JPH0993084A - 入力加重型トランスバーサルフィルタ - Google Patents
入力加重型トランスバーサルフィルタInfo
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- JPH0993084A JPH0993084A JP24976595A JP24976595A JPH0993084A JP H0993084 A JPH0993084 A JP H0993084A JP 24976595 A JP24976595 A JP 24976595A JP 24976595 A JP24976595 A JP 24976595A JP H0993084 A JPH0993084 A JP H0993084A
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- Japan
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- coefficient
- input
- signal
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】回路規模を縮小すると共に、消費電力を低減し
てIC化に適した構成とする。 【解決手段】標本化系列信号aは係数器55乃至57に与
え、標本化系列信号bは遅延素子68によってT/2だけ
遅延させた後係数器58乃至60に与える。これにより、加
算器と遅延素子とが交互に直列接続されたパイプライン
型加算回路90によって係数器55乃至60の出力の加算が可
能となる。レジスタ61乃至66は、パイプライン型加算回
路90による1回目の加算処理時にはタップ係数C3 乃至
C5 ,D3乃至D5 を選択し、2回目の加算処理時には
タップ係数C0 乃至C2 ,D0 乃至D2 を選択する。こ
れにより、全タップ係数が係数器に設定されて、所望の
トランスバーサルフィルタ出力が得られる。
てIC化に適した構成とする。 【解決手段】標本化系列信号aは係数器55乃至57に与
え、標本化系列信号bは遅延素子68によってT/2だけ
遅延させた後係数器58乃至60に与える。これにより、加
算器と遅延素子とが交互に直列接続されたパイプライン
型加算回路90によって係数器55乃至60の出力の加算が可
能となる。レジスタ61乃至66は、パイプライン型加算回
路90による1回目の加算処理時にはタップ係数C3 乃至
C5 ,D3乃至D5 を選択し、2回目の加算処理時には
タップ係数C0 乃至C2 ,D0 乃至D2 を選択する。こ
れにより、全タップ係数が係数器に設定されて、所望の
トランスバーサルフィルタ出力が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の入力信号を
実時間でフィルタ演算する入力加重型トランスバーサル
フィルタに関する。
実時間でフィルタ演算する入力加重型トランスバーサル
フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル処理による波形等化器
としてトランスバーサルフィルタが用いられている。入
力加重型のトランスバーサルフィルタについては特開平
4一266210号公報等において開示されている。ト
ランスバーサルフィルタは、複数の単位遅延素子、タッ
プ係数器及び加算器によって構成されている。各タップ
係数器にタップ係数を設定し、遅延された入力信号と各
タップ係数とを乗算して加算する。入力信号の波形歪に
応じたタップ係数を求めることで、入力信号の波形等化
が可能である。
としてトランスバーサルフィルタが用いられている。入
力加重型のトランスバーサルフィルタについては特開平
4一266210号公報等において開示されている。ト
ランスバーサルフィルタは、複数の単位遅延素子、タッ
プ係数器及び加算器によって構成されている。各タップ
係数器にタップ係数を設定し、遅延された入力信号と各
タップ係数とを乗算して加算する。入力信号の波形歪に
応じたタップ係数を求めることで、入力信号の波形等化
が可能である。
【0003】更に、タップを時分割に設定することによ
り、タップ係数器の数を低減して回路規模を縮小したト
ランスバーサルフィルタも提案されている。また、多入
力多出力に対応したトランスバーサルフィルタも開発さ
れている。
り、タップ係数器の数を低減して回路規模を縮小したト
ランスバーサルフィルタも提案されている。また、多入
力多出力に対応したトランスバーサルフィルタも開発さ
れている。
【0004】図8は2つの入力加重型トランスバーサル
フィルタを並列接続して2入力1出力を可能にした従来
の入力加重型トランスバーサルフィルタを示すブロック
図である。図8の装置は3個のタップ係数器を時分割多
重度2で動作させて6タップのフィルタを構成したもの
であり、時分割多重技術を用いることにより、複数の入
力信号を実時間演算でディジタル処理して合成するもの
である。
フィルタを並列接続して2入力1出力を可能にした従来
の入力加重型トランスバーサルフィルタを示すブロック
図である。図8の装置は3個のタップ係数器を時分割多
重度2で動作させて6タップのフィルタを構成したもの
であり、時分割多重技術を用いることにより、複数の入
力信号を実時間演算でディジタル処理して合成するもの
である。
【0005】トランスバーサルフィルタ21,1の各入力
端子22,2には夫々期間T毎にサンプリングされて標本
化された2つの入力系列信号a={x(i)},b=
{y(i)}が入力される。係数器28乃至26,8乃至6
において、レジスタ25乃至23,5乃至3から与えられる
タップ係数C0 乃至C5 ,D0 乃至D5 と入力系列信号
a={x(i)},b={y(i)}とが乗算される。
端子22,2には夫々期間T毎にサンプリングされて標本
化された2つの入力系列信号a={x(i)},b=
{y(i)}が入力される。係数器28乃至26,8乃至6
において、レジスタ25乃至23,5乃至3から与えられる
タップ係数C0 乃至C5 ,D0 乃至D5 と入力系列信号
a={x(i)},b={y(i)}とが乗算される。
【0006】レジスタ25乃至23は、セレクト信号Sの
“1”でタップ係数C0 乃至C2 を選択し、“0”でタ
ップ係数C3 乃至C5 を選択する。レジスタ5乃至3
は、セレクト信号Sの“1”でタップ係数D0 乃至D2
を選択し、“0”でタップ係数D3 乃至D5 を選択す
る。セレクト信号Sは周期Tの信号であり、各レジスタ
25乃至23,5乃至3からのタップ係数は1T期間に2回
切換ることになる。
“1”でタップ係数C0 乃至C2 を選択し、“0”でタ
ップ係数C3 乃至C5 を選択する。レジスタ5乃至3
は、セレクト信号Sの“1”でタップ係数D0 乃至D2
を選択し、“0”でタップ係数D3 乃至D5 を選択す
る。セレクト信号Sは周期Tの信号であり、各レジスタ
25乃至23,5乃至3からのタップ係数は1T期間に2回
切換ることになる。
【0007】係数器28乃至26,8乃至6の出力は夫々加
算器31乃至29,11乃至9に与えられる。加算器29の出力
は遅延素子32,33を介して加算器30に与えられ、加算器
30の出力は遅延素子34,35を介して加算器31に与えられ
る。同様に、加算器9の出力は遅延素子12,13を介して
加算器10に与えられ、加算器10の出力は遅延素子14,15
を介して加算器11に与えられる。遅延素子32乃至35,12
乃至15の遅延時間は単位時間Tの1/2である。
算器31乃至29,11乃至9に与えられる。加算器29の出力
は遅延素子32,33を介して加算器30に与えられ、加算器
30の出力は遅延素子34,35を介して加算器31に与えられ
る。同様に、加算器9の出力は遅延素子12,13を介して
加算器10に与えられ、加算器10の出力は遅延素子14,15
を介して加算器11に与えられる。遅延素子32乃至35,12
乃至15の遅延時間は単位時間Tの1/2である。
【0008】加算器29乃至31及び遅延素子32乃至35によ
ってパイプライン型加算回路45が構成される。また、加
算器9乃至11及び遅延素子12乃至15によってパイプライ
ン型加算回路46が構成される。パイプライン型加算回路
45によって係数器28乃至26の乗算結果の遅延信号が加算
され、加算結果は遅延時間がT/2の遅延素子36を介し
て出力される。また、パイプライン型加算回路46によっ
て係数器8乃至6の乗算結果の遅延信号が加算され、加
算結果は遅延時間がT/2の遅延素子16を介して出力さ
れる。
ってパイプライン型加算回路45が構成される。また、加
算器9乃至11及び遅延素子12乃至15によってパイプライ
ン型加算回路46が構成される。パイプライン型加算回路
45によって係数器28乃至26の乗算結果の遅延信号が加算
され、加算結果は遅延時間がT/2の遅延素子36を介し
て出力される。また、パイプライン型加算回路46によっ
て係数器8乃至6の乗算結果の遅延信号が加算され、加
算結果は遅延時間がT/2の遅延素子16を介して出力さ
れる。
【0009】遅延素子36,16の出力は夫々遅延時間Tで
動作する出力確定遅延素子37,17を介して出力される。
出力確定遅延素子37,17の出力は加算器40によって加算
され、出力e={z(i)}として出力端子41から出力
される。
動作する出力確定遅延素子37,17を介して出力される。
出力確定遅延素子37,17の出力は加算器40によって加算
され、出力e={z(i)}として出力端子41から出力
される。
【0010】遅延素子36,16の出力は夫々セレクタ38,
18の一方入力端にも出力される。セレクタ38,18は一方
入力端と他方入力端とをセレクト信号Sに基づいて切換
え選択する。セレクト信号Sは1T周期の信号である。
セレクタ38の他方入力端には端子39を介して期間T毎に
標本化されたカスケード入力系列信号d={w(i)}
も入力される。セレクタ38は標本化系列信号dと遅延素
子36の出力とをセレクト信号Sに基づいて切換えて出力
する。セレクタ38はセレクト信号Sが“1”の場合には
遅延素子36の出力を選択し、“0”の場合には標本化系
列信号dを選択する。セレクタ38の出力はパイプライン
型加算回路45内の加算器29に与えられて係数器26の出力
と加算される。また、セレクタ18の出力はパイプライン
型加算回路46内の加算器9に与えられて係数器6の出力
と加算される。
18の一方入力端にも出力される。セレクタ38,18は一方
入力端と他方入力端とをセレクト信号Sに基づいて切換
え選択する。セレクト信号Sは1T周期の信号である。
セレクタ38の他方入力端には端子39を介して期間T毎に
標本化されたカスケード入力系列信号d={w(i)}
も入力される。セレクタ38は標本化系列信号dと遅延素
子36の出力とをセレクト信号Sに基づいて切換えて出力
する。セレクタ38はセレクト信号Sが“1”の場合には
遅延素子36の出力を選択し、“0”の場合には標本化系
列信号dを選択する。セレクタ38の出力はパイプライン
型加算回路45内の加算器29に与えられて係数器26の出力
と加算される。また、セレクタ18の出力はパイプライン
型加算回路46内の加算器9に与えられて係数器6の出力
と加算される。
【0011】トランスバーサルフィルタ1の遅延素子17
の出力系列信号{z1(i)}は、下記(1)式で表さ
れる。
の出力系列信号{z1(i)}は、下記(1)式で表さ
れる。
【0012】 また、トランスバーサルフィルタ21の遅延素子37の出力
系列信号{z2(i)}下記(2)式で表される。
系列信号{z2(i)}下記(2)式で表される。
【0013】 従って、図8のトランスバーサルフィルタの最終的な出
力系列信号{z(i)}は下記(3)式で示される。
力系列信号{z(i)}は下記(3)式で示される。
【0014】 上記(3)式で示される演算処理は、広範囲な技術分野
で用いられている。例えば、ディジタル画像処理、ディ
ジタル通信、ディジタル変復調に対応するディジタルフ
ィルタ及び等化器等において用いられる。
で用いられている。例えば、ディジタル画像処理、ディ
ジタル通信、ディジタル変復調に対応するディジタルフ
ィルタ及び等化器等において用いられる。
【0015】ところで、図8のトランスバーサルフィル
タを集積回路(IC)化することが考えられる。しかし
ながら、図8に示すように、6タップの場合には、6個
の係数器、6個のレジスタ、7個の加算器、12個の遅
延素子及び2個のセレクタが必要であり、回路規模が比
較的大きい。係数器の時分割多重度を高くすることによ
り係数器の数を減少させることはできるが、パイプライ
ン型加算回路内の遅延素子の数はほとんど低下させるこ
とはできず、十分に回路規模を小さくすることはできな
い。特に、近年この種のトランスバーサルフィルタはタ
ップ数が増大してきており、構成要素数の増加によって
集積度を高くすることはできず、また、発熱量が大きく
なってしまうという問題も発生している。
タを集積回路(IC)化することが考えられる。しかし
ながら、図8に示すように、6タップの場合には、6個
の係数器、6個のレジスタ、7個の加算器、12個の遅
延素子及び2個のセレクタが必要であり、回路規模が比
較的大きい。係数器の時分割多重度を高くすることによ
り係数器の数を減少させることはできるが、パイプライ
ン型加算回路内の遅延素子の数はほとんど低下させるこ
とはできず、十分に回路規模を小さくすることはできな
い。特に、近年この種のトランスバーサルフィルタはタ
ップ数が増大してきており、構成要素数の増加によって
集積度を高くすることはできず、また、発熱量が大きく
なってしまうという問題も発生している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の入力加重型トランスバーサルフィルタは、複数の
入力信号に対して実時間演算処理で出力系列信号を得る
ようになっているが、構成要素数が比較的多く回路規模
が大きくなると共に、IC化した場合には消費電力の増
加によって発熱量も増大してしまうという問題点があっ
た。
従来の入力加重型トランスバーサルフィルタは、複数の
入力信号に対して実時間演算処理で出力系列信号を得る
ようになっているが、構成要素数が比較的多く回路規模
が大きくなると共に、IC化した場合には消費電力の増
加によって発熱量も増大してしまうという問題点があっ
た。
【0017】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、タップ数を低減することなく、回路規模を
縮小すると共に、消費電力を抑制して発熱量を低減する
ことができる入力加重型トランスバーサルフィルタを提
供することを目的とする。
のであって、タップ数を低減することなく、回路規模を
縮小すると共に、消費電力を抑制して発熱量を低減する
ことができる入力加重型トランスバーサルフィルタを提
供することを目的とする。
【0018】また、本発明は、回路規模及び消費電力を
増大させることなく、タップ数を増加させることができ
る入力加重型トランスバーサルフィルタを提供すること
を目的とする。
増大させることなく、タップ数を増加させることができ
る入力加重型トランスバーサルフィルタを提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る入力加重型
トランスバーサルフィルタは、期間T毎に標本化された
複数の標本化系列信号が夫々入力される複数の係数器群
と、前記複数の係数器群の各係数器群毎に前記標本化系
列信号に対応した係数を、前記期間Tの間にn(nは2
以上の自然数)回切換えて設定する係数設定手段と、前
記各係数器群の各係数器による前記標本化系列信号と前
記係数との乗算結果が前記各係数器群の全係数器から供
給されて、パイプライン型加算処理を行うことにより出
力系列信号を得るパイプライン型加算手段とを具備した
ものである。
トランスバーサルフィルタは、期間T毎に標本化された
複数の標本化系列信号が夫々入力される複数の係数器群
と、前記複数の係数器群の各係数器群毎に前記標本化系
列信号に対応した係数を、前記期間Tの間にn(nは2
以上の自然数)回切換えて設定する係数設定手段と、前
記各係数器群の各係数器による前記標本化系列信号と前
記係数との乗算結果が前記各係数器群の全係数器から供
給されて、パイプライン型加算処理を行うことにより出
力系列信号を得るパイプライン型加算手段とを具備した
ものである。
【0020】本発明において、複数の標本化系列信号は
対応する係数器群の各係数器に与えられ、係数設定手段
によって設定された係数と乗算される。係数設定手段は
期間Tにn回係数を切換える。これにより時分割処理が
可能となる。全係数器からの乗算結果はパイプライン型
加算手段に供給され、複数の係数器群の出力に対してパ
イプライン型加算手段が共用化される。パイプライン型
加算手段によって、各係数器の乗算結果はパイプライン
型加算処理されて出力系列信号が得られる。
対応する係数器群の各係数器に与えられ、係数設定手段
によって設定された係数と乗算される。係数設定手段は
期間Tにn回係数を切換える。これにより時分割処理が
可能となる。全係数器からの乗算結果はパイプライン型
加算手段に供給され、複数の係数器群の出力に対してパ
イプライン型加算手段が共用化される。パイプライン型
加算手段によって、各係数器の乗算結果はパイプライン
型加算処理されて出力系列信号が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
入力加重型トランスバーサルフィルタの一実施の形態を
示すブロック図である。
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
入力加重型トランスバーサルフィルタの一実施の形態を
示すブロック図である。
【0022】本実施の形態は2入力1出力であって、タ
ップ数kは6、タップ係数の時分割多重度nは2の例を
示している。
ップ数kは6、タップ係数の時分割多重度nは2の例を
示している。
【0023】入力端子51には、期間T毎に標本化された
標本化系列信号a={x(i)}が入力される。この標
本化系列信号aは、係数器55乃至57に与えられる。係数
器55乃至57には夫々レジスタ61乃至63によってタップ係
数が設定される。レジスタ61乃至63は夫々タップ係数C
0 ,C3 、タップ係数C1 ,C4 又はタップ係数C2,
C5 を格納している。レジスタ61乃至63は、周期がTの
セレクト信号Sの“1”でタップ係数C0 ,C1 ,C2
を選択し、セレクト信号Sの“0”でタップ係数C3 ,
C4 ,C5 を選択して出力するようになっている。即
ち、係数器55乃至57には期間Tの間に2種類のタップ係
数が設定されるようになっている。係数器55乃至57は、
設定されたタップ係数と標本化系列信号aとの乗算を行
い、乗算結果を出力するようになっている。
標本化系列信号a={x(i)}が入力される。この標
本化系列信号aは、係数器55乃至57に与えられる。係数
器55乃至57には夫々レジスタ61乃至63によってタップ係
数が設定される。レジスタ61乃至63は夫々タップ係数C
0 ,C3 、タップ係数C1 ,C4 又はタップ係数C2,
C5 を格納している。レジスタ61乃至63は、周期がTの
セレクト信号Sの“1”でタップ係数C0 ,C1 ,C2
を選択し、セレクト信号Sの“0”でタップ係数C3 ,
C4 ,C5 を選択して出力するようになっている。即
ち、係数器55乃至57には期間Tの間に2種類のタップ係
数が設定されるようになっている。係数器55乃至57は、
設定されたタップ係数と標本化系列信号aとの乗算を行
い、乗算結果を出力するようになっている。
【0024】一方、入力端子52には、期間T毎に標本化
された標本化系列信号b={y(i)}が入力される。
この標本化系列信号bは、遅延素子68を介して係数器55
乃至60に入力される。遅延素子68は周期がT/2のクロ
ックCK2によって動作して、入力された信号をT/2
だけ遅延させて出力する。
された標本化系列信号b={y(i)}が入力される。
この標本化系列信号bは、遅延素子68を介して係数器55
乃至60に入力される。遅延素子68は周期がT/2のクロ
ックCK2によって動作して、入力された信号をT/2
だけ遅延させて出力する。
【0025】係数器58乃至60には夫々レジスタ64乃至66
からタップ係数が設定される。レジスタ64乃至66は夫々
タップ係数D0 ,D3 、タップ係数D1 ,D4 又はタッ
プ係数D2 ,D5 を格納している。レジスタ64乃至66
は、周期がTのセレクト信号Sの“0”でタップ係数D
0 ,D1 ,D2 を選択し、セレクト信号Sの“1”でタ
ップ係数D3 ,D4 ,D5 を選択して出力するようにな
っている。即ち、係数器58乃至60には期間Tの間に2回
タップ係数が設定されるようになっている。係数器58乃
至60は、設定されたタップ係数と標本化系列信号bとの
乗算を行い、乗算結果を出力するようになっている。
からタップ係数が設定される。レジスタ64乃至66は夫々
タップ係数D0 ,D3 、タップ係数D1 ,D4 又はタッ
プ係数D2 ,D5 を格納している。レジスタ64乃至66
は、周期がTのセレクト信号Sの“0”でタップ係数D
0 ,D1 ,D2 を選択し、セレクト信号Sの“1”でタ
ップ係数D3 ,D4 ,D5 を選択して出力するようにな
っている。即ち、係数器58乃至60には期間Tの間に2回
タップ係数が設定されるようになっている。係数器58乃
至60は、設定されたタップ係数と標本化系列信号bとの
乗算を行い、乗算結果を出力するようになっている。
【0026】係数器55乃至57の出力は夫々加算器75,7
3,71に与えられ、係数器58乃至60の出力は夫々加算器7
6,74,72に与えられる。加算器71乃至76相互間には、
夫々遅延素子81乃至85が接続されている。遅延素子81乃
至85はクロックCK2によって動作して入力された信号
をT/2だけ遅延させて出力するようになっている。
3,71に与えられ、係数器58乃至60の出力は夫々加算器7
6,74,72に与えられる。加算器71乃至76相互間には、
夫々遅延素子81乃至85が接続されている。遅延素子81乃
至85はクロックCK2によって動作して入力された信号
をT/2だけ遅延させて出力するようになっている。
【0027】加算器71乃至76及び遅延素子81乃至85によ
って、パイプライン型加算回路90が構成される。パイプ
ライン型加算回路90は係数器55乃至60の出力の遅延信号
を加算して出力するようになっている。パイプライン型
加算回路90の出力は、出力確定遅延素子91に与えられ
る。出力確定遅延素子91は周期がTのクロックCKによ
って動作して、クロックCKの立上りタイミングで入力
された信号を取込んで、出力端子92に出力系列信号e=
{Z(i)}として出力するようになっている。また、
パイプライン型加算回路90の出力はセレクタ93の一方入
力端にも与えられる。
って、パイプライン型加算回路90が構成される。パイプ
ライン型加算回路90は係数器55乃至60の出力の遅延信号
を加算して出力するようになっている。パイプライン型
加算回路90の出力は、出力確定遅延素子91に与えられ
る。出力確定遅延素子91は周期がTのクロックCKによ
って動作して、クロックCKの立上りタイミングで入力
された信号を取込んで、出力端子92に出力系列信号e=
{Z(i)}として出力するようになっている。また、
パイプライン型加算回路90の出力はセレクタ93の一方入
力端にも与えられる。
【0028】セレクタ93の他方入力端にはカスケード入
力端子53を介して期間T毎に標本化されたカスケード入
力系列信号d={w(i)}が入力される。セレクタ93
は周期がTのセレクト信号Sによって2入力を切換えて
出力する。即ち、セレクタ93は、セレクト信号Sの
“1”で加算器76の出力を選択し、“0”で標本化系列
信号dを選択して出力する。セレクタ93の出力はパイプ
ライン型加算回路90の加算器71に供給されるようになっ
ている。
力端子53を介して期間T毎に標本化されたカスケード入
力系列信号d={w(i)}が入力される。セレクタ93
は周期がTのセレクト信号Sによって2入力を切換えて
出力する。即ち、セレクタ93は、セレクト信号Sの
“1”で加算器76の出力を選択し、“0”で標本化系列
信号dを選択して出力する。セレクタ93の出力はパイプ
ライン型加算回路90の加算器71に供給されるようになっ
ている。
【0029】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図2のタイミングチャートを参照して説明
する。図2(a)はクロックCK及びセレクト信号Sを
示し、図2(b)はクロックCK2を示し、図2(c)
は標本化系列信号aを示し、図2(d)はレジスタ61か
らのタップ係数gを示し、図2(e)は係数器55の出力
hを示し、図2(f)は標本化系列信号bを示し、図2
(g)は遅延素子68の出力b′を示し、図2(h)はレ
ジスタ64からのタップ係数pを示し、図2(i)は係数
器58の出力qを示し、図2(j)はカスケード入力系列
信号dを示し、図2(k)はパイプライン型加算回路90
の出力fを示し、図2(l)は出力系列信号eを示して
いる。
動作について図2のタイミングチャートを参照して説明
する。図2(a)はクロックCK及びセレクト信号Sを
示し、図2(b)はクロックCK2を示し、図2(c)
は標本化系列信号aを示し、図2(d)はレジスタ61か
らのタップ係数gを示し、図2(e)は係数器55の出力
hを示し、図2(f)は標本化系列信号bを示し、図2
(g)は遅延素子68の出力b′を示し、図2(h)はレ
ジスタ64からのタップ係数pを示し、図2(i)は係数
器58の出力qを示し、図2(j)はカスケード入力系列
信号dを示し、図2(k)はパイプライン型加算回路90
の出力fを示し、図2(l)は出力系列信号eを示して
いる。
【0030】図2(a),(b)に示すように、出力確
定遅延素子91で使用されるクロックCK及びセレクト信
号Sは周期がTであり、クロックCK2は周期がT/2
である。本実施の形態においては、周期Tの第1のクロ
ックCKに対して周波数がn倍(nは2以上の整数)の
第2のクロックCK2(図2ではn=2)を採用する。
クロックCK2によってクロックCKの1周期をn等分
し、等分した各区間を夫々フェーズ1,フェーズ2,…
とする。なお、図2ではクロックCKの1周期はフェー
ズ1とフェーズ2とに等分される。
定遅延素子91で使用されるクロックCK及びセレクト信
号Sは周期がTであり、クロックCK2は周期がT/2
である。本実施の形態においては、周期Tの第1のクロ
ックCKに対して周波数がn倍(nは2以上の整数)の
第2のクロックCK2(図2ではn=2)を採用する。
クロックCK2によってクロックCKの1周期をn等分
し、等分した各区間を夫々フェーズ1,フェーズ2,…
とする。なお、図2ではクロックCKの1周期はフェー
ズ1とフェーズ2とに等分される。
【0031】標本化系列信号aは周期Tでサンプリング
されており、入力端子51に入力されるデータ内容はクロ
ックCK及びセレクト信号Sの周期で変化し、図2
(c)に示すように、データx(i-2) ,x(i-1) ,x
(i) ,x(i+1) ,…となる。これに対し、図2(d),
(h)に示すように、係数器55乃至60に入力されるタッ
プ係数はT/2周期で切換えられるので、フェーズ1と
フェーズ2とで各係数器55乃至60の出力は変化する。な
お、図1においては、フェーズ1において選択されるタ
ップ係数は図の上側に示し、フェーズ2において選択さ
れるタップ係数は図の下側に示している。
されており、入力端子51に入力されるデータ内容はクロ
ックCK及びセレクト信号Sの周期で変化し、図2
(c)に示すように、データx(i-2) ,x(i-1) ,x
(i) ,x(i+1) ,…となる。これに対し、図2(d),
(h)に示すように、係数器55乃至60に入力されるタッ
プ係数はT/2周期で切換えられるので、フェーズ1と
フェーズ2とで各係数器55乃至60の出力は変化する。な
お、図1においては、フェーズ1において選択されるタ
ップ係数は図の上側に示し、フェーズ2において選択さ
れるタップ係数は図の下側に示している。
【0032】例えば、係数器55の出力hは、図2(e)
に示すように、フェーズ1とフェーズ2とで、C0 ・x
(i-2) ,C3 ・x(i-2) ,C0 ・x(i-1) ,C3 ・x(i
-1),C0 ・x(i) ,C3 ・x(i) ,C0 ・x(i+1) ,
C3 ・x(i+1) ,…となる。また、同様に、係数器56の
出力はC1 ・x(i-2) ,C4 ・x(i-2) ,C1 ・x(i-
1) ,C4 ・x(i-1) ,C1 ・x(i) ,C4 ・x(i) ,
C1 ・x(i+1) ,C4 ・x(i+1),…となり、係数器57
の出力はC2 ・x(i-2) ,C5 ・x(i-2) ,C2・x(i-
1) ,C5 ・x(i-1) ,C2 ・x(i) ,C5 ・x(i) ,
C2 ・x(i+1) ,C5 ・x(i+1),…となる。
に示すように、フェーズ1とフェーズ2とで、C0 ・x
(i-2) ,C3 ・x(i-2) ,C0 ・x(i-1) ,C3 ・x(i
-1),C0 ・x(i) ,C3 ・x(i) ,C0 ・x(i+1) ,
C3 ・x(i+1) ,…となる。また、同様に、係数器56の
出力はC1 ・x(i-2) ,C4 ・x(i-2) ,C1 ・x(i-
1) ,C4 ・x(i-1) ,C1 ・x(i) ,C4 ・x(i) ,
C1 ・x(i+1) ,C4 ・x(i+1),…となり、係数器57
の出力はC2 ・x(i-2) ,C5 ・x(i-2) ,C2・x(i-
1) ,C5 ・x(i-1) ,C2 ・x(i) ,C5 ・x(i) ,
C2 ・x(i+1) ,C5 ・x(i+1),…となる。
【0033】一方、図2(f)に示す標本化系列信号b
は、遅延時間がT/2の遅延素子68によって遅延され
て、フェーズ2の先頭タイミングで内容が変化し、図2
(g)の信号系列b′に示すように、データy(i-2) ,
y(i-1) ,y(i) ,y(i+1) ,…となる。一方、レジス
タ64乃至66はセレクト信号Sの“0”でタップ係数D0
乃至D2 を選択し、“1”でタップ係数D3 乃至D5 を
選択するので、係数器58の出力qは、図2(i)に示す
ように、フェーズ1とフェーズ2とで、D0 ・y(i-2)
,D3 ・y(i-2) ,D0 ・y(i-1) ,D3 ・y(i-1)
,D0 ・y(i) ,D3 ・y(i) ,D0 ・y(i+1) ,D3
・y(i+1) ,…となる。また、係数器59の出力はD1
・y(i-2) ,D4 ・y(i-2) ,D1 ・y(i-1) ,D4 ・
y(i-1) ,D1・y(i) ,D4 ・y(i) ,D1 ・y(i+1)
,D4 ・y(i+1) ,…となり、係数器60の出力はD2
・y(i-2) ,D5 ・y(i-2) ,D2 ・y(i-1) ,D5 ・
y(i-1),D2 ・y(i) ,D5 ・y(i) ,D2 ・y(i+1)
,D5 ・y(i+1) ,…となる。
は、遅延時間がT/2の遅延素子68によって遅延され
て、フェーズ2の先頭タイミングで内容が変化し、図2
(g)の信号系列b′に示すように、データy(i-2) ,
y(i-1) ,y(i) ,y(i+1) ,…となる。一方、レジス
タ64乃至66はセレクト信号Sの“0”でタップ係数D0
乃至D2 を選択し、“1”でタップ係数D3 乃至D5 を
選択するので、係数器58の出力qは、図2(i)に示す
ように、フェーズ1とフェーズ2とで、D0 ・y(i-2)
,D3 ・y(i-2) ,D0 ・y(i-1) ,D3 ・y(i-1)
,D0 ・y(i) ,D3 ・y(i) ,D0 ・y(i+1) ,D3
・y(i+1) ,…となる。また、係数器59の出力はD1
・y(i-2) ,D4 ・y(i-2) ,D1 ・y(i-1) ,D4 ・
y(i-1) ,D1・y(i) ,D4 ・y(i) ,D1 ・y(i+1)
,D4 ・y(i+1) ,…となり、係数器60の出力はD2
・y(i-2) ,D5 ・y(i-2) ,D2 ・y(i-1) ,D5 ・
y(i-1),D2 ・y(i) ,D5 ・y(i) ,D2 ・y(i+1)
,D5 ・y(i+1) ,…となる。
【0034】図2(e)と図2(i)との比較から明ら
かなように、標本化系列信号aの演算を行う係数器55乃
至57の出力に対して、標本化系列信号bの演算を行う係
数器58乃至60からは(T/2)だけ遅延した周期(T/
2)の系列の出力が得られる。
かなように、標本化系列信号aの演算を行う係数器55乃
至57の出力に対して、標本化系列信号bの演算を行う係
数器58乃至60からは(T/2)だけ遅延した周期(T/
2)の系列の出力が得られる。
【0035】また、図2(j)に示すように、カスケー
ド入力系列信号dは周期Tでサンプリングされているの
で、クロックCK及びセレクト信号Sの周期で、データ
w(i-2) ,w(i-1) ,w(i) ,w(i+1) ,…が変化す
る。セレクタ93はセレクト信号Sの“0”、即ち、フェ
ーズ2においてカスケード入力系列信号dをパイプライ
ン型加算回路90内の加算器71に与える。
ド入力系列信号dは周期Tでサンプリングされているの
で、クロックCK及びセレクト信号Sの周期で、データ
w(i-2) ,w(i-1) ,w(i) ,w(i+1) ,…が変化す
る。セレクタ93はセレクト信号Sの“0”、即ち、フェ
ーズ2においてカスケード入力系列信号dをパイプライ
ン型加算回路90内の加算器71に与える。
【0036】こうして、この場合には、パイプライン型
加算回路90の加算器71にはセレクタ93の出力及び係数器
57の出力が与えられ、加算器72乃至76には夫々係数器6
0,56,59,55,58の出力が与えられる。加算器71乃至7
5の出力は夫々遅延素子81乃至85によってT/2だけ遅
延されて加算器72乃至76に与えられる。
加算回路90の加算器71にはセレクタ93の出力及び係数器
57の出力が与えられ、加算器72乃至76には夫々係数器6
0,56,59,55,58の出力が与えられる。加算器71乃至7
5の出力は夫々遅延素子81乃至85によってT/2だけ遅
延されて加算器72乃至76に与えられる。
【0037】いま、入力端子51を介して標本化系列信号
x(i-2) が入力される期間K-2であるものとする。この
期間K-2のフェーズ2においてセレクト信号Sが“0”
になると、図2(j)に示すカスケード入力系列信号w
(i-2) がセレクタ93から加算器71に供給される。セレク
ト信号Sが“0”であるので、レジスタ63はタップ係数
C5 を選択して係数器57に与え、係数器57からはC5 ・
x(i-2) が加算器71に供給される。加算器71はセレクタ
93の出力と係数器57の出力とを加算して遅延素子81を介
して加算器72に出力する。
x(i-2) が入力される期間K-2であるものとする。この
期間K-2のフェーズ2においてセレクト信号Sが“0”
になると、図2(j)に示すカスケード入力系列信号w
(i-2) がセレクタ93から加算器71に供給される。セレク
ト信号Sが“0”であるので、レジスタ63はタップ係数
C5 を選択して係数器57に与え、係数器57からはC5 ・
x(i-2) が加算器71に供給される。加算器71はセレクタ
93の出力と係数器57の出力とを加算して遅延素子81を介
して加算器72に出力する。
【0038】遅延素子81は加算器71の出力をT/2期間
だけ遅延させて加算器72に出力する。即ち、加算器72は
次の期間K-1のフェーズ1において加算器71の出力と係
数器60の出力とを加算する。このタイミングでは、セレ
クタ信号Sは“1”であって、レジスタ66はD5 を選択
しており、また、標本化系列信号bは遅延素子68によっ
てT/2期間だけ遅延されているので、係数器60の出力
はD5 ・y(i-2) となる。
だけ遅延させて加算器72に出力する。即ち、加算器72は
次の期間K-1のフェーズ1において加算器71の出力と係
数器60の出力とを加算する。このタイミングでは、セレ
クタ信号Sは“1”であって、レジスタ66はD5 を選択
しており、また、標本化系列信号bは遅延素子68によっ
てT/2期間だけ遅延されているので、係数器60の出力
はD5 ・y(i-2) となる。
【0039】こうして、期間K-1のフェーズ1において
は、加算器72の出力はw(i-2) +C5 ・x(i-2) +D5
・y(i-2) となる。加算器72の出力は遅延素子82によっ
てT/2期間だけ遅延されて加算器73に与えられ、期間
K-1のフェーズ2において係数器56の出力と加算され
る。この期間K-1のフェーズ2においては、係数器56に
は入力端子51を介して標本化系列信号x(i-1) が入力さ
れており、セレクト信号Sは“0”であるので、係数器
56の出力はC4 ・x(i-1) となる。こうして、この期間
における加算器73の出力は、w(i-2) +C5 ・x(i-2)
+D5 ・y(i-2)+C4 ・x(i-1) となる。
は、加算器72の出力はw(i-2) +C5 ・x(i-2) +D5
・y(i-2) となる。加算器72の出力は遅延素子82によっ
てT/2期間だけ遅延されて加算器73に与えられ、期間
K-1のフェーズ2において係数器56の出力と加算され
る。この期間K-1のフェーズ2においては、係数器56に
は入力端子51を介して標本化系列信号x(i-1) が入力さ
れており、セレクト信号Sは“0”であるので、係数器
56の出力はC4 ・x(i-1) となる。こうして、この期間
における加算器73の出力は、w(i-2) +C5 ・x(i-2)
+D5 ・y(i-2)+C4 ・x(i-1) となる。
【0040】以後同様にして、加算器73乃至76によって
順次加算が行われて、期間K1 のフェーズ1において、
加算器76の出力fはw(i-2) +C5 ・x(i-2) +D5 ・
y(i-2) +C4 ・x(i-1) +D4 ・y(i-1) +C3 ・x
(i) +D3 ・y(i) となる。係数順に整理すると、加算
器76の出力fは下記(4)式に示すものとなる(図2
(k)参照)。この(4)式はタップ係数C3 乃至C5
,D3 乃至D5 に対応した項を含んでいる。
順次加算が行われて、期間K1 のフェーズ1において、
加算器76の出力fはw(i-2) +C5 ・x(i-2) +D5 ・
y(i-2) +C4 ・x(i-1) +D4 ・y(i-1) +C3 ・x
(i) +D3 ・y(i) となる。係数順に整理すると、加算
器76の出力fは下記(4)式に示すものとなる(図2
(k)参照)。この(4)式はタップ係数C3 乃至C5
,D3 乃至D5 に対応した項を含んでいる。
【0041】 w(i-2) +C3 ・x(i) +C4 ・x(i-1) +C5 ・x(i-2) +D3 ・y(i) +D 4 ・y(i-1) +D5 ・y(i-2) …(4) このように、セレクタ93の出力時間を基準とすると、遅
延時間5・T/2の後にパイプライン型加算回路90から
セレクタ93の出力に対応した出力が出力される。(4)
式に示すパイプライン型加算回路90の出力はセレクタ93
に供給され、セレクト信号Sの“1”によってパイプラ
イン型加算回路90の加算器71に供給される。更に、期間
5・T/2の後、即ち、入力端子51から標本化系列信号
x(i+3)が入力される期間K3 のフェーズ2において、
パイプライン型加算回路90から演算結果は出力される。
延時間5・T/2の後にパイプライン型加算回路90から
セレクタ93の出力に対応した出力が出力される。(4)
式に示すパイプライン型加算回路90の出力はセレクタ93
に供給され、セレクト信号Sの“1”によってパイプラ
イン型加算回路90の加算器71に供給される。更に、期間
5・T/2の後、即ち、入力端子51から標本化系列信号
x(i+3)が入力される期間K3 のフェーズ2において、
パイプライン型加算回路90から演算結果は出力される。
【0042】つまり、期間K1 のフェーズ1において、
タップ係数C2 と標本化系列信号x(i+1) との乗算結果
が加算器71において加算され、期間K1 のフェーズ2に
おいて、タップ係数D2 と標本化系列信号y(i+1) との
乗算結果が加算器72において加算され、期間K2 のフェ
ーズ1において、タップ係数C1 と標本化系列信号x(i
+2) との乗算結果が加算器73において加算され、期間K
2 のフェーズ2において、タップ係数D1 と標本化系列
信号y(i+2) との乗算結果が加算器74において加算さ
れ、期間K3 のフェーズ1において、タップ係数C0 と
標本化系列信号x(i+3) との乗算結果が加算器75におい
て加算され、期間K3 のフェーズ2において、タップ係
数D0 と標本化系列信号y(i+3) との乗算結果が加算器
76において加算されて出力される。
タップ係数C2 と標本化系列信号x(i+1) との乗算結果
が加算器71において加算され、期間K1 のフェーズ2に
おいて、タップ係数D2 と標本化系列信号y(i+1) との
乗算結果が加算器72において加算され、期間K2 のフェ
ーズ1において、タップ係数C1 と標本化系列信号x(i
+2) との乗算結果が加算器73において加算され、期間K
2 のフェーズ2において、タップ係数D1 と標本化系列
信号y(i+2) との乗算結果が加算器74において加算さ
れ、期間K3 のフェーズ1において、タップ係数C0 と
標本化系列信号x(i+3) との乗算結果が加算器75におい
て加算され、期間K3 のフェーズ2において、タップ係
数D0 と標本化系列信号y(i+3) との乗算結果が加算器
76において加算されて出力される。
【0043】こうして、期間K3 のフェーズ2において
は、パイプライン型加算回路90からは下記(5)式に示
す出力が得られる。
は、パイプライン型加算回路90からは下記(5)式に示
す出力が得られる。
【0044】 w(i-2) +C0 ・x(i+3) +C1 ・x(i+2) +C2 ・x(i+1) +C3 ・x(i) + C4 ・x(i-1) +C5 ・x(i-2) +D0 ・y(i+3) +D1 ・y(i+2) +D2 ・y(i+1) +D3 ・y(i) + D4 ・y(i-1) +D5 ・y(i-2) …(5) この(5)式は(4)式の各項を含んでいる。即ち、セ
レクタ93はセレクト信号Sが“1”のときにパイプライ
ン型加算回路90の出力を選択するので、フェーズ1にお
いてパイプライン型加算回路90から出力された(4)式
の出力は、セレクタ93を介して入力側の加算器71に供給
されて、再度、パイプライン型加算回路90によって演算
処理されることになる。また、パイプライン型加算回路
90の入力に対して出力は5T/2だけ遅延しているの
で、2回目の演算処理においては加算器71乃至76の加算
処理のタイミングはフェーズ1と2とで切換る。従っ
て、2回目の演算処理においては、タップ係数C0 乃至
C2 ,D0 乃至D2 が用いられ、(5)式に示す2回目
の演算結果は加算器76からフェーズ2のタイミングで出
力される。
レクタ93はセレクト信号Sが“1”のときにパイプライ
ン型加算回路90の出力を選択するので、フェーズ1にお
いてパイプライン型加算回路90から出力された(4)式
の出力は、セレクタ93を介して入力側の加算器71に供給
されて、再度、パイプライン型加算回路90によって演算
処理されることになる。また、パイプライン型加算回路
90の入力に対して出力は5T/2だけ遅延しているの
で、2回目の演算処理においては加算器71乃至76の加算
処理のタイミングはフェーズ1と2とで切換る。従っ
て、2回目の演算処理においては、タップ係数C0 乃至
C2 ,D0 乃至D2 が用いられ、(5)式に示す2回目
の演算結果は加算器76からフェーズ2のタイミングで出
力される。
【0045】上記(4)式は期間K1 、即ち、入力端子
51に標本化系列信号a=x(i+1) が入力されるタイミン
グにおけるパイプライン型加算回路90の出力である。従
って、例えば、標本化系列信号aがx(i+3) である期間
K3 のフェーズ1におけるパイプライン型加算回路90の
出力は下記(6)式によって示される。
51に標本化系列信号a=x(i+1) が入力されるタイミン
グにおけるパイプライン型加算回路90の出力である。従
って、例えば、標本化系列信号aがx(i+3) である期間
K3 のフェーズ1におけるパイプライン型加算回路90の
出力は下記(6)式によって示される。
【0046】 w(i) +C3 ・x(i+2) +C4 ・x(i+1) +C5 ・x(i) +D3 ・y(i+2) +D 4 ・y(i+1) +D5 ・y(i) …(6) 即ち、期間K3 においては、フェーズ1においてパイプ
ライン型加算回路90から上記(6)式の出力fが出力さ
れ、フェーズ2において上記(5)式の出力fが出力さ
れる。これらのフェーズ1,2の出力fは出力確定遅延
素子91に与えられる。出力確定遅延素子91はクロックC
Kの立上りタイミングで出力を取込む。フェーズ1にお
いてはクロックCKは“1”であるので、パイプライン
型加算回路90からのフェーズ1の出力は無視され、フェ
ーズ2の出力、即ち、(5)式に示す出力のみが出力系
列信号{z(i)}として出力端子92に供給される。な
お、上述したように、(6)式に示すフェーズ1の出力
はセレクタ93を介して加算器71に供給されて2回目の演
算が行われる。
ライン型加算回路90から上記(6)式の出力fが出力さ
れ、フェーズ2において上記(5)式の出力fが出力さ
れる。これらのフェーズ1,2の出力fは出力確定遅延
素子91に与えられる。出力確定遅延素子91はクロックC
Kの立上りタイミングで出力を取込む。フェーズ1にお
いてはクロックCKは“1”であるので、パイプライン
型加算回路90からのフェーズ1の出力は無視され、フェ
ーズ2の出力、即ち、(5)式に示す出力のみが出力系
列信号{z(i)}として出力端子92に供給される。な
お、上述したように、(6)式に示すフェーズ1の出力
はセレクタ93を介して加算器71に供給されて2回目の演
算が行われる。
【0047】ここで、上記(3)式との比較を行うため
に、セレクタ93に入力されたカスケード入力系列信号w
(i-6) に対応する出力系列信号eを求める。このカスケ
ード入力系列信号dの入力から遅延時間5T/2後、即
ち、標本化系列信号x(i-3)が入力される期間のフェー
ズ1において、パイプライン型加算回路90からは下記
(7)式に示す1回目の演算結果が得られる。
に、セレクタ93に入力されたカスケード入力系列信号w
(i-6) に対応する出力系列信号eを求める。このカスケ
ード入力系列信号dの入力から遅延時間5T/2後、即
ち、標本化系列信号x(i-3)が入力される期間のフェー
ズ1において、パイプライン型加算回路90からは下記
(7)式に示す1回目の演算結果が得られる。
【0048】 w(i-6) +C3 ・x(i-4) +C4 ・x(i-5) +C5 ・x(i-6) +D3 ・y(i-4) +D4 ・y(i-5) +D5 ・y(i-6) …(7) (7)式の演算結果はセレクタ93を介して加算器71に供
給されて2回目の演算が行われる。セレクタ93から
(7)式の出力が加算器71に供給された後の5T/2期
間後、即ち、標本化系列信号x(i-1) が入力される期間
K-1のフェーズ2において、下記(8)式に示す演算結
果が得られる。
給されて2回目の演算が行われる。セレクタ93から
(7)式の出力が加算器71に供給された後の5T/2期
間後、即ち、標本化系列信号x(i-1) が入力される期間
K-1のフェーズ2において、下記(8)式に示す演算結
果が得られる。
【0049】 この(8)式は上記(3)式に一致する。即ち、入力か
ら6T後には、出力端子92に所望のトランスバーサルフ
ィルタ出力が得られることが分かる。
ら6T後には、出力端子92に所望のトランスバーサルフ
ィルタ出力が得られることが分かる。
【0050】このように、本実施の形態においては、2
つの入力信号系列で用いるパイプライン型加算回路を共
用化する。即ち、本実施の形態においては、標本化系列
信号bを標本化系列信号aに対して期間T/2だけ遅延
させることにより、パイプライン型加算回路の標本化系
列信号a用の加算回路と標本化系列信号b用の加算回路
の加算タイミング同士を期間T/2だけずらし、加算器
と遅延素子とが交互に直列接続されたパイプライン型加
算回路によって2つの入力信号系列に対するパイプライ
ン型加算処理を行うことを可能にする。これにより、遅
延素子の数を低減して回路規模を縮小することができ
る。また、消費電力及び発熱量を抑制することができ、
IC化に適した構成にすることができる。また、回路規
模を増大させることなく、タップ数を増やすことも可能
である。
つの入力信号系列で用いるパイプライン型加算回路を共
用化する。即ち、本実施の形態においては、標本化系列
信号bを標本化系列信号aに対して期間T/2だけ遅延
させることにより、パイプライン型加算回路の標本化系
列信号a用の加算回路と標本化系列信号b用の加算回路
の加算タイミング同士を期間T/2だけずらし、加算器
と遅延素子とが交互に直列接続されたパイプライン型加
算回路によって2つの入力信号系列に対するパイプライ
ン型加算処理を行うことを可能にする。これにより、遅
延素子の数を低減して回路規模を縮小することができ
る。また、消費電力及び発熱量を抑制することができ、
IC化に適した構成にすることができる。また、回路規
模を増大させることなく、タップ数を増やすことも可能
である。
【0051】図3は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図3において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態におい
ても、タップ数kが6で、タップ係数の時分割多重度n
が2の例を示している。
ック図である。図3において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態におい
ても、タップ数kが6で、タップ係数の時分割多重度n
が2の例を示している。
【0052】本実施の形態はレジスタ61乃至66及びセレ
クタ93に代えて夫々レジスタ101 乃至106 及びセレクタ
109 を採用すると共に、遅延素子107 ,108 を付加した
点が図1の実施の形態と異なる。本実施の形態はタップ
係数の選択の順序を変更したものである。
クタ93に代えて夫々レジスタ101 乃至106 及びセレクタ
109 を採用すると共に、遅延素子107 ,108 を付加した
点が図1の実施の形態と異なる。本実施の形態はタップ
係数の選択の順序を変更したものである。
【0053】レジスタ101 乃至103 は夫々タップ係数C
0 ,C3 、タップ係数C1 ,C4 又はタップ係数C2 ,
C5 を設定することができる。レジスタ101 乃至103 は
セレクト信号Sの“1”でタップ係数C3 ,C4 ,C5
を選択し、“0”でタップ係数C0 ,C1 ,C2 を選択
して出力するようになっている。
0 ,C3 、タップ係数C1 ,C4 又はタップ係数C2 ,
C5 を設定することができる。レジスタ101 乃至103 は
セレクト信号Sの“1”でタップ係数C3 ,C4 ,C5
を選択し、“0”でタップ係数C0 ,C1 ,C2 を選択
して出力するようになっている。
【0054】レジスタ104 乃至106 は夫々タップ係数D
0 ,D3 、タップ係数D1 ,D4 又はタップ係数D2 ,
D5 を設定することができる。レジスタ104 乃至106 は
セレクト信号Sの“1”でタップ係数D0 ,D1 ,D2
を選択し、“0”でタップ係数D3 ,D4 ,D5 を選択
して出力するようになっている。
0 ,D3 、タップ係数D1 ,D4 又はタップ係数D2 ,
D5 を設定することができる。レジスタ104 乃至106 は
セレクト信号Sの“1”でタップ係数D0 ,D1 ,D2
を選択し、“0”でタップ係数D3 ,D4 ,D5 を選択
して出力するようになっている。
【0055】パイプライン型加算回路90の出力端からセ
レクタ109 の入力端までの帰還路中に遅延素子107 ,10
8 が設けられている。即ち、パイプライン型加算回路90
の出力は遅延素子107 に与えられる。遅延素子107 の出
力は出力確定遅延素子91に与えられると共に、遅延素子
108 にも与えられるようになっている。遅延素子107,1
08 はクロックCK2によって動作して、入力された信
号をT/2期間だけ遅延させて出力するようになってい
る。
レクタ109 の入力端までの帰還路中に遅延素子107 ,10
8 が設けられている。即ち、パイプライン型加算回路90
の出力は遅延素子107 に与えられる。遅延素子107 の出
力は出力確定遅延素子91に与えられると共に、遅延素子
108 にも与えられるようになっている。遅延素子107,1
08 はクロックCK2によって動作して、入力された信
号をT/2期間だけ遅延させて出力するようになってい
る。
【0056】セレクタ109 はカスケード入力端子53を介
してカスケード入力系列信号d={w(i)}も入力さ
れる。セレクタ109 は、セレクト信号Sの“1”でカス
ケード入力系列信号dを選択し、“0”で遅延素子108
の出力を選択してパイプライン型加算回路90の加算器71
に出力するようになっている。
してカスケード入力系列信号d={w(i)}も入力さ
れる。セレクタ109 は、セレクト信号Sの“1”でカス
ケード入力系列信号dを選択し、“0”で遅延素子108
の出力を選択してパイプライン型加算回路90の加算器71
に出力するようになっている。
【0057】他の構成は図一の実施の形態と同様であ
る。
る。
【0058】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図4のタイミングチャートを参照して説明
する。図4(a)はクロックCK及びセレクト信号Sを
示し、図4(b)はクロックCK2を示し、図4(c)
は標本化系列信号aを示し、図4(d)はレジスタ101
からのタップ係数gを示し、図4(e)は係数器55の出
力hを示し、図4(f)は標本化系列信号bを示し、図
4(g)遅延素子68の出力b′を示し、図4(h)はレ
ジスタ104 からのタップ係数pを示し、図4(i)は係
数器58の出力qを示し、図4(j)はカスケード入力系
列信号dを示し、図4(k)は遅延素子107 の出力fを
示し、図4(l)は出力系列信号eを示している。
動作について図4のタイミングチャートを参照して説明
する。図4(a)はクロックCK及びセレクト信号Sを
示し、図4(b)はクロックCK2を示し、図4(c)
は標本化系列信号aを示し、図4(d)はレジスタ101
からのタップ係数gを示し、図4(e)は係数器55の出
力hを示し、図4(f)は標本化系列信号bを示し、図
4(g)遅延素子68の出力b′を示し、図4(h)はレ
ジスタ104 からのタップ係数pを示し、図4(i)は係
数器58の出力qを示し、図4(j)はカスケード入力系
列信号dを示し、図4(k)は遅延素子107 の出力fを
示し、図4(l)は出力系列信号eを示している。
【0059】レジスタ101 乃至106 には図4(a)に示
すセレクト信号Sが供給される。セレクト信号Sはフェ
ーズ1において“1”であり、フェーズ2では“0”で
ある。レジスタ101 乃至106 はフェーズ1において図中
上側に示したタップ係数C3乃至C5 ,D0 乃至D2 を
選択し、フェーズ2において図中下側に示したタップ係
数C0 乃至C2 ,D3 乃至D5 を選択する。こうして、
レジスタ101 乃至103,104 乃至106 からは夫々図4
(d),(h)に示すタップ係数が出力される。
すセレクト信号Sが供給される。セレクト信号Sはフェ
ーズ1において“1”であり、フェーズ2では“0”で
ある。レジスタ101 乃至106 はフェーズ1において図中
上側に示したタップ係数C3乃至C5 ,D0 乃至D2 を
選択し、フェーズ2において図中下側に示したタップ係
数C0 乃至C2 ,D3 乃至D5 を選択する。こうして、
レジスタ101 乃至103,104 乃至106 からは夫々図4
(d),(h)に示すタップ係数が出力される。
【0060】これにより、例えば、係数器55の出力h
は、図4(e)に示すように、フェーズ1とフェーズ2
とで、C3 ・x(i-2) ,C0 ・x(i-2) ,C3 ・x(i-
1) ,C0 ・x(i-1) ,C3 ・x(i) ,C0 ・x(i) ,
C3 ・x(i+1) ,C0 ・x(i+1),…となる。また、同
様に、係数器56の出力はC4 ・x(i-2) ,C1 ・x(i-
2),C4 ・x(i-1) ,C1 ・x(i-1) ,C4 ・x(i) ,
C1 ・x(i) ,C4 ・x(i+1) ,C1 ・x(i+1),…と
なり、係数器57の出力はC5 ・x(i-2) ,C2 ・x(i-
2) ,C5 ・x(i-1) ,C2 ・x(i-1) ,C5 ・x(i)
,C2 ・x(i) ,C5・x(i+1) ,C2 ・x(i+1),…
となる。
は、図4(e)に示すように、フェーズ1とフェーズ2
とで、C3 ・x(i-2) ,C0 ・x(i-2) ,C3 ・x(i-
1) ,C0 ・x(i-1) ,C3 ・x(i) ,C0 ・x(i) ,
C3 ・x(i+1) ,C0 ・x(i+1),…となる。また、同
様に、係数器56の出力はC4 ・x(i-2) ,C1 ・x(i-
2),C4 ・x(i-1) ,C1 ・x(i-1) ,C4 ・x(i) ,
C1 ・x(i) ,C4 ・x(i+1) ,C1 ・x(i+1),…と
なり、係数器57の出力はC5 ・x(i-2) ,C2 ・x(i-
2) ,C5 ・x(i-1) ,C2 ・x(i-1) ,C5 ・x(i)
,C2 ・x(i) ,C5・x(i+1) ,C2 ・x(i+1),…
となる。
【0061】また、係数器58の出力qは、図4(i)に
示すように、フェーズ1とフェーズ2とで、D0 ・y(i
-3) ,D3 ・y(i-2) ,D0 ・y(i-2) ,D3 ・y(i-
1) ,D0 ・y(i-1) ,D3 ・y(i) ,D0 ・y(i) ,
D3 ・y(i+1) ,D0 ・y(i+1) ,…となる。また、係
数器59の出力はD4 ・y(i-2) ,D1 ・y(i-2) ,D4
・y(i-1) ,D1 ・y(i-1) ,D4 ・y(i) ,D1 ・y
(i) ,D4 ・y(i+1) ,D1 ・y(i+1) ,…となり、係
数器60の出力はD5 ・y(i-2) ,D2 ・y(i-2),D5
・y(i-1) ,D2 ・y(i-1) ,D5 ・y(i) ,D2 ・y
(i) ,D5 ・y(i+1) ,D2 ・y(i+1) ,…となる。
示すように、フェーズ1とフェーズ2とで、D0 ・y(i
-3) ,D3 ・y(i-2) ,D0 ・y(i-2) ,D3 ・y(i-
1) ,D0 ・y(i-1) ,D3 ・y(i) ,D0 ・y(i) ,
D3 ・y(i+1) ,D0 ・y(i+1) ,…となる。また、係
数器59の出力はD4 ・y(i-2) ,D1 ・y(i-2) ,D4
・y(i-1) ,D1 ・y(i-1) ,D4 ・y(i) ,D1 ・y
(i) ,D4 ・y(i+1) ,D1 ・y(i+1) ,…となり、係
数器60の出力はD5 ・y(i-2) ,D2 ・y(i-2),D5
・y(i-1) ,D2 ・y(i-1) ,D5 ・y(i) ,D2 ・y
(i) ,D5 ・y(i+1) ,D2 ・y(i+1) ,…となる。
【0062】図4(e)と図4(i)との比較から明ら
かなように、標本化系列信号aの演算を行う係数器55乃
至57の出力に対して、標本化系列信号bの演算を行う係
数器58乃至60からは(T/2)だけ遅延した周期(T/
2)の系列の出力が得られる。
かなように、標本化系列信号aの演算を行う係数器55乃
至57の出力に対して、標本化系列信号bの演算を行う係
数器58乃至60からは(T/2)だけ遅延した周期(T/
2)の系列の出力が得られる。
【0063】セレクタ109 はセレクト信号Sの“1”、
即ち、フェーズ1においてカスケード入力系列信号dを
パイプライン型加算回路90内の加算器71に与える。ま
た、セレクタ109 はセレクト信号Sの“0”で遅延素子
108 の出力を加算器71に与える。
即ち、フェーズ1においてカスケード入力系列信号dを
パイプライン型加算回路90内の加算器71に与える。ま
た、セレクタ109 はセレクト信号Sの“0”で遅延素子
108 の出力を加算器71に与える。
【0064】いま、標本化系列信号x(i-2) が入力され
る期間のフェーズ1において、カスケード入力系列信号
w(i-2) が加算器71に入力されるものとする。加算器71
はタップ係数C5 と標本化系列信号x(i-2) との乗算結
果とカスケード入力系列信号dとを加算する。この場合
の加算結果はC5 ・x(i-2) +w(i-2) となる。加算器
71,73,75は期間Tずつずれたフェーズ1において加算
を行い、加算器72,74,76は期間Tずつずれたフェーズ
2において加算を行う。
る期間のフェーズ1において、カスケード入力系列信号
w(i-2) が加算器71に入力されるものとする。加算器71
はタップ係数C5 と標本化系列信号x(i-2) との乗算結
果とカスケード入力系列信号dとを加算する。この場合
の加算結果はC5 ・x(i-2) +w(i-2) となる。加算器
71,73,75は期間Tずつずれたフェーズ1において加算
を行い、加算器72,74,76は期間Tずつずれたフェーズ
2において加算を行う。
【0065】これにより、パイプライン型加算回路90か
らは、セレクタ109 の出力時間を基準として5T/2期
間後に、標本化系列信号x(i-2) ,y(i-2) に対応する
出力が現れる。この出力は遅延素子107 によってT/2
だけ遅延され、結局、標本化系列信号x(i+1) が入力さ
れる期間のフェーズ1において出力fとして出力され
る。更に、この出力fは遅延素子108 によってT/2だ
け遅延され、この期間のフェーズ2においてセレクタ10
9 から加算器71に与えられる。
らは、セレクタ109 の出力時間を基準として5T/2期
間後に、標本化系列信号x(i-2) ,y(i-2) に対応する
出力が現れる。この出力は遅延素子107 によってT/2
だけ遅延され、結局、標本化系列信号x(i+1) が入力さ
れる期間のフェーズ1において出力fとして出力され
る。更に、この出力fは遅延素子108 によってT/2だ
け遅延され、この期間のフェーズ2においてセレクタ10
9 から加算器71に与えられる。
【0066】こうして、パイプライン型加算回路90の2
回目の演算時には、加算器71,73,75は期間Tずつずれ
たフェーズ2において加算を行い、加算器72,74,76は
期間Tずつずれたフェーズ1において加算を行う。つま
り、パイプライン型加算回路90の2回目の演算時には、
タップ係数C0 乃至C2 ,D0 乃至D2 が用いられる。
加算器71からは、標本化系列信号x(i+1) が入力される
期間のフェーズ1において、下記(9)式に示す加算結
果が得られる。
回目の演算時には、加算器71,73,75は期間Tずつずれ
たフェーズ2において加算を行い、加算器72,74,76は
期間Tずつずれたフェーズ1において加算を行う。つま
り、パイプライン型加算回路90の2回目の演算時には、
タップ係数C0 乃至C2 ,D0 乃至D2 が用いられる。
加算器71からは、標本化系列信号x(i+1) が入力される
期間のフェーズ1において、下記(9)式に示す加算結
果が得られる。
【0067】 w(i-2) +C3 ・x(i) +C4 ・x(i-1) +C5 ・x(i-2) +D3 ・x(i) +D4 ・x(i-1) +D5 ・x(i-2) +C2 ・x(i+1) …(9) (9)式の出力は、パイプライン型加算回路90に与えら
れて、2回目の演算が行われる。こうして、セレクタ10
9 の出力からは5T/2後のフェーズ1において下記
(10)式に示す演算結果が出力される。
れて、2回目の演算が行われる。こうして、セレクタ10
9 の出力からは5T/2後のフェーズ1において下記
(10)式に示す演算結果が出力される。
【0068】 w(i-2) +C0 ・x(i+3) +C1 ・x(i+2) +C2 ・x(i+1) +C3 ・x(i) +C4 ・ x(i-1) +C5 ・x(i-2) +D0 ・y(i+3) +D1 ・y(i+2) +D2 ・y(i+1) +D3 ・y(i) +D4 ・ y(i-1) +D5 ・y(i-2) …(10) 上記(10)式の演算結果は遅延素子107 によってT/
2期間遅延され、フェーズ2において出力確定遅延素子
91に供給される。出力確定遅延素子91はフェーズ2の出
力のみを出力系列信号eとして出力する。
2期間遅延され、フェーズ2において出力確定遅延素子
91に供給される。出力確定遅延素子91はフェーズ2の出
力のみを出力系列信号eとして出力する。
【0069】(10)式の出力は各タップ係数C0 乃至
C5 ,D0 乃至D5 の項を含むと共に、標本化系列信号
a,bの項も含んでおり、上記(3)式に一致する。こ
うして、図1と同様に、出力端子92から所望のトランス
バーサルフィルタ出力を得ることができる。
C5 ,D0 乃至D5 の項を含むと共に、標本化系列信号
a,bの項も含んでおり、上記(3)式に一致する。こ
うして、図1と同様に、出力端子92から所望のトランス
バーサルフィルタ出力を得ることができる。
【0070】なお、出力eは入力に対して図1の実施の
形態よりも更に1クロック分遅延した7T後に出力端子
92から出力されるが、この種の演算においては1サンプ
ル時間分のズレは特には問題となることはない。逆に、
パイプライン型加算回路の帰還路に2つの遅延素子を挿
入していることから、タイミングに余裕ができ、システ
ム設計が容易となるという利点がある。
形態よりも更に1クロック分遅延した7T後に出力端子
92から出力されるが、この種の演算においては1サンプ
ル時間分のズレは特には問題となることはない。逆に、
パイプライン型加算回路の帰還路に2つの遅延素子を挿
入していることから、タイミングに余裕ができ、システ
ム設計が容易となるという利点がある。
【0071】このように、本実施の形態は、図1の実施
の形態に対してタップ係数の選択順序を変更したもので
あり、パイプライン型加算回路の帰還路に遅延素子を設
けると共にセレクタの選択順序を変更することにより、
図1と同様の出力を得ることができる。
の形態に対してタップ係数の選択順序を変更したもので
あり、パイプライン型加算回路の帰還路に遅延素子を設
けると共にセレクタの選択順序を変更することにより、
図1と同様の出力を得ることができる。
【0072】図5は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。本実施の形態はタップ数が6で、タップ
係数の時分割多重度nが3の例を示している。
ック図である。本実施の形態はタップ数が6で、タップ
係数の時分割多重度nが3の例を示している。
【0073】入力端子111 には、期間T毎に標本化され
た標本化系列信号a={x(i)}が入力される。この
標本化系列信号aは遅延素子114 に与えられる。遅延素
子114 はクロックCK3によって動作して、入力された
信号T/3だけ遅延させて係数器121 ,122 に出力す
る。なお、クロックCK3は標本化クロックの3倍の周
波数のクロックである。標本化系列信号a,bの標本化
クロックの1周期(T)のうちの立上がりタイミングか
らT/3の区間をフェーズ1といい、中央のT/3の区
間をフェーズ2といい、最後のT/3の区間をフェーズ
3という。
た標本化系列信号a={x(i)}が入力される。この
標本化系列信号aは遅延素子114 に与えられる。遅延素
子114 はクロックCK3によって動作して、入力された
信号T/3だけ遅延させて係数器121 ,122 に出力す
る。なお、クロックCK3は標本化クロックの3倍の周
波数のクロックである。標本化系列信号a,bの標本化
クロックの1周期(T)のうちの立上がりタイミングか
らT/3の区間をフェーズ1といい、中央のT/3の区
間をフェーズ2といい、最後のT/3の区間をフェーズ
3という。
【0074】係数器121 ,122 には夫々係数レジスタ12
5 ,126 によってタップ係数が設定される。レジスタ12
5 ,126 は夫々タップ係数C0 ,C2 ,C4 又はタップ
係数C1 ,C3 ,C5 を格納している。レジスタ125 ,
126 はクロックCK3によって期間Tの間に3つのタッ
プ係数を切換えて出力する。即ち、レジスタ125 ,126
は、夫々、フェーズ1において図中上部に示したタップ
係数C4 ,C5 を選択して出力し、フェーズ2において
図中中央に示したタップ係数C0 ,C1 を選択して出力
し、フェーズ3において図中下部に示したタップ係数C
2 ,C3 を選択して出力する。
5 ,126 によってタップ係数が設定される。レジスタ12
5 ,126 は夫々タップ係数C0 ,C2 ,C4 又はタップ
係数C1 ,C3 ,C5 を格納している。レジスタ125 ,
126 はクロックCK3によって期間Tの間に3つのタッ
プ係数を切換えて出力する。即ち、レジスタ125 ,126
は、夫々、フェーズ1において図中上部に示したタップ
係数C4 ,C5 を選択して出力し、フェーズ2において
図中中央に示したタップ係数C0 ,C1 を選択して出力
し、フェーズ3において図中下部に示したタップ係数C
2 ,C3 を選択して出力する。
【0075】一方、入力端子112 には、期間T毎に標本
化された標本化系列信号b={y(i)}が入力され
る。この標本化系列信号bは、遅延素子115 、116 を介
して係数器123 ,124 に与えられる。遅延素子115 ,11
6 はクロックCK3によって動作して入力された信号を
夫々T/3だけ遅延させて出力するようになっている。
化された標本化系列信号b={y(i)}が入力され
る。この標本化系列信号bは、遅延素子115 、116 を介
して係数器123 ,124 に与えられる。遅延素子115 ,11
6 はクロックCK3によって動作して入力された信号を
夫々T/3だけ遅延させて出力するようになっている。
【0076】係数器123 ,124 は夫々レジスタ127 ,12
8 からタップ係数が設定される。レジスタ127 ,128 は
夫々タップ係数D0 ,D2 ,D4 又はタップ係数D1 ,
D3,D5 を格納している。レジスタ127 ,128 はクロ
ックCK3によって期間Tの間に3つのタップ係数を切
換えて出力する。即ち、レジスタ127 ,128 は、夫々、
フェーズ1において図中上部に示したタップ係数D2 ,
D3 を選択して出力し、フェーズ2において図中中央に
示したタップ係数D4 ,D5 を選択して出力し、フェー
ズ3において図中下部に示したタップ係数D0 ,D1 を
選択して出力する。
8 からタップ係数が設定される。レジスタ127 ,128 は
夫々タップ係数D0 ,D2 ,D4 又はタップ係数D1 ,
D3,D5 を格納している。レジスタ127 ,128 はクロ
ックCK3によって期間Tの間に3つのタップ係数を切
換えて出力する。即ち、レジスタ127 ,128 は、夫々、
フェーズ1において図中上部に示したタップ係数D2 ,
D3 を選択して出力し、フェーズ2において図中中央に
示したタップ係数D4 ,D5 を選択して出力し、フェー
ズ3において図中下部に示したタップ係数D0 ,D1 を
選択して出力する。
【0077】係数器121 乃至124 の出力は夫々加算器13
7 ,135 ,138 ,136 に与えられる。加算器135 ,136
相互間及び加算器137 ,138 相互間には夫々遅延素子13
1 ,134 が接続されている。また、加算器136 ,137 相
互間には遅延素子132 ,133が直列接続されている。遅
延素子131 乃至134 はクロックCK3によって動作して
入力された信号をT/3だけ遅延させて出力するように
なっている。
7 ,135 ,138 ,136 に与えられる。加算器135 ,136
相互間及び加算器137 ,138 相互間には夫々遅延素子13
1 ,134 が接続されている。また、加算器136 ,137 相
互間には遅延素子132 ,133が直列接続されている。遅
延素子131 乃至134 はクロックCK3によって動作して
入力された信号をT/3だけ遅延させて出力するように
なっている。
【0078】加算器135 乃至138 及び遅延素子131 乃至
134 によってパイプライン型加算回路140 が構成され
る。パイプライン型加算回路140 は係数器121 乃至124
の出力の遅延信号を加算して出力するようになってい
る。パイプライン型加算回路140の出力は、出力確定遅
延素子141 に与えられる。出力確定遅延素子141 は周期
がTのクロックCKによって動作して、クロックCKの
立上りタイミングで入力された信号を取込んで、出力端
子142 に出力系列信号e={Z(i)}として出力する
ようになっている。また、パイプライン型加算回路140
の出力はセレクタ129 に2系統の入力として供給され
る。
134 によってパイプライン型加算回路140 が構成され
る。パイプライン型加算回路140 は係数器121 乃至124
の出力の遅延信号を加算して出力するようになってい
る。パイプライン型加算回路140の出力は、出力確定遅
延素子141 に与えられる。出力確定遅延素子141 は周期
がTのクロックCKによって動作して、クロックCKの
立上りタイミングで入力された信号を取込んで、出力端
子142 に出力系列信号e={Z(i)}として出力する
ようになっている。また、パイプライン型加算回路140
の出力はセレクタ129 に2系統の入力として供給され
る。
【0079】セレクタ129 の他の1系統の入力端にはカ
スケード入力端子113 を介して期間T毎に標本化された
カスケード入力系列信号d={w(i)}が入力され
る。セレクタ129 は周期がT/3のクロックCK3によ
って3入力を切換えて出力する。即ち、セレクタ129
は、フェーズ1の区間にパイプライン型加算回路140 の
出力のうちのフェーズ1の区間のタップ係数に基づく演
算結果を選択し、フェーズ2の区間にパイプライン型加
算回路140 の出力のうちのフェーズ2の区間のタップ係
数に基づく演算結果を選択し、フェーズ3の区間に標本
化系列信号dを選択して出力するようになっている。セ
レクタ129 の出力は遅延素子130 を介してパイプライン
型加算回路140 の加算器135 に供給されるようになって
いる。遅延素子130 はクロックCK3によって動作して
入力された信号T/3だけ遅延させて出力する。
スケード入力端子113 を介して期間T毎に標本化された
カスケード入力系列信号d={w(i)}が入力され
る。セレクタ129 は周期がT/3のクロックCK3によ
って3入力を切換えて出力する。即ち、セレクタ129
は、フェーズ1の区間にパイプライン型加算回路140 の
出力のうちのフェーズ1の区間のタップ係数に基づく演
算結果を選択し、フェーズ2の区間にパイプライン型加
算回路140 の出力のうちのフェーズ2の区間のタップ係
数に基づく演算結果を選択し、フェーズ3の区間に標本
化系列信号dを選択して出力するようになっている。セ
レクタ129 の出力は遅延素子130 を介してパイプライン
型加算回路140 の加算器135 に供給されるようになって
いる。遅延素子130 はクロックCK3によって動作して
入力された信号T/3だけ遅延させて出力する。
【0080】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図6のタイミングチャートを参照して説明
する。図6(a)はクロックCKを示し、図6(b)は
クロックCK3を示し、図6(c)は標本化系列信号a
を示し、図6(d)は遅延素子114 の出力を示し、図6
(e)はレジスタ125 からのタップ係数gを示し、図6
(f)は係数器121 の出力hを示し、図6(g)は標本
化系列信号bを示し、図6(h)は遅延素子116 の出力
b′を示し、図6(i)はレジスタ127 からのタップ係
数pを示し、図6(j)は係数器123 の出力qを示し、
図6(k)はカスケード入力系列信号dを示し、図6
(l)はパイプライン型加算回路140 の出力fを示し、
図6(m)は出力系列信号eを示している。
動作について図6のタイミングチャートを参照して説明
する。図6(a)はクロックCKを示し、図6(b)は
クロックCK3を示し、図6(c)は標本化系列信号a
を示し、図6(d)は遅延素子114 の出力を示し、図6
(e)はレジスタ125 からのタップ係数gを示し、図6
(f)は係数器121 の出力hを示し、図6(g)は標本
化系列信号bを示し、図6(h)は遅延素子116 の出力
b′を示し、図6(i)はレジスタ127 からのタップ係
数pを示し、図6(j)は係数器123 の出力qを示し、
図6(k)はカスケード入力系列信号dを示し、図6
(l)はパイプライン型加算回路140 の出力fを示し、
図6(m)は出力系列信号eを示している。
【0081】図6(a),(b)に示すように、クロッ
クCK3は標本化クロック周期Tの1/3の周期であ
り、このクロックCK3によって、レジスタ125 乃至12
8 のタップ係数の設定が変更される。
クCK3は標本化クロック周期Tの1/3の周期であ
り、このクロックCK3によって、レジスタ125 乃至12
8 のタップ係数の設定が変更される。
【0082】標本化系列信号aは遅延素子114 によって
T/3期間だけ遅延され、図6(d)に示す出力a′が
係数器121 ,122 に与えられる。一方、係数器121 ,12
2 に入力されるタップ係数はT/3周期で切換えられる
ので、各フェーズ1,2,3において係数器121 ,122
から出力が得られる。
T/3期間だけ遅延され、図6(d)に示す出力a′が
係数器121 ,122 に与えられる。一方、係数器121 ,12
2 に入力されるタップ係数はT/3周期で切換えられる
ので、各フェーズ1,2,3において係数器121 ,122
から出力が得られる。
【0083】例えば、係数器121 の出力hは、図6
(f)に示すように、フェーズ1,2,3で、C4 ・x
(i-2) ,C0 ・x(i-1) ,C2 ・x(i-1) ,C4 ・x(i
-1) ,C0 ・x(i) ,C2 ・x(i) ,C4 ・x(i) ,C
0 ・x(i+1) ,…となる。また、同様に、係数器122 の
出力はC5 ・x(i-2) ,C1 ・x(i-1) ,C3 ・x(i-
1),C5 ・x(i-1) ,C1 ・x(i) ,C3 ・x(i) ,C
5 ・x(i) ,C1 ・x(i+1) ,…となる。
(f)に示すように、フェーズ1,2,3で、C4 ・x
(i-2) ,C0 ・x(i-1) ,C2 ・x(i-1) ,C4 ・x(i
-1) ,C0 ・x(i) ,C2 ・x(i) ,C4 ・x(i) ,C
0 ・x(i+1) ,…となる。また、同様に、係数器122 の
出力はC5 ・x(i-2) ,C1 ・x(i-1) ,C3 ・x(i-
1),C5 ・x(i-1) ,C1 ・x(i) ,C3 ・x(i) ,C
5 ・x(i) ,C1 ・x(i+1) ,…となる。
【0084】一方、図6(g)に示す標本化系列信号b
は、遅延時間がT/3の遅延素子115 ,116 によって遅
延されて、図6(h)に示す信号系列b′が係数器123
,124 に供給される。信号系列b′のデータy(i-2)
,y(i-1) ,y(i) ,y(i+1),…はフェーズ3の開始
タイミングで内容が変化する。一方、レジスタ127 ,12
8 はフェーズ1でタップ係数D2 ,D3 を選択し、フェ
ーズ2でタップ係数D4,D5 を選択し、フェーズ3で
タップ係数D0 ,D1 を選択する。従って、係数器123
の出力qは、図6(j)に示すように、フェーズ1,
2,3において、D2 ・y(i-2) ,D4 ・y(i-2) ,D
0 ・y(i-1) ,D2 ・y(i-1) ,D4 ・y(i-1) ,D0
・y(i) ,D2 ・y(i) ,D4 ・y(i) ,……となり、
係数器124 の出力はD3 ・y(i-2) ,D5 ・y(i-2) ,
D1 ・y(i-1) ,D3 ・y(i-1) ,D5 ・y(i-1) ,D
1 ・y(i) ,D3 ・y(i) ,D5 ・y(i) ,…となる。
は、遅延時間がT/3の遅延素子115 ,116 によって遅
延されて、図6(h)に示す信号系列b′が係数器123
,124 に供給される。信号系列b′のデータy(i-2)
,y(i-1) ,y(i) ,y(i+1),…はフェーズ3の開始
タイミングで内容が変化する。一方、レジスタ127 ,12
8 はフェーズ1でタップ係数D2 ,D3 を選択し、フェ
ーズ2でタップ係数D4,D5 を選択し、フェーズ3で
タップ係数D0 ,D1 を選択する。従って、係数器123
の出力qは、図6(j)に示すように、フェーズ1,
2,3において、D2 ・y(i-2) ,D4 ・y(i-2) ,D
0 ・y(i-1) ,D2 ・y(i-1) ,D4 ・y(i-1) ,D0
・y(i) ,D2 ・y(i) ,D4 ・y(i) ,……となり、
係数器124 の出力はD3 ・y(i-2) ,D5 ・y(i-2) ,
D1 ・y(i-1) ,D3 ・y(i-1) ,D5 ・y(i-1) ,D
1 ・y(i) ,D3 ・y(i) ,D5 ・y(i) ,…となる。
【0085】図6(f)と図6(j)との比較から明ら
かなように、標本化系列信号aの演算を行う係数器121
,122 の出力に対して、標本化系列信号bの演算を行
う係数器123 ,124 からは(T/3)だけ遅延した周期
(T/3)の系列の出力が得られる。
かなように、標本化系列信号aの演算を行う係数器121
,122 の出力に対して、標本化系列信号bの演算を行
う係数器123 ,124 からは(T/3)だけ遅延した周期
(T/3)の系列の出力が得られる。
【0086】また、図6(k)に示すように、カスケー
ド入力系列信号dは周期Tでサンプリングされているの
で、クロックCKの周期でデータw(i-2) ,w(i-1) ,
w(i) ,w(i+1) ,…が入力される。セレクタ129 はフ
ェーズ3においてカスケード入力系列信号dを遅延素子
130 に出力し、遅延素子130 はフェーズ1において信号
dをパイプライン型加算回路140 内の加算器135 に与え
る。
ド入力系列信号dは周期Tでサンプリングされているの
で、クロックCKの周期でデータw(i-2) ,w(i-1) ,
w(i) ,w(i+1) ,…が入力される。セレクタ129 はフ
ェーズ3においてカスケード入力系列信号dを遅延素子
130 に出力し、遅延素子130 はフェーズ1において信号
dをパイプライン型加算回路140 内の加算器135 に与え
る。
【0087】パイプライン型加算回路140 の出力fは、
セレクタ129 に2系統入力されている。この例ではこれ
らの入力は同一のものであり、CK3によってフェーズ
1又はフェーズ2の区間で選択されて遅延素子130 に与
えられる。
セレクタ129 に2系統入力されている。この例ではこれ
らの入力は同一のものであり、CK3によってフェーズ
1又はフェーズ2の区間で選択されて遅延素子130 に与
えられる。
【0088】いま、入力端子111 を介して標本化系列信
号x(i-2) が入力される期間K-2であるものとする。こ
の期間K-2のフェーズ3において、図6(k)に示すカ
スケード入力系列信号w(i-2) がセレクタ129 から遅延
素子130 に供給される。カスケード入力系列信号w(i-
2) は遅延素子130 によってT/3期間だけ遅延され、
期間K-1のフェーズ1において加算器135 に供給され
る。期間K-1のフェーズ1においてはレジスタ126 はタ
ップ係数C5 を選択しており、係数器122 からはC5 ・
x(i-2) が加算器135 に供給される。加算器135 は遅延
素子130 の出力と係数器122 の出力とを加算して遅延素
子131 を介して加算器136 に出力する。
号x(i-2) が入力される期間K-2であるものとする。こ
の期間K-2のフェーズ3において、図6(k)に示すカ
スケード入力系列信号w(i-2) がセレクタ129 から遅延
素子130 に供給される。カスケード入力系列信号w(i-
2) は遅延素子130 によってT/3期間だけ遅延され、
期間K-1のフェーズ1において加算器135 に供給され
る。期間K-1のフェーズ1においてはレジスタ126 はタ
ップ係数C5 を選択しており、係数器122 からはC5 ・
x(i-2) が加算器135 に供給される。加算器135 は遅延
素子130 の出力と係数器122 の出力とを加算して遅延素
子131 を介して加算器136 に出力する。
【0089】遅延素子131 の出力は期間K-1のフェーズ
2において加算器136 に供給される。このフェーズ2で
はレジスタ128 はタップ係数D5 を選択しており、ま
た、標本化系列信号bは遅延素子115 ,116 によって2
T/3期間だけ遅延されて係数器124 には系列信号y(i
-2) が入力されているので、係数器124 の出力はD5 ・
y(i-2) となって、加算器136 の加算結果はw(i-2) +
C5 ・x(i-2) +D5 ・y(i-2) となる。
2において加算器136 に供給される。このフェーズ2で
はレジスタ128 はタップ係数D5 を選択しており、ま
た、標本化系列信号bは遅延素子115 ,116 によって2
T/3期間だけ遅延されて係数器124 には系列信号y(i
-2) が入力されているので、係数器124 の出力はD5 ・
y(i-2) となって、加算器136 の加算結果はw(i-2) +
C5 ・x(i-2) +D5 ・y(i-2) となる。
【0090】加算器136 の加算結果は遅延素子132 ,13
3 によって2T/3期間だけ遅延され、期間K0 のフェ
ーズ1において加算器137 に供給される。このフェーズ
1ではレジスタ125 はタップ係数C4 を選択し、係数器
121 には系列信号x(i-1) が入力されているので、係数
器121 の出力hはC4 ・x(i-1) となり(図6
(f))、加算器137 の出力はw(i-2) +C5 ・x(i-
2) +D5 ・y(i-2) +C4 ・x(i-1) となる。
3 によって2T/3期間だけ遅延され、期間K0 のフェ
ーズ1において加算器137 に供給される。このフェーズ
1ではレジスタ125 はタップ係数C4 を選択し、係数器
121 には系列信号x(i-1) が入力されているので、係数
器121 の出力hはC4 ・x(i-1) となり(図6
(f))、加算器137 の出力はw(i-2) +C5 ・x(i-
2) +D5 ・y(i-2) +C4 ・x(i-1) となる。
【0091】加算器137 の出力は遅延素子134 によって
T/3期間だけ遅延され、期間K0のフェーズ2におい
て加算器138 に与えられる。このフェーズ2では係数器
123に系列信号y(i-1)が入力されており、加算器138
の出力はw(i-2) +C5 ・x(i-2) +D5 ・y(i-2) +
C4 ・x(i-1) +D4 ・y(i-1) となる。係数順に整理
すると、加算器138 の出力fは下記(11)式に示すも
のとなる(図6(l))。
T/3期間だけ遅延され、期間K0のフェーズ2におい
て加算器138 に与えられる。このフェーズ2では係数器
123に系列信号y(i-1)が入力されており、加算器138
の出力はw(i-2) +C5 ・x(i-2) +D5 ・y(i-2) +
C4 ・x(i-1) +D4 ・y(i-1) となる。係数順に整理
すると、加算器138 の出力fは下記(11)式に示すも
のとなる(図6(l))。
【0092】 C4 ・x(i-1) +C5 ・x(i-2) +D4 ・y(i-1)+D5 ・y(i-2) +w(i-2) …(11) この出力fは期間K0 のフェーズ2においてセレクタ12
9 及び出力確定素子141 に出力される。
9 及び出力確定素子141 に出力される。
【0093】このように、本実施の形態においては、セ
レクタ129 の出力時間を基準とすると、遅延時間5・T
/3の後にパイプライン型加算回路140 から出力が現れ
る。(11)式に示すパイプライン型加算回路90の出力
はセレクタ129 に供給され、フェーズ2において遅延素
子130 に出力される。セレクタ129 の出力は遅延素子13
0 によってT/3期間だけ遅延され、期間K0 のフェー
ズ3においてパイプライン型加算回路140 の加算器135
に供給される。
レクタ129 の出力時間を基準とすると、遅延時間5・T
/3の後にパイプライン型加算回路140 から出力が現れ
る。(11)式に示すパイプライン型加算回路90の出力
はセレクタ129 に供給され、フェーズ2において遅延素
子130 に出力される。セレクタ129 の出力は遅延素子13
0 によってT/3期間だけ遅延され、期間K0 のフェー
ズ3においてパイプライン型加算回路140 の加算器135
に供給される。
【0094】こうして、パイプライン型加算回路140 の
2回目の演算ではタップ係数C2 ,C3 ,D2 ,D3 が
用いられる。期間5・T/3の後、即ち、入力端子111
から標本化系列信号x(i+2) が入力される期間K2 のフ
ェーズ1において、パイプライン型加算回路140 から下
記(12)式に示す2回目の演算結果が出力される。
2回目の演算ではタップ係数C2 ,C3 ,D2 ,D3 が
用いられる。期間5・T/3の後、即ち、入力端子111
から標本化系列信号x(i+2) が入力される期間K2 のフ
ェーズ1において、パイプライン型加算回路140 から下
記(12)式に示す2回目の演算結果が出力される。
【0095】 C2 ・x(i+1) +C3 ・x(i) +C4 ・x(i-1) +C5 ・x(i-2) D2 ・x(i+1) +D3 ・x(i) +D4 ・y(i-1) +D5 ・y(i-2) +w(i-2) …(12) 更に、(12)式に示す出力fは期間K2 のフェーズ1
においてセレクタ129に供給されて遅延素子130 に与え
られる。遅延素子130 はこの出力fを期間K2のフェー
ズ2において加算器135 に与える。こうして、パイプラ
イン型加算回路140 においてタップ係数C0 ,C1 ,D
0 ,D1 を用いた3回目の演算が行われて、下記(1
3)式に示す出力fが期間K3 のフェーズ3において出
力される。
においてセレクタ129に供給されて遅延素子130 に与え
られる。遅延素子130 はこの出力fを期間K2のフェー
ズ2において加算器135 に与える。こうして、パイプラ
イン型加算回路140 においてタップ係数C0 ,C1 ,D
0 ,D1 を用いた3回目の演算が行われて、下記(1
3)式に示す出力fが期間K3 のフェーズ3において出
力される。
【0096】 C0 ・x(i+3) +C1 ・x(i+2) +C2 ・x(i+1) +C3 ・x(i) +C4 ・x (i-1) +C5 ・x(i-2) +D0 ・x(i+3) +D1 ・x(i+2) +D2 ・x(i+1) +D3 ・x(i) +D4 ・y (i-1) +D5 ・y(i-2) +w(i-2) …(13) この(13)式は(11)式及び(12)式の各項を含
んでいる。即ち、パイプライン型加算回路140 の1回目
の演算によってタップ係数C4 ,C5 ,D4 ,D5 が用
いられ、2回目の演算によってタップ係数C2 ,C3 ,
D2 ,D3 が用いられ、3回目の演算によってタップ係
数C0 ,C1 ,D0 ,D1 が用いられており、全てのタ
ップ係数C0 乃至C5 ,D0 乃至D5 の項と対応する入
力系列信号の項とが含まれる。つまり、上記(13)式
は上記(3)式と同一である。
んでいる。即ち、パイプライン型加算回路140 の1回目
の演算によってタップ係数C4 ,C5 ,D4 ,D5 が用
いられ、2回目の演算によってタップ係数C2 ,C3 ,
D2 ,D3 が用いられ、3回目の演算によってタップ係
数C0 ,C1 ,D0 ,D1 が用いられており、全てのタ
ップ係数C0 乃至C5 ,D0 乃至D5 の項と対応する入
力系列信号の項とが含まれる。つまり、上記(13)式
は上記(3)式と同一である。
【0097】フェーズ3において加算器138 から出力さ
れた出力fは、次の期間のフェーズ1において出力確定
遅延素子141 に取り込まれて出力端子142 から出力系列
信号e={z(i)}として出力される。
れた出力fは、次の期間のフェーズ1において出力確定
遅延素子141 に取り込まれて出力端子142 から出力系列
信号e={z(i)}として出力される。
【0098】このように、本実施の形態においては、タ
ップ係数の時分割多重度を変更すると共に、この変更に
応じてセレクタ129 の選択及びパイプライン型加算回路
140の遅延素子の数を調整することにより、図1の実施
の形態と同様の作用及び効果を得ている。また、図1の
実施の形態に比して、加算器及び係数器の数を低減させ
ることができる。
ップ係数の時分割多重度を変更すると共に、この変更に
応じてセレクタ129 の選択及びパイプライン型加算回路
140の遅延素子の数を調整することにより、図1の実施
の形態と同様の作用及び効果を得ている。また、図1の
実施の形態に比して、加算器及び係数器の数を低減させ
ることができる。
【0099】図7は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図7において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態はタッ
プ係数が6で、タップ係数の時分割多重度nが2の場合
であり、1入力1出力の高速トランスバーサルフィルタ
として動作可能にした例を示している。
ック図である。図7において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態はタッ
プ係数が6で、タップ係数の時分割多重度nが2の場合
であり、1入力1出力の高速トランスバーサルフィルタ
として動作可能にした例を示している。
【0100】本実施の形態はセレクタ151 を付加した点
が図1の実施の形態と異なる。セレクタ151 は、入力端
子52からの標本化系列信号が入力されると共に、遅延素
子68から出力b′も入力される。セレクタ151 は、セレ
クト信号S1 に基づいて2入力の一方を選択して係数器
58乃至60に出力するようになっている。
が図1の実施の形態と異なる。セレクタ151 は、入力端
子52からの標本化系列信号が入力されると共に、遅延素
子68から出力b′も入力される。セレクタ151 は、セレ
クト信号S1 に基づいて2入力の一方を選択して係数器
58乃至60に出力するようになっている。
【0101】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0102】いま、セレクト信号S1 によって、セレク
タ151 が遅延素子68の出力を選択して係数器58乃至60に
出力するものとする。この場合には、図7のフィルタは
図1と同様の動作を行う。
タ151 が遅延素子68の出力を選択して係数器58乃至60に
出力するものとする。この場合には、図7のフィルタは
図1と同様の動作を行う。
【0103】ここで、標本化系列信号aのみを入力とす
る1入力1出力のトランスバーサルフィルタとして機能
させるものとする。即ち、入力端子52からも標本化系列
信号aを入力する。この場合には、セレクト信号S1 に
よって、セレクタ151 に入力端子52からの標本化系列信
号を選択させる。そうすると、全ての係数器55乃至60に
標本化系列信号aが供給される。
る1入力1出力のトランスバーサルフィルタとして機能
させるものとする。即ち、入力端子52からも標本化系列
信号aを入力する。この場合には、セレクト信号S1 に
よって、セレクタ151 に入力端子52からの標本化系列信
号を選択させる。そうすると、全ての係数器55乃至60に
標本化系列信号aが供給される。
【0104】ここで、レジスタ61乃至66に供給するセレ
クト信号Sを固定すると共に、レジスタ61,66,62,6
5,61,64から夫々タップ係数C0 乃至C5 を出力させ
るものとする。更に、クロックCKに代えてクロックC
K2を用いることにより、パイプライン型加算回路90か
らは、標本化系列信号aに対するトランスバーサルフィ
ルタ出力がクロックCK2の周期で得られる。
クト信号Sを固定すると共に、レジスタ61,66,62,6
5,61,64から夫々タップ係数C0 乃至C5 を出力させ
るものとする。更に、クロックCKに代えてクロックC
K2を用いることにより、パイプライン型加算回路90か
らは、標本化系列信号aに対するトランスバーサルフィ
ルタ出力がクロックCK2の周期で得られる。
【0105】このように本実施の形態においては、図1
と同様の2入力1出力のトランスバーサルフィルタを構
成することができると共に、高速で動作し、T/nの周
期で出力を得る1入力1出力のトランスバーサルフィル
タを構成することもできる。
と同様の2入力1出力のトランスバーサルフィルタを構
成することができると共に、高速で動作し、T/nの周
期で出力を得る1入力1出力のトランスバーサルフィル
タを構成することもできる。
【0106】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が考えられる。例えば、
上記各実施の形態においては、入力標本化系列信号が2
つの場合を説明したが、入力標本化系列信号の数が3つ
以上でもよく、パイプライン型加算回路の入力を選択す
るセレクタの選択順序、パイプライン型加算回路内の遅
延量及びパイプライン型加算回路の出力から出力確定遅
延素子との間の遅延量等を適宜設定することにより、所
望のトランスバーサルフィルタを構成することができ
る。
れるものではなく、種々の変形が考えられる。例えば、
上記各実施の形態においては、入力標本化系列信号が2
つの場合を説明したが、入力標本化系列信号の数が3つ
以上でもよく、パイプライン型加算回路の入力を選択す
るセレクタの選択順序、パイプライン型加算回路内の遅
延量及びパイプライン型加算回路の出力から出力確定遅
延素子との間の遅延量等を適宜設定することにより、所
望のトランスバーサルフィルタを構成することができ
る。
【0107】また、図5の実施の形態においてはタップ
係数の時分割多重度nが3の例を説明したが、図1の実
施の形態に対する図3の実施の形態と同様に、図5の実
施の形態においてもタップ係数の選択の順序は種々変更
可能である。この場合には、パイプライン型加算回路14
0 の出力から入力までの帰還路の遅延量、セレクタ129
の選択順序、パイプライン型加算回路140 の出力から出
力確定遅延素子141 との間の遅延量等を適宜設定すれば
よい。
係数の時分割多重度nが3の例を説明したが、図1の実
施の形態に対する図3の実施の形態と同様に、図5の実
施の形態においてもタップ係数の選択の順序は種々変更
可能である。この場合には、パイプライン型加算回路14
0 の出力から入力までの帰還路の遅延量、セレクタ129
の選択順序、パイプライン型加算回路140 の出力から出
力確定遅延素子141 との間の遅延量等を適宜設定すれば
よい。
【0108】また、図7の実施の形態においては、入力
端子51,52に入力される信号がいずれもaであるものと
して説明したが、入力端子51を介して入力された信号を
セレクタ151 に供給する手段を設けると共に、入力端子
51を介して入力された信号を常に選択させるようにセレ
クト信号S1 を設定することにより、外部で入力系列信
号a=bとする回路を不要にすることができる。また、
本発明においては、カスケード入力系列信号は必要であ
るものではなく、カスケード入力系列信号が0である場
合には回路を更に簡単に構成することができることは明
らかである。
端子51,52に入力される信号がいずれもaであるものと
して説明したが、入力端子51を介して入力された信号を
セレクタ151 に供給する手段を設けると共に、入力端子
51を介して入力された信号を常に選択させるようにセレ
クト信号S1 を設定することにより、外部で入力系列信
号a=bとする回路を不要にすることができる。また、
本発明においては、カスケード入力系列信号は必要であ
るものではなく、カスケード入力系列信号が0である場
合には回路を更に簡単に構成することができることは明
らかである。
【0109】このように、入力系列信号数に応じてタッ
プ係数の選択順序及び遅延量を適宜設定することによ
り、本発明を実施可能であり、複数の入力系列信号の演
算を行うタップ数k(kは2以上の自然数)のトランス
バーサルフィルタを所定の時分割多重度nで構成するこ
とができる。
プ係数の選択順序及び遅延量を適宜設定することによ
り、本発明を実施可能であり、複数の入力系列信号の演
算を行うタップ数k(kは2以上の自然数)のトランス
バーサルフィルタを所定の時分割多重度nで構成するこ
とができる。
【0110】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々様々に
変形実施可能であることは勿論である。
れることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々様々に
変形実施可能であることは勿論である。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、タ
ップ数を低減することなく、回路規模を縮小すると共
に、消費電力を抑制して発熱量を低減することができ、
また、回路規模及び消費電力を増大させることなく、タ
ップ数を増加させることができるという効果を有する。
ップ数を低減することなく、回路規模を縮小すると共
に、消費電力を抑制して発熱量を低減することができ、
また、回路規模及び消費電力を増大させることなく、タ
ップ数を増加させることができるという効果を有する。
【図1】本発明に係る入力加重型トランスバーサルフィ
ルタの一実施の形態を示すブロック図。
ルタの一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図4】図3の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図6】図5の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ミングチャート。
ミングチャート。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図8】従来の入力加重型トランスバーサルフィルタを
示すブロック図。
示すブロック図。
55乃至60…係数器、61乃至66…レジスタ、71乃至76…加
算器、81乃至85…遅延素子、90…パイプライン型加算回
路、92…出力確定遅延素子、93…セレクタ
算器、81乃至85…遅延素子、90…パイプライン型加算回
路、92…出力確定遅延素子、93…セレクタ
Claims (8)
- 【請求項1】 期間T毎に標本化された複数の標本化系
列信号が夫々入力される複数の係数器群と、 前記複数の係数器群の各係数器群毎に前記標本化系列信
号に対応した係数を、前記期間Tの間にn(nは2以上
の自然数)回切換えて設定する係数設定手段と、 前記各係数器群の各係数器による前記標本化系列信号と
前記係数との乗算結果が前記各係数器群の全係数器から
供給されて、パイプライン型加算処理を行うことにより
出力系列信号を得るパイプライン型加算手段とを具備し
たことを特徴とする入力加重型トランスバーサルフィル
タ。 - 【請求項2】 前記複数の標本化系列信号は、相互にm
・T/n(mは自然数)だけ時間軸がずれていることを
特徴とする請求項1に記載の入力加重型トランスバーサ
ルフィルタ。 - 【請求項3】 前記パイプライン型加算手段は、加算手
段及び遅延手段の直列接続体によって構成され前記係数
器からの乗算結果が前記加算手段に供給されることを特
徴とする請求項1に記載の入力加重型トランスバーサル
フィルタ。 - 【請求項4】 前記加算手段は、前記係数器の乗算結果
が入力される直列接続された複数の加算器を具備し、 前記遅延手段は、前記複数の加算器相互間に設けられて
(T/n)の遅延時間を有することを特徴とする請求項
3に記載の入力加重型トランスバーサルフィルタ。 - 【請求項5】 前記パイプライン型加算手段の出力端と
入力端との帰還路中に、前記パイプライン型加算手段の
出力以外の信号も前記パイプライン型加算手段に供給可
能にする選択手段を具備したことを特徴とする請求項1
に記載の入力加重型トランスバーサルフィルタ。 - 【請求項6】 前記帰還路は、前記係数設定手段による
前記係数の設定順及び前記選択手段による選択順に応じ
て、T/nの整数倍の遅延量の第2の遅延手段を有する
ことを特徴とする入力加重型トランスバーサルフィル
タ。 - 【請求項7】 前記パイプライン型加算手段から出力さ
れ前記帰還路を介して帰還された前記パイプライン型加
算手段の出力は、(整数+T/n)時間後に前記パイプ
ライン型加算手段から出力されることを特徴とする請求
項5に記載の入力加重型トランスバーサルフィルタ。 - 【請求項8】 前記複数の標本化系列信号を単一の標本
化系列信号とすると共に時間軸を一致させる切換手段を
具備したことを特徴とする請求項1に記載の入力加重型
トランスバーサルフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24976595A JPH0993084A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 入力加重型トランスバーサルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24976595A JPH0993084A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 入力加重型トランスバーサルフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0993084A true JPH0993084A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17197902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24976595A Pending JPH0993084A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 入力加重型トランスバーサルフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0993084A (ja) |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP24976595A patent/JPH0993084A/ja active Pending
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