JPH10108109A - 陰極線管装置 - Google Patents
陰極線管装置Info
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- JPH10108109A JPH10108109A JP9209092A JP20909297A JPH10108109A JP H10108109 A JPH10108109 A JP H10108109A JP 9209092 A JP9209092 A JP 9209092A JP 20909297 A JP20909297 A JP 20909297A JP H10108109 A JPH10108109 A JP H10108109A
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- horizontal
- vertical
- cathode ray
- deflecting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数個の領域に表示される分割画像を視覚的に
違和感のない1つの合成画像とする調整を簡単に行うこ
とが可能な陰極線管装置を提供することにある。 【解決手段】真空外囲器のリアプレートには、それぞれ
蛍光体スクリーンに向けて電子ビームを放射する複数個
の電子銃と、電子銃から放射された複数の電子ビームを
偏向し、これら電子ビームにより蛍光体スクリーンを複
数の領域に分割して走査する偏向装置11と、が設けら
れている。各偏向装置は、水平偏向コイル13Hおよび
垂直偏向コイル13Vを有している。複数の偏向装置の
水平偏向コイルは互いに直列に接続され、垂直偏向コイ
ルは互いに直列に接続されている。全ての偏向装置は共
通の偏向駆動回路30によって駆動され、この偏向駆動
回路は、水平偏向コイルに接続された水平偏向駆動回路
32Hと、垂直偏向コイルに接続された垂直偏向駆動回
路32Vと、を有している。
違和感のない1つの合成画像とする調整を簡単に行うこ
とが可能な陰極線管装置を提供することにある。 【解決手段】真空外囲器のリアプレートには、それぞれ
蛍光体スクリーンに向けて電子ビームを放射する複数個
の電子銃と、電子銃から放射された複数の電子ビームを
偏向し、これら電子ビームにより蛍光体スクリーンを複
数の領域に分割して走査する偏向装置11と、が設けら
れている。各偏向装置は、水平偏向コイル13Hおよび
垂直偏向コイル13Vを有している。複数の偏向装置の
水平偏向コイルは互いに直列に接続され、垂直偏向コイ
ルは互いに直列に接続されている。全ての偏向装置は共
通の偏向駆動回路30によって駆動され、この偏向駆動
回路は、水平偏向コイルに接続された水平偏向駆動回路
32Hと、垂直偏向コイルに接続された垂直偏向駆動回
路32Vと、を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー受像管な
どの陰極線管装置、特に、複数個の電子銃から放出され
る電子ビームを複数個の偏向装置により偏向して、蛍光
体スクリーンを複数個の領域に分割して走査する陰極線
管装置に関する。
どの陰極線管装置、特に、複数個の電子銃から放出され
る電子ビームを複数個の偏向装置により偏向して、蛍光
体スクリーンを複数個の領域に分割して走査する陰極線
管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高品位放送用あるいはこれに伴う
大画面をもつ高解像度陰極線管が望まれており、そのス
クリーン表示性能については一段と厳しい性能が要望さ
れている。これらの要望を達成するためには、スクリー
ン面の平坦化、高解像度化、偏向収差低減が必須であ
り、同時に、陰極線管の軽量、薄型化も図る必要があ
る。
大画面をもつ高解像度陰極線管が望まれており、そのス
クリーン表示性能については一段と厳しい性能が要望さ
れている。これらの要望を達成するためには、スクリー
ン面の平坦化、高解像度化、偏向収差低減が必須であ
り、同時に、陰極線管の軽量、薄型化も図る必要があ
る。
【0003】このような要望を満たす陰極線管として、
特開平5−36363号公報には、平坦な矩形状のフェ
ースプレートの内面に切れ目のない一体化構造の蛍光体
スクリーンを形成し、フェースプレートと対向するリア
プレート側に設けられた複数個のファンネルの各ネック
内に電子銃を配置し、これら複数個の電子銃から放出さ
れる電子ビームを電子銃に対応して配置された複数個の
偏向装置により偏向して、上記蛍光体スクリーンを複数
個の領域に分割して走査することにより得られる分割画
像を繋いで、蛍光体スクリーン上に1つの合成画像を表
示する陰極線管装置が示されている。
特開平5−36363号公報には、平坦な矩形状のフェ
ースプレートの内面に切れ目のない一体化構造の蛍光体
スクリーンを形成し、フェースプレートと対向するリア
プレート側に設けられた複数個のファンネルの各ネック
内に電子銃を配置し、これら複数個の電子銃から放出さ
れる電子ビームを電子銃に対応して配置された複数個の
偏向装置により偏向して、上記蛍光体スクリーンを複数
個の領域に分割して走査することにより得られる分割画
像を繋いで、蛍光体スクリーン上に1つの合成画像を表
示する陰極線管装置が示されている。
【0004】この陰極線管装置において、各電子銃に対
応して配置された複数個の偏向装置は、1つの蛍光体ス
クリーン全面を1個の電子銃から放出される電子ビーム
により走査して蛍光体スクリーン上に1つの画像を表示
する通常の陰極線管装置の偏向装置と同様に、それぞれ
独立した複数の偏向駆動回路によって駆動される。
応して配置された複数個の偏向装置は、1つの蛍光体ス
クリーン全面を1個の電子銃から放出される電子ビーム
により走査して蛍光体スクリーン上に1つの画像を表示
する通常の陰極線管装置の偏向装置と同様に、それぞれ
独立した複数の偏向駆動回路によって駆動される。
【0005】また、このような陰極線管装置において、
分割走査される複数の領域間の境界において、隣合う領
域にそれぞれ表示された分割画像同志が視覚的に違和感
のない連続的な繋がりをもつ必要がある。そのため、こ
の陰極線管装置では、複数個の電子銃に対応して配置さ
れた複数個の偏向装置を、偏向装置ごとに最適な位置に
なるように調整し、更に、各偏向装置に対応する偏向駆
動回路を最適な状態に調整して、各領域に表示される分
割画像が隣接領域に表示される分割画像と視覚的に違和
感のない連続的な繋がりをもつようにしている。
分割走査される複数の領域間の境界において、隣合う領
域にそれぞれ表示された分割画像同志が視覚的に違和感
のない連続的な繋がりをもつ必要がある。そのため、こ
の陰極線管装置では、複数個の電子銃に対応して配置さ
れた複数個の偏向装置を、偏向装置ごとに最適な位置に
なるように調整し、更に、各偏向装置に対応する偏向駆
動回路を最適な状態に調整して、各領域に表示される分
割画像が隣接領域に表示される分割画像と視覚的に違和
感のない連続的な繋がりをもつようにしている。
【0006】偏向装置の位置を調整する方法として、US
P 5,498,921 には、予め複数の偏向装置を基準固定台の
基準位置にそれぞれ固定して所定の相対位置関係に調整
した状態で、基準固定台と共に陰極線管のファンネルに
装着し、その後、基準固定台の位置を調整することによ
り、複数の偏向装置の取付け位置を同時に調整する方法
が示されている。
P 5,498,921 には、予め複数の偏向装置を基準固定台の
基準位置にそれぞれ固定して所定の相対位置関係に調整
した状態で、基準固定台と共に陰極線管のファンネルに
装着し、その後、基準固定台の位置を調整することによ
り、複数の偏向装置の取付け位置を同時に調整する方法
が示されている。
【0007】また、特開平7−47154号公報には、
複数個の電子銃から放出される電子ビームの軌道を、分
割して走査される各領域の基準軸に一致させる方法が示
されている。
複数個の電子銃から放出される電子ビームの軌道を、分
割して走査される各領域の基準軸に一致させる方法が示
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数個
の偏向装置に対応して設けられた複数の偏向駆動回路に
ついては、偏向装置に起因する電子ビームの走査範囲の
相違や、各領域の中央部と周辺部とのリニアリティの相
違を考慮して、更には、隣接する領域間の不連続性を調
整して、全体として実質的に切れ目のない連続的な画像
とするために、各偏向駆動回路を別々に調整する必要が
ある。
の偏向装置に対応して設けられた複数の偏向駆動回路に
ついては、偏向装置に起因する電子ビームの走査範囲の
相違や、各領域の中央部と周辺部とのリニアリティの相
違を考慮して、更には、隣接する領域間の不連続性を調
整して、全体として実質的に切れ目のない連続的な画像
とするために、各偏向駆動回路を別々に調整する必要が
ある。
【0009】そのため、上記構成の陰極線管装置では、
蛍光体スクリーンの分割領域数が多くなると、それに伴
って偏向駆動回路の数も増大し、その調整に要する時間
が長くなる。特に、各領域に表示される分割画像を合成
して視覚的に違和感のない1つの合成画像を得るために
は、各領域に表示される分割画像の中央部と周辺部との
リニアリテイが視覚的に違和感のない連続的な関係とな
るように調整し、かつ隣接領域間の境界においても分割
画像同志が連続するように調整する必要がある。
蛍光体スクリーンの分割領域数が多くなると、それに伴
って偏向駆動回路の数も増大し、その調整に要する時間
が長くなる。特に、各領域に表示される分割画像を合成
して視覚的に違和感のない1つの合成画像を得るために
は、各領域に表示される分割画像の中央部と周辺部との
リニアリテイが視覚的に違和感のない連続的な関係とな
るように調整し、かつ隣接領域間の境界においても分割
画像同志が連続するように調整する必要がある。
【0010】しかし、このような偏向駆動回路の調整
は、いずれか一方の調整、例えば、最初に各領域内のリ
ニアリティの調整を行い、その後、隣接領域間の境界で
連続的な繋がりが得られるように調整した場合、後の調
整を行う際に、最初に行ったリニアリティの調整がずれ
てしまう。従って、これら2種類の調整を繰り返し行う
必要があり、調整がいちじるしく難しく、かつ時間がか
かるという問題がある。
は、いずれか一方の調整、例えば、最初に各領域内のリ
ニアリティの調整を行い、その後、隣接領域間の境界で
連続的な繋がりが得られるように調整した場合、後の調
整を行う際に、最初に行ったリニアリティの調整がずれ
てしまう。従って、これら2種類の調整を繰り返し行う
必要があり、調整がいちじるしく難しく、かつ時間がか
かるという問題がある。
【0011】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、複数個の偏向装置を同じ
リニアリティが得られるように構成して、複数個の領域
に表示される分割画像を視覚的に違和感のない1つの合
成画像とする調整を簡単におこなうことができる陰極線
管装置を構成することを目的とする。
なされたもので、その目的は、複数個の偏向装置を同じ
リニアリティが得られるように構成して、複数個の領域
に表示される分割画像を視覚的に違和感のない1つの合
成画像とする調整を簡単におこなうことができる陰極線
管装置を構成することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る陰極線管装置は、実質的に矩形状の
ほぼ平坦なフェースプレート、およびフェースプレート
とほぼ平行に対向配置された実質的に矩形状の平坦なリ
アプレートを有する真空外囲器と、上記フェースプレー
トの内面に形成された蛍光体スクリーンと、上記リアプ
レートに設けられ、それぞれ上記蛍光体スクリーンに向
けて電子ビームを放射する複数個の電子銃と、上記複数
の電子銃から放射された複数の電子ビームを偏向し、こ
れら電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを複数の領
域に分割して走査する偏向手段と、を備えている。
め、この発明に係る陰極線管装置は、実質的に矩形状の
ほぼ平坦なフェースプレート、およびフェースプレート
とほぼ平行に対向配置された実質的に矩形状の平坦なリ
アプレートを有する真空外囲器と、上記フェースプレー
トの内面に形成された蛍光体スクリーンと、上記リアプ
レートに設けられ、それぞれ上記蛍光体スクリーンに向
けて電子ビームを放射する複数個の電子銃と、上記複数
の電子銃から放射された複数の電子ビームを偏向し、こ
れら電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを複数の領
域に分割して走査する偏向手段と、を備えている。
【0013】そして、この偏向手段は、上記複数個の電
子銃の各々に対応して配置されているとともに、それぞ
れ対応する電子銃から放射される電子ビームを偏向する
水平および垂直偏向コイルをそれぞれ有した複数個の偏
向装置と、上記偏向装置の内の2個以上の偏向装置を駆
動する共通の偏向駆動回路と、を備えている。
子銃の各々に対応して配置されているとともに、それぞ
れ対応する電子銃から放射される電子ビームを偏向する
水平および垂直偏向コイルをそれぞれ有した複数個の偏
向装置と、上記偏向装置の内の2個以上の偏向装置を駆
動する共通の偏向駆動回路と、を備えている。
【0014】上記構成の陰極線管装置によれば、共通の
偏向駆動回路に接続された2個以上の偏向装置は、この
共通の偏向駆動回路を調整することにより同時にリニア
リティの調整ができ、最適な画像を得るための調整が容
易となる。
偏向駆動回路に接続された2個以上の偏向装置は、この
共通の偏向駆動回路を調整することにより同時にリニア
リティの調整ができ、最適な画像を得るための調整が容
易となる。
【0015】また、この発明の陰極線管装置によれば、
上記偏向手段は、上記共通の偏向駆動回路によって駆動
される各偏向装置に接続され偏向装置の水平および垂直
偏向コイルに流れる偏向電流の振幅を所定値に補正する
複数の補正素子を備えている。この場合、補正素子によ
って各偏向装置の偏向コイルに流れる偏向電流の振幅を
一定値に補正し、複数の偏向装置間の固体差を吸収する
ことが可能となる。
上記偏向手段は、上記共通の偏向駆動回路によって駆動
される各偏向装置に接続され偏向装置の水平および垂直
偏向コイルに流れる偏向電流の振幅を所定値に補正する
複数の補正素子を備えている。この場合、補正素子によ
って各偏向装置の偏向コイルに流れる偏向電流の振幅を
一定値に補正し、複数の偏向装置間の固体差を吸収する
ことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態に係るカラー陰極線管装置について詳細に説
明する。図1および図2に示すように、陰極線管装置は
真空外囲器10を備え、この真空外囲器は、実質的に矩
形状の平坦なフェースプレート2と、このフェースプレ
ート2の周縁部に接合され、フェースプレートに対して
実質的に垂直に延在する枠状の側壁3と、側壁3に接合
されフェースプレート2と平行に対向配置された実質的
に矩形状の平坦なリアプレート4と、リアプレート4に
接合された複数個のファンネル6と、を有している。
実施の形態に係るカラー陰極線管装置について詳細に説
明する。図1および図2に示すように、陰極線管装置は
真空外囲器10を備え、この真空外囲器は、実質的に矩
形状の平坦なフェースプレート2と、このフェースプレ
ート2の周縁部に接合され、フェースプレートに対して
実質的に垂直に延在する枠状の側壁3と、側壁3に接合
されフェースプレート2と平行に対向配置された実質的
に矩形状の平坦なリアプレート4と、リアプレート4に
接合された複数個のファンネル6と、を有している。
【0017】リアプレート4には、複数個、例えば、2
0個の矩形状の開孔8が形成され、マトリックス状に並
んで、例えば、横5列、縦4列に並んで設けられてい
る。複数個のファンネル6は、それぞれ対応する開孔8
を囲むようにリアプレート4の外面に接合され、水平方
向(X方向)に5個、垂直方向(Y方向)に4個、計2
0個設けられている。
0個の矩形状の開孔8が形成され、マトリックス状に並
んで、例えば、横5列、縦4列に並んで設けられてい
る。複数個のファンネル6は、それぞれ対応する開孔8
を囲むようにリアプレート4の外面に接合され、水平方
向(X方向)に5個、垂直方向(Y方向)に4個、計2
0個設けられている。
【0018】フェースプレート2の内面には、青、緑、
赤に発光する垂直方向に延びたストライプ状の3色蛍光
体層R、G、Bと、この3色蛍光体層間に設けられたブ
ラックストライプ(光遮蔽層)と、を有する一体構造の
蛍光体スクリーン12が形成されている。また、蛍光体
スクリーン12上には、メタルバック層が形成されてい
る。
赤に発光する垂直方向に延びたストライプ状の3色蛍光
体層R、G、Bと、この3色蛍光体層間に設けられたブ
ラックストライプ(光遮蔽層)と、を有する一体構造の
蛍光体スクリーン12が形成されている。また、蛍光体
スクリーン12上には、メタルバック層が形成されてい
る。
【0019】真空外囲器10内には、蛍光体スクリーン
12に対向して、平坦なシャドウマスク14が配置され
ている。このシャドウマスク14は、後述するように電
子ビームにより分割して走査される蛍光体スクリーン1
2の複数個の領域R1〜R20に対応する複数の有効部
15を有し、各有効部には多数の電子ビーム通過孔が形
成されている。
12に対向して、平坦なシャドウマスク14が配置され
ている。このシャドウマスク14は、後述するように電
子ビームにより分割して走査される蛍光体スクリーン1
2の複数個の領域R1〜R20に対応する複数の有効部
15を有し、各有効部には多数の電子ビーム通過孔が形
成されている。
【0020】また、シャドウマスク14は、蛍光体スク
リーン12の領域の水平方向の分割数に対応して、水平
方向に5つの分割マスク16に分割され、各分割マスク
は複数個のマスク支持部材18を介してリアプレート4
上に支持されている。フェースプレート2とリアプレー
ト4との間には、これらフェースプレートおよびリアプ
レートに加わる大気圧荷重を支える複数個の金属柱から
なるプレート支持部材20が配置されている。
リーン12の領域の水平方向の分割数に対応して、水平
方向に5つの分割マスク16に分割され、各分割マスク
は複数個のマスク支持部材18を介してリアプレート4
上に支持されている。フェースプレート2とリアプレー
ト4との間には、これらフェースプレートおよびリアプ
レートに加わる大気圧荷重を支える複数個の金属柱から
なるプレート支持部材20が配置されている。
【0021】複数個のファンネル6に設けられた各ネッ
ク22内には、蛍光体スクリーン12に向けて電子ビー
ムを放出する電子銃24が配設されている。更に、各ネ
ック22の外側には偏向装置11が装着され、合計20
個の偏向装置(11−1 ないし11ー20)が設けられて
いる。
ク22内には、蛍光体スクリーン12に向けて電子ビー
ムを放出する電子銃24が配設されている。更に、各ネ
ック22の外側には偏向装置11が装着され、合計20
個の偏向装置(11−1 ないし11ー20)が設けられて
いる。
【0022】電子銃24から放出される電子ビームは、
偏向装置11の発生する磁界により水平方向および垂直
方向に偏向され、シャドウマスク14を介して蛍光体ス
クリーン12を複数個の領域、図示例では水平方向に5
個、垂直方向に4個、計20個の領域R1〜R20に分
割して走査する。そして、この分割走査によって蛍光体
スクリーン12上に描かれる画像は、電子銃24や偏向
装置11に印加される信号を制御することによって重複
や隙間が生じないように繋がり、蛍光体スクリーン12
の全面に切れ目のない1つの大きな画像を再生する。
偏向装置11の発生する磁界により水平方向および垂直
方向に偏向され、シャドウマスク14を介して蛍光体ス
クリーン12を複数個の領域、図示例では水平方向に5
個、垂直方向に4個、計20個の領域R1〜R20に分
割して走査する。そして、この分割走査によって蛍光体
スクリーン12上に描かれる画像は、電子銃24や偏向
装置11に印加される信号を制御することによって重複
や隙間が生じないように繋がり、蛍光体スクリーン12
の全面に切れ目のない1つの大きな画像を再生する。
【0023】図4に示すように、各偏向装置11は、電
子銃24から放出される3電子ビームを水平方向に偏向
する磁界を発生する水平偏向コイル13H、および垂直
方向に偏向する磁界を発生する垂直偏向コイル13Vを
有している。
子銃24から放出される3電子ビームを水平方向に偏向
する磁界を発生する水平偏向コイル13H、および垂直
方向に偏向する磁界を発生する垂直偏向コイル13Vを
有している。
【0024】そして、図5に示すように、20個の偏向
装置11−1ないし11−20(11−1,11−2,
11−20のみ図示する)は、単一の偏向駆動回路30
に直列に接続され、この偏向駆動回路30によって駆動
される。偏向駆動回路30は、水平偏向電流を供給する
水平偏向駆動回路32Hと、垂直偏向電流を供給する垂
直偏向駆動回路32vと、を有している。そして、水平
偏向駆動回路32Hには、20個の偏向装置11−1〜
11−20の水平偏向コイル13H1〜13H20(1
3H1,13H2、13H20のみ図示する)が直列に
接続され、垂直偏向駆動回路32Vには20個の垂直偏
向コイル13V1〜13V20(13V1,13V2、
13V20のみ図示する)が直列に接続されている。水
平および垂直偏向駆動回路32H、32Vの各々は、図
示しない振幅、位置、画像歪調整回路を含んで構成され
ている。
装置11−1ないし11−20(11−1,11−2,
11−20のみ図示する)は、単一の偏向駆動回路30
に直列に接続され、この偏向駆動回路30によって駆動
される。偏向駆動回路30は、水平偏向電流を供給する
水平偏向駆動回路32Hと、垂直偏向電流を供給する垂
直偏向駆動回路32vと、を有している。そして、水平
偏向駆動回路32Hには、20個の偏向装置11−1〜
11−20の水平偏向コイル13H1〜13H20(1
3H1,13H2、13H20のみ図示する)が直列に
接続され、垂直偏向駆動回路32Vには20個の垂直偏
向コイル13V1〜13V20(13V1,13V2、
13V20のみ図示する)が直列に接続されている。水
平および垂直偏向駆動回路32H、32Vの各々は、図
示しない振幅、位置、画像歪調整回路を含んで構成され
ている。
【0025】また、水平偏向コイル13H1〜13H2
0には、水平偏向コイルに流れる水平偏向電流の振幅を
補正する水平偏向補正素子34H1〜34H20(34
H1,34H2、34H20のみ図示する)がそれぞれ
並列に接続され、垂直偏向コイル13V1〜13V20
には、これら垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流の振
幅を補正する垂直偏向補正素子34V1〜34V20
(34V1,34V2、34V20のみ図示する)がそ
れぞれ並列に接続されている。
0には、水平偏向コイルに流れる水平偏向電流の振幅を
補正する水平偏向補正素子34H1〜34H20(34
H1,34H2、34H20のみ図示する)がそれぞれ
並列に接続され、垂直偏向コイル13V1〜13V20
には、これら垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流の振
幅を補正する垂直偏向補正素子34V1〜34V20
(34V1,34V2、34V20のみ図示する)がそ
れぞれ並列に接続されている。
【0026】水平偏向補正素子34H1〜34H20の
各々は、可変インダクタンス素子(可変コイル)で構成
され、その可変容量は、水平偏向コイル13H1〜13
H20の基本仕様およびカラー陰極線管装置の仕様によ
って異なる。本実施の形態の場合、各水平偏向補正素子
34H1〜34H20が各水平偏向コイル13H1〜1
3H20に接続されていない状態で電子ビームを走査し
た際の各領域の走査範囲の差分が5%以内であることか
ら、水平偏向補正素子34H1〜34H20は、この差
分の範囲内で振幅を補正できるように、1〜7mHの範
囲でインダクタンスを可変できるように設定されてい
る。
各々は、可変インダクタンス素子(可変コイル)で構成
され、その可変容量は、水平偏向コイル13H1〜13
H20の基本仕様およびカラー陰極線管装置の仕様によ
って異なる。本実施の形態の場合、各水平偏向補正素子
34H1〜34H20が各水平偏向コイル13H1〜1
3H20に接続されていない状態で電子ビームを走査し
た際の各領域の走査範囲の差分が5%以内であることか
ら、水平偏向補正素子34H1〜34H20は、この差
分の範囲内で振幅を補正できるように、1〜7mHの範
囲でインダクタンスを可変できるように設定されてい
る。
【0027】また、垂直偏向補正素子34V1〜34V
20については、これら垂直偏向補正素子32V1〜3
2V20が設けられていない場合の各垂直偏向コイル1
3V1〜13V20による各領域の走査範囲の差分が3
%以内であることから、垂直偏向補正素子32Vl〜3
2V20としては、50〜2Ωの範囲で容量を可変でき
る可変抵抗素子がそれぞれ用いられている。
20については、これら垂直偏向補正素子32V1〜3
2V20が設けられていない場合の各垂直偏向コイル1
3V1〜13V20による各領域の走査範囲の差分が3
%以内であることから、垂直偏向補正素子32Vl〜3
2V20としては、50〜2Ωの範囲で容量を可変でき
る可変抵抗素子がそれぞれ用いられている。
【0028】以上のように、水平偏向コイル13H1〜
13H20を垂直偏向駆動回路32Hに直列に接続し、
垂直偏向コイル13V1〜13V20を垂直偏向駆動回
路32Vに直列に接続し、かつ、各水平偏向コイル13
H1〜13H20に可変インダクタンス素子からなる水
平偏向補正素子34H1〜34H20を、また各垂直偏
向コイル13Vl〜13V20に可変抵抗素子からなる
垂直偏向補正素子34V1〜34V20をそれぞれ並列
に接続することにより、これら水平偏向補正素子および
垂直偏向補正素子によって、偏向装置11−1〜11−
20間の個体差をなくすことができる。また、各1つの
水平偏向駆動回路32Hおよび垂直偏向駆動回路32V
の振幅、位置、歪を調整することで、隣接する領域間の
繋がりに関係なく全領域R1〜R20のリニアリティを
調節することができる。その結果、容易に最適な合成画
像を得ることができる。
13H20を垂直偏向駆動回路32Hに直列に接続し、
垂直偏向コイル13V1〜13V20を垂直偏向駆動回
路32Vに直列に接続し、かつ、各水平偏向コイル13
H1〜13H20に可変インダクタンス素子からなる水
平偏向補正素子34H1〜34H20を、また各垂直偏
向コイル13Vl〜13V20に可変抵抗素子からなる
垂直偏向補正素子34V1〜34V20をそれぞれ並列
に接続することにより、これら水平偏向補正素子および
垂直偏向補正素子によって、偏向装置11−1〜11−
20間の個体差をなくすことができる。また、各1つの
水平偏向駆動回路32Hおよび垂直偏向駆動回路32V
の振幅、位置、歪を調整することで、隣接する領域間の
繋がりに関係なく全領域R1〜R20のリニアリティを
調節することができる。その結果、容易に最適な合成画
像を得ることができる。
【0029】図6は、複数個の偏向装置をそれぞれ独立
の偏向駆動回路により駆動する一般的な陰極線管におい
て、各偏向駆動回路を調整する前の、隣接する任意の4
領域Ra〜Rdを比較例として示したもので、各領域に
は、クロスハッチパターン40が描写されている。これ
らの領域Ra〜Rdに表示されたパターン40のリニア
リティはランダムであり、隣接領域間で繋がっていな
い。また、各走査領域の大きさもばらついている。ただ
し、蛍光体スクリーン上において、各走査領域が決まっ
ているために、それ以上の走査領域は表示されていな
い。
の偏向駆動回路により駆動する一般的な陰極線管におい
て、各偏向駆動回路を調整する前の、隣接する任意の4
領域Ra〜Rdを比較例として示したもので、各領域に
は、クロスハッチパターン40が描写されている。これ
らの領域Ra〜Rdに表示されたパターン40のリニア
リティはランダムであり、隣接領域間で繋がっていな
い。また、各走査領域の大きさもばらついている。ただ
し、蛍光体スクリーン上において、各走査領域が決まっ
ているために、それ以上の走査領域は表示されていな
い。
【0030】このような陰極線管装置において、各領域
に表示される画像のリニアリティを均一にしかつ隣接領
域間の画像を繋げるためには、偏向装置ごとに独立して
設けられた偏向駆動回路により、水平、垂直方向の振
幅、位置、画像歪等を別個に最適化した後、更に、各走
査領域内のリニアリティの調整、および隣接領域間の画
像を連続的に繋げる調整が必要となる。
に表示される画像のリニアリティを均一にしかつ隣接領
域間の画像を繋げるためには、偏向装置ごとに独立して
設けられた偏向駆動回路により、水平、垂直方向の振
幅、位置、画像歪等を別個に最適化した後、更に、各走
査領域内のリニアリティの調整、および隣接領域間の画
像を連続的に繋げる調整が必要となる。
【0031】これに対して、本実施の形態に係る陰極線
管装置によれば、偏向装置11−1〜11−20は共通
の水平および垂直偏向駆動回路32H、32Vに接続さ
れ、偏向装置の水平偏向コイル13Hl〜13H20に
流れる電流波形は基本的に全て同じであるとともに、垂
直偏向コイル13V1〜13V20に流れる電流波形も
基本的に全て同じである。そのため、主として偏向装置
11−1〜11−20の製造誤差による電気的特性の差
により、走査領域に違いが生じた場合でも、必要とする
調整は、個別の偏向コイルで走査領域の違いをなくして
均一にすることのみとなる。
管装置によれば、偏向装置11−1〜11−20は共通
の水平および垂直偏向駆動回路32H、32Vに接続さ
れ、偏向装置の水平偏向コイル13Hl〜13H20に
流れる電流波形は基本的に全て同じであるとともに、垂
直偏向コイル13V1〜13V20に流れる電流波形も
基本的に全て同じである。そのため、主として偏向装置
11−1〜11−20の製造誤差による電気的特性の差
により、走査領域に違いが生じた場合でも、必要とする
調整は、個別の偏向コイルで走査領域の違いをなくして
均一にすることのみとなる。
【0032】図7は、本実施の形態に係る陰極線管装置
において、偏向駆動回路30を調整する前の、隣接する
任意の4領域Ra〜Rdを示したもので、各領域には、
クロスハッチパターン40が描写されている。領域Ra
〜Rdにおいて、隣接領域間の境界部分における各領域
のパターン40はずれているが、各領域Ra〜Rdの中
心を通る水平、垂直軸50,51上ではバターン40が
一致し、各領域のリニアリティの変化量も一致すること
になる。従って、画像のずれは、各領域に対応した偏向
コイルの誤差、すなわち、走査領域の大きさの違いのみ
に起因することになる。よって、領域Ra〜Rdに対応
する偏向装置11の水平、垂直偏向コイルにそれぞれ接
続された水平、垂直偏向補正素子によって走査領域を調
整することで隣接領域の画像を連続的に繋げることが可
能となる。
において、偏向駆動回路30を調整する前の、隣接する
任意の4領域Ra〜Rdを示したもので、各領域には、
クロスハッチパターン40が描写されている。領域Ra
〜Rdにおいて、隣接領域間の境界部分における各領域
のパターン40はずれているが、各領域Ra〜Rdの中
心を通る水平、垂直軸50,51上ではバターン40が
一致し、各領域のリニアリティの変化量も一致すること
になる。従って、画像のずれは、各領域に対応した偏向
コイルの誤差、すなわち、走査領域の大きさの違いのみ
に起因することになる。よって、領域Ra〜Rdに対応
する偏向装置11の水平、垂直偏向コイルにそれぞれ接
続された水平、垂直偏向補正素子によって走査領域を調
整することで隣接領域の画像を連続的に繋げることが可
能となる。
【0033】この場合、各領域Ra〜Rd内のリニアリ
ティが異なるために、隣接領域間の境界においてリニア
リティが自然な繋がりにならないことがあるが、本実施
の形態では、複数の偏向装置に対して水平および垂直偏
向駆動回路32H、32Vが共通であるため、1つづつ
設けられた水平および垂直偏向駆動回路32H、32V
のみを調整することにより、隣接領域間の境界上での画
面の繋がりを維持したまま各領域のリニアリティを調整
することができる。従って、最適な画像を容易に表示可
能なカラー受像管装置を得ることができる。これによ
り、隣接する領域にそれぞれ表示された分割画像をこれ
ら隣接領域間の境界で違和感のない繋がりとする調節が
簡単に行え、品位良好な合成画像を表示する陰極線管装
置を提供することができる。
ティが異なるために、隣接領域間の境界においてリニア
リティが自然な繋がりにならないことがあるが、本実施
の形態では、複数の偏向装置に対して水平および垂直偏
向駆動回路32H、32Vが共通であるため、1つづつ
設けられた水平および垂直偏向駆動回路32H、32V
のみを調整することにより、隣接領域間の境界上での画
面の繋がりを維持したまま各領域のリニアリティを調整
することができる。従って、最適な画像を容易に表示可
能なカラー受像管装置を得ることができる。これによ
り、隣接する領域にそれぞれ表示された分割画像をこれ
ら隣接領域間の境界で違和感のない繋がりとする調節が
簡単に行え、品位良好な合成画像を表示する陰極線管装
置を提供することができる。
【0034】図8は、本実施の形態の比較例として、分
割領域が縦3列、横3列に配列され合計9個分割領域を
有する陰極線管装置を示している。このような陰極線管
装置の9個の偏向装置をそれぞれ独立した9個の偏向駆
動回路で駆動する場合、分割領域A1のような表示画面
の周辺に位置した領域に対応した偏向装置を調整する場
合、隣接した分割画面A2、B1との関係を考慮して行
われる。また、分割用域B2のような表示画面の中央に
位置した領域に対応する偏向装置を調整する場合、周辺
の分割領域A2、B1、C2、B3との関係を考慮して
行われる。すなわち、表示画面中央部に位置した分割領
域は、表示画面の周辺部に位置した分割領域に比較して
隣接する領域、つまり、調整の際に考慮すべき領域、の
数が多く、その分、調整の自由度が小さく調整が困難と
なる。特に、前述したように、分割領域間の調整は、振
幅、リニアリティ、図形歪み、絵柄等の多岐に亘り、非
常に面倒となる。
割領域が縦3列、横3列に配列され合計9個分割領域を
有する陰極線管装置を示している。このような陰極線管
装置の9個の偏向装置をそれぞれ独立した9個の偏向駆
動回路で駆動する場合、分割領域A1のような表示画面
の周辺に位置した領域に対応した偏向装置を調整する場
合、隣接した分割画面A2、B1との関係を考慮して行
われる。また、分割用域B2のような表示画面の中央に
位置した領域に対応する偏向装置を調整する場合、周辺
の分割領域A2、B1、C2、B3との関係を考慮して
行われる。すなわち、表示画面中央部に位置した分割領
域は、表示画面の周辺部に位置した分割領域に比較して
隣接する領域、つまり、調整の際に考慮すべき領域、の
数が多く、その分、調整の自由度が小さく調整が困難と
なる。特に、前述したように、分割領域間の調整は、振
幅、リニアリティ、図形歪み、絵柄等の多岐に亘り、非
常に面倒となる。
【0035】本実施の形態に係る陰極線管装置のよう
に、複数の偏向装置を共通の偏向駆動回路によって駆動
する構成とすることにより、偏向駆動回路の特性差に基
因する調整の大半を省略することができ、偏向装置の調
整を大幅に簡略化することができる。従って、本実施の
形態の構成を、表示画面の分割領域の数が9個以上で、
周囲が全て他の分割領域で囲まれるような分割領域を含
む陰極線管装置、つまり、調整が面倒な分割領域を有す
る陰極線管装置に適用することにより、上述した効果が
より顕著となる。
に、複数の偏向装置を共通の偏向駆動回路によって駆動
する構成とすることにより、偏向駆動回路の特性差に基
因する調整の大半を省略することができ、偏向装置の調
整を大幅に簡略化することができる。従って、本実施の
形態の構成を、表示画面の分割領域の数が9個以上で、
周囲が全て他の分割領域で囲まれるような分割領域を含
む陰極線管装置、つまり、調整が面倒な分割領域を有す
る陰極線管装置に適用することにより、上述した効果が
より顕著となる。
【0036】また、偏向装置および偏向駆動回路と製造
コストとの関係について考察する。従来の装置において
考察すると、偏向駆動回路は、蛍光体スクリーンの分割
走査される領域の数と同数だけ必要であり、偏向駆動回
路のコストは分割領域の数に比例して増加する。そのた
め、1つの偏向装置を1つの偏向駆動回路で駆動する場
合、例えば、分割領域数が10個になると、偏向駆動回
路のコストは偏向駆動回路の単価X10となる。また、
複数の分割領域に表示された画像を合成して1つの大画
像を表示する陰極線管装置において、各分割領域は比較
的小さく、各分割領域の画像表示に使用する電子銃や偏
向装置として簡単で低電力のものが使用される。そし
て、1つの偏向駆動回路によって1つの偏向装置を駆動
する場合には、各偏向駆動回路として低コストのものを
使用することができるが、上記のように、偏向駆動回路
を10個使用する場合には、トータルするとコストアッ
プになってしまう。
コストとの関係について考察する。従来の装置において
考察すると、偏向駆動回路は、蛍光体スクリーンの分割
走査される領域の数と同数だけ必要であり、偏向駆動回
路のコストは分割領域の数に比例して増加する。そのた
め、1つの偏向装置を1つの偏向駆動回路で駆動する場
合、例えば、分割領域数が10個になると、偏向駆動回
路のコストは偏向駆動回路の単価X10となる。また、
複数の分割領域に表示された画像を合成して1つの大画
像を表示する陰極線管装置において、各分割領域は比較
的小さく、各分割領域の画像表示に使用する電子銃や偏
向装置として簡単で低電力のものが使用される。そし
て、1つの偏向駆動回路によって1つの偏向装置を駆動
する場合には、各偏向駆動回路として低コストのものを
使用することができるが、上記のように、偏向駆動回路
を10個使用する場合には、トータルするとコストアッ
プになってしまう。
【0037】一方、本実施の形態のような共通の偏向駆
動回路によって複数の偏向装置を駆動する陰極線管装置
において、共通の偏向駆動回路は、駆動する偏向装置の
数が増えても数が変化しない部分A(同期回路、初段回
路等)、駆動する偏向装置の数が増えた分だけ数が増え
る部分B(補正素子、電源回路、終段回路等)とを含ん
でいる。本発明者等は、偏向駆動回路のこれらの部分
A、Bと、偏向装置の数との関係を詳細に検討した結
果、図9に示すように、偏向装置の数が増加する程、つ
まり、蛍光体スクリーンの分割領域数が増加する程、陰
極線管装置の製造コストの低減を図れることを見出し
た。特に、分割領域数が9個以上の時、すなわち、共通
の偏向駆動回路により9個以上の偏向装置を駆動する
時、従来の陰極線管装置に比較してコストダウンを図れ
ることが分かる。
動回路によって複数の偏向装置を駆動する陰極線管装置
において、共通の偏向駆動回路は、駆動する偏向装置の
数が増えても数が変化しない部分A(同期回路、初段回
路等)、駆動する偏向装置の数が増えた分だけ数が増え
る部分B(補正素子、電源回路、終段回路等)とを含ん
でいる。本発明者等は、偏向駆動回路のこれらの部分
A、Bと、偏向装置の数との関係を詳細に検討した結
果、図9に示すように、偏向装置の数が増加する程、つ
まり、蛍光体スクリーンの分割領域数が増加する程、陰
極線管装置の製造コストの低減を図れることを見出し
た。特に、分割領域数が9個以上の時、すなわち、共通
の偏向駆動回路により9個以上の偏向装置を駆動する
時、従来の陰極線管装置に比較してコストダウンを図れ
ることが分かる。
【0038】また、本実施の形態に係る陰極線管装置を
実用的なレベルで実現するためには、画面サイズ、装置
の奥行き、重量等を考慮する必要がある。例えば、画面
サイズが20インチの陰極線管装置とする場合、実用的
な重量は約10kg以下であり、この重量を実現するた
めには、真空外囲器のフェースパネルの板厚を5mm以
下にする必要がある。この場合、真空外囲器に作用する
大気圧荷重を支えるためには、USP 5287034 に開示され
ている関係式より、フェースプレートの板厚tと分割領
域間隔Pとの関係から、1つの分割領域のサイズは6イ
ンチ程度が望ましく、この場合、分割領域の数は12個
以上となる。従って、実用的な画面サイズを有する陰極
線管装置を提供するには、真空外囲器の強度を考慮し
て、蛍光体スクリーンの分割領域数は12個以上に設定
されていることが望ましい。
実用的なレベルで実現するためには、画面サイズ、装置
の奥行き、重量等を考慮する必要がある。例えば、画面
サイズが20インチの陰極線管装置とする場合、実用的
な重量は約10kg以下であり、この重量を実現するた
めには、真空外囲器のフェースパネルの板厚を5mm以
下にする必要がある。この場合、真空外囲器に作用する
大気圧荷重を支えるためには、USP 5287034 に開示され
ている関係式より、フェースプレートの板厚tと分割領
域間隔Pとの関係から、1つの分割領域のサイズは6イ
ンチ程度が望ましく、この場合、分割領域の数は12個
以上となる。従って、実用的な画面サイズを有する陰極
線管装置を提供するには、真空外囲器の強度を考慮し
て、蛍光体スクリーンの分割領域数は12個以上に設定
されていることが望ましい。
【0039】以上のように本実施の形態に係る陰極線管
装置によれば、共通の偏向駆動回路によって駆動する偏
向装置の数に応じて種々の作用効果を得ることができ
る。すなわち、偏向駆動回路によって駆動する偏向装置
を2個以上とすることにより、調整作業の効率向上を図
ることができ、特に、作用効果は、9個以上とすること
によってより顕著となる。また、偏向駆動回路によって
駆動する偏向装置を9個以上とすることにより製造コス
トの低減を図ることができ、12個以上とすることによ
り、真空外囲器の強度向上を図ることが可能となる。
装置によれば、共通の偏向駆動回路によって駆動する偏
向装置の数に応じて種々の作用効果を得ることができ
る。すなわち、偏向駆動回路によって駆動する偏向装置
を2個以上とすることにより、調整作業の効率向上を図
ることができ、特に、作用効果は、9個以上とすること
によってより顕著となる。また、偏向駆動回路によって
駆動する偏向装置を9個以上とすることにより製造コス
トの低減を図ることができ、12個以上とすることによ
り、真空外囲器の強度向上を図ることが可能となる。
【0040】次に、この発明の他の実施の形態に係るカ
ラー陰極線管について説明する。図10に示すように、
他の実施の形態によれば、20個の偏向装置11−1〜
11−20(11−1,11−2,11−20のみ図示
する)の水平偏向コイル13H1〜13H20は偏向駆
動回路30の水平偏向駆動回路32Hに並列に接続さ
れ、20個の垂直偏向コイル13V1〜13V20は垂
直偏向駆動回路32Vに並列に接続されている。
ラー陰極線管について説明する。図10に示すように、
他の実施の形態によれば、20個の偏向装置11−1〜
11−20(11−1,11−2,11−20のみ図示
する)の水平偏向コイル13H1〜13H20は偏向駆
動回路30の水平偏向駆動回路32Hに並列に接続さ
れ、20個の垂直偏向コイル13V1〜13V20は垂
直偏向駆動回路32Vに並列に接続されている。
【0041】また、水平偏向コイル13H1〜13H2
0には、水平偏向補正素子34H1〜34H20がそれ
ぞれ直列に接続され、垂直偏向コイル13Vl〜13V
20には、垂直偏向補正素子34V1〜34V20がそ
れぞれに直列に接続されている。
0には、水平偏向補正素子34H1〜34H20がそれ
ぞれ直列に接続され、垂直偏向コイル13Vl〜13V
20には、垂直偏向補正素子34V1〜34V20がそ
れぞれに直列に接続されている。
【0042】前述した実施の形態と同様に、水平偏向補
正素子34H1〜34H20の各々は可変インダクタン
ス素子により、また、垂直偏向補正素子34Vl〜34
V20の各々は可変抵抗素子により構成されている。こ
れら可変インダクタンス素子およぴ可変抵抗素子の容量
は、それぞれ水平および垂直偏向コイルのインピーダン
スに応じて決められている。
正素子34H1〜34H20の各々は可変インダクタン
ス素子により、また、垂直偏向補正素子34Vl〜34
V20の各々は可変抵抗素子により構成されている。こ
れら可変インダクタンス素子およぴ可変抵抗素子の容量
は、それぞれ水平および垂直偏向コイルのインピーダン
スに応じて決められている。
【0043】なお、他の構成は前述した実施の形態と同
一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその
詳細な説明を省略する。上記のように構成された他の実
施の形態においても、偏向装置11−1〜11−20間
の個体差は、偏向装置の水平および垂直偏向コイル13
H1〜13H20,13Vl〜13V20にそれぞれ接
続された水平、垂直偏向補正素子34H1〜34H2
0,34V1〜43V20によって調整することができ
る。また、偏向装置11−1〜11−20の水平偏向コ
イル13H1〜13H20を共通の水平偏向駆動回路3
2Hに接続し、垂直偏向コイル13Vl〜13V20を
共通の垂直偏向駆動回路32Vに接続しているため、隣
接領域間の画像のリニアリティの調整を容易に行うこと
ができ、最適な画像を容易に表示可能なカラー陰極線管
を提供することができる。
一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその
詳細な説明を省略する。上記のように構成された他の実
施の形態においても、偏向装置11−1〜11−20間
の個体差は、偏向装置の水平および垂直偏向コイル13
H1〜13H20,13Vl〜13V20にそれぞれ接
続された水平、垂直偏向補正素子34H1〜34H2
0,34V1〜43V20によって調整することができ
る。また、偏向装置11−1〜11−20の水平偏向コ
イル13H1〜13H20を共通の水平偏向駆動回路3
2Hに接続し、垂直偏向コイル13Vl〜13V20を
共通の垂直偏向駆動回路32Vに接続しているため、隣
接領域間の画像のリニアリティの調整を容易に行うこと
ができ、最適な画像を容易に表示可能なカラー陰極線管
を提供することができる。
【0044】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上記各実施の形態では、複数個の偏向装
置の水平、垂直偏向コイルに対して補正素子をすべて直
列、あるいは、すべて並列に接続する構成としたが、補
正素子の接続は、各偏向装置による走査領域を独立して
補正できる接続であれば、並列と直列とを適宜組み合わ
せた接続としてもよい。
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上記各実施の形態では、複数個の偏向装
置の水平、垂直偏向コイルに対して補正素子をすべて直
列、あるいは、すべて並列に接続する構成としたが、補
正素子の接続は、各偏向装置による走査領域を独立して
補正できる接続であれば、並列と直列とを適宜組み合わ
せた接続としてもよい。
【0045】また、上記各実施の形態では、水平偏向補
正素子として可変インダクタンス素子、垂直偏向補正素
子として可変抵抗素子を用いたが、これら補正素子は、
各偏向装置による走査領域を変化させることができるも
のであれば、他の補正素子を用いてもよい。
正素子として可変インダクタンス素子、垂直偏向補正素
子として可変抵抗素子を用いたが、これら補正素子は、
各偏向装置による走査領域を変化させることができるも
のであれば、他の補正素子を用いてもよい。
【0046】更に、上記各実施の形態では、全ての水
平、垂直偏向コイルに補正素子を接続したが、必要な水
平、垂直偏向コイルのみに選択的に補正素子を接続する
ようにしてもよい。
平、垂直偏向コイルに補正素子を接続したが、必要な水
平、垂直偏向コイルのみに選択的に補正素子を接続する
ようにしてもよい。
【0047】偏向装置が精度よく製作され、複数個の偏
向装置間の個体差が合成画像の品位に影響を及ぼさない
程度であれば、補正素子を用いることなく、偏向装置の
水平、垂直偏向コイルを共通の水平、垂直偏向駆動回路
に接続するのみで、同様の効果をもつカラー陰極線管を
提供することができる。
向装置間の個体差が合成画像の品位に影響を及ぼさない
程度であれば、補正素子を用いることなく、偏向装置の
水平、垂直偏向コイルを共通の水平、垂直偏向駆動回路
に接続するのみで、同様の効果をもつカラー陰極線管を
提供することができる。
【0048】更に、上記各実施の形態では、全ての偏向
装置を1つの共通の偏向駆動回路で駆動する構成とした
が、偏向装置の特性や回路規模によっては、複数個の独
立した偏向駆動回路を設け、各偏向駆動回路によって複
数の偏向装置づつ駆動するようにしてもよい。例えば、
図11に示す実施の形態によれば、分割領域R1〜R1
0に対応する10個の偏向装置11ー1〜11−10を
第1偏向駆動回路30aによって駆動し、分割領域R1
1〜R20に対応する10個の偏向装置11ー10〜1
1−20を第2偏向駆動回路30aによって駆動してい
る。なお、図11において、前述した実施の形態と同一
の部分は同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略
する。
装置を1つの共通の偏向駆動回路で駆動する構成とした
が、偏向装置の特性や回路規模によっては、複数個の独
立した偏向駆動回路を設け、各偏向駆動回路によって複
数の偏向装置づつ駆動するようにしてもよい。例えば、
図11に示す実施の形態によれば、分割領域R1〜R1
0に対応する10個の偏向装置11ー1〜11−10を
第1偏向駆動回路30aによって駆動し、分割領域R1
1〜R20に対応する10個の偏向装置11ー10〜1
1−20を第2偏向駆動回路30aによって駆動してい
る。なお、図11において、前述した実施の形態と同一
の部分は同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略
する。
【0049】その他、蛍光体スクリーンの複数の分割領
域の内、各列の分割領域に対応する偏向装置毎、あるい
は、各行の分割領域に対応する偏向装置毎に、別々の偏
向駆動回路に接続する構成としてもよい。複数の偏向装
置をそれぞれ任意の複数個の偏向装置を含む複数組に分
けて、各組の偏向装置を独立した偏向駆動回路で駆動す
るようにしてもよい。
域の内、各列の分割領域に対応する偏向装置毎、あるい
は、各行の分割領域に対応する偏向装置毎に、別々の偏
向駆動回路に接続する構成としてもよい。複数の偏向装
置をそれぞれ任意の複数個の偏向装置を含む複数組に分
けて、各組の偏向装置を独立した偏向駆動回路で駆動す
るようにしてもよい。
【0050】上記各実施の形態においては、偏向装置お
よび偏向駆動回路のみについて説明したが、例えば、偏
向によって生じる干渉等を補正するための補正コイル等
を偏向装置と共通の偏向駆動回路で駆動することも可能
である。なお、この発明はカラー受像管装置に限らず、
他の陰極線管にも適用可能である。
よび偏向駆動回路のみについて説明したが、例えば、偏
向によって生じる干渉等を補正するための補正コイル等
を偏向装置と共通の偏向駆動回路で駆動することも可能
である。なお、この発明はカラー受像管装置に限らず、
他の陰極線管にも適用可能である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数個の偏向装置の内の2個以上の偏向装置を共通
の偏向駆動回で駆動する構成としたことから、複数個の
領域に表示される分割画像を視覚的に違和感のない1つ
の合成画像とする調整を簡単に行うことが可能な陰極線
管装置を提供することができる。
ば、複数個の偏向装置の内の2個以上の偏向装置を共通
の偏向駆動回で駆動する構成としたことから、複数個の
領域に表示される分割画像を視覚的に違和感のない1つ
の合成画像とする調整を簡単に行うことが可能な陰極線
管装置を提供することができる。
【図1】この発明の実施の形態に係る陰極線管装置を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1の線II−IIに沿って一部を破断して示す上
記陰極線管装置の側面図。
記陰極線管装置の側面図。
【図3】上記陰極線管装置全体の構成を示す分解斜視
図。
図。
【図4】上記陰極線管装置の偏向装置を示す側面図。
【図5】上記偏向装置と偏向駆動回路との接続状態を概
略的に示す図。
略的に示す図。
【図6】比較例として、陰極線管装置の複数の偏向装置
をそれぞれ独立した複数の偏向駆動回路によって駆動し
た場合において、それぞれクロスハッチパターンが表示
された蛍光体スクリーン上の隣接した4領域を示すに平
面図。
をそれぞれ独立した複数の偏向駆動回路によって駆動し
た場合において、それぞれクロスハッチパターンが表示
された蛍光体スクリーン上の隣接した4領域を示すに平
面図。
【図7】上記実施の形態に係る陰極線管装置において、
それぞれクロスハッチパターンが表示された蛍光体スク
リーン上の隣接した4領域を示すに平面図。
それぞれクロスハッチパターンが表示された蛍光体スク
リーン上の隣接した4領域を示すに平面図。
【図8】比較例として、9個の分割領域を備えた陰極線
管装置の画面を示す図。
管装置の画面を示す図。
【図9】偏向装置の数と製造コストとの関係を示すグラ
フ。
フ。
【図10】この発明の他の実施の形態に係る陰極線管装
置の上記偏向装置と偏向駆動回路との接続状態を概略的
に示す図。
置の上記偏向装置と偏向駆動回路との接続状態を概略的
に示す図。
【図11】この発明の更に他の実施の形態に係る陰極線
管装置の上記偏向装置と偏向駆動回路との接続状態を概
略的に示す図。
管装置の上記偏向装置と偏向駆動回路との接続状態を概
略的に示す図。
2…フェースプレート 4…リアプレート 10…真空外囲器 11−1〜11−20…偏向装置 12…蛍光体スクリーン 13H1〜13H20…水平偏向コイル 13V1〜13V20…垂直偏向コイル 14…シャドウマスク 24…電子銃 30、30a、30b…偏向駆動回路 32H…水平偏向駆動回路 32V…垂直偏向駆動回路 34H…水平補正素子 34V…垂直補正素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 3/16 H04N 3/16 A 3/23 3/23 Z
Claims (12)
- 【請求項1】実質的に矩形状のほぼ平坦なフェースプレ
ート、およびフェースプレートとほぼ平行に対向配置さ
れた実質的に矩形状の平坦なリアプレートを有する真空
外囲器と、 上記フェースプレートの内面に形成された蛍光体スクリ
ーンと、 上記リアプレートに設けられ、それぞれ上記蛍光体スク
リーンに向けて電子ビームを放射する複数個の電子銃
と、 上記複数の電子銃から放射された複数の電子ビームを偏
向し、これら電子ビームにより上記蛍光体スクリーンを
複数の領域に分割して走査する偏向手段と、 を備え、 上記偏向手段は、上記複数個の電子銃の各々に対応して
配置されているとともに、それぞれ対応する電子銃から
放射される電子ビームを偏向する水平および垂直偏向コ
イルをそれぞれ有した複数個の偏向装置と、上記偏向装
置の内の2個以上の偏向装置を駆動する共通の偏向駆動
回路と、を備えていることを特徴とする陰極線管装置。 - 【請求項2】上記偏向手段は、上記共通の偏向駆動回路
によって駆動される各偏向装置に接続され偏向装置の水
平および垂直偏向コイルに流れる偏向電流の振幅を所定
値に補正する複数の補正素子を備えていることを特徴と
する請求項1に記載の陰極線管装置。 - 【請求項3】上記共通の偏向駆動回路によって駆動され
る偏向装置の水平偏向コイルは互いに直列に接続されて
いるとともに、これらの偏向装置の垂直偏向コイルは互
いに直列に接続され、 上記共通の偏向駆動回路は、上記直列に接続された水平
偏向コイルに水平偏向電流を供給する水平偏向駆動回路
と、上記直列に接続された垂直偏向コイルに垂直偏向電
流を供給する垂直偏向駆動回路と、を備えていることを
特徴とする請求項1に記載の陰極線管装置。 - 【請求項4】上記偏向手段は、上記直列に接続された水
平偏向コイルの少なくとも1つに並列に接続されこの水
平偏向コイルに流れる水平偏向電流の振幅を補正する水
平補正素子と、 上記直列に接続された垂直偏向コイルの少なくとも1つ
に並列に接続されこの垂直偏向コイルに流れる垂直偏向
電流の振幅を補正する垂直補正素子と、を備えているこ
とを特徴とする請求項3に記載の陰極線管装置。 - 【請求項5】上記偏向手段は、上記直列に接続された水
平偏向コイルのそれぞれに並列に接続されこれら水平偏
向コイルに流れる水平偏向電流の振幅を補正する複数の
水平補正素子と、 上記直列に接続された垂直偏向コイルのそれぞれに並列
に接続されこれら垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流
の振幅を補正する複数の垂直補正素子と、を備えている
ことを特徴とする請求項3に記載の陰極線管装置。 - 【請求項6】上記共通の偏向駆動回路によって駆動され
る偏向装置の水平偏向コイルは互いに並列に接続されて
いるとともに、これらの偏向装置の垂直偏向コイルは互
いに並列に接続され、 上記共通の偏向駆動回路は、上記並列に接続された水平
偏向コイルに水平偏向電流を供給する水平偏向駆動回路
と、上記並列に接続された垂直偏向コイルに垂直偏向電
流を供給する垂直偏向駆動回路と、を備えていることを
特徴とする請求項1に記載の陰極線管装置。 - 【請求項7】上記偏向手段は、上記並列に接続された水
平偏向コイルの少なくとも1つに直列に接続されこの水
平偏向コイルに流れる水平偏向電流の振幅を補正する水
平補正素子と、 上記並列に接続された垂直偏向コイルの少なくとも1つ
に直列に接続されこの垂直偏向コイルに流れる垂直偏向
電流の振幅を補正する垂直補正素子と、を備えているこ
とを特徴とする請求項6に記載の陰極線管装置。 - 【請求項8】上記偏向手段は、上記並列に接続された水
平偏向コイルのそれぞれに直列に接続されこれら水平偏
向コイルに流れる水平偏向電流の振幅を補正する複数の
水平補正素子と、 上記並列に接続された垂直偏向コイルのそれぞれに直列
に接続されこれら垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流
の振幅を補正する複数の垂直補正素子と、を備えている
ことを特徴とする請求項6に記載の陰極線管装置。 - 【請求項9】上記偏向手段は、上記複数の偏向装置の全
てを駆動する共通の偏向駆動回路を備えていることを特
徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の陰極
線管装置。 - 【請求項10】上記偏向手段は、上記複数の偏向装置の
内の9個以上の偏向装置を駆動する偏向駆動回路を備え
ていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1
項に記載の陰極線管装置。 - 【請求項11】上記偏向手段は、上記複数の偏向装置の
内の12個以上の偏向装置を駆動する複数の偏向駆動回
路を備えていることを特徴とする請求項1ないし8のい
ずれか1項に記載の陰極線管装置。 - 【請求項12】上記偏向手段は、上記複数の偏向装置の
内の2個以上の偏向装置をそれぞれ駆動する複数の偏向
駆動回路を備えていることを特徴とする請求項1ないし
8のいずれか1項に記載の陰極線管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9209092A JPH10108109A (ja) | 1996-08-08 | 1997-08-04 | 陰極線管装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-209442 | 1996-08-08 | ||
| JP20944296 | 1996-08-08 | ||
| JP9209092A JPH10108109A (ja) | 1996-08-08 | 1997-08-04 | 陰極線管装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108109A true JPH10108109A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=26517213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9209092A Pending JPH10108109A (ja) | 1996-08-08 | 1997-08-04 | 陰極線管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10108109A (ja) |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP9209092A patent/JPH10108109A/ja active Pending
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