JPH0990551A - 熱現像型ジアゾ複写記録材料 - Google Patents
熱現像型ジアゾ複写記録材料Info
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- JPH0990551A JPH0990551A JP7246522A JP24652295A JPH0990551A JP H0990551 A JPH0990551 A JP H0990551A JP 7246522 A JP7246522 A JP 7246522A JP 24652295 A JP24652295 A JP 24652295A JP H0990551 A JPH0990551 A JP H0990551A
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、発色性及び生保存性に優れ、且
つ、水性スタンプ等の水性インクに対する捺印性にも優
れている熱現像型ジアゾ複写記録材料を提供するもので
ある。 【構成】 支持体上にジアゾ化合物を含む感光層と、カ
プラー、塩基性物質および熱可融性物質含むカップラー
層を積層した複写記録層を有する熱現像ジアゾ複写記録
材料において、複写記録層中に嵩比重が100g/l以
下のシリカを含有し、且つ、結着剤としてアルカリ物質
との塩形成により水可溶性となり、非解離状態で不溶化
する熱可塑性樹脂を用いたことを特徴とする熱現像型ジ
アゾ複写記録材料である。あるいは、感光層とカップラ
ー層との間に、熱可融性物質および熱可塑性樹脂からな
る隔離層を設けたことを特徴とする熱現像型ジアゾ複写
記録材料。または、複写記録面側の形成層における嵩比
重100g/l以下のシリカの付着担持量が0.5〜
1.5g/m2であることを特徴とする熱現像型ジアゾ
複写記録材料である。
つ、水性スタンプ等の水性インクに対する捺印性にも優
れている熱現像型ジアゾ複写記録材料を提供するもので
ある。 【構成】 支持体上にジアゾ化合物を含む感光層と、カ
プラー、塩基性物質および熱可融性物質含むカップラー
層を積層した複写記録層を有する熱現像ジアゾ複写記録
材料において、複写記録層中に嵩比重が100g/l以
下のシリカを含有し、且つ、結着剤としてアルカリ物質
との塩形成により水可溶性となり、非解離状態で不溶化
する熱可塑性樹脂を用いたことを特徴とする熱現像型ジ
アゾ複写記録材料である。あるいは、感光層とカップラ
ー層との間に、熱可融性物質および熱可塑性樹脂からな
る隔離層を設けたことを特徴とする熱現像型ジアゾ複写
記録材料。または、複写記録面側の形成層における嵩比
重100g/l以下のシリカの付着担持量が0.5〜
1.5g/m2であることを特徴とする熱現像型ジアゾ
複写記録材料である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明または半透明の原
稿と重ねて露光し潜像を形成した後、その潜像を熱で現
像するか、更にはサーマルヘッド等の熱記録手段による
発色記録後、光定着を行ないうる熱現像型ジアゾ複写記
録材料に関するものである。
稿と重ねて露光し潜像を形成した後、その潜像を熱で現
像するか、更にはサーマルヘッド等の熱記録手段による
発色記録後、光定着を行ないうる熱現像型ジアゾ複写記
録材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱現像型ジアゾ複写記録材料は一般に
紙、フィルム等の支持体上にジアゾ化合物、カップリン
グ成分及び発色助剤を主成分とする感光層を設けたもの
で、発色助剤として尿素、トリクロル酢酸ソーダ等が使
用されている。この種のジアゾ複写材料はいずれも18
0〜200℃の加熱により現像されるが、その現像機構
は加熱により分解発生するアルカリを利用したものであ
る。しかし、所望の画像濃度を得るためには、はつ水性
の熱可融性物質を多量に使用する必要があり、その結果
として、現像後の複写記録材料の発色面は水性スタンプ
等の水性インクをはじく傾向となる。複写記録材料の表
面に在る水性インクの乾燥を待たずに複写記録材料を扱
うと、他の物品に付着するなど、複写記録材料の取扱い
が極めて不便なものとなる。つまり複写記録材料の捺印
性は重要な品質課題となっている。
紙、フィルム等の支持体上にジアゾ化合物、カップリン
グ成分及び発色助剤を主成分とする感光層を設けたもの
で、発色助剤として尿素、トリクロル酢酸ソーダ等が使
用されている。この種のジアゾ複写材料はいずれも18
0〜200℃の加熱により現像されるが、その現像機構
は加熱により分解発生するアルカリを利用したものであ
る。しかし、所望の画像濃度を得るためには、はつ水性
の熱可融性物質を多量に使用する必要があり、その結果
として、現像後の複写記録材料の発色面は水性スタンプ
等の水性インクをはじく傾向となる。複写記録材料の表
面に在る水性インクの乾燥を待たずに複写記録材料を扱
うと、他の物品に付着するなど、複写記録材料の取扱い
が極めて不便なものとなる。つまり複写記録材料の捺印
性は重要な品質課題となっている。
【0003】熱現像型ジアゾ複写記録材料の捺印性を改
良するために、例えば、特開平3−193489号公報
では、主としてサーマルヘッドによる発色記録を考慮
し、サーマルヘッドとのヘッドマッチング性のために保
護層を備えた熱現像型ジアゾ複写記録材料が開示され、
その保護層を限定された特定のシリカ等のフィラーと水
溶性高分子とすることが、にじみ等の捺印性を改良する
ことにおいて有効であるとされている。熱現像型ジアゾ
複写記録材料の発色現像方法としては、サーマルヘッド
あるいはヒートロール等が適用されるが、特にヒートロ
ール等(表面温度:100℃〜150℃)を適用した場
合は、サーマルヘッドのような短時間(msecオー
ダ)でエネルギーを与えるものでないことから、例え保
護層を持つ複写記録材料であっても、現像後は溶解した
熱可融性物質及び熱可塑性樹脂、発色成分等と、該保護
層の一部または全部が混在してしまう。そのため保護層
の機能は低下し、前述したように捺印性が低いものとな
ってしまう。当然、保護層を持たない場合は、ヒートロ
ール適用領域は勿論、サーマルヘッド適用領域でさえも
捺印性が低いものとなる。また、保護層を積極的に設け
ない構成の熱現像型ジアゾ複写記録材料について、その
捺印性を改良するためにシリカ等のフィラーを増量すれ
ば、発色性の低下や擦れカブリ(複写記録前の熱現像型
ジアゾ複写記録材料の複写記録面に、擦るなどの外部か
らの圧力を加えると発色してしまう現象)を起こすなど
の品質低下が見られる。
良するために、例えば、特開平3−193489号公報
では、主としてサーマルヘッドによる発色記録を考慮
し、サーマルヘッドとのヘッドマッチング性のために保
護層を備えた熱現像型ジアゾ複写記録材料が開示され、
その保護層を限定された特定のシリカ等のフィラーと水
溶性高分子とすることが、にじみ等の捺印性を改良する
ことにおいて有効であるとされている。熱現像型ジアゾ
複写記録材料の発色現像方法としては、サーマルヘッド
あるいはヒートロール等が適用されるが、特にヒートロ
ール等(表面温度:100℃〜150℃)を適用した場
合は、サーマルヘッドのような短時間(msecオー
ダ)でエネルギーを与えるものでないことから、例え保
護層を持つ複写記録材料であっても、現像後は溶解した
熱可融性物質及び熱可塑性樹脂、発色成分等と、該保護
層の一部または全部が混在してしまう。そのため保護層
の機能は低下し、前述したように捺印性が低いものとな
ってしまう。当然、保護層を持たない場合は、ヒートロ
ール適用領域は勿論、サーマルヘッド適用領域でさえも
捺印性が低いものとなる。また、保護層を積極的に設け
ない構成の熱現像型ジアゾ複写記録材料について、その
捺印性を改良するためにシリカ等のフィラーを増量すれ
ば、発色性の低下や擦れカブリ(複写記録前の熱現像型
ジアゾ複写記録材料の複写記録面に、擦るなどの外部か
らの圧力を加えると発色してしまう現象)を起こすなど
の品質低下が見られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の熱現
像型ジアゾ複写記録材料の欠点を解消することを課題と
するもので、具体的には発色性及び生保存性にも優れ、
且つ、水性スタンプ等の水性インクに対する捺印性及び
対擦れカブリにも優れている熱現像型ジアゾ複写記録材
料を提供するものである。
像型ジアゾ複写記録材料の欠点を解消することを課題と
するもので、具体的には発色性及び生保存性にも優れ、
且つ、水性スタンプ等の水性インクに対する捺印性及び
対擦れカブリにも優れている熱現像型ジアゾ複写記録材
料を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するもので、支持体上にジアゾ化合物を含む感光層
と、カプラー、塩基性物質および熱可融性物質含むカッ
プラー層を積層した複写記録層を有する熱現像ジアゾ複
写記録材料において、複写記録層中に嵩比重が100g
/l以下のシリカを含有し、且つ、結着剤としてアルカ
リ物質との塩形成により水可溶性となり、非解離状態で
不溶化する熱可塑性樹脂を用いたことを特徴とする熱現
像型ジアゾ複写記録材料である。あるいは、感光層とカ
ップラー層との間に、熱可融性物質および熱可塑性樹脂
からなる隔離層を設けたことを特徴とする前記の熱現像
型ジアゾ複写記録材料。または、複写記録面側の形成層
における嵩比重100g/l以下のシリカの付着担持量
が0.5〜1.5g/m2であることを特徴とする前記
の熱現像型ジアゾ複写記録材料である。さらにまたは、
熱可融性物質がアルキル尿素であることを特徴とする前
記の熱現像型ジアゾ複写記録材料である。
決するもので、支持体上にジアゾ化合物を含む感光層
と、カプラー、塩基性物質および熱可融性物質含むカッ
プラー層を積層した複写記録層を有する熱現像ジアゾ複
写記録材料において、複写記録層中に嵩比重が100g
/l以下のシリカを含有し、且つ、結着剤としてアルカ
リ物質との塩形成により水可溶性となり、非解離状態で
不溶化する熱可塑性樹脂を用いたことを特徴とする熱現
像型ジアゾ複写記録材料である。あるいは、感光層とカ
ップラー層との間に、熱可融性物質および熱可塑性樹脂
からなる隔離層を設けたことを特徴とする前記の熱現像
型ジアゾ複写記録材料。または、複写記録面側の形成層
における嵩比重100g/l以下のシリカの付着担持量
が0.5〜1.5g/m2であることを特徴とする前記
の熱現像型ジアゾ複写記録材料である。さらにまたは、
熱可融性物質がアルキル尿素であることを特徴とする前
記の熱現像型ジアゾ複写記録材料である。
【0006】本発明の最大の特徴は、前記のとおり、複
写記録層中に嵩比重が100g/l以下のシリカを含有
し、且つ、結着剤としてアルカリ物質との塩形成により
水可溶性となり、非解離状態で不溶化する熱可塑性樹脂
を用いたもので、該特徴によって優れた捺印性が得られ
るものである。感光層とカップラー層を積層させてなる
熱現像型ジアゾ複写記録材料の場合は、カップラー層の
結着剤として用いる前記熱可塑姓樹脂の隔離能が高く、
かつ、熱可融性物質との相溶性がよいたため、保存性が
良いと同時に発色性が優れたものとなる。さらに、嵩比
重の小さいシリカは、発色現像後、複写記録材料の表面
で前記熱可融性物質と熱可塑姓樹脂が溶解、凝固し混在
した状態でも、水性スタンプインクを吸収し易く捺印性
の良い表面状態を形成させるものと考えられる。
写記録層中に嵩比重が100g/l以下のシリカを含有
し、且つ、結着剤としてアルカリ物質との塩形成により
水可溶性となり、非解離状態で不溶化する熱可塑性樹脂
を用いたもので、該特徴によって優れた捺印性が得られ
るものである。感光層とカップラー層を積層させてなる
熱現像型ジアゾ複写記録材料の場合は、カップラー層の
結着剤として用いる前記熱可塑姓樹脂の隔離能が高く、
かつ、熱可融性物質との相溶性がよいたため、保存性が
良いと同時に発色性が優れたものとなる。さらに、嵩比
重の小さいシリカは、発色現像後、複写記録材料の表面
で前記熱可融性物質と熱可塑姓樹脂が溶解、凝固し混在
した状態でも、水性スタンプインクを吸収し易く捺印性
の良い表面状態を形成させるものと考えられる。
【0007】本発明においては、感光層とカップラー層
との間に、前記熱可融性物質と熱可塑姓樹脂からなる隔
離層を設けた場合は複写記録材料の保存性が向上する。
これは発色成分であるジアゾ化合物とカップラーが層の
界面での接触機会を減少させるためである。 シリカの
存在が捺印性に関与していることはことは明らかである
が、付着量が適当量以上では副作用として、光感度(光
定着)の低下、発色性低下をきたすが、さらに擦れカブ
リ等の複写記録材料の保存性低下という問題が発生す
る。そのためにシリカの付着量としては、0.5g/m
2〜1.5g/m2の範囲が最適である。
との間に、前記熱可融性物質と熱可塑姓樹脂からなる隔
離層を設けた場合は複写記録材料の保存性が向上する。
これは発色成分であるジアゾ化合物とカップラーが層の
界面での接触機会を減少させるためである。 シリカの
存在が捺印性に関与していることはことは明らかである
が、付着量が適当量以上では副作用として、光感度(光
定着)の低下、発色性低下をきたすが、さらに擦れカブ
リ等の複写記録材料の保存性低下という問題が発生す
る。そのためにシリカの付着量としては、0.5g/m
2〜1.5g/m2の範囲が最適である。
【0008】熱可融性物質としては、高級脂肪酸アミド
等を用いるが、該高級脂肪酸アミドに代えてアルキルア
ミドを使用すると、発色性、保存性を損なうことなく捺
印性がさらに優れたものとなる。
等を用いるが、該高級脂肪酸アミドに代えてアルキルア
ミドを使用すると、発色性、保存性を損なうことなく捺
印性がさらに優れたものとなる。
【0009】本発明で使用されるジアゾ化合物は、下記
一般式(I)で示されるジアゾニゥム塩である。
一般式(I)で示されるジアゾニゥム塩である。
【化1】ArN2+X- (式中、Arは置換或いは無置換の芳香族部分を表わ
し、ArN2+X-はジアゾニゥムカチオンを表わし、X-
は酸アニオンを表わす)。
し、ArN2+X-はジアゾニゥムカチオンを表わし、X-
は酸アニオンを表わす)。
【0010】ジアゾ化合物の具体例としては、例えば、
4−ジアゾ−N,N−ジメチルアニリン、4−ジアゾフ
ェニルモルホリン、4−ジアゾ−N,N−ジブチルアニ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジメトキシフェニルモルホ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシフェニルモルホ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジプロポキシフェニルモル
ホリン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルモル
ホリン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシ−N−ベンジ
ル−N−エチルアニリン、4−ジアゾ−2,5−ジブト
キシ−N,N−ジブチルアニリン、4−ジアゾ−2,5
−ジブトキシ−N−ベンジル−N−オキシエチルアニリ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルピペラジ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシフェニルピロリジ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジプロポキシフェニルピペリ
ジン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−N,N−ジメ
チルアニリン、4−ジアゾ−1−ベンゾイルアミノ−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4´
−メトキシベンゾイルアミノ)−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−(4´−メトキシベンゾイル
アミノ)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−
1−(4´−メチルベンゾイルアミノ)−2,5−ジプ
ロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3´−クロルベ
ンゾイルアミノ)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−
ジアゾ−1−(3´−メトキシベンゾイルアミノ)−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3´
−メチルベンゾイルアミノ)−2,5−ジメトキシベン
ゼン、4−ジアゾ−1−フェニルメルカプト−2,5−
ジプロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4´−トル
イルメルカプト)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−
ジアゾ−1−(4´−メトキシフェニルメルカプト)−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4´
−クロルフェニルメルカプト)−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−(3´−トルイルメルカプ
ト)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−
(3´−メトキシフェニルメルカプト)−2,5−ジプ
ロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(2´−トルイル
メルカプト)−2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジア
ゾ−1−フェノキシ−2,5−ジブトキシベンゼン、4
−ジアゾ−1−(4´−メトキシフェノキシ)−2,5
−ジエトキシベンゼン等の塩化物の塩化亜鉛、塩化カド
ミウム、塩化錫の複塩、及び前記ジアゾ化合物の硫酸、
ヘキサフルオロリン酸、4フッ化ホウ素酸などの無機酸
の塩などが挙げられる。
4−ジアゾ−N,N−ジメチルアニリン、4−ジアゾフ
ェニルモルホリン、4−ジアゾ−N,N−ジブチルアニ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジメトキシフェニルモルホ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシフェニルモルホ
リン、4−ジアゾ−2,5−ジプロポキシフェニルモル
ホリン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルモル
ホリン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシ−N−ベンジ
ル−N−エチルアニリン、4−ジアゾ−2,5−ジブト
キシ−N,N−ジブチルアニリン、4−ジアゾ−2,5
−ジブトキシ−N−ベンジル−N−オキシエチルアニリ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルピペラジ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシフェニルピロリジ
ン、4−ジアゾ−2,5−ジプロポキシフェニルピペリ
ジン、4−ジアゾ−2,5−ジエトキシ−N,N−ジメ
チルアニリン、4−ジアゾ−1−ベンゾイルアミノ−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4´
−メトキシベンゾイルアミノ)−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−(4´−メトキシベンゾイル
アミノ)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−
1−(4´−メチルベンゾイルアミノ)−2,5−ジプ
ロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3´−クロルベ
ンゾイルアミノ)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−
ジアゾ−1−(3´−メトキシベンゾイルアミノ)−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(3´
−メチルベンゾイルアミノ)−2,5−ジメトキシベン
ゼン、4−ジアゾ−1−フェニルメルカプト−2,5−
ジプロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4´−トル
イルメルカプト)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−
ジアゾ−1−(4´−メトキシフェニルメルカプト)−
2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(4´
−クロルフェニルメルカプト)−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−(3´−トルイルメルカプ
ト)−2,5−ジエトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−
(3´−メトキシフェニルメルカプト)−2,5−ジプ
ロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−(2´−トルイル
メルカプト)−2,5−ジブトキシベンゼン、4−ジア
ゾ−1−フェノキシ−2,5−ジブトキシベンゼン、4
−ジアゾ−1−(4´−メトキシフェノキシ)−2,5
−ジエトキシベンゼン等の塩化物の塩化亜鉛、塩化カド
ミウム、塩化錫の複塩、及び前記ジアゾ化合物の硫酸、
ヘキサフルオロリン酸、4フッ化ホウ素酸などの無機酸
の塩などが挙げられる。
【0011】本発明において使用されるカップリング成
分としては、一般の2成分型のジアゾ複写材料のものが
使用でき、より好ましくは水不溶性のものがよい。例え
ば、レゾルシン、フロログルシン、2,5−ジメチルー
4ーモモルホリノメチルフェノール、3ーヒドロキシシ
アノアセトアニリド、パラスルホアセトアニリド、1ー
ベンゾイルルアミノー8ーヒドロキシナフタレンー3,
6ージスルホンアミド、2,2ージヒドロキシナフタレ
ン、2,7ージヒドロキシナフタレンー3,6ージスル
ホン酸ソーダ、2,3ージヒドロキシナフタレンー6ー
スルホン酸、2,5ージヒドロキシナフタレンースルホ
ン酸ソーダ、1ーヒドロキシナフタレンー4ースルホン
酸ソーダ、1ーアミノー3ーヒドロキシナフタレンー
3,6ージスルホン酸ソーダ、1ーアミノー3ーヒドロ
キシナフタレンー3,6ージスルホンアミド、ナフトー
ルAS、ナフトールASーD、2ーヒドロキシナフタレ
ンー3ービグアナイド、2ーヒドロキシー3ーナフトエ
酸モルホリノプロピルアミド、2ーヒドロキシー3ーナ
フトエ酸エタノールアミド、2ーヒドロキシー3ーナフ
トエ酸ーN,N−ジメチルアミノモルホリノプロピルア
ミド、2,4,2’,4’−テトラヒドロキシジフェニ
ル、2,4,2’,4’−テトラヒドロキシジフェニル
スルホキシド等が挙げられる。上述の系のカップリング
成分のなかで、特に、ナフトールAS系カップラーは熱
可融性物質と80℃〜150℃の範囲で共融化しやすく
発色性が優れたものとなる。ナフトールAS系カップラ
ーの具体例としては、ナフトールAS、ナフトールAS
ーD、ナフトールAS−BO、ナフトールAS−BS、
ナフトールAS−G、ナフトールAS−E、ナフトール
AS−LB、ナフトールAS−OL、ナフトールAS−
SW、ナフトールAS−TR等がある。
分としては、一般の2成分型のジアゾ複写材料のものが
使用でき、より好ましくは水不溶性のものがよい。例え
ば、レゾルシン、フロログルシン、2,5−ジメチルー
4ーモモルホリノメチルフェノール、3ーヒドロキシシ
アノアセトアニリド、パラスルホアセトアニリド、1ー
ベンゾイルルアミノー8ーヒドロキシナフタレンー3,
6ージスルホンアミド、2,2ージヒドロキシナフタレ
ン、2,7ージヒドロキシナフタレンー3,6ージスル
ホン酸ソーダ、2,3ージヒドロキシナフタレンー6ー
スルホン酸、2,5ージヒドロキシナフタレンースルホ
ン酸ソーダ、1ーヒドロキシナフタレンー4ースルホン
酸ソーダ、1ーアミノー3ーヒドロキシナフタレンー
3,6ージスルホン酸ソーダ、1ーアミノー3ーヒドロ
キシナフタレンー3,6ージスルホンアミド、ナフトー
ルAS、ナフトールASーD、2ーヒドロキシナフタレ
ンー3ービグアナイド、2ーヒドロキシー3ーナフトエ
酸モルホリノプロピルアミド、2ーヒドロキシー3ーナ
フトエ酸エタノールアミド、2ーヒドロキシー3ーナフ
トエ酸ーN,N−ジメチルアミノモルホリノプロピルア
ミド、2,4,2’,4’−テトラヒドロキシジフェニ
ル、2,4,2’,4’−テトラヒドロキシジフェニル
スルホキシド等が挙げられる。上述の系のカップリング
成分のなかで、特に、ナフトールAS系カップラーは熱
可融性物質と80℃〜150℃の範囲で共融化しやすく
発色性が優れたものとなる。ナフトールAS系カップラ
ーの具体例としては、ナフトールAS、ナフトールAS
ーD、ナフトールAS−BO、ナフトールAS−BS、
ナフトールAS−G、ナフトールAS−E、ナフトール
AS−LB、ナフトールAS−OL、ナフトールAS−
SW、ナフトールAS−TR等がある。
【0012】塩基性物質もしくは加熱溶融時に塩基性を
示す物質としては、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸アンモニゥ
ム、塩化アンモニゥム、硫酸アンモニゥム、クエン酸ア
ンモニゥム、、ステアリルアミン、尿素、チオ尿素、ア
リル尿素、アリルチオ尿素、メチルチオ尿素、エチレン
チオ尿素、トリクロロ酢酸ナトリウム、グアニジントリ
クロロ酢酸塩、モルホニウムトリクロロ酢酸塩、炭酸グ
アニジン、硫酸グアニジン、硫酸アミノグアニジン、
1,2,3−トリフェニルグアニジン、1,2−ジトリ
ルグアニジン、1,2−ジシクロヘキシルグアニジン、
イミダゾール、ベンズイミダゾール、2−ヘプタデシル
イミダゾール、2−ベンジルイミダゾール、4−フェニ
ルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ル、ウンデシルイミダゾリン、1,2−ジフェニル−
4,4−ジメチル−2−イミダゾリン、N,N’−ジベ
ンジルピペラジン、4,4’−ジチオモルホリン、2−
アミノベンゾチアゾール等があり、これらの物質は2種
以上併用して用いることもできる。これらの発色助剤と
なる塩基性物質等のうち、特に水難溶性かもしくは水不
溶性のものが好ましい。
示す物質としては、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸アンモニゥ
ム、塩化アンモニゥム、硫酸アンモニゥム、クエン酸ア
ンモニゥム、、ステアリルアミン、尿素、チオ尿素、ア
リル尿素、アリルチオ尿素、メチルチオ尿素、エチレン
チオ尿素、トリクロロ酢酸ナトリウム、グアニジントリ
クロロ酢酸塩、モルホニウムトリクロロ酢酸塩、炭酸グ
アニジン、硫酸グアニジン、硫酸アミノグアニジン、
1,2,3−トリフェニルグアニジン、1,2−ジトリ
ルグアニジン、1,2−ジシクロヘキシルグアニジン、
イミダゾール、ベンズイミダゾール、2−ヘプタデシル
イミダゾール、2−ベンジルイミダゾール、4−フェニ
ルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ル、ウンデシルイミダゾリン、1,2−ジフェニル−
4,4−ジメチル−2−イミダゾリン、N,N’−ジベ
ンジルピペラジン、4,4’−ジチオモルホリン、2−
アミノベンゾチアゾール等があり、これらの物質は2種
以上併用して用いることもできる。これらの発色助剤と
なる塩基性物質等のうち、特に水難溶性かもしくは水不
溶性のものが好ましい。
【0013】本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材料に
は、その熱発色性を改善するために、複写記録層には熱
可融性物質を含有させることができる。熱可融性物質と
して好ましいものは、例えば、炭素数10〜20の高級
脂肪酸アミドおよびN置換高級脂肪酸アミドであり、具
体的には、ラウリル酸アミド、ミルスチル酸アミド、パ
ルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、アラキン酸ア
ミド、ベヘン酸アミド、エイコ酸アミド、エライジン酸
アミド、N−メチロールステアリン酸アミド、N−メチ
ロールカプロン酸アミド、N−メチロールラウリル酸ア
ミド、N−メチロールベヘン酸アミド等が挙げられる。
は、その熱発色性を改善するために、複写記録層には熱
可融性物質を含有させることができる。熱可融性物質と
して好ましいものは、例えば、炭素数10〜20の高級
脂肪酸アミドおよびN置換高級脂肪酸アミドであり、具
体的には、ラウリル酸アミド、ミルスチル酸アミド、パ
ルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、アラキン酸ア
ミド、ベヘン酸アミド、エイコ酸アミド、エライジン酸
アミド、N−メチロールステアリン酸アミド、N−メチ
ロールカプロン酸アミド、N−メチロールラウリル酸ア
ミド、N−メチロールベヘン酸アミド等が挙げられる。
【0014】本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材料は、
紙又はプラスチックフィルム等の支持体上に、各種成分
を含む複写記録層を形成させるが、該層の形成は、それ
ぞれ結着剤を含有する層塗布液を支持体に塗工すること
によって得られる。結着剤としては2種以上併用するこ
とができ、前記の本発明の特徴である熱可塑性樹脂以外
に、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カゼ
イン、ゼラチン、デンプン及びその誘導体、ポリビニル
ピロリドン、カルボキシメチルセルロース、メチルセル
ロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス等の水溶性樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エ
ステル、塩化ビニルーアクリル酸エステル共重合体、エ
チレンー酢酸ビニル共重合体等の各種エマルジョン樹脂
が併用できる。また、水に難溶性のジアゾを有機溶媒に
溶解して塗布する場合は、結着剤として有機溶媒に溶解
する樹脂を使用する。例えば、塩化ビニル系、酢酸ビニ
ル系、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、酢酸ビニル
−塩化ビニリデン系共重合体、ポリスチレン系、ブチラ
ール系、ポリカーボネート系、アクリル酸誘導体系樹
脂、変性PVA、アラビアゴム、ジイソブテン−無水マ
レイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリ
ル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体等があ
り、これらは本発明の特徴である熱可塑性樹脂と併用す
ることができる。
紙又はプラスチックフィルム等の支持体上に、各種成分
を含む複写記録層を形成させるが、該層の形成は、それ
ぞれ結着剤を含有する層塗布液を支持体に塗工すること
によって得られる。結着剤としては2種以上併用するこ
とができ、前記の本発明の特徴である熱可塑性樹脂以外
に、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、カゼ
イン、ゼラチン、デンプン及びその誘導体、ポリビニル
ピロリドン、カルボキシメチルセルロース、メチルセル
ロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス等の水溶性樹脂、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エ
ステル、塩化ビニルーアクリル酸エステル共重合体、エ
チレンー酢酸ビニル共重合体等の各種エマルジョン樹脂
が併用できる。また、水に難溶性のジアゾを有機溶媒に
溶解して塗布する場合は、結着剤として有機溶媒に溶解
する樹脂を使用する。例えば、塩化ビニル系、酢酸ビニ
ル系、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体、酢酸ビニル
−塩化ビニリデン系共重合体、ポリスチレン系、ブチラ
ール系、ポリカーボネート系、アクリル酸誘導体系樹
脂、変性PVA、アラビアゴム、ジイソブテン−無水マ
レイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−アクリ
ル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体等があ
り、これらは本発明の特徴である熱可塑性樹脂と併用す
ることができる。
【0015】複写記録層は、ジアゾ化合物を含有する感
光層とカップリング成分を含有するカップラー層の別層
型として形成するが、塗布の順序は先にカップラー層形
成液を塗布した後、その上にジアゾ感光層形成液を塗布
しても、またその逆の順序でも構わない。
光層とカップリング成分を含有するカップラー層の別層
型として形成するが、塗布の順序は先にカップラー層形
成液を塗布した後、その上にジアゾ感光層形成液を塗布
しても、またその逆の順序でも構わない。
【0016】本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材料に
は、さらに、画像濃度を高めるため、あるいは筆記性、
サーマルヘッドとのヘットマッチング性(ステッキング
防止、ヘッド走行性)等を改良する目的で、複写記録層
あるいは、必要に応じ支持体と複写記録層との間に設け
られるプレコート層に微粒子粉末を添加することができ
る。本発明の特定のシリカ以外に使用できる微粒子粉末
としては、、その他の無機微粒子粉末、有機微粒子粉末
が使用でき、無機微粒子粉末の具体例としては、シリ
カ、アルミナ、カオリン、タルク、チタン、炭酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等があ
り、また有機微粒子粉末としては、スチレン樹脂微粒
子、尿素−ホルマリン縮合物樹脂微粒子、ベンゾグアナ
ミン樹脂粒子等が使用される。サーマルヘッドとのヘッ
トマッチング性の改善に限れば、上記の微粒子粉末に加
えて金属石鹸類も使用でき、複写記録層の最上層に添加
される。
は、さらに、画像濃度を高めるため、あるいは筆記性、
サーマルヘッドとのヘットマッチング性(ステッキング
防止、ヘッド走行性)等を改良する目的で、複写記録層
あるいは、必要に応じ支持体と複写記録層との間に設け
られるプレコート層に微粒子粉末を添加することができ
る。本発明の特定のシリカ以外に使用できる微粒子粉末
としては、、その他の無機微粒子粉末、有機微粒子粉末
が使用でき、無機微粒子粉末の具体例としては、シリ
カ、アルミナ、カオリン、タルク、チタン、炭酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等があ
り、また有機微粒子粉末としては、スチレン樹脂微粒
子、尿素−ホルマリン縮合物樹脂微粒子、ベンゾグアナ
ミン樹脂粒子等が使用される。サーマルヘッドとのヘッ
トマッチング性の改善に限れば、上記の微粒子粉末に加
えて金属石鹸類も使用でき、複写記録層の最上層に添加
される。
【0017】本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材料の複
写記録層、あるいはその他の層に、通常の感光性複写材
料で使用されている各種添加物が添加される、例えば、
保存向上剤として添加されるナフタレンーモノスルホン
酸ナトリウム、ナフタレンージスルホン酸ナトリウム、
ナフタレンートリスルホン酸ナトリウム、スルホサリチ
ル酸、硫酸カトミニウム、硫酸マグネシウム、塩化カド
ミニウム、塩化亜鉛等がある。
写記録層、あるいはその他の層に、通常の感光性複写材
料で使用されている各種添加物が添加される、例えば、
保存向上剤として添加されるナフタレンーモノスルホン
酸ナトリウム、ナフタレンージスルホン酸ナトリウム、
ナフタレンートリスルホン酸ナトリウム、スルホサリチ
ル酸、硫酸カトミニウム、硫酸マグネシウム、塩化カド
ミニウム、塩化亜鉛等がある。
【0018】また、酸化防止剤として、チオ尿素、尿素
等、溶解剤としてカフェイン、デオフェリンなど、酸安
定剤として、クエン酸、酒石酸、硫酸、シュウ酸、ホウ
酸、リン酸、ピロリン酸などが含有される。その他にサ
ポニンを少量添加することができる。
等、溶解剤としてカフェイン、デオフェリンなど、酸安
定剤として、クエン酸、酒石酸、硫酸、シュウ酸、ホウ
酸、リン酸、ピロリン酸などが含有される。その他にサ
ポニンを少量添加することができる。
【0019】本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材料は、
各種の感熱記録の分野、特に、高速記録の要求されるフ
ァクシミリや電子計算機などの出力記録用紙として有利
に応用することができ、しかも本発明の場合、記録紙の
表面に記録された文字や画像は、加熱により画像形成
後、露光により未反応のジアゾ化合物を分解させること
により定着させることができる。また、本発明の複写記
録材料は、その定着性を利用し、有価証券や商品券、入
場券、証明書、伝票などに対する必要事項の記録や、そ
れらの作成に応用することができる。以下、本発明の具
体的説明のために、実施例を挙げる。実施例中、『部』
は『重量部』を示すものである。
各種の感熱記録の分野、特に、高速記録の要求されるフ
ァクシミリや電子計算機などの出力記録用紙として有利
に応用することができ、しかも本発明の場合、記録紙の
表面に記録された文字や画像は、加熱により画像形成
後、露光により未反応のジアゾ化合物を分解させること
により定着させることができる。また、本発明の複写記
録材料は、その定着性を利用し、有価証券や商品券、入
場券、証明書、伝票などに対する必要事項の記録や、そ
れらの作成に応用することができる。以下、本発明の具
体的説明のために、実施例を挙げる。実施例中、『部』
は『重量部』を示すものである。
【0020】
実施例1 カップラー層形成液(1) ナフトールAS 2.0部 スチレン−アクリル酸共重合体 アンモニゥム塩20%溶解液 39.0部 ステアリン酸アミド20%分散液 32.6部 炭酸グアニジン 1.0部 シリカ(日本シリカ製 E−200A) 1.4部 ポリビニルアルコール10%溶解液 12.4部 水 11.6部
【0021】 感光層形成液(1) 4−ジアゾ−2,5−ジブトキシフェニルモルホリン 塩化物・1/2塩化亜鉛 1.5部 酒石酸 0.2部 イソプロパノール 0.5部 ポリビニルアルコール10%溶解液 5.0部 シリカ(日本シリカ製 E−200A 嵩比重45g/l) 1.0部 水 91.8部 上記のカップラー層形成液(1)を上質紙にワイヤーバ
ーを用いて塗布乾燥し、固形分付着量が5.0g/m2
となるようにし、次いでジアゾ付着量が0.8g/m2
となるように感光層形成液(1)を塗布乾燥して本発明
の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得た。
ーを用いて塗布乾燥し、固形分付着量が5.0g/m2
となるようにし、次いでジアゾ付着量が0.8g/m2
となるように感光層形成液(1)を塗布乾燥して本発明
の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得た。
【0022】実施例2 実施例1で使用したシリカ(日本シリカ製 E−200
A)を嵩比重95g/lのシリカ(日本シリカ製 E−
743)に換えた以外は、実施例1と同様にして本発明
の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得た。
A)を嵩比重95g/lのシリカ(日本シリカ製 E−
743)に換えた以外は、実施例1と同様にして本発明
の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得た。
【0023】実施例3 カップラー層形成液(2) ナフトールAS 3.0部 スチレン−アクリル酸共重合体 アンモニゥム塩20%溶解液 30.0部 ステアリン酸アミド20%分散液 25.0部 炭酸グアニジン 3.0部 シリカ(日本シリカ製 E−200A 嵩比重45g/l) 2.0部 ポリビニルアルコール10%溶解液 12.4部 水 27.0部
【0024】 隔離層形成液 スチレン−アクリル酸共重合体 アンモニゥム塩20%溶解液 30.0部 ステアリン酸アミド20%分散液 25.0部 ポリビニルアルコール10%溶解液 10.0部 水 35.0部 上記カップラー層形成液(2)を上質紙にワイヤーバー
を用いて塗布乾燥し、固形分付着量が3.0g/m2と
なるようにし、次いで隔離層形成液を固形分付着量が
2.0g/m2となるように塗布乾燥した。形成された
隔離層上に、実施例1の感光層形成液(1)を実施例1
と同様に塗布乾燥し本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材
料を得た。
を用いて塗布乾燥し、固形分付着量が3.0g/m2と
なるようにし、次いで隔離層形成液を固形分付着量が
2.0g/m2となるように塗布乾燥した。形成された
隔離層上に、実施例1の感光層形成液(1)を実施例1
と同様に塗布乾燥し本発明の熱現像型ジアゾ複写記録材
料を得た。
【0025】実施例4 実施例3のシリカ量をカップラー層形成液、感光層形成
液のそれぞれにおいて、4.0部、2.0部とした以外
は、実施例3と同様にして本発明の熱現像型ジアゾ複写
記録材料を得た。
液のそれぞれにおいて、4.0部、2.0部とした以外
は、実施例3と同様にして本発明の熱現像型ジアゾ複写
記録材料を得た。
【0026】実施例5 実施例3で使用するステアリン酸アミドの代わりにステ
アリル尿素を用いた以外は、実施例3と同様にして本発
明の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得た。
アリル尿素を用いた以外は、実施例3と同様にして本発
明の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得た。
【0027】比較例1 実施例1で使用したシリカを嵩比重120g/lのシリ
カ(日本シリカ製 E−75)とした以外は、実施例1
と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得
た。
カ(日本シリカ製 E−75)とした以外は、実施例1
と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得
た。
【0028】比較例2 実施例3で使用したシリカを嵩比重120g/lのシリ
カ(日本シリカ製 E−75)とした以外は、実施例3
と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得
た。
カ(日本シリカ製 E−75)とした以外は、実施例3
と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複写記録材料を得
た。
【0029】比較例3 実施例3のシリカ量を、カップラー層形成液、感光層形
成液のそれぞれにおいて、1.0部、0.5部とした以
外は、実施例3と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複
写記録材料を得た。
成液のそれぞれにおいて、1.0部、0.5部とした以
外は、実施例3と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複
写記録材料を得た。
【0030】比較例4 実施例3のシリカ量を、カップラー層形成液、感光層形
成液のそれぞれにおいて、6.0部、3.0部とした以
外は、実施例3と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複
写記録材料を得た。
成液のそれぞれにおいて、6.0部、3.0部とした以
外は、実施例3と同様にして比較用の熱現像型ジアゾ複
写記録材料を得た。
【0031】以上のようにして得られた熱現像型ジアゾ
複写記録材料を、熱現像型ジアゾ複写機(富士写真社製
COPIART 100 現像温度120℃)をもっ
て露光し、複写目盛4で光感度を計測した。そして、未
露光/完全露光のサンプルを複写目盛4で現像し、得ら
れた発色部(未露光部)および地肌部(完全露光部)を
マクベス反射濃度計で初期サンプルの濃度として計測し
た。さらに、複写記録材料の生保存性をみるために、上
記の熱現像型ジアゾ複写記録材料を50℃の環境下、包
装状態で72時間保存の強制劣化テストを実施し、上述
の同様にして、サンプルを複写目盛4で現像し、得られ
た発色部(未露光部)および地肌部(完全露光部)をマ
クベス反射濃度計で初期サンプルの濃度として計測し
た。結果を表1に示した。得られた熱現像型ジアゾ複写
記録材料の現像後のサンプルに、ゴム印で水性スタンプ
インクによる捺印をして、その時のインクの濃さと捺印
10分後のインクの乾き具合を評価した。また、得られ
た熱現像型ジアゾ複写記録材料のサンプルについては、
擦れカブリを確認するため、各サンプルの生複写記録材
料の表面を治具を用いて加圧しながら擦り、その擦った
部分の発色状態を調べた。それぞれの結果については表
2に示す。
複写記録材料を、熱現像型ジアゾ複写機(富士写真社製
COPIART 100 現像温度120℃)をもっ
て露光し、複写目盛4で光感度を計測した。そして、未
露光/完全露光のサンプルを複写目盛4で現像し、得ら
れた発色部(未露光部)および地肌部(完全露光部)を
マクベス反射濃度計で初期サンプルの濃度として計測し
た。さらに、複写記録材料の生保存性をみるために、上
記の熱現像型ジアゾ複写記録材料を50℃の環境下、包
装状態で72時間保存の強制劣化テストを実施し、上述
の同様にして、サンプルを複写目盛4で現像し、得られ
た発色部(未露光部)および地肌部(完全露光部)をマ
クベス反射濃度計で初期サンプルの濃度として計測し
た。結果を表1に示した。得られた熱現像型ジアゾ複写
記録材料の現像後のサンプルに、ゴム印で水性スタンプ
インクによる捺印をして、その時のインクの濃さと捺印
10分後のインクの乾き具合を評価した。また、得られ
た熱現像型ジアゾ複写記録材料のサンプルについては、
擦れカブリを確認するため、各サンプルの生複写記録材
料の表面を治具を用いて加圧しながら擦り、その擦った
部分の発色状態を調べた。それぞれの結果については表
2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、熱現像型ジアゾ複写記
録材料において、その発色性及び生保存性を優れたもの
とすることができ、且つ、水性スタンプ等の水性インク
に対する捺印性にも優れている熱現像型ジアゾ複写記録
材料とすることができる。
録材料において、その発色性及び生保存性を優れたもの
とすることができ、且つ、水性スタンプ等の水性インク
に対する捺印性にも優れている熱現像型ジアゾ複写記録
材料とすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体上にジアゾ化合物を含む感光層
と、カプラー、塩基性物質および熱可融性物質含むカッ
プラー層を積層した複写記録層を有する熱現像ジアゾ複
写記録材料において、複写記録層中に嵩比重が100g
/l以下のシリカを含有し、且つ、結着剤としてアルカ
リ物質との塩形成により水可溶性となり、非解離状態で
不溶化する熱可塑性樹脂を用いたことを特徴とする熱現
像型ジアゾ複写記録材料。 - 【請求項2】 感光層とカップラー層との間に、熱可融
性物質および熱可塑性樹脂からなる隔離層を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の熱現像型ジアゾ複写記録材
料。 - 【請求項3】 複写面側の形成層における嵩比重100
g/l以下のシリカの付着担持量が0.5〜1.5g/
m2であることを特徴とする請求項1記載の熱現像型ジ
アゾ複写記録材料。 - 【請求項4】 熱可融性物質がアルキル尿素であること
を特徴とする請求項1記載の熱現像型ジアゾ複写記録材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7246522A JPH0990551A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 熱現像型ジアゾ複写記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7246522A JPH0990551A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 熱現像型ジアゾ複写記録材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0990551A true JPH0990551A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17149658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7246522A Pending JPH0990551A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 熱現像型ジアゾ複写記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0990551A (ja) |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP7246522A patent/JPH0990551A/ja active Pending
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