JPH0944944A - 回転シリンダ装置及び記録又は再生装置 - Google Patents
回転シリンダ装置及び記録又は再生装置Info
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- JPH0944944A JPH0944944A JP7196616A JP19661695A JPH0944944A JP H0944944 A JPH0944944 A JP H0944944A JP 7196616 A JP7196616 A JP 7196616A JP 19661695 A JP19661695 A JP 19661695A JP H0944944 A JPH0944944 A JP H0944944A
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- rotary cylinder
- fixed cylinder
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- rotary
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で且つ高精度であり、しかも小型な構成
の回転シリンダ装置を提供する。 【解決手段】 中心軸1を固定シリンダ5に圧入固定
し、軸受2,3を介して中心軸1に軸受される回転シリ
ンダ4が、固定シリンダ5と同軸に回転する。中心軸1
に関して固定シリンダ5の圧入部の形状を非対称とし
て、中心軸1の圧入時の歪み変形に方向性を付与する。
固定シリンダ5に圧入される中心軸1が、固定シリンダ
5のリード部5a側へ偏寄するように、固定シリンダ5
における圧入部に切欠5bを設ける。切欠5bは、圧入
部におけるリード部5a側、又はその反対側に設けられ
る。固定シリンダ5に対する中心軸1の倒れ方向及びそ
の倒れ量を制御することができる。
の回転シリンダ装置を提供する。 【解決手段】 中心軸1を固定シリンダ5に圧入固定
し、軸受2,3を介して中心軸1に軸受される回転シリ
ンダ4が、固定シリンダ5と同軸に回転する。中心軸1
に関して固定シリンダ5の圧入部の形状を非対称とし
て、中心軸1の圧入時の歪み変形に方向性を付与する。
固定シリンダ5に圧入される中心軸1が、固定シリンダ
5のリード部5a側へ偏寄するように、固定シリンダ5
における圧入部に切欠5bを設ける。切欠5bは、圧入
部におけるリード部5a側、又はその反対側に設けられ
る。固定シリンダ5に対する中心軸1の倒れ方向及びそ
の倒れ量を制御することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)等の記録又は再生装置に係り、特にカセ
ット内から引き出された磁気テープに対して、情報の記
録又は再生を行うための回転シリンダ装置に関するもの
である。
ーダ(VTR)等の記録又は再生装置に係り、特にカセ
ット内から引き出された磁気テープに対して、情報の記
録又は再生を行うための回転シリンダ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、VTR等に使用される回転シリン
ダ装置としては、例えば特開昭56−165926号公
報に開示されているように、中心に回転軸を配置すると
共に、この回転軸を2つの玉軸受により軸受し、シリン
ダ回転駆動用のモータを回転軸に直結するものが知られ
ている。そしてこの装置では、玉軸受を介して回転軸の
反対側端部に回転シリンダを配設して、この回転シリン
ダに磁気ヘッドを固定して回転駆動する形式となってい
た。
ダ装置としては、例えば特開昭56−165926号公
報に開示されているように、中心に回転軸を配置すると
共に、この回転軸を2つの玉軸受により軸受し、シリン
ダ回転駆動用のモータを回転軸に直結するものが知られ
ている。そしてこの装置では、玉軸受を介して回転軸の
反対側端部に回転シリンダを配設して、この回転シリン
ダに磁気ヘッドを固定して回転駆動する形式となってい
た。
【0003】近年さらに、シリンダ装置の小型化等の要
請のために、例えば特開平2−9041号公報に開示さ
れているように(同公報、第4図)、中心軸を固定シリ
ンダ側に固定すると共に、回転駆動用モータを回転シリ
ンダ側に、また信号の伝達を行うロータリトランスを固
定シリンダ側にそれぞれ配置することにより、シリンダ
装置を薄く小型化したものが提案されている。また、別
の例として特開平6−231437号公報に示されるよ
うに、回転シリンダに磁気ヘッドとロータリトランスを
固定することにより、部品点数の削減を図ったシリンダ
装置が提案されている。
請のために、例えば特開平2−9041号公報に開示さ
れているように(同公報、第4図)、中心軸を固定シリ
ンダ側に固定すると共に、回転駆動用モータを回転シリ
ンダ側に、また信号の伝達を行うロータリトランスを固
定シリンダ側にそれぞれ配置することにより、シリンダ
装置を薄く小型化したものが提案されている。また、別
の例として特開平6−231437号公報に示されるよ
うに、回転シリンダに磁気ヘッドとロータリトランスを
固定することにより、部品点数の削減を図ったシリンダ
装置が提案されている。
【0004】近年、所謂8ミリVTRやデジタルVTR
等において、VTRの更なる小型化や磁気テープにおけ
るトラックピッチの狭小化が進んでいる。そのため磁気
テープ上に書き込まれたトラックは10μm程度にまで
小さくなっており、これに対しては例えば特開平2−9
041号公報に示されるように、精度維持のために軸付
軸受の使用が必要となる。つまり、単体の軸受を2つ使
用する方式では、前述のような10μmという狭トラッ
クピッチの場合、中心軸及び単体軸受の嵌合隙間が問題
になることから2つの軸受間隔を大きくとらねばなら
ず、機器の小型化に対応できないためである。
等において、VTRの更なる小型化や磁気テープにおけ
るトラックピッチの狭小化が進んでいる。そのため磁気
テープ上に書き込まれたトラックは10μm程度にまで
小さくなっており、これに対しては例えば特開平2−9
041号公報に示されるように、精度維持のために軸付
軸受の使用が必要となる。つまり、単体の軸受を2つ使
用する方式では、前述のような10μmという狭トラッ
クピッチの場合、中心軸及び単体軸受の嵌合隙間が問題
になることから2つの軸受間隔を大きくとらねばなら
ず、機器の小型化に対応できないためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来、軸単体
で固定シリンダに取付ける場合には、焼きばめにより行
っていた。即ち、この手法によれば、圧入穴を加熱・膨
張させて拡開させ、軸の挿入後冷却することにより、高
精度な軸固定が可能である。一方、軸付軸受の場合には
通常の圧入法によって取付けるようにしている。特に小
型のシリンダ装置では、圧入隙間を確保するために、焼
きばめ時の温度を100℃以上に上げなければならない
が、軸付軸受にあってはこのように加熱すると破損する
おそれがあるためである。
で固定シリンダに取付ける場合には、焼きばめにより行
っていた。即ち、この手法によれば、圧入穴を加熱・膨
張させて拡開させ、軸の挿入後冷却することにより、高
精度な軸固定が可能である。一方、軸付軸受の場合には
通常の圧入法によって取付けるようにしている。特に小
型のシリンダ装置では、圧入隙間を確保するために、焼
きばめ時の温度を100℃以上に上げなければならない
が、軸付軸受にあってはこのように加熱すると破損する
おそれがあるためである。
【0006】このため上記のように通常の圧入法を用い
るが、この場合軸付軸受の圧入後において、軸に対して
1〜2μm程度の倒れが発生する。そこで、中心軸を基
準にして、磁気テープの走行リード面等を再加工するこ
とが必要である。しかしながら、軸付軸受を用いて回転
シリンダに磁気ヘッドとロータリトランスを固定するも
のにおいては、軸受圧入後の再加工を行う際、回転シリ
ンダ及び磁気ヘッドが取付けられた状態での再加工は、
極めて煩雑にならざるを得ず、部品数削減の効果が実質
的に損なわれる等の問題があった。
るが、この場合軸付軸受の圧入後において、軸に対して
1〜2μm程度の倒れが発生する。そこで、中心軸を基
準にして、磁気テープの走行リード面等を再加工するこ
とが必要である。しかしながら、軸付軸受を用いて回転
シリンダに磁気ヘッドとロータリトランスを固定するも
のにおいては、軸受圧入後の再加工を行う際、回転シリ
ンダ及び磁気ヘッドが取付けられた状態での再加工は、
極めて煩雑にならざるを得ず、部品数削減の効果が実質
的に損なわれる等の問題があった。
【0007】本発明の第1の目的は、安価で且つ高精度
であり、しかも小型な構成の回転シリンダ装置を提供す
ることにある。また、本発明の第2の目的は、軸受を圧
入後の再加工工程を廃止した上で安価で高精度を維持し
得る回転シリンダ装置を提供することである。
であり、しかも小型な構成の回転シリンダ装置を提供す
ることにある。また、本発明の第2の目的は、軸受を圧
入後の再加工工程を廃止した上で安価で高精度を維持し
得る回転シリンダ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の回転シリンダ装
置は、中心軸を固定シリンダに圧入固定し、軸受を介し
て前記中心軸に軸受される回転シリンダが、前記固定シ
リンダと同軸に回転するようにした回転シリンダ装置に
おいて、前記中心軸に関して前記固定シリンダの圧入部
の形状を非対称として、前記中心軸の圧入時の歪み変形
に方向性を付与するようにしたものである。
置は、中心軸を固定シリンダに圧入固定し、軸受を介し
て前記中心軸に軸受される回転シリンダが、前記固定シ
リンダと同軸に回転するようにした回転シリンダ装置に
おいて、前記中心軸に関して前記固定シリンダの圧入部
の形状を非対称として、前記中心軸の圧入時の歪み変形
に方向性を付与するようにしたものである。
【0009】また、本発明の回転シリンダ装置におい
て、前記固定シリンダに圧入される前記中心軸が、該固
定シリンダのリード部側へ偏寄するように、前記固定シ
リンダにおける圧入部に切欠を設けたものである。
て、前記固定シリンダに圧入される前記中心軸が、該固
定シリンダのリード部側へ偏寄するように、前記固定シ
リンダにおける圧入部に切欠を設けたものである。
【0010】また、本発明の回転シリンダ装置におい
て、前記切欠は、前記圧入部における前記リード部側、
又はその反対側に設けられる。
て、前記切欠は、前記圧入部における前記リード部側、
又はその反対側に設けられる。
【0011】また、本発明の回転シリンダ装置におい
て、前記中心軸に玉軸受の玉走行面を設けた軸受構成を
有し、ロータリトランス及び磁気ヘッドが前記回転シリ
ンダに組付けられ、前記中心軸及び前記軸受を組付け
て、前記固定シリンダに前記中心軸を圧入することによ
り組立てられる。
て、前記中心軸に玉軸受の玉走行面を設けた軸受構成を
有し、ロータリトランス及び磁気ヘッドが前記回転シリ
ンダに組付けられ、前記中心軸及び前記軸受を組付け
て、前記固定シリンダに前記中心軸を圧入することによ
り組立てられる。
【0012】
【作用】本発明によれば、ボールベアリング(軸受玉)
と中心軸が一体となった軸付軸受の軸受ハウジングを円
筒形状とする。この軸受は、円筒状ハウジング部が回転
シリンダに圧入又は接着、或いは焼きばめにより固定さ
れる。そして、回転シリンダの所定の位置に磁気ヘッド
及びロ−タリトランスを組付けたものを、固定シリンダ
に圧入することにより、小型で安価な、しかも高精度の
回転シリンダ装置を実現することができる。
と中心軸が一体となった軸付軸受の軸受ハウジングを円
筒形状とする。この軸受は、円筒状ハウジング部が回転
シリンダに圧入又は接着、或いは焼きばめにより固定さ
れる。そして、回転シリンダの所定の位置に磁気ヘッド
及びロ−タリトランスを組付けたものを、固定シリンダ
に圧入することにより、小型で安価な、しかも高精度の
回転シリンダ装置を実現することができる。
【0013】また、本発明によれば、中心軸に関して固
定シリンダの圧入部の形状を非対称とする。好適には、
固定シリンダにおける圧入部に切欠を設けることによ
り、中心軸の圧入時の歪み変形に方向性を付与する。こ
れにより中心軸の圧入の際、固定シリンダに対して中心
軸を所定方向に倒れさせることができる。切欠は固定シ
リンダのリード部との位置関係で設定されるが、このよ
うに固定シリンダの軸受圧入部に非対称に切欠を設ける
ことにより、軸の倒れ方向とその倒れオフセット量を制
御可能とする。
定シリンダの圧入部の形状を非対称とする。好適には、
固定シリンダにおける圧入部に切欠を設けることによ
り、中心軸の圧入時の歪み変形に方向性を付与する。こ
れにより中心軸の圧入の際、固定シリンダに対して中心
軸を所定方向に倒れさせることができる。切欠は固定シ
リンダのリード部との位置関係で設定されるが、このよ
うに固定シリンダの軸受圧入部に非対称に切欠を設ける
ことにより、軸の倒れ方向とその倒れオフセット量を制
御可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、本
発明による回転シリンダ装置の第1実施形態を説明す
る。
発明による回転シリンダ装置の第1実施形態を説明す
る。
【0015】ここで先ず、本発明に係る回転シリンダ装
置を備えた記録又は再生装置の全体構成例を説明する。
図1及び図2において、記録又は再生装置100は、回
転シリンダ装置101を備えている。この回転シリンダ
装置101はメインシャーシ102の所定位置に配置さ
れ、一方、メインシャーシ102に対してスライド可能
(図1、両矢印参照)に構成されたスライドシャーシ1
03にはテープリール等が配置される。つまり、この例
ではメインシャーシ102及びスライドシャーシ103
を別体構造とし、スライドシャーシ103(カセット載
置部材)に装着したテープカセット200を回転シリン
ダ装置101に対して進退させる(図1及び図2に示し
た状態が、それぞれ対応する)構成としたものである。
置を備えた記録又は再生装置の全体構成例を説明する。
図1及び図2において、記録又は再生装置100は、回
転シリンダ装置101を備えている。この回転シリンダ
装置101はメインシャーシ102の所定位置に配置さ
れ、一方、メインシャーシ102に対してスライド可能
(図1、両矢印参照)に構成されたスライドシャーシ1
03にはテープリール等が配置される。つまり、この例
ではメインシャーシ102及びスライドシャーシ103
を別体構造とし、スライドシャーシ103(カセット載
置部材)に装着したテープカセット200を回転シリン
ダ装置101に対して進退させる(図1及び図2に示し
た状態が、それぞれ対応する)構成としたものである。
【0016】また、記録又は再生装置100は、キャプ
スタン104、キャプスタンモータ105、回転シリン
ダ装置101に対するテープ進入側におけるテープ引出
用のテープガイド部材106及び回転シリンダ装置10
1に対するテープ出側におけるテープ引出用のテープガ
イド部材107等を備えている。
スタン104、キャプスタンモータ105、回転シリン
ダ装置101に対するテープ進入側におけるテープ引出
用のテープガイド部材106及び回転シリンダ装置10
1に対するテープ出側におけるテープ引出用のテープガ
イド部材107等を備えている。
【0017】記録又は再生装置100におけるテープロ
ーディング動作は、図1に示すようにスライドシャーシ
103上にテープカセット200が装着された後、テー
プガイド部材106及び107によってテープカセット
200の開口部200aから磁気テープ201が引き出
されていくと同時に、スライドシャーシ103が回転シ
リンダ装置101に向かってスライド移動する。そし
て、図2のように回転シリンダ装置101が相対的に開
口部200a内に配置されると共に、テープガイド部材
106及び107によって磁気テープ201が回転シリ
ンダ装置101の周面に巻き付けられる。かくして、こ
の記録又は再生装置100によれば、磁気テープ201
を所定のテープパスに沿って走行させることにより、記
録又は再生を行うことができる。
ーディング動作は、図1に示すようにスライドシャーシ
103上にテープカセット200が装着された後、テー
プガイド部材106及び107によってテープカセット
200の開口部200aから磁気テープ201が引き出
されていくと同時に、スライドシャーシ103が回転シ
リンダ装置101に向かってスライド移動する。そし
て、図2のように回転シリンダ装置101が相対的に開
口部200a内に配置されると共に、テープガイド部材
106及び107によって磁気テープ201が回転シリ
ンダ装置101の周面に巻き付けられる。かくして、こ
の記録又は再生装置100によれば、磁気テープ201
を所定のテープパスに沿って走行させることにより、記
録又は再生を行うことができる。
【0018】さて、上記概略説明した本発明に係る記録
又は再生装置100に用いられる回転シリンダ装置10
1の詳細構成を説明する。図3は、本発明の特徴を最も
良く表わす実施形態におけるシリンダ装置の断面図であ
る。図において、1は中心軸であり、固定シリンダ5の
中心に圧入固定されている。2は軸受の玉3を摺動可能
に保持する外輪であり、上下の玉3に対して一体となっ
たハウジングを構成している。4は回転シリンダであ
り、ロータリトランス7とヘッドベース9を介して磁気
ヘッド10とが接着及びネジ12によって所定位置に固
定されている。5aは固定シリンダ5の外周部にて磁気
テープ(図示せず)を走行案内するリード部である。
又は再生装置100に用いられる回転シリンダ装置10
1の詳細構成を説明する。図3は、本発明の特徴を最も
良く表わす実施形態におけるシリンダ装置の断面図であ
る。図において、1は中心軸であり、固定シリンダ5の
中心に圧入固定されている。2は軸受の玉3を摺動可能
に保持する外輪であり、上下の玉3に対して一体となっ
たハウジングを構成している。4は回転シリンダであ
り、ロータリトランス7とヘッドベース9を介して磁気
ヘッド10とが接着及びネジ12によって所定位置に固
定されている。5aは固定シリンダ5の外周部にて磁気
テープ(図示せず)を走行案内するリード部である。
【0019】6は固定側のロータリトランスであり、回
転側のロータリトランス7と対向するように固定シリン
ダ5に接着固定されている。また、8は図示しない信号
処理基板に対して接続される端子、11はロータリトラ
ンス7と磁気ヘッド10を電気的に接続する中継用のフ
レキシブルリードである。記録時には信号処理基板から
の信号が接続端子8からロータリトランス6,7を介し
て回転シリンダ4側に伝達され、更にその信号は中継用
のフレキシブルリード11を介して磁気ヘッド10に供
給される。一方、再生時には磁気ヘッド10によって磁
気テープから拾われた信号は、中継用のフレキシブルリ
ード11を介してロータリトランス6,7に送られ、接
続端子8を介して信号処理基板へ送られる。更に、13
は磁気ヘッド10の高さを調節するためのベンディング
ビスである。
転側のロータリトランス7と対向するように固定シリン
ダ5に接着固定されている。また、8は図示しない信号
処理基板に対して接続される端子、11はロータリトラ
ンス7と磁気ヘッド10を電気的に接続する中継用のフ
レキシブルリードである。記録時には信号処理基板から
の信号が接続端子8からロータリトランス6,7を介し
て回転シリンダ4側に伝達され、更にその信号は中継用
のフレキシブルリード11を介して磁気ヘッド10に供
給される。一方、再生時には磁気ヘッド10によって磁
気テープから拾われた信号は、中継用のフレキシブルリ
ード11を介してロータリトランス6,7に送られ、接
続端子8を介して信号処理基板へ送られる。更に、13
は磁気ヘッド10の高さを調節するためのベンディング
ビスである。
【0020】19はモータ台座であり、この例では駆動
モータは回転シリンダ4側に配置されている。ロータマ
グネット14は、ロータヨーク15を介して回転シリン
ダ4にネジ止めにより固定される。ロータマグネット1
4に対向して、駆動用コイル16がステータヨーク18
との間にスペーサモールド17を挟むかたちで、フレキ
シブル配線基板20上の所定の位置に固定されている。
ステータヨーク18はモータ台座19にネジ止めにより
固定されている。
モータは回転シリンダ4側に配置されている。ロータマ
グネット14は、ロータヨーク15を介して回転シリン
ダ4にネジ止めにより固定される。ロータマグネット1
4に対向して、駆動用コイル16がステータヨーク18
との間にスペーサモールド17を挟むかたちで、フレキ
シブル配線基板20上の所定の位置に固定されている。
ステータヨーク18はモータ台座19にネジ止めにより
固定されている。
【0021】ここで、固定シリンダ5においてリード部
5a側であって、中心軸1の圧入部近辺には、切欠部5
bが形成されている。この切欠部5bは好適には、切欠
或いは半抜きの非貫通穴として形成される。この切欠部
5bはまた、図4に示したように固定シリンダ5におけ
る中心軸1に対する圧入孔5cの至近位置であって、リ
ード部5aの中央部(図4、A部)側に設けられる。そ
してリード部5aの中央部の方向に中心軸1の傾きが発
生するように、例えば円形の溝として構成されている。
なお、切欠部5bの形状、大きさ(径もしくは幅、深
さ)等は、図示例のもののみに限定されるものではな
く、必要に応じて適宜設定可能である。
5a側であって、中心軸1の圧入部近辺には、切欠部5
bが形成されている。この切欠部5bは好適には、切欠
或いは半抜きの非貫通穴として形成される。この切欠部
5bはまた、図4に示したように固定シリンダ5におけ
る中心軸1に対する圧入孔5cの至近位置であって、リ
ード部5aの中央部(図4、A部)側に設けられる。そ
してリード部5aの中央部の方向に中心軸1の傾きが発
生するように、例えば円形の溝として構成されている。
なお、切欠部5bの形状、大きさ(径もしくは幅、深
さ)等は、図示例のもののみに限定されるものではな
く、必要に応じて適宜設定可能である。
【0022】ところで、固定シリンダ5の圧入孔5cに
中心軸1が圧入されると、通常切欠部5bが設けられて
いない場合には前述したように、中心軸1及び固定シリ
ンダ5間で方向性がないため中心軸1の固定シリンダ5
の外周に対する1〜2μmの倒れが発生する。この倒れ
のために、特にリード部5aがテープ走行に対して、テ
ープエッジより下に位置するような形状になると、つま
りリード部5aとテープエッジの間に間隙が生じ得る状
態になると、リード部5aによって磁気テープを規制し
得ず、リード部5aでのテープ走行が不安定となる。従
って前述したように中心軸1を基準に再加工する必要が
ある。この再加工により、中心軸1の倒れを補正すると
共に、リード部5aの中央部がテープ走行に対して、テ
ープエッジより上に位置するように補正している。
中心軸1が圧入されると、通常切欠部5bが設けられて
いない場合には前述したように、中心軸1及び固定シリ
ンダ5間で方向性がないため中心軸1の固定シリンダ5
の外周に対する1〜2μmの倒れが発生する。この倒れ
のために、特にリード部5aがテープ走行に対して、テ
ープエッジより下に位置するような形状になると、つま
りリード部5aとテープエッジの間に間隙が生じ得る状
態になると、リード部5aによって磁気テープを規制し
得ず、リード部5aでのテープ走行が不安定となる。従
って前述したように中心軸1を基準に再加工する必要が
ある。この再加工により、中心軸1の倒れを補正すると
共に、リード部5aの中央部がテープ走行に対して、テ
ープエッジより上に位置するように補正している。
【0023】さて、本実施例ではリード部5a側の圧入
部近辺に切欠部5bを設けたことにより、圧入時の歪み
エネルギが切欠部5b側に解放されて該切欠部5b側に
変形する結果、中心軸1は必ずリード部5b側に傾く。
このように中心軸1を傾斜させることにより、リード部
5aの中央部がテープ走行に対して、テープエッジより
上に位置するようにし、つまり走行する磁気テープのテ
ープエッジがリード部5aによってガイドされるように
摺接する状態を確保する。従って、リード部5aによっ
て磁気テープを的確に規制することができる。
部近辺に切欠部5bを設けたことにより、圧入時の歪み
エネルギが切欠部5b側に解放されて該切欠部5b側に
変形する結果、中心軸1は必ずリード部5b側に傾く。
このように中心軸1を傾斜させることにより、リード部
5aの中央部がテープ走行に対して、テープエッジより
上に位置するようにし、つまり走行する磁気テープのテ
ープエッジがリード部5aによってガイドされるように
摺接する状態を確保する。従って、リード部5aによっ
て磁気テープを的確に規制することができる。
【0024】図5は、本発明の回転シリンダ装置の第2
実施形態を示す断面図である。この例では軸付軸受にお
いて2つの外輪2a,2bが分割構成され、これを回転
シリンダ4に直接組み付けたものである。また、切欠部
5b′は、固定シリンダ5の下面に形成されており、且
つリード部5aの中央部(図4、A部)とは反対側に設
けられる。切欠部5b′の形状、大きさ等は、第1実施
形態と同様に設定することができる。
実施形態を示す断面図である。この例では軸付軸受にお
いて2つの外輪2a,2bが分割構成され、これを回転
シリンダ4に直接組み付けたものである。また、切欠部
5b′は、固定シリンダ5の下面に形成されており、且
つリード部5aの中央部(図4、A部)とは反対側に設
けられる。切欠部5b′の形状、大きさ等は、第1実施
形態と同様に設定することができる。
【0025】第2実施形態において、中心軸1の圧入時
の歪みエネルギが切欠部5b′側に解放されて切欠部5
b′側に変形する結果、中心軸1は必ずリード部5a側
に傾く。このように中心軸1がリード部5aの中央部方
向に倒れるため、圧入によるバラツキを考慮しても必ず
リード部5aの中央部がテープ走行に対してテープエッ
ジより上に位置する配置となるため、テープ走行が安定
する。
の歪みエネルギが切欠部5b′側に解放されて切欠部5
b′側に変形する結果、中心軸1は必ずリード部5a側
に傾く。このように中心軸1がリード部5aの中央部方
向に倒れるため、圧入によるバラツキを考慮しても必ず
リード部5aの中央部がテープ走行に対してテープエッ
ジより上に位置する配置となるため、テープ走行が安定
する。
【0026】なお、上記実施形態では、中心軸1にて軸
付軸受の内輪を形成する例を説明したが、内輪の玉が摺
動するレース面を別部材で形成し、その外輪を図3の例
のように一体に構成したもの、或いは別体に構成された
2つの外輪を円筒状のハウジングに組付けて、図3に示
した軸受部と同等の構成にしたもの等でも、同様な効果
が得られるものである。
付軸受の内輪を形成する例を説明したが、内輪の玉が摺
動するレース面を別部材で形成し、その外輪を図3の例
のように一体に構成したもの、或いは別体に構成された
2つの外輪を円筒状のハウジングに組付けて、図3に示
した軸受部と同等の構成にしたもの等でも、同様な効果
が得られるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、軸
付軸受をシリンダ装置の軸受として採用し、且つ回転シ
リンダに磁気ヘッドとロータリトランスを固定する方式
として軸固定の構成としたことにより、高精度で小型且
つ安価な回転シリンダ装置を実現することができる。ま
た、中心軸の圧入時に圧入孔の近辺に、圧入の歪み応力
を解放し得る切欠部を設けると共に、その位置を軸が必
ずリード部中央方向に倒れるように設定したことによ
り、リード部の再加工が不要となり簡単な工程で高精度
で小型且つ安価な回転シリンダ装置を実現することがで
きる等の利点を有している。
付軸受をシリンダ装置の軸受として採用し、且つ回転シ
リンダに磁気ヘッドとロータリトランスを固定する方式
として軸固定の構成としたことにより、高精度で小型且
つ安価な回転シリンダ装置を実現することができる。ま
た、中心軸の圧入時に圧入孔の近辺に、圧入の歪み応力
を解放し得る切欠部を設けると共に、その位置を軸が必
ずリード部中央方向に倒れるように設定したことによ
り、リード部の再加工が不要となり簡単な工程で高精度
で小型且つ安価な回転シリンダ装置を実現することがで
きる等の利点を有している。
【図1】本発明の回転シリンダ装置を備えた記録又は再
生装置の全体構成例を示す平面図である。
生装置の全体構成例を示す平面図である。
【図2】本発明の回転シリンダ装置を備えた記録又は再
生装置の全体構成例を示す平面図である。
生装置の全体構成例を示す平面図である。
【図3】本発明の回転シリンダ装置の第1実施形態にお
ける縦断面図である。
ける縦断面図である。
【図4】本発明の回転シリンダ装置の第1実施形態にお
ける平断面図である。
ける平断面図である。
【図5】本発明の回転シリンダ装置の第2実施形態にお
ける縦断面図である。
ける縦断面図である。
1 中心軸 2 外輪 3 軸受の玉 4 回転シリンダ 5 固定シリンダ 6,7 ロータリトランス 9 ヘッドベース 10 磁気ヘッド 11 フレキシブルリード線 13 ベンディングビス 14 ロータマグネット 15 ロータヨーク 16 駆動用コイル 18 ステータヨーク 19 モータ台座
Claims (5)
- 【請求項1】 中心軸を固定シリンダに圧入固定し、軸
受を介して前記中心軸に軸受される回転シリンダが、前
記固定シリンダと同軸に回転するようにした回転シリン
ダ装置において、 前記中心軸に関して前記固定シリンダの圧入部の形状を
非対称として、前記中心軸の圧入時の歪み変形に方向性
を付与するようにしたことを特徴とする回転シリンダ装
置。 - 【請求項2】 前記固定シリンダに圧入される前記中心
軸が、該固定シリンダのリード部側へ偏寄するように、
前記固定シリンダにおける圧入部に切欠を設けたことを
特徴とする請求項1に記載の回転シリンダ装置。 - 【請求項3】 前記切欠は、前記圧入部における前記リ
ード部側、又はその反対側に設けられることを特徴とす
る請求項2に記載の回転シリンダ装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の回転シリンダ装置にお
いて、 前記中心軸に玉軸受の玉走行面を設けた軸受構成を有
し、ロータリトランス及び磁気ヘッドが前記回転シリン
ダに組付けられ、前記中心軸及び前記軸受を組付けて、
前記固定シリンダに前記中心軸を圧入することにより組
立てられることを特徴とする回転シリンダ装置。 - 【請求項5】 磁気テープに対して情報の記録又は再生
を行うためのヘッドを有する請求項1〜4のいずれかに
記載の回転シリンダ装置と、 前記磁気テープを収納するカセットを装着し、該カセッ
トを前記回転シリンダ装置に対して進退可能に支持する
カセット載置部材と、 前記磁気テープを前記カセットから引き出して、該磁気
テープを所定テープパスに沿って走行させるようにした
テープガイド部材と、を備えたことを特徴とする記録又
は再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7196616A JPH0944944A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 回転シリンダ装置及び記録又は再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7196616A JPH0944944A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 回転シリンダ装置及び記録又は再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944944A true JPH0944944A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16360724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7196616A Pending JPH0944944A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 回転シリンダ装置及び記録又は再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0944944A (ja) |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP7196616A patent/JPH0944944A/ja active Pending
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