JPH09314282A - 鋳型とその鋳型のシール方法 - Google Patents
鋳型とその鋳型のシール方法Info
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- JPH09314282A JPH09314282A JP13401396A JP13401396A JPH09314282A JP H09314282 A JPH09314282 A JP H09314282A JP 13401396 A JP13401396 A JP 13401396A JP 13401396 A JP13401396 A JP 13401396A JP H09314282 A JPH09314282 A JP H09314282A
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- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シール剤の製品形状部側へのはみ出しやシー
ル剤の広がり不足による鋳ばりの発生を防ぐ。 【解決手段】 中子幅木部5の傾斜した立ち上がり部分
11に相当する部分の設定クリアランス寸法C1は、そ
れ以外の一般平面部9や幅木平面部10に相当する部分
の設定クリアランス寸法C2よりも大きく設定されてい
る。設定クリアランス寸法がC2の部分について、型合
わせ面2a,3aのうち製品形状部Wの直近位置に窪み
2b,3bを形成して、C1の値と同等のクリアランス
拡大部31を形成する。これにより、設定クリアランス
寸法C1,C2の大小にかかわらずビード状に塗布された
シール剤Sの押し潰され方を同じにする。
ル剤の広がり不足による鋳ばりの発生を防ぐ。 【解決手段】 中子幅木部5の傾斜した立ち上がり部分
11に相当する部分の設定クリアランス寸法C1は、そ
れ以外の一般平面部9や幅木平面部10に相当する部分
の設定クリアランス寸法C2よりも大きく設定されてい
る。設定クリアランス寸法がC2の部分について、型合
わせ面2a,3aのうち製品形状部Wの直近位置に窪み
2b,3bを形成して、C1の値と同等のクリアランス
拡大部31を形成する。これにより、設定クリアランス
寸法C1,C2の大小にかかわらずビード状に塗布された
シール剤Sの押し潰され方を同じにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造用の砂鋳型と
その砂鋳型のシール方法に関し、特に主型同士もしくは
主型と中子との型合わせ面同士のなすクリアランス部分
への溶湯の差し込みを防止するためにそのクリアランス
部分に粘稠な液状シール剤を介在させるようにした鋳型
とその鋳型のシール方法とに関するものである。
その砂鋳型のシール方法に関し、特に主型同士もしくは
主型と中子との型合わせ面同士のなすクリアランス部分
への溶湯の差し込みを防止するためにそのクリアランス
部分に粘稠な液状シール剤を介在させるようにした鋳型
とその鋳型のシール方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳造用の砂鋳型を構成する主型と主型、
あるいは主型と中子との型合わせ面同士のなすクリアラ
ンス部分への溶湯の差し込みを防止するためにそのクリ
アランス部分にシールを施すことが従来から行われてい
る。このシール技術としては、型合わせ面での設定クリ
アランス寸法(隙間)を溶湯が入り込まない程度に小さ
く設定する(例えば最大でも0.2mm以下)のが一般
的であるが、クリアランス設定のみに依存する方法で
は、実施が容易でコスト的に有利である反面、特に生型
のように鋳型自体の精度が低い場合には、型合わせ面で
のクリアランス寸法が小さいために型合わせ部が局部的
に突き当たってしまい、それによって主型の一部が崩れ
落ちてしまういわゆる押し込みと称される不良が頻繁に
発生する結果となって好ましくない。
あるいは主型と中子との型合わせ面同士のなすクリアラ
ンス部分への溶湯の差し込みを防止するためにそのクリ
アランス部分にシールを施すことが従来から行われてい
る。このシール技術としては、型合わせ面での設定クリ
アランス寸法(隙間)を溶湯が入り込まない程度に小さ
く設定する(例えば最大でも0.2mm以下)のが一般
的であるが、クリアランス設定のみに依存する方法で
は、実施が容易でコスト的に有利である反面、特に生型
のように鋳型自体の精度が低い場合には、型合わせ面で
のクリアランス寸法が小さいために型合わせ部が局部的
に突き当たってしまい、それによって主型の一部が崩れ
落ちてしまういわゆる押し込みと称される不良が頻繁に
発生する結果となって好ましくない。
【0003】このようなことから、鋳型の他のシール技
術として、例えば特開平4−356326号公報に示さ
れているように、鋳型外周部に凹状溝を設け、この凹状
溝にガム状の自硬性シール剤を充填するようにしたもの
や、あるいは特開昭58−20348号公報に示されて
いるように、中子と砂型との型合わせ部に紙あるいはパ
ルプ等の圧縮性材料からなるシールパッキンを介装する
ようにしたもののほかに、粘稠な液状シール剤を型合わ
せ部にビード状に塗布する方法が一部で試られている。
術として、例えば特開平4−356326号公報に示さ
れているように、鋳型外周部に凹状溝を設け、この凹状
溝にガム状の自硬性シール剤を充填するようにしたもの
や、あるいは特開昭58−20348号公報に示されて
いるように、中子と砂型との型合わせ部に紙あるいはパ
ルプ等の圧縮性材料からなるシールパッキンを介装する
ようにしたもののほかに、粘稠な液状シール剤を型合わ
せ部にビード状に塗布する方法が一部で試られている。
【0004】そして、上記のような液状シール剤の塗布
作業を自動化する手段として、例えば産業用ロボットの
アーム先端に吐出ガンを装着してこれを予め設定された
塗布軌跡に沿って一定速度で動かす一方、吐出ガンに対
してタンク内に収容されたシール剤をポンプにて定量供
給するシステムが提案されている。
作業を自動化する手段として、例えば産業用ロボットの
アーム先端に吐出ガンを装着してこれを予め設定された
塗布軌跡に沿って一定速度で動かす一方、吐出ガンに対
してタンク内に収容されたシール剤をポンプにて定量供
給するシステムが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば鋳鉄の鋳造に使
用される生砂の高圧造型ラインで造型された鋳型の型合
わせ面での設定クリアランス寸法は、型合わせ時の設備
精度を考慮して、一般的に一般平面部(型合わせ方向に
対して面直角となる面)では前述したように0〜0.2
mm程度と比較的小さな値としているのに対して、例え
ば中子の幅木部のような型合わせ方向に対し所定の勾配
をもついわゆる立ち上がり部分(面)や形状が複雑な部
分では0.3〜0.5mm程度と比較的大きな値に設定
するようにしている。
用される生砂の高圧造型ラインで造型された鋳型の型合
わせ面での設定クリアランス寸法は、型合わせ時の設備
精度を考慮して、一般的に一般平面部(型合わせ方向に
対して面直角となる面)では前述したように0〜0.2
mm程度と比較的小さな値としているのに対して、例え
ば中子の幅木部のような型合わせ方向に対し所定の勾配
をもついわゆる立ち上がり部分(面)や形状が複雑な部
分では0.3〜0.5mm程度と比較的大きな値に設定
するようにしている。
【0006】このような鋳型に対して、先に述べたシー
リングロボットを用いて型合わせ面の幅方向中央部をね
らってシール剤をビード状に且つ均一に塗布すると、必
然的に設定クリアランス寸法の大小に応じてシール剤の
押し潰され方が異なることから、設定クリアランス寸法
が大きい部分ではシール剤の広がり不足を招き、逆に設
定クリアランス寸法が小さい部分ではシール剤の広がり
過ぎを招くことになる。
リングロボットを用いて型合わせ面の幅方向中央部をね
らってシール剤をビード状に且つ均一に塗布すると、必
然的に設定クリアランス寸法の大小に応じてシール剤の
押し潰され方が異なることから、設定クリアランス寸法
が大きい部分ではシール剤の広がり不足を招き、逆に設
定クリアランス寸法が小さい部分ではシール剤の広がり
過ぎを招くことになる。
【0007】そして、シール剤の広がり不足を生じた部
分では型合わせ面同士のなすクリアランスをシール剤で
完全に埋めることができずにそのクリアランスへの鋳ば
りの差し込みを招き、逆にシール剤の広がり過ぎを生じ
た部分では製品部領域にまでシール剤がはみ出して鋳物
製品の欠肉を招く結果となって好ましくない。
分では型合わせ面同士のなすクリアランスをシール剤で
完全に埋めることができずにそのクリアランスへの鋳ば
りの差し込みを招き、逆にシール剤の広がり過ぎを生じ
た部分では製品部領域にまでシール剤がはみ出して鋳物
製品の欠肉を招く結果となって好ましくない。
【0008】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、設定クリアランス寸法の大小に応じたシー
ル剤の広がり方(押し潰され方)の過不足によって起こ
る鋳ばりの差し込みや欠肉の発生を未然に防止するよう
にした鋳型とその鋳型のシール方法とを提供しようとす
るものである。
れたもので、設定クリアランス寸法の大小に応じたシー
ル剤の広がり方(押し潰され方)の過不足によって起こ
る鋳ばりの差し込みや欠肉の発生を未然に防止するよう
にした鋳型とその鋳型のシール方法とを提供しようとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、主型同士もしくは主型と中子との型合わせ面同士の
なすクリアランス部分に製品形状部を取り囲むようにし
て粘稠な液状シール剤を介在させて押し潰すことにより
前記クリアランス部分がシールされていて、このクリア
ランス部分には部分的に設定クリアランス寸法が大きい
部位を含んでいる鋳型であって、前記クリアランス部分
のうち設定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位で
あって且つ製品形状の直近位置に、シール剤の押し潰さ
れ方が設定クリアランス寸法が大きい部位と同等のもの
となるようなクリアランス拡大部を形成したことを特徴
としている。
は、主型同士もしくは主型と中子との型合わせ面同士の
なすクリアランス部分に製品形状部を取り囲むようにし
て粘稠な液状シール剤を介在させて押し潰すことにより
前記クリアランス部分がシールされていて、このクリア
ランス部分には部分的に設定クリアランス寸法が大きい
部位を含んでいる鋳型であって、前記クリアランス部分
のうち設定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位で
あって且つ製品形状の直近位置に、シール剤の押し潰さ
れ方が設定クリアランス寸法が大きい部位と同等のもの
となるようなクリアランス拡大部を形成したことを特徴
としている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明におけるクリアランス拡大部の幅寸法が、設定ク
リアランス寸法が大きい部位でシール剤が押し潰された
ときのそのシール剤の広がり幅を受容し得る寸法に設定
されていることを特徴としている。
の発明におけるクリアランス拡大部の幅寸法が、設定ク
リアランス寸法が大きい部位でシール剤が押し潰された
ときのそのシール剤の広がり幅を受容し得る寸法に設定
されていることを特徴としている。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明におけるクリアランス拡大部のクリアランス寸法
が、設定クリアランス寸法が大きい部位のクリアランス
寸法と同じに設定されていて、そのクリアランス拡大部
のクリアランス寸法および幅寸法が、設定クリアランス
寸法が大きい部位以外の部位全体を通して一定している
ことを特徴としている。
の発明におけるクリアランス拡大部のクリアランス寸法
が、設定クリアランス寸法が大きい部位のクリアランス
寸法と同じに設定されていて、そのクリアランス拡大部
のクリアランス寸法および幅寸法が、設定クリアランス
寸法が大きい部位以外の部位全体を通して一定している
ことを特徴としている。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明におけるクリアランス拡大部は、
そのクリアランス拡大部を形成するべく相互に対向して
いる二つの型合わせ面のうちいずれか一方を局部的に窪
ませることにより形成されていることを特徴としてい
る。
いずれかに記載の発明におけるクリアランス拡大部は、
そのクリアランス拡大部を形成するべく相互に対向して
いる二つの型合わせ面のうちいずれか一方を局部的に窪
ませることにより形成されていることを特徴としてい
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の発明におけるところの部分的に設定ク
リアランス寸法が大きい部位が、型合わせ面の一部を形
成している中子の幅木部のうち型合わせ方向に対して所
定の勾配をもつ立ち上がり部分であることを特徴として
いる。
いずれかに記載の発明におけるところの部分的に設定ク
リアランス寸法が大きい部位が、型合わせ面の一部を形
成している中子の幅木部のうち型合わせ方向に対して所
定の勾配をもつ立ち上がり部分であることを特徴として
いる。
【0014】請求項6に記載の発明は、主型同士もしく
は主型と中子との型合わせ面同士のなすクリアランス部
分に部分的に設定クリアランス寸法が大きい部位を含ん
でいる鋳型について、前記クリアランス部分を形成して
いるいずれか一方の型合わせ面に製品形状部を取り囲む
ようにして粘稠な液状シール剤をビード状に塗布した上
で、型合わせにより前記シール剤を押し潰して前記クリ
アランス部分をシールするようにした方法を前提として
いる。
は主型と中子との型合わせ面同士のなすクリアランス部
分に部分的に設定クリアランス寸法が大きい部位を含ん
でいる鋳型について、前記クリアランス部分を形成して
いるいずれか一方の型合わせ面に製品形状部を取り囲む
ようにして粘稠な液状シール剤をビード状に塗布した上
で、型合わせにより前記シール剤を押し潰して前記クリ
アランス部分をシールするようにした方法を前提として
いる。
【0015】そして、前記クリアランス部分を形成して
いる一方の型合わせ面のうち設定クリアランス寸法が大
きい部位以外の部位であって且つ製品形状部の直近位置
に、シール剤の押し潰され方が設定クリアランス寸法が
大きい部位と同等のものとなるような窪みを予め形成し
ておき、設定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位
ではこの窪みにシール剤を塗布することを特徴としてい
る。
いる一方の型合わせ面のうち設定クリアランス寸法が大
きい部位以外の部位であって且つ製品形状部の直近位置
に、シール剤の押し潰され方が設定クリアランス寸法が
大きい部位と同等のものとなるような窪みを予め形成し
ておき、設定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位
ではこの窪みにシール剤を塗布することを特徴としてい
る。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、シーリングロボットのロボットアーム
先端に支持させた吐出ガンに対してシール剤を定量供給
する一方、シーリングロボットの自律動作により吐出ガ
ンを予め設定された塗布軌跡に沿って一定速度で動かし
てシール剤塗布作業を行うものであることを特徴として
いる。
の発明において、シーリングロボットのロボットアーム
先端に支持させた吐出ガンに対してシール剤を定量供給
する一方、シーリングロボットの自律動作により吐出ガ
ンを予め設定された塗布軌跡に沿って一定速度で動かし
てシール剤塗布作業を行うものであることを特徴として
いる。
【0017】したがって、本来であれば設定クリアラン
ス寸法が小さい部位と設定クリアランス寸法が大きい部
位とでは型合わせ時のシール剤の押し潰され方が異なる
べきところ、本発明によれば、上記のように設定クリア
ランス寸法が小さい部位のうち製品形状部に直近する位
置にクリアランス拡大部を形成してあるために、設定ク
リアランス寸法が大きいか小さいかにかかわらずどの位
置でも少なくともシール剤が押し潰される条件は同じと
なる。
ス寸法が小さい部位と設定クリアランス寸法が大きい部
位とでは型合わせ時のシール剤の押し潰され方が異なる
べきところ、本発明によれば、上記のように設定クリア
ランス寸法が小さい部位のうち製品形状部に直近する位
置にクリアランス拡大部を形成してあるために、設定ク
リアランス寸法が大きいか小さいかにかかわらずどの位
置でも少なくともシール剤が押し潰される条件は同じと
なる。
【0018】これにより、設定クリアランス寸法の大小
にかかわらず製品形状部との境界位置までシール剤が押
し広げられて、製品形状部側へのシール剤のはみ出し
や、鋳ばりの発生原因となるシール剤の押し広げ不足を
未然に防止できるようになる。
にかかわらず製品形状部との境界位置までシール剤が押
し広げられて、製品形状部側へのシール剤のはみ出し
や、鋳ばりの発生原因となるシール剤の押し広げ不足を
未然に防止できるようになる。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、型合わ
せ面同士によって形成されるクリアランス部分のうち設
定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位であって且
つ製品形状部の直近位置に、シール剤の押し潰され方が
設定クリアランス寸法が大きい部位と同等のものとなる
ようなクリアランス拡大部を形成したものであるから、
少なくとも実際のシール剤塗布位置では設定クリアラン
ス寸法の大小にかかわらずそのシール剤が押し潰される
条件が同一のものとなる。そのため、設定クリアランス
寸法の大小にかかわらず製品形状部との境界位置までシ
ール剤が過不足なく押し広げられるようになり、製品形
状部側へのシール剤のはみ出しを原因とする製品の欠肉
や鋳ばりの発生が未然に防止されて、鋳造品質が大幅に
向上し、特に請求項2,3,4に記載の発明のようにク
リアランス拡大部の幅寸法やクリアランス寸法を規定し
た場合には上記の効果が一段と顕著となる。
せ面同士によって形成されるクリアランス部分のうち設
定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位であって且
つ製品形状部の直近位置に、シール剤の押し潰され方が
設定クリアランス寸法が大きい部位と同等のものとなる
ようなクリアランス拡大部を形成したものであるから、
少なくとも実際のシール剤塗布位置では設定クリアラン
ス寸法の大小にかかわらずそのシール剤が押し潰される
条件が同一のものとなる。そのため、設定クリアランス
寸法の大小にかかわらず製品形状部との境界位置までシ
ール剤が過不足なく押し広げられるようになり、製品形
状部側へのシール剤のはみ出しを原因とする製品の欠肉
や鋳ばりの発生が未然に防止されて、鋳造品質が大幅に
向上し、特に請求項2,3,4に記載の発明のようにク
リアランス拡大部の幅寸法やクリアランス寸法を規定し
た場合には上記の効果が一段と顕著となる。
【0020】また、従来の型合わせ部における設定クリ
アランス寸法を変更することなくそのままの寸法で使用
することができるので、特に中子セット時の作業性の悪
化を招くこともない。
アランス寸法を変更することなくそのままの寸法で使用
することができるので、特に中子セット時の作業性の悪
化を招くこともない。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、中子幅木
部のうち設定クリアランス寸法が大きい部位であるとこ
ろの勾配をもつ立ち上がり部分を基準にクリアランス拡
大部の大きさを設定しているため、特に上記の立ち上が
り部分以外の部位であって且つ相対的に設定クリアラン
ス寸法が小さい部位でのシール剤のはみ出しやシール剤
の押し広げ不足を未然に防止することができる。
部のうち設定クリアランス寸法が大きい部位であるとこ
ろの勾配をもつ立ち上がり部分を基準にクリアランス拡
大部の大きさを設定しているため、特に上記の立ち上が
り部分以外の部位であって且つ相対的に設定クリアラン
ス寸法が小さい部位でのシール剤のはみ出しやシール剤
の押し広げ不足を未然に防止することができる。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、クリアラ
ンス部分を形成している一方の型合わせ面のうち設定ク
リアランス寸法が大きい部位以外の部位であって且つ製
品形状部の直近位置に、シール剤の押し潰され方が設定
クリアランス寸法が大きい部位と同等のものとなるよう
な窪みを予め形成しておき、設定クリアランス寸法が大
きい部位以外の部位ではこの窪みにシール剤を塗布する
ようにしたことから、請求項1に記載の発明と全く同様
の効果が得られる。
ンス部分を形成している一方の型合わせ面のうち設定ク
リアランス寸法が大きい部位以外の部位であって且つ製
品形状部の直近位置に、シール剤の押し潰され方が設定
クリアランス寸法が大きい部位と同等のものとなるよう
な窪みを予め形成しておき、設定クリアランス寸法が大
きい部位以外の部位ではこの窪みにシール剤を塗布する
ようにしたことから、請求項1に記載の発明と全く同様
の効果が得られる。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、シール剤
塗布作業をシーリングロボットにて行うにあたり、吐出
ガンを一定速度で動かしながらシール剤の一定量ずつ吐
出するだけで、上記のように設定クリアランス寸法の大
小にかかわらずシール剤の押し潰し条件が同一となるよ
うにシール剤を塗布することができ、請求項6に記載の
発明と同様の効果に加えて、シーリングロボット側の塗
布位置制御および速度制御を簡素化できる利点がある。
塗布作業をシーリングロボットにて行うにあたり、吐出
ガンを一定速度で動かしながらシール剤の一定量ずつ吐
出するだけで、上記のように設定クリアランス寸法の大
小にかかわらずシール剤の押し潰し条件が同一となるよ
うにシール剤を塗布することができ、請求項6に記載の
発明と同様の効果に加えて、シーリングロボット側の塗
布位置制御および速度制御を簡素化できる利点がある。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜3は本発明の代表的な実施
の形態を示す図であって、図5〜7に示すような中空状
の鋳物製品Wを鋳造するための鋳型とその鋳型に対する
シール剤の塗布方法を示している。
の形態を示す図であって、図5〜7に示すような中空状
の鋳物製品Wを鋳造するための鋳型とその鋳型に対する
シール剤の塗布方法を示している。
【0025】鋳型1は、生砂にて造型された上型2と下
型3のほか同じく生砂にて造型された中子4とから構成
されており、中子4にはその両端部に幅木部5が一体に
突出形成されている。そして、上下型2,3の型合わせ
時に中子4の幅木部5を上下型2,3側の幅木受容部
6,7に合致させることにより、それら上下型2,3間
に中子4が挟み込まれて位置決め固定され、同時にそれ
ら上下型2,3間に製品形状部Wとなる空間8が形成さ
れる。
型3のほか同じく生砂にて造型された中子4とから構成
されており、中子4にはその両端部に幅木部5が一体に
突出形成されている。そして、上下型2,3の型合わせ
時に中子4の幅木部5を上下型2,3側の幅木受容部
6,7に合致させることにより、それら上下型2,3間
に中子4が挟み込まれて位置決め固定され、同時にそれ
ら上下型2,3間に製品形状部Wとなる空間8が形成さ
れる。
【0026】前記上下型2,3の型合わせ面2a,3a
同士が突き合わされることによって形成されるクリアラ
ンス部分、および上下型2,3の幅木受容部6,7と中
子4の幅木部5とが相互に突き合わされることによって
形成されるクリアランス部分には、図1に示すように製
品形状部Wを取り囲むようにしてその製品形状部Wの全
周縁部に閉ループ状に粘稠な液状シール剤Sが塗布され
てそのクリアランス部分を封止している。上記の粘稠な
シール剤Sは、例えば炭酸カルシウム等の耐火物と油分
とを混練するとともに、必要に応じて乳化剤等を添加し
て粘度調整した公知のものである。
同士が突き合わされることによって形成されるクリアラ
ンス部分、および上下型2,3の幅木受容部6,7と中
子4の幅木部5とが相互に突き合わされることによって
形成されるクリアランス部分には、図1に示すように製
品形状部Wを取り囲むようにしてその製品形状部Wの全
周縁部に閉ループ状に粘稠な液状シール剤Sが塗布され
てそのクリアランス部分を封止している。上記の粘稠な
シール剤Sは、例えば炭酸カルシウム等の耐火物と油分
とを混練するとともに、必要に応じて乳化剤等を添加し
て粘度調整した公知のものである。
【0027】より詳しくは、図1の(A),(B),
(C)に示すように、上記のクリアランス部分となる型
合わせ面2a,3aのうち型合わせ方向に対して面直角
となる一般平面部9や幅木平面部10ではその設定クリ
アランス寸法C2が0.2mm程度に設定されているの
に対して、型合わせ方向に対して所定の勾配をもつ幅木
部5の立ち上がり部分11ではその設定クリアランス寸
法C1が従来と同様に一般平面部9や幅木平面部10よ
りも大きい0.5mm程度に設定されているものである
が、設定クリアランス寸法C2としてその寸法が相対的
に小さくなる一般平面部9や幅木平面部10に相当する
上下型2,3側の型合わせ面2a,3aのうち製品形状
部Wの直近位置には階段状に窪み2b,3bが形成され
ている。これにより、型合わせ時にはその窪み2b,3
bに相当する部分に設定クリアランス寸法C2を局部的
に拡大するようにしてクリアランス拡大部31が形成さ
れて、このクリアランス拡大部31がシール剤Sでシー
ルされている。
(C)に示すように、上記のクリアランス部分となる型
合わせ面2a,3aのうち型合わせ方向に対して面直角
となる一般平面部9や幅木平面部10ではその設定クリ
アランス寸法C2が0.2mm程度に設定されているの
に対して、型合わせ方向に対して所定の勾配をもつ幅木
部5の立ち上がり部分11ではその設定クリアランス寸
法C1が従来と同様に一般平面部9や幅木平面部10よ
りも大きい0.5mm程度に設定されているものである
が、設定クリアランス寸法C2としてその寸法が相対的
に小さくなる一般平面部9や幅木平面部10に相当する
上下型2,3側の型合わせ面2a,3aのうち製品形状
部Wの直近位置には階段状に窪み2b,3bが形成され
ている。これにより、型合わせ時にはその窪み2b,3
bに相当する部分に設定クリアランス寸法C2を局部的
に拡大するようにしてクリアランス拡大部31が形成さ
れて、このクリアランス拡大部31がシール剤Sでシー
ルされている。
【0028】上記のクリアランス拡大部31のクリアラ
ンス寸法C3は設定クリアランス寸法C1と同等の値に設
定され、同時にそのクリアランス拡大部31の幅寸法す
なわち窪み2b,3bの幅寸法mは、図1の(C)に示
したように、設定クリアランス寸法がC1として相対的
に大きい部分でシール剤Sが押し潰されたときのそのシ
ール剤Sの広がり幅を受容し得るような大きさに設定さ
れている。つまり、設定クリアランス寸法が大きい部位
であるところの上記の立ち上がり部分11に相当する部
分のシール剤Sの押し潰し条件と、前記クリアランス拡
大部31におけるシール剤Sの押し潰し条件とが同一と
なるように設定されている。
ンス寸法C3は設定クリアランス寸法C1と同等の値に設
定され、同時にそのクリアランス拡大部31の幅寸法す
なわち窪み2b,3bの幅寸法mは、図1の(C)に示
したように、設定クリアランス寸法がC1として相対的
に大きい部分でシール剤Sが押し潰されたときのそのシ
ール剤Sの広がり幅を受容し得るような大きさに設定さ
れている。つまり、設定クリアランス寸法が大きい部位
であるところの上記の立ち上がり部分11に相当する部
分のシール剤Sの押し潰し条件と、前記クリアランス拡
大部31におけるシール剤Sの押し潰し条件とが同一と
なるように設定されている。
【0029】そして、上記のシール剤Sは型合わせに先
立ってそれぞれの型合わせ面2a,3aに所定の吐出ガ
ンにより例えば1〜5mm程度の太さでビード状に均一
に塗布されるものであるが(シール剤Sのビード状の塗
布形状を図1の(B),(C)に符号Fで示す)、製品
形状部Wの全周をとおしてその製品形状部Wから一定距
離離れた位置にシール剤Sが閉ループ状に塗布されてい
る。
立ってそれぞれの型合わせ面2a,3aに所定の吐出ガ
ンにより例えば1〜5mm程度の太さでビード状に均一
に塗布されるものであるが(シール剤Sのビード状の塗
布形状を図1の(B),(C)に符号Fで示す)、製品
形状部Wの全周をとおしてその製品形状部Wから一定距
離離れた位置にシール剤Sが閉ループ状に塗布されてい
る。
【0030】このような型構造によると、上記のように
それぞれの型合わせ面2aまたは3aにシール剤Sを塗
布した上で型合わせした場合、図1の(C)および図4
に示したように、本来であれば設定クリアランス寸法が
C1である部分と設定クリアランス寸法がC2である部分
とでは必然的にビード状に塗布されたシール剤Sの押し
潰され方が異なってくるはずであるが、上記のように設
定クリアランス寸法がC2である部分についても図1の
(B)に示すように予めクリアランス拡大部31を形成
してあるために、このクリアランス拡大部31と設定ク
リアランスがC1である部分とではシール剤Sの押し潰
され方が同一となり、結果的には製品形状部Wの全周を
とおしてそのシール剤Sの押し潰され方が均一のものと
なる。
それぞれの型合わせ面2aまたは3aにシール剤Sを塗
布した上で型合わせした場合、図1の(C)および図4
に示したように、本来であれば設定クリアランス寸法が
C1である部分と設定クリアランス寸法がC2である部分
とでは必然的にビード状に塗布されたシール剤Sの押し
潰され方が異なってくるはずであるが、上記のように設
定クリアランス寸法がC2である部分についても図1の
(B)に示すように予めクリアランス拡大部31を形成
してあるために、このクリアランス拡大部31と設定ク
リアランスがC1である部分とではシール剤Sの押し潰
され方が同一となり、結果的には製品形状部Wの全周を
とおしてそのシール剤Sの押し潰され方が均一のものと
なる。
【0031】したがって、設定クリアランス寸法C1,
C2の大小にかかわらずその押し潰されたシール剤Sの
エッジ部は製品形状部Wとの境界まで過不足なく広が
り、シール剤Sが広がり過ぎて製品形状部W内に入り込
んで図4のようなはみ出しQを生ずることもなければ、
シール剤Sの広がり方が不足して型合わせ面2a,3a
側への鋳ばりの発生を招くこともない。
C2の大小にかかわらずその押し潰されたシール剤Sの
エッジ部は製品形状部Wとの境界まで過不足なく広が
り、シール剤Sが広がり過ぎて製品形状部W内に入り込
んで図4のようなはみ出しQを生ずることもなければ、
シール剤Sの広がり方が不足して型合わせ面2a,3a
側への鋳ばりの発生を招くこともない。
【0032】図8は上記の砂鋳型1を造型する造型ライ
ン全体の概略平面図を示している。
ン全体の概略平面図を示している。
【0033】図8に示すように、下型造型工程S1では
先に述べたように鋳型1の一部であるところのクリアラ
ンス拡大部31を有する下型3がその型合わせ面を下向
きにした状態で公知の造型法により造型され、コンベヤ
等の搬送手段で搬送されながら次工程の反転工程S2に
ある反転機により上下反転された上で第1シーリング工
程S3に搬入される。なお、上記の下型3は、図9に示
すように金属製の鋳枠13を有するいわゆる有枠タイプ
のものである。
先に述べたように鋳型1の一部であるところのクリアラ
ンス拡大部31を有する下型3がその型合わせ面を下向
きにした状態で公知の造型法により造型され、コンベヤ
等の搬送手段で搬送されながら次工程の反転工程S2に
ある反転機により上下反転された上で第1シーリング工
程S3に搬入される。なお、上記の下型3は、図9に示
すように金属製の鋳枠13を有するいわゆる有枠タイプ
のものである。
【0034】上記の第1シーリング工程S3には図9に
示すようなシール剤塗布装置14があり、下型3のうち
後工程でセットされる中子4の幅木部5との合わせ面と
なるべき部分すなわち下型3側のクリアランス拡大部3
1を含む幅木受容部7にシール剤Sがビード状に均一に
塗布される。
示すようなシール剤塗布装置14があり、下型3のうち
後工程でセットされる中子4の幅木部5との合わせ面と
なるべき部分すなわち下型3側のクリアランス拡大部3
1を含む幅木受容部7にシール剤Sがビード状に均一に
塗布される。
【0035】第1シーリング工程S3のシール剤塗布装
置14は、図9に示すように、関節型のシーリングロボ
ット15や、ロボットアーム16の先端に装着された吐
出量コントロール機能付きの吐出ガン(シーリングガ
ン)17のほか、シール材Sの定量供給装置18、ロボ
ット制御盤19およびポンプ制御盤20等から構成され
ていて、さらにシール材Sの定量供給装置18は、シー
ル剤Sが収容されたタンク21と、このタンク21の上
面にセットされたポンプユニット22等から構成されて
いる。そして、ロボット制御盤19の記憶部には、シー
ル剤Sを塗布すべき軌跡データがティーチングにより予
め記憶・設定されていることから、シーリングロボット
15をプレイバック運転することにより、シーリングロ
ボット15は吐出ガン17を軌跡データに沿って動かし
ながら、下型3のうち中子4との合わせ面となるべき部
位に前述したように1〜5mmの太さでシール剤Sをビ
ード状に均一に塗布することになる。
置14は、図9に示すように、関節型のシーリングロボ
ット15や、ロボットアーム16の先端に装着された吐
出量コントロール機能付きの吐出ガン(シーリングガ
ン)17のほか、シール材Sの定量供給装置18、ロボ
ット制御盤19およびポンプ制御盤20等から構成され
ていて、さらにシール材Sの定量供給装置18は、シー
ル剤Sが収容されたタンク21と、このタンク21の上
面にセットされたポンプユニット22等から構成されて
いる。そして、ロボット制御盤19の記憶部には、シー
ル剤Sを塗布すべき軌跡データがティーチングにより予
め記憶・設定されていることから、シーリングロボット
15をプレイバック運転することにより、シーリングロ
ボット15は吐出ガン17を軌跡データに沿って動かし
ながら、下型3のうち中子4との合わせ面となるべき部
位に前述したように1〜5mmの太さでシール剤Sをビ
ード状に均一に塗布することになる。
【0036】図8の第1シーリング工程S3でシール剤
Sの塗布を終えた下型3は移載工程S4において別のコ
ンベヤの台車に載せ替えられた上で、中子セット工程S
5に搬送される。
Sの塗布を終えた下型3は移載工程S4において別のコ
ンベヤの台車に載せ替えられた上で、中子セット工程S
5に搬送される。
【0037】上記の中子セット工程S5では、図10に
示すように、先にシール剤Sが塗布された下型3の上に
別の中子造型工程で造型された砂製の中子4が位置決め
固定される。そして、下型3と中子4との合わせ面に上
記のシール剤Sが介在することによりその合わせ面の隙
間が埋められる。そして、中子4がセットされた下型3
は第2シーリング工程S6に搬送される。
示すように、先にシール剤Sが塗布された下型3の上に
別の中子造型工程で造型された砂製の中子4が位置決め
固定される。そして、下型3と中子4との合わせ面に上
記のシール剤Sが介在することによりその合わせ面の隙
間が埋められる。そして、中子4がセットされた下型3
は第2シーリング工程S6に搬送される。
【0038】第2シーリング工程S6には、図10に示
すように第1シーリング工程S3のものとほぼ同様のシ
ール剤塗布装置14があり、この第2シーリング工程S
6のシール剤塗布装置14を構成しているシーリングロ
ボット15は、中子4と組み合わされた下型3のうち後
工程でセットされる上型2との型合わせ面となるべき部
分、すなわち中子4と上型2との合わせ面となるべき幅
木部5の幅木平面部10や立ち上がり部分11、および
下型3と上型2との型合わせ面となるべき一般平面部9
にそれぞれシール剤Sをビード状に均一に塗布する。こ
うしてシール剤Sが塗布された下型3は型合わせ工程S
7に搬送される。
すように第1シーリング工程S3のものとほぼ同様のシ
ール剤塗布装置14があり、この第2シーリング工程S
6のシール剤塗布装置14を構成しているシーリングロ
ボット15は、中子4と組み合わされた下型3のうち後
工程でセットされる上型2との型合わせ面となるべき部
分、すなわち中子4と上型2との合わせ面となるべき幅
木部5の幅木平面部10や立ち上がり部分11、および
下型3と上型2との型合わせ面となるべき一般平面部9
にそれぞれシール剤Sをビード状に均一に塗布する。こ
うしてシール剤Sが塗布された下型3は型合わせ工程S
7に搬送される。
【0039】他方、上型造型工程S11では、下型造型
工程S1の下型造型と並行して図11に示す鋳枠23を
母体として先に述べたクリアランス拡大部31を含む上
型2がその型合わせ面を下向きにした状態で公知の造型
法により造型され、そのままの姿勢でコンベヤ等の搬送
手段により型合わせ工程S7の直近位置まで搬送されて
待機している。
工程S1の下型造型と並行して図11に示す鋳枠23を
母体として先に述べたクリアランス拡大部31を含む上
型2がその型合わせ面を下向きにした状態で公知の造型
法により造型され、そのままの姿勢でコンベヤ等の搬送
手段により型合わせ工程S7の直近位置まで搬送されて
待機している。
【0040】そして、上記のように中子4と組み合わさ
れた下型3が型合わせ工程S7に搬入されると、その下
型3の上に上型2が重ね合わされるようにして位置決め
載置される。これにより、中子4と上型2との型合わせ
面および下型3と上型2との型合わせ面にそれぞれ先に
塗布されたシール剤Sが介在してそれらの型合わせ面の
隙間が埋められる。
れた下型3が型合わせ工程S7に搬入されると、その下
型3の上に上型2が重ね合わされるようにして位置決め
載置される。これにより、中子4と上型2との型合わせ
面および下型3と上型2との型合わせ面にそれぞれ先に
塗布されたシール剤Sが介在してそれらの型合わせ面の
隙間が埋められる。
【0041】以上により、下型3と中子4および上型2
が相互に組み合わされて鋳型1が完成し、鋳型1は最終
的に後工程である注湯工程へと搬送される。
が相互に組み合わされて鋳型1が完成し、鋳型1は最終
的に後工程である注湯工程へと搬送される。
【図1】本発明の代表的な実施の形態を示す図で、
(A)は鋳造後に上型のみを外した鋳型の平面説明図、
(B)は同図(A)のB−B線に沿う拡大断面図、
(C)は同図(A)のC−C線に沿う拡大断面図。
(A)は鋳造後に上型のみを外した鋳型の平面説明図、
(B)は同図(A)のB−B線に沿う拡大断面図、
(C)は同図(A)のC−C線に沿う拡大断面図。
【図2】図1の(A)のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1の(A)のD−D線に沿う断面図。
【図4】クリアランス拡大部を有しない設定クリアラン
ス寸法のもとでのシール剤の広がり方を示す断面説明
図。
ス寸法のもとでのシール剤の広がり方を示す断面説明
図。
【図5】図1の(A)の鋳型によって鋳造される鋳物製
品の平面図。
品の平面図。
【図6】図5の鋳物製品を正面から見た半断面図。
【図7】図5の鋳物製品を右側面から見た半断面図。
【図8】本発明の鋳型が造型される高圧造型ラインの平
面説明図。
面説明図。
【図9】図8に示す第1シーリング工程の説明図。
【図10】図8に示す第2シーリング工程の説明図。
【図11】図8に示す型合わせ工程の説明図。
1…砂鋳型 2…上型(主型) 2a…型合わせ面 2b…窪み 3…下型(主型) 3a…型合わせ面 3b…窪み 4…中子 5…幅木部 6,7…幅木受容部 9…一般平面部 10…幅木平面部 11…立ち上がり部分 16…シーリングロボット 17…吐出ガン 31…クリアランス拡大部 C1,C2…設定クリアランス寸法 S…シール剤 W…製品形状部(鋳物製品)
Claims (7)
- 【請求項1】 主型同士もしくは主型と中子との型合わ
せ面同士のなすクリアランス部分に製品形状部を取り囲
むようにして粘稠な液状シール剤を介在させて押し潰す
ことにより前記クリアランス部分がシールされていて、
このクリアランス部分には部分的に設定クリアランス寸
法が大きい部位を含んでいる鋳型であって、 前記クリアランス部分のうち設定クリアランス寸法が大
きい部位以外の部位であって且つ製品形状の直近位置
に、シール剤の押し潰され方が設定クリアランス寸法が
大きい部位と同等のものとなるようなクリアランス拡大
部を形成したことを特徴とする鋳型。 - 【請求項2】 前記クリアランス拡大部の幅寸法が、設
定クリアランス寸法が大きい部位でシール剤が押し潰さ
れたときのそのシール剤の広がり幅を受容し得る寸法に
設定されていることを特徴とする請求項1記載の鋳型。 - 【請求項3】 前記クリアランス拡大部のクリアランス
寸法が、設定クリアランス寸法が大きい部位のクリアラ
ンス寸法と同じに設定されていて、そのクリアランス拡
大部のクリアランス寸法および幅寸法が、設定クリアラ
ンス寸法が大きい部位以外の部位全体を通して一定して
いることを特徴とする請求項2記載の鋳型。 - 【請求項4】 前記クリアランス拡大部は、そのクリア
ランス拡大部を形成するべく相互に対向している二つの
型合わせ面のうちいずれか一方を局部的に窪ませること
により形成されていることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の鋳型 - 【請求項5】 部分的に設定クリアランス寸法が大きい
部位が、型合わせ面の一部を形成している中子の幅木部
のうち型合わせ方向に対して所定の勾配をもつ立ち上が
り部分であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載の鋳型。 - 【請求項6】 主型同士もしくは主型と中子との型合わ
せ面同士のなすクリアランス部分に部分的に設定クリア
ランス寸法が大きい部位を含んでいる鋳型について、前
記クリアランス部分を形成しているいずれか一方の型合
わせ面に製品形状部を取り囲むようにして粘稠な液状シ
ール剤をビード状に塗布した上で、型合わせにより前記
シール剤を押し潰して前記クリアランス部分をシールす
るようにした方法であって、 前記クリアランス部分を形成している一方の型合わせ面
のうち設定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位で
あって且つ製品形状部の直近位置に、シール剤の押し潰
され方が設定クリアランス寸法が大きい部位と同等のも
のとなるような窪みを予め形成しておき、 設定クリアランス寸法が大きい部位以外の部位ではこの
窪みにシール剤を塗布することを特徴とする鋳型のシー
ル方法。 - 【請求項7】 シーリングロボットのロボットアーム先
端に支持させた吐出ガンに対してシール剤を定量供給す
る一方、シーリングロボットの自律動作により吐出ガン
を予め設定された塗布軌跡に沿って一定速度で動かして
シール剤塗布作業を行うものであることを特徴とする請
求項6記載の鋳型のシール方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13401396A JPH09314282A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 鋳型とその鋳型のシール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13401396A JPH09314282A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 鋳型とその鋳型のシール方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314282A true JPH09314282A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15118343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13401396A Pending JPH09314282A (ja) | 1996-05-29 | 1996-05-29 | 鋳型とその鋳型のシール方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110640082A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-01-03 | 徐飞祥 | 一种砂箱浇铸方法及浇铸砂箱 |
-
1996
- 1996-05-29 JP JP13401396A patent/JPH09314282A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110640082A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-01-03 | 徐飞祥 | 一种砂箱浇铸方法及浇铸砂箱 |
| CN110640082B (zh) * | 2019-11-08 | 2021-04-30 | 徐飞祥 | 一种砂箱浇铸方法 |
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