JPH09500906A - 血中コレステロール低下薬 - Google Patents

血中コレステロール低下薬

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JPH09500906A
JPH09500906A JP7517868A JP51786895A JPH09500906A JP H09500906 A JPH09500906 A JP H09500906A JP 7517868 A JP7517868 A JP 7517868A JP 51786895 A JP51786895 A JP 51786895A JP H09500906 A JPH09500906 A JP H09500906A
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デニーノ,マイケル,ポール
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ファイザー・インク.
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    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、血中コレステロール低下薬および抗アテローム動脈硬化薬として有用な特定のステロイダルグリコシド類及びこのステロイダルグリコシド類の調製に有用な特定の保護された中間物質に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 血中コレステロール低下薬 発明の背景 本発明は、哺乳類における、特に血中コレステロール低下薬および抗アテロー ム動脈硬化薬としてのステロイダルグリコシド類及びこれを用いる方法に関する 。 血中コレステロール低下活性を有する多くの公知の製品は、架橋した合成ポリ マー誘導体である。例えば、架橋した水不溶性の胆汁酸結合ポリスチレンを主成 分とした樹脂類、例えばコレスチラミンR薬は、砂のような″食感″を有し、従 って美味性に欠ける。更に、これらの樹脂ビーズ類は、典型的にインビボ効率が 低い。従って、これらの物質の効果的な血中コレステロール低下投与量は、過剰 量、典型的には1日当たり処方製品18−24グラムである。血中コレステロー ル低下活性を有する他の公知のポリマーとしては、ヨーロッパ特許出願0212 145に記載されているような天然の産物キトサンおよびキトサン誘導体が挙げ られる。しかしながら、これらの物質の効果的な血中コレステロール低下投与量 は、やはり高い。 他の公知の高コレステロール血症制御薬としては、″アルファルファサポニン 類″のような植物抽出物が挙げられる。しかしながら、これらの植物抽出物の組 成は、変動し、且つかなりの量の有用でない化学物質を含有する。組成における 変動のため、標準投与量を設定または不純物の存在を予想することは困難である 。従って、このような抽出物は、ヒトに用いるのにはあまり適さない。更には、 これらの抽出物の精製は、高価なものになるであろう。代替物として、特定の合 成的に製造した純粋な″サポゲニンから誘導した″化合物、例えばスピロスタン 、スピロステンまたはステロール-誘導化合物から合成した物質は、重量ベース でアルファルファ抽出物よりも更に効果的にコレステロール吸収を抑制し、従っ て、ほどよいサイズの投与量で投与することができる。なぜならこれらの物質の 化学組成は公知であり、高純度で合成することができることから、ヒトを含む温 血動物に用いるのに好適である。 しかしながら、純粋なサポゲニン類は、大量に投与しない限り、コレステロー ルの吸収を顕著に阻害しない。サポゲニンが所望の効果を有するのは、別の部分 と化合した場合のみである。このようなサポゲニン化合物の例は、チゴゲニンお よびジオスゲニンの化合物、特にそのグリコシド類がある。P.K.Kintia,Iu.K.Va silenko,G.M.Gorianu,V.A.Bobeiko,I.V.Suetina,N.E.Mashchenko,Kim.Pharm.Zh. ,1981,15(9),55 は、3-O-(β-D-ガラクトピラノシル)ヘコゲニン及びその血中コレステロー ル低下薬としての使用法を開示している。米国特許第4,602,003および 4,602,005は、特定のステロイダルグリコシド類、詳しくは3-O-(β -D-グルコピラノシル)チゴゲニンおよび3-O-(β-D-セロビオシル)チゴゲ ニン並びにそれらの高コレステロール血症の制御のための使用法を開示している 。3-O-(β-D-セロビオシル)チゴゲニンは、例えばコレスチラミンと比較し た場合、卓越した血中コレステロール低下活性を有する。PCT特許出願WO 93/07167は、いくつかのステロイダルグリコシド類、詳しくは3-O-( 5-C-ヒドロキジメチル-L-アラビノ-ヘキソピラノシル)-チゴゲニンおよび3 -O-(5-C-ヒドロキジメチル-L-アラビノ-ヘキソピラノシル)-ジオスゲニン 並びにそれらの高コレステロール血症の制御における使用法を開示している。 最近普通に譲渡されたPCT特許出願WO 93/11150は、11-ケト チゴゲニル-β-O-セロビオシド、ヘコゲニン-β-O-セロビオシドおよびジオス ゲニン-β-O-セロビオシドを含む多数のステロイダルグリコシド類並びにそれ らの抗高コレステロール血症薬としての使用法を開示している。やはり普通に譲 渡されたPCT特許出頭WO 94/00480も種々のステロイダルグリコシ ド類及びそれらの抗高コレステロール血症薬としての使用法を開示しており、参 照によりその開示を本明細書に含めるものとする。 上記の血中コレステロール低下化合物は、この技術に多大な貢献をしているが 、この技術分野における改善された血中コレステロール低下医薬の継続した探究 がなされている。 発明の概要 本発明は、血中コレステロール低下薬および抗アテローム動脈硬化薬として有 用であるステロイダルグリコシド類、特にスピロスタニルグリコシド類に関する 。本発明の化合物は、一般式 の化合物ならびに薬学的に許容されるその塩および水和物である{ここで、 1、R2およびR3は、各々独立に、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、アジド 、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシまたは-Z-R4であり; 各例のZは、独立に−NH−C(=O)−、−O−C(=O)−、−O−C(= O)−N(R5)−、−NH−C(=O)−N(R5)−または−O−C(=S) −N(R5)−であり; 各例のR4は、独立にアリール、アリール(C1−C6)アルキル、(C2−C4) アルケニル、(C1−C6)アルキル、シクロ(C3−C7)アルキルまたはシクロ (C3−C7)アルキル(C1−C6)アルキルであり;各R4は、任意に、ハロ、 、(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ、フェノキシ、トリフルオロメチル、ニト ロ、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ、オキソ、(C1−C4)アルキ ルスルファニル、 (C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルフォニル、ジメ チルアミノ、モノ−もしくはジ−(C1−C4)アルキルアミノカルボニル、(C1 −C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、ピロリジニ ルカルボニルで独立に一-、二-または三-置換され(ここで、アリールは、炭素 結合しており、フェニル、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、イソオ キサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾチアゾリ ル、チアジアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリルまたはピリジルである); 各例のR5は、独立に水素、(C1−C4)アルキルであるか又は、R5は、それが 結合している窒素およびR4(ここで、R4は共有結合である)と結合する場合、 ピロリジニル、ピペリジニル、N−メチルピペラジニル、インドリニルまたはモ リホリニルを形成し、このような環式基は、炭素上で(C1−C4)アルコキシカ ルボニルで置換することができ; 但し、R1、R2およびR3は、全てがヒドロキシではない}。 一般式Iの好ましい化合物の第1群は、R1、R2およびR3が各々独立にヒド ロキシまたは−Z−R4であり、Zが−O−C(=O)−N(R5)−であり、R5 が水素である化合物から成る。この好ましい化合物の第1群の中で特に好まし い化合物は、C1′アノメリックオキシがβであり、C1″アノメリックオキシが βであり、R3がαであり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキ シがβであり、Q1がカルボニルであり、Q2がメチレンであり、R1がヒドロキ シである化合物である。上記の特に好ましい化合物群の中で更に好ましい化合物 は、R2およびR3が、−Z−R4であり、R4が、2−フルオロフェニル、2,4 −ジフルオロフェニル、2−メチルフェニル、2−チエニル−メチル、2−メト キシカルボニル−エチル、チアゾール−2−イル−メチル、2−メトキシカルボ ニル−ブチルまたはフェニルである化合物である。上記の特に好ましい化合物群 の中で更に好ましい他の化合物は、R2が−Z−R4であり、R3がヒドロキシで あり、R4が、2,4−ジフルオロフェニル、2,6−ジクロロフェニルまたは 2−フルオロフェニルである化合物である。 一般式Iの好ましい化合物の上記第1群の中で特に好ましい他の化合物は、C1 ′ア ノメリックオキシがβであり、C1″アノメリックオキシがβであり、R3がαで あり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキシがβであり、Q1が カルボニルであり、Q2 であり、R1がヒドロキシである化合物 である。この群の中で特に好ましい化合物は、R2およびR3が、−Z−R4であ り、R4が、2−フルオロフェニル、2−チエニル−メチル、2−メトキシカル ボニル−エチルまたはチアゾール−2−イル−メチルである化合物である。 一般式Iの好ましい化合物の第2群は、Q1がカルボニルであり、R1が、ヒド ロキシ、水素、ハロ、アジドまたは(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコ キシであり、R2が、水素、ハロ、アジドまたは(C1−C6)アルコキシ(C1− C6)アルコキシであり、R3がZ−R4であり、Zが−O−C(=O)N(R5) −であり、R5が水素である化合物から成る。この好ましい化合物の第2群の中 で特に好ましい化合物は、C1′アノメリックオキシがβであり、C1″アノメリ ックオキシがβであり、R3がαであり、C5水素がαであり、C25が(R)であ り、C3オキシがβである化合物である。上記の特に好ましい化合物群の中で更 に好ましい化合物は、R1がヒドロキシであり、R2が水素であり、R4が2−フ ルオロフェニルである化合物である。 一般式Iの好ましい化合物の第3群は、R1、R2およびR3が、各々独立に、 ヒドロキシまたは−Z−R4であり、Zが−O−C(=O)−であり、R4が、独 立に、(C1−C6)アルキル、アリールまたは、ハロもしくは(C1−C6)アル キルで一-もしくは二置換したアリールである化合物から成る。この好ましい化 合物の第3群の中で特に好ましい化合物は、R1およびR2が−Z−R4であり、 R3がαヒドロキシであり、R4が2−フリルであり、C1′アノメリックオキシ がβであり、C1″アノメリックオキシがβであり、C5水素がαであり、C25が (R)であり、C3オキシがβであり、Q1がカルボニルであり、Q2がメチレン である化合物である。 一般式Iの好ましい化合物の第4群は、R1、R2およびR3が、各々独立に、 ヒドロキシまたはハロであり、Q1がカルボニルであり、C1″アノメリックオキ シがβで あり、R3がαである化合物から成る。 上記一般式Iの化合物の保護された中間物質としては、一般式IIAの化合物 が挙げられる 4は、アルコール保護基であり; P1が水素で、P3がアルコール保護基であるか又は P3が水素でP1がアルコール保護基である)。 一般式IIAの好ましい化合物は、アルコール保護基がアセチルまたはクロロ アセチルであるこれらの化合物から成る。 上記一般式Iの化合物の他の保護された中間物質としては、一般式IIBの化 合物が挙げられる 10は、シリル保護基であり; P11は、P10と異なるアルコール保護基である)。 一般式IIBの好ましい化合物は、アルコール保護基がアセチルであり、シリ ル保護基がt−ブチルジフェニルシリル、トリイソプロピルシリルまたはt−ブ チルジメチルシリルであるこれらの化合物から成る。 上記一般式Iの化合物の更なる他の保護された中間物質としては、一般式II Cの化合物が挙げられる 31は、アルコール保護基であり; P32は、1,3ジオールのための環式保護基を形成する)。 一般式IICの好ましい化合物は、P31がアセチルまたはクロロアセチルであ り、P32が、ベンジリデンまたはパラメトキシベンジリデンであるこれらの化合 物から成る。 本発明の更に別の態様は、高コレステロール血症またはアテローム動脈硬化に 罹患している哺乳類に、高コレステロール血症またはアテローム動脈硬化を治療 する量の一般式Iの化合物を投与することにより、哺乳類における高コレステロ ール血症またはアテローム動脈硬化を治療する方法に関する。 また、本発明は、治療に効果的な量の一般式Iの化合物および薬学的に許容さ れる担体を含んで成ることを特徴とする、哺乳類における高コレステロール血症 またはアテローム動脈硬化の治療のための医薬組成物に関する。 一般式Iの化合物は、本明細書において、一般式Iで表わした絶対立体化学を 有す る単一の鏡像異性体として定義される。 アルコール保護基とは、当業者等に公知の従来のアルコール保護基を意味する 。このようなアルコール保護基は、T.W.Greene,Protective Groups in Or ganic Synthesis ,John Wiley & Sons,New York,New York,1991,2nd E ditionに記載があり、参照により本明細書に含めるものとするが(例えば、10 −13頁参照)、それとしては、例えば、(C1−C6)アルコキシ、ハロ、アリ ール、アリールオキシまたはハロアリールオキシで任意に一-、二-または三-置 換したホルミル、(C1−C10)アルカノイルのようなエステル類;炭素上で、 ハロ、(C1−C6)アルキル、(C1−C6)アルコキシ(ここで、アリールは、 フェニル、2−フリル等である)で任意に一-、二-または三-置換したアロイル ;炭酸塩類;スルホン酸塩類:およびベンジル、パラメトキシベンジル、メトキ シメチル等のようなエーテル類が挙げられる。 シリル保護基とは、(シリル基を保護するためではなく)ヒドロキシ基を保護 するために用いられるような、当業者等に公知の従来の三置換したシリル保護基 を意味する。このようなシリル保護基は、上記のT.W.Greeneの本(例えば1 2頁)に記載があり、それとしては、例えば、3個のシリル置換基の各々が(C1 −C6)アルコキシ、ハロまたはアリールで任意に置換した(C1−C6)アルキ ルであってもよく;また、アリールが炭素上でハロ、(C1−C6)アルキル、( C1−C6)アルコキシで任意に置換される(ここで、アリールは、フェニル、2 −フリル等である)シリル化合物が挙げられる。 1,3ジオールのための環式保護基を形成するとは、当業者等に公知の従来の ケタールまたはアセタール保護基を意味する。このような環式保護基は、上記の T.W.Greeneの本(例えば13および14頁)に記載があり、それとしては、 例えば、保護基が、(C1−C6)アルキリデンが(C1−C6)アルコキシまたは ハロで任意に置換された環式アセタール;および炭素上で、ハロ、(C1−C6) アルキル、(C1−C6)アルコキシで任意に置換されたアリーリデン(ここで、 アリーリデンは、フェニリデン、2−フリリデン等である)ならびに、更なる置 換基が、(C1−C6)アルコキシもしくはハロで任意に置換された(C1−C6) アルキルまたは、炭素上で、ハロ、(C1−C6)アルキルもしくは(C1−C6) アルコキシで任意に置換されたア リール(ここで、アリールは、フェニル、2−フリル等である)であるそれらの 環式ケタール類似体が挙げられる。 ハロとは、クロロ、ブロモ、ヨードまたはフルオロを意味する。 アルキルとは、直鎮または分枝鎮の飽和炭化水素を意味する。 本発明は、糖が置換された(例えば、カルバモイル、チオカルバモイルアシル およびシリル基で)ステロイダルグリコシド類について述べている。命名法にお けるこのような基全ては、特にデオキシとして示さない限り酸素上で置換される ものとして本明細書で定義される。 上記のZ部分は、左から右に読んでいく(即ち、左または初めの原子がR4で はなく糖部分に結合している)ものとして本明細書で定義される。 上記ステロイダル部分のC5−C6点線は、任意の炭素−炭素二重結合として本 明細書で定義される。 他の特徴および有利性は、本発明を具体的に説明する明細書および特許請求の 範囲から明白である。 発明の詳細な説明 通常、本発明の化合物は、所望の保護された糖ハロゲン化物とステロイドとを カップリングし、続いて脱保護することにより製造することができる。所望の官 能性/置換基を結合し(任意の選択的保護後)、最終的脱保護を行う。以下の本 文(上記模式図に合わせて)は、より詳細な記述を提供する。 模式図Iによれば、ステロイドが、上記で示した一般式Iの化合物のステロイ ダル部分であり(即ち、Q1、Q2、C3、C5、C25が、上記で定義した通りであ る)、C1′、C1″、R1、R2およびR3が、上記で定義した通りである一般式 Iの所望の化合物は、ステロイドが、上記のステロイダル部分であり(しかしな がら、以後詳細な説明において当業者等は、Q1および/またはQ2がヒドロキシ である例で、ヒドロキシが、糖の保護の結果として普通に保護された形態で存在 してもよいことに気がつかれるであろうが)、C1′およびC1″が、上記で定義 した通りであり、R1、R2およびR3が、上記で定義した通りであるか又は各々 が独立に−OAcのような普通に保護されたヒドロキシル基である適切な一般式 IIの化合物を脱保護(例えば、脱アセチル化)することにより調製することが できる。 代表的には、脱保護(好ましくは、脱アセチル化)は、メタノール、テトラヒ ドロフラン、n−プロパノールまたはその混合物のような極性溶媒中で、約0℃ から約100℃の温度で(代表的には、常温で)、約0.5psiから約50p siの圧力で(代表的には常圧)、約0.25時間から約2時間、一般式IIの 化合物とナトリウムメトキシドまたはシアン化カリウムのような求核塩基とを合 わせることにより成し遂げる。 更に、化合物は、テトラヒドロフランのような無水溶媒中で、約0℃から約5 0℃の温度で(代表的には常温で)、約0.1から約3時間、上記から得た脱ア セチル化生成物をフッ化テトラブチルアンモニウムのようなフッ化四級アンモニ ウムで処理することにより除去することのできるシリル保護基を含有してもよい 。 ステロイドが、上記のステロイド部分であり、C1′およびC1″が、上記で定 義した通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つが水素である一般式I Iの所望の化合物は、相当するハロゲン化化合物の還元により調製することがで きる。代表的には、還元は、トルエンのような無水非プロトン性溶媒中で還流温 度で約1時間から約5時間、水素化トリ−n−ブチル錫のような還元剤およびア ゾイソブチルニトリル (AIBN)のようなラジカル反応開始剤でハロゲン化化合物(BrおよびIが 好ましい)を処理することにより行うことができる。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記の 通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つがハロゲンである一般式II の所望の化合物は、ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およ びC1″が、上記で定義した通りであり、R1、R2およびR3が、各々独立にヒド ロキシであるか又は−OAcのような普通に保護されたヒドロキシル基である適 切に保護された一般式Vの化合物のハロゲン化により調製することができる。 通常、ハロゲン化は、まず適切に活性化され保護された形態の一般式Vの化合 物(例えば、一般式IVのメシル化物)を調製し、続いて所望のハロゲン化リチ ウムで処理することにより行うことができる。代表的には、メシル化は、塩基、 好ましくはトリエチルアミンのようなアミン塩基および、ジメチルアミノピリジ ンのような触媒量の触媒の存在下、無水ジクロロメタンのような非プロトン性無 水溶媒中で、約−20℃から約20℃の温度で、約1時間から約4時間、一般式 Vの化合物と塩化メシルを合わせることにより行うことができる。その結果でき たメシル化物を、次いで、N,N−ジメチルホルムアミドのような極性溶媒中で 約70℃から約100℃の温度で約1時間から約3時間、適切なハロゲン化リチ ウムで処理する。 あるいは、沃素化は、還流条件下トルエンのような無水非プロトン性溶媒中で (イミダゾールおよびトリフェニルホスフィンの存在下)常圧で約4時間から約 8時間、沃素と適切な一般式Vの化合物とを合わせることにより行うことができ る。 あるいは、フッ素化は、適切な一般式Vの化合物と三フッ化ジアルキルアミノ 硫黄(例えば、DAST)のようなフッ素化剤とをジメトキシエタンまたはジク ロロエタンのような無水非プロトン性溶媒中で約−10℃から約10℃の温度で 合わせ、次いで、約20分から約2時間後、温度を約30℃から約60℃に約1 時間から約4時間上げることにより行うことができる。 あるいは、選択的臭素化(即ち、R2=Br)は、ジクロロメタンのような無 水非プロトン性溶媒中で常温で約6時間から約48時間、適切な一般式Vの化合 物(ここで、C6″およびC4″は、OHで置換され、C6′は、−OAcのよう な普通に保護されたヒドロキシル基で置換される)を四臭化炭素およびトリフェ ニルホスフィンおよ び、ピリジンのようなアミン塩基で処理することにより達成することができる。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記の 通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つが(C1−C6)アルコキシ( C1−C6)アルコキシである一般式IIの所望の化合物は、ステロイドが、上記 のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記で定義した通りであり、 C6′、C6″およびC4″が、各々独立にヒドロキシ又は、−OAcのような普 通に保護されたヒドロキシル基で置換される適切に保護された一般式Vの化合物 をアルキル化することにより調製することができる。 代表的には、適切な一般式Vの化合物は、ジクロロエタンのような無水非プロ トン性溶媒の存在下、約15℃から約35℃の温度で(代表的には常温で)約1 時間から約8時間、過剰の適切なハロゲン化アルコキシアルキルおよび、ジイソ プロピルエチルアミンのようなトリアルキルアミン塩基と合わせ、続いて約40 ℃から約70℃の温度で1から4時間混合する。 ステロイドが、上記のステロイド部分であり、C1′およびC1″が、上記で定 義した通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つがZ−R4であり、R4 がケトン基を含有する一般式IIの所望の化合物は、相当するヒドロキシ置換し た一般式IIの化合物の酸化により調製することができる。代表的には、酸化は 、ジクロロメタンのような無水ハロゲン化溶媒中で、0℃から約30℃で、通常 、常温で、約2時間から約24時間、ヒドロキシ化合物をクロロクロム酸ピリジ ニウムのような酸化剤で処理することにより行う。 同様に、R4がアルキルスルフィニル基を含有する上記パラグラフで述べた一 般式IIの化合物は、相当するアルキルスルファニル置換した一般式IIの化合 物の酸化により調製することができる。代表的には、適切な一般式IIの化合物 を、ジクロロメタンのような無水ハロゲン化溶媒中で、常温で、1時間から約6 時間、メタ−クロロ過安息香酸のようなペルオキシ酸1当量で処理する。相当す るアルキルスルホニルの一般式IIの化合物は、過剰のペルオキシ酸を用い同様 の方法で調製することができる。 ステロイドが、上記のステロイド部分であり、C1′およびC1″が、上記で定 義した通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つがZ−R4であり、R4 がアルキ ルアミノカルボニルアルキルである一般式IIの所望の化合物は、アミド形成反 応を介し、相当するカルボキシアルキルの一般式IIの化合物から調製すること ができる。代表的には、アミドは、カルボン酸と置換カルボジイミドおよびヒド ロキシベンゾトリアゾールのようなカルボキシル活性化剤および、所望のアミド 生成物を生じるように選択された一級または二級アミンとを反応させることによ り形成する。反応は、代表的には、ジクロロメタンのような無水非プロトン性溶 媒中で、常温で、約0.5時間から約6時間行う。この手法で用いるカルボキシ アルキルの一般式IIの化合物は、代表的には、水素化分解反応により相当する ベンジルエステル(ベンジルエステルの調製については本明細書で述べている) から調製する。従って、このエステルは、メタノールのようなアルコール溶媒中 で炭素担持パラジウムのような水素化触媒で処理し、1から4気圧、代表的には 2気圧の水素下に約0.5から約8時間置く。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記の 通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つが−O−C(=O)−R4また は−O−C(=O)−N(R5)−R4である一般式Iの所型の化合物は、Q1、 Q2、C1′およびC1″が、上記で定義した通りである適切な一般式VIの化合 物をアシル化することにより調製することができる(模式図II参照)。あるい は、R1、R2およびR3の少なくとも1つが−O−C(=O)−R4、−O−C( =O)−N(R5)−R4または−O−C(=S)−N(R5)−R4である一般式 IIの所望の化合物は、ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′ およびC1″が、上記で定義した通りであり、C6′、C6″およびC4″が、各々 独立にヒドロキシ又は、−OAcのような普通に保護されたヒドロキシル基で置 換される適切に保護された一般式Vの化合物をアシル化することにより調製する ことができる(模式図I参照)。 エステル類とR1およびR2の位置でのカルバモイルオキシ置換物の非選択的混 合は、分子ふるいのような乾燥剤の存在下、反応物は常温に温めるが、約−60 ℃から約25℃の温度で約5分から約24時間、適切に保護されたペルヒドロキ シ糖の一般式VIの化合物を、適切な酸塩化物またはイソシアン化物および、ピ リジンのような無水溶媒としても作用するアミン塩基で処理することにより達成 する。生成物および生成物混合の相違は、用いた酸塩化物またはイソシアン化物 の量の変化、反応時間の 長さおよび、酸塩化物またはイソシアン化物の反応性に起因する。 あるいは、より選択的アシル化は、塩基、好ましくはトリエチルアミンまたは ピリジンのようなアミン塩基およびジメチルアミノピリジンのような触媒量のア シル化触媒の存在下、ジクロロメタンのような無水非プロトン性溶媒中で、約− 20℃から約20℃の温度で、適切に保護された(例えば、OAc)ステロイダ ルグリコシドの一般式Vの化合物を適切なイソシアン化物または酸塩化物で処理 することにより行う。反応混合物は、約10分から約2時間常温に温める。また 、カルバモイル化は、塩化第一銅の存在下、ジメチルホルムアミドのような極性 非プロトン性溶媒中で、常温で2時間から約10時間、適切に保護された一般式 Vの化合物を適切なイソシアン化物で処理することにより達成することもできる 。 また、カルバモイル化は、ジラウリン酸ジブチル錫のような有機錫触媒の存在 下、ジクロロメタンのような無水非プロトン性溶媒中で、常温で2時間から約2 4時間、適切に保護された一般式Vの化合物を適切なイソシアン化物で処理する ことにより達成することもできる。 更に、R1、R2およびR3の少なくとも1つがカルバモイルオキシまたはチオ カルバモイルオキシ部分である一般式IIの所望の化合物は、塩基、好ましくは ジイソプルピルエチルアミンのようなアミン塩基の存在下、ジクロロエタンのよ うな非プロトン性無水溶媒中で、約15℃から約30℃の温度で(代表的には常 温で)、約1から約4時間、適切に保護された(例えば、OAc)ステロイダル グリコシドの一般式Vの化合物をカルボニルジイミダゾールのようなホスゲン同 等物またはチオカルボニルジイミダゾールのようなチオホスゲン同等物で処理す ることにより調製することができる。適切なアミンを加え、反応混合物を同じ温 度で約1時間から約6時間撹拌し、必要に応じて約40℃から約60℃で約1か ら約4時間加熱する。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記の 通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つが−NH−C(=O)−R4ま たは−NH−C(=O)−N(R5)−R4である一般式IIの所望の化合物は、 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記で定 義した通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つがアミノまたはヒドロ キシである適切に保護された一般式IIIの化合物をアシル化することにより調 製することができる。 代表的には、アミドは、塩基、好ましくはトリエチルアミンのようなアミン塩 基の存在下、ジクロロメタンのような無水非プロトン性溶媒中で、約1から約3 時間、約0℃から約25℃の温度で、適切に保護された(例えば、OAc)ステ ロイダルグリコシジルアミンを適切な酸無水物または酸塩化物で処理することに より調製することができる。 あるいは、尿素類は、ジクロロメタンのような無水非プロトン性溶媒中で、約 1から約3時間、約0℃から約25℃の温度で、適切に保護された(例えば、O Ac)ステロイダルグリコシジルアミンを適切なイソシアン化物で処理すること により調製することができる。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記で 定義した通りであり、R1、R2およびR3の少なくとも1つがアミノまたはアジ ドである一般式IIIの所望の化合物(この場合、たまたま一般式IIの化合物 になる)は、相当する一般式IVのメシル化またはハロゲン化化合物からアシド 置換続いて必要に応じて還元により調製することができる。 代表的には、メシレートまたはハロゲン化合物は、N,N−ジメチルホルムア ミドのような極性非プロトン性溶媒中で(不活性雰囲気下で)約70℃から約1 50℃の温度で約2から約10時間、アジ化ナトリウムのようなアジ化金属に露 出する。このようなメシレート化合物の調製については、ハロゲン化リチウムに よるハロゲン化について上述している。代表的には、アジド化合物は、炭素担持 パラジウムのような貴金属触媒の存在下、常温で約4から約48時間、約1から 約3気圧の圧力下、水素ガスに露出することにより相当するアミン類に還元する 。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記で 定義した通りであり、C6′、C6″およびC4″が、各々独立にヒドロキシ又は 、−OAcのような普通に保護されたヒドロキシル基で置換される一般式Vの所 望の化合物(上記の所望の置換を得るために適切に保護された)は、Q1、Q2、 C3、C5、C25、C1′およびC1″が、上記で定義した通りである相当する一般 式VIの化合物から当業者等に公知の有機合成の従来の保護基法により調製する ことができる。保護基およびその使用法の総合的記述については、T.W.Green e,Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley & Sons,New York,1991参照。更に、上記の保護されたステロイダ ルグリコシド類の調製に用いるものとして、以下のパラグラフは、分別的選択的 保護基および連続保護反応の組み合わせを用い、ヒドロキシ類似体から種々の保 護されたステロイダルグリコシド類の調製について述べている。 例えば、ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が 、上記で定義した通りであり、C6′およびC6″が、ヒドロキシで置換され、C4 ″が、PがアシルであるOPで置換される一般式Vの所望の化合物は、相当す るペルヒドロキシステロイダルグリコシドからシリル化、アシル化および脱シリ ル化により都合よく調製することができる。適切な一般式VIの化合物は、塩基 、好ましくはイミダゾールのようなアミン塩基、三置換シリルハロゲン化物のよ うな所望の選択的保護を生じるように選択したバルクなシリル化剤、好ましくは 塩化t−ブチルジフェニルシリル、およびジメチルアミノピリジンのような触媒 量のシリル化触媒と、N,N−ジメチル−ホルムアミドのような無水非プロトン 性溶媒中で、約−20℃から約10℃で反応させ、続いて常温で約1から約6時 間撹拌する。シリル化終了後、塩基、好ましくはピリジンのようなアミン塩基お よび、無水酢酸のような上記で定義した所望のアシル保護基を生じるように選択 したアシル化剤を、常温および常圧で約3から約12時間加えて所望の保護され た化合物(例えば、一般式IIBの化合物)を調製するアシル化を達成する。そ の結果できた生成物を、ピリジンのような無水非プロトン性溶媒中で、約−20 ℃から約10℃でフッ化水素で処理し、続いて常温で約2から約6時間撹拌して 所望の選択的に保護された化合物(例えば、一般式IIAの化合物)を調製する 。この生成物は、ピリジンのような塩基の存在下、常温で約1から約4時間無水 酢酸のような1当量の保護基との反応により更に分別することのできる、C6′ およびC6″の位置のヒドロキシル基を含有する。この手法により、クロマトグ ラフィーにより分離することのできるC6′またはC6″のいずれかの位置の単一 のヒドロキシル基を含有する一般式Vの化合物の混合物を得る。 更に、ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、 上記で定義した通りであり、C6″およびC4″が、ヒドロキシで置換され、C6 ′が、PがアシルであるOPで置換される一般式Vの所望の化合物は、相当する ペルヒドロキシステロイダルグリコシドからケタール化、アシル化および脱ケタ ール化により都合よく調製することができる。適切な一般式VIの化合物は、カ ンファースルホン酸のよ うな触媒量の強酸の存在下、クロロホルムまたはジクロロエタンのような無水非 プロトン性溶媒中で、還流条件下、約2から約6時間、常圧で、ベンズアルデヒ ドジメチルアセタールまたはアニスアルデヒドジメチルアセタールのような上記 で定義した所望の環式保護基を生じるように選択したアセタールまたはケタール と反応させる。ケタール化終了後、塩基、好ましくはピリジンのようなアミン塩 基、ジメチルアミノピリジンのような触媒量のアシル化触媒および、無水酢酸ま たは無水クロロ酢酸のような上記で定義した所望のアシル保護基を生じるように 選択したアシル化剤を、約−20℃から約10℃の温度で加え、続いて常温で約 1から約12時間撹拌して所望の保護された化合物を調製する。その結果できた 生成物を、還流条件下約50℃で水中の80%酢酸で約1から約4時間処理する かまたは、常温で約2から約8時間ジクロロメタンおよびメタノールの混合物中 のトリフルオロ酢酸で処理して所望の保護された化合物(例えば、一般式IIA の化合物)を調製する。 この生成物は、更に、選択的シリル化反応により、C6′およびC6″が、Pが アシルまたはシリル保護基であるOPで置換され、C4″が、OHで置換される 一般式Vの化合物に変換することができる。代表的には、シリル化は、C4″お よびC6″が、OHで置換され、C6′が、Pがアシル保護基であるOPで置換さ れる適切な一般式Vの化合物を、塩化タート−ブチルジメチルシリルのようなシ リル化剤および、塩基、好ましくはイミダゾールのようなアミン塩基で、ジメチ ルホルムアミドのような極性非プロトン性溶媒中で常温で約12時間から約48 時間処理することにより行う。 ステロイドが、上記のステロイダル部分であり、C1′およびC1″が、上記で 定義した通りであり、C6″およびC4″が、ヒドロキシで置換され、C6′が、 Pがエーテル保護基であるOPで置換される一般式Vの所望の化合物は、相当す るペルヒドロキシステロイダルグリコシドからケタール化、エーテル化および脱 ケタール化により都合よく調製することができる。ケタール化は、上記の通りに 行う。終了後、溶媒をジメチル−ホルムアミドのような極性非プロトン溶媒で置 き換える。臭化ベンジルのような適切なハロゲン化アルキル、続いて水素化ナト リウムのような強塩基を約−20℃から約0℃の温度で約1時間から約12時間 加える。脱ケタール化は、上述のように行う。 Q1、Q2、C3、C5、C25、C1′およびC1″が、上記で定義した通りである 一 般式VIの所望の化合物は、相当する一般式VIIまたは一般式VIIIの過ア セチル化ステロイダルグリコシドから上記の脱アセチル化処理により調製するこ とができる。C1′アノメリックオキシがαである一般式VIの化合物のアノマ ー化は、脱アセチル化に先立ち、C1′アノメリックオキシがβである相当する 一般式VIIの化合物について行う。立体化学用語αおよびβは、糖の結合炭素 の配置を指す。代表的には、アノマー化は、塩化メチレンのような無水非プロト ン性溶媒中で、20℃から約40℃の温度で(代表的には常温)、少なくとも2 4時間、代表的には数日間、臭化水素酸のような鉱酸で処理することにより行う 。 Q1、Q2、C3、C5およびC25が、上記の通りである一般式VIIの所望の化 合物は、適切なアセチル化糖ハロゲン化物(例えば、臭化物)とステロイドをカ ップリングすることにより調製することができる。更に詳しくは、糖がβ−D− マルトシル以外である一般式VIIの化合物には、フッ化亜鉛によって促進され る、適切な一般式IXの化合物(ここで、Q1、Q2、C3、C5およびC25は、上 記の通りである)とペルアセチル化糖ハロゲン化物とのカップリングを用いる。 糖がβ−D−マルトシルである一般式VIIの化合物には、臭化水銀およびシア ン化水銀によって促進される、適切な一般式Xの化合物(例えば、Q1、Q2、C3 、C5およびC25が、上記の通りである一般式IXの化合物のトリメチルシリル エーテル)とペルアセチル化糖ハロゲン化物とのカップリングを用いる。 通常、一般式IXの化合物とペルアセチル化糖臭化物とのフッ化亜鉛が促進す るカップリングは、約20℃から約100℃の温度で約0.5から約12時間、 非プロトン性無水の反応に不活性な溶媒(例えば、アセトニトリル)中で起る。 代表的には、約0.5から約4当量(一般式IXの化合物に基づき)のフッ化亜 鉛を用い、約0.5から約3当量のアセチル化糖臭化物を用いる。好ましくは、 カップリングは、酸が触媒し、反応中に生じるハロゲン化水素酸を酸触媒として 用いるのが特に好ましい。所望の化合物は、代表的には常圧を用いるが、0.5 から50psiの圧力で調製することができる。好ましい単離技法において、グ リコシド類は、約25%から75%の水および残余のアルコール(例えば、メタ ノール)の添加により粗濾過反応混合物(例えばアセトニトリル生成物溶液)か ら沈殿させることができる。水性メタノール/アセトニトリルからの生成物の沈 殿は、抽出単離に比較しそれほど処理を必 要とせず、より純度の高い生成物を提供する。通常、一般式Xの化合物とアセチ ル化β−D−マルトシル臭化物との臭化水銀およびシアン化水銀が促進するカッ プリングは、塩化メチレンのような非プロトン性無水溶媒中で、約20℃から約 100℃の温度で約0.5から約6時間行う。代表的には、約0.5から約4当 量(アセチル化β−D−マルトシル臭化物に基づき)の臭化水銀およびシアン化 水銀を用い、約0.5から約3当量のペルアセチル化β−D−マルトシル臭化物 を用いる。所望の化合物は、代表的には常圧を用いるが、0.5から50psi の圧力で調製することができる。好ましくは、フッ化亜鉛が促進する一般式IX の化合物のカップリングのために述べたように単離する。 Q1、Q2、C3、C5およびC25が、上記の通りである一般式Xの所望の化合物 は、Q1、Q2、C3、C5およびC25が、上記の通りである適切な一般式IXの化 合物をシリル化することにより調製することができる。通常、一般式IXの化合 物、トリエチルアミンのような塩基および活性化トリアルキルシリル化合物(例 えば、トリメチルシリル塩化物のトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホン 酸塩)は、塩化メチレンのような非プロトン性無水溶媒中で約10℃未満の温度 で約0.5から約2時間反応させる。 通常、上記の手法は、R1、R2および/またはR3の基が類似していない一般 式Iの化合物を提供するように組み合わせることができる(例えば、ハロゲン化 続いてカルバモイル化)。 上記の反応模式図の出発物質(例えば、アルコキシアルキルハロゲン化物、酸 無水物、ペルアセチル化糖ハロゲン化物、酸塩化物、イソシアネート類、ステロ イド類、アミン類、トリアルキルシリルクロリド類、カルボニルジイミダソール 類、チオカルボニルジイミダソール類、酸誘導体類、アセタール類、ケタール類 、保護基)は、容易に入手可能であるか又は、有機合成の従来法を用いて当業者 等により容易に合成することができる。例えば、本発明の化合物のいくつかは、 最終的にR4基になる置換アミン類およびカルボン酸類の合成を必要とする。こ のような調製は、標準であり、当業者等に公知である。 更に、上記ステロイド類の調製に用いるものとして、以下のパラグラフは、1 2−ケト類似体(例えば、ヘコゲニン)からの種々の一般式IXの化合物の調製 について 述べている。一般式IXのステロイド化合物(ここで、Q1はメチレンであり、 Q2はカルボニルであり、C5水素(またはC5水素がない)およびC25炭素の立 体化学は、下記で明確にした通りである)についての参考文献を、表Iに記載す る。 以下のパラグラフは、出発物質として用いる種々のステロイド類(即ち、C3 位置で別の立体化学および酸素化および表Iに記載した上記一般式IXの化合物 から得られるC11(Q1)およびC12(Q2)でのエピマー類)の調製のための参 考文献について述べる及び/又は示している。通常、異なる酸素化ステロイドの 調製は、C3、C5(またはC5水素がない)およびC25の位置の立体化学に依存 しない。従って、Q1がメチレンであり、Q2がカルボニルである場合、C3、C5 (またはC5水素がない)およびC25の位置の適切な立体化学がいったん達成さ れるならば、Q1およびQ2の位置での種々の酸素化化合物は、それらから調製す ることができる。 本明細書で述べた調製法のいくつかは、離れた官能性(即ち、C11(Q1)お よびC12(Q2))の保護を必要とする。これらの保護基の必用性は、離れた官 能性の性質および調製法の条件に依存して変わる。この必用性は、当業者により 容易に決定される。保護基およびそれらの使用法の総合的説明については、T. W Greene,Protecive Groups in Organic Synthesi s,John Wiley & Sons,New York,1991参照 。 Q1がメチレンであり、Q2がカルボニルであり、C3ヒドロキシがβである一 般式IXの化合物は、以下の2つの手法によりC3ヒドロキシがαである相当す る一般式IXの化合物に変換することができる。これらの調製法は、C25の立体 化学に依存せずに用いることができる。 カルボニルは、EngelおよびRakhit,Can.J.Chem.40,2153,1962の手法によ りステロイドとエチレングリコールおよび酸触媒とを反応させることによりケタ ール(例えば、エチレンケタール)として保護する。C5水素がαである場合、 C3ヒドロキシ基は、塩化メチレン中のクロロクロム酸ピリジニウム(PCC) を用い大気条件でケトンに酸化する。次いで、GondosおよびOrr,J.Chem.So c.Chem.Commun.21,1239,1982により、C3ケトンを、テトラヒドロフラン中で 低温で、K-SelectrideR還元剤のような立体的に阻害された還元剤で還元して C3αアルコールを得る。Q2(C12)保護基は、アセトンのような適切な溶媒中 で塩酸のような酸で除去する。 C5水素がβである化合物には、エタノール中で水素化硼素ナトリウムを用い てC3ケトンを還元してC3αアルコールを得ることを除いては、C5水素がαで ある場合に用いたのと同じ手法を用いる。 反応模式図IIIは、Q1がメチレンであり、Q2がカルボニルである一般式I Xの化合物から出発してQ1(C11)およびQ2(C12)が上記で定義される一般 式IXの化合物を達成する反応経路を具体的に説明している。 通常、これらの化合物の調製法は、L.F.FieserおよびM.Fieser,Steroid s ,Reinhold Pub.Corp.,New York,1959およびその中の参考文献に見い出す ことができるが、しかしながら、以下の説明文(反応模式図IIIで鍵となる) は、詳細な指針を提供する。 簡単に反応模式図IIIの方法1によれば、出発物質は、J.Chem.Soc. ,19 56,4344に記載の手法によりアセチル化し臭素化する。この中間物質は、次いで 、Helv.Cheim.Act.,1953,36,1241に記載のものと同様の手法により、水素化 アルミニウムリチウムで還元し、酸化銀で処理する。その結果できたβ−11, 12−エポキシドを、J. Chem.Soc.,1956,4344に記載の手法を用いて、トリ クロロ酢酸で開環し、けん化し、亜鉛および酢酸で還元して方法1のところで示 した生成物を得る。 方法2で、出発物質を、J.Chem.Soc.,1956,430に記載の手法を用いて選択 的にアセチル化する。その結果できた生成物を、Org.Svn.,1976,55,84に記載 の手法を用い、三酸化クロムおよびピリジンで酸化する。その結果できた生成物 を、Synthesis ,1973,790に記載の手法を用い、水、メタノールおよびTHF中 のシアン化カリウムでけん化して方法2のところで示した生成物を得る。方法3 で、出発物質を相当するトルエンスルホニルヒドラゾンに変換し、これを、順次 、J.Am.Chem.Soc. ,1954,76,4013に記載のものと同様の手法を用い、ナトリ ウムメトキシドで処理する。その結果できた11−エン生成物を、Tetrahedron Letters,1976,1973に記載の手法により、四酸化オスニウムおよびN−メチル モルホリン−N−オキサイドで酸化して方法3のところで示した生成物を得る。 方法4で、出発部質を、米国特許第3,178,418に記載の手法を用い、 一臭素化する。J.Chem.Soc.,1956,4330に記載の手法を用いたこの中間物質の 加水分解により方法4のところで示した生成物を得る。 方法5で、出発物質を、J.Am.Chem.Soc.,1951,73,1777に記載の手法によ り水素化アルミニウムリチウムで還元して示した生成物を得る。 方法6で、出発物質を、J.Am.Chem.Soc.,1953,75,1282に記載の手法によ りリチウムおよびアンモニアで還元して示した生成物を得る。 方法7で、出発物質を、J.Am.Chem.Soc.,1955,77,1632に記載の手法によ りアセチル化してアセテート類の混合物を得、これから3,11−ジアセテート を単離することができる。未保護の12−アルコールを、次いで、Org.Syn. , 1976,55,84に記載の手法により三酸化クロムおよびピリジンで酸化する。アセテ ート類のけん化により方法7のところで示した生成物を得る。 方法8で、出発物質を、J.Chem.Soc.,1956,4330に記載の手法を用い、ジア セチル化する。このジアセテートを、J.Chem.Soc.,1956,4334に記載の手法を 用いカルシウムおよびアンモニアで還元して方法8のところで示した生成物を得 る。 方法9で、出発物質を、J.Am.Chem.Soc.,1953,75,1282に記載の手法によ りリチウムおよびアンモニアで還元して示した生成物を得る。 方法10で、出発物質を、J.Am.Chem.Soc.,1951,73,1777に記載の手法に より水素化アルミニウムリチウムで還元して示した生成物を得る。方法11で、 J.Am.Chem. Soc. ,1972,94,6190に記載の手法を用い、出発物質を、3−アルコールの位置で t−ブチルジメチルクロロシランおよびイミダゾールを用いて選択的に保護する 。Org. Svn.,1976,55,84に記載の手法を用い、生成物を、三酸化クロムおよび ピリジンで酸化する。3−アルコールを、次いで、J.Am.Chem.Soc.,1972,94 ,6190に記載の手法を用い、アセトニトリル中のフッ化水素酸で脱シリル化して 方法11のところで示した生成物を得る。 方法12で、J.Am.Chem.Soc.,1972,94,6190に記載の手法を用い、出発物 質を、3−アルコールの位置でt−ブチルジメチルクロロシランおよびイミダゾ ールを用いて選択的に保護する。その結果できた中間物質を、J.Am.Chem.So c. ,1951,73,1777に記載の手法を用い水素化アルミニウムリチウムで還元する。 その結果できた中間物質を、Tetrahedron Letters,1981,22,3455に記載の手法 を用い、トリメチルシリルトリフラートおよび2,6−ルチシンを用い、選択的 に、12−アルコール上でアセチル化し11−アルコール上でシリル化し、次い で、12−アルコールの位置で水素化アルミニウムリチウムで脱アセチル化し水 性塩化アンモニウムで反応停止する。Org.SVn. ,1976,55,84に記載の手法を用 い、12−アルコールを、塩化メチレン中の三酸化クロムおよびピリジンで酸化 し、次いで、J.Am.Chem.Soc.,1972,94,6190に記載の手法を用い、アセトニ トリル中のフッ化水素酸で脱シリル化して方法12で示した生成物を得る。 得られた不せい炭素原子(置換アミノ基のようなカルバモイル部分の成分のい くつか)を有する一般式Iの化合物は、本来公知の方法、例えば、クロマトグラ フィーおよび/または分別結晶により、その物理的化学的差異または光学的特性 に基づきジアステレオマーおよび鏡像異性体に分離することができる。ジアステ レオマーおよび鏡像異性体を含むこのような異性体全ては、本発明の一部である と考えられる。 R4がアミン基を含有する本発明の化合物は、塩基性であり、酸塩を形成する 。このような酸塩全てが、本発明の範囲内にあり、従来法により調製することが できる。例えば、適切なように水性、非水性または部分的に水性のいずれかの媒 体中で、通常化学量論比で酸性および塩基性物質を接触させることにより簡単に 調製することができる。塩は、適切なように、濾過により、非溶媒を用いた沈殿 続いて濾過により、溶媒の蒸発により、または水溶液の場合凍結乾燥によりいず れかで回収する。 更に、本発明の化合物の多数は、水和物として単離することができる。 本発明の化合物は、コレステロール吸収の効力ある阻害剤であり、従って、全 部が、哺乳類、特にヒトにおける高コレステロール血症制御薬としての治療用途 に適合する。高コレステロール血症は、汎発性心血管、脳血管または抹消血管疾 患の進展と密接に関連することから、従属的にこれらの化合物は、アテローム動 脈硬化、特に動脈硬化症の進展を阻止する。 これらの化合物の高コレステロール血症制御活性は、標準手法に基づく方法に より示すことができる。例えば、コレステロールの腸吸収を阻害するこれらの化 合物のインビボ活性は、MelchoirおよびHarwell(J.Lipid Res.,1985,26,30 6-315)の手法により測定することができる。 活性は、オスのゴールデンシリアンハムスターにおいて、対照と比較したコレ ステロール吸収を減少させるコレステロール低下薬の量により決定することがで きる。オスのゴールデンシリアンハムスターは、コレステロールを含まない食事 (対照動物)または1%コレステロールおよび0.5%コール酸を補充した食事 のいずれかを4日間投与される。翌日動物を18時間断食させ、次いで、0.2 5%のメチルセルロース、0.6%のTweenTM80および10%エタノール を含有する水の1.5mlの経口ボーラス(対照動物)または更に、所望の濃度 のテストしようとする化合物を含有する経口ボーラスを投与する。ボーラス投与 直後、動物は、1%[3H]コレステロール(2.0μCi/動物;210dp m/ナノモル)および0.5%コール酸を含有する液体のハムスターの食事の2 回目の1.5mlの経口ボーラスを受領し、更に24時間断食する。この2回目 の断食期間の最後に、動物を屠殺し、肝臓を、摘出し、けん化し、一部を過酸化 水素の添加により脱色し、放射能を評価する。全肝放射能を、測定した肝臓重量 に基づき算定する。コレステロール吸収度は、ボーラス投与後24時間の肝臓に 存在する、経口ボーラスとして投与した全放射能のパーセンテージとして表わす 。 化合物の抗アテローム動脈硬化の効果は、ラビットの大動脈における脂質の沈 着を減少させる薬物の量により測定することができる。オスのニュージーランド ホワイトラビットは、0.4%コレステロールおよび5%落花生油を含有する食 事を4日間与えられる(食事は1日1回)。ラビットは、耳の周辺の静脈から採 血され、これらの 試料から全血漿コレステロール植を測定する。ラビットを、次いで、全血漿コレ ステロール濃度が同様の平均±s.d.を有するように治療群に割り当てる。群 割り当て後、ラビットは、食事混合物として又はゼラチンをベースにした糖菓剤 の小片として化合物を毎日服用する。対照のラビットは、食事またはゼラチン糖 菓剤に含まれる服用賦形剤のみを受領する。コレステロール/落花生油食事は、 化合物投与と共に研究の間ずっと継続する。血漿プラズマ値は、耳周辺静脈から の血を得ることにより、研究中いずれの時点でも測定することができる。5ヶ月 後、ラビットを屠殺し、大動脈を、胸部アーチから枝の回腸動脈までを取り出す 。大動脈は、外膜をきれいにし、縦に開き、次いで、Holman等(Lab.Invest.1 958,7,42-47)により著述されたようにSudan IVで染色する。染色した表 面積のパーセントを、Optimas Image Analyzing System(イメージ処理シス テム)を用いデンシトメトリーにより定量化する。減少した脂質の沈着は、対照 のラビットと比較した薬物群における染色した表面積パーセントの減少により示 される。 本発明の化合物の投与は、化合物を腸内腔に送達するいずれの方法も介するこ とができる。これらの方法としては、経口経路、十二指腸内経路等が挙げられる 。 投与するステロイダルグリコシドの量は、当然、治療される患者、疾患の重症 度、投与方法および処方する医師の判定に依存する。しかしながら、効果的な投 与量は、0.005から20mg/kg/日、好ましくは0.01から5mg/ kg/日、最も好ましくは0.01から1mg/kg/日の範囲内である。平均 70kgのヒトにとっては、これは、0.00035から1.4g/日、好まし くは0.0007から0.35g/日、最も好ましくは0.0007から0.0 7g/日の量になる。投与の1様式において、本発明の化合物は、食事と共にと る。 好ましい経口投与には、医薬組成物は、液剤、懸濁剤、錠剤、丸剤、カプセル 剤、散剤、徐放性処方物等の形態をとることができる。 投与の意図する様式に依存して、医薬組成物は、例えば、錠剤、丸剤、カプセ ル剤、散剤、液剤、懸濁剤等のような固形、半固形または液体剤形の形態であっ てもよく、好ましくは、正確な投与量の1回投与に適した1回服用量剤形である 。医薬組成物は、従来の医薬担体または医薬品添加物および有効成分として本発 明による化合物を含む。更に、他の医薬または製薬剤、担体、アジュバント等を 含むことができる。 本発明による医薬組成物は、本化合物0.1%−95%、好ましくは1%−7 0%を含有することができる。いずれにしても、投与しようとする組成物または 処方物は、治療される患者の兆候、即ち、高コレステロール血症またはアテロー ム動脈硬化を軽減するのに効果的な量で本発明による化合物の量を含有する。 固形医薬組成物用の従来の非毒性固形担体としては、例えば、製薬等級のマン ニトール、乳糖、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム 、タルカム、セルロース、ブドウ糖、白糖、炭酸マグネシウム等が挙げられる。 液体の薬学的に投与可能な組成物は、溶解または分散することにより、さもな くば、本発明による化合物を調製しそれを例えば水、食塩水、水性デキストロー ス、グリセロール、エタノール等のような担体中の製薬アジュバントと任意に混 合してそれにより溶液または懸濁液を形成することにより調製することができる 。 特定の量の有効成分で種々の医薬組成物を調製する方法は、当業者等に公知で あるかまたは明白である。例えば、Remingon's Pharmaceutical Sciences,M ack Publishing Company,Easter,Pa.,15th Edition(1975)参照。 本発明は、本明細書で示し説明した特定の態様に制限されるものではないこと 、以下の特許請求の範囲により明確にされるようなこの新規な概念の精神および 範囲から離れることなく種々の変化および変形を為すことができることは当然で ある。 実施例1 (3β,5α,25R)−3−[(4″−[2−フルオロ−フェニルカルバモイ ル]−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 脱シリル化 フッ化テトラ−n−ブチルアンモニウム(THF中の1M溶液0.92ml、 0.92ミリモル)を、THF(5ml)中の(3β,5α,25R)−3−[ (4″−[2−フルオロ−フェニルカルバモイル]−6″−トリイソプロピルシ リル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(321m g、0.31ミリモル)溶液に室温で加えた。30分後、混合物を真空で濃縮し 、残分をメタノール(1ml)に溶解し、水(5ml)の添加により生成物を沈 殿させた。固形物を真空濾過により集め、水で洗浄し、乾燥して190mgの標 記生成物を無色固形物として得た(70%)。m.p.>265℃。FAB MS:914 (M+Na)+。C46H66FNO15+0.4 H2Oから算定した理論値:C61.44;H7.49;N1.56.測定値:C61.14;H7.45;N,1.59. 実施例2 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ビス−[フェニルカルバモイル ]−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン ナトリウムメチレートを用いた脱アセチル化 テトラヒドロフラン(4ml)およびメタノール(4ml)中の(3β,5α ,25R)−3−[(6′,6″−ビス−[フェニルカルバモイル]−ペンタア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(0.6 7g、0.56ミリモル)溶液に、ナトリウムメチレート(37mg)を加えた 。窒素雰囲気下、室温で45分間、反応物を撹拌した。終了後、反応物を酢酸( 2−3滴)で反応停止させ、真空で濃縮した。粗物質をフラッシュクロマトグラ フィー(95%クロロホルム:5%メタノール)を介して精製した。単離した生 成物を真空で濃縮して部分乾燥し、水を加えて沈殿物形成を引き起した。沈殿し た生成物を濾過し、水で洗浄し、オーブンで乾燥して189mg(33.9%収 率)の標記化合物を得た。1HNMR(250 MHz,DMSO-d6)δ9.65(2,1H);8.35(s,1H); 7.6-7.9(m,10H);5.4-5.1(m,4H);4.65-2.95(m,19H);2.6-1.0(m,25H);0.9(d,3H,J= 8Hz);0.87(s,3H),0.75(d,3H,J=8Hz);0.6(2,3H).FAB MS:1015(M+Na)+;C53H72N2O1 6 ・1H2Oから算定した理論値:C61.85,H7.44,N2.72.測定値:C62.23,H7.29,N2.5 9;mp.244-246℃(分解)。 実施例3−77 以下の化合物は、上記の手法を用い、同様の方法で適切な出発物質から調製し た。 実施例78 (3B,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−フルオロ−フェニル カル バモイル]−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン シアン化カリウムを用いた脱アセチル化 テトラヒドロフラン(3ml)およびメタノール(3ml)中の(3β,5α ,25R)−3−[(4″,6″−ビス−[2−フルオロ−フェニルカルバモイ ル]−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11 −オン(0.48g,0.39ミリモル)の溶液に、シアン化カリウム(38m g,0.58ミリモル)を加えた。反応物を、窒素雰囲気下、室温で4時間撹拌 した。終了後、メタノールを加え、反応混合物を真空で濃縮した。メタノール、 次いで水を残存物質に加えて沈殿物形成を引き起した。沈殿物を渣過し、水で洗 浄し、真空オーブン内で乾燥した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー( 2%メタノール:クロロホルム)を介して精製した。単離した物質を真空で濃縮 し、次いで、メタノールおよび水でこねた。生成物を、次いで、濾過し、水で洗 浄し、オーブン乾燥して33mg(8.3%収率)の標記化合物を得た。1HNMR( 250MHz;DMSO-d6)δ9.4(s,1H);9.3(s,1H);7.7-7.05(m,8H);5.5(d,1H,J=7Hz);5.45 (d,1H,J=7Hz);5.0(d,1H,J=7Hz);4.7-2.9(m,20H);2.55-1.1(m,25H);0.95(s,3H);0 .85(d,3H,J=8Hz),0.7(d,3H,J=8Hz);0.6(s,3H).FAB MS:1051(M+Na)+;C53H70F2N2O16 ・1H2Oから算定した理論植:C60.79,H6.93,N2.67; 測定値:C60.63,H6.72,N2. 83; m.p.>265℃. 実施例79−83 以下の化合物を、上記手法を用い適切な出発物質から同様の方法で調製した。 実施例84 (3β−5α,25R)−3−[6′,6″−ビス[2,4−ジクロロ−フェニ ルカルバモイル]−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オ カルバモイル化 (3β,5a,25R)−3−[(β−D−セロビオシル)オキシ]スピロス タン−11−オン(0.50g、0.66ミリモル)、ピリジン(3ml)およ び4Aの分子ふるい(0.50g)の混合物を、窒素雰囲気下、室温で10分間 撹拌した。反応物を、次いで、−40℃に冷却し、2,4−ジクロロフェニルイ ソシアナートを加えた。反応混合物を徐々に室温に温め、1.5時間撹拌した。 終了後、メタノールで反応を停止した。反応停止した混合物を、ピリジンを除去 するためにトルエンで2回真空で濃縮した。粗物質を、フラッシュクロマトグラ フィー(2%から10%のメタノール:クロロホルム)を介して精製した。単離 した最初の生成物は、6′,6″−シカルバメートであり、これを、真空で濃縮 し、メタノール/水でこね、濾過し、水 で洗浄して230mg(40%収率)の標記化合物を得た。FAB MS:1129(M+H)+; m.p.182℃。 実施例85 (3β,5α,25R)−3−[(6″−[2,4−ジクロロ−フェニルカルバ モイル]−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 実施例84のカラムの更なる溶出により6″−モノカルバメート35mg(6 %収率)を得た。FAB MS:942(M+H)+;C46H65Cl2NO15+0.5H2Oから算定した理論値 :C58.04,H6.99,N1.47;測定値:C,5801,H6.86,N1.48;m.p.241-242℃。 実施例86−119 以下の化合物を、上記手法を用い適切な出発物質およびイソシアン酸塩または 酸塩化物から同様の方法で調製した。 調製例A1 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−オキソ−プロピルカ ルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セ ロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン PCC酸化 乾燥セライト濾過助剤(1.5g)を含有する塩化メチレン(10ml)中の (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−ヒドロキシ−プロピ ルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D −セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(482mg、0.41 3ミリモル)の溶液にクロロクロム酸ピリジニウム(1.0g、4.7ミリモル )を加えた。室温で5時間後、更に350mgのクロロクロム酸ピリジニウムを 加え、反応物を一晩撹拌した。混合物をエーテル(20ml)で希釈し、混合物 をシリカゲルを介して濾過した(酢酸エチルで溶出)。波液を濃縮し、残分をフ ラッシュクロマトグラフィー(3%メタノール/塩化メチレン)により精製して 400mgの標記化合物を無色泡状物質として得た。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ6 .5(bt,1H,J=6.0Hz);6.0(bt,1H,J=6.0Hz);5.15(m,2H);4.9m(3H);4.6-3.5(m,12H); 3.4(dd,1H,J=8.0,8.0Hz);2.45(m, 1H);2.22(s,2H);2.2(s,3H);2.12(s,3H);2.08(s,6H);2.05(s,6H);2.0(s,3H);2.0- 1.0(m,26H);1.0(s,3H);0.9(d,3H,J=7.0Hz);0.75(d,3H,J=7.0Hz);0.65(s,3H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例A2を、適切な出発物質から上記の常法 を用いて調製した。 調製例A2 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−オキソ−2−(2− チエニル−エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″−6′−ペンタ−ア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例B1 (3β,5α,25R)−3−[(4″−[2−フルオロ−フェニルカルバモイ ル]−6″−トリイソプロピルシリル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピ ロスタン−11−オン シリル置換化合物の脱アセチル化 THF(1ml)およびメタノール(2ml)中の(3β,5α,25R)− 3−[(4″−[2−フルオロ−フェニルカルバモイル]−2′,2″,3′, 3″,6′−ペンタアセチル−6″−トリイソプロピルシリル−β−D−セロビ オシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(668mg、0.53ミリモル )の溶液にナトリウムメトキシド(21mg)を加えた。1時間後、混合物を濃 縮し、残分を、フラッシュクロマトグラフィー(1−3%メタノール/クロロホ ルム)により精製して322mgの生成物を無色泡状物質として得た(58%) 。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ8.0(bs,1H);7.05(m,4H);4.88(dd,1H,J=9.0,9.0Hz),4 .48(m,3H);4.3(s,1H);3.9-3.3(m,16H);2.8(t,1H,J=6.0Hz),2.55(d,1H,J=1.5Hz); 2.5(m,1H);2.25(s,2H);2.1-1.0(m,46H);0.9(d,3H,J=7.0Hz);0.8(d,3H,J=7.0Hz); 0.7(s,3H). 調製例C1 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ビス[フェニルカルバモイル] −ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オ カルバモイル化またはアシル化 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペンタア セチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン(0.50g、 0.52ミリモル)、塩化メチレン(5ml)、トリエチルアミン(0.50m l、3.62ミリモル)およびジエチルアミノピリジン(0.10g)の混合物 を、窒素雰囲気下で0℃に冷却した。イソシアン酸フェニル(0.34ml、3 .12ミリモル)を加え、反応物を0℃で15分間、次いで、室温で30分間撹 拌した。終了後、メタノールで反応を停止させた。反応停止した混合物を酢酸エ チルで希釈し、水(1x)、1Nの塩酸溶液(3x)、飽和重炭酸ナトリウム溶 液(2x)および食塩水(1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し 、真空で濃縮した。残存物質をヘキサン類でこね、濾過し、ヘキサン類で洗浄し 、乾燥して>100%収率の粗標記化合物を得た。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ7.5 5-7.0(m,10H);6.85(s,1H);6.65(s,1H);5.3-3.52(m,17H);3.45(t,1H,J=10Hz);2.5 -1.05(m,40H),1.0(s,3H);0.95(d,3H,J=8Hz);0.8(d,3H,J=8Hz);0.7(s,3H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例C2−C30を、適切な出発物質から上 記の常法を用いて調製した。 調製例C2 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ビス[2,4−ジフルオロ−フ ェニルカルバモイル]ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)−オキシ]スピ ロスタン−11−オン 調製例C3 (3β,5α,25R)−3−「(6″−[2,4−ジフルオロ−フェニルカル バモイル]−ペンタセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン− 11−オン 調製例C4 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2,4−ジフルオロ−フ ェニルカルバモイル]−ペンタアセチル−β−D−セロビシル)オキシ]スピロ スタン−11−オン 調製例C5 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2,6−ジクロロ−フェ ニルカルバモイル]−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ スピロスタン−11−オン 調製例C6 (3β,5α、25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−クロロ−フェニルカ ルバモイル]−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン −11−オン 調製例C7 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−メチル−フェニルカ ルバモイル]ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン− 11−オン 調製例C8 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[フェニルカルバモイル] −ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン 調製例C9 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−メトキシ−フェニル カルバモイル]−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタ ン−11−オン 調製例C10 (3β,5α,25R)−3−[(6″−[2−メトキシ−フェニルカルバモイ ル]−ヘキサアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11− オン 調製例C11 (3β,5α,25R)−3−[(4″−[2−フルオロ−フェニルカルバモイ ル]−ヘキサアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11− オン 調製例C12 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2,6−ジメチル−フェ ニルカルバモイル]−ペンタカアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピ ロスタン−11−オン 調製例C13 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2,5−ジフルオロ−フ ェニルカルバモイル]−ペンタカアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ] スピロスタン−11−オン 調製例C14 (3β,5α,12β,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−フルオロ− フェニルカルバモイル]−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]1 2−アセトキシ−スピロスタン−11−オン 調製例C15 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−メトキシカルバボニ ル−フェニルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C16 (3β,5α,25R)−3−[6″−[4−フェノキシ−フェニルカルバモイ ル]−2′,2″,3′,3″,4″,6′−ヘキサ−アセチル−β−D−セロ ビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C17 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[アリルカルバモイル]− 2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシル)オ キシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C18 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3,5−ジメトキシ−フ ェニルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C19 (3β,5α,25R)−3−[(6″−アセトアミド−6″−デオキシ−4″ −[2−フルオロ−フェニルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,4″− 6′−ヘキサ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−1 1−オン 調製例C20 (3β,5α,25R)−3−[(6″−アセトアミド−6″−デオキシ−2′ ,2″,3′,3″,4″−6′−ヘキサ−アセチル−β−D−セロビオシル) オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C21 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−6″−[3−(2−フルオ ロ−フェニル)−ウレイド]−2′,2″−3′,3″,4″,6′−ヘキサ− アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C22 (3β,5α,25R)−3−[(6″−[2−フルオロ−フェニルカルバモイ ル]−2′,2″−3′,3″,4″,6′−ヘキサ−アセチル−β−D−ラク トシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C23 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3−ニトロ−フェニルカ ルバモイル]−2′,2″−3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セ ロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C24 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−6″−(2,6−ジクロロ −ベンズアミド)−2′,2″−3′,3″,4″,6′−ヘキサ−アセチル− β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C25 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−6″−ベンズアミド−−2 ′,2″−3′,3″,4″,6′−ヘキサ−アセチル−β−D−セロビオシル )オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C26 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−6″−(フェニルアセトア ミド)−2′,2″−3′,3″,4″,6′−ヘキサ−アセチル−β−D−セ ロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C27 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−6″−(2−フルオロ−フ ェニルアセトアミド)−2′,2″−3′,3″,4″,6′−ヘキサ−アセチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C28 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−チエニルカルバモイ ル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシ ル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C29 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−4″−[2−フルオロ−フ ェニルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β− D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例C30 (3β,5α,11β,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−フルオロ− フェニルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]−11−アセトキシ−スピロスタン 調製例D1 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[4−ヒドロキシ−ブチル カルバモイル−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタ ン−11−オン カルボニルジイミダゾールを用いたカルバモイル化 ジクロロエタン(7ml)中の(3β,5α,25R)−3−[(2′,2″ ,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピ ロスタン−11−オン(1.0g、1.04ミリモル)、カルボニルジイミダゾ ール(0.42g、2.6ミリモル)、およびジイソプロピルエチルアミン(0 .9ml、5.2ミリモル)の混合物を、室温で2時間撹拌し、4−ヒドロキシ ブチルアミン(0.24ml 2.6ミリモル)を加え、混合物を室温で5時間 撹拌した。混合物を酢酸エチルで希釈し、1Nの塩酸(2x)、飽和重炭酸ナト リウム溶液(1x)および食塩水(1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し 、濾過し、真空出濃縮した。残分を、フラッシュクロマトグラフィー(1−3% メタノール/クロロホルム)により精製して450mg(37%)の生成物を無 色固形物として得た。1H NMR(250 MHz,CDl3)δ7.2(bt,2H);5.1(m,2H);4.8(m,2H) ;4.55(m,1H);4.3(m,2H);4.1(m,1H);3.8(m,2H);3.6(m,1H);3.4(m,4H);3.2(m,1H); 2.9(m,4H);2.5(s,2H);2.3(m,2H);2.0-1.0(m,52H);0.9(s,3H);0.85(d,3H,J=7Hz); 0.7(d,3H,J=7Hz);0.6(s,3H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例D2−D38を、適切な出発物質から上 記の常法を用いて調製した。 調製例D2 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[フェニル−チオカルバモ イル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオ シル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D3 (3β,5α,25R)−3−[(6″−フェニル−チオカルバモイル]−2′ ,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ ]−スピロスタン−11−オン 調製例D4 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[ピロリジン−1−イルカ ルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セ ロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D5 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[モルホリン−1−イルカ ルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セ ロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D6 (3β,5α,25R)−3−[(6″−[α−メトキシカルボニル−ベンジル カルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D− セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D7 (3β,5α,25R)−3−[(4″−6″−ビス[2−フルオロ−ベンジル カルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D− セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D8 (3β,5α,25R)−3−[(4″−6″−ビス[2−チエニル−メチルカ ルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル− β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D9 (3β,5α,25R)−3−[(4″−6″−ビス[2−フラン−2−イル− メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D10 (3β,5α,25R)−3−[(4″−6″−ビス[2−エトキシカルボニル −プロピルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル −β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D11 (3β,5α,25R)−3−[(4″−6″−ビス[エトキシカルボニル−メ チルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β− D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D12 (3β,5α,25R)−3−[(6″−[1−エトキシカルボニル−2−(2 −チエニル)−エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ −アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D13 (3β,5α,25R)−3−[(6″−[1−エトキシカルボニル−2−フェ ニル−エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D14 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[1−エトキシカルボニル −2−フェニル−エチル)カルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペ ンタ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D15 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−ヒドロキシ−プロピ ルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D −セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D16 (3β,5α,12β,25R)−3−[(4″,6″−ビス[エトキシカルボ ニル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロスタン−11 −オン 調製例D17 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−エトキシカルボニル −エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル− β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D18 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[テトラヒドロ−フラン− 2−イル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−ア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D19 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3−チエニル−メチルカ ルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セ ロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D20 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−(2−チエニル)− エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D21 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3,4−メチレンジオキ シ−ベンジルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D22 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−トリフルオロメチル −ベンジルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル −β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D23 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[5−メチル−2−チエニ ル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル −β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D24 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[4−ブロモ−2−チエニ ル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル −β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D25 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[5−ブロモ−2−チエニ ル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル −β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D26 (3β,5α,12β,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3−チエニル− メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]−12−ヒドロキシ−スピロスタン−11−オン 調製例D27 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−メトキシカルボニル −2−メチル−プロピルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペン タ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D28 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3−ヒドロキシ−2−( 2−チエニル)−エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペン タ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D29 (3β,5α,12β,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−メトキシカ ルボニル)−エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ− アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロスタン −11−オン 調製例D30 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[チアゾール−2−イル− メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D31 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[ベンジルカルバモイル] −−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシル )オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D32 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[5−トリフルオロメチル −ベンゾチアゾール−2−イル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3 ″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン −11−オン 調製例D33 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[4−メトキシ−ベンジル カルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D− セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D34 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−(2−フルオロフェ ニル)エチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチ ル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D35 (3β,5α,12β−25R)−3−[(4″,6″−ビス[チアゾール−2 −イル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセ チル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロスタン−1 1−オン 調製例D36 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[3−メチルイソオキサゾ ール−5−イル−メチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペン タ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D37 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ビス[2−メトキシカルボニル −ブチルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセチル− β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例D38 (3β,5α,25R)−3−[4″,6″−ビス[ピリジン−3−イル−メチ ルカルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D− セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 調製例E (3β,5α,25R)−3−[4″,6″−ビス[2−フルオロ−フェニルカ ルバモイル]−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタクロロアセチル−β−D −セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 塩化第一銅を用いたカルバモイル化 乾燥ジメチルホルムアミド(30ml)中の(3β,5α,25R)−3−[ (2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−クロロアセチル−β−D−セロビオ シル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(5.0g、4.4ミリモル)およ び2−フルオロフェニルイソイシアナート(1.98ml、18ミリモル)の溶 液に、塩化第一銅(1.74g,18ミリモル)を室温で加えた。2時間後、混 合物を酢酸エチル(100ml)で希釈し、1NのHCl(2x)および食塩水 (1x)で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、真空で濃縮した。残分を塩 化メチレン(50ml)に溶解し、メタノール(50ml)を加えた。塩化メチ レンを真空で除去し、固形物をメタノールから沈殿させた。固形物を濾過し、メ タノールで洗浄し、乾燥して4.82gの生成物を白色固形物(78%)として 得た。m.p.234-234.5℃.FAB MS:1433(M+Na)+.1H NMR(250MHz,CDCl3)δ7.9(m,2H) ;7.05(m,8H);5.35(dd,1H,J=8.0,7.0Hz);5.28(dd,1H,J=9.0,8.0Hz);5.15(dd,1H, J=9.0,9.0Hz);5.05(dd,1H,J=9.0,8.0Hz);4.98(dd,1H,J=8.0,7.0Hz);4.72(d,1H,J =9.0Hz);4.65-3.4(m,21H);3.35(dd,1H,J=10.0,9.0Hz);2.45(m,1H);2.2(s,2H);2. 1-1.1(m,22H);1.0(s,3H);0.9(d,3H,J=7.0Hz);0.8(d,3H,J=7.0Hz);0.7(s,3H). 調製例F (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジデオキシ−ペンタアセチル− β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン 脱沃素化 無水トルエン(5ml)中の(3β,5α,25R)−3−[(6′,6″− ジデオキシ−6′,6″−ジヨード−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル) オキシ]スピロスタン−11−オン(150mg、0.128ミリモル)および 水素化トリ−n−ブチル錫(0.105ml、0.39ミリモル)の溶液に、ア ゾイソブチルイルニトリル(10mg)を室温で加えた。反応混合物を、窒素雰 囲気下で穏やかに3時間還流し、冷まし、真空で濃縮した。残存物質をヘキサン 類でこね、濾過し、乾燥して無色固形物を得た。粗生成物をフラッシュクロマト グラフィー(5%酢酸エチル/塩化メチレン)にかけて0.1g(82%)の白 色固形物を得た。1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.1(m,2H);4.8(m,2H);4.5(m,2H);4.1( q,1H,J=7Hz);3.4(m,4H);2.45(bd,1H,J=14Hz);2.25(s,2H);2.12(s,3H);2.10(s,3H );2.09(s,3H);2.06(s,3H);1.98(s,3H);1.9-1.3(m,25H);1.3(d,3H,J=6Hz);1.22(d ,3H,J=6Hz);1.0(s,3H);0.9(d,3H,J=7Hz);0.8(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3H). 調製例G1 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジデオキシ−6′,6″−ジフ ルオロ−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11 −オン フッ素化 無水シメトキシエーテル(5ml)中の(3β,5α,25R)−3−[(2 ′,2″,3′,3″,4″−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ ]スピロスタン−11−オン(250mg、0.259ミリモル)の溶液に、D AST(0.34ml、2.59ミリモル)を0℃で加えた。20分後、反応物 を、室温で30分間、次いで、40℃で1.5時間温めた。終了後、反応物を0 ℃に冷却し、酢酸エチル(50ml)で希釈し、氷冷した水に注ぎいれた。有機 層を、1Nの塩酸溶液(1x)、重炭酸ナトリウム溶液(1x)および食塩水( 1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。粗生成 物をフラッシュクロマトグラフィー(40%酢酸エチル/ヘキサン類)を介して 精製して190mg(76%)の白色固 形物を得た。1HNMR(250MHz,CDCl3)δ5.15(dd,1H,J=8.8Hz);5.05(dd,1H,J=9.9Hz) ;4.9(dd,1H,J=9,8Hz);4.85(dd,1H,J=9,8Hz);4.7(m,1H);4.5(m,4H);3.85(dd,1H,J =9.0,9.0Hz);3.6(m,1H);3.5(m,1H);3.35(dd,1H,J=10.0,11.0Hz);2.5(m,1H);2.2( s,2H);2.01(s,3H);2.0(s,6H);1.98(s,3H);1.97(s,3H);1.9-1.0(m,27H);1.0(s,3H );0.92(d,3H,J=7Hz);0.75(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3H).MS:969(M+H)+m.p.267-269℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例G2−G5を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例G2 (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−6″−フルオロ−ヘキサア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン 調製例G3 (3β,5α,25R)−3−[6′,6″−ジデオキシ−6′,6″−ジフル オロ−ペンタアセチル−β−D−マルトシル)オキシ]スピロスタン−11−オ 調製例G4 (3β,5α,12β,25R)−3−[(6′,6″−ジデオキシ−6′,6 ″−ジフルオロ−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−ア セトキシ−スピロスタン−11−オン 調製例G5 (3β,5α,12β,25R)−3−[(6′−デオキシ−6′−フルオロ− ヘキサアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロ スタン−11−オン 調製例H1 (3β,5α,25R)−3−[6′,6″−ジデオキシ−6′,6″−ジヨー ド−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11− オン 沃素化 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペンタア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン(2.00 g、2. 08ミリモル)、イミダゾール(0.85g、12.0ミリモル)およびトリフ ェニルホスフィン(3.26g、12.0ミリモル)の混合物をトルエン(40 ml)に溶解した。沃素(2.10g、8.30ミリモル)を加え、反応物を穏 やかに一晩還流した。終了後、反応物を冷まし、酢酸エチルで希釈し、1Nの塩 酸(1x)、重炭酸ナトリウム溶液(1x)および食塩水(1x)で洗浄し、硫 酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロ マトグラフィー(10%酢酸エチル/塩化メチレン)を介して精製して1.78 g(72.3%)の白色固形物を得た。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.25-30(m,18H);2.6-1.05(m,42H);0.95(d,3H,J=7Hz); 0.80(s,3H);0.75(d,3H,J=7Hz);0.60(s,3H).MS:1171(M+H)+. 調製例I1 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジデオキシ−6′,6″−ジク ロロ−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11− オン 塩素化 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジメシル−ペンタアセチル− β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン(0.10g,0. 09ミリモル)、塩化リチウム(0.15g)およびN,N−ジメチルホルムア ミド(2ml)の混合物を85℃に加熱し、3時間撹拌した。次いで、反応物を 冷却し、酢酸エチル(20ml)で希釈し、水(2x)および食塩水(1x)で 洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。残存物質をヘキ サン類でこね、濾過し、乾燥して0.079g(88%)の白色固形物を得た。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.2-3.3(m,18H);2.6-1.1(m,40H);1.0(s,3H);0.90(d,3 H,J=7Hz);0.75(d,3H,J=7Hz);0.70(s,3H).MS:1001(M+H)+;m.p.>275℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例12を、適切な出発物質から上記の常法 を用いて調製した。 調製例I2 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジデオキシ−6′,6″−ジク ロロ−ペンタアセチル−β−D−ラクトシル)オキシ]スピロスタン−11−オ 調製例J1 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジメシル−ペンタアセチル−β −D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン メシル化 ジクロロメタン(10ml)中の(3β,5α,25R)−3−[(2′,2 ″,3′,3″,4″−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピ ロスタン−11−オン(1.00g、1.04ミリモル)およびトリエチルアミ ン(1.50ml,10.40ミリモル)の溶液を0℃に冷却した。塩化メシル (0.48ml,6.22ミリモル)およびジメチルアミノピリジン(0.02 g)を加え、反応物を0℃で2時間撹拌した。反応物を、酢酸エチル(50ml )で希釈し、1Nの塩酸溶液(2x)、重炭酸ナトリウム溶液(1x)および食 塩水(1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。 残存物質をジクロロメタン(10ml)に溶解し、ヘキサン類を加えた(20m l)。ジクロロメタンを真空で除去し、その結果できた沈殿物を濾過し、ヘキサ ン類で洗浄し、真空で乾燥して1.10g(94%)の白色固形物を得た。1 H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.25-3.3(m,18H);3.1(d,6H,J=7Hz);2.6-1.1(m,40H);1.0 (s,3H);0.95(d,3H,J=7Hz);0.77(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例J2を、適切な出発物質から上記の常法 を用いて調製した。 調製例J2 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジメシル−ペンタアセチル−β −D−ラクトシル)オキシ]スピロスタン−11−オン 調製例K (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ビス−[エトキシメチル]−ペ ンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン エトキシメチル化 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペンタア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン(0.50 g,0.52ミリモル)、ジクロロエタン(5ml)、ジイソプロピルエチルア ミン(1 ml)および塩化エトキシメチル(0.196g、2.07ミリモル)の混合物 を室温で4時間撹拌した。この時点で反応物を2時間50℃に温めた。終了後、 反応物を冷却し、メタノールで反応停止した。反応停止した混合物を、酢酸エチ ルで希釈し、水(1x)、1Nの塩酸(2x)および食塩水(1x)で洗浄した 。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。粗生成物をフ ラッシュクロマトグラフィー(60%酢酸エチル/40%ヘキサン類)を介して 精製して0.5054g(46.7%)を得た。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.15 (dd,1H,J=8,8Hz);5.1(m,1H);4.85(m,2H);4.7(s,1H);4.6(s,1H);4.5(dd,1H,J=18, 7Hz);4.45(m,1H);4.1(q,2H,J=6Hz);3.8(m,2H);3.5(m,10H);25(m,1H);2.2(s,2H); 2.01(s,3H);2.0(s,6H);1.98(s,3H);1.97(s,3H);1.9-1.0(m,26H);1.2(m,6H);1.0( s,3H);0.92(d,3H,J=7Hz);0.75(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3H). 調製例L (3β,5α,25R)−3−[(6″−デオキシ−2′,2″,3′,3″, 6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11 −オン 乾燥トルエン(200ml)中の水素化トリ−n−ブチル錫(3.73ml、 13.9ミリモル)および(3β,5a,25R)−3−[(6″−ブロモ−6 ″−デオキシ−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D−セロ ビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(9.54g、9.28ミリモ ル)の溶液に2,2′−アゾ−ビス−(2−メチル)プロピオニトリル(0.5 g)を室温で加えた。混合物を3時間穏やかに加熱還流し、冷まし、真空で濃縮 した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(70%酢酸エチル/ヘキサン類 )により精製して7.2gの標記化合物を白色固形物(82%)として得た。m. p.209-211℃.FAB MS:971(M+Na)+.1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.05(dd,1H,J=10.0,9 .0Hz);4.85(m,3H);4.48(m,4H);4.05(dd,1H,J=12.0,5.0Hz);3.7(dd,1H,J=9.0,8.0 Hz);3.45(m,6H);2.45(m,1H);2.2(s,2H);2.1(s,3H);2.05(s,3H);2.0(s,9H);2.0-1 .1(m,23H),1.0(s,3H);0.95(d,3H,J=7.0Hz);0.90(d,3H,J=7.0Hz);0.8(d,3H,J=7.0 Hz);0.7(s,3H). 調製例M (3β,5α,25R)−3−[(6″−アミノ−6″−デオキシ−2′,2″ 3′,3″,6′−ペンタ−アセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピ ロスタン−11−オン.蟻酸塩 アジド塩還元 2mlの蟻酸を含有するメタノール(15ml)中の(3β,5α,25R) −3−[(6″−アジド−6″−デオキシ−2′,2″,3′,3″,6′−ペ ンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン( 953mg、0.96ミリモル)の溶液に、炭素に担持した10%パラジウム( 300mg)を加えた。混合物を35psiの水素下に置き、パーの装置内で2 時間振蕩した。フラスコを窒素置換し、触媒を濾過により除去した。波液を真空 で濃縮し、残分をフラッシュクロマトグラフィー(2から8%メタノール/酢酸 エチル)により精製してその蟻酸塩としてのアミンを白色固形物(600mg、 62%)として得た。FAB MS:986(M+Na)+1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.15(dd,1H, J=8.0,8.0Hz);4.98(dd,1H,J=7.0,7.0Hz);4.8(dd,2H,J=7.0,7.0Hz);4.5(m,4H);4. 05(dd,1H,J=12.0,6.0Hz);3.7-3.0(m,12H);25(m,1H);2.25(s,2H);2.12(s,3H);2.0 8(s,3H);2.02(s,3H);2.0(s,6H);2.0-1.0(m,22H);1.0(s,3H);0.9(d,3H,J=7.0Hz); 0.8(d,3H,J=7.0Hz);0.7(s,3H). 調製例N (3β,5α,25R)−3−[6″−アジド−6″−デオキシ−2′,2″, 3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロ スタン−11−オン アジ化ナトリウムを用いた臭化物置換 乾燥DMF(60ml)中の(3β,5α,25R)−3−[(6″−ブロモ −6″−デオキシ−2′,2″,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D− セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(7.84g、7.63ミ リモル)の溶液に、アジ化ナトリウム(1.98g,0.031モル)を室温で 加えた。混合物を60℃で4.5時間加熱し、冷却し、酢酸エチル(100ml )で希釈した。混合物を水(3x)および食塩水(1x)で洗浄し、乾燥し(N a2SO4)、濾過し、真空で濃縮した。生成物を酢酸エチル/ヘキサン類でこね 、濾過および乾燥して7.2gの標記生成物を白色固形物(95%)として得た 。m.p.164-166℃.FAB MS: 1012(M+Na)+1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.15(dd,1H,J=9.0,8.0Hz);4.95(dd,1H,J= 13.0,8.0Hz);4.8(dd,2H,J=8.0,7.0Hz);4.5(m,3H);4.1(dd,1H,J=12.0,6.0Hz);3.7 5(dd,1H,J=8.0,7.0Hz),3.7-3.0(m,9H);3.1(d,1H,J=5.0Hz);2.4(m,1H);2.2(s,2H) ;2.1(s,3H);2.08(s,6H);2.02(s,3H);2.0(s,3H);2.0-1.0(m,23H);1.0(s,3H);0.9( d,3H,J=7.0Hz);0.75(d,3H,J=7.0Hz);0.7(s,3H). 調製例O (3β,5α,25R)−3−[6″−ブロモ−6″−デオキシ−2′,2″, 3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロ スタン−11−オン 臭素化 塩化メチレン(60ml)中の(3β,5a,25R)−3−[(2′,2″ ,3′,3″,6′−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピ ロスタン−11−オン(8.0g、8.3ミリモル)の溶液に、四臭化炭素(2 .9g、8.7ミリモル)、トリフェニルホスフィン(5.4g、20.7ミリ モル)およびピリジン(2.68ml,33ミリモル)を室温で加えた。19時 間後、メタノール(2ml)の添加により反応を停止し、塩化メチレン(100 ml)で希釈し、NaHCO3溶液(1x)、1NのHCl(1x)および食塩 水(1x)で洗浄した。溶液を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空で濃縮した 。残分をフラッシュクロマトグラフィー(50%酢酸エチル/ヘキサン類)によ り精製して臭化物を白色固形物(7.9g、93%)として得た。m.p.218-220. FAB MS:1050(M+Na)+.1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.15(dd,1H,J=9.0,8.0Hz);4.95(dd ,1H,J=13.0,8.0Hz),4.8(dd,1H,J=9.0,2.0Hz);4.5(m,3H);4.1(dd,1H,J=12.0,6.0H z);3.85-3.4(m,10H);3.3(dd,1H,J=90,9.0Hz);2.98(d,1H,J=6.0Hz);2.45(m,1H);2 .2(s,2H);2.1(s,6H);2.08(s,3H);2.02(s,6H);2.0-1.0(m,22H);1.0(s,3H);0.9(d, 3H,J=7.0Hz);0.75(d,3H,J=7.0Hz);0.7(s,3H). 調製例P (3β,5α,25R)−3−[2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−アセ チル−6″−トリイソプロピルシリル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピ ロスタン−11−オン 一シリル化 イミダゾール(141mg、2.07ミリモル)およびN,N−ジメチル4− アミノピリジン(50mg)を含有する乾燥ジメチルホルムアミド(5ml)中 の(3β,5a,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,6′−ペンタア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(1.0 g,1.04ミリモル)の溶液に、塩化トリインプロピルシリル(0.37ml ,1.7ミリモル)を加えた。24時間後、更なる0.1mlの塩化トリイソプ ロピルシリルを加え、混合物を更に24時間撹拌した。混合物を酢酸エチル(5 0ml)で希釈し、水(3x)、1NのHCl(2x)および食塩水(1x)で 洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空で濃縮した。残分をフラッシュク ロマトグラフィー(40%酢酸エチル/ヘキサン類)により精製して標記化合物 を無色泡状物質(690mg、60%)として得た。1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5. 12(dd,1H,J=9.0,8.0Hz),5.05(dd,1H,J=9.0,8.0Hz);4.8(ddd,1H,J=8.0,8.0,2.0Hz );4.5(m,2H);4.1(m,1H);3.9-3.3(m,13H);2.5(m,1H);2.25(s,2H);2.1(s,3H);2.08 (s,3H),2.04(s,6H);2.02(s,3H);1.9-1.05(m,43H);1.0(s,3H);0.9(d,3H,J=7.0Hz) ,0.78(d,3H,J=7.0Hz);0.7(s,3H). 調製例Q (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−ク ロロアセチル−β−D−セロビオシル)]オキシ]−スピロスタン−11−オン パラメトキシベンジリデン加水分解 ジクロロメタン(150ml)およびメタノール(50ml)中の(3β,5 α,25R)−3−[(4″,6″−[4−メトキシベンジリデン]−2′,2 ″,3′,3″,6′−ペンタ−クロロ−アセチル−β−D−セロビオシル)オ キシ]−スピロスタン−11−オン(23.7g、0.019モル)の溶液に、 トリフルオロ酢酸(19ml)を加えた。4時間後、混合物を、水(3x)、N aHCO3(2x)および食塩水(1x)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾 過し、濃縮した。残分を最小量の酢酸エチルに溶解し、ヘキサン類で沈殿させた 。固形物を濾過し、ヘキサン類で洗浄し、乾燥して19.7gの生成物を白色固 形物(92%)として得た。m.p. 228-229.FAB MS:1159(M+Na)+.1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.2(dd,1H,J=9.0,9.0Hz); 5.1(dd,1H,J=9.0,9.0Hz);4.95(m,2H);4.6(m,3H);4.5(ddd,1H,J=8.0,7.0,7.0Hz); 4.2-3.4(m,20H);3.35(dd,1H,J=9.0,9.0Hz);2.9(d,1H,J=6.0Hz);2.45(m,1H);2.2( s,2H);2.1-1.1(m,22H);1.0(s,3H);0.94(d,3H,J=7.0Hz);0.77(d,3H,J=7.0Hz);0.7 (s,3H). 調製例R (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−[4−メトキシベンジリデン] −2′,2″,3′,3″,6′−ペンタ−クロロ−アセチル−β−D−セロビ オシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン パラメトキシベンジリデン形成およびクロロアセチル化 1,2−ジクロロエタン(1500ml)中の(3β,5α,25R)−3− [(β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロスタン−11−オン(50g、0 .066モル)およびアニスアルテヒドジメチルアセタール(50ml.0.2 9モル)の混合物に、カンファースルホン酸(3g)を加えた。懸濁液を還流温 度に加熱し、200mlの溶媒を留去した。還流温度で4時間後、暗色ゼラチン 状混合物を0℃に冷却し、ピリジン(160ml,1.99モル)および無水ク ロロ酢酸(170g、1ミリモル)で処理した。反応物を室温に温め、2時間後 、混合物を、1NのHCl(3x)、NaHCO3(1x)および食塩水(1x )で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空で濃縮した。残分を最小量の 酢酸エチルに溶解し、生成物をヘキサン類で沈殿させた。固形物を濾過し、ヘキ サン類で洗浄し、乾燥して77gの生成物を白色固形物(93%)として得た。 m.p.256-257.FAB MS:1277(M+Na)+1H NMR(250MHz,CDCl3)δ7.35(d,2H,J=9.0Hz) ;6.88(d,2H,J=9.0Hz);5.45(s,1H);5.3(m,2H);5.0(m,2H);4.7(d,1H,J=7.0Hz);4.6 (m,2H);4.5(dd,1H,J=8.0,8.0Hz);4.38(dd,1H,J=11.0,6.0Hz);4.2-3.5(m,15H),3. 8(s,3H);3.4(dd,1H,J=11.0,10.0Hz);2.5(m,1H);2.25(s,2H);2.1-1.0(m,25H);1.0 (s,3H);0.94(d,3H,J=7.0Hz);0.78(d,3H,J=7.0Hz);0.7(s,3H). 調製例S1 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,6′−ペンタアセ チル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン ベンジリデン加水分解 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ベンジリデン−ペンタアセチ ル−β−D−セロビオシル)−オキシ]スピロスタン−11−オン(6.5g、 6.16ミリモル)を、氷酢酸(80ml)および水(20ml)に加えた。反 応物を、窒素雰囲気下、80℃に加熱し2時間撹拌した。終了後、反応物を冷ま し、次いで、氷に加えた。有機物質を酢酸エチルで抽出し、次いで、水(1x) 、飽和重炭酸ナトリウム溶液(1x)、水(1x)および食塩水(1x)で洗浄 した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。残存物質 をヘキサン類でこね、濾過し、ヘキサン類で洗浄し、乾燥して4.4g(75% 収率)の生成物を得た。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.25-3.3(m,19H);2.95(d,1H,J=7Hz);2.6-1.1(m,40H); 1.0(s,3H);0.90(d,3H,J=7Hz);0.8(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3H). MS:965(M+H)+m.p.210-212℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例S2−S3を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例S2 (3β,5α,12β,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,6′−ペ ンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]12−アセトキシピロスタン− 11−オン 調製例S3 (3β,5α,11β,25R)−3−[2′,2″,3′,3″,6′−ペン タアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−11−アセトキシ−スピロスタ 調製例T1 (3β,5α,25R)−3−[(4″,6″−ベンジリデン−ペンタアセチル −β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン ベンジリデン形成およびアセチル化 (3β,5α,25R)−3−[(β−D−セロビオシル)オキシ]−スピロ スタン−11−オン(5.00g、6.63ミリモル)、カンファースルホン酸 (0.75g)、クロロホルム(200ml)およびベンズアルデヒドジメチル アセタール(5.00ml)の混合物を、窒素雰囲気下、還流温度に加熱した。 反応物を還流温 度で5時間撹拌した。ベンシリデン形成後、反応物を氷浴中で冷却し、ピリシン (16ml,0.19モル)、ジメチルアミノピリジン(2.00g)および無 水酢酸(10ml,0.11モル)を加えた。反応物を室温に温め、一晩撹拌し た。反応混合物を、次いで、水で1回洗浄した。反応物を真空で部分的に濃縮し て大部分のクロロホルムを除去した。残存物質を、酢酸エチルで希釈し、1Nの 塩酸溶液(3x)、水(1x)および食塩水(1x)で洗浄した。有機層を、次 いで、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮した。残存物質をヘキサ ン類でこね、濾過し、ヘキサン類で洗浄し、乾燥して6.5g(93%収率)の 生成物を得た。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ7.45-7.3(m,5H);5.5(s,1H);5.3-3.3(m ,18H);2.5-1.05(m,40H);1.0(s,3H);0.90(d,3H,J=7Hz);0.8(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3 H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例T2−T3を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例T2 (3β,5α,12β,25R)−3−[4″,6″−ベンジリデン−ペンタア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロスタン− 11−オン 調製例T3 (3β,5α,11β,25R)−3−[4″,6″−ベンジリデン−ペンタア セチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−11−アセトキシ−スピロスタン 調製例U1 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペンタアセ チル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11−オン 脱シリル化 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ビス−[t−ブチルジフェニ ルシリル]−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン− 11−オン(15.04g,0.01モル)およびピリジン(100ml)の混 合物を、窒素雰囲気下、0℃に冷却した。ピリジン(36.64ml)中のフッ 化水素を加え、反応物を徐々に室温に温め、4時間撹拌した。終了後、反応物を 冷却し、水で反応停止 した。反応停止した混合物を酢酸エチルに溶解し、水(1x)、1Nの塩酸(4 x)、食塩水(1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃 縮した。残存物質をヘキサン類でこね、濾過し、ヘキサン類で洗浄し、乾燥して 7.22g(74.8%)の生成物を得た。 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ5.25-3.3(m,20H);2.65-1.05(m,40H);1.0(s,3H);0.95( d,3H,J=8Hz);0.8(d,3H,J=8Hz);0.7(s,3H). MS:965(M+H)+;m.p.233-234℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例U2−U4を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例U2 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペンタアセ チル−β−D−ラクトシル)オキシ]スピロスタン−11−オン 調製例U3 (3β,5α,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペンタアセ チル−β−D−マルトシル)オキシ]スピロスタン−11−オン 調製例U4 (3β,5α,12β,25R)−3−[(2′,2″,3′,3″,4″−ペ ンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロス タン−11−オン 調製例V1 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジ−(t−ブチルジフェニルシ リル)−ペンタアセチル−β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタン−11 −オン シリル化およびアセチル化 (3β,5α,25R)−3−[(β−D−セロビオシル)オキシ]スピロス タン−11−オン(25g、0.03モル)、イミダゾール(15.78g、0 .23モル)、ジメチルアミノピリジン(20g)およびN,N−ジメチルホル ムアミド(400ml)の混合物を、窒素雰囲気下、0℃に冷却した。塩化te rt −ブチルジフェニルシリル(34.45ml、0.13モル)を加え、混合 物を室温に温め、5 時間撹拌した。ピリジン(53.57ml、0.66モル)および無水酢酸(5 4.87ml,0.50モル)を加え、反応物を一晩撹拌した。反応物を、次い で、水で反応停止し、酢酸エチルで希釈し、水(2x)、1Nの塩酸溶液(3x )、食塩水(1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮 して生成物として泡状物質を得た(66.05g、>100%)。 1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ7.85-7.3(m,20H);5.3-3.3(m,18H);2.6-1.0(m,61H);0.90(d,3H,J=7H z);0.8(d,3H,J=7Hz);0.7(s,3H).m.p.135℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例V2−V4を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例V2 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジ−(t−ブチルジフェニルシ リル)−ペンタアセチル−β−D−ラクトシル)オキシ]スピロスタン−11− オン 調製例V3 (3β,5α,25R)−3−[(6′,6″−ジ−(t−ブチルジフェニルシ リル)−ペンタアセチル−β−D−マルトシル)オキシ]スピロスタン−11− オン 調製例V4 (3β,5α,12β,25R)−3−[(6′,6″−ジ−(t−ブチルジフ ェニル)−ペンタアセチル−β−D−ラクトシル)オキシ]−12−アセトキシ −スピロスタン−11−オン 調製例W1 (3β,5α,25R)−3−[(β−D−セロビオシル)オキシ]スピロスタ ン−11−オン 脱アセチル化 (3β,5a,25R)−3−[(ヘプタアセチル−β−D−セロビオシル) オキシ]スピロスタン−11−オン(6.57g、6.26ミリモル)、ナトリ ウムメトキシド(68mg、1.25ミリモル)、メタノール(35ml)およ びテトラヒドロフラン(75ml)の混合物を、1時間還流加熱し、続いて室温 で12時間撹拌し た。30分以内に白色沈殿物を形成した。最終懸濁液を真空で濃縮して6.0g の粗生成物を得た。この物質をフラッシュクロマトグラフィー(溶出液:クロロ ホルム続いて8:2のクロロホルム:メタノール)により精製して2.71g( 57%収率)の標記化合物を得た。高分解能FAB MS(m/e):C39H62O14Naから算定 した理論値777.4037、測定値777.4108.C39H62O14-2H2Oから算定した理論値C59. 22 H8.41;測定値C59.48,H8.48.MP:>300℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例W2−W5を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例W2 (3β,5α,25R)−3−[(β−D−ラクトシル)オキシ]−スピロスタ ン−11−オン 調製例W3 (3β,5α,25R)−3−[(β−D−マルトシル)オキシ]−スピロスタ ン−11−オン 調製例W4 (3β,5α,12β,25R)−3−[(β−D−セロビオシル)オキシ]− 12−ヒドロキシ−スピロスタン−11−オン 調製例W5 (3β,5α,11β−25R)−3−[(β−D−セロビオシル)オキシ]− 11−ヒドロキシ−スピロスタン 調製例X (3β,5α,25R)−3−[(ヘプタアセチル−α−D−セロビオシル)オ キシ]−スピロスタン−11−オン アノマー化 塩化メチレン(35ml)中の(3β,5a,25R)−3−[(ヘプタアセ チル−β−D−セロビオシル)−オキシ]スピロスタン−11−オン(2.0g )の室温溶液に、臭化水素酸(酢酸中で30%、1.2ml)を加え、その結果 できた混合物を室温で94時間撹拌した。飽和水性重炭酸ナトリウム(20ml )を徐々に添加することにより反応を停止した。有機層を分離し、硫酸マグネシ ウム上で乾燥し、真空 で乾燥して1.637gの黒色固形物を得た。フラッシュクロマトグラフィー( 1:1ヘキサン:酢酸エチル溶出液)を繰り返すことにより精製して651mg (33%収率)の標記化合物を得た。 MS(m/e):1049(M+H),1071(M+Na).C53H76O21・H2Oから算定した理論値:C59.65 H7.37;測定値:C59.66H7.00.MP:248-249℃. 調製例Y1 (3β,5α,25R)−3−[(ヘプタアセチル−β−D−セロビオシル)オ キシ]−スピロスタン−11−オン フッ化亜鉛が促進する遊離のスピロスタンのカップリング 乾燥アセトニトリル(175ml)中の(3β,5α,25R)−3−ヒドロ キシスピロスタン−11−オン(3.0g、6.97ミリモル)および無水フッ 化亜鉛(2.88g、27.9ミリモル)の懸濁液を、蒸留による75mlのア セトニトリルの留去により乾燥した。懸濁液を冷却し、ヘプタアセチル−β−D −セロビオシルブロミド(9.75g,13.9ミリモル)を加え、その結果で きた懸濁液を65℃に3時間加熱した。室温に冷ました後、塩化メチレン(15 0ml)を加え、懸濁液を10分間撹拌し、濾過した。濾液を真空で濃縮して1 0gの粗生成物を得た。この物質を8:2のクロロホルム:メタノールに溶解し 、シリカゲルに予め吸着し、フラッシュクロマトグラフィー(溶出液:1:1の 酢酸エチル:ヘキサン、続いて純粋な酢酸エチル)により精製して6.81g( 93%収率)の標記物質を得た。 MS(m/e):1049(M+H).C53H76O21・H2Oから算定した理論値:C59.65 H7.37;測定 値:C59.86 H7.25.MP:210-212℃. 同様の方法で、以下の化合物、調製例Y2−Y4を、適切な出発物質から上記 の常法を用いて調製した。 調製例Y2 (3β,5α,25R)−3−[(ヘプタ−アセチル−β−D−ラクトシル)オ キシ]−スピロスタン−11−オン 調製例Y3 (3β,5α,12β,25R)−3−[(ヘプタ−アセチル−β−D−セロビ オシル)オキシ]−12−アセトキシ−スピロスタン−11−オン 調製例Y4 3β,5α,11β,25R)−3−[(ヘプタ−アセチル−β−D−セロビオ シル)オキシ]−11−アセトキシ−スピロスタン 調製例Z (3β,5α,25R)−3−[(ヘプタアセチル−β−D−マルトシル)オキ シ]スピロスタン−11−オン 臭化第二水銀/シアン化第二水銀が促進するシリル化スピロスタンのカップリ ング ジクロロメタン(60ml)中の3−トリメチルシリルオキシ−(3β,5α ,25R)スピロスタン−11−オン(3.90g、7.76ミリモル)および アセトブロモマルトース(8.15g,11.7ミリモル)の溶液に、粉末4A 分子ふるいを室温で加えた。15分間撹拌後、Hg(CN)2(7.85g、3 1ミリモル)およびHgBr2(11.2g、31ミリモル)を加え、混合物を 室温で7時間撹拌した。混合物を、酢酸エチルで希釈し、1Nの塩酸(3x)お よび食塩水(1x)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し、真空で濃縮 した。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(30−60% EtOAc/ヘ キサン類)により精製し、3.5g(43%)の標記生成物を得た。 1H NMR(2 50MHz,CDCl3)δ5.4(d,1H,J=3Hz);5.3(dd,1H,J=9,9Hz);5.2(dd,1H,J=8,8Hz);5.05 (dd,1H,J=9,9Hz);4.88(dd,1H,J=11,3Hz);4.7(dd,1H,J=10,8Hz);4.4(m,2H);4.2(m ,2H);4.0(m,3H);3.5(m,4H);2.5(m,1H);2.2(s,2H);2.16(s,3H);2.1(s,3H);2.02(s ,3H);2.0(s,3H);1.98(s,3H);1.96(s,3H);1.95(s,3H);1.95-1.0(m,23H);1.0(s,3H );0.9(d,3H,J=7Hz);0.65(d,3H,J=7Hz);0.55(s,3H). 調製例AA (3β,5α,25R)3−トリメチルシリルオキシ−スピロスタン−11−オ スピロスタン類のシリル化 ジクロロメタン(60ml)中の(3β,5α,25R)3−ヒドロキシ−ス ピロスタン−11−オン(4.0g、9.3ミリモル)およびトリエチルアミン (6.5ml、46ミリモル)の溶液に、トリメチルシリルクロリド(3.27 m1、25.8ミリモル)を室温で加えた。1gのジメチルアミノピリジンを加 え、反応物を室温で12時間撹拌した。メタノール(1ml)で反応を停止し、 酢酸エチルで希釈し、 水(5x)および食塩水(1x)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真 空で濃縮した。生成物をメタノールでこね、濾過し、乾燥して3.94g(85 %)の生成物を白色固形物として得た。 1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ4.5(q,1H,J= 6Hz);3.45(m,2H);2.35(t,1H,J=10Hz);2.4(dt,1H,J=12,2Hz);2.2(s,2H);2.1-1.1( m,12H);1.02(s,3H);0.9(d,3H,J=7.0Hz);0.78(d,3H,J=7Hz);0.69(s,3H);0.1(s,9H ). 調製例BB1 (3β,5α,11β,12α,25R)−スピロスタン−3,11,12−ト リオール (3β,5α,11α,25R)−11,23−ジブロモ−3−アセトキシス ピロスタン−12−オン: 標記化合物を、J.Chem.Soc.,1956,4344に記載の 手法により、(3β,5α,25R)−3−アセトキシスピロスタン−12−オ ンから合成した。 (3β,5α,11α,12β,25R)−11,23−ジブロモスピロスタ ン3,12−ジオール: (3β,5α,11α,25R)−11,23−シブ ロモ−3−アセトキシスピロスタン−12−オン(20.00g、トルエンと共 沸乾燥した)を、THF(600ml)に溶解し、−78℃に冷却した。水素化 アルミニウムリチウム(1.0のTHF溶液96.0ml)を徐々に加え、そ の結果できた混合物を−78℃で2時間、0℃で0.5時間撹拌した。カニュー レを用いて、混合物を、3の撹拌水性塩化アンモニウム(200ml)中に慎 重に移した。有機相を分離し、固形残渣のTHF洗液と合わせ、濃縮して標記化 合物を得た。 (3β,5α,11β,12β,25R)−23−ブロモ−11,12−エポ キシスピロスタン−3−オール: 以下の手法は、Helv.Chim.Act.,1953,36, 1241に記載されたものの変形である。(3β,5a,11α,12β,25R) −11,23−ジブロモスピロスタン−3,12−ジオール(18.08g)を 、ピリジン(500ml)に室温で溶解し、酸化銀(70.0g)で処理した。 その結果できた混合物を暗所で71時間撹拌した。混合物を濾過し、固形物をエ ーテル、次いでクロロホルムで洗浄した。これらの洗液を濾液と合わせ、濃縮し た。その結果できた固形物をフラッシュクロマトグラフィー(1:1のヘキサン :酢酸エチル)により精製して標記 化合物と(3β,5a,25R)−23−ブロモスピロスタン−3−オール−1 2−オンとの1:1の混合物12.2gを得た。更なるクロマトグラフィー(7 :3のヘキサン:酢酸エチル)により純粋な標記化合物を得た。 (3β,5α,11β,12α,25R)−23−ブロモ−12−(トリクロ ロアセトキシ)スピロスタン−3,11−ジオール; J,Chem,Soc.,1956,433 0に記載の手法を用い、(3β,5α,11β,12β,25R)−23−ブロ モ−11,12−エポキシスピロスタン−3−オールを、室温で3日間トルエン 中のトリクロロ酢酸で処理して標記化合物を得た。 (3β,5α,11β,12α,25R)−23−ブロモ−スピロスタン−3 ,11,12−トリオール: J.Chem.Soc.,1956,4330に記載の手法を用い、 (3β,5α,11β,12α,25R)−23−ブロモ−12−(トリクロロ アセトキシ)スピロスタン−3,11−ジオールを、水およびエタノール中の水 酸化ナトリウムでけん化して標記化合物を得た。 (3β,5α,11β,12α,25R)−スピロスタン−3,11,12− トリオール: J,Chem.Soc.,1956,4330に記載の手法を用い、(3β,5α, 11β,12α,25R)−23−ブロモ−12−(トリクロロアセトキシ)− スピロスタン−3,11−ジオールを、亜鉛および酢酸で還元して標記化合物を 得た。 調製例BB2 (3β,5α,12α,25R)−スピロスタン−3,12−ジオール−11− オン (3β,5α,11β,12α,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピ ロスタン−11−オール: J.Chem.Soc.,1956,4330に記載の手法を用い、( 3β,5α,11β,12α,25R)−スピロスタン−3,11,12−トリ オール(調製例G1)を、無水酢酸およびピリジンで選択的にアセチル化して標 記化合物を得た。 (3β,5α,12α,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタン −11−オン: Org.Syn.,1976,55,84に記載の手法を用い、(3β,5α, 11β,12α,25R)−3,12−シ(アセトキシ)−スピロスタン−11 −オールを、塩化メチレン中の三酸化クロムおよびピリジンで酸化して標記化合 物を得た。 (3β,5α,12α,25R)−スピロスタン−3,12−ジオール−11 −オ ン: Syn.,1973,790に記載の手法を用い、(3β,5α,12α,25R)− 3,12−ジ(アセトキシ)スピロスタン−11−オンを、水、メタノールおよ びTHF中のシアン化カリウムでけん化して標記化合物を得た。 調製例BB3 (3β,5α,11β,25R)−スピロスタン−3,11−ジオール (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−11−オン(Aldrich Chemical Company,Milwaukee,WIもしくはSteraloids Inc.,Wilton,N.H. ,または調製例G13参照)を、J.Am.Chem,Soc.,1951,73,1777に記載の手法 により、室温でTHF中の水素化アルミニウムリチウムを用いた還元を介して標 記化合物に変換した。 調製例BB4 (3β,5α,11α,25R)−スピロスタン−3,11−ジオール (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−11−オン(Aldrich Chemical Company,Milwaukee,WIもしくはSteraloids Inc.,Wilton,N.H. ,または調製例G13参照)を、J.Am.Chem.Soc.,1953,75,1282に記載の手法 により、リチウムおよびアンモニアを用いた還元を介して標記化合物に変換した 。 調製例BB5 (3β,5α,11β,12β,25R)−スピロスタン−3,11,12,− トリオール (3β,5α,12β,25R)−3,12−シ(アセトキシ)スピロスタン −11−オン(Steraloids Inc.,から購入、または調製例G13参照)を、J. Am.Chem.Soc. ,1951,73,1777に記載の手法により、室温でTHF中の水素化ア ルミニウムリチウムを用いた還元を介して標記化合物に変換した。 調製例BB6 (3β,5α,11α,12β,25R)スピロスタン−3,11,12−トリ オール (3β,5α,12β,25R)スピロスタン−3,12−ジオール−11− オン: (3β,5α,12β,25R)−3,12−ジ(アセトキシ)−スピ ロスタン−11−オン(Steraloids Inc.,から購入、または調製例G13参照 )を、水、メタノールおよびTHF中の炭酸カリウムでけん化して標記化合物を 得た。 (3β,5α,11α,12β,25R)スピロスタン−3,11,12−ト リオール: (3β,5α,12β,25R)スピロスタン−3,12−ジオー ル−11−オンを、J.Am.Chem.Soc.,1953,75,1282に記載の手法により、リ チウムおよびアンモニアを用いた還元を介して標記化合物に変換した。 調製例BB7 (3β,5α,25R)−スピロスタン−3−オール−11,12−ジオン (3β,5α,12β,25R)−3(t−ブチルジメチルシリルオキシ)ス ピロスタン−12−オール−11−オン: J.Am.Chem.Soc.,1972,94,6190 に記載の手法を用い、(3β,5α,12β,25R)−スピロスタン−3,1 2−シオール−11−オン(調製例G6参照)を、DMF中のt−ブチルジメチ ルクロロシランおよびイミダゾールでシリル化して標記化合物を得た。 (3β,5α,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)スピロス タン−11,12−ジオン: Org.Syn.,1976,55,84に記載の手法を用い、( 3β,5α,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−ス ピロスタン−12−オール−11−オンを、塩化メチレン中の三酸化クロムおよ びピリジンで酸化して標記化合物を得た。 (3β,5α,25R)−スピロスタン−3−オール−11,12−ジオン: J.Am.Cem.Soc.,1972,94,6190に記載の手法を用い、(3β,5α,25R )−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)スピロスタン−11,12−シオ ンを、アセトニトリル中のフッ化水素酸で脱シリル化して標記化合物を得た。 調製例BB8 (3β,5α,11β,25R)−スピロスタン−3,11−ジオール−12− オン (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリル オキシ)スピロスタン−11,12−ジオール: J.Am.Cem.Soc.,1951,73, 1777に記載の手法により、(3β,5α,12β,25R)−3−(t−ブチル ジメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オール−11−オン(手法G8参 照)を、室温でTHF中の水素化アルミニウムリチウムを用いた還元を介して標 記化合物に変換し た。 (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリル オキシ)−12−アセトキシスピロスタン−11−オール: (3β,5α,1 1β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)スピロスタ ン−11,12−ジオールを、塩化メチレン中の無水酢酸、ピリジンおよびジメ チルアミノピリジンで選択的にアセチル化して標記化合物を得た。 (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリル オキシ)−11−(トリメチルシリルオキシ)−12−アセトキシスピロスタン (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリ ルオキシ)−12−アセトキシスピロスタン−11−オールを、Tetrahedron Letters ,1981,22,3455に記載の手法により、塩化メチレン中のトリメチルシリ ルトリフラートおよび2,6−ルチジンでシリル化した。 (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリル オキシ)−11−(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オール: (3β,5α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオ キシ)−11−(トリメチルシリルオキシ)−12−アセトキシスピロスタンを 、THF中の水素化アルミニウムリチウムを用いた処理、続いて水性塩化アンモ ニウムの慎重な添加により脱アセチル化した。その結果できた標記化合物は、シ リカケル上で11から12のシリル基移動をうけ、従って、未精製で用いねばな らなかった。 (3β,5α,11β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ) −11−(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オン: (3β,5 α,11β,12β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−1 1−(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オールを、Org.Syn.,1 976,55,84に記載の手法により、塩化メチレン中の三酸化クロムおよびピリシン で酸化して標記化合物を得た。 (3β,5α,11β,25R)−スピロスタン−3,11−ジオール−12 −オン: (3β,5α,11β,25R)−3−(t−ブチルジメチルシリル オキシ)−11−(トリメチルシリルオキシ)スピロスタン−12−オンを、J.Am.Chem.Sos. ,1972,94,6190に記載の手法により、アセトニトリル中のフッ 化水素酸で脱シリ ル化して標記化合物を得た。標記化合物は、塩基に露出した場合、(3β,5a ,12β,25R)−スピロスタン−3,12−ジオール−11−オンに転移す ることから慎重に扱う必要がある。 調製例BB9 (3β,5α,11α,25R)スピロスタン−3,11−ジオール−12−オ (3β,5α,11α,12β,25R)3,11−ジ(アセトキシ)スピロ スタ ン−12−オール: J.Am.Chem.Soc.,1955,77,1632に記載の手法に より、(3β,5α,11α,12β,25R)−スピロスタン−3,11,1 2−トリオール(調製例G6参照)をアセチル化して、標記化合物を単離するこ とのできる酢酸塩の混合物を得た。 (3β,5α,11α,25R)3,11−ジ(アセトキシ)スピロスタ−1 2−オン: (3β,5α,11α,12β,25R)3,11−ジ(アセトキ シ)スピロスタン−12−オールを、Org.Syn.,1976,55,84に記載の手法によ り塩化メチレン中の三酸化クロムおよびピリジンで酸化して、標記化合物を得た 。 (3β,5α,11α,25R)スピロスタン−3,11−ジオール−12− オン: (3β,5α,11α,25R)−3,11−ジ(アセトキシ)スピロ スタン−12−オンを、メタノールおよびTHF中のナトリウムメトキシドでけ ん化して標記化合物を得た。 調製例BB10 (3β,5α,11α,12α,25R)スピロスタン−3,11,12−トリ オール (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−12−トシルヒドラゾン (3β,5α,25R)−スピロスタン−3−オール−12−オン(8.00 g)を氷酢酸(200ml)に溶解し、50℃に温めた。パラートルエンスルホ ニルヒドラジド(6.928g)を加え、溶液を50℃で30分間撹拌した。室 温で更に2時間撹拌した後、水(200ml)を加えた。その結果できた固形物 を集め、水(100ml)で洗浄し、乾燥し、還流アセトン(300ml)でこ ね、加熱濾過し、乾燥して3.903gの標記化合物を得た。 (3β,5α,25R)スピロスト−11−エン−3−オール: DMF(2 00ml)中の(3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−12−トシ ルヒドラゾン(9.100g)およびナトリウムメトキシド(8.379g)の 混合物を、150℃に35分間加熱し、次いで、室温に冷ました。混合物を、次 いで、氷水(1200ml)に注ぎいれ、その結果できた懸濁液を濾過した。集 めた固形物を水(100ml)で洗浄し、風乾し、塩化メチレン(700ml) に溶解した。この溶液を水(2x200ml)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、 濃縮して白色固形物を得た。フラッシュクロマトグラフィー後、2.384gの 標記化合物(mp179-181℃,lit.188-192℃-J.Am.Chem.Soc.,1954,76,4013) を単離した。 (3β,5α,11α,12β,25R)スピロスタン−3,11,12−ト リオール: (3β,5α,25R)スピロスト−11−エン−13−オールを 、Tetrahedron Letters,1976,1973に記載の手法により、水、t−ブタノール およびアセトン中の四酸化オスミウムおよびN−メチルモルホリン−N−オキシ ドを用いて標記化合物に酸化した。 調製例BB11 (3β,5α,12α,25R)スピロスタン−3,12−ジオール−11−オ (3β,5α,11β,25R)−11−ブロモスピロスタン−3−オール− 12−オン: ガラスライニングリアクターに、50ガロンのメタノールを充填 し、次いで、7.7kg(5.0当量)が充填されるまで塩酸ガスを水面下に吹 き込んだ。この吹き込み終了後、リアクターに、18.8kg(42.2モル) の(3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−12−オン、50ガロン のメタノールおよび10ガロンの塩化メチレンを充填した。この混合物を10℃ に冷却し、約10℃のるつぼ温度を維持しながら、10ガロンの塩化メチレン中 の8.4kgの臭素(52.7モル、1.25当量)の溶液を2時間にわたって 加えた。添加がいったん終了したならば、反応物を室温に温め、2時間撹拌した 。この時点でのTLCは、完全な反応を示した。 反応物を50ガロンの水で希釈し、10分間撹拌した。層分離後、水層を30 ガロンの塩化メチレンで2回抽出した。3つの合わせた有機抽出物を、30ガロ ンの水で 2回、30ガロンの飽和食塩水で1回洗浄し、次いで、7.0kgの硫酸マグネ シウムを用いて乾燥した。乾燥剤は、30インチのLapp上での濾過続いて2回 の3ガロンの塩化メチレン洗浄により除去した。濾液および洗液を合わせ、全容 量7ガロンに常圧蒸留した。2回の10ガロンのメタノール充填を行い、続いて 蒸留を継続した。<10ガロンの最終溶量に達した時に、混合物を室温に冷まし た。その結果できた懸濁液を2時間粒状化し、30インチのLapp上で濾過し、 濾過ケーキを3ガロンのメタノールで2回洗浄した。濾過ケーキを45−50℃ で真空乾燥することにより標記化合物12.6kg(58.6%収率)を得た。 3β,5α,12β,25R)スピロスタン−3,12−ジオール−11−オ ン: ガラスライニングリアクターに、12.4kgの(3β,5α,11β, 25R)−11−ブロモスピロスタン−3−オール−12−オン(24.34モ ル)、33ガロンのt−ブタノール、33ガロンの水および7.5kg(189 モル、7.75当量)の水酸化ナトリウムのペレットを充填した。反応物を1. 5時間にわたって還流加熱し、還流で4.5時間維持し(るつぼ温度は83℃) 、次いで、室温に冷ました。この時点でのTLCは、完全な反応を示した。 反応物を蒸留してb−ブタノールを除去した。これは、真空と常圧蒸留の両方 により達成した。濃縮中、2回32.5ガロンの水を加えた。t−ブタノールが いったん除去されたならば、水性懸濁液を室温に冷まし、2時間粒状化した。懸 濁液を30インチのLapp上で濾過し、3ガロンの水で2回洗浄し、濾過ケーキ を60℃で風乾した。これにより11.1kgの標記化合物を得た。 調製例BB12 (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−11−オン (3β,5α,12β,25R)−3,12−ジアセトキシスピロスタン−1 1−オン: ガラスライニングリアクターに、26ガロンのピリジン、26ガロ ンの無水酢酸および11.0kgの(3β,5α,12β,25R)スピロスタ ン−3,12−ジオール−11−オン(調製例G12)を充填した。この混合物 を2時間還流し(るつぼ温度128℃)、室温に冷ました。反応物を全容量15 ガロンに真空蒸留した(蒸留中のるつぼ温度約45℃)。懸濁液を25ガロンの 酢酸で希釈し、更に全容 量15ガロンに真空蒸留した(終わりのるつぼ温度約80℃)。混合物を87ガ ロンの水で希釈し、室温に冷ました。5時間の粒状化後、標記化合物を、30イ ンチのLapp上での濾過、続いて3ガロンの水での2回の洗浄により単離した。 濾過ケーキを真空下60℃で風乾して12.2kg(93.3%)を得た。 (3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール−11−オン: ステンレ ススチールリアクターを、内部コイルを通じて液体窒素を通過させることにより −80℃に冷却した。54.5kg(80リットル、3,200モル、170当 量)を充填するまでアンモニアをリアクターに加えた。 アンモニア充填が始まるのと同時に、ガラスライニングリアクターに、10. 0kgの(3β,5α,12β,25R)−3,12−シアセトキシスピロスタ ン−11−オン(18.84モル)および40ガロンのTHFを充填した。この 溶液を、26ガロンの全容量に達するまで常圧蒸留した。 アンモニア充填終了時に、−50℃のるつぼ温度を維持しながら30分にわた って2.8kgのカルシウム削り屑(69.0g原子、3.7当量)を加えた。 この添加終了時に、20分にわたって(3β,5α,12β,25R)−3,1 2−ジアセトキシスピロスタン−11−オンのTHF溶液(添加の最後のるつぼ 温度は−35℃であった)続いて1.0ガロンのTHF洗液を加えた。反応混合 物を−35℃から−40℃で30分間撹拌した。反応物が−35℃から−40℃ にある間に、3.33リットルのブロモベンゼン(4.98kg、31.7モル 、1.68当量)、続いて3.33リットルの水を加えた。 この添加後、リアクターからのアンモニアの蒸留を開始した。この蒸留装置を 、水スクラバーにつなげた。全アンモニアがいったん留去されたならば、反応物 (この時24℃)、続いて4ガロンのTHF洗液をガラスライニングリアクター に移した。合わせた溶液および洗液を濃厚な油状物質に真空蒸留した。これに、 35ガロンのメタノールおよび3.3kg(59モル)の水酸化カリウムのペレ ットを加えた。この混合物を1時間加熱還流し、冷まし、次いで、10リットル の酢酸および44ガロンの水を充填した。この懸濁液を更に室温に冷まし、1時 間粒状化した。標記化合物を、30インチのLapp上での濾過、続いて5ガロン の3:1の水/メタノール洗浄により単離した。55℃で真空乾燥することによ り7.05kg(86.9%)を得た。 調製例BB:物理的データ 上記BB調製例に記載の全(3β,5α,25R)スピロスタン−3−オール 類に関して満足のいくMSおよびIRデータを得た(表2参照)。種々のジオー ルおよびトリオール生成物は、プロトンNMRにより識別することができる(表 3参照)。 調製例CC1 5−メチル−2−チエニル−メチルアミン メトキシアミン塩酸塩(3.5g、41.7ミリモル)およびピリジン(6. 75ml,83.5ミリモル)を、室温でメタノール(20ml)中の5−メチ ルチオフェン−2−カルボキアルデヒド(3.5g、27.8ミリモル)の溶液 に加えた。3時間後、混合物を真空で濃縮し、酢酸エチル(100ml)で希釈 し、1NのHCl(3x)および食塩水(1x)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4 )、濾過し、真空で濃縮してオキシム異性体の混合物を得た。 トリフルオロ酢酸(4.97ml,65ミリモル)を、0℃で、THF(40 ml)中の水素化硼素ナトリウム(2.44g、65ミリモル)の懸濁液に滴下 した。THF(5ml)中の上記調製のオキシム(2.0g、13ミリモル)溶 液を、次いで、滴下した。2時間後、反応物を2時間穏やかに加熱還流し、冷ま し、水(10ml)の添加により反応停止した。混合物を、塩化メチレン(50 ml)で希釈し、食塩水(2x)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、真 空で濃縮した。残分を100mlのジエチルエーテルに溶解し、エーテル(3m l)中の飽和HClで処理した。沈殿物を真空濾過により集め、エーテルで洗浄 し、乾燥して標記アミンをその塩酸塩としての白色固形物(1.2g)として得 た。1H NMR(250 MHz,d6 DMSO)δ8.5(bs,3H);7.0(d,1H,J=2.0Hz);6.7(m,1H);4.1( bs,2H);2.4(s,3H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例CC2−CC3を、適切な出発物質から 上記の常法を用いて調製した。 調製例CC2 5−ブロモ−2−チエニル−メチルアミン 調製例CC3 4−ブロモチエニル−メチルアミン 調製例DD 3−チエニル−メチルアミン塩酸塩 THF(20ml)に溶解した溶液としての3−チオフェンカルボニトリル( 2.0g,18.3ミリモル)を、THF(20ml)中の水素化アルミニウム リチウム(695mg、18.3ミリモル)の懸濁液に0℃で滴下した。室温で 1時間後、H2O(700μl)、15%NaOH(700μl)およびH2O( 2.1ml)の連続添加により反応を停止した。混合物をエーテル(50ml) で希釈し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、真空で濃縮した。残分をエーテル( 50ml)に溶解し、飽和HCl/エーテル(3ml)で処理した。その結果で きた沈殿物を、濾過し、エーテルで洗浄し、乾燥して標記化合物をオフホワイト の固形物として得た。1H NMR(250 MHz,d6 DMSO)δ8.5(bs,3H);7.65(bs,1H);7.52 (dd,1H,J=6.0,2.0Hz);7.3(dd,1H,J=6.0Hz);4.0(d,2H,J=6.0Hz). 調製例EE α−(2−チエチル)−2−イル−α−トリメチルシルオキシ−アセトニトリル シアノヒドリン形成 ジクロロメタン(50ml)中のシアン化トリメチルシリル(3.27ml、 0.025モル)および2−チオフェンカルボキアルデヒド(2.08ml、0 .022モル)の溶液に、室温で沃化亜鉛(5mg)を加えた。24時間後、混 合物を濃縮し、精製することなく用いた。1H NMR(250MHz,CDCl3)δ7.35(dd,1H, J=5.0,1.0Hz);7.2(dd,1H,J=4.01.0Hz);7.0(dd,1H,J=5.0,4.0Hz);5.2(s,1H);0.2( s,9H). 調製例FF1 2−アミノ−1−(2−チエニル)−エタノール ニトリル還元 THF(10ml)中のa−(2−チエニル)−α−トリメチルシルオキシ− アセトニトリル(4.77g、0.024モル)の溶液を、0℃で、THF(2 0ml)中の水素化アルミニウムリチウム(1.0g、0.027モル)の懸濁 液に滴下した。室温で1.5時間後、H2O(1ml)、15%NaOH(1m l)およびH2O(3ml)の連続添加により反応を停止した。混合物をエーテ ル(50ml)で希釈し、乾燥し(MgSO4)、波過し、濃縮して2.7gの生 成物を油状物質として得た。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ7.2(m,1H),7.0(m,2H);4.9 (m,1H);3.0(ddd,1H,J=15.0,12.0,5.0Hz);2.9(ddd,1H,J=12.0,5.0,2.0Hz);2.0(bs ,2H). 調製例GG1 チアゾール−2−イル−メチルアミン アジド還元 トリフェニルホスフィン(2.08g、7.9ミリモル)を、THF(20m l)中の2−アシドメチル−チアゾール(1.11g、7.9ミリモル)の溶液 に加えた。1時間後、H2O(214μl)および水酸化アンモニウム溶液(0 .5ml)を連続して加えた。反応物を一晩撹拌し、真空で濃縮し、フラッシュ クロマトグラフィー(5%メタノール/塩化メチレン)により精製して645m gの標記生成物を黄褐色の油状物質(72%)として得た。1H NMR(250 MHz,CDCl3 )δ7.7(d,1H,J=2.0Hz);7.25(d,1H,J=2.0Hz);4.2(s,2H);1.7(bs,2H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例GG2を、適切な出発物質から上記の常 法を 用いて調製した。 調製例GG2 3−メチルイソオキサゾール−5−イル−メチルアミン 調製例HH1 2−アジドメチル−チアゾール アジ化シフェニルホスホリル(3.25ml、0.015モル)および1,8 −ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(2.25ml、0.02 5モル)を、トルエン(20ml)中のチアゾール−2−イル−メタノール(1 .44g、0.013モル)の溶液に0℃で加えた。1時間後、反応物を室温に 温め、一晩撹拌した。混合物をトルエン(20ml)で希釈し、H2O(3x) 、食塩水(1x)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空で濃縮した。 残分を、フラッシュクロマトグラフィー(30%酢酸エチル/ヘキサン類)によ り精製してアジ化物を黄褐色の油状物質(1.1g、63%)として得た。IR 2 098 cm-1 1H NMR(250MHz,CDCl3)δ7.8(d,1H,J=2.0Hz);7.4(d,1H,J=2.0Hz);4.7(s ,2H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例HH2を、適切な出発物質から上記の常 法を用いて調製した。 調製例HH2 5−アジドメチル−3−メチルイソオキサゾール 調製例II1 3−アミノ−2,2−ジメチル−プロピオン酸メチルエステル ラニーニッケル(2g)を、水、次いでメタノールで洗浄し、メタノール(7 5ml)中の2,2−ジメチルシアノ酢酸メチル(2.0g,0.016モル) の溶液に加えた。40psiの水素下、パーの装置内で混合物を振蕩した。3時 間後、反応物を窒素置換した。濾過により触媒を除去し、飽和HCl/エーテル (5ml)の添加により濾液を酸性にした。溶液を約5mlに濃縮し、200m lの激しく撹拌されるエーテルに加えた。その結果できた固形物を真空濾過によ り集め、エーテルで洗浄し、乾燥して1.25gのアミン塩酸塩を白色固形物と して得た。m.p.168−170℃。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ8.3(bs,3H);3. 6(s,3H);2.92(m,2H);1.2(s,6H). 同様の方法で、以下の化合物、調製例112を、適切な出発物質から上記の常 法を用いて調製した。 調製例II2 2−アミノメチル−酪酸メチルエステル 調製例JJ 2−チエニルイソシアナート2O(10ml)中の溶液としてのアジ化ナトリウムを、トルエン(80m l)中の塩化2−チオフェンカルボニル(5.7g、0.039モル)の溶液に 0℃で滴下した。30分後、層が分離し、水層をエーテルで抽出した。合わせた 有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、エーテルを真空で除去した。アシ化2 −チオフェンカルボニルの溶液を85℃で3時間加熱して2−チエニル−イソシ アナート溶液を得、これをそのまま用いた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BG,BR,CA,CN,CZ, HU,JP,KR,LV,NO,NZ,PL,RO,R U,SI,SK,UA,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式Iのスピロスタニルグリコシド化合物 ならびに薬学的に許容されるその塩および水和物{ここで、 1、R2およびR3は、各々、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、アジド、( C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシまたは-Z-R4であり; 各例のZは、独立に−NH−C(=O)−、−O−C(=O)−、−O−C( =O)−N(R5)−、−NH−C(=O)−N(R5)−または−O−C(=S )−N(R5)−であり; 各例のR4は、独立にアリール、アリール(C1−C6)アルキル、(C2−C4 )アルケニル、(C1−C6)アルキル、シクロ(C3−C7)アルキルまたはシク ロ(C3−C7)アルキル(C1−C6)アルキルであり;各R4は、任意に、ハロ 、(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ、フェノキシ、トリフルオロメチル、ニト ロ、(C1−C4 )アルコキシ、メチレンジオキシ、オキソ、(C1−C4)アルキルスルファニ ル、(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルスルフォニル、 ジメチルアミノ、モノ−もしくはジ−(C1−C4)アルキルアミノカルボニル、 (C1−C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、ピロリ ジニルカルボニルで独立に一-、二-または三-置換され(ここで、アリールは、 炭素結合しており、フェニル、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、イ ソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ベンゾチア ゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリルまたはピリジルである); 各例のR5は、独立に水素、(C1−C4)アルキルであるか又は、R5は、それ が結合している窒素およびR4(ここで、R4は共有結合である)と結合する場合 、ピロリジニル、ピペリジニル、N−メチルピペラシニル、インドリニルまたは モリホリニルを形成し、このような環式基は、炭素上で(C1−C4)アルコキシ カルボニルで置換することができ; 但し、R1,R2およびR3は、全てがヒドロキシではない}。 2.R1,R2およびR3が各々独立にヒドロキシまたは−Z−R4であり、Zが −O−C(=O)−N(R5)−であり、R5が水素である請求項1に記載の化合 物。 3.C1″アノメリックオキシがβであり、C1′アノメリックオキシがβであ り、R3がαであり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキシがβ であり、Q1がカルボニルであり、Q2がメチレンであり、R1がヒドロキシであ る、請求項2に記載の化合物。 4.R3がヒドロキシであり、R2が−Z−R4であり、R4が2,4−ジフルオ ロフェニルである、請求項3に記載の化合物。 5.R2およびR3が−Z−R4であり、R4が2−フルオロフェニルである、請 求項3に記載の化合物。 6.R2およびR3が−Z−R4であり、R4が2,4−ジフルオロフェニルであ る、請求項3に記載の化合物。 7.R2およびR3が−Z−R4であり、R4が2−メチルフェニルである、請求 項 3に記載の化合物。 8.R2およびR3が−Z−R4であり、R4がフェニルである、請求項3に記載 の化合物。 9.R2が−Z−R4であり、R4が2,6−ジクロロフェニルであり、R3がヒ ドロキシである、請求項3に記載の化合物。 10.R2が−Z−R4であり、R4が2−フルオロフェニルであり、R3がヒド ロキシである、請求項3に記載の化合物。 11.R2およびR3が−Z−R4であり、R4が2−チエニル−メチルである、 請求項3に記載の化合物。 12.R2およびR3が−Z−R4であり、R4が2−メトキシカルボニル−エチ ルである、請求項3に記載の化合物。 13.R2およびR3が−Z−R4であり、R4がチアゾール−2−イル−メチル である、請求項3に記載の化合物。 14.R2およびR3が−Z−R4であり、R4が2−メトキシカルボニル−ブチ ルである、請求項3に記載の化合物。 15.C1″アノメリックオキシがβであり、C1′アノメリックオキシがβで あり、R3がαであり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキシが βであり、Q1がカルボニルであり、Q2に記載の化合物。 16.R2およびR3が、−Z−R4であり、R4が、2−フルオロフェニルであ る、請求項15に記載の化合物。 17.R2およびR3が、−Z−R4であり、R4が、2−チエニル−メチルであ る、請求項15に記載の化合物。 18.R2およびR3が、−Z−R4であり、R4が、2−メトキシカルボニル− エチルである、請求項15に記載の化合物。 19.R2およびR3が、−Z−R4であり、R4が、チアゾール−2−イル−メ チ ルである、請求項15に記載の化合物。 20.Q1がカルボニルであり、R1が、ヒドロキシ、水素、ハロ、アジドまた は(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシであり、R2が、水素、ハロ 、アジドまたは(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシであり、R3が Z−R4であり、Zが−O−C(=O)N(R5)−であり、R5が水素である、 請求項1に記載の化合物。 21.C1′アノメリックオキシがβであり、C1″アノメリックオキシがβで あり、R3がαであり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキシが βである、請求項20に記載の化合物。 22.R1がヒドロキシであり、R2が水素であり、R4が2−フルオロフェニ ルである、請求項21に記載の化合物。 23.R1、R2およびR3が、各々独立に、ヒドロキシまたは−Z−R4であり 、Zが−O−C(=O)−であり、R4が、独立に、(C1−C6)アルキル、ア リールまたは、ハロもしくは(C1−C6)アルキルで一-もしくは二置換された アリールである、請求項1に記載の化合物。 24.R1およびR2が−Z−R4であり、R3がαヒドロキシであり、R4がフ ラン−2−イルであり、C1′アノメリックオキシがβであり、C1″アノメリッ クオキシがβであり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキシがβ であり、Q1がカルボニルであり、Q2がメチレンである、請求項23に記載の化 合物。 25.R1,R2およびR3が、各々独立に、ヒドロキシまたはハロであり、Q1 がカルボニルであり、C1″アノメリックオキシがβであり、R3がαである、請 求項1に記載の化合物。 26.高コレステロール血症を治療する方法であって、このような治療を必要 としている哺乳類に、治療に効果的な量の請求項1に記載の化合物を投与して成 ることを特徴とする前記方法。 27.哺乳類における高コレステロール血症の治療のための医薬組成物であっ て、治療に効果的な量の請求項1に記載の化合物および薬学的に許容される担体 を含んで 成ることを特徴とする前記組成物。 28.一般式IIAのスピロスタニルグリコシド化合物 4は、アルコール保護基であり; P1が水素で、P3がアルコール保護基であるか又は P3が水素でP1がアルコール保護基である)。 29.アルコール保護基がアセチルまたはクロロアセチルである、請求項28 に記載の通りの化合物。 30.一般式IIBのスピロスタニルグリコシド化合物 10は、シリル保護基であり; P11は、P10と異なるアルコール保護基である)。 31.アルコール保護基がアセチルであり、シリル保護基がt−ブチルジフェ ニルシリル、トリイソプロピルシリルまたはt−ブチルジメチルシリルである、 請求項30に記載の通りの化合物。 32.一般式IICのスピロスタニルグリコシド化合物 31は、アルコール保護基であり; P32は、1,3ジオールのための環式保護基を形成する)。 33.P31がアセチルまたはクロロアセチルであり、P32が、ベンジリデンま たはパラメトキシベンジリデンである、請求項32に記載の通りの化合物。 34.アテローム動脈硬化症を治療する方法であって、このような治療を必要 としている哺乳類に、治療に効果的な量の請求項1に記載の化合物を投与して成 る前記方法。 35.哺乳類におけるアテローム動脈硬化症の治療のための医薬組成物であっ て、治療に効果的な量の請求項1に記載の化合物および薬学的に許容される担体 を含んで成る前記組成物。 36.一般式IAの化合物 ならびに薬学的に許容されるその塩および水和物{ここで、 1、R2およびR3は、各々独立に、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、アジド 、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシまたは-Z-R4であり; 各例のZは、独立に−NH−C(=O)−、−O−C(=O)−、−O−C(= O)−N(R5)−、−NH−C(=O)−N(R5)−または−O−C(=S) −N(R5)−であり; 各例のR4は、独立にアリール、アリール(C1−C6)アルキル、(C2−C4) アルケニル、(C1−C6)アルキル、シクロ(C3−C7)アルキルまたはシクロ (C3−C7)アルキル(C1−C6)アルキルであり;各R4は、任意に、ハロ、 、(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ、フェノキシ、トリフルオロメチル、ニト ロ、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ、オキソ、(C1−C4)アルキ ルスルファニル、(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキルス ルフォニル、ジメチ ルアミノ、モノ−もしくはジ−(C1−C4)アルキルアミノカルボニル、(C1 −C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカルボニル、ピロリジニ ルカルボニルで独立に一-、二-または三-置換され(ここで、アリールは、炭素 結合しており、フェニル、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、イソオ キサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ベンソチアゾリ ル、チアジアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリルまたはピリジルである); 各例のR5は、独立に水素、(C1−C4)アルキルであるか又は、R5は、それが 結合している窒素およびR4(ここで、R4は共有結合である)と結合する場合、 ピロリジニル、ピペリジニル、N−メチルピペラジニル、インドリニルまたはモ リホリニルを形成し、このような環式基は、炭素上で(C1−C4)アルコキシカ ルボニルで置換することができ; 但し、R1、R2およびR3は、全てがヒドロキシではない}を調製する方法であ って、一般式IIDの化合物 {ここで、 4は、アルコール保護基であり; R9、R10およびR11は、各々独立に、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、ア ジド、(C1−C6)アルコキシ(C1−C6)アルコキシ、-Z-R4または、オキ シを介して結合したアルコール保護基であり; 各例のZは、独立に−NH−C(=O)−、−O−C(=O)−、−O−C( =O)−N(R5)−、−NH−C(=O)−N(R5)−または−O−C(=S )−N(R5)−であり; 各例のR4は、独立にアリール、アリール(C1−C6)アルキル、(C2−C4 )アルケニル、(C1−C6)アルキル、シクロ(C3−C7)アルキルまたはシク ロ(C3−C7)アルキル(C1−C6)アルキルであり;各R4は、任意に、ハロ 、、(C1−C4)アルキル、ヒドロキシ、フェノキシ、トリフルオロメチル、ニ トロ、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ、オキソ、(C1−C4)アル キルスルファニル、(C1−C4)アルキルスルフィニル、(C1−C4)アルキル スルフォニル、ジメチルアミノ、モノ−もしくはジ−(C1−C4)アルキルアミ ノカルボニル、(C1−C4)アルキルカルボニル、(C1−C4)アルコキシカル ボニル、ピロリジニルカルボニルで独立に一-、二-または三-置換され(ここで 、アリールは、炭素結合しており、フェニル、フリル、チエニル、ピロリル、オ キサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ ル、ベンゾチアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、イミダゾリルまたはピリ ジルである); 各例のR5は、独立に水素、(C1−C4)アルキルであるか又は、R5は、それ が結合している窒素およびR4(ここで、R4は共有結合である)と結合する場合 、ピロリジニル、ピペリジニル、N−メチルピペラジニル、インドリニルまたは モリホリニルを形成し、このような環式基は、炭素上で(C1−C4)アルコキシ カルボニルで置換することができる}を脱保護して成る前記方法。 37.R10およびR11が、各々−O−C(=O)−N(R5)−R4であり、R9 が、オキシを介して結合したアルコール保護基であり、R5が水素であり、一般 式 IIDの化合物が、約0℃から約100℃の温度で極性溶媒中で求核塩基との反 応により脱保護される、請求項36に記載の方法。 38.C1′アノメリックオキシがβであり、C1″アノメリックオキシがβで あり、R11がαであり、C5水素がαであり、C25が(R)であり、C3オキシが βであり、Q1がカルボニルであり、Q2がメチレンまたは アルコール保護基がアセチルまたはクロロアセチルである、請求項37に記載の 方法。 39.R4が、2,4−ジフルオロフェニル、フェニル、2−フルオロフェニ ル、2−メチルフェニル、2−チエニル−メチル、2−メトキシカルボニル−エ チル、チアゾール−2−イル−メチルまたは2−メトキシカルボニル−ブチルで ある、請求項38に記載の方法。
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