JPH0950140A - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
- Publication number
- JPH0950140A JPH0950140A JP20432195A JP20432195A JPH0950140A JP H0950140 A JPH0950140 A JP H0950140A JP 20432195 A JP20432195 A JP 20432195A JP 20432195 A JP20432195 A JP 20432195A JP H0950140 A JPH0950140 A JP H0950140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- azo compound
- carrier
- ring
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 有機電子写真感光体の問題点である感度と耐
久性を共に改良した感光体を提供する。 【解決手段】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、前記感光層中に、下記一般式
(1),(2)又は(3)のいずれかで表わされるカッ
プラー成分を有するアゾ化合物を含有する電子写真用感
光体。 (式中、Rは水素原子、アルキル基、アルコキシ基また
はハロゲン原子を、Xは水素原子、アルキル基またはア
リール基を、環Qは炭化水素系芳香環または芳香族複素
環を示し、nは1〜6のいずれかの整数を示す。)
久性を共に改良した感光体を提供する。 【解決手段】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、前記感光層中に、下記一般式
(1),(2)又は(3)のいずれかで表わされるカッ
プラー成分を有するアゾ化合物を含有する電子写真用感
光体。 (式中、Rは水素原子、アルキル基、アルコキシ基また
はハロゲン原子を、Xは水素原子、アルキル基またはア
リール基を、環Qは炭化水素系芳香環または芳香族複素
環を示し、nは1〜6のいずれかの整数を示す。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用感光体に
関する。さらに詳しくは、本発明は新規なアゾ化合物を
含有する高感度な電子写真用感光体に関する。
関する。さらに詳しくは、本発明は新規なアゾ化合物を
含有する高感度な電子写真用感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体としては、従来はセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系の光導電性物
質を用いた感光体が使用されていたが、最近は無公害品
で製造や、取扱いが容易であること、画質が良好である
こと、ドラム、シート、ベルトなど各種の形状の感光体
が簡単に得られることなどの多くの利点を有する有機系
の光導電性化合物(OPC)を用いた、いわゆるOPC
感光体が普通紙複写機(PPC)やプリンター用に採用
されるようになり、しかもその割合は年々増加してい
る。OPC感光体は、従来の無機系感光体に比べ多くの
利点を有している。
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機系の光導電性物
質を用いた感光体が使用されていたが、最近は無公害品
で製造や、取扱いが容易であること、画質が良好である
こと、ドラム、シート、ベルトなど各種の形状の感光体
が簡単に得られることなどの多くの利点を有する有機系
の光導電性化合物(OPC)を用いた、いわゆるOPC
感光体が普通紙複写機(PPC)やプリンター用に採用
されるようになり、しかもその割合は年々増加してい
る。OPC感光体は、従来の無機系感光体に比べ多くの
利点を有している。
【0003】OPC感光体の感度と耐久性向上の手段と
して数多くの試みがなされている。OPC感光体として
最初に実用化されたのはポリビニルカルバゾール(PV
K)と電子吸引性化合物である2,4,7−トリニトロ
フルオレノン(TNF)との混合により形成される電荷
移動錯体による増感作用を利用した感光体であった。
して数多くの試みがなされている。OPC感光体として
最初に実用化されたのはポリビニルカルバゾール(PV
K)と電子吸引性化合物である2,4,7−トリニトロ
フルオレノン(TNF)との混合により形成される電荷
移動錯体による増感作用を利用した感光体であった。
【0004】現在主に実用化されているのは、電荷キャ
リヤーの発生と輸送の機能を分離して別々の化合物に分
担させた、機能分離型と呼ばれる感光体である。機能分
離型感光体は、電荷キャリヤーの発生効率が高い化合物
と輸送効率の高い化合物を組合せることが可能であり、
さらに、耐久性にすぐれた材料の選択の幅も広く、高感
度でかつ耐久性にすぐれた感光体を得ることが可能なタ
イプである。
リヤーの発生と輸送の機能を分離して別々の化合物に分
担させた、機能分離型と呼ばれる感光体である。機能分
離型感光体は、電荷キャリヤーの発生効率が高い化合物
と輸送効率の高い化合物を組合せることが可能であり、
さらに、耐久性にすぐれた材料の選択の幅も広く、高感
度でかつ耐久性にすぐれた感光体を得ることが可能なタ
イプである。
【0005】機能分離型感光体の形態としては、キャリ
ヤー発生材料とキャリヤー輸送材料が別々の層に分離
し、積層された積層型と、同一の感光層中に含まれる単
層型の2種類があるが、いずれの場合でもキャリヤー発
生材料が光を吸収してキャリヤーを発生し、発生したキ
ャリヤーをキャリヤー輸送材料に注入し、キャリヤー輸
送材料の分子間をキャリヤーが移動するプロセスが感光
体中で行なわれている。従って、感光体の感度は、キャ
リヤーの発生効率、注入効率、輸送効率により左右さ
れ、発生効率の高いキャリヤー発生材料と輸送効率の高
いキャリヤー輸送材料、および注入効率の高いキャリヤ
ー発生材料と輸送材料の組合せが選択されている。
ヤー発生材料とキャリヤー輸送材料が別々の層に分離
し、積層された積層型と、同一の感光層中に含まれる単
層型の2種類があるが、いずれの場合でもキャリヤー発
生材料が光を吸収してキャリヤーを発生し、発生したキ
ャリヤーをキャリヤー輸送材料に注入し、キャリヤー輸
送材料の分子間をキャリヤーが移動するプロセスが感光
体中で行なわれている。従って、感光体の感度は、キャ
リヤーの発生効率、注入効率、輸送効率により左右さ
れ、発生効率の高いキャリヤー発生材料と輸送効率の高
いキャリヤー輸送材料、および注入効率の高いキャリヤ
ー発生材料と輸送材料の組合せが選択されている。
【0006】キャリヤー発生材料としては、各種の光導
電性顔料が開発されている。PPC用には他の顔料に比
べ、高感度で、分光感度も適していることから、特にア
ゾ顔料が数多く検討され、実用化され、高感度な例もい
くつか報告されている。しかしながら、耐久性の点で
は、従来のアゾ顔料は、一般に光疲労が大きく、十分と
は言えなかった。
電性顔料が開発されている。PPC用には他の顔料に比
べ、高感度で、分光感度も適していることから、特にア
ゾ顔料が数多く検討され、実用化され、高感度な例もい
くつか報告されている。しかしながら、耐久性の点で
は、従来のアゾ顔料は、一般に光疲労が大きく、十分と
は言えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はOPC
感光体の問題点である感度と耐久性を共に改良した感光
体を提供することであり、特に、高感度でしかも光疲労
性がきわめて小さく、繰返し使用に対する静電特性の劣
化が少なく、耐久性にすぐれたOPC感光体を提供する
ことにある。
感光体の問題点である感度と耐久性を共に改良した感光
体を提供することであり、特に、高感度でしかも光疲労
性がきわめて小さく、繰返し使用に対する静電特性の劣
化が少なく、耐久性にすぐれたOPC感光体を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】キャリヤー発生材料とし
て用いられるアゾ顔料は特開昭47−37543号公報
をはじめ、主にナフトールAS系のカップラー残基を有
するビスアゾ顔料が主に検討されてきたが、このタイプ
のカップラー残基を有するアゾ顔料は一般に光疲労性が
大きく静電特性の耐久性に劣る点が欠点であった。
て用いられるアゾ顔料は特開昭47−37543号公報
をはじめ、主にナフトールAS系のカップラー残基を有
するビスアゾ顔料が主に検討されてきたが、このタイプ
のカップラー残基を有するアゾ顔料は一般に光疲労性が
大きく静電特性の耐久性に劣る点が欠点であった。
【0009】本発明者らは、高感度で高耐久性の電子写
真用感光体を得るために、キャリヤー発生材料となる新
規なアゾ化合物について種々検討した結果、特定のカッ
プラーを有するアゾ化合物が好適であることを見出し、
本発明に到達した。すなわち、本発明の要旨は、導電性
支持体上に感光層を有する電子写真用感光体において、
前記感光層中に、下記一般式(1),(2)又は(3)
のいずれかで表わされるカップラー成分を有するアゾ化
合物を含有することを特徴とする電子写真用感光体に存
する。
真用感光体を得るために、キャリヤー発生材料となる新
規なアゾ化合物について種々検討した結果、特定のカッ
プラーを有するアゾ化合物が好適であることを見出し、
本発明に到達した。すなわち、本発明の要旨は、導電性
支持体上に感光層を有する電子写真用感光体において、
前記感光層中に、下記一般式(1),(2)又は(3)
のいずれかで表わされるカップラー成分を有するアゾ化
合物を含有することを特徴とする電子写真用感光体に存
する。
【0010】
【化4】
【0011】(式中、Rは水素原子、置換されていても
よいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基ま
たはハロゲン原子を示し、Xは水素原子、置換されてい
てもよいアルキル基または置換されていてもよいアリー
ル基を示し、環Qは置換基を有していてもよい炭化水素
系芳香環または置換基を有していてもよい芳香族複素環
を示し、nは1〜6のいずれかの整数を示す。)
よいアルキル基、置換されていてもよいアルコキシ基ま
たはハロゲン原子を示し、Xは水素原子、置換されてい
てもよいアルキル基または置換されていてもよいアリー
ル基を示し、環Qは置換基を有していてもよい炭化水素
系芳香環または置換基を有していてもよい芳香族複素環
を示し、nは1〜6のいずれかの整数を示す。)
【0012】そしてこのうち、好ましくは、下記一般式
(4),(5)又は(6)で表わされる化合物が挙げら
れる。
(4),(5)又は(6)で表わされる化合物が挙げら
れる。
【0013】
【化5】
【0014】(式中、Arは芳香族炭化水素基、複素環
基またはそれらが結合基を介して結合した基を表わし、
mは1,2,3または4の数を示す。) 更に好ましくは、下記一般式(7)で表わされるアゾ化
合物が挙げられる。
基またはそれらが結合基を介して結合した基を表わし、
mは1,2,3または4の数を示す。) 更に好ましくは、下記一般式(7)で表わされるアゾ化
合物が挙げられる。
【0015】
【化6】
【0016】(式中、カップラーA,Bの少なくとも一
方は、一般式(1),(2)又は(3)のいずれかで表
わされるカップラー成分の残基を示し、A,Bは同一で
もよく、Dはアゾ基が結合している炭素原子が二重結合
を形成するSP2 型の炭素原子である2価の基を示
す。)
方は、一般式(1),(2)又は(3)のいずれかで表
わされるカップラー成分の残基を示し、A,Bは同一で
もよく、Dはアゾ基が結合している炭素原子が二重結合
を形成するSP2 型の炭素原子である2価の基を示
す。)
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のアゾ化合物を詳細に説明
すると、前記一般式(1)〜(6)のカップラー成分に
おいて、具体的なRとしては水素原子;メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル
基、t−ブチル基、sec−ブチル基、i−ブチル基、
n−ヘキシル基、n−オクチル基等のアルキル基;ベン
ジル基、p−メチルベンジル基、p−クロロベンジル
基、2−フェニルエチル基、1−ナフチルメチル基、2
−ナフチルメチル基等の置換されていてもよいアリール
アルキル基;アリル基、ブロモアリル基、メチルアリル
基等のアルケニル基;2−ヒドロキシエチル基等のヒド
ロキシアルキル基;2−メトキシエチル基、3−メトキ
シプロピル基等のアルコキシアルキル基;3−モルホリ
ノプロピル基、2−ジエチルアミノエチル基等の置換さ
れていてもよいアミノアルキル基;メトキシ基、エトキ
シ基等のアルコキシ基;メトキシメトキシ基、メトキシ
エトキシ基等のアルコキシアルコキシ基;メトキシエト
キシエトキシ基、エトキシエトキシエトキシ基等のアル
コキシアルコキシアルコキシ基;クロロエトキシ基、ブ
ロモエトキシ基等のハロゲノアルコキシ基;ヒドロキシ
エトキシ基、ヒドロキシプロポキシ基等のヒドロキシア
ルコキシ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子等のハロゲン原子等が挙げられ、このうち水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、ハロゲン原子が好ましい。
すると、前記一般式(1)〜(6)のカップラー成分に
おいて、具体的なRとしては水素原子;メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル
基、t−ブチル基、sec−ブチル基、i−ブチル基、
n−ヘキシル基、n−オクチル基等のアルキル基;ベン
ジル基、p−メチルベンジル基、p−クロロベンジル
基、2−フェニルエチル基、1−ナフチルメチル基、2
−ナフチルメチル基等の置換されていてもよいアリール
アルキル基;アリル基、ブロモアリル基、メチルアリル
基等のアルケニル基;2−ヒドロキシエチル基等のヒド
ロキシアルキル基;2−メトキシエチル基、3−メトキ
シプロピル基等のアルコキシアルキル基;3−モルホリ
ノプロピル基、2−ジエチルアミノエチル基等の置換さ
れていてもよいアミノアルキル基;メトキシ基、エトキ
シ基等のアルコキシ基;メトキシメトキシ基、メトキシ
エトキシ基等のアルコキシアルコキシ基;メトキシエト
キシエトキシ基、エトキシエトキシエトキシ基等のアル
コキシアルコキシアルコキシ基;クロロエトキシ基、ブ
ロモエトキシ基等のハロゲノアルコキシ基;ヒドロキシ
エトキシ基、ヒドロキシプロポキシ基等のヒドロキシア
ルコキシ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子等のハロゲン原子等が挙げられ、このうち水素原
子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、ハロゲン原子が好ましい。
【0018】具体的なXとしては、水素原子;置換基を
有していてもよいアルキル基としては、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
tert−ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル
基、ベンジル基、p−メチルベンジル基、p−クロルベ
ンジル基、2−フェニルエチル基、1−ナフチルメチル
基、2−ナフチルメチル基、アリル基、2−ヒドロキシ
エチル基、2−メトキシエチル基、3−モルホリノプロ
ピル基、2−ジエチルアミノエチル基、3−カルバゾリ
ルメチル基等が挙げられ、アリール基としては、フェニ
ル基、ナフチル基、アントリル基、ピレニル基、フェナ
ントリル基、アントラキノリル基、アセナフチル基、フ
ルオレニル基、ビフェニリル基、p−ターフェニリル
基、p−スチリルフェニル基、などの芳香族炭化水素基
が挙げられ、これらの置換基としては、メチル基、エチ
ル基、ブチル基等のアルキル基;フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基等のアルコキシ基;フェノキシ基等のアリーロ
キシ基;ヒドロキシ基;ニトロ基;シアノ基;アミノ
基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジベンジル
アミノ基等の置換アミノ基;カルボキシル基;エトキシ
カルボニル基等のアルコキシカルボニル基;フェニロキ
シカルボニル基等のアリーロキシカルボニル基;アセト
キシ基、ベンゾイルオキシ基等のアシロキシ基;アセチ
ル基、ベンゾイル基等のアシル基;カルバモイル基、ジ
メチルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基等の置換アミノカルボニル基;ベンジルオキシ基、フ
ェネチルオキシ基等のアリールアルコキシ基等が挙げら
れる。このうち水素原子、炭素数1〜4の直鎖状または
分岐状のアルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜
7のフェニル基が好ましい。
有していてもよいアルキル基としては、メチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
tert−ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル
基、ベンジル基、p−メチルベンジル基、p−クロルベ
ンジル基、2−フェニルエチル基、1−ナフチルメチル
基、2−ナフチルメチル基、アリル基、2−ヒドロキシ
エチル基、2−メトキシエチル基、3−モルホリノプロ
ピル基、2−ジエチルアミノエチル基、3−カルバゾリ
ルメチル基等が挙げられ、アリール基としては、フェニ
ル基、ナフチル基、アントリル基、ピレニル基、フェナ
ントリル基、アントラキノリル基、アセナフチル基、フ
ルオレニル基、ビフェニリル基、p−ターフェニリル
基、p−スチリルフェニル基、などの芳香族炭化水素基
が挙げられ、これらの置換基としては、メチル基、エチ
ル基、ブチル基等のアルキル基;フッ素、塩素、臭素、
ヨウ素等のハロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、ブ
トキシ基等のアルコキシ基;フェノキシ基等のアリーロ
キシ基;ヒドロキシ基;ニトロ基;シアノ基;アミノ
基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジベンジル
アミノ基等の置換アミノ基;カルボキシル基;エトキシ
カルボニル基等のアルコキシカルボニル基;フェニロキ
シカルボニル基等のアリーロキシカルボニル基;アセト
キシ基、ベンゾイルオキシ基等のアシロキシ基;アセチ
ル基、ベンゾイル基等のアシル基;カルバモイル基、ジ
メチルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル
基等の置換アミノカルボニル基;ベンジルオキシ基、フ
ェネチルオキシ基等のアリールアルコキシ基等が挙げら
れる。このうち水素原子、炭素数1〜4の直鎖状または
分岐状のアルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜
7のフェニル基が好ましい。
【0019】また、環Qとして具体的には、ベンゼン
環、ナフタリン環、アントラセン環、チオフェン環、フ
ラン環、ベンゾチオフェン環、ベンゾフラン環、インド
リン環、ピロール環、カルバゾール環、ピリジン環、キ
ノリン環等の炭化水素系芳香環または複素系の芳香環が
挙げられ、この環Qは一般式(1)〜(6)において環
Qと結合しているベンゼン環に縮合している。環Qの置
換基としては、メチル基、エチル基、ブチル基等のアル
キル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原
子;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等のアルコキ
シ基;フェノキシ基等のアリーロキシ基;ヒドロキシ
基;ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置換ア
ミノ基;カルボキシル基;エトキシカルボニル基等のア
ルコキシカルボニル基;フェニロキシカルボニル基等の
アリーロキシカルボニル基;アセトキシ基、ベンゾイル
オキシ基等のアシロキシ基;アセチル基、ベンゾイル基
等のアシル基;カルバモイル基、ジメチルアミノカルボ
ニル基、フェニルアミノカルボニル基等の置換アミノカ
ルボニル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基等
のアリールアルコキシ基等が挙げられる。このうち無置
換のベンゼン環、ナフタリン環、カルバゾール環、ベン
ゾフラン環が好ましい。
環、ナフタリン環、アントラセン環、チオフェン環、フ
ラン環、ベンゾチオフェン環、ベンゾフラン環、インド
リン環、ピロール環、カルバゾール環、ピリジン環、キ
ノリン環等の炭化水素系芳香環または複素系の芳香環が
挙げられ、この環Qは一般式(1)〜(6)において環
Qと結合しているベンゼン環に縮合している。環Qの置
換基としては、メチル基、エチル基、ブチル基等のアル
キル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原
子;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等のアルコキ
シ基;フェノキシ基等のアリーロキシ基;ヒドロキシ
基;ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置換ア
ミノ基;カルボキシル基;エトキシカルボニル基等のア
ルコキシカルボニル基;フェニロキシカルボニル基等の
アリーロキシカルボニル基;アセトキシ基、ベンゾイル
オキシ基等のアシロキシ基;アセチル基、ベンゾイル基
等のアシル基;カルバモイル基、ジメチルアミノカルボ
ニル基、フェニルアミノカルボニル基等の置換アミノカ
ルボニル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基等
のアリールアルコキシ基等が挙げられる。このうち無置
換のベンゼン環、ナフタリン環、カルバゾール環、ベン
ゾフラン環が好ましい。
【0020】そして前記一般式(4),(5)および
(6)において、Arとしては、1〜4価の結合基を介
して結合していてもよい芳香族炭化水素基または複素環
基を示す。このArは、一般式(1),(2)又は
(3)で表わされるカップラー成分のベンゼン環におい
て水酸基の隣りの位置に結合する。
(6)において、Arとしては、1〜4価の結合基を介
して結合していてもよい芳香族炭化水素基または複素環
基を示す。このArは、一般式(1),(2)又は
(3)で表わされるカップラー成分のベンゼン環におい
て水酸基の隣りの位置に結合する。
【0021】Arの具体的な芳香族炭化水素基として
は、例えば、フェニル基、ナフチル基、1−ピレニル
基、2−アントリル基、5−アセナフテニル基等の単環
式または縮合多環式芳香族炭化水素の1価基;フェニレ
ン基、1,3−または1,4−ナフチレン基、2,6−
アントラキノニレン基、2,7−フルオレニレン基、ピ
レニレン基等の単環式または縮合多環式芳香族炭化水素
の2価基;その他ビフェニレン基等の2価基が挙げられ
る。結合基を介して結合した芳香族炭化水素基として
は、一般式
は、例えば、フェニル基、ナフチル基、1−ピレニル
基、2−アントリル基、5−アセナフテニル基等の単環
式または縮合多環式芳香族炭化水素の1価基;フェニレ
ン基、1,3−または1,4−ナフチレン基、2,6−
アントラキノニレン基、2,7−フルオレニレン基、ピ
レニレン基等の単環式または縮合多環式芳香族炭化水素
の2価基;その他ビフェニレン基等の2価基が挙げられ
る。結合基を介して結合した芳香族炭化水素基として
は、一般式
【0022】
【化7】
【0023】で表わされるビスフェニレン基、キサント
ニレン基、フルオレノニレン基等の2価基;その他トリ
フェニルアミン、トリフェニルメタン、9−フェニルフ
ルオレン等から導かれた3価の基等が挙げられる。ま
た、複素環基としては、ナフトイレンベンズイミダゾリ
ル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズオキサゾリル基、
カルバゾリル基、ベンゾチアゾリル基、キノリル基等の
9〜20員環の複素環の1価基;カルバゾールジイル
基、ベンゾチオフェンジイル基、ジベンゾチオフェンジ
イル基、ベンゾチオフェンオキサイドジイル基等の9〜
20員環の複素環の2価基;N−フェニルカルバゾール
トリイル基、トリフェニルアミン−トリイル基等の3価
基;テトラフェニルエチレンテトライル基、p,p′−
ジフェニルアミノ−スチルベン−テトライル基等の4価
基が挙げられる。
ニレン基、フルオレノニレン基等の2価基;その他トリ
フェニルアミン、トリフェニルメタン、9−フェニルフ
ルオレン等から導かれた3価の基等が挙げられる。ま
た、複素環基としては、ナフトイレンベンズイミダゾリ
ル基、ベンズイミダゾリル基、ベンズオキサゾリル基、
カルバゾリル基、ベンゾチアゾリル基、キノリル基等の
9〜20員環の複素環の1価基;カルバゾールジイル
基、ベンゾチオフェンジイル基、ジベンゾチオフェンジ
イル基、ベンゾチオフェンオキサイドジイル基等の9〜
20員環の複素環の2価基;N−フェニルカルバゾール
トリイル基、トリフェニルアミン−トリイル基等の3価
基;テトラフェニルエチレンテトライル基、p,p′−
ジフェニルアミノ−スチルベン−テトライル基等の4価
基が挙げられる。
【0024】感度及び耐久性を考慮した場合、フェニル
基、ナフチル基、ビレニル基、ナフチレン基、アントラ
キノニレン基、ビフェニリン基、フルオレノニレン基、
一般式
基、ナフチル基、ビレニル基、ナフチレン基、アントラ
キノニレン基、ビフェニリン基、フルオレノニレン基、
一般式
【0025】
【化8】
【0026】で表わされるビスフェニレン基、ナフトイ
レンベンズイミダゾリル基、特に、
レンベンズイミダゾリル基、特に、
【0027】
【化9】 が好ましい。
【0028】本発明において、これら芳香族炭化水素基
および複素環基は置換基を有していてもよい。具体的な
置換基としては、ニトロ基;シアノ基;塩素原子、臭素
原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、1−ブチル基等のアルキル基;メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;フェニル基
等のアリール基;フェニルアミノ基等のアリールアミノ
基;フェノキシ基等のアリールオキシ基;スチリル基、
ナフチルビニル基等のアリールビニル基等が挙げられ
る。中でも、ニトロ基、シアノ基、メチル基、メトキシ
基、塩素原子、特に、ニトロ基、シアノ基が好ましい。
および複素環基は置換基を有していてもよい。具体的な
置換基としては、ニトロ基;シアノ基;塩素原子、臭素
原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、1−ブチル基等のアルキル基;メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;フェニル基
等のアリール基;フェニルアミノ基等のアリールアミノ
基;フェノキシ基等のアリールオキシ基;スチリル基、
ナフチルビニル基等のアリールビニル基等が挙げられ
る。中でも、ニトロ基、シアノ基、メチル基、メトキシ
基、塩素原子、特に、ニトロ基、シアノ基が好ましい。
【0029】前記一般式(7)のアゾ化合物において、
Aは一般式(1),(2)および(3)のカップラー成
分がジアゾニウム塩とカップリング反応により結合した
カップラー残基を示し、BはAと同じか、または異なる
フェノール性水酸基を有するカップラーの残基を示し、
ジアゾニウム塩とカップリング反応するカップラーはい
ずれでも用いることができる。
Aは一般式(1),(2)および(3)のカップラー成
分がジアゾニウム塩とカップリング反応により結合した
カップラー残基を示し、BはAと同じか、または異なる
フェノール性水酸基を有するカップラーの残基を示し、
ジアゾニウム塩とカップリング反応するカップラーはい
ずれでも用いることができる。
【0030】フェノール性水酸基とは、芳香族炭化水素
環に置換した水酸基のことであり、この芳香族炭化水素
環にはさらに、炭化水素環あるいは複素環が縮合しても
よい。Bとしては、Aと同じ一般式(1),(2)又は
(3)のカップラー、または異なるカップラーを用いる
こともできるが、特に下記一般式(8−a)〜(8−
m)で示されるカップラーの残基が好ましい。
環に置換した水酸基のことであり、この芳香族炭化水素
環にはさらに、炭化水素環あるいは複素環が縮合しても
よい。Bとしては、Aと同じ一般式(1),(2)又は
(3)のカップラー、または異なるカップラーを用いる
こともできるが、特に下記一般式(8−a)〜(8−
m)で示されるカップラーの残基が好ましい。
【0031】
【化10】
【0032】(上記式中で、Y1 およびY2 は、それぞ
れ独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してい
てもよいアルキル基、アリール基、複素環基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、置換もしくは無置換のカルバモイル基、置
換もしくは無置換のヒドラジノカルボニル基、アシル
基、またはアシルアミノ基を示す。)
れ独立して水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してい
てもよいアルキル基、アリール基、複素環基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アラルキルオキシ基、カルボ
キシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、置換もしくは無置換のカルバモイル基、置
換もしくは無置換のヒドラジノカルボニル基、アシル
基、またはアシルアミノ基を示す。)
【0033】
【化11】
【0034】(上記式中で、Y3 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、アリー
ル基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ラルキルオキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基またはアシル基を
示し、Pはベンゼン環と縮合して、芳香族炭化水素環ま
たは複素環となるのに要する2価の基を示す。)
ン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、アリー
ル基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ラルキルオキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボ
ニル基、アリールオキシカルボニル基またはアシル基を
示し、Pはベンゼン環と縮合して、芳香族炭化水素環ま
たは複素環となるのに要する2価の基を示す。)
【0035】
【化12】
【0036】(上記式中でR1 およびR2 は、それぞれ
独立して水素原子、置換基を有していてもよい低級アル
キル基、アリール基または複素環基を示し、R1 とR2
は互いに結合して環を形成していてもよい。Pは前記一
般式(8−b)におけると同じである。)
独立して水素原子、置換基を有していてもよい低級アル
キル基、アリール基または複素環基を示し、R1 とR2
は互いに結合して環を形成していてもよい。Pは前記一
般式(8−b)におけると同じである。)
【0037】
【化13】
【0038】(上記式中で、R1 、R2 およびPは、前
記一般式(8−c)におけると同じである。)
記一般式(8−c)におけると同じである。)
【0039】
【化14】
【0040】(上記式中で、R3 およびR4 は、それぞ
れ独立して水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、置換基を有していてもよい不飽和アルキル基、ア
リール基、複素環基、置換基を有していてもよいビニル
基、または置換基を有していてもよいブタジエニル基、
を示し、R3 とR4 は互いに結合して環を形成してもよ
い。Pは前記一般式(8−b)におけると同じであ
る。)
れ独立して水素原子、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、置換基を有していてもよい不飽和アルキル基、ア
リール基、複素環基、置換基を有していてもよいビニル
基、または置換基を有していてもよいブタジエニル基、
を示し、R3 とR4 は互いに結合して環を形成してもよ
い。Pは前記一般式(8−b)におけると同じであ
る。)
【0041】
【化15】
【0042】(上記式中で、R1 およびR3 は、前記一
般式(8−c)および一般式(8−e)におけると同じ
である。)
般式(8−c)および一般式(8−e)におけると同じ
である。)
【0043】
【化16】
【0044】(上記式中で、R1 およびPは、前記一般
式(8−c)および(8−b)におけると同じであ
る。)
式(8−c)および(8−b)におけると同じであ
る。)
【0045】
【化17】
【0046】(上記式中で、R5 は、置換基を有してい
てもよいアルキル基もしくは不飽和アルキル基またはア
リール基を示す。)
てもよいアルキル基もしくは不飽和アルキル基またはア
リール基を示す。)
【0047】
【化18】
【0048】(式中、Vは窒素原子を環内に含む複素環
の2価基、または、芳香族炭化水素の2価基を表わし、
これらは置換基を有していてもよい。)
の2価基、または、芳香族炭化水素の2価基を表わし、
これらは置換基を有していてもよい。)
【0049】次に、これらの一般式(8−a)〜(8−
m)における置換基の具体例をいくつか示すと;ハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子が挙げられる。置換基を有していてもよいアル
キル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、ベンジル基、p
−メチルベンジル基、p−クロロベンジル基、2−フェ
ニルエチル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメ
チル基、アリル基、2−ヒドロキシエチル基、2−メト
キシエチル基、3−モルホリノプロピル基、2−ジエチ
ルアミノエチル基、3−カルバゾリルメチル基等が挙げ
られ、これらのうちで、低級アルキル基は、通常炭素原
子数が1〜6のアルキル基を示す。
m)における置換基の具体例をいくつか示すと;ハロゲ
ン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子が挙げられる。置換基を有していてもよいアル
キル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、ベンジル基、p
−メチルベンジル基、p−クロロベンジル基、2−フェ
ニルエチル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメ
チル基、アリル基、2−ヒドロキシエチル基、2−メト
キシエチル基、3−モルホリノプロピル基、2−ジエチ
ルアミノエチル基、3−カルバゾリルメチル基等が挙げ
られ、これらのうちで、低級アルキル基は、通常炭素原
子数が1〜6のアルキル基を示す。
【0050】アリール基としては、フェニル基、ナフチ
ル基、アントリル基、ピレニル基、フェナントリル基、
アントラキノリル基、アセナフチル基、フルオレニル
基、ビフェニリル基、p−ターフェニリル基、p−スチ
リルフェニル基、などの芳香族炭化水素基が挙げられ、
これらの置換基としては、メチル基、エチル基、ブチル
基等のアルキル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハ
ロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の
アルコキシ基;フェノキシ基等のアリーロキシ基;ヒド
ロキシ基;ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルア
ミノ基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置
換アミノ基;カルボキシル基;エトキシカルボニル基等
のアルコキシカルボニル基;フェニロキシカルボニル基
等のアリーロキシカルボニル基;アセトキシ基、ベンゾ
イルオキシ基等のアシロキシ基;アセチル基、ベンゾイ
ル基等のアシル基;カルバモイル基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、フェニルアミノカルボニル基等の置換アミ
ノカルボニル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ
基等のアリールアルコキシ基等が挙げられる。
ル基、アントリル基、ピレニル基、フェナントリル基、
アントラキノリル基、アセナフチル基、フルオレニル
基、ビフェニリル基、p−ターフェニリル基、p−スチ
リルフェニル基、などの芳香族炭化水素基が挙げられ、
これらの置換基としては、メチル基、エチル基、ブチル
基等のアルキル基;フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハ
ロゲン原子;メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基等の
アルコキシ基;フェノキシ基等のアリーロキシ基;ヒド
ロキシ基;ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルア
ミノ基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置
換アミノ基;カルボキシル基;エトキシカルボニル基等
のアルコキシカルボニル基;フェニロキシカルボニル基
等のアリーロキシカルボニル基;アセトキシ基、ベンゾ
イルオキシ基等のアシロキシ基;アセチル基、ベンゾイ
ル基等のアシル基;カルバモイル基、ジメチルアミノカ
ルボニル基、フェニルアミノカルボニル基等の置換アミ
ノカルボニル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ
基等のアリールアルコキシ基等が挙げられる。
【0051】複素環基としては、フリル基、チエニル
基、チアゾリル基、インドリル基、ピロリル基、カルバ
ゾリル基、ピリジル基、キノリル基、イミダゾリル基、
オキサゾリル基、トリアゾリル基、ピペリジル基、ベン
ゾオキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、アクリジル基、キサンテニル基、フェナジニ
ル基、フェノチアジニル基、クマリニル基、等が挙げら
れ、アリール基と同様の置換基を有していてもよい。
基、チアゾリル基、インドリル基、ピロリル基、カルバ
ゾリル基、ピリジル基、キノリル基、イミダゾリル基、
オキサゾリル基、トリアゾリル基、ピペリジル基、ベン
ゾオキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、アクリジル基、キサンテニル基、フェナジニ
ル基、フェノチアジニル基、クマリニル基、等が挙げら
れ、アリール基と同様の置換基を有していてもよい。
【0052】アルコキシ基としてはメトキシ基、エトキ
シ基等が挙げられ、アリールオキシ基としては、フェノ
キシ基、p−クロロフェノキシ基、p−メチルフェノキ
シ基、1−ナフトキシ基等が挙げられ、アラルキルオキ
シ基としては、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基
等が挙げられる。アルコキシカルボニル基としてはメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基等が挙げら
れ、アリールオキシカルボニル基としては、フェノキシ
カルボニル基、1−ナフトキシカルボニル基等が挙げら
れる。
シ基等が挙げられ、アリールオキシ基としては、フェノ
キシ基、p−クロロフェノキシ基、p−メチルフェノキ
シ基、1−ナフトキシ基等が挙げられ、アラルキルオキ
シ基としては、ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基
等が挙げられる。アルコキシカルボニル基としてはメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基等が挙げら
れ、アリールオキシカルボニル基としては、フェノキシ
カルボニル基、1−ナフトキシカルボニル基等が挙げら
れる。
【0053】Pとしては、ベンゼン環と縮合してナフタ
リン環、アントラセン環、カルバゾール環、ベンゾカル
バゾール環、ジメンゾフラン環等の芳香族炭化水素また
は複素環となるのに要する2価の基が挙げられる。R1
およびR2 のうちで、これらが互いに結合して環を形成
する基の例としては、シクロヘキシリデン基、インデニ
リデン基、フルオレニリデン基、ペンタメチレン基、等
が挙げられる。不飽和アルキル基の例としては、アリル
基、3−ブテニル基、シンナミル基等が挙げられる。
リン環、アントラセン環、カルバゾール環、ベンゾカル
バゾール環、ジメンゾフラン環等の芳香族炭化水素また
は複素環となるのに要する2価の基が挙げられる。R1
およびR2 のうちで、これらが互いに結合して環を形成
する基の例としては、シクロヘキシリデン基、インデニ
リデン基、フルオレニリデン基、ペンタメチレン基、等
が挙げられる。不飽和アルキル基の例としては、アリル
基、3−ブテニル基、シンナミル基等が挙げられる。
【0054】Vとしては、o−フェニレン基等の単環式
芳香族炭化水素の2価基;o−ナフチレン基、peri
−ナフチレン基、1,2−アントラキノニレン基、9,
10−フェナントリレン基等の縮合多環式芳香族炭化水
素の2価基、また、3,4−ピラゾールジイル基、2,
3−ピリジンジイル基、5,5−ピリミジンジイル基、
6,7−インダゾールジイル基、5,6−ベンズイミダ
ゾールジイル基、6,7−キノリンジイル基等の5〜1
0員環の窒素原子、好ましくは、2個以下の窒素原子を
環内に含む複素環の2価基等が挙げられる。
芳香族炭化水素の2価基;o−ナフチレン基、peri
−ナフチレン基、1,2−アントラキノニレン基、9,
10−フェナントリレン基等の縮合多環式芳香族炭化水
素の2価基、また、3,4−ピラゾールジイル基、2,
3−ピリジンジイル基、5,5−ピリミジンジイル基、
6,7−インダゾールジイル基、5,6−ベンズイミダ
ゾールジイル基、6,7−キノリンジイル基等の5〜1
0員環の窒素原子、好ましくは、2個以下の窒素原子を
環内に含む複素環の2価基等が挙げられる。
【0055】Vとしてはo−フェニレン基、o−ナフチ
レン基、peri−ナフチレン基、2,3−ピリジンジ
イル基、4,5−ピリミジンジイル基、特に、o−フェ
ニレン基、o−ナフチレン基が好ましく、かかる置換基
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、n−ヘキシ
ル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基;ヒドロキシル
基;ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置換ア
ミノ基;弗素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等
のハロゲン原子;カルボキシル基;エトキシカルボニル
基等のアルコキシカルボニル基;カルバモイル基;フェ
ノキシ基等のアリーロキシ基;ベンジルオキシ基等のア
リールアルコキシ基;フェニロキシカルボニル基等のア
リーロキシカルボニル基等が挙げられる。中でもアルキ
ル基、アルコキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロ
キシル基、カルボキシル基、特に、メチル基、メトキシ
基、ニトロ基、塩素原子、ヒドロキシル基が好適であ
る。
レン基、peri−ナフチレン基、2,3−ピリジンジ
イル基、4,5−ピリミジンジイル基、特に、o−フェ
ニレン基、o−ナフチレン基が好ましく、かかる置換基
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、n−ヘキシ
ル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポ
キシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基;ヒドロキシル
基;ニトロ基;シアノ基;アミノ基;ジメチルアミノ
基、ジエチルアミノ基、ジベンジルアミノ基等の置換ア
ミノ基;弗素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等
のハロゲン原子;カルボキシル基;エトキシカルボニル
基等のアルコキシカルボニル基;カルバモイル基;フェ
ノキシ基等のアリーロキシ基;ベンジルオキシ基等のア
リールアルコキシ基;フェニロキシカルボニル基等のア
リーロキシカルボニル基等が挙げられる。中でもアルキ
ル基、アルコキシ基、ニトロ基、ハロゲン原子、ヒドロ
キシル基、カルボキシル基、特に、メチル基、メトキシ
基、ニトロ基、塩素原子、ヒドロキシル基が好適であ
る。
【0056】以上の一般式(1),(2),(3)およ
び(8−a)〜(8〜m)で示されるカップラーの構造
式のそれぞれの具体例のいくつかを下記表−1,2に示
す。なお、当然ながら、本発明は、これらの具体例のみ
に限定されるものではない。
び(8−a)〜(8〜m)で示されるカップラーの構造
式のそれぞれの具体例のいくつかを下記表−1,2に示
す。なお、当然ながら、本発明は、これらの具体例のみ
に限定されるものではない。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】
【表7】
【0064】
【表8】
【0065】
【表9】
【0066】
【表10】
【0067】
【表11】
【0068】
【表12】
【0069】
【表13】
【0070】
【表14】
【0071】
【表15】
【0072】
【表16】
【0073】
【表17】
【0074】
【表18】
【0075】
【表19】
【0076】
【表20】
【0077】
【表21】
【0078】
【表22】
【0079】
【表23】
【0080】
【表24】
【0081】
【表25】
【0082】
【表26】
【0083】
【表27】
【0084】
【表28】
【0085】
【表29】
【0086】
【表30】
【0087】
【表31】
【0088】
【表32】
【0089】
【表33】
【0090】
【表34】
【0091】
【表35】
【0092】
【表36】
【0093】
【表37】
【0094】
【表38】
【0095】
【表39】
【0096】前記一般式(7)のアゾ化合物において、
Dはアゾ基が結合している炭素原子が二重結合を形成す
るSP2 型の炭素原子である2価の基であり、具体的に
は、芳香族炭化水素環または芳香族複素環の2価の基あ
るいは、これらが直接結合したものや、縮合して、縮合
環を形成したもの、あるいは結合基や芳香族炭化水素
環、脂肪族炭化水素環、複素環などにより結合した2価
の基が挙げられる。
Dはアゾ基が結合している炭素原子が二重結合を形成す
るSP2 型の炭素原子である2価の基であり、具体的に
は、芳香族炭化水素環または芳香族複素環の2価の基あ
るいは、これらが直接結合したものや、縮合して、縮合
環を形成したもの、あるいは結合基や芳香族炭化水素
環、脂肪族炭化水素環、複素環などにより結合した2価
の基が挙げられる。
【0097】結合基の例としては、−O−、−S−、−
S−S−、−SO−、−SO2 −、−SO2 NH−、−
CH2 −、−NH−、−CO−、−CO−CO−、−C
O2−、−CONH−、−CH=CH−、−CH=C
(CN)−、−CH=CH−CH=CH−、−N=N
−、−CH=N−N=CH−、−NH−NH−、−CH
=N−、−CONH−NH−、−NHCONH−、−C
≡C−、−C≡C−C≡C−、
S−S−、−SO−、−SO2 −、−SO2 NH−、−
CH2 −、−NH−、−CO−、−CO−CO−、−C
O2−、−CONH−、−CH=CH−、−CH=C
(CN)−、−CH=CH−CH=CH−、−N=N
−、−CH=N−N=CH−、−NH−NH−、−CH
=N−、−CONH−NH−、−NHCONH−、−C
≡C−、−C≡C−C≡C−、
【0098】
【化19】 などがある。
【0099】また、炭化水素環や複素環の例としては、
ベンゼン、ナフタリン、アセナフテン、アントラセン、
ピレン、フルオレン、フルオレノン、フェナントレン、
ナフトキノン、アントラキノン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ピペラジン、ピロール、フラン、チオフ
ェン、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピラゾ
リン、イミダゾール、イミダゾリジン、オキサジアゾー
ル、チアジアゾール、トリアゾール、ピリジン、インド
ール、キノリン、カルバゾール、キサンテン、クマリ
ン、キサントン、フェノチアジンなどが挙げられ、D
は、これら炭化水素環または複素環と上記結合基を組合
せて得られる。これらの炭化水素環、複素環は置換基を
有していてもよい。これら具体例のいくつかを下記表−
3に示す。
ベンゼン、ナフタリン、アセナフテン、アントラセン、
ピレン、フルオレン、フルオレノン、フェナントレン、
ナフトキノン、アントラキノン、シクロヘキサン、シク
ロヘキサノン、ピペラジン、ピロール、フラン、チオフ
ェン、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピラゾ
リン、イミダゾール、イミダゾリジン、オキサジアゾー
ル、チアジアゾール、トリアゾール、ピリジン、インド
ール、キノリン、カルバゾール、キサンテン、クマリ
ン、キサントン、フェノチアジンなどが挙げられ、D
は、これら炭化水素環または複素環と上記結合基を組合
せて得られる。これらの炭化水素環、複素環は置換基を
有していてもよい。これら具体例のいくつかを下記表−
3に示す。
【0100】
【表40】
【0101】
【表41】
【0102】
【表42】
【0103】
【表43】
【0104】
【表44】
【0105】
【表45】
【0106】
【表46】
【0107】本発明のアゾ化合物の製造法は特に限定さ
れず、公知の方法を利用できるが、例えば一般式(7)
で表わされるアゾ化合物の場合、次の方法で製造でき
る。下記一般式(8)
れず、公知の方法を利用できるが、例えば一般式(7)
で表わされるアゾ化合物の場合、次の方法で製造でき
る。下記一般式(8)
【0108】
【化20】
【0109】で示されるテトラゾニウム塩を、一般式
(1),(2)または(3)のカップラーと、これと同
じかまたは異なるカップラーとを反応させて、下記一般
式(7)
(1),(2)または(3)のカップラーと、これと同
じかまたは異なるカップラーとを反応させて、下記一般
式(7)
【0110】
【化21】
【0111】で表わされるアゾ化合物を製造する方法で
ある。反応溶媒としては、水および/又はジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等の有機溶媒が適当であり、塩基の存
在下、30℃以下の温度で30分ないし10時間程度反
応させればよい。
ある。反応溶媒としては、水および/又はジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、N−メチルピロリドン、メタノール、エタノール、
イソプロパノール等の有機溶媒が適当であり、塩基の存
在下、30℃以下の温度で30分ないし10時間程度反
応させればよい。
【0112】一般式(1),(2)および(3)で表わ
されるカップラーは、例えば下記反応式に従い得られ
る。
されるカップラーは、例えば下記反応式に従い得られ
る。
【0113】
【化22】
【0114】
【化23】
【0115】
【化24】 (式中、R,nおよびXは前記定義に同じ。)
【0116】本発明の電子写真用感光体は、前記一般式
(1),(2)または(3)のいずれかで表わされるカ
ップラー成分を有するアゾ化合物を1種または2種以上
含有する感光層を有する。種々の形態の感光層が周知で
あるが、本発明の電子写真用感光体の感光層はそのいず
れであってもよい。通常、次に例示するタイプの感光層
である。 アゾ化合物からなる感光層 アゾ化合物をバインダー中に分散させた感光層 アゾ化合物を周知のキャリヤー輸送材料中に分散さ
せた感光層 前記〜のいずれか1つの感光層を電荷発生層と
し、これに周知のキャリヤー輸送材料を含む電荷輸送層
を積層した感光層
(1),(2)または(3)のいずれかで表わされるカ
ップラー成分を有するアゾ化合物を1種または2種以上
含有する感光層を有する。種々の形態の感光層が周知で
あるが、本発明の電子写真用感光体の感光層はそのいず
れであってもよい。通常、次に例示するタイプの感光層
である。 アゾ化合物からなる感光層 アゾ化合物をバインダー中に分散させた感光層 アゾ化合物を周知のキャリヤー輸送材料中に分散さ
せた感光層 前記〜のいずれか1つの感光層を電荷発生層と
し、これに周知のキャリヤー輸送材料を含む電荷輸送層
を積層した感光層
【0117】前記特定のカップラー成分を有するアゾ化
合物は、光を吸収すると極めて高い効率で電荷キャリヤ
ーを発生する。発生したキャリヤーはアゾ化合物を媒体
として移動することもできるが、周知の電荷キャリヤー
輸送媒体を媒体として移動させる方が好ましい。この点
から特に好適なのは、本発明のアゾ化合物をキャリヤー
発生材料としてバインダー中に分散させ、電荷発生層と
し、周知のキャリヤー輸送材料を含む、電荷輸送層を積
層した積層型感光体や、上記のアゾ化合物の分散層中
に、周知のキャリヤー輸送材料を添加した単層型感光体
などの機能分離型感光体が挙げられる。
合物は、光を吸収すると極めて高い効率で電荷キャリヤ
ーを発生する。発生したキャリヤーはアゾ化合物を媒体
として移動することもできるが、周知の電荷キャリヤー
輸送媒体を媒体として移動させる方が好ましい。この点
から特に好適なのは、本発明のアゾ化合物をキャリヤー
発生材料としてバインダー中に分散させ、電荷発生層と
し、周知のキャリヤー輸送材料を含む、電荷輸送層を積
層した積層型感光体や、上記のアゾ化合物の分散層中
に、周知のキャリヤー輸送材料を添加した単層型感光体
などの機能分離型感光体が挙げられる。
【0118】本発明の特徴とするアゾ化合物は電荷キャ
リヤーの発生効率及びキャリヤー輸送材料へのキャリヤ
ー注入効率が高く、前記の積層型や単層型の機能分離型
感光体のキャリヤー発生材料としてきわめてすぐれた性
能を有している。本発明のアゾ化合物と組合せて用いる
キャリヤー輸送材料は一般に電子の輸送材料とホールの
輸送材料の二種に分類されるが、本発明の感光体には両
者とも使用することができ、またその混合物をも使用で
きる。電子の輸送材料としてはニトロ基、シアノ基、エ
ステル基等の電子吸引性基を有する電子吸引性化合物、
例えば2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,
5,7−テトラニトロフルオレノン等のニトロ化フルオ
レノンあるいはテトラシアノキノジメタンが挙げられ
る。また、ホールの輸送材料としては電子供与性の有機
光導電性化合物、例えばカルバゾール、インドール、イ
ミダゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾ
ール、ピラゾール、ピラゾリン、チアジアゾール、ベン
ゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ナフトチアゾール
等の複素環化合物、ジフェニルメタンなどのジアリール
アルカン誘導体、トリフェニルメタンなどのトリアリー
ルアルカン誘導体、トリフェニルアミンなどのトリアリ
ールアミン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、N−フ
ェニルカルバゾール誘導体、スチルベンなどのジアリー
ルエチレン誘導体、ヒドラゾン化合物などが挙げられ、
特に、ジアルキルアミノ基、ジフェニルアミノ基の様な
置換アミノ基、あるいはアルコキシ基、アルキル基の様
な電子供与性基、あるいはこれらの電子供与性基が置換
した芳香族環基が置換した電子供与性の大きな化合物が
挙げられる。又、ポリビニルカルバゾール、ポリグリシ
ジルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルフェ
ニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、ピレン−ホ
ルムアルデヒド樹脂等、上記した化合物からなる基を主
鎖もしくは側鎖に有する重合体も挙げられる。
リヤーの発生効率及びキャリヤー輸送材料へのキャリヤ
ー注入効率が高く、前記の積層型や単層型の機能分離型
感光体のキャリヤー発生材料としてきわめてすぐれた性
能を有している。本発明のアゾ化合物と組合せて用いる
キャリヤー輸送材料は一般に電子の輸送材料とホールの
輸送材料の二種に分類されるが、本発明の感光体には両
者とも使用することができ、またその混合物をも使用で
きる。電子の輸送材料としてはニトロ基、シアノ基、エ
ステル基等の電子吸引性基を有する電子吸引性化合物、
例えば2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,
5,7−テトラニトロフルオレノン等のニトロ化フルオ
レノンあるいはテトラシアノキノジメタンが挙げられ
る。また、ホールの輸送材料としては電子供与性の有機
光導電性化合物、例えばカルバゾール、インドール、イ
ミダゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾ
ール、ピラゾール、ピラゾリン、チアジアゾール、ベン
ゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ナフトチアゾール
等の複素環化合物、ジフェニルメタンなどのジアリール
アルカン誘導体、トリフェニルメタンなどのトリアリー
ルアルカン誘導体、トリフェニルアミンなどのトリアリ
ールアミン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、N−フ
ェニルカルバゾール誘導体、スチルベンなどのジアリー
ルエチレン誘導体、ヒドラゾン化合物などが挙げられ、
特に、ジアルキルアミノ基、ジフェニルアミノ基の様な
置換アミノ基、あるいはアルコキシ基、アルキル基の様
な電子供与性基、あるいはこれらの電子供与性基が置換
した芳香族環基が置換した電子供与性の大きな化合物が
挙げられる。又、ポリビニルカルバゾール、ポリグリシ
ジルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルフェ
ニルアントラセン、ポリビニルアクリジン、ピレン−ホ
ルムアルデヒド樹脂等、上記した化合物からなる基を主
鎖もしくは側鎖に有する重合体も挙げられる。
【0119】本発明の電子写真用感光体は、導電性支持
体上に、本発明のアゾ化合物を含有する感光層を有する
感光体であり、これらの他に、接着剤、ブロッキング層
などの中間層や、保護層など、電気特性、機械特性など
の性能改良のための層を設けてもよい。導電性支持体と
しては周知の電子写真感光体に採用されているものがい
ずれも使用できる。具体的には例えばアルミニウム、銅
等の金属ドラム、シートあるいはこれらの金属箔のラミ
ネート物、蒸着物が挙げられる。更に、金属粉末、カー
ボンブラック、ヨウ化銅、導電性高分子、高分子電解質
等の導電性物質を適当なバインダーとともに塗布して導
電処理したプラスチックフィルム、プラスチックドラ
ム、紙等が挙げられる。また、金属粉末、カーボンブラ
ック、炭素繊維等の導電性物質を含有し、導電性となっ
たプラスチックのシートやドラムあるいは、酸化スズ、
酸化インジウム等の導電性金属酸化物層を表面に有する
プラスチックフィルムなどが挙げられる。
体上に、本発明のアゾ化合物を含有する感光層を有する
感光体であり、これらの他に、接着剤、ブロッキング層
などの中間層や、保護層など、電気特性、機械特性など
の性能改良のための層を設けてもよい。導電性支持体と
しては周知の電子写真感光体に採用されているものがい
ずれも使用できる。具体的には例えばアルミニウム、銅
等の金属ドラム、シートあるいはこれらの金属箔のラミ
ネート物、蒸着物が挙げられる。更に、金属粉末、カー
ボンブラック、ヨウ化銅、導電性高分子、高分子電解質
等の導電性物質を適当なバインダーとともに塗布して導
電処理したプラスチックフィルム、プラスチックドラ
ム、紙等が挙げられる。また、金属粉末、カーボンブラ
ック、炭素繊維等の導電性物質を含有し、導電性となっ
たプラスチックのシートやドラムあるいは、酸化スズ、
酸化インジウム等の導電性金属酸化物層を表面に有する
プラスチックフィルムなどが挙げられる。
【0120】本発明のアゾ化合物を含有する感光層は常
法により製造することができる。例えば前記のタイプ
の感光層を有する電子写真用感光体は、前記特定のカッ
プラー成分を有するアゾ化合物を適当な媒体中に溶解な
いし分散させて得られる塗布液を導電性支持体上に塗
布、乾燥し、通常数μm〜数十μmの膜厚の感光層を形
成させることにより製造することができる。塗布液調製
用の媒体としてはブチルアミン、エチレンジアミン等の
ビスアゾ化合物を溶解する塩基性溶剤あるいはテトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類;メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素;N,N−ジメチル
ホルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;
メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類;酢酸エチル、蟻酸メチル、メチルセロソルブア
セテート等のエステル類;ジクロロエタン、クロロホル
ム等の塩素化炭化水素などのアゾ化合物を分散させる媒
体が挙げられる。アゾ化合物を分散させる媒体を用いる
場合には、アゾ化合物を粒径5μm以下、好ましくは1
μm以下、最適には0.5μm以下に微粒子化する必要
がある。
法により製造することができる。例えば前記のタイプ
の感光層を有する電子写真用感光体は、前記特定のカッ
プラー成分を有するアゾ化合物を適当な媒体中に溶解な
いし分散させて得られる塗布液を導電性支持体上に塗
布、乾燥し、通常数μm〜数十μmの膜厚の感光層を形
成させることにより製造することができる。塗布液調製
用の媒体としてはブチルアミン、エチレンジアミン等の
ビスアゾ化合物を溶解する塩基性溶剤あるいはテトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類;メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素;N,N−ジメチル
ホルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピロリド
ン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒;
メタノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類;酢酸エチル、蟻酸メチル、メチルセロソルブア
セテート等のエステル類;ジクロロエタン、クロロホル
ム等の塩素化炭化水素などのアゾ化合物を分散させる媒
体が挙げられる。アゾ化合物を分散させる媒体を用いる
場合には、アゾ化合物を粒径5μm以下、好ましくは1
μm以下、最適には0.5μm以下に微粒子化する必要
がある。
【0121】前記のタイプの感光層を形成させる際に
用いられる塗布液にバインダー樹脂を溶解させれば、前
記のタイプの感光層を有する電子写真用感光体を製造
することができる。バインダー樹脂としては、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、ビニルアルコール、エチルビニルエーテル等の
ビニル化合物の重合体および共重合体、フェノキシ樹
脂、ポリスルホン、ポリビニルアセタール、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、セ
ルロースエステル、セルロースエーテル、エポキシ樹
脂、けい素樹脂等が挙げられる。
用いられる塗布液にバインダー樹脂を溶解させれば、前
記のタイプの感光層を有する電子写真用感光体を製造
することができる。バインダー樹脂としては、スチレ
ン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、ビニルアルコール、エチルビニルエーテル等の
ビニル化合物の重合体および共重合体、フェノキシ樹
脂、ポリスルホン、ポリビニルアセタール、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、セ
ルロースエステル、セルロースエーテル、エポキシ樹
脂、けい素樹脂等が挙げられる。
【0122】本発明のアゾ化合物とバインダー樹脂との
割合は、特に制限されないが、一般には、アゾ化合物1
00重量部に対し、5〜500重量部、好ましくは20
〜300重量部のバインダー樹脂を使用する。上記塗布
液にはこの他にも分散安定剤、塗布性改良剤、さらに
は、性能改良のための、色素、電子吸引性化合物その他
の添加剤を加えてもよい。
割合は、特に制限されないが、一般には、アゾ化合物1
00重量部に対し、5〜500重量部、好ましくは20
〜300重量部のバインダー樹脂を使用する。上記塗布
液にはこの他にも分散安定剤、塗布性改良剤、さらに
は、性能改良のための、色素、電子吸引性化合物その他
の添加剤を加えてもよい。
【0123】同様に、前記のタイプの感光層を形成さ
せる際に用いられる塗布液にキャリヤー輸送材料を溶解
させれば、単層型の機能分離型感光体を製造できる。キ
ャリヤー輸送材料としては先に例示したものをいずれも
使用することができる。ポリビニルカルバゾール、ポリ
グリシジルカルバゾール等のそれ自身成膜性がありバイ
ンダーとして使用できるキャリヤー輸送材料以外はバイ
ンダー樹脂を使用することが好ましい。
せる際に用いられる塗布液にキャリヤー輸送材料を溶解
させれば、単層型の機能分離型感光体を製造できる。キ
ャリヤー輸送材料としては先に例示したものをいずれも
使用することができる。ポリビニルカルバゾール、ポリ
グリシジルカルバゾール等のそれ自身成膜性がありバイ
ンダーとして使用できるキャリヤー輸送材料以外はバイ
ンダー樹脂を使用することが好ましい。
【0124】バインダー樹脂としては、先に例示したも
のがいずれも使用できる。この場合、バインダー樹脂の
使用量はアゾ化合物10重量部に対し、通常10〜10
00重量部、好ましくは30〜500重量部の範囲であ
り、また、キャリヤー輸送材料は5〜1000重量部、
好ましくは20〜500重量部の範囲である。それ自
身、バインダーとして使用できるキャリヤー輸送材料の
場合には、アゾ化合物1重量部に対し通常3〜100重
量部が使用される。
のがいずれも使用できる。この場合、バインダー樹脂の
使用量はアゾ化合物10重量部に対し、通常10〜10
00重量部、好ましくは30〜500重量部の範囲であ
り、また、キャリヤー輸送材料は5〜1000重量部、
好ましくは20〜500重量部の範囲である。それ自
身、バインダーとして使用できるキャリヤー輸送材料の
場合には、アゾ化合物1重量部に対し通常3〜100重
量部が使用される。
【0125】この場合、接着性、可とう性等、感光層の
性能改良のために、他のバインダーポリマーを添加する
こともできる。単層型感光層の膜厚は通常5〜50μ
m、好ましくは10〜30μmである。前記〜のア
ゾ化合物を含有する感光層を電荷発生層とし、先に例示
したキャリヤー輸送材料を含有する電荷輸送層を積層す
ればのタイプの積層型の機能分離型感光体となる。電
荷発生層の膜厚は0.05〜5μm、好ましくは0.1
〜2μmになる様にする。
性能改良のために、他のバインダーポリマーを添加する
こともできる。単層型感光層の膜厚は通常5〜50μ
m、好ましくは10〜30μmである。前記〜のア
ゾ化合物を含有する感光層を電荷発生層とし、先に例示
したキャリヤー輸送材料を含有する電荷輸送層を積層す
ればのタイプの積層型の機能分離型感光体となる。電
荷発生層の膜厚は0.05〜5μm、好ましくは0.1
〜2μmになる様にする。
【0126】キャリヤー輸送材料は、2種以上混合して
用いてもよい。キャリヤー輸送材料が成膜性のある高分
子化合物の場合は特にバインダー樹脂を用いなくてもよ
いが、可とう性改良等のために混合してもよい。キャリ
ヤー輸送材料が低分子化合物の場合は、フィルム形成の
ためにバインダー樹脂を用いる。バインダー樹脂として
は前記のものが用いられ、その使用量は通常キャリヤー
輸送材料100重量部に対し50〜3000重量部、好
ましくは70〜1000重量部の範囲である。
用いてもよい。キャリヤー輸送材料が成膜性のある高分
子化合物の場合は特にバインダー樹脂を用いなくてもよ
いが、可とう性改良等のために混合してもよい。キャリ
ヤー輸送材料が低分子化合物の場合は、フィルム形成の
ためにバインダー樹脂を用いる。バインダー樹脂として
は前記のものが用いられ、その使用量は通常キャリヤー
輸送材料100重量部に対し50〜3000重量部、好
ましくは70〜1000重量部の範囲である。
【0127】電荷輸送層には、この他にも性能改良や塗
膜の機械的強度、耐久性の向上のために種々の添加剤を
用いることができる。この様な添加剤としては、電子吸
引性化合物や色素類、紫外線吸引剤や酸化防止剤等の安
定剤、塗布性改良剤、可塑剤、架橋剤等が挙げられる。
電子吸引性化合物としては例えばクロラニル、2,3−
ジクロロ−1,4−ナフトキノン、2−メチルアントラ
キノン、1−ニトロアントラキノン、1−クロロ−5−
ニトロアントラキノン、2−クロロアントラキノン、フ
ェナントレンキノンの様なキノン類、4−ニトロベンズ
アルデヒドなどのアルデヒド類、9−ベンゾイルアント
ラセン、インダンジオン、3,5−ジニトロベンゾフェ
ノン、3,3′,5,5′−テトラニトロベンゾフェノ
ン等のケトン類、無水フタル酸、4−クロロナフタル酸
無水物等の酸無水物、テトラシアノエチレン、テレフタ
ラルマロノニトリル、4−ニトロベンザルマロノニトリ
ル、4−ベンゾイルオキシベンザルマロノニトリル、4
−(p−ニトロベンゾイルオキシ)ベンザルマロノニト
リル等のシアノ化合物;3−ベンザルフタリド、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)フタリド、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)−4,5,6,7
−テトラクロロフタリド等のフタリド類等が挙げられ
る。
膜の機械的強度、耐久性の向上のために種々の添加剤を
用いることができる。この様な添加剤としては、電子吸
引性化合物や色素類、紫外線吸引剤や酸化防止剤等の安
定剤、塗布性改良剤、可塑剤、架橋剤等が挙げられる。
電子吸引性化合物としては例えばクロラニル、2,3−
ジクロロ−1,4−ナフトキノン、2−メチルアントラ
キノン、1−ニトロアントラキノン、1−クロロ−5−
ニトロアントラキノン、2−クロロアントラキノン、フ
ェナントレンキノンの様なキノン類、4−ニトロベンズ
アルデヒドなどのアルデヒド類、9−ベンゾイルアント
ラセン、インダンジオン、3,5−ジニトロベンゾフェ
ノン、3,3′,5,5′−テトラニトロベンゾフェノ
ン等のケトン類、無水フタル酸、4−クロロナフタル酸
無水物等の酸無水物、テトラシアノエチレン、テレフタ
ラルマロノニトリル、4−ニトロベンザルマロノニトリ
ル、4−ベンゾイルオキシベンザルマロノニトリル、4
−(p−ニトロベンゾイルオキシ)ベンザルマロノニト
リル等のシアノ化合物;3−ベンザルフタリド、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)フタリド、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)−4,5,6,7
−テトラクロロフタリド等のフタリド類等が挙げられ
る。
【0128】電荷発生層と電荷輸送層の積層順はどちら
でもよいが、電荷発生層が薄膜のため、機械的損傷を受
けやすいので、通常は、電荷発生層の上に電荷輸送層を
積層する。電荷輸送層の膜厚は5〜50μmが好まし
く、特に10〜40μmが好ましい。
でもよいが、電荷発生層が薄膜のため、機械的損傷を受
けやすいので、通常は、電荷発生層の上に電荷輸送層を
積層する。電荷輸送層の膜厚は5〜50μmが好まし
く、特に10〜40μmが好ましい。
【0129】
【発明の効果】本発明のアゾ化合物を含有する電子写真
用感光体は、高感度で感色性も良好であり、特に光疲労
が少ないため、繰返し使用した場合、感度、帯電性、残
留電位の変動が少なく、安定性が高く、耐久性がきわめ
てすぐれたものであり、中高速PPC用に適しているだ
けでなく、性能の安定性、信頼性が特に要求されるレー
ザプリンタ、液晶シャッタープリンタ、LEDプリンタ
等のプリンタ用感光体にも適した感光体である。
用感光体は、高感度で感色性も良好であり、特に光疲労
が少ないため、繰返し使用した場合、感度、帯電性、残
留電位の変動が少なく、安定性が高く、耐久性がきわめ
てすぐれたものであり、中高速PPC用に適しているだ
けでなく、性能の安定性、信頼性が特に要求されるレー
ザプリンタ、液晶シャッタープリンタ、LEDプリンタ
等のプリンタ用感光体にも適した感光体である。
【0130】
【実施例】次に本発明を製造例と実施例により更に具体
的に説明するが、本発明はその要旨をこえない限り以下
の実施例に限定されるものではない。なお、以下におい
て〔部〕とあるのは〔重量部〕を示す。
的に説明するが、本発明はその要旨をこえない限り以下
の実施例に限定されるものではない。なお、以下におい
て〔部〕とあるのは〔重量部〕を示す。
【0131】製造例1 100ml四ッ口フラスコに、ボン酸9.4部、4−ペ
ンタフルオロエチルチオアニリン12.15部、トルエ
ン70部、ジメチルホルムアミド0.5部を入れて攪拌
し、そこに、塩化チオニル5.22部をゆっくり滴下し
た。その後ゆっくり70℃まで昇温し、70〜75℃で
5時間攪拌した。冷却後、10%の炭酸ナトリウム水溶
液30部を加えて中和し、ろ別した結晶をメタノール懸
洗した後に酢酸で再結晶すると、前記したカップラーN
o.A−6が7.17部得られた。収率は36%であっ
た。この化合物の物性値は次に示す通りであった。 物性値 IRスペクトル :図1に示した Massスペクトル:413(M+ )
ンタフルオロエチルチオアニリン12.15部、トルエ
ン70部、ジメチルホルムアミド0.5部を入れて攪拌
し、そこに、塩化チオニル5.22部をゆっくり滴下し
た。その後ゆっくり70℃まで昇温し、70〜75℃で
5時間攪拌した。冷却後、10%の炭酸ナトリウム水溶
液30部を加えて中和し、ろ別した結晶をメタノール懸
洗した後に酢酸で再結晶すると、前記したカップラーN
o.A−6が7.17部得られた。収率は36%であっ
た。この化合物の物性値は次に示す通りであった。 物性値 IRスペクトル :図1に示した Massスペクトル:413(M+ )
【0132】カップラーNo.A−6を0.91部およ
び化合物(カップラーNo.B−160)0.63部を
ジメチルスルホキシド100部に溶解した溶液を18〜
23℃の温度の保ちながら、2,5−ビス(p−アミノ
フェニル)−1,3,4−オキサジアゾールをジアゾ化
して得られたテトラゾニウムホウフッ化水素酸塩0.9
0部をジメチルスルホキシド12部に溶解した溶液を加
えた後、攪拌しつつ、酢酸ナトリウム1.15部を水4
部に溶解した溶液を滴下し、そのまま3時間攪拌した。
析出した沈澱を濾別し、ジメチルスルホキシド、希酢
酸、水、メタノール、テトラヒドロフランで洗浄後、乾
燥し、下記構造式で表わされる黒色結晶化合物およびそ
の異性体混合物を得た。収量は、1.45部(74%)
であった。この非対称形アゾ化合物の赤外吸収スペクト
ルを図2に示す。
び化合物(カップラーNo.B−160)0.63部を
ジメチルスルホキシド100部に溶解した溶液を18〜
23℃の温度の保ちながら、2,5−ビス(p−アミノ
フェニル)−1,3,4−オキサジアゾールをジアゾ化
して得られたテトラゾニウムホウフッ化水素酸塩0.9
0部をジメチルスルホキシド12部に溶解した溶液を加
えた後、攪拌しつつ、酢酸ナトリウム1.15部を水4
部に溶解した溶液を滴下し、そのまま3時間攪拌した。
析出した沈澱を濾別し、ジメチルスルホキシド、希酢
酸、水、メタノール、テトラヒドロフランで洗浄後、乾
燥し、下記構造式で表わされる黒色結晶化合物およびそ
の異性体混合物を得た。収量は、1.45部(74%)
であった。この非対称形アゾ化合物の赤外吸収スペクト
ルを図2に示す。
【0133】
【化25】
【0134】実施例1 製造例1で合成したアゾ化合物を0.4部、4−メトキ
シ−4−メチルペンタノン−2 30部と共にサンドグ
ラインダーにより分散させ、これにポリビニルブチラー
ル(積水化学工業(株)製、商標エスレックBH−3)
を0.4部添加溶解させた。得られたアゾ化合物の分散
液を厚さ75μmのポリエステルフィルムに蒸着したア
ルミニウム蒸着層の上にワイヤーバーで乾燥膜厚が0.
4g/m 2 となる様塗布した後乾燥した。この様にして
得られた電荷発生層上にN−エチルカルバゾール−3−
アルデヒドジフェニルヒドラゾン90部およびポリカー
ボネート樹脂(三菱化学(株)製、商標 ノバレックス
7025)100部をジオキサン670部に溶解した溶
液を乾燥膜厚が28μmになる様に塗布し、電荷輸送層
を形成した。この様にして2層からなる感光層を有する
電子写真用感光体が得られた。
シ−4−メチルペンタノン−2 30部と共にサンドグ
ラインダーにより分散させ、これにポリビニルブチラー
ル(積水化学工業(株)製、商標エスレックBH−3)
を0.4部添加溶解させた。得られたアゾ化合物の分散
液を厚さ75μmのポリエステルフィルムに蒸着したア
ルミニウム蒸着層の上にワイヤーバーで乾燥膜厚が0.
4g/m 2 となる様塗布した後乾燥した。この様にして
得られた電荷発生層上にN−エチルカルバゾール−3−
アルデヒドジフェニルヒドラゾン90部およびポリカー
ボネート樹脂(三菱化学(株)製、商標 ノバレックス
7025)100部をジオキサン670部に溶解した溶
液を乾燥膜厚が28μmになる様に塗布し、電荷輸送層
を形成した。この様にして2層からなる感光層を有する
電子写真用感光体が得られた。
【0135】これらの感光体の感度として半減露光量
(E1/2 )は、前記感光体を静電複写紙試験装置(川口
電機製作所製モデルSP−428)により測定した。ま
ず暗所で−6.5kVでコロナ放電により帯電させ、次
いで照度5 luxの白色光で露光し、表面電位が初期
表面電位の半分に減衰するために必要な露光量を求め
た。このようにして求めた半減露光量(E1/2 )は0.
90 lux・secであった。また、十分に露光した
後(50 lux・sec露光後)の表面電位(残留電
位)は14Vであった。
(E1/2 )は、前記感光体を静電複写紙試験装置(川口
電機製作所製モデルSP−428)により測定した。ま
ず暗所で−6.5kVでコロナ放電により帯電させ、次
いで照度5 luxの白色光で露光し、表面電位が初期
表面電位の半分に減衰するために必要な露光量を求め
た。このようにして求めた半減露光量(E1/2 )は0.
90 lux・secであった。また、十分に露光した
後(50 lux・sec露光後)の表面電位(残留電
位)は14Vであった。
【0136】実施例2 実施例1で用いたアゾ化合物の代りに、製造例1の合成
法と類似の方法で、カップラーとしてNo.A−5の化
合物を用い、テトラゾ塩として下記構造式
法と類似の方法で、カップラーとしてNo.A−5の化
合物を用い、テトラゾ塩として下記構造式
【0137】
【化26】
【0138】で表わされる化合物を用いて合成した下記
構造式の対称形アゾ化合物を用いた以外は、他は実施例
1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2 を測定し
た。求めたE1/2 は1.53 lux・secであり、
残留電位は10Vであった。
構造式の対称形アゾ化合物を用いた以外は、他は実施例
1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2 を測定し
た。求めたE1/2 は1.53 lux・secであり、
残留電位は10Vであった。
【0139】
【化27】
【0140】実施例3 実施例1で用いたアゾ化合物の代りに、製造例1の合成
法と類似の方法でカップラーNo.A−13とカップラ
ーNo.B−160を用いて合成された下記構造式
法と類似の方法でカップラーNo.A−13とカップラ
ーNo.B−160を用いて合成された下記構造式
【0141】
【化28】
【0142】で示される非対称形アゾ化合物を使用し、
他は実施例1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2
を測定した。求めたE1/2 は1.10 lux・sec
であり、残留電位は7Vであった。
他は実施例1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2
を測定した。求めたE1/2 は1.10 lux・sec
であり、残留電位は7Vであった。
【0143】実施例4 実施例1で用いたアゾ化合物の代りに、製造例1の合成
法と類似の方法で、カップラーNo.A−5とカップラ
ーNo.B−160を用いて合成された下記構造式
法と類似の方法で、カップラーNo.A−5とカップラ
ーNo.B−160を用いて合成された下記構造式
【0144】
【化29】
【0145】で示される非対称形アゾ化合物を使用し、
他は実施例1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2
を測定した。求めたE1/2 は0.80 lux・sec
であり、残留電位は13Vであった。
他は実施例1と同様にして感光体を作製し、感度E1/2
を測定した。求めたE1/2 は0.80 lux・sec
であり、残留電位は13Vであった。
【0146】実施例5〜18 実施例1〜4で用いたアゾ化合物の代りに下記一般式
(9)
(9)
【0147】
【化30】
【0148】において、カップラー成分AおよびBが表
−4に記載のカップラーである構造を有するアゾ化合物
を用いる他は、実施例1と同様にして感光体を作製し、
感度E 1/2 を測定を行った。測定結果を表−4に示す。
−4に記載のカップラーである構造を有するアゾ化合物
を用いる他は、実施例1と同様にして感光体を作製し、
感度E 1/2 を測定を行った。測定結果を表−4に示す。
【0149】
【表47】
【0150】実施例19〜32 実施例1〜4で用いたアゾ化合物の代りに下記一般式
(10)
(10)
【0151】
【化31】
【0152】において、カップラー成分AおよびBが表
−5に記載のカップラーである構造を有するアゾ化合物
を用いる他は、実施例1と同様にして感光体を作製し、
感度E 1/2 を測定を行った。測定結果を表−5に示す。
−5に記載のカップラーである構造を有するアゾ化合物
を用いる他は、実施例1と同様にして感光体を作製し、
感度E 1/2 を測定を行った。測定結果を表−5に示す。
【0153】
【表48】
【0154】実施例33〜38
【0155】
【化32】
【0156】上記一般式(11)で示されるアゾ化合物
およびその異性体混合物(Dは表−3に示す2価の基で
ある)を実施例1で用いたアゾ化合物の代りに用いる他
は、実施例1と同様にして感光体を作製し、E1/2 の測
定を行なった。結果を表−6に示す。
およびその異性体混合物(Dは表−3に示す2価の基で
ある)を実施例1で用いたアゾ化合物の代りに用いる他
は、実施例1と同様にして感光体を作製し、E1/2 の測
定を行なった。結果を表−6に示す。
【0157】
【表49】
【0158】実施例39〜42 実施例4,7,8及び12において、電荷輸送層の組成
として、1−ピレンカルバルデヒドジフェニルヒドラゾ
ンの代りに、下記構造式
として、1−ピレンカルバルデヒドジフェニルヒドラゾ
ンの代りに、下記構造式
【0159】
【化33】
【0160】で表わされる化合物90部を用いる他は、
それぞれ各実施例と同様にして感光体を作製し、感度を
測定した。結果を表−7に示す。
それぞれ各実施例と同様にして感光体を作製し、感度を
測定した。結果を表−7に示す。
【0161】
【表50】
【図1】製造例1で得られたカップラーの赤外吸収スペ
クトル図である。
クトル図である。
【図2】製造例1で得られたアゾ化合物の赤外吸収スペ
クトル図である。
クトル図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真用感光体において、前記感光層中に、下記一般式
(1),(2)又は(3)のいずれかで表わされるカッ
プラー成分を有するアゾ化合物を含有することを特徴と
する電子写真用感光体。 【化1】 (式中、Rは水素原子、置換されていてもよいアルキル
基、置換されていてもよいアルコキシ基またはハロゲン
原子を示し、Xは水素原子、置換されていてもよいアル
キル基または置換されていてもよいアリール基を示し、
環Qは置換基を有していてもよい炭化水素系芳香環また
は置換基を有していてもよい芳香族複素環を示し、nは
1〜6のいずれかの整数を示す。) - 【請求項2】 該アゾ化合物が下記一般式(4),
(5)又は(6)で表わされるアゾ化合物のいずれかで
ある請求項1記載の電子写真用感光体。 【化2】 (式中、Arは芳香族炭化水素基、複素環基またはそれ
らが結合基を介して結合した基を表わし、mは1,2,
3または4を示す。) - 【請求項3】 該アゾ化合物が下記一般式(7)で表わ
されるアゾ化合物である請求項1記載の電子写真用感光
体。 【化3】 (式中、カップラーA,Bの少なくとも一方は、請求項
1記載の一般式(1),(2)又は(3)のいずれかで
表わされるカップラー成分の残基を示し、A,Bは同一
でもよく、Dはアゾ基が結合している炭素原子が二重結
合を形成するSP 2 型の炭素原子である2価の基を示
す。) - 【請求項4】 感光層がキャリヤー発生材料及びキャリ
ヤー輸送材料を含有し、キャリヤー発生材料として前記
アゾ化合物を用いることを特徴とする、請求項1,2ま
たは3のいずれか記載の電子写真用感光体。 - 【請求項5】 感光層が、少なくとも、キャリヤー発生
材料を含む電荷発生層と、キャリヤー輸送材料とバイン
ダー樹脂を含む電荷輸送層とを有し、電荷発生層中のキ
ャリヤー発生材料として請求項1,2または3記載のア
ゾ化合物を用いることを特徴とする、請求項1,2,3
又は4のいずれかに記載の電子写真用感光体。 - 【請求項6】 電荷発生層が、キャリヤー発生材料とバ
インダー樹脂とを含むことを特徴とする、請求項5記載
の電子写真用感光体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20432195A JPH0950140A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 電子写真用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20432195A JPH0950140A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 電子写真用感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950140A true JPH0950140A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16488558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20432195A Pending JPH0950140A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | 電子写真用感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950140A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011009540A3 (en) * | 2009-07-24 | 2011-05-05 | Bayer Cropscience Ag | Pesticidal carboxamides |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP20432195A patent/JPH0950140A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011009540A3 (en) * | 2009-07-24 | 2011-05-05 | Bayer Cropscience Ag | Pesticidal carboxamides |
| JP2013500241A (ja) * | 2009-07-24 | 2013-01-07 | バイエル・クロップサイエンス・アーゲー | 殺有害生物性カルボキサミド類 |
| US8822691B2 (en) | 2009-07-24 | 2014-09-02 | Bayer Cropscience Ag | Pesticidal carboxamides |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6156351A (ja) | 感光体 | |
| EP0353335B1 (en) | Photoreceptor for electrophotography | |
| JP2646615B2 (ja) | 感光体 | |
| JPH05323642A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JP2611209B2 (ja) | 感光体 | |
| JP3509218B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH0950140A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JP3120515B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH0950139A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPS6219746B2 (ja) | ||
| JP2605704B2 (ja) | 感光体 | |
| JP2551946B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH0529106B2 (ja) | ||
| JP3404923B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH0876392A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH05197176A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH07234530A (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JP3533701B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JP2653106B2 (ja) | 電子写真用感光体 | |
| JPH10198055A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH032872A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH04146445A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH0422265B2 (ja) | ||
| JPH07168378A (ja) | 電子写真感光体 | |
| JPH037940B2 (ja) |