JPH10123659A - 熱現像感光材料 - Google Patents
熱現像感光材料Info
- Publication number
- JPH10123659A JPH10123659A JP28074096A JP28074096A JPH10123659A JP H10123659 A JPH10123659 A JP H10123659A JP 28074096 A JP28074096 A JP 28074096A JP 28074096 A JP28074096 A JP 28074096A JP H10123659 A JPH10123659 A JP H10123659A
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- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】染料のシアニン染料の蛍光を消光することによ
って鮮鋭性改良に優れた熱現像感光材料を提供する。 【解決手段】特定の有機還元剤及び一般式(5a)で表
されるシアニン染料を含む熱現像感光材料。(式中、Z
6 及びZ7 は同一でも異なっていてもよく、各々縮環し
てもよい5または6員の含窒素複素環を形成するに必要
な非金属原子群を表し、R9 及びR 10は同一でも異なっ
ていてもよく、各々アルキル基、アルケニル基またはア
ラルキル基を表し、Lは5、7または9個のメチン基が
共役二重結合によって連結させて生じる連結基を表し、
a、b及びcはそれぞれ0又は1を表し、Xはアニオン
を表す。) 【化1】
って鮮鋭性改良に優れた熱現像感光材料を提供する。 【解決手段】特定の有機還元剤及び一般式(5a)で表
されるシアニン染料を含む熱現像感光材料。(式中、Z
6 及びZ7 は同一でも異なっていてもよく、各々縮環し
てもよい5または6員の含窒素複素環を形成するに必要
な非金属原子群を表し、R9 及びR 10は同一でも異なっ
ていてもよく、各々アルキル基、アルケニル基またはア
ラルキル基を表し、Lは5、7または9個のメチン基が
共役二重結合によって連結させて生じる連結基を表し、
a、b及びcはそれぞれ0又は1を表し、Xはアニオン
を表す。) 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱現像感光材料の鮮
鋭性をよくする技術に関する。
鋭性をよくする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】熱現像処理を用いて写真画像を形成する
熱現像感光材料は、例えばUS3、152、904号、
同3、457、075号及びB.シェリー(Shely) によ
る「熱によって処理される銀システム(Thermally Proce
ssed Silver Systems)」(イメージング・プロセッシー
ズ・アンド・マテリアルズ(Imaging Processes and Mat
erials)Neblette 第8版、スタージ(Sturge),V.ウオ
ールワース(Walworth)、 A.シェップ(Shepp) 編集、第2頁、1996年)に開
示されている。このような熱現像感光材料は、還元可能
な銀塩(例えば有機銀塩)、触媒活性量の光触媒(例え
ばハロゲン化銀)、銀の色調を制御する色調剤及び還元
剤を通常(有機)バインダーマトリックス中に分散した
状態で含有している。熱現像感光材料は常温で安定であ
るが、露光後高温(例えば80℃以上)に加熱した場合
に還元可能な銀源(酸化剤として機能する)と還元剤の
間の酸化還元反応を通じて銀を生成する。この酸化還元
反応は露光で発生した潜像の触媒作用によって促進され
る。露光領域中の有機銀塩の反応によって生成した銀は
黒色画像を提供し、これは非露光領域と対照をなし、画
像の形成がなされる。近年、医療分野においては処理の
簡易化、迅速化、地球への優しさをキーワードに技術が
進歩している。この方向には、近赤外レーザー(特に7
50nm以上の波長をもつ電磁波)により露光し、熱現
像するシステムが考えられる。このようなシステムの画
像の鮮鋭性を向上させるために、特願平7ー11184
号にはシアニン染料が用いられているが鮮鋭性が不十分
であった。又、EP714,046号には染料を併用し
て鮮鋭性を改良しているがまだ不十分だった。これはシ
アニン染料が蛍光を発することから鮮鋭性が十分改良さ
れなかったものと思われる。
熱現像感光材料は、例えばUS3、152、904号、
同3、457、075号及びB.シェリー(Shely) によ
る「熱によって処理される銀システム(Thermally Proce
ssed Silver Systems)」(イメージング・プロセッシー
ズ・アンド・マテリアルズ(Imaging Processes and Mat
erials)Neblette 第8版、スタージ(Sturge),V.ウオ
ールワース(Walworth)、 A.シェップ(Shepp) 編集、第2頁、1996年)に開
示されている。このような熱現像感光材料は、還元可能
な銀塩(例えば有機銀塩)、触媒活性量の光触媒(例え
ばハロゲン化銀)、銀の色調を制御する色調剤及び還元
剤を通常(有機)バインダーマトリックス中に分散した
状態で含有している。熱現像感光材料は常温で安定であ
るが、露光後高温(例えば80℃以上)に加熱した場合
に還元可能な銀源(酸化剤として機能する)と還元剤の
間の酸化還元反応を通じて銀を生成する。この酸化還元
反応は露光で発生した潜像の触媒作用によって促進され
る。露光領域中の有機銀塩の反応によって生成した銀は
黒色画像を提供し、これは非露光領域と対照をなし、画
像の形成がなされる。近年、医療分野においては処理の
簡易化、迅速化、地球への優しさをキーワードに技術が
進歩している。この方向には、近赤外レーザー(特に7
50nm以上の波長をもつ電磁波)により露光し、熱現
像するシステムが考えられる。このようなシステムの画
像の鮮鋭性を向上させるために、特願平7ー11184
号にはシアニン染料が用いられているが鮮鋭性が不十分
であった。又、EP714,046号には染料を併用し
て鮮鋭性を改良しているがまだ不十分だった。これはシ
アニン染料が蛍光を発することから鮮鋭性が十分改良さ
れなかったものと思われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はシアニ
ン染料の蛍光を消光することによって鮮鋭性のよい熱現
像感光材料を提供することにある。
ン染料の蛍光を消光することによって鮮鋭性のよい熱現
像感光材料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、下記一般式
(1)(2)(3)または(4)で表される有機還元剤
の少なくとも一種と、一般式(5a)で表されるシアニ
ン染料を含有する熱現像感光材料によって達成できた。
(1)(2)(3)または(4)で表される有機還元剤
の少なくとも一種と、一般式(5a)で表されるシアニ
ン染料を含有する熱現像感光材料によって達成できた。
【0005】
【化6】
【0006】式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、各々
アルキル基、アリール基または複素環基を表す。また、
R1 とR2 、R3 とR4 、R1 とR3 及びR2 とR4 が
互いに結合して環を形成してもよいが、芳香環を形成す
ることはない。但し、R1 、R2 、R3 及びR4 のう
ち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子
にオキソ基が置換していることはない。
アルキル基、アリール基または複素環基を表す。また、
R1 とR2 、R3 とR4 、R1 とR3 及びR2 とR4 が
互いに結合して環を形成してもよいが、芳香環を形成す
ることはない。但し、R1 、R2 、R3 及びR4 のう
ち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子
にオキソ基が置換していることはない。
【0007】
【化7】
【0008】式中、R5 及びR6 は各々アルキル基、ア
リール基または複素環基を表す。Z 1 は炭素原子数4ま
たは6のアルキレン基を表す。但し、R5 、R6 及びZ
1 のうち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭
素原子にオキソ基が置換していることはない。
リール基または複素環基を表す。Z 1 は炭素原子数4ま
たは6のアルキレン基を表す。但し、R5 、R6 及びZ
1 のうち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭
素原子にオキソ基が置換していることはない。
【0009】
【化8】
【0010】式中、R7 及びR8 は各々アルキル基、ア
リール基または複素環基を表す。Z 2 は、炭素原子数2
のアルキレン基を表す。Z3 は1または2のアルキレン
基を表す。L1 及びL2 は、メチン基を表す。但し、R
7 及びR8 のうち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合し
ている炭素原子にオキソ基が置換していることはない。
リール基または複素環基を表す。Z 2 は、炭素原子数2
のアルキレン基を表す。Z3 は1または2のアルキレン
基を表す。L1 及びL2 は、メチン基を表す。但し、R
7 及びR8 のうち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合し
ている炭素原子にオキソ基が置換していることはない。
【0011】
【化9】
【0012】式中、Z4 及びZ5 は、炭素原子数3のア
ルキレン基を表す。但し、Z4 及びZ5 のうち、ヒドラ
ジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にオキソ基
が置換していることはない。更に好ましくは、一般式
(2)及び(3)から選ばれた化合物であり、特に好ま
しくは、一般式(2)から選ばれた化合物である。
ルキレン基を表す。但し、Z4 及びZ5 のうち、ヒドラ
ジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にオキソ基
が置換していることはない。更に好ましくは、一般式
(2)及び(3)から選ばれた化合物であり、特に好ま
しくは、一般式(2)から選ばれた化合物である。
【0013】以下に一般式(1)について詳細に説明す
る。R1 、R2 、R3 およびR4 としては、例えば無置
換アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシ
ル基、オクチル基、ドデシル基、オクタデシル基、シク
ロペンチル基、シクロプロピル基、シクロヘキシル
基)、置換アルキル基{置換基をVとすると、Vで示さ
れる置換基として特に制限はないが、例えばカルボキシ
基、スルホ基、シアノ基、ハロゲン原子(例えばフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子)、ヒドロキシ
基、アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基)、アルコキシ基(例
えばメトキシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ基、フェ
ネチルオキシ基)、炭素数18以下のアリールオキシ基
(例えばフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、α−
ナフトキシ基)、アシルオキシ基(例えばアセチルオキ
シ基、プロピオニルオキシ基)、アシル基(例えばアセ
チル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、メシル基)、
カルバモイル基(例えばカルバモイル基、N,N−ジメ
チルカルバモイル基、モルホリノカルボニル基、ピペリ
ジノカルボニル基)、スルファモイル基(例えば、スル
ファモイル基、N,N−ジメチルスルファモイル基、モ
ルホリノスルホニル基、ピペリジノスルホニル基)、ア
リール基(例えばフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−メチルフェニル基、α−ナフチル基)、複素環基
(例えば、2−ピリジル基、テトラヒドロフルフリル
基、モルホリノ基、2−チオフェノ基)、アミノ基(例
えば、アミノ基、ジメチルアミノ基、アニリノ基、ジフ
ェニルアミノ基)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ
基、エチルチオ基)、アルキルスルホニル基(例えば、
メチルスルホニル基、プロピルスルホニル基)、アルキ
ルスルフィニル基(例えばメチルスルフィニル基)、ニ
トロ基、リン酸基、アシルアミノ基(例えばアセチルア
ミノ基)、アンモニウム基(例えばトリメチルアンモニ
ウム基、トリブチルアンモニウム基)、メルカプト基、
ヒドラシノ基(例えばトリメチルヒドラジノ基)、ウレ
イド基(例えばウレイド基、N,N−ジメチルウレイド
基)、イミド基、不飽和炭化水素基(例えば、ビニル
基、エチニル基、1−シクロヘキセニル基、ベンジリジ
ン基、ベンジリデン基)が挙げられる。置換基Vの炭素
原子数は18以下が好ましい。またこれらの置換基上に
さらにVが置換していてもよい。
る。R1 、R2 、R3 およびR4 としては、例えば無置
換アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ヘキシ
ル基、オクチル基、ドデシル基、オクタデシル基、シク
ロペンチル基、シクロプロピル基、シクロヘキシル
基)、置換アルキル基{置換基をVとすると、Vで示さ
れる置換基として特に制限はないが、例えばカルボキシ
基、スルホ基、シアノ基、ハロゲン原子(例えばフッ素
原子、塩素原子、臭素原子、沃素原子)、ヒドロキシ
基、アルコキシカルボニル基(例えばメトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、フェノキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基)、アルコキシ基(例
えばメトキシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ基、フェ
ネチルオキシ基)、炭素数18以下のアリールオキシ基
(例えばフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、α−
ナフトキシ基)、アシルオキシ基(例えばアセチルオキ
シ基、プロピオニルオキシ基)、アシル基(例えばアセ
チル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、メシル基)、
カルバモイル基(例えばカルバモイル基、N,N−ジメ
チルカルバモイル基、モルホリノカルボニル基、ピペリ
ジノカルボニル基)、スルファモイル基(例えば、スル
ファモイル基、N,N−ジメチルスルファモイル基、モ
ルホリノスルホニル基、ピペリジノスルホニル基)、ア
リール基(例えばフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−メチルフェニル基、α−ナフチル基)、複素環基
(例えば、2−ピリジル基、テトラヒドロフルフリル
基、モルホリノ基、2−チオフェノ基)、アミノ基(例
えば、アミノ基、ジメチルアミノ基、アニリノ基、ジフ
ェニルアミノ基)、アルキルチオ基(例えばメチルチオ
基、エチルチオ基)、アルキルスルホニル基(例えば、
メチルスルホニル基、プロピルスルホニル基)、アルキ
ルスルフィニル基(例えばメチルスルフィニル基)、ニ
トロ基、リン酸基、アシルアミノ基(例えばアセチルア
ミノ基)、アンモニウム基(例えばトリメチルアンモニ
ウム基、トリブチルアンモニウム基)、メルカプト基、
ヒドラシノ基(例えばトリメチルヒドラジノ基)、ウレ
イド基(例えばウレイド基、N,N−ジメチルウレイド
基)、イミド基、不飽和炭化水素基(例えば、ビニル
基、エチニル基、1−シクロヘキセニル基、ベンジリジ
ン基、ベンジリデン基)が挙げられる。置換基Vの炭素
原子数は18以下が好ましい。またこれらの置換基上に
さらにVが置換していてもよい。
【0014】より具体的にはアルキル基(例えば、カル
ボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボ
キシプロピル基、4−カルボキシブチル基、2−スルホ
エチル基、3−スルホプロピル基、4−スルホブチル
基、3−スルホブチル基、2−ヒドロキシ−3−スルホ
プロピル基、2−シアノエチル基、2−クロロエチル
基、2−ブロモエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3
−ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒ
ドロキシエチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキ
シエチル基、2−エトキシカルボニルエチル基、メトキ
シカルボニルメチル基、2−メトキシエチル基、2−エ
トキシエチル基、2−フェノキシエチル基、2−アセチ
ルオキシエチル基、2−プロピオニルオキシエチル基、
2−アセチルエチル基、3−ベンゾイルプロピル基、2
−カルバモイルエチル基、2−モルホリノカルボニルエ
チル基、スルファモイルメチル基、2−(N,N−ジメ
チルスルファモイル)エチル基、ベンジル基、2−ナフ
チルエチル基、2−(2−ピリジル)エチル基、アリル
基、3−アミノプロピル基、3−ジチルアミノプロピル
基、メチルチオメチル基、2−メチルスルホニルエチル
基、メチルスルフィニルメチル基、2−アセチルアミノ
エチル基、3−トリメチルアンモニウムエチル基、2−
メルカプトエチル基、2−トリメチルヒドラジノエチル
基、メチルスルホニルカルバモイルメチル基、(2−メ
トキシ)エトキシメチル基、などが挙げられる}、アリ
ール基(例えばフェニル基、α−ナフチル基、β−ナフ
チル基、例えば、前述の置換基Vで置換されたフェニル
基、ナフチル基)、複素環基(例えば2−ピリジル基、
2−チアゾリル基、前述の置換基Vで置換された2−ピ
リジル基)が好ましい。
ボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボ
キシプロピル基、4−カルボキシブチル基、2−スルホ
エチル基、3−スルホプロピル基、4−スルホブチル
基、3−スルホブチル基、2−ヒドロキシ−3−スルホ
プロピル基、2−シアノエチル基、2−クロロエチル
基、2−ブロモエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3
−ヒドロキシプロピル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒ
ドロキシエチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキ
シエチル基、2−エトキシカルボニルエチル基、メトキ
シカルボニルメチル基、2−メトキシエチル基、2−エ
トキシエチル基、2−フェノキシエチル基、2−アセチ
ルオキシエチル基、2−プロピオニルオキシエチル基、
2−アセチルエチル基、3−ベンゾイルプロピル基、2
−カルバモイルエチル基、2−モルホリノカルボニルエ
チル基、スルファモイルメチル基、2−(N,N−ジメ
チルスルファモイル)エチル基、ベンジル基、2−ナフ
チルエチル基、2−(2−ピリジル)エチル基、アリル
基、3−アミノプロピル基、3−ジチルアミノプロピル
基、メチルチオメチル基、2−メチルスルホニルエチル
基、メチルスルフィニルメチル基、2−アセチルアミノ
エチル基、3−トリメチルアンモニウムエチル基、2−
メルカプトエチル基、2−トリメチルヒドラジノエチル
基、メチルスルホニルカルバモイルメチル基、(2−メ
トキシ)エトキシメチル基、などが挙げられる}、アリ
ール基(例えばフェニル基、α−ナフチル基、β−ナフ
チル基、例えば、前述の置換基Vで置換されたフェニル
基、ナフチル基)、複素環基(例えば2−ピリジル基、
2−チアゾリル基、前述の置換基Vで置換された2−ピ
リジル基)が好ましい。
【0015】また、R1 とR2 、R3 とR4 、R1 とR
3 、およびR2 とR4 が互いに結合して環を形成しても
よい。ただし、芳香族環を形成することはない。これら
の環は、例えば、前述の置換基Vにより置換されていて
もよい。ただし、R1 、R2 、R3 およびR4 のうちヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にオキ
ソ基が置換していることはない。例えばR1 、R2 、R
3 およびR4 はアセチル基、カルボキシ基、ベンゾイル
基、ホルミル基、2つが環を形成する場合マロニル基、
スクシニル基、グルタリル基、アジポイル基であること
はない。また、R1 、R2 、R3 およびR4 のうちヒド
ラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にチオキ
ソ基(例えば、チオアセチル基、チオアルデヒド基、チ
オカルボキシ基、チオベンゾイル基)が置換していない
方が好ましい。
3 、およびR2 とR4 が互いに結合して環を形成しても
よい。ただし、芳香族環を形成することはない。これら
の環は、例えば、前述の置換基Vにより置換されていて
もよい。ただし、R1 、R2 、R3 およびR4 のうちヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にオキ
ソ基が置換していることはない。例えばR1 、R2 、R
3 およびR4 はアセチル基、カルボキシ基、ベンゾイル
基、ホルミル基、2つが環を形成する場合マロニル基、
スクシニル基、グルタリル基、アジポイル基であること
はない。また、R1 、R2 、R3 およびR4 のうちヒド
ラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にチオキ
ソ基(例えば、チオアセチル基、チオアルデヒド基、チ
オカルボキシ基、チオベンゾイル基)が置換していない
方が好ましい。
【0016】R1 、R2 、R3 およびR4 としてさらに
好ましくは、前述した無置換アルキル基、置換アルキル
基、およびR1 とR2 、R3 とR4 、R1 とR3 、およ
びR 2 とR4 が互いに結合して、環を構成する原子に炭
素原子以外(例えば、酸素原子、硫黄原子、窒素原子)
を含まないアルキレン基{アルキレン基は置換(例えば
前述の置換基V)されていてもよい}を形成する場合で
ある。R1 、R2 、R3 およびR4 としてさらに好まし
くは、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原
子が、無置換メチレン基の場合である。特に好ましくは
無置換アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基)、および、R1 とR2 、R3 と
R4 、R1 とR3 およびR2 とR4 がアルキレン鎖によ
り互いに結合して、5員環および7員環を形成する場合
である。
好ましくは、前述した無置換アルキル基、置換アルキル
基、およびR1 とR2 、R3 とR4 、R1 とR3 、およ
びR 2 とR4 が互いに結合して、環を構成する原子に炭
素原子以外(例えば、酸素原子、硫黄原子、窒素原子)
を含まないアルキレン基{アルキレン基は置換(例えば
前述の置換基V)されていてもよい}を形成する場合で
ある。R1 、R2 、R3 およびR4 としてさらに好まし
くは、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原
子が、無置換メチレン基の場合である。特に好ましくは
無置換アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基)、および、R1 とR2 、R3 と
R4 、R1 とR3 およびR2 とR4 がアルキレン鎖によ
り互いに結合して、5員環および7員環を形成する場合
である。
【0017】なお、一般式(1)で表わされるヒドラジ
ン化合物は、合成上、および保存上有利な場合、塩とし
て単離しても何ら差しつかえない。このような場合、ヒ
ドラジン類と塩を形成しうる化合物なら、どのような化
合物でも良いが好ましい塩としては次のものが挙げられ
る。例えば、アリールスルホン酸塩(例えばp−トルエ
ンスルホン酸塩、p−クロルベンゼンスルホン酸塩)、
アリールジスルホン酸塩(例えば1,3−ベンゼンジス
ルホン酸塩、1,5−ナフタレンジスルホン酸塩、2,
6−ナフタレンジスルホン酸塩)、チオシアン酸塩、ピ
クリン酸塩、カルボン酸塩(例えばシュウ酸塩、酢酸
塩、安息香酸塩、シュウ酸水素塩)、ハロゲン酸塩(例
えば塩化水素酸塩、フッ化水素酸塩、臭化水素酸塩、ヨ
ウ化水素酸塩)、硫酸塩、過塩素酸塩、テトラフルオロ
ホウ酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、炭酸塩、重炭
酸塩である。好ましくは、シュウ酸水素塩、シュウ酸
塩、塩化水素酸塩である。
ン化合物は、合成上、および保存上有利な場合、塩とし
て単離しても何ら差しつかえない。このような場合、ヒ
ドラジン類と塩を形成しうる化合物なら、どのような化
合物でも良いが好ましい塩としては次のものが挙げられ
る。例えば、アリールスルホン酸塩(例えばp−トルエ
ンスルホン酸塩、p−クロルベンゼンスルホン酸塩)、
アリールジスルホン酸塩(例えば1,3−ベンゼンジス
ルホン酸塩、1,5−ナフタレンジスルホン酸塩、2,
6−ナフタレンジスルホン酸塩)、チオシアン酸塩、ピ
クリン酸塩、カルボン酸塩(例えばシュウ酸塩、酢酸
塩、安息香酸塩、シュウ酸水素塩)、ハロゲン酸塩(例
えば塩化水素酸塩、フッ化水素酸塩、臭化水素酸塩、ヨ
ウ化水素酸塩)、硫酸塩、過塩素酸塩、テトラフルオロ
ホウ酸塩、亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、炭酸塩、重炭
酸塩である。好ましくは、シュウ酸水素塩、シュウ酸
塩、塩化水素酸塩である。
【0018】以下に一般式(2)について詳細に説明す
る。R5 、およびR6 はR1 、R2 、R3 およびR4 と
同義であり、好ましい範囲も同様である。特に好ましく
は、メチル基およびR5 とR6 が互いに結合して、無置
換テトラメチレン基を形成する場合である。Z1 は炭素
原子数4または6のアルキレン基を表わし、好ましくは
炭素原子数4のアルキレン基の場合である。ただし、ヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合して炭素原子にオキソ基
が置換していることはない。また、このアルキレン基は
無置換でも置換されていても良い。置換基としては例え
ば前述の置換基Vが挙げられるが、ヒドラジンの窒素原
子に直接結合している炭素原子は無置換メチレン基であ
る場合が好ましい。Z1 として特に好ましくは、無置換
テトラメチレン基である。
る。R5 、およびR6 はR1 、R2 、R3 およびR4 と
同義であり、好ましい範囲も同様である。特に好ましく
は、メチル基およびR5 とR6 が互いに結合して、無置
換テトラメチレン基を形成する場合である。Z1 は炭素
原子数4または6のアルキレン基を表わし、好ましくは
炭素原子数4のアルキレン基の場合である。ただし、ヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合して炭素原子にオキソ基
が置換していることはない。また、このアルキレン基は
無置換でも置換されていても良い。置換基としては例え
ば前述の置換基Vが挙げられるが、ヒドラジンの窒素原
子に直接結合している炭素原子は無置換メチレン基であ
る場合が好ましい。Z1 として特に好ましくは、無置換
テトラメチレン基である。
【0019】以下に一般式(3)について詳細に説明す
る。R7 およびR8 はR1 、R2 、R3 およびR4 と同
義であり、好ましい範囲も同様である。特に好ましく
は、メチル基およびR7 とR8 が互いに結合してトリメ
チレン基を形成する場合である。Z2 は炭素原子数2の
アルキレン基を表わす。Z3 は炭素原子数1または2の
アルキレン基を表わす。また、これらのアルキレン基は
無置換でも置換されていても良い。置換基としては、例
えば前述の置換基Vが挙げられる。Z2 としてさらに好
ましくは、無置換エチレン基である。Z3 としてさらに
好ましくは、無置換メチレン基およびエチレン基であ
る。L1 およびL2 はメチン基または置換メチン基を表
わす。置換基としては、例えば前述の置換基Vが挙げら
れ、好ましくは無置換アルキル基(例えばメチル基、t
−ブチル基)である。さらに好ましくは無置換メチン基
である。
る。R7 およびR8 はR1 、R2 、R3 およびR4 と同
義であり、好ましい範囲も同様である。特に好ましく
は、メチル基およびR7 とR8 が互いに結合してトリメ
チレン基を形成する場合である。Z2 は炭素原子数2の
アルキレン基を表わす。Z3 は炭素原子数1または2の
アルキレン基を表わす。また、これらのアルキレン基は
無置換でも置換されていても良い。置換基としては、例
えば前述の置換基Vが挙げられる。Z2 としてさらに好
ましくは、無置換エチレン基である。Z3 としてさらに
好ましくは、無置換メチレン基およびエチレン基であ
る。L1 およびL2 はメチン基または置換メチン基を表
わす。置換基としては、例えば前述の置換基Vが挙げら
れ、好ましくは無置換アルキル基(例えばメチル基、t
−ブチル基)である。さらに好ましくは無置換メチン基
である。
【0020】一般式(4)について詳細に説明する。Z
4 およびZ5 は炭素原子数3のアルキレン基を表わす。
ただしヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原
子にオキソ基が置換していることはない。また、これら
のアルキレン基は無置換でも置換されていても良い。置
換基としては例えば前述の置換基Vが挙げられるが、ヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子は、無
置換メチレン基である場合が好ましい。Z4 およびZ5
として特に好ましくは、無置換トリメチレン基、無置換
アルキル基置換トリメチレン基(例えば、2,2−ジメ
チルトリメチレン基)である。
4 およびZ5 は炭素原子数3のアルキレン基を表わす。
ただしヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原
子にオキソ基が置換していることはない。また、これら
のアルキレン基は無置換でも置換されていても良い。置
換基としては例えば前述の置換基Vが挙げられるが、ヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子は、無
置換メチレン基である場合が好ましい。Z4 およびZ5
として特に好ましくは、無置換トリメチレン基、無置換
アルキル基置換トリメチレン基(例えば、2,2−ジメ
チルトリメチレン基)である。
【0021】一般式(2)、(3) および(4)で表わ
される化合物は、一般式(1)で表わされる化合物と同
様に塩として単離しても差しつかえない。塩としては、
一般式(1)で示した塩と同様なものが挙げられる。好
ましくは、シュウ酸水素塩、シュウ酸塩、塩化水素酸塩
である。
される化合物は、一般式(1)で表わされる化合物と同
様に塩として単離しても差しつかえない。塩としては、
一般式(1)で示した塩と同様なものが挙げられる。好
ましくは、シュウ酸水素塩、シュウ酸塩、塩化水素酸塩
である。
【0022】これら有機還元剤の酸化電位は+0.7ボ
ルトより卑、好ましくは+0.3ボルトより卑、特に好
ましくは0.0ボルトより卑となることが望ましい。こ
こで用いる酸化電位Eoxの値は、その有機還元剤がボ
ルタンメトリーにおいて陽極で電子を放出し酸化される
電位を意味し、Eoxの値はこのボルタンメトリーによ
って正確に測定することが可能である。すなわち、支持
電解質としてテトラーn−エチルアンモニウム過塩素酸
塩0.1Mを含むアセトニトリル中で、有機酸化剤1×
10-3Mのボルタモグラムを測定し、これより得られる
半波電位として求める。作用電極には白金を、比較電極
には飽和カルメル電極(SCE)を使用し、測定は25
℃で行う。
ルトより卑、好ましくは+0.3ボルトより卑、特に好
ましくは0.0ボルトより卑となることが望ましい。こ
こで用いる酸化電位Eoxの値は、その有機還元剤がボ
ルタンメトリーにおいて陽極で電子を放出し酸化される
電位を意味し、Eoxの値はこのボルタンメトリーによ
って正確に測定することが可能である。すなわち、支持
電解質としてテトラーn−エチルアンモニウム過塩素酸
塩0.1Mを含むアセトニトリル中で、有機酸化剤1×
10-3Mのボルタモグラムを測定し、これより得られる
半波電位として求める。作用電極には白金を、比較電極
には飽和カルメル電極(SCE)を使用し、測定は25
℃で行う。
【0023】以下に一般式(1)、(2)、(3)およ
び(4)で表わされる化合物の典型的な例を挙げるが、
これに限定されるものではない。 一般式(1)で表わされる化合物 (一般式(1)で表わされる化合物は、一般式(2)、
(3)および(4)で表わされる化合物を含む。ただ
し、ここでは一般式(1)で表わされる化合物として、
一般式(2)、(3)および(4)で表わされる化合物
を除いた例を挙げる。)
び(4)で表わされる化合物の典型的な例を挙げるが、
これに限定されるものではない。 一般式(1)で表わされる化合物 (一般式(1)で表わされる化合物は、一般式(2)、
(3)および(4)で表わされる化合物を含む。ただ
し、ここでは一般式(1)で表わされる化合物として、
一般式(2)、(3)および(4)で表わされる化合物
を除いた例を挙げる。)
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】
【化14】
【0029】
【化15】
【0030】
【化16】
【0031】一般式(2)で表わされる化合物
【0032】
【化17】
【0033】
【化18】
【0034】
【化19】
【0035】
【化20】
【0036】
【化21】
【0037】
【化22】
【0038】一般式(3)で表わされる化合物
【0039】
【化23】
【0040】
【化24】
【0041】
【化25】
【0042】
【化26】
【0043】一般式(4)で表わされる化合物
【0044】
【化27】
【0045】
【化28】
【0046】
【化29】
【0047】本発明のヒドラジン類は種々の方法で合成
できる。例えば、ヒドラジンをアルキル化する方法によ
り合成できる。アルキル化の方法としては、ハロゲン化
アルキルおよびスルホン酸アルキルエステルを用いて直
接アルキル化する方法、カルボニル化合物と水素化シア
ノホウ素ナトリウムを用いて還元的にアルキル化する方
法、およびアシル化した後水素化リチウムアルミニウム
を用いて還元する方法などが知られている。例えば、エ
ス・アール・サンドラー(S.R.Sandler)、ダブリュー・
カロ(W.Karo)、「オーガニック・ファンクショナル・グ
ループ・プレパレーションズ(Organic Fanctional Gro
up Preparation) 」第1巻、第14章、434−465
ページ(1968年)、アカデミック・プレス(Academ
ic Press) 社刊などに記載されている。一般式(1)で
表わされる化合物は例えば、イー・エル・クレナン(E.
L.Clennan)等 ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサイェティー(Journal of The American Che
mical Society)第112巻第13号5080頁(199
0年)などに記載されており、それらを参照すれば合成
できる。
できる。例えば、ヒドラジンをアルキル化する方法によ
り合成できる。アルキル化の方法としては、ハロゲン化
アルキルおよびスルホン酸アルキルエステルを用いて直
接アルキル化する方法、カルボニル化合物と水素化シア
ノホウ素ナトリウムを用いて還元的にアルキル化する方
法、およびアシル化した後水素化リチウムアルミニウム
を用いて還元する方法などが知られている。例えば、エ
ス・アール・サンドラー(S.R.Sandler)、ダブリュー・
カロ(W.Karo)、「オーガニック・ファンクショナル・グ
ループ・プレパレーションズ(Organic Fanctional Gro
up Preparation) 」第1巻、第14章、434−465
ページ(1968年)、アカデミック・プレス(Academ
ic Press) 社刊などに記載されている。一般式(1)で
表わされる化合物は例えば、イー・エル・クレナン(E.
L.Clennan)等 ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサイェティー(Journal of The American Che
mical Society)第112巻第13号5080頁(199
0年)などに記載されており、それらを参照すれば合成
できる。
【0048】一般式(2)で表わされる化合物は、例え
ばエス・エフ・ネルセン(S.F.Nelsen) 等 ジャーナル
・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイェティー(J
ournal of The American Chemical Society)第98巻1
2号5269頁(1976年)、エス・エフ・ネルセン
(S.F.Nelsen) 、ジー・アール・ワイスマン(G.R.
Weisman)、テトラヘドロン・レター(Tetrahed
ron Letter) 第26号、2321頁(1973年)など
に記載されており、それらを参照すれば合成できる。以
下に代表的な化合物の合成例を記す。
ばエス・エフ・ネルセン(S.F.Nelsen) 等 ジャーナル
・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサイェティー(J
ournal of The American Chemical Society)第98巻1
2号5269頁(1976年)、エス・エフ・ネルセン
(S.F.Nelsen) 、ジー・アール・ワイスマン(G.R.
Weisman)、テトラヘドロン・レター(Tetrahed
ron Letter) 第26号、2321頁(1973年)など
に記載されており、それらを参照すれば合成できる。以
下に代表的な化合物の合成例を記す。
【0049】(合成例1) ・化合物(2−3)の合成 合成ルート
【0050】
【化30】
【0051】(ア)20g(0.163モル)、(イ)
16.3g(0.163モル)、および酢酸80mlを1
5時間加熱還流した後、水50ml、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液100mlを加え、クロロホルム200mlで抽出
する。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去す
る。得られたオイルに酢酸エチル200mlを加え、さら
にヘキサン200mlを加えると結晶が析出する。吸引ろ
過によりろ別後、乾燥し(ウ)(無色結晶、8.65
g、収率32%)を得た。水素化リチウムアルミニウム
8.9g(0.235モル)、テトラヒドロフラン10
0mlを0℃に冷却し、攪拌しながら(ウ)7.9g
(0.047モル)/テトラヒドロフラン70ml溶液を
徐々に滴下する。このとき反応溶液を5℃以下に保つ。
室温で4時間攪拌した後、再び反応溶液を0℃に冷却
し、水9ml、15%水酸化ナトリウム水溶液9ml、水2
7mlの順で滴下し、析出した無色結晶を吸引ろ過でろ別
して除く。ろ液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧留去で除いた後、減圧蒸留により(2−3)(無色
液体、1.44g、85〜90℃/25mmHg、収率17
%)を得た。
16.3g(0.163モル)、および酢酸80mlを1
5時間加熱還流した後、水50ml、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液100mlを加え、クロロホルム200mlで抽出
する。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去す
る。得られたオイルに酢酸エチル200mlを加え、さら
にヘキサン200mlを加えると結晶が析出する。吸引ろ
過によりろ別後、乾燥し(ウ)(無色結晶、8.65
g、収率32%)を得た。水素化リチウムアルミニウム
8.9g(0.235モル)、テトラヒドロフラン10
0mlを0℃に冷却し、攪拌しながら(ウ)7.9g
(0.047モル)/テトラヒドロフラン70ml溶液を
徐々に滴下する。このとき反応溶液を5℃以下に保つ。
室温で4時間攪拌した後、再び反応溶液を0℃に冷却
し、水9ml、15%水酸化ナトリウム水溶液9ml、水2
7mlの順で滴下し、析出した無色結晶を吸引ろ過でろ別
して除く。ろ液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧留去で除いた後、減圧蒸留により(2−3)(無色
液体、1.44g、85〜90℃/25mmHg、収率17
%)を得た。
【0052】(合成例2) ・化合物(2−1)の合成 (2−3)6g(0.043モル)、酢酸エチル100
mlにシュウ酸4.3g(0.048モル)/酢酸エチル
120ml溶液を加え、攪拌する。析出した結晶を吸引ろ
過でろ別後乾燥し(2−1)(無色結晶9.3g、mp.
129〜131℃、収率94%)を得た。
mlにシュウ酸4.3g(0.048モル)/酢酸エチル
120ml溶液を加え、攪拌する。析出した結晶を吸引ろ
過でろ別後乾燥し(2−1)(無色結晶9.3g、mp.
129〜131℃、収率94%)を得た。
【0053】一般式(3)で表わされる化合物は、例え
ばエッチ・アール・スニダージュニア(H.R.Snycler,J
R) 、ジェー・ジー・ミッシェル( J.G.Michels)、ジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Journal o
f Organic Chemistry)第28巻、1144頁(1963
年)、ジェー・イー・アンダーソン(J.E.Anderson) 、
ジェー・エム・レーン(J.M.Lehn) 、ジャーナル・オブ
・ザ・アメリカン・ケミストリー(Journal of The Amer
ican Chemistry)第89巻1号、81頁(1967
年)、ヘルマン・ステター(Hermann Stetter)、ペータ
ー・ウォーンレ(PeterWoernle) ジャスタス・リービッ
ヒ・アナレン・デル・ヘミー(Justus LiebigsAmmalen
der Chemie)第724号、150頁(1969年)、エ
ス・エフ・ネルセン(S.F.Nelsen) 等、テトラヘドロン
(Tetrahedron) 、第42巻6号、1769頁(1986
年)などに記載されており、それらを参照すれば合成で
きる。
ばエッチ・アール・スニダージュニア(H.R.Snycler,J
R) 、ジェー・ジー・ミッシェル( J.G.Michels)、ジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(Journal o
f Organic Chemistry)第28巻、1144頁(1963
年)、ジェー・イー・アンダーソン(J.E.Anderson) 、
ジェー・エム・レーン(J.M.Lehn) 、ジャーナル・オブ
・ザ・アメリカン・ケミストリー(Journal of The Amer
ican Chemistry)第89巻1号、81頁(1967
年)、ヘルマン・ステター(Hermann Stetter)、ペータ
ー・ウォーンレ(PeterWoernle) ジャスタス・リービッ
ヒ・アナレン・デル・ヘミー(Justus LiebigsAmmalen
der Chemie)第724号、150頁(1969年)、エ
ス・エフ・ネルセン(S.F.Nelsen) 等、テトラヘドロン
(Tetrahedron) 、第42巻6号、1769頁(1986
年)などに記載されており、それらを参照すれば合成で
きる。
【0054】一般式(4)で表わされる化合物は、例え
ばエス・エフ・ネルセン(S.F.Nelsen) 等 ジャーナル
・オブ・ザ・アメリカン・ケミストリー(Journal of Th
eAmerican Chemical Society)、第96巻9号、291
6頁(1974年)、イ・エル・ブーレ(E.L.Buhle)
等、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミストリー
(Journal of The American Chemical Society) 、第6
5巻、29頁(1943年)などに記載されており、そ
れらを参照すれば合成できる。
ばエス・エフ・ネルセン(S.F.Nelsen) 等 ジャーナル
・オブ・ザ・アメリカン・ケミストリー(Journal of Th
eAmerican Chemical Society)、第96巻9号、291
6頁(1974年)、イ・エル・ブーレ(E.L.Buhle)
等、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミストリー
(Journal of The American Chemical Society) 、第6
5巻、29頁(1943年)などに記載されており、そ
れらを参照すれば合成できる。
【0055】本発明に用いられる一般式(5a)で表さ
れるシアニン染料について以下詳細に説明する。
れるシアニン染料について以下詳細に説明する。
【0056】
【化31】
【0057】Z6 、Z7 で表される縮環してもよい5ま
たは6員の含窒素複素環は、オキサゾール環、イソオキ
サゾール環、ベンゾオキサゾール環、ナフトオキサゾー
ル環、チアゾール環、ベンゾチアゾール環、ナフトチア
ゾール環、インドレニン環、ベンゾインドレニン環、イ
ミダゾール環、ベンゾイミダゾール環、ナフトイミダゾ
ール環、キノリン環、ピリジン環、ピロロピリジン環、
フロピロール環等を挙げることができる。好ましくは、
ベンゼン環あるいはナフタレン環が縮環した5員の含窒
素複素環であり、最も好ましくはインドレニン環であ
る。これらの環は置換されていてもよい。置換基として
は、低級アルキル基(例えば、メチル、エチル)、アル
コキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ)、フェノキシ
基(例えば、無置換のフェノキシ、p−クロロフェノキ
シ)、カルボキシ基、ハロゲン原子(Cl,Br,
F)、アルコキシカルボニル基(例えば、エトキシカル
ボニル)、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基等を挙げ
ることが出来る。
たは6員の含窒素複素環は、オキサゾール環、イソオキ
サゾール環、ベンゾオキサゾール環、ナフトオキサゾー
ル環、チアゾール環、ベンゾチアゾール環、ナフトチア
ゾール環、インドレニン環、ベンゾインドレニン環、イ
ミダゾール環、ベンゾイミダゾール環、ナフトイミダゾ
ール環、キノリン環、ピリジン環、ピロロピリジン環、
フロピロール環等を挙げることができる。好ましくは、
ベンゼン環あるいはナフタレン環が縮環した5員の含窒
素複素環であり、最も好ましくはインドレニン環であ
る。これらの環は置換されていてもよい。置換基として
は、低級アルキル基(例えば、メチル、エチル)、アル
コキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ)、フェノキシ
基(例えば、無置換のフェノキシ、p−クロロフェノキ
シ)、カルボキシ基、ハロゲン原子(Cl,Br,
F)、アルコキシカルボニル基(例えば、エトキシカル
ボニル)、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基等を挙げ
ることが出来る。
【0058】(5a)において、R9 およびR10は、そ
れぞれアルキル基、アルケニル基又はアラルキル基であ
る。アルキル基が好ましい。アルキル基の炭素数は、1
乃至20であることが好ましく、4乃至20であること
が更に好ましい。アルキル基の例には、メチル、エチ
ル、ブチル、オクチル、ドデシル、オクタデシルが含ま
れる。アルキル基は、ハロゲン原子(Cl,Br,
F)、炭素数10以下のアルコキシカルボニル(例、メ
トキシカルボニル)、炭素数10以下のアルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ)、炭素数20以下のフェノ
キシ(例、4ーtーブチルフェノキシ)、ヒドロキシル
などで置換されていてもよい。アラルキル基は、7〜1
2の炭素数を有するアラルキル基が好ましく(例えば、
ベンジル、フェニルエチル)、置換基(例えば、メチ
ル、アルコキシ、クロル原子)を有していてもよい。2
〜10の炭素数を有しているアルケニル基が好ましく、
例えば、2ーペンテニル基、ビニル基、アリル基、2ー
ブテニル基、1ープロペニル基を挙げることができる。
アルキル基で述べた置換基で置換されていてもよい。式
(5a)において、Lは5、7又は9個のメチン基が二
重結合で共役するように結合している連結基である。メ
チン基の数は7個であることが好ましい。下記式L5,
L7およびL9を引用して説明する。
れぞれアルキル基、アルケニル基又はアラルキル基であ
る。アルキル基が好ましい。アルキル基の炭素数は、1
乃至20であることが好ましく、4乃至20であること
が更に好ましい。アルキル基の例には、メチル、エチ
ル、ブチル、オクチル、ドデシル、オクタデシルが含ま
れる。アルキル基は、ハロゲン原子(Cl,Br,
F)、炭素数10以下のアルコキシカルボニル(例、メ
トキシカルボニル)、炭素数10以下のアルコキシ
(例、メトキシ、エトキシ)、炭素数20以下のフェノ
キシ(例、4ーtーブチルフェノキシ)、ヒドロキシル
などで置換されていてもよい。アラルキル基は、7〜1
2の炭素数を有するアラルキル基が好ましく(例えば、
ベンジル、フェニルエチル)、置換基(例えば、メチ
ル、アルコキシ、クロル原子)を有していてもよい。2
〜10の炭素数を有しているアルケニル基が好ましく、
例えば、2ーペンテニル基、ビニル基、アリル基、2ー
ブテニル基、1ープロペニル基を挙げることができる。
アルキル基で述べた置換基で置換されていてもよい。式
(5a)において、Lは5、7又は9個のメチン基が二
重結合で共役するように結合している連結基である。メ
チン基の数は7個であることが好ましい。下記式L5,
L7およびL9を引用して説明する。
【0059】
【化32】
【0060】式中、R20は水素原子、アルキル基、ハロ
ゲン原子、アリール基、ヘテロ環基、NR25R26、SR
27またはOR27を表し、R25及びR26は、各々水素原
子、アルキル基、アリール基、スルホニル基またはアシ
ル基を表し、R27はアルキル基またはアリール基を表
し、R25とR26で互いに連結して5または6員環を形成
してもよい。R20は、SR27であることが好ましい。R
21及びR22は水素原子又はお互いに連結して5、6員環
を形成する非金属原子を表す。上記アルキル基は、炭素
数1から10、より好ましくは1から6のアルキル基
(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブ
チル、ペンチル、ヘキシル)である。また、ヒドロキシ
基、カルボキシ基及びハロゲン原子(Cl、Br)等で
置換されていてもよい。上記ハロゲン原子にはF、C
l、Brが挙げられる。上記アリール基は、6〜12の
炭素数のものが好ましく、フェニル基またはナフチルが
挙げられる。アリール基は置換されていてもよく、置換
基としては、Z 6 等で述べた置換基を挙げることが出来
る。上記ヘテロ環基としては、ピリジル、フリル、ピラ
ニル、ピラゾリル、ピリミジル、チエニル、ピペリジ
ル、バルビツール酸などを挙げることができる。
ゲン原子、アリール基、ヘテロ環基、NR25R26、SR
27またはOR27を表し、R25及びR26は、各々水素原
子、アルキル基、アリール基、スルホニル基またはアシ
ル基を表し、R27はアルキル基またはアリール基を表
し、R25とR26で互いに連結して5または6員環を形成
してもよい。R20は、SR27であることが好ましい。R
21及びR22は水素原子又はお互いに連結して5、6員環
を形成する非金属原子を表す。上記アルキル基は、炭素
数1から10、より好ましくは1から6のアルキル基
(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブ
チル、ペンチル、ヘキシル)である。また、ヒドロキシ
基、カルボキシ基及びハロゲン原子(Cl、Br)等で
置換されていてもよい。上記ハロゲン原子にはF、C
l、Brが挙げられる。上記アリール基は、6〜12の
炭素数のものが好ましく、フェニル基またはナフチルが
挙げられる。アリール基は置換されていてもよく、置換
基としては、Z 6 等で述べた置換基を挙げることが出来
る。上記ヘテロ環基としては、ピリジル、フリル、ピラ
ニル、ピラゾリル、ピリミジル、チエニル、ピペリジ
ル、バルビツール酸などを挙げることができる。
【0061】上記スルホニル基は、1〜10の炭素数を
有するスルホニル基が好ましく、例えば、メシル基、ト
シル基、ベンゼンスルホニル基、エタンスルホニル基を
挙げることができる。上記アシル基は、2〜10の炭素
数を有するアシル基が好ましく、例えば、アセチル基、
プロピオニル基、ベンゾイル基を挙げることができる。
R25とR26は、互いに連結してヘテロ環を形成してもよ
い。ヘテロ環としては、ピペリジン、モルホリン、ピペ
ラジン等を挙げることができ、置換基(例えば、メチ
ル、フェニル、エトキシカルボニル等)を有していても
よい。R21とR22は互いに連結して5または6員環(例
えば、シクロペンテン、シクロヘキセン)を形成しても
よく、置換基(例えば、メチル、t−ブチル、フェニ
ル)を有していてもよい。R23及びR24はそれぞれ、水
素原子又はアルキル基を表す。アルキル基は上記と同義
である。
有するスルホニル基が好ましく、例えば、メシル基、ト
シル基、ベンゼンスルホニル基、エタンスルホニル基を
挙げることができる。上記アシル基は、2〜10の炭素
数を有するアシル基が好ましく、例えば、アセチル基、
プロピオニル基、ベンゾイル基を挙げることができる。
R25とR26は、互いに連結してヘテロ環を形成してもよ
い。ヘテロ環としては、ピペリジン、モルホリン、ピペ
ラジン等を挙げることができ、置換基(例えば、メチ
ル、フェニル、エトキシカルボニル等)を有していても
よい。R21とR22は互いに連結して5または6員環(例
えば、シクロペンテン、シクロヘキセン)を形成しても
よく、置換基(例えば、メチル、t−ブチル、フェニ
ル)を有していてもよい。R23及びR24はそれぞれ、水
素原子又はアルキル基を表す。アルキル基は上記と同義
である。
【0062】式(5a)において、a、b及びcは、そ
れぞれ0または1である。a及びbは、0である方が好
ましい。cは一般に1である。ただし、カルボキシルの
ようなアニオン性置換基がN+ と分子内塩を形成する場
合は、cは0になる。式(5a)において、Xはアニオ
ンである。アニオンの例としては、ハライドイオン(C
l、Br、I)、p−トルエンスルホン酸イオン、エチ
ル硫酸イオン、PF6 - 、BF4 - 、ClO4 - 等が挙
げられる。更に好ましいヘプタメチンシアニン染料を下
記式(5b)に示す。
れぞれ0または1である。a及びbは、0である方が好
ましい。cは一般に1である。ただし、カルボキシルの
ようなアニオン性置換基がN+ と分子内塩を形成する場
合は、cは0になる。式(5a)において、Xはアニオ
ンである。アニオンの例としては、ハライドイオン(C
l、Br、I)、p−トルエンスルホン酸イオン、エチ
ル硫酸イオン、PF6 - 、BF4 - 、ClO4 - 等が挙
げられる。更に好ましいヘプタメチンシアニン染料を下
記式(5b)に示す。
【0063】
【化33】
【0064】式中、Z8 及びZ9 のベンゼン環には、更
に別のベンゼン環が縮合してもよい。R28及びR29は各
々アルキル基、アラルキル基またはアルケニル基を表
し、R 21及びR22は各々水素原子または互いに連結して
5または6員環を形成するに必要な原子群を表し、R20
は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アリール基、
ヘテロ環基、NR25R26、SR27またはOR27を表し、
R25、R26、R27及びR 28はアルキル基またはアリール
基を表し、R24とR26が互いに連結して環を形成しても
よい。R30,R31,R32及びR33はアルキル基を表し、
R30とR31またはR32とR33が連結して環を形成しても
よい。Xはアニオンを表し、そしてcは0または1であ
る。
に別のベンゼン環が縮合してもよい。R28及びR29は各
々アルキル基、アラルキル基またはアルケニル基を表
し、R 21及びR22は各々水素原子または互いに連結して
5または6員環を形成するに必要な原子群を表し、R20
は水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アリール基、
ヘテロ環基、NR25R26、SR27またはOR27を表し、
R25、R26、R27及びR 28はアルキル基またはアリール
基を表し、R24とR26が互いに連結して環を形成しても
よい。R30,R31,R32及びR33はアルキル基を表し、
R30とR31またはR32とR33が連結して環を形成しても
よい。Xはアニオンを表し、そしてcは0または1であ
る。
【0065】Z8 及びZ9 のベンゼン環及びそれに縮合
している他のベンゼン環は置換基を有していてもよい。
置換基の例は、Z6 およびZ7 の置換基と同様である。
R28及びR29は、式(5a)のR9 及びR10と同様の定
義を有する。R30,R31,R32およびR33のアルキル基
は、式(5a)のR9 およびR10におけるアルキル基と
同様である。R30とR31,R32とR33とが互いに結合し
て形成する環の例としては、シクロヘキサン環を挙げる
ことが出来る。R20,R21およびR22は、式(L7)の
R20,R21及びR22と同様の定義を有する。Xおよびc
は式(5a)のXおよびcと同様の定義を有する。最も
好ましくは、R28及びR29が炭素数4以上のアルキル基
であり、R21とR 22で5または6員環を形成し、R20が
SR27(上記と同義)であり、R30,R31,R32及びR
33はメチル基である。以下、本発明に好ましく用いられ
るシアニン染料の例を示す。
している他のベンゼン環は置換基を有していてもよい。
置換基の例は、Z6 およびZ7 の置換基と同様である。
R28及びR29は、式(5a)のR9 及びR10と同様の定
義を有する。R30,R31,R32およびR33のアルキル基
は、式(5a)のR9 およびR10におけるアルキル基と
同様である。R30とR31,R32とR33とが互いに結合し
て形成する環の例としては、シクロヘキサン環を挙げる
ことが出来る。R20,R21およびR22は、式(L7)の
R20,R21及びR22と同様の定義を有する。Xおよびc
は式(5a)のXおよびcと同様の定義を有する。最も
好ましくは、R28及びR29が炭素数4以上のアルキル基
であり、R21とR 22で5または6員環を形成し、R20が
SR27(上記と同義)であり、R30,R31,R32及びR
33はメチル基である。以下、本発明に好ましく用いられ
るシアニン染料の例を示す。
【0066】
【化34】
【0067】
【化35】
【0068】
【化36】
【0069】
【化37】
【0070】
【化38】
【0071】本発明の染料は、US3、671、648
号や、以下の合成例を参考にして合成することが出来
る。 (化合物5ー12の合成)2,3,3,5−テトラメチ
ル−1−{3−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)
プロピルインドレニウム−p−トルエンスルフォネート
6.2g、3−クロロ−2,4−トリメチレングルタ
コンジアルデヒドジアニル 1.8g、メチルアルコー
ル15ml及びトリエチルアミン2.8mlの混合物に
無水酢酸0.9mlを加え3時間室温で攪拌した。反応
終了後、過塩素酸2mlを加え、析出した結晶を濾過し
た。上記で得られた結晶、1.13g、アセトニトリル
10ml、トリエチルアミン0.11mlにチオフェノ
ール0.11gを加え、室温で2時間攪拌した。過塩素
酸0.2gを加え、析出した結晶を濾過し、エチルアル
コールから再結晶を行い、0.6gの化合物5−12を
得た。 λmax :807.2nm、ε:2.63×105 (アセ
トン) その他の化合物も同様に合成できる。
号や、以下の合成例を参考にして合成することが出来
る。 (化合物5ー12の合成)2,3,3,5−テトラメチ
ル−1−{3−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)
プロピルインドレニウム−p−トルエンスルフォネート
6.2g、3−クロロ−2,4−トリメチレングルタ
コンジアルデヒドジアニル 1.8g、メチルアルコー
ル15ml及びトリエチルアミン2.8mlの混合物に
無水酢酸0.9mlを加え3時間室温で攪拌した。反応
終了後、過塩素酸2mlを加え、析出した結晶を濾過し
た。上記で得られた結晶、1.13g、アセトニトリル
10ml、トリエチルアミン0.11mlにチオフェノ
ール0.11gを加え、室温で2時間攪拌した。過塩素
酸0.2gを加え、析出した結晶を濾過し、エチルアル
コールから再結晶を行い、0.6gの化合物5−12を
得た。 λmax :807.2nm、ε:2.63×105 (アセ
トン) その他の化合物も同様に合成できる。
【0072】該還元剤及び該染料は感光層、感光層と同
じ側の支持体に近い染料層、感光層と反対側の染料層に
添加することができる。該還元剤及び該染料は所望の目
的により異なるが0.1〜1000mg/m2、好ましくは
1〜200mg/m2添加すると良い。該還元剤及び該染料
は有機溶剤に溶かして添加することが好ましい。
じ側の支持体に近い染料層、感光層と反対側の染料層に
添加することができる。該還元剤及び該染料は所望の目
的により異なるが0.1〜1000mg/m2、好ましくは
1〜200mg/m2添加すると良い。該還元剤及び該染料
は有機溶剤に溶かして添加することが好ましい。
【0073】地球へのやさしさから、該染料が観察され
る画像シートに実質的に残る熱現像感光材料であること
が好ましい。さらに好ましくはモノシート型(画像形成
するために供与した材料は全て観察される画像シートと
して完成される型)熱現像感光材料である。また、目的
を達成するために赤外レーザー露光用熱現像感光材料で
あることが好ましい。さらに赤外レーザー露光の波長が
750nm以上、さらにさらに好ましくは800nm以
上であるとよい。
る画像シートに実質的に残る熱現像感光材料であること
が好ましい。さらに好ましくはモノシート型(画像形成
するために供与した材料は全て観察される画像シートと
して完成される型)熱現像感光材料である。また、目的
を達成するために赤外レーザー露光用熱現像感光材料で
あることが好ましい。さらに赤外レーザー露光の波長が
750nm以上、さらにさらに好ましくは800nm以
上であるとよい。
【0074】本発明の熱現像感光材料は、熱現像処理法
を用いて写真画像を形成するものである。このような熱
現像感光材料としては前述のとおり例えば米国特許第3
152904号、3457075号、及びD.モーガン
(Morgan) とB.シェリー(Shely)による「熱によって
処理される銀システム(Thermally Processed SilverS
ystems)」(イメージング・プロセッシーズ・ア
ンド・マテリアルズ(Imaging Processes and Material
s )Neblette 第8版、スタージ(Sturge) 、V.ウォー
ルワース(Walworth) 、A.シェップ(Shepp)編集、第
2頁、1969年)等に開示されている。
を用いて写真画像を形成するものである。このような熱
現像感光材料としては前述のとおり例えば米国特許第3
152904号、3457075号、及びD.モーガン
(Morgan) とB.シェリー(Shely)による「熱によって
処理される銀システム(Thermally Processed SilverS
ystems)」(イメージング・プロセッシーズ・ア
ンド・マテリアルズ(Imaging Processes and Material
s )Neblette 第8版、スタージ(Sturge) 、V.ウォー
ルワース(Walworth) 、A.シェップ(Shepp)編集、第
2頁、1969年)等に開示されている。
【0075】本発明の熱現像感光材料は、熱現像処理を
用いて写真画像を形成するものであればよいが、還元可
能な銀源(例えば有機銀塩)、触媒活性量の光触媒(例
えばハロゲン化銀)、銀の色調を制御する色調剤及び還
元剤を通常(有機)バインダーマトリックス中に分散し
た状態で含有している熱現像感光材料であることが好ま
しい。本発明の熱現像感光材料は常温で安定であるが、
露光後高温(例えば、80℃以上)に加熱することで現
像される。加熱することで還元可能な銀源(酸化剤とし
て機能する)と還元剤との間の酸化還元反応を通じて銀
を生成する。この酸化還元反応は露光で発生した潜像の
触媒作用によって促進される。露光領域中の有機銀塩の
反応によって生成した銀は黒色画像を提供し、これは非
露光領域と対照をなし、画像の形成がなされる。
用いて写真画像を形成するものであればよいが、還元可
能な銀源(例えば有機銀塩)、触媒活性量の光触媒(例
えばハロゲン化銀)、銀の色調を制御する色調剤及び還
元剤を通常(有機)バインダーマトリックス中に分散し
た状態で含有している熱現像感光材料であることが好ま
しい。本発明の熱現像感光材料は常温で安定であるが、
露光後高温(例えば、80℃以上)に加熱することで現
像される。加熱することで還元可能な銀源(酸化剤とし
て機能する)と還元剤との間の酸化還元反応を通じて銀
を生成する。この酸化還元反応は露光で発生した潜像の
触媒作用によって促進される。露光領域中の有機銀塩の
反応によって生成した銀は黒色画像を提供し、これは非
露光領域と対照をなし、画像の形成がなされる。
【0076】本発明の熱現像感光材料は支持体上に少な
くとも一層の感光層を有している。支持体の上に感光層
のみを形成しても良いが、感光層の上に少なくとも1層
の非感光層を形成することが好ましい。感光層に通過す
る光の量または波長分布を制御するために感光層と同じ
側または反対側にフィルター層を形成しても良いし、感
光層に本願一般式(I)で表される染料、その他の染料
または顔料を含ませても良い。感光層は複数層にしても
良く、また階調の調節のため感度を高感層/低感層また
は低感層/高感層にしても良い。各種の添加剤は感光
層、非感光層、またはその他の形成層のいすれに添加し
ても良い。
くとも一層の感光層を有している。支持体の上に感光層
のみを形成しても良いが、感光層の上に少なくとも1層
の非感光層を形成することが好ましい。感光層に通過す
る光の量または波長分布を制御するために感光層と同じ
側または反対側にフィルター層を形成しても良いし、感
光層に本願一般式(I)で表される染料、その他の染料
または顔料を含ませても良い。感光層は複数層にしても
良く、また階調の調節のため感度を高感層/低感層また
は低感層/高感層にしても良い。各種の添加剤は感光
層、非感光層、またはその他の形成層のいすれに添加し
ても良い。
【0077】本発明の熱現像感光材料に適用できる支持
体には、例えば紙、ポリエチレンを被覆した紙、ポリプ
ロピレンを被覆した紙、羊皮紙、布等の材料;例えば、
アルミニウム、銅、マグネシウム、亜鉛のような金属の
シート又は薄膜;ガラス又は、クロム合金、スチール、
銀、金、白金のような金属で被覆したガラス;ポリ(ア
ルキルメタクリレート類)(例えば、ポリ(メチルメタ
クリレート))、ポリ(エステル類)(例えば、ポリ
(エチレンテレフタレート))、ポリ(ビニルアセター
ル類)、ポリ(アミド類)(例えば、ナイロン)、セル
ロースエステル類(例えば、セルロースニトレート、セ
ルロースアセテート、セルロースアセテートプロピオネ
ート、セルロースアセテートブチレート)等の合成ポリ
マー状材料がある。本発明の熱現像感光材料には例え
ば、界面活性剤、酸化防止剤、安定化剤、可塑剤、紫外
線吸収剤、被覆助剤等を用いても良い。
体には、例えば紙、ポリエチレンを被覆した紙、ポリプ
ロピレンを被覆した紙、羊皮紙、布等の材料;例えば、
アルミニウム、銅、マグネシウム、亜鉛のような金属の
シート又は薄膜;ガラス又は、クロム合金、スチール、
銀、金、白金のような金属で被覆したガラス;ポリ(ア
ルキルメタクリレート類)(例えば、ポリ(メチルメタ
クリレート))、ポリ(エステル類)(例えば、ポリ
(エチレンテレフタレート))、ポリ(ビニルアセター
ル類)、ポリ(アミド類)(例えば、ナイロン)、セル
ロースエステル類(例えば、セルロースニトレート、セ
ルロースアセテート、セルロースアセテートプロピオネ
ート、セルロースアセテートブチレート)等の合成ポリ
マー状材料がある。本発明の熱現像感光材料には例え
ば、界面活性剤、酸化防止剤、安定化剤、可塑剤、紫外
線吸収剤、被覆助剤等を用いても良い。
【0078】本発明の熱現像感光材料中の化学薬品と共
にそれぞれのバインダー層(例えば、合成ポリマー)は
自己支持フィルムを形成してもよい。支持体を、公知の
補助材料、例えば、塩化ビニリデン、アクリル酸モノマ
ー(例えば、アクリロニトリルやメチルアクリレート)
及び不飽和ジカルボン酸(例えば、イタコン酸、アクリ
ル酸)、カルボキシメチルセルロース、ポリ(アクリル
アミド)のコポリマー及びターポリマー;及び類似のポ
リマー状材料で補助的に被覆してもよい。
にそれぞれのバインダー層(例えば、合成ポリマー)は
自己支持フィルムを形成してもよい。支持体を、公知の
補助材料、例えば、塩化ビニリデン、アクリル酸モノマ
ー(例えば、アクリロニトリルやメチルアクリレート)
及び不飽和ジカルボン酸(例えば、イタコン酸、アクリ
ル酸)、カルボキシメチルセルロース、ポリ(アクリル
アミド)のコポリマー及びターポリマー;及び類似のポ
リマー状材料で補助的に被覆してもよい。
【0079】好適なバインダーは透明又は半透明で、一
般に無色であり、天然ポリマー合成樹脂やポリマー及び
コポリマー、その他フィルムを形成する媒体、例えば:
ゼラチン、アラビアゴム、ポリ(ビニルアルコール)、
ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、
セルロースアセテートブチレート、ポリ(ビニルピロリ
ドン)、カゼイン、デンプン、ポリ(アクリル酸)、ポ
リ(メチルメタクリル酸)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ
(メタクリル酸)、コポリ(スチレン−無水マレイン
酸)、コポリ(スチレン−アクリロニトリル)、コポリ
(スチレン−ブタジエン)、ポリ(ビニルアセタール)
類(例えば、ポリ(ビニルホルマール)及びポリ(ビニ
ルブチラール))、ポリ(エステル)類、ポリ(ウレタ
ン)類、フェノキシ樹脂、ポリ(塩化ビニリデン)、ポ
リ(エポキシド)類、ポリ(カーボネート)類、ポリ
(ビニルアセテート)、セルロースエステル類、ポリ
(アミド)類がある。バインダーは水又は有機溶媒また
はエマルションから被覆形成してもよい。
般に無色であり、天然ポリマー合成樹脂やポリマー及び
コポリマー、その他フィルムを形成する媒体、例えば:
ゼラチン、アラビアゴム、ポリ(ビニルアルコール)、
ヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテート、
セルロースアセテートブチレート、ポリ(ビニルピロリ
ドン)、カゼイン、デンプン、ポリ(アクリル酸)、ポ
リ(メチルメタクリル酸)、ポリ(塩化ビニル)、ポリ
(メタクリル酸)、コポリ(スチレン−無水マレイン
酸)、コポリ(スチレン−アクリロニトリル)、コポリ
(スチレン−ブタジエン)、ポリ(ビニルアセタール)
類(例えば、ポリ(ビニルホルマール)及びポリ(ビニ
ルブチラール))、ポリ(エステル)類、ポリ(ウレタ
ン)類、フェノキシ樹脂、ポリ(塩化ビニリデン)、ポ
リ(エポキシド)類、ポリ(カーボネート)類、ポリ
(ビニルアセテート)、セルロースエステル類、ポリ
(アミド)類がある。バインダーは水又は有機溶媒また
はエマルションから被覆形成してもよい。
【0080】色調剤の添加は非常に望ましい。好適な色
調剤の例は調査報告第17029号に開示されており、
次のものがある:イミド類(例えば、フタルイミド);
環状イミド類、ピラゾリン−5−オン類、及びキナゾリ
ノン(例えば、スクシンイミド、3−フェニル−2−ピ
ラゾリン−5−オン、1−フェニルウラゾール、キナゾ
リン及び2,4−チアゾリジンジオン);ナフタールイ
ミド類(例えば、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタール
イミド);コバルト錯体(例えば、コバルトのヘキサミ
ントリフルオロアセテート)、メルカプタン類(例え
ば、3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール);N
−(アミノメチル)アリールジカルボキシイミド類(例
えば、N−(ジメチルアミノメチル)フタルイミド);
ブロックされたピラゾール類、イソチウロニウム(isot
hiuronium)誘導体及びある種の光漂白剤の組み合わせ
(例えば、N,N’ヘキサメチレン(1−カルバモイル
−3,5−ジメチルピラゾール)、1,8−(3,6−
ジオキサオクタン)ビス(イソチウロニウムトリフルオ
ロアセテート)、及び2−(トリブロモメチルスルホニ
ル)ベンゾチアゾールの組み合わせ);メロシアニン染
料(例えば、3−エチル−5−((3−エチル−2−ベ
ンゾチアゾリニリデン(benzothiazolinylidene)) −1
−メチルエチリデン)−2−チオ−2,4−オキサゾリ
ジンジオン(oxazolidinedione));フタラジノン、フタ
ラジノン誘導体又はこれらの誘導体の金属塩(例えば、
4−(1−ナフチル)フタラジノン、6−クロロフタラ
ジノン、5,7−ジメチルオキシフタラジノン、及び
2,3−ジヒドロ−1,4−フタラジンジオン);フタ
ラジノンとスルフィン酸誘導体の組み合わせ(例えば、
6−クロロフタラジノン+ベンゼンスルフィン酸ナトリ
ウム又は8−メチルフタラジノン+p−トリスルホン酸
ナトリウム);フタラジン+フタル酸の組み合わせ;フ
タラジン(フタラジンの付加物を含む)とマレイン酸無
水物、及びフタル酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸
又はo−フェニレン酸誘導体及びその無水物(例えば、
フタル酸、4−メチルフタル酸、4−ニトロフタル酸及
びテトラクロロフタル酸無水物)から選択される少なく
とも1つの化合物との組み合わせ;キナゾリンジオン
類、ベンズオキサジン、ナルトキサジン誘導体;ベンズ
オキサジン−2,4−ジオン類(例えば、1,3−ベン
ズオキサジン−2,4−ジオン);ピリミジン類及び不
斉−トリアジン類(例えば、2,4−ジヒドロキシピリ
ミジン)、及びテトラアザペンタレン誘導体(例えば、
3,6−ジメロカプト−1,4−ジフェニル−1H、4
H−2,3a,5,6a−テトラアザペンタレン。好ま
しい色調剤としてはフタラジン:
調剤の例は調査報告第17029号に開示されており、
次のものがある:イミド類(例えば、フタルイミド);
環状イミド類、ピラゾリン−5−オン類、及びキナゾリ
ノン(例えば、スクシンイミド、3−フェニル−2−ピ
ラゾリン−5−オン、1−フェニルウラゾール、キナゾ
リン及び2,4−チアゾリジンジオン);ナフタールイ
ミド類(例えば、N−ヒドロキシ−1,8−ナフタール
イミド);コバルト錯体(例えば、コバルトのヘキサミ
ントリフルオロアセテート)、メルカプタン類(例え
ば、3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール);N
−(アミノメチル)アリールジカルボキシイミド類(例
えば、N−(ジメチルアミノメチル)フタルイミド);
ブロックされたピラゾール類、イソチウロニウム(isot
hiuronium)誘導体及びある種の光漂白剤の組み合わせ
(例えば、N,N’ヘキサメチレン(1−カルバモイル
−3,5−ジメチルピラゾール)、1,8−(3,6−
ジオキサオクタン)ビス(イソチウロニウムトリフルオ
ロアセテート)、及び2−(トリブロモメチルスルホニ
ル)ベンゾチアゾールの組み合わせ);メロシアニン染
料(例えば、3−エチル−5−((3−エチル−2−ベ
ンゾチアゾリニリデン(benzothiazolinylidene)) −1
−メチルエチリデン)−2−チオ−2,4−オキサゾリ
ジンジオン(oxazolidinedione));フタラジノン、フタ
ラジノン誘導体又はこれらの誘導体の金属塩(例えば、
4−(1−ナフチル)フタラジノン、6−クロロフタラ
ジノン、5,7−ジメチルオキシフタラジノン、及び
2,3−ジヒドロ−1,4−フタラジンジオン);フタ
ラジノンとスルフィン酸誘導体の組み合わせ(例えば、
6−クロロフタラジノン+ベンゼンスルフィン酸ナトリ
ウム又は8−メチルフタラジノン+p−トリスルホン酸
ナトリウム);フタラジン+フタル酸の組み合わせ;フ
タラジン(フタラジンの付加物を含む)とマレイン酸無
水物、及びフタル酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸
又はo−フェニレン酸誘導体及びその無水物(例えば、
フタル酸、4−メチルフタル酸、4−ニトロフタル酸及
びテトラクロロフタル酸無水物)から選択される少なく
とも1つの化合物との組み合わせ;キナゾリンジオン
類、ベンズオキサジン、ナルトキサジン誘導体;ベンズ
オキサジン−2,4−ジオン類(例えば、1,3−ベン
ズオキサジン−2,4−ジオン);ピリミジン類及び不
斉−トリアジン類(例えば、2,4−ジヒドロキシピリ
ミジン)、及びテトラアザペンタレン誘導体(例えば、
3,6−ジメロカプト−1,4−ジフェニル−1H、4
H−2,3a,5,6a−テトラアザペンタレン。好ま
しい色調剤としてはフタラジン:
【0081】
【化39】
【0082】である。還元剤としては、いわゆる写真現
像剤、例えばフェニドン、ヒドロキノン類、カテコール
等を含有してもよいが、ヒンダードフェノールが好まし
い。米国特許第4460681号に開示されているよう
なカラー感光材料も、本発明の実現では考えられる。
像剤、例えばフェニドン、ヒドロキノン類、カテコール
等を含有してもよいが、ヒンダードフェノールが好まし
い。米国特許第4460681号に開示されているよう
なカラー感光材料も、本発明の実現では考えられる。
【0083】好適な還元剤の例は、米国特許第3770
448号、3773512号、3593863号、及び
調査報告(Research Disclosure)第17029及び29
963に記載されており、次のものがある:アミノヒド
ロキシシクロアルケノン化合物(例えば、2−ヒドロキ
シ−ピペリジノ−2−シクロヘキセノン);現像剤の前
駆体としてアミノリダクトン類(reductones) エステル
(例えば、ピペリジノヘキソースリダクトンモノアセテ
ート);N−ヒドロキシ尿素誘導体(例えば、N−p−
メチルフェニル−N−ヒドロキシ尿素);アルデヒド又
はケトンのヒドラゾン類(例えば、アントラセンアルデ
ヒドフェニルヒドラゾン);ホスファーアミドフェノー
ル類;ホスファーアミドアニリン類;ポリヒドロキシベ
ンゼン類(例えば、ヒドロキノン、t−ブチル−ヒドロ
キノン、イソプロピルヒドロキノン及び(2,5−ジヒ
ドロキシ−フェニル)メチルスルホン);スルフヒドロ
キサム酸類(例えば、ベンゼンスルフヒドロキサム
酸);スルホンアミドアニリン類(例えば、4−(N−
メタンスルホンアミド)アニリン);2−テトラゾリル
チオヒドロキノン類(例えば、2−メチル−5−(1−
フェニル−5−テトラゾリルチオ)ヒドロキノン);テ
トラヒドロキノキサリン類(例えば、1,2,3,4−
テトラヒドロキノキサリン);アミドオキシン類;アジ
ン類(例えば、脂肪族カルボン酸アリールヒドラザイド
類とアスコルビン酸の組み合わせ);ポリヒドロキシベ
ンゼンとヒドロキシルアミンの組み合わせ、リダクトン
及び/又はヒドラジン;ヒドロキサン酸類;アジン類と
スルホンアミドフェノール類の組み合わせ;α−シアノ
フェニル酢酸誘導体;ビス−β−ナフトールと1,3−
ジヒドロキシベンゼン誘導体の組み合わせ;5−ピラゾ
ロン類;スルホンアミドフェノール還元剤;2−フェニ
リンダン(phenylindane) −1,3−ジオン等;クロマ
ン;1,4−ジヒドロピリジン類(例えば、2,6−ジ
メトキシ−3,5−ジカルボエトキシ−1,4−ジヒド
ロピリジン);ビスフェノール類(例えば、ビス(2−
ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)メ
タン、ビス(6−ヒドロキシ−m−トリ)メシトール
(mesitol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)プロパン、4,4−エチリデン−ビス(2
−t−ブチル−6−メチル)フェノール)、紫外線感応
性アスコルビン酸誘導体及び3−ピラゾリドン類。好ま
しい現像剤は一般式(A)のヒンダードフェノールであ
る:
448号、3773512号、3593863号、及び
調査報告(Research Disclosure)第17029及び29
963に記載されており、次のものがある:アミノヒド
ロキシシクロアルケノン化合物(例えば、2−ヒドロキ
シ−ピペリジノ−2−シクロヘキセノン);現像剤の前
駆体としてアミノリダクトン類(reductones) エステル
(例えば、ピペリジノヘキソースリダクトンモノアセテ
ート);N−ヒドロキシ尿素誘導体(例えば、N−p−
メチルフェニル−N−ヒドロキシ尿素);アルデヒド又
はケトンのヒドラゾン類(例えば、アントラセンアルデ
ヒドフェニルヒドラゾン);ホスファーアミドフェノー
ル類;ホスファーアミドアニリン類;ポリヒドロキシベ
ンゼン類(例えば、ヒドロキノン、t−ブチル−ヒドロ
キノン、イソプロピルヒドロキノン及び(2,5−ジヒ
ドロキシ−フェニル)メチルスルホン);スルフヒドロ
キサム酸類(例えば、ベンゼンスルフヒドロキサム
酸);スルホンアミドアニリン類(例えば、4−(N−
メタンスルホンアミド)アニリン);2−テトラゾリル
チオヒドロキノン類(例えば、2−メチル−5−(1−
フェニル−5−テトラゾリルチオ)ヒドロキノン);テ
トラヒドロキノキサリン類(例えば、1,2,3,4−
テトラヒドロキノキサリン);アミドオキシン類;アジ
ン類(例えば、脂肪族カルボン酸アリールヒドラザイド
類とアスコルビン酸の組み合わせ);ポリヒドロキシベ
ンゼンとヒドロキシルアミンの組み合わせ、リダクトン
及び/又はヒドラジン;ヒドロキサン酸類;アジン類と
スルホンアミドフェノール類の組み合わせ;α−シアノ
フェニル酢酸誘導体;ビス−β−ナフトールと1,3−
ジヒドロキシベンゼン誘導体の組み合わせ;5−ピラゾ
ロン類;スルホンアミドフェノール還元剤;2−フェニ
リンダン(phenylindane) −1,3−ジオン等;クロマ
ン;1,4−ジヒドロピリジン類(例えば、2,6−ジ
メトキシ−3,5−ジカルボエトキシ−1,4−ジヒド
ロピリジン);ビスフェノール類(例えば、ビス(2−
ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)メ
タン、ビス(6−ヒドロキシ−m−トリ)メシトール
(mesitol)、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)プロパン、4,4−エチリデン−ビス(2
−t−ブチル−6−メチル)フェノール)、紫外線感応
性アスコルビン酸誘導体及び3−ピラゾリドン類。好ま
しい現像剤は一般式(A)のヒンダードフェノールであ
る:
【0084】
【化40】
【0085】ここで;Rは水素原子、又は炭素原子数1
〜10のアルキル基(例えば、−C 4 H9 、2,4,4
−トリメチルペンチル)を表し、R5 及びR6 は炭素原
子数1〜5のアルキル基(例えば、メチル、エチル、t
−ブチル)を表す。
〜10のアルキル基(例えば、−C 4 H9 、2,4,4
−トリメチルペンチル)を表し、R5 及びR6 は炭素原
子数1〜5のアルキル基(例えば、メチル、エチル、t
−ブチル)を表す。
【0086】触媒活性量の光触媒として有用なハロゲン
化銀は感光性のいかなるハロゲン化銀(例えば、臭化
銀、ヨウ化銀、銀化銀、塩臭化銀、ヨウ臭化銀、塩ヨウ
臭化銀等)であってもよいがヨウ素イオンを含むことが
好ましい。このハロゲン化銀はいかなる方法で画像形成
層に添加されてもよく、このときハロゲン化銀は還元可
能な銀源に近接するように配置する。一般にハロゲン化
銀は還元可能銀源に対して0.75〜30重量%の量を
含有することが好ましい。ハロゲン化銀は、ハロゲンイ
オンとの反応による銀石鹸部の変換によって調製しても
よく、予備形成して石鹸の発生時にこれを添加してもよ
く、またはこれらの方法の組み合わせも可能である。後
者が好ましい。
化銀は感光性のいかなるハロゲン化銀(例えば、臭化
銀、ヨウ化銀、銀化銀、塩臭化銀、ヨウ臭化銀、塩ヨウ
臭化銀等)であってもよいがヨウ素イオンを含むことが
好ましい。このハロゲン化銀はいかなる方法で画像形成
層に添加されてもよく、このときハロゲン化銀は還元可
能な銀源に近接するように配置する。一般にハロゲン化
銀は還元可能銀源に対して0.75〜30重量%の量を
含有することが好ましい。ハロゲン化銀は、ハロゲンイ
オンとの反応による銀石鹸部の変換によって調製しても
よく、予備形成して石鹸の発生時にこれを添加してもよ
く、またはこれらの方法の組み合わせも可能である。後
者が好ましい。
【0087】還元可能な銀源は還元可能な銀イオン源を
含有するいかなる材料でもよい。有機及びヘテロ有機酸
の銀塩、特に長鎖(10〜30、好ましくは15〜25
の炭素原子数)の脂肪族カルボン酸が好ましい。配位子
が、4.0〜10.0の銀イオンに対する総安定定数を
有する有機又は無機の銀塩錯体も有用である。好適な銀
塩の例は、調査報告(Research Disclosure)第1702
9及び29963に記載されており、次のものがある:
有機酸の塩(例えば、没食子酸、シュウ酸、ベヘン酸、
ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等);銀のカ
ルボキシアルキルチオ尿素塩(例えば、1−(3−カル
ボキシプロピル)チオ尿素、1−(3−カルボキシプロ
ピル)−3,3−ジメチルチオ尿素等);アルデヒドと
ヒドロキシ置換芳香族カルボン酸とのポリマー反応生成
物の銀錯体(例えば、アルデヒド類(ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド)、ヒドロキ
シ置換酸類(例えば、サリチル酸、安息香酸、3,5−
ジヒドロキシ安息香酸、5,5−チオジサリチル酸)、
チオエン類の銀塩又は錯体(例えば、3−(2−カルボ
キシエチル)−4−ヒドロキシメチル−4−チアゾリン
−2−チオエン、及び3−カルボキシメチル−4−チア
ゾリン−2−チオエン)、イミダゾール、ピラゾール、
ウラゾール、1,2,4−チアゾール及び1H−テトラ
ゾール、3−アミノ−5−ベンジルチオ−1,2,4−
トリアゾール及びベンゾトリアゾールから選択される窒
素酸と銀との錯体また塩;サッカリン、5−クロロサリ
チルアルドキシム等の銀塩;及びメルカプチド類の銀
塩。好ましい銀源はベヘン酸銀である。還元可能な銀源
は好ましくは銀量として3g/m2以下である。さらに好
ましくは2g/m2以下である。
含有するいかなる材料でもよい。有機及びヘテロ有機酸
の銀塩、特に長鎖(10〜30、好ましくは15〜25
の炭素原子数)の脂肪族カルボン酸が好ましい。配位子
が、4.0〜10.0の銀イオンに対する総安定定数を
有する有機又は無機の銀塩錯体も有用である。好適な銀
塩の例は、調査報告(Research Disclosure)第1702
9及び29963に記載されており、次のものがある:
有機酸の塩(例えば、没食子酸、シュウ酸、ベヘン酸、
ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸等);銀のカ
ルボキシアルキルチオ尿素塩(例えば、1−(3−カル
ボキシプロピル)チオ尿素、1−(3−カルボキシプロ
ピル)−3,3−ジメチルチオ尿素等);アルデヒドと
ヒドロキシ置換芳香族カルボン酸とのポリマー反応生成
物の銀錯体(例えば、アルデヒド類(ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒド)、ヒドロキ
シ置換酸類(例えば、サリチル酸、安息香酸、3,5−
ジヒドロキシ安息香酸、5,5−チオジサリチル酸)、
チオエン類の銀塩又は錯体(例えば、3−(2−カルボ
キシエチル)−4−ヒドロキシメチル−4−チアゾリン
−2−チオエン、及び3−カルボキシメチル−4−チア
ゾリン−2−チオエン)、イミダゾール、ピラゾール、
ウラゾール、1,2,4−チアゾール及び1H−テトラ
ゾール、3−アミノ−5−ベンジルチオ−1,2,4−
トリアゾール及びベンゾトリアゾールから選択される窒
素酸と銀との錯体また塩;サッカリン、5−クロロサリ
チルアルドキシム等の銀塩;及びメルカプチド類の銀
塩。好ましい銀源はベヘン酸銀である。還元可能な銀源
は好ましくは銀量として3g/m2以下である。さらに好
ましくは2g/m2以下である。
【0088】このような感光材料中にはかぶり防止剤が
含まれて良い。最も有効なかぶり防止剤は水銀イオンで
あった。感光材料中にかぶり防止剤として水銀化合物を
使用することについては、例えば米国特許第35899
03号に開示されている。しかし、水銀化合物は環境的
に好ましくない。非水銀かぶり防止剤としては例えば米
国特許第4546075号及び4452885号及び日
本特許公開第59−57234に開示されているような
かぶり防止剤が好ましい。
含まれて良い。最も有効なかぶり防止剤は水銀イオンで
あった。感光材料中にかぶり防止剤として水銀化合物を
使用することについては、例えば米国特許第35899
03号に開示されている。しかし、水銀化合物は環境的
に好ましくない。非水銀かぶり防止剤としては例えば米
国特許第4546075号及び4452885号及び日
本特許公開第59−57234に開示されているような
かぶり防止剤が好ましい。
【0089】特に好ましい非水銀かぶり防止剤は、米国
特許第3874946号及び4756999号に開示さ
ているような化合物、−C(X1)(X2)(X3)(ここで
X1及びX2 はハロゲン(例えば、F、Cl、Br及び
I)でX3 は水素又はハロゲン)で表される1以上の置
換基を備えたヘテロ環状化合物である。好適なかぶり防
止剤の例としては次のものがある。
特許第3874946号及び4756999号に開示さ
ているような化合物、−C(X1)(X2)(X3)(ここで
X1及びX2 はハロゲン(例えば、F、Cl、Br及び
I)でX3 は水素又はハロゲン)で表される1以上の置
換基を備えたヘテロ環状化合物である。好適なかぶり防
止剤の例としては次のものがある。
【0090】
【化41】
【0091】更により好適なかぶり防止剤は米国特許第
5028523号及び我々の英国特許出願第92221
383.4号、9300147.7号、931179
0.1号に開示されている。
5028523号及び我々の英国特許出願第92221
383.4号、9300147.7号、931179
0.1号に開示されている。
【0092】本発明の熱現像感光材料には、例えば特開
昭63−159841号、同60−140335号、同
63−231437号、同63−259651号、同6
3−304242号、同63−15245号、米国特許
4639414号、同4740455号、同47419
66号、同4751175号、同4835096号に記
載された増感色素が使用できる。
昭63−159841号、同60−140335号、同
63−231437号、同63−259651号、同6
3−304242号、同63−15245号、米国特許
4639414号、同4740455号、同47419
66号、同4751175号、同4835096号に記
載された増感色素が使用できる。
【0093】
実施例1 感光性乳剤Aの調製 溶液 ステアリン酸 131g ベヘン酸 635g 蒸留水 13リットル 85℃ 15分で混合 溶液 NaOH 89g 蒸留水 1500ml 溶液 濃 HNO3 19ml 蒸留水 50ml 溶液 AgNO3 365g 蒸留水 2500ml 溶液 ポリビニルブチラール 86g 酢酸エチル 4300ml 溶液 ポリビニルブチラール 290g イソプロパノール 3580ml 溶液 N−ブロモサクシンイミド 9.7g アセトン 690ml
【0094】溶液を85℃に保温した状態で激しく攪
拌しながら溶液を5分かけて添加しその後溶液を2
5分かけて添加する。そのまま20分攪拌した後、35
℃に降温する。35℃でより激しく攪拌しながら溶液
を5分かけて添加し、そのまま90分間攪拌し続ける。
その後、溶液を加え、攪拌をとめて放置し、水相を含
まれる塩とともに抜き、油相を得、脱溶媒して痕跡の水
を抜いた後、溶液を添加して50℃で激しく攪拌した
後、溶液を20分かけて添加し、105分攪拌して乳
剤Aを得た。
拌しながら溶液を5分かけて添加しその後溶液を2
5分かけて添加する。そのまま20分攪拌した後、35
℃に降温する。35℃でより激しく攪拌しながら溶液
を5分かけて添加し、そのまま90分間攪拌し続ける。
その後、溶液を加え、攪拌をとめて放置し、水相を含
まれる塩とともに抜き、油相を得、脱溶媒して痕跡の水
を抜いた後、溶液を添加して50℃で激しく攪拌した
後、溶液を20分かけて添加し、105分攪拌して乳
剤Aを得た。
【0095】染料−Aによって青色に着色されたポリエ
チレンテレフタレートの支持体の上に以下の各層を順次
形成していった。乾燥は各々75℃5分間で行った。
チレンテレフタレートの支持体の上に以下の各層を順次
形成していった。乾燥は各々75℃5分間で行った。
【0096】
【化42】
【0097】 バック面側塗布 アンチハレーション層(湿潤厚さ 80ミクロン) ポリビニルブチラール(10%イソプロパノール溶液) 150ml 染料(溶媒はDMFを使用) 表1に記載 有機還元剤(溶媒はアセトンを使用) 表1に記載
【0098】
【化43】
【0099】 感光層面側塗布 感光層(湿潤厚さ 140ミクロン) 感光性乳剤A 73g 増感色素−1(0.1%DMF溶液) 2ml カブリ防止剤−1(0.01% メタノール溶液) 3ml カブリ防止剤−2(0.85% メタノール溶液) 10ml カブリ防止剤−3(0.85% メタノール溶液) 10ml フタラゾン(4.5% DMF溶液) 8ml 還元剤−1(10% アセトン溶液) 13ml
【0100】
【化44】
【0101】表面保護層(湿潤厚さ 100ミクロン) アセトン 175ml 2−プロパノール 40ml メタノール 15ml セルロースアセテート 8.0g フタラジン 1.0g 4−メチルフタル酸 0.72g テトラクロロフタル酸 0.22g テトラクロロフタル酸無水物 0.5g
【0102】(蛍光スペクトルの測定)リツー応用化学
(株)社製 蛍光スペクトロメーター「モデルNIR−
0818−I」を用いて、得られた上記試料の蛍光発光
強度を測定した。励起光源は300WのXeランプを使
用し、保谷カラーフィルターガラス(株)製800nm干
渉フィルター「R−76」、および熱防止フィルター
「R−70」により単色化した後、光透過率0.1のウ
ルトラファインテクノロジー社製フレキシブル液体ファ
イバー(蒸留水入り)を通して試料に照射し、発光する
蛍光強度を液体窒素温度に冷却したGe検出器にて測定
した。(表1)に875nmにおける各試料の蛍光強度に
ついて試料2の値を100とした時の相対値として示し
た。
(株)社製 蛍光スペクトロメーター「モデルNIR−
0818−I」を用いて、得られた上記試料の蛍光発光
強度を測定した。励起光源は300WのXeランプを使
用し、保谷カラーフィルターガラス(株)製800nm干
渉フィルター「R−76」、および熱防止フィルター
「R−70」により単色化した後、光透過率0.1のウ
ルトラファインテクノロジー社製フレキシブル液体ファ
イバー(蒸留水入り)を通して試料に照射し、発光する
蛍光強度を液体窒素温度に冷却したGe検出器にて測定
した。(表1)に875nmにおける各試料の蛍光強度に
ついて試料2の値を100とした時の相対値として示し
た。
【0103】センシトメトリー 上記で作成した熱現像感光材料を半切サイズに加工し、
830nmのレーザーダイオードを垂直面より13°傾
いたビームで露光した。その後ヒートドラムを用いて1
20℃×5秒熱現像処理した。鮮鋭度の評価2856K
の白色光に830nmの干渉フィルターを用いて分光し
た光で露光し、上記の条件で処理し、鮮鋭度を光学濃度
1.0で15本/mmでのMTF値を用いて評価した。
830nmのレーザーダイオードを垂直面より13°傾
いたビームで露光した。その後ヒートドラムを用いて1
20℃×5秒熱現像処理した。鮮鋭度の評価2856K
の白色光に830nmの干渉フィルターを用いて分光し
た光で露光し、上記の条件で処理し、鮮鋭度を光学濃度
1.0で15本/mmでのMTF値を用いて評価した。
【0104】残色の評価 露光を与えないで熱現像処理した試料を目視評価した。 ○:良い △:残色が気になる ×:残色があり問題である
【0105】
【表1】
【0106】表1より本発明の試料は残色に問題がなく
鮮鋭度も良い。鮮鋭度の改良は、蛍光が減少したためと
推定される。
鮮鋭度も良い。鮮鋭度の改良は、蛍光が減少したためと
推定される。
【0107】実施例2 感光性乳剤Bの調製 溶液 ステアリン酸 131g ベヘン酸 635g 蒸留水 13リットル 85℃ 15分で混合 溶液A 前もって作られた立方体AgBrI(I=4モル%) 0.06μ(Agとして0.22モル) 蒸留水 1250ml 溶液 NaOH 89g 蒸留水 1500ml 溶液 濃 HNO3 19ml 蒸留水 50ml 溶液 AgNO3 365g 蒸留水 2500ml 溶液 ポリビニルブチラール 86g 酢酸エチル 4300ml 溶液 ポリビニルブチラール 290g イソプロパノール 3580ml
【0108】溶液を85℃に保温した状態で激しく攪
拌しながら溶液Aを10分かけて添加し、続いて溶液
を5分かけて添加し、その後、溶液を25分かけて添
加する。そのまま20分攪拌した後、35℃に降温す
る。35℃でより激しく攪拌しながら溶液を5分かけ
て添加し、そのまま90分間攪拌し続ける。その後、溶
液を加え、攪拌をとめて放置し、水相を含まれる塩と
ともに抜き、油相を得、脱溶媒して痕跡の水を抜いた
後、溶液を添加して50℃で激しく攪拌した後、10
5分攪拌して乳剤Bを得た。
拌しながら溶液Aを10分かけて添加し、続いて溶液
を5分かけて添加し、その後、溶液を25分かけて添
加する。そのまま20分攪拌した後、35℃に降温す
る。35℃でより激しく攪拌しながら溶液を5分かけ
て添加し、そのまま90分間攪拌し続ける。その後、溶
液を加え、攪拌をとめて放置し、水相を含まれる塩と
ともに抜き、油相を得、脱溶媒して痕跡の水を抜いた
後、溶液を添加して50℃で激しく攪拌した後、10
5分攪拌して乳剤Bを得た。
【0109】実施例1と同様に(但しアンチハレーショ
ン層を感光層面側の感光層の下に設けた。)テストを行
なった。(表2に記載) 本発明の染料を用いた試料は実施例1と同様に残色も問
題なく、鮮鋭度が高かった。
ン層を感光層面側の感光層の下に設けた。)テストを行
なった。(表2に記載) 本発明の染料を用いた試料は実施例1と同様に残色も問
題なく、鮮鋭度が高かった。
【0110】
【表2】
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(1)(2)(3)又は
(4)で表される有機還元剤の少なくとも一種と一般式
(5a)で表されるシアニン染料を含むことを特徴とす
る熱現像感光材料。 【化1】 式中、R1 、R2 、R3 及びR4は、各々アルキル基、
アリール基または複素環基を表す。また、R1 とR2 、
R3 とR4 、R1 とR3 及びR2 とR4 が互いに結合し
て環を形成してもよいが、芳香環を形成することはな
い。但し、R1 、R2 、R3 及びR4 のうち、ヒドラジ
ンの窒素原子に直接結合している炭素原子にオキソ基が
置換していることはない。 【化2】 式中、R5 及びR6 は各々アルキル基、アリール基また
は複素環基を表す。Z 1 は炭素原子数4または6のアル
キレン基を表す。但し、R5 、R6 及びZ1 のうち、ヒ
ドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原子にオキ
ソ基が置換していることはない。 【化3】 式中、R7 及びR8 は各々アルキル基、アリール基また
は複素環基を表す。Z 2 は、炭素原子数2のアルキレン
基を表す。Z3 は1または2のアルキレン基を表す。L
1 及びL2 は、メチン基を表す。但し、R7 及びR8 の
うち、ヒドラジンの窒素原子に直接結合している炭素原
子にオキソ基が置換していることはない。 【化4】 式中、Z4 及びZ5 は、炭素原子数3のアルキレン基を
表す。但し、Z4 及びZ5 のうち、ヒドラジンの窒素原
子に直接結合している炭素原子にオキソ基が置換してい
ることはない。 【化5】 式中、Z6 及びZ7 は同一でも異なっていてもよく、各
々縮環してもよい5または6員の含窒素複素環を形成す
るに必要な非金属原子群を表し、R9 及びR10は同一で
も異なっていてもよく、各々アルキル基、アルケニル基
またはアラルキル基を表し、Lは5、7または9個のメ
チン基が共役二重結合によって連結させて生じる連結基
を表し、a、b及びcはそれぞれ0又は1を表し、Xは
アニオンを表す。 - 【請求項2】 該有機還元剤の酸化電位が+0.7Vよ
り卑である請求項1記載の熱現像感光材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28074096A JPH10123659A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 熱現像感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28074096A JPH10123659A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 熱現像感光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10123659A true JPH10123659A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17629300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28074096A Pending JPH10123659A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | 熱現像感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10123659A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6673510B1 (en) * | 1999-10-19 | 2004-01-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photosensitive composition and planographic printing plate using the same |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP28074096A patent/JPH10123659A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6673510B1 (en) * | 1999-10-19 | 2004-01-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photosensitive composition and planographic printing plate using the same |
| US7166411B2 (en) | 1999-10-19 | 2007-01-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photosensitive composition and planographic printing plate using the same |
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