JPH10117481A - Pwm制御自励式整流装置の制御方法 - Google Patents
Pwm制御自励式整流装置の制御方法Info
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- JPH10117481A JPH10117481A JP8268216A JP26821696A JPH10117481A JP H10117481 A JPH10117481 A JP H10117481A JP 8268216 A JP8268216 A JP 8268216A JP 26821696 A JP26821696 A JP 26821696A JP H10117481 A JPH10117481 A JP H10117481A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自励式整流器のPWM制御の際に、従来より低
い直流電圧で動作する制御方法を提供する。 【解決手段】電流調節器25,26,27それぞれの出
力である各相の電圧指令値を60°の区間ごとにPWM
信号発生器28のPWM信号の振幅と該電圧指令値の
内、その絶対値が最大の相の電圧指令値とから補正指令
値を求め、この補正指令値とそれぞれの相の電圧指令値
とを加算した値の新たな電圧指令値を電圧指令値変換回
路41で演算し、これらの新たな電圧指令値と前記PW
M信号とにより比較器29にてPWM制御を行う。
い直流電圧で動作する制御方法を提供する。 【解決手段】電流調節器25,26,27それぞれの出
力である各相の電圧指令値を60°の区間ごとにPWM
信号発生器28のPWM信号の振幅と該電圧指令値の
内、その絶対値が最大の相の電圧指令値とから補正指令
値を求め、この補正指令値とそれぞれの相の電圧指令値
とを加算した値の新たな電圧指令値を電圧指令値変換回
路41で演算し、これらの新たな電圧指令値と前記PW
M信号とにより比較器29にてPWM制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用電源の交流
電力を3相の自励式整流器により直流電力に変換して負
荷に給電するPWM制御自励式整流装置の制御方法に関
する。
電力を3相の自励式整流器により直流電力に変換して負
荷に給電するPWM制御自励式整流装置の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種のPWM制御自励式整流
装置の従来例を示すブロック構成図である。図5におい
て、1は商用電源、10はPWM制御自励式整流装置、
2はPWM制御自励式整流装置10の出力に接続される
インバータなどの負荷である。
装置の従来例を示すブロック構成図である。図5におい
て、1は商用電源、10はPWM制御自励式整流装置、
2はPWM制御自励式整流装置10の出力に接続される
インバータなどの負荷である。
【0003】PWM制御自励式整流装置10は、IGB
Tなどの自己消弧形半導体素子とダイオードとを逆並列
し、これをブリッジ接続した自励式整流器の主回路1
1、自励式整流器の交流リアクトル12、自励式整流器
の出力の平滑用のコンデンサ13、商用電源1の相電圧
を検出する相電圧検出器14、商用電源1のR相の相電
圧を絶縁変換する絶縁変換器15、絶縁変換器15を介
した商用電源1のR相の相電圧の位相に同期した角度信
号(θ,θ=0°〜360°)を発生する角度信号発生
手段16、該角度信号(θ)に基づいた正弦波を発生す
る正弦波発生器17、該角度信号に120°を加算した
値(θ1 )に基づいた正弦波を発生する正弦波発生器1
8、電圧設定器19の電圧設定値とコンデンサ13の両
端の直流電圧を絶縁変換器20を介して検出した電圧検
出値との偏差により電圧調節動作をする電圧調節器2
1、電圧調節器21の出力と正弦波発生器17の出力と
を乗算器22で乗算して得られるR相電流設定値(iR
* )と電圧調節器21の出力と正弦波発生器18の出力
とを乗算器23で乗算して得られるT相電流設定値(i
T * )とからS相電流設定値(iS * )を求め、このi
R * ,iS * ,iT * と電流検出器24で得られたR相
電流検出値(iR ),S相電流検出値(iS ),T相電
流設定値(iT )とのそれぞれの偏差を電流調節器2
5,26,27で調節演算をし、電流調節器25,2
6,27それぞれの出力である各相の電圧指令値(vR
* ,vS * ,vT * )とキャリア信号発生器28の出力
とにより比較器29においてパルス幅変調(PWM)制
御を行い、この比較器29の出力をゲート駆動回路30
により自励式整流器の主回路11のそれぞれの自己消弧
形半導体素子にゲート信号を与える構成である。
Tなどの自己消弧形半導体素子とダイオードとを逆並列
し、これをブリッジ接続した自励式整流器の主回路1
1、自励式整流器の交流リアクトル12、自励式整流器
の出力の平滑用のコンデンサ13、商用電源1の相電圧
を検出する相電圧検出器14、商用電源1のR相の相電
圧を絶縁変換する絶縁変換器15、絶縁変換器15を介
した商用電源1のR相の相電圧の位相に同期した角度信
号(θ,θ=0°〜360°)を発生する角度信号発生
手段16、該角度信号(θ)に基づいた正弦波を発生す
る正弦波発生器17、該角度信号に120°を加算した
値(θ1 )に基づいた正弦波を発生する正弦波発生器1
8、電圧設定器19の電圧設定値とコンデンサ13の両
端の直流電圧を絶縁変換器20を介して検出した電圧検
出値との偏差により電圧調節動作をする電圧調節器2
1、電圧調節器21の出力と正弦波発生器17の出力と
を乗算器22で乗算して得られるR相電流設定値(iR
* )と電圧調節器21の出力と正弦波発生器18の出力
とを乗算器23で乗算して得られるT相電流設定値(i
T * )とからS相電流設定値(iS * )を求め、このi
R * ,iS * ,iT * と電流検出器24で得られたR相
電流検出値(iR ),S相電流検出値(iS ),T相電
流設定値(iT )とのそれぞれの偏差を電流調節器2
5,26,27で調節演算をし、電流調節器25,2
6,27それぞれの出力である各相の電圧指令値(vR
* ,vS * ,vT * )とキャリア信号発生器28の出力
とにより比較器29においてパルス幅変調(PWM)制
御を行い、この比較器29の出力をゲート駆動回路30
により自励式整流器の主回路11のそれぞれの自己消弧
形半導体素子にゲート信号を与える構成である。
【0004】上述のPWM制御自励式整流装置10は周
知の技術を用いたものであり、ここでは詳細動作の説明
を省略する。
知の技術を用いたものであり、ここでは詳細動作の説明
を省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のPWM制御自励
式整流装置10の制御方法によると、この自励式整流装
置の採用の目的である負荷2から商用電源1への電力の
回生を行えること及び商用電源1から見た力率をほぼ1
にすることなどから、自励式整流器の主回路11の入力
交流電流を前記目的に沿った制御をするためには、キャ
リア信号発生器28の出力の振幅を1とすると前述の各
相の電圧指令値(vR * ,vS * ,vT *)の振幅は1
以下にすることが望ましい。
式整流装置10の制御方法によると、この自励式整流装
置の採用の目的である負荷2から商用電源1への電力の
回生を行えること及び商用電源1から見た力率をほぼ1
にすることなどから、自励式整流器の主回路11の入力
交流電流を前記目的に沿った制御をするためには、キャ
リア信号発生器28の出力の振幅を1とすると前述の各
相の電圧指令値(vR * ,vS * ,vT *)の振幅は1
以下にすることが望ましい。
【0006】例えば、商用電源1を3φ440V(A
C)とすると、PWM制御自励式整流装置10の出力の
定常状態での直流電圧が680V(DC)程度が望まし
く、この直流電圧より得られる上述の制御方法による交
流電圧は240V(AC)となり、一方、前記商用電源
1の相電圧は254V(AC)であることから、電流調
節器25,26,27がこの電圧差に起因して飽和状態
になることがあり、その結果、自励式整流器の主回路1
1の入力交流電流が歪み、該入力交流電流の高調波成分
が増加するという問題があった。
C)とすると、PWM制御自励式整流装置10の出力の
定常状態での直流電圧が680V(DC)程度が望まし
く、この直流電圧より得られる上述の制御方法による交
流電圧は240V(AC)となり、一方、前記商用電源
1の相電圧は254V(AC)であることから、電流調
節器25,26,27がこの電圧差に起因して飽和状態
になることがあり、その結果、自励式整流器の主回路1
1の入力交流電流が歪み、該入力交流電流の高調波成分
が増加するという問題があった。
【0007】この発明の目的は、上記問題点を解決する
PWM制御自励式整流装置の制御方法を提供することに
ある。
PWM制御自励式整流装置の制御方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】商用電源の交流電力を3
相の自励式整流器により直流電力に変換して負荷に給電
する自励式整流装置であって、前記自励式整流器の出力
の直流電圧を検出し、この直流電圧が所定の値になるよ
うに電圧の調節演算をし、この電圧の調節演算により得
られた電流指令値(直流量)と前記商用電源の位相に同
期した角度信号とにより各相電流指令値(交流量)を演
算し、この各相電流指令値に追従するように前記商用電
源の各相電流を検出して電流の調節演算をし、この各相
の電流の調節演算により得られた各相の電圧指令値(交
流量)とキャリア信号とによりPWM制御された各相ゲ
ート信号を生成し、この各相ゲート信号により前記自励
式整流器の自己消弧形半導体素子を制御するPWM制御
自励式整流装置の制御方法において、この第1の発明
は、前記各相の電圧指令値(交流量)の内のいずれかの
相の零位相を基準として60°(電気角)ごとの期間に
分割し、それぞれの60°期間中の各相の電圧指令値
(交流量)のうちその絶対値が最大である相の電圧指令
値を、該電圧指令値の極性と同一極性の前記キャリア信
号の振幅値から減算し、この減算値に所定の係数を乗じ
た補助指令値を求め、この60°期間中のそれぞれの相
の新たな電圧指令値は、当該する相の電圧指令値(交流
量)と前記補助指令値とを加算した値とし、前記各相の
新たな電圧指令値と前記キャリア信号とによりPWM制
御された新たな各相ゲート信号を生成し、また第2の発
明は、前記各相の電圧指令値(交流量)の内のいずれか
の相の零位相を基準として、該電圧指令値の3倍の周波
数で所定の振幅を有する補助正弦波信号を生成し、それ
ぞれの相の新たな電圧指令値は、当該する相の電圧指令
値(交流量)と前記補助正弦波信号とを加算した値と
し、前記各相の新たな電圧指令値と前記キャリア信号と
によりPWM制御された新たな各相ゲート信号を生成す
る。
相の自励式整流器により直流電力に変換して負荷に給電
する自励式整流装置であって、前記自励式整流器の出力
の直流電圧を検出し、この直流電圧が所定の値になるよ
うに電圧の調節演算をし、この電圧の調節演算により得
られた電流指令値(直流量)と前記商用電源の位相に同
期した角度信号とにより各相電流指令値(交流量)を演
算し、この各相電流指令値に追従するように前記商用電
源の各相電流を検出して電流の調節演算をし、この各相
の電流の調節演算により得られた各相の電圧指令値(交
流量)とキャリア信号とによりPWM制御された各相ゲ
ート信号を生成し、この各相ゲート信号により前記自励
式整流器の自己消弧形半導体素子を制御するPWM制御
自励式整流装置の制御方法において、この第1の発明
は、前記各相の電圧指令値(交流量)の内のいずれかの
相の零位相を基準として60°(電気角)ごとの期間に
分割し、それぞれの60°期間中の各相の電圧指令値
(交流量)のうちその絶対値が最大である相の電圧指令
値を、該電圧指令値の極性と同一極性の前記キャリア信
号の振幅値から減算し、この減算値に所定の係数を乗じ
た補助指令値を求め、この60°期間中のそれぞれの相
の新たな電圧指令値は、当該する相の電圧指令値(交流
量)と前記補助指令値とを加算した値とし、前記各相の
新たな電圧指令値と前記キャリア信号とによりPWM制
御された新たな各相ゲート信号を生成し、また第2の発
明は、前記各相の電圧指令値(交流量)の内のいずれか
の相の零位相を基準として、該電圧指令値の3倍の周波
数で所定の振幅を有する補助正弦波信号を生成し、それ
ぞれの相の新たな電圧指令値は、当該する相の電圧指令
値(交流量)と前記補助正弦波信号とを加算した値と
し、前記各相の新たな電圧指令値と前記キャリア信号と
によりPWM制御された新たな各相ゲート信号を生成す
る。
【0009】この発明の制御方法によれば、自励式整流
器が発生する交流電圧の線間電圧を正弦波に保つ条件
で、後述の数式で得られる補助指令値または前記3倍の
周波数の補助正弦波信号を、従来の制御方法の各相の電
圧指令値(交流量)に加算した値を新たな各相の電圧指
令値とすることで、より低い直流電圧から所望の交流電
圧を得ることが可能となる。
器が発生する交流電圧の線間電圧を正弦波に保つ条件
で、後述の数式で得られる補助指令値または前記3倍の
周波数の補助正弦波信号を、従来の制御方法の各相の電
圧指令値(交流量)に加算した値を新たな各相の電圧指
令値とすることで、より低い直流電圧から所望の交流電
圧を得ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施例
を示すPWM制御自励式整流装置のブロックであり、図
5に示した従来例と同一機能を有するものには同一符号
を付して説明を省略する。図1において、PWM制御自
励式整流装置40には、電流調節器25,26,27そ
れぞれの出力である各相の電圧指令値(vR * ,
vS * ,vT * )の内のいずれかの相の零位相を基準と
して60°(電気角)ごとの期間に分割し、それぞれの
60°期間中の各相の電圧指令値(vR * ,vS * ,v
T * )の内、その絶対値が最大である相の電圧指令値
(vR * ,vS * ,vT * )を、この相の電圧指令値
(vR * ,vS * ,vT * )の極性と同一極性のキャリ
ア信号の振幅値から減算し、この減算値に所定の係数を
乗じた補助指令値V0 を求め、該60°期間中のそれぞ
れの相の新たな電圧指令値(vRR * ,vSS * ,vTT * )
は、当該する電圧指令値(vR * ,vS * ,vT * )と
前記補助指令値V0 とを加算した値とする電圧指令値変
換回路41を備えている。
を示すPWM制御自励式整流装置のブロックであり、図
5に示した従来例と同一機能を有するものには同一符号
を付して説明を省略する。図1において、PWM制御自
励式整流装置40には、電流調節器25,26,27そ
れぞれの出力である各相の電圧指令値(vR * ,
vS * ,vT * )の内のいずれかの相の零位相を基準と
して60°(電気角)ごとの期間に分割し、それぞれの
60°期間中の各相の電圧指令値(vR * ,vS * ,v
T * )の内、その絶対値が最大である相の電圧指令値
(vR * ,vS * ,vT * )を、この相の電圧指令値
(vR * ,vS * ,vT * )の極性と同一極性のキャリ
ア信号の振幅値から減算し、この減算値に所定の係数を
乗じた補助指令値V0 を求め、該60°期間中のそれぞ
れの相の新たな電圧指令値(vRR * ,vSS * ,vTT * )
は、当該する電圧指令値(vR * ,vS * ,vT * )と
前記補助指令値V0 とを加算した値とする電圧指令値変
換回路41を備えている。
【0011】図2は、この電圧指令値変換回路41の動
作を説明する説明図である。図2において、電圧指令値
変換回路41には図2(イ)に示す如く正弦波状の電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )が入力され、この図
の場合には、電圧指令値(vR * )の零位相を基準とし
て60°ごとの期間に分割している。電圧指令値(vR
* )の0°〜60°の期間では、電圧指令値(vS * )
の絶対値が残りの電圧指令値(vR * ,vT * )より大
きいので、この期間の補助電圧指令値V0 はキァリア信
号の振幅を±αとすると、式(1)で表される。
作を説明する説明図である。図2において、電圧指令値
変換回路41には図2(イ)に示す如く正弦波状の電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )が入力され、この図
の場合には、電圧指令値(vR * )の零位相を基準とし
て60°ごとの期間に分割している。電圧指令値(vR
* )の0°〜60°の期間では、電圧指令値(vS * )
の絶対値が残りの電圧指令値(vR * ,vT * )より大
きいので、この期間の補助電圧指令値V0 はキァリア信
号の振幅を±αとすると、式(1)で表される。
【0012】
【数1】V0 =K0 ×(−α−vS * ) …(1) ここで、K0 は比例定数である。同様に、電圧指令値
(vR * )の60°〜120°の期間の前記V0 は、式
(2)で表される。
(vR * )の60°〜120°の期間の前記V0 は、式
(2)で表される。
【0013】
【数2】V0 =K0 ×(α−vR * ) …(2) 同様に、電圧指令値(vR * )の120°〜180°の
期間の前記V0 は、式(3)で表される。
期間の前記V0 は、式(3)で表される。
【0014】
【数3】V0 =K0 ×(−α−vT * ) …(3) 同様に、電圧指令値(vR * )の180°〜240°の
期間の前記V0 は、式(4)で表される。
期間の前記V0 は、式(4)で表される。
【0015】
【数4】V0 =K0 ×(α−vS * ) …(4) 同様に、電圧指令値(vR * )の240°〜300°の
期間の前記V0 は、式(5)で表される。
期間の前記V0 は、式(5)で表される。
【0016】
【数5】V0 =K0 ×(−α−vR * ) …(5) 同様に、電圧指令値(vR * )の300°〜360°の
期間の前記V0 は、式(6)で表される。
期間の前記V0 は、式(6)で表される。
【0017】
【数6】V0 =K0 ×(α−vT * ) …(6) 図2(ハ)に示す如く、上記式(1)〜式(6)で求め
た各期間の補助電圧指令値V0 とそれぞれの期間の電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )とを加算した値から
図2(ロ)に示すような波形が得られ、この波形の新た
な電圧指令値(vRR * ,vSS * ,vTT * )とキャリア信
号発生器28の出力とを比較器29に入力してPWM制
御を行うようにしている。
た各期間の補助電圧指令値V0 とそれぞれの期間の電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )とを加算した値から
図2(ロ)に示すような波形が得られ、この波形の新た
な電圧指令値(vRR * ,vSS * ,vTT * )とキャリア信
号発生器28の出力とを比較器29に入力してPWM制
御を行うようにしている。
【0018】この第1の実施例の制御方法は、前記式
(1)〜式(6)に示す補助電圧指令値V0 を求める簡
単な加算演算と、60°の期間ごとに求めたV0 に電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )を加算する簡単な加
算演算とにより実施できる。また、前記式(1)〜式
(6)に示した比例定数K0 は、キァリア信号の振幅
(±α)を1とすると、K0 =1.5程度が実用上好適
であり、新たな電圧指令値から得られる線間電圧はそれ
ぞれの相電圧の差であるから、正弦波状の波形となり、
より低い直流電圧から所望の交流電圧を得ることが可能
である。
(1)〜式(6)に示す補助電圧指令値V0 を求める簡
単な加算演算と、60°の期間ごとに求めたV0 に電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )を加算する簡単な加
算演算とにより実施できる。また、前記式(1)〜式
(6)に示した比例定数K0 は、キァリア信号の振幅
(±α)を1とすると、K0 =1.5程度が実用上好適
であり、新たな電圧指令値から得られる線間電圧はそれ
ぞれの相電圧の差であるから、正弦波状の波形となり、
より低い直流電圧から所望の交流電圧を得ることが可能
である。
【0019】図3は、この発明の第2の実施例を示すP
WM制御自励式整流装置のブロックであり、図5に示し
た従来例と同一機能を有するものには同一符号を付して
説明を省略する。図3において、PWM制御自励式整流
装置50には、電流調節器25,26,27それぞれの
出力である各相の電圧指令値(vR * ,vS * ,
vT * )に、例えば、電圧指令値(vR * )に同期した
3倍の周波数で所定の振幅を有する補助正弦波信号を生
成し、それぞれの相の新たな電圧指令値(vRR * ,vSS
* ,vTT * )は、当該する相の電圧指令値(vR * ,v
S * ,vT * )と前記補助正弦波信号とを加算する電圧
指令値変換回路51を備えている。
WM制御自励式整流装置のブロックであり、図5に示し
た従来例と同一機能を有するものには同一符号を付して
説明を省略する。図3において、PWM制御自励式整流
装置50には、電流調節器25,26,27それぞれの
出力である各相の電圧指令値(vR * ,vS * ,
vT * )に、例えば、電圧指令値(vR * )に同期した
3倍の周波数で所定の振幅を有する補助正弦波信号を生
成し、それぞれの相の新たな電圧指令値(vRR * ,vSS
* ,vTT * )は、当該する相の電圧指令値(vR * ,v
S * ,vT * )と前記補助正弦波信号とを加算する電圧
指令値変換回路51を備えている。
【0020】図4は、この電圧指令値変換回路51の動
作を説明する説明図である。図4において、電圧指令値
変換回路51には図4(イ)に示す如く正弦波状の電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )が入力され、図4
(ハ)に示す如く、電圧指令値(vR * )の零位相を基
準として3倍の周波数で所定の振幅を有する補助正弦波
信号(V1 ,式(7)参照)を生成し、この補助正弦波
信号V1 と電圧令値(vR * ,vS * ,vT * )とを加
算した値から図4(ロ)に示すような波形が得られ、こ
の波形の新たな電圧指令値(vRR * ,vSS * ,vTT * )
とキャリア信号発生器28の出力とを比較器29に入力
してPWM制御を行うようにしている。
作を説明する説明図である。図4において、電圧指令値
変換回路51には図4(イ)に示す如く正弦波状の電圧
指令値(vR * ,vS * ,vT * )が入力され、図4
(ハ)に示す如く、電圧指令値(vR * )の零位相を基
準として3倍の周波数で所定の振幅を有する補助正弦波
信号(V1 ,式(7)参照)を生成し、この補助正弦波
信号V1 と電圧令値(vR * ,vS * ,vT * )とを加
算した値から図4(ロ)に示すような波形が得られ、こ
の波形の新たな電圧指令値(vRR * ,vSS * ,vTT * )
とキャリア信号発生器28の出力とを比較器29に入力
してPWM制御を行うようにしている。
【0021】この第2の実施例の制御方法では、先ず、
角度信号発生手段16の出力の角度信号θから、例え
ば、ROMテーブルなどにより式(7)に示す補助正弦
波信号(V1 )を生成する。
角度信号発生手段16の出力の角度信号θから、例え
ば、ROMテーブルなどにより式(7)に示す補助正弦
波信号(V1 )を生成する。
【0022】
【数7】V1 =K1 ×sin(3・θ) …(7) ここで、K1 はV1 の振幅を決める比例定数である。式
(7)に示すV1 に電圧指令値(vR * ,vS * ,vT
* )を加算する簡単な加算演算により新たな電圧指令値
(vRR * ,vSS * ,vTT * )が得られる。
(7)に示すV1 に電圧指令値(vR * ,vS * ,vT
* )を加算する簡単な加算演算により新たな電圧指令値
(vRR * ,vSS * ,vTT * )が得られる。
【0023】また、前記式(7)示した比例定数K
1 は、キァリア信号の振幅(±α)を1とすると、K1
=0.3程度が実用上好適であり、新たな電圧指令値か
ら得られる線間電圧はそれぞれの相電圧の差であるか
ら、正弦波状の波形となり、より低い直流電圧から所望
の交流電圧を得ることが可能である。
1 は、キァリア信号の振幅(±α)を1とすると、K1
=0.3程度が実用上好適であり、新たな電圧指令値か
ら得られる線間電圧はそれぞれの相電圧の差であるか
ら、正弦波状の波形となり、より低い直流電圧から所望
の交流電圧を得ることが可能である。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、PWM制御自励式整
流装置の出力の直流電圧から商用電源が所望する交流電
圧を得るためには、前記直流電圧を従来の制御方法に比
して低く設定することが簡単な加算演算で可能となり、
その結果、PWM制御自励式整流装置の低価格化,小型
化に寄与できる。
流装置の出力の直流電圧から商用電源が所望する交流電
圧を得るためには、前記直流電圧を従来の制御方法に比
して低く設定することが簡単な加算演算で可能となり、
その結果、PWM制御自励式整流装置の低価格化,小型
化に寄与できる。
【図1】この発明の第1の実施例を示すPWM制御自励
式整流装置のブロック構成図
式整流装置のブロック構成図
【図2】図1の動作を説明する説明図
【図3】この発明の第2の実施例を示すPWM制御自励
式整流装置のブロック構成図
式整流装置のブロック構成図
【図4】図3の動作を説明する説明図
【図5】従来例を示すPWM制御自励式整流装置のブロ
ック構成図
ック構成図
1…商用電源、2…負荷、10,40,50…PWM制
御自励式整流装置、11…自励式整流器の主回路、12
…交流リアクトル、13…コンデンサ、14…相電圧検
出器、15,20…絶縁変換器、16…角度信号発生手
段、17,18…正弦波発生器、19…電圧設定器、2
1…電圧調節器、22,23…乗算器、24…電流検出
器、25〜27…電流調節器、28…キャリア信号発生
器、29…比較器、30…ゲート駆動回路、41,51
…電圧指令値変換回路。
御自励式整流装置、11…自励式整流器の主回路、12
…交流リアクトル、13…コンデンサ、14…相電圧検
出器、15,20…絶縁変換器、16…角度信号発生手
段、17,18…正弦波発生器、19…電圧設定器、2
1…電圧調節器、22,23…乗算器、24…電流検出
器、25〜27…電流調節器、28…キャリア信号発生
器、29…比較器、30…ゲート駆動回路、41,51
…電圧指令値変換回路。
Claims (2)
- 【請求項1】商用電源の交流電力を3相の自励式整流器
により直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装
置であって、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
電圧の調節演算により得られた電流指令値(直流量)と
前記商用電源の位相に同期した角度信号とにより各相電
流指令値(交流量)を演算し、この各相電流指令値に追
従するように前記商用電源の各相電流を検出して電流の
調節演算をし、この各相の電流の調節演算により得られ
た各相の電圧指令値(交流量)とキャリア信号とにより
PWM制御された各相ゲート信号を生成し、この各相ゲ
ート信号により前記自励式整流器の自己消弧形半導体素
子を制御するPWM制御自励式整流装置の制御方法にお
いて、 前記各相の電圧指令値(交流量)の内のいずれかの相の
零位相を基準として60°(電気角)ごとの期間に分割
し、 それぞれの60°期間中の各相の電圧指令値(交流量)
のうちその絶対値が最大である相の電圧指令値を、該電
圧指令値の極性と同一極性の前記キャリア信号の振幅値
から減算し、この減算値に所定の係数を乗じた補助指令
値を求め、 この60°期間中のそれぞれの相の新たな電圧指令値
は、当該する相の電圧指令値(交流量)と前記補助指令
値とを加算した値とし、 前記各相の新たな電圧指令値と前記キャリア信号とによ
りPWM制御された新たな各相ゲート信号を生成するこ
とを特徴とするPWM制御自励式整流装置の制御方法。 - 【請求項2】商用電源の交流電力を3相の自励式整流器
により直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装
置であって、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
電圧の調節演算により得られた電流指令値(直流量)と
前記商用電源の位相に同期した角度信号とにより各相電
流指令値(交流量)を演算し、この各相電流指令値に追
従するように前記商用電源の各相電流を検出して電流の
調節演算をし、この各相の電流の調節演算により得られ
た各相の電圧指令値(交流量)とキャリア信号とにより
PWM制御された各相ゲート信号を生成し、この各相ゲ
ート信号により前記自励式整流器の自己消弧形半導体素
子を制御するPWM制御自励式整流装置の制御方法にお
いて、 前記各相の電圧指令値(交流量)の内のいずれかの相の
零位相を基準として、該電圧指令値の3倍の周波数で所
定の振幅を有する補助正弦波信号を生成し、 それぞれの相の新たな電圧指令値は、当該する相の電圧
指令値(交流量)と前記補助正弦波信号とを加算した値
とし、 前記各相の新たな電圧指令値と前記キャリア信号とによ
りPWM制御された新たな各相ゲート信号を生成するこ
とを特徴とするPWM制御自励式整流装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268216A JPH10117481A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | Pwm制御自励式整流装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268216A JPH10117481A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | Pwm制御自励式整流装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10117481A true JPH10117481A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17455536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8268216A Pending JPH10117481A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | Pwm制御自励式整流装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10117481A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110190760A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-30 | 上海联影医疗科技有限公司 | 高压发生器整流装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07200084A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| JPH07337019A (ja) * | 1994-06-02 | 1995-12-22 | Fuji Electric Co Ltd | 自励式整流装置の制御方法 |
| JPH08214550A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-08-20 | Hitachi Ltd | Pwmコンバータの制御装置 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP8268216A patent/JPH10117481A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07200084A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| JPH07337019A (ja) * | 1994-06-02 | 1995-12-22 | Fuji Electric Co Ltd | 自励式整流装置の制御方法 |
| JPH08214550A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-08-20 | Hitachi Ltd | Pwmコンバータの制御装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110190760A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-30 | 上海联影医疗科技有限公司 | 高压发生器整流装置 |
| CN110190760B (zh) * | 2019-05-28 | 2020-12-15 | 上海联影医疗科技股份有限公司 | 高压发生器整流装置 |
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