JPH10235664A - セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース - Google Patents

セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース

Info

Publication number
JPH10235664A
JPH10235664A JP4373097A JP4373097A JPH10235664A JP H10235664 A JPH10235664 A JP H10235664A JP 4373097 A JP4373097 A JP 4373097A JP 4373097 A JP4373097 A JP 4373097A JP H10235664 A JPH10235664 A JP H10235664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulose ester
film
casting
solution
peeling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4373097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10235664A5 (ja
Inventor
Toshiaki Shibue
俊明 渋江
Toshiyuki Hagiwara
俊幸 萩原
Katsuto Yamanaka
克仁 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4373097A priority Critical patent/JPH10235664A/ja
Priority to US09/028,891 priority patent/US6036913A/en
Publication of JPH10235664A publication Critical patent/JPH10235664A/ja
Publication of JPH10235664A5 publication Critical patent/JPH10235664A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境汚染の観点からジオキソランを使用し、
かつ写真感光材料用として充分な物性、特に表面平滑
性、光透過性を有し、かつ引き裂き強度、水中カール度
特性にも優れたセルロースエステルフィルムを提供す
る。 【解決手段】 セルロースエステルを環状ジエーテル化
合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体上に流延
さた後、剥離する工程を経て製膜するセルロースエステ
ルフィルムの製造方法において、該溶解液が0.06〜
2重量%の水分を含有し、剥離時の溶媒残留量が50〜
450重量%であることを特徴とするセルロースエステ
ルフィルムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルロースエステ
ルフィルムに関し、詳しくは環境負荷の少ない溶媒を使
用し、かつ特に写真感光材料用に優れた特徴を有するセ
ルロースエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルロースエステルフィルムは写
真用、光学用など種々の用途に広く利用されている。こ
れらセルロースエステルフィルムの製造に当たっては、
現在溶媒にメチレンクロライドを使用しキャスティング
製膜されている。
【0003】ところが、近年メチレンクロライドは環境
負荷の観点から、使用量制限の動向にある。そこでメチ
レンクロライドに代わる溶媒として、特開平7−278
324号、同8−143708号、同8−258065
号にはジオキソランを用いる提案がされている。又、そ
れ以外の技術、例えばジクロロメタンを少量用いるもの
としては特開平9−15792号に記載されたものなど
がある。
【0004】しかしながら、上記技術によるセルロース
エステルフィルムは写真感光材料用としては、物性面が
不充分で実用化にはなお問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、環境
負荷の観点から環状ジエーテル化合物を使用し、かつ写
真感光材料用として充分な物性、特に後述する表面平滑
性と光透過性を有し、かつ引き裂き強度、水中カールも
実用上優れたセルロースエステルフィルムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】セルロースエステルフィ
ルムは写真感光材料用に用いられる需要が大きく、地球
環境への影響も極めて重要視されている。
【0007】本発明者は環境負荷の観点からジオキソラ
ンを使用し、かつ写真感光材料用として充分な物性、特
に後述する表面平滑性と光透過性を有し、かつ引き裂き
強度、水中カールも実用上優れたセルロースエステルフ
ィルムの提供を実現するため鋭意検討した。
【0008】その結果、製造に用いるセルロースエステ
ル溶解液中に含有される水分量が、極めて重要な役割を
はたすことを見いだし、種々の工夫を重ねた結果、本発
明に至った。
【0009】本発明の目的は、下記構成を採ることによ
り達成される。
【0010】(1) セルロースエステルを環状ジエー
テル化合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体上
に流延させた後、剥離する工程を経て製膜するセルロー
スエステルフィルムの製造方法において、該溶解液が
0.06〜2重量%の水分を含有し、剥離時の溶媒残留
量が50〜450重量%であることを特徴とするセルロ
ースエステルフィルムの製造方法。
【0011】(2) 溶解液の支持体上への流延開始か
らセルロースエステルフィルムの剥離開始までの時間が
3秒〜2分であることを特徴とする(1)記載のセルロ
ースエステルフィルムの製造方法。
【0012】(3) 前記剥離時の支持体の表面温度が
−70〜40℃であり、溶媒残留量が100〜450重
量%であることを特徴とする(1)又は(2)記載のセ
ルロースエステルフィルムの製造方法。
【0013】(4) 前記支持体がキャスティングドラ
ムであり、流延開始からセルロースフィルムの剥離開始
までの時間が3〜40秒であることを特徴とする(3)
記載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0014】(5) 前記剥離時の支持体の表面温度が
0〜75℃であることを特徴とする(1)記載のセルロ
ースエステルフィルムの製造方法。
【0015】(6) 前記支持体がキャスティングベル
トであり、流延開始から剥離開始までの時間が20〜1
20秒であることを特徴とする(5)記載のセルロース
エステルフィルムの製造方法。
【0016】(7) 前記溶解液の流延が重層キャステ
ィングであることを特徴とする(1)〜(6)のいずれ
か1項記載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0017】(8) 前記溶解液を支持体上に流延さ
せ、整形した後剥離し、テンターで保持し乾燥する工程
を経て製造し、残留溶媒量を50〜10重量%とするこ
とを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項記載のセ
ルロースエステルフィルムの製造方法。
【0018】(9) テンターで保持し乾燥する工程に
おいて、マイクロ波加熱することを特徴とする(8)記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0019】(10) (1)〜(9)のいずれかに記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法により製造
されたことを特徴とする写真感光材料用フィルムベー
ス。
【0020】(11) セルロースエステルを環状ジエ
ーテル化合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体
上に流延させた後、剥離する工程を経て製膜してセルロ
ースエステルフィルムを製造する際、該溶解液が0.0
6〜2重量%の水分を含有することを特徴とする製膜用
溶解液組成物。
【0021】(12) セルロースエステルを環状ジエ
ーテル化合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体
上に流延させた後、剥離する工程を経て製膜したセルロ
ースエステルフィルムにおいて、該溶解液が0.06〜
2重量%の水分を含有することを特徴とするセルロース
エステルフィルム。
【0022】(13) 環状ジエーテル化合物を含有す
る溶媒を用いてセルロースエステルを溶解して製膜する
際に、溶解液に可塑剤を含有させたことを特徴とする
(11)記載の製膜用溶解液組成物。
【0023】(14) 全可塑剤の含有量がセルロース
エステルに対し8〜16重量%であることを特徴とする
(10)記載の写真感光材料用フィルムベース。
【0024】上記のように本発明の発明者等は鋭意検討
したところ光学特性に優れ、写真感光材料用フィルムベ
ース用に適するセルロースエステルフィルムを、高効率
にて製造するには、セルロースエステル溶解液中の水分
量を0.06〜2重量%にすることで驚くべき効果を奏
することを見いだした。
【0025】セルロースエステル溶解液中の水分量が2
重量%を越えるようなものは、これを用いて製造された
フィルムの透明性が悪く、程度のひどいものは白濁した
ものとなり、又セルロースエステル溶解液中に実質的に
水を含まない溶解液から製造されたフィルムは、却って
表面性(平滑性)、透明性等に問題があり、しかもその
特性が製造ロット、製造条件のわずかな変化により変動
する不安定なものとなることがわかった。
【0026】このような挙動を示す理由については、必
ずしも明らかではないが、水分を実質的に含まない溶解
液は、製造時の諸条件、例えば溶解液の温度や濃度ある
いは溶媒組成、乾燥風の湿度、温度、乾燥風量と言った
ものに敏感であり、それが不安定化要因となっているの
ではないかと想像される。
【0027】いずれにしろ実際の製造に当たっては、こ
れらのある程度の変動は避けることができない。諸原料
に含有される水分量は工業原料として、ある範囲では変
動しているし、これを極めて厳密にコントロールすると
いったことは実務的ではない。同様なことは製造設備の
諸条件についても言い得ることである。
【0028】しかし、逆にある水を0.06〜2重量%
含有させることにより、製造後のセルロースエステルフ
ィルムの特性が安定となり、特にその表面性(平滑
性)、透明性が極めて安定化することがわかった。具体
的には製造に用いる溶解液が0.06〜2重量%の水分
を含有し、流延後剥離時までに溶媒の残留量が50〜4
50重量%になるまで除去することにより本発明の効果
が得られる。
【0029】ここにおいてセルロースエステルフィルム
溶解液中の水分含有率は、ガスクロマトグラフィー法又
はカールフィシャー法のいずれかによって測定すること
ができる。
【0030】又、流延後剥離時までの溶解液中の溶媒残
留率の重量%は、後述する残留溶媒を強制乾燥除去する
方法により、又は透過式放射線密度の測定値より求める
ことができる。溶媒残留率の重量%は、セルロースエス
テルに対する重量%で表示している。
【0031】尚、本発明のセルロースエステルフィルム
の製造に用いられる装置としては、従来用いられいた装
置と同様なものでよい。溶解液を流延する支持体、溶媒
を除去した後の剥離機構等、ジクロロメタンを用いた製
造設備を改造する必要はない。
【0032】ここにおいてフィルム面の光透過率は、通
常よく用いられる方法で550nm光の分光透過率を測
定して求める。
【0033】又、光学的平滑性については、熟練した者
ならば、製造後のフィルム面に斜め方向から光を当てた
状態で、肉眼で観察することもできる。
【0034】しかし、より厳密には、図1に示すごと
く、製造後のフィルム1に平行光2を当て、その透過像
をスクリーン3に投影し観察すればよい(この図1にお
いて4はハロゲンランプ或いは水銀ランプ等の光源光と
それを平行光とする装置、5はスクリーン上の投影画像
である)。
【0035】このような方法をとることにより、2種張
り合わせ試料を作るか、或いは投影装置を複数用意すれ
ば、複数のフィルムを同時対比的に見ることも可能であ
り、又、複数の人間による同時観察も可能になり、評価
精度を上げることができる。尚測定資料は幅方向に3箇
所(イ〜ハ)サンプリングして光学的平滑性の測定を行
った。
【0036】次に本発明に係わる原料化合物、製造装置
及び条件等について述べる。
【0037】本発明に係るセルロースエステルとして
は、セルローストリアセテート、セルロースジアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートプロピオネートなどが挙げられ、特に重合度25
0〜400、結合酢酸量が54〜62.5%のセルロー
ストリアセテートが好ましく、結合酢酸量が58〜6
2.5%がベース強度が強くより好ましい。セルロース
トリアセテートは綿花リンターから合成されたセルロー
ストリアセテートと木材パルプから合成されたセルロー
ストリアセテートのどちらかを単独あるいは混合して用
いることができる。
【0038】もしベルトやドラムからの剥離性が問題と
なるなら、ベルトやドラムからの剥離性が良い綿花リン
ターから合成されたセルローストリアセテートを、多く
使用した方が生産性効率が高く好ましい。綿花リンター
から合成されたセルローストリアセテートの比率が40
重量%以上で、剥離性の効果が顕著になるため好まし
く、60重量%以上がさらに好ましく、単独で使用する
ことが最も好ましい。
【0039】本発明に使用される溶剤は良溶剤と貧溶剤
を混合して使用することが、生産効率の点で好ましい。
良溶剤と貧溶剤の混合比率は良溶剤70〜95重量%、
貧溶剤は30〜5重量%が好ましい。又セルロースエス
テルの濃度は10〜50重量%が好ましく、18〜20
重量%がより好ましい。
【0040】本発明中の良溶媒、貧溶媒とは、使用する
セルロースエステルを単独で溶解するものを良溶媒、単
独で膨潤するかまたは溶解しないものを貧溶媒と定義し
ている。そのため、セルロースエステルの結合酢酸量に
よって良溶媒、貧溶媒が変わり、例えばアセトンは結合
酢酸量55%では良溶媒、結合酢酸量60%では貧溶媒
となる。
【0041】本発明に使用される良溶剤は環境負荷の少
ない1,3−ジオキソラン等の環状ジエーテル化合物を
使用する。1,3−ジオキソラン類としては例えば、
1,3−ジオキソラン、2−メチル−1,3−ジオキソ
ラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、2−エチル
−1,3−ジオキソラン、4−エチル−1,3−ジオキ
ソラン、2,2−ジメチル−1,3−ジオキソランなど
があげられる。1,3−ジオキソラン類の中でも、1,
3−ジオキソランが特に好ましい。
【0042】1,3−ジオキソラン類を単独または2種
以上を併用しても、他の良溶媒と混合して使用してもよ
い。必要ならメチレンクロライドと混合して使用するこ
とも出来る。この場合1,3−ジオキソラン類とメチレ
ンクロライドとの比率は、重量比で10:90〜90:
10が好ましく、30:70〜70:30がより好まし
い。
【0043】本発明に使用される貧溶剤は例えば、メタ
ノール、エタノール、ブタノール等の炭素数1〜8のア
ルコール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸プロピル、モノクロルベンゼン、
ベンゼン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、メチ
ルセルソルブ、エチレングリコール、モノメチルエーテ
ル、アセトン、トルエン等をあげることができ、これら
の貧溶媒を単独もしくは2種以上を適宜組み合わせて用
いることができるが、残留溶媒量が多い状態で剥離可能
で生産効率が高いため、メタノール、エタノール、n−
ブタノール、シクロヘキサンが好ましく、n−ブタノー
ル、シクロヘキサンが特に好ましい。
【0044】本発明に係るセルロースエステルの溶解方
法は、一般的な方法を用いることができるが、好ましい
方法としては、セルロースエステルを貧溶媒と混合し、
湿潤あるいは膨潤させ、さらに良溶媒と混合する方法で
ある。このとき加圧下で、溶剤の常温での沸点以上でか
つ溶剤が沸騰しない範囲の温度で加熱し、撹拌しながら
溶解する方法が、ゲルやママコと呼ばれる塊状未溶解物
の発生を防止するため、より好ましい。
【0045】良溶媒と貧溶媒の溶解液中の混合比は良溶
媒95〜75重量%に対し貧溶媒が5〜25重量%程度
である。
【0046】セルロースエステルと溶剤のほかに必要に
応じて可塑剤、紫外線吸収剤、マット剤、染料、酸化防
止剤等の添加剤を加えることができ、予め溶剤と混合
し、溶解または分散してからセルロースエステル溶解前
の溶媒に投入しても、セルロースエステル溶解後のドー
プへ投入しても良い。
【0047】加圧容器の種類は特に問うところではな
く、所定の圧力に耐えることができ、加圧下で加熱、撹
拌ができればよい。加圧容器はそのほか圧力計、温度計
などの計器類を適宜配設する。
【0048】加圧は窒素ガスなどの不活性気体を圧入す
る方法や、加熱による溶剤の蒸気圧の上昇によって行っ
てもよい。
【0049】加熱は外部から行うことが好ましく、例え
ばジャケットタイプのものは温度コントロールが容易で
好ましい。
【0050】溶剤を添加しての加熱温度は、使用溶剤の
沸点以上で、かつ該溶剤が沸騰しない範囲の温度が好ま
しく例えば60℃以上、80〜110℃の範囲に設定す
るのが好適である。又、圧力は設定温度において、溶剤
が沸騰しないように定められる。
【0051】溶解後は冷却しながら容器から取り出す
か、または容器からポンプ等で抜き出して熱交換器など
で冷却し、これを製膜に供するが、このときの冷却温度
は常温まで冷却してもよいが、沸点より5〜10℃低い
温度まで冷却し、その温度のままキャスティングを行う
方が、ドープ粘度を低減できるためより好ましい。
【0052】本発明においては、環状ジエーテル化合物
を含む溶剤にセルロースエステルを溶解して得られるド
ープを基盤(支持体)上に流延(キャスト工程)した
後、加熱して溶剤の一部を除去(ドープ乾燥工程)した
後、基盤から剥離し、剥離したフィルムを乾燥(フィル
ム乾燥工程)して、セルロースエステルフィルムを得
る。
【0053】本発明によりセルロースエステルフィルム
を製造する場合において、セルロースエステルの溶解液
を比較的低温の支持体面上に流延させ、溶解液(ドープ
ともいう)の温度を下げることにより整形する方式にお
いても、溶解液を比較的高温の支持体面上(通常表面温
度が溶解液の沸点未満で、例えば40〜75℃程度)に
流延させ、溶媒を取り除くことにより整形する方式にも
好ましく用いることができる。
【0054】前者の代表的方法としては、支持体をドラ
ム状にし製造装置をコンパクト化したドラム流延方式
と、後者の代表的方法としてはベルト状支持体を用いる
ベルト流延方式がある。
【0055】キャスト工程における支持体はベルト状も
しくはドラム状のステンレスを鏡面仕上げしたものが使
用される。キャスト工程の支持体の温度は一般的な温度
範囲−70℃〜溶媒の沸点未満の温度で、流延すること
ができる。ドラム流延方式では、5〜30℃の支持体上
に流延するほうが、ドープをゲル化させ剥離限界時間を
あげられるため好ましく、5〜15℃の支持体上に流延
することがさらに好ましい。剥離限界時間とは透明で平
面性の良好なフィルムを連続的に得られる流延速度の限
界において、流延されたドープが支持体上にある時間を
いう。剥離限界時間は短い方が生産性に優れていて好ま
しい。
【0056】ベルト流延方式では、支持体の温度は使用
する溶媒の沸点により異なり、通常は沸点未満で行わ
れ、好ましくは支持体面上を40〜75℃の比較的高温
に保つのが良い。
【0057】両方式を図で説明すると、図2はドラム流
延方式の概要図であり、流延部11の全域、特には剥離
部12周辺を冷却する。13は支持体(この場合はドラ
ム)、14は溶解液(ドープ)である。
【0058】図3はベルト流延方式の概要図である。流
延部11、剥離部12で、13は支持体(この場合はベ
ルト)、14は溶解液(ドープ)である。又、図4はド
ープタンクが2個あり重層的に流延できるものである
(溶解液14と14′)。この場合、流延させる複数の
液濃度は同一でも異なっていても良い。
【0059】又、いずれの方式においても、特開昭61
−94725号に記載されているごとき、主流延させる
溶解液より低濃度のセルロースエステルの溶解液を、主
流延させる溶解液の両側に共流延させる方法を用いても
良い。
【0060】剥離するときのドープの温度は0℃〜30
℃にすることが剥離時のベース強度をあげることがで
き、剥離時のベース破断を防止できるため好ましく、5
℃〜20℃がより好ましい。
【0061】フィルムを剥離後は、特開昭62−115
035号に記載されているごとく、フィルム幅方向にテ
ンターにて一定のテンションをかけながら乾燥し、フィ
ルム中の残留溶媒量が所定のものになるまで乾燥を行う
のが好ましい。
【0062】フィルム中の残留溶媒量は次式で表され
る。
【0063】残留溶媒量=(残存揮発分重量/加熱処理
後フィルム重量)×100% なお残存揮発分重量はフィルムを115℃で1時間加熱
処理したとき、加熱処理前のフィルム重量から加熱処理
後のフィルム重量を引いた値である。
【0064】フィルム乾燥工程においては支持体より剥
離したフィルムをさらに乾燥し、残留溶媒量を3.5重
量%以下、0.5重量%以上とするのがよい。フィルム
乾燥工程では一般にロール懸垂方式か、テンター方式で
フィルムを搬送しながら乾燥する方式が採られる。写真
感光材料用としては、テンター方式で幅を保持しながら
乾燥させることが、寸法安定性を向上させるために好ま
しい。特に支持体より剥離した直後の残留溶媒量の多い
ところで幅保持を行うことが、寸法安定性向上効果をよ
り発揮するため特に好ましい。フィルムを乾燥させる手
段は特に制限なく、一般的に熱風、赤外線、加熱ロー
ル、マイクロ波等で行う。特に乾燥効率の点でマイクロ
波で行うのが好ましい。乾燥温度は40℃〜150℃の
範囲で3〜5段階の温度に分けて、段々高くしていくこ
とが好ましく、80℃〜140℃の範囲で行うことが寸
法安定性を良くするためさらに好ましい。
【0065】ベースに含有される環状ジエーテル化合物
の量は0.020mg/g〜4.000mg/gが好ま
しい。0.020mg/g〜1.000mg/gがさら
に好ましく、0.030mg/g〜0.070mg/g
がさらにより好ましい。ベースに含有される環状ジエー
テル化合物量はヘッドスペースタイプのガスクロマトグ
ラフィー(機器:HP5890 SERIESII/HP
5971A,HP9746(ヒューレットパッカード社
製),カラム:DB−WAX(0.25mmid×60
m,0.25mm)(J&W Scientific社
製))を用いて、ヘッドスペースサンプル加熱温度12
0℃加熱時間30分で、ベース1g中に含有されるジエ
ーテル化合物の量を定量することができる。
【0066】本発明に係るセルロースエステルフィルム
の厚さは、多くの場合10〜500μmで、80〜20
0μmが好ましく、100〜130μmが特に好まし
い。
【0067】本発明で用いることのできる可塑剤として
は特に限定はないが、リン酸エステル系では、トリフェ
ニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジ
ルジフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフ
ェート、ジフェニルビフェニルホスフェート、トリオク
チルホスフェート、トリブチルホスフェート等、フタル
酸エステル系では、ジエチルフタレート、ジメトキシエ
チルフタレート、ジメチルフタレート、ジオクチルフタ
レート、ジブチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシル
フタレート等、グリコール酸エステル系では、トリアセ
チン、トリブチリン、ブチルフタリルブチルグリコレー
ト、エチルフタリルエチルグリコレート、メチルフタリ
ルエチルグリコレート、ブチルフタリルブチルグリコレ
ート等を単独あるいは併用するのが好ましい。
【0068】可塑剤として好ましいものは、例えばトリ
クレジルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェー
ト、トリブチルホスフェート、ジエチルフタレート、ジ
メチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジブチルフ
タレート、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、トリア
セチン、エチルフタリルエチルグリコレート等をあげる
ことができる。これらの可塑剤を単独あるいは併用する
のが好ましい。
【0069】本発明中の凝固点とは、共立出版株式会社
出版の化学大事典に記載されている真の凝固点を凝固点
としている。
【0070】これらの可塑剤の使用量は、セルロースエ
ステルに対して8〜16重量%が好ましい。さらに写真
用フィルムとしては11〜16重量%がこのましく、こ
の範囲がフィルムの脆性、加工性、ブリードアウト故障
耐性が特によい。
【0071】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0072】 〈フィルム試料1(ジクロロメタンを用いた比較例)の作製〉 (ドープ組成物A) 綿花リンターから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 30重量部 木材パルプから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 70重量部 トリフェニルホスフェート(凝固点49℃) 10重量部 エチルフタリルエチルグリコレート(EPEG) 5重量部 ジクロロメタン 450重量部 エタノール 25重量部 以上を容器に投入し、40℃まで加熱し、撹拌しなが
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ベルト流延装
置を用い、ドープ温度40℃で40℃のステンレスバン
ド(ベルト支持体)上に膜厚60μm+60μmのダブ
ルキャスティング(重層流延)にて均一に流延し、ステ
ンレス支持体上でドープ温度が40℃を保つように加熱
し、剥離可能な範囲まで乾燥させた後、ステンレスバン
ド支持体上からドープを剥離した。このときのドープの
溶媒残留率は80重量%であった。ドープ流延から剥離
までに要した時間は3分であった。
【0073】ステンレスバンド支持体から剥離した後、
多数のロールで搬送させながら110℃の乾燥ゾーンで
8分間乾燥し、トリアセチルセルロースフィルムのフィ
ルム試料1を得た。
【0074】使用したトリアセチルセルロース溶解液の
水分含有量をガスクロマトグラフィーで定量したとこ
ろ、0.10重量%であった。
【0075】〈フィルム試料2〜5の作製(ベルト状支
持体に流延した例)〉フィルム試料1の試料作製に用い
た溶媒中のジクロロメタンを1,3−ジオキソランに変
更して、溶解液中の水分含有量を下記表1に示すごとき
試料2〜5を作った。
【0076】 (ドープ組成物B) 綿花リンターから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 30重量部 木材パルプから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 70重量部 トリフェニルホスフェート(凝固点49℃) 10重量部 エチルフタリルエチルグリコレート(EPEG) 5重量部 1,3−ジオキソランジクロロメタン 250重量部 エタノール 50重量部 以上を容器に投入し、110℃まで加熱し、撹拌しなが
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ベルト流延装
置を用い、ドープ温度75℃で75℃のステンレスバン
ド(ベルト支持体)上に膜厚60μm+60μmのダブ
ルキャスティング(重層流延)にて均一に流延し、ステ
ンレス支持体上でドープ温度が75℃を保つように加熱
し、剥離可能な範囲まで乾燥させた後、ステンレスバン
ド支持体上からドープを剥離した。このときのドープの
溶媒残留率は80重量%であった。ドープ流延から剥離
までに要した時間は1分であった。
【0077】ステンレスバンド支持体から剥離した後、
テンターで保持しながら搬送させ110℃の乾燥ゾーン
で12分間乾燥し、トリアセチルセルロースフィルムの
フィルム試料2〜5を得た。
【0078】使用したトリアセチルセルロース溶解液の
水分含有量をガスクロマトグラフィーで定量し、下記表
1に記載した(重量%)。
【0079】 〈フィルム試料6の作製(ドラム状支持体に流延した例)〉 (ドープ組成物C) 綿花リンターから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 30重量部 木材パルプから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 70重量部 トリフェニルホスフェート(凝固点49℃) 10重量部 エチルフタリルエチルグリコレート(EPEG) 5重量部 1,3−ジオキソラン 180重量部 エタノール 15重量部 以上を容器に投入し、110℃まで加熱し、撹拌しなが
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ドラム流延装
置を用い、5℃のステンレスドラム支持体上に膜厚12
0μmのシングルキャスティング(単層流延)にて均一
に流延し、ステンレスドラム支持体上に6秒間保持して
からドープを剥離した。このときのドープの溶媒残留率
は170重量%であった。
【0080】ステンレスベルト支持体から剥離した後、
テンターで保持搬送させながら110℃の乾燥ゾーンで
15分間乾燥し、トリアセチルセルロースフィルムのフ
ィルム試料6を得た。
【0081】使用したトリアセチルセルロース溶解液の
水分含有量をガスクロマトグラフィーで定量したとこ
ろ、1.2重量%であった。
【0082】その特性は下記表1に記す。
【0083】〈フィルム試料7〜9の作製(ドラム状支
持体に流延した例)〉 (ドープ組成物D)ドープ組成物Cと下記ドープ組成物
Dを用いて、共流延のドラム状支持体流延方式にてトリ
アセチルセルロースフィルムを作製した。
【0084】 綿花リンターから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 30重量部 木材パルプから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 70重量部 1,3−ジオキソラン 500重量部 エタノール 50重量部 以上を容器に投入し、110℃まで加熱し、撹拌しなが
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ドラム流延装
置を用い、5℃のステンレスドラム支持体上に膜厚12
0μmの共流延キャスティング(3層流延、膜厚5μm
+110μm+5μm)にて均一に流延し、ステンレス
バンド支持体上に6秒間保持してからドープを剥離し
た。このときのドープの溶媒残留率は200重量%であ
った。
【0085】ステンレスベルト支持体から剥離した後、
テンターで保持搬送させながら110℃の乾燥ゾーンで
15分間乾燥し、トリアセチルセルロースフィルムのフ
ィルム試料7〜9を得た。
【0086】使用したトリアセチルセルロース溶解液の
水分含有量をガスクロマトグラフィーで定量したとこ
ろ、各々0.04、1.0、2.4重量%であった。
【0087】その特性は下記表1に記す。
【0088】表中、ドープ(溶解液)中の水分含有量
(重量%)、フィルム平滑性(測定方法は前記したもの
により、評価は下記によった)及びベースの白濁度(目
視)、引き裂き強度及び水中カール度を下記した方法で
測定し記載した。
【0089】フィルム平滑性評価基準 ◎:スクリーンへのかげは認められない ○:弱いが波状の模様が投影される △:強い波状の模様が投影される ×:はっきりしたたて筋が投影される とし、△が、実用化可能、不可能の境界線上にあり、従
ってこのレベルでは問題が残るものである。
【0090】なお、この性能は作製ロットにより同一製
造条件でも評価はバラつくため、同一製造条件での試料
を3箇所測定し、その各々について評価し結果を記し
た。
【0091】引き裂き強度 軽荷重式引き裂き強度試験機(東洋精機製作所製)を用
いて測定し、膜厚120μm換算値で表示した。
【0092】水中カール度 大きさ10cm×10cmの試料を用いて、1時間室温
の水中に浸し、取り出して直ちにISO−4330 M
ethod Aに準じて測定した。
【0093】実用的には大体下記のごとく評価できる。
【0094】 10(1/m)未満・・・・・・良好 10〜20(1/m)未満・・・やや良好 20(1/m)以上・・・・・・悪い
【0095】
【表1】
【0096】表1から明らかなごとく、本発明の範囲内
のフィルム試料3,4,6,8は特性的に良く明らかに
実用可能レベルにある。一般的にもベルト流延方式を用
いたものは、引き裂き強度に優れているが、本発明の範
囲内の製法を用いたものは特に優れていることがわかる
(フィルム試料3,4)。又、ドラム流延方式を用いた
ものは、水中カール度特性に優れているが、本発明の範
囲内の製法を用いたものは特に優れていることがわかる
(フィルム試料6,8)。
【0097】
【発明の効果】本発明により、環境負荷の観点から環状
ジエーテル化合物を使用し、かつ写真感光材料用として
充分な物性、特に表面平滑性と光透過性を有し、かつ引
き裂き強度、水中カール度特性にも優れたセルロースエ
ステルフィルムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学的平滑性の評価法概念図。
【図2】ドラム流延方式の概要図。
【図3】ベルト流延方式の概要図。
【図4】ベルト流延方式における共流延方法の一例を示
す概要図。
【符号の説明】
1 フィルム 3 スクリーン 4 平行光を出す装置 11 流延部 12 剥離部 13 支持体 14 溶解液(ドープ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 7:00 9:00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロースエステルを環状ジエーテル化
    合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体上に流延
    させた後、剥離する工程を経て製膜するセルロースエス
    テルフィルムの製造方法において、該溶解液が0.06
    〜2重量%の水分を含有し、剥離時の溶媒残留量が50
    〜450重量%であることを特徴とするセルロースエス
    テルフィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 溶解液の支持体上への流延開始からセル
    ロースエステルフィルムの剥離開始までの時間が3秒〜
    2分であることを特徴とする請求項1記載のセルロース
    エステルフィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記剥離時の支持体の表面温度が−70
    〜40℃であり、溶媒残留量が100〜450重量%で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載のセルロース
    エステルフィルムの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記支持体がキャスティングドラムであ
    り、流延開始からセルロースフィルムの剥離開始までの
    時間が3〜40秒であることを特徴とする請求項3記載
    のセルロースエステルフィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記剥離時の支持体の表面温度が0〜7
    5℃であることを特徴とする請求項1記載のセルロース
    エステルフィルムの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記支持体がキャスティングベルトであ
    り、流延開始から剥離開始までの時間が20〜120秒
    であることを特徴とする請求項5記載のセルロースエス
    テルフィルムの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記溶解液の流延が重層キャスティング
    であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記
    載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記溶解液を支持体上に流延させ、整形
    した後剥離し、テンターで保持し乾燥する工程を経て製
    造し、残留溶媒量を50〜10重量%とすることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1項記載のセルロースエ
    ステルフィルムの製造方法。
  9. 【請求項9】 テンターで保持し乾燥する工程におい
    て、マイクロ波加熱することを特徴とする請求項8記載
    のセルロースエステルフィルムの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のセル
    ロースエステルフィルムの製造方法により製造されたこ
    とを特徴とする写真感光材料用フィルムベース。
  11. 【請求項11】 セルロースエステルを環状ジエーテル
    化合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体上に流
    延させた後、剥離する工程を経て製膜してセルロースエ
    ステルフィルムを製造する際、該溶解液が0.06〜2
    重量%の水分を含有することを特徴とする製膜用溶解液
    組成物。
  12. 【請求項12】 セルロースエステルを環状ジエーテル
    化合物を含有する溶媒に溶解した溶解液を支持体上に流
    延させた後、剥離する工程を経て製膜したセルロースエ
    ステルフィルムにおいて、該溶解液が0.06〜2重量
    %の水分を含有することを特徴とするセルロースエステ
    ルフィルム。
  13. 【請求項13】 環状ジエーテル化合物を含有する溶媒
    を用いてセルロースエステルを溶解して製膜する際に、
    溶解液に可塑剤を含有させたことを特徴とする請求項1
    1記載の製膜用溶解液組成物。
  14. 【請求項14】 全可塑剤の含有量がセルロースエステ
    ルに対し8〜16重量%であることを特徴とする請求項
    10記載の写真感光材料用フィルムベース。
JP4373097A 1997-02-27 1997-02-27 セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース Pending JPH10235664A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4373097A JPH10235664A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース
US09/028,891 US6036913A (en) 1997-02-27 1998-02-24 Cellulose ester film manufacturing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4373097A JPH10235664A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10235664A true JPH10235664A (ja) 1998-09-08
JPH10235664A5 JPH10235664A5 (ja) 2004-11-11

Family

ID=12671908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4373097A Pending JPH10235664A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10235664A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040244A (ja) * 2000-07-21 2002-02-06 Konica Corp 光学フィルム、その製造方法、偏光板及び表示装置
JP2002086472A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Fuji Photo Film Co Ltd セルロースアシレートフイルムの製造方法
JP2002225054A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Konica Corp セルロースエステルフィルム、その製造方法、偏光板及び液晶表示装置
JP2006297908A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd ポリマーフイルムおよびその製造方法
JP2009120839A (ja) * 2008-12-11 2009-06-04 Konica Minolta Holdings Inc セルロースエステルフィルムの製造方法及びセルロースエステルフィルム
US8048439B2 (en) 2003-11-17 2011-11-01 Btg International Ltd. Therapeutic foam
US8091801B2 (en) 1999-05-26 2012-01-10 Btg International Limited Generation of therapeutic microfoam

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8091801B2 (en) 1999-05-26 2012-01-10 Btg International Limited Generation of therapeutic microfoam
JP2002040244A (ja) * 2000-07-21 2002-02-06 Konica Corp 光学フィルム、その製造方法、偏光板及び表示装置
JP2002086472A (ja) * 2000-09-19 2002-03-26 Fuji Photo Film Co Ltd セルロースアシレートフイルムの製造方法
JP2002225054A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Konica Corp セルロースエステルフィルム、その製造方法、偏光板及び液晶表示装置
US8048439B2 (en) 2003-11-17 2011-11-01 Btg International Ltd. Therapeutic foam
JP2006297908A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd ポリマーフイルムおよびその製造方法
JP2009120839A (ja) * 2008-12-11 2009-06-04 Konica Minolta Holdings Inc セルロースエステルフィルムの製造方法及びセルロースエステルフィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3425484B2 (ja) セルロースアセテート積層フイルムおよびその製造方法
US20040155378A1 (en) Cellulose ester film and its manufacturing method
JP2003012823A (ja) セルロースエステルフィルム
JP2005181747A (ja) 光学フィルム及びその製造方法
US6036913A (en) Cellulose ester film manufacturing method
US2319052A (en) High speed method of making cellulose organic derivative film and sheeting
JP2001163995A (ja) セルロースエステルフィルム及びその製造方法、偏光板保護フィルム
JPH10235664A (ja) セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース
JPH10278056A (ja) セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース
JP2002179819A (ja) セルロースエステルフィルム、セルロースエステルフィルムの製造方法、光学素子、偏光板用保護フィルム、偏光板、表示装置
JPH10323853A (ja) セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース
TWI297100B (ja)
JP2001054936A (ja) セルロースエステルフィルム及びその製造方法
JP2001200098A (ja) セルロース混合アシレート、セルロース混合アシレートドープの調製方法、セルロース混合アシレートフィルムの製造方法及びセルロース混合アシレートフィルム
JP2002086474A (ja) セルロースエステルフィルム、その製造方法及び製造装置及び偏光板
JPH10279702A (ja) セルロースエステルフィルムおよびセルロースエステルフィルムの製造方法
JPH1044327A (ja) セルロースアセテートフイルム
JP2001113545A (ja) セルロースエステルフィルムの製造方法
JP2000273199A (ja) セルロースエステルフィルムとその製造方法及び偏光板保護フィルムとそれを用いた偏光板
JP3987344B2 (ja) セルロースアシレートフイルムの製造方法
JP2002273747A (ja) 溶液流延製膜方法及びセルロースエステルフィルムの製造方法
JP4032721B2 (ja) セルロースエステルフィルム、該セルロースエステルフィルムを用いた偏光板及び液晶表示装置、及び該セルロースエステルフィルムの製造方法
JP4620306B2 (ja) セルロースアシレートフイルムの製造方法
JP4576968B2 (ja) セルロースエステルフィルムの製造方法
JPH11292988A (ja) セルロースアシレートフィルムの製造方法及びセルロースアシレートフィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041001

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050322

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02