JPH0936772A - Pllの制御回路および送受信回路 - Google Patents

Pllの制御回路および送受信回路

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JPH0936772A
JPH0936772A JP7200594A JP20059495A JPH0936772A JP H0936772 A JPH0936772 A JP H0936772A JP 7200594 A JP7200594 A JP 7200594A JP 20059495 A JP20059495 A JP 20059495A JP H0936772 A JPH0936772 A JP H0936772A
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Nobuo Haruyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLLの特性を改善する。 【解決手段】 グループおよびチャンネルを指定するデ
ータの供給されるレジスタ361と、所定の周波数の発
振信号S30を、互いに異なる複数の周波数に分周する分
周回路351〜355とを設ける。レジスタ361に供
給されたデータのうちのグループを指定するデータb
1、b0にしたがって、複数の周波数のうちの所定の周波
数の分周信号Sxを選択的に取り出すセレクタ回路35
6と、レジスタ361に供給されたデータのうちのチャ
ンネルを指定するデータb6〜b2を、PLL31の可変
分周回路311の分周比Nのデータに変換する変換回路
362とを設ける。分周信号Sxを、PLL31の位相
比較回路313に、基準周波数の信号として供給すると
ともに、変換回路362の変換結果のデータを、可変分
周回路311に分周比のデータとしてセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PLLの制御回
路およびこれを使用する送受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、アメリカにおけるコードレス電
話機には、25チャンネル分の周波数帯域が割り当てられ
ているが、そのチャンネル番号CHNOと、親機および子機
の送信周波数(キャリア周波数)fBU、fHSとの関係
は、図7に示すとおりである。
【0003】すなわち、親機のすべてのチャンネルの送
信周波数fBUと、子機の第2チャンネルおよび第5チャ
ンネルを除くチャンネルの送信周波数fHSは、10kHzの
整数倍である。しかし、☆印を付けて示すように、子機
の第2チャンネルおよび第5チャンネルの送信周波数f
HSは、15kHzの整数倍である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような周波数の送
信信号は、一般にPLLにより形成されるが、PLLに
おいて、上記の送信周波数fBS、fHSに等しい周波数の
キャリア信号を直接に形成する場合には、PLLに必要
とされる基準周波数は、10kHzおよび15kHzの最大公約
数の周波数5kHzとなる。
【0005】ところが、PLLの基準周波数が低くなる
と、PLLのロックアップ特性や、VCOから出力され
る発振信号のC/Nなどが悪くなってしまう。
【0006】また、フランスにおけるコードレス電話機
には、15チャンネル分の周波数帯域が割り当てられてい
るが、親機の送信周波数fBUおよび子機の送信周波数f
HSは、図8に示すとおりとされている。したがって、P
LLに必要とされる基準周波数は、12.5kHzとなる。
【0007】さらに、スペインにおけるコードレス電話
機には、12チャンネル分の周波数帯域が割り当てられて
いるが、親機の送信周波数fBUおよび子機の送信周波数
fHSは、図9に示すとおりとされている。したがって、
PLLに必要とされる基準周波数は、25kHzとなる。
【0008】したがって、コードレス電話機の主要部を
1チップIC化し、そのICをアメリカ、フランス、ス
ペイン向けのコードレス電話機に共通に使用できるよう
にする場合、PLLの基準周波数は、上述した基準周波
数の最大公約数の周波数である2.5kHzとなり、なおさ
ら、特性が悪くなってしまう。
【0009】さらに、送信周波数fBU、fHSを設定する
場合には、マイクロコンピュータにおいて、チャンネル
番号に対応した分周比のデータを形成し、その分周比を
2進値に変換し、その2進値の各ビットをシリアル通信
あるいはパラレル通信により、PLLの可変分周回路の
各段にそれぞれセットしている。
【0010】そこで、一例として、アメリカにおける親
機の第1チャンネルの送信周波数46.610MHzで考える
と、基準周波数が5kHzとしても、その分周比Nは、 N=46.610MHz/5kHz =9332 となり、その2進値は14ビット長となる。
【0011】すなわち、チャンネルを設定する場合に
は、送信回路のPLLの可変分周回路に14ビット長のデ
ータをセットし、受信回路の局部発振回路用のPLLの
可変分周回路に14ビット長のデータをセットしなければ
ならない。しかも、多国向けのICの場合には、基準周
波数のためのデータもセットするする必要がある。この
ため、システム制御用のマイクロコンピュータの負担が
大きくなっていた。
【0012】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、VCOと、このVCOの発振信号を1/N(N
は2以上の整数)の周波数の信号に分周する可変分周回
路と、この可変分周回路からの分周信号と基準周波数の
信号とを位相比較する位相比較回路と、この位相比較回
路の比較出力から直流分を取り出すローパスフィルタと
を有し、上記ローパスフィルタからの上記直流分が上記
VCOにその制御電圧として供給されてPLLが構成さ
れ、グループおよびチャンネルを指定するデータの供給
されるレジスタと、所定の周波数の発振信号を、互いに
異なる複数の周波数に分周する分周回路と、上記レジス
タに供給されたデータのうちの上記グループを指定する
データにしたがって、上記複数の周波数のうちの所定の
周波数の分周信号を選択的に取り出し、この取り出した
分周信号を、上記位相比較回路に、上記基準周波数の信
号として供給するセレクタ回路と、上記レジスタに供給
されたデータのうちの上記チャンネルを指定するデータ
を、上記分周比Nのデータに変換する変換回路とを有
し、上記変換回路の変換結果のデータを、上記可変分周
回路に上記分周比Nのデータとしてセットするようにし
たPLLの制御回路とするものである。
【0014】したがって、レジスタにグループおよびチ
ャンネルを指定するデータをロードすると、PLLの出
力周波数は、自動的に目的とする周波数となる。
【0015】
【発明の実施の形態】 [コードレス電話機の一形態]まず、この発明を適用し
たコードレス電話機の受信回路および送信回路の一形態
について、図1および図2により説明する。
【0016】図1および図2に示す受信回路および送信
回路においては、その全体を1チップIC化できるよう
に構成するとともに、そのICを親機および子機のどち
らにでも使用できるようにした場合であり、そのICを
子機に使用した場合を示す。
【0017】また、図1の*1、*2と図2の*1、*2とがつ
ながるとともに、鎖線で囲った部分1が1チップIC化
される。
【0018】このIC1は、受信回路10と、送信回路
40とを有する。そして、受信回路10は、ダブルスー
パーヘテロダイン方式で、ダイレクトコンバージョンタ
イプに構成されている。すなわち、親機からの下りチャ
ンネルのFM信号Srがアンテナ2により受信され、端
子T11→高周波アンプ11→端子T12→すべての下りチ
ャンネルを通過帯域とするバンドパスフィルタ3→端子
T13の信号ラインを通じて直交変換のI軸用及びQ軸用
の第1ミキサ回路12、22に供給される。
【0019】また、発振回路30が設けられる。この発
振回路30は基準となる安定した周波数、例えば14.4M
Hzの発振信号S30を形成するためのものであり、このた
め、発振回路30には、端子T16を通じて水晶発振子6
が接続され、水晶発振回路とされる。
【0020】また、分周回路35および設定回路36が
設けられる。これら回路35、36の詳細は後述する
が、発振信号S30が分周回路35に供給されて、例えば
1/1440、1/1152、1/960あるいは1/576の周波
数、すなわち、周波数10kHz、12.5kHz、15kHzあるい
は25kHzのうちの所定の周波数の信号Sxに分周され、
この信号SxがPLL31にその基準周波数の信号とし
て供給される。
【0021】また、システム制御用のマイクロコンピュ
ータ(図示せず)から端子T17を通じて設定回路36に
チャンネル番号CHNOのデータが供給されると、そのデー
タからチャンネル番号CHNOに対応した分周比のデータを
形成され、この分周比のデータが、PLL31の可変分
周回路311に供給されて設定される。
【0022】こうして、PLL31のVCO312から
はFM信号Srのキャリア周波数に等しい周波数の発振
信号S31が取り出される。なお、この場合、受信したF
M信号Srのキャリア周波数は、親機の送信周波数fBU
に等しいので、発振信号S31の周波数も値fBUとなる。
【0023】そして、この信号S31がミキサ回路12に
第1局部発振信号として供給されるとともに、移相回路
32に供給されてπ/2だけ移相され、その移相信号S
32がミキサ回路22に第1局部発振信号として供給され
る。
【0024】したがって、簡単のため、図3Aに示すよ
うに、受信信号Srが、その下側波帯の帯域内に信号成
分Saを有し、上側波帯の帯域内に信号成分Sbを有する
とともに、 ωo:受信信号Srのキャリア周波数(角周波数) ωo=2πfBU ωa:信号成分Saの角周波数。ωa<ωo Ea:信号成分Saの振幅 ωb:信号成分Sbの角周波数。ωb>ωo Eb:信号成分Sbの振幅 Δωa=ωo−ωa Δωb=ωb−ωo とすれば、 Sr=Sa+Sb Sa=Ea・sinωat Sb=Eb・sinωbt となる。
【0025】また、 E1:第1局部発振信号S31、S32の振幅 とすれば、 S31=E1・sinωot S32=E1・cosωot である。
【0026】したがって、 S12、S22:ミキサ回路12、22の出力信号 とすれば、 S12=Sr・S31 =(Ea・sinωat+Eb・sinωbt)×E1・sinωot =αa{−cos(ωa+ωo)t+cos(ωo−ωa)t}+
αb{−cos(ωb+ωo)t+cos(ωb−ωo)t} =αa{−cos(ωa+ωo)t+cosΔωat}+αb{−c
os(ωb+ωo)t+cosΔωbt} S22=Sr・S32 =(Ea・sinωat+Eb・sinωbt)×E1・cosωot =αa{sin(ωa+ωo)t−sin(ωo−ωa)t}+αb
{sin(ωb+ωo)t+sin(ωb−ωo)t} =αa{sin(ωa+ωo)t−sinΔωat}+αb{sin
(ωb+ωo)t+sinΔωbt} αa=Ea・E1/2 αb=Eb・E1/2 となる。
【0027】そして、上式のうち、角周波数Δωa、Δ
ωbの信号成分が必要な中間周波信号なので、これら信
号S12、S22がローパスフィルタ13、23に供給さ
れ、角周波数Δωa、Δωbの信号成分が、第1中間周波
信号S13、S23として取り出され、 S13=αa・cosΔωat+αb・cosΔωbt S23=−αa・sinΔωat+αb・sinΔωbt とされる。なお、この場合、上式および図3Aからも明
らかなように、信号S13、S23は、ベースバンドの信号
である。
【0028】さらに、これら信号S13、S23が、直交変
換のI軸用及びQ軸用の第2ミキサ回路14、24に供
給される。
【0029】また、発振回路30の発振信号S30が、分
周回路33に供給されて最高可聴周波数の数倍程度の周
波数の信号S33、例えば262分周されて周波数が約55kH
zの信号S33に分周される。そして、この信号S33がミ
キサ回路14に第2局部発振信号として供給されるとと
もに、移相回路34に供給されてπ/2だけ移相され、
その移相信号S34がミキサ回路24に第2局部発振信号
として供給される。
【0030】したがって、 S33=E2・sinωst S34=E2・cosωst E2:第2局部発振信号S33、S34の振幅 ωs=2πfs(fs=約55kHz) とするとともに、 S14、S24:ミキサ回路14、24の出力信号 とすれば、 S14=S13・S33 =(αa・cosΔωat+αb・cosΔωbt)×E2・sinωst =βa{sin(Δωa+ωs)t−sin(Δωa−ωs)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t−sin(Δωb−ωs)t} S24=S23・S34 =(−αa・sinΔωat+αb・sinΔωbt)×E2・cosωst =−βa{sin(Δωa+ωs)t+sin(Δωa−ωs)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t+sin(Δωb−ωs)t} βa=αa・E2/2 βb=αb・E2/2 となる。
【0031】そして、これらの信号S14、S24におい
て、周波数差が負の値にならないように、信号S14、S
24を変形すると、 S14=βa{sin(Δωa+ωs)t+sin(ωs−Δωa)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t+sin(ωs−Δωb)t} =βa・sin(ωs+Δωa)t+βa・sin(ωs−Δωa)t +βb・sin(ωs+Δωb)t+βb・sin(ωs−Δωb)t S24=−βa{sin(Δωa+ωs)t−sin(ωs−Δωa)t} +βb{sin(Δωb+ωs)t−sin(ωs−Δωb)t} =−βa・sin(ωs+Δωa)t+βa・sin(ωs−Δωa)t +βb・sin(ωs+Δωb)t−βb・sin(ωs−Δωb)t となる。
【0032】そして、これら信号S14、S24が加算回路
15に供給されて加算され、加算回路15からは、 S15=S14+S24 =2βa・sin(ωs−Δωa)t+2βb・sin(ωs+Δωb)t で示される加算信号S15が取り出される。
【0033】そして、この加算信号S15を図示すると、
図3Bに示すようになり、この信号S15は、もとの受信
信号Srを、キャリア周波数(角周波数)ωsの信号に周
波数変換したときの信号にほかならない。すなわち、信
号S15は、中間周波数fsの第2中間周波信号である。
【0034】そこで、この第2中間周波信号S15が、中
間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ16およびリミ
ッタアンプ17を通じてFM復調回路18に供給されて
もとの音声信号が復調され、この音声信号が、アンプ1
9および端子T14を通じて受話器用のスピーカ4に供給
される。以上が受信回路10の構成および動作である。
【0035】一方、送信回路40は、音声信号をダイレ
クトに上りチャンネルのFM信号とするもので、PLL
43が設けられるとともに、分周回路35から周波数10
kHz、12.5kHz、15kHzあるいは25kHzのうちの所定の
周波数の信号Syが取り出され、この信号SyがPLL3
1にその基準周波数の信号として供給される。また、設
定回路36から、チャンネル番号CHNOに対応した分周比
のデータが取り出され、このデータがPLL43の可変
分周回路431に供給されて設定される。
【0036】こうして、PLL43のVCO432から
は、受信回路10の受信した下りチャンネルと対となる
上りチャンネルのキャリア周波数fHSの信号Stが取り
出される。
【0037】また、送話器用のマイクロフォン5からの
音声信号が、端子T15およびアンプ41を通じてローパ
スフィルタ42に供給されて不要な帯域成分が除去され
てからPLL43のVCO432にその発振周波数の制
御信号として供給される。
【0038】こうして、VCO432からは、受信回路
10の受信した下りチャンネルと対となる上りチャンネ
ルであり、かつ、ローパスフィルタ42からの音声信号
によりFM変調されたFM信号Stが取り出される。
【0039】そして、このFM信号Stが、ドライブア
ンプ44および出力アンプ45を通じて端子T18に取り
出され、アンテナ2に供給されて送信される。以上が送
信回路40の構成および動作である。
【0040】そして、一般のFM受信機であれば、その
中間周波数は10.7MHzとされているので、その中間周波
フィルタはセラミックフィルタにより構成することにな
り、IC化することができない。
【0041】しかし、上述の受信回路10においては、
第1中間周波信号S12、S22はベースバンドであり、第
2中間周波数fsは例えば55kHzと低いので、フィルタ
13、23、16を、抵抗器、コンデンサ及びアンプを
有するアクティブフィルタにより構成することができ
る。したがって、受信回路10は、フィルタ3およびV
CO312の発振コイル(図示せず)を除いてIC化す
ることができる。また、送信回路40についても同様で
あり、IC化することができる。
【0042】したがって、図1および図2に示す受信回
路10および送信回路40の全体を、1つのモノリシッ
クICにIC化することができる。
【0043】また、上述においては、IC1を子機に使
用した場合であるが、端子T14、T15を親機の4線/2
線変換回路に接続するとともに、分周回路311、43
1の分周比を入れ換えれば、親機において上記した動作
が行われる。そして、このとき、受信回路10により上
りチャンネルの受信が行われ、送信回路20により下り
チャンネルの送信が行われる。
【0044】したがって、このIC1は親機においても
使用することができる。すなわち、このIC1は、子機
と親機とに共通に使用することができる。
【0045】[分周回路35および設定回路36の一形
態]上述の図1および図2の回路においては、IC1を
子機に使用した場合であるが、受信回路10の第1局部
発振信号S31、S32の周波数(角周波数)は、受信信号
Srの受信周波数ωoに等しい。そして、この受信周波数
ωoは、親機の送信周波数でもある。
【0046】したがって、IC1を子機に使用した場
合、 PLL31のVCO312の発振周波数=親機の送信周
波数fBU PLL43のVCO432の発振周波数=子機の送信周
波数fHS となり、IC1を親機に使用した場合、 PLL31のVCO312の発振周波数=子機の送信周
波数fHS PLL43のVCO432の発振周波数=親機の送信周
波数fBS となる。
【0047】したがって、IC1を子機1で使用する場
合、あるチャンネルのとき、 PLL31の可変分周回路311の分周比=Nx PLL43の可変分周回路431の分周比=Ny であるとすれば、IC1を親機で使用する場合、同じチ
ャンネルにおいて、 PLL31の可変分周回路311の分周比=Ny PLL43の可変分周回路431の分周比=Nx となる。
【0048】つまり、チャンネルごとに分周比Nx、Ny
を用意しておき、IC1を子機に使用する場合と、親機
に使用する場合とで、可変分周回路311、431に互
いに逆にセットすればよい。
【0049】図4に示す設定回路36は、このような考
えにより、可変分周回路311、431の分周比をセッ
トするものである。
【0050】すなわち、まず、PLL31、43である
が、PLL31においては、VCO312の発振信号S
31が、可変分周回路311に供給されて1/N31の周波
数に分周され、この分周信号が位相比較回路313に供
給されるとともに、分周回路35から基準周波数の信号
Sxが取り出され、この信号Sxが比較回路313に供給
される。そして、この比較回路313のの比較出力がロ
ーパスフィルタ314に供給されて直流分が取り出さ
れ、この直流分がVCO312にその制御電圧として供
給される。したがって、VCO312の発振周波数は、
基準信号Sxの周波数のN31倍となる。
【0051】また、同様に、PLL43においては、V
CO432の発振信号Stが、可変分周回路431に供
給されて1/N43の周波数に分周され、この分周信号が
位相比較回路433に供給されるとともに、分周回路3
5から基準周波数の信号Syが取り出され、この信号Sy
が比較回路433に供給される。そして、この比較回路
433のの比較出力がローパスフィルタ434に供給さ
れて直流分が取り出され、この直流分がVCO432に
その制御電圧として供給される。したがって、VCO4
32の発振周波数は、基準信号Syの周波数のN43倍と
なる。
【0052】そして、設定回路36であるが、この設定
回路36においては、8ビットの直列入力・並列出力の
シフトレジスタ361が設けられ、チャンネルの設定
時、このレジスタ361に端子T17を通じてチャンネル
データCHDTが供給される。このチャンネルデータCHDT
は、例えば図5に示すように、8ビットのシリアルデー
タであり、その先頭ビットb7(MSB)は、常に
“1”とされ、続く5ビットb6〜b2が使用するチャン
ネルのチャンネル番号CHNOを2進値により示している。
そして、最後の2ビットb1、b0が国別コードとされ、
例えば図6に示すように、アメリカ、フランスおよびス
ペインの各国が割り当てられる。
【0053】そして、このレジスタ361に供給された
チャンネルデータCHDTが、変換回路362に供給され、
ビットb6〜b2の示すチャンネル番号CHNOが、ビットb
1、b0の示す国における親機の送信周波数fBUに対応す
る分周比NBUのデータに変換され、この分周比NBUのデ
ータがスイッチ回路364に供給される。
【0054】また、レジスタ361に供給されたチャン
ネルデータCHDTが、変換回路363に供給され、ビット
b6〜b2の示すチャンネル番号CHNOが、ビットb1、b0
の示す国における子機の送信周波数fHSに対応する分周
比NHSのデータに変換され、この分周比NHSのデータが
スイッチ回路364に供給される。
【0055】さらに、例えば、このIC1が子機に使用
されているときには、端子T19はプルダウンされること
により“0”レベルとされ、親機に使用されているとき
には、端子T19がプルアップされることにより“1”レ
ベルとされる。そして、この端子T19の電圧がスイッチ
回路364にその制御電圧として供給される。
【0056】こうして、端子T19が“0”レベルのとき
には(IC1が子機に使用されているときには)、変換
回路362からスイッチ回路364に供給された分周比
NBUのデータが、可変分周回路311に供給されてセッ
トされるとともに、変換回路362からスイッチ回路3
64に供給された分周比NHSのデータが、可変分周回路
431に供給されてセットされる。
【0057】また、端子T19が“1”レベルのときには
(IC1が親機に使用されているときには)、変換回路
362からスイッチ回路364に供給された分周比NBU
のデータが、可変分周回路431に供給されてセットさ
れるとともに、変換回路362からスイッチ回路364
に供給された分周比NHSのデータが、可変分周回路31
1に供給されてセットされる。
【0058】したがって、可変分周回路311、431
には、チャンネルデータCHDTの示す国におけるチャンネ
ル番号に対応する分周比がセットされることになる。ま
た、IC1が、子機に使用されているか親機に使用され
ているかによって、可変分周回路311、431の分周
比が、互いに逆にセットされる。
【0059】さらに、分周回路35においては、発振回
路30からの発振信号S30が分周回路351に供給され
て1/24分周されて周波数が600kHzの分周信号とさ
れ、この信号が分周回路352に供給される。また、レ
ジスタ361から国別コードのビットb1が取り出さ
れ、このビットb1が分周回路352に分周比の切り換
え信号として供給され、分周回路352の分周比は、b
1=“0”のときには1/5分周とされ、b1=“1”の
ときには1/4分周とされる。
【0060】したがって、分周回路352からは、b1
=“0”のときには(国別コードb1、b0がアメリカを
示しているときには)、周波数が120kHzの分周信号が
取り出され、b1=“1”のときには(国別コードb1、
b0がフランスあるいはスペインを示しているときに
は)、周波数が150kHzの分周信号が取り出される。
【0061】そして、この分周信号が、分周回路353
に供給されて1/8分周されて周波数が18.75kHzある
いは15kHzの分周信号とされ、この信号がセレクタ回路
356に供給される。また、分周回路352からの分周
信号が、分周回路354に供給され、1/6分周されて
周波数が25kHzあるいは20kHzの分周信号とされ、この
信号がセレクタ回路356に供給されるとともに、分周
回路355に供給され、1/2分周されて周波数が12.5
kHzあるいは10kHzの分周信号とされ、この信号がセレ
クタ回路356に供給される。
【0062】また、レジスタ361から国別コードb
1、b0が取り出され、このコードb1、b0がセレクタ回
路356にその制御信号として供給され、セレクタ回路
356からは、国別コードb1、b0にしたがって、周波
数が10kHz、12.5kHzあるいは25kHzの分周信号Sx、
Sy、すなわち、図6に示す周波数(基準周波数)の分
周信号Sx、Syが取り出される。
【0063】ただし、このとき、レジスタ361からチ
ャンネル番号CHNOのデータb6〜b2がデコーダ回路35
8に供給され、CHNO=2あるいは5のときに“1”とな
り、他のときに“0”となる信号が取り出される。そし
て、この信号がセレクタ回路356にその制御信号とし
て供給され、b1=“0”、b0=“0”のときには(国
別コードがアメリカのときには)、セレクタ回路356
からは分周信号Syとして周波数15kHzの信号が取り出
される(信号Sxは10kHz)。
【0064】そして、このセレクタ回路356からの信
号Sx、Syがスイッチ回路357に供給されるととも
に、端子T19の電圧がスイッチ回路357にその制御電
圧として供給される。
【0065】こうして、端子T19が“0”レベルのとき
には(IC1が子機に使用されているときには)、スイ
ッチ回路357に供給された分周信号Sxが、比較回路
313に基準周波数の信号として供給されるとともに、
スイッチ回路357に供給された分周信号Syが、比較
回路433に基準周波数の信号として供給される。
【0066】また、端子T19が“1”レベルのときには
(IC1が親機に使用されているときには)、スイッチ
回路357に供給された分周信号Sxが、比較回路43
3に基準周波数の信号として供給されるとともに、スイ
ッチ回路357に供給された分周信号Syが、比較回路
313に基準周波数の信号として供給される。
【0067】したがって、比較回路313には、国別コ
ードb1、b0の示す国に対応する基準周波数の信号S
x、Syが供給される。そして、アメリカの場合で、第2
チャンネルおよび第5チャンネルのときには、子機の送
信周波数用の基準周波数は、10kHzから15kHzに変更さ
れる。
【0068】こうして、上述した分周回路35および設
定回路36によれば、国およびチャンネル番号CHNOを指
定するだけで、必要とされるPLL31、43の基準周
波数を得ることができる。しかも、アメリカのようにチ
ャンネルによって必要とされる基準周波数が違っていて
も、あるいは国によって必要とされる基準周波数が違っ
ていても、すべての国において必要とされる基準周波数
の最大公約数の周波数とする必要がないので、PLL3
1、43のロックアップ特性や、VCO312、432
から出力される発振信号S31、StのC/Nなどが悪く
なることがない。
【0069】さらに、国およびチャンネル番号CHNOを1
回指定するだけで、可変分周回路311、431の分周
比N31、N43および基準周波数を設定することができ、
チャンネルを変更するごとに、チャンネル番号CHNOを実
際の分周比N31、N43に変換したり、その変換値を2進
値に変換したり、あるいは各2進値を可変分周回路31
1、431にそれぞれ設定する必要もない。また、PL
L31、43の基準周波数を設定する必要もない。した
がって、システム制御用のマイクロコンピュータの負担
を軽くすることができる。
【0070】しかも、端子T19をプルアップあるいはプ
ルダウンしておくだけで、PLL31、43の分周比を
入れ換えることができ、IC1を、子機および親機のど
ちらにでも使用することができる。
【0071】なお、上述においては、この発明をコード
レス電話機およびそのPLLに適用した場合であるが、
他の電話機システムや送受信システムにも、この発明を
適用することができる。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、グループおよびチャ
ンネル番号を指定するだけで、必要とされるPLLの基
準周波数を得ることができる。しかも、チャンネルによ
って必要とされる基準周波数が違っていても、あるいは
グループによって必要とされる基準周波数が違っていて
も、すべてのグループにおいて必要とされる基準周波数
の最大公約数の周波数とする必要がないので、PLLの
ロックアップ特性や、VCOの発振信号のC/Nなどが
悪くなることがない。
【0073】さらに、グループおよびチャンネル番号を
1回指定するだけで、可変分周回路の分周比および基準
周波数を設定することができ、システム制御用のマイク
ロコンピュータの負担を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態の一部を示す系統図である。
【図2】図1の続きの一形態を示す系統図である。
【図3】この発明を説明するための周波数スペクトル図
である。
【図4】この発明の一形態の一部を示す系統図である。
【図5】この発明を説明するためのフォーマット図であ
る。
【図6】この発明を説明するための図である。
【図7】この発明を説明するための表の図である。
【図8】この発明を説明するための表の図である。
【図9】この発明を説明するための表の図である。
【符号の説明】
1 1チップIC 4 スピーカ(受話器用) 5 マイクロフォン(送話器用) 6 水晶発振子 10 受信回路 12、22 第1ミキサ回路 14、24 第2ミキサ回路 18 復調回路 30 発振回路 31、43 PLL 32、34 移相回路 33、35 分周回路 36 設定回路 40 送信回路 311、431 可変分周回路 312、432 VCO 313、433 位相比較回路 351〜355 分周回路 356 セレクタ回路 357、364 スイッチ回路 358 デコーダ回路 361 シフトレジスタ 362、363 変換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】VCOと、 このVCOの発振信号を1/N(Nは2以上の整数)の
    周波数の信号に分周する可変分周回路と、 この可変分周回路からの分周信号と基準周波数の信号と
    を位相比較する位相比較回路と、 この位相比較回路の比較出力から直流分を取り出すロー
    パスフィルタとを有し、 上記ローパスフィルタからの上記直流分が上記VCOに
    その制御電圧として供給されてPLLが構成され、 グループおよびチャンネルを指定するデータの供給され
    るレジスタと、 所定の周波数の発振信号を、互いに異なる複数の周波数
    に分周する分周回路と、 上記レジスタに供給されたデータのうちの上記グループ
    を指定するデータにしたがって、上記複数の周波数のう
    ちの所定の周波数の分周信号を選択的に取り出し、この
    取り出した分周信号を、上記位相比較回路に、上記基準
    周波数の信号として供給するセレクタ回路と、 上記レジスタに供給されたデータのうちの上記チャンネ
    ルを指定するデータを、上記分周比Nのデータに変換す
    る変換回路とを有し、 上記変換回路の変換結果のデータを、上記可変分周回路
    に上記分周比NのデータとしてセットするようにしたP
    LLの制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のPLLの制御回路におい
    て、 上記レジスタに供給されたデータのうちの上記チャンネ
    ルを指定するデータをデコードするデコーダ回路を有
    し、 上記セレクタ回路が、 上記レジスタに供給されたデータのうちの上記グループ
    を指定するデータと、 上記デコーダ回路の出力信号とにしたがって、上記複数
    の周波数のうちの所定の周波数の分周信号を選択的に取
    り出し、この取り出した分周信号を、上記位相比較回路
    に、上記基準周波数の信号として供給するようにしたP
    LLの制御回路。
  3. 【請求項3】受信回路の局部発振回路が第1のPLLの
    VCOにより構成され、 送信回路のキャリア信号を形成する回路が第2のPLL
    のVCOにより構成され、 グループおよびチャンネルを指定するデータの供給され
    るレジスタと、 所定の周波数の発振信号を、互いに異なる複数の周波数
    に分周する分周回路と、 上記レジスタに供給されたデータのうちの上記グループ
    を指定するデータにしたがって、上記複数の周波数のう
    ちの所定の周波数の分周信号を選択的に取り出し、この
    取り出した分周信号を、上記第1および第2のPLLの
    位相比較回路に、基準周波数の信号として供給するセレ
    クタ回路と、 上記レジスタに供給されたデータのうちの上記チャンネ
    ルを指定するデータを、上記第1および第2のPLLの
    可変分周回路の分周比のデータに変換する変換回路とを
    有し、 上記変換回路の変換結果のデータを、上記可変分周回路
    に上記分周比のデータとしてセットするようにした送受
    信回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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