観察する
と、固形分が付着していた。
【0039】比較例2 実施例1において2−アミノメチル−1,3−プロパン
ジオールなしでインクを作製したところ、インクのpH
は5.3であった。このインク組成物について実施例1
と同様な検討を行ったところ、(1)において−30゜
C、60゜Cともに固形分の析出が見られた。また
(2)及び(3)においてしばしばインクの不吐出が見
られた。インクジェットプリンターのヘッドの先端部を
光学顕微鏡で観察すると、固形分が付着していた。
ジオールなしでインクを作製したところ、インクのpH
は5.3であった。このインク組成物について実施例1
と同様な検討を行ったところ、(1)において−30゜
C、60゜Cともに固形分の析出が見られた。また
(2)及び(3)においてしばしばインクの不吐出が見
られた。インクジェットプリンターのヘッドの先端部を
光学顕微鏡で観察すると、固形分が付着していた。
【0040】比較例3 濃度が2×10-5mol/lとなるように調製したKO
H水溶液(78重量部)に黄色染料「ダイワ IJ Y
ELLOW 205H」(ダイワ化成社製、2重量
部)、ジエチレングリコール(20重量部)を添加し、
同様にイエローインク組成物を得た。このインク組成物
のpHを測定したところ、9.0であった。このインク
組成物について実施例1と同様な検討を行ったところ、
(1)において−30℃、60℃でのpHがともに8未
満となり、ともに固形分の析出が見られた。また(2)
及び(3)においてしばしばインクの不吐出が見られ
た。インクジェットプリンターのヘッドの先端部を光学
顕微鏡で観察すると、固形分が付着していた。
H水溶液(78重量部)に黄色染料「ダイワ IJ Y
ELLOW 205H」(ダイワ化成社製、2重量
部)、ジエチレングリコール(20重量部)を添加し、
同様にイエローインク組成物を得た。このインク組成物
のpHを測定したところ、9.0であった。このインク
組成物について実施例1と同様な検討を行ったところ、
(1)において−30℃、60℃でのpHがともに8未
満となり、ともに固形分の析出が見られた。また(2)
及び(3)においてしばしばインクの不吐出が見られ
た。インクジェットプリンターのヘッドの先端部を光学
顕微鏡で観察すると、固形分が付着していた。
【0041】比較例4 純水(97.92重量部)に2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオール(0.08重量部)、黄色染料「ダ
イワ IJ YELLOW 205H」(ダイワ化成社
製、2重量部)を添加し、同様にイエローインク組成物
を得た。このインク組成物のpHを測定したところ、
8.8であった。
−プロパンジオール(0.08重量部)、黄色染料「ダ
イワ IJ YELLOW 205H」(ダイワ化成社
製、2重量部)を添加し、同様にイエローインク組成物
を得た。このインク組成物のpHを測定したところ、
8.8であった。
【0042】このインク組成物について実施例1と同様
な検討を行ったところ、(1)において、−30℃、6
0℃ともにpHは8以上に保たれていたが、(2)及び
(3)においてしばしばインクの不吐出、不安定な吐出
現象が見られた。
な検討を行ったところ、(1)において、−30℃、6
0℃ともにpHは8以上に保たれていたが、(2)及び
(3)においてしばしばインクの不吐出、不安定な吐出
現象が見られた。
【0043】長期安定性、吐出安定性が良く、吐出応答
性も良好であった実施例1〜3のインク組成物では、い
ずれも染料と、多価アルコール及びまたは多価アルコー
ルのアルキルエーテルと、有機性塩基化合物とを含有
し、インクのpHが8〜10に調整されていた。
性も良好であった実施例1〜3のインク組成物では、い
ずれも染料と、多価アルコール及びまたは多価アルコー
ルのアルキルエーテルと、有機性塩基化合物とを含有
し、インクのpHが8〜10に調整されていた。
【0044】これに対し、長期安定性、吐出安定性、吐
出応答性が悪かった比較例1〜4では、いずれも上記条
件を満たしていなかった。
出応答性が悪かった比較例1〜4では、いずれも上記条
件を満たしていなかった。
【0045】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1記載の記録用水性インクは、染料と、多
価アルコール及び、または多価アルコールのアルキルエ
ーテルと、有機性弱塩基化合物とを含有し、pHが8〜
10に調整されていることを特徴としているため、析出
物を生じにくく、液安定性に優れている。
発明の請求項1記載の記録用水性インクは、染料と、多
価アルコール及び、または多価アルコールのアルキルエ
ーテルと、有機性弱塩基化合物とを含有し、pHが8〜
10に調整されていることを特徴としているため、析出
物を生じにくく、液安定性に優れている。
【0046】また、請求項2記載の記録用水性インク
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−プロ
パンジオール誘導体であることを特徴としているので、
適量の添加でpH8〜10を達成することが容易に可能
であり、揮発性が小さく、長期保存によってもpH変化
は最小限に抑えられ、析出物を生じにくく、液安定性に
優れている。
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−プロ
パンジオール誘導体であることを特徴としているので、
適量の添加でpH8〜10を達成することが容易に可能
であり、揮発性が小さく、長期保存によってもpH変化
は最小限に抑えられ、析出物を生じにくく、液安定性に
優れている。
【0047】また、請求項3記載の記録用水性インク
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒドロキシ
メチル−1,3−プロパンジオールであることを特徴と
しているので、適量の添加でpH8〜10を達成するこ
とが可能であり、析出物がきわめて生じにくく、液安定
性に優れている。
は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−1,3
−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒドロキシ
メチル−1,3−プロパンジオールであることを特徴と
しているので、適量の添加でpH8〜10を達成するこ
とが可能であり、析出物がきわめて生じにくく、液安定
性に優れている。
【0048】また、請求項4記載のインクジェット記録
方法は、染料と、多価アルコール及び、または多価アル
コールのアルキルエーテルと、有機性弱塩基化合物とを
含有し、pHが8〜10に調整されている記録用水性イ
ンクを使用することを特徴としているので、インクジェ
ットプリンターのヘッド先端部やインク流路内で目詰ま
りしにくく、また、インクジェット記録装置に使用され
ている部材、特に有機材料を侵食することがない。
方法は、染料と、多価アルコール及び、または多価アル
コールのアルキルエーテルと、有機性弱塩基化合物とを
含有し、pHが8〜10に調整されている記録用水性イ
ンクを使用することを特徴としているので、インクジェ
ットプリンターのヘッド先端部やインク流路内で目詰ま
りしにくく、また、インクジェット記録装置に使用され
ている部材、特に有機材料を侵食することがない。
【0049】また、請求項5記載のインクジェット記録
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−
プロパンジオール誘導体であることを特徴としているの
で、インクジェットプリンターのヘッド先端部やインク
流路内で目詰まりしにくく、特に長期保存によっても目
詰まりしない。また、インクジェット記録装置に使用さ
れている部材、特に有機材料を侵食することがない。
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−1,3−
プロパンジオール誘導体であることを特徴としているの
で、インクジェットプリンターのヘッド先端部やインク
流路内で目詰まりしにくく、特に長期保存によっても目
詰まりしない。また、インクジェット記録装置に使用さ
れている部材、特に有機材料を侵食することがない。
【0050】また、請求項6記載のインクジェット記録
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−
1,3−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒド
ロキシメチル−1,3−プロパンジオールであることを
特徴としているので、インクジェットプリンターのヘッ
ド先端部やインク流路内できわめて目詰まりしにくく、
また、インクジェット記録装置に使用されている部材、
特に有機材料を侵食することがない。
方法は、該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチル−
1,3−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−ヒド
ロキシメチル−1,3−プロパンジオールであることを
特徴としているので、インクジェットプリンターのヘッ
ド先端部やインク流路内できわめて目詰まりしにくく、
また、インクジェット記録装置に使用されている部材、
特に有機材料を侵食することがない。
Claims (6)
- 【請求項1】 記録用水性インクにおいて、 染料と、多価アルコール及び、または多価アルコールの
アルキルエーテルと、有機性弱塩基化合物とを含有し、
pHが8〜10に調整されていることを特徴とする記録
用水性インク。 - 【請求項2】 該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−
1,3−プロパンジオール誘導体であることを特徴とす
る請求項1記載の記録用水性インク。 - 【請求項3】 該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチ
ル−1,3−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−
ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオールであるこ
とを特徴とする請求項1及び2記載の記録用水性イン
ク。 - 【請求項4】 記録用水性インクを用いて記録を行うイ
ンクジェット記録方法において、 染料と、多価アルコール及び、または多価アルコールの
アルキルエーテルと、有機性弱塩基化合物とを含有し、
pHが8〜10に調整されている記録用水性インクを使
用することを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項5】 該有機性弱塩基化合物が2−アミノ−
1,3−プロパンジオール誘導体であることを特徴とす
る請求項4記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項6】 該有機性弱塩基化合物が2−アミノメチ
ル−1,3−プロパンジオールまたは2−アミノ−2−
ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオールであるこ
とを特徴とする請求項4及び5記載のインクジェット記
録方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7887596A JPH09268267A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 |
| US08/824,516 US5830264A (en) | 1996-03-29 | 1997-03-26 | Water-based recording ink composition, and ink-jet recording process |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7887596A JPH09268267A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09268267A true JPH09268267A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13674002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7887596A Pending JPH09268267A (ja) | 1996-03-29 | 1996-04-01 | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09268267A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020180211A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | 理想科学工業株式会社 | 孔版印刷用油中水型エマルションインキ |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7887596A patent/JPH09268267A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020180211A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | 理想科学工業株式会社 | 孔版印刷用油中水型エマルションインキ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7740697B2 (en) | Aqueous ink, ink cartridge using the same, inkjet printing method and recorded matter | |
| JPS6034993B2 (ja) | 記録液及びその製造法 | |
| JPH0348954B2 (ja) | ||
| JPH0776316B2 (ja) | 記録液 | |
| JPH09137091A (ja) | 記録用水性マゼンタインク及びインクジェット記録方法 | |
| US5830264A (en) | Water-based recording ink composition, and ink-jet recording process | |
| JP3306251B2 (ja) | 水性インク及びインクジェット記録方法並びにインクの調製方法 | |
| JPS6237070B2 (ja) | ||
| JP3425021B2 (ja) | 記録用水性マゼンタインク及びインクジェット記録方法 | |
| JPH09268267A (ja) | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 | |
| JPH038670B2 (ja) | ||
| JP4232237B2 (ja) | インクジェット用水性インク及びインクジェット記録方法 | |
| JPH09263719A (ja) | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 | |
| US5853468A (en) | Water-based ink composition and ink-jet recording process employing the same | |
| JP2618365B2 (ja) | インクジェット記録液及びインクジェット記録方法 | |
| JPH0813933B2 (ja) | ヘキサキスアゾ系化合物及び該化合物を含有する記録液 | |
| JPH09137111A (ja) | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 | |
| JPH08333542A (ja) | 記録用インク | |
| JP2000136335A5 (ja) | ||
| JPS6297880A (ja) | オンデマンド型インクジエツト記録方法 | |
| JPH09137096A (ja) | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 | |
| JP2618364B2 (ja) | インクジェット記録液及びインクジェット記録方法 | |
| JPH09137095A (ja) | 記録用水性インク及びインクジェット記録方法 | |
| JPH0437102B2 (ja) | ||
| JPH0425982B2 (ja) |