JPH10228613A - クリーニング液及びクリーニング方法 - Google Patents
クリーニング液及びクリーニング方法Info
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- JPH10228613A JPH10228613A JP9029350A JP2935097A JPH10228613A JP H10228613 A JPH10228613 A JP H10228613A JP 9029350 A JP9029350 A JP 9029350A JP 2935097 A JP2935097 A JP 2935097A JP H10228613 A JPH10228613 A JP H10228613A
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- cleaning liquid
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/22—Organic compounds
- C11D7/26—Organic compounds containing oxygen
- C11D7/261—Alcohols; Phenols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
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- C11D3/3746—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3749—Polyolefins; Halogenated polyolefins; Natural or synthetic rubber; Polyarylolefins or halogenated polyarylolefins
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- G11B23/049—Cassettes for special applications not otherwise provided for
-
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- C11D2111/10—Objects to be cleaned
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープレコーダの磁気ヘッドや走行系をクリ
ーニングするためのクリーニングテープに保持させるク
リーニング液であって、クリーニング効果に優れるとと
もに、塵やホコリの再付着を防止でき、さらに水分の吸
収が少なくクリーニング後短時間で乾燥し、加えて引火
の危険がなく安全なクリーニング液を提供する。 【解決手段】 クリーニング液の主成分をフッ素系溶剤
とし、その沸点を56℃〜155℃に規制する。なお、
このクリーニング液には炭化水素系溶剤やフッ素系樹脂
が添加されていても良い。
ーニングするためのクリーニングテープに保持させるク
リーニング液であって、クリーニング効果に優れるとと
もに、塵やホコリの再付着を防止でき、さらに水分の吸
収が少なくクリーニング後短時間で乾燥し、加えて引火
の危険がなく安全なクリーニング液を提供する。 【解決手段】 クリーニング液の主成分をフッ素系溶剤
とし、その沸点を56℃〜155℃に規制する。なお、
このクリーニング液には炭化水素系溶剤やフッ素系樹脂
が添加されていても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド等をク
リーニングするためのクリーニング液及びクリーニング
方法に関する。
リーニングするためのクリーニング液及びクリーニング
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)等に搭
載されている磁気ヘッドは、そのテープ摺動面に磁気テ
ープから脱落した磁性粉や、外部環境からの塵やホコリ
等の粉状の異物が付着したり、磁気テープに塗布されて
いる滑剤が付着し、焼き付き状になっている場合があ
る。このように付着した粉状の異物や焼き付き状になっ
た潤滑剤は、蓄積すると磁気ヘッドの記録再生特性に悪
影響を及ぼすようになる。
載されている磁気ヘッドは、そのテープ摺動面に磁気テ
ープから脱落した磁性粉や、外部環境からの塵やホコリ
等の粉状の異物が付着したり、磁気テープに塗布されて
いる滑剤が付着し、焼き付き状になっている場合があ
る。このように付着した粉状の異物や焼き付き状になっ
た潤滑剤は、蓄積すると磁気ヘッドの記録再生特性に悪
影響を及ぼすようになる。
【0003】そこで、従来、磁気ヘッドのテープ摺動面
をクリーニングするものとして、クリーニングテープが
用いられている。
をクリーニングするものとして、クリーニングテープが
用いられている。
【0004】このクリーニングテープは、テープ表面に
クリーニング液を塗布して用いる湿式クリーニングテー
プと、クリーニング液を用いずにテープ表面の研磨性を
利用してクリーニングする乾式クリーニングテープとに
大別される。
クリーニング液を塗布して用いる湿式クリーニングテー
プと、クリーニング液を用いずにテープ表面の研磨性を
利用してクリーニングする乾式クリーニングテープとに
大別される。
【0005】このうち、湿式クリーニングテープは、ク
リーニング効果に優れ、しかもヘッドへの悪影響が少な
いことから広く用いられている。
リーニング効果に優れ、しかもヘッドへの悪影響が少な
いことから広く用いられている。
【0006】このような湿式クリーニングテープとして
は、ビニル系樹脂よりなるフィルム上にクリーニング層
が形成されてなるテープ状の支持体上に、イソプロピル
アルコールを主成分としたクリーニング液を塗布して使
用するもの、この他、特開平4−38712号公報、特
開平4−349210号公報、特開平6−139531
号公報等にも湿式クリーニングテープが開示されてい
る。
は、ビニル系樹脂よりなるフィルム上にクリーニング層
が形成されてなるテープ状の支持体上に、イソプロピル
アルコールを主成分としたクリーニング液を塗布して使
用するもの、この他、特開平4−38712号公報、特
開平4−349210号公報、特開平6−139531
号公報等にも湿式クリーニングテープが開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
で提案されている湿式クリーニングテープは、いずれも
クリーニング液の主成分がアルコールである。アルコー
ルを主成分とするクリーニング液は、クリーニング効果
はあるものの、乾燥に時間がかかり、クリーニングして
からVTRを使用するまでにある程度時間をおかなけれ
ばならない。また、クリーニング液が、長時間未乾燥状
態にあるために、この間に汚れの再付着が生じてしま
う。しかも、アルコールは引火性があるため、取り扱い
に注意を払う必要があり、またプラスチックやゴム等を
変成させる虞れもある。
で提案されている湿式クリーニングテープは、いずれも
クリーニング液の主成分がアルコールである。アルコー
ルを主成分とするクリーニング液は、クリーニング効果
はあるものの、乾燥に時間がかかり、クリーニングして
からVTRを使用するまでにある程度時間をおかなけれ
ばならない。また、クリーニング液が、長時間未乾燥状
態にあるために、この間に汚れの再付着が生じてしま
う。しかも、アルコールは引火性があるため、取り扱い
に注意を払う必要があり、またプラスチックやゴム等を
変成させる虞れもある。
【0008】さらに、アルコールを主成分とするクリー
ニング液は水分を吸収し易い。クリーニング液に水分が
含まれていると、クリーニング後にヘッドやヘッドシリ
ンダー、ガイド等に水分が残り、これが磁気ヘッドと磁
気テープの貼り付きを生じさせる原因になる。しかも、
この残った水分によって、磁気ヘッドが酸化したり、塵
やほこりを再付着させるといった問題もある。
ニング液は水分を吸収し易い。クリーニング液に水分が
含まれていると、クリーニング後にヘッドやヘッドシリ
ンダー、ガイド等に水分が残り、これが磁気ヘッドと磁
気テープの貼り付きを生じさせる原因になる。しかも、
この残った水分によって、磁気ヘッドが酸化したり、塵
やほこりを再付着させるといった問題もある。
【0009】また、このクリーニング液は、汚れは除去
できるものの、汚れの再付着を防止する効果が乏しいた
めに、クリーニングしても直ぐにまた磁気ヘッドやガイ
ド等が汚れてしまう。
できるものの、汚れの再付着を防止する効果が乏しいた
めに、クリーニングしても直ぐにまた磁気ヘッドやガイ
ド等が汚れてしまう。
【0010】近年、VTRの分野では高性能化が進めら
れており、例えば回転ヘッドについては、シリンダーに
多数の磁気ヘッド(10個以上)が搭載され、これが4
500rpm以上の回転数で回転される。このような高
性能な構成においては、特に、ヘッドやヘッドシリンダ
ー、走行系の汚れや水分の付着がその動作に大きく影響
するため、クリーニングの重要性は大きい。したがっ
て、これに対応するには、上述のような問題を解消し、
さらに効果の高いクリーニングテープを開発することは
必要である。
れており、例えば回転ヘッドについては、シリンダーに
多数の磁気ヘッド(10個以上)が搭載され、これが4
500rpm以上の回転数で回転される。このような高
性能な構成においては、特に、ヘッドやヘッドシリンダ
ー、走行系の汚れや水分の付着がその動作に大きく影響
するため、クリーニングの重要性は大きい。したがっ
て、これに対応するには、上述のような問題を解消し、
さらに効果の高いクリーニングテープを開発することは
必要である。
【0011】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、クリーニング効果に優れ
るとともに、塵やホコリの再付着が防止され、さらに水
分の吸収が少なくクリーニング後短時間で乾燥し、加え
て引火の危険がなく安全なクリーニング液及びクリーニ
ング方法を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたものであり、クリーニング効果に優れ
るとともに、塵やホコリの再付着が防止され、さらに水
分の吸収が少なくクリーニング後短時間で乾燥し、加え
て引火の危険がなく安全なクリーニング液及びクリーニ
ング方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のクリーニング液は、フッ素系溶剤を主体
とし、沸点が56℃〜155℃であることを特徴とする
ものである。
めに、本発明のクリーニング液は、フッ素系溶剤を主体
とし、沸点が56℃〜155℃であることを特徴とする
ものである。
【0013】また、本発明のクリーニング方法は、フッ
素系溶剤を主体とし、沸点が56℃〜155℃のクリー
ニング液を、テープ状の支持体表面に塗布し、このフッ
素系溶剤が塗布された表面を被クリーニング面に摺動さ
せることでクリーニングすることを特徴とするものであ
る。
素系溶剤を主体とし、沸点が56℃〜155℃のクリー
ニング液を、テープ状の支持体表面に塗布し、このフッ
素系溶剤が塗布された表面を被クリーニング面に摺動さ
せることでクリーニングすることを特徴とするものであ
る。
【0014】フッ素系溶剤は、クリーニング性能に優れ
るとともに磁気ヘッド等の被クリーニング面に対する保
持性が良いので、効果的なクリーニングが行える。ま
た、フッ素系溶剤は、撥水性を有し、吸湿性が少ないた
め、被クリーニング面に水分を残すことがない。したが
って、クリーニング液由来の水分によって磁気ヘッド等
に酸化が生じたり、汚れが再付着するのが防止される。
るとともに磁気ヘッド等の被クリーニング面に対する保
持性が良いので、効果的なクリーニングが行える。ま
た、フッ素系溶剤は、撥水性を有し、吸湿性が少ないた
め、被クリーニング面に水分を残すことがない。したが
って、クリーニング液由来の水分によって磁気ヘッド等
に酸化が生じたり、汚れが再付着するのが防止される。
【0015】また、このクリーニング液は、沸点が56
℃〜155℃に規制されているので、クリーニング後に
直ちに乾燥する。したがって、未乾燥状態の間に生じる
汚れの付着が最小限に抑えられ、またクリーニング後、
時間をあまりおかずにテープレコーダを使用することが
可能である。
℃〜155℃に規制されているので、クリーニング後に
直ちに乾燥する。したがって、未乾燥状態の間に生じる
汚れの付着が最小限に抑えられ、またクリーニング後、
時間をあまりおかずにテープレコーダを使用することが
可能である。
【0016】しかも、このクリーニング液は、引火性が
なく、またプラスチック等のゴムを変成させ難いので、
取り扱いが容易である。
なく、またプラスチック等のゴムを変成させ難いので、
取り扱いが容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について説明する。
態について説明する。
【0018】本発明のクリーニング液は、テープレコー
ダを構成する磁気ヘッドやヘッドシリンダー、ガイド等
をクリーニングするための湿式クリーニングテープに用
いられるものであり、フッ素系溶剤を主体とし、沸点が
56℃〜155℃の範囲に規制されている。
ダを構成する磁気ヘッドやヘッドシリンダー、ガイド等
をクリーニングするための湿式クリーニングテープに用
いられるものであり、フッ素系溶剤を主体とし、沸点が
56℃〜155℃の範囲に規制されている。
【0019】フッ素系溶剤は、クリーニング性能に優れ
るとともに磁気ヘッド等の被クリーニング面に対する保
持性が良いので、効果的なクリーニングが行える。ま
た、フッ素系溶剤は、撥水性を有し、吸湿性が少ないた
め、被クリーニング面に水分を残すことがない。したが
って、クリーニング液由来の水分によって磁気ヘッド等
に酸化が生じたり、汚れが再付着するのが防止される。
るとともに磁気ヘッド等の被クリーニング面に対する保
持性が良いので、効果的なクリーニングが行える。ま
た、フッ素系溶剤は、撥水性を有し、吸湿性が少ないた
め、被クリーニング面に水分を残すことがない。したが
って、クリーニング液由来の水分によって磁気ヘッド等
に酸化が生じたり、汚れが再付着するのが防止される。
【0020】また、このクリーニング液は沸点が56℃
〜155℃に規制されているので、クリーニング後に直
ちに乾燥する。したがって、未乾燥状態の間に生じる汚
れの付着が最小限に抑えられ、またクリーニング後、時
間をあまりおかずにテープレコーダを使用することが可
能である。
〜155℃に規制されているので、クリーニング後に直
ちに乾燥する。したがって、未乾燥状態の間に生じる汚
れの付着が最小限に抑えられ、またクリーニング後、時
間をあまりおかずにテープレコーダを使用することが可
能である。
【0021】しかも、このクリーニング液は、引火性が
なく、またプラスチック等のゴムを変成させ難いので、
取り扱いが容易である。
なく、またプラスチック等のゴムを変成させ難いので、
取り扱いが容易である。
【0022】このクリーニング液の主成分となるフッ素
系溶剤としては、パーフロロカーボン(PFC)、ハイ
ドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロフルオロエ
ーテル(HFE)、カルボン酸パーフロルポリエーテル
等が挙げられる。これらは単独で用いても複数種を組み
合わせて用いても差し支えない。但し、クリーニング液
の沸点はフッ素系溶剤の沸点によって決まるので、56
℃〜155℃の沸点が得られるように選択する必要があ
る。このような沸点が得られる組み合わせとしては、炭
素数が6〜12のPFCとこの他のフッ素系溶剤を混合
した混合系、例えばC7F16+HFC+C12F26混合溶
剤やHFE+HFC系溶剤OFCPA(オクタフルオロ
シクロペンタン)+C9F20+C12H26混合溶剤が挙げ
られる。
系溶剤としては、パーフロロカーボン(PFC)、ハイ
ドロフルオロカーボン(HFC)、ハイドロフルオロエ
ーテル(HFE)、カルボン酸パーフロルポリエーテル
等が挙げられる。これらは単独で用いても複数種を組み
合わせて用いても差し支えない。但し、クリーニング液
の沸点はフッ素系溶剤の沸点によって決まるので、56
℃〜155℃の沸点が得られるように選択する必要があ
る。このような沸点が得られる組み合わせとしては、炭
素数が6〜12のPFCとこの他のフッ素系溶剤を混合
した混合系、例えばC7F16+HFC+C12F26混合溶
剤やHFE+HFC系溶剤OFCPA(オクタフルオロ
シクロペンタン)+C9F20+C12H26混合溶剤が挙げ
られる。
【0023】また、クリーニング液には、乾燥後にもフ
ッ素系溶剤の一部がヘッド表面に被膜として保持され、
汚れの再付着防止に寄与できるようにするために、フッ
素化物や炭化水素系溶剤を添加しても良い。
ッ素系溶剤の一部がヘッド表面に被膜として保持され、
汚れの再付着防止に寄与できるようにするために、フッ
素化物や炭化水素系溶剤を添加しても良い。
【0024】フッ素化物としては、四フッ化エチレンか
ら合成されるフッ素系樹脂が挙げられ、特に直鎖構造の
ものが好ましい。また、フッ素系樹脂には官能基が導入
されていても構わない。このようなフッ素系樹脂は、ク
リーニング液の被膜を保持するとともにヘッドの摺動性
を向上させるようにも作用する。
ら合成されるフッ素系樹脂が挙げられ、特に直鎖構造の
ものが好ましい。また、フッ素系樹脂には官能基が導入
されていても構わない。このようなフッ素系樹脂は、ク
リーニング液の被膜を保持するとともにヘッドの摺動性
を向上させるようにも作用する。
【0025】また、炭化水素系溶剤としては、n−ヘプ
タン、イソプロピルアルコール、エチルアルコール、ヘ
キサン、シクロヘキサン、アセトン、メチルシクロヘキ
サン、エチルシクロヘキサン、イソパラフィン、n−パ
ラフィン、ミネラルターペン等が挙げられる。
タン、イソプロピルアルコール、エチルアルコール、ヘ
キサン、シクロヘキサン、アセトン、メチルシクロヘキ
サン、エチルシクロヘキサン、イソパラフィン、n−パ
ラフィン、ミネラルターペン等が挙げられる。
【0026】このようなクリーニング液によって磁気ヘ
ッド等をクリーニングするには、例えば図1に示すよう
なクリーニングカセットを用意する。
ッド等をクリーニングするには、例えば図1に示すよう
なクリーニングカセットを用意する。
【0027】このクリーニングセットは、テープレコー
ダ用カセットと同寸法となされたカセット11にクリー
ニング液を塗布するためのクリーニングロール15が設
けられてなるものである。
ダ用カセットと同寸法となされたカセット11にクリー
ニング液を塗布するためのクリーニングロール15が設
けられてなるものである。
【0028】すなわち、このクリーニングカセットは、
カセットケース11内に卷き出しリール12と巻取りリ
ール13が収容されて構成され、卷き出しリール12に
巻回されたテープ状支持体(クリーニングテープ)14
が、卷き出しリール12から巻取りリール13に向かっ
て走行し、その中途部で磁気ヘッドに摺動する。
カセットケース11内に卷き出しリール12と巻取りリ
ール13が収容されて構成され、卷き出しリール12に
巻回されたテープ状支持体(クリーニングテープ)14
が、卷き出しリール12から巻取りリール13に向かっ
て走行し、その中途部で磁気ヘッドに摺動する。
【0029】そして、このカセットでは、卷き出しリー
ル12と磁気ヘッド摺動部14aの間にクリーニングロ
ール15が設けられている。このクリーニングロール1
5は、ロールの周面に、フェルト布等の繊維が卷かれて
なるものであり、クリーニングに際してこの繊維にクリ
ーニング液が含浸される。
ル12と磁気ヘッド摺動部14aの間にクリーニングロ
ール15が設けられている。このクリーニングロール1
5は、ロールの周面に、フェルト布等の繊維が卷かれて
なるものであり、クリーニングに際してこの繊維にクリ
ーニング液が含浸される。
【0030】このようなクリーニングカセットによって
クリーニングを行うには、クリーニングカセットをテー
プレコーダに装着し、録画モードもしくは再生モードで
テープ状支持体を走行させる。テープ状支持体14を走
行させると、卷き出しリール12から卷き出されるテー
プ状支持体14が磁気ヘッド摺動部14aの手前でクリ
ーニングロール15と接触し、クリーニングロール15
からテープ状支持体14にクリーニング液が転写され
る。この後、テープ状支持体14が磁気ヘッドや走行系
の各種部材に対して摺動することによってこれら部材が
クリーニングされることになる。
クリーニングを行うには、クリーニングカセットをテー
プレコーダに装着し、録画モードもしくは再生モードで
テープ状支持体を走行させる。テープ状支持体14を走
行させると、卷き出しリール12から卷き出されるテー
プ状支持体14が磁気ヘッド摺動部14aの手前でクリ
ーニングロール15と接触し、クリーニングロール15
からテープ状支持体14にクリーニング液が転写され
る。この後、テープ状支持体14が磁気ヘッドや走行系
の各種部材に対して摺動することによってこれら部材が
クリーニングされることになる。
【0031】なお、このクリーニング液を塗布するため
の支持体としては、湿式クリーニングテープで通常用い
られているものがいずれも使用可能である。
の支持体としては、湿式クリーニングテープで通常用い
られているものがいずれも使用可能である。
【0032】たとえば、図2に示すように、ビニル系樹
脂やポリエステル樹脂等の高分子フィルム(テープ状支
持体)1に、蒸着形成された金属膜や、磁性粉末や結合
剤等を含有する磁気塗料あるいはカーボンや結合剤を含
有するカーボン塗料を塗布して形成された塗膜等がクリ
ーニング層2としてが設けられたもの、この他、不織布
等が使用される。フィルム1に金属膜や塗膜が形成され
たものは、この膜の上にクリーニング液が塗布され、被
膜となって保持される。また、不織布では、クリーニン
グ液が繊維の間に含浸されたかたちで保持される。な
お、このうち、カーボン塗料によって塗膜を形成したも
のは、ビデオヘッドに与える影響も少なく、クリーニン
グ液の保持力も高いので、支持体として好適である。
脂やポリエステル樹脂等の高分子フィルム(テープ状支
持体)1に、蒸着形成された金属膜や、磁性粉末や結合
剤等を含有する磁気塗料あるいはカーボンや結合剤を含
有するカーボン塗料を塗布して形成された塗膜等がクリ
ーニング層2としてが設けられたもの、この他、不織布
等が使用される。フィルム1に金属膜や塗膜が形成され
たものは、この膜の上にクリーニング液が塗布され、被
膜となって保持される。また、不織布では、クリーニン
グ液が繊維の間に含浸されたかたちで保持される。な
お、このうち、カーボン塗料によって塗膜を形成したも
のは、ビデオヘッドに与える影響も少なく、クリーニン
グ液の保持力も高いので、支持体として好適である。
【0033】また、この支持体には、図3に示すよう
に、クリーニング層2が形成された側とは反対側の面に
バックコート層3を設けても良い。
に、クリーニング層2が形成された側とは反対側の面に
バックコート層3を設けても良い。
【0034】このバックコート層3は、テープの背面側
とテープ走行系との摺動性を改善するためのものであ
り、例えばカーボン等の帯電防止剤や接着剤等を有機溶
剤とともの混合分散させて調製されたバックコート塗布
液を塗布乾燥することで形成される。
とテープ走行系との摺動性を改善するためのものであ
り、例えばカーボン等の帯電防止剤や接着剤等を有機溶
剤とともの混合分散させて調製されたバックコート塗布
液を塗布乾燥することで形成される。
【0035】
【実施例】本発明の実施例について実験結果に基づいて
説明する。
説明する。
【0036】なお、以下の実験例1−1,実験例1−2
はフッ素系溶剤を主体とするクリーニング液とアルコー
ル系溶剤を主体とするクリーニング液の比較であり、実
験例2−1〜実験例2−7はクリーニング液の沸点の検
討であり、実験例3−1〜実験例3−3はクリーニング
液への炭素系溶剤及びフッ素系樹脂の添加の検討であ
る。
はフッ素系溶剤を主体とするクリーニング液とアルコー
ル系溶剤を主体とするクリーニング液の比較であり、実
験例2−1〜実験例2−7はクリーニング液の沸点の検
討であり、実験例3−1〜実験例3−3はクリーニング
液への炭素系溶剤及びフッ素系樹脂の添加の検討であ
る。
【0037】実験例1−1 次のようにしてクリーニングテープ用の支持体を作製し
た。
た。
【0038】まず、以下の組成で、クリーニング層用塗
布液の各組成物を計りとった。
布液の各組成物を計りとった。
【0039】 クリーニング層用塗布液の組成 主粉末 カーボンブラック 100重量部 (旭カーボン社製 #80) 接着剤 塩化ビニル共重合体 20重量部 (日本ゼオン社製 商品名MR−110) 溶媒 メチルエチルケトン 260重量部 トルエン 150重量部 シクロヘキサノン 100重量部 そして、主粉末に接着剤を混合し、適量の溶媒とともに
ボールミルにて分散させた。その後、残りの溶媒によっ
て希釈し、適当な固形分に調整することでクリーニング
層用塗布液を調製した。
ボールミルにて分散させた。その後、残りの溶媒によっ
て希釈し、適当な固形分に調整することでクリーニング
層用塗布液を調製した。
【0040】このように調製されたクリーニング層用塗
布液を、厚さ10μmのポリエチレンテレフタレート製
のテープ上に0.7〜0.8μmの塗布厚で塗布し、乾
燥することでクリーニングテープ用の支持体を作製し
た。
布液を、厚さ10μmのポリエチレンテレフタレート製
のテープ上に0.7〜0.8μmの塗布厚で塗布し、乾
燥することでクリーニングテープ用の支持体を作製し
た。
【0041】そして、作製されたクリーニングテープ用
の支持体を、図1に示すクリーニングセットに卷き取っ
た。続いて、C6F14とC12F26の混合溶媒(フッ素系
クリーニング液)を、クリーニングロールのフェルト布
に0.1〜0.2ml量で含浸させ、テープ状支持体の
表面に転写させることでクリーニングテープとした。な
お、このクリーニング液の沸点は、56℃である。
の支持体を、図1に示すクリーニングセットに卷き取っ
た。続いて、C6F14とC12F26の混合溶媒(フッ素系
クリーニング液)を、クリーニングロールのフェルト布
に0.1〜0.2ml量で含浸させ、テープ状支持体の
表面に転写させることでクリーニングテープとした。な
お、このクリーニング液の沸点は、56℃である。
【0042】実験例1−2 クリーニング液として、イソプロピルアルコールを用い
ること以外は実験例1−1と同様にしてクリーニングテ
ープを作成した。
ること以外は実験例1−1と同様にしてクリーニングテ
ープを作成した。
【0043】以上のようにして作成したクリーニングテ
ープについて、クリーニング液の吸湿性、引火性及びク
リーニングによるヘッド表面の摩擦係数の変化を調べ
た。その結果を表1に示す。
ープについて、クリーニング液の吸湿性、引火性及びク
リーニングによるヘッド表面の摩擦係数の変化を調べ
た。その結果を表1に示す。
【0044】なお、吸湿性は、クリーニング液中の水分
を、微量水分測定装置(三菱化成工業社製 MODEL
CA−05)によって測定することで評価した。
を、微量水分測定装置(三菱化成工業社製 MODEL
CA−05)によって測定することで評価した。
【0045】また、ヘッド表面の摩擦係数の変化は、B
eta CAM用VTR(ソニー社製 商品名BVW−
75)を使用し、クリーニング液を塗布する前後でVT
Rテンションを比較することで評価した。
eta CAM用VTR(ソニー社製 商品名BVW−
75)を使用し、クリーニング液を塗布する前後でVT
Rテンションを比較することで評価した。
【0046】
【表1】
【0047】表1に示すように、フッ素系のクリーニン
グ液は吸湿性がなく、引火の危険性もないのに対して、
アルコール系のクリーニング液は吸湿性が高く、引火性
を有する。このため、アルコール系のクリーニング液は
取り扱いに十分な注意を払わなければならない。また、
乾燥に時間がかかり、クリーニング後、VTRを使用す
るまでの間に、2〜5分の時間を要する。
グ液は吸湿性がなく、引火の危険性もないのに対して、
アルコール系のクリーニング液は吸湿性が高く、引火性
を有する。このため、アルコール系のクリーニング液は
取り扱いに十分な注意を払わなければならない。また、
乾燥に時間がかかり、クリーニング後、VTRを使用す
るまでの間に、2〜5分の時間を要する。
【0048】また、フッ素系クリーニング液はヘッド表
面の摩擦係数を低減する効果を有するが、アルコール系
のクリーニング液は摩擦係数を低減する効果が得られな
い。
面の摩擦係数を低減する効果を有するが、アルコール系
のクリーニング液は摩擦係数を低減する効果が得られな
い。
【0049】このことから、フッ素系のクリーニング液
は、アルコール系のクリーニング液に比べてクリーニン
グ液として優れることがわかった。
は、アルコール系のクリーニング液に比べてクリーニン
グ液として優れることがわかった。
【0050】実験例2−1〜実験例2−7 C6F14とC12F26の混合比を調整することによって、
クリーニング液の沸点を30℃〜170℃の範囲で変化
させたこと以外は実験例1−1と同様にしてクリーニン
グテープを作成した。
クリーニング液の沸点を30℃〜170℃の範囲で変化
させたこと以外は実験例1−1と同様にしてクリーニン
グテープを作成した。
【0051】このようにして作成したクリーニングテー
プについて、クリーニング性能を評価した。
プについて、クリーニング性能を評価した。
【0052】なお、クリーニング性能は、Beta C
AM用VTRを用い、次のようにして評価した。
AM用VTRを用い、次のようにして評価した。
【0053】まず、磁性粉が脱落し易い磁気テープをV
TR上で走行させることによって、磁気ヘッドに意図的
に目詰まりを生じさせる。なお、この磁気テープは、通
常の磁気テープの磁性層からカーボンや研磨剤、滑剤を
除いたものである。その後、ヘッドに対してクリーニン
グテープを5秒間走行させ、走行後のヘッド表面及び走
行系のガイドやローラ表面を光学顕微鏡で観察した。
TR上で走行させることによって、磁気ヘッドに意図的
に目詰まりを生じさせる。なお、この磁気テープは、通
常の磁気テープの磁性層からカーボンや研磨剤、滑剤を
除いたものである。その後、ヘッドに対してクリーニン
グテープを5秒間走行させ、走行後のヘッド表面及び走
行系のガイドやローラ表面を光学顕微鏡で観察した。
【0054】このとき、ヘッドまたは走行系に汚れが認
められなかった場合を○、ヘッドまたは走行系に汚れが
認められるが、使用可能なレベルである場合を△、ヘッ
ドまたは走行系の汚れがひどく、使用に耐えられないレ
ベルである場合を×で表示した。その結果を、クリーニ
ング液の沸点と併せて表2に示す。
められなかった場合を○、ヘッドまたは走行系に汚れが
認められるが、使用可能なレベルである場合を△、ヘッ
ドまたは走行系の汚れがひどく、使用に耐えられないレ
ベルである場合を×で表示した。その結果を、クリーニ
ング液の沸点と併せて表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】表2に示すように、クリーニングテープの
クリーニング効果はクリーニング液の沸点に依存する。
クリーニング液の沸点が56℃〜155℃の範囲であれ
ば良好なクリーニング効果が得られるが、クリーニング
液の沸点が56℃よりも低かったり、155℃より高い
場合には十分なクリーニング効果が得られない。これは
以下の理由による。
クリーニング効果はクリーニング液の沸点に依存する。
クリーニング液の沸点が56℃〜155℃の範囲であれ
ば良好なクリーニング効果が得られるが、クリーニング
液の沸点が56℃よりも低かったり、155℃より高い
場合には十分なクリーニング効果が得られない。これは
以下の理由による。
【0057】まず、クリーニング液の沸点が56℃より
も低い場合には、クリーニングテープの走行途中でクリ
ーニング液が揮発してしまい、実際にクリーニングする
際にはほとんど支持体にクリーニング液が残っていない
状態になる。このため、十分なクリーニング効果が得ら
れない。
も低い場合には、クリーニングテープの走行途中でクリ
ーニング液が揮発してしまい、実際にクリーニングする
際にはほとんど支持体にクリーニング液が残っていない
状態になる。このため、十分なクリーニング効果が得ら
れない。
【0058】一方、クリーニング液の沸点が155℃よ
り高い場合には、クリーニングを行ってから液が乾燥す
るまでに時間がかかり、ヘッドやガイド、ローラが一時
的に濡れた状態になってしまう。この間に、VTR中の
塵やホコリが再付着する。
り高い場合には、クリーニングを行ってから液が乾燥す
るまでに時間がかかり、ヘッドやガイド、ローラが一時
的に濡れた状態になってしまう。この間に、VTR中の
塵やホコリが再付着する。
【0059】すなわち、良好なクリーニング効果を得る
ためには、クリーニングテープ上でのクリーニング液の
乾燥をある程度抑えながら、クリーニング後の乾燥時間
を短縮しなければならず、それにはクリーニング液の沸
点を56℃〜155℃にする必要がある。
ためには、クリーニングテープ上でのクリーニング液の
乾燥をある程度抑えながら、クリーニング後の乾燥時間
を短縮しなければならず、それにはクリーニング液の沸
点を56℃〜155℃にする必要がある。
【0060】実験例3−1 クリーニング液に、イソプロピルアルコールとn−ヘプ
タンを添加すること以外は実験例1−1と同様にしてク
リーニングテープを作成した。
タンを添加すること以外は実験例1−1と同様にしてク
リーニングテープを作成した。
【0061】実験例3−2 クリーニング液に、フッ素系樹脂(四フッ化エチレンの
重合体であり、官能基含有)を添加したこと以外は実験
例1−1と同様にしてクリーニングテープを作成した。
重合体であり、官能基含有)を添加したこと以外は実験
例1−1と同様にしてクリーニングテープを作成した。
【0062】実験例3−3 クリーニング液に、イソプロピルアルコール、n−ヘプ
タン及びフッ素系樹脂(四フッ化エチレンの重合体であ
り、官能基含有)を添加したこと以外は実験例1と同様
にしてクリーニングテープを作成した。
タン及びフッ素系樹脂(四フッ化エチレンの重合体であ
り、官能基含有)を添加したこと以外は実験例1と同様
にしてクリーニングテープを作成した。
【0063】このようにして作成したクリーニングテー
プについて、ヘッドに対するクリーニング効果と汚れ再
付着防止効果を評価した。
プについて、ヘッドに対するクリーニング効果と汚れ再
付着防止効果を評価した。
【0064】クリーニング効果は上述と同様にして評価
した。
した。
【0065】また、再汚れ防止効果は、クリーニングテ
ープを5分間走行させた磁気ヘッドに、上述したような
磁性粉が脱落し易い磁気テープを走行させ、その後、ヘ
ッド表面を光学顕微鏡で観察することによって評価し
た。ヘッドに汚れが全く付着しない場合を◎、ヘッドに
汚れが若干認められるが問題のないレベルである場合を
○、ヘッドに汚れが認められるが、使用可能なレベルで
ある場合を△、ヘッドの汚れがひどく使用に耐えられな
い場合を×で表示した。
ープを5分間走行させた磁気ヘッドに、上述したような
磁性粉が脱落し易い磁気テープを走行させ、その後、ヘ
ッド表面を光学顕微鏡で観察することによって評価し
た。ヘッドに汚れが全く付着しない場合を◎、ヘッドに
汚れが若干認められるが問題のないレベルである場合を
○、ヘッドに汚れが認められるが、使用可能なレベルで
ある場合を△、ヘッドの汚れがひどく使用に耐えられな
い場合を×で表示した。
【0066】これらの結果を表3に示す。また、比較の
ため、実験例1−1のクリーニングテープ、すなわちク
リーニングテープに添加物を添加していないクリーニン
グテープについても同様の評価を行った。その結果も表
3に併せて示す。
ため、実験例1−1のクリーニングテープ、すなわちク
リーニングテープに添加物を添加していないクリーニン
グテープについても同様の評価を行った。その結果も表
3に併せて示す。
【0067】
【表3】
【0068】表3に示すように、実験例1−1及び実験
例3−1〜実験例3−3のクリーノングテープはいずれ
も良好なクリーニング効果が得られるが、このうち特に
フッ素系樹脂や炭化水素系溶剤を添加した実験例3−1
〜実験例3−3のクリーニングテープは汚れの再付着を
防止する効果に優れている。
例3−1〜実験例3−3のクリーノングテープはいずれ
も良好なクリーニング効果が得られるが、このうち特に
フッ素系樹脂や炭化水素系溶剤を添加した実験例3−1
〜実験例3−3のクリーニングテープは汚れの再付着を
防止する効果に優れている。
【0069】このことから、フッ素系のクリーニング液
に炭化水素系溶剤やフッ素系樹脂を添加することは汚れ
の再付着を防止する上で有効であることがわかった。
に炭化水素系溶剤やフッ素系樹脂を添加することは汚れ
の再付着を防止する上で有効であることがわかった。
【0070】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明では、湿式クリーニングテープで用いるクリーニング
液において、その主成分としてフッ素系溶剤を用い、沸
点を56℃〜155℃の範囲に規制するので、優れたク
リーニング効果が得られるとともに、被クリーニング面
への塵やホコリの再付着を防止することができる。ま
た、このクリーニング液は、吸湿性が小さいので、磁気
ヘッドや走行系に水分が残らず、水分による磁気ヘッド
等の酸化や汚れの付着が回避できる。加えて、クリーニ
ング後速やかに乾燥するので、乾燥時間をあえてとらず
に、クリーニング後、すぐにVTRを使用することがで
きる。
明では、湿式クリーニングテープで用いるクリーニング
液において、その主成分としてフッ素系溶剤を用い、沸
点を56℃〜155℃の範囲に規制するので、優れたク
リーニング効果が得られるとともに、被クリーニング面
への塵やホコリの再付着を防止することができる。ま
た、このクリーニング液は、吸湿性が小さいので、磁気
ヘッドや走行系に水分が残らず、水分による磁気ヘッド
等の酸化や汚れの付着が回避できる。加えて、クリーニ
ング後速やかに乾燥するので、乾燥時間をあえてとらず
に、クリーニング後、すぐにVTRを使用することがで
きる。
【図1】クリーニング液を適用するクリーニングカセッ
トの一例を示す模式図である。
トの一例を示す模式図である。
【図2】クリーニング液が塗布されるクリーニングテー
プ用支持体の一例を示す斜視図である。
プ用支持体の一例を示す斜視図である。
【図3】クリーニングテープ用支持体の他の例を示す斜
視図である。
視図である。
1 テープ状支持体、 2 クリーニング層、3 バッ
クコート層
クコート層
Claims (4)
- 【請求項1】 フッ素系溶剤を主体とし、沸点が56℃
〜155℃であることを特徴とするクリーニング液。 - 【請求項2】 炭化水素系溶剤が添加されていることを
特徴とする請求項1記載のクリーニング液。 - 【請求項3】 フッ素系樹脂が添加されていることを特
徴とする請求項1記載のクリーニング液。 - 【請求項4】 フッ素系溶剤を主体とし、沸点が56℃
〜155℃のクリーニング液を、テープ状の支持体表面
に塗布し、このフッ素系溶剤が塗布された表面を被クリ
ーニング面に摺動させることでクリーニングすることを
特徴とするクリーニング方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9029350A JPH10228613A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | クリーニング液及びクリーニング方法 |
| US09/021,827 US5938858A (en) | 1997-02-13 | 1998-02-11 | Cleaning method for a videotape recorder employing a cleaning liquid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9029350A JPH10228613A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | クリーニング液及びクリーニング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10228613A true JPH10228613A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12273779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9029350A Withdrawn JPH10228613A (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | クリーニング液及びクリーニング方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5938858A (ja) |
| JP (1) | JPH10228613A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100893986B1 (ko) * | 2000-11-08 | 2009-04-20 | 솔베이(소시에떼아노님) | 용매 조성물 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7594250B2 (en) * | 1992-04-02 | 2009-09-22 | Debey Henry C | Method and system of program transmission optimization using a redundant transmission sequence |
| US6253732B1 (en) * | 1999-11-11 | 2001-07-03 | Ford Global Technologies, Inc. | Electronic throttle return mechanism with a two-spring and two-lever default mechanism |
| EP1160313A1 (en) | 2000-06-02 | 2001-12-05 | The Procter & Gamble Company | Cleaning composition and device for electronic equipment |
| US7910054B1 (en) | 2001-05-23 | 2011-03-22 | Argos Associates, Inc. | Decontamination and/or cleaning of fragile materials |
| US7494629B2 (en) * | 2001-05-23 | 2009-02-24 | Entropic Systems, Inc. | Decontamination system |
| US9101966B2 (en) | 2010-08-23 | 2015-08-11 | International Business Machines Corporation | Cleaning magnetic tape |
| US11664052B2 (en) * | 2021-06-18 | 2023-05-30 | Quantum Corporation | System and method for cleaning advanced LTO tape systems |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4213870A (en) * | 1977-07-29 | 1980-07-22 | Loran T J | Cleaning and lubricating compositions and method of using the same |
| US4202787A (en) * | 1979-02-06 | 1980-05-13 | Davis C Paul | Protec 3 cleaning solution |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP9029350A patent/JPH10228613A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-02-11 US US09/021,827 patent/US5938858A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100893986B1 (ko) * | 2000-11-08 | 2009-04-20 | 솔베이(소시에떼아노님) | 용매 조성물 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5938858A (en) | 1999-08-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |