JPH10323853A - セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース - Google Patents
セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベースInfo
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- JPH10323853A JPH10323853A JP8130498A JP8130498A JPH10323853A JP H10323853 A JPH10323853 A JP H10323853A JP 8130498 A JP8130498 A JP 8130498A JP 8130498 A JP8130498 A JP 8130498A JP H10323853 A JPH10323853 A JP H10323853A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 環境負荷の観点から環状ジエーテル化合物を
使用し、かつ写真感光材料用として充分な物性、特に十
分な表面平滑性、引き裂き強度、耐折度、水中カール特
性と、乳剤特性特にかぶり上昇のない、実用上優れたセ
ルロースエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 セルロースエステルと燐酸エステル系可
塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶解した
製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、溶媒残
留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て製膜す
るセルロースエステルフィルムの製造方法において、該
可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11〜20
重量%であることを特徴とするセルロースエステルフィ
ルムの製造方法。
使用し、かつ写真感光材料用として充分な物性、特に十
分な表面平滑性、引き裂き強度、耐折度、水中カール特
性と、乳剤特性特にかぶり上昇のない、実用上優れたセ
ルロースエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 セルロースエステルと燐酸エステル系可
塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶解した
製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、溶媒残
留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て製膜す
るセルロースエステルフィルムの製造方法において、該
可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11〜20
重量%であることを特徴とするセルロースエステルフィ
ルムの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルロースエステ
ルフィルムに関し、詳しくは環境負荷の少ない溶媒を使
用し、かつ特に写真感光材料用に優れた特徴を有するセ
ルロースエステルフィルムに関する。
ルフィルムに関し、詳しくは環境負荷の少ない溶媒を使
用し、かつ特に写真感光材料用に優れた特徴を有するセ
ルロースエステルフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルロースエステルフィルムは写
真用、光学用など種々の用途に広く利用されている。こ
れらセルロースエステルフィルムの製造に当たっては、
現在溶媒にメチレンクロライドを使用しキャスティング
製膜されている。
真用、光学用など種々の用途に広く利用されている。こ
れらセルロースエステルフィルムの製造に当たっては、
現在溶媒にメチレンクロライドを使用しキャスティング
製膜されている。
【0003】ところが、近年メチレンクロライドは環境
負荷の観点から、使用量制限の動向にある。そこでメチ
レンクロライドに代わる溶媒として、特開平7−278
324号、同8−143708号、同8−258065
号にはジオキソランを用いる提案がされている。又、そ
れ以外の技術、例えばジクロロメタンを少量用いるもの
としては特開平9−15792号に記載されたものなど
がある。
負荷の観点から、使用量制限の動向にある。そこでメチ
レンクロライドに代わる溶媒として、特開平7−278
324号、同8−143708号、同8−258065
号にはジオキソランを用いる提案がされている。又、そ
れ以外の技術、例えばジクロロメタンを少量用いるもの
としては特開平9−15792号に記載されたものなど
がある。
【0004】しかしながら、上記技術によるセルロース
エステルフィルムは写真感光材料用としては、特性によ
ってはなお不充分で実用化には問題があった。
エステルフィルムは写真感光材料用としては、特性によ
ってはなお不充分で実用化には問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、環境
負荷の観点から環状ジエーテル化合物を使用し、かつ写
真感光材料用として充分な物性、特に十分な表面平滑
性、引き裂き強度、耐折度、水中カール特性と、乳剤特
性特にかぶり上昇のない、実用上優れたセルロースエス
テルフィルムを提供することにある。
負荷の観点から環状ジエーテル化合物を使用し、かつ写
真感光材料用として充分な物性、特に十分な表面平滑
性、引き裂き強度、耐折度、水中カール特性と、乳剤特
性特にかぶり上昇のない、実用上優れたセルロースエス
テルフィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】セルロースエステルフィ
ルムは写真感光材料用に用いられる需要が大きく、地球
環境への影響も極めて重要視されている。
ルムは写真感光材料用に用いられる需要が大きく、地球
環境への影響も極めて重要視されている。
【0007】本発明者は環境負荷の観点からジオキソラ
ンを使用し、かつ写真感光材料用として充分な物性、特
に後述する十分な表面平滑性、引き裂き強度、耐折度、
水中カール特性をもち、乳剤特性、特にかぶりの少な
い、実用上優れたセルロースエステルフィルムの提供を
実現するため鋭意検討した。
ンを使用し、かつ写真感光材料用として充分な物性、特
に後述する十分な表面平滑性、引き裂き強度、耐折度、
水中カール特性をもち、乳剤特性、特にかぶりの少な
い、実用上優れたセルロースエステルフィルムの提供を
実現するため鋭意検討した。
【0008】その結果、製造に用いるセルロースエステ
ル溶解液中に含有される可塑剤量が、極めて重要な役割
をはたすことを見いだし、種々の工夫を重ねた結果、本
発明に至った。
ル溶解液中に含有される可塑剤量が、極めて重要な役割
をはたすことを見いだし、種々の工夫を重ねた結果、本
発明に至った。
【0009】本発明の目的は、下記構成を採ることによ
り達成される。
り達成される。
【0010】(1) セルロースエステルと燐酸エステ
ル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶
解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、
溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て
製膜するセルロースエステルフィルムの製造方法におい
て、該可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11
〜20重量%であることを特徴とするセルロースエステ
ルフィルムの製造方法。
ル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶
解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、
溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て
製膜するセルロースエステルフィルムの製造方法におい
て、該可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11
〜20重量%であることを特徴とするセルロースエステ
ルフィルムの製造方法。
【0011】(2) 前記溶解液組成物の支持体上への
流延開始からセルロースエステルフィルムの剥離開始ま
での時間が3秒〜2分であることを特徴とする(1)記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
流延開始からセルロースエステルフィルムの剥離開始ま
での時間が3秒〜2分であることを特徴とする(1)記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0012】(3) 前記剥離時の支持体の表面温度が
−70〜40℃であり、溶媒残留率が100〜450重
量%であることを特徴とする(1)又は(2)記載のセ
ルロースエステルフィルムの製造方法。
−70〜40℃であり、溶媒残留率が100〜450重
量%であることを特徴とする(1)又は(2)記載のセ
ルロースエステルフィルムの製造方法。
【0013】(4) 前記支持体がキャスティングドラ
ムであり、流延開始からセルロースフィルムの剥離開始
までの時間が3〜40秒であることを特徴とする(3)
記載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
ムであり、流延開始からセルロースフィルムの剥離開始
までの時間が3〜40秒であることを特徴とする(3)
記載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0014】(5) 前記剥離時の支持体の表面温度が
0〜75℃であることを特徴とする(1)記載のセルロ
ースエステルフィルムの製造方法。
0〜75℃であることを特徴とする(1)記載のセルロ
ースエステルフィルムの製造方法。
【0015】(6) 前記支持体がキャスティングベル
トであり、流延開始から剥離開始までの時間が20〜1
80秒であることを特徴とする(5)記載のセルロース
エステルフィルムの製造方法。
トであり、流延開始から剥離開始までの時間が20〜1
80秒であることを特徴とする(5)記載のセルロース
エステルフィルムの製造方法。
【0016】(7) 前記溶解液組成物の流延が重層キ
ャスティングであることを特徴とする(1)〜(6)の
いずれか1項記載のセルロースエステルフィルムの製造
方法。
ャスティングであることを特徴とする(1)〜(6)の
いずれか1項記載のセルロースエステルフィルムの製造
方法。
【0017】(8) 前記溶解液組成物を支持体上に流
延させた後剥離し、テンターで保持し乾燥する工程を経
て製造し、溶媒残留率を0.5〜3.5重量%とするこ
とを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項記載のセ
ルロースエステルフィルムの製造方法。
延させた後剥離し、テンターで保持し乾燥する工程を経
て製造し、溶媒残留率を0.5〜3.5重量%とするこ
とを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1項記載のセ
ルロースエステルフィルムの製造方法。
【0018】(9) テンターで保持し乾燥する工程に
おいて、マイクロ波加熱することを特徴とする(8)記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
おいて、マイクロ波加熱することを特徴とする(8)記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0019】(10) (1)〜(9)のいずれかに記
載のセルロースエステルフィルムの製造方法により製造
されたことを特徴とする写真感光材料用フィルムベー
ス。
載のセルロースエステルフィルムの製造方法により製造
されたことを特徴とする写真感光材料用フィルムベー
ス。
【0020】(11) セルロースエステルと燐酸エス
テル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に
溶解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた
後、溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を
経て製膜してセルロースエステルフィルムを製造する際
に用いる製膜用溶解液組成物であって、該可塑剤の含有
量がセルロースエステルに対し11〜20重量%である
ことを特徴とする製膜用溶解液組成物。
テル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に
溶解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた
後、溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を
経て製膜してセルロースエステルフィルムを製造する際
に用いる製膜用溶解液組成物であって、該可塑剤の含有
量がセルロースエステルに対し11〜20重量%である
ことを特徴とする製膜用溶解液組成物。
【0021】(12) セルロースエステルと燐酸エス
テル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に
溶解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた
後、溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を
経て製膜したセルロースエステルフィルムにおいて、該
可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11〜20
重量%であることを特徴とするセルロースエステルフィ
ルム。
テル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に
溶解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた
後、溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を
経て製膜したセルロースエステルフィルムにおいて、該
可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11〜20
重量%であることを特徴とするセルロースエステルフィ
ルム。
【0022】(13) セルロースエステルと燐酸エス
テル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に
溶解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた
後、溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を
経て製膜するセルロースエステルフィルムの製造方法に
おいて、該溶解液が0.06〜2重量%の水分を含有す
ることを特徴とする(1)〜(9)のいずれか1項記載
のセルロースエステルフィルムの製造方法。
テル系可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に
溶解した製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた
後、溶媒残留率が50〜450重量%で剥離する工程を
経て製膜するセルロースエステルフィルムの製造方法に
おいて、該溶解液が0.06〜2重量%の水分を含有す
ることを特徴とする(1)〜(9)のいずれか1項記載
のセルロースエステルフィルムの製造方法。
【0023】流延後剥離時の溶媒残留率の重量%は、後
述する残留溶媒を強制乾燥除去する方法により、又は透
過式放射線密度の測定値より求めることができる。溶媒
残留率の重量%は、セルロースエステルに対する重量%
で表示している。
述する残留溶媒を強制乾燥除去する方法により、又は透
過式放射線密度の測定値より求めることができる。溶媒
残留率の重量%は、セルロースエステルに対する重量%
で表示している。
【0024】本発明において、環境負荷が低減させられ
るのは環状ジエーテル化合物を使用したためである。し
かし、写真感光材料用として充分な物性、すなわち十分
な表面平滑性、引き裂き強度、耐折度、水中カール特性
が改善され、実用上優れたセルロースエステルフィルム
を提供することができる理由、さらに乳剤特性、特にか
ぶり上昇が抑えられる理由については必ずしも明らかで
はない。
るのは環状ジエーテル化合物を使用したためである。し
かし、写真感光材料用として充分な物性、すなわち十分
な表面平滑性、引き裂き強度、耐折度、水中カール特性
が改善され、実用上優れたセルロースエステルフィルム
を提供することができる理由、さらに乳剤特性、特にか
ぶり上昇が抑えられる理由については必ずしも明らかで
はない。
【0025】環状ジエーテル化合物、特に1,3−ジオ
キソランはメチレンクロライド等に比較して、セルロー
スエステルの溶解能が低く、セルロースエステルを高濃
度で溶かしにくく、また、溶解液(ドープ)の粘度が高
くなる。更に溶媒の沸点が高いため、セルロースエステ
ルの濃度が低い場合、支持体からの剥離がしにくく、剥
離までの時間も長く必要である。従って製膜のスピード
が上げにくい。しかし、本発明の範囲で燐酸エステル系
可塑剤を添加すると、この点が改善され、しかも写真フ
ィルムに必要な適度な柔軟性、引き裂き強度、耐折度が
得られる。
キソランはメチレンクロライド等に比較して、セルロー
スエステルの溶解能が低く、セルロースエステルを高濃
度で溶かしにくく、また、溶解液(ドープ)の粘度が高
くなる。更に溶媒の沸点が高いため、セルロースエステ
ルの濃度が低い場合、支持体からの剥離がしにくく、剥
離までの時間も長く必要である。従って製膜のスピード
が上げにくい。しかし、本発明の範囲で燐酸エステル系
可塑剤を添加すると、この点が改善され、しかも写真フ
ィルムに必要な適度な柔軟性、引き裂き強度、耐折度が
得られる。
【0026】燐酸エステル系可塑剤の添加量が11重量
%未満であると、引き裂き強度や耐折度の低下をもたら
し、特に低温低湿条件下では、硬くかつもろくなり、フ
ィルムが裂け易くなる。また、反対に20重量%を越え
るとフィルムが柔らかくなり過ぎ、製造時、製造後とも
十分な特性が得られない。
%未満であると、引き裂き強度や耐折度の低下をもたら
し、特に低温低湿条件下では、硬くかつもろくなり、フ
ィルムが裂け易くなる。また、反対に20重量%を越え
るとフィルムが柔らかくなり過ぎ、製造時、製造後とも
十分な特性が得られない。
【0027】本発明で用いることのできる燐酸エステル
系可塑剤としては特に限定はないが、燐酸エステルの中
でも、燐酸トリアリールエステル、燐酸トリアルキルエ
ステルのような燐酸トリエステルが好ましい。具体的に
はトリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェー
ト、クレジルジフェニルホスフェート、オクチルジフェ
ニルホスフェート、ジフェニルビフェニルホスフェー
ト、トリオクチルホスフェート、トリブチルホスフェー
ト等がある。
系可塑剤としては特に限定はないが、燐酸エステルの中
でも、燐酸トリアリールエステル、燐酸トリアルキルエ
ステルのような燐酸トリエステルが好ましい。具体的に
はトリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェー
ト、クレジルジフェニルホスフェート、オクチルジフェ
ニルホスフェート、ジフェニルビフェニルホスフェー
ト、トリオクチルホスフェート、トリブチルホスフェー
ト等がある。
【0028】又、フタル酸エステル系の、ジエチルフタ
レート、ジメトキシエチルフタレート、ジメチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジ
−2−エチルヘキシルフタレート等、グリコール酸エス
テル系の、トリアセチン、トリブチリン、ブチルフタリ
ルブチルグリコレート、エチルフタリルエチルグリコレ
ート、メチルフタリルエチルグリコレート等を併用して
もよい。
レート、ジメトキシエチルフタレート、ジメチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジ
−2−エチルヘキシルフタレート等、グリコール酸エス
テル系の、トリアセチン、トリブチリン、ブチルフタリ
ルブチルグリコレート、エチルフタリルエチルグリコレ
ート、メチルフタリルエチルグリコレート等を併用して
もよい。
【0029】燐酸エステル系可塑剤として特に好ましい
ものは、例えばトリクレジルホスフェート、クレジルジ
フェニルホスフェート、トリブチルホスフェート等をあ
げることができる。
ものは、例えばトリクレジルホスフェート、クレジルジ
フェニルホスフェート、トリブチルホスフェート等をあ
げることができる。
【0030】尚、本発明のセルロースエステルフィルム
の製造に用いられる装置としては、従来用いられていた
装置と同様なものでよい。溶解液を流延する支持体、溶
媒を除去した後の剥離機構等、メチレンクロライドやジ
クロロメタンを用いた製造設備を改造する必要はない。
の製造に用いられる装置としては、従来用いられていた
装置と同様なものでよい。溶解液を流延する支持体、溶
媒を除去した後の剥離機構等、メチレンクロライドやジ
クロロメタンを用いた製造設備を改造する必要はない。
【0031】又、フィルムの光学的平滑性については、
熟練した者ならば、製造後のフィルム面に斜め方向から
光を当てた状態で、肉眼で観察することもできる。
熟練した者ならば、製造後のフィルム面に斜め方向から
光を当てた状態で、肉眼で観察することもできる。
【0032】しかし、より厳密には、図1に示すごと
く、製造後のフィルム1に平行光2を当て、その透過像
をスクリーン3に投影し観察すればよい(この図1にお
いて4はハロゲンランプ或いは水銀ランプ等の光源光と
それを平行光とする装置、5はスクリーン上の投影画像
である)。
く、製造後のフィルム1に平行光2を当て、その透過像
をスクリーン3に投影し観察すればよい(この図1にお
いて4はハロゲンランプ或いは水銀ランプ等の光源光と
それを平行光とする装置、5はスクリーン上の投影画像
である)。
【0033】このような方法をとることにより、2種張
り合わせ試料を作るか、或いは投影装置を複数用意すれ
ば、複数のフィルムを同時対比的に見ることも可能であ
り、又、複数の人間による同時観察も可能になり、評価
精度を上げることができる。さらにセルロースエステル
溶解液中の水分量が2重量%を越えるようなものは、こ
れを用いて製造されたフィルムの透明性が劣り、わずか
に白く濁る場合があり、又セルロースエステル溶解液中
に実質的に水を含まない溶解液から製造されたフィルム
は、却って表面性(平滑性)、透明性が充分でなく、し
かもその特性が製造ロット、製造条件のわずかな変化に
より変動する不安定なものとなることがわかった。
り合わせ試料を作るか、或いは投影装置を複数用意すれ
ば、複数のフィルムを同時対比的に見ることも可能であ
り、又、複数の人間による同時観察も可能になり、評価
精度を上げることができる。さらにセルロースエステル
溶解液中の水分量が2重量%を越えるようなものは、こ
れを用いて製造されたフィルムの透明性が劣り、わずか
に白く濁る場合があり、又セルロースエステル溶解液中
に実質的に水を含まない溶解液から製造されたフィルム
は、却って表面性(平滑性)、透明性が充分でなく、し
かもその特性が製造ロット、製造条件のわずかな変化に
より変動する不安定なものとなることがわかった。
【0034】ここにおいてセルロースエステルフィルム
溶解液中の水分含有率は、ガスクロマトグラフィー法又
はカールフィシャー法のいずれかによって測定すること
ができる。
溶解液中の水分含有率は、ガスクロマトグラフィー法又
はカールフィシャー法のいずれかによって測定すること
ができる。
【0035】次に本発明に係わる原料化合物、製造装置
及び条件等について述べる。
及び条件等について述べる。
【0036】本発明に係るセルロースエステルとして
は、セルローストリアセテート、セルロースジアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートプロピオネートなどが挙げられ、特に重合度25
0〜400、結合酢酸量が54〜62.5%のセルロー
ストリアセテートが好ましく、結合酢酸量が58〜6
2.5%がベース強度が強くより好ましい。セルロース
トリアセテートは綿花リンターから合成されたセルロー
ストリアセテートと木材パルプから合成されたセルロー
ストリアセテートのどちらかを単独あるいは混合して用
いることができる。
は、セルローストリアセテート、セルロースジアセテー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセ
テートプロピオネートなどが挙げられ、特に重合度25
0〜400、結合酢酸量が54〜62.5%のセルロー
ストリアセテートが好ましく、結合酢酸量が58〜6
2.5%がベース強度が強くより好ましい。セルロース
トリアセテートは綿花リンターから合成されたセルロー
ストリアセテートと木材パルプから合成されたセルロー
ストリアセテートのどちらかを単独あるいは混合して用
いることができる。
【0037】もしベルトやドラムからの剥離性が問題と
なるなら、ベルトやドラムからの剥離性が良い綿花リン
ターから合成されたセルローストリアセテートを、多く
使用した方が生産性効率が高く好ましい。綿花リンター
から合成されたセルローストリアセテートの比率が40
重量%以上で、剥離性の効果が顕著になるため好まし
く、60重量%以上がさらに好ましく、単独で使用する
ことが最も好ましい。
なるなら、ベルトやドラムからの剥離性が良い綿花リン
ターから合成されたセルローストリアセテートを、多く
使用した方が生産性効率が高く好ましい。綿花リンター
から合成されたセルローストリアセテートの比率が40
重量%以上で、剥離性の効果が顕著になるため好まし
く、60重量%以上がさらに好ましく、単独で使用する
ことが最も好ましい。
【0038】本発明に使用される溶媒は良溶媒と貧溶媒
を混合して使用することが、生産効率の点で好ましい。
良溶媒と貧溶媒の混合比率は良溶媒70〜95重量%、
貧溶媒は30〜5重量%が好ましい。又セルロースエス
テルの濃度は10〜50重量%が好ましく、18〜20
重量%がより好ましい。
を混合して使用することが、生産効率の点で好ましい。
良溶媒と貧溶媒の混合比率は良溶媒70〜95重量%、
貧溶媒は30〜5重量%が好ましい。又セルロースエス
テルの濃度は10〜50重量%が好ましく、18〜20
重量%がより好ましい。
【0039】本発明中の良溶媒、貧溶媒とは、使用する
セルロースエステルを単独の溶媒で溶解するものを良溶
媒、単独の溶媒で膨潤するかまたは溶解しないものを貧
溶媒と定義している。そのため、セルロースエステルの
結合酢酸量によって良溶媒、貧溶媒が変わり、例えばア
セトンは結合酢酸量55%では良溶媒、結合酢酸量60
%では貧溶媒となる。
セルロースエステルを単独の溶媒で溶解するものを良溶
媒、単独の溶媒で膨潤するかまたは溶解しないものを貧
溶媒と定義している。そのため、セルロースエステルの
結合酢酸量によって良溶媒、貧溶媒が変わり、例えばア
セトンは結合酢酸量55%では良溶媒、結合酢酸量60
%では貧溶媒となる。
【0040】本発明に使用される良溶媒としては環境負
荷の少ない1,3−ジオキソラン等の環状ジエーテル化
合物を使用することが好ましい。1,3−ジオキソラン
類としては例えば、1,3−ジオキソラン、2−メチル
−1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキ
ソラン、2−エチル−1,3−ジオキソラン、4−エチ
ル−1,3−ジオキソラン、2,2−ジメチル−1,3
−ジオキソランなどがあげられる。1,3−ジオキソラ
ン類の中でも、1,3−ジオキソランが特に好ましい。
荷の少ない1,3−ジオキソラン等の環状ジエーテル化
合物を使用することが好ましい。1,3−ジオキソラン
類としては例えば、1,3−ジオキソラン、2−メチル
−1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキ
ソラン、2−エチル−1,3−ジオキソラン、4−エチ
ル−1,3−ジオキソラン、2,2−ジメチル−1,3
−ジオキソランなどがあげられる。1,3−ジオキソラ
ン類の中でも、1,3−ジオキソランが特に好ましい。
【0041】1,3−ジオキソラン類を単独または2種
以上を併用しても、他の良溶媒と混合して使用してもよ
い。必要ならメチレンクロライドと混合して使用するこ
とも出来る。この場合1,3−ジオキソラン類とメチレ
ンクロライドとの比率は、重量比で10:90〜90:
10が好ましく、30:70〜70:30がより好まし
い。
以上を併用しても、他の良溶媒と混合して使用してもよ
い。必要ならメチレンクロライドと混合して使用するこ
とも出来る。この場合1,3−ジオキソラン類とメチレ
ンクロライドとの比率は、重量比で10:90〜90:
10が好ましく、30:70〜70:30がより好まし
い。
【0042】本発明に使用される貧溶媒は例えば、メタ
ノール、エタノール、ブタノール等の炭素数1〜8のア
ルコール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸プロピル、モノクロルベンゼン、
ベンゼン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、メチ
ルセルソルブ、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、アセトン、トルエン等をあげることができる。これ
らの貧溶媒を単独もしくは2種以上を適宜組み合わせて
用いることができるが、溶媒残留率が多い状態で剥離可
能で生産効率が高いため、メタノール、エタノール、n
−ブタノール、シクロヘキサンが好ましい。
ノール、エタノール、ブタノール等の炭素数1〜8のア
ルコール、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、酢酸プロピル、モノクロルベンゼン、
ベンゼン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、メチ
ルセルソルブ、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、アセトン、トルエン等をあげることができる。これ
らの貧溶媒を単独もしくは2種以上を適宜組み合わせて
用いることができるが、溶媒残留率が多い状態で剥離可
能で生産効率が高いため、メタノール、エタノール、n
−ブタノール、シクロヘキサンが好ましい。
【0043】本発明に係るセルロースエステルの溶解方
法は、一般的な方法を用いることができるが、好ましい
方法としては、セルロースエステルを貧溶媒と混合し、
湿潤あるいは膨潤させ、さらに良溶媒と混合する方法で
ある。このとき加圧下で、溶媒の常温での沸点以上でか
つ溶媒が沸騰しない範囲の温度で加熱し、撹拌しながら
溶解する方法が、ゲルやママコと呼ばれる塊状未溶解物
の発生を防止するため、より好ましい。
法は、一般的な方法を用いることができるが、好ましい
方法としては、セルロースエステルを貧溶媒と混合し、
湿潤あるいは膨潤させ、さらに良溶媒と混合する方法で
ある。このとき加圧下で、溶媒の常温での沸点以上でか
つ溶媒が沸騰しない範囲の温度で加熱し、撹拌しながら
溶解する方法が、ゲルやママコと呼ばれる塊状未溶解物
の発生を防止するため、より好ましい。
【0044】セルロースエステル、可塑剤と溶媒のほか
に必要に応じて、紫外線吸収剤、マット剤、染料、酸化
防止剤等の添加剤を加えることができ、予め溶媒と混合
し、溶解または分散してからセルロースエステル溶解前
の溶媒に投入しても、セルロースエステル溶解後のドー
プへ投入しても良い。
に必要に応じて、紫外線吸収剤、マット剤、染料、酸化
防止剤等の添加剤を加えることができ、予め溶媒と混合
し、溶解または分散してからセルロースエステル溶解前
の溶媒に投入しても、セルロースエステル溶解後のドー
プへ投入しても良い。
【0045】加圧容器の種類は特に問うところではな
く、所定の圧力に耐えることができ、加圧下で加熱、撹
拌ができればよい。加圧容器はそのほか圧力計、温度計
などの計器類を適宜配設する。
く、所定の圧力に耐えることができ、加圧下で加熱、撹
拌ができればよい。加圧容器はそのほか圧力計、温度計
などの計器類を適宜配設する。
【0046】加圧は窒素ガスなどの不活性気体を圧入す
る方法や、加熱による溶媒の蒸気圧の上昇によって行っ
てもよい。
る方法や、加熱による溶媒の蒸気圧の上昇によって行っ
てもよい。
【0047】加熱は外部から行うことが好ましく、例え
ばジャケットタイプのものは温度コントロールが容易で
好ましい。
ばジャケットタイプのものは温度コントロールが容易で
好ましい。
【0048】溶媒を添加しての加熱温度は、使用溶媒の
沸点以上で、かつ該溶媒が沸騰しない範囲の温度が好ま
しく例えば60℃以上、80〜110℃の範囲に設定す
るのが好適である。又、圧力は設定温度において、溶媒
が沸騰しないように定められる。
沸点以上で、かつ該溶媒が沸騰しない範囲の温度が好ま
しく例えば60℃以上、80〜110℃の範囲に設定す
るのが好適である。又、圧力は設定温度において、溶媒
が沸騰しないように定められる。
【0049】溶解後は冷却しながら容器から取り出す
か、または容器からポンプ等で抜き出して熱交換器など
で冷却し、これを製膜に供するが、このときの冷却温度
は常温まで冷却してもよいが、沸点より5〜10℃低い
温度まで冷却し、その温度のままキャスティングを行う
方が、ドープ粘度を低減できるためより好ましい。
か、または容器からポンプ等で抜き出して熱交換器など
で冷却し、これを製膜に供するが、このときの冷却温度
は常温まで冷却してもよいが、沸点より5〜10℃低い
温度まで冷却し、その温度のままキャスティングを行う
方が、ドープ粘度を低減できるためより好ましい。
【0050】本発明においては、環状ジエーテル化合物
を含む溶媒にセルロースエステルを溶解して得られるド
ープを支持体上に流延(キャスト工程)した後、加熱又
は冷却して溶媒の一部を除去(ドープ乾燥工程)した
後、支持体から剥離し、剥離したフィルムを乾燥(フィ
ルム乾燥工程)して、セルロースエステルフィルムを得
る。
を含む溶媒にセルロースエステルを溶解して得られるド
ープを支持体上に流延(キャスト工程)した後、加熱又
は冷却して溶媒の一部を除去(ドープ乾燥工程)した
後、支持体から剥離し、剥離したフィルムを乾燥(フィ
ルム乾燥工程)して、セルロースエステルフィルムを得
る。
【0051】本発明によりセルロースエステルフィルム
を製造する場合において、セルロースエステルの溶解液
を比較的低温の支持体面上に流延させ、溶解液(ドープ
ともいう)の温度を下げることにより整形する方式にお
いても、溶解液を比較的高温の支持体面上(通常表面温
度が溶解液の沸点未満で、例えば40〜75℃程度)に
流延させ、溶媒を取り除くことにより整形する方式にも
好ましく用いることができる。
を製造する場合において、セルロースエステルの溶解液
を比較的低温の支持体面上に流延させ、溶解液(ドープ
ともいう)の温度を下げることにより整形する方式にお
いても、溶解液を比較的高温の支持体面上(通常表面温
度が溶解液の沸点未満で、例えば40〜75℃程度)に
流延させ、溶媒を取り除くことにより整形する方式にも
好ましく用いることができる。
【0052】前者の代表的方法としては、支持体をドラ
ム状にし製造装置をコンパクト化したドラム流延方式
と、後者の代表的方法としてはベルト状支持体を用いる
ベルト流延方式がある。
ム状にし製造装置をコンパクト化したドラム流延方式
と、後者の代表的方法としてはベルト状支持体を用いる
ベルト流延方式がある。
【0053】キャスト工程における支持体はベルト状も
しくはドラム状のステンレスを鏡面仕上げしたものが使
用される。キャスト工程の支持体の表面温度は一般的な
温度範囲−70℃〜溶媒の沸点未満の温度で、流延する
ことができる。ドラム流延方式では、5〜30℃の支持
体上に流延するほうが、ドープをゲル化させ剥離限界時
間をあげられるため好ましく、5〜15℃の支持体上に
流延することがさらに好ましい。剥離限界時間とは透明
で平面性の良好なフィルムを連続的に得られる流延速度
の限界において、流延されたドープが支持体上にある時
間をいう。剥離限界時間は短い方が生産性に優れていて
好ましい。
しくはドラム状のステンレスを鏡面仕上げしたものが使
用される。キャスト工程の支持体の表面温度は一般的な
温度範囲−70℃〜溶媒の沸点未満の温度で、流延する
ことができる。ドラム流延方式では、5〜30℃の支持
体上に流延するほうが、ドープをゲル化させ剥離限界時
間をあげられるため好ましく、5〜15℃の支持体上に
流延することがさらに好ましい。剥離限界時間とは透明
で平面性の良好なフィルムを連続的に得られる流延速度
の限界において、流延されたドープが支持体上にある時
間をいう。剥離限界時間は短い方が生産性に優れていて
好ましい。
【0054】ベルト流延方式では、支持体の温度は使用
する溶媒の沸点により異なり、通常は沸点未満で行わ
れ、好ましくは支持体表面温度を40〜75℃の比較的
高温に保つのが良い。
する溶媒の沸点により異なり、通常は沸点未満で行わ
れ、好ましくは支持体表面温度を40〜75℃の比較的
高温に保つのが良い。
【0055】両方式を図で説明すると、図2はドラム流
延方式の概要図であり、流延部11の全域、特には剥離
部12周辺を冷却する。13は支持体(この場合はドラ
ム)、14は溶解液(ドープ)である。
延方式の概要図であり、流延部11の全域、特には剥離
部12周辺を冷却する。13は支持体(この場合はドラ
ム)、14は溶解液(ドープ)である。
【0056】図3はベルト流延方式の概要図である。流
延部11、剥離部12で、13は支持体(この場合はベ
ルト)、14は溶解液(ドープ)である。又、図4はド
ープタンクが2個あり重層的に流延できるものである
(溶解液14と14′)。この場合、流延させる複数の
液濃度は同一でも異なっていても良い。
延部11、剥離部12で、13は支持体(この場合はベ
ルト)、14は溶解液(ドープ)である。又、図4はド
ープタンクが2個あり重層的に流延できるものである
(溶解液14と14′)。この場合、流延させる複数の
液濃度は同一でも異なっていても良い。
【0057】又、いずれの方式においても、特開昭61
−94725号に記載されているごとき、主流延させる
溶解液より低濃度のセルロースエステルの溶解液を、主
流延させる溶解液の両側に共流延させる方法を用いても
良い。
−94725号に記載されているごとき、主流延させる
溶解液より低濃度のセルロースエステルの溶解液を、主
流延させる溶解液の両側に共流延させる方法を用いても
良い。
【0058】剥離するときのドープの温度は0℃〜30
℃にすることが剥離時のベース強度をあげることがで
き、剥離時のベース破断を防止できるため好ましく、5
℃〜20℃がより好ましい。
℃にすることが剥離時のベース強度をあげることがで
き、剥離時のベース破断を防止できるため好ましく、5
℃〜20℃がより好ましい。
【0059】フィルムを剥離後は、特開昭62−115
035号に記載されているごとく、フィルム幅方向にテ
ンターにて一定のテンションをかけながら乾燥し、フィ
ルム中の溶媒残留率が所定のものになるまで乾燥を行う
のが好ましい。
035号に記載されているごとく、フィルム幅方向にテ
ンターにて一定のテンションをかけながら乾燥し、フィ
ルム中の溶媒残留率が所定のものになるまで乾燥を行う
のが好ましい。
【0060】フィルム中の溶媒残留率は次式で表され
る。
る。
【0061】溶媒残留率=(残存揮発分重量/加熱処理
後フィルム重量)×100% なお残存揮発分重量はフィルムを115℃で1時間加熱
処理したとき、加熱処理前のフィルム重量から加熱処理
後のフィルム重量を引いた値である。
後フィルム重量)×100% なお残存揮発分重量はフィルムを115℃で1時間加熱
処理したとき、加熱処理前のフィルム重量から加熱処理
後のフィルム重量を引いた値である。
【0062】フィルム乾燥工程においては支持体より剥
離したフィルムをさらに乾燥し、溶媒残留率を3.5重
量%以下、0.5重量%以上とするのがよい。フィルム
乾燥工程では一般にロール懸垂方式か、テンター方式で
フィルムを搬送しながら乾燥する方式が採られる。写真
感光材料用としては、テンター方式で幅を保持しながら
乾燥させることが、寸法安定性を向上させるために好ま
しい。特に支持体より剥離した直後の溶媒残留率の多い
ところで幅保持を行うことが、寸法安定性向上効果をよ
り発揮するため特に好ましい。フィルムを乾燥させる手
段は特に制限なく、一般的に熱風、赤外線、加熱ロー
ル、マイクロ波等で行う。特に乾燥効率の点でマイクロ
波で行うのが好ましい。乾燥温度は40℃〜150℃の
範囲で3〜5段階の温度に分けて、段々高くしていくこ
とが好ましく、80℃〜140℃の範囲で行うことが寸
法安定性を良くするためさらに好ましい。
離したフィルムをさらに乾燥し、溶媒残留率を3.5重
量%以下、0.5重量%以上とするのがよい。フィルム
乾燥工程では一般にロール懸垂方式か、テンター方式で
フィルムを搬送しながら乾燥する方式が採られる。写真
感光材料用としては、テンター方式で幅を保持しながら
乾燥させることが、寸法安定性を向上させるために好ま
しい。特に支持体より剥離した直後の溶媒残留率の多い
ところで幅保持を行うことが、寸法安定性向上効果をよ
り発揮するため特に好ましい。フィルムを乾燥させる手
段は特に制限なく、一般的に熱風、赤外線、加熱ロー
ル、マイクロ波等で行う。特に乾燥効率の点でマイクロ
波で行うのが好ましい。乾燥温度は40℃〜150℃の
範囲で3〜5段階の温度に分けて、段々高くしていくこ
とが好ましく、80℃〜140℃の範囲で行うことが寸
法安定性を良くするためさらに好ましい。
【0063】乾燥後のセルロースエステルフィルムに含
有される環状ジエーテル化合物の量は0.020mg/
g〜4.000mg/gが好ましい。0.020mg/
g〜1.000mg/gがさらに好ましく、0.030
mg/g〜0.070mg/gがさらにより好ましい。
フィルムに含有される環状ジエーテル化合物量はヘッド
スペースタイプのガスクロマトグラフィー(機器:HP
5890 SERIESII/HP5971A,HP97
46(ヒューレットパッカード社製)、カラム:DB−
WAX(0.25mmid×60m,0.25mm)
(J&W Scientific社製))を用いて、ヘ
ッドスペースサンプル加熱温度120℃加熱時間30分
で、フィルム1g中に含有されるジエーテル化合物の量
を定量することができる。
有される環状ジエーテル化合物の量は0.020mg/
g〜4.000mg/gが好ましい。0.020mg/
g〜1.000mg/gがさらに好ましく、0.030
mg/g〜0.070mg/gがさらにより好ましい。
フィルムに含有される環状ジエーテル化合物量はヘッド
スペースタイプのガスクロマトグラフィー(機器:HP
5890 SERIESII/HP5971A,HP97
46(ヒューレットパッカード社製)、カラム:DB−
WAX(0.25mmid×60m,0.25mm)
(J&W Scientific社製))を用いて、ヘ
ッドスペースサンプル加熱温度120℃加熱時間30分
で、フィルム1g中に含有されるジエーテル化合物の量
を定量することができる。
【0064】本発明に係るセルロースエステルフィルム
の厚さは、多くの場合10〜500μmで、80〜20
0μmが好ましく、100〜130μmが特に好まし
い。
の厚さは、多くの場合10〜500μmで、80〜20
0μmが好ましく、100〜130μmが特に好まし
い。
【0065】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0066】 〈フィルム試料1の作製(ドラム流延)〉 (ドープ組成物A) 綿花リンターから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 30重量部 木材パルプから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 70重量部 トリフェニルホスフェート(凝固点49℃) 11重量部 エチルフタリルエチルグリコレート(EPEG) 1重量部 1,3−ジオキソラン 180重量部 エタノール 15重量部 以上を容器に投入し、110℃まで加熱し撹拌しなが
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ドラム流延装
置を用い、表面温度が5℃のステンレスドラム支持体上
に乾燥膜厚120μmになるようにシングルキャスティ
ング(単層流延)にて均一に流延し、ステンレスドラム
支持体上に40秒間保持してからドープを剥離した。こ
のときのドープの溶媒残留率は100重量%であった。
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ドラム流延装
置を用い、表面温度が5℃のステンレスドラム支持体上
に乾燥膜厚120μmになるようにシングルキャスティ
ング(単層流延)にて均一に流延し、ステンレスドラム
支持体上に40秒間保持してからドープを剥離した。こ
のときのドープの溶媒残留率は100重量%であった。
【0067】ステンレスベルト支持体から剥離した後、
テンターで保持搬送させながら110℃のマイクロ波加
熱乾燥ゾーンで15分間乾燥し、トリアセチルセルロー
スフィルムのフィルム試料1を得た。
テンターで保持搬送させながら110℃のマイクロ波加
熱乾燥ゾーンで15分間乾燥し、トリアセチルセルロー
スフィルムのフィルム試料1を得た。
【0068】使用したトリアセチルセルロース溶解液の
水分含有量をガスクロマトグラフィーで定量したとこ
ろ、1.2重量%であった。
水分含有量をガスクロマトグラフィーで定量したとこ
ろ、1.2重量%であった。
【0069】又、トリフェニルホスフェートの凝固点
は、共立出版(株)社の化学大辞典に記載されている真
の凝固点を用いている。
は、共立出版(株)社の化学大辞典に記載されている真
の凝固点を用いている。
【0070】〈フィルム試料2、4、5、6の作製〉可
塑剤量、剥離時溶媒残留率、剥離までの時間を表1のご
とくかえて、フィルム試料2、4、5、6を作製した。
塑剤量、剥離時溶媒残留率、剥離までの時間を表1のご
とくかえて、フィルム試料2、4、5、6を作製した。
【0071】その特性とともに下記表1に記す。
【0072】 〈フィルム試料3の作製(ベルト流延)〉 (ドープ組成物B) 綿花リンターから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 30重量部 木材パルプから合成されたセルローストリアセテート (酢化度61.0%) 70重量部 トリフェニルホスフェート(凝固点49℃) 15重量部 1,3−ジオキソラン 450重量部 エタノール 25重量部 以上を容器に投入し、40℃まで加熱し、撹拌しなが
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ベルト流延装
置を用い、ドープ温度40℃で表面温度40℃のステン
レスバンド(ベルト支持体)上に乾燥膜厚60μm+6
0μmのダブルキャスティング(重層流延)にて均一に
流延し、ステンレス支持体上でドープ温度が40℃を保
つように加熱し、剥離可能な範囲まで乾燥させた後、ス
テンレスバンド支持体上からドープを剥離した。このと
きのドープの溶媒残留率は90重量%であった。ドープ
流延から剥離までに要した時間は2分30秒であった。
ら、セルローストリアセテートを完全に溶解した溶解液
(ドープ)を得た。ドープを濾過した後、ベルト流延装
置を用い、ドープ温度40℃で表面温度40℃のステン
レスバンド(ベルト支持体)上に乾燥膜厚60μm+6
0μmのダブルキャスティング(重層流延)にて均一に
流延し、ステンレス支持体上でドープ温度が40℃を保
つように加熱し、剥離可能な範囲まで乾燥させた後、ス
テンレスバンド支持体上からドープを剥離した。このと
きのドープの溶媒残留率は90重量%であった。ドープ
流延から剥離までに要した時間は2分30秒であった。
【0073】ステンレスバンド支持体から剥離した後、
テンターで保持搬送させながら110℃の乾燥ゾーンで
15分間乾燥し、トリアセチルセルロースフィルムのフ
ィルム試料3を得た。
テンターで保持搬送させながら110℃の乾燥ゾーンで
15分間乾燥し、トリアセチルセルロースフィルムのフ
ィルム試料3を得た。
【0074】〈特性評価〉表中、フィルム平滑性(測定
方法は前記したものにより、評価は下記によった)及び
引き裂き強度、耐折度、及び水中カール度を下記した方
法で測定し記載した。
方法は前記したものにより、評価は下記によった)及び
引き裂き強度、耐折度、及び水中カール度を下記した方
法で測定し記載した。
【0075】フィルム平滑性評価基準 ◎:スクリーンへのかげは認められない ○:弱いが波状の模様が投影される △:強い波状の模様が投影される ×:はっきりしたたて筋が投影される とし、△が、実用化可能、不可能の境界線上にあり、従
ってこのレベルでは問題が残るものである。
ってこのレベルでは問題が残るものである。
【0076】引き裂き強度 軽荷重式引き裂き強度試験機(東洋精機製作所製)を用
いて測定し、膜厚120μm換算値で表示した。
いて測定し、膜厚120μm換算値で表示した。
【0077】耐折度 JIS8−115−63に準じて行った。
【0078】水中カール度 大きさ10cm×10cmの試料を用いて、1時間室温
の水中に浸し、取り出して直ちにISO−4330 M
ethod Aに準じて測定した。
の水中に浸し、取り出して直ちにISO−4330 M
ethod Aに準じて測定した。
【0079】実用的には下記のごとく評価できる。
【0080】 10(1/m)未満・・・・・・・良好 10以上20(1/m)未満・・・やや良好 20(1/m)以上・・・・・・・悪い 乳剤性 出来上がったフィルム試料にXレイ用ハロゲン化銀乳剤
を乾燥膜厚17μmに塗布し、そのうえに保護層として
不活性ゼラチン層2μmに塗布した。塗布後の試料を2
5℃65%RHの条件下で、1昼夜調湿後、気密状態で
50℃7日間保存した。この試料をXレイ用自動現像機
にて現像し、このときの未露光部の濃度(かぶり)を測
定した。
を乾燥膜厚17μmに塗布し、そのうえに保護層として
不活性ゼラチン層2μmに塗布した。塗布後の試料を2
5℃65%RHの条件下で、1昼夜調湿後、気密状態で
50℃7日間保存した。この試料をXレイ用自動現像機
にて現像し、このときの未露光部の濃度(かぶり)を測
定した。
【0081】
【表1】
【0082】表1から明らかなごとく、本発明の範囲内
のフィルム試料1〜4は特性的に良く明らかに実用可能
レベルにある。しかし、本発明外のフィルム試料5、6
は、少なくとも何れかの特性に問題があることがわか
る。又、フィルム試料6は、フィルム表面にベタツキが
出てその意味からも、実用には適しないことがわかっ
た。
のフィルム試料1〜4は特性的に良く明らかに実用可能
レベルにある。しかし、本発明外のフィルム試料5、6
は、少なくとも何れかの特性に問題があることがわか
る。又、フィルム試料6は、フィルム表面にベタツキが
出てその意味からも、実用には適しないことがわかっ
た。
【0083】
【発明の効果】本発明により、環境負荷の観点から環状
ジエーテル化合物を使用し、かつ写真感光材料用として
充分な物性、特に十分な表面平滑性、引き裂き強度、耐
折度、水中カール特性と、乳剤特性特にかぶり上昇のな
い、実用上優れたセルロースエステルフィルムを提供す
ることができる。
ジエーテル化合物を使用し、かつ写真感光材料用として
充分な物性、特に十分な表面平滑性、引き裂き強度、耐
折度、水中カール特性と、乳剤特性特にかぶり上昇のな
い、実用上優れたセルロースエステルフィルムを提供す
ることができる。
【図1】光学的平滑性の評価法概念図。
【図2】ドラム流延方式の概要図。
【図3】ベルト流延方式の概要図。
【図4】ベルト流延方式における共流延方法の一例を示
す概要図。
す概要図。
1 フィルム 3 スクリーン 4 平行光を出す装置 11 流延部 12 剥離部 13 支持体 14 溶解液(ドープ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 7:00
Claims (13)
- 【請求項1】 セルロースエステルと燐酸エステル系可
塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶解した
製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、溶媒残
留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て製膜す
るセルロースエステルフィルムの製造方法において、該
可塑剤の含有量がセルロースエステルに対し11〜20
重量%であることを特徴とするセルロースエステルフィ
ルムの製造方法。 - 【請求項2】 前記溶解液組成物の支持体上への流延開
始からセルロースエステルフィルムの剥離開始までの時
間が3秒〜2分であることを特徴とする請求項1記載の
セルロースエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項3】 前記剥離時の支持体の表面温度が−70
〜40℃であり、溶媒残留率が100〜450重量%で
あることを特徴とする請求項1又は2記載のセルロース
エステルフィルムの製造方法。 - 【請求項4】 前記支持体がキャスティングドラムであ
り、流延開始からセルロースフィルムの剥離開始までの
時間が3〜40秒であることを特徴とする請求項3記載
のセルロースエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項5】 前記剥離時の支持体の表面温度が0〜7
5℃であることを特徴とする請求項1記載のセルロース
エステルフィルムの製造方法。 - 【請求項6】 前記支持体がキャスティングベルトであ
り、流延開始から剥離開始までの時間が20〜180秒
であることを特徴とする請求項5記載のセルロースエス
テルフィルムの製造方法。 - 【請求項7】 前記溶解液組成物の流延が重層キャステ
ィングであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
1項記載のセルロースエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項8】 前記溶解液組成物を支持体上に流延させ
た後剥離し、テンターで保持し乾燥する工程を経て製造
し、溶媒残留率を0.5〜3.5重量%とすることを特
徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載のセルロース
エステルフィルムの製造方法。 - 【請求項9】 テンターで保持し乾燥する工程におい
て、マイクロ波加熱することを特徴とする請求項8記載
のセルロースエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のセル
ロースエステルフィルムの製造方法により製造されたこ
とを特徴とする写真感光材料用フィルムベース。 - 【請求項11】 セルロースエステルと燐酸エステル系
可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶解し
た製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、溶媒
残留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て製膜
してセルロースエステルフィルムを製造する際に用いる
製膜用溶解液組成物であって、該可塑剤の含有量がセル
ロースエステルに対し11〜20重量%であることを特
徴とする製膜用溶解液組成物。 - 【請求項12】 セルロースエステルと燐酸エステル系
可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶解し
た製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、溶媒
残留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て製膜
したセルロースエステルフィルムにおいて、該可塑剤の
含有量がセルロースエステルに対し11〜20重量%で
あることを特徴とするセルロースエステルフィルム。 - 【請求項13】 セルロースエステルと燐酸エステル系
可塑剤を環状ジエーテル化合物を含有する溶媒に溶解し
た製膜用溶解液組成物を支持体上に流延させた後、溶媒
残留率が50〜450重量%で剥離する工程を経て製膜
するセルロースエステルフィルムの製造方法において、
該溶解液が0.06〜2重量%の水分を含有することを
特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載のセルロー
スエステルフィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8130498A JPH10323853A (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-27 | セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7485597 | 1997-03-27 | ||
| JP9-74855 | 1997-03-27 | ||
| JP8130498A JPH10323853A (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-27 | セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323853A true JPH10323853A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=26416030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8130498A Pending JPH10323853A (ja) | 1997-03-27 | 1998-03-27 | セルロースエステルフィルムとその製造方法、製膜用溶解液組成物及びそれを用いた写真感光材料用フィルムベース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10323853A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003071863A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Konica Corp | セルロースエステルフィルムの製造方法 |
| JP2007015395A (ja) * | 2006-10-06 | 2007-01-25 | Konica Minolta Holdings Inc | セルロースエステルフィルムの製造方法、無限移行する無端の金属支持体面を清掃する方法、セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム |
| JP2009120839A (ja) * | 2008-12-11 | 2009-06-04 | Konica Minolta Holdings Inc | セルロースエステルフィルムの製造方法及びセルロースエステルフィルム |
| JP2011012269A (ja) * | 2000-12-18 | 2011-01-20 | Konica Minolta Holdings Inc | セルロースエステルフィルム並びに偏光板及び表示装置 |
| KR101232678B1 (ko) * | 2005-03-25 | 2013-02-13 | 후지필름 가부시키가이샤 | 폴리머 필름 및 폴리머 필름의 제조방법 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8130498A patent/JPH10323853A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011012269A (ja) * | 2000-12-18 | 2011-01-20 | Konica Minolta Holdings Inc | セルロースエステルフィルム並びに偏光板及び表示装置 |
| JP2003071863A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Konica Corp | セルロースエステルフィルムの製造方法 |
| KR101232678B1 (ko) * | 2005-03-25 | 2013-02-13 | 후지필름 가부시키가이샤 | 폴리머 필름 및 폴리머 필름의 제조방법 |
| JP2007015395A (ja) * | 2006-10-06 | 2007-01-25 | Konica Minolta Holdings Inc | セルロースエステルフィルムの製造方法、無限移行する無端の金属支持体面を清掃する方法、セルロースエステルフィルム及び偏光板用保護フィルム |
| JP2009120839A (ja) * | 2008-12-11 | 2009-06-04 | Konica Minolta Holdings Inc | セルロースエステルフィルムの製造方法及びセルロースエステルフィルム |
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