JPH09330000A - 画像剥離液及びそれを用いた画像保持支持体の再生方法 - Google Patents

画像剥離液及びそれを用いた画像保持支持体の再生方法

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JPH09330000A
JPH09330000A JP15275096A JP15275096A JPH09330000A JP H09330000 A JPH09330000 A JP H09330000A JP 15275096 A JP15275096 A JP 15275096A JP 15275096 A JP15275096 A JP 15275096A JP H09330000 A JPH09330000 A JP H09330000A
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stripping solution
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peeling
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JP15275096A
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Toshiyuki Kawanishi
敏之 川西
Masato Igarashi
正人 五十嵐
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より少量で画像剥離を行うことができ、しか
もシワの発生を伴わない画像剥離液及び該剥離液を用い
た画像保持支持体の再生方法を得る。 【解決手段】 熱溶融性、または熱可塑性の画像形成物
質により形成された画像を有する画像保持支持体に付着
させた後加熱することにより画像を剥離する水を含む剥
離液であって、水溶解性の界面活性剤20重量%以上と
該界面活性剤を水に溶解ないし分散状態とさせるための
可溶化剤を含有させてなるか、又はHLB値14以上の
界面活性剤とHLB値14未満の界面活性剤を含有させ
てなることを特徴とする画像剥離液及び該剥離液を画像
保持支持体A4サイズ1枚当たり0.1ないし1g未満
保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像保持支持体に水
を含む剥離液を保持させ、これに画像剥離体を加熱接触
させることにより画像を剥離除去する画像保持支持体の
再生方法に用いられる画像剥離液及び該剥離液を用いた
画像保持支持体の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のOA化によりプリンタ用紙や複写
用紙が大量に使用されるようになり、地球環境の悪化の
問題まで引き起こすようになった。従来、この問題に対
しては、一度使用した用紙上のインキ等を取り除き、紙
を解離して再び抄紙し、古紙と称する紙に再生するしか
方法がなかった。
【0003】しかし、最近、一度使用した紙の上の文字
画像をクリーニングにより取り去り、複写あるいはプリ
ンティングに再利用する方法が幾つか提案されている
(例えば、特開平4−67043号公報、特開平1−1
01576号公報、特開平1−101577号公報、特
開平7−13383号公報)。なかでも、特開平7−1
3383号公報で開示されている方法は、大量に使用さ
れている一般的な複写用紙やプリンタ用紙等に形成され
た画像を取る方法として、使用環境上の問題がなく、し
かも紙の損傷が少ないなど好ましい方法である。
【0004】すなわち、この方法は紙質層表面にトナー
など熱可撓性インキよりなる疎水性画像が形成されてい
る複写紙など画像保持支持体に水を含む画像剥離液を保
持させ、該画像剥離液の保持状態で、該疎水性画像と画
像剥離体とを加熱接触させることにより、疎水性画像を
紙質層から剥離する画像保持支持体の再生方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法を実施する上でまだ改善すべき点がある。すなわち、
複写画像紙(画像保持支持体)を画像剥離液に浸漬する
と、複写画像紙A4サイズ1枚当たり画像剥離液を通常
3〜5g消費するため乾燥に電力を要し、また、シワを
発生しやすいという問題である。本発明はこのような状
況に鑑みてなされたもので、より少量で画像剥離を行う
ことができ、しかもシワの発生を伴わない画像剥離液及
びその剥離液を用いた画像保持支持体の再生方法を得る
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第一に、少なくとも画像形成面がセルロー
ス繊維を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面
に熱溶融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成
された画像を有する画像保持支持体に付着させた後加熱
することにより画像を剥離する水を含む剥離液であっ
て、水溶解性の界面活性剤20重量%以上と該界面活性
剤を水に溶解ないし分散状態とさせるための可溶化剤を
含有させる画像剥離液を提供する。
【0007】第二に、上記第一に記載した画像剥離液に
おいて、上記界面活性剤が10.6以上14.0以下の
溶解度パラメータ(SP値)を有する画像剥離液を提供
する。
【0008】第三に、上記第一または第二に記載した画
像剥離液において、上記可溶化剤が上記界面活性剤が有
するSP値の±1.0以内のSP値を有する水溶性有機
溶剤である画像剥離液を提供する。
【0009】第四に、上記第一、第二、または第三に記
載した画像剥離液において、上記界面活性剤の溶解ない
し分散安定化剤としてSP値11以上の親水性ポリマー
を含有させる画像剥離液を提供する。
【0010】第五に、上記第四に記載した画像剥離液に
おいて、上記親水性ポリマーがポリビニルブチラール、
ポリエステル、ポリビニルアルコールおよびポリ酢酸セ
ルロースからなる群から選択された少なくとも1種であ
る画像剥離液を提供する。
【0011】第六に、少なくとも画像形成面がセルロー
ス繊維を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面
に熱溶融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成
された画像を有する画像保持支持体に水を含む画像剥離
液を保持させ、次いで画像保持支持体に画像剥離体を加
熱接触させることにより画像を剥離除去する画像保持支
持体の再生方法において、画像剥離液として上記第一な
いし第五に記載したいずれかの画像剥離液を画像保持支
持体A4サイズ1枚当たり0.1ないし1g未満保持さ
せる画像剥離液を提供する。
【0012】第七に、少なくとも画像形成面がセルロー
ス繊維を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面
に熱溶融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成
された画像を有する画像保持支持体に付着させた後加熱
することにより画像を剥離する水を含む剥離液であっ
て、HLB値14以上を有する界面活性剤とHLB値1
4未満を有する界面活性剤を含有させる画像剥離液を提
供する。
【0013】第八に、上記第七に記載した画像剥離液に
おいて、上記界面活性剤の濃度が20重量%以上である
画像剥離液を提供する。
【0014】第九に、上記第七または第八に記載した画
像剥離液において、上記HLB値14以上を有する界面
活性剤がHLB値14以上を有するジアルキルスルホコ
ハク酸塩である画像剥離液を提供する。
【0015】第十に、上記第七または第八に記載した画
像剥離液において、上記HLB値14未満を有する界面
活性剤がHLB値14未満を有するノニオン系界面活性
剤である画像剥離液を提供する。
【0016】第十一に、上記第十に記載した画像剥離液
において、上記ノニオン系界面活性剤がポリプロピレン
グリコールにエチレンオキサイドを付加した化合物であ
る画像剥離液を提供する。
【0017】第十二に、少なくとも画像形成面がセルロ
ース繊維を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表
面に熱溶融性、または熱可塑性の画像形成物質により形
成された画像を有する画像保持支持体に水を含む画像剥
離液を保持させ、次いで画像保持支持体に画像剥離体を
加熱接触させることにより画像を剥離除去する画像保持
支持体の再生方法において、画像剥離液として上記第七
ないし上記第十一に記載したいずれかの画像剥離液を画
像保持支持体A4サイズ1枚当たり0.1ないし1g未
満保持させる画像保持支持体の再生方法を提供する。
【0018】以下に本発明を詳細に説明する。本発明者
らは、画像保持支持体上の画像を少量で剥離でき、しか
もシワを発生させない画像剥離液について検討したとこ
ろ、より濃厚な界面活性剤濃度の水溶液が目的に適うこ
と、そして、その濃厚な界面活性剤が水に溶解ないし均
一に分散されているならば目的とする画像剥離液が得ら
れることを見い出し本発明に至ったものである。
【0019】
【作用】上記第一に記載した構成によれば、従来よりも
界面活性剤濃度の高い画像剥離液としたことから単位面
積当たり少量の剥離液により高い画像剥離率が得られる
こと、また、水溶解性の高い界面活性剤を用いるととも
に界面活性剤の可溶化剤を用いたため20%もの高濃度
の界面活性剤が溶解ないし均一に分散された画像剥離液
を得ることができ均一な画像剥離が行える。
【0020】上記第二ないし第五に記載した構成によれ
ば、水溶解性の高い界面活性剤を用いること、また界面
活性剤との親和性の高い可溶化剤−水溶性有機溶剤、さ
らには親水性ポリマーを用いたことから高濃度の界面活
性剤の溶解ないし均一な分散を一層向上させることがで
きる。
【0021】上記第六に記載した構成によれば、上記し
た高濃度界面活性剤を含有する画像剥離液を少量用いて
画像剥離を行うことから画像保持支持体にシワを発生さ
せることなく画像剥離が行え、しかも画像保持支持体A
4サイズ当たり1g未満という従来に比して少量の剥離
液を使用するため剥離液の乾燥に要する電力量を著しく
低減させることができる。
【0022】上記第七に記載した構成によれば、HLB
値14以上を有する界面活性剤を用いたことにより画像
剥離率の高い画像剥離液が得られ、そのため画像剥離液
の使用量を少量化することができること、一方、このH
LB値14以上を有する界面活性剤にHLB値14未満
の界面活性剤を添加したことから界面活性剤濃度を高め
ていっても水溶解性の剥離液を得ることができる。
【0023】上記第八に記載した構成によれば、界面活
性剤の濃度を20重量%以上に高濃度化してもHLB値
14未満の界面活性剤が含有されていることから水溶解
性の剥離液が得られ、従って、画像剥離液の使用量をよ
り少量化することができる。
【0024】上記第九に記載した構成によれば、HLB
値14以上の界面活性剤の中でも画像剥離性のより優れ
たものを用いることからより少量の剥離液で画像剥離が
行える。また第十に記載したノニオン系界面活性剤によ
ればHLB値14未満の界面活性剤の中でも水溶解性の
優れたものを用いたことからHLB値14以上の高濃度
の界面活性剤を水溶解性にすることができ、従ってより
画像剥離液の少量化が図れる。第十一に記載したノニオ
ン系界面活性剤は水溶解性が特に優れている。
【0025】上記第十二に記載した構成によれば、上記
剥離性の高い界面活性剤を含有する画像剥離液を少量用
いて、また、この高剥離性の界面活性剤を高濃度で少量
用いて画像剥離を行うことから画像保持支持体にシワを
発生させず、しかも画像保持支持体A4サイズ1枚当た
り1g未満という従来に比して少量の画像剥離液を使用
するため画像剥離液の乾燥に要する電力量を著しく低減
させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】上記第一ないし第六に記載した構
成において使用される界面活性剤は、ノニオン系、アニ
オン系、カチオン系のいずれも用いることができるが、
高濃度の界面活性剤を含有させるためには水溶解性の高
いものを用いること、殊にSP値が10.6ないし1
4.0のものを用いることが好ましい。すなわち、SP
値が10.6より小さいと水に対する溶解性が悪く、一
方、14.0より大きいとトナーに対する親和性が不足
し充分かつ均一な剥離が行えなくなる。このような界面
活性剤の例を表1に示す。表中で示すSP値の計算値
は、Fedorsの方法、すなわち、化合物の原子団の
蒸発エネルギー(e)とモル体積(v)の合計値から次
式数1により計算し推定した。
【0027】
【数1】 SP値=(ΔE/ΔV)1/2=(ΣΔe/PΔv)1/2
【0028】
【表1】
【0029】(注)表中,化合物NO.9〜11の(P
OE)nはポリオキシエチレンのn数を表す。また,化
合物NO.3〜7の(C:)はアルキル基の炭素数を表
す。
【0030】本発明に用いられる界面活性剤の可溶化剤
としては、界面活性剤を水溶液として溶解状態ないし均
一な分散状態とするため、SP値が界面活性剤のSP値
の±1.0以内の、すなわち使用する界面活性剤と親和
性の高い水溶性有機溶剤が有効である。このような水溶
性有機溶剤の具体例を表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】上述した水溶性有機溶剤単独、あるいはこ
れとさらに界面活性剤と親和性を有する、すなわちSP
値が11以上の親水性ポリマーが用いられる。このよう
な親水性ポリマーの具体例を表3に示す。表2、表3に
はSP値を文献値(化学便覧)とともに上記と同様にし
て求めた計算値を掲載した。
【0033】
【表3】
【0034】次に上記第七ないし第十二に記載した構成
において使用されるHLB値14以上の界面活性剤の例
としては、ドデシル硫酸ナトリウム(HLB=40)、
オレイン酸ナトリウム(HLB=18)、ジアルキルス
ルホコハク酸ナトリウム(HLB=14〜38)などが
あるが、中でもジアルキルスルホコハク酸ナトリウムが
トナー剥離性が良好である。
【0035】ジアルキルスルホコハク酸ナトリウムの例
として、三井サイテック社製のエアロゾル系界面活性剤
はいずれもHLB値14以上のアニオン系界面活性剤で
あるが、画像剥離性が特に優れるエアロゾルOT及びエ
アロゾルTRは20%以上の濃度では溶解しない。また
比較的水に対する溶解度の良好なエアロゾルMA及びエ
アロゾルAYでも40%以上の濃度では溶解しない。
【0036】しかしながら、これらHLB値が14以上
のエアロゾル系界面活性剤にHLB値が14未満の界面
活性剤を添加すると透明ないし半透明の均一な水溶液が
得られる。特にノニオン系界面活性剤が有効であり、具
体的には三洋化成社製のノニポールシリーズ(ノニルフ
ェノールにエチレンオキサイドを付加させたノニオン系
界面活性剤)、ノニポールソフトシリーズ(高級アルコ
ールにエチレンオキサイドを付加させたノニオン系界面
活性剤)、ニューポールPEシリーズ(ポリプロピレン
グリコールにエチレンオキサイドを付加させたノニオン
系界面活性剤)が有効である(後記実施例16〜22参
照)。
【0037】中でも上記ニューポールPEシリーズがよ
り少ない添加量比で均一な水溶液となり、特に有効であ
る(後記実施例16、18、21、22参照)。また、
後記比較例で示したように同列系のエアロゾルATRと
エアロゾルOTとエアロゾルMAの組み合わせでは透明
ないし半透明の均一な水溶液は得られず、それらの剥離
液で無理にトナー剥離しても不均一な剥離結果しか得ら
れない(後記比較例6〜7参照)。
【0038】また、HLB値が14以上のエアロゾル系
界面活性剤に、HLB値が14以上のノニオン系界面活
性剤、例えばノニポール200(HLB=16.0)を
添加したものは透明ないし半透明の均一な水溶液は得ら
れるがトナー剥離率はやや悪かった(後記比較例8参
照)。
【0039】これらの混合系が何故濃厚な水溶液中で安
定であるかは、詳らかではないがアニオン系界面活性剤
単独では水溶液中で十分な親水性ミセル(界面活性剤の
集合体)が出来ないのに反して、HLB値の小さなノニ
オン系界面活性剤が核となり、その周りにHLB値の大
きなアニオン系界面活性剤が吸着することにより、より
安定なミセルが形成されると考えられる。特に、ニュー
ポールPEシリーズ(ポリプロビレングリコールにエチ
レンオキサイドを付加させたノニオン系界面活性剤)は
他の界面活性剤(分子量300〜1000)よりも分子
量が大きく(2000〜15000)より大きなミセル
が形成できるためと考えられる。
【0040】表4に上記したHLB値14以上の中でも
剥離性が良好であったアニオン系界面活性剤及びこれら
HLB値14以上の界面活性剤に添加して有効な水溶解
性を示すHLB値14未満のノニオン系界面活性剤の例
を示す。
【0041】
【表4】
【0042】
【実施例】図1は画像剥離試験装置を示す。図におい
て、熱可塑性あるいは熱軟化性の画像形成物質により形
成された疎水性画像を有する画像保持支持体Pは、給紙
ローラ、カイド板を経て給液部に送られ、そこで、塗布
ローラR2により画像剥離液2が画像形成面に塗布され
る。
【0043】画像剥離液2が塗布された画像保持支持体
Pは、発熱体を内蔵する搬送ローラR1、支持ローラ及
び弾性ローラに支持されて回動する剥離ベルト1と、搬
送ローラR1に対向する位置で剥離ベルト1に接して回
転する発熱体を内臓する画像剥離ローラR3との間に挟
持されて加熱されながら搬送される。この間に画像保持
支持体P上の画像形成物質は画像剥離液2の浸透と加熱
により画像保持支持体Pから剥離し剥離ベルト1上に転
写する。
【0044】画像剥離ローラR3の温度は約140℃、
搬送ローラR1の温度は約100℃であり、画像保持支
持体Pの送り速度は約20mm/秒である。なお、剥離
ベルト1に転写された画像形成物質は剥離ベルト1の回
動中にクリーニング部材で除去される。また画像形成物
質が除去された画像保持支持体Pは、剥離ベルト1から
分離され発熱体を内蔵する乾燥ローラ上に搬送されて乾
燥される。
【0045】〔実施例1〜15及び比較例1〜5〕以下
図1の剥離試験装置を使用して下記表5〜表9に示す特
定範囲のSP値を有する界面活性剤を含有させた画像剥
離液にて画像剥離試験を行った結果を前記表5〜表9に
記載する。なお、画像保持支持体Pとしては、通常の複
写機(リコー製FT6960)にて複写紙(リコー製P
PC用紙タイプ6200)に画像形成させた複写画像紙
を用いた。
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
【表7】
【0049】
【表8】
【0050】
【表9】
【0051】表5〜9からSP値10.6以上14.0
以下を有する水溶解性の界面活性剤を20重量%以上含
有する画像剥離液によれば液付着量A4サイズ1枚当た
り0.1ないし1g未満でもトナー剥離率95〜100
%が得られることが分かる。
【0052】〔実施例16〜22及び比較例6〜8〕以
下図1に示す剥離試験装置を使用して下記表10〜表1
2に示す特定された二つの範囲にそれぞれ含まれるHL
B値を有する界面活性剤を2種併有させた画像剥離液に
て画像剥離試験を行った結果を前記表10〜表12に記
載する。なお、画像保持支持体Pとしては、通常の複写
機(リコー製FT6960)にて複写紙(リコー製PP
C用紙タイプ6200)に画像形成させた複写画像紙を
用いた。
【0053】
【表10】
【0054】
【表11】
【0055】
【表12】
【0056】表10〜12から、HLB値14以上の界
面活性剤とHLB値14未満の界面活性剤を同時に含有
させた界面活性剤濃度20重量%以上の画像剥離液によ
れば液付着量A4サイズ1枚当たり0.1ないし1g未
満でもトナー剥離率95〜100%が得られることが分
かる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明の画像剥離液及びそ
れを用いた画像保持支持体の再生方法によれば、トナー
など疎水性画像の形成された複写画像紙など画像保持支
持体にA4サイズ1枚当たり1g未満の画像剥離液を付
着させ加熱することにより疎水性画像を除去し複写用紙
に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例で用いた剥離試験装置を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 剥離ベルト 2 画像剥離液 P 画像保持支持体(紙) R1 対向ローラ R2 塗布ローラ R3 画像剥離ローラ
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも画像形成面がセルロース繊維
    を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面に熱溶
    融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成された
    画像を有する画像保持支持体に付着させた後加熱するこ
    とにより画像を剥離する水を含む剥離液であって、水溶
    解性の界面活性剤20重量%以上と該界面活性剤を水に
    溶解ないし分散状態とさせるための可溶化剤を含有させ
    ることを特徴とする画像剥離液。
  2. 【請求項2】 上記界面活性剤が10.6以上14.0
    以下の溶解度パラメータ(SP値)を有することを特徴
    とする請求項1記載の画像剥離液。
  3. 【請求項3】 上記可溶化剤が上記界面活性剤が有する
    SP値の±1.0以内のSP値を有する水溶性有機溶剤
    であることを特徴とする請求項1または2記載の画像剥
    離液。
  4. 【請求項4】 上記界面活性剤の溶解ないし分散安定化
    剤としてSP値11以上の親水性ポリマーを含有させる
    ことを特徴とする請求項1、2、または3記載の画像剥
    離液。
  5. 【請求項5】 上記親水性ポリマーがポリビニルブチラ
    ール、ポリエステル、ポリビニルアルコールおよびポリ
    酢酸セルロースからなる群から選択された少なくとも1
    種であることを特徴とする請求項4記載の画像剥離液。
  6. 【請求項6】 少なくとも画像形成面がセルロース繊維
    を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面に熱溶
    融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成された
    画像を有する画像保持支持体に水を含む画像剥離液を保
    持させ、次いで画像保持支持体に画像剥離体を加熱接触
    させることにより画像を剥離除去する画像保持支持体の
    再生方法において、画像剥離液として請求項1ないし5
    記載のいずれかの画像剥離液を画像保持支持体A4サイ
    ズ1枚当たり0.1ないし1g未満保持させることを特
    徴とする画像保持支持体の再生方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも画像形成面がセルロース繊維
    を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面に熱溶
    融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成された
    画像を有する画像保持支持体に付着させた後加熱するこ
    とにより画像を剥離する水を含む剥離液であって、HL
    B値14以上を有する界面活性剤とHLB値14未満を
    有する界面活性剤を含有させることを特徴とする画像剥
    離液。
  8. 【請求項8】 上記界面活性剤の濃度が20重量%以上
    であることを特徴とする請求項7記載の画像剥離液。
  9. 【請求項9】 上記HLB値14以上を有する界面活性
    剤がHLB値14以上を有するジアルキルスルホコハク
    酸塩であることを特徴とする請求項7または8記載の画
    像剥離液。
  10. 【請求項10】 上記HLB値14未満を有する界面活
    性剤がHLB値14未満を有するノニオン系界面活性剤
    であることを特徴とする請求項7または8記載の画像剥
    離液。
  11. 【請求項11】 上記ノニオン系界面活性剤がポリプロ
    ピレングリコールにエチレンオキサイドを付加した化合
    物であることを特徴とする請求項10記載の画像剥離
    液。
  12. 【請求項12】 少なくとも画像形成面がセルロース繊
    維を主成分とする紙質層で構成され、該紙質層表面に熱
    溶融性、または熱可塑性の画像形成物質により形成され
    た画像を有する画像保持支持体に水を含む画像剥離液を
    保持させ、次いで画像保持支持体に画像剥離体を加熱接
    触させることにより画像を剥離除去する画像保持支持体
    の再生方法において、画像剥離液として請求項7ないし
    11記載のいずれかの画像剥離液を画像保持支持体A4
    サイズ1枚当たり0.1ないし1g未満保持させること
    を特徴とする画像保持支持体の再生方法。
JP15275096A 1996-06-13 1996-06-13 画像剥離液及びそれを用いた画像保持支持体の再生方法 Pending JPH09330000A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000131869A (ja) * 1998-08-20 2000-05-12 Minolta Co Ltd リサイクル可能な被記録材およびその製造方法

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