JPH10175236A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH10175236A
JPH10175236A JP33851296A JP33851296A JPH10175236A JP H10175236 A JPH10175236 A JP H10175236A JP 33851296 A JP33851296 A JP 33851296A JP 33851296 A JP33851296 A JP 33851296A JP H10175236 A JPH10175236 A JP H10175236A
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pipe
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core portion
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Application number
JP33851296A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kitagawa
雅彦 北川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10175236A publication Critical patent/JPH10175236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14598Coating tubular articles
    • B29C45/14622Lining the inner or outer surface of tubular articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】T字状の鋼管内周面が合成樹脂によってライニ
ングされた管継手を製造する際に、合成樹脂層にピンホ
ールが形成されることを防止する。 【解決手段】直管状になった主管部51に対して垂直に
分岐した枝管部52が設けられたT字状の鋼管50の内
部に、主管部51の全長にわたって一定の間隔をあけて
第1主コア部10および第2主コア部20が挿通すると
ともに、枝管部52の全長にわたって一定の間隔をあけ
て枝コア部30が挿通している。枝コア部30の軸心部
に設けられたスプル31は、第1主コア部10および第
2主コア部20の軸方向に延びる一対のゲート33を介
して鋼管50内に通じている。第1主コア部10および
第2主コア部20の先端部には、各ゲート33とは各主
コア10および20の軸対称位置の周面部分に周方向に
延びるエアー抜き溝16および26がそれぞれ形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形によって
T字状の管状物を製造する際に使用される金型に関し、
特に、各端面にフランジが設けられたT字状の鋼管内周
面を合成樹脂によってライニングした管継手(チーズ)
を製造するために好適に使用される射出成形用金型に関
する。
【0002】
【従来の技術】鋼管の内周面が合成樹脂によってライニ
ングされた複合管は、給水用の配管、工場施設における
薬液供給用の配管として使用されている。このような複
合管を配管する場合には、内周面が合成樹脂によってラ
イニングされた樹脂ライニング管継手が使用される。
【0003】複合管の配管に使用されるT字状の樹脂ラ
イニング管継手(チーズ)は、通常、直管状になった主
管部の長手方向中央部に、枝管部が主管部に対して垂直
に分岐したT字状の鋼管の内周面が、合成樹脂によって
全面にわたってライニングされて構成されている。ま
た、鋼管における主管部の各端面および枝管部の端面に
は、フランジ部が溶接によってそれぞれ取り付けられて
おり、各フランジ部の端面における内周側部分も合成樹
脂によってそれぞれライニングされている。各フランジ
部をライニングする合成樹脂は、管継手と接続される複
合管を構成する鋼管の端面を覆った状態になるために、
鋼管は、水や薬液と接触して錆びたり腐食するおそれが
ない。
【0004】このようなフランジ付きの樹脂ライニング
管継手は、通常、図4に示す射出成形用金型を使用して
製造される。この射出成形用金型は、管継手を構成する
鋼管50が外型として使用されている。鋼管50は、直
管状の主管部51の長手方向中央部に、枝管部52が主
管部51に対して垂直に設けられて、T字状に構成され
ている。鋼管50は、例えば、主管部51の口径が50
mm、枝管部52の口径が40mmになっている。
【0005】鋼管50内には、鋼管50の内周面と一定
の間隔をあけた同心状態でT字状のコア70が配置され
ている。このコア70は、鋼管50の主管部51の各側
部内にそれぞれ挿入された円柱状の一対の主コア部71
と、鋼管50の枝管部52内に挿入された円柱状の枝コ
ア部73とを有している。各主コア部71は、主管部5
1の各側部内をそれぞれ同心状態で挿通して、一方の主
コア部71の軸心部に挿入されたボルト75によって、
一体的に連結されている。各主コア部71の先端面同士
は、主管部51の長手方向中央部にて相互に圧接された
状態になっている。
【0006】鋼管50の枝管部52内に挿入された枝コ
ア部73の先端面は、半円筒状に窪んだ状態になってお
り、その先端面が、各主コア部71における相互に突き
合わされた先端部間にわたって嵌合されている。枝コア
部73の軸心部には、溶融状態になった合成樹脂が通流
するスプル74が設けられている。枝コア部73の先端
部には、スプル74内を通流する合成樹脂を鋼管50内
に流入させる一対のゲート76が、枝コア部73の放射
方向、すなわち、各主コア部71の軸心方向に沿ってそ
れぞれ設けられている。
【0007】各主コア部71および枝コア部73のそれ
ぞれの基端部には、フランジ型77がそれぞれ嵌合され
ており、鋼管50の各フランジ部53の端面にそれぞれ
突き合わせられた状態で固定されている。鋼管50にお
ける主管部51の各端部に取り付けられたフランジ型7
7は、各主コア部71の主管部51内を挿通する主コア
部71を、主管部51に対してそれぞれ同心状態に保持
しており、また、枝管部52の端部に取り付けられたフ
ランジ型77は、鋼管50の枝管部52内を挿通する枝
コア部73を、枝管部52に対して同心状態に保持して
いる。そして、また、このフランジ型77は、枝コア部
73の先端面を各主コア部71の先端部に圧接してい
る。
【0008】このような構成の射出成形用金型は、枝コ
ア部73の軸心部に設けられたスプル74に溶融状態の
合成樹脂が供給されるようになっている。スプル74に
供給された溶融樹脂は、各ゲート76を通って、鋼管5
0内に流入し、鋼管50と各主コア部71および枝コア
部73との間に充填される。そして、鋼管50内に充填
された溶融樹脂が硬化した後に、各フランジ型77が鋼
管50から取り外されるとともに、各主コア部71およ
び枝コア部73が、鋼管50から取り除かれることによ
って、T字状のフランジ付きの樹脂ライニング管継手が
得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す射出成形用
金型では、枝コア部73のスプル74からゲート76を
通過する溶融樹脂は、鋼管50における主管部51の中
央部から、各端部に向かって軸方向に沿って流動し、各
主コア部71の軸方向に沿って流動する間に、各主コア
部71の周方向に沿っても流動する。そして、溶融樹脂
が各主コア部71の軸方向に沿って流動しつつ各主コア
部71の周方向に流動することによって、鋼管50の主
管部51と主コア部71との間に溶融樹脂が充填され
る。そして、主管部51内に溶融樹脂が充填されている
間に、枝管部52と枝コア部73内にも溶融樹脂が充填
される。
【0010】主管部51内に溶融樹脂が充填される際に
は、各ゲート76から流出する溶融樹脂は、各主コア部
71の各側部に分岐した状態で、周方向に沿ってそれぞ
れ流動し、枝コア部73が突き合わされた各主コア部7
1の周面部分に対して、主コア部71の軸心対称の周面
部分にて、分岐した溶融樹脂が合流することになる。こ
のとき、各ゲート76から射出された樹脂は、主コア部
71の長手方向および周方向に流れてゆく。このとき、
流れのパターンにより、各主コア部71の突き合わせ部
近傍にエアー溜まりが発生することがある。また、各主
コア部71の周面部分に沿ってそれぞれ流動する溶融樹
脂が合流する際に、溶融樹脂内にエアーを巻き込むおそ
れがある。
【0011】溶融樹脂内のエアー溜まりや溶融樹脂内に
巻き込まれたエアーは、鋼管50における主管部51の
内周面をライニングする合成樹脂層にピンホールを形成
する。合成樹脂層にピンホールが形成されると、そのピ
ンホールを通って、鋼管50の主管部51に、水、薬液
等が接触し、主管部51が錆びたり腐食するおそれがあ
る。
【0012】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、外型内に充填される溶融樹脂内に
エアーが巻き込まれるおそれがなく、従って、射出成形
によって成形されるT字状の成形品にピンホールが形成
されるおそれのない射出成形用金型を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用金型
は、直管状になった主管部の長手方向中央部に、主管部
に対して連通状態で垂直に延出する枝管部が設けられた
T字状の外型と、外型の主管部内をその全長にわたって
適当な間隔をあけて挿通する主コア部の中央部に、枝管
部内をその全長にわたって適当な間隔をあけて挿通する
枝コア部の先端部が突き合わされてT字状に構成された
コアとを具備し、前記枝コア部には、溶融樹脂が通流す
るスプルが軸心部に設けられるとともに、スプルと外型
の内部とを連通するように各主コア部の軸方向に沿って
延びる一対のゲートが先端部に設けられており、前記主
コア部には、枝コア部の先端が突き合わされた周面部分
とは主コア部の軸心対称の周面部分に、周方向に沿って
適当な長さにわたってエアー抜き溝が設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の射出成形用金型の実施の
形態の一例を示す断面図である。この射出成形用金型
は、図2に示すT字状になったフランジ付きの樹脂ライ
ニング管継手(チーズ)を製造するために使用される。
このフランジ付きの樹脂ライニング管継手は、T字状に
なった鋼管50の内周面が、合成樹脂層60によって全
周にわたってライニングされている。鋼管50は、直線
状に延びる主管部51と、主管部51の長手方向中央部
から主管部51とは垂直に分岐した枝管部52とを有し
ている。主管部51の各端部にはフランジ部53がそれ
ぞれ溶接によって取り付けられており、また、主管部5
1から延出した枝管部52の先端部にも、フランジ部5
3が溶接によって取り付けられている。
【0016】合成樹脂層60は、鋼管50における主管
部51の内周面および枝管部52の内周面を全体にわた
ってライニングしており、また、主管部51に設けられ
た各フランジ部53における端面の内周側部分、および
枝管部52に設けられたフランジ部53における端面の
内周側部分をそれぞれ覆っている。
【0017】このようなフランジ付きの樹脂ライニング
管継手は、T字状の鋼管50を外型とした図1に示す本
発明の射出成形用金型によって、射出成形によって製造
される。この射出成形用金型は、外型となるT字状の鋼
管50に、所定の間隔をあけて同心状態で挿入されたT
字状のコア1を有している。
【0018】コア1は、外型を構成する鋼管50の主管
部51における各側部内にそれぞれ同心状態で挿入され
た円柱状の第1主コア部10および第2主コア部20
と、鋼管50の枝管部52内に同心状態で挿入された円
柱状の枝コア部30とを有している。
【0019】第1主コア部10および第2主コア部20
は、鋼管50における主管部51の各側部内を、それぞ
れ全長にわたって、各側部の内周面とは一定の間隔をあ
けた状態で挿通しており、それぞれの先端面同士が、主
管部51の長手方向中央部にて相互に突き合わされてい
る。第1主コア部10および第2主コア部20における
それぞれの他方の基端部は、主管部51のそれぞれの端
部に設けられたフランジ部53から外側に延出してい
る。
【0020】主管部51内に位置する第1主コア部10
の先端面には、その先端面に突き合わされる第2主コア
部20の先端面側に突出する円柱状のボス部11が、軸
心部に沿って設けられており、また、主管部51内に位
置する第2主コア部20の先端面の軸心部には、ボス部
11が嵌入される凹部21が設けられている。第1主コ
ア部10および第2主コア部20は、ボス部11が凹部
21内に嵌入されることによって、相互に同心状態で位
置決めされるようになっている。
【0021】第1主コア部10の軸心部には、ボルト挿
通孔12がその全長にわたって貫通している。ボルト挿
入孔12は、ボス部11の軸心部内を貫通して、ボス部
11の先端面に開口している。また、第2主コア部20
における凹部21が設けられた先端部には、凹部21の
底面に開口する雌ねじ孔22が軸心部に沿って設けられ
ている。
【0022】第1主コア部10および第2主コア部20
は、第1主コア部10のボルト挿通孔12内に挿入され
るボルト15の先端部が、第2主コア部20の雌ねじ孔
22にネジ結合されることによって、相互に同心状態で
一体的に連結される。
【0023】枝コア部30は、鋼管50の枝管部52内
を全長にわたって、一定の間隔をあけた同心状態で挿通
してしており、その先端面が半円筒状に窪んだ状態にな
っている。そして、枝コア部30の半円筒状に窪んだ先
端面が、第1主コア部10および第2主コア部20の相
互に突き合わされた先端部間に嵌合されて、それぞれの
外周面に突き合わされている。枝コア部30の基端部
は、鋼管50の枝管部52から外部に延出している。
【0024】枝コア部30の軸心部には、溶融樹脂が通
流するスプル31が全長にわたって設けられている。ま
た、枝コア部30の先端部には、第1主コア部10およ
び第2主コア部20の軸方向に沿って延びる一対のゲー
ト33が、相互に対向した状態で設けられている。各ゲ
ート33は、枝コア部30の半円筒状に窪んだ先端面に
それぞれ開口した溝状に形成されており、それぞれが、
枝コア部30を放射方向に貫通して、スプル31と鋼管
50の内部とを連通している。第1主コア部10および
第2主コア部20の軸方向に沿って延びる各ゲート33
の開口部は、枝コア部30が第1主コア部10および第
2主コア部20の先端部外周面に突き合わされた際に、
それぞれの外周面によって覆われた状態になる。
【0025】第1主コア部10および第2主コア部20
の先端部における枝コア部30が突き合わされた外周面
部分とは、第1主コア部10および第2主コア部20の
軸心対称になった外周面部分には、エアー抜き溝16お
よび26が、それぞれ周方向に沿って所定の長さにわた
って設けられている。各エアー抜き溝16および26
は、第1主コア部10および第2主コア部20のそれぞ
れの端面および外周面に開口するように断面鉤形状に切
欠されており、第1主コア部10および第2主コア部2
0の先端面同士が相互に突き合わされることによって断
面四角形の溝状に形成されるようになっている。
【0026】鋼管50の主管部51内に挿入された第1
主コア部10および第2主コア部20のそれぞれの基端
部には、フランジ型40がそれぞれ嵌合されて固定され
ており、また、鋼管50の枝管部52内に挿入された枝
コア部30の基端部にも、フランジ型40が嵌合されて
固定されている。各フランジ型40は、鋼管50の主管
部51および枝管部52に設けられた各フランジ部53
の端面に突き当てられて固定されている。各フランジ型
40における各フランジ部53に対向した端面には、第
1主コア部10、第2主コア部20、および枝コア部3
0の周囲に沿うように切欠された切欠部41がそれぞれ
設けられている。
【0027】このような構成の射出成形用金型を組み立
てる場合には、まず、外型となる鋼管50の主管部51
内に、第1主コア部10および第2主コア部20をそれ
ぞれ挿入して、第1主コア部10の先端面に設けられた
ボス部11を第2主コア部20の凹部21内に嵌入し、
第1主コア部10および第2主コア部20の各先端面同
士を突き合わせた状態とする。このような状態になる
と、第1主コア部10のボルト挿通孔12内にボルト1
5を挿入して、ボルト15の先端部の雄ねじ部を、第2
主コア部20の先端部に設けられた雌ねじ部22にネジ
結合させる。これにより、第1主コア部10と第2主コ
ア部20の先端面同士が圧接された状態で一体的に連結
される。
【0028】その後、鋼管50の枝管部52内に枝コア
部30を挿入して、半円筒状になった先端面を、第1主
コア部10および第2主コア部20の先端部外周面に突
き合わせる。
【0029】次に、第1主コア部10、第2主コア部2
0、および枝コア部30の各基端部に、フランジ型40
をそれぞれ嵌合して、鋼管50の各フランジ部43に突
き当てた状態で固定する。これにより、第1主コア部1
0および第2主コア部20が、鋼管50の主管部51内
に一定の間隔をあけた同心状態に保持されるとともに、
枝コア部30が、鋼管50の枝管部52内を一定の間隔
をあけた同心状態に保持される。そして、枝コア部30
が、第1主コア部10および第2主コア部20の各先端
部外周面に圧接される。
【0030】このようにして射出成形用金型が組み立て
られると、枝コア部30のスプル31に、溶融状態にな
った合成樹脂が供給される。スプル31内を通流する溶
融樹脂は、枝コア部30の先端部に設けられた各ゲート
33をそれぞれ通って、鋼管50の内に流入する。この
場合、各ゲート33は、第1主コア部10および第2主
コア部20の軸方向に沿って設けられているために、各
ゲート33から流出する溶融樹脂は、鋼管50における
主管部51の中央部から、各端部に向かって軸方向に沿
って流動し、その方向に流動する間に、第1主コア部1
0および第2主コア部20の上部から周方向に分岐し
て、第1主コア部10および第2主コア部20の各側部
をそれぞれ周方向に沿って流動する。
【0031】溶融樹脂が第1主コア部10および第2主
コア部20の各側部をそれぞれ周方向に流動すると、各
ゲート33とは第1主コア部10および第2主コア部2
0の軸心対称の外周面部分にそれぞれ設けられた各エア
ー抜き溝16および26内に流入し、各エアー抜き溝1
6および26内にてそれぞれ合流して、各エアー抜き溝
16および26内に溶融樹脂が充填される。従って、第
1主コア部10および第2主コア部20のそれぞれの各
側部に沿って分岐して流動した溶融樹脂は、各エアー抜
き溝16および26内にて確実に合流されるために、溶
融樹脂内にエアーが巻き込まれるおそれがない。
【0032】このようにして、溶融樹脂が、第1主コア
部10および第2主コア部20の軸方向に沿って流動し
つつ、第1主コア部10および第2主コア部20の周方
向に沿って流動することによって、鋼管50の主管部5
1と第1主コア部10および第2主コア部20との間に
充填される。また、主管部51内に溶融樹脂が充填され
ている間に、枝コア部30の軸心対称の2位置に設けら
れた各ゲート33から枝管部52内に流入する溶融樹脂
は、枝コア部30の軸方向に沿って流動しつつ、周方向
に流動して、枝管部52内に充填される。
【0033】このようにして、鋼管50と、第1主コア
部10、第2主コア部20、および枝コア部30との間
に溶融樹脂が充填されて硬化されると、各フランジ型4
0が鋼管50から取り外されて、第1主コア部10、第
2主コア部20、および枝コア部30が、鋼管50から
取り除かれる。これにより、鋼管50の内周面が全周に
わたって合成樹脂層60によってライニングされたフラ
ンジ付きの樹脂ライニング管継手が得られる。
【0034】得られたフランジ付きライニング管継手
は、鋼管50の内周面をライニングする合成樹脂層60
の内周面に、第1主コア部10および第2主コア部20
にそれぞれ設けられたエアー抜き溝16および26内に
充填された突条が、主管部51の中央部内周面に沿って
適当な長さにわたって形成されているために、その突条
を取り除く作業が実施されて、合成樹脂層60の内周面
が平滑にされる。
【0035】このようにして製造されたフランジ付きの
樹脂ライニング管継手は、合成樹脂層60内にピンホー
ルが形成されていないために、合成樹脂層60内を通流
する水、薬液等が鋼管50の内周面に接触するおそれが
ない。従って、鋼管50の腐食が防止され、長期にわた
って安定的に使用することができる。
【0036】なお、第1主コア部10および第2主コア
部20に設けられる各エアー抜き溝16および26は、
相互に突き合わされることによって断面四角形状になる
必要はなく、例えば図3に示すように、相互に突き合わ
されることによって断面三角形状になるように、第1主
コア部10および第2主コア部20の先端面におけるコ
ーナー部をテーパー状に切欠する構成であってもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明の射出成形用金型は、このよう
に、枝コア部に設けられた各ゲートから主コア部の周方
向に沿って分岐した状態で流動する溶融樹脂が、各ゲー
トとは主コア部の軸心対称位置に設けられたエアー抜き
溝部内にて合流するために、溶融樹脂内にエアーが巻き
込まれるおそれがない。従って、形成される合成樹脂層
内にピンホールが形成されるおそれがなく、成形品の品
質は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出成形用金型の実施の形態の一例を
示す縦断面図である。
【図2】その射出成形用金型によって製造されるフラン
ジ付きライニング管継手の縦断面図である。
【図3】本発明の射出成形用金型の実施の形態の他の例
を示す縦断面図である。
【図4】従来の射出成形用金型の実施の形態の一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 コア 10 第1主コア部 11 ボス部 12 ボルト挿通孔 15 ボルト 16 エアー抜き溝 20 第2主コア部 21 凹部 22 雌ねじ部 26 エアー抜き溝 30 枝コア部 31 スプル 33 ゲート 40 フランジ型 50 鋼管 51 主管部 52 枝管部 53 フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 23:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直管状になった主管部の長手方向中央部
    に、主管部に対して連通状態で垂直に延出する枝管部が
    設けられたT字状の外型と、外型の主管部内をその全長
    にわたって適当な間隔をあけて挿通する主コア部の中央
    部に、枝管部内をその全長にわたって適当な間隔をあけ
    て挿通する枝コア部の先端部が突き合わされてT字状に
    構成されたコアとを具備し、 前記枝コア部には、溶融樹脂が通流するスプルが軸心部
    に設けられるとともに、スプルと外型の内部とを連通す
    るように各主コア部の軸方向に沿って延びる一対のゲー
    トが先端部に設けられており、 前記主コア部には、枝コア部の先端が突き合わされた周
    面部分とは主コア部の軸心対称の周面部分に、周方向に
    沿って適当な長さにわたってエアー抜き溝が設けられて
    いることを特徴とする射出成形用金型。
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