JPH10101926A - ヘヤーセッティング剤組成物 - Google Patents

ヘヤーセッティング剤組成物

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JPH10101926A
JPH10101926A JP8258688A JP25868896A JPH10101926A JP H10101926 A JPH10101926 A JP H10101926A JP 8258688 A JP8258688 A JP 8258688A JP 25868896 A JP25868896 A JP 25868896A JP H10101926 A JPH10101926 A JP H10101926A
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JP
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resin
acid
acidic amino
amino acid
polysuccinimide
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JP8258688A
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Masayuki Tomita
雅之 冨田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カール維持効果が高く、毛髪にしなやかさを
与え、且つ、毛髪・皮膚への安全性の高いヘヤーセッテ
ィング剤組成物を提供する。 【解決手段】 酸性アミノ酸樹脂を含有することを特徴
とするヘヤーセッティング剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カール維持効果が
高く、毛髪にしなやかさを与え、しかも、毛髪や皮膚に
対して安全性の高いヘヤーセッティング剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、汎用されているヘヤーセッティン
グ剤は、毛髪上に皮膜を形成し、毛髪を必要なスタイル
に維持する機能を有するもので、その皮膜形成用材料と
して、合成ポリマーと天然材料が共に知られており、例
えば、合成ポリマーとしては、ポリビニルピロリドン、
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
ポリアクリロニトリル等が知られており、天然材料とし
ては、アルギン酸、ゼラチン、ペクチン、セルロース誘
導体等が知られている。これらの材料は、毛髪のセット
力はあるものの、高湿の条件では、セット力を維持する
ことが出来ない。この欠点を改良するために、特開平3
−63214号公報にポリアミノグルコースグリカンポ
リマー複合体が提案されているが、その改良の程度は、
必ずしも十分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
技術の問題点を解決し、高湿条件下でもカール維持効果
が高く、毛髪にしなやかさを与え、しかも、毛髪や皮膚
に対して安全性の高いヘヤーセッティング剤組成物を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み鋭意研究を行ったところ、酸性アミノ酸樹脂を含
有することを特徴とするヘヤーセッティング剤組成物
が、ヘヤーセッティング剤として、良好な性能を発揮す
ることを見い出し、本発明に到達した。以下、本発明を
具体的に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】
〔酸性アミノ酸樹脂〕本発明の酸性ポリアミノ酸樹脂
は、酸性アミノ酸のポリマーであり、酸性アミノ酸樹脂
としては、例えば、アスパラギン酸、グルタミン酸等の
モノアミノジカルボン酸あるいは、その混合物の重合体
を挙げることが出来るが、好ましくは、ポリアスパラギ
ン酸及び/またはポリアスパラギン酸誘導体であり、更
に好ましくはポリアスパラギン酸誘導体である。ここ
で、ポリアスパラギン酸誘導体とは、そのポリマーの分
子中の一部にでもポリアスパラギン酸の構造を有してい
れば特に限定されないが、例えば、ポリアスパラギン酸
のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩やスルホン酸
基、アルキル基、アミノ基、水酸基、エポキシ基、ベタ
イン基等の官能基を単独でまたは2種以上導入したポリ
アスパラギン酸を挙げることが出来る。最も好ましいも
のはポリアスパラギン酸に官能基を導入したポリアスパ
ラギン酸誘導体である。これらの酸性アミノ酸樹脂の重
量平均分子量は、通常、500〜500000であり、
この樹脂は高い水溶性を示すものである。
【0006】本発明の酸性アミノ酸樹脂は公知の方法に
より製造することができるが、例えば、ポリアスパラギ
ン酸及びその誘導体を製造する場合には、ポリスクシン
イミドを必要に応じて、官能基含有アミノ化合物などと
反応させた後、加水分解することによりポリアスパラギ
ン酸又はその誘導体を得る方法が代表的である。以下、
このポリアスパラギン酸又はその誘導体の製造につき説
明する。
【0007】(ポリスクシンイミド)本発明で用いるポ
リスクシンイミドはポリマー中にスクシンイミドユニッ
トを50モル%以上含むのが望ましい。このポリスクシ
ンイミドの製造方法としては、例えば、マレイン酸とア
ンモニアを反応させて得られる生成物、マレアミド酸及
び/またはアスパラギン酸をモノマーとし、これを溶媒
中又は無溶媒で、触媒の存在下又は非存在下で反応させ
る方法が挙げられる。この中で好ましい方法としては、
アスパラギン酸をモノマーとし、触媒を用いて行なう方
法である。なお、モノマーのアスパラギン酸はD体でも
L体でもその混合物でも良い。
【0008】更に、ポリスクシンイミドを得るための重
合において、全モノマーに対して50モル%を超えない
範囲でその他の共重合可能なモノマーを用いることもで
きる。共重合可能なモノマーとしては、例えば、a)ア
スパラギン酸塩、b)グルタミン酸及びその塩、c)ア
ラニン、ロイシン、リジン等のa)、b)以外のアミノ
酸、また、d)グリコール酸、乳酸、3−ヒドロキシ酢
酸等のヒドロキシカルボン酸、e)2−ヒドロキシエタ
ノール、マレイン酸、6−アミノカプロン酸、アニリン
等のアミノ基およびカルボン酸と反応しうる官能基を一
個以上有する化合物等が挙げられる。
【0009】反応溶媒を用いる場合には、通常、炭化水
素系溶媒、ハロゲン化炭化水素系溶媒、エーテル系溶
媒、エステル系溶媒および非プロトン性極性溶媒からな
る群より選ばれる、100℃以上、好ましくは130℃
以上の沸点を有する溶媒が挙げられ、例えば、キシレ
ン、ジエチルベンゼン、トルエン、アミルベンゼン、キ
ュメン、メシチレン、テトラリン、クロロトルエン、ジ
クロロベンゼン、1,4−ジクロロブタン、クロロベン
ゼン、ジクロロエチルエーテル、ブチルエーテル、ジイ
ソアミルエーテル、アニソール、酢酸−n−アミル、酢
酸イソアミル、酢酸メチルイソアミル、酢酸シクロヘキ
シル、酢酸ベンジル、プロピオン酸−n−ブチル、プロ
ピオン酸イソアミル、酪酸イソアミル、酪酸−n−ブチ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン、テトラメチル尿素
酸、ジメチルスルホキシド、スルホランおよびヘキサメ
チルホスホロアミド等及びこれらの混合物が挙げられ
る。
【0010】溶媒は、モノマー100重量部に対し、1
〜5000重量部、好ましくは5〜4000重量部、さ
らに好ましくは10〜3000重量部の割合で使用する
ことができる。触媒は用いなくてもよいが、用いた方が
好ましい。この触媒としては、例えば、酸触媒であり、
硫酸、無水硫酸、リン酸、ポリリン酸、メタリン酸、縮
合リン酸、無水リン酸等の無機酸、p−トルエンスルホ
ン酸、トリクロル酢酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオ
ロメタンスルホン酸等の有機酸が挙げられる。その他
に、リン酸モノエステル、リン酸ジエステル、リン酸ト
リエステル等が挙げられるが、好ましくは、リン酸、ポ
リリン酸、メタリン酸、縮合リン酸、無水リン酸、リン
酸モノエステル、リン酸ジエステル、リン酸トリエステ
ルである。触媒の使用量は、通常、モノマー1モルに対
して、0.002〜0.3モル、好ましくは、0.02
〜0.25モルの範囲である。
【0011】反応温度は、通常、100〜300℃、好
ましくは、130〜280℃の範囲である。反応圧力
は、常圧、減圧または加圧のいずれでもよいが、常圧ま
たは減圧が好ましい。反応時間は1秒〜100時間、好
ましくは10秒〜50時間、最も好ましくは20秒〜1
0時間である。また、反応の実質上の終点は、反応中に
副生してくる水の生成がなくなった点である。
【0012】重縮合反応中に分子量を制御する目的でア
ミン等を共存させても良い。後処理工程は、重合物の用
途に合わせて適宜選択することができる。例えば、遠心
分離により溶媒を除く方法、または遠心分離後さらに水
あるいは低沸点溶媒により洗浄する方法等の常法により
行うことができる。これらの重縮合反応の例としては特
公昭48−20638号公報、US4,839,461
号公報、US5,057,597号公報、US5,21
9,986号公報、EP578,449号公報等が挙げ
られる。本発明で用いられるポリスクシンイミドの分子
量は、好ましくは重量平均分子量で500〜50000
0、更に好ましくは500〜150000である。
【0013】(加水分解)上記ポリスクシンイミドの加
水分解は、常法に従って行うことが出来るが、代表的な
例としては、J.Am.Chem.Soc.80,33
61(1958)、J.Org.Chem.26,10
84(1961)、米国特許第5,221,733号明
細書、同国特許第5,288,783号明細書、特開昭
60−203636号明細書等が挙げられる。例えば、
上記ポリスクシンイミド100重量部に対して、50〜
1000重量部の水及び上記ポリスクシンイミド1モル
に対し0.7〜3モルのアルカリ金属の水酸化物とを、
0〜50℃の温度で10分〜8時間反応させるのが好ま
しい。この加水分解によりポリマー中のイミド環はほと
んど開環する。
【0014】〔ポリアスパラギン酸誘導体〕本発明での
ポリアスパラギン酸誘導体とは、そのポリマーの分子中
の一部にでもポリアスパラギン酸の構造を有していれば
特に限定されないが、例えば、ポリアスパラギン酸のア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩やスルホン酸基、ア
ルキル基、アミノ基、水酸基、エポキシ基等の官能基を
単独でまたは2種以上導入したポリアスパラギン酸を挙
げることが出来る。その製造法については、特に限定さ
れないが、例えば、スルホン酸基を導入するには、タウ
リン、タウリンのアルカリ金属塩、水酸基を導入するに
は、2−アミノエタノール、アルキル基を導入するに
は、ブチルアミン、ラウリルアミン、アミノ基を導入す
るには、ヘキサメチレンジアミン、N,N−ジエチル−
1,3−プロパンジアミン等の導入したい官能基を有す
るアミノ化合物を用い、その化合物を、ポリスクシンイ
ミドと反応させることにより合成することが出来る。
【0015】この方法でアルキル基を導入する製造法を
以下に説明する。 a)アルキルアミン ここで用いられるアルキルアミンは、分子中に1個以上
の1級または2級アミノ基及び1個以上のアルキル基を
有すれば特に限定されないが、アミノ基は、1級の方が
好ましく、具体的な例としては、ブチルアミン、アミル
アミン、オクチルアミン、ラウリルアミン等のモノアル
キルアミンが挙げられる。
【0016】b)ポリスクシンイミドとアルキルアミン
の反応 ポリスクシンイミドとアルキルアミンの反応は、特に限
定されず、溶媒の存在下あるいは、不存在下で行われ
る。反応温度は、使用するアルキルアミンの反応性によ
り相違するが、一般的には、好ましくは0〜300℃で
あり、更に好ましくは、0〜250℃の範囲である。あ
まり低温だと反応が容易に進行せず、また、あまり高温
では、生成物の劣化が起こり好ましくない。反応時間
は、好ましくは1分〜30日、更に好ましくは、30分
〜2日、最も好ましくは1〜12時間である。溶媒を使
用する場合は、ポリスクシンイミドを溶解する溶媒が好
ましく、具体的には,N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン、スルホラン等の非プロトン
性極性溶媒が挙げられる。使用する溶媒量は、好ましく
は、ポリマー100重量部に対して、10〜10000
重量部、更に好ましくは、20〜5000重量部であ
る。生成物は、常法により単離でき、例えば、溶媒を、
減圧及びまたは加熱等により、留去する方法、ポリマー
に対しての貧溶媒で晶析する方法等が挙げられる。
【0017】c)加水分解 加水分解は、上記ポリスクシンイミドの加水分解と同様
の方法で行うことが出来る。
【0018】〔セッティング剤組成物〕本発明のヘヤー
セッティング用組成物における上記酸性アミノ酸樹脂の
含有量は、特に限定されないが、好ましくは、組成物
中、0.01〜50重量%、更に好ましくは、0.05
〜30重量%である。酸性アミノ酸樹脂の含有量が少な
過ぎると毛髪のセッティング効果が不十分である上、十
分なしなやかさを与えることが出来ず、逆に、あまり多
すぎると粘度が上がりすぎ、取り扱いにくくなる。本発
明のヘヤーセッティング用組成物のpHは、酸性アミノ
酸樹脂の酸価及び添加剤により適宜調整可能であり、後
述する用途または形態に応じて設定すればよく、特に限
定されるものではない。
【0019】本発明のヘヤーセッティング用組成物は、
酸性アミノ酸樹脂以外に、目的に応じて、コンディショ
ニング剤、防腐剤、香料、着色剤、皮膚軟化剤、気泡安
定剤、紫外線吸収剤、保存剤、増粘剤等を、適宜配合し
ても良い。コンディショニング剤としては、カチオン系
界面活性剤、カチオン性ポリマー、四級化シリコン、揮
発性シリコン、蛋白質加水分解物等が、挙げられる。ま
た、本発明のヘヤーセッティング組成物は、基本的に
は、上記成分を溶解した水溶液であるが、水以外の溶媒
として、必要に応じ、エタノール等のアルコールやその
他の水に可溶な溶媒を水と混合して用いても良い。
【0020】本発明のヘヤーセッティング組成物は、例
えば、スタイリング、セッティング、形付け、ブロー乾
燥用品等として用いるものである。また、形態として
は、通常、ローション、ゲル、ムース状またはフォーム
状等である。上記各形態をとるための方法は特に限定さ
れないが、例えば、ローションまたはゲルの形態とする
ためには、本発明の染毛剤組成物に、通常、化粧品分野
で使用される乳化剤、可溶化剤、安定化剤、感触向上
剤、整髪基材、香料等を添加し、常法により、製造すれ
ばよい。また、ムース状またはフォーム状とするために
は、例えば、本発明のヘヤーセッティング組成物にノニ
オン系界面活性剤と増粘剤等を加えたものを、窒素、二
酸化炭素、プロパン系ガス等の液化ガス等とともに、エ
アゾール缶に充填することにより、得ることが出来る。
【0021】
【実施例】次に、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。 製造例1 ポリアスパラギン酸塩の製造 窒素ガス雰囲気下、L−アスパラギン酸(5.0Kg)
と85%リン酸(500g)とをスーパーミキサー
((株)カワタ社製)で5分間混合し、触媒を分散させ
た。重縮合反応は、(株)栗本鐡工所社製 S2KRC
ニーダー(50mmφ(D)×661.5mm(L)、
L/D=13.2)を用い以下の通り行った。熱媒温度
を260℃、スクリュウの回転数を30rpmに設定
し、吐出量が1Kg/h(平均滞留時間16分)になる
ように上記で得られたアスパラギン酸とリン酸の混合物
を供給し重縮合を行い、褐色の粉末を得た。得られた生
成物を水洗することにより、触媒であるリン酸を除去し
た。この生成物は、ポリスクシンイミドであり、その重
量平均分子量は、17,000であった。ただし、重量
平均分子量は、東ソー(株)社製「TSKgel」”G
MHHR−M”+「TSKgel」”G2000HH
R”カラム、および溶離液として10mM LiBrを
添加したジメチルホルムアミドを用いたゲルパーミエー
ションクロマトグラフ(示差屈折計)により得られたポ
リスチレン換算値である。このスクシンイミドを樹脂A
とする。
【0022】このポリスクシンイミドを加水分解するこ
とにより、ポリアスパラギン酸ナトリウムを得た。加水
分解は、攪拌子を備えた100ccのビーカーに上記で
得られたポリスクシンイミド3gおよび水を10g仕込
み、氷冷下、水酸化ナトリウム1.4gを水20gに溶
解した水溶液を加え、その後1時間攪拌することにより
行った。反応後、反応液をメタノール300ml中に注
ぐことにより晶析し、黄白色のポリアスパラギン酸ナト
リウム3.3gを得た。以下このポリアスパラギン酸塩
を樹脂Bとする。
【0023】製造例2 ラウリル基導入ポリアスパラギ
ン酸塩の製造 1Lのナス型フラスコに樹脂A(94g)及びN,N−
ジメチルホルムアミド(400g)を仕込み、室温で、
樹脂Aを溶解させた。続いてラウリルアミン(35.9
g)を反応液に加えた後、ロータリーエバボレータに取
り付け、室温で3時間反応を行った。反応終了後、反応
液をメタノール(5L)に滴下し、ポリマーを晶析し
た。混合物を濾過後、固体をメタノール(2L)で2回
洗浄し、100℃で24時間減圧乾燥して淡黄色の固体
125.5gを得た。次に加水分解を行うため、1Lの
ビーカーに93%水酸化ナトリウム(31g)及び水
(480g)を仕込み、水酸化ナトリウムを溶解させ
た。ビーカーを氷水にて冷却した後、上記褐色固体を少
量ずつ添加し、その後室温にて1時間攪拌を行った。反
応終了後、反応液をメタノール(5L)に滴下し、ポリ
マーを晶析した。混合物を濾過後、固体をメタノール
(2L)で2回洗浄し、50℃で24時間減圧乾燥して
淡黄色の固体150.1gを得た。以下この生成物を樹
脂Cとする。この樹脂のプロトンNMR(ジメチルスル
ホキシド−d6 )により算出したラウリルアミンの導入
率は、19.3%であった。
【0024】製造例3 アミノ基導入ポリアスパラギン
酸塩の製造 1Lのナス型フラスコに樹脂A(94g)及びN,N−
ジメチルホルムアミド(400g)を仕込み、室温で、
樹脂Aを溶解させた。続いてN,N−ジエチル−1,3
−プロパンジアミン(12.6g)を反応液に加えた
後、ロータリーエバボレータに取り付け、室温で3時間
反応を行った。反応終了後、反応液をメタノール(5
L)に滴下し、ポリマーを晶析した。混合物を濾過後、
固体をメタノール(2L)で2回洗浄し、100℃で2
4時間減圧乾燥して淡黄色の固体103.2gを得た。
次に加水分解を行うため、1Lのビーカーに93%水酸
化ナトリウム(38g)及び水(480g)を仕込み、
水酸化ナトリウムを溶解させた。ビーカーを氷水にて冷
却した後、上記褐色固体を少量ずつ添加し、その後室温
にて1時間攪拌を行った。反応終了後、反応液をメタノ
ール(5L)に滴下し、ポリマーを晶析した。混合物を
濾過後、固体をメタノール(2L)で2回洗浄し、50
℃で24時間減圧乾燥して淡黄色の固体135gを得
た。以下この生成物を樹脂Dとする。この樹脂のプロト
ンNMR(ジメチルスルホキシド−d6 )により算出し
たN,N−ジエチル−1,3−プロパンジアミンの導入
率は、9.7%であった。
【0025】実施例1 日本人少女の20cm、1gの毛髪束2本を作成し、通
常のシャンプーで2回洗浄した後、樹脂Bの0.05重
量%水溶液に1分間浸けた後、その毛髪束を直径1cm
のポリテトラフルオロエチレンローラーに巻き付け、5
0℃で1時間乾燥した。その後、毛髪束をローラーに巻
き付けたまま、温度25℃、相対湿度85%の恒温恒室
槽内に12時間おいた。ここで、毛髪束の1本を、ロー
ラーからはずし、温度25℃、相対湿度85%の恒温恒
室槽内につりさげ、30分、60分、180分後の長さ
を測定し、下記式でカール維持性を評価した。 カール維持性(%)=(L1−L2)×100/L1 (ここでL1は、毛髪束のカール前の延ばした長さ(c
m)、L2は、測定時間でのカールした毛髪束の長さ
(cm)) 毛髪束の残りの1本は、毛髪のしなやかさを官能評価し
た。カール維持性、しなやかさの評価結果を表1に示
す。
【0026】実施例2 実施例1の樹脂Bを樹脂Cに変えた以外、実施例1と同
様に行った。結果を表1に示す。 実施例3 実施例1の樹脂Bを樹脂Dに変えた以外、実施例1と同
様に行った。結果を表1に示す。
【0027】比較例1 実施例1の樹脂Bをポリアミノグルコースグリカンポリ
マー(Byk Gulden Lomberg Chemische Fabrik Gmbh社
製、商品名:RIOSAN)に変えた以外、実施例1と
同様に行った。結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明のヘヤーセッティング用組成物
は、カール維持等のセッテイングの保持効果が高く、更
にその効果が長い。また、本発明のヘヤーセッティング
用組成物は、毛髪にしなやかさを与える効果も有し、皮
膚等の人体に対する安全性にも優れるものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸性アミノ酸樹脂を含有することを特徴
    とするヘヤーセッティング剤組成物。
  2. 【請求項2】 酸性アミノ酸樹脂が、ポリアスパラギン
    酸及び/またはポリアスパラギン酸誘導体であることを
    特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 全組成物中における酸性アミノ酸樹脂の
    含有量が0.05〜30重量%であることを特徴とする
    請求項1又は2のいずれか記載の組成物。
  4. 【請求項4】 酸性アミノ酸樹脂の重量平均分子量が5
    00〜500000の水溶性樹脂であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか記載の組成物。
  5. 【請求項5】 酸性アミノ酸樹脂がアスパラギン酸含有
    モノマーを触媒の存在下、無溶媒中で重縮合し、次い
    で、加水分解することにより得られるポリアスパラギン
    酸及び/またはポリアスパラギン酸誘導体であることを
    特徴とする請求項2記載の組成物。
  6. 【請求項6】 酸性アミノ酸樹脂がアスパラギン酸含有
    モノマーを重縮合して得たポリスクシンイミドにアミノ
    化合物を反応させることにより得られるポリアスパラギ
    ン酸誘導体であることを特徴とする請求項2記載の組成
    物。
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