JPH10133290A - 原稿走査装置 - Google Patents

原稿走査装置

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JPH10133290A
JPH10133290A JP30135796A JP30135796A JPH10133290A JP H10133290 A JPH10133290 A JP H10133290A JP 30135796 A JP30135796 A JP 30135796A JP 30135796 A JP30135796 A JP 30135796A JP H10133290 A JPH10133290 A JP H10133290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小形状、且つ低コストで、初期位置に戻る
加速モードを変更するだけで振動を吸収し、コピー処理
時間が短時間で済む原稿走査装置を提供すること。 【解決手段】 画像読取装置の原稿走査装置の横揺れの
基となる第1段階および第3段階の加速度のタイミング
および大きさを適正なものとして、横揺れの振幅方向互
いに打ち消すようにすることにより、装置の駆動時の横
揺れを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
の原稿走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置の原稿走査装置
としては、以下(1)から(6)のようなものが知られ
ている。 (1)まず、特開昭60−159839号公報では、露
光用移動体を慣性によって休止位置に戻し、緩やかに停
止させる駆動装置が開示されている。 (2)次に、特開昭60−214348号公報記載の発
明は、原稿台と原稿面を平行に走行させる一部の光学系
とを相互に逆方向に走行させて、原稿を走査することに
より、複写速度を向上する共に原稿走査手段によるショ
ックを防止するものである。 (3)特開昭61−14629号公報記載の発明は、第
2ミラー走行装置に設けたプーリーにワイヤーを巻きか
ける際に、他のプーリーを介してワイヤーを交差させる
ことにより走査方向変換前に走査速度を減速させて走査
方向の変換時の衝撃を吸収するようにしている。
【0003】(4)特開平2−211080号公報記載
の発明は、走行体の減速制御を2段階に分け、第1段階
の減速制御の後に第2段階の減速制御を行うことによ
り、振動の発生を防止している。 (5)特開平4−56839号公報記載の発明は、原稿
走査に伴って移動する移動体にその移動方向に移動可能
に支持された質量体を設け、制御手段が移動体の振動と
逆位相に質量体を振動させることにより、移動体の振動
の抑制を図っている。 (6)特開平5−313255号公報記載の発明は、原
稿走査を含む走査副装置の往復運動により電子写真装置
に加わる加速度と、大きさがほぼ等しく方向が反対の反
作用力をつりわせるようにした平衡装置によって振動を
吸収するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、(1)の発
明では、慣性力を利用してるので、ブレーキをかけるわ
けではなく、移動体の停止までの多くの時間がかかるこ
ととなり、コピー作業に要する時間も長くなってしま
う。また、(2)の発明は、原稿台と光学系を移動させ
るので装置が大型化しコストも高くってしまう。(3)
の発明では、ワイヤー巻き付け機構でブレーキをかける
ため原稿走査後に初期位置を戻す加速モードを容易に変
更することができない。このため原稿走査条件が変更さ
れる毎に原稿走査装置の加速モードを変更することによ
る振動吸収をすることができない。(4)の発明では、
減速制御を二段階に分割しても、原稿走査条件が変われ
ば振動吸収を吸収することができなくなる。(5)
(6)の発明では、別途質量体、駆動装置及び制御装置
が必要となり、装置が大型化しコストも高くなってしま
う。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、最小形
状、且つ低コストで、初期位置に戻る加速モードを変更
するだけで振動を吸収し、コピー処理時間が短時間で済
む原稿走査装置を提供することである。また、本発明の
第2の目的は、加速モードを三段階に規定し、第二段階
の定常速度を加速モードのパラメータとして振ることに
より、速度・時間線図上で装置全体の振動を打ち消すよ
うなタイミングをえられるモードを選択し易い原稿走査
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、光源または原稿載置台を往復移動させて繰り返し原
稿走査を行い得るように構成した画像読取装置の原稿走
査装置において、原稿走査長および原稿走査速度の条件
に対し原稿走査装置が原稿走査後に初期位置に戻る加速
モードを複数備え、この加速モードを選択する選択する
選択手段を具備したことにより前記第1の目的を達成す
る。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
原稿走査装置において、加速モードを、初期位置に戻す
ために原稿走査とは反対方向に作用する略定常加速度を
与える第一段階、定常速度でほとんど加速度を与えない
第二段階、原稿走査装置を初期位置に停止させるために
第一段階の加速度とは反対方向に作用する略定常加速度
を与える第三段階で構成し、第二段階の定常速度を変更
することによって加速モードを変更することにより前記
第2の目的を達成する。を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の原稿走査装置の好
適な実施の形態を図1ないし図5を参照して詳細に説明
する。図1は通常の複写機の構成を示す図である。AD
F(自動原稿送り装置)10の原稿台2に原稿画像面を
上にしてシートを載置し、操作部(図示せず)のスター
ト釦を押すと原稿が給紙される。そして、搬送ベルト3
によりコンタクトガラス4上に送られる。このとき原稿
後端が左スケール5を数mm前後オーバーランした時点
で搬送ベルトを逆転させ、左スケール5に突き当てる。
このため原稿後端部が原稿走査の基準位置となる。
【0009】また、原稿がコンタクトガラス4上の正規
の位置にセットされる迄に原稿搬送方向と直角な方向に
配置された複数個のセンサ(図示せず)により原稿幅を
読み取り、原稿搬送方向に配置されたセンサ(図示せ
ず)により原稿長さを読み取っている。従って、原稿が
正規の位置にセットされた状態になった時は光学部20
に対して原稿走査長および原稿走査速度か指示(スター
ト釦を押す前にユーザーが指定した作像倍率或いは原稿
サイズ読み取りと転写紙サイズから決まる作像倍率によ
り)されている。
【0010】次に光学部20の動作を図2を参照して説
明する。図2の状態は原稿走査を左基準位置から始めた
直後を表している。この原稿走査を始める前にレンズ2
1並びに第4ミラー22および第5ミラー23とユニッ
ト化した第3スキャナ24を前記作像倍率の条件にあっ
た位置に移動させておかないと結像位置が変わってしま
い、ドラム41の表面上にはピンボケ像ができてしま
う。
【0011】このレンズ21、第3スキャナ24の移動
は別モータ(図示せず)により達成する。さらに、光学
部20の各スキャナが図1に示す位置(初期位置)にあ
る時、露光ランプ25は、左スケール5の真下にあるA
DSパターン(図示せず)を照明し、その反射光をAD
Sセンサ(図示せず)で読み取る。ADSパターンは基
準濃度板であり、寿命等で光量低下した時に作像部の現
像バイアス電圧を変化させて一定の濃度が得られるよう
にするものである。この初期位置から第1ミラー26、
第2ミラー27、第3ミラー28を経て反射光レンズ2
1に入射させていくが、第1ミラー26だけが原稿走査
(図で右側に移動)していくとレンズ21に入射する光
路長が長くなって結像位置が変化してしまう。従って、
露光ランプ25と第1ミラー26をユニット化した第1
スキャナ29(図3)、第2ミラー27と第3ミラー2
8をユニット化した第2スキャナ30を分離して第1ス
キャナ29の移動量を1とした時、第2スキャナ30の
移動量を0.5となるように構成し、原稿走査中に原稿
面とレンズ21間の光路長が常に一定となるようにした
のが図3である。
【0012】図3において、スキャナモータ31からの
駆動はタイミングベルト32によりスキャナ駆動シャフ
ト33に伝達され、このスキャナ駆動シャフト33に図
のように巻かれたスキャナワイヤ34(2本)により、
各プーリを介して第1スキャナ29、第2スキャナ30
に伝えられ、上述した速度比で移動する。
【0013】図1において、第1スキャナ29、第2ス
キャナ30の最大原稿走査長における初期位置と走査長
中間位置と走査完了位置が表されている。同様に、第3
スキャナ24の最大移動位置も示されている。上述した
ように、原稿走査前に決められた原稿走査速度で第1ス
キャナ29が原稿面を走査し、決められた原稿走査長で
第1スキャナ29が停止する。この後、第1スキャナ2
9、第2スキャナ30が逆方向へ移動し、初期位置に戻
り次の原稿走査に備える。
【0014】一通りコピーが完成する迄の動作を図1で
説明すると、帯電チャージャ42によりドラム41に定
電圧が印加される。この表面に上述した原稿画像に対応
した反射光が入射し画像部(黒い部分)と非画像部(白
い部分)に応じた光量により潜像電位が形成され現像部
43からのトナーによって顕像化され、給紙部50から
の用紙にトナー像が転写部44で転写され、定着部45
の熱によって定着された用紙が排出部46に排出され
る。両面コピーの場合は排出部46でなく、両面給紙部
47に用紙を搬送する。
【0015】再び原稿走査部に戻って説明を続ける。第
1スキャナ29が初期位置にある時に原稿走査の指令が
入ると、スキャナモータ31は第1ミラー26を原稿基
準位置に来させる迄の間に第1スキャナ29を加速し、
定常速度で移動する状態にさせる必要がある。次に、第
1ミラー26が原稿走査を終了すると、定常速度をやめ
て減速するための加速度をスキャナモータ31から与え
られる。そして、第1ミラー26の速度がほぼ0になっ
た状態で第1スキャナ29、第2スキャナ30を初期位
置に戻すため原稿走査と反対方向に作用する加速度を与
える第1段階、ある程度加速を加えて定常速度になった
まま移動する第2段階、初期位置に近づき第1段階の加
速度とは反対方向に作用する加速度を与える第3段階を
経て原稿走査装置を初期位置に戻す。
【0016】通常、コピー処理時間を短くするため上記
第1段階、第3段階の加速度を大きくするか第2段階の
定常速度を大きく(原稿走査速度よりもずっと大きく)
することが行われている。このためスキャナモータ31
の固定側板へ加わる反作用が、複写機の筐体へ伝わり、
それが複写機の横揺れとして発生することになる。そこ
で、本実施の形態では横揺れの基となる上記第1段階、
第3段階の加速度のタイミングおよび大きさ等を適当な
ものとして横揺れの振幅方向が互いに打ち消すようにす
ることにより横揺れを少なくしている。
【0017】図4では、第1スキャナ29、第2スキャ
ナ30を初期位置に戻すためのリターン動作の第2段階
の定常速度、すなわち、リターン速度をR1、R2にし
た時の横揺れ量の変化を比較してある。なお、各折れ線
の説明は、図中に示してある。この図で、スキャナ速度
と時間軸で囲まれた面積はスキャナ移動距離であり、画
像読み取りのためのスキャナ移動距離とスキャナリター
ン時のスキャナ移動距離は面積上でも同じになってい
る。リターン速度R1の横揺れは約1.4mmあるのに対
し、リターン速度R2での横揺れは約0.8mmとなって
おり、明らかな差生じている。この理由をターンタイミ
ングのA部とB部を拡大した図5を参照して説明する。
【0018】A1→A2→A3→による加速度は横揺れ
をマイナス方向へ移動させる力となり、A4→A5→に
よる加速度は横揺れをプラス方向へ移動させる力となっ
ている。A1→A2→の傾きとA2→A3→の傾きおよ
びA4→A5→の傾きは微妙に変化している。従って加
速度の方も変化していると考えられるが、大勢に影響は
ない。A部拡大ではA4→A5→の加速度が加わってい
るとき、横揺れが右上がりであり、横揺れを増大させる
方向に作用している。一方、B部拡大ではB4→B5→
の加速度が加わっているとき横揺れが右下がりに移り始
めたときであり、位置エネルギーが最も大きい時でもあ
る。すなわち、横揺れを相殺する方向に作用しており、
Aに較べても横揺れ振幅が小さくなっている。
【0019】A1→A2→A3→とB1→B2→B3→
の加速度はともに横揺れが右上がりの時に加わっている
ため、振幅が小さいB部においては逆に振幅を大きくし
てしまっているが、振幅の大きさはA部とB部は略同等
になっている。結果的にはA4→A5→とB4→B5→
の加速度による違いが大きい。この原因はリターン速度
がR1のときよりもR2のときの方が小さいため上述し
たようにスキャナ移動距離が変化しない分A3からA4
の時間よりもB3からB4の時間が広がっていることに
より、B3の加速タイミングが遅れるため横揺れが右上
がりから右下がりになるタイミングで加速度を加え易く
なること、およびA2からA3の時間よりもB2からB
3の時間が短くなり横揺れのマイナス方向への加速時間
が減るため振幅量がやや減ることである。
【0020】上記以外にA2→A3→の傾きを小さくす
るだけで、A4の加速タイミングを遅らせることもでき
る。逆にA4の加速タイミングを早くしたい場合もリタ
ーン速度、或いは加速度の大きさを変更するだけで簡単
に変更できることは上記より明らかである。この最適加
速モードは原稿走査長及び原稿走査速度が変更されるた
びに異なっており、通常の複写機等では全て同一モード
で作動していた。本実施例の形態では、原稿走査条件毎
または特定の条件のみに最適または近似最適加速モード
を選択することにより、横揺れを防止できるのでユーザ
ーに安心感、信頼感を与えることができる。
【0021】なお、リターン時の加速モードを簡略化す
る意味で3段階の加速度で構成させると記述したが、上
記でも一部記載したように、A1→A2→の傾きとA2
→A3→の傾きをやや異ならせて第1段階を構成するよ
うにしてもよい。第2段階も定常速度になるようにモー
タを制御しようとしても第1スキャナ29、第2スキャ
ナ30の擢動抵抗が作用するため、その分第1スキャナ
29、第2スキャナ30に多少ではあるが加速度を与え
なくてはならない。
【0022】また、第3段階も第1スキャナ29、第2
スキャナ30を初期位置に正確に戻すこと、ショックを
緩衝するため、図5で判るようにA4→A5→の傾きの
後半部をかなりねかせることにより達成している。以上
のように各段階において、加速度の大きさは種々あるた
め横揺れを抑えるための加速度パラメータも多岐に渡
る。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、原稿台または
光学系のどちらか一方の原稿走査装置のみの加速モード
を選択手段で選択して変更するだけで振動を吸収する。
そのため、装置を小型化でき、コストも低く、コピー処
理も短時間で済ますことができる。請求項2記載の発明
では、加速モードを三段階に規定し、第二段階の定常速
度を加速モードのパラメータとして振ることにより、速
度・時間線図上で装置全体の振動を打ち消すようなタイ
ミングを得るれるモードを容易に選択することがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の複写機の構成を示す図である。
【図2】光学部の動作を説明する図である。
【図3】第1スキャナ、第2スキャナの動きを説明する
ための斜視図である。
【図4】第1スキャナ、第2スキャナを初期位置に戻す
ためのリターン動作の第2段階の定常速度、すなわち、
リターン速度をR1、R2にした時の横揺れ量の変化を
比較した図である。
【図5】ターンタイミングのA部とB部を拡大して示し
た図である。
【符号の説明】
2 原稿台 3 搬送ベルト 10 ADF(原稿自動送り装置) 21 レンズ 22 第4ミラー 23 第5ミラー 24 第3スキャナ 25 露光ランプ 27 第2ミラー 28 第3ミラー 29 第1スキャナ 30 第2スキャナ 31 スキャナモータ 32 タイミングベルト 33 スキャナ駆動シャフト 34 スキャナワイヤ 35 スキャナモータプーリ 42 帯電チャージャ 60 第6ミラー 62 防護フィルタ 70 原稿

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源または原稿載置台を往復移動させて
    繰り返し原稿走査を行い得るように構成した画像読取装
    置の原稿走査装置において、 原稿走査長および原稿走査速度の条件に対し原稿走査装
    置が原稿走査後に初期位置に戻る加速モードを複数備
    え、 この加速モードを選択する選択する選択手段を具備した
    ことを特徴とする原稿走査装置。
  2. 【請求項2】 加速モードを、初期位置に戻すために原
    稿走査とは反対方向に作用する略定常加速度を与える第
    一段階、 定常速度でほとんど加速度を与えない第二段階、 原稿走査装置を初期位置に停止させるために第一段階の
    加速度とは反対方向に作用する略定常加速度を与える第
    三段階で構成し、 第二段階の定常速度を変更することによって加速モード
    を変更することを特徴とする請求項1記載の原稿走査装
    置。
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