JPH10135701A - 導波管接続装置 - Google Patents

導波管接続装置

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JPH10135701A
JPH10135701A JP8359375A JP35937596A JPH10135701A JP H10135701 A JPH10135701 A JP H10135701A JP 8359375 A JP8359375 A JP 8359375A JP 35937596 A JP35937596 A JP 35937596A JP H10135701 A JPH10135701 A JP H10135701A
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clamp pieces
tapered
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己拔 篠原
Masao Sakurai
理男 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばマイクロ波電力を利用した加熱装置、
プラズマ発生装置、粒子加速装置などに用いる導波管の
接続装置に係り、導波管を精度よく且つ隙間なく接続す
ることができ、しかも狭いスペース内に配置された導波
管にあっても容易・迅速に接続作業を行うことができる
ようにする。 【解決手段】 互いに接続すべき導波管1・1の端部に
フランジ10・10を形成し、その両フランジ10・1
0を互いに重ね合わせて接続するようにした導波管接続
装置において、上記両フランジ10・10の合せ面と反
対側にテーパ面を設け、そのテーパ面に係合する断面略
V字形のクランプ片31〜33と、そのクランプ片31
〜33を上記テーパ面に圧接させる締付手段等とからな
る連結クランプ3を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマイクロ波
電力を利用した加熱装置、プラズマ発生装置、粒子加速
装置などに用いる導波管の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば半導体ウェーハの化学的気
相成長(CVD)やエッチングに広く利用されるプラズ
マ源の励振には、マイクロ波電力(主に2450MHz
帯)が使用され、そのようなマイクロ波電力の伝送に
は、導波管系、特に方形導波管を複数個接続したものが
多く用いられている。
【0003】また上記のような導波管を接続するに当た
っては、各導波管の端部に溶接またはろう付等で一体的
に設けたフランジを互いに重ね合せ、その各フランジに
形成した複数個の貫通孔にボルトを挿通し、その各ボル
トにナットをねじ込んで締付固定するようにしている。
【0004】この場合、各導波管は精度よく且つ隙間な
く接続する必要があり、上記のフランジや貫通孔の寸法
等は、工業規格(たとえば日本電子機械工業会規格EI
AJTT−3009方形導波管用フランジ)等で規定さ
れている。
【0005】また互いに接続した導波管の接続面(合せ
面)におけるずれと接触によるマイクロ波電力の反射量
を減らすため、フランジを接続する際には、両フランジ
の貫通孔にほぼ密着嵌合するシャンク付のボルトを用い
たり、位置決めピンを貫通孔に挿通して位置決め固定し
てから上記のボルト・ナットで締付け固定するようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にフランジや貫通孔を規格に従って精度よく形成し、そ
の貫通孔にシャンク付のボルトや位置決めピンを挿通し
て位置決め固定するようにしても、導波管を精度よく、
しかも隙間なく接続するのは、必ずしも容易ではなかっ
た。
【0007】また前記のように隣り合う1組のフランジ
を接続するのに、多数のボルト・ナットを締付けなけれ
ばならず作業が大変面倒であり、しかもボルト・ナット
の締付は、均一に且つ充分に締付ける必要があるが、往
々にして締付け力が不足したり、不均一となって両フラ
ンジ間に隙間が生じ、電波洩れや伝送が不安定となる等
のおそれがあった。
【0008】さらに前記のような導波管系には、通常多
くの導波管が用いられ、しかも狭いスペースに配置され
ることが多く、導波管の組み込みや、実験などのために
導波管を入れ替える場合などには、多大な労力と時間を
要し、非能率的でコストも嵩む等の問題があった。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みて提案された
もので、導波管を精度よく且つ隙間なく接続することが
でき、しかも狭いスペース内に配置された導波管にあっ
ても容易・迅速に接続作業を行うことのできる導波管接
続装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による導波管接続装置は、以下の構成とした
ものである。
【0011】即ち、互いに接続すべき導波管の端部にフ
ランジを形成し、その両フランジを互いに重ね合わせて
接続するようにした導波管接続装置において、上記両フ
ランジの合せ面と反対側にテーパ面を設け、そのテーパ
面に係合する断面略V字形のクランプ片と、そのクラン
プ片を上記テーパ面に圧接させる締付手段とからなる連
結クランプを備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成された連結クランプのクラン
プ片を、上記テーパ面に係合させ、上記締付手段により
クランプ片を上記テーパ面に圧接させることによって、
互いに接続すべき導波管を隙間なく良好に接続すること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による導波管接続装
置を、図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明による導波管接続装置の一実施形態を示す
平面図、図2はその正面図、図3、図4は図2における
A−A、B−B線断面図、図5は分解正面図である。
【0014】図において、1・1は互いに接続すべき導
波管で、その各導波管1は図示例においては扁平角筒状
の方形導波管が用いられ、その各導波管の端部には長方
形状のフランジ10が溶接もしくはろう付等により一体
的に設けられている。その各フランジ10の周方向複数
箇所には略等間隔に貫通孔11が形成され、その各貫通
孔11は、両フランジ10・10を図1のように向い合
せて重ねた状態において互いに一致するように設けられ
ている。
【0015】上記両フランジ10・10の合せ面と反対
側の面には、フランジの外側に行くに従って先窄まりの
テーパ面2aを形成するための断面略三角形状のテーパ
面形成部材2を配設したもので、そのテーパ面形成部材
2は本実施形態においては図6に示すように正面略L字
形に形成され、各フランジ10の上記合せ面と反対側に
それぞれ2つずつ設けられている。
【0016】上記の各テーパ面形成部材2は同一形状に
形成され、その各形成部材2には図6に示すように前記
の貫通孔11に挿通する位置決めピン21を圧入等で一
体的に設けると共に、対向するテーパ面形成部材2の位
置決めピン21を挿通する挿通孔22が設けられてい
る。
【0017】また図1〜図4において、3は上記両導波
管1・1のフランジ10・10を互いに向い合せた状態
で連結固定するための接続クランプで、その接続クラン
プ3は上記両フランジ10・10の周縁に係合する断面
略V字形の4つのクランプ片31・32・33・33
と、それらのクランプ片を連結保持させる断面略コ字形
の左右一対のホルダ34・34等よりなる。
【0018】上記クランプ片31・32は長方形状のフ
ランジ10の長辺側に配置され、クランプ片33・33
はフランジ10の短辺側に配置されている。その短辺側
のクランプ片33・33は、それぞれ上記コ字形ホルダ
34・34の内面側にボルト35等で取付け支持され、
その両ホルダ34・34はクランプ片32に連結軸36
により回動可能に連結保持されている。35aは上記各
クランプ片33とホルダ34との間に介在させた短筒状
の間隔保持用スペーサである。
【0019】一方、クランプ片31の長手方向両端部に
は、傾斜面31aを形成すると共に、切欠凹部31bが
形成され、その切欠凹部31bに係合するTボルト37
およびナット38を上記各ホルダ34の自由端側に設け
ると共に、上記傾斜面31aにカラー39aを介して当
接するロッド39が各ホルダ34に設けられている。
【0020】上記の構成において、互いに接続すべき導
波管1・1を連結固定するに当たっては、図6に示すよ
うに各導波管1・1の端部に設けたフランジ10・10
を突き合わせる。その合せ面には、必要に応じて薄いテ
ープやフィルム等のシールド材(例えば、商品名;スコ
ッチ導電性テープNo.1245、1267等)を介在
させてもよい。
【0021】上記両フランジ10・10の合せ面と反対
側の面には、それぞれテーパ面形成部材2を配置するも
ので、その際、各テーパ面形成部材2の位置決めピン2
1をフランジ10の貫通孔11および対向するテーパ面
形成部材2の挿通孔22に挿通して位置決め保持させ
る。
【0022】その状態で、図5に示すように両フランジ
10・10の一方の長辺側(図の場合は下側)に、左右
のホルダ34・34を開いた状態でクランプ片32を添
わせ、他方の長辺側(図の場合は上側)にクランプ片3
1を配置する。なおその際、前記各Tボルト37にねじ
込んだナット38は予め緩めておく。
【0023】次いで、図2に示すように左右のホルダ3
4・34を互いに接近する方向に回動して各Tボルト3
7の頭部37aをクランプ片31の切欠凹部31bに係
合し、その各Tボルト37にねじ込んだナット38を締
付ける。すると、上記両ホルダ34・34が互いに接近
する方向に回動し、その各ホルダ34に設けた左右のク
ランプ片33・33も互いに接近する方向に移動する。
【0024】又それと同時に、上記各ホルダ34に設け
たロッド39が、カラー39aを介してクランプ片31
の両端部の傾斜面31aに両側から押し付けられ、その
傾斜面31aによる楔作用でクランプ片31に導波管1
の中心方向に向かう力が生じると共に、その反力で左右
のホルダ34・34及び連結軸36を介してクランプ3
2が導波管1の中心方向に引き寄せられて、上下のクラ
ンプ片31・32も互いに接近する方向に付勢される。
【0025】その結果、前記長方形状の両フランジ10
・10の四周に配置した断面略V字形の4つのクランプ
片31・32・33・33は、それぞれフランジ10・
10の内方に向かって押し付けられることになり、その
V字形クランプ片の楔作用で前記テーパ面形成部材2を
介して上記両フランジ10・10が互いに圧接する方向
に押し付けられる。それによって両フランジ10・10
を良好に且つ強固に密着させた状態で連結固定できるも
のである。
【0026】なお上記の実施形態においては、テーパ面
形成部材2を全体略L字形に形成したが、その形状等は
適宜である。また上記各テーパ面形成部材2は、必要に
応じて接着剤や両面接着テープ等でフランジ側面に固定
するようにしてもよく、あるいは図7に示すように各フ
ランジ10・10の合せ面と反対側に配置されるテーパ
面形成部材2を予め金属板等の薄いシート状の連結部材
20等で連結した状態で組付けるようにしてもよい。
【0027】さらに上記のようなテーパ面形成部材2
は、必ずしも用いなくてもよく、例えば図8に示すよう
に両フランジ10・10をやや肉厚に形成し、その各フ
ランジ10の合せ面と反対側の角部に面取り加工等を施
すことによってテーパ面10aを形成するようにしても
よい。また上記のようなテーパ面を形成することなく、
前記両フランジ10・10の合せ面と反対側の角部に直
接クランプ片31〜33を当接させるようにしてもよ
い。
【0028】また接続クランプ3の構成も適宜変更可能
であり、例えば図示例においては左右のクランプ片33
・33をホルダ34を介してクランプ片32に回動可能
に連結したが、両クランプ片33・33をクランプ片3
2に直接回動可能に連結すると共に、その各クランプ片
33の他端を直接クランプ片31にTボルト37等で連
結するようにしてもよい。又そのTボルト37等の代わ
りにバックル等を用いることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明による導波管
接続装置は、前記の構成であるから、接続すべき導波管
1・1の両フランジ10・10を良好に且つ強固に密着
させた状態で連結固定できるもので、前記従来のように
両フランジ10・10間に隙間が生じて高周波が洩れた
り、反射するのを確実に防止することができる。また狭
いスペースに配置された導波管にあっても容易かつ迅速
に接続することが可能となり、操作性のよい、しかも出
力損失の少ない良好な導波管接続装置を提供できる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による導波管接続装置の一実施形態を示
す平面図。
【図2】上記実施形態における導波管接続装置の正面
図。
【図3】図2におけるA−A線断面図。
【図4】図2におけるB−B線断面図。
【図5】上記実施形態における導波管接続装置の分解正
面図。
【図6】(a)・(b)は上記実施形態における導波管
接続部の平面図および正面図。
【図7】テーパ面形成部材をシート状の部材で連結した
例の側面図。
【図8】フランジに面取り加工等を施してテーパ面を形
成した例の側面図。
【符号の説明】
1 導波管 10 フランジ 11 貫通孔 2 テーパ面形成部材 3 接続クランプ 31〜33 クランプ片 34 ホルダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続すべき導波管の端部にフラン
    ジを形成し、その両フランジを互いに重ね合わせて接続
    するようにした導波管接続装置において、上記両フラン
    ジの合せ面と反対側にテーパ面を設け、そのテーパ面に
    係合する断面略V字形のクランプ片と、そのクランプ片
    を上記テーパ面に圧接させる締付手段とからなる連結ク
    ランプを備えたことを特徴とする導波管接続装置。
  2. 【請求項2】 前記の断面略V字形クランプ片を、接続
    すべき方形導波管の端部に形成した方形フランジの4つ
    の辺に配置し、その4つのクランプ片のうち互いに対向
    するいずれか2つのクランプ片の一端を、他の1つのク
    ランプ片に連結軸で回動可能に連結すると共に、上記2
    つのクランプ片の他端を残りのクランプ片にTボルトと
    ナットとからなる締付手段により連結して締付ける構成
    とし、かつ上記残りのクランプ片の両端部に傾斜面を形
    成すると共に、その傾斜面に当接して上記クランプ片を
    導波管の中心方向に押圧するロッドを上記2つのクラン
    プ片側に設けてなる請求項1記載の導波管接続装置。
  3. 【請求項3】 前記両フランジの合せ面と反対側の面
    に、断面略三角形状のテーパ面形成部材を配置すること
    によって前記テーパ面を形成するようにした請求項1ま
    たは2記載の導波管接続装置。
  4. 【請求項4】 前記各フランジの合せ面と反対側の面に
    配置されるテーパ面形成部材を、予め薄いシート状の連
    結部材で連結してなる請求項3記載の導波管接続装置。
  5. 【請求項5】 前記各フランジの合せ面と反対側の面
    に、面取り加工等を施すことによって前記テーパ面を形
    成するようにした請求項1または2記載の導波管接続装
    置。
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