JPH09298247A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH09298247A
JPH09298247A JP8114577A JP11457796A JPH09298247A JP H09298247 A JPH09298247 A JP H09298247A JP 8114577 A JP8114577 A JP 8114577A JP 11457796 A JP11457796 A JP 11457796A JP H09298247 A JPH09298247 A JP H09298247A
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insulating film
interlayer insulating
conductor layer
semiconductor device
floating gate
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JP8114577A
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Akito Yamamoto
明人 山本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する単体セルのフローティングゲートの
電子の蓄積有無によって、しきい値電圧が変化すること
のない微細化された半導体装置及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 フローティングゲート25及びコントロ
ールゲート26を有する単体セル23のゲート電極部2
4と隣接する単体セル23のゲート電極部24とを、第
1の層間絶縁膜30でゲート電極部24を覆った上に導
体層31を形成し、さらに導体層31の上に第2の層間
絶縁膜32を形成して分離することにより、フローティ
ングゲート25に蓄積された電子による電気力線が導体
層31によって遮断され、隣接する単体セル23のフロ
ーティングゲート25への影響が低減し、しきい値電圧
の変化が抑制され、装置の微細化が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリ等
に用いられる半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、例えば半導体装置のうちの
不揮発性メモリにおいては、フローティングゲートに電
子を蓄積することによりコントロールゲートの電位を変
え、しきい値電圧を制御している。そして従来の不揮発
性メモリは図18に断面図を示すように構成されてお
り、図示の半導体装置1はNAND型EEPROM(E
lectrically Erasable Prog
rammable ROM)である。
【0003】半導体装置1は、半導体基板2上に複数の
単体セル3を設けるようにして構成されていて、4は単
体セル3のゲート電極部で、5はフローティングゲート
であり、6はコントロールゲートである。さらに、7は
トンネルゲート絶縁膜、8はインターPoly絶縁膜で
あり、9は半導体基板2の上部に形成されたソース/ド
レインを構成する拡散層であり、10は各単体セル3の
ゲート部4が所定距離を相互の間に設けて絶縁分離され
るよう形成された層間絶縁膜で、11は層間絶縁膜10
上に形成されたビット線である。
【0004】また半導体装置1は、先ず半導体基板2上
の所定の位置に各単体セル3のトンネルゲート絶縁膜
7、フローティングゲート5、インターPoly絶縁膜
8、コントロールゲート6を順次積層してゲート部4を
形成し、さらに半導体基板2上部の各単体セル3のゲー
ト電極部4間に拡散層9を形成する。その後、単体セル
3上を覆うようにCVD法により層間絶縁膜10を形成
し、層間絶縁膜10上に金属膜を蒸着させてビット線1
1を形成する。
【0005】このように構成された半導体装置1では、
フローティングゲート5を電子が蓄積された状態にする
か否かによりコントロールゲート6の電位が変えられ、
これによってしきい値電圧が制御されるようにしてい
る。そして、各単体セル3同士が十分に離れた状態で形
成され、単体セル3のゲート部4の間の距離が十分に離
れたものとなっているときには、単体セル3のフローテ
ィングゲート5に蓄積された電子による電場が、隣接す
る単体セル3に及ぼす影響は小さい。
【0006】すなわち、通常、フローティングゲート5
に蓄積された電子による電場は、トンネルゲート絶縁膜
7及びインターPoly絶縁膜8側で強く、側面部から
横方向に漏れ出す電場は弱い。このような状態では、隣
接する単体セル3の電荷の影響は無視できる。つまり、
フローティングゲート5と半導体基板2間の静電容量C
s、フローティングゲート5とコントロールゲート6間
の静電容量Cc、隣接する単体セル3のフローティング
ゲート5間の静電容量Cnとの間に、Cs≧Cc>>>
Cnの関係が成立している限り、隣接する単体セル3に
及ぼす影響は無視できる。
【0007】しかしながら、半導体装置1の高集積化が
要求され、微細化が進み、各単体セル3同士を十分に離
した状態で形成することができなくなり、これによって
単体セル3の間の距離が小さくなって隣接するゲート電
極部4間が近接したものとなる。そして、隣接するゲー
ト電極部4の間の距離が小さくなり、隣接する単体セル
3同士の離間距離に反比例し、フローティングゲート5
の厚さに比例して増えるフローティングゲート5間の静
電容量Cnが急激に増加してくる。こうした静電容量C
nの増加により、フローティングゲート5に蓄積された
電子が形成する電場を無視することができない状態にな
ると、隣接する単体セル3のフローティングゲート5に
電子が注入されているか否かでしきい値電圧が変わって
きてしまう。
【0008】すなわち、図19にフローティングゲート
5に電子が蓄積された状態の模式図に示すように、電気
力線Fは、電子が蓄積されたフローティングゲート5の
周囲に集中するように形成される。このように形成され
たもののうち、フローティングゲート5の側面部に形成
された電気力線Fは、離間距離が小さい場合には隣接す
るフローティングゲート5に至ることになる。
【0009】こうした隣接する単体セル3のフローティ
ングゲート5に電子が蓄積されているか否かでしきい値
電圧が変化する問題は、フローティングゲート5に電子
(電荷)を蓄積させるものにおいてはすべてに共通の問
題であり、このようなフローティングゲート5を有する
単体セル3を隣接させて設ける半導体装置1では、その
微細化を進める上で大きな障害となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにフローテ
ィングゲートを有する単体セルを複数備えた半導体装置
では、その構造が微細化され隣接する単体セル同士の離
間距離が小さい場合に、フローティングゲートに電子が
蓄積されることで隣接する単体セルのフローティングゲ
ートに影響がおよび、隣接する単体セルのフローティン
グゲートに電子が蓄積されているか否かでしきい値電圧
が変化してしまう。このような状況に鑑みて本発明はな
されたもので、その目的とするところは、隣接する単体
セルの電子が蓄積されたフローティングゲートの影響を
低減し、しきい値電圧の変化を抑制して微細化を可能に
した半導体装置及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置及び
その製造方法は、フローティングゲート及びコントロー
ルゲートを有する単体セルと、この単体セルを隣接する
単体セルと分離するように覆う層間絶縁膜とを備えた半
導体装置において、層間絶縁膜内に単体セルのゲート電
極部を覆うように少なくとも1つの導体層が設けられて
いることを特徴とする装置であり、また、フローティン
グゲート及びコントロールゲートを有する単体セルと、
この単体セルを隣接する単体セルと分離するように覆う
層間絶縁膜とを備えた半導体装置において、層間絶縁膜
内に単体セルのゲート電極部を覆うように少なくとも1
つの導体層が設けられていると共に、該導体層がフロー
ティングゲートに蓄積される電子よりも多くの自由キャ
リヤを有していることを特徴とする装置であり、さら
に、導体層が、フローティングゲートに蓄積される電子
よりも多くの自由キャリヤを有する導体部あるいは半導
体部に導通するように接続されていることを特徴とする
装置であり、さらに、導体層が、フローティングゲート
の上面位置よりも少なくとも下方側の位置に形成されて
いることを特徴とする装置であり、さらに、導体層が、
ドーパントを添加したシリコンにより形成されているこ
とを特徴とする装置であり、さらに、ドーパントが、り
ん、ひ素、ほう素のうちのいずれか1つであるをことを
特徴とする装置であり、さらに、導体層が、シリサイド
により形成されていることを特徴とする装置であり、ま
た、半導体基板の上方にフローティングゲートとコント
ロールゲートを形成した後に前記コントロールゲート及
び前記フローティングゲートを覆うように第1の層間絶
縁膜を形成する工程と、第1の層間絶縁膜の表面上に導
体層を積層する工程と、導体層の表面に第2の層間絶縁
膜を積層する工程とを備えた方法であり、さらに、第1
の層間絶縁膜の表面上に積層した導体層を、第2の層間
絶縁膜を積層する前に選択的に除去するようにしたこと
を特徴とする方法であり、また、半導体基板の上方にフ
ローティングゲートとコントロールゲートを形成した後
にコントロールゲート及びフローティングゲートを覆う
ように第1の層間絶縁膜を形成する工程と、第1の層間
絶縁膜の表面上に無ドーパントの多結晶シリコンまたは
無定型シリコンの堆積膜を積層する工程と、堆積膜の表
面にドーパントを含む第2の層間絶縁膜を積層する工程
と、加熱処理して第2の層間絶縁膜のドーパントを堆積
膜に熱拡散させる工程とを備えた方法であり、さらに、
第2の層間絶縁膜が、PSG、BPSG、AsSGのう
ちのいずれか1つにより形成されていることを特徴とす
る方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】先ず、第1の実施形態を図1乃至図8を参
照して説明する。図1は断面図であり、図2は第1の工
程の断面図であり、図3は第2の工程の断面図であり、
図4は第3の工程の断面図であり、図5は第4の工程の
断面図であり、図6は第5の工程の断面図であり、図7
はフローティングゲートに電子が蓄積された状態を示す
模式図であり、図8は単体セル間の離間距離に対するし
きい値電圧の特性図である。
【0014】図1において、21はNAND型EEPR
OMの半導体装置で、これはN型半導体基板のPウェル
22上に複数の単体セル23を隣接するもの同士の間に
所定の離間距離Lが設けられるように構成されており、
24はこれら単体セル23におけるゲート電極部であ
る。ゲート電極部24には、ポリシリコンで形成された
フローティングゲート25及びコントロールゲート26
が設けられ、半導体基板のPウェル22上面とフローテ
ィングゲート25との間には酸化シリコン(SiO2
で形成された10nm程度の厚さを有するトンネルゲー
ト絶縁膜27が、さらにフローティングゲート25とコ
ントロールゲート26との間にも酸化シリコンで形成さ
れた20nm程度の厚さを有するインターPoly絶縁
膜28が設けられている。また半導体基板22の上部の
隣接する単体セル23間には、ソース/ドレインを構成
するN型拡散層29が形成されている。
【0015】そして、半導体基板のPウェル22上に複
数形成された単体セル23のゲート電極部24の上面や
側面を、所定厚以上の膜厚でゲート電極部24の形状に
倣うように覆うと共に、各ゲート電極部24を絶縁分離
するように酸化シリコンで形成された第1の層間絶縁膜
30が設けられている。また、このように形成された第
1の層間絶縁膜30上には図示しないゲート電極取出し
部を除き、りんを含んだシリコンにより形成された導体
層31が、ゲート電極部24を第1の層間絶縁膜30を
間に介し、フローティングゲート25の上面よりも下方
側の位置までを覆う形で形成されている。
【0016】そして、このようにゲート電極部24を覆
う導体層31の層厚は、例えば隣接する単体セル23間
の離間距離Lが0.5μm程度以下の場合には数10n
m程度に形成されている。さらに導体層31は、フロー
ティングゲート25に蓄積される電子よりも多くの自由
キャリヤを有する十分な大きさとなるように形成されて
いる。
【0017】また、導体層31の上には酸化シリコンで
形成された比較的厚い第2の層間絶縁膜32が、ゲート
電極部24周囲の凹凸部分を埋め込むように設けられて
おり、さらに、この第2の層間絶縁膜32の上にはアル
ミニウム等を被着しパターニングするようにして形成し
たビット線33などの配線が設けられている。なお、導
体層31については上記のりんをドーパントとして含ん
だシリコンの他に、ドーパントとしてひ素あるいはほう
素を含んだシリコンや、タングステンシリサイドあるい
はモリブデンシリサイド等のシリサイドなどの導電性を
有するもので構成してもよい。34はビット線33のコ
ンタクトである。
【0018】また、上記構成の半導体装置21は以下の
製造工程を経て形成される。すなわち、図2に示す第1
の工程において、N型半導体基板の上部に形成されたP
ウェル22上に、10nm程度の厚さのトンネルゲート
絶縁膜27を構成する酸化シリコン膜を熱酸化を行って
成膜し、この酸化シリコン膜上にCVD法(Chemi
cal Vapour Deposition法)によ
りフローティングゲート25を構成するポリシリコン層
を積層する。
【0019】続いてポリシリコン層の上部を熱酸化して
層上部に20nm程度の厚さのインターPoly絶縁膜
28を構成する酸化シリコン膜を成膜し、この酸化シリ
コン膜上にCVD法によりコントロールゲート26を構
成するポリシリコン層を積層する。その後、フォトレジ
ストを最上層のポリシリコン層の上面に塗布し、PEP
(Photo Engraving Process)
により半導体基板のPウェル22上の酸化シリコン膜と
ポリシリコン層をエッチングし、さらにフォトレジスト
を除去して半導体基板のPウェル22上の所定の位置に
単体セル23のゲート電極部24を設ける。
【0020】次に、図3に示す第2の工程において、前
工程でゲート電極部24を設けるようパターニングされ
た部分を用い、露出した半導体基板のPウェル22の上
部にイオン注入法により不純物を打ち込み、これによっ
て隣接するゲート電極部24間のPウェル22の上部に
N型拡散層29を形成して単体セル23を構成する。続
いて、半導体基板のPウェル22の拡散層29の上面
と、ゲート電極部24の形状に倣うようにしてゲート電
極部24の上面や側面とを所定膜厚以上の厚さで覆うよ
うに、第1の層間絶縁膜30をCVD法により形成す
る。
【0021】次に、図4に示す第3の工程において、第
1の層間絶縁膜30の上に、CVD法によるステップ・
カバーレッジ(step coverage)で堆積さ
せるようにしてりんが添加されたシリコンを成層し、導
体層31を形成する。形成された導体層31は層厚が、
例えば隣接する単体セル23間の離間距離Lが0.5μ
m程度以下のものでは数10nm程度に形成されてい
る。そしてゲート電極部24のフローティングゲート2
5は、その上面よりも下方側の側面部分も第1の層間絶
縁膜30を介して導体層31で覆われる。
【0022】次に、図5に示す第4の工程において、フ
ォトレジストを導体層31の上面に塗布し、PEPによ
り導体層31の上のフォトレジストによる所定パターン
を有するマスク34を形成する。そして、マスク34を
使って導体層31のゲート電極部24のフローティング
ゲート25の上面よりも下方側で、半導体基板のPウェ
ル22の面に沿って側方に延びる部分等を選択的にエッ
チングして除去する。なお、図示しないゲート電極取出
し部等についても導体層31の所定の部位を選択的にエ
ッチングして除去する。
【0023】次に、図6に示す第5の工程において、フ
ォトレジストのマスク34を除去した後、導体層31上
及び導体層31が選択的にエッチングされ除去された第
1の層間絶縁膜30上に、この第1の層間絶縁膜30よ
り厚い所定膜厚以上の比較的厚い酸化シリコンでなる第
2の層間絶縁膜32をCVD法により形成する。
【0024】そして第2の層間絶縁膜32を形成した
後、第2の層間絶縁膜32上にアルミニウム等の金属膜
を蒸着法で被着させ、被着された金属膜をパターニング
することによってビット線33などの配線を設ける。
【0025】以上のようにして構成された半導体装置2
1では、これを動作させることで複数ある内の1つの単
体セル23のフローティングゲート25に電子が注入さ
れると、図7に電子が蓄積された状態の模式図に示すよ
うに、電気力線Fは、電子が蓄積されたフローティング
ゲート25の周囲に集中するように形成される。そし
て、形成された電気力線Fのうちのフローティングゲー
ト25の側面部に形成されたものについてみると、ゲー
ト電極部24を覆うように設けられた導体層31に電荷
が誘起され、導体層31外側への電気力線Fの漏れが極
めて少なくなる。このように電気力線Fの漏れが少なく
なることから隣接するゲート電極部24のフローティン
グゲート25との間が遮断された状態になって影響を及
ぼさなくなる。
【0026】この結果、横軸に単体セル23間の離間距
離Lを取り、縦軸にしきい値電圧Eを取って示す図8の
特性図のように、従来の導体層を設けていないものでは
離間距離Lが小さくなると、実線で示す特性曲線Aのご
とく離間距離Lがある値La以下になると、急激にしき
い値電圧Eが低下するのに対し、導体層31を設けた本
実施形態のものでは、離間距離Lが小さい範囲において
も点線で示す特性曲線Bのごとくしきい値電圧Eの変化
は少なく、しきい値電圧Eが急激に低下するような限界
的な離間距離Lがない。すなわち、離間距離Lが小さく
なっても隣接する単体セル23のしきい値電圧Eはほと
んど影響を受けなくなる。このため、半導体装置21は
単体セル23を微細化し、隣接する単体セル23間の離
間距離Lを狭くして十分に高集積化したものにすること
ができる。
【0027】なお、上記実施形態においてはりんを含ん
だシリコンでなる導体層31を形成するのに際し、予め
ドーパントとしてりんを含んだシリコンを堆積させるこ
とで成層するようにしたが、これとは別の形勢方法とし
て、ドーパントを含まないシリコンを先ず所定厚さとな
るよう第1の層間絶縁膜30の上に堆積させておき、堆
積後にイオンインプランテーション法によってドーパン
トとしてのりんを成層されているシリコンに導入するよ
うにして導体層31を形成してもよい。
【0028】あるいは、ドーパントを含まないシリコン
を先ず所定厚さとなるよう第1の層間絶縁膜30の上に
堆積させておき、その堆積された層上に酸化シリコンで
なる第2の層間絶縁膜32に代えてPSG(Phosp
ho−Silicate Glass)、BPSG(B
oron−doped Phospho−Silica
te Glass)、AsSG(Arsenic−Si
licate Glass)等を低温気相成長により所
定厚さとなるよう堆積させ、後に行われる製造工程の熱
処理過程で、先に堆積されているドーパントを含まない
シリコンに、PSGやBPSG、AsSG等に含まれて
いるドーパントを熱拡散させて導体層31を形成するよ
うにしてもよい。
【0029】次に、第2の実施形態を図9乃至図17を
参照して説明する。図9は第1の工程の断面図であり、
図10は第2の工程の断面図であり、図11は第3の工
程の断面図であり、図12は第4の工程の断面図であ
り、図13は第5の工程の断面図であり、図14は第6
の工程の断面図であり、図15は第7の工程の断面図で
あり、図16は第8の工程の断面図であり、図17は第
9の工程の断面図である。
【0030】そして、第2の実施形態に係る半導体装置
の製造工程は次の通りとなる。なお、図9に示す第1の
工程から図11に示す第3の工程までは、上記の第1の
実施形態の図2に示す第1の工程から図4に示す第3の
工程までと同様に行われる。
【0031】先ず、図9に示す第1の工程において、N
型半導体基板のPウェル22上に10nm程度の厚さの
トンネルゲート絶縁膜27を構成する熱酸化による酸化
シリコン膜を成膜し、この酸化シリコン膜上にCVD法
によりフローティングゲート25を構成するポリシリコ
ン層を積層する。続いて、ポリシリコン層上に20nm
程度の厚さのインターPoly絶縁膜28を構成する熱
酸化による酸化シリコン膜を成膜し、この酸化シリコン
膜上にCVD法によりコントロールゲート26を構成す
るポリシリコン層を積層する。その後、フォトレジスト
を最上層のポリシリコン層の上面に塗布し、PEPによ
り半導体基板のPウェル22上の酸化シリコン膜とポリ
シリコン層をエッチングし、さらにフォトレジストを除
去してPウェル22上の所定の位置に単体セル23のゲ
ート電極部24を設ける。
【0032】次に、図10に示す第2の工程において、
前工程でゲート電極部24を設けるようパターニングさ
れた部分を用い、露出したPウェル22の上部にイオン
注入法により不純物を打ち込み、これによって隣接する
ゲート電極部24間の半導体基板のPウェル22の上部
にN型拡散層29を形成し、単体セル23を構成する。
続いて、半導体基板のPウェル22の拡散層29の上面
と、ゲート電極部24の形状に倣うようにしてゲート電
極部24の上面や側面とを所定厚以上の膜厚で覆うよう
に、第1の層間絶縁膜30をCVD法により形成する。
【0033】次に、図11に示す第3の工程において、
CVD法によるステップ・カバーレッジで堆積させるこ
とで第1の層間絶縁膜30の上にりんが添加されたシリ
コンを成層し、導体層41を形成する。形成された導体
層41は層厚が、例えば隣接する単体セル23間の離間
距離Lが0.5μm程度以下のものでは数10nm程度
に形成されている。そしてゲート電極部24のフローテ
ィングゲート25は、その上面よりも下方側の側面部分
も第1の層間絶縁膜30を介して導体層41で覆われ
る。
【0034】次に、図12に示す第4の工程において、
導体層41上に第1の層間絶縁膜30よりも厚い比較的
厚い所定膜厚以上の酸化シリコンでなる第2の層間絶縁
膜42をCVD法により形成する。
【0035】次に、図13に示す第5の工程において、
ポリッシングあるいはガスエッチングによって、ゲート
電極部24のコントロールゲート26上を覆う導体層4
1の上面が露出するよう第2の層間絶縁膜42を上方側
から除去する。
【0036】次に、図14に示す第6の工程において、
導体層41のエッチングを行い、露出しているコントロ
ールゲート26上方の部分からインターPoly絶縁膜
28の厚さの中間に至るゲート電極部24の側面に沿っ
た部分の導体層41を除去し、フローティングゲート2
5の上面よりも下方側の部分に導体層41を残すように
する。
【0037】そして、このようにゲート電極部24の下
部を囲うように残された導体層41の層厚は、例えば隣
接する単体セル23間の離間距離Lが0.5μm程度以
下の場合には数10nm程度に形成されている。さらに
導体層41は、フローティングゲート25に蓄積される
電子よりも多くの自由キャリヤを有する十分な大きさと
なるように形成されている。
【0038】次に、図15に示す第7の工程において、
フォトレジストを導体層41が除去されたコントロール
ゲート26上方の第1の層間絶縁膜30の上面及び第2
の層間絶縁膜42の上面と、導体層41が除去された両
層間絶縁膜30,42間の溝状部分を埋め尽くすように
塗布し、PEPによりフォトレジストによる所定パター
ンを有するマスク43を形成する。そして、マスク43
を使って第2の層間絶縁膜42及び導体層41の半導体
基板のPウェル22の面に沿って側方に延びる部分等を
選択的にエッチングして除去する。なお、図示しないゲ
ート電極取出し部等についても導体層41の所定の部位
を選択的にエッチングして除去する。
【0039】次に、図16に示す第8の工程において、
フォトレジストのマスク43を除去した後、露出した第
1の層間絶縁膜30や第2の層間絶縁膜42を覆うと共
に、導体層41が除去された両層間絶縁膜30,42間
の溝状部分を埋め尽くすように比較的厚い所定膜厚以上
の酸化シリコンでなる第3の層間絶縁膜44をCVD法
により形成する。
【0040】その後、第3の層間絶縁膜44上にアルミ
ニウム等の金属膜を蒸着法で被着させ、被着された金属
膜をパターニングすることによってビット線33などの
配線を設けて半導体装置45を形成する。
【0041】以上のようにして構成された半導体装置4
5では、フローティングゲート25の上面よりも下方側
の側面部分が導体層41によって囲まれているため、第
1の実施形態と同様の作用、効果が得られると共に、コ
ントロールゲート26上を覆う導体層41がないため、
コントロールゲート26に高電圧がかかるような場合が
あっても導体層41との間に高電界が生じてリーク電流
が流れ、半導体装置45の動作を損なうことがない。ま
た、コントロールゲート26とこれを覆う導体層41と
の間の静電容量が大きくなって、動作速度を劣化させる
虞がない。
【0042】尚、上記の各実施形態において導体層3
1,41は、フローティングゲート25に蓄積される電
子よりも多くの自由キャリヤを有する大きさとなるよう
にしたが、さらにフローティングゲート25に蓄積され
る電子よりも多くの自由キャリヤを有する図示しない導
体部、あるいは半導体部等に導通するように接続させて
もよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、フローティングゲート及びコントロールゲートを有
する単体セルのゲート電極部と隣接する単体セルのゲー
ト電極部とを、層間絶縁膜内に導体層で設けて分離する
構成したことにより、隣接する単体セルの電子が蓄積さ
れたフローティングゲートの影響を低減してしきい値電
圧の変化を抑制し、装置の微細化を可能にすることがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る第1の工程の断
面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る第2の工程の断
面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る第3の工程の断
面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る第4の工程の断
面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る第5の工程の断
面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態でのフローティングゲ
ートに電子が蓄積された状態を示す模式図である。
【図8】本発明の第1の実施形態における単体セル間の
離間距離に対するしきい値電圧の特性図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る第1の工程の断
面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る第2の工程の
断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る第3の工程の
断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る第4の工程の
断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態に係る第5の工程の
断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態に係る第6の工程の
断面図である。
【図15】本発明の第2の実施形態に係る第7の工程の
断面図である。
【図16】本発明の第2の実施形態に係る第8の工程の
断面図である。
【図17】本発明の第2の実施形態に係る第9の工程の
断面図である。
【図18】従来例を示す断面図である。
【図19】従来例でのフローティングゲートに電子が蓄
積された状態を示す模式図である。
【符号の説明】
23…単体セル 24…ゲート電極部 25…フローティングゲート 26…コントロールゲート 27…トンネルゲート絶縁膜 28…インターPoly絶縁膜 30…第1の層間絶縁膜 31,41…導体層 32,42…第2の層間絶縁膜 44…第3の層間絶縁膜

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローティングゲート及びコントロール
    ゲートを有する単体セルと、この単体セルを隣接する単
    体セルと分離するように覆う層間絶縁膜とを備えた半導
    体装置において、前記層間絶縁膜内に前記単体セルのゲ
    ート電極部を覆うように少なくとも1つの導体層が設け
    られていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 フローティングゲート及びコントロール
    ゲートを有する単体セルと、この単体セルを隣接する単
    体セルと分離するように覆う層間絶縁膜とを備えた半導
    体装置において、前記層間絶縁膜内に前記単体セルのゲ
    ート電極部を覆うように少なくとも1つの導体層が設け
    られていると共に、該導体層が前記フローティングゲー
    トに蓄積される電子よりも多くの自由キャリヤを有して
    いることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 導体層が、フローティングゲートに蓄積
    される電子よりも多くの自由キャリヤを有する導体部あ
    るいは半導体部に導通するように接続されていることを
    特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 導体層が、フローティングゲートの上面
    位置よりも少なくとも下方側の位置に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の半導体
    装置。
  5. 【請求項5】 導体層が、ドーパントを添加したシリコ
    ンにより形成されていることを特徴とする請求項1ある
    いは請求項2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 ドーパントが、りん、ひ素、ほう素のう
    ちのいずれか1つであるをことを特徴とする請求項5記
    載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 導体層が、シリサイドにより形成されて
    いることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板の上方にフローティングゲー
    トとコントロールゲートを形成した後に前記コントロー
    ルゲート及び前記フローティングゲートを覆うように第
    1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁
    膜の表面上に導体層を積層する工程と、前記導体層の表
    面に第2の層間絶縁膜を積層する工程とを備えた半導体
    装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の層間絶縁膜の表面上に積層した導
    体層を、第2の層間絶縁膜を積層する前に選択的に除去
    するようにしたことを特徴とする請求項8記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板の上方にフローティングゲ
    ートとコントロールゲートを形成した後に前記コントロ
    ールゲート及び前記フローティングゲートを覆うように
    第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶
    縁膜の表面上に無ドーパントの多結晶シリコンまたは無
    定型シリコンの堆積膜を積層する工程と、前記堆積膜の
    表面にドーパントを含む第2の層間絶縁膜を積層する工
    程と、加熱処理して前記第2の層間絶縁膜のドーパント
    を前記堆積膜に熱拡散させる工程とを備えた半導体装置
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 第2の層間絶縁膜が、PSG、BPS
    G、AsSGのうちのいずれか1つにより形成されてい
    ることを特徴とする請求項10記載の半導体装置の製造
    方法。
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