JPH0974615A - リニアモーターカーの位相同期制御装置 - Google Patents

リニアモーターカーの位相同期制御装置

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JPH0974615A
JPH0974615A JP7229038A JP22903895A JPH0974615A JP H0974615 A JPH0974615 A JP H0974615A JP 7229038 A JP7229038 A JP 7229038A JP 22903895 A JP22903895 A JP 22903895A JP H0974615 A JPH0974615 A JP H0974615A
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phase input
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JP7229038A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Tsuruta
慎一郎 鶴田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】入力位相の入力周期があらかじめ規定された時
間よりずれた場合の影響を低減し、位相基準に対して与
えられる出力精度を向上させること。 【解決手段】外部装置から位相を入力する位相入力手段
1と、外部装置から位相の入力される周期を測定する位
相入力周期測定手段2と、予め規定された位相入力周期
と測定された位相入力周期との差を演算する位相入力時
間差演算手段3と、この位相入力時間差の平均処理を行
ない平均位相入力時間差を演算する位相入力時間差平均
手段4と、この平均位相入力時間差に基づいて入力位相
の補正を行なう入力位相補正手段5と、この補正された
入力位相と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段
6と、この位相偏差に基づいて列車の実速度を演算する
実速度演算手段7と、この実速度に基づいて位相基準を
演算する位相基準演算手段8と、この位相基準を変換器
に出力する位相基準出力手段9とを備えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモーターカ
ーの走行制御に用いられる位相同期制御装置に係り、特
にリニアモーターカーにおける入力位相の入力周期のず
れを補正することにより、入力位相の入力周期があらか
じめ規定された時間よりずれた場合の影響を低減し、位
相基準に対して与えられる出力精度を向上させるように
したリニアモーターカーの位相同期制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、安全かつ大量輸送が可能な高速輸
送機関として、超電導方式のリニアモーターカーの開発
が進められている。このリニアモーターカーの走行制御
方式は、基本的に同期電動機と同様であるため、変換器
制御装置に対して電流指令値と位相とを出力することに
より、制御を行なう必要がある。
【0003】このうち、位相同期制御に関しては、外部
から数ms周期で入力される入力位相から数10〜数μ
sで出力する。さらに、±数度程度の誤差が乗畳される
入力位相から、±1度以内の精度で出力位相を生成する
必要がある。そのため、内部演算制御処理誤差等の影響
によって発生する誤差を、できるだけ低減する必要があ
る。
【0004】図7は、この種のリニアモーターカーの速
度位相制御装置の全体構成例を示すブロック図である。
図7において、リニアモーターカーの速度位相制御装置
19は、駆動管理装置23から与えられる速度パターン
を作成する速度パターン発生装置22と、列車の位置を
検知する位置検知装置20から入力される入力位相か
ら、変換器制御装置21の演算周期に合わせた周期で出
力位相を演算し出力する位相同期制御装置25と、この
位相同期制御装置25で演算した列車の実速度Vと、速
度パターン発生装置22において現在の列車位置から演
算した目標速度パターンV* とから両者の速度偏差ΔV
を求め、この速度偏差ΔVから、変換器制御装置21に
対して出力するための電流指令値Iを演算する追従制御
装置24とから構成されている。
【0005】図8は、上記速度位相制御装置19のう
ち、位相同期制御装置の構成例を示すブロック図であ
る。図8において、従来の位相同期制御装置は、位置検
知装置20からの入力位相θiを入力する位相入力装置
1と、この位相入力装置1にて入力した入力位相θiと
出力位相(位相基準)θoとから、両者の位相偏差Δθ
を演算する位相偏差演算装置6と、この位相偏差演算装
置6にて演算した位相偏差Δθから、列車の実速度Vを
演算する実速度演算装置7と、この実速度演算装置7に
て演算した実速度Vから、位相基準θoを演算する位相
基準演算装置8と、この位相基準演算装置8にて演算し
た位相基準θoを出力する位相基準出力装置9とから構
成されている。
【0006】ところで、このような位相同期制御装置で
は、図9に位相入力関係図を示すように、位置検知装置
20からの入力位相θiの入力周期T1と、位相同期制
御装置の演算周期T2との間に差が生じた場合に、位相
同期制御装置では、位置検知装置20からの入力位相θ
iを取りこぼす可能性があることから、位置検知入力位
相θiの取り込み処理から位相基準θiを出力するまで
の一連の処理は、位置検知装置20から位相同期制御装
置に対して、位相が入力されたタイミングによる入力割
り込み信号により起動される。
【0007】しかしながら、このような位相同期制御装
置では、全体の処理を入力割り込み信号により起動して
いることから、位置検知装置20からの入力位相θiの
入力周期T1が、あらかじめ規定された時間よりもずれ
た場合に、各装置にて設定している演算用のサンプリン
グ時間T2により位相基準θoを演算した場合には、位
相基準θoに入力周期T1とサンプリング時間T2との
不一致分に相当する演算誤差を生じることになる。その
結果、位相基準θoの演算精度、すなわち位相基準θo
に対して与えられる出力精度が低下してしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
リニアモーターカーの位相同期制御装置においては、入
力位相の入力周期があらかじめ規定された時間よりずれ
た場合に、位相基準に対して与えられる出力精度が低下
するという問題があった。
【0009】本発明の目的は、リニアモーターカーにお
ける入力位相の入力周期の規定値と実際の入力周期との
差から、内部演算用のサンプリング時間を補正すること
により、入力位相の入力周期があらかじめ規定された時
間よりずれた場合の影響を低減し、位相基準に対して与
えられる出力精度を向上させることが可能なリニアモー
ターカーの位相同期制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための装置】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に対応する発明のリニアモーター
カーの位相同期制御装置は、外部装置から位相を入力す
る位相入力手段と、外部装置から位相入力手段が入力し
た位相の入力周期を測定する位相入力周期測定手段と、
あらかじめ規定された位相入力周期と位相入力周期測定
手段により測定された位相入力周期との位相入力時間差
を演算する位相入力時間差演算手段と、位相入力時間差
演算手段により演算された位相入力時間差の平均処理を
行ない平均位相入力時間差を演算する位相入力時間差平
均手段と、位相入力時間差平均手段により演算された平
均位相入力時間差に基づいて、位相入力手段が外部装置
から入力した入力位相の補正を行なう入力位相補正手段
と、入力位相補正手段により補正された入力位相と位相
基準との差を演算する位相偏差演算手段と、位相偏差演
算手段により演算された位相偏差に基づいて、列車の実
速度を演算する実速度演算手段と、実速度演算手段によ
り演算された実速度に基づいて、位相基準を演算する位
相基準演算手段と、位相基準演算手段により演算された
位相基準を変換器に出力する位相基準出力手段とを備え
て成る。
【0011】また、請求項2に対応する発明のリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置は、外部装置から位相を
入力する位相入力手段と、外部装置から位相入力手段が
入力した位相の入力周期を測定する位相入力周期測定手
段と、あらかじめ規定された位相入力周期と位相入力周
期測定手段により測定された位相入力周期との位相入力
時間差を演算する位相入力時間差演算手段と、位相入力
時間差演算手段により演算された位相入力時間差の平均
処理を行ない平均位相入力時間差を演算する位相入力時
間差平均手段と、位相入力時間差平均手段により演算さ
れた平均位相入力時間差がある一定値以上になった場合
に、入力位相の異常を検知する入力位相異常検出手段
と、位相入力時間差平均手段により演算された平均位相
入力時間差に基づいて、位相入力手段が前記外部装置か
ら入力した入力位相の補正を行なう入力位相補正手段
と、入力位相補正手段により補正された入力位相と位相
基準との差を演算する位相偏差演算手段と、位相偏差演
算手段により演算された位相偏差に基づいて、列車の実
速度を演算する実速度演算手段と、実速度演算手段によ
り演算された実速度に基づいて、位相基準を演算する位
相基準演算手段と、位相基準演算手段により演算された
位相基準を変換器に出力する位相基準出力手段とを備え
て成る。
【0012】さらに、請求項3に対応する発明のリニア
モーターカーの位相同期制御装置は、外部装置から位相
を入力する位相入力手段と、外部装置から位相入力手段
が入力した位相の入力周期を測定する位相入力周期測定
手段と、位相入力周期測定手段により測定された位相入
力周期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算す
る位相入力周期平均手段と、位相入力手段が前記外部装
置から入力した入力位相と位相基準との差を演算する位
相偏差演算手段と、位相偏差演算手段により演算された
位相偏差に基づいて、列車の実速度を演算する実速度演
算手段と、位相入力周期平均手段により演算された平均
位相入力周期に基づいて、実速度演算手段により演算さ
れた実速度の補正を行なう実速度補正手段と、実速度補
正手段により補正された補正実速度に基づいて、位相基
準を演算する位相基準演算手段と、位相基準演算手段に
より演算された位相基準を変換器に出力する位相基準出
力手段とを備えて成る。
【0013】一方、請求項4に対応する発明のリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置は、外部装置から位相を
入力する位相入力手段と、外部装置から位相入力手段が
入力した位相の入力周期を測定する位相入力周期測定手
段と、位相入力周期測定手段により測定された位相入力
周期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算する
位相入力周期平均手段と、位相入力手段が外部装置から
入力した入力位相と位相基準との差を演算する位相偏差
演算手段と、位相入力周期平均手段により演算された平
均位相入力周期に基づいて、位相偏差演算手段により演
算された位相偏差の補正を行なう位相偏差補正手段と、
位相偏差補正手段により補正された補正位相偏差に基づ
いて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、実速
度演算手段により演算された実速度に基づいて、位相基
準を演算する位相基準演算手段と、位相基準演算手段に
より演算された位相基準を変換器に出力する位相基準出
力手段とを備えて成る。
【0014】また、請求項5に対応する発明のリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置は、外部装置から位相を
入力する位相入力手段と、外部装置から位相入力手段が
入力した位相の入力周期を測定する位相入力周期測定手
段と、位相入力周期測定手段により測定された位相入力
周期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算する
位相入力周期平均手段と、位相入力周期平均手段により
演算された平均位相入力周期に基づいて、列車の実速度
を演算する際の補償ゲインを補正する補償ゲイン補正手
段と、位相入力手段が前記外部装置から入力した入力位
相と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段と、位
相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づいて、
補償ゲイン補正手段により補正された列車の補正補償ゲ
インを使用して列車の実速度を演算する実速度演算手段
と、実速度演算手段により演算された実速度に基づい
て、位相基準を演算する位相基準演算手段と、位相基準
演算手段により演算された位相基準を変換器に出力する
位相基準出力手段とを備えて成る。
【0015】さらに、請求項6に対応する発明のリニア
モーターカーの位相同期制御装置は、外部装置から位相
を入力する位相入力手段と、外部装置から位相入力手段
が入力した位相の入力周期を測定する位相入力周期測定
手段と、位相入力周期測定手段により測定された位相入
力周期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算す
る位相入力周期平均手段と、位相入力手段が前記外部装
置から入力した入力位相と位相基準との差を演算する位
相偏差演算手段と、位相偏差演算手段により演算された
位相偏差に基づいて、列車の実速度を演算する実速度演
算手段と、実速度演算手段により演算された実速度に基
づいて、位相入力周期平均手段により演算された平均位
相入力周期を使用して位相基準を演算する位相基準演算
手段と、位相基準演算手段により演算された位相基準を
変換器に出力する位相基準出力手段とを備えて成る。
【0016】従って、まず、請求項1に対応する発明の
リニアモーターカーの位相同期制御装置においては、位
相入力手段により外部装置から位相の入力される周期を
位相入力周期測定手段で測定し、この測定された位相入
力周期とあらかじめ規定された位相入力周期と差を位相
入力時間差演算手段で演算し、この位相入力時間差の平
均処理を位相入力時間差平均手段で行なって平均位相入
力時間差を演算する。次に、この平均位相入力時間差に
基づいて、位相入力手段により入力される入力位相の補
正を入力位相補正手段で行ない、この補正された入力位
相と位相基準との差を位相偏差演算手段で演算し、この
位相偏差に基づいて、実速度演算手段で列車の実速度を
演算し、この実速度に基づいて、位相基準演算手段で位
相基準を演算し、この位相基準を位相基準出力手段で変
換器に出力する。
【0017】これにより、入力位相の入力周期の規定値
と実際の入力周期との差から、内部演算用のサンプリン
グ時間を補正することにより、入力位相の入力周期があ
らかじめ規定された時間よりずれた場合の影響を低減
し、位相基準に対して与えられる出力精度を向上させる
ことができる。
【0018】また、請求項2に対応する発明のリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置においては、位相入力時
間差平均手段で演算した平均位相入力時間差がある一定
値以上になった場合に、入力位相異常検出手段で入力位
相の異常を検知することができる。
【0019】さらに、請求項3に対応する発明のリニア
モーターカーの位相同期制御装置においては、位相入力
周期測定手段で測定した位相入力周期の平均処理を、位
相入力周期平均手段で行なって平均位相入力周期を演算
し、この平均位相入力周期に基づいて、実速度演算手段
で演算した実速度の補正を実速度補正手段で行なうこと
により、位相基準に対して与えられる出力精度をより一
層向上させることができる。
【0020】一方、請求項4に対応する発明のリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置においては、位相入力周
期測定手段で測定した位相入力周期の平均処理を、位相
入力周期平均手段で行なって平均位相入力周期を演算
し、この平均位相入力周期に基づいて、位相偏差演算手
段で演算した位相偏差の補正を位相偏差補正手段で行な
うことにより、位相基準に対して与えられる出力精度を
より一層向上させることができる。
【0021】また、請求項5に対応する発明のリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置においては、位相入力周
期測定手段で測定した位相入力周期の平均処理を、位相
入力周期平均手段で行なって平均位相入力周期を演算
し、この平均位相入力周期に基づいて、列車の実速度を
演算する際の補償ゲインを補償ゲイン補正手段で補正
し、位相偏差演算手段で演算した位相偏差に基づいて、
補償ゲイン補正手段で補正した列車の補正補償ゲインを
使用して、列車の実速度を実速度演算手段で演算するこ
とにより、位相基準に対して与えられる出力精度をより
一層向上させることができる。
【0022】さらに、請求項6に対応する発明のリニア
モーターカーの位相同期制御装置においては、位相入力
周期測定手段で測定した位相入力周期の平均処理を、位
相入力周期平均手段で行なって平均位相入力周期を演算
し、実速度演算手段で演算した実速度に基づいて、位相
入力周期平均手段で演算した平均位相入力周期を使用し
て、位相基準を位相基準演算手段で演算することによ
り、位相基準に対して与えられる出力精度をより一層向
上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、本実施形態によるリニアモ
ーターカーの位相同期制御装置の構成例を示すブロック
図であり、図7および図8と同一部分には同一符号を付
して示している。
【0024】すなわち、本実施形態の位相同期制御装置
は、図1に示すように、位相入力装置1と、位相入力周
期測定装置2と、位相入力時間差測定装置3と、位相入
力時間差平均装置4と、入力位相補正装置5と、位相偏
差演算装置6と、実速度演算装置7と、位相基準演算装
置8と、位相基準出力装置9とから構成している。
【0025】ここで、位相入力装置1は、入力装置から
の入力割り込み信号により、外部の位相検知装置20か
らの位相を入力するものである。また、位相入力周期測
定装置2は、入力装置からの入力割り込み信号の発生す
る時間間隔、すなわち位相入力装置1により外部の位相
検知装置20から位相の入力される周期T1を測定する
ものである。
【0026】さらに、位相入力時間差測定装置3は、あ
らかじめ規定された入力位相の入力周期T1* と、位相
入力周期測定装置2により測定された位相入力周期T1
との差(位相入力時間差)ΔT1(=T1* −T1)を
演算するものである。
【0027】さらにまた、位相入力時間差平均装置4
は、位相入力時間差測定装置3により演算された位相入
力時間差ΔT1の平均処理を行ない、位相入力時間差平
均値ΔT1aveを演算するものである。
【0028】一方、入力位相補正装置5は、位相入力時
間差平均装置4により演算された位相入力時間差平均値
ΔT1aveに基づいて、位相入力装置1により入力さ
れる入力位相θiの補正を行ない、補正入力位相θi′
を演算するものである。
【0029】また、位相偏差演算装置6は、入力位相補
正装置5により演算された補正入力位相θi′と位相基
準θoとの差(位相偏差)Δθを演算するものである。
さらに、実速度演算装置7は、位相偏差演算装置6によ
り演算された位相偏差Δθに基づいて、補償系により列
車の実速度Vを演算するものである。
【0030】また、位相基準演算装置8は、実速度演算
装置7により演算した実速度Vに基づいて、時間積分に
より位相基準θoを演算するものである。さらに、位相
基準出力装置9は、位相基準演算装置8により演算した
位相基準θoを変換器に対して出力するものである。
【0031】次に、以上のように構成した本実施形態の
リニアモーターカーの位相同期制御装置の作用について
説明する。図1において、位置検知装置20からの入力
位相θiは、入力装置からの入力割り込み信号により位
相入力装置1において取り込まれる。この入力割り込み
信号は、位相入力周期測定装置2に入力される。
【0032】位相入力周期測定装置2では、前回の入力
割り込み信号が入力されてから、今回の入力割り込み信
号が発生するまでの時間間隔として、位相入力周期T1
が測定される。この測定された位相入力周期T1は、位
相入力時間差演算装置3に入力される。
【0033】位相入力時間差演算装置3では、あらかじ
め規定された位相入力周期T1* と、位相入力時間T1
との位相入力時間差ΔT1が演算される。この演算され
た位相入力時間差ΔT1は、位相入力時間差平均装置4
により平均化される。そして、この平均化された位相入
力時間差平均値ΔT1aveは、入力位相平均装置5に
入力される。
【0034】一方、入力位相補正装置5では、位相入力
時間差平均値ΔT1aveの他に、入力位相θiを入力
し、この位相入力時間差平均値ΔT1ave、入力位相
θiから、補正入力位相(あらかじめ規定された周期で
入力されるべき入力位相)θi′が演算される。
【0035】この補正入力位相θi′は、下記のような
式により示される。 補正入力位相θi′=θi+V×ΔT1ave×A A:速度−位相単位変換係数 (1) このようにして演算された補正入力位相θi′は、位相
偏差演算装置6に入力される。
【0036】位相偏差演算装置6では、補正入力位相θ
i′と位相基準θoとから、両者の位相偏差Δθ(=θ
i′−θo)が求められ、実速度演算装置7に入力され
る。実速度演算装置7では、位相偏差Δθから、補償系
により列車の実速度Vが演算される。この演算された列
車の実速度Vは、位相基準演算装置8に入力される。
【0037】位相基準演算装置8では、列車の実速度V
から、時間積分を行なって位相基準θoが演算される。
この演算された位相基準θoは、位相基準出力装置9に
入力される。
【0038】そして、位相基準出力装置9では、位相基
準θoを変換器に対して出力することにより、位相同期
制御が行なわれることになる。この場合、本実施形態で
は、リニアモーターカーにおける入力位相θiの入力周
期T1が、あらかじめ規定された時間(位相入力周期)
T1* よりずれた場合に、入力位相の入力周期T1のず
れが補正されるため、入力位相θiの入力周期T1があ
らかじめ規定された時間T1* よりずれた場合の影響を
低減し、位相基準θoに対して与えられる出力精度を向
上させることができる。
【0039】上述したように、本実施形態のリニアモー
ターカーの位相同期制御装置は、入力装置からの入力割
り込み信号により、外部の位相検知装置20からの位相
を入力する位相入力装置1と、入力装置からの入力割り
込み信号の発生する時間間隔(位相入力装置1により外
部の位相検知装置20から位相の入力される周期)を測
定する位相入力周期測定装置2と、あらかじめ規定され
た入力位相の入力周期T1* と、位相入力周期測定装置
2により測定された位相入力周期T1との差(位相入力
時間差)ΔT1を演算する位相入力時間差測定装置3
と、位相入力時間差測定装置3により演算された位相入
力時間差ΔT1の平均処理を行ない、位相入力時間差平
均値ΔT1aveを演算する位相入力時間差平均装置4
と、位相入力時間差平均装置4により演算された位相入
力時間差平均値ΔT1aveに基づいて、位相入力装置
1により入力される入力位相の補正を行ない、補正入力
位相θi′を演算する入力位相補正装置5と、入力位相
補正装置5により演算された補正入力位相θi′と位相
基準θoとの差(位相偏差)Δθを演算する位相偏差演
算装置6と、位相偏差演算装置6により演算された位相
偏差Δθに基づいて、補償系により列車の実速度Vを演
算する実速度演算装置7と、実速度演算装置7により演
算した実速度Vに基づいて、時間積分により位相基準θ
oを演算する位相基準演算装置8と、位相基準演算装置
8により演算した位相基準θoを変換器に対して出力す
る位相基準出力装置9とから構成したものである。
【0040】従って、リニアモーターカーにおける上位
系(外部)の位置検知装置20からの入力位相の入力周
期と規定値との差から、内部演算用のサンプリング時間
を補正することにより、入力位相の入力周期があらかじ
め規定された時間よりずれた場合の影響を低減し、位相
基準に対して与えられる出力精度を向上させることが可
能な位相同期制御装置を実現することができる。
【0041】(第2の実施形態)図2は、本実施形態に
よるリニアモーターカーの位相同期制御装置の構成例を
示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について
のみ述べる。
【0042】すなわち、本実施形態の位相同期制御装置
は、図2に示すように、図1に加えて入力位相異常検出
装置10を備えた構成としている。ここで、入力位相異
常検出装置10は、前記位相入力時間差平均装置4によ
り演算された位相入力時間差平均値ΔT1aveがある
一定値以上になった場合に、入力位相θiの異常を検知
するものである。
【0043】次に、以上のように構成した本実施形態の
リニアモーターカーの位相同期制御装置においては、入
力位相異常検出装置10では、位相入力時間差平均装置
4にて演算した位相入力時間差平均値ΔT1aveを入
力し、その値がある一定回数異常連続した場合に、入力
位相θiの異常(位置検知装置20の異常)として検知
される。
【0044】なお、その他の作用については、前述した
第1の実施形態の場合と同様であるので、ここではその
説明を省略する。上述したように、本実施形態のリニア
モーターカーの位相同期制御装置においては、位相入力
時間差平均装置4で演算した位相入力時間差平均値ΔT
1aveがある一定値以上になった場合に、入力位相異
常検出装置10で入力位相θiの異常を検知することが
可能となる。
【0045】(第3の実施形態)図3は、本実施形態に
よるリニアモーターカーの位相同期制御装置の構成例を
示すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を
付して示している。
【0046】すなわち、本実施形態の位相同期制御装置
は、図3に示すように、位相入力装置1と、位相入力周
期測定装置2と、位相入力周期平均装置11と、位相偏
差演算装置6と、実速度演算装置7と、実速度補正装置
12と、位相基準演算装置13と、位相基準出力装置9
とから構成している。
【0047】ここで、位相入力装置1は、入力装置から
の入力割り込み信号により、外部の位相検知装置20か
らの位相を入力するものである。また、位相入力周期測
定装置2は、入力装置からの入力割り込み信号の発生す
る時間間隔、すなわち位相入力装置1により外部の位相
検知装置20から位相の入力される周期T1を測定する
ものである。
【0048】さらに、位相入力周期平均装置11は、位
相入力周期測定装置2により測定された位相入力周期T
1の平均処理を行ない、位相入力周期平均値T1ave
を演算するものである。
【0049】一方、位相偏差演算装置6は、位相入力装
置1により入力される入力位相θiと位相基準θoとの
差(位相偏差)Δθを演算するものである。また、実速
度演算装置7は、位相偏差演算装置6により演算された
位相偏差Δθに基づいて、列車の実速度Vを演算するも
のである。
【0050】さらに、実速度補正装置12は、位相入力
周期平均装置11により演算された位相入力周期平均値
T1aveに基づいて、実速度演算装置7により演算さ
れた実速度Vの補正を行ない、補正実速度V′を演算す
るものである。
【0051】また、位相基準演算装置13は、実速度補
正装置12により補正された補正実速度V′に基づい
て、位相基準θoを演算するものである。さらに、位相
基準出力装置9は、位相基準演算装置8により演算した
位相基準θoを、変換器に対して出力するものである。
【0052】次に、以上のように構成した本実施形態の
リニアモーターカーの位相同期制御装置の作用について
説明する。図3において、位相入力周期平均装置11で
は、位相入力周期測定装置2にて測定した位相入力時間
T1を入力し、位相入力周期平均値T1aveが演算さ
れる。この位相入力周期平均値T1aveは、実速度補
正装置12に入力される。
【0053】実速度補正装置12では、実速度演算装置
7にて演算された列車の実速度V、および位相入力周期
平均値T1aveを入力して、列車の実速度Vの補正を
行ない、補正実速度V′が演算される。
【0054】この補正実速度V′の補正式は、下記のよ
うな式により示される。 補正実速度V′=V×T1ave/T1* T1:入力周期の規定値 (2) このようにして演算された補正実速度V′は、位相基準
演算装置13に入力される。
【0055】位相基準演算装置13では、補正実速度
V′を積分することにより、位相基準θoが演算され
る。なお、その他の作用については、前述した第1の実
施形態の場合と同様であるので、ここではその説明を省
略する。
【0056】上述したように、本実施形態のリニアモー
ターカーの位相同期制御装置においては、位相入力周期
測定装置2で測定した位相入力周期の平均処理を、位相
入力周期測定装置11で行なって位相入力周期平均値T
1aveを演算し、この位相入力周期平均値T1ave
に基づいて、実速度演算装置7で演算した列車の実速度
Vの補正を実速度補正装置12で行なうようにしている
ので、位相基準θoに対して与えられる出力精度を、前
述した第1の実施形態の場合に比べて、より一層向上さ
せることが可能となる。
【0057】(第4の実施形態)図4は、本実施形態に
よるリニアモーターカーの位相同期制御装置の構成例を
示すブロック図であり、図3と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について
のみ述べる。
【0058】すなわち、本実施形態の位相同期制御装置
は、図4に示すように、図3における実速度演算装置
7、実速度補正装置12、および位相基準演算装置13
を省略し、これに代えて、位相偏差補正装置14と、実
速度演算装置15と、位相基準演算装置8とを備えた構
成としている。
【0059】ここで、位相偏差補正装置14は、前記位
相入力周期平均装置11により演算された位相入力周期
平均値T1aveに基づいて、位相偏差演算装置6によ
り演算された位相偏差Δθの補正を行ない、補正位相偏
差Δθ′を演算するものである。
【0060】また、実速度演算装置15は、位相偏差補
正装置14により補正された補正位相偏差Δθ′に基づ
いて、列車の実速度Vを演算するものである。さらに、
位相基準演算装置8は、実速度演算装置15により演算
された列車の実速度Vに基づいて、位相基準θoを演算
するものである。
【0061】次に、以上のように構成した本実施形態の
リニアモーターカーの位相同期制御装置の作用について
説明する。図4において、位相偏差補正装置14では、
位相入力周期平均装置11にて演算した位相入力周期平
均値T1aveと、位相偏差演算装置6にて演算した位
相偏差Δθを入力し、下記のような式によって位相偏差
Δθを補正し、補正位相偏差Δθ′が演算される。
【0062】 補正偏差Δθ′=Δθ×T1ave/T1* T1:入力周期の規定値 (3) このようにして演算された補正位相偏差Δθ′は、実速
度演算装置15に入力される。
【0063】実速度演算装置15では、補正位相偏差Δ
θ′を用いて、補償系により列車の実速度Vの演算が行
なわれる。なお、その他の作用については、前述した第
3の実施形態の場合と同様であるので、ここではその説
明を省略する。
【0064】上述したように、本実施形態のリニアモー
ターカーの位相同期制御装置においては、位相入力周期
測定装置2で測定した位相入力周期の平均処理を、位相
入力周期平均装置11で行なって位相入力周期平均値T
1aveを演算し、この位相入力周期平均値T1ave
に基づいて、位相偏差演算装置6で演算した位相偏差Δ
θの補正を位相偏差補正装置14で行なうようにしたの
で、位相基準θoに対して与えられる出力精度を、前述
した第1の実施形態の場合に比べて、より一層向上させ
ることが可能となる。
【0065】(第5の実施形態)図5は、本実施形態に
よるリニアモーターカーの位相同期制御装置の構成例を
示すブロック図であり、図4と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について
のみ述べる。
【0066】すなわち、本実施形態の位相同期制御装置
は、図5に示すように、図4における位相偏差補正装置
14、および実速度演算装置15を省略し、これに代え
て、補償ゲイン補正装置16と、実速度演算装置17と
を備えた構成としている。
【0067】ここで、補償ゲイン補正装置16は、前記
位相入力周期平均装置11により演算された位相入力周
期平均値T1aveに基づいて、列車の実速度Vを演算
する際の補償ゲインKiを補正し、補正補償ゲインK
i′を演算するものである。
【0068】また、実速度演算装置17は、位相偏差演
算装置6により演算された位相偏差Δθに基づいて、補
償ゲイン補正装置16により補正された列車の補正補償
ゲインKi′を使用して、列車の実速度Vを演算するも
のである。
【0069】次に、以上のように構成した本実施形態の
リニアモーターカーの位相同期制御装置の作用について
説明する。図5において、補償ゲイン補正装置16で
は、位相入力周期平均装置11にて演算した位相入力周
期平均値T1aveを入力し、実速度演算装置17の補
償系に使用する補償ゲインK1〜Knの値が、次のよう
な式により補正される。
【0070】 補正補償ゲインKi′=Ki×T1ave/T1* T1:入力周期の規定値 n:1〜n (4) このようにして補正された補償ゲインK1〜Knは、実
速度演算装置17に入力される。
【0071】実速度演算装置17では、補正補償ゲイン
K1〜Knと、位相偏差演算装置6にて演算した位相偏
差Δθを使用して、列車の実速度Vが演算される。な
お、その他の作用については、前述した第4の実施形態
の場合と同様であるので、ここではその説明を省略す
る。
【0072】上述したように、本実施形態のリニアモー
ターカーの位相同期制御装置においては、位相入力周期
測定装置2で測定した位相入力周期の平均処理を、位相
入力周期平均装置11で行なって位相入力周期平均値T
1aveを演算し、この位相入力周期平均値T1ave
に基づいて、列車の実速度Vを演算する際の補償ゲイン
Kiを補償ゲイン補正装置16で補正し、位相偏差演算
装置6で演算した位相偏差Δθに基づいて、補償ゲイン
補正装置16で補正した列車の補正補償ゲインKi′を
使用して、列車の実速度Vを実速度演算装置17で演算
するようにしたので、位相基準θoに対して与えられる
出力精度を、前述した第1の実施形態の場合に比べて、
より一層向上させることが可能となる。
【0073】(第6の実施形態)図6は、本実施形態に
よるリニアモーターカーの位相同期制御装置の構成例を
示すブロック図であり、図3と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について
のみ述べる。
【0074】すなわち、本実施形態の位相同期制御装置
は、図6に示すように、図3における実速度補正装置1
2、および位相基準演算装置13を省略し、これに代え
て、位相基準演算装置18を備えた構成としている。
【0075】ここで、位相基準演算装置18は、前記実
速度演算装置7により演算された列車の実速度Vに基づ
いて、位相入力周期平均装置11により演算された位相
入力周期平均値T1aveを使用して、位相基準θoを
演算するものである。
【0076】次に、以上のように構成した本実施形態の
リニアモーターカーの位相同期制御装置の作用について
説明する。図6において、位相基準演算装置18では、
位相入力周期平均装置11にて演算した位相入力周期平
均値T1aveと、実速度演算装置7にて演算した列車
の実速度Vを入力し、実速度Vを時間積分することによ
り、位相基準θiが演算される。
【0077】この場合、時間積分の際の時間に、位相入
力周期平均値T1aveを使用して、次のような式によ
り位相基準θoが演算される。 位相基準θi=θi(n−1)+V×T1ave θi(n−1):前回サンプリング時の位相基準 (5) このようにして演算された位相基準θoは、位相基準出
力装置9により変換器に対して出力される。
【0078】上述したように、本実施形態のリニアモー
ターカーの位相同期制御装置においては、位相入力周期
測定装置2で測定した位相入力周期の平均処理を、位相
入力周期平均装置11で行なって位相入力周期平均値T
1aveを演算し、実速度演算装置7で演算した列車の
実速度Vに基づいて、位相入力周期平均装置11で演算
した位相入力周期平均値T1aveを使用して、位相基
準θoを位相基準演算装置8で演算するようにしたの
で、位相基準θoに対して与えられる出力精度を、前述
した第1の実施形態の場合に比べて、より一層向上させ
ることが可能となる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に対応す
る発明によれば、外部装置から位相を入力する位相入力
手段と、外部装置から位相入力手段が入力した位相の入
力周期を測定する位相入力周期測定手段と、あらかじめ
規定された位相入力周期と位相入力周期測定手段により
測定された位相入力周期との位相入力時間差を演算する
位相入力時間差演算手段と、位相入力時間差演算手段に
より演算された位相入力時間差の平均処理を行ない平均
位相入力時間差を演算する位相入力時間差平均手段と、
位相入力時間差平均手段により演算された平均位相入力
時間差に基づいて、位相入力手段が外部装置から入力し
た入力位相の補正を行なう入力位相補正手段と、入力位
相補正手段により補正された入力位相と位相基準との差
を演算する位相偏差演算手段と、位相偏差演算手段によ
り演算された位相偏差に基づいて、列車の実速度を演算
する実速度演算手段と、実速度演算手段により演算され
た実速度に基づいて、位相基準を演算する位相基準演算
手段と、位相基準演算手段により演算された位相基準を
変換器に出力する位相基準出力手段とを備えるようにし
たので、リニアモーターカーにおける入力位相の入力周
期があらかじめ規定された時間よりずれた場合の影響を
低減し、位相基準に対して与えられる出力精度を向上さ
せることが可能なリニアモーターカーの位相同期制御装
置が提供できる。
【0080】また、請求項2に対応する発明によれば、
外部装置から位相を入力する位相入力手段と、外部装置
から位相入力手段が入力した位相の入力周期を測定する
位相入力周期測定手段と、あらかじめ規定された位相入
力周期と位相入力周期測定手段により測定された位相入
力周期との位相入力時間差を演算する位相入力時間差演
算手段と、位相入力時間差演算手段により演算された位
相入力時間差の平均処理を行ない平均位相入力時間差を
演算する位相入力時間差平均手段と、位相入力時間差平
均手段により演算された平均位相入力時間差がある一定
値以上になった場合に、入力位相の異常を検知する入力
位相異常検出手段と、位相入力時間差平均手段により演
算された平均位相入力時間差に基づいて、位相入力手段
が前記外部装置から入力した入力位相の補正を行なう入
力位相補正手段と、入力位相補正手段により補正された
入力位相と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段
と、位相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づ
いて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、実速
度演算手段により演算された実速度に基づいて、位相基
準を演算する位相基準演算手段と、位相基準演算手段に
より演算された位相基準を変換器に出力する位相基準出
力手段とを備えるようにしたので、リニアモーターカー
における入力位相の入力周期があらかじめ規定された時
間よりずれた場合の影響を低減し、位相基準に対して与
えられる出力精度を向上させることができ、さらに入力
位相の異常を検知することが可能なリニアモーターカー
の位相同期制御装置が提供できる。
【0081】さらに、請求項3に対応する発明によれ
ば、外部装置から位相を入力する位相入力手段と、外部
装置から位相入力手段が入力した位相の入力周期を測定
する位相入力周期測定手段と、位相入力周期測定手段に
より測定された位相入力周期の平均処理を行ない、平均
位相入力周期を演算する位相入力周期平均手段と、位相
入力手段が前記外部装置から入力した入力位相と位相基
準との差を演算する位相偏差演算手段と、位相偏差演算
手段により演算された位相偏差に基づいて、列車の実速
度を演算する実速度演算手段と、位相入力周期平均手段
により演算された平均位相入力周期に基づいて、実速度
演算手段により演算された実速度の補正を行なう実速度
補正手段と、実速度補正手段により補正された補正実速
度に基づいて、位相基準を演算する位相基準演算手段
と、位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
器に出力する位相基準出力手段とを備えるようにしたの
で、リニアモーターカーにおける入力位相の入力周期が
あらかじめ規定された時間よりずれた場合の影響を低減
し、位相基準に対して与えられる出力精度をより一層向
上させることが可能なリニアモーターカーの位相同期制
御装置が提供できる。
【0082】一方、請求項4に対応する発明によれば、
外部装置から位相を入力する位相入力手段と、外部装置
から位相入力手段が入力した位相の入力周期を測定する
位相入力周期測定手段と、位相入力周期測定手段により
測定された位相入力周期の平均処理を行ない、平均位相
入力周期を演算する位相入力周期平均手段と、位相入力
手段が外部装置から入力した入力位相と位相基準との差
を演算する位相偏差演算手段と、位相入力周期平均手段
により演算された平均位相入力周期に基づいて、位相偏
差演算手段により演算された位相偏差の補正を行なう位
相偏差補正手段と、位相偏差補正手段により補正された
補正位相偏差に基づいて、列車の実速度を演算する実速
度演算手段と、実速度演算手段により演算された実速度
に基づいて、位相基準を演算する位相基準演算手段と、
位相基準演算手段により演算された位相基準を変換器に
出力する位相基準出力手段とを備えるようにしたので、
リニアモーターカーにおける入力位相の入力周期があら
かじめ規定された時間よりずれた場合の影響を低減し、
位相基準に対して与えられる出力精度をより一層向上さ
せることが可能なリニアモーターカーの位相同期制御装
置が提供できる。
【0083】また、請求項5に対応する発明によれば、
外部装置から位相を入力する位相入力手段と、外部装置
から位相入力手段が入力した位相の入力周期を測定する
位相入力周期測定手段と、位相入力周期測定手段により
測定された位相入力周期の平均処理を行ない、平均位相
入力周期を演算する位相入力周期平均手段と、位相入力
周期平均手段により演算された平均位相入力周期に基づ
いて、列車の実速度を演算する際の補償ゲインを補正す
る補償ゲイン補正手段と、位相入力手段が前記外部装置
から入力した入力位相と位相基準との差を演算する位相
偏差演算手段と、位相偏差演算手段により演算された位
相偏差に基づいて、補償ゲイン補正手段により補正され
た列車の補正補償ゲインを使用して列車の実速度を演算
する実速度演算手段と、実速度演算手段により演算され
た実速度に基づいて、位相基準を演算する位相基準演算
手段と、位相基準演算手段により演算された位相基準を
変換器に出力する位相基準出力手段とを備えるようにし
たので、リニアモーターカーにおける入力位相の入力周
期があらかじめ規定された時間よりずれた場合の影響を
低減し、位相基準に対して与えられる出力精度をより一
層向上させることが可能なリニアモーターカーの位相同
期制御装置が提供できる。
【0084】さらに、請求項6に対応する発明によれ
ば、外部装置から位相を入力する位相入力手段と、外部
装置から位相入力手段が入力した位相の入力周期を測定
する位相入力周期測定手段と、位相入力周期測定手段に
より測定された位相入力周期の平均処理を行ない、平均
位相入力周期を演算する位相入力周期平均手段と、位相
入力手段が前記外部装置から入力した入力位相と位相基
準との差を演算する位相偏差演算手段と、位相偏差演算
手段により演算された位相偏差に基づいて、列車の実速
度を演算する実速度演算手段と、実速度演算手段により
演算された実速度に基づいて、位相入力周期平均手段に
より演算された平均位相入力周期を使用して位相基準を
演算する位相基準演算手段と、位相基準演算手段により
演算された位相基準を変換器に出力する位相基準出力手
段とを備えるようにしたので、リニアモーターカーにお
ける入力位相の入力周期があらかじめ規定された時間よ
りずれた場合の影響を低減し、位相基準に対して与えら
れる出力精度をより一層向上させることが可能なリニア
モーターカーの位相同期制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアモーターカーの位相同期制
御装置の第1の実施形態を示すブロック図。
【図2】本発明によるリニアモーターカーの位相同期制
御装置の第2の実施形態を示すブロック図。
【図3】本発明によるリニアモーターカーの位相同期制
御装置の第3の実施形態を示すブロック図。
【図4】本発明によるリニアモーターカーの位相同期制
御装置の第4の実施形態を示すブロック図。
【図5】本発明によるリニアモーターカーの位相同期制
御装置の第5の実施形態を示すブロック図。
【図6】本発明によるリニアモーターカーの位相同期制
御装置の第6の実施形態を示すブロック図。
【図7】リニアモーターカーの速度位相制御装置の全体
構成例を示すブロック図。
【図8】従来のリニアモーターカーの位相同期制御装置
の構成例を示すブロック図。
【図9】位相入力の関係を説明するための概念図。
【符号の説明】
1…位相入力装置、 2…位相入力周期測定装置、 3…位相入力時間差演算装置、 4…位相入力時間差平均装置、 5…入力位相補正装置、 6…位相偏差演算装置、 7…実速度演算装置、 8…位相基準演算装置、 9…位相基準出力装置、 10…入力位相異常検出装置、 11…位相入力時間平均装置、 12…実速度補正装置、 13…位相基準演算装置、 14…位相偏差補正装置、 15…実速度演算装置、 16…補償ゲイン補正装置、 17…実速度演算装置、 18…位相基準演算装置、 19…速度位相制御装置、 20…位置検知装置、 21…変換器制御装置、 22…速度パターン発生装置、 23…駆動管理装置、 24…追従制御装置、 25…位相同期制御装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から位相を入力する位相入力手
    段と、 前記外部装置から前記位相入力手段が入力した位相の入
    力周期を測定する位相入力周期測定手段と、 あらかじめ規定された位相入力周期と前記位相入力周期
    測定手段により測定された位相入力周期との位相入力時
    間差を演算する位相入力時間差演算手段と、 前記位相入力時間差演算手段により演算された位相入力
    時間差の平均処理を行ない平均位相入力時間差を演算す
    る位相入力時間差平均手段と、 前記位相入力時間差平均手段により演算された平均位相
    入力時間差に基づいて、前記位相入力手段が前記外部装
    置から入力した入力位相の補正を行なう入力位相補正手
    段と、 前記入力位相補正手段により補正された入力位相と位相
    基準との差を演算する位相偏差演算手段と、 前記位相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づ
    いて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、 前記実速度演算手段により演算された実速度に基づい
    て、前記位相基準を演算する位相基準演算手段と、 前記位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
    器に出力する位相基準出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするリニアモーターカーの位
    相同期制御装置。
  2. 【請求項2】 外部装置から位相を入力する位相入力手
    段と、 前記外部装置から前記位相入力手段が入力した位相の入
    力周期を測定する位相入力周期測定手段と、 あらかじめ規定された位相入力周期と前記位相入力周期
    測定手段により測定された位相入力周期との位相入力時
    間差を演算する位相入力時間差演算手段と、 前記位相入力時間差演算手段により演算された位相入力
    時間差の平均処理を行ない平均位相入力時間差を演算す
    る位相入力時間差平均手段と、 前記位相入力時間差平均手段により演算された平均位相
    入力時間差がある一定値以上になった場合に、前記入力
    位相の異常を検知する入力位相異常検出手段と、 前記位相入力時間差平均手段により演算された平均位相
    入力時間差に基づいて、前記位相入力手段が前記外部装
    置から入力した入力位相の補正を行なう入力位相補正手
    段と、 前記入力位相補正手段により補正された入力位相と位相
    基準との差を演算する位相偏差演算手段と、 前記位相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づ
    いて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、 前記実速度演算手段により演算された実速度に基づい
    て、前記位相基準を演算する位相基準演算手段と、 前記位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
    器に出力する位相基準出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするリニアモーターカーの位
    相同期制御装置。
  3. 【請求項3】 外部装置から位相を入力する位相入力手
    段と、 前記外部装置から前記位相入力手段が入力した位相の入
    力周期を測定する位相入力周期測定手段と、 前記位相入力周期測定手段により測定された位相入力周
    期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算する位
    相入力周期平均手段と、 前記位相入力手段が前記外部装置から入力した入力位相
    と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段と、 前記位相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づ
    いて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、 前記位相入力周期平均手段により演算された平均位相入
    力周期に基づいて、前記実速度演算手段により演算され
    た実速度の補正を行なう実速度補正手段と、 前記実速度補正手段により補正された補正実速度に基づ
    いて、前記位相基準を演算する位相基準演算手段と、 前記位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
    器に出力する位相基準出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするリニアモーターカーの位
    相同期制御装置。
  4. 【請求項4】 外部装置から位相を入力する位相入力手
    段と、 前記外部装置から前記位相入力手段が入力した位相の入
    力周期を測定する位相入力周期測定手段と、 前記位相入力周期測定手段により測定された位相入力周
    期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算する位
    相入力周期平均手段と、 前記位相入力手段が前記外部装置から入力した入力位相
    と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段と、 前記位相入力周期平均手段により演算された平均位相入
    力周期に基づいて、前記位相偏差演算手段により演算さ
    れた位相偏差の補正を行なう位相偏差補正手段と、 前記位相偏差補正手段により補正された補正位相偏差に
    基づいて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、 前記実速度演算手段により演算された実速度に基づい
    て、前記位相基準を演算する位相基準演算手段と、 前記位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
    器に出力する位相基準出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするリニアモーターカーの位
    相同期制御装置。
  5. 【請求項5】 外部装置から位相を入力する位相入力手
    段と、 前記外部装置から前記位相入力手段が入力した位相の入
    力周期を測定する位相入力周期測定手段と、 前記位相入力周期測定手段により測定された位相入力周
    期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算する位
    相入力周期平均手段と、 前記位相入力周期平均手段により演算された平均位相入
    力周期に基づいて、列車の実速度を演算する際の補償ゲ
    インを補正する補償ゲイン補正手段と、 前記位相入力手段が前記外部装置から入力した入力位相
    と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段と、 前記位相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づ
    いて、前記補償ゲイン補正手段により補正された列車の
    補正補償ゲインを使用して列車の実速度を演算する実速
    度演算手段と、 前記実速度演算手段により演算された実速度に基づい
    て、前記位相基準を演算する位相基準演算手段と、 前記位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
    器に出力する位相基準出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするリニアモーターカーの位
    相同期制御装置。
  6. 【請求項6】 外部装置から位相を入力する位相入力手
    段と、 前記外部装置から前記位相入力手段が入力した位相の入
    力周期を測定する位相入力周期測定手段と、 前記位相入力周期測定手段により測定された位相入力周
    期の平均処理を行ない、平均位相入力周期を演算する位
    相入力周期平均手段と、 前記位相入力手段が前記外部装置から入力した入力位相
    と位相基準との差を演算する位相偏差演算手段と、 前記位相偏差演算手段により演算された位相偏差に基づ
    いて、列車の実速度を演算する実速度演算手段と、 前記実速度演算手段により演算された実速度に基づい
    て、前記位相入力周期平均手段により演算された平均位
    相入力周期を使用して前記位相基準を演算する位相基準
    演算手段と、 前記位相基準演算手段により演算された位相基準を変換
    器に出力する位相基準出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするリニアモーターカーの位
    相同期制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108152677A (zh) * 2017-12-22 2018-06-12 威胜信息技术股份有限公司 基于无线的三相同步方法
JP2021022976A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 三菱電機株式会社 回転角推定装置

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CN108152677A (zh) * 2017-12-22 2018-06-12 威胜信息技术股份有限公司 基于无线的三相同步方法
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