JPH10182445A - 外用貼付剤 - Google Patents
外用貼付剤Info
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- JPH10182445A JPH10182445A JP8288697A JP8288697A JPH10182445A JP H10182445 A JPH10182445 A JP H10182445A JP 8288697 A JP8288697 A JP 8288697A JP 8288697 A JP8288697 A JP 8288697A JP H10182445 A JPH10182445 A JP H10182445A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬物の初期の皮膚透過性が高く、速やかに薬
物が有効血中濃度に達し、しかも有効血中濃度を長時間
持続させることができる外用貼付剤を提供する。 【解決手段】 支持体の片面に薬物を含有する粘着剤層
が設けられた外用貼付剤であって、37℃の水中に20
分間浸漬したときの薬物の水溶出率が薬物全含有量の7
0重量%以上であることを特徴とする。
物が有効血中濃度に達し、しかも有効血中濃度を長時間
持続させることができる外用貼付剤を提供する。 【解決手段】 支持体の片面に薬物を含有する粘着剤層
が設けられた外用貼付剤であって、37℃の水中に20
分間浸漬したときの薬物の水溶出率が薬物全含有量の7
0重量%以上であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外用貼付剤に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】外用貼付剤は、薬物を含有する基剤層又
は薬物貯留層から、薬物を皮膚へ分配、拡散させ、血中
へ移行させることによって、薬物を体内へ吸収させる製
剤である。従って、外用貼付剤では、薬物の皮膚への移
行が、上記各係数によって決定されることが知られてい
るが、薬物の皮膚への移行を向上させるために、界面活
性剤をはじめする経皮吸収促進剤を使用する方法が開示
されている(例えば、特開平4−95024号公報
等)。
は薬物貯留層から、薬物を皮膚へ分配、拡散させ、血中
へ移行させることによって、薬物を体内へ吸収させる製
剤である。従って、外用貼付剤では、薬物の皮膚への移
行が、上記各係数によって決定されることが知られてい
るが、薬物の皮膚への移行を向上させるために、界面活
性剤をはじめする経皮吸収促進剤を使用する方法が開示
されている(例えば、特開平4−95024号公報
等)。
【0003】しかしながら、外用貼付剤では、薬物の血
中濃度をいかに速く有効濃度に到達させるかが重要であ
り、そのためには、界面活性剤などにより皮膚の透過性
を向上させるだけでは不十分であった。
中濃度をいかに速く有効濃度に到達させるかが重要であ
り、そのためには、界面活性剤などにより皮膚の透過性
を向上させるだけでは不十分であった。
【0004】また、外用貼付剤において、皮膚への良好
な接着性が要求されるが、余り接着性がよくなると剥離
時に痛みを与えることがあった。この痛みをなくするた
めに、粘着剤、グリコール類、油脂類及び炭化水素類等
の液状成分、ならびに、架橋剤からなる粘着剤層を有す
る貼付剤が提案されている(特開平5−139960号
公報)。しかしながら、この貼付剤は、架橋剤としてポ
リイソシネート化合物を使用すると、薬物によっては化
学反応を起こすことがあるため、薬物安定性に欠けると
いう問題点があった。
な接着性が要求されるが、余り接着性がよくなると剥離
時に痛みを与えることがあった。この痛みをなくするた
めに、粘着剤、グリコール類、油脂類及び炭化水素類等
の液状成分、ならびに、架橋剤からなる粘着剤層を有す
る貼付剤が提案されている(特開平5−139960号
公報)。しかしながら、この貼付剤は、架橋剤としてポ
リイソシネート化合物を使用すると、薬物によっては化
学反応を起こすことがあるため、薬物安定性に欠けると
いう問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、初期
の薬物吸収性が良好で、薬物が速やかに有効血中濃度に
達し、しかも有効血中濃度を長時間持続させることがで
きる外用貼付剤を提供することにある。
の薬物吸収性が良好で、薬物が速やかに有効血中濃度に
達し、しかも有効血中濃度を長時間持続させることがで
きる外用貼付剤を提供することにある。
【0006】
【0007】本発明の外用貼付剤は、支持体の片面に薬
物を含有する粘着剤層が設けられた外用貼付剤であっ
て、37℃の水中に20分間浸漬したときの薬物の水溶
出率が薬物全含有量の70重量%以上であることを特徴
とする。
物を含有する粘着剤層が設けられた外用貼付剤であっ
て、37℃の水中に20分間浸漬したときの薬物の水溶
出率が薬物全含有量の70重量%以上であることを特徴
とする。
【0008】本発明で用いられる粘着剤としては、薬物
を溶解することができ、かつ常温で皮膚に対して長時間
貼付し得る感圧接着性を有する(共)重合体であれば、
特に限定されず、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘
着剤及びシリコーン系粘着剤等が使用可能であるが、好
ましくはアクリル系粘着剤である。
を溶解することができ、かつ常温で皮膚に対して長時間
貼付し得る感圧接着性を有する(共)重合体であれば、
特に限定されず、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘
着剤及びシリコーン系粘着剤等が使用可能であるが、好
ましくはアクリル系粘着剤である。
【0009】上記アクリル系粘着剤としては、例えば、
(メタ)アクリル酸アルキエステルを主体とする(共)
重合体が好適に使用されるが、(メタ)アクリル酸アル
キエステル及び該(メタ)アクリル酸アルキエステルと
共重合可能な官能性モノマーの共重合体であってもよ
い。
(メタ)アクリル酸アルキエステルを主体とする(共)
重合体が好適に使用されるが、(メタ)アクリル酸アル
キエステル及び該(メタ)アクリル酸アルキエステルと
共重合可能な官能性モノマーの共重合体であってもよ
い。
【0010】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリ
ル酸デシル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ステアリル等が挙げられ、これら
は単独で使用されても、二種以上が併用されてもよい。
としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸デ
シル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸ステアリル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸イソオクチル、メタクリ
ル酸デシル、メタクリル酸イソデシル、メタクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ステアリル等が挙げられ、これら
は単独で使用されても、二種以上が併用されてもよい。
【0011】上記官能性モノマーとしては、例えば、水
酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマ
ー、アミド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノ
マー及びピロリドン環を有するモノマー等が挙げられ
る。
酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマ
ー、アミド基を有するモノマー、アミノ基を有するモノ
マー及びピロリドン環を有するモノマー等が挙げられ
る。
【0012】上記水酸基を有するモノマーとしては、例
えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。上記カル
ボキシル基を有するモノマーとしては、例えば、(メ
タ)アクリル酸等のα、β−不飽和カルボン酸;マレイ
ン酸ブチル等のマレイン酸モノアルキルエステルの他、
(無水)マレイン酸、フマル酸、クロトン酸等が挙げら
れる。
えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。上記カル
ボキシル基を有するモノマーとしては、例えば、(メ
タ)アクリル酸等のα、β−不飽和カルボン酸;マレイ
ン酸ブチル等のマレイン酸モノアルキルエステルの他、
(無水)マレイン酸、フマル酸、クロトン酸等が挙げら
れる。
【0013】上記アミド基を有するモノマーとしては、
例えば、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジ
エチルアクリルアミド等のアルキル(メタ)アクリルア
ミド;ブトキシメチルアクリルアミド、エトキシメチル
アクリルアミド等のN−アルコキシ(ブチル)アクリル
アミド;ジアセトンアクリルアミドなどが挙げられる。
上記アミノ基を有するモノマーとしては、例えば、ジメ
チルアミノアクリレートなどが挙げられる。上記ピロリ
ドン環を有するモノマーとしては、例えば、ビニルピロ
リドン等が挙げられる。
例えば、アクリルアミド、ジメチルアクリルアミド、ジ
エチルアクリルアミド等のアルキル(メタ)アクリルア
ミド;ブトキシメチルアクリルアミド、エトキシメチル
アクリルアミド等のN−アルコキシ(ブチル)アクリル
アミド;ジアセトンアクリルアミドなどが挙げられる。
上記アミノ基を有するモノマーとしては、例えば、ジメ
チルアミノアクリレートなどが挙げられる。上記ピロリ
ドン環を有するモノマーとしては、例えば、ビニルピロ
リドン等が挙げられる。
【0014】上記以外に、酢酸ビニル、スチレン、α−
メチルスチレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、エチ
レン、プロピレン、ブタジエン等も使用可能である。
メチルスチレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、エチ
レン、プロピレン、ブタジエン等も使用可能である。
【0015】上記(メタ)アクリル酸アルキエステルを
主体とする(共)重合体は、通常、重合開始剤の存在下
で上述のモノマーを配合して溶液重合を行うことにより
調製される。溶液重合を行う場合は、所定量の各種モノ
マーに酢酸エチル又はその他の重合溶媒を加え、攪拌装
置及び冷却還流装置を備えた反応器中で、アゾビス系、
過酸化物系等の重合開始剤の存在下、窒素雰囲気中で7
0〜90℃、8〜40時間反応させればよい。また、モ
ノマーは一括投入又は分割投入のいずれの方法であって
もよい。
主体とする(共)重合体は、通常、重合開始剤の存在下
で上述のモノマーを配合して溶液重合を行うことにより
調製される。溶液重合を行う場合は、所定量の各種モノ
マーに酢酸エチル又はその他の重合溶媒を加え、攪拌装
置及び冷却還流装置を備えた反応器中で、アゾビス系、
過酸化物系等の重合開始剤の存在下、窒素雰囲気中で7
0〜90℃、8〜40時間反応させればよい。また、モ
ノマーは一括投入又は分割投入のいずれの方法であって
もよい。
【0016】上記アゾビス系重合開始剤としては、2,
2−アゾビス−イソ−ブチロニトリル、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2'-
アゾビス(2,4−ジメチルバレリニトリル)等が挙げ
られ、上記過酸化物系重合開始剤としては、過酸化ラウ
ロイル、過酸化ベンゾイル、ジ(tert−ブチル)パ
ーオキサイド等が挙げられる。
2−アゾビス−イソ−ブチロニトリル、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2'-
アゾビス(2,4−ジメチルバレリニトリル)等が挙げ
られ、上記過酸化物系重合開始剤としては、過酸化ラウ
ロイル、過酸化ベンゾイル、ジ(tert−ブチル)パ
ーオキサイド等が挙げられる。
【0017】上記アクリル系粘着剤には、さらに必要に
応じて、粘着性を調整するために粘着性付与剤が配合さ
れてもよい。上記粘着性付与剤としては、ロジン系樹
脂、テルペン系樹脂、クマロン−インデン樹脂、石油系
樹脂、テルペン−フェノール樹脂等が挙げられ、好まし
くは水添ロジンエステル等のロジン系樹脂である。
応じて、粘着性を調整するために粘着性付与剤が配合さ
れてもよい。上記粘着性付与剤としては、ロジン系樹
脂、テルペン系樹脂、クマロン−インデン樹脂、石油系
樹脂、テルペン−フェノール樹脂等が挙げられ、好まし
くは水添ロジンエステル等のロジン系樹脂である。
【0018】また、上記アクリル系粘着剤の凝集力を向
上させるために、軽質無水珪酸が添加されてもよい。
上させるために、軽質無水珪酸が添加されてもよい。
【0019】本発明で使用される薬物としては、経皮的
に生体膜を透過しうるもので、常温で固体のものであれ
ば特に限定されず、例えば、次のものが挙げられる。薬
物の例としては、全身麻酔剤、睡眠・鎮痛剤、抗癲癇
剤、解熱消炎鎮痛剤、ステロイド系抗炎症剤、興奮・覚
醒剤、鎮暈剤、精神神経用剤、局所麻酔剤、骨格筋弛緩
剤、自立神経用剤、鎮痙剤、抗パーキンソン剤、抗ヒス
タミン剤、強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血圧降下剤、
血管収縮剤、血管拡張剤、動脈硬化用剤、呼吸促進剤、
鎮咳去痰剤、消化性潰瘍治療剤、利胆剤、ホルモン剤、
泌尿生殖器及び肛門用剤、寄生性皮膚疾患用剤、皮膚軟
化剤、ビタミン剤、無機質製剤、止血剤、血液凝固阻止
剤、肝臓疾患用剤、習慣性中毒用剤、痛風治療剤、糖尿
病用剤、抗悪性腫瘍剤、放射線医薬品、漢方製剤、抗生
物質、化学療法剤、駆虫剤・抗原虫剤、麻薬などが挙げ
られる。
に生体膜を透過しうるもので、常温で固体のものであれ
ば特に限定されず、例えば、次のものが挙げられる。薬
物の例としては、全身麻酔剤、睡眠・鎮痛剤、抗癲癇
剤、解熱消炎鎮痛剤、ステロイド系抗炎症剤、興奮・覚
醒剤、鎮暈剤、精神神経用剤、局所麻酔剤、骨格筋弛緩
剤、自立神経用剤、鎮痙剤、抗パーキンソン剤、抗ヒス
タミン剤、強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血圧降下剤、
血管収縮剤、血管拡張剤、動脈硬化用剤、呼吸促進剤、
鎮咳去痰剤、消化性潰瘍治療剤、利胆剤、ホルモン剤、
泌尿生殖器及び肛門用剤、寄生性皮膚疾患用剤、皮膚軟
化剤、ビタミン剤、無機質製剤、止血剤、血液凝固阻止
剤、肝臓疾患用剤、習慣性中毒用剤、痛風治療剤、糖尿
病用剤、抗悪性腫瘍剤、放射線医薬品、漢方製剤、抗生
物質、化学療法剤、駆虫剤・抗原虫剤、麻薬などが挙げ
られる。
【0020】解熱消炎鎮痛剤としては、アセトアミノフ
ェノン、フェナセチン、メフェナム酸、ジクロフェナッ
クナトリウム、フルフェナム酸、アスピリン、サリチル
酸ナトリウム、アミノピリン、アルクロフェナック、イ
ブプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、ケ
トプロフェン、アンフェナックナトリウム、メピリゾー
ル、インドメタシン、ペンタゾシン、ピロキシカム等;
ステロイド系抗炎症剤としては、ヒドロコルチゾン、ト
リアムシノロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、プレ
ドニゾロン等が、それぞれ挙げられる。
ェノン、フェナセチン、メフェナム酸、ジクロフェナッ
クナトリウム、フルフェナム酸、アスピリン、サリチル
酸ナトリウム、アミノピリン、アルクロフェナック、イ
ブプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、ケ
トプロフェン、アンフェナックナトリウム、メピリゾー
ル、インドメタシン、ペンタゾシン、ピロキシカム等;
ステロイド系抗炎症剤としては、ヒドロコルチゾン、ト
リアムシノロン、デキサメタゾン、ベタメタゾン、プレ
ドニゾロン等が、それぞれ挙げられる。
【0021】血管拡張剤としては、塩酸ジルチアゼム、
四硝酸ペンタエリスリトール、硝酸イソソルビド、トラ
ピジル、ニコランジル、ニトログリセリン、乳酸プレニ
ラミン、モルシドミン、亜硝酸アミド、塩酸トラゾリン
等;不整脈用剤としては、塩酸プロカインアミド、塩酸
リドカイン、塩酸プロプラノロール、塩酸アルプレノロ
ール、アテノロール、ナドロール、酒石酸メトプロロー
ル、アジマリン、ジソピラミド、塩酸メキシチレン等;
血圧降下剤としては、塩酸エカラジン、インダパミド、
塩酸クロニジン、塩酸ブニトロロール、塩酸ラベタロー
ル、カプトプリル、酢酸グアナベンズ、メブタメート、
硫酸ベタニジン等が、それぞれ挙げられる。
四硝酸ペンタエリスリトール、硝酸イソソルビド、トラ
ピジル、ニコランジル、ニトログリセリン、乳酸プレニ
ラミン、モルシドミン、亜硝酸アミド、塩酸トラゾリン
等;不整脈用剤としては、塩酸プロカインアミド、塩酸
リドカイン、塩酸プロプラノロール、塩酸アルプレノロ
ール、アテノロール、ナドロール、酒石酸メトプロロー
ル、アジマリン、ジソピラミド、塩酸メキシチレン等;
血圧降下剤としては、塩酸エカラジン、インダパミド、
塩酸クロニジン、塩酸ブニトロロール、塩酸ラベタロー
ル、カプトプリル、酢酸グアナベンズ、メブタメート、
硫酸ベタニジン等が、それぞれ挙げられる。
【0022】鎮咳去痰剤としては、クエン酸カルベタペ
ンタン、クロペラスチン、タンニン酸オキセラジン、塩
酸クロブチノール、塩酸クロフェダノール、塩酸ノスカ
ピン、塩酸エフェドリン、塩酸イソプロテレノール、塩
酸クロルプレナリン、塩酸メトキシフェナミン、塩酸プ
ロカテロール、塩酸ツロブテロール、塩酸クレンブテロ
ール、フマル酸ケトチフェン等;抗悪性腫瘍剤として
は、シクロフォスファミド、フルオロウラシル、デガフ
ール、マイトマイシンC、塩酸プロカルバジン、ドキシ
フルリジン、ラニムスチン等;局所麻酔剤としては、ア
ミノ安息香酸エチル、塩酸テトラカイン、塩酸プロカイ
ン、塩酸ジブカイン、塩酸オキシブプロカイン、塩酸プ
ロピトカイン等が、それぞれ挙げられる。
ンタン、クロペラスチン、タンニン酸オキセラジン、塩
酸クロブチノール、塩酸クロフェダノール、塩酸ノスカ
ピン、塩酸エフェドリン、塩酸イソプロテレノール、塩
酸クロルプレナリン、塩酸メトキシフェナミン、塩酸プ
ロカテロール、塩酸ツロブテロール、塩酸クレンブテロ
ール、フマル酸ケトチフェン等;抗悪性腫瘍剤として
は、シクロフォスファミド、フルオロウラシル、デガフ
ール、マイトマイシンC、塩酸プロカルバジン、ドキシ
フルリジン、ラニムスチン等;局所麻酔剤としては、ア
ミノ安息香酸エチル、塩酸テトラカイン、塩酸プロカイ
ン、塩酸ジブカイン、塩酸オキシブプロカイン、塩酸プ
ロピトカイン等が、それぞれ挙げられる。
【0023】ホルモン剤としては、プロピルチオウラシ
ル、チアマゾール、酢酸メテノロン、エストラジオー
ル、エストリオール、プロゲステロン等;抗ヒスタミン
剤としては、塩酸ジフェノンヒドラミン、マレイン酸ク
ロルフェニラミン、プロメタジン、塩酸シプロヘプタジ
ン、塩酸ジフェニルピラリン等;血液凝固阻止剤として
は、ワルファリンカリウム、塩酸チクロピジン等;鎮痙
剤としては、臭化メチルアトロピン、スコポラミン等;
全身麻酔剤としては、チオペンタールナトリウム、ペン
トバルビタールナトリウム等;催眠・鎮痛剤としては、
ブロムワレリル尿素、アモバルビタール、フェノバルビ
タール等;抗癲癇剤としてはフェニトインナトリウム
等;興奮剤・覚醒剤としては塩酸メタンフェタミン等
が、それぞれ挙げられる。
ル、チアマゾール、酢酸メテノロン、エストラジオー
ル、エストリオール、プロゲステロン等;抗ヒスタミン
剤としては、塩酸ジフェノンヒドラミン、マレイン酸ク
ロルフェニラミン、プロメタジン、塩酸シプロヘプタジ
ン、塩酸ジフェニルピラリン等;血液凝固阻止剤として
は、ワルファリンカリウム、塩酸チクロピジン等;鎮痙
剤としては、臭化メチルアトロピン、スコポラミン等;
全身麻酔剤としては、チオペンタールナトリウム、ペン
トバルビタールナトリウム等;催眠・鎮痛剤としては、
ブロムワレリル尿素、アモバルビタール、フェノバルビ
タール等;抗癲癇剤としてはフェニトインナトリウム
等;興奮剤・覚醒剤としては塩酸メタンフェタミン等
が、それぞれ挙げられる。
【0024】鎮暈剤としては、塩酸ジフェニドール、メ
シル酸ベタヒスチン等;精神神経用剤としては、塩酸ク
ロルプロマジン、チオリダジン、メプロバメート、塩酸
イミプラミン、クロルジアゼポキシド、ジアゼパム等;
骨格筋弛緩剤としては、塩酸スキサメトニウム、塩酸エ
ペリゾン等;自律神経用剤としては、臭化ネオスチグミ
ン、塩化ベタネコール等;抗パーキンソン剤としては塩
酸アマンタジン等;利尿剤としては、ヒドロフルメチア
ジド、イソソルビド、フロセミド等;血管収縮剤として
は塩酸フェニレフリン等;呼吸促進剤としては、塩酸ロ
ベリン、ジモルホラミン、塩酸ナロキソン等;消化性潰
瘍治療剤としては、臭化グリコピロニウム、プログルミ
ド、塩酸セトラキサート、シメチジン、スピゾフロン等
が、それぞれ挙げられる。
シル酸ベタヒスチン等;精神神経用剤としては、塩酸ク
ロルプロマジン、チオリダジン、メプロバメート、塩酸
イミプラミン、クロルジアゼポキシド、ジアゼパム等;
骨格筋弛緩剤としては、塩酸スキサメトニウム、塩酸エ
ペリゾン等;自律神経用剤としては、臭化ネオスチグミ
ン、塩化ベタネコール等;抗パーキンソン剤としては塩
酸アマンタジン等;利尿剤としては、ヒドロフルメチア
ジド、イソソルビド、フロセミド等;血管収縮剤として
は塩酸フェニレフリン等;呼吸促進剤としては、塩酸ロ
ベリン、ジモルホラミン、塩酸ナロキソン等;消化性潰
瘍治療剤としては、臭化グリコピロニウム、プログルミ
ド、塩酸セトラキサート、シメチジン、スピゾフロン等
が、それぞれ挙げられる。
【0025】利胆剤としては、ウルソデスオキシコール
酸、オサルミド等;泌尿生殖器及び肛門用剤としては、
ヘキサミン、スパルティン、ジノプロスト、塩酸リトド
リン等;寄生性皮膚疾患用剤としては、サリチル酸、シ
クロピロクスオラミン、塩酸クロコナゾール等;皮膚軟
化剤としては尿素等;ビタミン剤としては、カルシトリ
オール、塩酸チアミン、リン酸リボフラビンナトリウ
ム、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド、パンテノー
ル、アスコルビン酸等;無機質製剤としては、塩化カル
シウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等;止血剤
としてはエタンシラート等が、それぞれ挙げられる。
酸、オサルミド等;泌尿生殖器及び肛門用剤としては、
ヘキサミン、スパルティン、ジノプロスト、塩酸リトド
リン等;寄生性皮膚疾患用剤としては、サリチル酸、シ
クロピロクスオラミン、塩酸クロコナゾール等;皮膚軟
化剤としては尿素等;ビタミン剤としては、カルシトリ
オール、塩酸チアミン、リン酸リボフラビンナトリウ
ム、塩酸ピリドキシン、ニコチン酸アミド、パンテノー
ル、アスコルビン酸等;無機質製剤としては、塩化カル
シウム、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム等;止血剤
としてはエタンシラート等が、それぞれ挙げられる。
【0026】肝臓疾患用剤としてはチオプロニン等;習
慣性中毒用剤としてはシアナミド等;痛風治療剤として
は、コルヒチン、プロベネシド、スルフィンピラゾン
等;糖尿病用剤としては、トルブタミド、クロルプロパ
ミド、グリミジンナトリウム、グリブゾール、塩酸ブホ
ルミン、インスリン等;抗生物質としては、ベンジルペ
ニシリンカリウム、プロピシリンカリウム、クロキサシ
リンナトリウム、アンピシリンナトリウム、塩酸バカン
ピシリン、カルベニシリンナトリウム、セファロリジ
ン、セフォキシチンナトリウム、エリスロマイシン、ク
ロラムフェニコール、テトラサイクリン、硫酸カナマイ
シン、サイクロセリン等;化学療法剤としては、イソニ
アシド、ピラジナミド、エチオナミド等;麻薬として
は、塩酸モルヒネ、リン酸コデイン、塩酸コカイン、塩
酸ペチジン等が、それぞれ挙げられる。
慣性中毒用剤としてはシアナミド等;痛風治療剤として
は、コルヒチン、プロベネシド、スルフィンピラゾン
等;糖尿病用剤としては、トルブタミド、クロルプロパ
ミド、グリミジンナトリウム、グリブゾール、塩酸ブホ
ルミン、インスリン等;抗生物質としては、ベンジルペ
ニシリンカリウム、プロピシリンカリウム、クロキサシ
リンナトリウム、アンピシリンナトリウム、塩酸バカン
ピシリン、カルベニシリンナトリウム、セファロリジ
ン、セフォキシチンナトリウム、エリスロマイシン、ク
ロラムフェニコール、テトラサイクリン、硫酸カナマイ
シン、サイクロセリン等;化学療法剤としては、イソニ
アシド、ピラジナミド、エチオナミド等;麻薬として
は、塩酸モルヒネ、リン酸コデイン、塩酸コカイン、塩
酸ペチジン等が、それぞれ挙げられる。
【0027】上記薬物の配合量は、薬物の種類、外用貼
付剤の使用目的等により異なるが、飽和溶解度の1.2
〜2倍の範囲が好ましい。飽和溶解度の1.2倍未満で
は、薬物の皮膚への移行率が飽和溶解度の配合量と大差
がなくなり、飽和溶解度の2倍を超えると過飽和の状態
が維持できなくなる。
付剤の使用目的等により異なるが、飽和溶解度の1.2
〜2倍の範囲が好ましい。飽和溶解度の1.2倍未満で
は、薬物の皮膚への移行率が飽和溶解度の配合量と大差
がなくなり、飽和溶解度の2倍を超えると過飽和の状態
が維持できなくなる。
【0028】上記粘着剤層に含有する薬物の拡散速度を
向上させる目的で、添加剤を添加してもよい。このよう
な添加剤としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシル等の
脂肪酸エステル類;ラウリルアルコール、オレイルアル
コール等の脂肪族アルコール類;エチレングリコール、
プロピレングリコール等の多価アルコール類;オレイン
酸等の不飽和脂肪酸類;流動パラフィン等の炭化水素類
などが挙げられる。
向上させる目的で、添加剤を添加してもよい。このよう
な添加剤としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシル等の
脂肪酸エステル類;ラウリルアルコール、オレイルアル
コール等の脂肪族アルコール類;エチレングリコール、
プロピレングリコール等の多価アルコール類;オレイン
酸等の不飽和脂肪酸類;流動パラフィン等の炭化水素類
などが挙げられる。
【0029】上記添加剤の配合量は、その種類によって
異なるが、粘着剤層の1〜50重量%が好ましい。配合
量が1重量%未満では、後述する薬物の水放出率が向上
せず、配合量が50重量%を超えると、粘着性能が低下
し、糊残りを生じ易くなる。
異なるが、粘着剤層の1〜50重量%が好ましい。配合
量が1重量%未満では、後述する薬物の水放出率が向上
せず、配合量が50重量%を超えると、粘着性能が低下
し、糊残りを生じ易くなる。
【0030】本発明で使用される支持体としては、柔軟
性を有すると共に外用貼付剤に自己支持性を付与し、か
つ粘着剤層中の薬物の揮散や移行を防止する役目を果た
すものが好ましい。このような支持体の素材としては、
例えば、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエチ
レンテレフタレート(以下、PETという)、可塑化
(酢酸ビニル−塩化ビニル)共重合体、ポリアミド、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという)、
エチレン−メチルアクリレート共重合体(以下、EMA
という)、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルム:アル
ミニウムシート等が挙げられ、これらの素材は単層で用
いられてもよく、2種以上の積層体として用いられても
よい。また、アルミニウムシート以外の素材は、織布や
不織布の形態で用いられてもよい。
性を有すると共に外用貼付剤に自己支持性を付与し、か
つ粘着剤層中の薬物の揮散や移行を防止する役目を果た
すものが好ましい。このような支持体の素材としては、
例えば、酢酸セルロース、エチルセルロース、ポリエチ
レンテレフタレート(以下、PETという)、可塑化
(酢酸ビニル−塩化ビニル)共重合体、ポリアミド、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという)、
エチレン−メチルアクリレート共重合体(以下、EMA
という)、可塑化ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルム:アル
ミニウムシート等が挙げられ、これらの素材は単層で用
いられてもよく、2種以上の積層体として用いられても
よい。また、アルミニウムシート以外の素材は、織布や
不織布の形態で用いられてもよい。
【0031】さらに、上記支持体としては、皮膚面に対
して追従性を有する素材から形成されるものが好まし
く、このような性質を有する素材としては、例えば、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)とエチレン−酢酸
ビニル(EVA)共重合体とのラミネートフィルム、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)とエチレン−メチ
ルアクリレート(EMA)共重合体とのラミネートフィ
ルム等が挙げられる。
して追従性を有する素材から形成されるものが好まし
く、このような性質を有する素材としては、例えば、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)とエチレン−酢酸
ビニル(EVA)共重合体とのラミネートフィルム、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)とエチレン−メチ
ルアクリレート(EMA)共重合体とのラミネートフィ
ルム等が挙げられる。
【0032】上記支持体の厚みは、500μm以下が好
ましく、より好ましくは5〜150μmである。
ましく、より好ましくは5〜150μmである。
【0033】本発明の貼付剤には、使用時まで粘着剤層
表面を保護するために剥離紙が積層されてもよい。剥離
紙としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムの表
面をシリコン処理されたものが一般に用いられるが、こ
れに限定されるものではない。上記剥離紙の厚みは、
1,000μm以下が好ましく、より好ましくは30〜
200μmである。
表面を保護するために剥離紙が積層されてもよい。剥離
紙としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムの表
面をシリコン処理されたものが一般に用いられるが、こ
れに限定されるものではない。上記剥離紙の厚みは、
1,000μm以下が好ましく、より好ましくは30〜
200μmである。
【0034】本発明の貼付剤の調製において、粘着剤層
を形成するには通常の粘着テープの製造方法が適用で
き、例えば、溶剤塗工法、ホットメルト塗工法、電子線
硬化エマルジョン塗工法等、従来公知の粘着テ−プの製
造方法が使用可能であるが、特に溶剤塗工法が好適に使
用される。
を形成するには通常の粘着テープの製造方法が適用で
き、例えば、溶剤塗工法、ホットメルト塗工法、電子線
硬化エマルジョン塗工法等、従来公知の粘着テ−プの製
造方法が使用可能であるが、特に溶剤塗工法が好適に使
用される。
【0035】上記溶剤塗工法では、上記粘着剤、薬物、
必要に応じて、その他の添加剤を、適当な溶媒に溶解又
は分散させ、得られた溶液又は分散液を支持体表面に塗
布し、乾燥させて溶媒を除去することにより、支持体上
に所定の厚みの粘着剤層を形成し外用貼付剤を作製す
る。また、上記溶液又は分散液を剥離紙上に一旦塗工、
乾燥した後、得られた粘着剤層を支持体に密着させても
よい。
必要に応じて、その他の添加剤を、適当な溶媒に溶解又
は分散させ、得られた溶液又は分散液を支持体表面に塗
布し、乾燥させて溶媒を除去することにより、支持体上
に所定の厚みの粘着剤層を形成し外用貼付剤を作製す
る。また、上記溶液又は分散液を剥離紙上に一旦塗工、
乾燥した後、得られた粘着剤層を支持体に密着させても
よい。
【0036】上記粘着剤層の厚さは、使用目的により異
なるが、薄くなると外用貼付剤の単位面積当たりの薬物
含有量が不足すると共に粘着力が不十分となり、厚くな
ると支持体付近の粘着剤層に含有される薬物が十分に拡
散せず、薬物放出率が低下するので、10〜200μm
が好ましい。
なるが、薄くなると外用貼付剤の単位面積当たりの薬物
含有量が不足すると共に粘着力が不十分となり、厚くな
ると支持体付近の粘着剤層に含有される薬物が十分に拡
散せず、薬物放出率が低下するので、10〜200μm
が好ましい。
【0037】本発明の外用貼付剤は、37℃の水中に2
0分間浸漬したときの薬物の水溶出率が、薬物全含有量
の70重量%以上である。薬物の水溶出率が、70重量
%未満では薬物の放出性が不十分であるため、貼付剤と
しての薬効が期待できない。
0分間浸漬したときの薬物の水溶出率が、薬物全含有量
の70重量%以上である。薬物の水溶出率が、70重量
%未満では薬物の放出性が不十分であるため、貼付剤と
しての薬効が期待できない。
【0038】尚、上記水溶出率は、日本薬局方記載の溶
出試験法(パドル法)に準拠して測定される値である。
出試験法(パドル法)に準拠して測定される値である。
【0039】また、上記粘着剤層の粘着力が強く、貼付
剤剥離時の痛みを伴う場合は、粘着力低減剤を使用して
粘着力を調節してもよい。上記粘着力低減剤として、例
えば、オレイン酸デシル等の不飽和脂肪酸エステル;グ
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール
等の多価アルコール;セチルアルコール等の高級アルコ
ールなどが挙げられる。
剤剥離時の痛みを伴う場合は、粘着力低減剤を使用して
粘着力を調節してもよい。上記粘着力低減剤として、例
えば、オレイン酸デシル等の不飽和脂肪酸エステル;グ
リセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール
等の多価アルコール;セチルアルコール等の高級アルコ
ールなどが挙げられる。
【0040】上記粘着剤層に適度の粘着性を付与し、し
かも剥離時に痛みを伴うことがない粘着力は、180度
剥離力として50〜400g/12mm幅の範囲が好ま
しい。尚、上記180度剥離力は、ステンレスチール板
に12mm幅の外用貼付剤を圧着させた後、外用貼付剤
を180度折り返して剥離するときの荷重をいう。
かも剥離時に痛みを伴うことがない粘着力は、180度
剥離力として50〜400g/12mm幅の範囲が好ま
しい。尚、上記180度剥離力は、ステンレスチール板
に12mm幅の外用貼付剤を圧着させた後、外用貼付剤
を180度折り返して剥離するときの荷重をいう。
【0041】上記粘着力低減剤の配合量としては、粘着
剤層の1〜30重量%が好ましい。配合量が1重量%未
満では、粘着力低減効果が十分でなく、配合量が30重
量%を超えると、粘着性能が低下する。上記粘着力低減
剤の配合量を1〜30重量%に設定することにより、1
80度剥離力を50〜400g/12mm幅に調節する
ことができ、剥離時の痛みを低減することが可能とな
る。
剤層の1〜30重量%が好ましい。配合量が1重量%未
満では、粘着力低減効果が十分でなく、配合量が30重
量%を超えると、粘着性能が低下する。上記粘着力低減
剤の配合量を1〜30重量%に設定することにより、1
80度剥離力を50〜400g/12mm幅に調節する
ことができ、剥離時の痛みを低減することが可能とな
る。
【0042】上記で得られた貼付剤は、通常は薬物を経
皮的又は経粘膜的に体内循環器系へ投与する目的で、皮
膚ないし粘膜の表面に直接貼付される。さらに、該貼付
剤は薬物を皮膚ないし粘膜の疾患部の治療を目的として
皮膚ないし粘膜に貼付されることもある。本貼付剤の使
用後、痛みを感じることなく皮膚から簡単に剥離するこ
とができる。
皮的又は経粘膜的に体内循環器系へ投与する目的で、皮
膚ないし粘膜の表面に直接貼付される。さらに、該貼付
剤は薬物を皮膚ないし粘膜の疾患部の治療を目的として
皮膚ないし粘膜に貼付されることもある。本貼付剤の使
用後、痛みを感じることなく皮膚から簡単に剥離するこ
とができる。
【0043】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。 (実施例1)オクチルアクリレート200g(40重量
%)、エチルアクリレート250g(50重量%)及び
N−ビニル−2−ピロリドン50g(10重量%)をセ
パラブルフラスコに仕込み、さらに酢酸エチル500g
を加えて、モノマー濃度が50重量%となるように調製
した。この溶液を窒素雰囲気下で80℃に加熱し、重合
開始剤として過酸化ラウロイルの酢酸エチル溶液を少し
ずつ添加しながら、32時間重合を行い、アクリル系粘
着剤の酢酸エチル溶液を得た。上記アクリル系粘着剤
(固形分換算)85gに、硝酸イソソルビド15gを加
え、さらに固形分濃度が20重量%となるように酢酸エ
チルを加えた後、これらの混合物をボールミルを用いて
一晩攪拌して塗工液を得た。
る。 (実施例1)オクチルアクリレート200g(40重量
%)、エチルアクリレート250g(50重量%)及び
N−ビニル−2−ピロリドン50g(10重量%)をセ
パラブルフラスコに仕込み、さらに酢酸エチル500g
を加えて、モノマー濃度が50重量%となるように調製
した。この溶液を窒素雰囲気下で80℃に加熱し、重合
開始剤として過酸化ラウロイルの酢酸エチル溶液を少し
ずつ添加しながら、32時間重合を行い、アクリル系粘
着剤の酢酸エチル溶液を得た。上記アクリル系粘着剤
(固形分換算)85gに、硝酸イソソルビド15gを加
え、さらに固形分濃度が20重量%となるように酢酸エ
チルを加えた後、これらの混合物をボールミルを用いて
一晩攪拌して塗工液を得た。
【0044】(実施例2)実施例1と同様のアクリル系
粘着剤(固形分換算)76.6gに、硝酸イソソルビド
18.4g及びオレイン酸デシル5gを加え、さらに固
形分濃度が20重量%となるように酢酸エチルを加えた
後、これらの混合物をボールミルを用いて一晩攪拌して
塗工液を得た。
粘着剤(固形分換算)76.6gに、硝酸イソソルビド
18.4g及びオレイン酸デシル5gを加え、さらに固
形分濃度が20重量%となるように酢酸エチルを加えた
後、これらの混合物をボールミルを用いて一晩攪拌して
塗工液を得た。
【0045】(実施例3)オクチルアクリレート135
g(27.3重量%)、エチルアクリレート310g
(62.7重量%)及びN−ビニル−2−ピロリドン5
0g(10重量%)をセパラブルフラスコに仕込み、さ
らに酢酸エチル500gを加えて、モノマー濃度が50
重量%となるように調製した。この溶液を窒素雰囲気下
で80℃に加熱し、重合開始剤として過酸化ラウロイル
の酢酸エチル溶液を少しずつ添加しながら、32時間重
合を行い、アクリル系粘着剤の酢酸エチル溶液を得た。
上記アクリル系粘着剤(固形分換算)50.5gに、硝
酸イソソルビド12.5g、パルミチン酸イソプロピル
及び軽質無水珪酸(日本アエロジル社製「アエロジルA
200」)7gを加え、さらに固形分濃度が20重量%
となるように酢酸エチル及びアセトンを加えた後、これ
らの混合物をホモミキサーによって攪拌し、さらにボー
ルミルを用いて一晩攪拌して塗工液を得た。
g(27.3重量%)、エチルアクリレート310g
(62.7重量%)及びN−ビニル−2−ピロリドン5
0g(10重量%)をセパラブルフラスコに仕込み、さ
らに酢酸エチル500gを加えて、モノマー濃度が50
重量%となるように調製した。この溶液を窒素雰囲気下
で80℃に加熱し、重合開始剤として過酸化ラウロイル
の酢酸エチル溶液を少しずつ添加しながら、32時間重
合を行い、アクリル系粘着剤の酢酸エチル溶液を得た。
上記アクリル系粘着剤(固形分換算)50.5gに、硝
酸イソソルビド12.5g、パルミチン酸イソプロピル
及び軽質無水珪酸(日本アエロジル社製「アエロジルA
200」)7gを加え、さらに固形分濃度が20重量%
となるように酢酸エチル及びアセトンを加えた後、これ
らの混合物をホモミキサーによって攪拌し、さらにボー
ルミルを用いて一晩攪拌して塗工液を得た。
【0046】(比較例1)2−エチルヘキシルアクリレ
ート・ビニルピロリドン共重合体(積水化学社製、薬添
規収載)85g(固形分換算)に、硝酸イソソルビド1
5gを加えた後、ボールミルを用いて一晩攪拌して塗工
液を得た。
ート・ビニルピロリドン共重合体(積水化学社製、薬添
規収載)85g(固形分換算)に、硝酸イソソルビド1
5gを加えた後、ボールミルを用いて一晩攪拌して塗工
液を得た。
【0047】上記実施例及び比較例で得られた塗工液に
ついて、下記(1)〜(4)の性能評価を行い、その結
果を表1〜3に示した。 (1)薬物の水溶出率 PETフィルムのシリコン処理面に、ナイフコーターに
よって、単位面積当たりの硝酸イソソルビド含有量が同
一となるように厚みを計算して塗工液を塗布した後60
℃で30分間乾燥して粘着剤層を形成し、さらに、この
粘着剤層上にポリエステルフィルムを積層して、試料を
作製した。
ついて、下記(1)〜(4)の性能評価を行い、その結
果を表1〜3に示した。 (1)薬物の水溶出率 PETフィルムのシリコン処理面に、ナイフコーターに
よって、単位面積当たりの硝酸イソソルビド含有量が同
一となるように厚みを計算して塗工液を塗布した後60
℃で30分間乾燥して粘着剤層を形成し、さらに、この
粘着剤層上にポリエステルフィルムを積層して、試料を
作製した。
【0048】上記試料につき、日本薬局方記載の溶出試
験法(パドル法)に準拠して、薬物の水溶出率を測定し
た。まず、溶出試験器(富山産業社製「NTR−VS6
P」)に容器(図1に示す)にセットした後、容器に溶
出液として水900mlを入れた。次いで、溶出試験器
を37℃に設定し恒温化させた後、上記試料を50cm
2 のサイズに切断した試験片をステンレス鋼板上に両面
テープで固定して容器中の水中に浸漬した。次に、パド
ル(図2に示す)を100回転/分で回転させながら、
3、7、20分経過後に、容器からそれぞれ1mlの水
を採取し、その都度1mlの水を添加した。採取した水
中の薬物溶出量を液体クロマトグラフィーで測定し、初
期含有量に対する溶出率を算出した。
験法(パドル法)に準拠して、薬物の水溶出率を測定し
た。まず、溶出試験器(富山産業社製「NTR−VS6
P」)に容器(図1に示す)にセットした後、容器に溶
出液として水900mlを入れた。次いで、溶出試験器
を37℃に設定し恒温化させた後、上記試料を50cm
2 のサイズに切断した試験片をステンレス鋼板上に両面
テープで固定して容器中の水中に浸漬した。次に、パド
ル(図2に示す)を100回転/分で回転させながら、
3、7、20分経過後に、容器からそれぞれ1mlの水
を採取し、その都度1mlの水を添加した。採取した水
中の薬物溶出量を液体クロマトグラフィーで測定し、初
期含有量に対する溶出率を算出した。
【0049】
【表1】
【0050】(2)経皮吸収性 (1)で作製した試料を2cm×4cmのサイズに切断
して試験片とし、この試験片をウサギ(2kg)の除毛
した背部に貼付した。貼付してから所定時間経過後に3
mlずつ採血し血漿を分離した後、これを1mlのジク
ロロメタンで抽出した。この有機層を分取して窒素ガス
で濃縮した後、さらに酢酸エチルで再溶解し、薬物の血
中濃度をガスクロマトグラフィーで測定した。
して試験片とし、この試験片をウサギ(2kg)の除毛
した背部に貼付した。貼付してから所定時間経過後に3
mlずつ採血し血漿を分離した後、これを1mlのジク
ロロメタンで抽出した。この有機層を分取して窒素ガス
で濃縮した後、さらに酢酸エチルで再溶解し、薬物の血
中濃度をガスクロマトグラフィーで測定した。
【0051】
【表2】
【0052】(3)剥離性 (1)で作製した試料を50cm2 のサイズに切断し試
験片として使用した。この試験片を6名のボランティア
の胸部に貼付して1時間後に剥離し、剥離時の痛みを比
較例1を基準(評点5)として、評点1〜5で評価し
た。 ・比較例1 :評点5 ・比較例1よりやや少ない痛みを感じた:評点4 ・比較例1より少ない痛みを感じた :評点3 ・痛みをほとんど感じなかった :評点2 ・痛みを全く感じなかった :評点1
験片として使用した。この試験片を6名のボランティア
の胸部に貼付して1時間後に剥離し、剥離時の痛みを比
較例1を基準(評点5)として、評点1〜5で評価し
た。 ・比較例1 :評点5 ・比較例1よりやや少ない痛みを感じた:評点4 ・比較例1より少ない痛みを感じた :評点3 ・痛みをほとんど感じなかった :評点2 ・痛みを全く感じなかった :評点1
【0053】(4)180度剥離力 (1)で作製した試料を12mm幅に切断し試験片とし
て使用した。この試験片の接着剤層側をステンレスステ
ィール板に貼着し、850gの重りで圧着した後、試験
片の端部を180度折り返して剥離するときの荷重を測
定した。
て使用した。この試験片の接着剤層側をステンレスステ
ィール板に貼着し、850gの重りで圧着した後、試験
片の端部を180度折り返して剥離するときの荷重を測
定した。
【0054】
【表3】
【0055】
【発明の効果】本発明の外用貼付剤は、上述の構成であ
り、37℃の水溶出試験で20分後に70重量%以上の
溶出量を示すことにより、薬物の初期の皮膚透過性が高
く、速やかに薬物が有効血中濃度に達すると共に、有効
血中濃度を長時間持続させることができる。また、粘着
剤層に剥離力低減剤を含有させることにより、外用貼付
剤を皮膚から剥離する際の痛みを緩和することができ
る。
り、37℃の水溶出試験で20分後に70重量%以上の
溶出量を示すことにより、薬物の初期の皮膚透過性が高
く、速やかに薬物が有効血中濃度に達すると共に、有効
血中濃度を長時間持続させることができる。また、粘着
剤層に剥離力低減剤を含有させることにより、外用貼付
剤を皮膚から剥離する際の痛みを緩和することができ
る。
【図1】溶出試験器の容器の形状を示す断面図である。
【図2】図2(イ)はパドルを示す正面図であり、図2
(ロ)はパドルを示す下面図である。
(ロ)はパドルを示す下面図である。
a 回転軸 b 攪拌翼
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体の片面に薬物を含有する粘着剤層
が設けられた外用貼付剤であって、37℃の水中に20
分間浸漬したときの薬物の水溶出率が薬物全含有量の7
0重量%以上であることを特徴とする外用貼付剤。 - 【請求項2】 粘着剤に対して粘着力低減剤を1〜30
重量%含有させることを特徴とする請求項1記載の外用
貼付剤。 - 【請求項3】 ステンレスチール板に対する180度剥
離力が50〜400g/12mm幅であることを特徴と
する請求項1又は2記載の外用貼付剤。 - 【請求項4】 薬物が硝酸イソソルビドであることを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の外用貼付
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8288697A JPH10182445A (ja) | 1996-10-23 | 1997-04-01 | 外用貼付剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-280772 | 1996-10-23 | ||
| JP28077296 | 1996-10-23 | ||
| JP8288697A JPH10182445A (ja) | 1996-10-23 | 1997-04-01 | 外用貼付剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10182445A true JPH10182445A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=26423919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8288697A Pending JPH10182445A (ja) | 1996-10-23 | 1997-04-01 | 外用貼付剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10182445A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011057640A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Sekisui Medical Co Ltd | 貼付剤 |
| WO2012090322A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水メディカル株式会社 | 貼付剤 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP8288697A patent/JPH10182445A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011057640A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Sekisui Medical Co Ltd | 貼付剤 |
| WO2012090322A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 積水メディカル株式会社 | 貼付剤 |
| JPWO2012090322A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-06-05 | 積水メディカル株式会社 | 貼付剤 |
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