JPH1018009A - 表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板 - Google Patents
表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板Info
- Publication number
- JPH1018009A JPH1018009A JP17031696A JP17031696A JPH1018009A JP H1018009 A JPH1018009 A JP H1018009A JP 17031696 A JP17031696 A JP 17031696A JP 17031696 A JP17031696 A JP 17031696A JP H1018009 A JPH1018009 A JP H1018009A
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- Japan
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- steel sheet
- aluminum
- plating
- galvanized steel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパングルの大きさが均一でムラのない、表
面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板とその製
造方法を提供することにある。 【解決手段】 25〜70重量%のアルミニウムと、ア
ルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残部が亜
鉛からなる合金を鋼板上にめっきする方法において、め
っき前の鋼板のろ波中心線うねりによってめっき表面の
スパングル模様を調整する。
面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板とその製
造方法を提供することにある。 【解決手段】 25〜70重量%のアルミニウムと、ア
ルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残部が亜
鉛からなる合金を鋼板上にめっきする方法において、め
っき前の鋼板のろ波中心線うねりによってめっき表面の
スパングル模様を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材、家電製品の
筐体等に適するめっき表面の結晶(スパングル)の美麗
な、表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の
製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板に関
する。
筐体等に適するめっき表面の結晶(スパングル)の美麗
な、表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の
製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より建材用途などを中心として、高
耐食性および表面の結晶(スパングル)の美麗さの観点
から、アルミニウム−亜鉛めっき鋼板が使用されてい
る。代表的なめっき層組成としては、特公昭46−71
61号公報において25〜70重量%のアルミニウム
と、アルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残
部亜鉛が開示されており、一般にめっき後の冷却過程に
おいてめっき層にスパングル模様を形成されることが知
られている。
耐食性および表面の結晶(スパングル)の美麗さの観点
から、アルミニウム−亜鉛めっき鋼板が使用されてい
る。代表的なめっき層組成としては、特公昭46−71
61号公報において25〜70重量%のアルミニウム
と、アルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残
部亜鉛が開示されており、一般にめっき後の冷却過程に
おいてめっき層にスパングル模様を形成されることが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、外観品位(美
観)をさらに高めるために鋼板全長および板幅方向にこ
れまでよりもさらに均一な大きさのスパングルを形成さ
せることが新しい課題として求められてきた。しかしな
がら、従来方法は、めっき後の冷却のみでスパングルを
形成させる方法のため、原板の板厚、幅が変化すること
により影響を受けやすく、そのスパングルの大きさの制
御は困難でありその改善法の開発が望まれていた。本発
明の目的は、上記従来技術における問題点を解消し、ス
パングルの大きさが均一でムラのない、表面外観に優れ
たアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびその
めっき鋼板を提供することにある。
観)をさらに高めるために鋼板全長および板幅方向にこ
れまでよりもさらに均一な大きさのスパングルを形成さ
せることが新しい課題として求められてきた。しかしな
がら、従来方法は、めっき後の冷却のみでスパングルを
形成させる方法のため、原板の板厚、幅が変化すること
により影響を受けやすく、そのスパングルの大きさの制
御は困難でありその改善法の開発が望まれていた。本発
明の目的は、上記従来技術における問題点を解消し、ス
パングルの大きさが均一でムラのない、表面外観に優れ
たアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびその
めっき鋼板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために種々検討した結果、めっき前の鋼板
の表面うねりを制御することで、均一なスパングルが得
られることを見いだした。本発明は、この新知見を元に
完成した。本発明は、25〜70重量%のアルミニウム
と、アルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残
部が亜鉛からなる合金を鋼板上にめっきする方法におい
て、めっき前の鋼板のろ波中心線うねりによってめっき
表面のスパングル模様を調整することを特徴とする表面
外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法
にある。また、本発明は、上記方法によって得られるア
ルミニウム−亜鉛めっき鋼板であって、表面うねりがろ
波中心線うねりWcaで0.45μm以下の鋼板上にス
パングル平均粒径が1.8mm以上のめっき層を有する
ことを特徴とする表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛
めっき鋼板である。
題を解決するために種々検討した結果、めっき前の鋼板
の表面うねりを制御することで、均一なスパングルが得
られることを見いだした。本発明は、この新知見を元に
完成した。本発明は、25〜70重量%のアルミニウム
と、アルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残
部が亜鉛からなる合金を鋼板上にめっきする方法におい
て、めっき前の鋼板のろ波中心線うねりによってめっき
表面のスパングル模様を調整することを特徴とする表面
外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法
にある。また、本発明は、上記方法によって得られるア
ルミニウム−亜鉛めっき鋼板であって、表面うねりがろ
波中心線うねりWcaで0.45μm以下の鋼板上にス
パングル平均粒径が1.8mm以上のめっき層を有する
ことを特徴とする表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛
めっき鋼板である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明者らは、原板の板厚や板幅
が変化しても均一な大きさのスパングルを得る方法につ
いて検討した結果、めっき前の原板の表面性状を調整す
ることが有効な手段であることを知見した。原板の表面
性状としては、ろ波中心線うねりを調整の因子として用
いることが有利である。ろ波中心線うねりとは、JIS
B 0610によって規定される表面うねりの表示の
一つであり、最も一般的に用いられている。本発明にお
いて適用するめっき原板の表面うねりを調整する方法は
特に限定しないが、研削、ショットブラスト、放電加
工、レーザ加工等で処理した圧延ロールの表面性状を鋼
板に転写する方法、あるいは鋼板そのものに同様な処理
で表面うねりを付与する方法などが好適である。
が変化しても均一な大きさのスパングルを得る方法につ
いて検討した結果、めっき前の原板の表面性状を調整す
ることが有効な手段であることを知見した。原板の表面
性状としては、ろ波中心線うねりを調整の因子として用
いることが有利である。ろ波中心線うねりとは、JIS
B 0610によって規定される表面うねりの表示の
一つであり、最も一般的に用いられている。本発明にお
いて適用するめっき原板の表面うねりを調整する方法は
特に限定しないが、研削、ショットブラスト、放電加
工、レーザ加工等で処理した圧延ロールの表面性状を鋼
板に転写する方法、あるいは鋼板そのものに同様な処理
で表面うねりを付与する方法などが好適である。
【0006】アルミニウム−亜鉛めっき鋼板のスパング
ル模様は、その用途に応じて変化させることになるが、
従来以上に外観を良くするためにはスパングルの平均粒
径を1.8mm以上とすることが必要である。そこで、
めっき鋼板として求められるWcaを調査した結果、W
caを0.45μm以下とすればよいことが判明した。
Wcaは、好ましくは0.35μm以下、さらに好まし
くは0.30μm以下とするのが好適である。なお、ア
ルミニウム−亜鉛めっきを施すめっき浴は、従来から適
用されている、25〜70重量%のアルミニウムとアル
ミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と、残部が亜
鉛からなる組成で行うとよい。
ル模様は、その用途に応じて変化させることになるが、
従来以上に外観を良くするためにはスパングルの平均粒
径を1.8mm以上とすることが必要である。そこで、
めっき鋼板として求められるWcaを調査した結果、W
caを0.45μm以下とすればよいことが判明した。
Wcaは、好ましくは0.35μm以下、さらに好まし
くは0.30μm以下とするのが好適である。なお、ア
ルミニウム−亜鉛めっきを施すめっき浴は、従来から適
用されている、25〜70重量%のアルミニウムとアル
ミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と、残部が亜
鉛からなる組成で行うとよい。
【0007】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに説明する。
表1に示すようなWcaを付与しためっき原板を準備
し、板温780℃で60秒還元焼鈍し、温度600℃で
表1に示すような組成のめっき浴に浸漬し、付着量を片
面75g/m2 に制御した後、冷却した。各試料に対し
てめっき表面のスパングルの平均粒径の測定および目視
によるスパングル均一性の評価を行った。スパングルの
平均粒径の測定は、めっき表面の任意の位置における2
5mm平方中のスパングルの個数から算出した。
表1に示すようなWcaを付与しためっき原板を準備
し、板温780℃で60秒還元焼鈍し、温度600℃で
表1に示すような組成のめっき浴に浸漬し、付着量を片
面75g/m2 に制御した後、冷却した。各試料に対し
てめっき表面のスパングルの平均粒径の測定および目視
によるスパングル均一性の評価を行った。スパングルの
平均粒径の測定は、めっき表面の任意の位置における2
5mm平方中のスパングルの個数から算出した。
【0008】スパングル均一性の評価基準は、 ◎:スパングルは均一、外観優 〇:スパングルは均一、外観良 ×:スパングル不均一部の存在、外観不良 評価結果を表1に示す。表1より明らかなように、本発
明で規定する試料は均一なスパングルが形成され、良好
な表面外観を示す。めっき原板表面うねりが本発明の規
定外である試料No.49、No.50、No.51、
No.52は、スパングルの均一性の改善効果が現れて
いない。
明で規定する試料は均一なスパングルが形成され、良好
な表面外観を示す。めっき原板表面うねりが本発明の規
定外である試料No.49、No.50、No.51、
No.52は、スパングルの均一性の改善効果が現れて
いない。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
【発明の効果】本発明の方法によれば、めっき原板のろ
波中心線うねりを調整することによってスパングル模様
の大小を自由にかつ均一にでき、スパングルの大きさが
均一でムラのない、表面外観に優れたアルミニウム−亜
鉛めっき鋼板の製造が可能となり、製品の美観を従来よ
りも高めることができる。
波中心線うねりを調整することによってスパングル模様
の大小を自由にかつ均一にでき、スパングルの大きさが
均一でムラのない、表面外観に優れたアルミニウム−亜
鉛めっき鋼板の製造が可能となり、製品の美観を従来よ
りも高めることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 進 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 山根 靖司 兵庫県尼崎市杭瀬南新町3丁目2番1号 大同鋼板株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 25〜70重量%のアルミニウムと、ア
ルミニウムの含有量の0.5%以上のケイ素と残部が亜
鉛からなる合金を鋼板上にめっきする方法において、め
っき前の鋼板の表面うねりによってめっき表面のスパン
グル模様を調整することを特徴とする表面外観に優れた
アルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法。 - 【請求項2】 表面うねりがろ波中心線うねりWcaで
0.45μm以下の鋼板上に、スパングル平均粒径が
1.8mm以上のめっき層を有することを特徴とする表
面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17031696A JPH1018009A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17031696A JPH1018009A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1018009A true JPH1018009A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15902710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17031696A Pending JPH1018009A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 表面外観に優れたアルミニウム−亜鉛めっき鋼板の製造方法およびそのアルミニウム−亜鉛めっき鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1018009A (ja) |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP17031696A patent/JPH1018009A/ja active Pending
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