JPH10235652A - 基板成形用原盤の製造方法 - Google Patents
基板成形用原盤の製造方法Info
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- JPH10235652A JPH10235652A JP9040907A JP4090797A JPH10235652A JP H10235652 A JPH10235652 A JP H10235652A JP 9040907 A JP9040907 A JP 9040907A JP 4090797 A JP4090797 A JP 4090797A JP H10235652 A JPH10235652 A JP H10235652A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信号記録面に欠陥がない基板を成形すること
が可能な基板成形用原盤の製造方法を提供する。 【解決手段】 成形する基板の形状に対応した基板成形
用膜が母材上に形成されてなる基板成形用原盤の製造方
法において、母材上に第1の膜を形成する成膜工程と、
第1の膜の表面を研磨する第1の研磨工程と、研磨され
た第1の膜上に、第1の膜と同じ材料からなる第2の膜
を形成する第2の成膜工程と、少なくとも上記第2の膜
の表面を研磨する第2の研磨工程と、を少なくとも経る
ことによって得られた膜を基板成形用膜とする。
が可能な基板成形用原盤の製造方法を提供する。 【解決手段】 成形する基板の形状に対応した基板成形
用膜が母材上に形成されてなる基板成形用原盤の製造方
法において、母材上に第1の膜を形成する成膜工程と、
第1の膜の表面を研磨する第1の研磨工程と、研磨され
た第1の膜上に、第1の膜と同じ材料からなる第2の膜
を形成する第2の成膜工程と、少なくとも上記第2の膜
の表面を研磨する第2の研磨工程と、を少なくとも経る
ことによって得られた膜を基板成形用膜とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体基
板を成形する成形金型装置等に備えられる基板成形用原
盤の製造方法に関する。
板を成形する成形金型装置等に備えられる基板成形用原
盤の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック材からなる円盤状記
録媒体基板の成形時に金型として使用するディスク原盤
は、一方面が成形する基板の形状に対応して形成されて
いる。そして、例えば光ディスクを構成するディスク基
板を作製する際には、例えば成形金型装置内に備えら
れ、溶融状態のポリカーボネート樹脂等にその凹凸パタ
ーン等を転写することによって、プラスチック材からな
るディスク基板を成形する。
録媒体基板の成形時に金型として使用するディスク原盤
は、一方面が成形する基板の形状に対応して形成されて
いる。そして、例えば光ディスクを構成するディスク基
板を作製する際には、例えば成形金型装置内に備えら
れ、溶融状態のポリカーボネート樹脂等にその凹凸パタ
ーン等を転写することによって、プラスチック材からな
るディスク基板を成形する。
【0003】このディスク原盤を製造する際には、先
ず、図14に示すように、光学ガラス板等からなる平行
平面板の母材10の一方面10aを極めて平滑に研磨す
る。
ず、図14に示すように、光学ガラス板等からなる平行
平面板の母材10の一方面10aを極めて平滑に研磨す
る。
【0004】次に、図15に示すように、上述した工程
で研磨が施された母材10の一方面10a上に、フォト
レジストをスピンコート法等によって塗布することによ
り、レジスト層11を形成する。
で研磨が施された母材10の一方面10a上に、フォト
レジストをスピンコート法等によって塗布することによ
り、レジスト層11を形成する。
【0005】次に、図16に示すように、表面に凹凸パ
ターンが形成される光ディスクの製造においては、上述
の工程で母材10の一方面10aに形成したレジスト層
11に、直接レーザー光を露光し、レジスト層11に対
して凹凸パターンに対応した信号を潜像させる。
ターンが形成される光ディスクの製造においては、上述
の工程で母材10の一方面10aに形成したレジスト層
11に、直接レーザー光を露光し、レジスト層11に対
して凹凸パターンに対応した信号を潜像させる。
【0006】次に、図17に示すように、上述の工程で
凹凸パターンが潜像されたレジスト層11に対して、現
像液で現像することによって、レーザー光が露光されて
いない部分が剥され、情報信号等に対応した残存レジス
ト層12が形成される。このように形成された残存レジ
スト層12は、プラスチック材に転写する凹凸パターン
と対応した形状となっている。
凹凸パターンが潜像されたレジスト層11に対して、現
像液で現像することによって、レーザー光が露光されて
いない部分が剥され、情報信号等に対応した残存レジス
ト層12が形成される。このように形成された残存レジ
スト層12は、プラスチック材に転写する凹凸パターン
と対応した形状となっている。
【0007】次に、図18に示すように、この残存レジ
スト層12からなる凹凸パターン上に無電解メッキ法等
によりニッケル等からなる導電化膜層13を形成する。
スト層12からなる凹凸パターン上に無電解メッキ法等
によりニッケル等からなる導電化膜層13を形成する。
【0008】次に、図19に示すように、この導電化膜
層13上に電鋳によりニッケル等からなる金属層14を
形成する。
層13上に電鋳によりニッケル等からなる金属層14を
形成する。
【0009】次に、図20に示すように、上述の工程に
よって形成された金属層14の上面から研削することに
よって、図20中の点線に相当する部分を除去し、所定
の厚みとなるようにする。
よって形成された金属層14の上面から研削することに
よって、図20中の点線に相当する部分を除去し、所定
の厚みとなるようにする。
【0010】次に、図21に示すように、上述の工程に
よって形成された導電化膜層13及び金属膜14からな
るスタンパ部15を母材10から剥離し、このスタンパ
部15の中心部を打抜きシャー等を用いてドーナツ状の
形状に打ち抜くことによって所定の形状に成形する。
よって形成された導電化膜層13及び金属膜14からな
るスタンパ部15を母材10から剥離し、このスタンパ
部15の中心部を打抜きシャー等を用いてドーナツ状の
形状に打ち抜くことによって所定の形状に成形する。
【0011】このように製造されたスタンパ部15は、
一方面15aに情報信号に対応した凹凸パターンが形成
されている。このスタンパ部15は、ディスク基板を作
製する際に、成形金型装置に備えられ、プラスチック材
等に凹凸パターンを転写することが可能である。
一方面15aに情報信号に対応した凹凸パターンが形成
されている。このスタンパ部15は、ディスク基板を作
製する際に、成形金型装置に備えられ、プラスチック材
等に凹凸パターンを転写することが可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ィスク原盤は、光ディスクのみならず、一方面に凹凸パ
ターンが形成された磁気記録媒体のディスク基板を製造
する際においても使用される。この磁気記録媒体として
は、表面にサーボピットがプリフォームされた基板を使
用した磁気記録媒体がある。この基板を使用した磁気記
録媒体は、従来のサーボ信号を磁気信号として記録する
方式と比較して、データトラックに対してサーボピット
を正確に配置することができる。したがって、この磁気
記録媒体は、従来の磁気記録媒体と比較して容易にデー
タの高密度化、トラックピッチの高密度化を図ることが
できる。
ィスク原盤は、光ディスクのみならず、一方面に凹凸パ
ターンが形成された磁気記録媒体のディスク基板を製造
する際においても使用される。この磁気記録媒体として
は、表面にサーボピットがプリフォームされた基板を使
用した磁気記録媒体がある。この基板を使用した磁気記
録媒体は、従来のサーボ信号を磁気信号として記録する
方式と比較して、データトラックに対してサーボピット
を正確に配置することができる。したがって、この磁気
記録媒体は、従来の磁気記録媒体と比較して容易にデー
タの高密度化、トラックピッチの高密度化を図ることが
できる。
【0013】このように、情報信号の高密度化が図られ
た磁気記録媒体に対して記録再生を行う際には、この磁
気記録媒体上に磁気ヘッドが搭載されたスライダーを浮
上させた状態で行う。そして、スライダーは、磁気記録
媒体に記録再生を行う際において、スペーシング損失を
抑圧するために、極めて微小な浮上量で磁気記録媒体上
を浮上しなければならない。なお、現在製造されている
磁気記録媒体の記録再生装置において、最も微小な浮上
量は、約50nm程度である。
た磁気記録媒体に対して記録再生を行う際には、この磁
気記録媒体上に磁気ヘッドが搭載されたスライダーを浮
上させた状態で行う。そして、スライダーは、磁気記録
媒体に記録再生を行う際において、スペーシング損失を
抑圧するために、極めて微小な浮上量で磁気記録媒体上
を浮上しなければならない。なお、現在製造されている
磁気記録媒体の記録再生装置において、最も微小な浮上
量は、約50nm程度である。
【0014】また、磁気記録媒体としては、ガラス材或
いはプラスチック材からなる基板用いて情報信号に対応
した凹凸パターンがプリフォームされた磁気記録媒体が
ある。さらには、磁気記録媒体の基板としては、サーボ
情報をプリフォームした磁気記録媒体用の基板がある。
いはプラスチック材からなる基板用いて情報信号に対応
した凹凸パターンがプリフォームされた磁気記録媒体が
ある。さらには、磁気記録媒体の基板としては、サーボ
情報をプリフォームした磁気記録媒体用の基板がある。
【0015】このように、一方面に凹凸パターンが形成
された磁気記録媒体を構成する基板を作製する際、どの
ように基板の信号記録面に凹凸パターンを形成するかと
いうことが問題となる。
された磁気記録媒体を構成する基板を作製する際、どの
ように基板の信号記録面に凹凸パターンを形成するかと
いうことが問題となる。
【0016】この凹凸パターンが形成された基板を作製
する方法としては、ガラス板を溶融直前の状態にまで加
熱し、このガラス板の信号記録面に情報信号に応じた凹
凸パターンが形成されているディスク原盤を押しつける
ことによって、ディスク原盤の一方面に形成されている
凹凸パターンを転写させてガラス板上に凹凸パターンを
形成する、ガラスプレス法がある。また、基板上に凹凸
パターンを形成する他の方法としては、従来の光ディス
クと同様に、情報信号に応じた凹凸パターンが形成され
たディスク原盤を成形金型装置内に搭載し、この成形金
型装置内に融解した合成樹脂材料を射出し、冷却し、硬
化させることにより凹凸パターンが形成された基板を作
製する、射出成形法がある。
する方法としては、ガラス板を溶融直前の状態にまで加
熱し、このガラス板の信号記録面に情報信号に応じた凹
凸パターンが形成されているディスク原盤を押しつける
ことによって、ディスク原盤の一方面に形成されている
凹凸パターンを転写させてガラス板上に凹凸パターンを
形成する、ガラスプレス法がある。また、基板上に凹凸
パターンを形成する他の方法としては、従来の光ディス
クと同様に、情報信号に応じた凹凸パターンが形成され
たディスク原盤を成形金型装置内に搭載し、この成形金
型装置内に融解した合成樹脂材料を射出し、冷却し、硬
化させることにより凹凸パターンが形成された基板を作
製する、射出成形法がある。
【0017】しかしながら、上述したような基板の作製
方法では、ディスク原盤がニッケル等の比較的に熱に弱
い材料を用いて形成されている。このため、このディス
ク原盤は、上記のガラスプレス法及び射出成形法におけ
る凹凸パターンの転写時に、溶融したガラス材等に凹凸
パターンを転写するため使用することが困難である。
方法では、ディスク原盤がニッケル等の比較的に熱に弱
い材料を用いて形成されている。このため、このディス
ク原盤は、上記のガラスプレス法及び射出成形法におけ
る凹凸パターンの転写時に、溶融したガラス材等に凹凸
パターンを転写するため使用することが困難である。
【0018】また、従来の製造方法によるディスク原盤
では、凹凸パターンが形成された面に凹状の欠陥が存在
すると、この凹部により成形された基板表面に凸部が形
成されてしまう。このように基板表面の凸部は、高さが
スライダーの浮上量よりも大きいと、磁気記録媒体の記
録再生時において、磁気記録媒体と接触してしまう可能
性があり、磁気ディスクに対する信頼性を著しく損なう
という問題となってしまう。
では、凹凸パターンが形成された面に凹状の欠陥が存在
すると、この凹部により成形された基板表面に凸部が形
成されてしまう。このように基板表面の凸部は、高さが
スライダーの浮上量よりも大きいと、磁気記録媒体の記
録再生時において、磁気記録媒体と接触してしまう可能
性があり、磁気ディスクに対する信頼性を著しく損なう
という問題となってしまう。
【0019】本発明は、上述したような問題点に鑑みて
提案されたものであり、信号記録面に欠陥がない基板を
成形することが可能な基板成形用原盤の製造方法を提案
することを目的とする。
提案されたものであり、信号記録面に欠陥がない基板を
成形することが可能な基板成形用原盤の製造方法を提案
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する本
発明にかかる基板成形用原盤の製造方法は、成形する基
板の形状に対応した基板成形用膜が母材上に形成されて
なる基板成形用原盤の製造方法において、母材上に第1
の膜を形成する成膜工程と、第1の膜の表面を研磨する
第1の研磨工程と、研磨された第1の膜上に、第1の膜
と同じ材料からなる第2の膜を形成する第2の成膜工程
と、少なくとも第2の膜の表面を研磨する第2の研磨工
程と、を少なくとも経ることによって得られた膜を上記
基板成形用膜とすることを特徴とする。
発明にかかる基板成形用原盤の製造方法は、成形する基
板の形状に対応した基板成形用膜が母材上に形成されて
なる基板成形用原盤の製造方法において、母材上に第1
の膜を形成する成膜工程と、第1の膜の表面を研磨する
第1の研磨工程と、研磨された第1の膜上に、第1の膜
と同じ材料からなる第2の膜を形成する第2の成膜工程
と、少なくとも第2の膜の表面を研磨する第2の研磨工
程と、を少なくとも経ることによって得られた膜を上記
基板成形用膜とすることを特徴とする。
【0021】なお、第2の成膜工程においては、第2の
膜を上記研磨された第1の膜の膜厚以上とすることが望
ましい。
膜を上記研磨された第1の膜の膜厚以上とすることが望
ましい。
【0022】また、上述の基板成形用原盤の製造方法に
おいては、第2の研磨工程の後、所定のパターンのレジ
スト層を形成し、当該レジスト層をマスクとして、基板
成形用膜をエッチングすることが望ましい。
おいては、第2の研磨工程の後、所定のパターンのレジ
スト層を形成し、当該レジスト層をマスクとして、基板
成形用膜をエッチングすることが望ましい。
【0023】このような基板成形用原盤の製造方法は、
母材上に第1の膜を形成する成膜工程と、第1の膜の表
面を研磨する第1の研磨工程と、研磨された第1の膜上
に、第1の膜と同じ材料からなる第2の膜を形成する第
2の成膜工程と、少なくとも第2の膜の表面を研磨する
第2の研磨工程と、を少なくとも経ることによって得ら
れた膜を上記基板成形用膜とするので、第1の膜に凹状
の欠陥が形成されても、第2の膜により凹状の欠陥等が
塞がれる。
母材上に第1の膜を形成する成膜工程と、第1の膜の表
面を研磨する第1の研磨工程と、研磨された第1の膜上
に、第1の膜と同じ材料からなる第2の膜を形成する第
2の成膜工程と、少なくとも第2の膜の表面を研磨する
第2の研磨工程と、を少なくとも経ることによって得ら
れた膜を上記基板成形用膜とするので、第1の膜に凹状
の欠陥が形成されても、第2の膜により凹状の欠陥等が
塞がれる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる基板成形用
原盤の製造方法について図面を参照しながら詳細に説明
する。
原盤の製造方法について図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0025】なお、以下に述べる本発明を適用したディ
スク原盤の製造方法においては、例えば一方面に凹凸パ
ターンが形成され、例えば磁性層が形成されることによ
って情報信号が記録再生される磁気ディスク等の基板を
成形するディスク原盤の製造方法について説明する。
スク原盤の製造方法においては、例えば一方面に凹凸パ
ターンが形成され、例えば磁性層が形成されることによ
って情報信号が記録再生される磁気ディスク等の基板を
成形するディスク原盤の製造方法について説明する。
【0026】以下に説明するディスク原盤の製造方法
は、母材を所定の形状に成形する母材研削工程と、母材
の一方面を研磨する母材研磨工程と、研磨を施した母材
の一方面に対して第1の膜を形成する第1の成膜工程
と、第1の膜の表面を研磨する第1の研磨工程と、第1
の膜上に第2の膜を形成する第2の成膜工程と、第2の
膜に対して研磨を施す第2の研磨工程と、第2の膜上に
レジスト層を形成するレジスト層形成工程と、このレジ
スト層に対して熱処理を施す第1の熱処理工程と、熱処
理が施されたレジスト層に対してレーザー光を露光する
露光工程と、レーザー光が露光されたレジスト層に対し
て現像処理を行う現像工程と、残存レジスト層に対して
熱処理を施す第2の熱処理工程と、信号記録面に対して
凹凸パターンを形成すべくエッチングを施すエッチング
工程と、残存レジスト層を剥離する剥離工程とからな
る。
は、母材を所定の形状に成形する母材研削工程と、母材
の一方面を研磨する母材研磨工程と、研磨を施した母材
の一方面に対して第1の膜を形成する第1の成膜工程
と、第1の膜の表面を研磨する第1の研磨工程と、第1
の膜上に第2の膜を形成する第2の成膜工程と、第2の
膜に対して研磨を施す第2の研磨工程と、第2の膜上に
レジスト層を形成するレジスト層形成工程と、このレジ
スト層に対して熱処理を施す第1の熱処理工程と、熱処
理が施されたレジスト層に対してレーザー光を露光する
露光工程と、レーザー光が露光されたレジスト層に対し
て現像処理を行う現像工程と、残存レジスト層に対して
熱処理を施す第2の熱処理工程と、信号記録面に対して
凹凸パターンを形成すべくエッチングを施すエッチング
工程と、残存レジスト層を剥離する剥離工程とからな
る。
【0027】このディスク原盤の製造方法では、先ず、
母材研削工程において、図1に示すように、高温に対す
る耐熱性に優れた材料を所定の形状に研削することによ
り成形する。ここで、母材1の材料としては、ステンレ
ス合金や、超微粒タングステン合金が使用可能であり、
さらには、ポアレス超微粒セラミックや単結晶シリコ
ン、光学ガラス等でも良い。
母材研削工程において、図1に示すように、高温に対す
る耐熱性に優れた材料を所定の形状に研削することによ
り成形する。ここで、母材1の材料としては、ステンレ
ス合金や、超微粒タングステン合金が使用可能であり、
さらには、ポアレス超微粒セラミックや単結晶シリコ
ン、光学ガラス等でも良い。
【0028】なお、このディスク原盤の製造方法におい
ては、ステンレス合金からなる材料を、厚さが約15m
m、内径が約12mm、外径が約52mmの板状となる
ように研削を行っている。また、この母材1の結晶粒径
は、小さい方が望ましく、また、機械的な強度の点から
焼結材であることが望ましい。
ては、ステンレス合金からなる材料を、厚さが約15m
m、内径が約12mm、外径が約52mmの板状となる
ように研削を行っている。また、この母材1の結晶粒径
は、小さい方が望ましく、また、機械的な強度の点から
焼結材であることが望ましい。
【0029】また、母材1の材料としては、硬度が非常
に高く、高温に対する耐熱性に優れた材料を使用してい
るが、これに限らず、これらの硬度、耐熱性の条件に加
えて母材研磨工程が終了した時の一方面の粗さがセラミ
ック等に準ずるような精度に仕上がる超微粒のものを適
用するようにしても良い。なお、このような母材1は、
直接上面にエッチングを施して凹凸パターンを形成し、
ディスク原盤として使用することができる。
に高く、高温に対する耐熱性に優れた材料を使用してい
るが、これに限らず、これらの硬度、耐熱性の条件に加
えて母材研磨工程が終了した時の一方面の粗さがセラミ
ック等に準ずるような精度に仕上がる超微粒のものを適
用するようにしても良い。なお、このような母材1は、
直接上面にエッチングを施して凹凸パターンを形成し、
ディスク原盤として使用することができる。
【0030】次に、母材研磨工程では、図2に示すよう
に、母材研削工程で所定の形状に成形された母材1の一
方面1aに対して研磨を施す。ここで、母材1の一方面
1aは、後の工程において第1の膜及び第2の膜が形成
されて、ランド及びグルーブ対応した凹凸パターンが形
成される面である。
に、母材研削工程で所定の形状に成形された母材1の一
方面1aに対して研磨を施す。ここで、母材1の一方面
1aは、後の工程において第1の膜及び第2の膜が形成
されて、ランド及びグルーブ対応した凹凸パターンが形
成される面である。
【0031】なお、この母材研磨工程においては、ポリ
ッシングマシンを使用し、平面度を約500nm以下、
平行度が約1μm以下となるように研磨を行っている。
ここで、平面度とは、表面の平坦さを表すものであり、
平行度とは、母材1の底面と表面とが平行であるかどう
かを表すものである。
ッシングマシンを使用し、平面度を約500nm以下、
平行度が約1μm以下となるように研磨を行っている。
ここで、平面度とは、表面の平坦さを表すものであり、
平行度とは、母材1の底面と表面とが平行であるかどう
かを表すものである。
【0032】次に、第1の成膜工程では、図3に示すよ
うに、母材研磨工程において一方面1aに研磨が施され
た母材1上に、真空蒸着法又はスパッタリング法等によ
り、第1の膜2を形成する。なお、第1の膜2として
は、硬度が高く、高温における耐熱性に優れ、かつ、ガ
ラス等との離型性の良いIrを使用している。また、こ
の第1の膜2の材料としては、Irのみならず、Crで
も良く、さらには、ニッケル、白金合金、又はダイヤモ
ンドでも良い。また、この第1の膜2の膜厚は、約2〜
4μm程度に形成されている。
うに、母材研磨工程において一方面1aに研磨が施され
た母材1上に、真空蒸着法又はスパッタリング法等によ
り、第1の膜2を形成する。なお、第1の膜2として
は、硬度が高く、高温における耐熱性に優れ、かつ、ガ
ラス等との離型性の良いIrを使用している。また、こ
の第1の膜2の材料としては、Irのみならず、Crで
も良く、さらには、ニッケル、白金合金、又はダイヤモ
ンドでも良い。また、この第1の膜2の膜厚は、約2〜
4μm程度に形成されている。
【0033】このとき、第1の膜2は、母材1上の凹部
状の欠陥や、第1の膜2自体の欠陥等によって、凹部2
aを生じてしまう場合がある。ここで、第1の膜2に凹
部2aが生じる原因としては、第1の膜2を形成する
際、薄膜形成装置内で生ずる塵や、膜自体の異常成長が
ある。なお、この膜の異常成長が生じた部分では、第1
の膜2の他の部分との性質が異なってしまい、研磨等に
対する機械的な強度等が弱くなってしまい、研磨を施す
ことにより凹部2aとなってしまう。このように、母材
1上の凹部状の欠陥や、第1の膜2自体の異常成長等が
生ずると、第1の膜2が形成されずに凹部2aとなって
しまう部分が生ずる。
状の欠陥や、第1の膜2自体の欠陥等によって、凹部2
aを生じてしまう場合がある。ここで、第1の膜2に凹
部2aが生じる原因としては、第1の膜2を形成する
際、薄膜形成装置内で生ずる塵や、膜自体の異常成長が
ある。なお、この膜の異常成長が生じた部分では、第1
の膜2の他の部分との性質が異なってしまい、研磨等に
対する機械的な強度等が弱くなってしまい、研磨を施す
ことにより凹部2aとなってしまう。このように、母材
1上の凹部状の欠陥や、第1の膜2自体の異常成長等が
生ずると、第1の膜2が形成されずに凹部2aとなって
しまう部分が生ずる。
【0034】次に、第1の研磨工程では、図4に示すよ
うに、第1の成膜工程において母材1上に形成された第
1の膜2に対して研磨を施す。ここで、第1の膜2に対
する研磨は、表面の粗さRaが約2〜3nmとなるよう
に行う。
うに、第1の成膜工程において母材1上に形成された第
1の膜2に対して研磨を施す。ここで、第1の膜2に対
する研磨は、表面の粗さRaが約2〜3nmとなるよう
に行う。
【0035】このとき、研磨を施した状態において、第
1の膜2上に凹部2aが生じていないならば、次の工程
に移ることができるが、母材1の一方面1a上に第1の
膜2よりも厚い凹部状の欠陥がある場合や、母材1の一
方面1aに塵等の不純物がある場合には、第1の膜2に
凹部2aが生じてしまい、第2の膜3を形成する工程に
進む。
1の膜2上に凹部2aが生じていないならば、次の工程
に移ることができるが、母材1の一方面1a上に第1の
膜2よりも厚い凹部状の欠陥がある場合や、母材1の一
方面1aに塵等の不純物がある場合には、第1の膜2に
凹部2aが生じてしまい、第2の膜3を形成する工程に
進む。
【0036】次に、第2の成膜工程では、図5に示すよ
うに、第1の膜2上に形成された凹部2aが生じている
場合、第1の膜2上に第2の膜3を形成する。このよう
に、第1の膜2上に第2の膜3を形成することによっ
て、第1の膜2に形成された凹部2aを塞ぐ。ここで、
第2の膜3は、第1の膜2と同じ材料を使用し、第1の
膜2よりも厚く形成する。
うに、第1の膜2上に形成された凹部2aが生じている
場合、第1の膜2上に第2の膜3を形成する。このよう
に、第1の膜2上に第2の膜3を形成することによっ
て、第1の膜2に形成された凹部2aを塞ぐ。ここで、
第2の膜3は、第1の膜2と同じ材料を使用し、第1の
膜2よりも厚く形成する。
【0037】次に、第2の研磨工程では、図6に示すよ
うに、第1の膜2上に形成された第2の膜3に対して研
磨を行う。ここで、この研磨は、第1の膜2の上面又は
第1の膜2の上面よりわずかに母材1側に至るまで研磨
を施す。このように研磨を施すことによって、第2の膜
3は、除去されることとなる。このように、第2の膜3
が除去されることによって、第1の膜2と第2の膜3か
らなる基板成形用膜が形成され、この上面を信号記録面
2bとする。
うに、第1の膜2上に形成された第2の膜3に対して研
磨を行う。ここで、この研磨は、第1の膜2の上面又は
第1の膜2の上面よりわずかに母材1側に至るまで研磨
を施す。このように研磨を施すことによって、第2の膜
3は、除去されることとなる。このように、第2の膜3
が除去されることによって、第1の膜2と第2の膜3か
らなる基板成形用膜が形成され、この上面を信号記録面
2bとする。
【0038】このように、母材1上に第1の膜2を形成
し、次に、第2の膜3を形成し、第2の膜3に対して研
磨を施すことによって基板成形用膜を形成する。この基
板成形用膜は、第1の膜2に形成されている凹部2aが
第2の膜3により塞がれた状態となっている。
し、次に、第2の膜3を形成し、第2の膜3に対して研
磨を施すことによって基板成形用膜を形成する。この基
板成形用膜は、第1の膜2に形成されている凹部2aが
第2の膜3により塞がれた状態となっている。
【0039】なお、第1の成膜工程及び第2の成膜工程
で形成された第1の膜2及び第2の膜3の結晶粒は、で
きるだけ小さくなるように成膜することが望ましい。ま
た、これら第1の膜2及び第2の膜3は、ガラス等の合
成樹脂材料との離型性に優れた材料を使用することが望
ましい。
で形成された第1の膜2及び第2の膜3の結晶粒は、で
きるだけ小さくなるように成膜することが望ましい。ま
た、これら第1の膜2及び第2の膜3は、ガラス等の合
成樹脂材料との離型性に優れた材料を使用することが望
ましい。
【0040】次に、レジスト層形成工程では、図7に示
すように、スピンコート法により、フォトレジストを約
0.43nmの厚みで塗布することにより基板成形用膜
上にレジスト層4を形成する。
すように、スピンコート法により、フォトレジストを約
0.43nmの厚みで塗布することにより基板成形用膜
上にレジスト層4を形成する。
【0041】次に、第1の熱処理工程では、図8に示す
ように、レジスト層4に対して約80℃の温度で約60
分程度熱処理を施すことによって、レジスト層4を焼き
固める。
ように、レジスト層4に対して約80℃の温度で約60
分程度熱処理を施すことによって、レジスト層4を焼き
固める。
【0042】次に、露光工程では、図9に示すように、
上述の工程で焼き固められたレジスト層4に対して、例
えばレーザー光露光装置等を用いて記録信号に基づくパ
ターンを露光する。このように、レーザー光をレジスト
層4に対して露光することによって、記録信号に対応し
た凹凸パターンをレジスト層4に潜像させる。
上述の工程で焼き固められたレジスト層4に対して、例
えばレーザー光露光装置等を用いて記録信号に基づくパ
ターンを露光する。このように、レーザー光をレジスト
層4に対して露光することによって、記録信号に対応し
た凹凸パターンをレジスト層4に潜像させる。
【0043】次に、現像工程では、図10に示すよう
に、レジスト層4の材料、現像液の材料に応じた所定の
時間だけレジスト層4を現像液に浸清する。ここでは、
レジスト層4を例えば約90秒だけ現像液に浸清してい
る。このように、レジスト層4を現像液に浸清すること
によって、露光の工程でレーザー光が露光された部分の
レジスト層4を剥離させ、レーザー光を露光した部分の
みを残存レジスト層4aとして基板成形用膜上に形成す
る。
に、レジスト層4の材料、現像液の材料に応じた所定の
時間だけレジスト層4を現像液に浸清する。ここでは、
レジスト層4を例えば約90秒だけ現像液に浸清してい
る。このように、レジスト層4を現像液に浸清すること
によって、露光の工程でレーザー光が露光された部分の
レジスト層4を剥離させ、レーザー光を露光した部分の
みを残存レジスト層4aとして基板成形用膜上に形成す
る。
【0044】次に、第2の熱処理工程では、図11に示
すように、上述の工程で凹凸パターンに形成された残存
レジスト層4aを、約120℃の温度で約60分程度熱
処理を施すことによって焼き固める。
すように、上述の工程で凹凸パターンに形成された残存
レジスト層4aを、約120℃の温度で約60分程度熱
処理を施すことによって焼き固める。
【0045】次に、エッチング工程では、図12に示す
ように、基板成形用膜の信号記録面2bに対して凹凸パ
ターンを形成すべくエッチングを施す。ここで、このエ
ッチング工程においては、残存レジスト層4aの間から
露出する部分をドライエッチング法又は電子ビームイオ
ンエッチング法等により、エッチングを施す。このよう
に、エッチングを施すことによって、基板成形用膜上に
情報信号に対応した凹凸パターンを形成する。なお、本
発明を適用したディスク原盤の製造方法においては、基
板成形用膜の上面から約0.2μm程度の深さとなるよ
うにエッチングを施している。このように、基板成形用
膜の信号記録面2bにエッチングを施すことによって、
記録信号に対応したランドが凹部となるように形成さ
れ、グルーブが凸部となるように形成する。
ように、基板成形用膜の信号記録面2bに対して凹凸パ
ターンを形成すべくエッチングを施す。ここで、このエ
ッチング工程においては、残存レジスト層4aの間から
露出する部分をドライエッチング法又は電子ビームイオ
ンエッチング法等により、エッチングを施す。このよう
に、エッチングを施すことによって、基板成形用膜上に
情報信号に対応した凹凸パターンを形成する。なお、本
発明を適用したディスク原盤の製造方法においては、基
板成形用膜の上面から約0.2μm程度の深さとなるよ
うにエッチングを施している。このように、基板成形用
膜の信号記録面2bにエッチングを施すことによって、
記録信号に対応したランドが凹部となるように形成さ
れ、グルーブが凸部となるように形成する。
【0046】なお、上述したディスク原盤の製造方法に
おいては、基板成形用膜に対して凹凸パターンを形成す
る手段としてドライエッチング法または電子ビームイオ
ンエッチング法を挙げたが、これに限らず、パウダーエ
ッチング法等、種々のエッチング方法も適用可能であ
る。
おいては、基板成形用膜に対して凹凸パターンを形成す
る手段としてドライエッチング法または電子ビームイオ
ンエッチング法を挙げたが、これに限らず、パウダーエ
ッチング法等、種々のエッチング方法も適用可能であ
る。
【0047】次に、剥離工程では、図13に示すよう
に、アセトン等の剥離材を用いて基板成形用膜上に残存
している残存レジスト層4を剥離して除去する。
に、アセトン等の剥離材を用いて基板成形用膜上に残存
している残存レジスト層4を剥離して除去する。
【0048】このように製造されたディスク原盤は、母
材1上に第1の膜2を形成する第1の成膜工程と、第1
の膜2に対して研磨を施す第1の研磨工程と、第1の膜
上に第2の膜3を形成する第2の成膜工程と、この第2
の膜3を研磨する第2の研磨工程とを有するので、第1
の膜2に凹部2aが生じていても、第2の膜3によって
凹部2aを塞ぐことができる。したがって、このディス
ク原盤の製造方法によれば、基板成形用膜の信号記録面
2b上に凹状の欠陥がないディスク原盤を製造すること
が可能である。したがって、このディスク原盤によれ
ば、基板成形用膜の信号記録面2bに形成されている凹
凸パターンに対応してガラス材や合成樹脂材料等に信号
を転写しても、凸状の突起部がないディスク基板を成形
することができる。
材1上に第1の膜2を形成する第1の成膜工程と、第1
の膜2に対して研磨を施す第1の研磨工程と、第1の膜
上に第2の膜3を形成する第2の成膜工程と、この第2
の膜3を研磨する第2の研磨工程とを有するので、第1
の膜2に凹部2aが生じていても、第2の膜3によって
凹部2aを塞ぐことができる。したがって、このディス
ク原盤の製造方法によれば、基板成形用膜の信号記録面
2b上に凹状の欠陥がないディスク原盤を製造すること
が可能である。したがって、このディスク原盤によれ
ば、基板成形用膜の信号記録面2bに形成されている凹
凸パターンに対応してガラス材や合成樹脂材料等に信号
を転写しても、凸状の突起部がないディスク基板を成形
することができる。
【0049】また、上述したように製造されたディスク
原盤は、母材1、第1の膜2、第2の膜3の材料として
硬度が非常に高く、高温における耐熱性に優れた材料を
使用しているので、融解する直前のガラス材に対して押
しつけて凹凸パターンを転写するガラスプレス工程にも
十分に耐え得る性質を有している。また、このディスク
原盤は、例えば成形金型装置に備えられ、融解された合
成樹脂に対して凹凸パターンを転写してディスク基板を
製造する金型としても適用可能である。
原盤は、母材1、第1の膜2、第2の膜3の材料として
硬度が非常に高く、高温における耐熱性に優れた材料を
使用しているので、融解する直前のガラス材に対して押
しつけて凹凸パターンを転写するガラスプレス工程にも
十分に耐え得る性質を有している。また、このディスク
原盤は、例えば成形金型装置に備えられ、融解された合
成樹脂に対して凹凸パターンを転写してディスク基板を
製造する金型としても適用可能である。
【0050】ここで、従来の製造方法によって製造され
たディスク原盤では、通常、Ni等からなり、厚みを
0.3mm〜0.5mm程度に作製する。このようなデ
ィスク原盤では、厚み方向の長さが半径方向の長さより
も非常に薄いので、凹凸パターンが形成されている面の
平面度が悪くなってしまう。これに対して、本発明を適
用した製造方法によって製造されたディスク原盤では、
Niと比較して硬度が非常に高い材料を母材1として形
成し、かつ、母材1の厚さをミリメートルオーダーで調
整して製造することができる。したがって、本発明を適
用した製造方法によって製造されたディスク原盤では、
従来の製造方法によるディスク原盤のように平面度が悪
くなってしまうようなことがなく、凹凸パターンが形成
された面の平面度を1μm以下とすることができる。し
たがって、このディスク原盤によれば、信号記録面の平
面度に優れたディスク基板を作製することができる。
たディスク原盤では、通常、Ni等からなり、厚みを
0.3mm〜0.5mm程度に作製する。このようなデ
ィスク原盤では、厚み方向の長さが半径方向の長さより
も非常に薄いので、凹凸パターンが形成されている面の
平面度が悪くなってしまう。これに対して、本発明を適
用した製造方法によって製造されたディスク原盤では、
Niと比較して硬度が非常に高い材料を母材1として形
成し、かつ、母材1の厚さをミリメートルオーダーで調
整して製造することができる。したがって、本発明を適
用した製造方法によって製造されたディスク原盤では、
従来の製造方法によるディスク原盤のように平面度が悪
くなってしまうようなことがなく、凹凸パターンが形成
された面の平面度を1μm以下とすることができる。し
たがって、このディスク原盤によれば、信号記録面の平
面度に優れたディスク基板を作製することができる。
【0051】また、上述したディスク原盤の製造方法に
おいては、母材1上に第1の膜2を成膜し、この第1の
膜2上に第2の膜3を成膜して凹部2aのない膜を形成
していたが、第1の膜2上に積層する膜を2回以上成膜
しても良い。すなわち、上述したディスク原盤の製造方
法において、第2の膜3を形成する第2の成膜工程、第
2の研磨工程を行った後、第1の膜2上に凹部2aが生
じているか否かを検査し、凹部2aが生じているのなら
ば、再び第2の成膜工程を行い、第2の膜3に対して第
2の研磨工程を施すという工程をしても良いということ
である。このように、2回以上第2の成膜工程を行うこ
とによって、母材1上には、基板成形用膜の表面に凹部
2aのない基板成形用膜を形成することが可能である。
おいては、母材1上に第1の膜2を成膜し、この第1の
膜2上に第2の膜3を成膜して凹部2aのない膜を形成
していたが、第1の膜2上に積層する膜を2回以上成膜
しても良い。すなわち、上述したディスク原盤の製造方
法において、第2の膜3を形成する第2の成膜工程、第
2の研磨工程を行った後、第1の膜2上に凹部2aが生
じているか否かを検査し、凹部2aが生じているのなら
ば、再び第2の成膜工程を行い、第2の膜3に対して第
2の研磨工程を施すという工程をしても良いということ
である。このように、2回以上第2の成膜工程を行うこ
とによって、母材1上には、基板成形用膜の表面に凹部
2aのない基板成形用膜を形成することが可能である。
【0052】また、以上の説明では、一方面に凹凸パタ
ーンが形成されたディスク原盤の製造方法について述べ
たが、これに限らず、本発明にかかるディスク原盤の製
造方法は、平滑なディスク基板を作製するディスク原盤
を製造する方法としても適用することができる。このよ
うなディスク原盤は、一方面に凹凸状の欠陥等が存在し
ないので、表面が平滑なディスク基板を製造することが
可能である。
ーンが形成されたディスク原盤の製造方法について述べ
たが、これに限らず、本発明にかかるディスク原盤の製
造方法は、平滑なディスク基板を作製するディスク原盤
を製造する方法としても適用することができる。このよ
うなディスク原盤は、一方面に凹凸状の欠陥等が存在し
ないので、表面が平滑なディスク基板を製造することが
可能である。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる基板成形用原盤の製造方法は、母材上に第1の膜を
形成する成膜工程と、第1の膜の表面を研磨する第1の
研磨工程と、研磨された第1の膜上に、第1の膜と同じ
材料からなる第2の膜を形成する第2の成膜工程と、少
なくとも第2の膜の表面を研磨する第2の研磨工程と、
を少なくとも経ることによって得られた膜を基板成形用
膜とするので、第1の膜に凹部状の欠陥等が生じていて
も第2の膜を形成することによって、第1の膜に生じて
いた凹部状の欠陥を塞ぐことができる。したがって、こ
の基板成形用原盤の製造方法によれば、基板に転写する
凹凸パターンが形成された面に凹部状の欠陥のない基板
成形用原盤を製造することが可能である。
かる基板成形用原盤の製造方法は、母材上に第1の膜を
形成する成膜工程と、第1の膜の表面を研磨する第1の
研磨工程と、研磨された第1の膜上に、第1の膜と同じ
材料からなる第2の膜を形成する第2の成膜工程と、少
なくとも第2の膜の表面を研磨する第2の研磨工程と、
を少なくとも経ることによって得られた膜を基板成形用
膜とするので、第1の膜に凹部状の欠陥等が生じていて
も第2の膜を形成することによって、第1の膜に生じて
いた凹部状の欠陥を塞ぐことができる。したがって、こ
の基板成形用原盤の製造方法によれば、基板に転写する
凹凸パターンが形成された面に凹部状の欠陥のない基板
成形用原盤を製造することが可能である。
【図1】母材の一例を示す断面図である。
【図2】母材の一方面を研磨を施した状態の一例を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】母材の一方面上に第1の膜を形成した状態の一
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図4】第1の膜に対して研磨を施した状態の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】第1の膜上に第2の膜を形成した状態の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】第2の膜に対して研磨を施した状態の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】第1の膜上にレジスト層を形成した状態の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】レジスト層に対して熱処理を施した状態の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図9】レジスト層に対してレーザー光を露光して、凹
凸パターンを潜像した状態の一例を示す断面図である。
凸パターンを潜像した状態の一例を示す断面図である。
【図10】レジスト層に対して現像処理を施した状態の
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
【図11】残存レジスト層に対して熱処理を施した状態
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
【図12】第1の膜にエッチングを施した状態の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図13】残存レジスト層を除去した状態の一例を示す
断面図である。
断面図である。
【図14】従来のディスク原盤の製造方法における母材
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
【図15】従来のディスク原盤の製造方法において、母
材上にレジスト層を塗布した状態を示す断面図である。
材上にレジスト層を塗布した状態を示す断面図である。
【図16】従来のディスク原盤の製造方法において、レ
ジスト層に対してレーザー光を露光して、凹凸パターン
を潜像した状態を示す断面図である。
ジスト層に対してレーザー光を露光して、凹凸パターン
を潜像した状態を示す断面図である。
【図17】従来のディスク原盤の製造方法において、レ
ジスト層に対して現像処理を施した状態を示す断面図で
ある。
ジスト層に対して現像処理を施した状態を示す断面図で
ある。
【図18】従来のディスク原盤の製造方法において、残
存レジスト層上に導電化膜層を形成した状態を示す断面
図である。
存レジスト層上に導電化膜層を形成した状態を示す断面
図である。
【図19】従来のディスク原盤の製造方法において、導
電化膜層上に金属膜を形成した状態を示す図である。
電化膜層上に金属膜を形成した状態を示す図である。
【図20】金属膜の一部を除去した状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図21】母材からスタンパ部を剥離した状態を示す断
面図である。
面図である。
1 母材、2 第1の膜、2a 凹部、3 第2の膜
Claims (4)
- 【請求項1】 成形する基板の形状に対応した基板成形
用膜が母材上に形成されてなる基板成形用原盤の製造方
法において、 上記母材上に第1の膜を形成する成膜工程と、 上記第1の膜の表面を研磨する第1の研磨工程と、 上記研磨された第1の膜上に、第1の膜と同じ材料から
なる第2の膜を形成する第2の成膜工程と、 少なくとも上記第2の膜の表面を研磨する第2の研磨工
程と、 を少なくとも経ることによって得られた膜を上記基板成
形用膜とすることを特徴とする基板成形用原盤の製造方
法。 - 【請求項2】 上記第2の成膜工程においては、第2の
膜を上記研磨された第1の膜の膜厚以上とすることを特
徴とする請求項1記載の基板成形用原盤の製造方法。 - 【請求項3】 上記第2の研磨工程の後、所定のパター
ンのレジスト層を形成し、当該レジスト層をマスクとし
て、基板成形用膜をエッチングすることを特徴とする請
求項1記載の基板成形用原盤の製造方法。 - 【請求項4】 第1の膜及び第2の膜を、Ir又はCr
によって形成することを特徴とする請求項1記載の基板
成形用原盤の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9040907A JPH10235652A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 基板成形用原盤の製造方法 |
| KR1019980706614A KR19990087217A (ko) | 1996-12-25 | 1997-12-25 | 디스크기판 성형용 금형과 그 제조방법 및 금형장치 |
| PCT/JP1997/004846 WO1998029226A1 (fr) | 1996-12-25 | 1997-12-25 | Moule metallique pour substrat de disque, procede de fabrication et ensemble moule metallique |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9040907A JPH10235652A (ja) | 1997-02-25 | 1997-02-25 | 基板成形用原盤の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10235652A true JPH10235652A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12593589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9040907A Withdrawn JPH10235652A (ja) | 1996-12-25 | 1997-02-25 | 基板成形用原盤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10235652A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011230362A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Toshiba Corp | スタンパーの製造方法 |
| WO2013099419A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | Hoya株式会社 | インプリント用モールドブランクおよびインプリント用モールド |
-
1997
- 1997-02-25 JP JP9040907A patent/JPH10235652A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011230362A (ja) * | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Toshiba Corp | スタンパーの製造方法 |
| US8778162B2 (en) | 2010-04-27 | 2014-07-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Stamper and method of manufacturing the same |
| WO2013099419A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | Hoya株式会社 | インプリント用モールドブランクおよびインプリント用モールド |
| JP2013136181A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Hoya Corp | インプリント用モールドブランクおよびインプリント用モールド |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040316 |