JPH0972247A - 排気還流装置の還流排気温度信号診断装置 - Google Patents

排気還流装置の還流排気温度信号診断装置

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JPH0972247A
JPH0972247A JP7228192A JP22819295A JPH0972247A JP H0972247 A JPH0972247 A JP H0972247A JP 7228192 A JP7228192 A JP 7228192A JP 22819295 A JP22819295 A JP 22819295A JP H0972247 A JPH0972247 A JP H0972247A
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JP
Japan
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exhaust gas
engine
temperature
recirculation
temperature signal
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Application number
JP7228192A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Abe
典之 阿部
Akihiko Araki
昭彦 荒木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 還流排気温度信号を診断するに際し、排気還
流状態を考慮することで、かかる温度信号の誤診断を低
減し、もって、排気還流装置の還流排気温度信号診断装
置の品質を向上させることを課題とする。 【解決手段】 還流排気温度信号の診断を行うに際し、
まず、診断を行うための各種状態を検出するセンサ類が
正常に作動し(S1)、機関の始動時ではなく(S
2)、機関がアイドル状態であり(S3)、かつ、冷却
水温度が所定温度範囲内であるか否か(S4)を判断す
る。その後、排気還流が行われている場合(S5)に、
吸入空気の吸気温度が所定範囲内であり(S6)、検出
された還流排気温度が所定値α未満である状態が所定時
間継続したときに、温度信号は異常であると判定する
(S7〜9)。一方、排気還流が行われていない場合
(S5)に、検出された還流排気温度が所定値より大き
い状態が所定時間継続したときに、温度信号は異常であ
ると判定する(S11〜13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気の一部を吸気
系に還流させる内燃機関の排気還流装置に関し、特に、
還流排気温度を検出する温度検出手段からの温度信号の
診断技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の車両は、エレクトロニクス技術の
進歩により、各種制御をマイクロコンピュータ内蔵のコ
ントロールユニット(ECU)で行っている。このよう
な制御は、各種センサからの入力信号に基づいて行われ
ており、このセンサの1つとして排気還流(以下、EG
Rと称する。)装置における還流排気温度を検出するE
GR温度センサが用いられている。
【0003】ところで、各種センサからの出力信号は、
断線等の故障により不安定になっている場合があるの
で、一般的に、各種センサからの信号が正常であるか否
かを診断することが行われている。ここで、EGR温度
センサからの温度信号の診断を行うに際しては、例え
ば、図6に示すように、EGRが行われているときに
は、所定の温度未満になった場合に温度信号が異常であ
ると判断し、また、EGRが行われていないときには、
所定の温度より大きくなった場合に温度信号が異常であ
ると判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
EGR温度センサからの温度信号の診断にあっては、例
えば、EGR装置が故障し、EGRが行われている状態
に固定されてしまった場合には、EGRが行われていな
い状態における温度信号診断を行うと、温度信号が異常
であるにも関わらず、温度信号が正常であると誤診断さ
れてしまうおそれがある。
【0005】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、還流排気温度信号を診断するに際し、排気還
流状態を考慮することで、かかる温度信号の誤診断を低
減し、もって、排気還流装置の還流排気温度信号診断装
置の品質を向上させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、図1に示すように、機関の排気の一部を吸気
系に還流させる排気還流通路と、該排気還流通路の開閉
を行う通路開閉手段と、該通路開閉手段の駆動制御を行
う開閉制御手段と、を含んで構成される排気還流装置に
おいて、吸気系に還流される還流排気温度を検出する還
流排気温度検出手段と、機関へ吸入される空気の吸気温
度を検出する吸気温度検出手段と、機関本体の温度を検
出する機関温度検出手段と、機関始動状態を検出する始
動状態検出手段と、少なくとも機関のアイドル状態を含
む機関運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記開
閉制御手段による通路開閉手段の制御状態を検出する制
御状態検出手段と、検出された機関本体温度、機関始動
状態、機関運転状態及び吸気温度が所定の条件を満たし
ており、制御状態検出手段により通路開閉手段が排気還
流通路を開放する制御を行っていると判断され、かつ、
検出された還流排気温度信号が所定値未満である状態が
所定時間継続したときに、該温度信号は異常であると判
定する第1異常判定手段と、検出された機関本体温度、
機関始動状態及び機関運転状態が所定の条件を満たして
おり、制御状態検出手段により通路開閉手段が排気還流
通路を閉塞する制御を行っていると判断され、かつ、検
出された還流排気温度信号が所定値より大きい状態が所
定時間継続したときに、該温度信号は異常であると判定
する第2異常判定手段と、を含んで構成した。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の排
気還流装置の還流排気温度信号診断装置における運転状
態検出手段に代え、前記開閉制御手段が正常に作動する
か否かを診断する作動診断手段とした。請求項3記載の
発明は、請求項1又は2記載の排気還流装置の還流排気
温度信号診断装置に加え、前記第1異常判定手段或いは
第2異常判定手段によって温度信号が異常であると判定
されたときに、警告を発する警告手段を備えた。
【0008】請求項4記載の発明は、前記機関温度検出
手段は、機関の冷却水温度を検出する冷却水温度検出手
段とした。請求項5記載の発明は、前記始動状態検出手
段は、機関の始動を行うスタートスイッチとした。請求
項6記載の発明は、前記運転状態検出手段は、機関のア
イドル状態を検出するアイドルスイッチとした。
【0009】請求項7記載の発明は、前記排気還流装置
の還流排気温度信号診断装置は、吸気温度検出手段およ
び機関温度検出手段が正常に作動するか否かを診断する
部品診断手段を含み、前記第1異常判定手段及び第2異
常判定手段は、部品診断手段により吸気温度検出手段お
よび機関温度検出手段が正常に作動すると診断された場
合に、還流排気温度信号の判定を行う構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。本発明に係る一実施形態のシステム
構成を示す図2において、機関1の排気マニホルド2と
吸気マニホルド3とを連通させるEGR通路(排気還流
通路)4が設けられており、このEGR通路4は、EG
Rコントロールバルブ5(通路開閉手段)によって開閉
されるようになっている。
【0011】前記EGRコントロールバルブ5は、コイ
ルスプリングによる閉弁方向の付勢力に抗して機関の吸
入負圧を作用させることで閉弁されるダイヤフラム式の
バルブであり、その圧力室とスロットル弁6の下流側の
吸気マニホルド3とを連通させる負圧導入通路7が設け
られており、該負圧導入通路7を介して前記圧力室に機
関1の吸入負圧を導くことで開弁される。
【0012】前記負圧導入通路7には、マイクロコンピ
ュータ内蔵のコントロールユニット8によってオン/オ
フ制御されるEGRコントロールソレノイド9が介装さ
れており、該EGRコントロールソレノイド9の開閉制
御を介して前記EGRコントロールバルブ5の開閉、す
なわち、EGRのオン/オフを制御できるようになって
いる。
【0013】なお、10は排気圧力とマニホルド負圧に
よりダイヤフラムが作動し、前記EGRコントロールバ
ルブ5を制御する負圧を決定するダイヤフラム式のBP
Tバルブであり、EGRコントロールソレノイド9、負
圧導入通路7及びBPTバルブ10によって本発明に係
る開閉制御手段が構成されている。また、機関の運転状
態を検出する各種センサとして、機関1のウォータジャ
ケット部に設けられ機関温度を代表する冷却水温度を検
出する冷却水温度センサ11(機関温度検出手段)、ク
ランクシャフトから回転信号を取り出して機関回転速度
を検出する回転速度センサ12、吸気マニホルド3の上
流側の排気通路(図示せず)に設けられ吸入空気量を検
出するエアフローメータ13、吸気マニホルド3に設け
られ吸気温度を検出する吸気温度センサ14(吸気温度
検出手段)、スロットル弁6に付設されてスロットル弁
6のアイドル位置(全閉状態)でONとなるアイドルス
イッチ15(運転状態検出手段)及び機関1の始動時に
ONとなるスタートスイッチ16(始動状態検出手段)
等が設けられている。さらに、EGR通路4には、還流
排気温度を検出するEGR温度センサ17(還流排気温
度検出手段)が設けられている。この他には、EGR温
度センサ17からの温度信号が異常であるときに、運転
者等にこの状態を報知するための警告灯18(警告手
段)が設けられている。
【0014】前記コントロールユニット8には、冷却水
温度センサ11からの冷却水温度信号、回転速度センサ
12からの機関回転速度信号、エアフローメータ13か
らの吸入空気量信号、吸気温度センサ14からの吸気温
度信号、アイドルスイッチ15からのON/OFF信
号、スタートスイッチ16からのON/OFF信号、E
GR温度センサ17からの還流排気温度信号などが入力
され、これらの入力信号に基づいて前記EGRコントロ
ールソレノイド9はオン/オフ制御される。なお、コン
トロールユニット8は、第1異常判定手段、第2異常判
定手段、作動診断手段及び部品診断手段としての機能を
有している。
【0015】ここで、コントロールユニット8は、前記
各種入力信号(但し、還流排気温度信号は除く。)に基
づいて、図3のフローチャートに示すようにして、EG
R温度センサ17からの還流排気温度信号の診断を行っ
ている。図3のフローチャートにおいて、ステップ1
(図では、S1と略記する。以下同様。)では、EGR
温度センサ17からの還流排気温度信号の診断を行うた
めに必要な情報(車両運転状態)を検出するための冷却
水温度センサ11及び吸気温度センサ14が正常に作動
するかのチェックを行う。これらの各センサが全て正常
に作動していなければ、還流排気温度信号の診断を正確
に行うことができないので、そのチェックを行ってい
る。そして、全てのセンサが正常に作動すると判断され
たときにはステップ2へと進み、1つでも正常に作動し
ないと判断されたときには本ルーチンを終了する。な
お、本実施形態では、冷却水温度センサ11及び吸気温
度センサ14のチェックを行っているが、これに加え、
アイドルスイッチ15及びスタートスイッチ16等のチ
ェックを加えても良い。また、この処理が本発明に係る
部品診断手段に相当する。
【0016】ステップ2では、スタートスイッチ16か
らの信号がOFF、すなわち、機関の始動時以外である
か否か判断し、機関の始動時でなければステップ3aへ
と進み、機関の始動時であれば本ルーチンを終了する。
要するに、一般的には機関の始動性を向上させるために
機関始動時にはEGRを行っていないことを考慮し、機
関始動時における還流排気温度信号の診断を行わないよ
うにしている。
【0017】ステップ3aでは、機関がアイドル運転状
態であるか否かを、アイドルスイッチ15からのON/
OFF信号に基づき判断し、アイドル状態であれば(O
N信号)ステップ4へと進み、アイドル状態でなければ
(OFF信号)本ルーチンを終了する。要するに、アイ
ドル状態では、一般的には機関の運転性を向上(機関回
転を安定)させるためにEGRを行わないようにしてい
るが、例えば、EGRコントロールソレノイド9が断線
や短絡を起こした場合に、EGR通路4を閉塞すること
ができなくなりEGR状態に固定されてしまうことを考
慮し、かかる場合にも還流排気温度信号の診断を行うよ
うにしている。なお、本実施形態では車両のアイドル状
態を検出するのに、スロットル弁6に併設されたアイド
ルスイッチ15を使用したが、この他にも、例えば、吸
入空気量と機関回転速度からアイドル状態を検出するよ
うにしても良い。
【0018】ステップ4では、冷却水温度センサ11か
らの冷却水温度信号が所定範囲内(例えば、55℃以上
120℃未満)であるか否かを判断し、所定範囲内であ
るときにはステップ5へと進み、所定範囲外であるとき
には本ルーチンを終了する。この処理は、冷却水温度に
基づき機関が暖気運転を終了しており、かつ、オーバー
ヒート状態でないときのみ還流排気温度信号の診断を行
うようにしている。と言うのは、一般的には、暖気運転
中には機関の運転性を向上するためEGRを行わず、ま
た、オーバーヒート状態のときには機関温度の上昇を防
止するためEGRを行わないようにしているためであ
る。
【0019】ステップ5では、コントロールユニット8
によってEGRを行うべくEGRコントロールソレノイ
ド9の駆動制御を行っているか否かを判断し、EGRを
行っている(開放制御)と判断されるときにはステップ
6へと進み、EGRを行っていない(閉塞制御)と判断
されるときにはステップ11へと進む。このような判断
は、例えば、コントロールユニット8の制御フラグ等を
調べることにより簡単に行える。
【0020】ステップ6では、吸気温度センサ14から
の吸気温度信号が所定範囲内(例えば、0℃以上)であ
るか否かを判断し、所定範囲内であるときにはステップ
7へと進み、所定範囲外であるときには本ルーチンを終
了する。この処理は、冷却水温度が所定範囲内であって
も、例えば、厳冬期のように外気温が低温のときには、
高温の排気を吸気系に還流するEGRを行っても還流排
気温度が思ったより上昇せず、正確な還流排気温度信号
の診断が行えなくなるおそれがあるため、かかる場合に
は、還流排気温度信号の診断を行わないようにし、誤診
断の発生を防止している。
【0021】ステップ7では、EGR温度センサ17に
よって還流排気温度の検出を行う。ステップ8では、検
出された還流排気温度が所定値α(℃)未満であるか否
かを判断し、所定値α未満であればステップ9へと進
み、所定値α以上であれば本ルーチンを終了する。ステ
ップ9では、還流排気温度が所定値α未満である状態が
所定時間継続しているか否か判断し、所定時間継続して
いたらステップ10へと進み、所定時間継続していなけ
れば本ルーチンを終了する。
【0022】ここで、ステップ7〜9の処理において
は、検出された還流排気温度が正確な値であるか否かの
判断を行っており、この判断は、還流排気温度が所定値
α(℃)未満である状態が所定時間継続した場合に、初
めて異常な値であると決定している。所定値αという値
は、図6に示すように、EGRが行われている場合(E
GR ON)には高温な排気が還流されることを鑑みる
と、検出される還流排気温度が所定の温度未満になるこ
とはありえないので、EGRが行われる場合に考えられ
る最低温度等に基づき決定される。また、かかる状態が
所定時間継続した場合に初めて還流排気温度信号が異常
と判断するのは、例えば、還流排気温度信号にノイズが
乗った場合には、温度信号がα未満になってしまう可能
性があることを考慮し、ノイズ等による誤検出を防止す
るためである。と言うのは、ノイズ等による温度信号の
影響は、短時間だけ継続するものなので、所定時間継続
しているか否かを判断することによって、このような信
号を除去することができるのである。
【0023】ステップ10では、EGR温度センサ17
で検出された還流排気温度信号は異常であると判断され
たので、この状態を運転者等に報知すべく警告灯18を
点灯し、本ルーチンを終了する。一方、ステップ5にお
いてEGRを行っていない(EGR OFF)と判断さ
れたステップ11では、EGR温度センサ17によって
還流排気温度の検出を行う。ステップ12では、検出さ
れた還流排気温度が所定値β(℃)より大きいか否かを
判断し、所定値βより大きければステップ13へと進
み、所定値β以下であれば本ルーチンを終了する。ステ
ップ13では、還流排気温度が所定値βより大きい状態
が所定時間継続しているか否か判断し、所定時間継続し
ていたらステップ10へと進み前述した処理を行った後
本ルーチンを終了し、所定時間継続していなければ本ル
ーチンを終了する。
【0024】ここで、ステップ11〜13の処理におい
ては、検出された還流排気温度が正確な値であるか否か
の判断を行っており、この判断は、還流排気温度が所定
値β(℃)より大きい状態が所定時間継続した場合に、
初めて異常な値であると決定している。所定値βという
値は、図6に示すように、EGRが行われていない場合
(EGR OFF)には高温な排気が還流されないこと
を鑑みると、検出される還流排気温度が所定の温度より
大きくなることはありえないので、EGRが行われない
場合に考えられる最高温度等に基づき決定される。ま
た、かかる状態が所定時間継続した場合に初めて還流排
気温度信号が異常と判断する理由は、前述したステップ
7〜9の説明と同一であるのでそちらを参照されたい。
【0025】なお、図3におけるステップ2〜ステップ
9の処理が本発明に係る第1異常判定手段に、ステップ
2〜5及び11〜13の処理が本発明に係る第2異常判
定手段に相当する。以上説明したような還流排気温度信
号の異常判定処理によれば、アイドル運転時において、
例えば、EGRコントロールバルブ5の固着やEGRコ
ントロールソレノイド9の断線等に起因して、EGRが
行われている状態に固定されてしまった場合にも、その
状態を考慮した温度信号診断が行われるので、かかる温
度信号の誤診断を低減し、もって、排気還流装置の還流
排気温度信号診断装置の品質を向上させることができ
る。
【0026】次に、還流排気温度信号の診断を行う他の
制御内容を図4のフローチャートに示し、その内容を以
下説明する。これは、前述した図3のフローチャートに
おけるステップ3aの処理のみを変更したものである。
ステップ3a以外の処理内容は、前述したものと全く同
一であるので、ここではその説明を省略し、相違する処
理についてのみ説明する。
【0027】図4において、ステップ3bでは、EGR
コントロールバルブ5が正常に作動するか否かを判断
し、正常に作動すると判断されたときにはステップ4へ
と進み、正常に作動しない(つまり、故障している)と
判断されたときには本ルーチンを終了する。ところで、
このステップ3bの処理は、図5に示すステップ3cの
ように、EGRコントロールソレノイド9が正常に作動
するか否かを判断するようにしても良い。なお、この処
理が本発明に係る作動診断手段に相当する。
【0028】このような処理によると、例えば、EGR
コントロールバルブ5又はEGRコントロールソレノイ
ド9の故障等に起因して、EGRが行われている状態に
固定されてしまった場合には、還流排気温度信号の診断
が行われないので、かかる温度信号の誤診断を低減し、
もって、排気還流装置の還流排気温度信号診断装置の品
質を向上させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、排気還流が行われている状態で、機関本体
温度、機関始動状態、機関運転状態及び吸気温度が所定
の条件を満たしており、かつ、温度信号が所定値未満で
ある状態が所定時間継続した場合、或いは、排気還流が
行われていない状態で、機関本体温度、機関始動状態及
び機関運転状態が所定の条件を満たしており、かつ、温
度信号が所定値より大きい状態が所定時間継続した場合
に、温度信号が異常であると判定するようにしたから、
アイドル運転時において、例えば、EGRコントロール
バルブの固着やEGRコントロールソレノイドの断線等
に起因して、排気還流が行われている状態に固定されて
しまった場合にも、その状態を考慮した温度信号診断が
行われるので、かかる温度信号の誤診断を低減し、もっ
て、排気還流装置の還流排気温度信号診断装置の品質を
向上させることができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、運転状態検
出手段に代え、排気還流装置における開閉制御装置が正
常に作動するか否かを診断する作動診断手段としたの
で、例えば、開閉制御手段としてのEGRコントロール
ソレノイドが故障した場合には、還流排気温度の診断を
行わないようにすることができる。請求項3記載の発明
によれば、排気還流装置の還流排気温度信号診断装置
は、第1異常判定手段又は第2異常判定手段によって温
度信号が異常であると判定されたときに、警告を発する
警告手段を備えるようにしたから、例えば、排気還流装
置の故障に起因する温度信号の異常を運転者等に報知す
ることができる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、機関温度検
出手段は、機関の冷却水温度を検出する冷却水温度検出
手段としたので、冷却水温度を介して機関本体の温度を
推測することができる。請求項5記載の発明によれば、
始動状態検出手段は、機関の始動を行うスタートスイッ
チとしたので、かかるスイッチの信号に基づき機関の始
動が行われていることを検出することができる。
【0032】請求項6記載の発明によれば、運転状態検
出手段は、機関のアイドル状態を検出するアイドルスイ
ッチとしたので、かかるスイッチの信号に基づき機関の
アイドル状態を検出することができる。請求項7記載の
発明によれば、第1異常判定手段及び第2異常判定手段
は、部品診断手段により吸気温度検出手段および機関温
度検出手段が正常に作動すると診断された場合に、還流
排気温度信号の判定を行うようにしたので、例えば、吸
気温度検出手段としての吸気温度センサが故障したとき
には、還流排気温度信号の診断を行わないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクレーム対応図
【図2】 本発明に係る排気還流装置の還流排気温度信
号診断装置の一実施形態のシステム図
【図3】 同上の温度信号異常判定処理を示すフローチ
ャート
【図4】 同上の温度信号異常判定処理を示すフローチ
ャート
【図5】 同上の温度信号異常判定処理を示すフローチ
ャート
【図6】 排気還流装置の故障時における温度信号の特
性を示す図
【符号の説明】
4 EGR通路 5 EGRコントロールバルブ 8 コントロールユニット 9 EGRコントロールソレノイド 11 冷却水温度センサ 14 吸気温度センサ 15 アイドルスイッチ 16 スタートスイッチ 17 EGR温度センサ 18 警告灯

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関の排気の一部を吸気系に還流させる排
    気還流通路と、該排気還流通路の開閉を行う通路開閉手
    段と、該通路開閉手段の駆動制御を行う開閉制御手段
    と、を含んで構成される排気還流装置において、 吸気系に還流される還流排気温度を検出する還流排気温
    度検出手段と、機関へ吸入される空気の吸気温度を検出
    する吸気温度検出手段と、機関本体の温度を検出する機
    関温度検出手段と、機関始動状態を検出する始動状態検
    出手段と、少なくとも機関のアイドル状態を含む機関運
    転状態を検出する運転状態検出手段と、前記開閉制御手
    段による通路開閉手段の制御状態を検出する制御状態検
    出手段と、検出された機関本体温度、機関始動状態、機
    関運転状態及び吸気温度が所定の条件を満たしており、
    制御状態検出手段により通路開閉手段が排気還流通路を
    開放する制御を行っていると判断され、かつ、検出され
    た還流排気温度信号が所定値未満である状態が所定時間
    継続したときに、該温度信号は異常であると判定する第
    1異常判定手段と、検出された機関本体温度、機関始動
    状態及び機関運転状態が所定の条件を満たしており、制
    御状態検出手段により通路開閉手段が排気還流通路を閉
    塞する制御を行っていると判断され、かつ、検出された
    還流排気温度信号が所定値より大きい状態が所定時間継
    続したときに、該温度信号は異常であると判定する第2
    異常判定手段と、を含んで構成されたことを特徴とする
    排気還流装置の還流排気温度信号診断装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の排気還流装置の還流排気温
    度信号診断装置における運転状態検出手段に代え、前記
    開閉制御手段が正常に作動するか否かを診断する作動診
    断手段としたことを特徴とする排気還流装置の還流排気
    温度信号診断装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の排気還流装置の還流
    排気温度信号診断装置に加え、前記第1異常判定手段或
    いは第2異常判定手段によって温度信号が異常であると
    判定されたときに、警告を発する警告手段を備えたこと
    を特徴とする排気還流装置の還流排気温度信号診断装
    置。
  4. 【請求項4】前記機関温度検出手段は、機関の冷却水温
    度を検出する冷却水温度検出手段であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1つに記載の排気還流装置の
    還流排気温度信号診断装置。
  5. 【請求項5】前記始動状態検出手段は、機関の始動を行
    うスタートスイッチであることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1つに記載の排気還流装置の還流排気温度
    信号診断装置。
  6. 【請求項6】前記運転状態検出手段は、機関のアイドル
    状態を検出するアイドルスイッチであることを特徴とす
    る請求項1又は3〜5のいずれか1つに記載の排気還流
    装置の還流排気温度信号診断装置。
  7. 【請求項7】前記排気還流装置の還流排気温度信号診断
    装置は、吸気温度検出手段および機関温度検出手段が正
    常に作動するか否かを診断する部品診断手段を含み、前
    記第1異常判定手段及び第2異常判定手段は、部品診断
    手段により吸気温度検出手段および機関温度検出手段が
    正常に作動すると診断された場合に、還流排気温度信号
    の判定を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    1つに記載の排気還流装置の還流排気温度信号診断装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107884081A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 广东美的生活电器制造有限公司 温度显示方法及装置、液体加热容器

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