JPH10178120A - 樹脂封止型半導体装置の除電方法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置の除電方法

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JPH10178120A
JPH10178120A JP33974196A JP33974196A JPH10178120A JP H10178120 A JPH10178120 A JP H10178120A JP 33974196 A JP33974196 A JP 33974196A JP 33974196 A JP33974196 A JP 33974196A JP H10178120 A JPH10178120 A JP H10178120A
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JP
Japan
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semiconductor device
resin
static elimination
charge
encapsulated semiconductor
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Pending
Application number
JP33974196A
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English (en)
Inventor
Yuki Wakita
友樹 脇田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の製造工程における静電気の除電
を効果的に行なうようにした、樹脂封止型半導体装置の
除電方法を提供すること。 【解決手段】 体積抵抗率が温度に反比例する特性を有
するモールド樹脂により封止された樹脂封止型半導体装
置の製造工程であって、半導体装置全体を熱処理するこ
とにより、半導体装置のパッケージに蓄積した静電気を
取除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂封止型半導体
装置の製造工程にて半導体装置のパッケージに蓄積する
静電気を取除くようにした除電方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂封止型半導体装置は、例えば
図2に示すように構成されている。図2において、半導
体装置1は、所謂樹脂封止型半導体装置であって、半導
体素子を載置するダイパットを含むリードフレーム2
と、リードフレーム2上に搭載された半導体素子3と、
これらリードフレーム2及び半導体素子3の全体を覆う
ように形成された樹脂封止用のモールド樹脂4とから構
成されている。
【0003】上記リードフレーム2は、例えばほぼ長方
形の半導体素子載置面を備えている。
【0004】上記半導体素子3は、リードフレーム2上
に、銀ペースト5を介して搭載され、所謂ダイボンディ
ングによって固定保持されるようになっている。
【0005】上記モールド樹脂4は、例えばエポキシ樹
脂等から成り、上記リードフレーム2及び半導体素子3
を気密的に覆うように形成されている。
【0006】このような構成の樹脂封止型半導体装置1
によれば、半導体素子3は、リードフレーム2上に搭載
され且つモールド樹脂4により封止されることより、外
部に対して保護されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成された樹脂封止型半導体装置1は、その製造工程に
おいて、例えば絶縁物同士の摩擦や剥離等によって静電
気が発生しやすい工程があり、このような静電気に起因
する半導体装置の不良発生が問題になっている。この静
電気対策として、従来は、例えばイオナイザーを使用し
たり、加湿による湿度コントロール等を行なうことによ
り、静電気発生を抑止するようにしている。イオナイザ
ーを使用する場合、イオナイザーによる逆帯電の危険性
があることから、イオナイザーによる除電の維持及び管
理方法が困難である等の問題があった。
【0008】また、加湿による湿度コントロールの場合
には、加湿によって結露が発生し、結露によるミストの
影響により、半導体装置の装置部品に金属腐蝕が生ずる
ことがある。また、半導体装置のパッケージであるモー
ルド樹脂4の吸湿により、吸収された水分が水蒸気化し
て膨張することにより、半導体素子3とリードフレーム
2が互いに剥離して、リードフレーム2が撓んでしま
う。これにより、モールド樹脂4に応力が作用して、リ
ードフレーム2の隅部付近に対応するモールド樹脂4に
クラックが発生しやすくなってしまうという問題があっ
た。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、半導体装置の
製造工程における静電気の除電を効果的に行なうように
した、樹脂封止型半導体装置の除電方法を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、体積抵抗率が温度に反比例する特性を有するモー
ルド樹脂により封止された樹脂封止型半導体装置の製造
工程であって、前記半導体装置全体を熱処理することに
より、半導体装置のパッケージに蓄積した静電気を取除
くようにした、樹脂封止型半導体装置の除電方法によ
り、達成される。
【0011】上記構成によれば、半導体装置全体が熱処
理されることにより、半導体装置のパッケージ外形を構
成するモールド樹脂、例えばエポキシ樹脂の体積抵抗率
が温度変化によって低下することになり、単位時間あた
りの移動電荷が増大して、電荷の移動速度が高められ
る。これにより、半導体装置に蓄積された電荷が、モー
ルド樹脂の表面に沿って、電位の低い場所、例えばモー
ルド樹脂から外部に突出した所謂アウターリード等を介
して外部に移動する。
【0012】また、付加的に、熱処理によって、モール
ド樹脂の吸湿によるモールド樹脂内の水分が蒸発するこ
とになり、この水蒸気と共に、半導体装置に蓄積された
電荷が、大気中に放出されることになる。従って、上述
した外部への電荷移動及び大気中への電荷放出によっ
て、半導体装置に蓄積された電荷が取除かれることにな
り、半導体装置の除電が行なわれる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技
術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の
範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の
記載がない限り、これらの態様に限られるものではな
い。
【0014】図1は、本発明による樹脂封止型半導体装
置の除電方法の実施形態による除電状態を示すグラフで
ある。この樹脂封止型半導体装置の除電方法は、図2に
示した樹脂封止型半導体装置1を、製造工程の途中、例
えば絶縁物同士の摩擦や剥離等によって静電気が発生し
やすい工程の後において、例えばオーブン,加熱炉等の
内部に収容して、所定の設定温度にて加熱を行なうこと
によって、行なわれる。図1は、故意に、例えば100
0V程度の帯電量まで帯電させた樹脂封止型半導体装置
を、種々の温度にて熱処理した場合の帯電量と熱処理時
間との関係を示すグラフである。
【0015】先づ、特性曲線Aは、参考として、そのま
ま室温(23.7℃)で放置した場合を示している。こ
の場合、30分経過後でも、実質的に除電は行なわれて
いない。特性曲線Bは、オーブン内にて、設定温度50
℃で熱処理した場合を示している。この場合、帯電量の
時間変化は、室温放置の場合の特性曲線Aと殆ど変わり
なく、実質的に除電は行なわれていない。
【0016】次に、特性曲線Cは、オーブン内にて、設
定温度100℃で熱処理した場合を示している。この場
合、帯電量は、10分経過後に半分以下に低減し、30
分経過後には、約1/3以下まで低下することになり、
特性曲線A,Bに比較して効果的に除電が行なわれるこ
とになる。
【0017】特性曲線Dは、オーブン内にて、設定温度
125℃で熱処理した場合を示している。この場合、帯
電量は、5分経過後に、約1/3まで低減し、10分経
過後には、約1/10となり、20分経過後には、ほぼ
完全に除電されることになる。
【0018】特性曲線Eは、オーブン内にて、設定温度
150℃で熱処理した場合を示している。この場合、帯
電量は、5分経過後にほぼ完全に除電されることにな
る。
【0019】したがって、本実施形態において、樹脂封
止型半導体装置1の除電を行う場合には、加熱30分経
過にて、少なくとも約1/3の帯電量とするためには、
加熱手段により100度C以上で加熱することが好まし
く、上限温度は、例えば、対象となる半導体装置の種類
に応じて、その性能を損なわない温度までとなる。
【0020】ここで、上記除電は、以下のようにして行
なわれると考えられる。即ち、半導体装置1全体が熱処
理されることにより、半導体装置1のパッケージ外形を
構成するモールド樹脂4、例えばエポキシ樹脂の体積抵
抗率が温度変化によって低下する。従って、この体積抵
抗率の低下によって、単位時間あたりの移動電荷が増大
して、電荷の移動速度が高められることになる。これに
より、半導体装置1に蓄積された電荷が、モールド樹脂
4の表面に沿って、電位の低い場所、例えばモールド樹
脂から外部に突出した所謂アウターリード等を介して外
部に移動する。
【0021】さらに、上記の電荷移動に加えて、上記熱
処理によって、モールド樹脂4の吸湿によるモールド樹
脂内の水分が蒸発することになり、この水蒸気と共に、
半導体装置1に蓄積された電荷が、大気中に放出される
ことになる。かくして、これらの外部への電荷移動及び
大気中への電荷放出によって、半導体装置1に蓄積され
た電荷が取除かれることになり、半導体装置1の除電が
行なわれる。
【0022】このようにして除電された半導体装置1
は、半導体装置1に蓄積された静電気に起因する不良発
生が排除されることになるので、半導体装置1の生産歩
留まりが向上することになり、生産性が向上すると共
に、コストが低減されることになる。
【0023】尚、上述した実施形態においては、熱処理
すべき半導体装置として、図2に示したリードフレーム
2及びその上に搭載された半導体素子3をモールド樹脂
4によって覆うように構成された樹脂封止型半導体装置
1に関して、除電方法を説明したが、これに限らず、他
の構成のパッケージタイプの半導体装置についても本発
明による除電方法を適用できることは明らかである。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、半導体装置全体が熱
処理されることにより、外部への電荷移動及び大気中へ
の電荷放出によって、半導体装置に蓄積された電荷が取
除かれることになり、半導体装置の除電が行なわれ、半
導体装置の製造工程における静電気に起因する不良の発
生が排除される。かくして、本発明によれば、半導体装
置の製造工程における静電気の除電を効果的に行なうよ
うにした、樹脂封止型半導体装置の除電方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリードフレームを備えた樹脂封止
型半導体装置の第一の実施形態のモールド樹脂を除いた
要部を示す概略斜視図である。
【図2】従来の樹脂封止型半導体装置の一例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1・・・樹脂封止型半導体装置、2・・・リードフレー
ム、3・・・半導体素子、4・・・モールド樹脂、5・
・・銀ペースト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体積抵抗率が温度に反比例する特性を有
    するモールド樹脂により封止された樹脂封止型半導体装
    置の製造工程であって、 前記半導体装置全体を熱処理することにより、半導体装
    置のパッケージに蓄積した静電気を取除くようにしたこ
    とを特徴とする樹脂封止型半導体装置の除電方法。
  2. 【請求項2】 前記熱処理が、100℃以上の温度で行
    なわれることを特徴とする請求項1に記載の除電方法。
JP33974196A 1996-12-19 1996-12-19 樹脂封止型半導体装置の除電方法 Pending JPH10178120A (ja)

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JP33974196A Pending JPH10178120A (ja) 1996-12-19 1996-12-19 樹脂封止型半導体装置の除電方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022036719A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法及び基板処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022036719A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法及び基板処理装置

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