JPH0943439A - ファイバー光学プレート - Google Patents
ファイバー光学プレートInfo
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- JPH0943439A JPH0943439A JP7190509A JP19050995A JPH0943439A JP H0943439 A JPH0943439 A JP H0943439A JP 7190509 A JP7190509 A JP 7190509A JP 19050995 A JP19050995 A JP 19050995A JP H0943439 A JPH0943439 A JP H0943439A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/04—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres
- G02B6/06—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres the relative position of the fibres being the same at both ends, e.g. for transporting images
- G02B6/08—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings formed by bundles of fibres the relative position of the fibres being the same at both ends, e.g. for transporting images with fibre bundle in form of plate
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
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- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/13—Sensors therefor
- G06V40/1324—Sensors therefor by using geometrical optics, e.g. using prisms
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 FOPを用いてタッチセンサを構成した場合
にも、タッチ面をフラットに形成し、しかも装置全体を
薄型に形成する。 【構成】 スラントFOP20の入射端面の開口数を、
スラントFOP10の出射端面の開口数に比べて大きな
値に設定し、スラントFOP10から出射される光を効
率よくスラントFOP20に入射させる。検出面11と
出力端面32とを直交する位置関係に配置しており、こ
れによりタッチ面Fと同じ面位置に検出面11を形成で
きる。また、出力端面32には、このタッチ面Fの下面
に沿ってCCD50などの検出素子を配置できる。
にも、タッチ面をフラットに形成し、しかも装置全体を
薄型に形成する。 【構成】 スラントFOP20の入射端面の開口数を、
スラントFOP10の出射端面の開口数に比べて大きな
値に設定し、スラントFOP10から出射される光を効
率よくスラントFOP20に入射させる。検出面11と
出力端面32とを直交する位置関係に配置しており、こ
れによりタッチ面Fと同じ面位置に検出面11を形成で
きる。また、出力端面32には、このタッチ面Fの下面
に沿ってCCD50などの検出素子を配置できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
を束ねた状態に一体的に形成したファイバー光学プレー
トに関する。
を束ねた状態に一体的に形成したファイバー光学プレー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図10に示すようなファイバー
光学プレート(「FOP」と記す)が知られている(米
国特許第4932776号)。このFOP80は、多数
の光ファイバ85を束ねて一体化したものであり、その
一端には、光軸に対して傾斜させてカッティングした入
力端面81を形成している。この入力端面81上に指8
2などを密着させると、その対向側の出力端面83に
は、この密着部の凹凸パターンが写し出され、この結
果、指紋84の像を読み取ることもできる。
光学プレート(「FOP」と記す)が知られている(米
国特許第4932776号)。このFOP80は、多数
の光ファイバ85を束ねて一体化したものであり、その
一端には、光軸に対して傾斜させてカッティングした入
力端面81を形成している。この入力端面81上に指8
2などを密着させると、その対向側の出力端面83に
は、この密着部の凹凸パターンが写し出され、この結
果、指紋84の像を読み取ることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように利用される
FOPを、たとえばタッチセンサーとして適用した場合
を想定すると、図11(a)に示すように、入力端面8
1をタッチ面86と同じ面位置に設けると、出力端面8
3側が図の左下方に突出した状態となり、さらにこの出
力端面83にCCDなどの検出素子を設けるため、この
センサ部の厚さが増大し、センサ部を薄型化する際の支
障となってしまう。また、薄型化する場合、同図(b)
のように、FOP80を光軸方向に短く切断して適用す
ることも可能であるが、この場合には、タッチ面86の
表面に窪み87が形成されてしまい、タッチ面全面がフ
ラットにならないという欠点がある。
FOPを、たとえばタッチセンサーとして適用した場合
を想定すると、図11(a)に示すように、入力端面8
1をタッチ面86と同じ面位置に設けると、出力端面8
3側が図の左下方に突出した状態となり、さらにこの出
力端面83にCCDなどの検出素子を設けるため、この
センサ部の厚さが増大し、センサ部を薄型化する際の支
障となってしまう。また、薄型化する場合、同図(b)
のように、FOP80を光軸方向に短く切断して適用す
ることも可能であるが、この場合には、タッチ面86の
表面に窪み87が形成されてしまい、タッチ面全面がフ
ラットにならないという欠点がある。
【0004】そこで、本発明は、このような課題を解決
すべくなされたものであり、その目的は、FOPを用い
てタッチセンサなどを構成した場合にも、タッチ面をフ
ラットに形成し、しかも装置全体を薄型に形成し得るF
OPを提供することにある。
すべくなされたものであり、その目的は、FOPを用い
てタッチセンサなどを構成した場合にも、タッチ面をフ
ラットに形成し、しかも装置全体を薄型に形成し得るF
OPを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1にかか
るファイバー光学プレートは、第1光学プレート、第2
光学プレート及び第3光学プレートを接合して構成す
る。
るファイバー光学プレートは、第1光学プレート、第2
光学プレート及び第3光学プレートを接合して構成す
る。
【0006】第1光学プレートは、このプレートを構成
する光ファイバーの光軸に対し傾斜する主入力端面を有
しており、光ファイバの光軸に対する主入力端面の傾斜
角度を、空気中からコア内に入射した光がクラッドとの
境界面において全反射を生じない角度に設定する。傾斜
角度をこのような条件に設定することで、空気中を伝播
して主入力端面からコア内に入射した光は、コアを伝播
する過程で次第に減衰する。第2光学プレートは、第1
光学プレートの出力端面に接合され、この第1光学プレ
ートより入射する光を伝播する。第3光学プレートは、
第2光学プレートの出力端面に接合されて、主入力端面
の入力像が出力される主出力端面を有する。また、第2
光学プレートの入射端面の開口数を、第1光学プレート
の出射端面の開口数に比べて大きな値に設定し、第1光
学プレートから出射される光を効率よく第2光学プレー
トに入射させる。
する光ファイバーの光軸に対し傾斜する主入力端面を有
しており、光ファイバの光軸に対する主入力端面の傾斜
角度を、空気中からコア内に入射した光がクラッドとの
境界面において全反射を生じない角度に設定する。傾斜
角度をこのような条件に設定することで、空気中を伝播
して主入力端面からコア内に入射した光は、コアを伝播
する過程で次第に減衰する。第2光学プレートは、第1
光学プレートの出力端面に接合され、この第1光学プレ
ートより入射する光を伝播する。第3光学プレートは、
第2光学プレートの出力端面に接合されて、主入力端面
の入力像が出力される主出力端面を有する。また、第2
光学プレートの入射端面の開口数を、第1光学プレート
の出射端面の開口数に比べて大きな値に設定し、第1光
学プレートから出射される光を効率よく第2光学プレー
トに入射させる。
【0007】さらに、請求項2にかかるファイバー光学
プレートでは、主入力端面と主出力端面とを、互いにほ
ぼ直交する位置関係に配置することで、所定の設置面と
同じ面位置に主入力端面を配することができ、かつ、主
出力端面に設ける検出素子等は、この設置面の下面に沿
って配設し得る。
プレートでは、主入力端面と主出力端面とを、互いにほ
ぼ直交する位置関係に配置することで、所定の設置面と
同じ面位置に主入力端面を配することができ、かつ、主
出力端面に設ける検出素子等は、この設置面の下面に沿
って配設し得る。
【0008】さらに、請求項3にかかるファイバー光学
プレートでは、第3光学プレートを、そのプレート径が
主出射端面側に向って次第に縮小するテーパ形状とす
る。これにより、出力像が縮小され、このため検出素子
などが小型化できる。さらに、縮小比が増大するほど、
第3光学プレートの入力端面に、できるだけ垂直に像
(イメージ像)を入射させる必要がある。すなわち、第
3光学プレートのファイバ軸と第2光学プレートのファ
イバ軸とが、できるだけ一致した状態で、第2光学プレ
ートを出射した光が第3光学プレートに入射することが
望ましい。このため、第2光学プレートと第3光学プレ
ートとの接合面を、第3光学プレートの主ファイバ軸に
対して略垂直に形成する。なお、主ファイバ軸とは、第
3光学プレートのほぼ中心部に位置する光ファイバの光
軸をいう。
プレートでは、第3光学プレートを、そのプレート径が
主出射端面側に向って次第に縮小するテーパ形状とす
る。これにより、出力像が縮小され、このため検出素子
などが小型化できる。さらに、縮小比が増大するほど、
第3光学プレートの入力端面に、できるだけ垂直に像
(イメージ像)を入射させる必要がある。すなわち、第
3光学プレートのファイバ軸と第2光学プレートのファ
イバ軸とが、できるだけ一致した状態で、第2光学プレ
ートを出射した光が第3光学プレートに入射することが
望ましい。このため、第2光学プレートと第3光学プレ
ートとの接合面を、第3光学プレートの主ファイバ軸に
対して略垂直に形成する。なお、主ファイバ軸とは、第
3光学プレートのほぼ中心部に位置する光ファイバの光
軸をいう。
【0009】一方、請求項4にかかるファイバー光学プ
レートは、請求項1の第1光学プレート、第2光学プレ
ート及び第3光学プレートに対応する、第4光学プレー
ト、第6光学プレート及び第7光学プレートに加え、第
4光学プレートと第6光学プレートとの間に、束ねられ
た個々の光ファイバを互いに光学的に絶縁する光吸収体
を備えた第5光学プレートを接合して構成する。そし
て、第6光学プレートの入射端面の開口数を、第5光学
プレートの出射端面の開口数に比べて大きな値に設定
し、第5光学プレートから出射される光を効率よく第6
光学プレートに入射させる。さらに、第4光学プレート
から出射される光のうち、第6光学プレートにノイズと
して入射するいわゆる迷光を、この第5光学プレートの
光吸収体によって除去する。
レートは、請求項1の第1光学プレート、第2光学プレ
ート及び第3光学プレートに対応する、第4光学プレー
ト、第6光学プレート及び第7光学プレートに加え、第
4光学プレートと第6光学プレートとの間に、束ねられ
た個々の光ファイバを互いに光学的に絶縁する光吸収体
を備えた第5光学プレートを接合して構成する。そし
て、第6光学プレートの入射端面の開口数を、第5光学
プレートの出射端面の開口数に比べて大きな値に設定
し、第5光学プレートから出射される光を効率よく第6
光学プレートに入射させる。さらに、第4光学プレート
から出射される光のうち、第6光学プレートにノイズと
して入射するいわゆる迷光を、この第5光学プレートの
光吸収体によって除去する。
【0010】なお、この光吸収体とは、迷光を効果的に
吸収除去する目的で、たとえば、Ni2O3,Co2O3,
Cr2O3,CuO,Fe2O3等の酸化物着色剤を多く含
んだガラスよりなっているものである。
吸収除去する目的で、たとえば、Ni2O3,Co2O3,
Cr2O3,CuO,Fe2O3等の酸化物着色剤を多く含
んだガラスよりなっているものである。
【0011】さらに、請求項5にかかるファイバー光学
プレートでは、主入力端面と主出力端面とを、互いにほ
ぼ直交する位置関係に配置することで、所定の設置面と
同じ面位置に主入力端面を配することができ、かつ、主
出力端面に設ける検出素子等は、この設置面の下面に沿
って配設し得る。
プレートでは、主入力端面と主出力端面とを、互いにほ
ぼ直交する位置関係に配置することで、所定の設置面と
同じ面位置に主入力端面を配することができ、かつ、主
出力端面に設ける検出素子等は、この設置面の下面に沿
って配設し得る。
【0012】さらに、請求項6にかかるファイバー光学
プレートでは、請求項3と同様に、第7光学プレート
を、そのプレート径が主出射端面側に向って次第に縮小
するテーパ形状とし、かつ、第6光学プレートと第7光
学プレートとの接合面を、第7光学プレートの主ファイ
バ軸に対して略垂直に配置する。
プレートでは、請求項3と同様に、第7光学プレート
を、そのプレート径が主出射端面側に向って次第に縮小
するテーパ形状とし、かつ、第6光学プレートと第7光
学プレートとの接合面を、第7光学プレートの主ファイ
バ軸に対して略垂直に配置する。
【0013】
<実施形態1>以下、本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0014】図1、2にファイバー光学プレート(以
下、FOPという)101の外観を示す。このFOP1
01は、光学プレートよりなるスラント(slant) FOP
10、20及びテーパードFOP30を一連に接合して
おり、テーパードFOP30の出射端面32(主出射端
面)には、CCD50を固定して構成している。なお、
各FPOは、コアとクラッドからなる光ファイバを束ね
て一体化した光学プレートよりなり、各FOP内のファ
イバーの方向は、便宜上、各FOP側面に実線で示す。
下、FOPという)101の外観を示す。このFOP1
01は、光学プレートよりなるスラント(slant) FOP
10、20及びテーパードFOP30を一連に接合して
おり、テーパードFOP30の出射端面32(主出射端
面)には、CCD50を固定して構成している。なお、
各FPOは、コアとクラッドからなる光ファイバを束ね
て一体化した光学プレートよりなり、各FOP内のファ
イバーの方向は、便宜上、各FOP側面に実線で示す。
【0015】スラントFOP10の検出面11は、光フ
ァイバの光軸に対して角度(スラント角)αでカッティ
ングされ、出射面12はこの光ファイバの光軸に対して
垂直にカッティングされており、全体で三角柱の形状を
呈している。なお、この検出面11の傾斜角度αについ
ては、後に詳述する。
ァイバの光軸に対して角度(スラント角)αでカッティ
ングされ、出射面12はこの光ファイバの光軸に対して
垂直にカッティングされており、全体で三角柱の形状を
呈している。なお、この検出面11の傾斜角度αについ
ては、後に詳述する。
【0016】スラントFOP20は、スラントFOP1
0の出射面12に接合され、スラントFOP10から入
射する光を、束ねられた各光ファイバを介して伝播す
る。なお、スラントFOP20は、束ねた光ファイバの
光軸が、スラントFOP10のファイバー光軸に比べて
緩やかな傾斜となるように、カッティングされている。
また、スラントFOP10とスラントFOP20は、ス
ラントFOP20の入射端面の開口数(N.A.)が、
スラントFOP10の出射面12の開口数よりも大きな
値となるように、所定の屈折率を有する光学材料により
形成されている。なお、これについても後に詳述する。
0の出射面12に接合され、スラントFOP10から入
射する光を、束ねられた各光ファイバを介して伝播す
る。なお、スラントFOP20は、束ねた光ファイバの
光軸が、スラントFOP10のファイバー光軸に比べて
緩やかな傾斜となるように、カッティングされている。
また、スラントFOP10とスラントFOP20は、ス
ラントFOP20の入射端面の開口数(N.A.)が、
スラントFOP10の出射面12の開口数よりも大きな
値となるように、所定の屈折率を有する光学材料により
形成されている。なお、これについても後に詳述する。
【0017】テーパードFOP30は、入力端面31か
ら出力端面32に向かって、その径が次第に縮径するよ
うなテーパ形状を成しており、この入力端面31がスラ
ントFOP20の出力端面と接合されている。このた
め、スラントFOP20から入射する像は、テーパード
FOP30を伝播される過程で縮小されることとなり、
この縮小された像(イメージ像)が出力端面32から得
られる。なお、スラントFOP20の出力端面とテーパ
ードFOP30の入力端面31との接合面は、テーパー
ドFOP30の中心部に位置するファイバのファイバ軸
に対して、直交するように形成されている。
ら出力端面32に向かって、その径が次第に縮径するよ
うなテーパ形状を成しており、この入力端面31がスラ
ントFOP20の出力端面と接合されている。このた
め、スラントFOP20から入射する像は、テーパード
FOP30を伝播される過程で縮小されることとなり、
この縮小された像(イメージ像)が出力端面32から得
られる。なお、スラントFOP20の出力端面とテーパ
ードFOP30の入力端面31との接合面は、テーパー
ドFOP30の中心部に位置するファイバのファイバ軸
に対して、直交するように形成されている。
【0018】また、検出面11の下側には、照明用の光
源60を配設しており、この位置から、検出面11に圧
接した被検体としての指先70などに照明光を照射す
る。照射された照明光は、スラントFOP10内を透過
して検出面11に到達し、検出面11に圧接された指先
70の表面の凹凸(指紋)によって、その部位で反射と
透過散乱が起り、これに応じた濃淡パターンが形成され
る。このうち、反射光のみが光ファイバ内を全反射を繰
り返しながら、スラントFOP10、スラントFOP2
0、テーパードFOP30内を伝播され、出力端面32
に濃淡パターン(出力像)として表れる。そして、現れ
た濃淡パターンをCCD50によって検出する。
源60を配設しており、この位置から、検出面11に圧
接した被検体としての指先70などに照明光を照射す
る。照射された照明光は、スラントFOP10内を透過
して検出面11に到達し、検出面11に圧接された指先
70の表面の凹凸(指紋)によって、その部位で反射と
透過散乱が起り、これに応じた濃淡パターンが形成され
る。このうち、反射光のみが光ファイバ内を全反射を繰
り返しながら、スラントFOP10、スラントFOP2
0、テーパードFOP30内を伝播され、出力端面32
に濃淡パターン(出力像)として表れる。そして、現れ
た濃淡パターンをCCD50によって検出する。
【0019】ここで、スラントFOP10における検出
面11の傾斜角度αについて説明する。図3に、スラン
トFOP10の縦断面を模式的に示す。図中、n0 はコ
アの屈折率、n1 はクラッドの屈折率、nは空気の屈折
率をそれぞれ示している。このスラントFOP10で
は、受光角が0°となるように、検出面11の傾斜角度
αを規定している。すなわち、傾斜角度αは、このコア
1内に、空気中から、いかなる角度で光が入射しても、
コア1とクラッド2との境界面において全反射を生じな
いような角度に設定されている。
面11の傾斜角度αについて説明する。図3に、スラン
トFOP10の縦断面を模式的に示す。図中、n0 はコ
アの屈折率、n1 はクラッドの屈折率、nは空気の屈折
率をそれぞれ示している。このスラントFOP10で
は、受光角が0°となるように、検出面11の傾斜角度
αを規定している。すなわち、傾斜角度αは、このコア
1内に、空気中から、いかなる角度で光が入射しても、
コア1とクラッド2との境界面において全反射を生じな
いような角度に設定されている。
【0020】この傾斜角度αは、次式より規定してい
る。
る。
【0021】 n0 sinδ=n1 sin90° (全反射の条件) …(1) n0 sinγ=n sin90° (受光角0°の条件) …(2) α+(90°+γ)+(90°−δ)=180° …(3) ここで、n0 =1.621 、n1 =1.519 、n=1とする
と、α=31.54 °として求まる。したがって、傾斜角度
αが、この値以下になると、空気中を伝播し検出面11
から入射する光は、いかなる角度で入射したとしても、
コア1とクラッド2との境界面で全反射を起こさないこ
ととなる。
と、α=31.54 °として求まる。したがって、傾斜角度
αが、この値以下になると、空気中を伝播し検出面11
から入射する光は、いかなる角度で入射したとしても、
コア1とクラッド2との境界面で全反射を起こさないこ
ととなる。
【0022】したがって、検出面11からスラントFO
P10内に入射した光は、屈折を繰り返して伝播する過
程で次第に減衰し、出力端面32からはほとんど出力さ
れない。
P10内に入射した光は、屈折を繰り返して伝播する過
程で次第に減衰し、出力端面32からはほとんど出力さ
れない。
【0023】一方、図4に示すように、検出面11に、
被検体として指先70の表面を密着させた場合には、指
紋の凹凸によって、検出面11と密着する密着部91
と、検出面11との間に空隙を生じる非密着部92とが
形成される。密着部91では、検出面11と指先70の
表面とが密着しており、指表面の屈折率は空気の屈折率
よりも大である。したがって、検出面11に入射する光
の入射角度と、クラッド2との境界面における全反射の
条件との関係が、密着前の関係から変化し、クラッド2
との境界面において全反射の条件を満たすような角度で
入射する光も存在するようになる。例えば、光源60の
照明光がスラントFOP10内を透過し、A点に到達し
たとする。このA点で、照明光は指内に透過し吸収さ
れ、散乱して消滅するが、ごく一部の光のみが反射しス
ラントFOP10内に入射する。この入射光のうち、図
示するように、40.68 °の範囲で反射された光が、コア
1とクラッド2との境界面において全反射の条件を満た
すので((2)式より)、この入射光はクラッド2との
境界面で全反射を繰り返し、出力端面12側から出力さ
れる。なお、この角度の範囲を越えて入射した光は、屈
折を繰り返し伝播する過程で減衰する。
被検体として指先70の表面を密着させた場合には、指
紋の凹凸によって、検出面11と密着する密着部91
と、検出面11との間に空隙を生じる非密着部92とが
形成される。密着部91では、検出面11と指先70の
表面とが密着しており、指表面の屈折率は空気の屈折率
よりも大である。したがって、検出面11に入射する光
の入射角度と、クラッド2との境界面における全反射の
条件との関係が、密着前の関係から変化し、クラッド2
との境界面において全反射の条件を満たすような角度で
入射する光も存在するようになる。例えば、光源60の
照明光がスラントFOP10内を透過し、A点に到達し
たとする。このA点で、照明光は指内に透過し吸収さ
れ、散乱して消滅するが、ごく一部の光のみが反射しス
ラントFOP10内に入射する。この入射光のうち、図
示するように、40.68 °の範囲で反射された光が、コア
1とクラッド2との境界面において全反射の条件を満た
すので((2)式より)、この入射光はクラッド2との
境界面で全反射を繰り返し、出力端面12側から出力さ
れる。なお、この角度の範囲を越えて入射した光は、屈
折を繰り返し伝播する過程で減衰する。
【0024】これに対し、非密着部92では、図示のよ
うな空隙部93が形成され、この中には空気が存在して
いる。すなわち、指先70を密着させる前の状態と、何
ら変わるものではない。したがって、検出面11の非密
着部92からもコア1内に背景光が入射するものの、い
かなる角度で入射しても、依然として、クラッドとの境
界面における全反射の条件を満たしておらず、コア1内
を伝播する過程で減衰し消滅する。
うな空隙部93が形成され、この中には空気が存在して
いる。すなわち、指先70を密着させる前の状態と、何
ら変わるものではない。したがって、検出面11の非密
着部92からもコア1内に背景光が入射するものの、い
かなる角度で入射しても、依然として、クラッドとの境
界面における全反射の条件を満たしておらず、コア1内
を伝播する過程で減衰し消滅する。
【0025】したがって、このように検出面11に被検
体を密着させると、スラントFOP10内を透過し到達
した光源60の照明光は検出面11に密着した物体表面
の凸部より物体内部へ透過・吸収され散乱して消滅する
が、ごく一部の光のみがその物体表面の凸よりスラント
FOPのファイバ内へ入射しその光が全反射を繰り返し
て伝播される。また物体表面の凹部では、凸部と同様に
検出面に到達した照明光は検出面で反射され、その反射
光は図示されている角度範囲内(40.68゜)では全
反射をくり返し伝播され、表面の凹部から入射する光は
伝播過程で減衰して消滅する。このため、背景光などの
不要な光が除去され、検出面11に密着した部分と密着
しない部分との反射光の強度差による濃淡パターン像が
伝播されて出力されることになる。
体を密着させると、スラントFOP10内を透過し到達
した光源60の照明光は検出面11に密着した物体表面
の凸部より物体内部へ透過・吸収され散乱して消滅する
が、ごく一部の光のみがその物体表面の凸よりスラント
FOPのファイバ内へ入射しその光が全反射を繰り返し
て伝播される。また物体表面の凹部では、凸部と同様に
検出面に到達した照明光は検出面で反射され、その反射
光は図示されている角度範囲内(40.68゜)では全
反射をくり返し伝播され、表面の凹部から入射する光は
伝播過程で減衰して消滅する。このため、背景光などの
不要な光が除去され、検出面11に密着した部分と密着
しない部分との反射光の強度差による濃淡パターン像が
伝播されて出力されることになる。
【0026】なお、以上説明した例は、N.A.(開口数)
=0.55の場合であり、その他の主なN.A.に対する傾斜角
度αを表1に示しておく。
=0.55の場合であり、その他の主なN.A.に対する傾斜角
度αを表1に示しておく。
【0027】
【表1】
【0028】このように検出面11の傾斜角度αを規定
したスラントFOPを設けることで、検出面11に指先
等を接触させない状態では、最終段となるテーパードF
OP30の出力端面32からは、背景光などがファイバ
内で全反射をくり返して伝播された光は一切出力される
ことはない。したがって、検出面11に指先を接触させ
た場合には、出力端面32から指紋の像が出力されるこ
ととなる。このようなファイバー光学プレートは、指紋
読み取り装置のセンサー部として使用することができ、
また、検出面11に指などを接触させた場合にのみ出力
端面32から光信号が出力されるため、通常のタッチセ
ンサーとしても用いることができる。
したスラントFOPを設けることで、検出面11に指先
等を接触させない状態では、最終段となるテーパードF
OP30の出力端面32からは、背景光などがファイバ
内で全反射をくり返して伝播された光は一切出力される
ことはない。したがって、検出面11に指先を接触させ
た場合には、出力端面32から指紋の像が出力されるこ
ととなる。このようなファイバー光学プレートは、指紋
読み取り装置のセンサー部として使用することができ、
また、検出面11に指などを接触させた場合にのみ出力
端面32から光信号が出力されるため、通常のタッチセ
ンサーとしても用いることができる。
【0029】次に、スラントFOP20の入射端面の開
口数(以下、「N.A.」と記す)と、スラントFOP10
の出射面12の N.A. との関係について説明する。
口数(以下、「N.A.」と記す)と、スラントFOP10
の出射面12の N.A. との関係について説明する。
【0030】スラントFOP10とスラントFOP20
とは、互いのファイバ軸を合致させていないため、スラ
ントFOP10からスラントFOP20に入射した光の
一部がファイバ外に出射されることある。かかる場合に
は、伝播されるべき信号光量が減少してしまう。そこ
で、スラントFOP20の入射端面の開口数(N.
A.)を、スラントFOP10の出力端面12の開口数
よりも大きな値に設定している。
とは、互いのファイバ軸を合致させていないため、スラ
ントFOP10からスラントFOP20に入射した光の
一部がファイバ外に出射されることある。かかる場合に
は、伝播されるべき信号光量が減少してしまう。そこ
で、スラントFOP20の入射端面の開口数(N.
A.)を、スラントFOP10の出力端面12の開口数
よりも大きな値に設定している。
【0031】図5を参照して詳述する。(I)はスラン
トFOP10とスラントFOP20との N.A. が同じ値
の場合を示し、(II)はスラントFOP20の N.A. が
スラントFOP10の N.A. よりも大きい場合を示す。
トFOP10とスラントFOP20との N.A. が同じ値
の場合を示し、(II)はスラントFOP20の N.A. が
スラントFOP10の N.A. よりも大きい場合を示す。
【0032】まず、(I)では、(角)aobの範囲内
でスラントFOP20側へ入射した光は、(角)cod
の範囲内に出射される。しかし、スラントFOP20の
光ファイバ内で全反射して伝播するためには、(角)e
ofの範囲内に入っていなければならない。このため、
スラントFOP20内を全反射して伝播される光は
(角)dofの範囲内に出射された光であり、(角)f
oc内に出射された光は、ファイバ外へ出射され、この
分、伝播される光量が減少する。同様に(II)の場合に
は、(角)gohの範囲内でスラントFOP20側へ入
射した光のうち、スラントFOP20内を全反射して伝
播される光は、(角)jolの範囲内に出射された光で
あり、(角)loi内に出射された光は、ファイバ外へ
出射され、この分、伝播される光量が減少する。(I)
と(II)の場合を比較すると、(II)の方が伝播される
光量のロスが少ないことが分る。
でスラントFOP20側へ入射した光は、(角)cod
の範囲内に出射される。しかし、スラントFOP20の
光ファイバ内で全反射して伝播するためには、(角)e
ofの範囲内に入っていなければならない。このため、
スラントFOP20内を全反射して伝播される光は
(角)dofの範囲内に出射された光であり、(角)f
oc内に出射された光は、ファイバ外へ出射され、この
分、伝播される光量が減少する。同様に(II)の場合に
は、(角)gohの範囲内でスラントFOP20側へ入
射した光のうち、スラントFOP20内を全反射して伝
播される光は、(角)jolの範囲内に出射された光で
あり、(角)loi内に出射された光は、ファイバ外へ
出射され、この分、伝播される光量が減少する。(I)
と(II)の場合を比較すると、(II)の方が伝播される
光量のロスが少ないことが分る。
【0033】実際に、スラントFOP10の N.A. が
0.55の場合において、スラントFOP20の N.A.
が0.55の場合((I)に相当)と、1.0の場合
((II)に相当)とを比較すると以下のようになる。な
お、α=31.54°、β=70°である。このとき、
(I)の場合には、 (角)aob=(角)cod=(角)eof=40.6
8° (角)fod=40.68°−(90°−70°)=2
0.68° (角)cof=20° となる。また、(II)の場合には、 (角)goh=40.68° (角)ioj=36.07° (角)jol=3.04° となる。
0.55の場合において、スラントFOP20の N.A.
が0.55の場合((I)に相当)と、1.0の場合
((II)に相当)とを比較すると以下のようになる。な
お、α=31.54°、β=70°である。このとき、
(I)の場合には、 (角)aob=(角)cod=(角)eof=40.6
8° (角)fod=40.68°−(90°−70°)=2
0.68° (角)cof=20° となる。また、(II)の場合には、 (角)goh=40.68° (角)ioj=36.07° (角)jol=3.04° となる。
【0034】そこで、光量のロス割合を(I)、(II)
で比較すると、 (I)=(角)cof/(角)cod=20/40.6
8≒0.492 (II)=(角)jol/(角)ioj=3.04/3
6.07≒0.084 となり、(II)の場合のロス量は(I)の約17%に軽
減される。
で比較すると、 (I)=(角)cof/(角)cod=20/40.6
8≒0.492 (II)=(角)jol/(角)ioj=3.04/3
6.07≒0.084 となり、(II)の場合のロス量は(I)の約17%に軽
減される。
【0035】従って、(I)に比べて(II)の方が、テ
ーパードFOP30の光ファイバ内に入射する信号光量
が多くなり、より鮮明なパターン像をCCD50で検出
できる。
ーパードFOP30の光ファイバ内に入射する信号光量
が多くなり、より鮮明なパターン像をCCD50で検出
できる。
【0036】ここで、スラントFOP10に比べてファ
イバ軸の傾斜角度が緩やかなスラントFOP20をテー
パードFOP30の前段に接合することによる作用につ
いて説明する。テーパードFOP30の N.A. の縮小比
をr:1とすると、 N.A. (L)=(1/r)× N.A. (S) のような関係がある。なお、 N.A. (L)はテーパード
FOP30の入力端面31の開口数を示し、 N.A.
(S)は出力端面33の開口数を示す。
イバ軸の傾斜角度が緩やかなスラントFOP20をテー
パードFOP30の前段に接合することによる作用につ
いて説明する。テーパードFOP30の N.A. の縮小比
をr:1とすると、 N.A. (L)=(1/r)× N.A. (S) のような関係がある。なお、 N.A. (L)はテーパード
FOP30の入力端面31の開口数を示し、 N.A.
(S)は出力端面33の開口数を示す。
【0037】例えば、 N.A. (S)=1.0において縮
小比が5:1の場合では、 N.A.(L)は0.2となっ
て、受光角は11.5゜となり、極めて小さな受光角と
なってしまう。換言すれば、このように縮小比が大きい
場合には、テーパードFOP30の入力端面に対し、で
きるだけこの面に垂直にイメージ像が入射する必要があ
る。そのため、本実施形態で示したように、ファイバ軸
の傾斜角度が大きなスラントファイバFOP10の後段
に、ファイバ軸の傾斜角度が緩やかなスラントFOP2
0を介在させることで、テーパードFOP30の入力端
面31に対し、より垂直に近い角度でイメージ像を入射
させることができる。これは、テーパードFOP30の
縮小比が大きい場合には、特に有効である。
小比が5:1の場合では、 N.A.(L)は0.2となっ
て、受光角は11.5゜となり、極めて小さな受光角と
なってしまう。換言すれば、このように縮小比が大きい
場合には、テーパードFOP30の入力端面に対し、で
きるだけこの面に垂直にイメージ像が入射する必要があ
る。そのため、本実施形態で示したように、ファイバ軸
の傾斜角度が大きなスラントファイバFOP10の後段
に、ファイバ軸の傾斜角度が緩やかなスラントFOP2
0を介在させることで、テーパードFOP30の入力端
面31に対し、より垂直に近い角度でイメージ像を入射
させることができる。これは、テーパードFOP30の
縮小比が大きい場合には、特に有効である。
【0038】また、このように構成するFOP101
は、テーパードFOP30の出力端面32が、検出面1
1と直交する位置関係となるため、FOP101をタッ
チセンサーなどに使用した場合にも、タッチ面Fと同一
の面位置に検出面11が位置するため、タッチ面Fをフ
ラットに形成できる(図11(a)参照)。しかも、C
CD50、その他の素子等を出力端面32の後方側に、
タッチ面Fに沿って配設することができるため、光源6
0を含めて、図2における厚さH内に装置全体を収める
ことも可能であり、薄型の装置にも十分組込むことがで
きる。
は、テーパードFOP30の出力端面32が、検出面1
1と直交する位置関係となるため、FOP101をタッ
チセンサーなどに使用した場合にも、タッチ面Fと同一
の面位置に検出面11が位置するため、タッチ面Fをフ
ラットに形成できる(図11(a)参照)。しかも、C
CD50、その他の素子等を出力端面32の後方側に、
タッチ面Fに沿って配設することができるため、光源6
0を含めて、図2における厚さH内に装置全体を収める
ことも可能であり、薄型の装置にも十分組込むことがで
きる。
【0039】<実施形態2>図6、7に他の実施形態を
示す。FOP102は、前述したFOP101における
スラントFOP10とスラントFOP20との間に、吸
収FOP40を接合して構成している。なお、その他の
構成はFOP101と同一であり、説明は省略する。
示す。FOP102は、前述したFOP101における
スラントFOP10とスラントFOP20との間に、吸
収FOP40を接合して構成している。なお、その他の
構成はFOP101と同一であり、説明は省略する。
【0040】吸収FOP40は、各クラッド2の外周を
覆うように光吸収体3を形成しており(図8、9)、こ
の光吸収体3によって束ねられた個々の光ファイバを互
いに光学的に絶縁している。吸収FOP40のファイバ
軸は、スラントFOP10のファイバ軸と一致してお
り、吸収FOP40の入射端面の N.A. は、スラントF
OP10の出射端面の N.A. と同じか、或はそれよりも
小さな値になるように設定している。
覆うように光吸収体3を形成しており(図8、9)、こ
の光吸収体3によって束ねられた個々の光ファイバを互
いに光学的に絶縁している。吸収FOP40のファイバ
軸は、スラントFOP10のファイバ軸と一致してお
り、吸収FOP40の入射端面の N.A. は、スラントF
OP10の出射端面の N.A. と同じか、或はそれよりも
小さな値になるように設定している。
【0041】また、実施形態1と同様に、スラントFO
P20の入射端面の開口数(N.A.)は、スラントF
OP40の出射面42の開口数よりも大きな値になるよ
うに設定されており、この部位で信号光量が漏れる量を
抑えている。
P20の入射端面の開口数(N.A.)は、スラントF
OP40の出射面42の開口数よりも大きな値になるよ
うに設定されており、この部位で信号光量が漏れる量を
抑えている。
【0042】図9に、スラントFOP10と吸収FOP
40との接合部の縦断面を模式的に示す。スラントFO
P10と吸収FOP40の屈折率は、それぞれ1.56
と1.52とし、スラントFOP10の検出面11の傾
斜角度αは、35°でカットされているとする。この場
合も検出面11の傾斜角度αは、空気中を伝播した光
が、検出面11からいかなる角度で入射しても、コア1
とクラッド2との境界面において全反射を生じないよう
な角度である。
40との接合部の縦断面を模式的に示す。スラントFO
P10と吸収FOP40の屈折率は、それぞれ1.56
と1.52とし、スラントFOP10の検出面11の傾
斜角度αは、35°でカットされているとする。この場
合も検出面11の傾斜角度αは、空気中を伝播した光
が、検出面11からいかなる角度で入射しても、コア1
とクラッド2との境界面において全反射を生じないよう
な角度である。
【0043】ここで、各FOP内の光ファイバー内での
全反射の条件は、 1.56・sinθ=1.52・sin90° で表れされ、θはほぼ77°(=臨界角)になる。すな
わち、クラッド2に対して77°より大きな入射角でな
いと全反射は起らないことになる。したがって、77°
より小さい角度で入射する光は、コア1とクラッド2と
の境界面で屈折しながらファイバ外に抜ける。
全反射の条件は、 1.56・sinθ=1.52・sin90° で表れされ、θはほぼ77°(=臨界角)になる。すな
わち、クラッド2に対して77°より大きな入射角でな
いと全反射は起らないことになる。したがって、77°
より小さい角度で入射する光は、コア1とクラッド2と
の境界面で屈折しながらファイバ外に抜ける。
【0044】ここで、スラントFOP10の下面4に配
した光源60から入射する光が、この全反射の条件を満
たすためには、検出面11に入射する照明光の入射角は
42°〜68°の間になる。なお、図9における、線a
−a’及びb−b’が、この入射角の上限・下限に対応
する光線a、bの進行経路を示している。また、光線a
よりも大きな入射角度で入射する光線cは、検出面11
で反射しクラッド2に入るが、境界面に入射する角度が
臨界角の77°よりも大きいため、コア1とクラッド2
との境界面で全反射せずに、そのまま屈折を繰り返して
進行する(線c−c’)。また、直接、吸収FOP40
側に向って出射された照明光は、光線dのように進行す
る(線d−d’)。光線c、dで代表的に示す迷光は、
このような経路を進行して吸収FOP40内に入射する
が、この際、図示したように光吸収体3に入射して、こ
こで吸収され消滅する。このように、スラントFOP1
0を伝播する迷光は、吸収FOP40へ入射した後、吸
収されて消滅するため、その後段のテーパードFOP2
0内に、このような迷光が入射することはない。この結
果、出力端面32に配したCCD50には、不要な光が
除去されたイメージ像が入射するため、FOP101に
比べ、S/Nが向上した像が検出されることとなる。
した光源60から入射する光が、この全反射の条件を満
たすためには、検出面11に入射する照明光の入射角は
42°〜68°の間になる。なお、図9における、線a
−a’及びb−b’が、この入射角の上限・下限に対応
する光線a、bの進行経路を示している。また、光線a
よりも大きな入射角度で入射する光線cは、検出面11
で反射しクラッド2に入るが、境界面に入射する角度が
臨界角の77°よりも大きいため、コア1とクラッド2
との境界面で全反射せずに、そのまま屈折を繰り返して
進行する(線c−c’)。また、直接、吸収FOP40
側に向って出射された照明光は、光線dのように進行す
る(線d−d’)。光線c、dで代表的に示す迷光は、
このような経路を進行して吸収FOP40内に入射する
が、この際、図示したように光吸収体3に入射して、こ
こで吸収され消滅する。このように、スラントFOP1
0を伝播する迷光は、吸収FOP40へ入射した後、吸
収されて消滅するため、その後段のテーパードFOP2
0内に、このような迷光が入射することはない。この結
果、出力端面32に配したCCD50には、不要な光が
除去されたイメージ像が入射するため、FOP101に
比べ、S/Nが向上した像が検出されることとなる。
【0045】また、このようにFOP102を構成する
ことで、前述したFOP101と同様に、ファイバ軸の
傾斜角度が大きなスラントFOP10及び吸収FOP4
0の後段に、ファイバ軸の傾斜角度が緩やかなスラント
FOP20を介在させることで、テーパードFOP30
の入力端面31に対し、より垂直に近い角度でイメージ
像を入射させることができる。これは、テーパードFO
P30の縮小比が大きい場合には、特に有効である。
ことで、前述したFOP101と同様に、ファイバ軸の
傾斜角度が大きなスラントFOP10及び吸収FOP4
0の後段に、ファイバ軸の傾斜角度が緩やかなスラント
FOP20を介在させることで、テーパードFOP30
の入力端面31に対し、より垂直に近い角度でイメージ
像を入射させることができる。これは、テーパードFO
P30の縮小比が大きい場合には、特に有効である。
【0046】また、このように構成するFOP102
は、テーパードFOP30の出力端面32が、検出面1
1と直交する位置関係となるため、FOP102をタッ
チセンサーなどに使用した場合にも、タッチ面Fと同一
の面位置に検出面11が位置するため、タッチ面Fをフ
ラットに形成できる(図11(a)参照)。しかも、C
CD50、その他の素子等を出力端面32の後方側に、
タッチ面Fに沿って配設することができるため、光源6
0を含めて、図7における厚さH内に装置全体を収める
ことも可能であり、薄型の装置にも十分組込むことがで
きる。
は、テーパードFOP30の出力端面32が、検出面1
1と直交する位置関係となるため、FOP102をタッ
チセンサーなどに使用した場合にも、タッチ面Fと同一
の面位置に検出面11が位置するため、タッチ面Fをフ
ラットに形成できる(図11(a)参照)。しかも、C
CD50、その他の素子等を出力端面32の後方側に、
タッチ面Fに沿って配設することができるため、光源6
0を含めて、図7における厚さH内に装置全体を収める
ことも可能であり、薄型の装置にも十分組込むことがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
FOPによれば、第2光学プレートの入射端面の開口数
を、第1光学プレートの出射端面の開口数に比べて大き
な値に設定して構成することで、第1光学プレートから
出射される光を効率よく第2光学プレートに入射させる
ことができ、主出力端面において、より鮮明なパターン
像を検出することが可能となる。
FOPによれば、第2光学プレートの入射端面の開口数
を、第1光学プレートの出射端面の開口数に比べて大き
な値に設定して構成することで、第1光学プレートから
出射される光を効率よく第2光学プレートに入射させる
ことができ、主出力端面において、より鮮明なパターン
像を検出することが可能となる。
【0048】特に、請求項2にかかるFOPのように、
主入力端面と主出力端面とを、互いにほぼ直交する位置
関係に配置することで、所定の設置面と同じ面位置に主
入力端面を配することができる。また、主出力端面に設
ける検出素子等は、この設置面の下面に沿って配設する
ことが可能となり、このFOPを用いてタッチセンサな
どを構成した場合にも、タッチ面をフラットに形成し、
しかも装置全体を薄型に形成することが可能となる。
主入力端面と主出力端面とを、互いにほぼ直交する位置
関係に配置することで、所定の設置面と同じ面位置に主
入力端面を配することができる。また、主出力端面に設
ける検出素子等は、この設置面の下面に沿って配設する
ことが可能となり、このFOPを用いてタッチセンサな
どを構成した場合にも、タッチ面をフラットに形成し、
しかも装置全体を薄型に形成することが可能となる。
【0049】さらに請求項3のFOPのように、第3光
学プレートをテーパ形状とすることで出力像が縮小さ
れ、このため主出力端面に配設する検出素子などを小型
化できる。また、第2光学プレートと第3光学プレート
との接合面を、第3光学プレートの主ファイバ軸に対し
て略垂直に配置することで、第3光学プレートの縮小比
を増大させた場合にも、良好な検出像を得ることができ
る。
学プレートをテーパ形状とすることで出力像が縮小さ
れ、このため主出力端面に配設する検出素子などを小型
化できる。また、第2光学プレートと第3光学プレート
との接合面を、第3光学プレートの主ファイバ軸に対し
て略垂直に配置することで、第3光学プレートの縮小比
を増大させた場合にも、良好な検出像を得ることができ
る。
【0050】一方、請求項4にかかるFOPでは、請求
項1のFOPで奏される効果に加え、第4光学プレート
において隣接する光ファイバに信号光が漏れる、いわゆ
る迷光が発生した場合にも、この迷光を第5光学プレー
トの光吸収体で除去することができる。このため、主出
力端面で得られる出力像のS/Nを改善することができ
る。
項1のFOPで奏される効果に加え、第4光学プレート
において隣接する光ファイバに信号光が漏れる、いわゆ
る迷光が発生した場合にも、この迷光を第5光学プレー
トの光吸収体で除去することができる。このため、主出
力端面で得られる出力像のS/Nを改善することができ
る。
【0051】また、請求項5、6のFOPでは、前述し
た請求項2、3の効果が発揮される。
た請求項2、3の効果が発揮される。
【図1】実施形態1にかかるファイバー光学プレートを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1のファイバー光学プレートの側面図であ
る。
る。
【図3】スラントFOP10の側面を一部拡大して示す
断面図である。
断面図である。
【図4】検出面に指先を密着させた状態における、光の
進行状態を示す説明図である。
進行状態を示す説明図である。
【図5】スラントFOP10と吸収FOP20との接合
部を模式的に示す縦断面図である。
部を模式的に示す縦断面図である。
【図6】実施形態2にかかるファイバー光学プレートを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】図6のファイバー光学プレートを示す側面図で
ある。
ある。
【図8】スラントFOP10と吸収FOP40との接合
部を模式的に示す縦断面図である。
部を模式的に示す縦断面図である。
【図9】スラントFOP10と吸収FOP40の内部の
光の進行状態を示す説明図である。
光の進行状態を示す説明図である。
【図10】従来のファイバー光学プレートを示す斜視図
である。
である。
【図11】従来のファイバー光学プレートの配設状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
1…コア、2…クラッド、3…光吸収体、10…スラン
トFOP(第1、第4光学プレート)、11…検出面
(主入力端面)、20…スラントFOP(第2、第6光
学プレート)、30…テーパードFOP(第3、第7光
学プレート)、32…出力端面(主出力端面)、40…
吸収FOP(第5光学プレート)、50…CCD、60
…光源。
トFOP(第1、第4光学プレート)、11…検出面
(主入力端面)、20…スラントFOP(第2、第6光
学プレート)、30…テーパードFOP(第3、第7光
学プレート)、32…出力端面(主出力端面)、40…
吸収FOP(第5光学プレート)、50…CCD、60
…光源。
Claims (6)
- 【請求項1】 コアとクラッドからなる光ファイバを複
数束ねて一体化した光学プレートを複数接合して構成す
るファイバー光学プレートであって、 前記光ファイバーの光軸に対して傾斜する主入力端面を
有しており、前記光ファイバの光軸に対するこの主入力
端面の傾斜角度を、空気中から前記コア内に入射した光
が前記クラッドとの境界面において全反射を生じない角
度に設定した第1光学プレートと、 前記第1光学プレートの出力端面に接合され、この第1
光学プレートより入射する光を伝播する第2光学プレー
トと、 前記第2光学プレートの出力端面に接合され、前記主入
力端面の入力像が出力される主出力端面を有する第3光
学プレートとを備え、 前記第2光学プレートの入射端面の開口数を、前記第1
光学プレートの出射端面の開口数に比べて大きな値に設
定したことを特徴とするファイバー光学プレート。 - 【請求項2】 前記主入力端面と前記主出力端面とは、
互いにほぼ直交する位置関係に配置されたことを特徴と
する請求項1記載のファイバー光学プレート。 - 【請求項3】 前記第3光学プレートは、そのプレート
径が前記主出射端面側に向って次第に縮小するテーパ形
状を呈しており、かつ前記第2光学プレートと前記第3
光学プレートとの接合面は、前記第3光学プレートの主
ファイバ軸に対して略垂直である請求項1又は2記載の
ファイバー光学プレート。 - 【請求項4】 コアとクラッドからなる光ファイバを複
数束ねて一体化した光学プレートを複数接合して構成す
るファイバー光学プレートであって、 前記光ファイバーの光軸に対して傾斜する主入力端面を
有しており、前記光ファイバの光軸に対するこの主入力
端面の傾斜角度を、空気中から前記コア内に入射した光
が前記クラッドとの境界面において全反射を生じない角
度に設定した第4光学プレートと、 前記第4光学プレートの出力端面に接合され、この第4
光学プレートより入射する光を伝播すると共に、束ねら
れた個々の前記光ファイバを互いに光学的に絶縁する光
吸収体を備えた第5光学プレートと、 前記第5光学プレートの出力端面に接合され、この第5
光学プレートより入射する光を伝播する第6光学プレー
トと、 前記第6光学プレートの出力端面に接合され、前記主入
力端面の入力像が出力される主出力端面を有する第7光
学プレートとを備え、 前記第6光学プレートの入射端面の開口数を、前記第5
光学プレートの出射端面の開口数に比べて大きな値に設
定したことを特徴とするファイバー光学プレート。 - 【請求項5】 前記主入力端面と前記主出力端面とは、
互いにほぼ直交する位置関係に配置されたことを特徴と
する請求項4記載のファイバー光学プレート。 - 【請求項6】 前記第7光学プレートは、そのプレート
径が前記主出射端面側に向って次第に縮小するテーパ形
状を呈しており、かつ前記第6光学プレートと前記第7
光学プレートとの接合面は、前記第7光学プレートの主
ファイバ軸に対して略垂直である請求項4又は5記載の
ファイバー光学プレート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7190509A JPH0943439A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | ファイバー光学プレート |
| DE69601447T DE69601447T2 (de) | 1995-07-26 | 1996-07-25 | Optische Faserplatte |
| EP96112015A EP0756243B1 (en) | 1995-07-26 | 1996-07-25 | Fiber optical plate |
| US08/686,680 US5684906A (en) | 1995-07-26 | 1996-07-26 | Fiber optical plate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7190509A JPH0943439A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | ファイバー光学プレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943439A true JPH0943439A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16259280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7190509A Pending JPH0943439A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | ファイバー光学プレート |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5684906A (ja) |
| EP (1) | EP0756243B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0943439A (ja) |
| DE (1) | DE69601447T2 (ja) |
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| WO2001041066A1 (fr) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Hamamatsu Photonics K.K. | Detecteur de formes |
| JP2003021732A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-24 | Hamamatsu Photonics Kk | 撮像装置 |
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| JPH09329709A (ja) * | 1996-06-11 | 1997-12-22 | Hamamatsu Photonics Kk | ファイバ光学プレート |
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| JP4669227B2 (ja) * | 2004-01-16 | 2011-04-13 | 浜松ホトニクス株式会社 | 曲面形状検査方法、ファイバ光学ブロック、及び、曲面形状検査装置 |
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| EP2550522B1 (en) | 2010-03-23 | 2016-11-02 | California Institute of Technology | Super resolution optofluidic microscopes for 2d and 3d imaging |
| US9643184B2 (en) | 2010-10-26 | 2017-05-09 | California Institute Of Technology | e-Petri dishes, devices, and systems having a light detector for sampling a sequence of sub-pixel shifted projection images |
| US9569664B2 (en) | 2010-10-26 | 2017-02-14 | California Institute Of Technology | Methods for rapid distinction between debris and growing cells |
| WO2012058233A2 (en) | 2010-10-26 | 2012-05-03 | California Institute Of Technology | Scanning projective lensless microscope system |
| WO2012119094A2 (en) * | 2011-03-03 | 2012-09-07 | California Institute Of Technology | Light guided pixel |
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1995
- 1995-07-26 JP JP7190509A patent/JPH0943439A/ja active Pending
-
1996
- 1996-07-25 DE DE69601447T patent/DE69601447T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-25 EP EP96112015A patent/EP0756243B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-26 US US08/686,680 patent/US5684906A/en not_active Expired - Fee Related
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| EP0756243B1 (en) | 1999-01-27 |
| DE69601447D1 (de) | 1999-03-11 |
| DE69601447T2 (de) | 1999-06-02 |
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| EP0756243A2 (en) | 1997-01-29 |
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