JPH10201342A - コンバインの縦搬送装置 - Google Patents

コンバインの縦搬送装置

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JPH10201342A
JPH10201342A JP821597A JP821597A JPH10201342A JP H10201342 A JPH10201342 A JP H10201342A JP 821597 A JP821597 A JP 821597A JP 821597 A JP821597 A JP 821597A JP H10201342 A JPH10201342 A JP H10201342A
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Ichiro Maeda
一郎 前田
Teruo Minami
照男 南
Sadanori Hida
日田  定範
Tatsuya Kanemitsu
達也 金光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀稈が軟弱であっても確実に穀稈の存在を検
出できるコンバインの縦搬送装置を提供する。 【解決手段】 穂先係止搬送機構16と、穀稈の株元側
を突起付きチェーン15aと挾持杆15bとにより挟持
搬送する株元挾持搬送機構15とを上下に並設して、刈
取穀稈をフィードチェーンの始端側に搬送するよう構成
し、刈取穀稈存否センサ23を両搬送機構15,16の
間で装置本体側の支持フレーム24に支持させて、その
接触子25を突起付きチェーン15aの頂部回動軌跡に
おける搬送作用側部分の内方側から外方側に突出させる
とともに、接触子25の姿勢を、先端側ほど突起付きチ
ェーン15aと挾持杆15bとによる挟持搬送経路側に
近づいた先下がり姿勢に設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀稈の穂先側を係
止爪付きの無端回動体により係止搬送する穂先係止搬送
機構と、穀稈の株元側を突起付きチェーンと挾持杆とに
より挟持搬送する株元挾持搬送機構とを、穀稈引起こし
装置の背部側に上下に並設して、刈取穀稈をフィードチ
ェーンの始端側に搬送するよう構成してあるコンバイン
の縦搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のコンバインの縦搬送装置で
は、扱深さ制御等の各種制御を刈取穀稈搬送中のみ実行
させるための起動センサとして接触式の刈取穀稈存否セ
ンサを、穂先係止搬送機構と株元挾持搬送機構との中間
で装置本体側の支持フレームに支持させて、その接触子
を前記突起付きチェーンの頂部回動軌跡における搬送作
用側部分の内方側から外方側に突出させるとともに、前
記接触子の姿勢を穀稈の搬送方向視で前記突起付きチェ
ーンの上側の側面と平行になるよう設定してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、接触子の姿勢を株元挾持搬送機構における突起付き
チェーンの上側の側面と平行になるよう設定してあった
ために、接触子が突起付きチェーンと挾持杆とによる挟
持搬送経路から上方側にやや離れた状態になり、穀稈
は、株元挾持搬送機構により挟持された部分から上方に
離れた点で接触子に接触することになって、穀稈が軟弱
であった場合、接触子に所定の接触圧が加わる前に接触
子からの反力で逃げてしまうことがあった。
【0004】本発明の目的は、穀稈が軟弱であっても穀
稈の存在を的確に検出できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕請求項1にかかる発明の特徴構成は、穀稈の穂
先側を係止爪付きの無端回動体により係止搬送する穂先
係止搬送機構と、穀稈の株元側を突起付きチェーンと挾
持杆とにより挟持搬送する株元挾持搬送機構とを、穀稈
引起こし装置の背部側に上下に並設して、刈取穀稈をフ
ィードチェーンの始端側に搬送するよう構成し、接触式
の刈取穀稈存否センサを前記穂先係止搬送機構と株元挾
持搬送機構との間で装置本体側の支持フレームに支持さ
せて、その接触子を前記突起付きチェーンの頂部回動軌
跡における搬送作用側部分の内方側から外方側に突出さ
せるとともに、前記接触子の姿勢を、先端側ほど前記突
起付きチェーンと挾持杆とによる挟持搬送経路側に近づ
いた先下がり姿勢に設定してあることある。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、前記刈取穀稈存否センサの
接触子を直線状に形成し、前記接触子が前記先下がり姿
勢になるように、センサ本体部を傾けて前記支持フレー
ムに支持させてあることある。
【0007】〔作用〕請求項1の構成によれば、接触子
の姿勢を、先端側ほど突起付きチェーンと挾持杆とによ
る挟持搬送経路側に近づいた先下がり姿勢に設定してあ
るから、穀稈は、株元挾持搬送機構により挟持された部
分に近い点で接触子に接触することになり、その穀稈が
軟弱であっても接触子から逃げにくくなって、接触子に
所定の接触圧を加えることができる。
【0008】なお、接触子の基端側と突起付きチェーン
との間には一般に他部材が配置されていて空間に余裕が
ないことから、接触子全体を株元挾持搬送機構における
突起付きチェーンの上側の側面と平行にしたまま前記挟
持搬送経路側に近づけると、他部材の配置を変更しなけ
ればならず、その設計の変更に手間がかかるという不具
合があるが、請求項1の構成では上記のように構成して
あるから、前記の不都合を招くことがない。
【0009】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
構成による作用と同様の作用を奏することができるのに
加え、前記刈取穀稈存否センサの接触子を直線状に形成
し、前記接触子が前記先下がり姿勢になるように、セン
サ本体部を傾けて前記支持フレームに支持させてあるか
ら、例えば前記接触子を前記先下がり姿勢になるように
折曲させた場合に比べて接触子の折曲工程が不要にな
る。
【0010】〔効果〕従って、請求項1の構成によれ
ば、構造の簡単な改造により、穀稈が軟弱であっても刈
取穀稈存否センサにより穀稈の存在を的確に検出できる
ようになった。
【0011】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
構成による効果と同様の効果を奏することができるのに
加え、製作コストを低廉化できた。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を二条
刈りのコンバインについて説明する。図1に示すよう
に、このコンバインは、クローラ走行装置1を装備した
走行機体の前部に刈取前処理部2を設け、走行機体には
脱穀装置3を搭載し、刈取前処理部2の横一側に搭乗運
転部4を配設して構成してある。
【0013】図2に示すように前記刈取前処理部2は、
倒伏した植立穀稈を立姿勢に引き起こす左右一対の引起
し装置5と、引き起こされた穀稈の株元を切断するバリ
カン型刈取装置6と、刈取穀稈を刈幅方向中央後方に向
けて掻込み搬送する左右一対の掻込みパッカー7と、引
起し装置5の背部側で立姿勢の刈取穀稈の株元側を挟持
し穂先側を係止しながら後方に搬送してフィードチェー
ン8の始端部に受け渡す縦搬送装置9とを備えて構成
し、機体フレーム11に支持される刈取前処理部2の刈
取メインフレーム12を、機体に設けた油圧シリンダ1
0の伸長で前記横軸芯X周りに揺動上昇するよう構成す
るとともに短縮で揺動下降するよう構成してある。
【0014】図3,図4,図5に示すように前記縦搬送
装置9は、穀稈の株元側を突起付きチェーン15aと挾
持杆15bとにより挟持搬送する株元挾持搬送機構15
と、穀稈の穂先側を、所定間隔置きに係止爪22が装着
されたチェーン16a(係止爪付きの無端回動体に相
当)とガイド杆16bとにより係止搬送する穂先係止搬
送機構16とを上下に並設して、刈取穀稈をフィードチ
ェーン8の始端側に搬送するよう構成し、両搬送機構1
5,16を穀稈の扱深さ調節のために、後ろ支点に相当
する横軸芯X周りに電動モータMにより上下揺動自在に
構成してある。つまり、後述の逆U字状のフレーム18
に設けた一対の稈長検出センサーSa,Sb(図6参
照)の間に穀稈穂先が位置するように電動モータMによ
り両搬送機構15,16を揺動させて、穀稈の長さのい
かんにかかわらず脱穀装置3での扱き深さがほぼ一定に
維持されるよう構成してある。
【0015】図6に示すように前記挾持杆15bとガイ
ド杆16bは、株元挾持搬送装置15と穂先係止搬送装
置16とを連結する連結部材に連結された逆U字状のフ
レーム18の下端部に取付けてある。そして、前記挾持
杆15bは搬送穀稈の供給量による通路幅の変位を板バ
ネ19によって吸収するようになっており、その板バネ
19は、前記逆U字状のフレーム18から延出のステー
20にボルトを介して着脱可能に取付けてある。
【0016】図3,図4に示すように、前記穂先係止搬
送機構16の搬送フレーム16cの前端部に、弾性樹脂
製の板状の刈取穀稈導入体13を、係止爪22の先端受
入れ回動軌跡Rよりも前方側に突出する状態に片持ち支
持させてある。刈取穀稈導入体13はその板面に沿って
係止爪22が回動するように姿勢設定してあり、穀稈導
入体13の背面の付け根側に、搬送フレーム12の前端
部に設けた金属板バネ製の当て板14を当て付けてあ
る。
【0017】また図2〜5に示すように、接触式の刈取
穀稈存否センサ23を穂先係止搬送機構16と株元挾持
搬送機構15との間で装置本体側の支持フレーム24に
支持させて、その直線杆状の接触子25を突起付きチェ
ーン15aの頂部回動軌跡R2における搬送作用側部分
の内方側から外方側に突出させてある。つまり、この刈
取穀稈存否センサ23が穀稈の存在を検出しているとき
のみ刈取り作業中と判断して、電動モータMにより両搬
送機構15,16を扱き深さ調節のために揺動させるの
である。前記接触子25の姿勢は、先端側ほど突起付き
チェーン15aと挾持杆15bとによる挟持搬送経路側
に近づいた先下がり姿勢に設定してあり、このような先
下がり姿勢になるようにセンサ本体部26を傾けて前記
支持フレーム24に支持させてある。また、接触子25
を基端側の縦軸芯P周りに起立姿勢と倒伏姿勢とに揺動
自在に構成するとともに、図示外の付勢手段により起立
姿勢側に付勢してある。
【0018】図2,図6に示すように、穂先係止搬送機
構16と株元挾持搬送機構15とにより搬送されてきた
穀稈を寝かした姿勢にしてフィードチェーン8の始端側
に送り込むための板バネ製のガイド板27を、後端側ほ
ど穂先係止変装機構16の内方側に寄る後ろ向き片持ち
状に、前記逆U字状のフレーム18から延出のステー2
0に支持させてある。つまり、この構造により穀稈は、
穂先係止搬送機構16と株元挾持搬送機構15との間の
中間部分がガイド板27に案内されながら倒されて、フ
ィードチェーン8の始端側に送り込まれるのである。
【0019】〔別実施形態〕前記刈取穀稈存否センサ2
3の接触子25を曲線状に形成して、接触子25が前記
先下がり姿勢になるように、支持フレーム24に支持さ
せてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの前部の側面図
【図3】縦搬送装置の平面図
【図4】縦搬送装置の側面図
【図5】刈取穀稈存否センサの取付け構造を示す縦断面
【図6】縦搬送装置の縦断面図
【符号の説明】
5 穀稈引起こし装置 8 フィードチェーン 15a 突起付きチェーン 15b 挟持杆 15 株元挟持搬送機構 16 穂先係止搬送機構 22 係止爪 23 穀稈存否センサ 24 支持フレーム 25 接触子 26 センサ本体部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金光 達也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀稈の穂先側を係止爪付きの無端回動体
    により係止搬送する穂先係止搬送機構と、穀稈の株元側
    を突起付きチェーンと挾持杆とにより挟持搬送する株元
    挾持搬送機構とを、穀稈引起こし装置の背部側に上下に
    並設して、刈取穀稈をフィードチェーンの始端側に搬送
    するよう構成し、接触式の刈取穀稈存否センサを前記穂
    先係止搬送機構と株元挾持搬送機構との間で装置本体側
    の支持フレームに支持させて、その接触子を前記突起付
    きチェーンの頂部回動軌跡における搬送作用側部分の内
    方側から外方側に突出させるとともに、前記接触子の姿
    勢を、先端側ほど前記突起付きチェーンと挾持杆とによ
    る挟持搬送経路側に近づいた先下がり姿勢に設定してあ
    るコンバインの縦搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記刈取穀稈存否センサの接触子を直線
    状に形成し、前記接触子が前記先下がり姿勢になるよう
    に、センサ本体部を傾けて前記支持フレームに支持させ
    てある請求項1記載のコンバインの縦搬送装置。
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