JPH10209305A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH10209305A JPH10209305A JP9006052A JP605297A JPH10209305A JP H10209305 A JPH10209305 A JP H10209305A JP 9006052 A JP9006052 A JP 9006052A JP 605297 A JP605297 A JP 605297A JP H10209305 A JPH10209305 A JP H10209305A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 捕獲電荷が半導体基板に容易に放出されるの
を抑制することができるMONOS型不揮発性半導体記
憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板19上に、ゲート絶縁膜12
を介してゲート電極11が配置されている。ゲート絶縁
膜12は、第一の酸化ケイ素膜17、窒化ケイ素膜1
5、そして第二の酸化ケイ素膜13を積層したものであ
る。第一の酸化ケイ素膜17は比較的厚めであり、一部
分のみ(電荷注入可能領域17a)が薄くなっている。
図1(c)に示すように、電荷注入用の酸化膜厚17の
薄い部分17a以外の部分17bでは、電荷がトンネル
できないよう厚い酸化膜を用いているため、電荷27が
第一の酸化膜17に到達しても、ケイ素基板19へと逃
げることができず、電荷の放出が抑制される。
を抑制することができるMONOS型不揮発性半導体記
憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板19上に、ゲート絶縁膜12
を介してゲート電極11が配置されている。ゲート絶縁
膜12は、第一の酸化ケイ素膜17、窒化ケイ素膜1
5、そして第二の酸化ケイ素膜13を積層したものであ
る。第一の酸化ケイ素膜17は比較的厚めであり、一部
分のみ(電荷注入可能領域17a)が薄くなっている。
図1(c)に示すように、電荷注入用の酸化膜厚17の
薄い部分17a以外の部分17bでは、電荷がトンネル
できないよう厚い酸化膜を用いているため、電荷27が
第一の酸化膜17に到達しても、ケイ素基板19へと逃
げることができず、電荷の放出が抑制される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶保持特性の優れた
高性能のMONOS型不揮発性半導体記憶装置の構造に
関するものである。なお、MONOS型半導体記憶装置
とは、ゲート電極から下方にむかって金属(Metal)−酸
化ケイ素膜(Silicon Oxide)−窒化ケイ素膜(Silicon
Nitride)−酸化ケイ素膜(Silicon Oxide)−半導体(Si
licon)という層構造を有する半導体記憶装置である。
高性能のMONOS型不揮発性半導体記憶装置の構造に
関するものである。なお、MONOS型半導体記憶装置
とは、ゲート電極から下方にむかって金属(Metal)−酸
化ケイ素膜(Silicon Oxide)−窒化ケイ素膜(Silicon
Nitride)−酸化ケイ素膜(Silicon Oxide)−半導体(Si
licon)という層構造を有する半導体記憶装置である。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え可能な不揮発性半導体
記憶装置として、MONOS型半導体記憶装置が知られ
ている。図3は、従来より知られているMONOS型半
導体記憶装置の構造を模式的に示す断面図である。Si
基板19には、ゲート間隔をおいて対向するソース領域
19a、ドレイン領域19bが設けられている。基板1
9上には、両領域19a、19bの端部をブリッジする
ように、ゲート絶縁膜12を介してゲート電極11が配
置されている。ここで、ゲート絶縁膜12は第一の酸化
ケイ素膜17、窒化ケイ素膜15、そして第二の酸化ケ
イ素膜13を積層したものである。
記憶装置として、MONOS型半導体記憶装置が知られ
ている。図3は、従来より知られているMONOS型半
導体記憶装置の構造を模式的に示す断面図である。Si
基板19には、ゲート間隔をおいて対向するソース領域
19a、ドレイン領域19bが設けられている。基板1
9上には、両領域19a、19bの端部をブリッジする
ように、ゲート絶縁膜12を介してゲート電極11が配
置されている。ここで、ゲート絶縁膜12は第一の酸化
ケイ素膜17、窒化ケイ素膜15、そして第二の酸化ケ
イ素膜13を積層したものである。
【0003】このMONOS型半導体記憶装置1′は、
半導体19側からトンネル媒体となる第一の酸化ケイ素
膜17を通して電気的な電荷注入を行い、窒化ケイ素膜
15と第二の酸化ケイ素膜13界面、または窒化ケイ素
膜15のバルク中に存在する電荷捕獲準位21に電荷を
蓄積させることにより、電界効果トランジスタの閾値電
圧(Vth)を変化させ、情報を記憶させるものである。そ
のため、MONOS型半導体記憶装置の特性を左右する
要因には、閾値電圧(Vth)変化を大きくするために多量
の電荷を捕獲することや、記憶した情報を保持するため
に捕獲した電荷がゲート電極または半導体基板へ放出さ
れにくいことなどが挙げられる。
半導体19側からトンネル媒体となる第一の酸化ケイ素
膜17を通して電気的な電荷注入を行い、窒化ケイ素膜
15と第二の酸化ケイ素膜13界面、または窒化ケイ素
膜15のバルク中に存在する電荷捕獲準位21に電荷を
蓄積させることにより、電界効果トランジスタの閾値電
圧(Vth)を変化させ、情報を記憶させるものである。そ
のため、MONOS型半導体記憶装置の特性を左右する
要因には、閾値電圧(Vth)変化を大きくするために多量
の電荷を捕獲することや、記憶した情報を保持するため
に捕獲した電荷がゲート電極または半導体基板へ放出さ
れにくいことなどが挙げられる。
【0004】窒化ケイ素膜質という立場からこれらの課
題を見ると、多量の電荷を捕獲するためには、窒化ケイ
素膜/酸化ケイ素膜界面や窒化ケイ素膜バルク中に含ま
れる電荷捕獲準位密度を上げることが、また、捕獲した
電荷の半導体基板への放出を抑制するためには、窒化ケ
イ素膜の電気伝導度を下げることが有効である。
題を見ると、多量の電荷を捕獲するためには、窒化ケイ
素膜/酸化ケイ素膜界面や窒化ケイ素膜バルク中に含ま
れる電荷捕獲準位密度を上げることが、また、捕獲した
電荷の半導体基板への放出を抑制するためには、窒化ケ
イ素膜の電気伝導度を下げることが有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に窒化ケイ素膜の
特性は、膜の窒素対ケイ素の組成比に大きく依存し、そ
の組成比が窒素過剰になると電荷捕獲準位密度が低くな
ると共に電気伝導度が下がり、一方、ケイ素過剰になる
と電荷捕獲準位密度は高くなり電気伝導度も上がること
が知られている(S. Minami, Y. Kamigaki; 電子情報通
信学会論文誌(1994) vol.J77-C-II No.12 及びS. Fujit
a, A. Sasaki; 応用物理、第54巻、第12号(1985))。
したがって、MONOS型半導体記憶装置のゲート絶縁
膜に用いる窒化ケイ素膜には、閾値電圧(Vth)の変化を
大きくするために、電荷捕獲準位密度の高い例えばケイ
素過剰な膜が要求されるが、ケイ素過剰な場合、膜の電
気伝導度が高いため捕獲電荷が漏れ易いという欠点も併
せ持ってしまう。
特性は、膜の窒素対ケイ素の組成比に大きく依存し、そ
の組成比が窒素過剰になると電荷捕獲準位密度が低くな
ると共に電気伝導度が下がり、一方、ケイ素過剰になる
と電荷捕獲準位密度は高くなり電気伝導度も上がること
が知られている(S. Minami, Y. Kamigaki; 電子情報通
信学会論文誌(1994) vol.J77-C-II No.12 及びS. Fujit
a, A. Sasaki; 応用物理、第54巻、第12号(1985))。
したがって、MONOS型半導体記憶装置のゲート絶縁
膜に用いる窒化ケイ素膜には、閾値電圧(Vth)の変化を
大きくするために、電荷捕獲準位密度の高い例えばケイ
素過剰な膜が要求されるが、ケイ素過剰な場合、膜の電
気伝導度が高いため捕獲電荷が漏れ易いという欠点も併
せ持ってしまう。
【0006】MONOS型半導体記憶装置では、捕獲電
荷の半導体基板への放出に対し第一の酸化膜が障壁とな
っている。電荷の放出を抑制するためには、第一の酸化
膜を厚くすることで可能となるが、厚膜は電荷注入時に
おいても障壁となるため、動作電圧低下及び高速書き込
みを妨げることとなってしまう。本発明は、大きな閾値
電圧(Vth)変化を得るために電気伝導度の高い窒化ケイ
素膜を用いた場合にも、捕獲電荷が半導体基板に容易に
放出されるのを抑制することができるMONOS型不揮
発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
荷の半導体基板への放出に対し第一の酸化膜が障壁とな
っている。電荷の放出を抑制するためには、第一の酸化
膜を厚くすることで可能となるが、厚膜は電荷注入時に
おいても障壁となるため、動作電圧低下及び高速書き込
みを妨げることとなってしまう。本発明は、大きな閾値
電圧(Vth)変化を得るために電気伝導度の高い窒化ケイ
素膜を用いた場合にも、捕獲電荷が半導体基板に容易に
放出されるのを抑制することができるMONOS型不揮
発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板上
に形成された第一の酸化ケイ素膜と、 該第一の酸化ケ
イ素膜上に形成された電荷捕獲層としての窒化ケイ素膜
と、 該窒化ケイ素膜上に形成された第二の酸化ケイ素
膜と、を有するゲート絶縁膜、及び、 該第二の酸化ケ
イ素膜上に形成されたゲート電極、 を備えたMONO
S型半導体記憶装置であって; 上記第一の酸化ケイ素
膜の一部分にのみ電荷注入可能な領域を設け、他の第一
の酸化ケイ素膜の部分を電荷通過が困難な領域としたこ
とを特徴とする。
め、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板上
に形成された第一の酸化ケイ素膜と、 該第一の酸化ケ
イ素膜上に形成された電荷捕獲層としての窒化ケイ素膜
と、 該窒化ケイ素膜上に形成された第二の酸化ケイ素
膜と、を有するゲート絶縁膜、及び、 該第二の酸化ケ
イ素膜上に形成されたゲート電極、 を備えたMONO
S型半導体記憶装置であって; 上記第一の酸化ケイ素
膜の一部分にのみ電荷注入可能な領域を設け、他の第一
の酸化ケイ素膜の部分を電荷通過が困難な領域としたこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記第一の酸
化ケイ素膜の電荷注入可能領域を、第一の酸化ケイ素膜
の他の部分よりも薄いこととすることができる。すなわ
ち、半導体基板側酸化膜の狭い一部のみを電荷がトンネ
ルして電荷注入できるように薄くし、残りの部分の酸化
膜厚を厚くすることで、電荷捕獲準位密度が高く電気伝
導度の高い窒化ケイ素膜を用いる場合であっても、捕獲
電荷の半導体基板への放出を抑制し、記憶保持特性の劣
化を防ぐものである。
化ケイ素膜の電荷注入可能領域を、第一の酸化ケイ素膜
の他の部分よりも薄いこととすることができる。すなわ
ち、半導体基板側酸化膜の狭い一部のみを電荷がトンネ
ルして電荷注入できるように薄くし、残りの部分の酸化
膜厚を厚くすることで、電荷捕獲準位密度が高く電気伝
導度の高い窒化ケイ素膜を用いる場合であっても、捕獲
電荷の半導体基板への放出を抑制し、記憶保持特性の劣
化を防ぐものである。
【0009】以下、図面を参照しつつより詳しく説明す
る。図1は、本発明の1実施例に係るMONOS型半導
体記憶装置のゲート構造及びその作用を模式的に示す断
面図である。半導体基板19上に、ゲート絶縁膜12を
介してゲート電極11が配置されている。ここで、ゲー
ト絶縁膜12は、第一の酸化ケイ素膜17、窒化ケイ素
膜15、そして第二の酸化ケイ素膜13を積層したもの
である。ゲート電極11には、書き込み電圧を印加する
ためのリード線10が付設されている。
る。図1は、本発明の1実施例に係るMONOS型半導
体記憶装置のゲート構造及びその作用を模式的に示す断
面図である。半導体基板19上に、ゲート絶縁膜12を
介してゲート電極11が配置されている。ここで、ゲー
ト絶縁膜12は、第一の酸化ケイ素膜17、窒化ケイ素
膜15、そして第二の酸化ケイ素膜13を積層したもの
である。ゲート電極11には、書き込み電圧を印加する
ためのリード線10が付設されている。
【0010】ただし、第一の酸化ケイ素膜17は従来の
ものよりも比較的厚め(例えば5〜6nm)であり、か
つ、ソース領域、ドレイン領域に挟まれて、かつソース
領域、ドレイン領域から独立した酸化ケイ素膜の一部分
のみ(電荷注入可能領域17a)が薄く(例えば2〜3
nm)なっている。なお、この電荷注入可能領域上には、
選択的エッチングの跡である凹部23が残っている。
ものよりも比較的厚め(例えば5〜6nm)であり、か
つ、ソース領域、ドレイン領域に挟まれて、かつソース
領域、ドレイン領域から独立した酸化ケイ素膜の一部分
のみ(電荷注入可能領域17a)が薄く(例えば2〜3
nm)なっている。なお、この電荷注入可能領域上には、
選択的エッチングの跡である凹部23が残っている。
【0011】情報書き込み時、すなわち電荷注入時に
は、図1(b)に示すように、ゲート電極11に書き込
み電圧を印加することにより、第一の酸化膜17の薄い
領域17aを通して電荷25を窒化ケイ素膜15中へ侵
入させ、窒化ケイ素膜15/第二の酸化ケイ素膜13界
面付近、または窒化ケイ素膜15バルク中に分布してい
る電荷捕獲準位21に捕獲させる。この実施例では窒化
ケイ素膜13はケイ素過剰であり、電気伝導度が高いた
め、電荷が窒化ケイ素膜15内を移動し、膜内に高密度
に分布する電荷捕獲準位21に到達することができる。
は、図1(b)に示すように、ゲート電極11に書き込
み電圧を印加することにより、第一の酸化膜17の薄い
領域17aを通して電荷25を窒化ケイ素膜15中へ侵
入させ、窒化ケイ素膜15/第二の酸化ケイ素膜13界
面付近、または窒化ケイ素膜15バルク中に分布してい
る電荷捕獲準位21に捕獲させる。この実施例では窒化
ケイ素膜13はケイ素過剰であり、電気伝導度が高いた
め、電荷が窒化ケイ素膜15内を移動し、膜内に高密度
に分布する電荷捕獲準位21に到達することができる。
【0012】続いて図1(c)に、情報保持状態を示
す。捕獲準位に捕えられた電荷27は捕獲準位から徐々
に脱出するものがあるが、電荷注入用の酸化膜厚17の
薄い部分17a以外の部分17bでは、電荷がトンネル
できないよう厚い酸化膜を用いているため、電荷27が
電気伝導度の高いケイ素過剰な窒化ケイ素膜15を移動
し、第一の酸化膜17に到達しても、そこからケイ素基
板19へと逃げることができず、電荷の放出が抑制され
る。よって、第一の酸化膜17全面で膜厚が薄い場合よ
りも閾値電圧(Vth)の低下、すなわち情報の抜けを抑制
することができる。
す。捕獲準位に捕えられた電荷27は捕獲準位から徐々
に脱出するものがあるが、電荷注入用の酸化膜厚17の
薄い部分17a以外の部分17bでは、電荷がトンネル
できないよう厚い酸化膜を用いているため、電荷27が
電気伝導度の高いケイ素過剰な窒化ケイ素膜15を移動
し、第一の酸化膜17に到達しても、そこからケイ素基
板19へと逃げることができず、電荷の放出が抑制され
る。よって、第一の酸化膜17全面で膜厚が薄い場合よ
りも閾値電圧(Vth)の低下、すなわち情報の抜けを抑制
することができる。
【0013】次に、本実施例のMONOS型半導体記憶
装置の製造方法の一例について説明する。図2(a)〜
(f)は、図1の実施例のMONOS型半導体記憶装置
の製造工程を順に示した断面図である。まず、シリコン
基板19上に素子分離用フィールド酸化膜(図示され
ず)を形成した後、MONOSトランジスタを形成する
能動領域に、図2(a)に示すように熱酸化法により第
一の酸化ケイ素膜17を、例えば5nmの厚さに形成す
る。
装置の製造方法の一例について説明する。図2(a)〜
(f)は、図1の実施例のMONOS型半導体記憶装置
の製造工程を順に示した断面図である。まず、シリコン
基板19上に素子分離用フィールド酸化膜(図示され
ず)を形成した後、MONOSトランジスタを形成する
能動領域に、図2(a)に示すように熱酸化法により第
一の酸化ケイ素膜17を、例えば5nmの厚さに形成す
る。
【0014】次に、図2(b)、(c)に示すように、
後の工程で形成されるソース領域、ドレイン領域に挟ま
れて、かつソース領域、ドレイン領域から独立した酸化
ケイ素膜17の一部分のみを、マスク31を利用し、通
常のフォトエッチング法、またはドライエッチング法に
より表面部を除去して凹部23を形成し、この部分17
aでの酸化ケイ素の膜厚を例えば2〜3nm程度とする。
次いで、図2(d)に示すように、電荷捕獲準位密度の
高いケイ素過剰な窒化ケイ素膜15を、例えば流量比N
H3 /SiH2 Cl2 =1のアンモニア(NH3 )とジ
クロロシラン(SiH2 Cl2 )を原料ガスに用い、成
長温度700℃程度にて減圧気相成長法にて10nm程度
形成する。
後の工程で形成されるソース領域、ドレイン領域に挟ま
れて、かつソース領域、ドレイン領域から独立した酸化
ケイ素膜17の一部分のみを、マスク31を利用し、通
常のフォトエッチング法、またはドライエッチング法に
より表面部を除去して凹部23を形成し、この部分17
aでの酸化ケイ素の膜厚を例えば2〜3nm程度とする。
次いで、図2(d)に示すように、電荷捕獲準位密度の
高いケイ素過剰な窒化ケイ素膜15を、例えば流量比N
H3 /SiH2 Cl2 =1のアンモニア(NH3 )とジ
クロロシラン(SiH2 Cl2 )を原料ガスに用い、成
長温度700℃程度にて減圧気相成長法にて10nm程度
形成する。
【0015】次に、図2(e)に示すように、例えば酸
素と水素の燃焼によって生じた水蒸気中で約1,000
℃で熱処理して窒化ケイ素膜15の上部表面側を酸化し
約3〜4nmの第二の酸化ケイ素膜13を形成する。そし
て、図2(f)に示すように、ゲート電極11を形成
し、MONOS構造を形成することができる。
素と水素の燃焼によって生じた水蒸気中で約1,000
℃で熱処理して窒化ケイ素膜15の上部表面側を酸化し
約3〜4nmの第二の酸化ケイ素膜13を形成する。そし
て、図2(f)に示すように、ゲート電極11を形成
し、MONOS構造を形成することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のMONOS型不揮発性半導体記憶装置を用いれば、第
一の酸化膜の一部のみに電荷注入領域を設けることによ
り、捕獲電荷の放出を抑制し、ケイ素過剰な窒化ケイ素
膜の電気伝導度が高いという欠点を補うことができ、記
憶保持能力の高い高性能な不揮発性半導体記憶装置を提
供することができる。さらに、それに組み合わせて電荷
捕獲準位密度が多いケイ素過剰な窒化ケイ素膜を用いれ
ば、捕獲電荷が増大し閾値電圧(Vth)の変化を大きくで
きる。
のMONOS型不揮発性半導体記憶装置を用いれば、第
一の酸化膜の一部のみに電荷注入領域を設けることによ
り、捕獲電荷の放出を抑制し、ケイ素過剰な窒化ケイ素
膜の電気伝導度が高いという欠点を補うことができ、記
憶保持能力の高い高性能な不揮発性半導体記憶装置を提
供することができる。さらに、それに組み合わせて電荷
捕獲準位密度が多いケイ素過剰な窒化ケイ素膜を用いれ
ば、捕獲電荷が増大し閾値電圧(Vth)の変化を大きくで
きる。
【図1】本発明の1実施例に係るMONOS型半導体記
憶装置のゲート構造及びその作用を模式的に示す断面図
である。
憶装置のゲート構造及びその作用を模式的に示す断面図
である。
【図2】図1の実施例のMONOS型半導体記憶装置の
製造工程を順に示した断面図である。
製造工程を順に示した断面図である。
【図3】従来より知られているMONOS型半導体記憶
装置の構造を模式的に示す断面図である。
装置の構造を模式的に示す断面図である。
1…MONOS型半導体記憶装置(ゲート構造)、10
…書き込み電圧線、11…ゲート電極、12…ゲート絶
縁膜、13…第二の酸化ケイ素膜、15…窒化ケイ素
膜、17…第一の酸化ケイ素膜、19…半導体基板、2
1…捕獲準位、23…凹部、25…電荷、27…捕獲電
荷
…書き込み電圧線、11…ゲート電極、12…ゲート絶
縁膜、13…第二の酸化ケイ素膜、15…窒化ケイ素
膜、17…第一の酸化ケイ素膜、19…半導体基板、2
1…捕獲準位、23…凹部、25…電荷、27…捕獲電
荷
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された第一の酸化ケ
イ素膜と、 該第一の酸化ケイ素膜上に形成された電荷捕獲層として
の窒化ケイ素膜と、 該窒化ケイ素膜上に形成された第二の酸化ケイ素膜と、
を有するゲート絶縁膜、及び、 該第二の酸化ケイ素膜上に形成されたゲート電極、を備
えたMONOS型半導体記憶装置であって;上記第一の
酸化ケイ素膜の一部分にのみ電荷注入可能な領域を設
け、他の第一の酸化ケイ素膜の部分を電荷通過が困難な
領域としたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項2】 上記第一の酸化ケイ素膜の電荷注入可能
領域が、第一の酸化ケイ素膜の他の部分よりも薄いこと
を特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項3】 上記第一の酸化ケイ素膜の電荷注入可能
領域の膜厚が2〜3nmであり、第一の酸化ケイ素膜の他
の部分の膜厚が5〜6nmであることを特徴とする請求項
2記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 【請求項4】 上記ゲート絶縁膜の窒化ケイ素膜の組成
が、化学量論比よりもケイ素を過剰に含むことを特徴と
する請求項1、2又は3記載の不揮発性半導体記憶装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006052A JPH10209305A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006052A JPH10209305A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10209305A true JPH10209305A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11627856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9006052A Pending JPH10209305A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10209305A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002319637A (ja) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Sharp Corp | 半導体記憶装置、その書き込み方法及び読み出し方法、並びにそれを用いた集積回路装置 |
| JP2005045012A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| KR100803861B1 (ko) | 2004-06-23 | 2008-02-14 | 가부시끼가이샤 도시바 | 비휘발성 반도체 메모리 디바이스 및 그 제조 방법 |
| JPWO2005122246A1 (ja) * | 2004-06-14 | 2008-07-31 | スパンション エルエルシー | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
| KR100871605B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2008-12-02 | 고려대학교 산학협력단 | 멀티 비트 프로그램이 가능한 비휘발성 메모리 소자 및이를 제조하는 방법 |
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| WO2018128659A3 (en) * | 2016-10-11 | 2018-08-16 | Bwxt Mpower, Inc. | Resistance pressure weld for nuclear reactor fuel rod tube end plug |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP9006052A patent/JPH10209305A/ja active Pending
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