JPH0991666A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0991666A
JPH0991666A JP25043195A JP25043195A JPH0991666A JP H0991666 A JPH0991666 A JP H0991666A JP 25043195 A JP25043195 A JP 25043195A JP 25043195 A JP25043195 A JP 25043195A JP H0991666 A JPH0991666 A JP H0991666A
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JP
Japan
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amount
magnetic
magnetic film
recording medium
film
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JP25043195A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Kitaori
典之 北折
Osamu Yoshida
修 吉田
Katsumi Sasaki
克己 佐々木
Junko Ishikawa
准子 石川
Katsumi Endo
克巳 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐蝕性・耐久性に優れた磁気記録媒体を提供
することである。 【解決手段】 支持体上にFe−C−O系の磁性膜が設
けられてなる磁気記録媒体であって、前記Fe−C−O
系磁性膜は斜めコラム構造を有してなり、この磁気コラ
ムの中心部より周辺部の方がC濃度、及びO濃度は高い
磁気記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Fe−C−O系磁
性膜を有する磁気記録媒体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】磁気テープ等の磁気記
録媒体においては、高密度記録化の要請から、非磁性支
持体上に設けられる磁性膜として、バインダ樹脂を用い
た塗布型のものではなく、バインダ樹脂を用いない金属
薄膜型のものが提案されている。すなわち、無電解メッ
キ等の湿式メッキ手段、真空蒸着、スパッタリングある
いはイオンプレーティング等の乾式メッキ手段により磁
性膜を構成した磁気記録媒体が提案されている。そし
て、この種の磁気記録媒体は磁性体の充填密度が高いこ
とから、高密度記録に適したものである。この種の金属
薄膜型の磁気記録媒体における磁性材料としては、例え
ばCo−Cr合金やCo−Ni合金などの磁性金属が用
いられている。しかし、Coは稀少物質であることか
ら、多量に使用するとコストが高く付く。
【0003】そこで、非Co系金属磁性材料としてFe
とNiが考えられるものの、Feは安価であり、かつ、
環境汚染の問題も少なく、更には飽和磁化が大きいこと
から、金属薄膜型の磁気記録媒体の磁性材料としてFe
が注目され始めた。しかし、Feは錆やすいことから、
化学的に安定なものとする必要が有る。このような観点
から、磁性膜をFex N(Fe−N)やFe−N−Oで
構成することが提案された。そして、これらの磁性膜で
構成した磁気記録媒体は、耐蝕性に富むと謳われてい
る。
【0004】しかし、最近においては、より厳しい環境
下での使用がなされ、一層の耐久性が求められるように
なった。従って、本発明の目的は、耐蝕性・耐久性に優
れた磁気記録媒体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記本発明の目的は、支
持体上にFe−C−O系の磁性膜が設けられてなる磁気
記録媒体であって、前記Fe−C−O系磁性膜は斜めコ
ラム構造を有してなり、この磁気コラムの中心部より周
辺部の方がC濃度、及びO濃度は高いことを特徴とする
磁気記録媒体によって達成される。
【0006】又、支持体上にFe−C−O系の磁性膜が
設けられてなる磁気記録媒体であって、前記Fe−C−
O系磁性膜のオージェ電子分光分析(スパッタ方向が磁
性膜に対して斜め方向)において、縦軸にFe量、C
量、及びO量(Fe量+C量+O量=100%)を、横
軸にスパッタ時間をとると、Fe量、C量、及びO量が
各々波打ったパターンを持つことを特徴とする磁気記録
媒体によって達成される。
【0007】特に、支持体上にFe−C−O系の磁性膜
が設けられてなる磁気記録媒体であって、前記Fe−C
−O系磁性膜のオージェ電子分光分析(スパッタ方向が
磁性膜に対して斜め方向)において、縦軸にFe量、C
量、及びO量(Fe量+C量+O量=100%)を、横
軸にスパッタ時間をとると、Fe量、C量、及びO量が
各々波打ったパターンを持ち、Fe量が山に対応する領
域ではC量、及びO量が谷に対応し、Fe量が谷に対応
する領域ではC量、及びO量が山に対応することを特徴
とする磁気記録媒体によって達成される。
【0008】又、支持体上にFe−C−O系の磁性膜が
設けられてなる磁気記録媒体であって、前記Fe−C−
O系磁性膜は斜めコラム構造を有してなり、この磁気コ
ラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及びO濃度は高
く、前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分光分析
(スパッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)において、
縦軸にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+O量=
100%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe量、
C量、及びO量が各々波打ったパターンを持つことを特
徴とする磁気記録媒体によって達成される。
【0009】特に、支持体上にFe−C−O系の磁性膜
が設けられてなる磁気記録媒体であって、前記Fe−C
−O系磁性膜は斜めコラム構造を有してなり、この磁気
コラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及びO濃度は
高く、前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分光分
析(スパッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)におい
て、縦軸にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+O
量=100%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe
量、C量、及びO量が各々波打ったパターンを持ち、F
e量が山に対応する領域ではC量、及びO量が谷に対応
し、Fe量が谷に対応する領域ではC量、及びO量が山
に対応することを特徴とする磁気記録媒体によって達成
される。
【0010】又、Fe−C−O系磁性膜におけるFe
量、C量、及びO量は 50at.%≦Fe量≦90at.% 5at.%≦C量≦35at.% 5at.%≦O量≦35at.% を満たすことが好ましい。
【0011】特に、 60at.%≦Fe量≦80at.% 10at.%≦C量≦25at.% 10at.%≦O量≦25at.% が好ましい。
【0012】又、本発明の磁気記録媒体にあっては、F
e−C−O系の磁性膜以外の磁性膜を持っていても良い
が、Fe−C−O系磁性膜の上には記録再生に用いられ
る磁性膜がない、つまりFe−C−O系磁性膜が最上層
にあるのが好ましい。特に、本発明が規定する内容のF
e−C−O系磁性膜が最上層にあるのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の磁気記録媒体は、支持体
上にFe−C−O系の磁性膜が設けられてなる磁気記録
媒体であって、前記Fe−C−O系磁性膜は斜めコラム
構造を有してなり、この磁気コラムの中心部より周辺部
の方がC濃度、及びO濃度は高いものである。あるい
は、支持体上にFe−C−O系の磁性膜が設けられてな
る磁気記録媒体であって、前記Fe−C−O系磁性膜の
オージェ電子分光分析(スパッタ方向が磁性膜に対して
斜め方向)において、縦軸にFe量、C量、及びO量
(Fe量+C量+O量=100%)を、横軸にスパッタ
時間をとると、Fe量、C量、及びO量が各々波打った
パターンを持つものである。特に、支持体上にFe−C
−O系の磁性膜が設けられてなる磁気記録媒体であっ
て、前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分光分析
(スパッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)において、
縦軸にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+O量=
100%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe量、
C量、及びO量が各々波打ったパターンを持ち、Fe量
が山に対応する領域ではC量、及びO量が谷に対応し、
Fe量が谷に対応する領域ではC量、及びO量が山に対
応するものである。又は、支持体上にFe−C−O系の
磁性膜が設けられてなる磁気記録媒体であって、前記F
e−C−O系磁性膜は斜めコラム構造を有してなり、こ
の磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及びO
濃度は高く、前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子
分光分析(スパッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)に
おいて、縦軸にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量
+O量=100%)を、横軸にスパッタ時間をとると、
Fe量、C量、及びO量が各々波打ったパターンを持つ
ものである。特に、支持体上にFe−C−O系の磁性膜
が設けられてなる磁気記録媒体であって、前記Fe−C
−O系磁性膜は斜めコラム構造を有してなり、この磁気
コラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及びO濃度は
高く、前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分光分
析(スパッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)におい
て、縦軸にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+O
量=100%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe
量、C量、及びO量が各々波打ったパターンを持ち、F
e量が山に対応する領域ではC量、及びO量が谷に対応
し、Fe量が谷に対応する領域ではC量、及びO量が山
に対応するものである。
【0014】そして、Fe−C−O系磁性膜におけるF
e量、C量、及びO量は 50at.%≦Fe量≦90at.% 5at.%≦C量≦35at.% 5at.%≦O量≦35at.% を満たすものである。
【0015】本発明の磁気記録媒体は、支持体上にイオ
ンアシスト法により磁性膜を成膜して磁気記録媒体を製
造する方法であって、蒸発源物質としてFeが用いられ
ての蒸着工程と、炭素イオンを蒸着Fe膜に衝突させる
衝突工程と、酸素イオンあるいは酸素ガス等の酸化性物
質を蒸着Fe膜に衝突させる衝突工程とを具備し、前記
炭素イオン、及び酸化性物質を蒸着Fe膜に衝突させる
衝突具合や衝突量(供給具合)を制御することによって
得られる。例えば、図1に示す如く、走行する支持体に
対して走行方向とは反対側から炭素イオンと酸素イオン
との混合イオンを注入(照射)することにより、磁気コ
ラムの中心部より周辺部の方がC濃度やO濃度は高く、
磁性膜のオージェ電子分光分析(スパッタ方向が磁性膜
に対して斜め方向)において、縦軸にFe量、C量、及
びO量(Fe量+C量+O量=100%)を、横軸にス
パッタ時間をとると、Fe量、C量、及びO量が各々波
打ったパターンを持つFe−C−O系磁性膜が得られ
る。
【0016】尚、本明細書に言う波打ったパターンと
は、初期ピークを除いて、その中心仮想線から約5%以
上の振幅変動が認められるものを言う。従って、2〜3
%程度の小さい振動の場合には、波打ったパターンとは
見做さない。図1に、本発明で用いるイオンアシスト斜
め蒸着装置を示す。図1中、11はガイド部材、12は
支持体1の供給側ロール、13は支持体1の巻取側ロー
ル、14は遮蔽板、15はルツボ、16はFe、17は
電子銃、18は真空容器、19はイオン銃である。図1
では、イオン銃19によって炭素イオン及び酸素イオン
を照射するようにしたが、別々に照射しても良く、又、
酸素イオンを照射する代わりに酸素ガスを供給するよう
にしても良い。そして、イオン銃19による炭素イオ
ン、及び酸素イオンの供給を特定のものとした他は、通
常のイオンアシスト斜め蒸着に準じて行わせることによ
って、本発明になる図3などのオージェプロファイルの
Fe−C−O系磁性膜が得られる。
【0017】このようにして得られた本発明になる磁気
記録媒体を図2に示す。図2中、1は支持体である。こ
の支持体1は磁性を有するものでも非磁性のものでも良
いが、一般的には、非磁性のものである。例えば、ポリ
エチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポリカーボネート、
ポリプロピレン等のオレフィン系の樹脂、セルロース系
の樹脂、塩化ビニル系の樹脂といった高分子材料、ガラ
スやセラミック等の無機系材料、アルミニウム合金など
の金属材料が用いられる。支持体1面上には磁性膜の密
着性を向上させる為のアンダーコート層が必要に応じて
設けられる。すなわち、表面の粗さを適度に粗すことに
より乾式メッキで構成される磁性膜の密着性を向上さ
せ、さらに磁気記録媒体表面の表面粗さを適度なものと
して走行性を改善する為、例えばSiO2 等の粒子を含
有させた厚さが0.01〜0.5μmの塗膜を設けるこ
とによってアンダーコート層が構成されている。
【0018】アンダーコート層の上には、図1に示した
イオンアシスト斜め蒸着装置によって保磁力Hcが90
0〜1900Oe、飽和磁束密度Bsが3500〜70
00G、Br/Bsが0.6〜0.99のFe−C−O
系の金属薄膜型の磁性膜2が設けられる。例えば、10
-4〜10-6Torr程度の真空雰囲気下でFeを抵抗加
熱、高周波加熱、電子ビーム加熱などにより蒸発させ、
支持体1のアンダーコート層面上に堆積(蒸着)させる
ことにより、Fe−C−O系磁性膜2が500〜100
00Å、特に1000〜4000Å厚形成される。斜め
蒸着の際の入射角は30°〜80°、望ましくは約45
°〜70°である。このFeの蒸着時に炭素イオン及び
酸素イオンを蒸着Fe膜に衝突させる。この時、走行す
る支持体に対して走行方向とは反対側から炭素イオンと
酸素イオンとの混合イオンを注入する。これによって、
磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及びO濃
度は高いものとなる。
【0019】3は、Fe−C−O系磁性膜2の上に設け
られた厚さが10〜200Å程度の保護膜である。この
保護膜3は、例えばダイヤモンドライクカーボン、グラ
ファイト等のカーボン膜、酸化珪素、炭化珪素などの含
珪素膜などで構成される。これらの中でも、ダイヤモン
ドライクカーボンが好ましい。尚、図3のオージェプロ
ファイルは、Fe−C−O系磁性膜の上にダイヤモンド
ライクカーボン膜や後述の潤滑剤膜が設けられた場合の
ものである。従って、図3のオージェプロファイルで
は、スパッタ開始時にはCのみであって、FeやOが検
出されていない。そして、スパッタが進むにつれてFe
やOが検出されて行く。この為、磁性膜の表面がどこか
らかの決定は極めて困難なるも、磁性膜の表面がどこか
らかの決定は一般的な取扱いに従う。本実施例では、ダ
イヤモンドライクカーボン膜などのカーボン膜が設けら
れている場合においては、オージェプロファイルにおけ
るFe量とC量とが等しくなるポイントから磁性膜にな
ると考える。同様に、磁性膜の下面(支持体側の界面)
がどこからかの決定も一般的な取扱いに従う。本実施例
では、支持体がCを含む支持体である場合においては、
オージェプロファイルにおけるFe量とC量とが等しく
なるポイントが界面と考える。
【0020】4は、保護膜3の上に設けられた潤滑剤層
である。すなわち、炭化水素系の潤滑剤やパーフルオロ
ポリエーテル等のフッ素系潤滑剤、特にフッ素系潤滑剤
を含有させた塗料を所定の手段で塗布することにより、
約2〜50Å、好ましくは約10〜30Å程度の厚さの
潤滑剤層4が設けられる。5は、支持体1の他面に設け
られたカーボンブラック等を含有させた厚さが0.1〜
1μm程度のバックコート層である。尚、バックコート
層5は、Al−Cu合金等の金属を蒸着させて形成した
ものであっても良い。
【0021】
【実施例1】図1に示されるイオンアシスト斜め蒸着装
置に10μm厚のPETフィルム1を装着し、PETフ
ィルム1が2m/分の走行速度で走行させられている。
酸化マグネシウム製のルツボ15にFe16が入ってお
り、30kWの電子銃17を作動させてFeを蒸発さ
せ、PETフィルム1にFeを蒸着させると共に、メタ
ンと酸素を出力400Wのイオン銃19に供給(メタン
ガス供給量は50sccm、酸素ガス供給量は10sc
cm)し、PETフィルム1上のFe膜に向けて炭素イ
オン及び酸素イオンを照射し、図2に示されるタイプの
8mmVTR用磁気テープ(磁性膜の厚さ;1850
Å、保磁力Hc;1400Oe、飽和磁束密度Bs;5
300G、Br/Bs;0.86)を得た。
【0022】この磁気テープのオージェプロファイル
(測定条件:電子銃;加速電圧10kV、エミッション
電流10nA、倍率2000倍、エッチング条件;エッ
チングガスはアルゴン、加速電圧3kV、イオン電流3
00nA、30秒間毎にエッチング、スパッタ方向は金
属磁性膜に対して斜め方向)を図3に示す。このFe−
C−O系磁性膜のオージェプロファイルにおいて、縦軸
にFe量、C量、及びO量(M量+X量+O量=100
%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe量、C量、
及びO量が各々波打ったパターンを持つ。特に、Fe
量、C量、及びO量が各々波打ったパターンを持ち、F
e量が山に対応する領域ではC量、及びO量が谷に対応
し、Fe量が谷に対応する領域ではC量、及びO量が山
に対応している。すなわち、Fe−C−O系磁性膜の斜
めコラム構造にあっては、この磁気コラムの中心部より
周辺部の方がC濃度やO濃度は高いものである。そし
て、Fe−C−O系磁性膜におけるFe量は72at.
%、C量は16at.%、O量は12at.%である。
【0023】
【実施例2】実施例1において、イオン銃19へのメタ
ンガス供給量を40sccm、酸素ガスの供給量を6s
ccmとした以外は実施例1に準じて行い、図2に示さ
れるタイプの8mmVTR用磁気テープ(磁性膜の厚
さ;1800Å、保磁力Hc;1240Oe、飽和磁束
密度Bs;6100G、Br/Bs;0.80)を得
た。
【0024】この磁気テープのオージェプロファイルを
図4に示す。このFe−C−O系磁性膜のオージェプロ
ファイルにおいて、縦軸にFe量、C量、及びO量(M
量+X量+O量=100%)を、横軸にスパッタ時間を
とると、Fe量、C量、及びO量が各々波打ったパター
ンを持つ。特に、Fe量、C量、及びO量が各々波打っ
たパターンを持ち、Fe量が山に対応する領域ではC
量、及びO量が谷に対応し、Fe量が谷に対応する領域
ではC量、及びO量が山に対応している。すなわち、F
e−C−O系磁性膜の斜めコラム構造にあっては、この
磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度やO濃度は
高いものである。そして、Fe−C−O系磁性膜におけ
るFe量は80at.%、C量は12at.%、O量は
8at.%である。
【0025】
【実施例3】実施例1において、イオン銃19へのメタ
ンガス供給量を70sccm、酸素ガスの供給量を15
sccmとした以外は実施例1に準じて行い、図2に示
されるタイプの8mmVTR用磁気テープ(磁性膜の厚
さ;2700Å、保磁力Hc;1450Oe、飽和磁束
密度Bs;4900G、Br/Bs;0.90)を得
た。
【0026】この磁気テープのオージェプロファイルを
図5に示す。このFe−C−O系磁性膜のオージェプロ
ファイルにおいて、縦軸にFe量、C量、及びO量(M
量+X量+O量=100%)を、横軸にスパッタ時間を
とると、Fe量、C量、及びO量が各々波打ったパター
ンを持つ。特に、Fe量、C量、及びO量が各々波打っ
たパターンを持ち、Fe量が山に対応する領域ではC
量、及びO量が谷に対応し、Fe量が谷に対応する領域
ではC量、及びO量が山に対応している。すなわち、F
e−C−O系磁性膜の斜めコラム構造にあっては、この
磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度やO濃度は
高いものである。そして、Fe−C−O系磁性膜におけ
るFe量は65at.%、C量は20at.%、O量は
15at.%である。
【0027】
【実施例4】実施例1において、イオン銃19へのメタ
ンガス供給量を25sccm、酸素ガスの供給量を12
sccmとした以外は実施例1に準じて行い、図2に示
されるタイプの8mmVTR用磁気テープ(磁性膜の厚
さ;2600Å、保磁力Hc;1290Oe、飽和磁束
密度Bs;5850G、Br/Bs;0.82)を得
た。
【0028】この磁気テープのオージェプロファイルを
図6に示す。このFe−C−O系磁性膜のオージェプロ
ファイルにおいて、縦軸にFe量、C量、及びO量(M
量+X量+O量=100%)を、横軸にスパッタ時間を
とると、Fe量、C量、及びO量が各々波打ったパター
ンを持つ。特に、Fe量、C量、及びO量が各々波打っ
たパターンを持ち、Fe量が山に対応する領域ではC
量、及びO量が谷に対応し、Fe量が谷に対応する領域
ではC量、及びO量が山に対応している。すなわち、F
e−C−O系磁性膜の斜めコラム構造にあっては、この
磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度やO濃度は
高いものである。そして、Fe−C−O系磁性膜におけ
るFe量は80at.%、C量は12at.%、O量は
8at.%である。
【0029】
【比較例1】実施例1において、支持体に対して垂直方
向に向けたイオン銃へのメタンガス供給量を45scc
m、酸素ガスの供給量を12sccmとした以外は実施
例1に準じて行い、図2に示されるタイプの8mmVT
R用磁気テープ(磁性膜の厚さ;1900Å、保磁力H
c;1330Oe、飽和磁束密度Bs;6000G、B
r/Bs;0.84)を得た。
【0030】この磁気テープのオージェプロファイルを
図7に示す。尚、このFe−C−O系磁性膜におけるF
e量は72at.%、C量は14at.%、O量は14
at.%である。
【0031】
【特性】上記各例の磁気テープについての耐久性(5時
間のスチル再生において、5MHzの出力の低下)及び
耐蝕性(60℃、90%RHに1週間放置した後の飽和
磁束密度Bsの低下)を調べたので、その結果を表−1
に示す。 表−1 耐蝕性ΔBs(%) スチル耐久性(dB) 実施例1 −4 −0.5 実施例2 −6 −0.7 実施例3 −2 −0.3 実施例4 −8 −0.9 比較例1 −11 −1.9
【0032】
【発明の効果】耐蝕性・耐久性に優れたものが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気記録媒体製造装置の概略図
【図2】磁気記録媒体の概略断面図
【図3】実施例1のFe−C−O系磁性膜のオージェプ
ロファイル
【図4】実施例2のFe−C−O系磁性膜のオージェプ
ロファイル
【図5】実施例3のFe−C−O系磁性膜のオージェプ
ロファイル
【図6】実施例4のFe−C−O系磁性膜のオージェプ
ロファイル
【図7】比較例1のFe−C−O系磁性膜のオージェプ
ロファイル
【符号の説明】
1 支持体 2 磁性膜(Fe−C−O系磁性膜) 3 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 准子 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社情報科学研究所内 (72)発明者 遠藤 克巳 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社情報科学研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にFe−C−O系の磁性膜が設
    けられてなる磁気記録媒体であって、 前記Fe−C−O系磁性膜は斜めコラム構造を有してな
    り、 この磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及び
    O濃度は高いことを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 支持体上にFe−C−O系の磁性膜が設
    けられてなる磁気記録媒体であって、 前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分光分析(ス
    パッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)において、縦軸
    にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+O量=10
    0%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe量、C
    量、及びO量が各々波打ったパターンを持つことを特徴
    とする磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 支持体上にFe−C−O系の磁性膜が設
    けられてなる磁気記録媒体であって、 前記Fe−C−O系磁性膜は斜めコラム構造を有してな
    り、 この磁気コラムの中心部より周辺部の方がC濃度、及び
    O濃度は高く、 前記Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分光分析(ス
    パッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)において、縦軸
    にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+O量=10
    0%)を、横軸にスパッタ時間をとると、Fe量、C
    量、及びO量が各々波打ったパターンを持つことを特徴
    とする磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 Fe−C−O系磁性膜のオージェ電子分
    光分析(スパッタ方向が磁性膜に対して斜め方向)にお
    いて、縦軸にFe量、C量、及びO量(Fe量+C量+
    O量=100%)を、横軸にスパッタ時間をとると、F
    e量、C量、及びO量が各々波打ったパターンを持ち、
    Fe量が山に対応する領域ではC量、及びO量が谷に対
    応し、Fe量が谷に対応する領域ではC量、及びO量が
    山に対応することを特徴とする請求項2又は請求項3の
    磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 Fe−C−O系磁性膜におけるFe量、
    C量、及びO量は 50at.%≦Fe量≦90at.% 5at.%≦C量≦35at.% 5at.%≦O量≦35at.% を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項4いずれか
    の磁気記録媒体。
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